JP5578600B2 - 人脈データベースシステム - Google Patents

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Description

本発明は、人脈データベースシステムに関する。
ユビキタス社会の流れのなかで、コンピュータやシステムがユーザの生活や行動をいかにサポートしていくかということが注目されている。その中の重要な技術の一つとして、他のユーザ間の関係性を頼りに信頼性の高い情報を得るための支援技術がある。
特開2007−265014号公報(特許文献1)は、ネットワーク空間において、目的とする知識に関して一定の信頼を置く人脈を抽出し、可視化することにより、他のユーザがこの人脈に属するウェブログコンテンツから品質の高い知識を収集できるように支援する人材検索システムを記載している。
図1に、特許文献1に開示されている人材検索システムを示す。この人材検索システムでは、各種データベース、データ交換装置、検索条件入力装置、検索結果出力装置、通信装置から構成されている。この人材検索システムにおいては、ウェブログコンテンツの作者の知人URLに登録されているユーザから、相互に知人であることを認識しているユーザ間に、一定の信頼関係があると判断する。
また、特開2006−164086号公報(特許文献2)は、データベースに登録された名刺交換した名刺情報と、名刺交換をした人物の記載した文章(たとえば論文)からその人物の専門分野や得意分野をカテゴライズした情報を保持し、ユーザが所望する知識を持つ人物を探したい場合に、キーワード検索により自分が保持する人脈からの経路を提示し、その経路にしたがって紹介状による紹介などを行うオンライン知識検索支援装置を開示している。
図2に、特許文献2に開示されているオンライン知識検索支援装置を示す。このオンライン知識検索支援装置は、ウェブログサーバ、知識リソース収集装置、知識リソース検索支援サーバ、およびエンドユーザ端末から構成されている。このオンライン知識検索支援装置では、ユーザのキーワード検索により、所望の知識を持つ人物に紹介状が送信される。
また、特開2003−132158号公報(特許文献3)は、各ユーザが対象人物との関係を人脈情報として登録し、それを用いてその人との人脈関係を生成する人脈情報管理システムを開示している。この特許文献3に開示された人脈情報管理システムでは、人脈関係の生成時に、登録した人とされた人の人脈情報として登録し、それを用いて人脈関係を生成する。人脈関係の生成時には、人脈情報管理システムは、登録した人とされた人の人脈情報を元に、人脈強度を算出し、ユーザ間の信頼関係度情報を付加することで、信頼している人が信頼している人を紹介するといったネットワークの構築を可能としている。
特開2005−259164号公報(特許文献4)は、メンバーの各種情報を関係付けて管理する関係付け情報管理システムを開示している。この特許文献4に開示された関係付け情報管理システムは、メンバー固有の識別情報間で個別に相互の関係と関係する方向の情報及び関係の度合いを含む関係区分の情報並びに位置時系列情報を格納する関係ベクトルテーブル記憶手段を備えている。
特開2007−26419号公報(特許文献5)は、ソーシャルネットワーク情報を管理するシステムを開示している。特許文献5に開示されたシステムにおいて、人脈情報生成プログラムは、リアルコミュニティ情報DBを定期的に参照して、新規に蓄積されたリアルコミュニティ情報について対応する仮リアルコミュニティ情報、そのエリアIDや交流期間などから対応する交流状況情報、その人物属性IDリストから対応する人物の属性情報を取得する。また、人脈情報生成プログラムは、人脈情報IDごとに、人物と人物の間の地理的距離と交流回数とを掛け合わせて集計し、その集計値とタイプ別重み付けのパラメータとを積算した値を人物強度に設定する。
特開2007−87432号公報(特許文献6)は、より広範で深い人間関係を結ぶことを積極的にサポートする人脈関係登録システムを開示している。特許文献6に開示された人脈関係登録システムにおいて、登録者は、別の登録者との間で人間関係を結び、人間関係の程度を表す関係度数を獲得することができる。人間関係を結ぶためには、特定の登録者に例えば花メールを送る。人間関係を結んだもの同士の関係度数がもっとも大きく、連鎖する人間関係が間接的になるにしたがって関係度数は小さくなる。
特開2007−265014号公報(図1) 特開2006−164086公報(図1) 特開2003−132158号公報 特開2005−259164号公報(段落[0013]) 特開2007−26419公報(段落[0039]、[0042]) 特開2007−87432号公報(段落[0033])
しかしながら、個人の人脈ネットワークのリンク情報とその質は、時々刻々と変化しているものであり、固定的なものではない。特許文献1、特許文献2の技術を用いた場合の問題点は、ユーザ自身がデータベースをアップデートしない限り、現在はほとんどつながりのない人物にもリンクが存在することになってしまうことである。また、これらの技術を用いた場合には、リンクの品質に関する保障がないため、得られた人材もしくは人脈を介して所望の協力が得られない可能性がある。
また、人間の側面は、特定の個人から見える部分だけでは測れない。たとえば、A氏とB氏が学会会場で出会い、話をしているうちにC氏という共通の友人がいることがわかる場合がある。このとき、A氏とB氏はそれぞれC氏の新たな側面を発見したことにより、その後のC氏の評価や信頼度が変化する場合がある。特許文献3の技術を用いた場合の問題点は、自身の持っている人脈ネットワークの拡張という意味では効果的であるが、すでに知人である人材のデータに関するアップデートに他のユーザからの情報が反映されるわけではないことである。
