JP5479025B2 - 像加熱装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、セラミック面発ヒータ方式を用いた加熱装置、及びそれを具備した画像形成装置に関する。
従来の電子写真プロセスを用いた画像形成装置の場合について説明する。
画像形成装置の熱定着装置は、電子写真プロセスなどの画像形成手段により転写紙上に形成された未定着画像(トナ−像)を転写紙上に定着させるものである。そして、ハロゲンヒ−タを熱源とする熱ロ−ラ式の熱定着装置やセラミック面発ヒ−タを熱源とするフィルム加熱式の熱定着装置が、例えば特許文献1及び2に開示されている。
一般的に、ヒータはトライアック等のスイッチング素子を介して交流電源に接続されており、この交流電源により電力が供給される。ヒータを熱源とする定着装置には温度検出素子、例えばサーミスタ感温素子が設けられており、この温度検出素子により定着装置の温度が検出され、その検出温度情報を基にシーケンスコントローラがスイッチング素子をオン/オフ制御する。このことにより定着装置の熱源であるヒータへの電力供給をオン/オフし、定着器の温度が目標の温度になるように温度制御される。セラミック面発ヒータへのオン/オフ制御は、通常入力商用電源の位相制御または波数制御により行われる。
高出力のセラミック面発ヒータに電力を供給し温度制御する際に、制御の応答性を早くするために位相制御を行う場合が多く、例えば特許文献3〜5で提案されている。
一方、高出力、つまり、抵抗値の低いセラミック面発ヒータを位相制御する場合、電流歪みが大きくなり、高調波電流が多く流れてしまう。また、高調波電流を低減するために、波数制御を行うと、電圧変動やフリッカが発生してしまう。
この対策として、従来から、抵抗値を均等に並列に2本の発熱体に振り分け、1本の発熱体を商用周波数の半波周期でオン/オフ制御し、もう一方の発熱体を半波周期内で位相制御をしている。これにより、高調波電流の低減とフリッカの防止の両立を行うことができる。
特開昭63−313182号公報 特開平2−157878号公報 特開2004−226557号公報 特開2005−208252号公報 特開2007−212503号公報
しかし、近年画像形成装置がさらに高速になり、より発熱体の総抵抗値を低くする必要がある。また、種々のサイズや種類のメディアを通紙するため、制御する温度範囲や制御電力範囲が広くなっている。このような場合、2本の発熱体を異なる長さや抵抗値として、通紙方向のセラミック面発ヒータ内の温度分布を制御する必要がある。さらに、制御の正負対称性も維持する必要もある。
本出願に係る発明は、上記課題を解決し、設定されたセラミック面発ヒータ上の温度分布となるよう制御すると共に、高調波電流の低減とフリッカの向上を図ることのできる加熱装置及びそれを具備した画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、上述の目的を達成するため、以下の構成を備えるものである。
(1)第1発熱体と、第2発熱体と、商用電源から前記第1発熱体への電力供給路に設けられている第1駆動素子と、商用電源から前記第2発熱体への電力供給路に設けられている第2駆動素子と、温度検知素子と、前記温度検知素子の検知温度に応じた制御段階で前記第1駆動素子と前記第2駆動素子を制御する制御部と、を有し、記録材上に形成された画像を加熱する像加熱装置において、前記第1発熱体の抵抗値と前記第2発熱体の抵抗値は異なっており、前記制御段階の更新周期は、商用電源の交流波形の2周期、または2周期の整数倍の周期であり、前記制御部は、1つの前記制御段階で前記第1駆動素子と前記第2駆動素子を制御している期間中、優先して電力供給する発熱体が前記第1発熱体から前記第2発熱体へ切り替わるように、且つ、前記第1発熱体と前記第2発熱体に流れる交流波形が正負の対称性を維持するように、前記第1駆動素子と前記2駆動素子を制御することを特徴とする像加熱装置。
