JP5566859B2 - 電源回路 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は電源回路に関する。
スイッチング電源にて生成される直流電圧をデジタル制御でコントロールする方法として、デューティーモードと電流モードとがある。このうち電流モードでは、デューティーモードに比べて応答性が良い、フェーズごとに電流が分配されるマルチフェーズの実現が容易である、といった優れた点がある。
一方、電流モードでは、スイッチング電源のインダクタ電流が出力電圧のデジタル補償値と比較されるため、DAコンバータの精度が低いと、スイッチング電源の出力の振動(リミットサイクル)が発生することがあった。
特開2009−100607号公報
本発明の一つの実施形態の目的は、高精度のDAコンバータを用いることなく、電流モードで動作される出力の振動を低減することが可能な電源回路を提供することである。
実施形態の電源回路によれば、スイッチング素子と、平滑回路と、スイッチング制御部とが設けられている。スイッチング素子は、直流を分断する。平滑回路は、前記スイッチング素子にて分断された直流を平滑化する。スイッチング制御部は、前記平滑回路の出力電圧から算出されたデジタル補償値の上位ビットのDA変換値と、前記平滑回路に流入する電流の検出値とを比較し、前記デジタル補償値の下位ビットに基づいて前記比較結果の立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジの出力タイミングをシフトさせた信号に基づいて、前記スイッチング素子をスイッチング制御する。
図1は、第1実施形態に係る電源回路の概略構成を示すブロック図である。 図2は、図1の電源回路の電流検出値Isと電流指令値Ictとの関係を示す図である。 図3は、第2実施形態に係る電源回路の概略構成を示すブロック図である。 図4は、第3実施形態に係る電源回路の概略構成を示すブロック図である。 図5は、図4の電源回路の電流検出値Isと電流指令値Ictとの関係を示す図である。 図6は、第4実施形態に係る電源回路の概略構成を示すブロック図である。 図7は、第5実施形態に係る電源回路の概略構成を示すブロック図である。 図8は、図7の電源回路の電流検出値Isと電流指令値Ictとの関係を示す図である。 図9は、第6実施形態に係る電源回路の概略構成を示すブロック図である。 図10は、第7実施形態に係る電源回路の概略構成を示すブロック図である。 図11は、第8実施形態に係る電源回路の概略構成を示すブロック図である。 図12は、第9実施形態に係る電源回路の概略構成を示すブロック図である。 図13は、図12の補間部の一例を示すブロック図である。 図14は、図13の補間部による測定値の予測方法を示す図である。 図15は、図12の補間部のその他の例を示すブロック図である。 図16は、第10実施形態に係る電源回路の概略構成を示すブロック図である。 図17は、図16の補間部による測定値の予測方法を示す図である。 図18は、第11実施形態に係る電源回路の概略構成を示すブロック図である。 図19(a)〜図19(e)は、図18のディザ回路112の動作を示す図である。 図20は、電源回路に適用される移相器の一例を示すブロック図である。 図21は、電源回路に適用される移相器のその他の例を示すブロック図である。 図22は、電源回路に適用される移相器のさらにその他の例を示すブロック図である。
以下、実施形態に係る電源回路について図面を参照しながら説明する。なお、これらの実施形態により本発明が限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る電源回路の概略構成を示すブロック図である。
図1において、電源回路には、スイッチング素子SW、平滑回路Hおよびスイッチング制御部11が設けられている。また、スイッチング素子SWと平滑回路Hとの間には、平滑回路Hに流入する電流を検出する電流センサSAが設けられている。
スイッチング素子SWは直流電源Dにて生成された直流を分断することができ、pチャンネル電界効果トランジスタM1およびnチャンネル電界効果トランジスタM2が設けられている。
平滑回路Hはスイッチング素子SWにて分断された直流を平滑化することができ、インダクタLおよびキャパシタCが設けられている。
そして、pチャンネル電界効果トランジスタM1のソースは直流電源Dに接続され、pチャンネル電界効果トランジスタM1のドレインはnチャンネル電界効果トランジスタM2のドレインに接続され、nチャンネル電界効果トランジスタM2のソースは接地されている。pチャンネル電界効果トランジスタM1のゲートおよびnチャンネル電界効果トランジスタM2のゲートはドライバ19に接続されている。
また、nチャンネル電界効果トランジスタM2のドレインはインダクタLの一端に接続され、インダクタLの他端はキャパシタCの一端に接続され、キャパシタCの他端は接地されている。また、キャパシタCには負荷Rが並列に接続されている。
スイッチング制御部11は、平滑回路Hの出力電圧Voutから算出されたデジタル補償値Ictの上位ビットIct_msbのDA変換値と、平滑回路Hに流入する電流の検出値Isとを比較し、その比較結果をデジタル補償値Ictの下位ビットIct_lsbに基づいてシフトさせたリセット信号Reに基づいて、スイッチング素子SWをスイッチング制御することができる。
ここで、スイッチング制御部11には、平滑回路Hの出力電圧VoutをAD変換するADコンバータ12、AD変換された出力電圧Voutから参照電圧Vrを減算することで誤差信号Erを算出する減算器20、誤差信号Erの補償を行うことでデジタル補償値Ictを算出するデジタル補償器13、デジタル補償値Ictの上位ビットIct_msbをDA変換するDAコンバータ14、電流センサSAにて検出された値を増幅することで検出値Isを出力するアンプ15、上位ビットIct_msbのDA変換値を検出値Isと比較するコンパレータ16、デジタル補償値Ictの下位ビットIct_lsbに基づいてコンパレータ16の比較結果Re_msbの位相をシフトさせる移相器17、移相器17から出力されたリセット信号Reに基づいてリセット動作を行うフリップフロップ18、フリップフロップ18の出力Qに基づいてpチャンネル電界効果トランジスタM1およびnチャンネル電界効果トランジスタM2を駆動するドライバ19が設けられている。
