JP5572782B1 - 挿入補助具、挿入本体及び挿入装置 - Google Patents

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Abstract

回転力伝達ユニットの外歯を有する回転ギアが着脱可能に配設される外側に開口した開口端部を有するチャンネルの長手軸に略平行な中心軸が規定された挿入装置の細長い挿入本体の外側に配設される筒状の回転ユニットは、前記チャンネルの開口端部に前記回転ギアが配設された状態で、前記回転ギアの外歯に噛み合わせ可能な内歯を有し前記中心軸の軸回りに回転可能な内歯車と、前記内歯車をその内周面に支持するチューブとを有する。

Description

この発明は、管孔に対して挿入される挿入装置、挿入本体、及び、管孔に対する挿入を補助する挿入補助具に関する。
例えば特開2007−185394号公報の内視鏡の挿入部には、回転ギアと、この回転ギアの基端に固定されたドライブシャフトとを有する回転力伝達ユニットが内蔵されている。回転力伝達ユニットのドライブシャフトを通して回転ギアに回転力を伝達させると、回転ギアの回転にともなって回転ギアに噛み合わせられた内歯を有する筒状の螺旋部(挿入補助具)が回転する。螺旋部の回転により管孔に対して挿入部が手前側から奥側に挿入され、又は、奥側から手前側に抜去される。
内視鏡は洗浄、消毒、滅菌等を行って再利用されることが多い。このため、管孔に対する挿入を補助する挿入補助具を挿入部の挿入本体に対して容易に着脱可能とし、挿入補助具を取り外した挿入本体の洗浄性を向上させることが望まれている。
この発明は、挿入本体の洗浄性を向上させるために挿入部の挿入本体に対して容易に着脱可能な挿入補助具、挿入補助具を取り外した状態で洗浄性を向上させることが可能な挿入本体、挿入本体及び挿入補助具を有する挿入装置を提供することを目的とする。
この発明の一態様に係る、第1の蛇管部と、前記第1の蛇管部とは異なる第2の蛇管部と、前記第1の蛇管部に連結される小径部と、前記第2の蛇管部に連結され前記小径部よりも大径の大径部とを備え、回転力伝達ユニットの回転力が伝達されて回転する回転力伝達部が配置されるベースとを有する挿入装置の挿入本体の外側に配設される挿入補助具は、前記ベースに前記回転力伝達部が配設された状態で、前記回転力伝達部に噛み合わせ可能で前記ベースの回りに回転可能な内側円筒体と、前記内側円筒体を支持し、前記内側円筒体が前記回転力伝達部に噛み合わせられた状態で前記第1の蛇管部の少なくとも一部を覆うチューブとを有する。
図1は本発明の第1及び第2の実施形態に係る内視鏡システムを示す概略図である。 図2Aは第1の実施形態に係る内視鏡システムの内視鏡に対して着脱可能な回転力伝達ユニットを示す概略的な斜視図である。 図2Bは図2A中の回転力伝達ユニットを矢印2B方向から見た概略的な正面図である。 図3は第1の実施形態に係る内視鏡システムの内視鏡の操作部を、図1に対して裏面側から見た状態を示す概略図である。 図4は第1の実施形態に係る内視鏡システムの内視鏡の挿入部のうち、能動湾曲部の一部、受動湾曲部、及び第1の蛇管部の一部を示す概略的な縦断面図である。 図5は第1の実施形態に係る内視鏡システムの内視鏡の挿入部のうち、第1の蛇管部と第2の蛇管部との間の蛇管接続部を示す概略的な縦断面図である。 図6は第1の実施形態に係る内視鏡システムの内視鏡の挿入部のうち、第1の蛇管部と第2の蛇管部との間の蛇管接続部のチャンネルに回転力伝達ユニットを装着した状態を示す概略的な縦断面図である。 図7は第1の実施形態に係る内視鏡システムの内視鏡の挿入部のうち、第1の蛇管部と第2の蛇管部との間の蛇管接続部のチャンネルに回転力伝達ユニットを装着し、蛇管接続部の外側に回転ユニットを装着した状態を示す概略的な縦断面図である。 図8は図7中のVIII−VIII線に沿う位置の概略的な横断面図である。 図9Aは第1の実施形態に係る内視鏡システムの内視鏡の操作部で、挿入本体を通して回転力伝達ユニットが挿通された出口に対して基端側に突出したドライブシャフトの基端に対し、駆動源の回転軸を接続しようとする状態を示す概略的な縦断面図である。 図9Bは図9A中の矢印9B−9B線に沿う位置の概略的な横断面図である。 図10Aは第2の実施形態に係る内視鏡システムの内視鏡の挿入部のうち、第1の蛇管部と第2の蛇管部との間の蛇管接続部のチャンネルに回転力伝達ユニットを装着し、蛇管接続部の外側に回転ユニットを装着した状態を示す概略的な縦断面図である。 図10Bは図10A中の矢印10B−10B線に沿う回転ユニットの保持片の概略的な横断面図である。
図面を参照しながらこの発明を実施するための形態について説明する。
第1の実施の形態について図1から図9Bを用いて説明する。
図1に示すように、この実施形態に係る内視鏡システム10は、内視鏡(挿入装置)12と、図示しない画像プロセッサ等の画像処理ユニットを含みシステム10全体を制御する制御ユニット14と、光源ユニット16と、モニタ等の表示ユニット18と、キーボード、マウス等の入力ユニット20とを有する。
光源ユニット16は、制御ユニット14に電気的に接続されている。制御ユニット14には、表示ユニット18及び入力ユニット20が電気的に接続されている。なお、光源ユニット16は、内視鏡12の後述する挿入部32の先端硬性部52に光源が配設される場合、不要となり得る。
この実施形態に係る内視鏡システム10では、内視鏡12に対して図2Aに示す回転力伝達ユニット(挿入体)22及び図1に示す駆動源24を後述する操作部34側から着脱可能である。すなわち、内視鏡12は、回転力伝達ユニット22及び駆動源24を着脱する挿通路を規定するチャンネル30を有する。そして、チャンネル30は、後述する挿入本体42の中心軸Cに対して外れた位置に回転力伝達ユニット22が挿通される長手軸Lを規定する。なお、チャンネル30の長手軸Lと、挿入本体42の中心軸Cとは特にギア配置空洞142で平行である。
内視鏡12は、管孔内等の狭い孔内に挿入される挿入部32と、挿入部32の基端部に設けられた操作部34とを有する。挿入部32は、例えば大腸の内部、小腸の内部等の管腔に挿入される。操作部34には、ユニバーサルケーブル36の一端が接続されている。ユニバーサルケーブル36の他端には、スコープコネクタ36aが配設されている。スコープコネクタ36aは、制御ユニット14及び光源ユニット16に接続されている。
挿入部32は、細長い挿入本体42と、挿入本体42の外周に着脱可能に取り付けられ挿入本体42の後述する中心軸Cの軸回りに回転可能な回転ユニット(挿入補助具)44とを有する。
