JP5571708B2 - エレベータの主ロープ交換方法 - Google Patents

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Description

本発明は、交換対象の旧主ロープを新規交換用の新主ロープに交換する主ロープ交換方法に関する。
図6は従来技術のエレベータの主ロープ交換方法を説明する図である。
一般的に、エレベータは、図6に示すように昇降路100と、この昇降路100の上部に設けられた機械室101と、この機械室101に設けられたマシンビーム102とを備えている。そして、エレベータは、昇降路100に設けられた乗かご27と、この乗かご27に対して相対的に昇降する釣合い錘20と、これらの乗かご27と釣合い錘20を昇降路100内で懸架する後述の主ロープと、釣合い錘20を案内する一対のガイドレール21a,21bとを備えている。
機械室101は、マシンビーム102に載置されたトラクションマシン(図示せず)と、電力が供給されて回転する巻上機26と、この巻上機26の近傍に配置され、回動可能に設けられたビームプーリ25とを有している。一方、乗かご27は上部に回動可能に設けられたプーリ28を有し、同様に釣合い錘20も上部に回動可能に設けられたプーリ24を有している。そして、主ロープは、釣合い錘20の上部のプーリ24、機械室101のビームプーリ25、巻上機26、及び乗かご27のプーリ28に巻き掛けられると共に、両端がロープソケット23,29にそれぞれ取付けられている。
このように、乗かご27と釣合い錘20を円滑に昇降させるために昇降路100に布設された主ロープは、長期間に渡って使用されることによって伸びが発生したり、あるいは損傷するので、既設されている交換対象の旧主ロープ4a,4bを新規交換用の新主ロープ1に交換する必要があり、この主ロープの交換作業に多大な労力や時間がかかることが問題となっていた。従って、旧主ロープ4a,4bを新主ロープ1に交換する際には、従来より作業を容易に行えるように種々の装置が昇降路100内に設けられる。
例えば、昇降路100のピット104に設置された釣合い錘20の上方で機械室101側からU字状に垂下される新主ロープ1の下隅部、すなわちU字状垂下部分1aにこの新主ロープ1を巻き掛けた状態で装着される一対の金車2a,2bと、これらの金車2a,2bからそれぞれ下方へ突設された一対の連結部材(図示せず)と、釣合い錘20用の一対のガイドレール21a,21bの間に介設されて一対の連結部材に連結される横バー部材60と、この横バー部材60の両端部に固設されてガイドレール21a,21bに摺動自在に装着される案内部材7a,7bとを備えた2:1ローピングエレベータの主ロープ交換治具が従来技術の1つとして提案されている(例えば、特許文献1参照)。
次に、この従来技術の主ロープ交換治具を用いた主ロープ交換方法を図6に基づいて説明する。
まず、図6に示すように釣合い錘20を昇降路100のピット104に配置した釣合い錘20の支持部材105により支持固定すると共に、乗かご27を機械室101のマシンビーム102に設置したチェーンブロック32bの鎖を介して最上階の階床103a付近に懸下して固定した後、既設された旧主ロープ4a,4bを切断除去する。次に、新規交換用の新主ロープ1が巻かれたロープ送出リール37を最上階の階床103aに設置し、このロープ送出リール37から順次繰り出した新主ロープ1を乗かご27のプーリ28、機械室101の巻上機26、及びビームプーリ25に巻き掛けて機械室101内に導入する。
そして、機械室101内に導入された新主ロープ1の先端部をロープソケット23,29のうち釣合い錘20側のロープソケット23に固定することにより、新主ロープ1のうち昇降路100の釣合い錘20側の部分が釣合い錘20の上方で機械室101側からU字状に垂下するので、このU字状垂下部分1aの下方に従来技術の主ロープ交換治具50を取付ける。すなわち、新主ロープ1のU字状垂下部分1aの下隅部にそれぞれ金車2a,2bを装着した後、横バー部材60を釣合い錘20側のガイドレール21a,21bの間に案内部材7a,7bを介して設置し、各金車2a,2bと横バー部材60とを一体化する。
このようにして、新主ロープ1のU字状垂下部分1aの下方に従来技術の主ロープ交換治具50を取付けると、この主ロープ交換治具50の自重によってU字状垂下部分1aはガイドレール21a,21bに案内されて徐々に下降していくので、U字状垂下部分1aが釣合い錘20のプーリ24の近傍まで下降する。そして、金車2a,2bから新主ロープ1を離脱させ、U字状垂下部分1aを釣合い錘20のプーリ24に巻回させる。
