JP5558021B2 - ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグのシース製造方法及びメタルグロープラグの製造方法、並びに、ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグのシース及びディーゼルエンジン用のメタルグロープラグ - Google Patents

ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグのシース製造方法及びメタルグロープラグの製造方法、並びに、ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグのシース及びディーゼルエンジン用のメタルグロープラグ Download PDF

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本発明は、ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグのシース製造方法及びメタルグロープラグの製造方法、並びに、ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグのシース及びディーゼルエンジン用のメタルグロープラグに関する。
メタルグロープラグのシースは、例えば特許文献1に記載されたように、プレス工法により製造される。この方法では、耐熱合金の円筒状パイプ素材の先端部に段階的な絞り加工を施してシースを製造している(順送プレス工法によるシース製造方法)。この方法は、従来のスエージング加工によるシース製造方法では困難であった寸法精度の高い加工を目的としている。
特開平3−267615号公報
特許文献1記載の方法では、耐熱合金の円筒状パイプ素材を用いて順送プレス工法を実施する。ここで、一般的な耐熱合金の円筒状パイプ素材は、板材を円筒状に曲げ加工し、開口部を溶接して得られるが、溶接部の品質によっては高温使用時に溶接部にクラックを生じる場合がある。従って、シースの耐熱性を向上させるためには溶接部を持たないことが好ましいが、溶接部のないシームレスパイプ素材は高価であり、シース、ひいてはメタルグロープラグのコストダウンの妨げとなるおそれがある。
また、特許文献1記載の方法のように、パイプ素材をプレス工法により加工する場合には、シース先端に増肉加工することが困難であり、シース先端形状の加工の自由度が低いという問題がある。
本発明の目的は、ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグにおいて、シースのコストダウン、ひいてはメタルグロープラグのコストダウンを図ることにある。
また、本発明の目的は、ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグにおいて、シースの先端形状の加工の自由度を向上させることにある。
本発明に係るディーゼルエンジン用のメタルグロープラグのシース製造方法は、ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグのシース製造方法であって、板状部材(420)を準備する工程と、前記板状部材にプレス工法による加工を施して筒状のシース(42)を形成する工程と、を含むことを特徴とする。
このシース製造方法によれば、板状部材からプレス工法により筒状のシースを製造するため、溶接部を持たない円筒パイプ構造を安価に得ることができる。従って、高価なシームレス管を用いることなく、溶接継ぎ目のないシースを製造することが可能であり、シースのコストダウン、ひいてはメタルグロープラグのコストダウンを図ることが可能である。また、板状部材からプレス工法により筒状のシースを製造するため、溶接部を持たないシースを安価に製造可能であり、グロープラグ用シースとしての耐熱性を向上させることができる。また、このシース製造方法では、前記シース(42)の先端面(42c)を平坦に形成することが容易である。
本発明の一実施形態では、前記シース(42)の長さを完成時の長さ(L)よりも所定長さ(Ls)だけ長く形成した後、プレス工法により前記シース(42)の長さを完成時の長さに戻しつつ、前記シースの先端部を所望の形状に整える。この場合、シース先端を増肉することが容易であり、またシース先端の一部を増肉化及び一部を薄肉化することが可能であり、シース先端形状の加工の自由度を向上することができる。
この方法によれば、例えば、前記シース(42)の先端面(42c)の厚さを、側壁の厚さ(d)よりも容易に厚く形成することが可能である。また、例えば、前記シース(42)の先端面(42c)の角部(42g)の厚さ(a1)を、側壁の厚さ(d)よりも容易に厚く形成する(a1>d)ことが可能である。
また、前記シース(42)の先端面(42c)の一部を薄肉化するとともに、他の部分を増肉することが容易である。例えば、前記シース(42)の先端面(42c)において、中央部を薄肉化するとともに、該薄肉化された部分の周囲を増肉しても良い。また、例えば、前記先端面(42c)に凹部(42h)を形成することにより該先端面(42c)部分を薄肉化しても良い。また、例えば、前記先端面(42c)に凸部(42i)を形成することにより該先端面(42c)部分を薄肉化しても良い。
