JPH10338437A - エレベータの主索交換方法ならびにそれに用いる主索収納装置及びかご用ロープ固定装置 - Google Patents

エレベータの主索交換方法ならびにそれに用いる主索収納装置及びかご用ロープ固定装置

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Publication number
JPH10338437A
JPH10338437A JP14666497A JP14666497A JPH10338437A JP H10338437 A JPH10338437 A JP H10338437A JP 14666497 A JP14666497 A JP 14666497A JP 14666497 A JP14666497 A JP 14666497A JP H10338437 A JPH10338437 A JP H10338437A
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JP
Japan
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main rope
car
rope
hoistway
old
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Application number
JP14666497A
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English (en)
Inventor
Hideji Fushitsugu
秀治 藤次
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主索交換作業の作業時問を短縮してエレベー
タの運休時間を短縮し、作業場所が限定されていても容
易にできる主索交換方法を得る。 【解決手段】 最下階で余裕部分6bを与えて新主索6
をかご7に固定してから最上階まで上昇させて新主索を
昇降路全長に延ばし、かご及ぴ釣合い重り8を固定し、
旧主索6をかご7の高さの位置で昇降路に固定した後、
その直上で切断する。切断した旧主索6のかご側部分を
機械室2に撤去し、新主索6aの余裕部分6bを巻上機
3を通してかご7に接続する。旧主索6を釣合い重り8
から切り離し、新主索6aの下端を釣合い重り8に接続
する。昇降路に固定されていた旧主索6をかご7に移
し、かご7を下降させながら最下階に旧主索6を回収す
る。 【効果】 主索交換作業が容易で時問が短く、昇降路の
下端だけを用い、作業場所が限定されていても実施でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エレベータの主
索交換方法ならびにそれに用いる主索収納装置及びかご
用ロープ固定装置に関するものであり、特に既設の1:
1ローピング・エレベータの旧主索を新主索に交換する
ためのエレベータの主索交換方法ならびにそれに用いる
主索収納装置およびかご用ロープ固定装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、事務所ビル、ホテル等高層のビル
が多くなり、また火力発電所の煙突等の特殊なところに
もエレベータが設置されて来ている。このような高い構
造物に於いて、縦の重要な交通機関として設置されてい
るエレベータに於いても、主索交換は必要であるが、主
索の交換等により長時間停止することは、利用者に不便
をかけ好ましいことではない。
【0003】上記のような場所に設置されるエレベータ
には、通常、巻上機の綱車に6〜10本の主索が巻掛け
られている。また、各主索の両方の端末は、それぞれ鋼
鉄製の保持器に合金加工により結合され、それら保持器
の先端がかごの上梁及び釣合い重りの上部にそれぞれ固
着されている。
【0004】図9は例えば特開昭63−282081号
公報及び特開昭63−282022号公報などに示され
たものと同様の従来のエレベータの主索交換中の状態を
示す断面図である。図において、lは昇降路、2は昇降
路1の上部に設けられた機械室、3は機械室2内に設置
された巻上機、4は機械室2内に設けられたそらせ車、
5は同しく機械室2に設置された制御盤である。
【0005】6は巻上機3の綱車及びそらせ車4に巻き
掛けられた複数本(この例では6本)の旧主索、7は昇
降路1内に設けられ、旧主索6の一端に吊り下げられて
