JP5569251B2 - スライドスイッチ - Google Patents

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Description

本発明は、各種電子機器に使用されるスライドスイッチに関する。
携帯電話等の各種小型の電子機器に用いられるスライドスイッチが特許文献1等として知られている。近年の機器の小型化に伴いこのようなスライドスイッチも小型化が要請されている。
特許文献1に記載のスライドスイッチは、図10に示すように、上面に開口する略箱形の絶縁樹脂製のケース101と、ケース101上面の開口部を覆うカバー105とケース101の内底面に固定された固定接点に弾接してスイッチ接点を形成する可動接点と、ケース101側面から突出した操作部103Aを有してケース101内に左右方向へ移動可能に収容され可動接点が取り付けられた操作体103と、固定接点から延出しケース101端部から外方へ突出した端子112とを備えている。操作部103Aをスライド操作することによってスイッチ接点の切り替えが行われ、電気信号が端子112から配線基板上の配線パターン等を介して機器の電子回路に出力されて機器の様々な機能の切り替えが行われる。
特開2009−81128号公報
ところで、従来の例えば特許文献1に記載のスライドスイッチでは、端子112の先端がケース101の側面の外側に張り出して形成されており、端子112を外部に接続するための配線パターンは配線基板上のケース101の外側領域に設けられることになる。したがってそれぞれの配線パターンはケース101の外周を囲むように設けられるので、特にスライドスイッチの端子数が多い場合には配線パターンの占める領域が広くなり、必ずしも配線基板上の配線効率が良いとは言えなかった。また、端子112の先端がケース101の外側に張り出しているので、配線基板上の別の電子部品とスライドスイッチの端子部112の先端との距離が短くなり、スライドスイッチの端子部112の先端と別の電子部品との間で静電放電が生じてその電子部品が損傷する虞があった。
そこで、本発明者らは、このような従来のスライドスイッチの直下には配線パターンが設けられていないところ、このスライドスイッチの直下の領域に配線パターンを設けるようにすれば、配線パターンをより高密度化して取付基板を含む装置全体を更に小型化し、また、端子部を底面にのみ露出させればスライドスイッチの端子部と別の電子部品との距離を広げて別の電子部品が損傷することを防止できると考えた。
そこで本発明は、取付基板の配線パターンを高密度化し他の電子部品との間で静電放電が生じる虞の少ないスライドスイッチを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によれば以下が提供される。
(1) 上面に収容凹部を備え、底面が取付基板に取り付けられるハウジングと、
前記収容凹部内に設けられた複数の固定電極と、
前記固定電極と導通可能な可動電極を備え、前記可動電極と前記固定電極との導通状態を切り替えるために前記収容凹部内に移動可能に設けられたスライダとを有し、
前記固定電極の外部端子が前記ハウジングの底面にのみ露出されていることを特徴とするスライドスイッチ。
(2) 前記固定電極は、前記ハウジングの前記底面に対して傾斜し前記外部端子から上方へ延びるはんだ付け部を有することを特徴とする(1)のスライドスイッチ。
(3) 前記はんだ付け部は、前記外部端子を挟んで前記スライダのスライド方向の両側に設けられていることを特徴とする(2)のスライドスイッチ。
(4) 前記ハウジングの前記底面の外周端部には前記はんだ付け部と前記取付基板との間に画成される空間を前記ハウジングの側方外側に連続させる凹部が設けられていることを特徴とする(2)または(3)のスライドスイッチ。
(5) 前記ハウジングの前記底面には、複数の前記はんだ付け部と前記取付基板との間に画成される空間同士を連通させない仕切部が設けられていることを特徴とする(4)のスライドスイッチ。
