JP5572443B2 - 詰め替え容器 - Google Patents
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Description
この容器本体では、弱化部を破断し蓋体を容器本体から離脱させて注出口を開放した後、容器本体内の内容物を注出口から注出し、内容物の詰め替え先である本容器に注入することで、内容物の詰め替えを行う。
本発明に係る詰め替え容器は、内容物が収容される容器本体を備え、前記容器本体は、有底筒状の胴部と、前記胴部の上端開口部に連設された肩部と、前記肩部に立設された口部と、を備え、前記肩部には、上方に向けて膨出する台座部が形成され、前記容器本体には、前記容器本体の内部と外部とを連通する注出口および空気導入孔が、互いに独立して形成され、前記注出口は、前記口部の上端開口部とされ、前記空気導入孔は、前記肩部に、前記台座部を容器軸方向に貫通するように形成され、前記容器本体における前記注出口の開口周縁部には、前記注出口を閉塞する第1蓋体が、破断可能な第1弱化部を介して連設され、前記容器本体における前記空気導入孔の開口周縁部には、前記空気導入孔を閉塞する第2蓋体が、破断可能な第2弱化部を介して連設され、前記第1蓋体と前記第2蓋体とは、連結体を介して連結されていることを特徴とする。
また、第1蓋体および第2蓋体を容器本体から一体的に離脱させることができるので、これらの蓋体を各別に離脱させる場合に比べて、効率良く離脱させることができる。
以上より、詰め替え作業を効率良く行うことができる。
また注出口が、口部の上端開口部とされているので、内容物の詰め替えを行う際に、この詰め替え容器から内容物を詰め替える本容器の注入口に口部を位置決めすることで、注入口に対して注出口を容易に位置決めすることができる。これにより、内容物の詰め替え時に内容物が零れるのを抑制することができる。
以下、図面を参照し、本発明の第1実施形態に係る詰め替え容器を説明する。
図1に示すように、詰め替え容器1は、内容物が収容される容器本体2を備えている。この容器本体2は、有底筒状の胴部3と、胴部3の上端開口部に連設された肩部4と、肩部4に立設された筒状の口部5と、を備えている。
なお以下では、径方向のうち、台座部8が口部5から離間している方向を径方向一方側L1といい、この径方向一方側L1の反対側の方向を径方向他方側L2という。
また口部5には、径方向他方側L2に向けて固定板部10が突設されている。固定板部10の表裏面は、容器軸O方向および径方向の双方向に延在しており、固定板部10の側面視形状は、容器軸O方向に長い長方形状となっている。また固定板部10の上端縁は、口部5の上端部に径方向他方側L2から連結されている。
また、口部5の外周面において固定板部10と張出部9との間に位置する部分には、容器軸O方向に延びる第2縦リブ13が、周方向に間隔をあけて複数配設されている。第2縦リブ13は、口部5の剛性向上および滑り止めなどの効果を発揮する。
連結体18は、容器軸O方向に延在しており、連結体18の上端部は、径方向一方側L1から第1蓋体14に連結されるとともに、連結体18の下端部は、径方向他方側L2から第2蓋体16に連結されている。
以上のように構成された詰め替え容器1は、例えばブロー成形等により全体が一体に形成されている。
まず図3に示すように、一方の手の指で固定板部10を摘むとともに、他方の手の指を摘み片20の指掛け孔21に掛けた後、前記他方の手の指を、径方向一方側L1に向けて引く。すると、第1蓋体14のうちの径方向他方側L2に位置する部分に、第1蓋体14を口部5から引き離す力が摘み片20を介して加えられ、第1弱化部15が破断される。その後、この力が、第1蓋体14を介して連結体18に加えられることで第3弱化部19が破断され、さらに、第1蓋体14および連結体18を介して第2蓋体16に前記力が加えられることで第2弱化部17が破断される。これにより、図4に示すように、第1蓋体14、連結体18および第2蓋体16の全体が容器本体2から一体的に離脱されることとなり、注出口6および空気導入孔7が開放される。なおこのとき、第1弱化部15、第3弱化部19および第2弱化部17は、この順に連続して破断される。
また、第1蓋体14および第2蓋体16を容器本体2から一体的に離脱させることができるので、これらの蓋体14、16を各別に離脱させる場合に比べて、効率良く離脱させることができる。
以上より、詰め替え作業を効率良く行うことができる。
さらに本実施形態では、固定板部10に凹欠き部11が形成されているので、本容器30の注入口31の開口周縁部32に凹欠き部11を係合させることで、容器本体2の注出口6を本容器30の注入口31に安定して位置決めすることができる。これにより、内容物の詰め替え時に内容物が零れるのをより抑制することができる。
