JP5560900B2 - 更生タイヤ及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、プレキュアトレッドを用いた更生タイヤ及びその製造方法に関し、更に詳しくは、プレキュアトレッドのセパレーションを抑制して耐久性を向上することを可能にした更生タイヤ及びその製造方法に関する。
使用済みのタイヤを更生する方法として、トレッド部が研磨された台タイヤに対して、予め加硫された帯状のプレキュアトレッドを接着用のゴム層を介して巻き付けて接合することが行われている(例えば、特許文献1及び2参照)。このようなプレキュアトレッド方式の更生方法は、その更生設備が複雑ではなく、しかも更生作業を簡単に行うことができるという利点がある。
しかしながら、プレキュアトレッド方式の更生方法においては、帯状のプレキュアトレッドを台タイヤに貼り付ける際に、接着用のゴム層とプレキュアトレッドとの間にエアーが溜まり、それがプレキュアトレッドのセパレーションの原因となることがある。そのため、接着用のゴム層とプレキュアトレッドとの間に滞留するエアーを確実に排除することが求められている。
特開2000−79641号公報 特開2005−112010号公報
本発明の目的は、プレキュアトレッドのセパレーションを抑制して耐久性を向上することを可能にした更生タイヤ及びその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の更生タイヤは、トレッド部が研磨された台タイヤに対して接着用のゴム層を介して帯状のプレキュアトレッドを巻き付けた更生タイヤにおいて、前記プレキュアトレッドの台タイヤ側に位置する背面部に、幅が5mm〜30mmで深さが0.1mm〜1.0mmであると共に前記背面部の幅方向の少なくとも一方の端部に連通する複数本の排気溝を設け、前記背面部の面積に対する前記排気溝の総面積の比率を10%〜40%とし、かつ前記プレキュアトレッドに直径が2mm以下であると共に該プレキュアトレッドの厚さ方向に貫通する複数本の貫通孔を設け、前記貫通孔の内部に前記接着用のゴム層を充填したことを特徴とするものである。
また、上記目的を達成するための本発明の更生タイヤの製造方法は、使用済タイヤのトレッド部を研磨して台タイヤを成形する一方で、帯状のプレキュアトレッドの台タイヤ側に位置する背面部に、幅が5mm〜30mmで深さが0.1mm〜1.0mmであると共に前記背面部の幅方向の少なくとも一方の端部に連通する複数本の排気溝を設け、前記背面部の面積に対する前記排気溝の総面積の比率を10%〜40%とし、かつ前記プレキュアトレッドに直径が2mm以下であると共に該プレキュアトレッドの厚さ方向に貫通する複数本の貫通孔を設け、前記台タイヤに対して未加硫の接着用のゴム層を介して前記プレキュアトレッドを巻き付け、前記接着用のゴム層を加硫することで前記台タイヤと前記プレキュアトレッドとを互いに接合し、前記接着用のゴム層の加硫時に前記貫通孔の内部に該接着用のゴム層を充填することを特徴とするものである。
本発明では、台タイヤに対して接着用のゴム層を介して帯状のプレキュアトレッドを巻き付けた更生タイヤを製造するにあたって、プレキュアトレッドの台タイヤ側に位置する背面部に、所定の寸法を有すると共に背面部の幅方向の少なくとも一方の端部に連通する複数本の排気溝を所定の密度で設けるようにしたので、帯状のプレキュアトレッドを台タイヤに貼り付ける際に、接着用のゴム層とプレキュアトレッドとの間に滞留するエアーを排気溝を介してタイヤ外部に排除することができる。その結果、プレキュアトレッドのセパレーションを抑制して更生タイヤの耐久性を向上することができる。
本発明において、排気溝のタイヤ周方向に対する傾斜角度を30°〜70°とすることが好ましい。これにより、排気溝に基づくエアーの排出効果を最大限に発揮することができる。
プレキュアトレッドの台タイヤ側に位置する背面部には、幅が2mm以下で深さが0.5mm以下であると共に排気溝に連通する複数本のマイクログルーブを設け、背面部の面積に対するマイクログルーブの総面積の比率を20%〜60%とすることが好ましい。このようなマイクログルーブを付加した場合、プレキュアトレッドの背面部の広範な領域からマイクログルーブを介してエアーを排気溝へ誘導することが可能になるので、エアーの排出効果を更に高めることができる。