挿入本体42は、先端から基端に向かって順に、先端硬性部52と、能動湾曲部54と、外力の作用を受けて受動的に湾曲する受動湾曲部56と、第1の蛇管部58と、第2の蛇管部60とを有する。挿入本体42の先端(先端硬性部52の先端)及び基端(第2の蛇管部60の基端)によって挿入部32の中心軸Cが規定される。
能動湾曲部54と受動湾曲部56との間は、湾曲管接続部62により接続されている。受動湾曲部56と第1の蛇管部58との間は、中継接続部64により接続されている。第1の蛇管部58と第2の蛇管部60との間は、蛇管接続部66により接続されている。第2の蛇管部60と操作部34との間には折レ止メ68が配設されている。すなわち、挿入本体42は、先端硬性部52、能動湾曲部54、受動湾曲部56、第1の蛇管部58及び第2の蛇管部60に加えて、湾曲管接続部62、中継接続部64及び蛇管接続部66を有する。
図1に示す先端硬性部52には観察光学系、照明光学系、処置具チャンネル等、内視鏡12の内部に延設される各種の延設部材12aの先端が固定されている。観察光学系及び照明光学系の延設部材12aは、挿入本体42の内部、操作部34の内部、ユニバーサルケーブル36の内部をそれぞれ通してコネクタ36aに接続されている。処置具チャンネルの延設部材12aすなわちチャンネルチューブは、挿入本体42の内部を通して操作部34に接続されている。
図3は、図1に示す操作部34に対して反対側の側面を示す。図3に示すように、操作部34は、処置具チャンネルの延設部材12aの基端が接続された処置具挿入口72を有する。したがって、処置具挿入口72から挿入された処置具は、延設部材12aすなわち処置具チャンネルを通して先端硬性部52の先端から突出する。
なお、後述するが、操作部34は、処置具挿入口72に並設され、駆動源24を着脱可能な装着部222(図9A参照)を有する。
図3に示すように、操作部34の外表面には、能動湾曲部54の湾曲操作が入力される湾曲操作入力部である湾曲操作ノブ74が設けられている。操作部34の内部では、湾曲操作ノブ74に能動湾曲部54を湾曲させるための図示しない湾曲ワイヤの基端が接続されている。湾曲ワイヤは、挿入本体42(挿入部32)の内部に中心軸Cに沿って延設され、先端が能動湾曲部54の先端部に接続されている。湾曲操作ノブ74での湾曲操作により、湾曲ワイヤが牽引されることにより能動湾曲部54が湾曲される。受動湾曲部56は、外力が直接的に作用したり、能動湾曲部54を介して間接的に外力が作用したりすることにより、受動的に湾曲する。例えば中心軸Cに垂直な方向への外力が受動湾曲部56に作用すると、受動湾曲部56が湾曲する。また、湾曲された能動湾曲部54に中心軸Cに垂直な方向への外力が作用すると、受動湾曲部56にも能動湾曲部54を介して外力が作用し、受動湾曲部56が湾曲する。
なお、操作部34には、例えば送気/送水スイッチや吸引スイッチ等の各種スイッチ76が配設されている。操作部34にはさらに、回転ユニット44を挿入本体42の中心軸Cの軸回りに相対的に回転させる信号を制御ユニット14に出力する回転操作入力スイッチ78が配設されている。回転操作入力スイッチ78は、例えば符号78aで示す位置を押圧して回転操作入力スイッチ78を傾斜させると回転ユニット44を第1の方向に回転させ、符号78bで示す位置を押圧して回転操作入力スイッチ78を傾斜させると回転ユニット44を第1の方向とは逆方向の第2の方向に回転させる信号を制御ユニット14に出力する。
挿入本体42の外周の回転ユニット44は、中心軸Cに沿って延設されるチューブ本体82と、チューブ本体82の外周部に中心軸Cに対して螺旋状に延設されるフィン部84と、チューブ本体82の先端に配設された管状のチューブ先端部86と、チューブ本体82の基端に配設された管状のチューブ基端部88とを有する。
図4には、受動湾曲部56の近傍での挿入本体42及び回転ユニット44の構成を示す。図5から図8には、蛇管接続部66の近傍での挿入本体42及び回転ユニット44の構成を示す。
図4に示すように、能動湾曲部54は、金属製の複数の第1の節輪102を有する。それぞれの第1の節輪102は、隣接する第1の節輪102に対して回動可能に連結されている。最も先端方向側に位置する図示しない第1の節輪には、前述した図示しない湾曲ワイヤの先端が固定されている。湾曲ワイヤが牽引された際には、第1の節輪102が隣接する第1の節輪102に対して回動し、能動湾曲部54が湾曲する。
受動湾曲部56は、金属製の複数の第2の節輪104を有する。それぞれの第2の節輪104は、隣接する第2の節輪104に対して回動可能に連結されている。なお、各第2の節輪104には、湾曲ワイヤを支持するワイヤガイドが設けられていない。このため、中心軸Cに垂直な方向へ作用する外力により、第2の節輪104が隣接する第2の節輪104に対して回動し、受動湾曲部56が湾曲する。
最も先端方向側に位置する第2の節輪104aには、最も基端方向側に位置する第1の節輪102bが嵌合状態で固定されている。第1の節輪102bと第2の節輪104aとの間が固定されることにより、能動湾曲部54と受動湾曲部56との間に湾曲管接続部62が形成される。湾曲管接続部62では、第1の節輪102bと第2の節輪104aとの間が固定され、第1の節輪102b及び第2の節輪104aにより形成される金属部分の肉厚が大きくなる。このため、湾曲管接続部62は、能動湾曲部54及び受動湾曲部56より可撓性が低く、中心軸Cに垂直な方向へ作用する外力によって湾曲しない。
第1の節輪102及び第2の節輪104の外周には、金属製の網状管(ブレード)106が被覆されている。網状管106の外周には、外皮108が被覆されている。湾曲部外皮108は、例えばフッ素ゴムで形成されている。
図4に示すように、第1の蛇管部58には、金属製の第1の螺旋管(第1のフレックス)112が設けられている。第1の螺旋管112の外周には、金属製の第1の網状管(第1のブレード)114が被覆されている。第1の網状管114の外周には、第1の外皮116が被覆されている。第1の外皮116は、例えばポリウレタンとポリエステルの混合樹脂材等の、能動湾曲部54及び受動湾曲部56の外皮108より可撓性の低い材料で形成されている。また、第1の螺旋管112は、複数の第1の節輪102の連結体及び複数の第2の節輪104の連結体に比べ、外力が作用した際の湾曲性が低下する。したがって、第1の蛇管部58は、能動湾曲部54及び受動湾曲部56より可撓性が低くなる。ただし、第1の蛇管部58は、中心軸Cに垂直な方向に作用する外力によって湾曲する程度の可撓性を有する状態で設けられている。