(2)交流電源から供給される電力で発熱する第1発熱体と、前記第1発熱体とは独立して制御可能であり前記交流電源から供給される電力で発熱する第2発熱体と、温度検知素子と、前記温度検知素子の検知温度に応じた制御段階で前記第1発熱体と前記第2発熱体を制御する制御部と、を有し、記録材上に形成された画像を加熱する像加熱装置において、前記制御段階の更新周期は、前記交流電源の交流波形の2周期、または2周期の整数倍であり、前記制御部は、前記第1発熱体と前記第2発熱体のうちの一方を優先発熱体として、前記優先発熱体への電力供給のみで前記制御段階に対応する電力を満たす場合は、交流の同位相の半波において他方の発熱体へ電力供給せず、前記優先発熱体への電力供給のみでは前記制御段階に対応する電力に満たない場合、他方の発熱体を補助発熱体として、交流の同位相の半波における前記補助発熱体への電力供給で電力の不足分を補い、1更新周期の期間中、前記優先発熱体を前記第1発熱体から前記第2発熱体へ切り替えると共に、前記第1発熱体が前記優先発熱体である時の前記第1発熱体への電力供給の位相角と、前記第2発熱体が前記優先発熱体である時の前記第2発熱体への電力供給の位相角と、を同位相とし、前記第1発熱体が前記補助発熱体である時の前記第1発熱体への電力供給の位相角と、前記第2発熱体が前記補助発熱体である時の前記第2発熱体への電力供給の位相角と、を同位相とすることを特徴とする像加熱装置。
(3)前記(1)又は(2)に記載の像加熱装置を有することを特徴とする画像形成装置。
発明によれば、発熱体の抵抗値で設定されたセラミック面発ヒータ上の温度分布となるように制御し、精度のよい制御を行うとともに、高調波電流の低減とフリッカの向上を図ることができる。
実施例1の画像形成装置の概略構成図 実施例1のセラミックヒータの駆動及び制御回路図 実施例1のセラミックヒータの概略構成図 実施例1の定着装置の概略構成図 実施例1の定着装置の制御シーケンスのフローチャート 実施例1の発熱体の通電概略波形を示す図 実施例1の定着装置の制御を説明する図 実施例1の定着装置の制御を説明する他の図 実施例2の定着装置の制御を説明する図 実施例2の定着装置の制御を説明する他の図 実施例3のセラミックヒータの駆動及び制御回路図 実施例3の定着装置の制御シーケンスのフローチャート 本発明を補足説明する図 本発明を補足説明する他の図
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
以下、添付図面に基づき説明する。
図1は電子写真プロセスを用いた画像形成装置の概略構成図であり、例えばレ−ザプリンタの場合を示している。
レーザプリンタ本体101(以下、「本体101」という)は、記録紙Sを収納するカセット102を有する。そして、カセットの記録紙Sの有無を検知するカセット有無センサ103、カセットの記録紙Sのサイズを検知するカセットサイズセンサ104(復数個のマイクロスイッチで構成される)、カセットから記録紙Sを繰り出す給紙ローラ105等が設けられている。また、給紙ローラ105の下流には記録紙Sを同期搬送するレジストローラ対106が設けられている。更に、レジストローラ対106の下流にはレーザスキャナ部107からのレーザ光に基づいて記録紙S上にトナー像を形成する画像形成部108が設けられている。画像形成部108の下流には記録紙S上に形成されたトナー像を熱定着する定着器109が設けられている。そして、定着器109の下流には排紙部の搬送状態を検知する排紙センサ110、記録紙Sを排紙する排紙ローラ111、記録の完了した記録紙Sを積載する積載トレイ112が設けられている。この記録紙Sの搬送基準は、記録紙Sの画像形成装置の搬送方向に直交する方向の長さ、つまり記録紙Sの幅に対して中央になるように設定されている。
また、前記レーザスキャナ部107は、後述する外部装置131から送出される画像信号(画像信号VDO)に基づいて変調されたレーザ光を発光するレーザユニット113を有する。そして、このレーザユニット113からのレーザ光を後述する感光ドラム117上に走査するためのポリゴンモータ114、結像レンズ115、折り返しミラー116等も有している。
そして、前記画像形成部108は、公知の電子写真プロセスに必要な、感光ドラム117、1次帯電ローラ119、現像器120、転写帯電ローラ121、クリーナ122等から構成されている。また、定着器109は定着フィルム109a、加圧ローラ109b、定着フィルム内部に設けられたセラミック面発ヒータ109c、セラミックヒータの表面温度を検出するサーミスタ109dから構成されている。
メインモータ123は、給紙ローラ105には給紙ローラクラッチ124を介して、レジストローラ対106にはレジストローラ125を介して駆動力を与えている。更に、感光ドラム117を含む画像形成部108の各ユニット、定着器109、排紙ローラ111にも駆動力を与えている。