そして、平滑回路Hの出力電圧VoutはADコンバータ12にてAD変換された後、減算器20にて参照電圧Vrと減算されることで誤差信号Erが算出され、デジタル補償器13に出力される。そして、デジタル補償器13において、誤差信号Erが0に近づくようにデジタル補償値Ictが算出され、デジタル補償値Ictの上位ビットIct_msbはDAコンバータ14に出力され、デジタル補償値Ictの下位ビットIct_lsbは移相器17に出力される。なお、デジタル補償器13では、デジタル補償値Ictを算出するために、例えば、PID制御を行うことができる。そして、DAコンバータ14において、デジタル補償値Ictの上位ビットIct_msbはDA変換され、コンパレータ16に出力される。
一方、電流センサSAにおいて、平滑回路Hに流入する電流が検出され、電流センサSAにて検出された値がアンプ15にて増幅されることで検出値Isが生成され、コンパレータ16に出力される。
そして、コンパレータ16において、上位ビットIct_msbのDA変換値が検出値Isと比較され、その比較結果Re_msbが移相器17に出力される。そして、移相器17において、デジタル補償値Ictの下位ビットIct_lsbに基づいて、コンパレータ16の比較結果Re_msbの出力タイミングがシフトされることでリセット信号Reが生成され、フリップフロップ18のリセット端子Rに入力される。
一方、フリップフロップ18のセット端子Sにはクロック信号Clkが入力され、その時のフリップフロップ18の出力Qがドライバ19に入力される。そして、ドライバ19において、フリップフロップ18の出力Qに基づいてpチャンネル電界効果トランジスタM1およびnチャンネル電界効果トランジスタM2が駆動されることで、pチャンネル電界効果トランジスタM1およびnチャンネル電界効果トランジスタM2がオン/オフ制御される。
ここで、pチャンネル電界効果トランジスタM1がオンした時はnチャンネル電界効果トランジスタM2はオフし、直流電源Dからpチャンネル電界効果トランジスタM1を介して電流がキャパシタCに供給されることにより、出力電圧Voutが上昇する。
一方、pチャンネル電界効果トランジスタM1がオフした時はnチャンネル電界効果トランジスタM2はオンし、キャパシタCに蓄積された電荷がnチャンネル電界効果トランジスタM2を介して放電されることにより、出力電圧Voutが下降する。
ここで、デジタル補償値Ictの上位ビットIct_msbをDAコンバータ14にて検出値Isと比較させることにより、高精度のDAコンバータ14を用いる必要がなくなるとともに、デジタル補償値Ictの下位ビットIct_lsbに基づいてコンパレータ16の比較結果Re_msbのタイミングを微小ステップでシフトさせることで、リセット信号Reの時間分解能を向上させることができ、電流モードで動作される電源回路の出力Voutの振動を低減することが可能となる。
図2は、図1の電源回路の電流検出値Isと電流指令値Ictとの関係を示す図である。
図2において、チャンネル電界効果トランジスタM1がオン、nチャンネル電界効果トランジスタM2はオフしている時は、検出値Isは直線的に増加し、チャンネル電界効果トランジスタM1がオフ、nチャンネル電界効果トランジスタM2はオンしている時は、検出値Isは直線的に減少するため、検出値Isの波形は三角波となり、検出値Isは局所的には線形である。
一方、デジタル補償値Ictは離散的な値をとり、デジタル補償値IctのDA変換値の間隔はΔIctとなる。また、検出値IsがDA変換値の間隔ΔIct分だけ上昇するための遅延時間はΔdlyとなる。ここで、検出値Isは局所的には線形であるため、DA変換値の間隔ΔIctと遅延時間Δdlyとは比例関係にある。
そして、例えば、デジタル補償値Ictが36の場合、検出値Isが36に一致した時にコンパレータ16の比較結果Re_msbが立ち上がる。そして、コンパレータ16の比較結果Re_msbを用いてフリップフロップ18をリセットすると、検出値Isが36に一致した時に検出値Isが減少する(Is1)。
また、例えば、デジタル補償値Ictが37の場合、検出値Isが37に一致した時にコンパレータ16の比較結果Re_msbが立ち上がる。そして、コンパレータ16の比較結果Re_msbを用いてフリップフロップ18をリセットすると、検出値Isが37に一致した時に検出値Isが減少する(Is3)。
このため、コンパレータ16の比較結果Re_msbを用いてフリップフロップ18をリセットする方法では、デジタル補償値Ictがビット拡張で実際は36.25の場合には、それらの差分だけフリップフロップ18をリセットする時間に誤差が発生する。
一方、移相器17から出力されたリセット信号Reに基づいてフリップフロップ18をリセットする方法では、例えば、デジタル補償値Ictが36.25の場合でも、差分Ict(0.25)が移相器17にて補正され、リセット信号Reの時間分解能を向上させることができる。
(第2実施形態)
図3は、第2実施形態に係る電源回路の概略構成を示すブロック図である。
図3において、この電源回路には、図1の電源回路のスイッチング制御部11の代わりにスイッチング制御部21が設けられている。
スイッチング制御部21は、平滑回路Hの出力電圧Voutから算出されたデジタル補償値Ictと、平滑回路Hに流入する電流の検出値IsのAD変換値との比較結果に基づいて、スイッチング素子SWをスイッチング制御することができる。