次に、新主ロープ1の両端のうち乗かご27側の一端を乗かご27のプーリ28に巻回させた後、この一端をロープソケット23,29のうち乗かご27側のロープソケット29に固定することにより、旧主ロープ4a,4bを取り外して新主ロープ1を布設する主ロープの交換作業が終了する。そして、従来技術の主ロープ交換治具50を分解して釣合い錘20側のガイドレール21a,21bから取外し、この主ロープ交換治具50を最上階の階床103a付近まで移送し、上述した交換作業の手順を既設されている残りの全ての旧主ロープに対して同様に実施する。
特開平10−167612号公報
このように、上述した特許文献1に開示された従来技術の2:1ローピングエレベータの主ロープ交換治具50を用いた主ロープ交換方法は、既設されている旧主ロープ4a,4bを切断して回収する回収作業を行った後に、新規交換用の新主ロープ1を布設する布設作業を行うようにしているので、これらの旧主ロープ4a,4bの回収作業及び新主ロープ1の布設作業の2つの作業を同時に行うことができず、主ロープの交換作業を開始してから終了するまでに多大な時間がかかることが問題となっている。
また、従来技術の2:1ローピングエレベータの主ロープ交換治具50を用いた主ロープ交換方法では、旧主ロープ4a,4bを切断した際に、作業状況によって切断された旧主ロープ4a,4bが昇降路100のピット104上に落下したり、あるいは散逸することにより、旧主ロープ4a,4bが昇降路100内の機器に引っ掛かって絡まる虞がある。この場合、最下階の階床103bにいる作業者36が旧主ロープ4a,4bをロープ回収リール38に回収する際に、上手く回収することができなくなるので、その分余計に時間がかかることが懸念されている。
さらに、従来技術の2:1ローピングエレベータの主ロープ交換治具50を用いた主ロープ交換方法は、昇降路100の上部から釣合い錘20のプーリ24まで下降する際に、新主ロープ1に対してU字状垂下部分1aにねじれやたわみが生じない程度の大きさの張力を与える必要がある。上述した主ロープ交換方法は、自重を重くすることによって新主ロープ1に上記大きさの張力を与えるようにしているので、現場への運搬作業及び設置作業を含む主ロープの交換作業にかかる作業者の負担が増大する虞がある。
本発明は、このような従来技術の実情からなされたもので、その目的は、主ロープの交換作業を迅速に行うと共に、主ロープの交換作業にかかる作業者の負担を軽減することができるエレベータの主ロープ交換方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明のエレベータの主ロープ交換方法は、昇降路に設けられた乗かごと、この乗かごと主ロープを介して吊り下げられる釣合い錘と、この釣合い錘を案内する一対のガイドレールと、前記昇降路の上部に設けられた機械室とを含むエレベータに適用され、前記一対のガイドレール間に介設されて前記釣合い錘の上方に配置される横バー部材と、この横バー部材の両端部に固設され、前記一対のガイドレールに摺動自在に装着される案内部材と、前記横バー部材に新規交換用の新主ロープを巻き掛けた状態で装着される金車と、前記横バー部材に設けられ、前記昇降路の頂部に位置する部分で分断して前記昇降路の下部の前記釣合い錘側へ垂下される交換対象の旧主ロープの上端を接続するロープ接続手段とを備えたエレベータの主ロープ交換治具を用いて前記旧主ロープを前記新主ロープに交換するエレベータの主ロープ交換方法であって、前記機械室から前記新主ロープを垂下させて前記金車に装着する装着工程と、前記旧主ロープを前記昇降路の頂部に位置する部分で分断し、分断した前記旧主ロープのうち前記昇降路の下部の前記釣合い錘側へ垂下される部分の上端を前記ロープ接続手段に接続する接続工程と、前記横バー部材を下方に移動させる移動工程とを含むことを特徴としている。
このように構成した本発明は、交換対象の旧主ロープを新規交換用の新主ロープに交換するときには、装着工程において新主ロープを金車に巻き掛け、この状態で金車を各ガイドレール間に介設された横バー部材に取付けると共に、接続工程において旧主ロープを昇降路の頂部に位置する部分で分断し、分断した旧主ロープのうち昇降路の下部の釣合い錘側へ垂下される部分の上端を、横バー部材に設けられたロープ接続手段に接続する。そして、移動工程において横バー部材を新主ロープ及び旧主ロープを保持したまま案内部材でガイドレールに沿って下降させることにより、新主ロープを昇降路内に繰り出すと共に、旧主ロープを昇降路の下部から回収することができる。このように、旧主ロープの回収作業及び新主ロープの布設作業の2つの作業を同時に行うことができるので、主ロープの交換作業を効率良く行うことができる。