いるかご、8は昇降路1内に設けられ、旧主索6の他端
に吊り下げられている釣合い重り、9はかご7の上梁及
び釣合い重り4の上部に固着されている保持器であり、
それぞれ旧主索6の端未を保持している。
【0006】10は昇降路1の天井部に取付けられたウ
インチ用滑車、11は最上階の階床に設置されたワイヤ
ウインチ、12はワイヤウインチ11から引出されたワ
イヤであり、このウインチワイヤ12は、ウインチ用滑
車10を経て、その先端部がロープ吊り治具13を介し
て旧主索6の途中に接続されている。14、15はかご
7を昇降路lの天井部から吊下げるための玉掛けワイヤ
及ぴチェンブロックである。
【0007】16は最下階の階床に設置された主索供給
器であり、この主索供給器16には新主索6aが巻き付
けられている。17は昇降路1のピット(昇降路底部)
1aに設置された緩衝器、18はピット1aに設けら
れ、釣合い重り8を支持する重り受け梁、19はピツト
1aから釣合い重り8の上部に架けられている作業はし
ごである。
【0008】次に従来の主索交換方法について説明す
る。まず、かご7を最上階に停止させ、ピット1a内に
入り、釣合い重り8の下部と重り側の緩衝器との間の間
隙寸法を測定する。次いでピット1aからかご7に合図
して、重り受け梁18が釣合い重り8の下に入るまでか
ご7を下降させ、釣合い重り8を上昇させる。そして、
重り受け梁18が入る問隙となったら、重り受け梁18
を釣合い重り8の下に配置し、かご7を上昇させて重り
受け梁18上に釣合い重り8を設置する。
【0009】一方、かご7上では、玉掛けワイヤ14及
びチェンブロック15を取付けて、かご7の上梁をチェ
ンブロツク15により吊上げる。次いで、釣合い重り8
側の旧主索6をかご7の上端とほぼ同一の高さ位置で昇
降路壁に取り付けられたロープ固定治具21に固定し、
直上の中間切断点28で6本の旧主索6を全数切断す
る。次いで、かご7側の上梁に固定されている保持器1
3の直上の上端切断点27で旧主索6を1本だけ切断
し、切断した旧主索6を機械室2で巻取り撤去する。こ
のような作業を旧主索6の全本数分繰返して、6本の旧
主索6の全部の上部を撤去する。そしてかご7側の保持
器13をかご7の上梁より取去る。
【0010】次いで、作業はしご19に作業者が登り、
釣合い重り8側の保持器9の直上の下端切断点29で旧
主索6を6本部全切断し、保持器13を釣合い重り8か
ら取去る。そして、かご7上にて、ロープ吊り治具13
をロープ固定治具21より吊下がっている旧主索6の1
本をロープ固定治具21の下方の位置で固定し、そして
ロープ吊り治具13に固定された旧主索6と同一の旧主
索6をロープ固定治具21より固定を解除する。そして
ワイヤウインチ11を運転し旧主索6を下降させ、最下
階25の乗場で旧主索6を撤去する。このような作業を
旧主索6の本数分繰返して、旧主索6全数の残り部分を
撤去する。
【0011】旧主索6の撤去後、主索供給器16に巻か
れている新主索6aを余裕分を持たせて、ウインチワイ
ヤ12及ぴロープ吊り治具13に取付け、ワイヤウイン
チ11を運転して新主索6aを引上げる。そして、新主
索6aの上端がかご7の上端とほぽ同一の高さ位置に来
たらワイヤウインチ11を止めて新主索6aの上端をウ
インチワイヤ12から取外し、機械室2から降ろした麻
ロープ23に新主索6aの上端を連結する。そして、ワ
イヤウインチ11を運転し新主索6aをさらに引上げる
と同時に、機械室2から降ろした麻ロープ23を機械室
2へ引上げて、新主索6aの上端が機械室2に来たら引
上げと同時に新主索6aを巻取る。ロープ吊り治具13
がかご7の上端とほぽ同一の高さ位置に来たら、ワイヤ
ウインチ11を止めて、新主索6aを巻上機3の綱車及
びそらせ車22に巻掛け、端末を合金加工し保持器13
を取付けた後、その保持器13をかご7の上梁に固定す
る。新主索6aをかご7に固定した後、釣合い重り8の
上部にて指定した寸法で新主索6aを切断し、かご7側
と同様に端末加工し固定する。このような作業を新主索
6aの本数分繰返して、新主索6aの取付け作業が完了
する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベータの主索交換方法においては、複数本のロープか
らなる旧主索6の撤去及ぴ取付けの作業を1本ずつ行う
ため、作業時問が長く、エレベータの運休時問も長くな
ってしまうと言う問題点があった。又、既設の建物で