ここでいう「人間の側面」とは、他の色々な人から見たある人物への評価をさす。
尚、特許文献4は、メンバー固有の識別情報間で個別に相互の関係と関係する方向の情報及び関係の度合いを含む関係区分の情報並びに位置時系列情報を格納する関係ベクトルテーブル記憶手段を備えた関係付け情報管理システムを開示しているに過ぎない。また、特許文献5は、リアルコミュニティ情報DBを定期的に参照して、新規に蓄積されたリアルコミュニティ情報について対応する仮リアルコミュニティ情報、そのエリアIDや交流期間などから対応する交流状況情報、その人物属性IDリストから対応する人物の属性情報を取得したり、人脈情報IDごとに、人物と人物の間の地理的距離と交流回数とを掛け合わせて集計し、その集計値とタイプ別重み付けのパラメータとを積算した値を人物強度に設定するようにした、人脈情報生成プログラムを開示しているに過ぎない。更に、特許文献6は、登録者が、別の登録者との間で人間関係を結び、人間関係の程度を表す関係度数を獲得することができ、人間関係を結ぶために、特定の登録者に例えば花メールを送るようにし、人間関係を結んだもの同士の関係度数がもっとも大きく、連鎖する人間関係が間接的になるにしたがって関係度数が小さくなるようにした、人脈関係登録システムを開示しているに過ぎない。
本発明の目的は、ユーザ個人においてユーザが独自に入力したデータや、日常生活の中で自動的に取得された人間関係に関する低次レベルのデータと、そのデータを解析・評価して得られた高次レベルのデータにより人脈データベースを更新することにより、最新の情報を保持する人脈データベースシステムを提供することにある。
本発明の他の目的は、複数のユーザ間で各ユーザが保持している人間関係のリンクの品質情報を含む人脈情報を交換することにより、他のユーザとの情報交換により得られた情報とユーザがもともと保持している既存情報とから、交換した情報のレベルに応じて人脈データベースを更新することにより、色々な人の評価を参考にした品質の高い人脈データベースシステムを提供することにある。
本発明に係る人脈データベースシステムは、ユーザからの人物の情報登録要求によって作成された人物情報データセットを収集する情報収集手段と、この情報収集手段で収集した人物情報データセットから当該ユーザの人脈情報データセットを生成する情報生成手段と、この情報生成手段で生成した当該ユーザの人脈情報データセットを記録する情報記録手段と、情報生成手段で生成した当該ユーザの人脈情報データセットを他のユーザの人脈情報データセットと交換する情報交換手段と、当該ユーザに当該ユーザの人脈情報データセットを提示する情報提示手段とを備え、上記情報交換手段は、他のユーザとの交換によって得られた他のユーザの人脈情報データセットに含まれる情報を用いて、当該ユーザの人脈情報データセットのデータを更新し、当該ユーザの人脈情報データセットとして、当該ユーザにおける各人物の間のリンクに関する情報を含み、上記情報交換手段は、当該ユーザにおける、特定の人物の間のリンクに関する現在の情報を、他のユーザとの交換によって得られた他のユーザにおける、特定の人物の間のリンクに関する情報と、当該ユーザにおける、他のユーザとの間のリンクに関する情報とを用いて、当該ユーザにおける、特定の人物の間のリンクに関する新しい情報に更新する。
本発明の効果は、ユーザに対して、ユーザやデータの自動収集によるデータのアップデートのみならず、他のユーザとの情報交換により、すでに保持しているデータに関する更新を行い、多面的に人間関係のリンクの評価を行うため、品質の高い人脈データベースを提供することができることにある。
特許文献1に開示された、品質の高い知識を収集できるように支援するシステムのブロック図である。 特許文献2に開示された、自分が保持する人脈経路にしたがって紹介状による紹介などを行うシステムのブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る、人脈データベースシステムのブロック図である。 人物情報データセットの例を示す図である。 図3に示した人脈データベースシステムの全体動作を説明するための流れ図である。 図3に示された人脈データベースシステムに使用される、情報収集手段と情報記録手段の第1の例の詳細を示すブロック図である。 図3に示された人脈データベースシステムに使用される、情報交換手段の一例の詳細を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る、人脈データベースシステムのブロック図である。 図8に示された人脈データベースシステムに使用される、情報生成手段と情報記録手段の第2の例の詳細を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態に係る、人脈データベースシステムのブロック図である。 図10に示された人脈データベースシステムに使用される、情報生成手段と情報記録手段の第3の例の詳細を示すブロック図である。 本発明の人脈データベースシステムにおいて使用される、更新アルゴリズムを示す図である。 ユーザが持っている人物の情報をデータ交換に得られた場合の第1の例を示す図である。 ユーザが持っている人物の情報をデータ交換に得られた品質ベクトルの第1の例を示す図である。 品質ベクトルの更新関数Fの第1の例を示す図である。 ユーザが持っている人物の情報をデータ交換に得られたデータセットの更新例を示す図である。 ユーザが持っている人物の情報をデータ交換に得られた場合の第2の例を示す図である。 ユーザが持っている人物の情報をデータ交換に得られた品質ベクトルの第2の例を示す図である。 