前記シース(42)の長さを完成時の長さ(L)に戻しつつ、前記先端面(42c)に凸部(42i;42j;42k;42n;42q)を形成しても良い。この場合、凸部の肉厚を容易に増肉又は薄肉化することができる。例えば、前記凸部(42i;42n;42q)の肉厚を、前記シース(42)の側壁の厚さ(d)よりも薄く形成することが可能である。
また、前記凸部(42i;42n)を前記シース(42)の軸方向外側に向かって形成することにより前記シース内側に窪み(42p)を設け、前記凸部(42i;42n)の厚さを、該窪み(42p)に発熱抵抗体(44)を収納した状態で、前記シースの外側から前記発熱抵抗体を溶接(45)可能な厚みに形成することが可能である。この場合、凸部(42i;42n)の板厚を十分薄く形成することにより、シース(42)の外側から凸部(42i;42n)の壁面を介してシース(42)と発熱抵抗体(44)とを溶接によって結合することが可能である。また、前記凸部(42q)を前記シースの軸方向内側に向かって形成し、前記凸部(42q)の厚さを、該凸部(42q)の外周面に発熱抵抗体(44)を嵌合した状態で、前記シースの外側から前記発熱抵抗体を溶接(45)可能な厚みに形成することが可能である。この場合、凸部(42q)の板厚を十分薄く形成することにより、シース(42)の外側から凸部(42q)の壁面を介してシース(42)と発熱抵抗体(44)とを溶接によって結合することが可能である。
また、前記凸部(42j;42k)の先端面の厚さ(d2;d3)を、該凸部(42j;42k)の周囲部分の厚さよりも厚く形成することが可能である。
前記シース(42)の先端面(42c)に穴(42f)を設け、該穴(42f)の周囲を軸方向に立ち上げることにより、該軸方向に立ち上げた部分(42r)を余肉部分として、前記シースの長さを完成時の長さ(L)よりも所定長さ(Ls)だけ長く形成することが可能である。そして、前記シース(42)の長さを完成時の長さに戻す際に前記余肉部分を潰して、前記シースの先端部を所望の形状(42m)に整えることが可能である。前記シース(42)の長さを完成時の長さに戻す際に前記余肉部分を潰して、前記シースの先端縁に増肉部分(42m)を形成することが可能である。
本発明の一実施形態は、ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグの製造方法において、シース(42)の先端面(42c)内側に発熱抵抗体(44)を配置する工程と、前記発熱抵抗体(44)を前記シースの壁面を介して溶接(45)する工程と、を含むことを特徴とする。例えば、シース(42)の先端面(42c)の少なくとも一部を、該部分を介して溶接可能な第1の厚さに形成する工程と、シース(42)の先端面(42c)内側において、前記第1の厚さの部分に発熱抵抗体(44)を配置する工程と、前記発熱抵抗体(44)をシースの外側から前記第1の厚さの部分を介して溶接(45)する工程と、を含む。具体的には、前記シース先端面(42c)に、軸方向外側に向かって突出する凸部(42i,42n)を設け、該凸部(42i,42n)に前記第1の厚さの部分を形成する。そして、該凸部(42i,42n)の内側に前記発熱抵抗体(44)の先端を収容し、前記凸部(42i,42n)の前記第1の厚さの部分を介して前記発熱抵抗体(44)を溶接する。また、前記シース先端面(42c)に、軸方向内側に向かって突出する凸部(42q)を設け、該凸部(42q)に前記第1の厚さの部分を形成する。そして、該凸部(42q)の外周面に前記発熱抵抗体(44)の先端を嵌合し、前記凸部(42q)の前記第1の厚さの部分を介して前記発熱抵抗体(44)を溶接する。
本発明の一実施形態は、メタルグロープラグのシース製造方法に関し、前記シース(42)の長さを完成時の長さ(L)よりも所定長さ(Ls)だけ長く形成する工程と、前記シース(42)の長さ(L+Ls)を完成時の長さ(L)に戻しつつ、前記シースの先端部を所望の形状に整える工程とを含む。
本発明の一実施形態は、ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグのシースに関する。このメタルグロープラグのシースは、筒状の側壁部と、該側壁部の先端側に形成された先端面(42c)とを備え、前記先端面(42c)の厚さは、前記側壁部の厚さ(d)よりも厚く形成されている。
本発明の一実施形態は、ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグのシースに関する。このメタルグロープラグのシースは、筒状の側壁部と、該側壁部の先端側に形成された先端面(42c)とを備え、前記先端面(42c)の角部(42g)の厚さ(a1)は、側壁部の厚さ(d)よりも厚く形成されている。
本発明の一実施形態は、ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグのシースに関する。このメタルグロープラグのシースは、筒状の側壁部と、該側壁部の先端側に形成された先端面(42c)とを備え、前記先端面(42c)に凹部(42h)又は凸部(42i)が形成されており、該先端面(42c)部分が薄肉化されている。
本発明の一実施形態は、ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグのシースに関する。このメタルグロープラグのシースは、筒状の側壁部と、該側壁部の先端側に形成された先端面(42c)とを備え、前記先端面(42c)に凸部(42j;42k)が形成されており、前記凸部(42j;42k)の先端面の厚さ(d2;d3)は、該凸部(42j;42k)の周囲部分の厚さよりも厚く形成されている。