本発明に係るスライドスイッチによれば、前記固定電極の外部端子が前記ハウジングの底面に露出されているので、取付基板のうちハウジングの底面に接する領域に引き出し配線を設けることができる。したがって、従来はデッドスペースであった領域に引き出し配線を設けられるので、取付基板の配線を更に高密度化することができる。
また、前記固定電極の外部端子が前記ハウジングの底面にのみ露出されており、ハウジングの側面に固定電極が露出しない。したがって、スライドスイッチの側方近傍に別の電子部品が配置されていても、固定電極と別の電子部品との間が離間されているため静電放電によりスライドスイッチや別の電子部品が損傷する虞が少ない。
本発明の第1実施形態に係るスライドスイッチの分解斜視図である。 図1に示すスライドスイッチの底面から見た斜視図である。 図1に示すスライドスイッチの可動電極と固定電極とハウジングとを示す上面図である。 図3の断面図である。 図1に示すスライドスイッチを示す図である。 本発明の第2実施形態に係るスライドスイッチの図3に相当する図である。 図6の断面図である。 本発明の第3実施形態に係るスライドスイッチの底面から見た斜視図である。 本発明の第3実施形態に係るスライドスイッチの図3に相当する図である。 従来技術に係るスライドスイッチの斜視図である。
以下、本発明の第1実施形態に係るスライドスイッチ1を、図面を参照しつつ説明する。
図1は本第1実施形態に係るスライドスイッチ1の分解斜視図であり、図2はスライドスイッチ1の底面を示す斜視図である。スライドスイッチ1は、図1に示すように、上面に収容凹部2aが設けられたハウジング2と、ハウジング2に固定された第1〜3固定電極3〜5と、第1〜3固定電極3〜5に接触可能な可動電極6と、可動電極6が取り付けられ収容凹部2a内を所定の方向(図示の例では左右方向)に移動可能なスライダ7と、収容凹部2aの開口を覆う金属製のカバー8とを備えている。なお、本実施形態のスライドスイッチ1は、3つの第1〜3固定電極3〜5と1つの可動電極6によって1接点2回路のスイッチを構成している。このようなスライドスイッチ1は、ハウジング2の底面2dが取付基板9に当接するように取り付けられる。
ハウジング2は薄い箱形の樹脂部材であり、その上面には収容凹部2aが設けられている。収容凹部2aは略矩形状に形成され、その中には第1〜3固定電極3〜5が平行に配置されている。また、収容凹部2aの長さ(図1の左右方向の長さ)はスライダ7の移動ストロークを決定している。また、図2に示すようにハウジング2の底面2dには位置決め用突起2eが設けられており、スライドスイッチ1を位置決め精度良く取付基板に取り付けることができる。
スライダ7はつまみ部7aがハウジング2の側面に設けられた開口2bを介してスライドスイッチ1の外部に延出している。スライダ7の下面には可動電極6が取り付けられている。可動電極6は、第1〜3固定電極3〜5に対応するように接触端子が設けられており、その先端には屈曲部が設けられて後述する第1〜3固定電極3〜5の接触端子3a〜5aと弾性的に接触可能とされている。なお、可動電極6の接触端子を容易に弾性変形させるために可動電極6の接触端子の長手方向にスリットを設けてもよい。
カバー8は、天板部8aと、天板部8aから張り出してハウジング2の側壁に沿って延びる一対の脚部8bとを有し、脚部8bがハウジング2の側面に設けられた爪部2cに係止されることで、カバー8がハウジング2に固定されている。
スライダ7のカバー8と対向する面には、複数(図示の例では2つ)の凹部が隣り合って形成された位置決め凹部7bが形成されている。また、カバー8の位置決め凹部7bと対応する位置には、金属片をくの字形に屈曲させて形成した弾性当接部8cが設けられている。スライダ7を移動させた時に、このカバー8の弾性当接部8cの頂部が位置決め凹部7bのいずれかの凹部に位置することにより、スライダ7の位置が維持される。