第1の螺旋管112及び第1の網状管114には、最も基端方向側に位置する第2の節輪104bが嵌合状態で固定されている。第2の節輪104bと第1の螺旋管112及び第1の網状管114との間が固定されることにより、受動湾曲部56と第1の蛇管部58との間に中継接続部64が形成される。中継接続部64では、第2の節輪104bと第1の螺旋管112及び第1の網状管114との間が固定され、第2の節輪104b、第1の螺旋管112及び第1の網状管114により形成される金属部分の肉厚が大きくなる。このため、中継接続部64は、受動湾曲部56及び第1の蛇管部58より可撓性が低く、中心軸Cに垂直な方向へ作用する外力によって湾曲しない。
中継接続部64には、湾曲部外皮108の基端及び第1の外皮116の先端が位置している。湾曲部外皮108と第1の外皮116との間は、第1の外皮116及び湾曲部外皮108に糸122が巻回されるとともに、接着剤124が被覆されている。
なお、図示を一部省略するが、第1の節輪102、湾曲管接続部62、第2の節輪104、中継接続部64、第1の螺旋管112の内部の空間にはそれぞれ延設部材12aが挿通されている。
図5から図7に示す第2の蛇管部60は、第1の蛇管部58と同様の構成である。このため、詳細な説明を省略するが、第2の蛇管部60は、中心軸Cに垂直な方向に作用する外力によって湾曲する程度の可撓性を有する状態で設けられている。なお、図5から図7中に符号128aで示す管状体は、螺旋管及びその外周に配設された網状管を示す。符号128bで示す環状体は外皮として用いられる。このため、第1の蛇管部58及び第2の蛇管部60の構造は同一である。
なお、第2の蛇管部60の外皮128bは符号128aで示す螺旋管及びその外周に配設された網状管の外側だけでなく、後述する接続口金132の大径部154及び段差部156の外周を覆っていることが好ましい。
図5から図8に示すように、第1の蛇管部58と第2の蛇管部60との間の蛇管接続部66は、例えば金属材製や硬質樹脂材製の筒状の接続口金(ベース)132を有する。なお、接続口金132は、挿入本体42により中心軸Cが規定される。
接続口金132は、ここでは図示しない延設部材12a(図4参照)が挿通される空洞132aを有する。
接続口金132の先端には第1の蛇管部58の基端が固定されている。また、接続口金132の基端には第2の蛇管部60の先端が固定されている。
図示しないが、第1の蛇管部58の内部の空間、接続口金132の空洞132a、さらには第2の蛇管部60の内部の空間はそれぞれ連通し延設部材12aが挿通されている。
なお、接続口金132は例えば金属材で形成されているので、第1の蛇管部58及び第2の蛇管部60に対して曲がり難く形成されている。例えば、大腸等の内壁により蛇管接続部66に対して外力が付加されたとしても、蛇管接続部66は曲がらない。
図5から図8に示すように、接続口金132には、回転力伝達ユニット22の後述する回転ギア(回転力伝達部)202が配置されるギア配置空洞142が形成されている。このギア配置空洞142は接続口金132の外側に開口する開口端部143を有する。図8に示すように、ギア配置空洞142は、その位置の横断面が例えば略U字状に形成されている。なお、ギア配置空洞142に回転ギア202が配設された状態で、回転ギア202の一部(図8中の上側部位)がギア配置空洞142から突出した位置に配設される。
図8中に破線で示す円弧CAは、ギア配置空洞142が形成されていない場合の、中心軸Cを中心とする接続口金132の後述する小径部152の仮想的な外周面を示す。図8では、円弧CAが回転ギア202の本体202aを横切るように形成されているが、回転ギア部202bが回転ユニット44の後述する内歯302aに噛み合い可能な状態であればギア部202bを横切るように形成されていても良い。例えば、円弧CA上又は円弧CAの外側に歯底円があり、かつ、円弧CAの外側に回転ユニット44の内歯302aの歯先円があれば良い。
なお、ギア配置空洞142には、回転ギア202の先端の後述する凸部202cを回転可能に支持する支持凹部142aが配設されている。
接続口金132には、ギア配置空洞142の基端側に回転力伝達ユニット22の後述するカラー206が回転可能に支持される支持部144が形成されている。なお、回転力伝達ユニット22のカラー206が支持部144に配設された状態では、カラー206の外周面と支持部144との間に殆ど隙間が存在しないが、長手軸Lの軸回りの回転すなわち長手軸Lの軸回りの摺動を許容する。
接続口金132には、ギア配置空洞142及び支持部144に連通する位置に回転力伝達ユニット22用の円筒状のチャンネル口金146が固定されている。接続口金132に対してチャンネル口金146は水密に固定されている。このチャンネル口金146の外周面には回転力伝達ユニット22用のチャンネルチューブ148の先端が固定されている。このため、チャンネルチューブ148の内側には、回転力伝達ユニット22を挿通させることができる。チャンネルチューブ148は、挿入本体42の内部を中心軸Cに沿って、基端方向に延設されている。
チャンネルチューブ148はチャンネル口金146に水密に固定され、かつ、延設部材12aの1つである処置具チャンネルチューブに並設されている。
接続口金132は、先端側の小径部152と、基端側の大径部154と、小径部152と大径部154との境界にある段差156とを有する。小径部152のうち、ギア配置空洞142には、上述したように、接続口金132の外側に連通するチャンネル30の開口端部143が形成されている。小径部152及び大径部154は中心軸Cに対して同心上にある。また、小径部152の外径d1よりも大径部154の外径d2が大きい。言い換えると、図5に示すように、接続口金132の先端側の小径部152に連結される第1の蛇管部58の外径d1は、接続口金132の基端側の大径部154に連結される第2の蛇管部60の外径d2よりも小さく形成されている。
なお、この実施形態の図5から図7には、小径部152の先端側に直接的に第1の蛇管部58が連結され、大径部154の基端側に直接的に第2の蛇管部60が連結された状態を示している。小径部152の先端側に口金(図示せず)を配置して小径部152に対して間接的に第1の蛇管部58を連結しても良い。また、大径部154の基端側に口金(図示せず)を配置して大径部154に対して間接的に第2の蛇管部60を連結しても良い。