本発明の一実施形態は、ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグのシースに関する。このメタルグロープラグのシースは、筒状の側壁部を備え、前記側壁部は、その先端縁に増肉部分(42m)を有する。前記増肉部分(42m)の軸方向両端にテーパを形成しても良い。
本発明の一実施形態は、ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグに関する。このメタルグロープラグは、筒状の側壁部と、該側壁部の先端側に形成された先端面(42c)とを有するシース(42)と、前記シース内に配置された発熱抵抗体(44)とを備え、前記発熱抵抗体(44)と前記先端面(42c)とは、前記先端面(42c)の壁面を介した溶接(45)によって連結されている。
本発明の一実施形態によれば、前記シース先端面(42c)には、軸方向外側に向かって突出する凸部(42i,42n)が設けられており、前記発熱抵抗体(44)の先端が、前記凸部(42i,42n)の内側に収容されると共に、前記凸部(42i,42n)の壁面を介した溶接(45)によって前記凸部(42i,42n)に連結されている。
本発明の一実施形態によれば、前記シース先端面(42c)には、軸方向内側に向かって突出する凸部(42q)が設けられており、前記発熱抵抗体(44)の先端が、前記凸部(42q)の外周面に嵌合すると共に、前記凸部(42q)の壁面を介した溶接(45)によって前記凸部(42q)に連結されている。
本発明の一実施形態に係るディーゼルエンジン用のメタルグロープラグの縦断面図。 メタルグロープラグのシースの製造工程を示す断面図。 メタルグロープラグのシースの製造工程を示す断面図。 メタルグロープラグのシースの製造工程を示す断面図。 シース先端形状の第1パターンの加工例を説明するための図であり、図2乃至図4の工程でシース先端側部の長さを完成品時の長さLに形成した、従来例に係るシースの断面図(A)と、図2乃至図4の工程でシース先端側部の長さをL+Lsに形成した、第1パターンの加工例の加工開始時におけるシースの断面図(B)と、を比較して示した図。 シース先端形状の第1パターンの加工例を説明するための図であり、加工完了時のシースの形状をポンチ及びダイスと共に示す断面図。 シース先端形状の第1パターンの加工例を説明するための図であり、加工完了時のシースの形状をポンチ及びダイスと共に示す断面図。 シース先端形状の第1パターンの加工例を説明するための図であり、加工完了時のシースの形状をポンチ及びダイスと共に示す断面図。 シース先端形状の第1パターンの加工例を説明するための図であり、加工完了時のシースの形状をポンチ及びダイスと共に示す断面図。 シース先端形状の第2パターンの加工例を説明するための図であり、図2乃至図4の工程でシース先端側部の長さを完成品時の長さLに形成した、従来例に係るシースの断面図(A)と、図2乃至図4の工程で、シース先端側部の長さをL+Lsに形成し、シース先端面を中央部側ほど増肉される丸みを帯びた形状に形成するとともに、シース先端面の角部を薄肉化した、第2パターンの加工例の加工開始時におけるシースの断面図(B)と、を比較して示した図。 シース先端形状の第2パターンの加工例を説明するための図であり、加工完了時のシースの形状をポンチ及びダイスと共に示す断面図。 シース先端形状の第2パターンの加工例を説明するための図であり、加工完了時のシースの形状をポンチ及びダイスと共に示す断面図。 シース先端形状の第3パターンの加工例を説明するための図であり、シース先端側部を一旦長さLに形成し、先端面に穴を開けた第3パターンの加工例の製造途中におけるシースの断面図(A)と、穴の周囲の先端面を軸方向に立ち上げて軸方向立ち上げ部分を形成し、シース先端側部の長さをL+Lsに形成したシースの断面図(B)とを比較して示した図。 シース先端形状の第3パターンの加工例を説明するための図であり、加工完了時のシースの形状をポンチ及びダイスと共に示す断面図。 シース先端形状の第3パターンの加工例を説明するための図であり、加工完了時のシースの形状をポンチ及びダイスと共に示す断面図。 シース先端形状の第3パターンの加工例を説明するための図であり、加工完了時のシースの形状をポンチ及びダイスと共に示す断面図。 シース先端形状の第3パターンの加工例を説明するための図であり、加工完了時のシースの形状をポンチ及びダイスと共に示す断面図。 シース先端形状の第3パターンの加工例を説明するための図であり、加工完了時のシースの形状をポンチ及びダイスと共に示す断面図。 シース先端形状の第4パターンの加工例を説明するための図であり、加工完了時のシースの形状をポンチ及びダイスと共に示す断面図(A)と、溶接のため抵抗発熱体をシース内に配置した図(B)。 シース先端形状の第5パターンの加工例を説明するための図であり、加工完了時のシースの形状をポンチ及びダイスと共に示す断面図(A)と、溶接のため抵抗発熱体をシース内に配置した図(B)。
(グロープラグの構成)
図1は、本発明の一実施形態が適用されるシースを備えるディーゼルエンジン用のメタルグロープラグの縦断面図である。このメタルグロープラグ1は、ディーゼルエンジンのシリンダヘッドに取り付けられて、燃焼室内を余熱してエンジンの始動を補助するものである。グロープラグ1は、エンジンのシリンダヘッド(図示せず)への取り付け構造としての円筒状のハウジング2と、該ハウジング2の先端部に圧入又は蝋付けによって取り付けられたシースヒータ4と、シースヒータ4の後端部に電極取り出し金具10を介して接続されハウジング2の後方に突出する外部接続端子8とを備えている。