ここで、スイッチング制御部21には、平滑回路Hの出力電圧VoutをAD変換するADコンバータ22、AD変換された出力電圧Voutから参照電圧Vrを減算することで誤差信号Erを算出する減算器30、誤差信号Erの補償を行うことでデジタル補償値Ictを算出するデジタル補償器23、電流センサSAにて検出された値を増幅することで検出値Isを出力するアンプ25、検出値IsをAD変換するADコンバータ24、デジタル補償値Ictを検出値Isと比較するコンパレータ26、コンパレータ26から出力されたリセット信号Reに基づいてリセット動作を行うフリップフロップ28、フリップフロップ28の出力Qに基づいてpチャンネル電界効果トランジスタM1およびnチャンネル電界効果トランジスタM2を駆動するドライバ29が設けられている。
そして、平滑回路Hの出力電圧VoutはADコンバータ22にてAD変換された後、減算器30にて参照電圧Vrと減算されることで誤差信号Erが算出され、デジタル補償器23に出力される。そして、デジタル補償器23において、誤差信号Erが0に近づくようにデジタル補償値Ictが算出され、コンパレータ26に出力される。
一方、電流センサSAにおいて、平滑回路Hに流入する電流が検出され、電流センサSAにて検出された値がアンプ25にて増幅されることで検出値Isが生成され、ADコンバータ24に出力される。そして、ADコンバータ24において、検出値IsがAD変換された後、コンパレータ26に出力される。
そして、コンパレータ26において、デジタル補償値Ictが検出値IsのAD変換値と比較されることでリセット信号Reが生成され、フリップフロップ28のリセット端子Rに入力される。
これにより、デジタル補償値IctをDA変換することなく、デジタル補償値Ictを検出値Isと比較させることができ、デジタル補償値IctをDA変換するDAコンバータが不要になるとともに、回路のロバスト性を向上させることができる。また、アナログ比較回路16の代わりにデジタル比較回路26を用いることで、消費電力を低減させる効果が得られる。
(第3実施形態)
図4は、第3実施形態に係る電源回路の概略構成を示すブロック図である。
図4において、この電源回路には、図3の電源回路のスイッチング制御部21の代わりにスイッチング制御部31が設けられている。
スイッチング制御部31は、平滑回路Hの出力電圧Voutから算出されたデジタル補償値Ictの上位ビットIct_msbと、平滑回路Hに流入する電流Isの検出値のAD変換値とを比較し、その比較結果をデジタル補償値Ictの下位ビットIct_lsbに基づいてシフトさせたリセット信号Reに基づいて、スイッチング素子SWをスイッチング制御することができる。
ここで、スイッチング制御部31には、図3のスイッチング制御部21に移相器27が追加されている。移相器27は、デジタル補償値Ictの下位ビットIct_lsbに基づいてコンパレータ26の比較結果Re_msbの位相をシフトさせることができる。
そして、平滑回路Hの出力電圧VoutはADコンバータ22にてAD変換された後、減算器30にて参照電圧Vrと減算されることで誤差信号Erが算出され、デジタル補償器23に出力される。そして、デジタル補償器23において、誤差信号Erが0に近づくようにデジタル補償値Ictが算出され、デジタル補償値Ictの上位ビットIct_msbはコンパレータ26に出力され、デジタル補償値Ictの下位ビットIct_lsbは移相器27に出力される。
一方、電流センサSAにおいて、平滑回路Hに流入する電流が検出され、電流センサSAにて検出された値がアンプ25にて増幅されることで検出値Isが生成され、ADコンバータ24に出力される。そして、ADコンバータ24において、検出値IsがAD変換された後、コンパレータ26に出力される。
そして、コンパレータ26において、上位ビットIct_msbが検出値IsのAD変換値と比較され、その比較結果Re_msbが移相器27に出力される。そして、移相器27において、デジタル補償値Ictの下位ビットIct_lsbに基づいて、コンパレータ26の比較結果Re_msbの出力タイミングがシフトされることでリセット信号Reが生成され、フリップフロップ28のリセット端子Rに入力される。
これにより、デジタル補償値IctをDA変換する必要がなくなり、デジタル補償値IctをDA変換するDAコンバータが不要になるとともに、リセット信号Reの時間分解能を向上させることができ、回路のロバスト性を向上させつつ、電流モードで動作される電源回路の出力Voutの振動を低減することが可能となる。
図5は、図4の電源回路の電流検出値Isと電流指令値Ictとの関係を示す図である。
図5において、検出値IsのAD変換値は離散的な値をとる。そして、例えば、デジタル補償値Ictが36の場合、検出値Isが36に一致した時にコンパレータ26の比較結果Re_msbが立ち上がる。そして、コンパレータ26の比較結果Re_msbを用いてフリップフロップ28をリセットすると、検出値Isが36に一致した時に検出値Isが減少する。
このため、コンパレータ26の比較結果Re_msbを用いてフリップフロップ28をリセットする方法では、デジタル補償値Ictがビット拡張で実際は36.75の場合には、それらの差分だけフリップフロップ28をリセットする時間に誤差が発生する。
一方、移相器27から出力されたリセット信号Reに基づいてフリップフロップ28をリセットする方法では、例えば、デジタル補償値Ictが36.75の場合でも、差分Ict(0.75)が移相器27にて補正され、リセット信号Reの時間分解能を向上させることができる。
(第4実施形態)
図6は、第4実施形態に係る電源回路の概略構成を示すブロック図である。
図6において、この電源回路には、図4の電源回路のスイッチング制御部31の代わりにスイッチング制御部41が設けられている。
スイッチング制御部41は、デジタル補償値Ictの下位ビットIct_lsbおよび電流の検出値IsのAD変換値とデジタル補償値Ictの上位ビットIct_msbとの減算結果に基づいて、コンパレータ26の比較結果をシフトさせることができる。
ここで、スイッチング制御部41には、図4のスイッチング制御部31に減算器42が追加されている。減算器42は、デジタル補償値Ictの上位ビットIct_msbから検出値IsのAD変換値を減算することができる。