ここで、図2Aに示すように、回転力伝達ユニット22は、略円柱状に形成された回転ギア(回転力伝達部)202と、ドライブシャフト204と、回転ギア202とドライブシャフト204との接続部の外周に配設されたカラー(回転筒)206とを有する。そして、回転ギア202、ドライブシャフト204及びカラー206によって回転力伝達ユニット22の長手軸Lが規定される。
回転ギア202は、円柱状の本体202aと、本体202aの外周に形成された外周ギア部(外歯)202bと、本体202aの先端に形成された凸部202cとを有する。外周ギア部202bはチャンネル30内で長手軸(回転軸)L回りに回転可能で回転ユニット44の後述する内歯302aに噛み合わせ可能である。回転ギア202の本体202aの先端に形成された凸部202cは例えば略円錐状に形成されている。この凸部202cはギア配置空洞142に配設された支持凹部142aに回転可能に支持される。
回転ギア202の基端側に配置されたカラー206の外周面と支持部144との間には殆ど隙間が存在しない。回転ギア202は、支持凹部142a及び支持部144により両持ちされた状態で回転する。このため、回転ギア202の回転を安定化することができる。
ドライブシャフト204は回転ギア202の基端部から長手軸Lに沿って基端側に延出され基端に長手軸L回りの回転力が加えられると回転ギア202を回転させることができる。ドライブシャフト204は例えば金属素線を円筒網状に編んだものが重ね合わせられて多層に形成されたり、又は、右巻き及び左巻き線材が重ね合わせられた多層ワイヤで形成されたりしており、回転追従性及び柔軟性を有する。
図2Bに示すように、ドライブシャフト204の基端は例えば円形状に形成されている。ドライブシャフト204の基端には、駆動源24の後述するD字状の回転軸214が嵌合されるD字状の凹部208が形成されている。このため、駆動源24の回転軸214の回転がドライブシャフト204に伝達され、ドライブシャフト204の回転が回転ギア202に伝達される。
カラー206は、長手軸Lの軸回りの回転を許容する。カラー206は、図6に示すように回転ギア202及びドライブシャフト204の外周面にまたがって配置されていても良いし、回転ギア202の外側に配設され、又は、ドライブシャフト204の外側に配設されていても良い。すなわち、カラー206は回転ギア202及びドライブシャフト204の少なくとも一方の外周面に配設されている。
図9Aに示すように、駆動源24は、モータ本体212と、回転軸214と、モータケーブル216とを有する。モータケーブル216の遠位端は制御ユニット14に着脱可能に接続されている。モータ本体212のうち回転軸214の軸方向に対して直交する回転軸214の横断面の外形、及び、モータ本体212の横断面の外形はそれぞれ例えば略D字状に形成されている。
図9Aに示すように、操作部34には、回転力伝達ユニット22のドライブシャフト204の基端の出口222aを規定するとともにドライブシャフト204の基端に回転力を伝達する後述する駆動源24が装着される装着部222が設けられている。なお、装着部222には、モータ本体212の外周を保持する保持リング224が配設されている。
なお、図5から図7に示すチャンネルチューブ148は、挿入本体42の内部及び操作部34の内部を通して装着部222の出口222aに連通されている。このため、チャンネルチューブ148の基端が装着部222の出口222aで開口している。
このように、挿入本体42の蛇管接続部66及び第2の蛇管部60には、先端から基端に向かって順に、ギア配置空洞142、支持部144、チャンネル口金146、チャンネルチューブ148及び装着部222が規定されて、回転力伝達ユニット22が挿通される挿通路としてのチャンネル30が形成されている。
図7及び図8に示す回転ユニット44は、挿入本体42に対して、先端硬性部52を通して着脱可能である。
回転ユニット44のチューブ本体82は、ポリウレタン等の樹脂材で形成されている。チューブ本体82は、図4に示す湾曲部外皮108の外周面及び図7に示す第1の蛇管部58の外周面との間に隙間Gを有する。すなわち、チューブ本体82は、挿入本体42の外周部との間に隙間Gを有する状態で設けられる。このため、挿入本体42に対して回転ユニット44が回転する際、挿入本体42とチューブ本体82との間に摩擦が生じるのが防止されている。
チューブ先端部86は、例えばゴム材等、チューブ本体82より軟らかい材料で形成されている。図4に示すように、チューブ先端部86の内周部は、回転ユニット44と湾曲部外皮108との間の隙間Gをチューブ本体82の内周方向側の部位より減少させるように形成されている。
この実施形態では、回転ユニット44のチューブ基端部88は、回転力伝達ユニット22の回転ギア202の外歯202bに噛み合い可能な内歯302aを有する内側円筒体(内歯車)302と、チューブ本体82の基端部に固定され内側円筒体302の外側に配設され、内側円筒体302をその内周面に支持する円筒状の支持部304aを有する外側円筒体(チューブ)304とを有する。回転力伝達ユニット22の回転ギア202の外歯202bに内側円筒体302の内歯302aが噛み合わせられると、内側円筒体302は、挿入本体42の外側を、中心軸Cの軸回りに回転可能である。また、外側円筒体304は内側円筒体302をその内周面に支持しているので、内側円筒体302が挿入本体42の中心軸Cの軸回りに回転すると、一緒に回転する。
内側円筒体302は例えばステンレス鋼材等の金属材で形成されていることが好適である。外側円筒体304は電気絶縁性を有する樹脂材やゴム材等で形成されていることが好適である。なお、内側円筒体302及び外側円筒体304は例えばインサート成形等により一体化されていることが好ましい。
ここで、内側円筒体302の中心軸Cに沿った方向の軸方向長さは、外側円筒体304の中心軸Cに沿った方向の軸方向長さに比べて短い。そして、内側円筒体302の外周面は外側円筒体304の内周面(支持部304a)により全体が覆われている。なお、内側円筒体302の基端と外側円筒体304の基端とが中心軸Cの長手方向の同じ位置に配置されていても良い。
外側円筒体304の内周面には接続口金132の小径部152の外周面に回転可能に当接されるリング状又は適宜の間隔に形成された凸部(保持部)304bが形成されている。凸部304bは支持部304aよりも先端側に、外側円筒体304に一体的に形成されていることが好適である。すなわち、外側円筒体304が凸部304bを有することが好適である。
