JP5561026B2 - 用紙折り装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、用紙折り装置および画像形成装置に関し、さらに詳しくは、複数の用紙を同じ折り加工形式で折り込むための機構に関する。
複写機やプリンタあるいは印刷機などの画像形成装置により、いわゆる、プリントアウトされた記録紙などの用紙は、画像形成装置から排出される場合の他に、画像形成装置に付設されている後処理装置を介して種々の折り加工を施される場合がある。
折り加工には、図9に示すように、折り線が一つで単純に二つに折る二つ折り、封筒に収容するために例えば、折り線が二つで内側に向けて折られた面を合わせられる封筒C折りと称される内三つ折り、Z字状に折るZ折り、二つ折りした面をさらに内側に向け折る単純四つ折り、二つ折りした面のそれぞれに折り線を付けて内側に折ることで観音開きができる観音四つ折りなどがある。
折り加工を行う構成として、折り加工の対象となる用紙を搬送する搬送ローラと用紙先端を衝止する堰き止め部材とを備え、折り加工の形式や紙種に応じて位置決めされる堰き止め部材に先端が突き当たった状態で継続して用紙が搬送される際に生じる座屈変形部を搬送ローラによって搬送する際に折れ目を付ける工程を繰り返すようにした構成がある(例えば、特許文献1)。
上記特許文献においても開示されているような、封筒C折りと称される内三つ折りには、複数の原稿から画像を形成された複数の用紙をそれぞれ内三つ折りを施し、これら用紙を重ねる場合がある。
用紙を重ねる場合には、折り加工終了後に、折り加工された用紙を封筒などに入れる前に作業者が手作業により折り部を一旦開いてその内側に次頁の折り加工された用紙を差し込んで順次重ねることになる。
しかし、折り加工の形式が同じであるとして全ての用紙が同じ折り加工を施されると、図6(A)に示すように、内側の用紙の折り目部分、つまり折り部と外側の用紙の両側面とが干渉してしまい、揃えた用紙を傷めてしまう虞がある。このため、外側の用紙では、折り目部分である折り部の位置を本来の位置から別の位置に変更して折り加工を再度やり直したうえで重ねる処理が必要となる虞が生じる。
本発明の目的は、上記従来の用紙折り装置における問題に鑑み、特に、同じ折り加工形式での用紙の重ね作業を対象とした場合に、内側用紙の折り部と外側用紙の両側面との干渉を防止して折り部の位置変更作業などを必要としないで済む構成を備えた用紙折り装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は次の構成よりなる。
(1)画像形成装置から排出される用紙を折りローラ対に挟持して折り加工する用紙折り装置であって、用紙を撓ませることにより撓み部をローラに挟持させ搬送方向の折り位置を決定する複数のストッパ手段と、ストッパ手段に突き当てることで撓みを形成させる搬送ローラ対と、用紙を挟持して折り目を形成する方向に回転する折りローラとを有し、前記用紙の挟持対象となる折りローラの選択に応じた折モードにより折り加工を施されたシートを排出部に向け排出する構成を備えたシート折り装置において、前記折りモードのうちで内三つ折りが選択された際には、該内三つ折り加工の対象となる用紙が複数連続する場合に、外側に重ねる頁に相当する用紙の側端面から折り目部までの長さを、内側に位置する頁に相当する用紙の側端面から折り目部までの長さよりも短くするように前記折りローラに対する撓み部の導入タイミングを変更する制御手段を備えていることを特徴とする用紙折り装置。
)前記制御手段は、前記撓み部の導入タイミング変更量に応じて前記ストッパ手段の位置を前記用紙の搬送方向において変更することを特徴とする(1)記載の用紙折り装置。
)前記制御手段には、前記第1挟持部における前記用紙の導入方向上流側に位置する第1の用紙通過検知センサと、少なくとも前記第1挟持部において折り目を付けられた用紙が排出される側に位置する第2の用紙通過検知センサとが入力側に接続され、出力側には、前記ストッパ手段の駆動部および前記折りローラの駆動部が接続され、
前記制御部は、前記用紙のサイズおよび頁数の入力情報に基づき、前記第1,第2の用紙通過検知センサによる用紙通過検知後での前記用紙の移動時間を割り出し、その移動時間として、外側に重ねる頁に相当する用紙の側端面からの折り位置が、内側に位置する頁に相当する用紙の側端面からの折り位置よりも短くなるように、前記ストッパ手段の位置を設定することを特徴とする(1)または(2)に記載の用紙折り装置。