プレキュアトレッドには直径が2mm以下であると共に該プレキュアトレッドの厚さ方向に貫通する複数本の貫通孔を設けることが必要である。そして、接着用のゴム層の加硫時に貫通孔の内部に該接着用のゴム層を充填すると良い。この場合、接着用のゴム層とプレキュアトレッドとの間に滞留するエアーを貫通孔からもタイヤ外部に排除することができる。貫通孔は排気溝と連通する位置に配置することが好ましい。これにより、エアーの排出効果を更に高めることができる。
本発明の実施形態からなる更生タイヤを示す子午線半断面図である。 本発明で使用するプレキュアトレッドを示す背面図である。 本発明で使用する他のプレキュアトレッドを示す背面図である。 本発明で使用する他のプレキュアトレッドを示す背面図である。 プレキュアトレッドの背面部に形成された排気溝とマイクログルーブを拡大して示す断面図である。 本発明の実施形態からなる更生タイヤの製造方法を示す子午線断面図である。 本発明で使用する他のプレキュアトレッドを示す斜視断面図である。 図7の要部を拡大して示す斜視断面図である。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の実施形態からなる更生タイヤを示し、図2〜図4は本発明で使用するプレキュアトレッドを示し、図5はプレキュアトレッドの背面部に形成された排気溝とマイクログルーブを拡大して示すものである。
図1において、台タイヤ1は使用済タイヤのトレッド部を研磨(バフ加工)して成形されたものであり、11はトレッド部、12はサイドウォール部、13はビード部である。このトレッド部11が研磨された台タイヤ1に対して、そのトレッド部11の外周上に接着用のゴム層3を介してプレキュアトレッド2が巻き付けられて接合されている。
プレキュアトレッド2は、台タイヤ1に貼り合わせる前の状態ではタイヤ外周長に相当する長さを持つ帯材であり、更生作業に先駆けて加硫されたものである。プレキュアトレッド2の踏面には複数本の溝21が形成されている。プレキュアトレッド2の踏面には任意の溝パターンを設けることができる。
一方、プレキュアトレッド2の台タイヤ側に位置する背面部には、図2〜図4に示すように、複数本の排気溝22及び複数本のマイクログルーブ23が形成されている。図2〜図4において、Cはタイヤ周方向を意味する。排気溝22は、タイヤ周方向Cに対して傾斜するように配置され、プレキュアトレッド2の背面部の幅方向 (タイヤ周方向Cと直交する方向)の少なくとも一方の端部に連通している。マイクログルーブ23は、排気溝22よりも幅及び深さが小さいものであり、前述の排気溝22に対して連通している。これらマイクログルーブ23は、図2のようにランダムな網目状に配置されていても良く、図3のようにタイヤ周方向に対して傾斜するように配置されていても良く、或いは、図4のように規則的な網目状に配置されていても良い。
排気溝22は、図5に示すように、幅W1が5mm≦W1≦30mmの範囲にあり、深さD1が0.1mm≦D1≦1.0mmの範囲にあると共に、プレキュアトレッド2の背面部の面積 (即ち、背面部を厚さ方向に投影したしたときの面積)に対する排気溝22の総面積の比率 (密度)が10%〜40%の範囲に設定されている。
マイクログルーブ23は、図5に示すように、幅W2がW2≦2mmの範囲にあり、深さD2がD2≦0.5mmの範囲にあると共に、プレキュアトレッド2の背面部の面積 (即ち、背面部を厚さ方向に投影したしたときの面積)に対するマイクログルーブ23の総面積の比率 (密度)が20%〜60%の範囲に設定されている。
上述した更生タイヤを製造する場合、図6に示すように、先ず、使用済タイヤのトレッド部を研磨して台タイヤ1を成形する。一方、帯状のプレキュアトレッド2の台タイヤ側に位置する背面部には排気溝22及びマイクログルーブ23を予め形成しておく。そして、台タイヤ1に対して未加硫の接着用のゴム層3を介してプレキュアトレッド2を巻き付け、その組立体を加硫缶内で加熱してゴム層3を加硫することにより、台タイヤ1とプレキュアトレッド2とを互いに接合する。これにより、更生作業を完了する。
上記実施形態によれば、プレキュアトレッド2の台タイヤ側に位置する背面部に、所定の寸法を有すると共に背面部の幅方向の少なくとも一方の端部に連通する複数本の排気溝22を所定の密度で設けるようにしたので、帯状のプレキュアトレッド2を台タイヤ1に貼り付ける際に、接着用のゴム層3とプレキュアトレッド2との間に滞留するエアーを排気溝22を介してタイヤ外部に排除することができる。そのため、プレキュアトレッド2のセパレーションを抑制して更生タイヤの耐久性を向上することができる。