また、上述したように移動工程において、昇降路の頂部に位置する部分で分断して昇降路の下部の釣合い錘側へ垂下される旧主ロープは横バー部材が下降して昇降路の下部に到達するまでこの横バー部材に保持されているので、昇降路の下部で待機する作業者が旧主ロープをロープ接続手段から取り外すことにより、旧主ロープを昇降路内の機器に絡ませることなく容易に回収することができる。これにより、旧主ロープの回収作業を円滑に行うことができるので、主ロープの交換作業に費やす時間を削減することができる。
さらに、本発明は接続工程において旧主ロープを昇降路の頂部に位置する部分で分断し、分断した旧主ロープのうち昇降路の下部の釣合い錘側へ垂下される部分の上端をロープ接続手段に接続することにより、横バー部材にかかる旧主ロープの荷重を利用して新主ロープに張力を与えるようにしているので、その分各部材を軽くすることができる。これにより、作業者は使用される各部材を昇降路内に持ち運び易くなるので、各部材を容易に組立てたり、分解することができる。このように、主ロープの交換作業を迅速に行うと共に、主ロープの交換作業にかかる作業者の負担を軽減することができる。
また、本発明に係るエレベータの主ロープ交換方法は、前記発明において、前記主ロープ交換治具は、前記昇降路の頂部に設けられ、前記横バー部材を吊り下げるホイストを備え、前記移動工程は、前記主ロープ交換治具の前記ホイストによって前記横バー部材を下降させることを特徴としている。このように構成すると、横バー部材にかかる旧主ロープの荷重をホイストと新主ロープで分担することができるので、ホイストは旧主ロープの全荷重を保持するのに必要な性能を持つ必要がなくなり、ホイストの計量化を図ることができる。
また、本発明に係るエレベータの主ロープ交換方法は、前記発明において、前記移動工程が行われた後、前記主ロープ交換治具の前記ホイストによって前記横バー部材を上昇させる上昇工程を含むことを特徴としている。このように構成すると、ホイストによって横バー部材の昇降動作を制御できるので、移動工程において昇降路の下部に移動した横バー部材を上昇工程においてホイストで上昇させることにより、横バー部材を昇降路の上部へ再度戻すことができる。これにより、既設されている旧主ロープの残りを回収する際に、主ロープ交換治具を分解して再び組立てる必要がなくなるので、主ロープの交換作業の効率を高めることができる。
本発明のエレベータの主ロープ交換方法によれば、装着工程において新主ロープを金車で横バー部材に取付けると共に、接続工程において旧主ロープを昇降路の頂部に位置する部分で分断し、分断した旧主ロープのうち昇降路の下部の釣合い錘側へ垂下される部分の上端を、横バー部材に設けられたロープ接続手段に接続し、移動工程において横バー部材を案内部材でガイドレールに沿って下降させることにより、旧主ロープの回収作業と新主ロープの布設作業の2つの作業を同時に行うことができる。特に、移動工程において、昇降路の頂部に位置する部分で分断して昇降路の下部の釣合い錘側へ垂下される旧主ロープは下降中に横バー部材に保持されているので、昇降路の下部で旧主ロープを取外して容易に回収することができる。また、昇降路の頂部に位置する部分で分断して昇降路の下部の釣合い錘側へ垂下される旧主ロープの荷重を利用して横バー部材を下降させることができるので、各部材を軽くすることができる。このように、主ロープの交換作業を迅速に行うと共に、主ロープの交換作業にかかる作業者の負担を軽減することができ、従来よりも高い作業性を確保することができる。
本発明に係るエレベータの主ロープ交換方法の一実施形態の構成を説明するフローチャートである。 本発明に係るエレベータの主ロープ交換方法の一実施形態に用いられる主ロープ交換治具の構成を示す図である。 本発明に係るエレベータの主ロープ交換方法の一実施形態が適用される2:1ローピングエレベータの構成を示す図である。 本発明に係るエレベータの主ロープ交換方法の一実施形態を説明する図であり、装着工程及び接続工程を説明する図である。 本発明に係るエレベータの主ロープ交換方法の一実施形態を説明する図であり、移動工程を説明する図である。 従来技術のエレベータの主ロープ交換治具を用いて主ロープを交換する作業を説明する図である。