そして、平滑回路Hの出力電圧VoutはADコンバータ22にてAD変換された後、減算器30にて参照電圧Vrと減算されることで誤差信号Erが算出され、デジタル補償器23に出力される。そして、デジタル補償器23において、誤差信号Erが0に近づくようにデジタル補償値Ictが算出され、デジタル補償値Ictの上位ビットIct_msbはコンパレータ26および減算器42に出力され、デジタル補償値Ictの下位ビットIct_lsbは移相器27に出力される。
一方、電流センサSAにおいて、平滑回路Hに流入する電流が検出され、電流センサSAにて検出された値がアンプ25にて増幅されることで検出値Isが生成され、ADコンバータ24に出力される。そして、ADコンバータ24において、検出値IsがAD変換された後、コンパレータ26および減算器42に出力される。
そして、コンパレータ26において、上位ビットIct_msbが検出値IsのAD変換値と比較され、その比較結果Re_msbが移相器27に出力される。また、減算器42において、デジタル補償値Ictの上位ビットIct_msbから検出値IsのAD変換値が減算され、その減算結果が移相器27に出力される。そして、移相器27において、デジタル補償値Ictの下位ビットIct_lsbおよび減算器42の減算結果に基づいて、コンパレータ26の比較結果Re_msbの出力タイミングがシフトされることでリセット信号Reが生成され、フリップフロップ28のリセット端子Rに入力される。
これにより、移相器27において、デジタル補償値Ictの下位ビットIct_lsb分に加えて、デジタル補償値Ictの上位ビットIct_msbと検出値IsのAD変換値との差分だけコンパレータ26の比較結果Re_msbの出力タイミングをシフトさせることができる。このため、検出値Isが大きく変動した場合においても、移相器27によるシフト量を検出値Isに追従させることができ、電流モードで動作される電源回路の出力Voutの振動を低減することが可能となる。
(第5実施形態)
図7は、第5実施形態に係る電源回路の概略構成を示すブロック図である。
図7において、この電源回路には、図6の電源回路のスイッチング制御部41の代わりにスイッチング制御部51が設けられている。スイッチング制御部51には、図6の減算器42の代わりに減算回路52が設けられている。減算回路52は、デジタル補償値Ictから検出値IsのAD変換値を減算することができる。
そして、平滑回路Hの出力電圧VoutはADコンバータ22にてAD変換された後、減算器30にて参照電圧Vrと減算されることで誤差信号Erが算出され、デジタル補償器23に出力される。そして、デジタル補償器23において、誤差信号Erが0に近づくようにデジタル補償値Ictが算出され、デジタル補償値Ictはコンパレータ26および減算回路52に出力される。
一方、電流センサSAにおいて、平滑回路Hに流入する電流が検出され、電流センサSAにて検出された値がアンプ25にて増幅されることで検出値Isが生成され、ADコンバータ24に出力される。そして、ADコンバータ24において、検出値IsがAD変換された後、コンパレータ26および減算回路52に出力される。
そして、コンパレータ26において、デジタル補償値Ictが検出値IsのAD変換値と比較され、その比較結果Re_msbが移相器27に出力される。また、減算回路52において、デジタル補償値Ictから検出値IsのAD変換値が減算され、その減算結果が移相器27に出力される。そして、移相器27において、減算回路52の減算結果に基づいて、コンパレータ26の比較結果Re_msbの出力タイミングがシフトされることでリセット信号Reが生成され、フリップフロップ28のリセット端子Rに入力される。
これにより、移相器27において、デジタル補償値Ictと検出値IsのAD変換値との差分だけ比較結果Re_msbの出力タイミングをシフトさせることができる。このため、検出値Isが大きく変動した場合においても、移相器27によるシフト量を検出値Isに追従させることができ、電流モードで動作される電源回路の出力Voutの振動を低減することが可能となる。
図8は、図7の電源回路の電流検出値Isと電流指令値Ictとの関係を示す図である。
図8において、検出値IsのAD変換値は離散的な値をとる。そして、例えば、デジタル補償値Ictが37の場合、検出値Isが37に一致した時にコンパレータ26の比較結果Re_msbが立ち上がる。そして、コンパレータ26の比較結果Re_msbを用いてフリップフロップ28をリセットすると、検出値Isが37に一致した時に検出値Isが減少する。
このため、コンパレータ26の比較結果Re_msbを用いてフリップフロップ28をリセットする方法では、デジタル補償値Ictが実際は36.5の場合には、それらの差分だけフリップフロップ28をリセットする時間に誤差が発生する。
一方、移相器27から出力されたリセット信号Reに基づいてフリップフロップ28をリセットする方法では、例えば、デジタル補償値Ictが36.5の場合でも、差分Ict(0.5)が移相器27にて補正され、リセット信号Reの時間分解能を向上させることができる。
(第6実施形態)
図9は、第6実施形態に係る電源回路の概略構成を示すブロック図である。
図9において、この電源回路には、図7の電源回路のスイッチング制御部51の代わりにスイッチング制御部61が設けられている。スイッチング制御部61には、図7のコンパレータ26および減算回路52の代わりに判定回路63および減算回路62が設けられている。減算回路62は、デジタル補償値Ictから検出値IsのAD変換値を減算することができる。判定回路63は、減算回路62から出力される正負符号PNに応じて、デジタル補償値Ictと検出値IsのAD変換値との大小関係を判定することができる。
そして、平滑回路Hの出力電圧VoutはADコンバータ22にてAD変換された後、減算器30にて参照電圧Vrと減算されることで誤差信号Erが算出され、デジタル補償器23に出力される。そして、デジタル補償器23において、誤差信号Erが0に近づくようにデジタル補償値Ictが算出され、デジタル補償値Ictは減算回路62に出力される。
一方、電流センサSAにおいて、平滑回路Hに流入する電流が検出され、電流センサSAにて検出された値がアンプ25にて増幅されることで検出値Isが生成され、ADコンバータ24に出力される。そして、ADコンバータ24において、検出値IsがAD変換された後、減算回路62に出力される。