)(1)乃至()のうちの一つに記載の用紙折り装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、複数の用紙が内三つ折り加工を施される際に、外側に位置する用紙の側端面から折り位置までの長さを内側に位置する用紙の側端面から折り位置までの長さに対して短くなるように、用紙の撓み部を折りローラの挟持搬送位置に向ける導入タイミングを設定するようになっている。
これにより、同じ折り加工の一つでる内三つ折り加工を施された複数の用紙を重ねる際には、用紙間での側端面から折り部までの長さが異なっていることにより、内側に位置する用紙の折り部と外側に位置する用紙の両側面とが干渉しないようにできるので、外側の用紙の両側面と内側の用紙の折り部とが干渉することが原因する、揃えた際の用紙同士の損傷を未然に防止することができる。
本発明による用紙折り装置が適用される画像形成装置の一部を示す模式図である。 本発明による用紙折り装置の要部構成を説明するための模式図である。 図2に示した用紙折り装置の要部構成により実行される内三つ折り加工の一態様を説明するための図である。 図3に示した内三つ折り加工の一態様から連続して行われる他の態様を説明するための図である。 図4に示した内三つ折り加工の他の態様から連続して行われる別の態様を説明するための図である。 本発明の動作原理と従来の折り部における不具合との関係を説明するための図である。 図2に示した要部構成に用いられる制御部の構成を説明するためのブロック図である。 図7に示した制御部で実行される手順を説明するためのフローチャートである。 図8に示した手順による内三つ折りの一工程を説明するための図である。 折り加工による折り状態の類別を示す図である。
以下、図面により本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明による用紙折り装置が適用される画像形成装置の一部を示す模式図である。
図1においてシート折り装置100は、画像形成装置1000に付属されることがある後処理装置1001との間に設置されて用いられることが可能である。
画像形成装置1000は、内部に画像形成処理のための像担持体をはじめとした各装置が装備されており、画像形成処理を終えたシートが排紙ローラ1000Aを介して用紙折り装置100のシート受け入れ部IPに導入される。
後処理装置1001には、ステープル搬送路、ステープルトレイ、シートのスイッチバック路を構成するプルーフ搬送路、綴じ処理装置および叩きコロさらには排紙トレイがそれぞれ設けられている。
画像形成装置1000から排出されるシートのうちで、後処理が必要ないシートは、用紙折り装置100内の折処理用搬送路には導入されず、シート折り装置100内のシート受け入れ部IP(図2参照)から排出部EP(図2参照)を通過してそのまま後処理装置1001内のストレート搬送路に導入されて排紙トレイ(図1参照)に排出される。
図2は、本発明によるシート折り装置の要部構成を説明するための模式図である。
図2においてシート折り装置100は、図1においてシート受け入れ部IPから導入された記録紙などの用紙をそのまま排出する排出路EPの途中に第1切替爪301を配置した分岐部が設けられており、分岐部を介して排紙路EPから分岐する位置には第1搬送路101が連続している。
第1搬送路101の途中には、第2切替爪302が配置されている第2搬送路102が連続している。
第1および第2の各搬送路101,102におけるシートの移動方向(図1中、矢印F1で示す方向)下流側は合流させてあり、その合流位置には、第2搬送路102に周面の一部が対面している第1折りローラ201およびこの第1折りローラ201と対峙してシートの挟持搬送が可能な第2折りローラ202が配置されている。
第1折りローラ201と第2折りローラ202とが対峙することで構成される第1挟持部に相当する第1ニップ部205において、シートが進入してくる側には第3搬送路103が連続して設けられており、第1ニップ部205からシートが排出される側には、第4搬送路104が連続して設けられている。
第2折りローラ202には、第4搬送路104から導入されるシートを挟持搬送可能な第3折りローラ203が対向当接されており、第2折りローラ202と第3折りローラ203とで構成される第2挟持部に相当する第2ニップ部206からシートが排出される側には第5搬送路105が連続して設けられている。
第3折りローラ203には、第4折りローラ204が対向当接されており、第3折りローラ203と第4折りローラ204とで構成される第3挟持部に相当する第3ニップ部207からシートが排出される側には、第6搬送路106および第7搬送路107が分岐した状態で連続して設けられている。