以下、本発明に係るエレベータの主ロープ交換方法を実施するための形態を図に基づいて説明する。なお、上述した従来技術の説明と重複する部分には同一の符号を付している。
本発明に係るエレベータの主ロープ交換方法の一実施形態が適用されるエレベータは、例えば図3に示すように昇降路100に設けられ、各階床に停止する乗かご27と、この乗かご27と主ロープ4を介して吊り下げられる釣合い錘20と、この釣合い錘20を案内する一対のガイドレール21a,21bとを含んでいる。なお、本実施形態では、このエレベータは2:1ローピングエレベータから成っており、後述するように本実施形態を使用した主ロープ交換作業は各階床のうち最上階の階床103aと最下階の階床103bで主に行われる。また、主ロープ4は複数本布設されている。
昇降路100は、上部に設けられた機械室101と、この機械室101に設けられたマシンビーム102と、後述する支持部材105が取付けられるピット104とを備えている。また、機械室101は、マシンビーム102に載置されたトラクションマシン(図示せず)と、電力が供給されて回転する巻上機26と、この巻上機26の近傍に配置され、回動可能に設けられたビームプーリ25と、マシンビーム102に主ロープ4の両端をロープソケット23,29を介して固定するロープエンド22,30とを有している。
一方、乗かご27は上部に回動可能に設けられたプーリ28を有し、同様に釣合い錘20も上部に回動可能に設けられたプーリ24を有している。そして、主ロープ4は、釣合い錘20の上部のプーリ24、機械室101のビームプーリ25、巻上機26、及び乗かご27のプーリ28に巻き掛けられると共に、両端がロープソケット23,29にそれぞれ取付けられている。
なお、本実施形態では、図3に示すように旧主ロープ4のうちロープソケット23から釣合い錘20のプーリ24に巻き掛けられた中央までの部分を旧主ロープ4a、旧主ロープ4のうち釣合い錘20のプーリ24に巻き掛けられた中央から昇降路100の頂部までの部分を旧主ロープ4b、旧主ロープ4のうち昇降路100の頂部からロープソケット29までの部分を旧主ロープ4cと便宜的に呼ぶことにする。
本実施形態において交換対象の旧主ロープ4を新規交換用の新主ロープ1に交換するのに用いられる主ロープ交換治具11は、図2に示すように一対のガイドレール21a,21b間に介設され、釣合い錘20の上方に配置される横バー部材6と、この横バー部材6の両端部に固設され、一対のガイドレール21a,21bに摺動自在に装着される案内部材7a,7bと、横バー部材6に新主ロープ1を巻き掛けた状態で装着される一対の金車2a,2bと、横バー部材6に設けられ、旧主ロープ4a,4bを接続する後述のロープ接続手段5a,5bとを備えている。
具体的には、横バー部材6は、例えば断面L字型にそれぞれ形成された一対の単体バー6a,6bから構成され、これらの単体バー6a,6bが相対的にスライド可能に重ね合わせて設けられるようになっている。すなわち、各単体バー6a,6bの一片の両端のうち一端部分には、一対の長穴9a,9bが設けられ、各単体バー6a,6bの他端に案内部材7a,7bが設けられている。
そして、単体バー6aが上側、単体バー6bが下側になるように各単体バー6a,6bの片のうち長穴9a,9bが設けられている片同士を重ね合わせ、これらの単体バー6a,6bの長穴9a,9bにボルト8a1,8b1を平座金8a2,8b2を介して挿通し、ボルト8a1,8b1を平座金8a3,8b3及びばね座金8a4,8b4を介してナット8a5,8b5で締結している。
従って、横バー部材6は、各単体バー6a,6bの長穴9a,9bに取付けたボルト8a1,8b1をナット8a5,8b5で完全に締結する前にボルト8a1,8b1を長穴9a,9bに遊挿させた状態で、単体バー6a,6bを長手方向に沿ってスライドさせることにより、全長が調整可能になっている。なお、各単体バー6a,6bに設けられた長穴9aと長穴9bは横バー部材6の中央の垂線Lに対して対称になっている。
また、横バー部材6は、各単体バー6a,6bの片の上面のうち長穴9a,9bの両側に設けられ、上方へ向けて突起した一対の突起部3a,3bを有しており、これらの突起部3a,3bは中央の垂線Lに対して対称となるように配置されている。上述した一対の金車2a,2bは、機械室101側からU字状に垂下される新主ロープ1の下隅部、すなわちU字状垂下部分1aが摺接した状態でこれらの突起部3a,3bに係合し、側面部を取外すことによって新主ロープ1の着脱が可能になっている。