以下、図3,4,5を参照して第1〜3固定電極3〜5を詳細に説明する。なお、図3は説明のためにカバー8及びスライダ7を省略したスライドスイッチ1を示す上面図である。また、図4(a),4(b)はそれぞれ図3のIVa−IVa線、IVb−IVb線の断面図である。また、図3においてハッチングで示した領域は、第1〜3固定電極3〜5の収容凹部2aに露出した領域を示す。また、図5は示すスライドスイッチ1を示す図であり、(a)はスライドスイッチ1の正面図、(b)は示すスライドスイッチ1の左側面図(スライダ7のつまみ部7a側)、(c)は示すスライドスイッチ1の上面図、(d)はスライドスイッチ1の右側面図、(e)はスライドスイッチ1の底面図である。
第1〜3固定電極3〜5はそれぞれ、収容凹部2aに露出し可動電極6と接触可能な接触端子3a〜5aと、ハウジング2の底面2dに露出して取付基板9に設けられた引き出し配線と接続される外部端子3b〜5bとを備える。この第1〜3固定電極3〜5はハウジング2とインサート成形で一体的に形成されている。
第1固定電極3は、ハウジング2の収容凹部2aの略中央に配置された上面視で略コ字状の金属部材である。第1固定電極3は、収容凹部2aに露出された細長い接続端子3aと、ハウジング2の底面2dに露出する外部端子3bと、接続端子3aから第3固定電極5の接続端子5aを迂回してスライダ7のつまみ部7a側へ延びる延長部3cと、延長部3cからハウジング2の底面2d側に潜り込みハウジング2の底面2dに対して傾斜した傾斜面をなすはんだ付け部3dとを備えている。また、延長部3cの外部端子3bに対して反対側には更に付加はんだ付け部3eと、収容凹部2aに露出する支持面3fが設けられている。
この第1固定電極3の接続端子3aはスライダ7のストロークの全長に亘って形成されているので、スライダ7の位置によらずに可動電極6と第1固定電極3は常に導通状態である。
第2固定電極4は、第1固定電極3に対してスライダ7のつまみ部7aとは反対側に設けられ、スライダ7の移動方向に延在する細長い金属部材である。第2固定電極4は、スライダ7のストロークの一端に設けられ収容凹部2aに露出する接続端子4aと、ハウジング2の底面2dに露出する外部端子4bと、接続端子4aと外部端子4bとを接続しハウジング2の底面2dに対して傾斜した傾斜面をなすはんだ付け部4dと、外部端子4bに対して接触端子4aと反対側に設けられた付加はんだ付け部4eと、付加はんだ付け部4eから更に収容凹部2aに露出された支持面4fとを備えている。なお、第1固定電極3の外部電極3bを含む断面は、第2固定電極4の断面を示す図4(a)とほぼ同様の形状となる。
第3固定電極5は、第1固定電極3に対して第2固定電極4と反対側に設けられたスライダ7の移動方向に延在する細長い金属部材である。第3固定電極5は、収容凹部2aに露出する接続端子5aと、ハウジング2の底面2dに露出する外部端子5bと、接続端子5aと外部端子5bとを接続しハウジング2の底面2dに対して傾斜する傾斜面としてのはんだ付け部5dとを備えている。
第3固定電極5の接続端子5aは、スライダ7のストロークの内、第2固定電極4の接続端子4aと重複しない領域に設けられている。本実施形態のスライドスイッチ1は、スライダ7を移動させることで、第1固定電極3の接続端子3aと第2固定電極4の接続端子4aとの導通状態及び、第1固定電極3の接続端子3aと第3固定電極5の接続端子5aとの導通状態とを切り替え可能である。
なお、これら第1〜3固定電極3〜5の接触端子3a〜5aは収容凹部2aの底面と略平行に設けられ、可動電極6と滑らかに接触可能とされている。また、第1〜3固定電極3〜5の外部端子3b〜5bもハウジング2の底面2dと略平行に設けられ、スライドスイッチ1を取付基板9に取り付けたときに取付基板9上の配線パターンと接触面積が大きくなるようにされている。
これら外部端子3b〜5bはいずれも上面視で長尺の第1〜3固定電極3〜5の長手方向中央に設けられ、スライドスイッチ1全体の中央に位置されている。このように、外部端子3b〜5bがスライドスイッチ1の中央に位置されていると、はんだ付け時等に加熱されてスライドスイッチ1が湾曲しても、外部端子3b〜5bと取付基板9との距離が広がりにくく、スライドスイッチ1が取付基板9から脱落する虞が少ない。