そして、凸部304bは、挿入本体42の中心軸Cと回転ユニット44の中心軸Cとが一致するように、挿入本体42に対する回転ユニット44の姿勢を維持する姿勢維持部として機能する。また、凸部304bは、チャンネル30の開口端部143に回転ギア202が配設された状態で、挿入本体42の中心軸Cと回転ギア202の外歯202bの回転軸Lとの平行状態を維持し、回転ギア202の外歯202bと内歯車302の内歯302aとの径方向の噛み合い姿勢を維持する。このため、凸部304bによりチューブ基端部88の内側円筒体302の内歯302aと回転ギア202の外歯202bとの距離を一定に保ち、内側円筒体302の内歯302aと回転ギア202の外歯202bとの間の噛み合い状態を所定の状態に保つことができる。すなわち、凸部304bは、チャンネル30の開口端部143に回転ギア202が配設された状態で、回転ギア202の外歯202bに内側円筒体302の内歯302aを噛み合わせた状態を保持することができる。
凸部304bがOリングとして形成されている場合、凸部304bはその外周面から内周面、すなわち小径部152に向かうにつれて薄肉となっており、例えば断面が略V字状に形成されていることが好ましい。このような形状にすると、挿入本体42に対して中心軸Cの軸回りに回転することは許容されるが、挿入本体42の特に先端側等、中心軸Cの軸方向に移動するのが摩擦により防止される。すなわち、凸部304bの形状を適宜に形成することにより、接続口金132の小径部152と回転ユニット44の外側円筒部304の凸部304bとの間に摩擦力を発生させ、接続口金132に対して回転ユニット44の凸部304bを中心軸Cの軸方向に移動させるのに必要な力(摩擦力に抗した力)と、接続口金132に対して凸部304bを中心軸Cの軸回りに回転させるのに必要な力(摩擦力に抗した力)とを比較した場合、後者に比べて前者を十分に大きくすることができる。
図7に示すように、この実施の形態では、回転ユニット44の外側円筒体304の外径Dは第1の蛇管部58の外径d1よりも大きいのはもちろん、接続口金132の大径部154や第2の蛇管部60の外径d2よりも大きく形成されている。ただし、外側円筒体304の外径Dは接続口金132の大径部154の外径や第2の蛇管部60の外径d2と比較して差がない程度に形成されていることが好ましい。すなわち、回転ユニット44の外側筒状体304の外径Dと第2の蛇管部60の外径d2との差が小さく、境界部分での段差が小さく形成されていることが好ましい。このように形成されることにより、例えば挿入部32を管孔に対して後退させて抜去する際に、回転ユニット44の基端が管孔の内壁等に引っかかるのを極力防止することができる。
外側円筒体304のうち、凸部304bを除く部位の最小内径は第1の蛇管部58の基端部の外径よりも大きく、内側筒状部内周面と第1の蛇管部58の外周面との間に隙間Gを有する。
チューブ本体82の外周部に延設されるフィン部84は、例えばゴム材で形成されている。フィン部84は、チューブ本体82に接着又は溶着等により固定されている。図1に示すように、フィン部84は、基端方向から視て時計回りの螺旋状に延設されている。内視鏡12の挿入部32が小腸の内部、大腸の内部等の管腔に挿入された際には、管腔壁に回転ユニット44のフィン部84が当接する。この状態で、回転ユニット44を挿入本体42に対して中心軸Cの軸回りに回転させる。これにより、中心軸Cの軸方向に沿った方向の推進力が挿入部32に作用する。
次に、この実施形態に係る内視鏡システム10の作用について説明する。ここでは、挿入本体42に対して回転力伝達ユニット22及び回転ユニット44を装着し、操作部34に対して駆動源24を装着する組み立て手順について主に説明する。
図2Aに示す回転力伝達ユニット22の回転ギア202をその先端から、装着部222、チャンネルチューブ148、チャンネル口金146、支持部144を通して蛇管接続部66のギア配置空洞142に導入していく。チャンネル30のギア配置空洞142に回転ギア202が配設される。すなわち、チャンネル30の開口端部143に回転ギア202が配設される。このとき、挿入本体42の中心軸Cに対して、回転力伝達ユニット22の長手軸Lは平行である。
なお、このとき、回転力伝達ユニット22全体をチャンネル30の後端側に引っ張ると、回転力伝達ユニット22がチャンネル30から容易に引き抜かれる。
図6から図8に示すようにチャンネル30の所定の位置に回転力伝達ユニット22が配設された場合、図9Aに示すようにドライブシャフト204の基端は装着部222の内部又はその近傍にある。この状態で図9Aに示す駆動源24を図9Bに示すD字状の装着部222に装着するとともに、回転軸214をドライブシャフト204の基端のD字状の凹部208に嵌合させる。
そして、回転ユニット44を中心軸Cの軸回りに回転させながら挿入本体42の基端側に移動させる。すなわち、回転ユニット44のチューブ基端部88の基端を蛇管接続部66の接続口金132の小径部152の外側を通して基端側に移動させる。そして、内側筒状体302の内歯302aと回転力伝達ユニット22の外歯202bとを噛み合わせるとともに、外側筒状体304の凸部304bを接続口金132の小径部152の外周面に回転可能に当接させる。このとき、チューブ基端部88の基端と接続口金132の大径部154の先端の段差部156との間には殆ど隙間が存在しない。
ここで、外側筒状体304の凸部304bが接続口金132の小径部152に近接する側ほど薄肉に形成されて外周面に密着している。このため、挿入本体42に対して中心軸Cの軸回りに回転することは許容されているが、挿入本体42の特に先端側等、中心軸Cの軸方向に移動するのが摩擦により防止されている。
このようにして、筒状の回転ユニット(挿入補助具)44は、回転力伝達ユニット22の外歯202bを有する回転ギア202が着脱可能に配設される、外側に開口した開口端部143を有するチャンネル30の長手軸Lに略平行な中心軸Cが規定された内視鏡(挿入装置)12の細長い挿入本体42の外側に配設される。
回転ユニット44が接続口金132に装着された状態で接続口金132の小径部152の外側は回転ユニット44に覆われている。さらに、小径部152の先端側に連結された第1の蛇管部58の基端部(の少なくとも一部)は回転ユニット44に覆われている。
内視鏡12の挿入部32は、このような状態で使用可能となる。すなわち、挿入部32の回転ユニット44は中心軸Cに対して第1の方向及び第2の方向に回転可能である。