ロープ接続手段5a,5bは、各単体バー6a,6bの片のうち突起部3a,3bと案内部材7a,7bとの間に設けられた一対の貫通孔5a1,5b1と、各貫通孔5a1,5b1に挿通され、先端に雄螺子を形成して他端に旧主ロープ4a,4bを連結する一対のロープ接続部、例えばアイボルト5a2,5b2と、各アイボルト5a2,5b2に介装される平座金5a3,5b3及びばね座金5a4,5b4と、各アイボルト5a2,5b2の雄螺子に螺合するナット5a5,5b5とから成っている。なお、貫通孔5a1,5b1は、横バー部材6の中央の垂線Lに対して対称になっている。
主ロープ交換治具11は、図4に示すように昇降路100の頂部に設けられ、横バー部材6を吊り下げるホイスト31aを備えており、横バー部材6は、上側の単体バー6aの片のうち長穴9a,9bが設けられていない片にホイスト31aから繰り出されたホイストロープ31bが取付けられる取付穴10が設けられている。この取付穴10は、各単体バー6a,6bが水平に保たれるように横バー部材6の中央に配置されている。
次に、本発明に係る主ロープ交換方法の一実施形態を図1のフローチャートに基づいて図4及び図5を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明に係るエレベータの主ロープ交換方法の一実施形態の構成を説明するフローチャート、図4は本発明に係るエレベータの主ロープ交換方法の一実施形態を説明する図であり、装着工程及び接続工程を説明する図、図5は本発明に係るエレベータの主ロープ交換方法の一実施形態を説明する図であり、移動工程を説明する図である。
本発明に係るエレベータの主ロープ交換方法の一実施形態は、機械室101から新主ロープ1を垂下させて金車2a、2bに装着する装着工程と、旧主ロープ4a,4bをロープ接続手段5a,5bに接続する接続工程と、横バー部材6を下方に移動させる移動工程と、この移動工程が行われた後、主ロープ交換治具11のホイスト31aによって横バー部材6を上昇させる上昇工程とを含んでいる。本実施形態では、移動工程はホイスト31aによって横バー部材6を下降させ、上昇工程はホイスト31aによって横バー部材6を上昇させるようにしている。
具体的には、図4に示すように、まず最下階の階床103bの作業者(図示せず)は昇降路100のピット104に釣合い錘20を支持する支持部材105を設置し、乗かご27上の作業者33は乗かご27を上昇運転して釣合い錘20を支持部材105まで下降させ、釣合い錘20を支持部材105に固定する。その後、乗かご27上の作業者33は、機械室101のマシンビーム102のうち乗かご27側に設けられたチェーンブロック32bの鎖で乗かご27をマシンビーム102に固定することにより、乗かご27が最上階の階床103aの近傍に懸架される(ステップ(以下、Sと記す)1)。
乗かご27上の作業者33は、上述した主ロープ交換治具11を釣合い錘20側のガイドレール21a,21b間に介設する。このとき、主ロープ交換治具11の横バー部材6の各単体バー6a,6bを長手方向に沿ってスライドさせることにより、主ロープ交換治具11がガイドレール21a,21b間に収まるように全長を適宜調整し、案内部材7a,7bをガイドレール21a,21bに係合させる。そして、機械室101のマシンビーム102に設置されたホイスト31aのホイストロープ31bを横バー部材6の取付穴10に取付ける(S2)。
次に、作業者33は、マシンビーム102のうち釣合い錘20側に設けられたチェーンブロック32aの鎖に旧主ロープ4aを接続し、旧主ロープ4aを釣合い錘20側のロープソケット23から取外す。次に、作業者33は、チェーンブロック32aを操作することにより、取外された旧主ロープ4aをロープ接続手段5aの近傍まで移動させる。
次に、作業者33は、図2に示すように旧主ロープ4aの上端をアイボルト5a2に連結し、アイボルト5a2の両端のうち雄螺子が形成されている一端を単体バー6aの貫通孔5a1に下方から上方へ向けて挿通する。そして、作業者33は、アイボルト5a2の一端に平座金5a3及びばね座金5a4を介装してアイボルト5a2の雄螺子にナット5a5を螺合する。その後、作業者33は旧主ロープ4aからチェーンブロック32aの鎖を取外す(S3)。