第2折りローラ202と第3折りローラ203とで構成される第2ニップ部206におけるシートの排出側には、第3折りローラ203と第4折りローラ204とで構成される第3ニップ部207に向けてシートをガイドする場合と第5搬送路105に向けてシートをガイドする場合とを選択可能な第2切替爪303が配置され、また、第6搬送路105と第7搬送路107との分岐位置にはこれら各搬送路に向けてシートをガイドするように選択される第3切替爪304が配置されている。
第1,第2搬送路101,102は、いずれも導入されたシートをガイドする部分であり、第3搬送路103は、折り加工を施す際に導入されたシート端部を衝止する部分である。このため、第3搬送路103には、シートの搬送方向に沿ってシートの折位置を決定するための先端位置を規定する摺動可能な第1ストッパ手段601が設けられている。
ストッパ手段としては、第4搬送路104、第5搬送路105にもそれぞれ同様な機能を持つ構成の第2ストッパ手段602,第3ストッパ手段603がそれぞれ設けられている。
これら各ストッパ手段は、搬送方向に沿って移動することができ、後述する制御部からの指令に基づき、用紙の衝止位置を変更できるようになっている。
各搬送路のうちで、第5搬送路105および第7搬送路107の末端は、スタック部700に対向し、折り加工完了後のシートを導入できるようになっている。
第4搬送路104と第6搬送路106において第2ニップ部206および第3ニップ部207からシートが排出される側の末端部は符号Aで示すように合流させてあり、この合流位置から用紙の排出路EPに向け第6搬送路106が延長されている。なお、第1,第2搬送路101,102には、図示しないが、導入されたシートの斜行を矯正するスキュー矯正ローラが設けられている。
また、第1,第2搬送路101,102におけるシートの移動方向下流側には、第1搬送路101および第2搬送路102から第1ニップ部205に向けシートを突き押して折り目部分となる用紙部分をガイドする進退可能な折りブレードとして用いられるガイド板401が設けられている。
第1〜第4切替爪301〜304の初期態位としては、図1において実線で示すように、第1および第2切替爪301,302が、シート受け入れ部IPから導入されたシートを第1搬送路101に向けてガイドする向きに設定され、第3切替爪303は、第4搬送路104から第2ニップ部206を通過したシートを第5搬送路105に向けガイドする向きに設定され、第4切替爪304は、第3ニップ部から排出されたシートを第6搬送路106に向けガイドする向きに設定されている。
上述した構成の用紙折り装置100において、内三つ折り加工を施す場合を図3乃至図5において説明すると次の通りである。
図3において第2の搬送路102に導入された用紙は、その先端が第5搬送路105内の第1ストッパ手段601によって衝止されることで、折り目部分を第1ニップ部205に対向され、この状態でガイド板401により折り目部分が第1ニップ部205に向け押し動かされると第1ニップ部205において挟持搬送されることにより1回目の折り目加工が行われる。
挟持搬送されることにより第1ニップ部205を通過した用紙は、搬送が継続されることにより、第4搬送路104内に位置する第2ストッパ手段602により衝止される。
図3に示すように第4搬送路104内の第2ストッパ手段602により衝止されている用紙は、搬送が継続されると、図4に示すように、第1折りローラ201と第2折りローラ202とで構成される第1ニップ部205を通過した位置で膨らみが形成される。
膨らみが形成されたシートは、搬送が継続されることにより、図5に示すように、膨らみ部分が第2折りローラ202と第3折りローラ203とで構成される第2のニップ部206を通過することで2回目の折り目が形成され、第4切替爪304の態位設定により、第5搬送路106あるいは第6搬送路107を介してスタック部700のいずれかに向け搬送される。このとき、第3切替爪303は、シートを第3ニップ部207に向け搬送する態位(図5において実線で示す態位)に設定されている。
以上の工程において1枚の用紙を対象とした内三つ折り加工が行われる。
本発明では、複数頁分の用紙を対象として内三つ折り加工を施す場合に、内側の用紙と外側の用紙とで折り部の位置、つまり用紙端面から折り目部分までの距離を異ならせるようになっている。以下、この理由について説明する。
複数頁分の用紙を対象として同じ手順により内三つ折り加工を施した場合、これら用紙を重ねると、図6(A)に示すように、内側の用紙の折り目部分、つまり折り部と外側の用紙Sの両側面とが干渉してしまい、揃えた用紙を傷めてしまう虞があることは前述したとおりである。