排気溝22の幅W1は、5mm〜30mmの範囲、より好ましくは、10mm〜20mmの範囲とする。幅W1が小さ過ぎると排気効果が不十分になり、逆に大き過ぎても溝内にエアーが残留することになる。また、排気溝22の深さD1は、0.1mm〜1.0mmの範囲、より好ましくは、0.5mm〜0.8mmの範囲とする。深さD1が小さ過ぎると排気効果が不十分になり、逆に大き過ぎても溝内にエアーが残留することになる。
プレキュアトレッド2の背面部の面積に対する排気溝22の総面積の比率は10%〜40%の範囲、より好ましくは、20%〜30%の範囲とする。この比率が小さ過ぎると排気効果が不十分になり、逆に大き過ぎても溝内にエアーが残留することになる。
図2に示すように、排気溝22のタイヤ周方向に対する傾斜角度θは30°〜70°の範囲、より好ましくは、40°〜60°の範囲とする。排気溝22をタイヤ周方向に対して傾斜角度θを持たせて配置することで、成形時にプレキュアトレッド2をステッチャーによりタイヤ周方向に沿って押圧する際にエアーを効果的に排出することができる。この傾斜角度θが上記範囲から外れるとエアーをプレキュアトレッド2の幅方向外側へ導くことが困難になる。
また、上記実施形態では、プレキュアトレッド2の台タイヤ側に位置する背面部に、所定の寸法を有すると共に排気溝22に連通する複数本のマイクログルーブ23を所定の密度で設けるようにしたので、プレキュアトレッド2の背面部の広範な領域からマイクログルーブ23を介してエアーを排気溝22へ誘導することが可能になる。そのため、エアーの排出効果を更に高めることができる。但し、マイクログルーブ23は排気溝22と共に設けることが好ましいものであるが、必ずしも必要ではない。
マイクログルーブ23の幅W2は、2mm以下、より好ましくは、1mm〜2mmの範囲とする。幅W2が小さ過ぎると排気効果が不十分になり、逆に大き過ぎても溝内にエアーが残留することになる。また、マイクログルーブ23の深さD2は、0.5mm以下、より好ましくは、0.2mm〜0.5mmの範囲とする。深さD2が小さ過ぎると排気効果が不十分になり、逆に大き過ぎても溝内にエアーが残留することになる。マイクログルーブ23から排気溝23へエアーを逃がすために、マイクログルーブ23の深さD2は排気溝22の深さD1よりも小さい値とすることが必要である。
プレキュアトレッド2の背面部の面積に対するマイクログルーブ23の総面積の比率は20%〜60%の範囲にすると良い。この比率が小さ過ぎると排気効果が不十分になり、逆に大き過ぎても溝内にエアーが残留することになる。
図7は本発明で使用する他のプレキュアトレッドを示し、図8はその要部を示すものである。図7及び図8において、プレキュアトレッド2には直径が2mm以下であると共に該プレキュアトレッド2の厚さ方向に貫通する複数本の貫通孔24が形成されている。そして、貫通孔24の内部には接着用のゴム層3が充填されている。つまり、加硫時の圧力により未加硫状態のゴム層3の一部が貫通孔24内に流入し、それが加硫されて貫通孔24を塞いだ状態になっている。また、貫通孔24は排気溝22と連通する位置に配置されている。
上記実施形態によれば、接着用のゴム層3とプレキュアトレッド2との間に滞留するエアーを貫通孔24からもタイヤ外部に排除することができるので、エアーの排出効果を更に高めることができる。なお、貫通孔24の直径が2mmを超えると加硫時に貫通孔24内にゴム層3を十分に流入させることができず、加硫後のトレッドに貫通孔24の明らかな痕跡が残ることになり、製品外観を損なうため好ましくない
タイヤサイズ11R22.5の使用済みタイヤをプレキュアトレッド方式により更生するにあたって、プレキュアトレッドの構造を表1のように異ならせることにより、従来例、参考例1〜3及び実施例1〜2の更生タイヤを得た。
比較例1及び参考例1においては、プレキュアトレッドの台タイヤ側に位置する背面部に、所定の寸法を有すると共に背面部の幅方向の少なくとも一方の端部に連通する複数本の排気溝を所定の密度で設けた。