品質ベクトルの更新関数Fの第2の例を示す図である。 ユーザが持っていない人物のデータをデータ交換によって得られた場合の例を示す図である。 ユーザが持っていない人物の情報をデータ交換に得られた品質ベクトルの例を示す図である。 品質ベクトルの更新関数Fの第3の例を示す図である。 ユーザが持っていない人物の情報をデータ交換に得られたデータセットの更新例を示す図である。 品質ベクトルの要素が複数ある場合の高次人脈データセットの例を示す図である。 複数の要素を持つ品質ベクトルの例を示す図である。 関数Fを用いた異なる第4の更新例を示す図である。 関数Fを用いた異なる第5の更新例を示す図である。 品質ベクトルの要素が複数ある場合のデータセットの更新例を示す図である。 品質ベクトルが複数の要素を持つ場合の更新前のデータセットと更新後のデータセットの例を示す図である。
次に、発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図3を参照すると、本発明の第1の実施の形態に係る、人脈データベースシステムは、情報収集手段1と、情報生成手段2と、情報交換手段3と、情報記録手段4と、情報提示手段5とからなる。情報収集手段1は、キーボードやマウスおよび自動的に情報(人物情報データセット)を収集する装置もしくはプログラムを含む。情報生成手段2は、収集した情報(人物情報データセット)から人脈情報を生成する。情報交換手段3は、生成した人脈情報を他のユーザと交換する。情報記録手段4は情報生成手段2によって生成・更新された情報を保存する。情報提示手段4は、ユーザに品質の高い人脈情報を提示する。
これらの手段や装置は、それぞれ次のように動作する。
人脈データベースシステムの情報収集手段1は、ユーザからの新規の人物の情報登録要求を受けると、データベース内に新規の人物情報データセットを作成する。
図4に人物情報データセットの例を示す。
作成された人物情報データセットは、図4に示されるように、ユーザが入力する個人情報の部分(ユーザ入力部分)と、ユーザと登録された人物との日常的なやり取りを自動的に取得し更新される部分(自動入力部分)とからなる。
次に、人脈データベースシステムの情報生成手段2は、人物情報データセットからリンクの信頼性情報を含むユーザの人脈情報データセットを作成する。ユーザは、作成された人物情報データセットや人脈情報データセットを情報交換手段3により他のユーザと交換することが可能である。データの交換は携帯端末を用いて送信してもよい。その送信方法は携帯電話のメールを用いてもよいし、赤外線通信や無線LANを用いてもよい。
このとき交換する情報は、交換するユーザ間のやり取りによって、内容および種類を決定することができる。
次に、人脈データベースシステムの情報交換手段3は、交換によって得られた他のユーザの人脈情報データセットに含まれる情報を用いて、ユーザ自身の持つ人脈情報データセットのデータを更新する。このときのデータ更新の方法は、特定のアルゴリズムに従っても良いし、ユーザ自身が決定しても良い。
次に、図5の流れ図を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る人脈データベースシステムの全体動作について詳細に説明する。
ここでは、図3に示される情報収集手段1により、ユーザから新規人物情報入力があった場合について、図5の流れ図を用いて説明する。
本発明の第1の実施の形態に係る人脈データベースシステムでは、図3に示される情報収集手段1により、新規人物情報が入力される(ステップS101)と、図3に示される情報生成手段2を介して情報記録手段4へ情報が伝達される。
図6は、図3に示される情報収集手段1と情報記録手段4の詳細を示すブロック図である。情報収集手段1は、ユーザ入力手段11と自動収集手段12とから構成される。情報記録手段4は、人物情報蓄積装置41と高次人脈情報蓄積装置42とから構成される。
図3に示される情報生成手段2へ伝達された新規人物情報(人物情報データセット)は、図6に示される人物情報蓄積装置41に蓄積される(ステップS102)。図6に示される人物情報蓄積装置41に蓄積されている人物情報データセットは、ユーザと当該人物のやり取りの有無(ステップS103)や頻度により随時更新される。図6に示される人物情報蓄積装置41に蓄積されている人物情報データセットは、情報生成手段2により特定のアルゴリズムもしくはユーザの意思によって、親密度、信頼性、活度といった高次人脈データに加工され、高次人脈情報蓄積装置42に蓄積される。
本第1の実施の形態では、高次人脈データは、親密度、信頼性、及び活度の情報を含むが、親密度、信頼性、及び活度の少なくとも1つの情報を含むものであってもよい。
ユーザは、図3に示される情報交換手段3により、他のユーザと自身が持っている情報とを交換することが可能である。交換する情報の種類はデータ交換を行うユーザごとに設定することが可能である。
図7は、情報交換手段3の詳細を示すブロック図である。情報交換手段3は、データ交換手段31と情報更新手段32とからなる。データ交換手段31は、他のユーザとデータの交換を行う(ステップS104)。情報更新手段32は、交換によって得られたデータを用いて、人物情報蓄積装置41および高次人脈情報蓄積装置42に蓄積されている情報を更新する。
交換によって取得されたデータが高次人脈データであったとする(ステップS105のYES)。この場合、そのデータに基づいて、図6に示される高次人脈情報蓄積装置42内の高次人脈データが更新される(ステップS106)。交換によって取得されたデータが低次データ(人物情報データセット)であったとする(ステップS105のNo)。この場合、そのデータに基づいて、図6に示される人物情報蓄積装置41内のデータ(人物情報データセット)が更新される(ステップS107)。