シースヒータ4は、耐熱合金(例えばステンレス鋼等)からなる薄肉の有底円筒状のシース42内に、発熱体としてのコイル状の発熱抵抗体44(例えばニッケルクロム合金、鉄クロム合金等)を挿入し、さらに、耐熱絶縁体紛46(例えばマグネシアMgO等)を充填したものである。ここで、シース42は、スエージング加工等によって縮径されることにより耐熱絶縁体紛46が高密度化されるとともに、発熱抵抗体44と電極取り出し金具10とがシース42内に固定して形成されている。本実施形態では、シース42は、先端側の細径部(先端側部)42aと、後端側の大径部(胴部)42bとを有している。
発熱抵抗体44の先端44aは、シース42の先端面42cに接続されている。一方、発熱抵抗体44の後端44bは、電極取り出し金具10の先端10aに接続され、電極取り出し金具10の後端10bは、ハウジング2の内部孔22内で外部接続端子8の先端8aに連結されている。この外部接続端子8の後端のねじ部8bがハウジング2の後端から外方へ突出しており、ねじ部8b側からシール部材12及び絶縁ブッシュ6が嵌合され、ハウジング2の内部孔22後端に形成された大径孔22a内に挿入されている。さらに、その外側からアルミ製のナット14がねじ部8bに螺合されて締め付けられることにより絶縁ブッシュ6が固定されている。
ハウジング2の外周面24には、シリンダヘッドへ螺合固定するためのねじ部24aが設けられており、ハウジング2の後端部に設けられた六角部24bを回転操作してシリンダヘッド(図示せず)に螺合される。
(シースの製造方法)
図2は、本発明の一実施形態に係るシースの製造方法を示す工程図である。本実施形態では、耐熱合金の板材からプレス工法によりシースを製造することを特徴としている。
まず、図2(a)に示すように、耐熱合金の板(例えばステンレス鋼板)から円形状にブランクを打ち抜いて、円形状板材420を形成する。なお、ブランクの形状は、楕円状、矩形状等でも良い。次に、図2(b)に示すように、円形状板材420にトランスファープレス機によって複数回の絞り加工を施すことにより、円形状板材420の中心側に円筒状部材421を形成する。さらに、図3(a)に示すように、円筒状部材421の周縁部側を予備トリムにより除去する。次に、図3(b)に示すように、単発の絞り加工を施すことにより、円筒状部材421の先端側に、円筒状部材421の開口側の部分(以下、胴部42bと称する)の径よりも縮径した先端側部42aを形成する。さらに、図3(c)に示すように、先端側部42aに単発の絞り加工を施して、先端側部42aを更に縮径させつつ軸方向に延伸させる。さらに、複数回の単発の絞り加工を施して、図3(d)に示すように先端側部42aを所望の径及び長さに加工する。
次に、図4(a)に示すように、先端側部42aと胴部42bとの間の段部42dに段整形加工を実施することにより、段部42dが先端側から開口側に向かって拡径するように加工する。また、胴部42bに複数回の単発の段絞り加工を施すことにより、図4(b)に示すように、胴部42bを縮径させつつ軸方向に延伸させる。また、必要に応じて、円筒状部材421の先端面42c部分に穴(図9(A)の42fを参照)を加工する。円筒状部材421の先端面42c部分に穴42fを加工しない場合には、この穴開け加工の工程は省略する。
次に、面打ち加工により円筒状部材421の表面を整えたのち、図4(c)に示すように開口縁部42eをトリム加工して除去し、シース42を形成する。
以上で形成されるシース42の先端側部42aの長さは、最終的な完成品の長さLに所定の長さ(戻し加工用長さLs)を加えた長さL+Lsであり、シース42の全長は、完成品時の長さXにLsを加えた長さX+Lsである。なお、後述する第3パターンの加工例を実施する場合には、図4(c)の段階で、先端側部42aの長さが最終的な完成品の長さLになるように加工する。
[シース先端側部の形状加工例]
次に、先端側部42aの形状を様々に加工する工程を説明する。
[第1パターンの加工例]
図5及び図6A〜Dは、先端側部42aの形状の第1パターンの加工例を説明する図である。
図5(A)は、図2乃至図4の工程で、シース先端側部42aの長さを完成品時の長さLに形成した従来例に係るシース42の断面図であり、図5(B)は、第1パターンの加工例の加工開始時におけるシース42の断面図であり、図2乃至図4の工程で、先端側部42aの長さを完成品時の長さLよりも所定の長さ(戻し加工用長さLs)長くした場合を示す。本実施形態では、図5(B)に示すようにシース42の先端側部42aの長さをL+Lsに形成した後、絞り工法及び鍛造工法を組み合わせて適用し、先端側部42aの長さをLに戻しながら、先端側部42aの増肉及び薄肉変形を行う。
図6Aの加工例では、平坦な先端面を持ち先端面周縁部にラウンド部を持つポンチP1、及び、平坦な底面の凹部D1を有するダイスDを用いて、シース42の先端側部42aの長さをL+Ls(図5(B)参照)からL(完成品時の長さ)に戻しながら先端面42cを変形することにより、シース42の先端面42cを平坦に形成するとともに、先端面42cの角部42gを増肉する。先端面42c中央部の肉厚をa、側壁の肉厚をdとすると、角部の肉厚a1は、a及びdよりも大きい(a1>a,d)。