そして、減算回路62において、デジタル補償値Ictから検出値IsのAD変換値が減算され、その減算結果SBが移相器27に出力されるとともに、減算結果SBの正負符号PNが判定回路63に出力される。そして、判定回路63において、正負符号PNに応じて、デジタル補償値Ictと検出値IsのAD変換値との大小関係が判定され、その判定結果が移相器27に出力される。そして、移相器27において、減算回路62の減算結果SBに基づいて、判定回路63の判定結果がシフトされることでリセット信号Reが生成され、フリップフロップ28のリセット端子Rに入力される。
これにより、移相器27において、デジタル補償値Ictと検出値IsのAD変換値との差分だけ判定回路63の判定結果をシフトさせることができる。このため、検出値Isが大きく変動した場合においても、移相器27によるシフト量を検出値Isに追従させることができ、電流モードで動作される電源回路の出力Voutの振動を低減することが可能となる。
(第7実施形態)
図10は、第7実施形態に係る電源回路の概略構成を示すブロック図である。
図10において、この電源回路には、図4の電源回路のスイッチング制御部31の代わりにスイッチング制御部71が設けられている。スイッチング制御部71には、図4のデジタル補償器23の代わりにデジタル補償器23a、23bが設けられている。
デジタル補償器23aは、誤差信号Erの上位ビットEr_msbの補償を行うことでデジタル補償値Ictの上位ビットIct_msbを算出することができる。デジタル補償器23bは、誤差信号Erの下位ビットEr_lsbの補償を行うことでデジタル補償値Ictの下位ビットIct_lsbを算出することができる。
そして、平滑回路Hの出力電圧VoutはADコンバータ22にてAD変換された後、減算器30にて参照電圧Vrと減算されることで誤差信号Erが算出され、誤差信号Erの上位ビットEr_msbがデジタル補償器23aに出力されるとともに、誤差信号Erの下位ビットEr_lsbがデジタル補償器23bに出力される。
そして、デジタル補償器23aにおいて、誤差信号Erの上位ビットEr_msbが0に近づくようにデジタル補償値Ictの上位ビットIct_msbが算出され、コンパレータ26に出力される。また、デジタル補償器23bにおいて、誤差信号Erの下位ビットEr_lsbが0に近づくようにデジタル補償値Ictの下位ビットIct_lsbが算出され、移相器27に出力される。
一方、電流センサSAにおいて、平滑回路Hに流入する電流が検出され、電流センサSAにて検出された値がアンプ25にて増幅されることで検出値Isが生成され、ADコンバータ24に出力される。そして、ADコンバータ24において、検出値IsがAD変換された後、コンパレータ26に出力される。
そして、コンパレータ26において、上位ビットIct_msbが検出値IsのAD変換値と比較され、その比較結果Re_msbが移相器27に出力される。そして、移相器27において、デジタル補償値Ictの下位ビットIct_lsbに基づいて、コンパレータ26の比較結果Re_msbの出力タイミングがシフトされることでリセット信号Reが生成され、フリップフロップ28のリセット端子Rに入力される。
これにより、デジタル補償値IctをDA変換する必要がなくなり、デジタル補償値IctをDA変換するDAコンバータが不要になるとともに、リセット信号Reの時間分解能を向上させることができ、回路のロバスト性を向上させつつ、電流モードで動作される電源回路の出力Voutの振動を低減することが可能となる。
(第8実施形態)
図11は、第8実施形態に係る電源回路の概略構成を示すブロック図である。
図11において、この電源回路には、図4の電源回路のスイッチング制御部31の代わりにスイッチング制御部81が設けられている。また、この電源回路には、電流センサSAの代わりに電流センサSA´が設けられている。なお、電流センサSAは、平滑回路Hに流入する電流の瞬時値を検出するのに対し、電流センサSA´は、平滑回路Hに流入する電流の平均値を検出することができる。
スイッチング制御部81は、平滑回路Hの出力電圧Voutから算出されたデジタル補償値Ictの上位ビットIct_msbと、平滑回路Hに流入する電流の検出値IsのAD変換値とを比較し、その比較結果に基づいてデューティDutyの上位ビットDuty_msbを算出するとともに、デジタル補償値Ictの下位ビットIct_lsbをデューティDutyの下位ビットDuty_lsbに設定し、そのデューティDutyに基づいてスイッチング素子SWをPWM制御することができる。
ここで、スイッチング制御部81には、平滑回路Hの出力電圧VoutをAD変換するADコンバータ82、AD変換された出力電圧Voutから参照電圧Vrを減算することで誤差信号Erを算出する減算器90、誤差信号Erの補償を行うことでデジタル補償値Ictを算出するデジタル補償器83、電流センサSAにて検出された値を増幅することで検出値Isを出力するアンプ85、検出値IsをAD変換するADコンバータ84、デジタル補償値Ictの上位ビットIct_msbと検出値IsのAD変換値との比較結果に基づいてデューティDutyの上位ビットDuty_msbを算出するデューティ算出部86、デューティ算出部86にて算出されたデューティDutyの上位ビットDuty_msbと、デジタル補償値Ictから出力されたデジタル補償値Ictの下位ビットIct_lsbに基づいてデジタルPWM制御を行うデジタルPWM制御部88、デジタルPWM制御部88の出力に基づいてpチャンネル電界効果トランジスタM1およびnチャンネル電界効果トランジスタM2を駆動するドライバ89が設けられている。
そして、平滑回路Hの出力電圧VoutはADコンバータ82にてAD変換された後、減算器90にて参照電圧Vrと減算されることで誤差信号Erが算出され、デジタル補償器83に出力される。そして、デジタル補償器83において、誤差信号Erが0に近づくようにデジタル補償値Ictが算出され、デジタル補償値Ictの上位ビットIct_msbはデューティ算出部86に出力され、デジタル補償値Ictの下位ビットIct_lsbはデジタルPWM制御部88に出力される。