また、ユーザが自身の人脈情報を参照したい場合は、図3に示される情報提示手段5によって提示することが可能である。
このような人脈データベースシステムは、蓄積されたデータ(人物情報データセット、高次人脈データ)のアップデートをユーザによる入力、自動収集、または他のユーザとの人脈情報交換によって行い、品質の高い人脈データを提示するように動作する。
このような構成を採用し、ユーザに対して品質の高い人脈情報を提示することにより、ユーザが所望する情報や協力、人材を確保することができる。
このように、本実施の形態に係る人脈データベースシステムは、ユーザに対して、ユーザやデータの自動収集によるデータのアップデートのみならず、他のユーザとの情報交換により、すでに保持しているデータに関する更新を行い、多面的に人間関係のリンクの評価を行うため、品質の高い人脈データベースシステムを提供することができる。
その理由は、ユーザ個人においてユーザが独自に入力したデータや、日常生活の中で自動的に取得された人間関係に関するデータ(人物情報データセット)により人脈データベースを更新することにより、最新の情報を保持するとともに、複数のユーザ間で各ユーザが保持している人間関係のリンクの品質を含む人物情報を交換することにより、他のユーザとの情報交換により得られた情報とユーザがもともと保持している既存情報から交換した情報に応じて人脈データベースを更新することにより、ユーザに対して、品質の高い人脈データベースシステムを提供することが可能であるからである。
尚、上記本発明の第1の実施の形態に係る人脈データベースシステムは、人脈情報提示方法として実現され得る。また、上記本発明の第1の実施の形態に係る人脈データベースシステムは、人脈情報提示プログラムによりコンピュータによって実行させるようにしても良い。
次に、図面を参照して、本発明の第2の実施形態について詳細に説明する。
図8を参照すると、本発明の第2の実施の形態に係る、人脈データベースシステムは、情報生成手段と情報記録手段の構成が図3に示したものから変更されている点を除いて、図3に示した人脈ベースシステムの同様の構成を有し動作する。従って、人脈情報生成手段に2A、情報記録手段に4Aの参照符号を付してある。図3に示したものと同様の機能を有するものには同一の参照符号を付し、説明の簡略化の為に、以下では相違点についてのみ説明する。
図9は、情報生成手段2Aと情報記録手段4Aの詳細を示すブロック図である。情報生成手段2Aは第1の高次データ生成手段21と、第2の高次データ生成手段22とからなる。情報記録手段4Aは人物情報蓄積装置41、第1の高次人脈データ蓄積装置42−1、および第2の高次人脈データ蓄積装置42−2からなる。
本発明第2の実施の形態では、図8に示される情報収集手段1により、新規人物情報が入力されると、図8に示される情報生成手段2Aへ情報が伝達される。
図8に示される情報生成装置2Aへ伝達された新規人物情報(人物情報データセット)は、図9に示される人物情報蓄積装置41に蓄積される。図9に示される人物情報蓄積装置41に蓄積されている人物情報データセットは、ユーザと当該人物のやり取りの有無や頻度により随時更新される。図9に示される人物情報蓄積装置41に蓄積されている人物情報データセットは、第1の高次データ生成手段21により特定のアルゴリズムもしくはユーザの意思によって、対象性、一貫性、新鮮さなどの第1の高次人脈データに加工され、第1の高次人脈データ蓄積装置42−1に蓄積される。
本実施の形態では、第1の高次人脈データは、対象性、一貫性、及び新鮮さの情報からなるが、対象性、一貫性、及び新鮮さの少なくとも1つの情報からなっていてもよい。
さらに、図9に示される第1の高次人脈データ蓄積装置42−1に蓄積されている、第1の高次人脈データは、第2の高次データ生成手段22により特定のアルゴリズムもしくはユーザの意思によって、親密度、信頼性、活度といったさらに高次のデータ(第2の高次人脈データ)に加工され、第2の高次人脈データ蓄積装置42−2に蓄積される。
本実施の形態では、第2の高次人脈データは、親密度、信頼性、及び活度の情報からなるが、親密度、信頼性、及び活度の少なくとも1つの情報からなっていてもよい。
ユーザは、図8に示される情報交換手段3により、他のユーザと自身が持っている情報を交換することが可能である。交換する情報の種類は、データ交換を行うユーザごとに設定することが可能である。
交換によって取得されたデータが第1の高次人脈データであったとする。この場合、そのデータに基づいて、図9に示される第1の高次人脈データ蓄積装置42−1内の第1の高次人脈データが更新される。交換によって取得されたデータが第2の高次人脈データであったとする。この場合、そのデータに基づいて、図9に示される第2の高次人脈データ蓄積装置42−2内の第2の高次人脈データが更新される。交換によって取得されたデータが低次データ(人物情報データセット)であったとする。この場合、そのデータに基づいて、図9に示される人物情報蓄積装置41内のデータ(人物情報データセット)が更新される。
また、ユーザが自身の人脈情報を参照したい場合は、図8に示される情報提示手段5によって提示することが可能である。
このような人脈データベースシステムは、蓄積されたデータ(人物情報データセット、第1の高次人脈データ、第2の高次人脈データ)のアップデートをユーザによる入力、自動収集、または他のユーザとの人脈情報交換によって行い、品質の高い人脈データを提示するように動作する。