は、ワイヤウインチ11の設置場所が限定されることが
多く、設置場所の確保が困難な場合があるという問題点
もあった。例えば煙突、吊り橋の支柱等では従来のロー
プ交換方法で必要であった途中階床あるいは最上階床が
無いことが多く、適用が出来ないことさえあった。さら
に、最近では高層ビル、ホテル等の最上階はレストラン
や展望階で絨毯が敷き詰められているため、交換作業の
ときにその階床を使用できないという問題点もあった。
【0013】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、容易に短時間
で交換作業を行い得るエレベータの主索交換方法を得る
ことを目的とする。また、その主索交換方法に用いる主
索収納装置及びかご用ロープ固定装置を得ることをも目
的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明に係るエレベータの主索交換方法によれ
ば、昇降路下端部にかごを停止させ、新主索を昇降路下
端部近傍に置いてその一端部をかご用ロープ固定装置に
より上記かごに固定して、固定部と先端との間にかごが
昇降路上端近傍に位置したときに新主索の先端が機械室
の巻き上げ機を通ってかごに連結され得るような充分な
余裕部分を形成し、この余裕部分をかご上に設けた主索
収納装置により保持し、かごを新主索と共に昇降路上端
部まで上昇させ、同時に釣合い重りを昇降路下端部にま
で降下させ、かご及び釣合い重りをそれぞれの位置に保
持し、旧主索を昇降路上端部で保持して固定し、旧主索
を固定位置上方で切断すると共にかごから切り離して除
去し、新主索の余裕部分を巻き上げ機を通してからかご
に接続し、固定されている残りの旧主索の一端部をかご
に接続し、昇降路上端部での固定から解放し、他端部を
釣合い重りから分離させ、新主索の他端部を釣合い重り
に連結し、かごを降下させつつかごに連結された旧主索
を下端から昇降路下端部で回収する。
【0015】また、新主索の余裕部分を巻き上げ機を通
してからかごに接続する工程が、旧主索のかご側部分に
新主索の余裕部分を連結し、旧主索のかご側部分を機械
室に引き上げることにより余裕部分を機械室に引上げる
工程を含むこともできる。あるいはまた、旧主索を機械
室に引き上げ、旧主索とは別のロープを機械室から延ば
して新主索の余裕部分に連結し、ロープを機械室に引き
上げることにより余裕部分を機械室に引上げてもよい。
また、最下階床に於いてかごの昇降に応じた主索の繰出
し、巻取りを行うこともできる。
【0016】またこの発明によれば、主索収納装置は間
に環状の主索収納空間を形成する外周壁と内周壁と底壁
とを備え、積み重ねたときに上記内周壁が互いに嵌合す
るようにされている。
【0017】更に、この発明によれば、かご用ロープ固
定装置は、かごに取付けられ、新主索を固定支持する上
部ロープ固定治具と、一端で上部ロープ固定治具に接続
された接続具と、接続具の他端に接続され、主索を固定
支持する下部ロープ固定治具とを備え、上部ロープ固定
治具が、新主索の表面外形と相補関係にあって、新主索
と面接触する内周表面を持つロープ溝を備えている。接
続具は、主索保護のための養生布を備えることができ
る。
【0018】この発明においては、昇降路下端部で新主
索をかごに固定して、かごを上昇させることにより新主
索を昇降路全長に亘って延設し、昇降路上端部でかごに
旧主索を連結してかごを降下させることにより旧主索を
昇降路下端部から撤収するので、昇降路の下端部だけの
作業により交換できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
について説明する。図1はこの発明の一実施形態である
エレベータの主索交換方法を示す断面図、図2はこの主
索交換方法の施工手順の概略説明図、図3乃至図8は図
1に示す主要治工具を示す構成図と拡大図であり、図9
と同一又は相当部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。
【0020】図1において、32はかご7の上梁に吊ら
れたかご用ロープ固定治具、31はかご7の天井に置い
て新主索6aの余裕部分6bを保持するロープ収納具、
36は最下階25に設置されている主索供給器で、同一
のものが主索の数に応じた複数台あり、これらの主索供
給器36にはそれぞれ新主索6aが巻かれている。新主
索の余裕部分6bとは、かご用ロープ固定治具32によ
る固定部分と新主索6aの先端との間の主索部分であっ