以上のように構成されるスライドスイッチ1において、第1〜3固定電極3〜5の外部端子3b〜5bはいずれもハウジング2の底面2dに露出しているので、従来はデッドスペースであった取付基板9のハウジング2の底面2dに向かい合う領域に引き出し線を配線することができ配線効率が向上する。更に、従来のようにスライドスイッチを避けるようにスライドスイッチの外周縁に引き出し線を配線する場合に比べて、スライドスイッチ1の外周縁を別の配線等に使えることになり、配線効率が向上する。
また、第1〜3固定電極3〜5の外部端子3b〜5bのいずれもハウジング2の底面2dに露出させ、ハウジング2の側面に外部端子3b〜5bを露出させていない。したがって、第1〜3固定電極3〜5の全体がハウジング2の側面から外部に露出せず、隣接する別の電子部品との距離が隔てられているので、この電子部品への静電放電による損傷を与える虞が少ない。このために、第1〜3固定電極3〜5はいずれもその全体が収容凹部2a内に収まる大きさに設定されている。つまり本実施形態では上面視で、第1〜3固定電極3〜5の全長は、収容凹部2aのスライダ7の移動方向の長さよりも短く設定されている。
更に図2に示すように、はんだ付け部3d,4d,5d及び付加はんだ付け部3e,4eが、ハウジング2の底面2dに対して傾斜するように設けられている。このため、図4に示すように、はんだ付け部3d,4d,5dと取付基板9及び付加はんだ付け部3e,4eと取付基板9との間には鋭角の角度を持つ空間が形成される。スライドスイッチ1を取付基板9に取り付ける際には、この鋭角の角度を有する隙間に、はんだフィレットAを良好に形成することができるので、はんだの付着面積が大きくなりはんだ付け強度が向上する。
更に図2に示すようにハウジング2の底面2dの外周端部には、上述のはんだ付け部3d,4d,5dと取付基板9、及び付加はんだ付け部3e,4eと取付基板9との間に形成される鋭角の角度を有する空間をハウジング2の側方外側に連通させる凹部2fが設けられている。本実施形態の凹部2fは、はんだ付け部3d,4d,5d及び付加はんだ付け部3e,4eと同様の傾斜面で構成されており、そこに形成される空間と同様の空間が凹部2fと取付基板9との間に形成されている。
また、第1〜3固定電極3〜5の外部端子3b〜5bがハウジング2の側面に露出せず、ハウジング2の底面2dの中央部分に配置されているので、外部端子3b〜5bに隣接するはんだ付け部3d〜5d及び付加はんだ付け部3e,4eもハウジング2の底面2dの中央部分に位置されている。したがって、取付基板9へのはんだ付け時にスライドスイッチ1が加熱されて樹脂製のハウジング2に変形や反りが生じても、はんだ付け部3d〜5d及び付加はんだ付け部3e,4eと取付基板9の表面との距離は変化しにくく、はんだ付け部3d〜5d及び付加はんだ付け部3e,4eにはんだを付着させやすいので確実にスライドスイッチ1を取付基板9に取り付けることができる。
このように、上述のはんだ付け部3d,4d,5dと取付基板9及び付加はんだ付け部3e,4eと取付基板9との間に形成される空間をハウジング2の側方外側に連通させる凹部2fを設けたことにより、ハウジング2の側面からはんだ付け時に、はんだフィレットAが該空間に良好に形成されているかを観察することができる。したがって、はんだ付けの良否をハウジング2の側面から簡単に確認することができるので良品検査の効率を向上させることが出来る。なお、本実施形態では凹部2fをはんだ付け部3d,4d,5d及び付加はんだ付け部3e,4eと同様の形状として説明しているが、傾斜面と同様の形状でなくとも、該空間をハウジング2の側方外側に連通させる形状であればよいことはもちろんである。
またハウジング2の底面2dには、ハウジング2の一方の側(つまみ部7a側)に設けられたはんだ付け部3d,5dと凹部2fにより形成された空間と、ハウジング2の反対側に設けられたはんだ付け部4dと凹部2fにより形成された空間とを隔てる仕切部2gが設けられている。スライドスイッチ1を取付基板9にはんだ付けする際には、仕切部2gが両者の空間にはんだが跨ることを防止するので、ハウジング2の一方の側に設けられた第1固定電極3の外部端子3b及び第3固定電極5の外部端子5bと、ハウジング2の他方の側に設けられた第2固定電極4の外部端子4bとが誤って導通してしまう虞がない。