そして、126はエンジンコントローラであり、レーザスキャナ部107、画像形成部108、定着器109による電子写真プロセスの制御、前記本体101内の記録紙の搬送制御を行なっている。
127はビデオコントローラであり、パーソナルコンピュータ等の外部装置131と汎用のインタフェース(セントロニクス、RS232C等)130で接続されている。そして、この汎用インタフェースから送られてくる画像情報をビットデータに展開し、そのビットデータをVDO信号として、エンジンコントローラ126へ送出している。
図2に本発明におけるセラミックヒータの駆動及び制御回路を示す。1は、本画像形成装置を接続する交流電源で、本画像形成装置は交流電力をACフィルタ2,リレー41を介してセラミックヒータ24(109c)の発熱体3,発熱体20へ独立して供給することにより発熱体3,発熱体20を発熱させる。なお、発熱体3と発熱体20の発熱量は異なるものとする。
この発熱体3への電力の供給は、トライアック4の通電、遮断により制御を行う。抵抗5、6はトライアック4のためのバイアス抵抗でフォトトライアックカプラ7は、一次、二次間の沿面距離を確保するためのデバイスである。フォトトライアックカプラ7の発光ダイオードに通電することによりトライアック4をオンする。抵抗8はフォトトライアックカプラ7の電流を制限するための抵抗であり、トランジスタ9によりフォトトライアックカプラ7をオン/オフする。トランジスタ9は抵抗10を介してエンジンコントローラ11(126)からのON1信号にしたがって動作する。
発熱体20への電力の供給は、トライアック13の通電、遮断により制御を行う。抵抗14、15はトライアック13のためのバイアス抵抗で、フォトトライアックカプラ16は、一次、二次間の沿面距離を確保するためのデバイスである。フォトトライアックカプラ16の発光ダイオードに通電することによりトライアック13をオンする。抵抗17はフォトトライアックカプラ16の電流を制限するための抵抗であり、トランジスタ18によりフォトトライアックカプラ16をオン/オフする。トランジスタ18は抵抗19を介してエンジンコントローラ11からのON2信号にしたがって動作する。
また、交流電源1はACフィルタ2を介して、ゼロクロス検出回路12に入力される。ゼロクロス検出回路では、商用電源電圧がある閾値以下の電圧になっていることをエンジンコントローラ11に対してパルス信号として報知する。以下、エンジンコントローラ11に送出されるこの信号をZEROX信号と呼ぶ。エンジンコントローラ11はZEROX信号のパルスのエッジを検知し、このタイミングで位相制御または波数制御によりトライアック4または13をオン/オフする。
また、21は発熱体3,20が形成されたセラミックヒータ24の温度を検知するための温度検出素子、例えば、サ−ミスタ感温素子であり、セラミックヒータ上に発熱体に対して絶縁距離を確保できるように絶縁耐圧を有する絶縁物を介して配置されている。この温度検出素子21(109d)によって検出される温度は、抵抗22と、温度検出素子21との分圧として検出され、エンジンコントローラ11にTH信号としてA/D入力される。セラミックヒータ24の温度は、TH信号としてエンジンコントローラ11において監視され、セラミックヒータ24の設定温度と比較することによって、セラミックヒータ24を構成する発熱体3,20に供給するべき電力比を算出する。そして、その制御条件によりエンジンコントローラ11がトランジスタ9にON1信号、あるいはトランジスタ18にON2信号を送出する。
さらに、発熱体3,20に電力を供給、制御する手段が故障し、発熱体3,20が熱暴走に至った場合、過昇温を防止する一手段として、過昇温防止手段23がセラミックヒータ24上に配されている。過昇温防止手段23は、例えば温度ヒューズやサーモスイッチである。電力制御手段の故障により、発熱体3,20が熱暴走に至り過昇温防止手段23が所定の温度以上になると、過昇温防止手段23がOPENになり、発熱体3および20への通電が断たれる。
また、TH信号として監視されているセラミックヒータ24の温度については、エンジンコントローラ11において、温度制御の設定温度とは別に異常高温検知温度が設定されている。そして、TH信号から検知される温度がその異常高温検知温度以上になった場合は、エンジンコントローラ11がRLD信号をLowレベルとし、トランジスタ42をオフにし、リレー41をオフにすることにより、発熱体3および20への通電を遮断する。通常、温度制御時には常に、エンジンコントローラ11はRLD信号をHighレベルとして送出し、トランジスタ42をオンにし、リレー41をオンにしている。抵抗43は電流制限抵抗であり、抵抗44はベース・エミッタ間のバイアス抵抗である。ダイオード45はリレー41のオフ時の逆起電力吸収用素子である。