このような構成を採用し、ユーザに対して品質の高い人脈情報を提示することにより、ユーザが所望する情報や協力、人材を確保することができる。
このように、本実施の形態に係る人脈データベースシステムは、ユーザに対して、ユーザやデータの自動収集によるデータのアップデートのみならず、他のユーザとの情報交換により、すでに保持しているデータに関する更新を行い、多面的に人間関係のリンクの評価を行うため、品質の高い人脈データベースシステムを提供することができる。
その理由は、ユーザ個人においてユーザが独自に入力したデータや、日常生活の中で自動的に取得された人間関係に関するデータ(人物情報データセット)により人脈データベースを更新することにより、最新の情報を保持するとともに、複数のユーザ間で各ユーザが保持している人間関係のリンクの品質を含む人物情報を交換することにより、他のユーザとの情報交換により得られた情報とユーザがもともと保持している既存情報から交換した情報に応じて人脈データベースを更新することにより、ユーザに対して、品質の高い人脈データベースシステムを提供することが可能であるからである。
尚、上記本発明の第2の実施の形態に係る人脈データベースシステムは、人脈情報提示方法として実現され得る。また、上記本発明の第2の実施の形態に係る人脈データベースシステムは、人脈情報提示プログラムによりコンピュータによって実行させるようにしても良い。
次に、図面を参照して、本発明の第3の実施形態について詳細に説明する。
図10を参照すると、本発明の第3の実施の形態に係る、人脈データベースシステムは、情報生成手段と情報記録手段の構成が図3に示したものから変更されている点を除いて、図3に示した人脈データベースシステムと同様の構成を有し動作する。従って、情報生成手段に2B、情報記録手段に4Bの参照符号を付してある。図3に示したものと同様の機能を有するものには同一の参照符号を付し、説明の簡略化の為に、以下では相違点についてのみ説明する。
図11は、情報生成手段2Bと情報記録手段4Bの詳細を示すブロック図である。情報生成手段2Bは第1の高次データ生成手段21、第2の高次データ生成手段22、第3の高次データ生成手段23からなる。情報記録手段4Bは人物情報蓄積装置41、第1の高次人脈データ蓄積装置42−1、第2の高次人脈データ蓄積装置42−2からなる。
本発明の第3の実施の形態では、図10に示される情報収集手段1により、新規人物情報(人物情報データセット)が入力されると、図10に示される情報生成手段2Bへ情報が伝達される。
図10に示される情報生成装置2Bへ伝達された新規人物情報(人物情報データセット)は、図11に示される人物情報蓄積装置41に蓄積される。図11に示される人物情報蓄積装置41に蓄積されている人物情報データセットは、ユーザと当該人物のやり取りの有無や頻度により随時更新される。図11に示される人物情報蓄積装置41に蓄積されている人物情報データセットは、第1の高次データ生成手段21により特定のアルゴリズムもしくはユーザの意思によって、対象性、一貫性、新鮮さなどの第1の高次人脈データに加工され、第1の高次人脈データ蓄積装置42−1に蓄積される。
本実施の形態では、第1の高次人脈データは、対象性、一貫性、及び新鮮さの情報からなるが、対象性、一貫性、及び新鮮さの少なくとも1つの情報からなっていてもよい。
さらに、図11に示される第1の高次人脈データ蓄積装置42−1に蓄積されている、第1の高次人脈蓄積データは、第2の高次データ生成手段22により特定のアルゴリズムもしくはユーザの意思によって、親密度、信頼性、活度といったさらに高次のデータ(第2の高次人脈データ)に加工され、第2の高次人脈データ蓄積装置42−2に蓄積される。
本実施の形態では、第2の高次人脈データは、親密度、信頼性、及び活度の情報からなるが、親密度、信頼性、及び活度の少なくとも1つの情報からなっていてもよい。
ユーザは、図10に示される情報交換手段3により、他のユーザと自身が持っている情報を交換することが可能である。交換する情報の種類は、データ交換を行うユーザごとに設定することが可能である。
交換によって取得されたデータが第1の高次人脈データであったとする。この場合、そのデータに基づいて、図11に示される第1の高次人脈データ蓄積装置42−1内の第1の高次人脈データが更新される。交換によって取得されたデータが第2の高次人脈データであったとする。この場合、そのデータに基づいて、図11に示される第2の高次人脈データ蓄積装置42−2内の第2の高次人脈データが更新される。交換によって取得されたデータが低次データ(人物情報データセット)であったとする。この場合、そのデータに基づいて、図11に示される人物情報蓄積装置41内のデータ(人物情報データセット)が更新される。
また、ユーザが自身の人脈情報を参照したい場合に、図11に示される第3の高次データ生成手段23によりさらに必要なデータのみフィルタリングを行ったり、可視化のために変換をしたりして、第3の高次人脈データに加工して、図10に示される情報提示手段5によって提示することが可能である。
このような人脈データベースシステムは、蓄積されたデータ(人物情報データセット、第1の高次人脈データ、第2の高次人脈データ)のアップデートをユーザによる入力、自動収集、または他のユーザとの人脈情報交換によって行い、品質の高い人脈データを提示するように動作する。
このような構成を採用し、ユーザに対して品質の高い人脈情報を提示することにより、ユーザが所望する情報や協力、人材を確保することができる。
このように、本実施の形態に係る人脈データベースシステムは、ユーザに対して、ユーザやデータの自動収集によるデータのアップデートのみならず、他のユーザとの情報交換により、すでに保持しているデータに関する更新を行い、多面的に人間関係のリンクの評価を行うため、品質の高い人脈データベースシステムを提供することができる。