また、図2及び図4(a)に示すように、第1固定電極3及び第2固定電極4には、外部端子3b,4bを挟んでスライダ7の移動方向の両側にはんだ付け部3d,4dと付加はんだ付け部3e,4eとが設けられている。このため、スライダ7を操作する際に、ハウジング2にスライダ7の移動方向に力が作用しても、両側に設けられたはんだ付け部3d,4d及び付加はんだ付け部3e,4eとがこの力を支承するのでハウジング2が取付基板9から脱落する虞が少ない。
次に、上述の第2実施形態に係るスライドスイッチ1を図6,7(a),7(b)を参照して説明する。図6,7(a),7(b)は第2実施形態に係るスライドスイッチ11を示す図であり、それぞれ図3,4(a),4(b)に対応する図である。なお、第2実施形態に係るスライドスイッチ11は、上述の第1実施形態に係るスライドスイッチ1と固定電極13〜15及び可動電極16の形状のみが異なるので、異なる点についてのみ説明する。
第2実施形態に係るスライドスイッチ11では、第2固定電極14及び第3固定電極15とが一直線上に配列されている。また、可動電極16は常に第1固定電極13の接続端子13aに接触する第1接触端子16aと、第2固定電極14の接続端子14a又は第3固定電極15の接続端子15aの一方に選択的に接触できる第2接触端子16bの2つの接触端子を備えている。スライダ7を移動させて、可動電極16の第2接触端子16bと第2固定電極14の接触端子14aとの導通状態と、可動電極16の第2接触端子16bと第3固定電極15の接触端子15aとの導通状態とを切り替えることでスイッチ動作を実現している。
本第2実施形態でも、第1〜3固定電極13〜15の外部端子13b〜15bはハウジング2の底面2dにのみ露出されているので、上述の第1実施形態と同様に、取付基板9のうちハウジング2の底面2dに接する領域に引き出し配線を設けることができ、従来はデッドスペースであった領域に引き出し配線を設けられるので、取付基板9の配線を更に高密度化することができる。また、スライドスイッチ11の側方近傍に別の電子部品が配置されていても、第1〜3固定電極13〜15と別の電子部品との間が離間されているため静電放電によりスライドスイッチ11や別の電子部品が損傷する虞が少ない。
また、第2実施形態に係るスライドスイッチ11では、第2固定電極14と第3固定電極15とが一直線上に配列されているので、スライダ7の移動方向と直交する方向の寸法が短いスライダスイッチ11を提供することができる。
更に、第1固定電極13のはんだ付け部13dと凹部2fにより形成される空間、第2固定電極14のはんだ付け部14dと凹部2fにより形成される空間、及び第3固定電極15のはんだ付け部15dと凹部2fにより形成される空間のそれぞれが仕切部2gによって隔てられているため、はんだ付けの際に各々の外部端子13b〜15bが互いに導通する虞がない。
なお、上述の第1及び第2実施形態においては1接点2回路のスライドスイッチ1,11を例を挙げて説明したが、1接点1回路のスライドスイッチ(ON−OFFスイッチ)にも本発明を適用することができる。本発明の第3実施形態に係るスライドスイッチ21を図8,9に示す。図8は第3実施形態に係るスライドスイッチ21の底面側から見た斜視図、図9はスライドスイッチ21の図3と同様の図である。なお、第3実施形態に係るスライドスイッチ21は、上述の第1実施形態に係るスライドスイッチ1と固定電極及び可動電極の形状のみが異なるので、異なる点についてのみ説明する。
第3実施形態に係るスライドスイッチ21は、図8,9を合わせて参照して、可動電極26と常時導通する上面視で略コ字状の第1固定電極23と、可動電極26が所定の位置に移動させられた時にのみ可動電極26と導通する長尺状の第2固定電極24とを備えている。