次に、作業者33は、旧主ロープ4のうち旧主ロープ4b,4cをチェーンブロック32aの鎖に接続し、旧主ロープ4を昇降路100の頂部に位置する部分で切断することにより、旧主ロープ4bと旧主ロープ4cに分断する。そして、作業者33は、チェーンブロック32aを操作することにより、旧主ロープ4bをロープ接続手段5bの近傍まで移動させる。
次に、作業者33は、図2に示すように旧主ロープ4bの上端をアイボルト5b2に連結し、アイボルト5b2の両端のうち雄螺子が形成されている一端を単体バー6bの貫通孔5b1に下方から上方へ向けて挿通する。そして、作業者33は、アイボルト5b2の一端に平座金5b3及びばね座金5b4を介装してアイボルト5b2の雄螺子にナット5b5を螺合する。その後、作業者33は旧主ロープ4bからチェーンブロック32aの鎖を取外す(S4)。
このとき、旧主ロープ4a,4bに付与されていた張力が解放されるので、各旧ロープ4a,4bは緩む状態になる。従って、最下階の階床103b上の作業者36は、釣合い錘20の高さとほぼ同じ高さに設定された作業台106を昇降路100の下部に設置し、この作業台106に上がって機械室101側からU字状に垂下される旧主ロープ4の下隅部、すなわちU字状垂下部分を釣合い錘20のプーリ24から取外す。そして、作業台106上の作業者36は旧主ロープ4のU字状垂下部分の中央を切断することにより、旧主ロープ4を旧主ロープ4aと旧主ロープ4bに分断する(S5)。
次に、機械室101内の作業者35は、旧主ロープ4cの両側のうち釣合い錘20側の部分を昇降路100から引き上げ、旧主ロープ4cをビームプーリ25と巻上機26から取外し機械室101に引き上げる。そして、乗かご27上の作業者33は、旧主ロープ4cを乗かご27側のロープソケット29から取外す。このとき、旧主ロープ4cの両端が解放されるので、乗かご27上の作業者33は、旧主ロープ4cを乗かご27上から機械室101内の作業者35に向けて送り出し、機械室101内の作業者35は旧主ロープ4cを受け取って引上げ回収する(S6)。
次に、機械室101内の作業者35は麻ロープ(図示せず)を昇降路100内に垂下すると、乗かご27上の作業者33がこの麻ロープの一端を受け取って最上階の階床103a上の作業者34に送り出す。そして、階床103a上の作業者は、乗かご27上の作業者33から麻ロープを受け取り、新主ロープ1が巻き掛けられたロープ送出リール37を引き出して麻ロープに接続する(S7)。
次に、最上階の階床103a上の作業者34が麻ロープと共に新主ロープ1を乗かご27上の作業者33に送り出すと、乗かご27上の作業者33は麻ロープと新主ロープ1を受け取って乗かご27上に引き出す(S8)。次に、機械室101内の作業者35は、麻ロープと新主ロープ1を乗かご27上の作業者33から受け取って機械室101内に引き上げる。そして、作業者35は新主ロープ1を巻上機26とビームプーリ25に巻き掛けた後、昇降路100内の釣合い錘20側へ送り出す(S9)。
次に、乗かご27上の作業者33は、昇降路100内の釣合い錘20側へ送り出された新主ロープ1を主ロープ交換治具11の金車2a,2bにそれぞれ巻掛け、新主ロープ1の先端を釣合い錘20側のロープソケット23に取付ける(S10)。従って、主ロープ交換治具11は、手順S10において取付けられた新主ロープ1、手順S3において接続された旧主ロープ4a、及び手順S4において接続された旧主ロープ4bを保持している。
次に、乗かご27上の作業者33は、図5に示すようにホイスト31aを操作してホイスト31aからホイストロープ31bを送り出すことにより、主ロープ交換治具11を案内部材7a,7bを介してガイドレール21a,21bに沿って下降させる。すなわち、ホイストロープ31bと新主ロープ1によって主ロープ交換治具11の自重と旧主ロープ4a,4bの荷重が支えられており、ホイストロープ31bが送り出されることによって主ロープ交換治具11は自重と旧主ロープ4a,4bの荷重で矢印39の方向へ移動する。
このとき、最上階の階床103aの作業者34は、主ロープ交換治具11の下降に伴ってロープ送出リール37を保持しながら回転させることにより、新主ロープ1を矢印42の方向へ送出し、機械室101の作業者35は、主ロープ交換治具11の下降に伴ってビームプーリ25を押さえながら新主ロープ1を矢印41の方向へ送出する。これにより、新主ロープ1は昇降路100内の釣合い錘20側において矢印40の方向へ送出される(S11)。