その理由は、ユーザ個人においてユーザが独自に入力したデータや、日常生活の中で自動的に取得された人間関係に関するデータ(人物情報データセット)により人脈データベースを更新することにより、最新の情報を保持するとともに、複数のユーザ間で各ユーザが保持している人間関係のリンクの品質を含む人物情報を交換することにより、他のユーザとの情報交換により得られた情報とユーザがもともと保持している既存情報から交換した情報に応じて人脈データベースを更新することにより、ユーザに対して、品質の高い人脈データベースシステムを提供することが可能であるからである。
尚、上記本発明の第3の実施の形態に係る人脈データベースシステムは、人脈情報提示方法として実現され得る。また、上記本発明の第3の実施の形態に係る人脈データベースシステムは、人脈情報提示プログラムによりコンピュータによって実行させるようにしても良い。
次に、具体的な実施例を用いて、本発明に係る、リンク品質を含んだ人脈データベースシステムの動作について説明する。
まず、図12に更新アルゴリズムを示す。高次人脈データセットは、ユーザが保持する各人物に関する品質ベクトルQの1つ以上の要素群からなる。この高次人脈データセットを、現在保持しているデータ、交換によって得られたデータ、交換したユーザに対する評価を関数Fに代入する形で更新することができる。
ここで、関数Fは各ユーザによって異なっていても良いし、一人のユーザが複数の関数を持ち状況に応じて異なる品質ベクトルを生成してもよい。また、関数の形をしていなくても、ユーザ自身が交換によって得られたデータを参考に変更しても良い。
第1の実施例として、ユーザ(ID:1)が他のユーザ(ID:3)と人物ID:25の1つの要素を含む高次人脈データを交換によって取得した場合を例に挙げて説明する。
図13に、ユーザ自身が保持している高次人脈データセットと、交換によって得られた他のユーザの高次人脈データセットの例を示す。図13(a)に示されるユーザ自身の高次人脈データセットには、情報を交換した他のユーザ(ID:3)に関する高次人脈データセットも含まれている。この情報を交換した他のユーザの高次人脈データセットに基づいて、自身の高次人脈データセットに含まれる他の人物(ID:25)の高次人脈データセットを更新する。
図14に、品質ベクトルの例を示す。ここでは説明のため、活度の最小値をAmin(たとえば0)、最大値をAmax(たとえば10)とするが、この限りではない。
ユーザID:iがユーザID:mから、人物ID:jと人物ID:kの間のリンクに関する情報を受け取るとする。この場合、更新アルゴリズムは 図12のように書くことができる。図15に具体的なFの例を示す。
ここでは、ID:1から見たID:3の評価が高く、ID:3が保持するID:25に関して活度が中央値以上の場合、一定の評価が加算される方式を採用した。
図16に図15に示される関数Fにしたがって、高次人脈データセットが更新される例を示す。ここでは、図15に示される関数Fによって、ID:25の人物の活度が増加している。
図17に、ユーザ自身が保持している高次人脈データセットと、交換によって得られた他のユーザの高次人脈データセットの例として、自身が保持している人物の評価に比べて、交換によって得られた同一人物に関する評価が低かった場合の例を示す。
図17(a)に示されるユーザ自身の高次人脈データセットには、情報を交換した他のユーザ(ID:3)に関する高次人脈データセットも含まれている。この情報を交換した他のユーザの高次人脈データセットに基づいて、自身の高次人脈データセットに含まれる他の人物(ID:26)の高次人脈データセットを更新する。
図18に、品質ベクトルの例を示す。ここでは説明のため、活度の最小値をAmin(たとえば0)、最大値をAmax(たとえば10)とするが、この限りではない。
ユーザID:iがユーザID:mから、人物ID:jと人物ID:kの間のリンクに関する情報を受け取るとする。この場合、更新アルゴリズムは 図12のように書くことができる、図19に具体的なFの例を示す。
ここでは、ID:1から見たID3の評価が高く、ID:3が保持するID:26に関する活度が中央値以下の場合、一定の評価が減算される方式を採用した。
このとき、図19に示される関数Fによって、ID:26の人物の活度は減少する。
第2の実施例として、ユーザ(ID:1)が他のユーザ(ID:3)との交換によって、自身が保持しない人物ID:26の1つの要素を含む高次データを取得した場合を例に挙げて説明する。
図20に、ユーザ自身が保持している高次人脈データセットと、交換によって得られた他のユーザの高次人脈データセットの例を示す。図20(a)に示されるユーザ自身の高次人脈データセットには、情報を交換した他のユーザ(ID:3)に関する高次人脈データセットも含まれている。この情報を交換した他のユーザの高次人脈データセットに基づいて、自身の高次人脈データセットに含まれない他の人物(ID:26)の高次人脈データセットを新たに生成する。
図21に、品質ベクトルの例を示す。ここでは説明のため、活度の最小値をAmin(たとえば0)、最大値をAmax(たとえば10)とするが、この限りではない。
ユーザID:iがユーザID:mから、人物ID:jと人物ID:kの間のリンクに関する情報を受け取るとする。この場合、更新アルゴリズムは 図12のように書くことができる。図22に具体的なFの例を示す。
ここでは、ID:1から見たID:3の評価に応じてID:1から見たID:26に関する活度が算出される方式を採用した。