参考例2〜3及び実施例1〜2においては、プレキュアトレッドの台タイヤ側に位置する背面部に、所定の寸法を有すると共に背面部の幅方向の少なくとも一方の端部に連通する複数本の排気溝を所定の密度で設け、更に所定の寸法を有すると共に排気溝に連通する複数本のマイクログルーブを所定の密度で設けた。なお、実施例ではプレキュアトレッドに直径が2mmである複数本の貫通孔を排気溝と連通する位置に設け、実施例ではプレキュアトレッドに直径が2mmである複数本の貫通孔を排気溝と連通しない位置に設けた。
従来例においては、プレキュアトレッドに上述のような排気溝やマイクログルーブを設けずに台タイヤに対して接着用のゴム層を介してプレキュアトレッドを巻き付けた。
これら試験タイヤについて、下記の評価方法により、耐久性を評価し、その結果を表1に併せて示した。
耐久性:
リトレッド後の各試験タイヤについて耐久試験を実施し、トレッドにセパレーション故障を生じるまでの走行距離を測定した。評価結果は、従来例を100とする指数にて示す。この指数値が大きいほど耐久性が優れていることを意味する。
Figure 0005560900
表1から明らかなように、実施例1〜2及び参考例1〜3のタイヤは、従来例に比べて耐久性が優れていた。一方、比較例1のタイヤは、若干の改善効果が見られるものの十分ではなかった。
1 台タイヤ
2 プレキュアトレッド
3 接着用のゴム層
11 トレッド部
12 サイドウォール部
13 ビード部
21 溝
22 排気溝
23 マイクログルーブ
24 貫通孔

Claims (8)

  1. トレッド部が研磨された台タイヤに対して接着用のゴム層を介して帯状のプレキュアトレッドを巻き付けた更生タイヤにおいて、前記プレキュアトレッドの台タイヤ側に位置する背面部に、幅が5mm〜30mmで深さが0.1mm〜1.0mmであると共に前記背面部の幅方向の少なくとも一方の端部に連通する複数本の排気溝を設け、前記背面部の面積に対する前記排気溝の総面積の比率を10%〜40%とし、かつ前記プレキュアトレッドに直径が2mm以下であると共に該プレキュアトレッドの厚さ方向に貫通する複数本の貫通孔を設け、前記貫通孔の内部に前記接着用のゴム層を充填したことを特徴とする更生タイヤ。
  2. 前記排気溝のタイヤ周方向に対する傾斜角度を30°〜70°としたことを特徴とする請求項1に記載の更生タイヤ。
  3. 前記プレキュアトレッドの台タイヤ側に位置する背面部に、幅が2mm以下で深さが0.5mm以下であると共に前記排気溝に連通する複数本のマイクログルーブを設け、前記背面部の面積に対する前記マイクログルーブの総面積の比率を20%〜60%としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の更生タイヤ。
  4. 前記貫通孔を前記排気溝と連通する位置に配置したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の更生タイヤ。
  5. 使用済タイヤのトレッド部を研磨して台タイヤを成形する一方で、帯状のプレキュアトレッドの台タイヤ側に位置する背面部に、幅が5mm〜30mmで深さが0.1mm〜1.0mmであると共に前記背面部の幅方向の少なくとも一方の端部に連通する複数本の排気溝を設け、前記背面部の面積に対する前記排気溝の総面積の比率を10%〜40%とし、かつ前記プレキュアトレッドに直径が2mm以下であると共に該プレキュアトレッドの厚さ方向に貫通する複数本の貫通孔を設け、前記台タイヤに対して未加硫の接着用のゴム層を介して前記プレキュアトレッドを巻き付け、前記接着用のゴム層を加硫することで前記台タイヤと前記プレキュアトレッドとを互いに接合し、前記接着用のゴム層の加硫時に前記貫通孔の内部に該接着用のゴム層を充填することを特徴とする更生タイヤの製造方法。
  6. 前記排気溝のタイヤ周方向に対する傾斜角度を30°〜70°としたことを特徴とする請求項に記載の更生タイヤの製造方法。
  7. 前記プレキュアトレッドの台タイヤ側に位置する背面部に、幅が2mm以下で深さが0.5mm以下であると共に前記排気溝に連通する複数本のマイクログルーブを設け、前記背面部の面積に対する前記マイクログルーブの総面積の比率を20%〜60%としたことを特徴とする請求項又はに記載の更生タイヤの製造方法。
  8. 前記貫通孔を前記排気溝と連通する位置に配置したことを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の更生タイヤの製造方法。
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