例えば、挿入部32の回転ユニット44を第1の方向に回転させる場合、図1に示す内視鏡システム10を起動させた状態で、図1及び図3に示す回転操作入力スイッチ78の符号78aで示す位置を押圧する。その回転操作入力スイッチ78の押圧信号がユニバーサルケーブル36、コネクタ36aを介して制御ユニット14に入力される。制御ユニット14はモータケーブル216及びモータ本体212を介して駆動源24の回転軸214を第1の方向に回転させる。回転軸214の第1の方向への回転により、ドライブシャフト204が第1の方向に回転する。ドライブシャフト204が第1の方向に回転することによって、その回転力が回転ギア202に伝達され、回転ギア202が第1の方向に回転する。このため、回転ギア202に噛み合わせられた内歯302aを有する内側筒状体302が第1の方向に回転する。内側筒状体302が第1の方向に回転するのに伴って、それと一体の外側筒状体304が第1の方向に回転する。
なお、挿入部32の回転ユニット44を第2の方向に回転させる場合、図1に示す内視鏡システム10を起動させた状態で、回転操作入力スイッチ78の符号78bで示す位置を押圧する。
本実施形態では、基端方向から視て時計回りの螺旋状にフィン部84が延設されている。したがって、回転ユニット44が基端方向から視て時計回り(第1の方向)に回転することにより、先端方向への推進力が挿入部32に作用する。これより、管孔での挿入部32の挿入性が向上する。一方、回転ユニット44が基端方向から視て反時計回り(第2の方向)に回転することにより、基端方向への推進力が挿入部32に作用する。これより、管孔での挿入部32の抜脱性が向上する。
この実施形態の回転ユニット44の外側筒状体304の外径Dと、第2の蛇管部60の外径d2との差(段差)は小さく形成されている。このため、例えば挿入部32を管孔から抜去する際に、回転ユニット44の外側筒状体304の基端と接続口金132の段差部156との間に生体組織が引っ掛かること等を極力防止できる。また、回転ユニット44の外側筒状体304の基端と接続口金132の段差部156との間の隙間を小さくしたので、例えば挿入部32を管孔から抜去する際に、回転ユニット44の外側筒状体304の基端と接続口金132の段差部156との間に生体組織が引っ掛かること等を極力防止できる。
内視鏡12の使用後、内視鏡12は洗浄、消毒、滅菌されて再利用される。この手順について簡単に説明する。
回転ユニット44を挿入本体42の中心軸Cの軸回りに回転させながら摩擦力に抗して先端側に徐々に引っ張る。このため、回転ユニット44を蛇管接続部66の外側から先端側に移動させる。回転ギア202の外周ギア部202bと回転ユニット44の内側筒状体302の内歯302aとの噛み合いを解除する。そして、回転ユニット44を挿入本体42の先端から取り外す。
そして、駆動源24及び回転力伝達ユニット22をチャンネル30の基端から手前側に引っ張る。このため、回転力伝達ユニット22をチャンネル30に対して抜去可能である。そして、図5に示すように、チャンネル30に対して回転力伝達ユニット22を完全に抜去する。ここで、回転力伝達ユニット22は、チャンネル30に対して容易に着脱可能である。
なお、回転ユニット44を挿入本体42から取り外した後に回転力伝達ユニット22を挿入本体42から取り外しても良い。また、回転力伝達ユニット22を挿入本体42から取り外した後に回転ユニット44を挿入本体42から取り外しても良い。
そして、装着部222、チャンネルチューブ148、チャンネル口金146、支持部144、ギア配置空洞142を通して例えば洗浄液やブラシ等をチャンネル30に挿通させたときの挿通路を確保することができる。このように、回転ユニット44及び回転力伝達ユニット22を挿入部32から取り除いた状態で、図示しないブラシ等を用いてチャンネル30内を確実に洗浄することができる。したがって、挿入本体42及び操作部34の洗浄や消毒、さらには滅菌等を容易に行うことができる。
以上説明したように、この実施形態によれば、以下のことが言える。
内歯302aを有する内側筒状体302を一体化させた回転ユニット44を挿入本体42に対して容易に取り付けたり、取り外したりすることができる。このため、チャンネル30すなわち回転力伝達ユニット22が挿通される挿通路を洗浄する際、回転力伝達ユニット22の回転ギア202の外歯202bに噛み合わせられる内歯が挿入本体42に存在しないので、チャンネル30の洗浄性を向上させることができる。
また、回転ユニット44のチューブ基端部88の外側筒状体304には、内側筒状体302に隣接した位置に凸部304bが形成されている。この凸部304bによって、回転力伝達ユニット22の回転ギア202の長手軸(回転軸)Lと、回転ユニット44の内歯302aの中心軸Cとを平行に維持することができる。したがって、回転力伝達ユニット22の回転ギア202の長手軸L回りの回転を、内歯302aを通して回転ユニット44に確実に伝達することができる。
挿入本体42に対して回転ユニット44を取り付ける際に、取り付けのための部品を他に必要としない。すなわち、挿入本体42に対して回転ユニット44を取り付ける際、特に、接続口金132の小径部152の外周面に外側筒状体304の凸部304bを当接させた状態で回転させながら挿入本体42に対して回転ユニット44を中心軸Cに沿って基端側に移動させれば良い。このため、挿入本体42に対する回転ユニット44の取り付けを容易に行うことができる。
挿入本体42に対して回転ユニット44を取り外す際に、取り外しのための部品を他に必要としない。すなわち、挿入本体42に対して回転ユニット44を取り外す際、特に、接続口金132の小径部152の外周面に外側筒状体304の凸部304bを当接させた状態で回転させながら挿入本体42に対して回転ユニット44を中心軸Cに沿って先端側に移動させれば良い。このため、挿入本体42に対する回転ユニット44の取り外しを容易に行うことができる。
したがって、この実施形態に係る内視鏡12は、挿入本体42に対して回転ユニット44を容易に取り付け及び取り外し可能で、組み立て性を向上させることができる。
回転力伝達ユニット22を挿入本体42に取り付ける際には、チャンネル30に対して回転ギア202をギア配置空洞142に向かって移動させるだけで良い。また、回転力伝達ユニット22を挿入本体42から取り外す際には、チャンネル30に対して回転ギア202をギア配置空洞142から離す方向に向かって移動させるだけで良い。
したがって、この実施形態に係る内視鏡12は、挿入本体42に対して回転力伝達ユニット22を容易に取り付け及び取り外し可能で、組み立て性を向上させることができる。