そこで、本発明では、図6(B),(C)に示すように、外側に位置する用紙の折り目部、つまり用紙の側端面から折り目部までの長さに関して、外側に位置する用紙(便宜上、符号S1で示す)の側端面から折り目部までの長さを、内側に位置する用紙(便宜上、符号S2で示す)を対象とした側端面から折り目部までの長さよりも短くし、換言すれば、折り込まれる用紙端部間に位置する面(図6において符号S1Aで示す面)の長さを長くするようになっている。
これにより、複数頁分の用紙が重ねられる際に、内側の用紙の折り部が外側の用紙における用紙端部間に位置するようにして外側の用紙両側面と内側の用紙における折り部とが干渉しないように包み込まれる。
図6(C)に示す形態は、最外側の用紙における両側面間の隙間が約0mmとなり、折った状態での見栄えをよくすることができる。
上述した用紙の側端部から折り目部までの長さを変更することにより得られる端部間の長さは、用紙サイズあるいは頁番号に基づき設定され、副走査方向での用紙サイズが長い程、あるいは頁番号(排出順位)が小さい程大きい値に設定される。これにより、排出される順に内側に重ねられる用紙は、折り目部が外側の用紙の両側面と干渉することがないようにされる。
本発明においては、上述した用紙の側端面から折り目部までの長さを外側に位置する用紙と内側に位置する用紙とで変更するための構成として、図7に示す制御部500が用いられる。
図7において制御部500は、画像形成装置1000において実行される画像形成処理全般のシーケンス制御を行う制御部が兼用されており、本発明に関連する構成として、入力側には、折り加工モードや折り加工モードでの頁数を入力可能な操作部501,第1ストッパ手段601が設けられている第5搬送路105での用紙の通過を検知する第1の用紙通過検知センサ502,第2ストッパ手段602が設けられている第4搬送路104内での用紙通過を検知する第2の用紙通過検知センサ503が接続されており、出力側には、第1ストッパ手段601の駆動部504,第2ストッパ手段602の駆動部505,第1乃至第4折りローラ201〜204の回転駆動部(便宜上、纏めて符号506で示す)が接続されている。
第1、第2ストッパ手段601,602は、初期位置からの移動距離を制御部により設定されるようになっており、初期位置は、図示しないポジションセンサなどにより検知されるようになっている。また、第1乃至第4の折りローラ201〜204は、制御部500により回転時期および回転量そして回転方向をそれぞれ設定されるようになっている。
制御部500では、操作部501からの入力情報である、用紙サイズおよび頁数に基づき、用紙先端が第1の用紙通過検知センサ501を通過してから、後述する式で求めた経過時間Aps秒を割り出し、Aps秒後に用紙を停止させるようになっている。
停止後、図3において説明したように、ガイド板401により用紙を突き押して、第1折りローラ201と第2折りローラ202との間の挟持位置に用紙を案内するとともに、第1折りローラ201と第2折りローラ202とを回転駆動して1回目の折り動作を行わせるようになっている。
上述した経過時間に相当するApsの値は、用紙サイズ(副走査方向長さ)が長い程、或いは頁番号が小さい程、大きい値となる。
1回目の折り加工後、用紙先端が第1,第2の折りローラ201,202による挟持搬送を介して第4搬送路104内に導入されると、第2の用紙通過検知センサ503を通過してから後述する式で求めた経過時間Bps秒を割り出し、Bps秒後に用紙を停止させるようになっている。Bpsの値は、用紙サイズ(副走査方向長さ)が長い程、或いは頁番号が小さい程、大きい値となる。
上述した経過時間Aps、Bpsは、以下の式により求められる。
Aps = (α1−β1−(p×γ))÷搬送線速
Bps = (α2−β2−(p×γ))÷搬送線速
α1:用紙端面からの折り長さ(観音折り最内紙の両端面の隙間を0mmとする場合、用紙副走査長さ×3/4)
α2:用紙端面からの折り長さ(観音折り最内紙の両端面の隙間を0mmとする場合、用紙副走査長さ×1/2)
β1:ガイド板401から第1の用紙通過検知センサ502までの長さ
β2:第2/第3折りローラ(202/203)間から第2の用紙通過検知センサ503までの長さ
γ:P頁目とP+1頁目の折り長さの差
以上のような構成の制御部500により、内三つ折り加工が複数頁に相当する用紙を対象として行われる場合に手順は、図8に示すフローチャートの通りである。