て、かごが昇降路上端近傍に位置したときに新主索6a
の先端が機械室の巻き上げ機を通ってかごに連結され得
るような充分な長さを持った部分である。
【0021】図3(a)および図3(b)は図1のロー
プ固定治具21を示す構成図であり、これらの図に示す
ように、ロープ固定治具21は、昇降路1内で昇降路壁
に固定された釣合い重り8側のガイドレール35に締結
具52により取付けられる取付金51と、取付金51に
ネジ部材56により取付けられる取付金57と、取付金
57に締結具61により固定される口ーブ固定板60
と、このロープ固定板60に締結具61、クリツプ6
2、座金63、バネ座64、及びナット65により固定
されて旧主索6をそれぞれ挟んで強固に保持するクリッ
プ62とを備えている。
【0022】図4は図1のかご用ロープ固定治具32を
示す構成図である。図に示すようにかご用ロープ固定装
置即ちかご用ロープ固定治具32は、かご7の上梁より
ワイヤ71及ぴ両端フック付きワイヤ72を介して吊ら
れる。かご用ロープ固定装置32は、かご7に取付けら
れて新主索6aを固定支持する上部ロープ固定治具73
と、一端で上部ロープ固定治具73に接続された可撓性
の接続具74と、接続具74の他端に接続されて旧主索
6を固定支持する下部ロープ固定治具75とを備えてい
る。接続具74は両端フック付きワイヤ91で、上下の
ロープ固定治具73、75を接続し、布綿幕92は新主
索6aがかご7の天井端部の角部で傷付かぬように保護
する。上部および下部ロープ固定治具73および75は
接続具74により互いに接続および切離しができる。
【0023】図5(a)および図5(b)はかご用ロー
プ固定治具32の新主索6aを保持するための上部ロー
プ固定治具73を示すそれぞれ斜視図および拡大分解斜
視図である。これらの図に示すように上部ロープ固定治
具73は、かご7の上梁に連結された両端フツク付きワ
イヤ72のフツク72a(図4)にU形吊り具80a、
80b、特殊ボルト81およびナット82を介して取付
けられる板状の取付金76と、この取付金76に締結具
83、座金84、バネ座85、及びナット86により固
定されるロープ固定板90と、ロープ固定板90上に締
結具83が貫通して延びて、座金87、バネ座88及ぴ
ナット89により着脱式に固定されるクリップ91とを
備えている。ロープ固定板90とクリップ91との対向
面には、それぞれ主索6aの表面外形と略相補関係にあ
って新主索6aと面接触する内周表面を持つロープ溝9
0aおよび91aを備えていて、このロープ溝90aお
よび91a内に主索6aを一本ずつ挟んで固定したと
き、新主索6aが損傷を受けること無くしっかりと保持
されるようにしてある。取付金76にはまた、U形吊り
具80c、80dが特殊ボルト81と、ナツト82によ
り取付けられ、それぞれ接続具74のフック95a、9
5b(図6)と接続できるようにしてある。
【0024】図6(a)はかご用ロープ固定治具32の
接続具74を示す斜視図で、図6(b)は図6(a)の
線A−A’断面図、図6(c)は線B−B’断面図であ
る。図に示すように接続具74は、四角形の布袋92
と、布袋92袋状部分に通され、両端にフック95a、
95b、95c、95dを付けた2本のワイヤ94とを
備えている。フック95a、95bは上部ロープ固定治
具73のU形吊り具80c、80dとそれぞれ接続され
て上部ロープ固定治具73の下に吊り下がり、かご7の
天井と壁の角に位置する。フック95c、95dには下
部ロープ固定治具部73が接続される。四角形の布袋9
2は、両端フック付きワイヤ94のワイヤ部分を包み、
内部にスポンジ93等のクツションの入った四角形の布
袋で、この上を新主索6aが通されてかご7の天井の角
の鋭角な所に直接触れて損傷を受けるのを保護する。接
続具74は主としてワイヤ94で構成されているので可
撓性があり、かご7の天井と側壁との間の角部に適応で
き、また形状や寸法の様々なかご7にも対応できる。
【0025】図7(a)はかご用ロープ固定治具32の
旧主索6を保持するための下部ロープ固定治具75を示
す斜視図で、図7(b)はその一部の拡大斜視図であ
る。図に示すように下部ロープ固定治具75は、板状の
取り付け金96と、取り付け金96に特殊ボルト81お
よびナット82により取り付けられたU形吊り具80e
および80fと、U形吊り具97、ボルト98、ナット
99、ワイヤ100により取付金96に取付けられた周