一方、作業台106上の作業者36は、垂れ下がっている旧主ロープ4a,4bを引き出しながら最下階の階床103bに移動し、旧主ロープ4a,4bの下端をロープ回収リール38に接続する(S12)。そして、最下階の階床103b上の作業者36は、旧主ロープ4a,4bをロープ回収リール38に巻き取って回収する(S13)。
次に、主ロープ交換治具11が釣合い錘20のプーリ24の近傍まで下降して新主ロープ1がプーリ24に巻き掛けられる長さまで昇降路100内に布設されると、階床103b上の作業者36は、昇降路100内に入って作業台106に上がり、新主ロープ1のU字状垂下部分1を金車2a,2bから取外し、釣合い錘20のプーリ24に巻き掛けると同時に、乗かご27上の作業者33が新主ロープ1の他端を乗かご27側のロープソケット29に取付ける(S14)。
次に、最下階の階床103b上の作業者36は、主ロープ交換治具11のロープ接続手段5a,5bに接続されている旧主ロープ4a,4bの一端をアイボルト5a2,5b2から取外し、旧主ロープ4a,4bの全てをロープ回収リール38に巻き取ることにより、旧主ロープ4a,4bが矢印43,44の方向へ回収される(S15)。次に、乗かご27上の作業者33は、全本数の主ロープの交換作業が完了したかどうかを判断する(S16)。
このとき、作業者33は、全本数の主ロープの交換作業が完了していないと判断すると、ホイスト31aを操作してホイスト31aのホイストロープ31bを巻き上げることにより、手順S11において釣合い錘20のプーリ24の近傍まで下降した主ロープ交換治具11を昇降路100の最頂部まで上昇させ(S17)、手順S3の動作に戻る。そして、残りの旧主ロープ4のうち次の交換対象の旧主ロープに対して手順S3〜S15の動作を実施する。
一方、手順S16において作業者33は、全本数の主ロープの交換作業が完了したと判断すると、主ロープ交換治具11をガイドレール21a,21bから取外し(S18)、本実施形態を使用した主ロープの交換作業を終了する。
このように構成した本実施形態によれば、交換対象の旧主ロープ4を新規交換用の新主ロープ1に交換する場合に、移動工程において手順S11に示すように主ロープ交換治具11の横バー部材6が新主ロープ1及び旧主ロープ4a,4bを保持した状態で案内部材7a,7bでガイドレール21a,21bに沿って下降するので、新主ロープ1を昇降路100内に繰り出すと共に、旧主ロープ4a,4bを昇降路100の下部から回収することができる。このように、旧主ロープ4a,4bの回収作業及び新主ロープ1の布設作業の2つの作業を同時に行うことができるので、主ロープの交換作業を効率良く行うことができる。
また、移動工程において手順S11に示すように旧主ロープ4a,4bは主ロープ交換治具11が下降して釣合い錘20のプーリ24の近傍に到達するまで横バー部材6に保持されているので、作業台106上の作業者36が旧主ロープ4a,4bをロープ接続手段5a,5bから取り外すことにより、手順S11〜S13において旧主ロープ4a,4bを昇降路100内の機器に絡ませることなく容易に回収することができる。これにより、旧主ロープ4a,4bの回収作業を円滑に行うことができるので、主ロープの交換作業に費やす時間を削減することができる。
特に、エレベータが設置される建物が高層階である場合には、既設されている旧主ロープ4a,4bの重量が大きくなるが、上述したように主ロープ交換治具11によって旧主ロープ4a,4bを昇降路100の下部へ容易に降ろすことができるので、重量の大きい主ロープを降ろすのに用いられる大容量のロープ降ろし装置を設置する手間を省くことができる。
さらに、接続工程において手順S3及びS4に示すように旧主ロープ4a,4bをロープ接続手段5a,5bに接続することにより、横バー部材6にかかる旧主ロープ4a,4bの荷重を利用して新主ロープ1に張力を与えるようにしているので、その分各部材を軽くすることができる。これにより、作業者は使用される各部材を昇降路100内に持ち運び易くなるので、各部材を容易に組立てたり、分解することができる。このように、主ロープの交換作業を迅速に行うと共に、主ロープの交換作業にかかる作業者の負担を軽減することができ、高い作業性を確保することができる。
また、本実施形態は、移動工程において主ロープ交換治具11の横バー部材6にかかる旧主ロープ4a,4bの荷重をホイスト31aと新主ロープ1で分担することができるので、ホイスト31aは旧主ロープ4a,4bの全荷重を保持するのに必要な性能を持つ必要がなくなり、ホイスト31aの計量化も図ることができる。これにより、ホイスト31aが持ち運び易くなるので、機械室101内の作業者35はホイスト31aをマシンビーム102に容易に設置することができ、主ロープの交換作業の準備も迅速に行うことができる。