一方、電流センサSA´において、平滑回路Hに流入する電流の平均値が検出され、電流センサSA´にて検出された値がアンプ85にて増幅されることで検出値Isが生成され、ADコンバータ84に出力される。そして、ADコンバータ84において、検出値IsがAD変換された後、デューティ算出部86に出力される。
そして、デューティ算出部86において、デジタル補償値Ictの上位ビットIct_msbと検出値IsのAD変換値との比較結果に基づいてデューティDutyの上位ビットDuty_msbが算出され、デジタルPWM制御部88に出力される。
ここで、デジタルPWM制御部88に出力される前に、デューティDutyの上位ビットDuty_msbはデジタル補償値Ictの下位ビットIct_lsbと合流されることで、デューティDutyが生成され、デジタルPWM制御部88に出力される。この時、デューティDutyの上位ビットDuty_msbのビット数がm(mは正の整数)ビット、デジタル補償値Ictの下位ビットIct_lsbのビット数がn(nは正の整数)ビットであるとすると、デューティDutyのビット数はm+nとなる。
そして、デジタルPWM制御部88において、デューティDutyに基づいてドライバ89がPWM制御されることで、pチャンネル電界効果トランジスタM1およびnチャンネル電界効果トランジスタM2が駆動される。
これにより、デジタル補償値IctをDA変換する必要がなくなり、デジタル補償値IctをDA変換するDAコンバータが不要になるとともに、デューティDutyの時間分解能を向上させることができ、回路のロバスト性を向上させつつ、電流モードで動作される電源回路の出力Voutの振動を低減することが可能となる。
(第9実施形態)
図12は、第9実施形態に係る電源回路の概略構成を示すブロック図である。
図12において、この電源回路には、図3の電源回路のスイッチング制御部21の代わりにスイッチング制御部91が設けられている。
スイッチング制御部91は、平滑回路Hに流入する電流の検出値IsのAD変換値に基づいて検出値Isを補間し、平滑回路Hの出力電圧Voutから算出されたデジタル補償値Ictと、補間された検出値Isbとの比較結果に基づいて、スイッチング素子SWをスイッチング制御することができる。
ここで、スイッチング制御部91には、図3のスイッチング制御部21に補間部92が追加されている。補間部92は、平滑回路Hに流入する電流の検出値IsのAD変換値に基づいて検出値Isを補間することができる。
そして、平滑回路Hの出力電圧VoutはADコンバータ22にてAD変換された後、減算器30にて参照電圧Vrと減算されることで誤差信号Erが算出され、デジタル補償器23に出力される。そして、デジタル補償器23において、誤差信号Erが0に近づくようにデジタル補償値Ictが算出され、コンパレータ26に出力される。
一方、電流センサSAにおいて、平滑回路Hに流入する電流が検出され、電流センサSAにて検出された値がアンプ25にて増幅されることで検出値Isが生成され、ADコンバータ24に出力される。そして、ADコンバータ24において、検出値IsがAD変換された後、補間部92にて補間されることにより、補間された検出値Isbがコンパレータ26に出力される。
そして、コンパレータ26において、デジタル補償値Ictが補間された検出値Isbと比較されることでリセット信号Reが生成され、フリップフロップ28のリセット端子Rに入力される。
これにより、デジタル補償値IctをDA変換する必要がなくなり、デジタル補償値IctをDA変換するDAコンバータが不要になるとともに、リセット信号Reの時間分解能を向上させることができ、電流モードで動作される電源回路の出力Voutの振動を低減することが可能となる。
図13は、図12の補間部の一例を示すブロック図である。
図13において、補間部92には、傾き算出部93および予測部94が設けられている。傾き算出部93は、測定値mに基づいて測定値mが時間とともにどの程度増加するかを示す傾きを算出することができる。予測部94は、傾き算出部93にて算出された傾きに基づいて測定値mを補間する補間値を予測することができる。
´
そして、傾き算出部93において、前回の測定値mk−1と今回の測定値mとの差分を前回の測定値mk−1と今回の測定値mとの時間間隔で除算することで傾きm´が算出される。そして、傾きm´に補間周期Tを掛けることで補間値が算出される。そして、予測部94では、サンプリングクロックtrigに従って測定値mと補間値とが順次出力されることで、補間された測定値p(i)が図12の補間された検出値Isbとして出力される。なお、補間周期Tは、サンプリングクロックtrigの周期に対応させることができる。
図14は、図13の補間部による測定値の予測方法を示す図である。
図14において、例えば、測定値としてp(0)およびpk+1(0)が得られたものとすると、p(0)とpk+1(0)との間はp(1)とp(2)で補間される。
一般的には、p(0)=mとすると、p(i)=p(i−1)+T・m´で与えることができる。ただし、kは0以上の整数、iは1以上の整数である。
図15は、図12の補間部のその他の例を示すブロック図である。
図15において、補間部92には、傾き算出部93および予測部94の代わりに平滑部95および予測部96が設けられている。平滑部95は、測定値mを平均化した値に基づいて測定値mが時間とともにどの程度増加するかを示す傾きを算出することができる。予測部94は、平滑部95にて算出された傾きに基づいて、測定値mを平均化した値を補間する補間値を予測することができる。
そして、平滑部95において、過去の測定値mの平均がとられることで平均値sが算出され、その平均値sに基づいて傾きs´が算出される。そして、傾きs´に補間周期Tを掛けることで補間値が算出される。そして、予測部96では、サンプリングクロックtrigに従って平均値sと補間値とが順次出力されることで、補間された測定値p(i)が図12の補間された検出値Isbとして出力される。