図6Bの加工例では、平坦な先端面を持ち先端面周縁部にラウンド部を持たないポンチP2、及び、平坦な底面の凹部D1を有するダイスDを用いて、シース42の先端側部42aの長さをL+Ls(図5(B)参照)からL(完成品時の長さ)に戻しながら先端面42cを変形することにより、シース42の先端面42cを平坦に形成するとともに、先端面42c全体を均一に増肉する。
図6Cの加工例では、先端面中央部に小径の突起部P3aを持つポンチP3、及び、平坦な底面の凹部D1を有するダイスDを用いて、シース42の先端側部42aの長さをL+Ls(図5(B)参照)からL(完成品時の長さ)に戻しながら先端面42cを変形することにより、先端面42cの内側中央部に凹部42hを形成する。このとき、先端面42cの中央部は、凹部42hによって薄肉となり、凹部42hの周囲の部分は増肉された構成となる。
図6Dの加工例では、先端面中央部に小径の突起部P4aを持つポンチP4、及び、凹部D1の底面にて突起部P4aに対応する凹部D2を持つダイスDを用いて、先端側部42aの長さをL+Ls(図5(B)参照)からL(完成品時の長さ)に戻しながら変形することにより、先端面42cの中央部に凸部42iを形成し、その内部に窪み42pを形成する。このとき、凸部42iの肉厚は、先端面42cの他の部分の肉厚よりも薄肉に形成されるとともに、先端面42cの角部42gが増肉される。先端面42c中央部の肉厚をa、側壁の肉厚をdとすると、角部の肉厚a2は、a及びdよりも大きい(a2>a,d)。
[第2パターンの加工例]
図7及び図8(A)〜(B)は、先端側部42aの形状の第2パターンの加工例を説明する図である。
図7(A)は、図2乃至図4の工程で、シース先端側部42aの長さを完成品時の長さLとした従来例に係るシース42の断面図である。また、図7(B)は、第2パターンの加工例の加工開始時におけるシース42の断面図であり、図2乃至図4の工程で、先端側部42aの長さを完成品時の長さLよりも所定の長さ(戻し加工用長さLs)長く形成し、先端面42cを中央部側ほど増肉される丸みを帯びた形状に形成するとともに、先端面42cの角部を薄肉化したものである。先端面42cの中央部の増肉及び角部の薄肉化は、例えば、図4(b)の工程の後、対応するポンチ及びダイスを用いてプレス加工することにより実施する。
この例では、図7(B)に示すようにシース42の先端側部42aの長さをL+Lsに形成した後、絞り工法及び鍛造工法を組み合わせて適用し、先端側部42aの長さをL+LsからLに戻しながら先端側部42aを変形することにより、先端面42cの形状を後述するように様々に加工する。
図8Aの加工例では、先端面中央部に凹部P5aを有するポンチP5、及び、凹部D1の底面の凹部P5aに対応する位置に凸部D3を有するダイスDを用いて、シース42の先端側部42aの長さをL+Ls(図7(B)参照)からL(完成品時の長さ)に戻しながら先端面42cを変形することにより、先端側部42aの先端面42cの中央部に、軸方向内側に突出する凸部42jを形成する。このとき、凸部42jの先端面は、肉厚を減少させながら最終的に中央部の肉厚がd2(>側壁の肉厚d)となり、凸部42jの側壁及び凸部42jの周囲の先端面42cは薄肉化される。
これに対して、図8Bの加工例では、先端面中央部に小径の凸部P6aを有するポンチP6、及び、凹部D1の底面の凸部P6aに対応する位置に、丸みを帯びた底面を持つ凹部D4が形成されたダイスDを用いて、シース42の先端側部42aの長さをL+Ls(図7(B)参照)からL(完成品時の長さ)に戻しながら先端面42cを変形することにより、先端側部42aの先端面42cの中央部に軸方向外側に向かって突出する凸部42kを形成する。このとき、凸部42kの先端面は増肉されており、凸部42kの周囲の先端面42cは薄肉化されている。凸部42kの先端面の中央部の肉厚d3は、先端側部42aの側壁の肉厚dよりも大きい。
[第3パターンの加工例]
図9及び図10A〜Eは、先端側部42aの形状の第3パターンの加工例を説明する図である。
図9(A)は、図2乃至図4の工程で、シース先端側部42aを一旦長さLに形成し、先端面42cの中央部に穴42fを設けた、第3パターンの加工例の製造途中におけるシース42の断面図である。図9(B)は、図9(A)のシース42の穴42f内に工具を通過させて該穴42fの周囲の先端面42cを軸方向に立ち上げて軸方向立ち上げ部分42rを形成し、先端側部42aの長さをL+Lsとしたものである。この例では、先端側部42aの長さを図9(B)の状態(L+Ls)から再び初期の長さ状態(L)に戻しながら先端側部42aを変形することにより、軸方向立ち上げ部分42rを余肉として潰して先端形状を成形させ、これにより先端面42cの形状を後述するように様々に加工する。
図10Aの加工例では、先端側部42aの内径よりも若干小さい径の突起部P7aをその先端面に持つポンチP7と、凹部D1の底面の突起部P7aに対応する位置に凹部D5を有するダイスDを用いて、先端側部42aの長さをL+Ls(図9(B)参照)からL(完成品時の長さ)に戻しながら変形することにより、シース先端側部42aの軸方向に立ち上げた部分(余肉部分)42rが、ポンチPの突起部P7aの周囲で潰される。この結果、先端側部42aの先端に厚さd4(>d)の増肉部分42mが形成される。
図10Bの加工例では、図10(A)におけるポンチP7の突起部P7aの付け根部分にテーパP7bを設けるとともに、ダイスDの凹部D5の開口周囲にテーパ状の環状突起部D6を設けて、先端側部42aの長さをL+Ls(図9(B)参照)からL(完成品時の長さ)に戻しながら変形することにより、先端側部42aの先端に、軸方向両端にテーパ42m1及び42m2を持つ増肉部分42mを形成する。