本実施例におけるセラミックヒータ24の概略について、図3に示す。図3(a)はセラミック面発ヒータの断面図であり、図3(b)は発熱体32(3),33(20)が形成されている面を示しており、図3(c)は図3(b)の示している面と相対する面を示している。
セラミックヒータ24は、SiC、AlN、Al等のセラミックス系の絶縁基板31と、絶縁基板31面上にペースト印刷等で形成されている発熱体32,33と、2本の発熱体を保護しているガラス等の保護層34から構成されている。保護層34上に、セラミック面発ヒータの温度を検出する温度検出素子21と過昇温防止手段23が、記録紙の搬送基準、つまり発熱部32a、33aの長さ方向の中心に対し左右対称な位置で、かつ通紙可能な最小の記録紙幅より内側の位置に配設されている。
発熱体32は、電力が供給されると発熱部分32aと、電極部32c,32dと発熱体を接続する導電部32bと、コネクタを介して電力が供給される電極部32c,32dから構成されている。発熱体33は、電力が供給されると発熱部分33aと電極部32c,33dと接続される導電部33bと、コネクタを介して電力が供給される電極部32c,33dから構成されている。電極部32cは、発熱体32(3)と33(20)の2本の発熱体に接続されており、発熱体32,33の共通の電極となっている。また、発熱体32,33が印刷されている絶縁基板31との対向面側に摺動性を向上させるためにガラス層が形成される場合もある。
共通電極32cには、交流電源1のHOT側端子から過昇温防止手段23を介して接続される。電極部32dは発熱体32(3)を制御するトライアック4に接続され、交流電源1のNeutral端子に接続される。電極部33dは発熱体33(20)を制御するトライアック13に電気的に接続され、交流電源1のNeutral端子に接続される。セラミックヒータ24(109c)は、図4に示したように、フィルムガイド62によって支持されている。61(109a)は、円筒状の耐熱材製の定着フィルムであり、セラミックヒータ24を下面側に支持させたフィルムガイド62に外嵌させてある。そして、フィルムガイド62の下面のセラミックヒータ24と、加圧部材の弾性加圧ローラ63(109b)とをフィルム61を挟ませて弾性加圧ローラ63の弾性に抗して所定の加圧力で圧接させて、加熱部としての所定幅の定着ニップ部を形成している。
また、過昇温防止手段23、例えば、サーモスタットがセラミックヒータ24の絶縁基板31面上または、保護層34面上に当接されている。サーモスタット23はフィルムガイド62に位置を矯正され、サーモスタット23の感熱面がセラミックヒータ24の面上に当接されている。図示はしていないが、温度検出素子21も同様にセラミックヒータ24の面上に当接されている。ここで、図4のように、セラミックヒータ24は、発熱体32、33がニップ部と反対側にあっても、発熱体がニップ部側にあってもかまわない。また、フィルム61の摺動性を上げるために、フィルム61とセラミックヒータ24との界面に摺動性のグリースを塗布してもよい。
本実施例における定着器の制御シーケンスの概略のフローチャートを図5に示す。また、発熱体3,20の通電概略波形を図6に示す。
エンジンコントローラ11において、セラミックヒータ24への電力供給の開始要求が発生すれば(S1)、エンジンコントローラ11において、レーザプリンタ本体に通紙される紙のサイズや、環境温度等の条件から定着目標温度を決定する。通紙する紙のサイズが小さい場合や薄い場合は、一般的に定着目標温度を低く設定し、紙サイズが大きい場合や厚い場合は、一般的に定着目標温度を高く設定している。
エンジンコントローラ11は、内部で設定されている所定の温度になるように、TH信号からの情報を基にPI制御により、発熱体3、20に供給する電力を制御する。目標の所定温度TtとTH信号からの温度Tnとの差分から、制御する電力の制御段階DNが演算される(S2)。比例制御に対応する操作量である制御段階をDNp、時間tにおける積分制御に対応する操作量である制御段階をDNi(t)、温度検出手段から検出される温度をTn、目標温度をTtとすると、制御段階DNは、例えば次式によって決定される。