なお、平均値sに基づいて補間された測定値p(i)は、p(0)=sとすると、p(i)=p(i−1)+T・s´で与えることができる。
(第10実施形態)
図16は、第10実施形態に係る電源回路の概略構成を示すブロック図である。
図16において、この電源回路には、図12の電源回路のスイッチング制御部91の代わりにスイッチング制御部101が設けられている。ここで、スイッチング制御部101には、図12の補間部92の代わりに補間部102が設けられている。補間部102は、平滑回路Hに流入する電流の検出値IsのAD変換値に基づいて検出値Isを補間することができる。この時、補間部102は、検出値Isの特異点に基づいて補間処理をリセットすることができる。なお、検出値Isの特異点としては、検出値Isの折り返し点および検出値Isの端点を挙げることができる。
図17は、図16の補間部による測定値の予測方法を示す図である。
図17において、補間部102では図12の補間部92と同様に補間処理が行われる。ここで、検出値Isの特異点B1〜B3が検出されると、補間処理をリセットし、特異点B1〜B3から補間処理を再開する。
これにより、特異点B1〜B3での補間値の予測誤差を低減させつつ、リセット信号Reの時間分解能を向上させることができ、電流モードで動作される電源回路の出力Voutの振動を低減することが可能となる。
(第11実施形態)
図18は、第11実施形態に係る電源回路の概略構成を示すブロック図である。
図18において、この電源回路には、図3の電源回路のスイッチング制御部21の代わりにスイッチング制御部111が設けられている。
スイッチング制御部111は、平滑回路Hの出力電圧Voutから算出されたデジタル補償値Ictに基づいて、制御信号の時系列組合せを生成し、前記制御信号Ictbと、平滑回路Hに流入する電流の検出値IsのAD変換値との比較結果に基づいて、スイッチング素子SWをスイッチング制御することができる。
ここで、スイッチング制御部111には、図3のスイッチング制御部21にディザ回路112が追加されている。ディザ回路112は、デジタル補償値Ictに基づいて制御信号Ictbの時系列組合せを生成する。
そして、平滑回路Hの出力電圧VoutはADコンバータ22にてAD変換された後、減算器30にて参照電圧Vrと減算されることで誤差信号Erが算出され、デジタル補償器23に出力される。そして、デジタル補償器23において、誤差信号Erが0に近づくようにデジタル補償値Ictが算出され、ディザ回路112に出力される。そして、ディザ回路112において、デジタル補償値Ictに基づいて、上記制御信号Ictbが生成され、コンパレータ26に出力される。
一方、電流センサSAにおいて、平滑回路Hに流入する電流が検出され、電流センサSAにて検出された値がアンプ25にて増幅されることで検出値Isが生成され、ADコンバータ24に出力される。そして、ADコンバータ24において、検出値IsがAD変換された後、コンパレータ26に出力される。
そして、コンパレータ26において、制御信号Ictbが検出値IsのAD変換値と比較されることでリセット信号Reが生成され、フリップフロップ28のリセット端子Rに入力される。
これにより、デジタル補償値IctをDA変換する必要がなくなり、デジタル補償値IctをDA変換するDAコンバータが不要になるとともに、リセット信号Reの時間分解能を向上させることができ、電流モードで動作される電源回路の出力Voutの振動を低減することが可能となる。
図19(a)〜図19(e)は、図18のディザ回路112の動作を示す図である。図19(a)〜図19(e)において、例えば、制御信号IctbはL1の値とL5の値をとるものとする。
そして、例えば、制御信号IctbがL5の値を連続してとれば、デジタル補償値IctとしてL5が得られる。また、例えば、制御信号IctbがL5の値とL1の値とをほぼ3:1の割合でとれば、デジタル補償値IctとしてL4が得られる。また、例えば、制御信号IctbがL5の値とL1の値とをほぼ1:1の割合でとれば、デジタル補償値IctとしてL3が得られる。また、例えば、制御信号IctbがL5の値とL1の値とをほぼ1:3の割合でとれば、デジタル補償値IctとしてL2が得られる。また、例えば、制御信号IctbがL1の値を連続してとれば、デジタル補償値IctとしてL1が得られる。
このため、L1の値とL5の値とから、L1の値とL2の値とL3の値とL4の値とL5の値とが得られ、ADコンバータ22の精度を上げることなく、制御信号Ictbの分解能を向上させることが可能となる。
(その他の実施形態)
図20は、電源回路に適用される移相器の一例を示すブロック図である。
図20において、移相器には、フリップフロップF1〜FN(Nは正の整数)およびセレクタSL1が設けられている。ここで、フリップフロップF1〜FNはN段接続され、各フリップフロップF1〜FNの出力はセレクタSL1に入力されている。
そして、コンパレータ16、26の比較結果Re_msbはサンプリングクロックSCLに従ってフリップフロップF1〜FNを順次転送される。そして、セレクタSL1において、デジタル補償値Ictの下位ビットIct_lsbに基づいてフリップフロップF1〜FNの出力のいずれか1つが選択されることで、リセット信号Reが出力される。
図21は、電源回路に適用される移相器のその他の例を示すブロック図である。
図21において、移相器には、カウンタCU、コンパレータPAおよびフリップフロップFFが設けられている。そして、サンプリングクロックSCLがカウンタCUにてカウントされ、そのカウント結果がコンパレータPAに出力される。そして、コンパレータPAにおいて、カウンタCUのカウント結果がデジタル補償値Ictの下位ビットIct_lsbと比較され、カウンタCUのカウント結果がデジタル補償値Ictの下位ビットIct_lsbと一致した時にコンパレータ16、26の比較結果Re_msbがフリップフロップFFに取り込まれることで、リセット信号Reが出力される。
図22は、電源回路に適用される移相器のさらにその他の例を示すブロック図である。