図10Cの加工例では、突起部P10aを有するポンチP10と、凹部D1及び凹部D12を有するダイスDを用いる。ポンチP10の凸部P10aの先端面は平坦であり、凸部P10aの基端部は、その基端部から次第に拡径する傾斜部(即ち、先端に向かって縮径するテーパ部)によって円柱状の本体に連結されている。ここで、ポンチP10のテーパ部と突起部P10aとの間およびテーパ部と本体との間は緩やかに湾曲するラウンド部で接続されている。ダイスDの凹部D1は、ポンチP10の突起部P10aの基端部側、テーパ部及び本体の外周面に概略対応する形状の内壁を有している。凹部D1の底面には、突起部P10aに対応する凹部D12が形成されている。ここで、シース成形完了時において、シース先端側における凹部D1のテーパ部とポンチP10のテーパ部との間の距離d5は、凹部D1開口側における両者の間の距離(=側壁の肉厚d)よりも大きくなるように構成されている。
このようなポンチP及びダイスDを用いて、先端側部42aの長さをL+Ls(図9(B)参照)からL(完成品時の長さ)に戻しながら変形することにより、シース先端側部42aの軸方向に立ち上げた部分(余肉部分)42rが、ポンチP10の突起部P10aの周囲で潰されるとともに、凹部D1のテーパ部とポンチP10のテーパ部との間において先端側部42aにテーパ部42sが形成される。このシース42のテーパ部42sは、先端側の厚さd5が側壁の肉厚dよりも大きくなるように形成され、この先端側の部分(厚さd5>d)がシース42の増肉部分42mとなる。また、シース42のテーパ部42sでは、外面側のテーパ部分の終了点42s1が、内面側のテーパ部分の終了点42s2よりもシース軸方向先端側に位置する。また、シース42のテーパ部42sの先端側には、ポンチP10の突起部P10aに対応する小径部が形成される。
図10Dの加工例では、突起部P12aを有するポンチP12と、凹部D1及びD14を有するダイスDを用いる。ポンチP12の凸部P12aの先端面は平坦であり、凸部P12aの基端部は、その基端部から次第に拡径する傾斜部(即ち、先端に向かって縮径するテーパ部)によって円柱状の本体に連結されている。ここで、ポンチP12のテーパ部と突起部P12aとの間およびテーパ部と本体との間はラウンド部によって接続されている。ダイスDの凹部D1は、ポンチP12の突起部P12aの基端部側、テーパ部及び本体の外周面に概略対応する形状の内壁を有している。凹部D1の底面には、突起部P12aに対応する凹部D14が形成されている。ここで、ポンチP12と凹部D1とは、凹部D1底面側における両者の間の距離(突起部P12aと凹部D1との間の距離)d6が、凹部D1開口側における両者の距離(=側壁の肉厚d)よりも大きくなるように構成されている。
このようなポンチP及びダイスDを用いて、先端側部42aの長さをL+Ls(図9(B)参照)からL(完成品時の長さ)に戻しながら変形することにより、シース先端側部42aの軸方向に立ち上げた部分(余肉部分)42rが、ポンチP12の突起部P12aの周囲で潰され、シース先端側部42aの先端に厚さd6(>d)を有する小径部(増肉部分42m)が形成される。また、シース先端側部42aの小径部の基端側にはテーパ部42sが形成され、このテーパ部42sの基端側が円筒状の側壁に接続される。このテーパ部42sでは、外面側のテーパ部分の終了点42s1が、内面側のテーパ部分の終了点42s2よりもシース軸方向先端側に位置する。
なお、図10C及び図10Dの加工例において、ダイスD及びポンチの形状を適宜変更して、シース先端側部42aのテーパ部42sの傾斜、並びに、テーパ部42sの先端側及び基端側のラウンド部の曲率を変更することができる。例えば、図10Cの加工例において、図10Dに示すようにシース先端側部42aのテーパ部42sの傾斜、並びに、テーパ部42sの先端側及び基端側のラウンド部の曲率を大きくすることが可能である。また、図10Dの加工例において、図10Cに示すようにシース先端側部42aのテーパ部42sの傾斜、並びに、テーパ部42sの先端側及び基端側のラウンド部の曲率を小さくすることが可能である。
図10Eの加工例では、突起部P11aを有するポンチP11と、凹部D1の底面の突起部P11aに対応する位置に凹部D13を有するダイスDを用いる。ポンチP11の凸部P11aの基端部は、拡径しつつ湾曲するラウンド部を介して円柱状の本体に連結されている。ダイスDの凹部D1は、ポンチP11の突起部P11a、ラウンド部及び本体の外周面に概略対応する形状の内壁を有する。凹部D1の底面には、突起部P11aに対応する凹部D13が形成されている。ここで、ポンチP11のラウンド部の突起部P11a側の部分と、ダイスDの凹部D1の内壁との間の距離d7は、他の部分の間隔よりも大きくなるように構成されている(d7>d)。
このようなポンチP及びダイスDを用いて、先端側部42aの長さをL+Ls(図9(B)参照)からL(完成品時の長さ)に戻しながら変形することにより、シース先端側部42aには、ポンチP11の突起部P11a及びラウンド部に対応する小径部及びラウンド部が形成され、このラウンド部の先端側に厚さd7(>d)の増肉部分42mが形成される。
[第4パターンの加工例]