知のロープチャック101とを備えている。下部ロープ
固定治具75は、上部ロープ固定治具73の下方に接続
具74を介して吊下がり、かご7の壁の外側に位置され
る。ロープチャック101は旧主索の本数分(図示の例
では6本)取付けられ、それぞれ旧主索6を固定する。
ロープチャック101は主索の着脱が容易で迅速にしか
も確実に行えるので有用であるが、主索に損傷を与える
恐れがあるため旧主索6の保持にだけ用い、新主索6a
には用いない方が望ましい。
【0026】図8(a)乃至図8(f)は主索収納装置
である主索収納具31を示す詳細図である。図に示すよ
うにこの主索収納具31は、最下階25で主索供給器1
6に巻かれた新ロープ6aをかご7上に引き上げた時、
新主索6aの余裕部分6bをかご7の天井上に保管する
時の収納場所である。この主索収納具31は全体は金属
で製作されていて、110はドーナッ状の平らな底面
で、底部中心から真円の穴が空いている。そして、11
1は外側円周壁で、無端状の円筒形の形をした壁であ
り、又、112は内側円周壁で、無端状の円錐台形の形
をした壁である.この内側壁の上部の円周は下部の円周
より小さく製作されている。113は内側壁の補強板で
形状は十字形をしている。図は十字形をしているが井形
でも、全面を覆っても良い。114は外側壁に細長い楕
円形の形の穴を二ケ所対向して空け、穴の周囲の切り口
はゴム等のU字形の弾性体を巻いて手を保護する取っ手
の穴である。115は新主索6aを主索収納具31に入
れ主索収納具31を積み重ねた時の新主索6a余裕部分
6bの出し口である。そして、底部の穴は積み重ねた
時、下の主索収納具31の内側壁112が上の主索収納
具31の穴に入り、上下の主索収納具31の内側壁の内
側と内側壁の外側で移動防止の役目をする。
【0027】このように、エレベータ主索交換方法に用
いる主索収納装置である主索収納具31は、間に環状の
主索収納空間を形成する外周壁111と内周壁112と
底壁110とを備え、積み重ねたときに内周壁111が
互いに嵌合する。外周壁111の上部には主索6aの余
裕部分6bを通して引き出すための切欠き115を少な
くとも2つ備え、また外周壁112に運搬時に手を掛け
る取っ手用の切欠き114を、少なくとも2つ相対して
有し、その切欠きの周囲に作業者の手を傷めないように
弾性体よりなる緩衝輪を備えている。このような主索収
納具31を用いれば、かご7上の狭いスペースに主索余
裕部分6bをきちんと整理して収納しておくことがで
き、作業の安全性や効率を高めることができる。
【0028】次いで、この実施形態1の主索交換方法に
ついて図1の施工中断面図及び図2の施工手順の断面図
を用いて説明する。まず作業準備としてかご7を昇降路
の上端部である最上階に停止させ、その状態でピット1
aに入り、釣合い重り8の下部と緩衝器17の先端部と
の問の間隙寸法を測定し記録する。この間隙寸法は、建
築基準法の検査基準に合致させるため、新主索6aの長
さの設定値の算定基準となる。間隙寸法の測定後、作業
者はピット1aから出る。次いで、かご7上でかご用ロ
ープ固定治具22をかご7の上梁よりワイヤ71、両端
フック付きワイヤ72を介して、かご用ロープ固定治具
32を設置する.そして最下階25の乗場扉の錠スイッ
チ25aを短絡線で短絡する.図2(a)が相当図であ
る。
【0029】次いで、交換する新主索6aが巻付けられ
た主索供給器36を、主索6aの交換本数分(この例で
は6本)用意し、これらを最下階に置く。そして、主索
交換作業の妨げとならぬようにかご7を最下階床より2
m程上昇させて止め、かご7上より麻ロープを昇降路1
のピットlaに一端を降ろす。次いで、最下階乗場の扉
を開いて扉を閉まらないように扉を固定し、麻ロープを
乗場へ引き出す。引き出した麻ロープで新主索6aの先
端部を結び、麻ロープをかご7上から引き上げ、新主索
6aをかご7上に後に説明する余裕部分に相当するの長
さ分引き上げ、かご用固定治具32の新主索6aを固定
するための上部ロープ固定治具73にて新主索6aの先
端部に余裕部分6bを与えて固定する。余裕部分6bと
は、かご用固定治具32による固定部と新主索6aの先
端との間の主索部分であって、かごが昇降路上端近傍に
位置したときに新主索の先端が機械室の巻き上げ機を通
ってかごに連結され得るような充分な長さを持った部分
である。この新主索6aの余裕部分6bはかご7上に設
置された主索収納具31に収納する。このような作業を
新主索6aの本数分繰り返して、全数をかご用固定治具