このため、内視鏡12の使用後、内視鏡12を洗浄する際に、回転力伝達ユニット22及び回転ユニット44を容易に取り外すことができるので、洗浄性を向上させることができる。
したがって、この実施形態によれば、挿入本体42の洗浄性を向上させるために挿入部32の挿入本体42に対して容易に着脱可能な回転ユニット(挿入補助具)44、回転ユニット44を取り外した状態で洗浄性を向上させることが可能な挿入本体42、挿入本体42及び回転ユニット44を有する内視鏡(挿入装置)12を提供することができる。
なお、この実施形態の回転力伝達ユニット22は、回転ギア202の先端の凸部202cがチャンネル30の支持凹部142aで支持され、回転ギア202の基端のカラー206がチャンネル30の支持部144に支持された状態で回転する、いわゆる両持ちで支持されている。このため、回転ギア202が回転しながら長手軸Lから外れることを効果的に防止できる。
この実施形態では、駆動源24としてモータを用いる例について説明したが、回転軸214を手動で回転させるようにしても良い。
次に、第2の実施の形態について図10A及び図10Bを用いて説明する。この実施の形態は第1の実施の形態の変形例であって、第1の実施の形態で説明した部材と同一の部材には同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。
この実施形態では、第1の実施の形態に対して、挿入本体42の蛇管接続部66の接続口金132の形状、及び、回転ユニット44のチューブ基端部88の外側円筒体(チューブ)304の形状を変更した例について説明する。
この実施形態では、回転ユニット44のチューブ基端部88の外側円筒体(チューブ)304の支持部304aは、内側円筒体302の先端側だけでなく基端側を保持している。
図10Aに示すように、接続口金132の大径部154は、小径部152よりも大径で大径部154の最大径よりも小径の第1径部154aと、大径部154の最大径をなす第2径部154bと、第1径部154a及び第2径部154bの間に形成された環状溝154cとを有する。第1径部154aと第2径部154bとは中心軸Cに対して同心上にあり、第1径部154aは小径部152の基端側に隣接する位置にあり、第2径部154bは第1径部154aの基端側にあり、小径部152の基端側に離隔した位置にある。
図10A及び図10Bに示すように、外側筒状体304の基端側には、環状溝154cに嵌合可能で中心軸Cに対して径方向に弾性変形可能な複数の保持片(保持部)306が形成されている。すなわち、内側円筒体(内歯車)302は外側円筒体304の凸部304bと保持片306との間に配設されている。図10Bに示すように、保持片306は、適宜の間隔に複数ある。複数の保持片306は外側円筒体304に一体的に形成されていることが好適である。すなわち、外側円筒体304が複数の保持片306を有することが好適である。
そして、各保持片306は、第1径部154aの先端から基端側にかけて外周を覆う延出部(凹部)306aと、延出部306aの基端に形成され径方向内方に突出して環状溝154cに係合可能な爪部(凸部)306bとを有する。爪部306bの径方向内方への突出量(環状溝154cの深さ)は、回転ユニット44が挿入本体42に対して中心軸Cの軸方向に保持された状態を維持できれば良い。そして、ギア配置空洞142に回転ギア202が配置された状態で、回転ユニット44を挿入本体42に着脱する際、回転ギア202の外歯202bに爪部306bの内周面が触れない程度に形成されていることが好ましい。
このように、外側筒状体304の爪部306bが接続口金132の大径部154の環状溝154cに係合されることにより、爪部306bは、挿入本体42の中心軸Cの軸方向への位置ズレを防止する位置ズレ防止部として用いられる。このとき、外側筒状体304の爪部306bが接続口金132の環状溝154cに係合された場合、回転ユニット44が挿入本体42の中心軸Cの軸方向に移動するのが防止されているので、チャンネル30の開口端部143に回転ギア202が配設された状態で、回転ギア202の外歯202bに内歯車302の内歯302aを噛み合わせた状態を保持することができる。
爪部306bは、保持片306の延出部306aに対する遠位端(径方向内方部位)のうちの基端側の内周面が大径部154の第1径部154aの先端に当接されたときに保持片306が径方向外方に弾性変形するように斜面に形成されている。爪部306bは、その延出部306aに対する遠位端のうちの先端側が環状溝154cに係合された状態で係合状態を維持するように形成されている。具体的には、爪部306bのうち、延出部306aに対する遠位端のうちの先端側が、例えば中心軸Cに対して直交する面よりも外側ほど基端側に傾斜した面を形成するように形成されている。
なお、環状溝154cの壁面と各爪部306bとの間は摩擦が少ない素材で形成されているとともに、極力摩擦が少なく形成されている。
次に、この実施形態に係る内視鏡システム10の作用について説明する。ここでは、挿入本体42に対して回転ユニット44を取り付ける手順、及び、取り外す手順について簡単に説明する。
まず、挿入本体42に対して回転ユニット44を取り付ける手順について説明する。
回転ユニット44を中心軸Cの軸回りに回転させながら挿入本体42の基端側に移動させる。すなわち、回転ユニット44のチューブ基端部88の基端を蛇管接続部66の接続口金132の小径部152の外側を通して基端側に移動させる。
そして、爪部306bのうち、保持片306の延出部306aに対する遠位端(径方向内方部位)のうちの基端側の内周面が大径部154の第1径部154aの先端に当接されると、保持片306の延出部306aが径方向外方に弾性変形する。
この状態で、回転ユニット44を中心軸Cの軸回りに回転させながら挿入本体42の基端側にさらに移動させる。このため、保持片306の爪部306bが環状溝154cに入るとともに、延出部306aが元の状態に戻る。
爪部306bが環状溝154cに入っているので、爪部306b及び環状溝154cは、挿入本体42の中心軸Cの軸方向に回転ユニット44が移動する、位置ズレを防止している。
なお、外側筒状体304の凸部304bが接続口金132の小径部152に近接する側ほど薄肉に形成されて外周面に密着している。このため、挿入本体42に対して中心軸Cの軸回りに回転することは許容されている。そして、凸部304bは、接続口金132の小径部152と外側円筒体304の内周面との間の距離を一定に保つ。このため、凸部304bにより、回転ユニット44は挿入本体42の接続口金132に対する姿勢を維持できる。