図11(A)の加工例では、先端中央部に凸部P8aが設けられたポンチP8、及び、凹部D7及び凹部D8が設けられたダイスDを用いる。ポンチP8の凸部P8aの先端面は、平坦であり、その先端面の周辺部分にはラウンド部が設けられている。ポンチP8の凸部P8aの基端部は、その基端部から次第に拡径して円柱状の本体に連結されている。ダイスDは、丸みを帯びた底面を持つ凹部D7を有し、凹部D7の底面には、ポンチP8の凸部P8aに対応する凹部D8が形成されている。凹部D8の底面は、平坦であり、その周辺部分にはラウンド部が設けられている。
このようなポンチP及びダイスDを用いて、図5(B)に示すシース42の先端側部42aの長さをL+Lsの状態から、L(完成品時の長さ)の状態に戻しながら先端面42cを変形することにより、先端面42cの中央部に軸方向外側に突出する凸部42n(図11(A)参照)を形成する。このとき、凸部42n全体が、凸部42nの周囲の先端面42c及び先端側部42aの側壁(d)よりも薄肉化される。凸部42nの先端面は、平坦に形成され、その周辺部分にはラウンド部が形成される。
この構成では、軸方向外側に突出する凸部42nがシース42内側の窪み42pを形成する。そして、図11(B)に示すように、この窪み42p内にコイル状の発熱抵抗体44の先端側を収納し、シース42の外側から凸部42nの壁面を介して先端面42cと発熱抵抗体44とを溶接部45によって結合する。本加工例によるシースによれば、凸部42nの板厚を十分薄く形成することにより、シース42の外側から凸部42nの壁面を介してシース42と発熱抵抗体44とを溶接によって結合することが可能である。
なお、図6Dに示したシース42の凸部42iの内側の窪みに発熱抵抗体44の先端側を収納し、シース42の外側から凸部42iの壁面を介して先端面42cと発熱抵抗体44とを溶接によって結合することも可能である。また、図6D及び図11の凸部42i及び42nは、シース側壁の板厚dよりも薄い板厚で、シースの外側から凸部42i及び42nを介して発熱抵抗体44を溶接可能な十分薄い厚さに形成する必要がある。
[第5パターンの加工例]
図12(A)の加工例では、凹部P9aを有するポンチP9、および、凹部D9及び突起部D10を有するダイスDを用いる。ポンチPの先端面は丸みを帯びて形成されており、その先端面の中央部に凹部P9aが形成されている。凹部P9aの底面は平坦であり、その周辺部分にはラウンド部が設けられている。ダイスDの凹部D9は、平坦な底面を有し、その底面の周辺部分にはラウンド部が設けられている。凹部D9の底面の中央部分には、ポンチP9の凹部P9aに対応する突起部D10が設けられている。突起部D10の先端面は平坦であり、その周辺部分にはラウンド部が設けられている。
このようなポンチP9及びダイスDを用いて、図5(B)に示すシース42の先端側部42aの長さがL+Lsの状態から、L(完成品時の長さ)の状態に戻しながら先端面42cを変形することにより、シース42の先端面42cの中央部に軸方向内側に突出する凸部42qを形成する。このとき、凸部42q全体が、凸部42qの周囲の先端面42c及び先端側部42aの側壁(d)よりも薄肉化される。凸部42qの先端面は、平坦に形成され、その周辺部分にはラウンド部が形成される。
このように形成されたシース42内側において、図12(B)に示すように、凸部42qの外周面にコイル状の発熱抵抗体44の先端側を嵌合して仮固定し、シース42の外側から凸部42qの壁面を介して先端面42cと発熱抵抗体44とを溶接部45によって結合する。この構成では、凸部42qの板厚を十分薄く形成することにより、シース42の外側から凸部42qの壁面を介してシース42と発熱抵抗体44とを溶接によって結合することが可能である。
なお、図12の凸部42qは、シース側壁の板厚dよりも薄い板厚で、シースの外側から凸部42qを介して発熱抵抗体44を溶接可能な十分薄い板厚に形成する必要がある。
(作用効果)
以上述べた実施形態に係るシース加工方法によれば、板状部材からシースを製造するため、パイプ材から製造する場合に比較して、コストの点で有利である。
また、板状部材からプレス工法により筒状のシースを製造するため、溶接部を持たない円筒パイプ構造を安価に得ることができる。従って、高価なシームレス管を用いることなく、溶接継ぎ目のないグロープラグ用シースを製造することが可能であり、シースのコストダウン、ひいてはメタルグロープラグのコストダウンを図ることが可能である。
また、一般的な耐熱合金の円筒状パイプ素材は、コストの面から板材を曲げ加工し、開口部を溶接して得られるが、溶接の品質が悪いと高温で溶接部にクラックを生じる場合がある。本実施形態では、板状部材からプレス工法により筒状のシースを製造するため、溶接部を持たないシースを安価に製造可能であり、グロープラグ用シースとしての耐熱性を向上させることができる。
また、板状部材からプレス工法によりシースを製造するため、パイプ材からのプレス加工では非常に困難な先端部での増肉加工が可能である。
また、シースの長さを完成時の長さLよりも所定長さLsだけ長く形成した後、シースの長さを完成時の長さに戻しつつ、シースの先端部を所望の形状に整えるため、シース先端を増肉することが容易であり、またシース先端の一部を増肉化及び一部を薄肉化することが可能であり、シース先端形状の加工の自由度を向上することができる。このような加工方法によれば、スエージング工法では困難なシースの先端形状をプレス工法により容易に実現することができる。