DN=DNp+DNi(t)=Ap×(Tt−Tn)+Ai/ti×Σt−ti (Tt−Tn)・・・・式(1)
ただし、Apは比例制御における係数、Aiは積分制御における係数、tiは積分周期である。
上記の式(1)により算出された比例制御に対応する制御段階DNpと積分制御に対応する制御段階DNi(t)の和が、PI制御式に基づく制御段階DNとなる(S2)。
まず、発熱体3を優先して制御する(S3)。つまり、所定の制御段階まではON1信号のみで位相制御しON2信号をオフとして制御し、所定の制御段階以上はON1信号をフルONとしON2信号で位相制御として制御する。
例えば、発熱体3と発熱体20の抵抗比率が
(発熱体3の抵抗値R1):(発熱体20の抵抗値R2)=2:3・・・・式(2)
の場合、下記のような表1をエンジンコントローラ11内に有しており、この制御表に基づき制御を行う。なお、表1の制御段階の数は40であるが、他の所定数の制御段階の数であってもよい。
Figure 0005479025
エンジンコントローラ11は、優先発熱体が発熱体3であるから、発熱体3を制御するON1信号として位相角αを、補助発熱体20を制御するON2信号として位相角βを決定する。エンジンコントローラ11は、ZEROX信号をトリガにして、ON1信号を位相角αで、ON2信号を位相角βでオンパルスを送出し、セラミック面発ヒータ109c(24)を位相制御により電力を制御して、温度制御を行う(S4)。入力電源の商用周波数において、正負対称になるように、全波周期では同じ制御を行う。この時の発熱体3,20への通電概略波形は、図6の(a)の区間になる。
次の全波周期では、優先する発熱体を発熱体20に切替える(S5)。つまり、所定の制御段階まではON2信号のみで位相制御しON1信号をオフとして制御し、所定の制御段階以上はON2信号をフルONとしON1信号で位相制御として制御する。エンジンコントローラ11は、表1に基づき、優先発熱体が発熱体20であるから、発熱体20を制御するON2信号として位相角αを、補助発熱体3を制御するON1信号として位相角βを決定する。そして、この位相角は発熱体3を優先して制御していたときと同じ制御段階、同じ位相角に設定する。つまり、優先制御する発熱体が切替わるだけである。エンジンコントローラ11は、ZEROX信号をトリガにして、ON1信号を位相角βで、ON2信号は位相角αでオンパルスを送出し、セラミック面発ヒータ109c(24)を位相制御により電力を制御して、温度制御を行う(S6)。入力電源の商用周波数において、正負対称になるように、全波周期では同じ制御を行う。この時の発熱体3,20への通電概略波形は、図6の(b)の区間になる。
そして、ヒータ温調制御終了の要求がくるまで、表1に基づき、温調制御を行う(S7)。つまり、制御段階DNの更新すなわち切替周期は、入力電源の商用周波数の2倍の全波周期となる。なお、2倍以外の整数倍周期毎に更新してもよい。
図6は、4更新周期の波形を示す。
第1の更新周期:優先発熱体が全点灯(α=0:FULL_ON)、補助発熱体が位相角β1で点灯。
第2の更新周期:優先発熱体が位相角α1で点灯、補助発熱体がオフ(β=180:OFF)。
第3の更新周期:優先発熱体が位相角α2で点灯、補助発熱体がオフ(β=180:OFF)。
第4の更新周期:優先発熱体が全点灯(α=0:FULL_ON)、補助発熱体が位相角β2で点灯。
上記第1及び第4の更新周期では、優先して制御されている発熱体を入力電源の商用周波数の全波周期でオンして発熱させても電力が不足する場合であり、そのため他方の発熱体を入力電源の商用周波数で位相角で電力制御している。
このように、本実施例の表1において、エンジンコントローラの電力の制御段階DNは40分割で、発熱体3を優先して制御する場合の電力デューティと線形関係になるように設定されている。この関係を図7に示す。更新周期間において、発熱体20を優先して制御する場合は、発熱体3を優先して制御する時と同じ制御段階、同じ位相角で制御するため、電力デューティと制御段階DNは線形関係にならない。よって、更新周期間の平均電力で考えた場合も、制御段階DNに対して線形関係にならない。
一方、更新周期間で同じ位相角で制御することにより、図8に示すように、発熱体20に対する発熱体3の発熱比率は、一定の1.5となり、式(2)で決定されている抵抗値比率に等しくなる。