図8において用紙サイズ、頁数が入力されると(ST1)、折り位置調整値として、用紙が第2,第4の搬送路内にて停止されるタイミングに相当する上述した経過時間Aps、Bps秒を設定する(ST2)。
ステップST2において設定される経過時間に対応して第1ストッパ手段601および第2ストッパ手段602の位置が変更される。
用紙が搬送されて第2の搬送路102内に導入されると用紙の通過が第1の用紙通過検知センサ502により検知された時点から所定時間(Aps秒)経過してどうかが判別され(ST3),経過した場合には、第1ストッパ手段601により先端が衝止されて停止する。この停止によりそれまで用紙を搬送していた搬送部材も停止し、第2搬送路102内に配置されている搬送ローラ109は、用紙後端を挟持した状態で停止する。
第1ストッパ手段601により先端が衝止されている用紙は、図9(A)に示すように、第1ストッパ手段601突き上げ動作と搬送ローラ109による後端挟持によって第1ニップ部205に対向する位置が膨らみ、ガイド板401の突き押しによって膨らんだ部分が第1ニップ部205に向けて導入され、第1折りローラ201,第2折りローラ202の挟持搬送により1回目の折り動作が行われる(ST4)。
第4搬送路104内に導入された用紙は、第2の用紙通過検知センサ503を通過した時点からの経過時間(Bps秒)が判別され(ST5)、経過した場合には、第2ストッパ手段602によって衝止されて停止する。第2ストッパ手段602により衝止されている用紙は、図9(B)に示すようにストッパ手段602の突き押しによって第2ニップ部206と対向する位置が膨らみ、第2および第3の折りローラ220,203が回転駆動されることにより、第2ニップ部206に向けて導入され、図9(C)に示すように第2ニップ部206を通過することで2回目の折り動作が行われる(ST6)。
100 用紙折り装置
101〜107 第1〜第6の搬送路
201〜204 第1〜第4の折りローラ
205 第1ニップ部
206 第2ニップ部
500 制御部
501 用紙サイズ、頁数入力用の操作部
502 第1の用紙通過検知センサ
503 第2の用紙通過検知センサ
504 第1ストッパ手段用駆動部
505 第2ストッパ手段用駆動部
506 折りローラの回転駆動部
601 第1ストッパ手段
602 第2ストッパ手段
特開2009−126698号公報

Claims (4)

  1. 画像形成装置から排出される用紙を折りローラ対に挟持して折り加工する用紙折り装置において、
    用紙を撓ませることにより撓み部をローラに挟持させ搬送方向の折り位置を決定する複数のストッパ手段と、ストッパ手段に突き当てることで撓みを形成させる搬送ローラ対と、用紙を挟持して折り目を形成する方向に回転する折りローラとを有し、前記用紙の挟持対象となる折りローラの選択に応じた折モードにより折り加工を施されたシートを排出する構成を備えたシート折り装置であって
    前記折りモードのうちで内三つ折りが選択された際には、該内三つ折り加工の対象となる用紙が複数連続する場合に、外側に重ねる頁に相当する用紙の側端面から折り目部までの長さを、内側に位置する頁に相当する用紙の側端面から折り目部までの長さよりも短くするように前記折りローラに対する撓み部の導入タイミングを変更する制御手段を備えていることを特徴とする用紙折り装置。
  2. 前記制御手段は、前記撓み部の導入タイミング変更量に応じて前記ストッパ手段の位置を前記用紙の搬送方向において変更することを特徴とする請求項記載の用紙折り装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1挟持部における前記用紙の導入方向上流側に位置する第1の用紙通過検知センサと、少なくとも前記第1挟持部において折り目を付けられた用紙が排出される側に位置する第2の用紙通過検知センサとが入力側に接続され、出力側には、前記ストッパ手段の駆動部および前記折りローラの駆動部が接続され、
    前記制御部は、前記用紙のサイズおよび頁数の入力情報に基づき、前記第1,第2の用紙通過検知センサによる用紙通過検知後での前記用紙の移動時間を割り出し、その移動時間として、外側に重ねる頁に相当する用紙の側端面からの折り位置が、内側に位置する頁に相当する用紙の側端面からの折り位置よりも短くなるように、前記ストッパ手段の位置を設定することを特徴とする請求項1または2に記載の用紙折り装置。
  4. 請求項1乃至3のうちの一つに記載の用紙折り装置を用いることを特徴とする画像形成装置
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