32に固定し、余裕部分6bは主索収納具31に収納す
る。図2(b)が相当図である。
【0030】最下階25にて、主索供給器16より新主
索6aを繰り出しながら、かご7を最上階に上昇させて
行く.最上階に着たら、作業者はピット1aに入り、重
り受け梁18を乗場より受け取る.次いでピット1aか
らかご7に合図して、重り受け梁18が釣合い重り8の
下に入るまでかご7を下降させ、釣合い重り8を上昇さ
せる。そして、重り受け梁18が入る間隙となったら、
重り受け梁18を釣合い重り8の下に配置し、かご7を
上昇させて重り受け梁18上に釣合い重り25を設置し
て釣合い重り25を保持する。図2(c)が相当図であ
る。
【0031】次いで、かご7の現在の位置をガイドレー
ルに印を付け、その後、ピット1aで測定した問隙寸法
から算定した主索交換後の新しい間隙寸法に基づいて、
かご7の釣上げ代の位置を上記のようにガイドレールに
印を付けておき、機械室2の機械台より降ろされた玉掛
けワイヤ14、かご7の上梁にかける玉掛けワイヤ14
a及びチェンブロツク15を取り付けて、かご7の上梁
をチェンブロック15により上記の印の位置まで吊り上
げてかごをその位置に保持する。これにより全部の旧主
索6はぶらぶらに遊んだ状態になる。このとき、かご7
は、非常止め装置を作動させて停止させておくのが望ま
しい。図2(d)が相当図である。
【0032】次いで、釣合い重り8側のガイドレール2
0のかご7の上端とほぼ同一の高さ位置にロープ固定治
具21を取付け固定する。そして、釣合い重り8側の旧
主索6をロープ固定治具21にて全数固定し、その固定
された旧主索6をロープ固定治具21のすぐ直上の中間
切断点28で全数切断する。図2(e)が相当図であ
る。
【0033】そしてかご7側の上梁に取付けられている
保持器9をl本取外し、かご7上にある主索収納具31
より主索余裕部分6bを1本取出し、取外した同旧主索
6の釣合い重り8側の中間切断点28上方の同旧主索6
の端部と、主索余裕部分6bの端部とをクリップで連結
する。次いで、機械室2で連結された釣合い重り8側の
旧主索6を引上げる。新主索6aが機械室2まで引き上
がったら、更に新主索6aの余裕部分を機械室2へ引上
げ、クリップを外す。次いで、かご7側の取外した保持
器9の旧主索6を引上げて撤去する。そして、機械室2
にて、引上げた新主索6aの余裕部分6bを巻上機3の
綱車及びそらせ車22に巻き掛け、端末を加工し新主索
6aに保持器9を固着し、保持器9の付いた新主索6a
をかご7上に降ろし、かご7の上梁に接続する。次に、
こうしてかご7に接続した新主索6aは、かご用固定治
具32の新主索6a固定用の上部ロープ固定治具73か
ら外す。このような作業を旧主索6の本数分繰り返して
行い、旧主索6上部の全数撤去及び新主索6aをかご7
の上梁に保持器9を全数固定、新主索6aを上部ロープ
固定治具73より固定を全数解除する。図2(f)が相
当図である。このように、新主索6aの余裕部分6bを
機械室2へ引き上げるのに、機械室2からでている旧主
索6を利用すれば、巻上機3を運転することにより新主
索6aを旧主索6と共に引き上げることができるので望
ましいが、旧主索6aとは別の、例えば麻ロープ(図示
してない)を用いてホイスト(図示してない)により引
き上げることもできる。
【0034】次いで、作業者はピット1aに入り、作業
はしご19を釣合い重り8の上端に架けて、作業はしご
19を登り、釣合い重り8上部に固定されている保持器
9のすぐ上の旧主索6の下端切断点29で、旧主索6を
全数切断し、保持器9も全数釣合い重り8から撤去す
る。釣合い重り8上部で、新主索6aの長さを設定し、
新主索6aを設定値に全数切断する。そして、かご7側
と同様に、切断した端末を加工して保持器9を固着し、
釣合い重り8上部に前と同じ配列で全数固定する。この
後、非常止め装置を解除し、チェーンプロック15を下
げて、かご7に新主索6aの張力を均等になる様にか
け、かご7の吊り治具を撤去する。その後、かご7を下
降させて釣合い重り8を上昇させ、重り受け梁18を解
除し撤去し、併せてピツト1aの各工具や治具を撤去
し、作業者もピツト1aより退出する。次いで、かご7
上にて、釣合い重り8側のロープ固定治具21に固定さ
れている旧主索6をかご用固定治具32の旧主索固定用
の下部ロープ固定治具75で旧主索6を1本づつ全数固
定し、かご7を上昇させて旧主索6がかご用固定治具3
2にて固定されたことを確認(ロープ固定治具21に固