1つの手段として、どちらの発熱体を優先して制御しても制御段階DNと電力デューティが線形関係になるように、制御段階と位相角の関係を優先させる発熱体に応じて設定する場合がある。この関係を図13に示す。しかしながら、この制御の場合は、図14に示すように、発熱体20に対する発熱体3の発熱比率は、制御段階DNにより変化し、式(2)で決定されている抵抗値比率に等しくならない。よって、制御している制御段階DNにより、セラミック面発ヒータの通紙方向の温度分布が異なることになる。定着器に通紙している時の平均の制御段階DNは、定着器の目標温度が同じ温度であっても、入力の電圧条件や、通紙するメディアの厚さやサイズの条件などにより変化し、温度分布も変化するため温度分布を制御するのが困難となる。この制御に対して、本実施例で提案した制御を行うことにより、2本の発熱体比率は、制御段階DNによらず、常に抵抗値で設定した比率となるため、セラミック面発ヒータの通紙方向の温度分布を制御もしくは予想することが容易となる。発熱体を制御する電力は、制御段階DNに対して線形でないものの、PI制御を行うことにより十分収束する制御となる。
また、どちらか1本の発熱体しか位相制御をしていないため、電流歪みを抑え高調波電流を抑制することができる。さらに、どちらか1本の発熱体をオフかフルオンし、もう1本の発熱体を位相制御しているため、温度リプルの少ない精度のよい温度制御ができるとともに、フリッカの低減を図ることができる。
第1の実施例と重複する点は説明を省略する。
定着器の制御シーケンスの概略は、第1の実施例で同じであり、発熱体3,20の通電概略波形も図6と同じになる。
下記のような表2をエンジンコントローラ11内に有しており、この制御表に基づき制御を行う。
Figure 0005479025
上記のように、本実施例の表2において、エンジンコントローラの電力の制御段階DNは40分割で、発熱体3を優先して制御する場合と発熱体20を優先して制御する場合との更新周期間の平均の電力デューティと線形関係になるように設定されている。この関係を図9に示す。更新周期間において、発熱体3を優先して制御する場合も発熱体20を優先して制御する場合も同じ制御段階、同じ位相角で制御するため、どちらの発熱体を優先している場合も単独では、電力デューティと制御段階DNは線形関係にならない。入力電源の商用周波数の1全波周期で交互に優先して制御する発熱体を切替えているため、制御段階DNの更新周期である2全波周期における平均の電力デューティは、制御段階に対して線形関係になる。よって、PI制御をすることにより、適切な温度制御をすることができる。
また、更新周期間で同じ位相角で制御しているため、図10に示すように、発熱体20に対する発熱体3の発熱比率は、一定の1.5となり、式()で決定されている抵抗値比率に等しくなる。
つまり、実施例で提案した制御を行うことにより、2本の発熱体比率は、制御段階DNによらず、常に抵抗値で設定した比率となるため、セラミック面発ヒータの通紙方向の温度分布を制御もしくは予想することが容易となる。発熱体を制御する電力は、制御段階の更新周期間において、制御段階DNに対して線形となるため、PI制御を行うことにより、温度リプルの少ない応答性のよい温度制御を行うことができる。
また、どちらか1本の発熱体しか位相制御をしていないため、電流歪みを抑え高調波電流を抑制することができる。さらに、どちらか1本の発熱体をオフかフルオンし、もう1本の発熱体を位相制御しているため、温度リプルの少ない精度のよい温度制御ができるとともに、フリッカの低減を図ることができる。
第1または第2の実施例と重複する点は説明を省略する。
図11に本発明におけるセラミックヒータの駆動及び制御回路を示す。
ACフィルタ2を介して交流電源1に、カレントトランス25が接続されている。カレントトランス25は、発熱体3及び発熱体20に通電させる合成電流を検出し、2次側で電圧として変化し、電流検出回路27に入力される。電流検出回路27で、平均値あるいは実効値、もしくは、それらに相当する値に変換され、HCRRT1信号としてエンジンコントローラ11に報知される。
エンジンコントローラ11においては、電流検出回路27から検出された電流値と、エンジンコントローラ11内で設定されている発熱体3及び発熱体20へ供給可能な最大電流とを比較して、上限制御段階DNlimitを算出する。
図12に本発明における定着器の制御シーケンスの概略のフローチャートを示す。