次に、挿入本体42に対して回転ユニット44を取り外す手順について説明する。
保持片306の延出部306a及び爪部306bを外側に開いて、環状溝154cから爪部306bを出す。そして、回転ユニット44を挿入本体42の中心軸Cの軸回りに回転させながら摩擦力に抗して先端側に徐々に引っ張る。このようにして、回転ユニット44を蛇管接続部66の外側から先端側に移動させる。そして、回転ユニット44を挿入本体42の先端から取り外す。
なお、回転ユニット44を使い捨てとする場合、延出部306aを折り曲げて爪部306bを環状溝154cから取り外したり、爪部306bを切断して保持片306と環状溝154cとの間の係合を解除しても良い。
この実施形態では、回転ユニット44の爪部306bを接続口金132の大径部154の環状溝154cに係合する例について説明した。接続口金132の大径部154の第1径部154aの外周面を凸部として形成し、内側円筒体(内歯車)302の基端と延出部306aと爪部306bとにより形成される空間を凹部として、両者を係合するように形成しても良い。
上述した第1及び第2の実施形態では、内視鏡12の挿入本体42に回転ユニット44を装着する例について説明したが、内視鏡12に限ることはなく、例えば手術用マニピュレータ(挿入装置)等の挿入本体42に回転ユニット44を着脱可能とする構造を採用可能である。
これまで、いくつかの実施の形態について図面を参照しながら具体的に説明したが、この発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で行なわれるすべての実施を含む。
C…中心軸、L…長手軸(回転軸)、12…内視鏡、22…回転力伝達ユニット、24…駆動源、30…チャンネル、32…挿入部、42…挿入本体、44…回転ユニット、58…第1の蛇管部、60…第2の蛇管部、66…蛇管接続部、82…チューブ本体、84…フィン部、88…チューブ基端部、128a…管状体、128b…外皮、132…接続口金、132a…空洞、142…ギア配置空洞、142a…支持凹部、143…開口端部、144…支持部、146…チャンネル口金、148…チャンネルチューブ、152…小径部、154…大径部、154a…第1径部、154b…第2径部、154c…環状溝、156…段差部、202…回転ギア、202a…本体、202b…回転ギア部(外歯)、202c…凸部、204…ドライブシャフト、206…カラー、302…内側筒状体(内歯車)、302a…内歯、304…外側筒状体(チューブ)、304a…支持部、304b…凸部、306…保持片、306a…延出部、306b…爪部。

Claims (10)

  1. 第1の蛇管部と、前記第1の蛇管部とは異なる第2の蛇管部と、前記第1の蛇管部に連結される小径部と、前記第2の蛇管部に連結され前記小径部よりも大径の大径部とを備え、回転力伝達ユニットの回転力が伝達されて回転する回転力伝達部が配置されるベースとを有する挿入装置の挿入本体の外側に配設される挿入補助具であって、
    前記ベースに前記回転力伝達部が配設された状態で、前記回転力伝達部に噛み合わせ可能で前記ベースの回りに回転可能な内側円筒体と、
    前記内側円筒体を支持し、前記内側円筒体が前記回転力伝達部に噛み合わせられた状態で前記第1の蛇管部の少なくとも一部を覆うチューブと
    を有する挿入補助具。
  2. 前記回転力伝達部は、外歯を有する回転ギアであり、
    前記挿入本体は、前記回転ギアが着脱可能に配設される外側に開口した開口端部を有するチャンネルの長手軸に略平行な中心軸が規定され、
    前記内側円筒体は、前記回転ギアの前記外歯に噛み合わせ可能な内歯を有し前記中心軸の軸回りに回転可能な内歯車である、請求項1に記載の挿入補助具。
  3. 前記チューブは、前記チャンネルの開口端部に前記回転ギアが配設された状態で、前記回転ギアの外歯に前記内歯車の内歯を噛み合わせた状態を保持する保持部を有する、請求項2に記載の挿入補助具。
  4. 前記保持部は、前記挿入本体の中心軸の軸方向への位置ズレを防止する位置ズレ防止部を有する、請求項3に記載の挿入補助具。
  5. 前記保持部は、前記チャンネルの開口端部に前記回転ギアが配設された状態で、前記挿入本体の中心軸と前記回転ギアの外歯の回転軸との平行状態を維持し、前記回転ギアの外歯と前記内歯車の内歯との径方向の噛み合い姿勢を維持する姿勢維持部を有する、請求項3に記載の挿入補助具。
  6. 前記保持部は少なくとも2つあり、
    前記内歯車は、前記少なくとも2つの保持部の間に配設されている、請求項3に記載の挿入補助具。
  7. 請求項1に記載の挿入補助具が装着される挿入装置の挿入本体であって、
    第1の蛇管部と、
    前記第1の蛇管部とは異なる第2の蛇管部と、
    回転力伝達部を有し、回転力が伝達されて前記回転力伝達部を回転させる回転力伝達ユニットと、
    前記回転力伝達部が配置され、前記第1の蛇管部に連結される小径部と、前記第2の蛇管部に連結され前記小径部よりも大径の大径部とを備え、前記内側円筒体が前記回転力伝達部に噛み合わせられた状態で前記第1の蛇管部の少なくとも一部を覆うように前記チューブが装着されるベースと
    を具備する挿入本体。
  8. 前記回転力伝達部は、外歯を有する回転ギアを備え、
    前記挿入本体には、前記回転ギアが着脱可能に配設される外側に開口した開口端部を有するチャンネルの長手軸に略平行な中心軸が規定されている、請求項7に記載の挿入本体。
  9. 前記チャンネルの開口端部に前記回転ギアが配設された状態で、前記回転ギアの外歯の少なくとも一部は、前記チャンネルの開口端部で前記ベースの外側に露出させる、請求項8に記載の挿入本体。
  10. 請求項8に記載の挿入本体と、
    前記挿入本体の前記ベースの外側に着脱可能に配設される、請求項2に記載の挿入補助具と、
    回転力伝達ユニットと
    を具備し、
    前記回転力伝達ユニットが前記チャンネルに配設され、前記挿入補助具が前記挿入本体の外側に配設された状態で、前記回転力伝達ユニットの前記回転ギアの外歯と前記挿入補助具の内歯車の内歯とが噛み合わせられ、
    前記挿入補助具が前記挿入本体の外側に配設された状態で、前記挿入補助具の前記チューブの外径は、前記挿入本体のうち前記挿入補助具が配設された位置の基端側の外径よりも大きい、挿入装置。
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