定されている旧主索6がぶらぶらの遊んだ状態になる)
し、釣合い重り8側のロープ固定治具21に固定されて
いる旧主索6の固定を全数解除する。図2(g)が相当
図である。
【0035】かご7上(かご用ロープ固定治具32、ワ
イヤ71、両端フツク付きワイヤ72を除く)、機械室
2の各工具や治具を撤去し、かご7に連絡し、かご7を
下降させながら、旧主索6の下方の端末がピツト1aの
床付近に来たらかご7を止める。そして、旧主索6の下
方の端末を全数最下階25の床に全数取出し、さらにか
ご7を下降させながら旧主索6を全数巻き取る。図2
(h)が相当図である。
【0036】そしてかご7が中間階手前でかご7を停止
させ、かご用ロープ固定治具32と釣合い重り8が当た
らないことを確認しながら更に下降し、かご7が最下階
25の約2m程手前でかご7を止める。次いで、かご7
上にてかご用ロープ固定治具32に固定されている旧主
索6の固定を全数解除し、旧主索6を全数ピット1aに
落とす。その後、旧主索6を巻き取り装置20により巻
取り全数撤去する。図2(i)が相当図である。
【0037】次いで、かご7上のかご用ロープ固定治具
32、ワイヤ71、両端フツク付きワイヤ72、その他
を撤去し、試運転及ぴ新主索6aの張力の点検調整を行
う。図2(j)が相当図である。以上により主索交換作
業が完了する。
【0038】上記のような主索交換方法によれば、旧主
索6及ぴ新主索6aの撤去及ぴ取付けをまとめて行うた
め、作業時間が大幅に短縮され、最も一般的なエレベー
タの場合には従来の約30%程度にまで減少できる。ま
た作業場所が最下階25の乗場、昇降路1、機械室2と
少なく、最上階や中問階の乗場が使用出来ない場合ある
いは構造的に無いような限定された建物での作業が可能
であり、とくに煙突用のエレベータには有効であるが、
あらゆる既設のビルに適用できる。
【0039】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明のエレ
ベータ主索交換方法に於いては、昇降路下端部にかごを
停止させ、新主索を昇降路下端部近傍に置いてその一端
部をかご用ロープ固定装置によりかごに固定して、固定
部と先端との間にかごが昇降路上端近傍に位置したとき
に新主索の先端が機械室の巻き上げ機を通ってかごに連
結され得るような充分な余裕部分を形成し、この余裕部
分をかご上に設けた主索収納装置により保持し、かごを
新主索と共に昇降路上端部まで上昇させ、同時に釣合い
重りを昇降路下端部にまで降下させ、かご及び釣合い重
りをそれぞれの位置に保持し、旧主索を昇降路上端部で
保持して固定し、旧主索を固定位置上方で切断すると共
にかごから切り離して除去し、新主索の余裕部分を巻き
上げ機を通してからかごに接続し、固定されている残り
の旧主索の一端部をかごに接続し、昇降路上端部での固
定から解放し、他端部を釣合い重りから分離させ、新主
索の他端部を釣合い重りに連結し、かごを降下させつつ
かごに連結された旧主索を下端から昇降路下端部で回収
する。従って、あらゆる既設ビルに対し、複数本の主索
の交換をまとめて容易にでき、作業を安全に短時間で行
うことができ、エレベータの運休時間を短縮することが
できる。また、作業中に最下階以外の乗場を使用しない
ので、停止条件の厳しいエレベータにも主索の交換が出
来るなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態によるエレベータの主
索交換方法を示す断面図である。
【図2】 この発明の一実施形態によるエレベータの主
索交換方法の詳細を示し、図2(a)乃至図2(j)は
各工程を示す概略図である。
【図3】 図1のロープ固定治具を示す図であって、図
3(a)は分解斜視図、図3(b)は詳細を示す拡大斜
視図である。
【図4】 図1のかご用ロープ固定治具の実施形態を示
す断面図である。
【図5】 図4に示す上部ロープ固定治具を示す図であ
って、図5(a)は分解斜視図で、図5(b)は一部拡
大斜視図である。
【図6】 図4に示す接続具を示す図であって、図6
(a)は斜視図、図6(b)は図6(a)の線A−Aに
沿った断面図、図6(c)は図6(a)の線B−Bに沿
った断面図である。
【図7】 図4の下部ロープ固定治具を示す図であっ
て、図7(a)は分解斜視図で、図7(b)は一部拡大
図である。
【図8】 図1に示す主索収納具を示す図であリ、図8
(a)は正面図、図8(b)は側面図、図8(c)は平