エンジンコントローラ11において、セラミックヒータ24への電力供給の開始要求が発生すれば(S301)、エンジンコントローラ11において、レーザプリンタ本体に通紙される紙のサイズや、環境温度等の条件から定着目標温度を決定する。
エンジンコントローラ11は、内部で設定されている所定の温度になるように、TH信号からの情報を基にPI制御により、発熱体3、20に供給する電力を制御する。目標の所定温度TtとTH信号からの温度Tnとの差分から、制御する電力の制御段階DNが演算される(S302)。
制御段階DNとエンジンコントローラ11で決定されている上限制御段階DNlimitと比較し(S303)、制御段階DNが上限制御段階DNlimitより大きければ、制御段階DNを上限制御段階DNlimitとする(S304)。すなわち、上限制御段階以下で制御する。
まず、発熱体3(第1の発熱体)を優先して制御する(S305)。エンジンコントローラ11は、優先発熱体が発熱体3であるから、発熱体3を制御するON1信号として位相角αを、補助発熱体20を制御するON2信号として位相角βを決定する。エンジンコントローラ11は、ZEROX信号をトリガにして、ON1信号を位相角αで、ON2信号を位相角βでオンパルスを送出し、セラミック面発ヒータ109c(24)を温度制御する(S306)。入力電源の商用周波数において、正負対称になるように、全波周期では同じ制御を行う。この時、電流検出回路27からHCRRT1信号として報知される発熱体への通電流値と、制御段階DNと、設定されている発熱体へ供給可能な最大電流とから、優先発熱体が発熱体3である場合の上限制御段階DN1_limitを算出する(S307)。この上限制御段階DN1_limitを、第1の上限制御段階とする。
次の全波周期では、優先する発熱体を発熱体20(第2の発熱体)に切替える(S308)。エンジンコントローラ11は、優先発熱体が発熱体20であるから、発熱体20を制御するON2信号として位相角αを、補助発熱体3を制御するON1信号として位相角βを決定する。エンジンコントローラ11は、ZEROX信号をトリガにして、ON1信を位相角βで、ON2信号は位相角αでオンパルスを送出し、セラミック面発ヒータ109c(24)を温度制御する(S309)。入力電源の商用周波数において、正負対称になるように、全波周期では同じ制御を行う。この時、電流検出回路27からHCRRT1信号として報知される発熱体への電流値と、制御段階DNと、設定されている発熱体へ供給可能な最大電流とから、優先発熱体が発熱体20である場合の上限制御段階DN2_limitを算出する(S310)。この上限制御段階DN2_limitを、第2の上限制御段階とする。
上限制御段階DN1_limitとDN2_limitを比較し(S311)、小さい制御段階値を上限制御段階DNとする(S312,S313)。
そして、ヒータ温調制御終了の要求がくるまで、温調制御を行う(S314)。つまり、制御段階DNの更新は、入力電源の商用周波数の2全波周期となる。
上記のように、それぞれの発熱体を優先して制御する場合の上限制御段階を算出し、小さい値を上限制御段階として、更新周期間において、どちらの発熱体を優先して制御する場合も同じ上限制御段階で制限をかける。その結果、許容電流以上の電流を加熱手段に供給しないように制御し、かつ、制限がかかっている場合も、2本の発熱体比率は、抵抗値で設定した比率となるため、セラミック面発ヒータの通紙方向の温度分布を制御もしくは予想することが容易となる。
3,20,32,33 発熱体
11,126 エンジンコントローラ
21,109d 温度検出素子
24,109c セラミックヒータ
62,109b 定着フィルム
63,109c 加圧ローラ

Claims (10)

  1. 第1発熱体と、
    第2発熱体と、
    商用電源から前記第1発熱体への電力供給路に設けられている第1駆動素子と、
    商用電源から前記第2発熱体への電力供給路に設けられている第2駆動素子と、
    温度検知素子と、
    前記温度検知素子の検知温度に応じた制御段階で前記第1駆動素子と前記第2駆動素子を制御する制御部と、
    を有し、記録材上に形成された画像を加熱する像加熱装置において、
    前記第1発熱体の抵抗値と前記第2発熱体の抵抗値は異なっており、
    前記制御段階の更新周期は、商用電源の交流波形の2周期、または2周期の整数倍の周期であり、