また、本実施形態は、昇降路100の頂部にホイスト31aが設けられており、このホイスト31aのホイストロープ31bは主ロープ交換治具11の取付穴10に取付けられているので、ホイスト31aによって主ロープ交換治具11の昇降動作を制御することができる。そのため、移動工程において手順S11に示すように釣合い錘20のプーリ24の近傍まで下降した主ロープ交換治具11を上昇工程においてホイスト31aによって昇降路100の最頂部まで上昇させることにより、主ロープ交換治具11を昇降路100の頂部へ再度戻すことができる。これにより、既設されている旧主ロープ4の残りを回収する際に、ガイドレール21a,21b間に介設された主ロープ交換治具11を分解して再び組立てる必要がなくなるので、主ロープの交換作業の効率を高めることができる。
なお、上述した本実施形態では、ロープ接続手段5a,5bのロープ接続部がアイボルト5a2,5b2から成る場合について説明したが、この場合に限らず、ロープ接続部は切断した旧主ロープ4a,4bの荷重を支えることができる部材であれば良く、例えばバイント゛線等のようにロープを締結する部材やロープソケット等のように挟持が可能な部材であっても良い。
1 新主ロープ
2a,2b 金車
3a,3b 突起部
4,4a,4b,4c 旧主ロープ
5a,5b ロープ接続手段
5a1,5b1 貫通孔
5a2,5b2 アイボルト(ロープ接続部)
5a3,5b3 平座金
5a4,5b4 ばね座金
5a5,5b5 ナット
6 横バー部材
6a,6b 単体バー
7a,7b 案内部材
8a1,8b1 ボルト
8a2,8b2,8a3,8b3 平座金
8a4,8b4 ばね座金
8a5,8b5 ナット
9a,9b 長穴
10 取付穴
11 主ロープ交換治具
20 釣合い錘
21a,21b ガイドレール
22 ロープエンド
23 ロープソケット
24 プーリ
25 ビームプーリ
26 巻上機
27 乗かご
29 ロープソケット
30 ロープエンド
31a ホイスト
31b ホイストロープ
100 昇降路
101 機械室
102 マシンビーム
103a 最上階の階床
103b 最下階の階床
104 ピット
105 支持部材
106 作業台

Claims (3)

  1. 昇降路に設けられた乗かごと、この乗かごと主ロープを介して吊り下げられる釣合い錘と、この釣合い錘を案内する一対のガイドレールと、前記昇降路の上部に設けられた機械室とを含むエレベータに適用され、前記一対のガイドレール間に介設されて前記釣合い錘の上方に配置される横バー部材と、この横バー部材の両端部に固設され、前記一対のガイドレールに摺動自在に装着される案内部材と、前記横バー部材に新規交換用の新主ロープを巻き掛けた状態で装着される金車と、前記横バー部材に設けられ、前記昇降路の頂部に位置する部分で分断して前記昇降路の下部の前記釣合い錘側へ垂下される交換対象の旧主ロープの上端を接続するロープ接続手段とを備えたエレベータの主ロープ交換治具を用いて前記旧主ロープを前記新主ロープに交換するエレベータの主ロープ交換方法であって、
    前記機械室から前記新主ロープを垂下させて前記金車に装着する装着工程と、
    前記旧主ロープを前記昇降路の頂部に位置する部分で分断し、分断した前記旧主ロープのうち前記昇降路の下部の前記釣合い錘側へ垂下される部分の上端を前記ロープ接続手段に接続する接続工程と、
    前記横バー部材を下方に移動させる移動工程とを含むことを特徴とするエレベータの主ロープ交換方法。
  2. 請求項1に記載のエレベータの主ロープ交換方法において、
    前記主ロープ交換治具は、前記昇降路の頂部に設けられ、前記横バー部材を吊り下げるホイストを備え、
    前記移動工程は、前記主ロープ交換治具の前記ホイストによって前記横バー部材を下降させることを特徴とするエレベータの主ロープ交換方法。
  3. 請求項2に記載のエレベータの主ロープ交換方法において、
    前記移動工程が行われた後、前記主ロープ交換治具の前記ホイストによって前記横バー部材を上昇させる上昇工程を含むことを特徴とするエレベータの主ロープ交換方法。
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