また、固定板部10が中実の板部材となっているため、容器本体2を本容器30に対して傾斜させていっても、固定板部10の変形が起こり難く、詰め替え操作を安定して行うことができる。
さらに、固定板部10の表裏面それぞれに、第1縦リブ12が径方向に間隔をあけて複数配設されているので、例えば固定板部10を指等で摘むときに、指が滑りにくく固定板部10を強く摘むことが可能になり、第1蓋体14および第2蓋体16を容器本体2からより円滑に離脱させることができる。
以上のように、第1蓋体14および第2蓋体16を容器本体2から円滑に離脱させることができるので、この詰め替え容器1の開封作業時に、注出口6や空気導入孔7から容器本体2内の内容物が零れるのを抑制することができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る詰め替え容器を説明する。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
まず図8に示すように、一方の手の指で固定板部10を摘むとともに、他方の手の指を摘み片20の指掛け孔21に掛けた後、前記他方の手の指を、径方向一方側L1に向けて引く。すると、第1蓋体14のうちの径方向他方側L2に位置する部分に、第1蓋体14を口部5から引き離す力が摘み片20を介して加えられ、第1弱化部15が破断され、注出口6が開放される。
以上により、第1蓋体14および第2蓋体16が容器本体2から一体的に離脱させられる。
また、第1弱化部15と第2弱化部17とが非連結とされているので、第1弱化部15と第2弱化部17とが間欠的に破断され、注出口6と空気導入孔7とを段階的に開封することができるため、開封状態を破断の感触によって正確に把握できるとともに、比較的小さな力での開封操作が可能となる。
なお本実施形態では、連結体41の上端部が摘み片20の径方向一方側L1の端部に連結されているものとしたが、連結されていなくても良い。
次に、本発明の第3実施形態に係る詰め替え容器を説明する。
なお、この第3実施形態においては、第2実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
また、容器本体2内に前記導入路51が配設されているので、容器本体2を径方向他方側L2に傾けたときに、空気導入孔7から容器本体2内の内容物が注出されるのを抑制することができる。
さらに本実施形態では、前記第2実施形態の詰め替え容器40の容器本体2内に導入路51を配設した構成としたが、前記第1実施形態の詰め替え容器1の容器本体2内に導入路を配設した構成としても良い。
例えば、前記各実施形態では、摘み片20が、第1蓋体14に設けられているものとしたが、これに限られるものではなく、連結体18や第2蓋体16に設けられていても良い。さらに、摘み片20には指掛け孔21が形成されているものとしたが、指掛け孔21は無くても良い。さらに、摘み片20は無くても良い。
また前記各実施形態では、口部5には第2縦リブ13が設けられているものとしたが、第2縦リブ13は無くても良い。
また前記各実施形態では、容器本体2は口部5を備えているものとしたが、本発明の参考例では、口部5は無くても良く、例えば、容器本体2の肩部4に注出口6および空気導入孔7が形成されていても良い。
2 容器本体
3 胴部
4 肩部
5 口部
5a 口部の上端縁(容器本体における注出口の開口周縁部)
6 注出口
7 空気導入孔
8a 台座部の上端縁(容器本体における空気導入孔の開口周縁部)
14 第1蓋体
15 第1弱化部
16 第2蓋体
17 第2弱化部
18、41 連結体
Claims (2)
- 内容物が収容される容器本体を備え、
前記容器本体は、有底筒状の胴部と、前記胴部の上端開口部に連設された肩部と、前記肩部に立設された口部と、を備え、
前記肩部には、上方に向けて膨出する台座部が形成され、
前記容器本体には、前記容器本体の内部と外部とを連通する注出口および空気導入孔が、互いに独立して形成され、
前記注出口は、前記口部の上端開口部とされ、
前記空気導入孔は、前記肩部に、前記台座部を容器軸方向に貫通するように形成され、
前記容器本体における前記注出口の開口周縁部には、前記注出口を閉塞する第1蓋体が、破断可能な第1弱化部を介して連設され、
前記容器本体における前記空気導入孔の開口周縁部には、前記空気導入孔を閉塞する第2蓋体が、破断可能な第2弱化部を介して連設され、
前記第1蓋体と前記第2蓋体とは、連結体を介して連結されていることを特徴とする詰め替え容器。 - 請求項1記載の詰め替え容器であって、
前記連結体は、破断可能な第3弱化部を介して前記容器本体に連設され、
前記第1弱化部と前記第2弱化部とは、前記第3弱化部を介して連結されていることを特徴とする詰め替え容器。
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