    前記制御部は、1つの前記制御段階で前記第1駆動素子と前記第2駆動素子を制御している期間中、優先して電力供給する発熱体が前記第1発熱体から前記第2発熱体へ切り替わるように、且つ、前記第1発熱体と前記第2発熱体に流れる交流波形が正負の対称性を維持するように、前記第1駆動素子と前記2駆動素子を制御することを特徴とする像加熱装置。
  2. 前記制御部は、前記制御段階に拘らず、前記第1発熱体の発熱量と前記第2発熱体の発熱量の比が一定になるように前記第1駆動素子と前記2駆動素子を制御することを特徴とする請求項1に記載の像加熱装置。
  3. 前記第1発熱体と前記第2発熱体は一つの基板上に設けられており、前記装置は更に、前記基板と接触しつつ移動するベルトと、前記ベルトを介して前記基板と共に記録材を挟持搬送するニップ部を形成する加圧ローラと、を有することを特徴とする請求項1または2に記載の像加熱装置。
  4. 前記第1発熱体の抵抗値と前記第2発熱体の抵抗値は異なっており、抵抗値の低い発熱体が抵抗値の高い発熱体よりも記録材搬送方向上流側に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の像加熱装置。
  5. 交流電源から供給される電力で発熱する第1発熱体と、
    前記第1発熱体とは独立して制御可能であり前記交流電源から供給される電力で発熱する第2発熱体と、
    温度検知素子と、
    前記温度検知素子の検知温度に応じた制御段階で前記第1発熱体と前記第2発熱体を制御する制御部と、
    を有し、記録材上に形成された画像を加熱する像加熱装置において、
    前記制御段階の更新周期は、前記交流電源の交流波形の2周期、または2周期の整数倍であり、
    前記制御部は、
    前記第1発熱体と前記第2発熱体のうちの一方を優先発熱体として、前記優先発熱体への電力供給のみで前記制御段階に対応する電力を満たす場合は、交流の同位相の半波において他方の発熱体へ電力供給せず、
    前記優先発熱体への電力供給のみでは前記制御段階に対応する電力に満たない場合、他方の発熱体を補助発熱体として、交流の同位相の半波における前記補助発熱体への電力供給で電力の不足分を補い、
    1更新周期の期間中、前記優先発熱体を前記第1発熱体から前記第2発熱体へ切り替えると共に、前記第1発熱体が前記優先発熱体である時の前記第1発熱体への電力供給の位相角と、前記第2発熱体が前記優先発熱体である時の前記第2発熱体への電力供給の位相角と、を同位相とし、前記第1発熱体が前記補助発熱体である時の前記第1発熱体への電力供給の位相角と、前記第2発熱体が前記補助発熱体である時の前記第2発熱体への電力供給の位相角と、を同位相とすることを特徴とする像加熱装置。
  6. 前記第1発熱体の抵抗値と前記第2発熱体の抵抗値は異なっていることを特徴とする請求項5に記載の像加熱装置。
  7. 前記第1発熱体を前記優先発熱体とした場合の前記第1発熱体への電力デューティ比、または、前記第2発熱体を前記優先発熱体とした場合の前記第2発熱体への電力デューティ比、または、前記第1発熱体を前記優先発熱体とした場合の前記第1発熱体への電力デューティ比と前記第2発熱体を前記優先発熱体とした場合の前記第2発熱体への電力デューティ比の前記更新周期期間の平均の電力デューティ比、が前記制御段階と線形の関係になっていることを特徴とする請求項6に記載の像加熱装置。
  8. 前記第1発熱体と前記第2発熱体は一つの基板上に設けられており、前記装置は更に、前記基板と接触しつつ移動するベルトと、前記ベルトを介して前記基板と共に記録材を挟持搬送するニップ部を形成する加圧ローラと、を有することを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の像加熱装置。
  9. 前記第1発熱体の抵抗値と前記第2発熱体の抵抗値は異なっており、抵抗値の低い発熱体が抵抗値の高い発熱体よりも記録材搬送方向上流側に設けられていることを特徴とする請求項8に記載の像加熱装置。
  10. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の像加熱装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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