図8,9を合わせて参照して、第1固定電極23は、ハウジング2の収容凹部2aに配置された上面視で略コ字状の金属部材である。第1固定電極3は、収容凹部2aに露出された細長い接続端子23aと、ハウジング2の底面2dに露出する外部端子23bと、接続端子23aからハウジング2の底面2d上をスライダ7のつまみ部7aと反対側に延びる延長部23cと、延長部23cからハウジング2の底面2d側に潜り込みハウジング2の底面2dに対して傾斜した傾斜面をなすはんだ付け部23dとを備えている。また、延長部23cの外部端子23bに対して反対側には更に付加はんだ付け部23eと、収容凹部2aに露出する支持面23fが設けられている。
第2固定電極24はスライダ7の移動方向に延在する細長い金属部材である。第2固定電極24は、スライダ7のストロークの一端に設けられ収容凹部2aに露出する接続端子24aと、ハウジング2の底面2dに露出する外部端子24bと、接続端子24aと外部端子24bとを接続しハウジング2の底面2dに対して傾斜した傾斜面をなすはんだ付け部24dと、外部端子24bに対して接触端子24aと反対側に設けられた付加はんだ付け部24eと、付加はんだ付け部24eから更に収容凹部2aに露出された支持面24fとを備えている。
ここで、第2固定電極24の接触端子24aは、スライダ7をそのストロークの一端に移動させた時にのみ可動電極26と導通するように、収容凹部2aの底面内の一端に露出させている。つまり、スライドスイッチ21は、スライダ7をストロークの一端に移動させたときにのみ第1固定電極23と第2固定電極24と可動電極26とを導通させてON−OFF動作を実現する。
このスライドスイッチ21においても、第1,2固定電極23,24の外部端子23b,24bはハウジング2の底面2dにのみ露出されているので、上述の第1実施形態及び第2実施形態と同様に、取付基板9のうちハウジング2の底面2dに接する領域に引き出し配線を設けることができ、従来はデッドスペースであった領域に引き出し配線を設けられるので、取付基板9の配線を更に高密度化することができる。また、スライドスイッチ21の側方近傍に別の電子部品が配置されていても、第1,2固定電極23,24と別の電子部品との間が離間されているため静電放電によりスライドスイッチ21や別の電子部品が損傷する虞が少ない。
1,11,21 スライドスイッチ、2 ハウジング、2f 凹部、2g 仕切部、3,13,23 第1固定電極、4,14,24 第2固定電極、5,15 第3固定電極、3b,13b,23b,4b,14b,24b,5b,5b 外部端子、3d,13d,23d,4d,14d,24d,5d,15d はんだ付け部、6,16,26 可動電極、7 スライダ、8 カバー、9 取付基板

Claims (3)

  1. 上面に収容凹部を備え、底面が取付基板に取り付けられるハウジングと、
    前記収容凹部内に設けられた複数の固定電極と、
    前記固定電極と導通可能な可動電極を備え、前記可動電極と前記固定電極との導通状態を切り替えるために前記収容凹部内に移動可能に設けられたスライダとを有し、
    前記固定電極の外部端子が前記ハウジングの底面にのみ露出されており、
    前記固定電極は、前記ハウジングの前記底面に対して傾斜し前記外部端子から上方へ延びるはんだ付け部を有しており、
    前記はんだ付け部は、前記外部端子を挟んで前記スライダのスライド方向の両側に設けられていることを特徴とするスライドスイッチ。
  2. 前記ハウジングの前記底面の外周端部には前記はんだ付け部と前記取付基板との間に画成される空間を前記ハウジングの側方外側に連続させる凹部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のスライドスイッチ。
  3. 前記ハウジングの前記底面には、複数の前記はんだ付け部と前記取付基板との間に画成される空間同士を連通させない仕切部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のスライドスイッチ。
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