図23に図22に示される関数Fにしたがって、高次人脈データセットが更新される例を示す。このとき、図22に示される関数Fにしたがって、ID:26の活度の値が算出される。
第3の実施例として、ユーザ(ID:1)が他のユーザ(ID:3)と、人物ID:25と人物ID:26に関するリンク情報を交換することによって取得した場合を例に挙げて説明する。
図24にユーザ自身が保持している高次人脈データセットと、交換によって得られた他のユーザの高次人脈データセットの例を示す。図24(a)に示されるユーザ自身の高次人脈データセットには、情報を交換した他のユーザ(ID:3)に関する高次人脈データも含まれている。この情報を交換した他のユーザ(ID:3)の高次人脈データに基づいて、自身の高次人脈データセットに含まれる他の人物(ID:25およびID:26)の高次人脈データセットを更新する。高次人脈データセットは、ユーザが保持する各人物に関する品質ベクトルQの群からなる。Qに含まれる数値データとして、信頼度(R)、親密度(C)、活度(A)があるとする。図25に、品質ベクトルの例に示す。
ここでは説明のため、信頼度の最小値をRmin(たとえば0)、信頼度の最大値をRmax(たとえば10)、親密度の最小値をCmin(たとえば0)、最大値をCmax(たとえば10)、活度の最小値をAmin(たとえば0)、最大値をAmax(たとえば10)とするが、この限りではない。
ユーザID:iがユーザID:mから、人物ID:jと人物ID:kの間のリンクに関する情報を受け取るとする。この場合、更新アルゴリズムは 図12のように書くことができる。
図26、図27に具体的なFの例を示す。ここでは、データ交換を行ったID:3に対する評価が高い場合に、ID:3が保持するID:25、ID:26への評価がそれぞれの値の中央値以上か以下かで関数の形が異なるものを採用した。
図28に図26、図27に示される関数Fにしたがって、更新された高次人脈データセットの例を示す。ここでは、図26、図27に示される関数Fによって、ID:25の人物の信頼度と活度が増加し、ID:26の人物の信頼度と活度が減少している。
図29に、品質ベクトルが複数の要素を持つ場合の更新前のデータセットと更新後のデータセットがどのように変化するかの例を示す。
ここでは例として、取得したデータから自動的にデータセットを更新する方法の一例を挙げた。しかしながら、ここで示したアルゴリズムしか使用できないというわけではなく、これ以外の方法を使用したり、交換したデータを元にユーザー自身が手動でデータセットを更新しても良い。また、データセットの更新に関して、交換した当事者同士の信頼性や親密度のみならず、各人物との関係性に依存してデータの更新を行っても良い。また、得られたすべてのデータを更新に使わなくてもよいし、データの種類によっては更新を行わなくても良い。
1 情報収集手段
11 ユーザ入力手段
12 自動収集手段
2、2A、2B 情報生成手段
21 第1の高次データ生成手段
22 第2の高次データ生成手段
23 第3の高次データ生成手段
3 情報交換手段
31 データ交換手段
32 情報更新手段
4,4A,4B 情報記録手段
41 人物情報蓄積装置
42 高次人脈情報蓄積装置
42−1 第1の高次人脈データ蓄積装置
42−2 第2の高次人脈データ蓄積装置
5 情報提示手段

Claims (15)

  1. ユーザからの人物の情報登録要求によって作成された人物情報データセットを収集する情報収集手段と、
    該情報収集手段で収集した前記人物情報データセットから当該ユーザの人脈情報データセットを生成する情報生成手段と、
    該情報生成手段で生成された当該ユーザの人脈情報データセットを記録する情報記録手段と、
    前記情報生成手段で生成した当該ユーザの人脈情報データセットを他のユーザの人脈情報データセットと交換する情報交換手段と、
    当該ユーザに当該ユーザの人脈情報データセットを提示する情報提示手段と、
    を含み、
    前記情報交換手段は、前記他のユーザとの交換によって得られた前記他のユーザの人脈情報データセットに含まれる情報を用いて、当該ユーザの人脈情報データセットのデータを更新し、
    当該ユーザの人脈情報データセットとして、当該ユーザにおける各人物の間のリンクに関する情報を含み、
    前記情報交換手段は、当該ユーザにおける、特定の人物の間のリンクに関する現在の情報を、前記他のユーザとの交換によって得られた前記他のユーザにおける、特定の人物の間のリンクに関する情報と、当該ユーザにおける、前記他のユーザとの間のリンクに関する情報とを用いて、当該ユーザにおける、特定の人物の間のリンクに関する新しい情報に更新することを特徴とする人脈データベースシステム。
  2. 前記人物情報データセットは、当該ユーザが入力するユーザ入力部分と、自動的に取得し更新される自動入力部分とを有する、請求項に記載の人脈データベースシステム。
  3. 前記情報記録手段は、
    前記情報収集手段で収集された前記人物情報データセットを随時更新しながら蓄積する人物情報蓄積装置を含み、
    前記情報生成手段は、
    該人物情報蓄積装置に蓄積された前記人物情報データセットを、高次人脈データに加工して、当該ユーザの高次人脈データを生成する高次データ生成手段を有し、
    前記情報記録手段は、
    該高次データ生成手段で生成された当該ユーザの高次人脈データを蓄積する高次人脈情報蓄積装置を含む、
    請求項1又は2に記載の人脈データベースシステム。
  4. 当該ユーザの高次人脈データは、親密度、信頼性、及び活度の少なくとも1つの情報を含む、請求項に記載の人脈データベースシステム。
  5. 前記情報交換手段は、
    前記他のユーザとデータの交換を行うデータ交換手段と、