面図、図8(d)は図8(b)の線A−Aに沿った断面
図、図8(e)は斜視図、図8(f)は図8(a)の線
AーAに沿った断面図、図8(g)は主索収納具を積み
重ねた状態を示す断面図である。
【図9】 従来のエレベータの主索交換方法を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 昇降路、2 機械室、3 巻上機、4 そらせ車、
6 旧主索、6a 新主索、7 かご、8 釣合い重
り、11 ワイヤウインチ、15 チェンブロツク、1
8 重り受け梁、19 作業はしご、21 ロープ固定
治具、32 かご用ロープ固定治具、26 主索巻取り
器。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路下端部にかごを停止させ、 新主索を昇降路下端部近傍に置いてその一端部をかご用
    ロープ固定装置により上記かごに固定して、固定部と先
    端との間に上記かごが昇降路上端近傍に位置したときに
    上記新主索の先端が機械室の巻き上げ機を通って上記か
    ごに連結され得るような充分な余裕部分を形成し、 上記余裕部分を上記かご上に設けた主索収納装置により
    保持し、 上記かごを上記新主索と共に昇降路上端部まで上昇さ
    せ、同時に釣合い重りを昇降路下端部にまで降下させ、 上記かご及び上記釣合い重りをそれぞれの位置に保持
    し、 旧主索を上記昇降路上端部で保持して固定し、 上記旧主索を固定位置上方で切断すると共に上記かごか
    ら切り離して除去し、 上記新主索の上記余裕部分を巻き上げ機を通してから上
    記かごに接続し、 固定されている残りの旧主索の一端部を上記かごに接続
    し、昇降路上端部での固定から解放し、他端部を上記釣
    合い重りから分離させ、 上記新主索の他端部を上記釣合い重りに連結し、 上記かごを降下させつつ上記かごに連結された上記旧主
    索を下端から上記昇降路下端部で回収することを特徴と
    するエレベータ主索交換方法。
  2. 【請求項2】 上記新主索の上記余裕部分を巻き上げ機
    を通してから上記かごに接続する工程が、上記旧主索の
    かご側部分に上記新主索の上記余裕部分を連結し、上記
    旧主索の上記かご側部分を機械室に引き上げることによ
    り上記余裕部分を上記機械室に引上げる工程を含むこと
    を特徴とする請求項1記載のエレベータ主索交換方法。
  3. 【請求項3】 上記新主索の上記余裕部分を巻き上げ機
    を通してから上記かごに接続する工程が、上記旧主索を
    機械室に引き上げ、旧主索とは別のロープを機械室から
    延ばして上記新主索の上記余裕部分に連結し、上記ロー
    プを機械室に引き上げることにより上記余裕部分を上記
    機械室に引上げる工程を含むことを特徴とする請求項1
    記載のエレベータ主索交換方法。
  4. 【請求項4】 上記最下階床に於いて上記かごの昇降に
    応じた上記主索の繰出し巻取りを行うことを特徴とする
    請求項1項記載のエレベータ主索交換方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のエレベータ主索交換方法
    に用いる主索収納装置であって、間に環状の主索収納空
    間を形成する外周壁と内周壁と底壁とを備えて、積み重
    ねたときに上記内周壁が互いに嵌合することを特徴とす
    る主索収納装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のエレベータ主索交換方法
    に用いるかご用ロープ固定装置であって、かごに取付け
    られ、新主索を固定支持する上部ロープ固定治具と、一
    端で上記上部ロープ固定治具に接続された可撓性の接続
    具と、上記接続具の他端に接続され、上記主索を固定支
    持する下部ロープ固定治具とを備え、上記上部ロープ固
    定治具が、上記新主索の表面外形と相補関係にあって、
    上記新主索と面接触する内周表面を持つロープ溝を備え
    たたことを特徴とするかご用ロープ固定装置。
  7. 【請求項7】 上記接続具が、主索保護のための養生布
    を備えたことを特徴とする請求項6記載のかご用ロープ
    固定装置。
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