図22において、バッファU1〜UNおよびセレクタSL2が設けられている。ここで、バッファU1〜UNはN段接続され、各バッファU1〜UNの出力はセレクタSL2に入力されている。
そして、コンパレータ16、26の比較結果Re_msbはバッファU1〜UNを順次介して転送される。そして、セレクタSL2において、デジタル補償値Ictの下位ビットIct_lsbに基づいてバッファU1〜UNの出力のいずれか1つが選択されることで、リセット信号Reが出力される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11、21、31、41、51、61、71、81、91、101、111 スイッチング制御部、12、22、24、82、84 ADコンバータ、13、23、23a、23b、83 デジタル補償器、14 DAコンバータ、15、25、85 アンプ、16、PA コンパレータ、26 デジタルコンパレータ、17、27 移相器、18、28 フリップフロップ、19、29、89 ドライバ、20、30、42 減算器、D 直流電源、SW スイッチング素子、M1 pチャンネル電界効果トランジスタ、M2 nチャンネル電界効果トランジスタ、H 平滑回路、SA、SA´ 電流センサ、L インダクタ、C キャパシタ、R 負荷、52、62 減算回路、63 判定回路、86 デューティ算出部、88 デジタルPWM制御部、92、102 補間部、93 傾き算出部、94、96 予測部、95 平滑部、112 ディザ回路、F1〜FN、FF フリップフロップ、SL1、SL2 セレクタ、CU カウンタ、U1〜UN バッファ

Claims (7)

  1. 直流を分断するスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子にて分断された直流を平滑化する平滑回路と、
    前記平滑回路の出力電圧から算出されたデジタル補償値の上位ビットのDA変換値と、前記平滑回路に流入する電流の検出値とを比較し、前記デジタル補償値の下位ビットに基づいて前記比較結果の立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジの出力タイミングをシフトさせた信号に基づいて、前記スイッチング素子をスイッチング制御するスイッチング制御部とを備えることを特徴とする電源回路。
  2. 直流を分断するスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子にて分断された直流を平滑化する平滑回路と、
    前記平滑回路の出力電圧から算出されたデジタル補償値と、前記平滑回路に流入する電流の検出値のAD変換値との比較結果に基づいて、前記スイッチング素子をスイッチング制御するスイッチング制御部とを備えることを特徴とする電源回路。
  3. 直流を分断するスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子にて分断された直流を平滑化する平滑回路と、
    前記平滑回路の出力電圧から算出されたデジタル補償値の上位ビットと、前記平滑回路に流入する電流の検出値のAD変換値とを比較し、前記デジタル補償値の下位ビットに基づいて前記比較結果の立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジの出力タイミングをシフトさせた信号に基づいて、前記スイッチング素子をスイッチング制御するスイッチング制御部とを備えることを特徴とする電源回路。
  4. 直流を分断するスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子にて分断された直流を平滑化する平滑回路と、
    前記平滑回路の出力電圧から算出されたデジタル補償値と、前記平滑回路に流入する電流のデジタル検出値とを比較し、
    前記デジタル補償値と前記デジタル検出値との減算結果に基づいて、前記比較結果の立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジの出力タイミングをシフトさせた信号に基づいて、前記スイッチング素子をスイッチング制御するスイッチング制御部とを備えることを特徴とする電源回路。
  5. 直流を分断するスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子にて分断された直流を平滑化する平滑回路と、
    前記平滑回路の出力電圧から算出されたデジタル補償値の上位ビットと、前記平滑回路に流入する電流の検出値のAD変換値とを比較し、前記比較結果に基づいてデューティの上位ビットを算出するとともに、前記デジタル補償値の下位ビットを前記デューティの下位ビットに設定し、前記デューティに基づいて前記スイッチング素子をPWM制御するスイッチング制御部とを備えることを特徴とする電源回路。
  6. 直流を分断するスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子にて分断された直流を平滑化する平滑回路と、
    前記平滑回路に流入する電流の検出値のAD変換値に基づいて前記検出値を補間し、前記平滑回路の出力電圧から算出されたデジタル補償値と、前記補間された検出値との比較結果に基づいて、前記スイッチング素子をスイッチング制御するスイッチング制御部とを備えることを特徴とする電源回路。
  7. 直流を分断するスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子にて分断された直流を平滑化する平滑回路と、
    前記平滑回路の出力電圧から算出されたデジタル補償値を生成し、前記のデジタル補償値に基づいて制御信号の時系列組合せを生成し、前記制御信号と、前記平滑回路に流入する電流の検出値のAD変換値との比較結果に基づいて、前記スイッチング素子をスイッチング制御するスイッチング制御部とを備えることを特徴とする電源回路。
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