    該データ交換手段によって得られたデータを用いて、前記人物情報蓄積装置と前記高次人脈情報蓄積装置に蓄積されている情報を更新する情報更新手段と、
    を有する請求項3又は4に記載の人脈データベースシステム。
  6. 情報収集手段が、ユーザからの人物の情報登録要求によって作成された人物情報データセットを収集するステップと、
    情報生成手段が、該収集した前記人物情報データセットから当該ユーザの人脈情報データセットを生成するステップと、
    前記情報生成手段が、該生成した当該ユーザの人脈情報データセットを情報記録手段に記録するステップと、
    情報交換手段が、前記生成した当該ユーザの人脈情報データセットを他のユーザの人脈情報データセットと交換するステップと、
    情報提示手段が、当該ユーザに当該ユーザの人脈情報データセットを提示するステップと、
    を含み、
    前記交換するステップでは、前記情報交換手段が、前記他のユーザとの交換によって得られた前記他のユーザの人脈情報データセットに含まれる情報を用いて、当該ユーザの人脈情報データセットのデータを更新し、
    当該ユーザの人脈情報データセットとして、当該ユーザにおける各人物の間のリンクに関する情報を含み、
    前記交換するステップでは、前記情報交換手段が、当該ユーザにおける、特定の人物の間のリンクに関する現在の情報を、前記他のユーザとの交換によって得られた前記他のユーザにおける、特定の人物の間のリンクに関する情報と、当該ユーザにおける、前記他のユーザとの間のリンクに関する情報とを用いて、当該ユーザにおける、特定の人物の間のリンクに関する新しい情報に更新する人脈情報提示方法。
  7. 前記人物情報データセットは、当該ユーザが入力するユーザ入力部分と、自動的に取得し更新される自動入力部分とを有する、請求項に記載の人脈情報提示方法。
  8. 当該ユーザの人脈情報データセットの生成ステップでは、前記情報生成手段が、
    前記収集された前記人物情報データセットを随時更新しながら人物情報蓄積装置に蓄積するステップと、
    該人物情報蓄積装置に蓄積された前記人物情報データセットを、高次人脈データに加工して、当該ユーザの高次人脈データを生成するステップと、
    該生成された当該ユーザの高次人脈データを高次人脈情報蓄積装置に蓄積するステップと、
    を含む請求項6又は7に記載の人脈情報提示方法。
  9. 当該ユーザの高次人脈データは、親密度、信頼性、及び活度の少なくとも1つの情報を含む、請求項に記載の人脈情報提示方法。
  10. 前記情報交換ステップでは、前記情報交換手段が、
    前記他のユーザとデータの交換を行うステップと、
    該データ交換ステップによって得られたデータを用いて、前記人物情報蓄積装置と前記高次人脈情報蓄積装置に蓄積されている情報を更新するステップと、
    を含む請求項8又は9に記載の人脈情報提示方法。
  11. コンピュータに、
    ユーザからの人物の情報登録要求によって作成された人物情報データセットを収集する手順と、
    該収集した前記人物情報データセットから当該ユーザの人脈情報データセットを生成する手順と、
    該生成した当該ユーザの人脈情報データセットを情報記録手段に記録する手順と、
    前記生成した当該ユーザの人脈情報データセットを他のユーザの人脈情報データセットと交換する手順と、
    当該ユーザに当該ユーザの人脈情報データセットを提示する手順と、
    を実行させ、
    前記交換する手順では、前記コンピュータに、前記他のユーザとの交換によって得られた前記他のユーザの人脈情報データセットに含まれる情報を用いて、当該ユーザの人脈情報データセットのデータを更新させ、
    当該ユーザの人脈情報データセットとして、当該ユーザにおける各人物の間のリンクに関する情報を含み、
    前記交換する手順では、前記コンピュータに、当該ユーザにおける、特定の人物の間のリンクに関する現在の情報を、前記他のユーザとの交換によって得られた前記他のユーザにおける、特定の人物の間のリンクに関する情報と、当該ユーザにおける、前記他のユーザとの間のリンクに関する情報とを用いて、当該ユーザにおける、特定の人物の間のリンクに関する新しい情報に更新させる人脈情報提示プログラム。
  12. 前記人物情報データセットは、当該ユーザが入力するユーザ入力部分と、自動的に取得し更新される自動入力部分とを有する、請求項11に記載の人脈情報提示プログラム。
  13. 当該ユーザの人脈情報データセットの生成手順は、前記コンピュータに、
    前記収集された前記人物情報データセットを随時更新しながら人物情報蓄積装置に蓄積する手順と、
    該人物情報蓄積装置に蓄積された前記人物情報データセットを、高次人脈データに加工して、当該ユーザの高次人脈データを生成する手順と、
    該生成された当該ユーザの高次人脈データを高次人脈情報蓄積装置に蓄積する手順と、
    を実行させる請求項11又は12に記載の人脈情報提示プログラム。
  14. 当該ユーザの高次人脈データは、親密度、信頼性、及び活度の少なくとも1つの情報を含む、請求項13に記載の人脈情報提示プログラム。
  15. 前記情報交換手順は、前記コンピュータに、
    前記他のユーザとデータの交換を行う手順と、
    該データ交換手順によって得られたデータを用いて、前記人物情報蓄積装置と前記高次人脈情報蓄積装置に蓄積されている情報を更新する手順と、
    に実行させる請求項13又は14に記載の人脈情報提示プログラム。
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