なお、上記第1〜第5パターンの加工例で例示したように、本実施形態に係るシース加工方法によれば、シース先端形状を様々な形状に容易に加工可能であり、第1〜第5パターンの加工例に係るシース先端形状は、何れも量産性に優れている。
1 グロープラグ
2 ハウジング
22 内孔部 22a 大径孔
24 外周面 24a ねじ部 24b 六角部
4 シースヒータ
42 シース 42a 先端側部 42b 胴部 42c 先端面
42d 段部 42e 開口縁部 42f 穴
42g 角部 42h 凹部 42i 凸部
42j 凸部 42k 凸部 42m 増肉部分
42n 凸部 42p 窪み 42q 凸部
42r 余肉部分 42s1,42s2 テーパ部終点
44 抵抗発熱線
45 溶接部
46 耐熱絶縁紛体
6 絶縁ブッシュ
8 外部接続端子 8a 先端 8b ねじ部
10 電極取り出し金具
12 シール部材
14 ナット
D・・・・・・ダイス
P1−P14・・ポンチ

Claims (21)

  1. ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグのシース製造方法であって、
    板状部材(420)を準備する工程と、
    前記板状部材にプレス工法による加工を施して筒状のシース(42)を形成する工程と、を含み、
    前記板状部材にプレス工法による加工を施して筒状のシース(42)を形成する工程によって、前記シース(42)の先端面(42c)が平坦に形成されることを特徴とする、メタルグロープラグのシース製造方法。
  2. ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグのシース製造方法であって、
    板状部材(420)を準備する工程と、
    前記板状部材にプレス工法による加工を施して筒状のシース(42)を形成する工程と、を含み、
    前記シース(42)の長さを完成時の長さ(L)よりも所定長さ(Ls)だけ長く形成した後、プレス工法により前記シース(42)の長さを完成時の長さに戻しつつ、前記シースの先端部を所望の形状に整え、
    前記シースの先端部を所望の形状に整える工程によって、前記シース(42)の先端面(42c)の厚さは、側壁の厚さ(d)よりも厚く形成されることを特徴とする、メタルグロープラグのシース製造方法。
  3. ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグのシース製造方法であって、
    板状部材(420)を準備する工程と、
    前記板状部材にプレス工法による加工を施して筒状のシース(42)を形成する工程と、を含み、
    前記シース(42)の長さを完成時の長さ(L)よりも所定長さ(Ls)だけ長く形成した後、プレス工法により前記シース(42)の長さを完成時の長さに戻しつつ、前記シースの先端部を所望の形状に整え、
    前記シースの先端部を所望の形状に整える工程によって、前記シース(42)の先端面(42c)の角部(42g)の厚さ(a1)は、側壁の厚さ(d)よりも厚く形成されることを特徴とする、メタルグロープラグのシース製造方法。
  4. ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグのシース製造方法であって、
    板状部材(420)を準備する工程と、
    前記板状部材にプレス工法による加工を施して筒状のシース(42)を形成する工程と、を含み、
    前記シース(42)の長さを完成時の長さ(L)よりも所定長さ(Ls)だけ長く形成した後、プレス工法により前記シース(42)の長さを完成時の長さに戻しつつ、前記シースの先端部を所望の形状に整え、
    前記シースの先端部を所望の形状に整える工程によって、前記シース(42)の先端面(42c)の一部を薄肉化するとともに、他の部分を増肉したことを特徴とする、メタルグロープラグのシース製造方法。
  5. 請求項4に記載のメタルグロープラグのシース製造方法において、
    前記シース(42)の先端面(42c)において、中央部を薄肉化するとともに、該薄肉化された部分の周囲を増肉したことを特徴とする、メタルグロープラグのシース製造方法。
  6. ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグのシース製造方法であって、
    板状部材(420)を準備する工程と、
    前記板状部材にプレス工法による加工を施して筒状のシース(42)を形成する工程と、を含み、
    前記シース(42)の長さを完成時の長さ(L)よりも所定長さ(Ls)だけ長く形成した後、プレス工法により前記シース(42)の長さを完成時の長さに戻しつつ、前記シースの先端部を所望の形状に整え、
    前記シース(42)の先端面(42c)の一部を薄肉化するとともに、他の部分を増肉し、
    前記先端面(42c)の内側に凹部(42h)を形成することにより該先端面(42c)部分が薄肉化していることを特徴とする、メタルグロープラグのシース製造方法。
  7. ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグのシース製造方法であって、
    板状部材(420)を準備する工程と、
    前記板状部材にプレス工法による加工を施して筒状のシース(42)を形成する工程と、を含み、
    前記シース(42)の長さを完成時の長さ(L)よりも所定長さ(Ls)だけ長く形成した後、プレス工法により前記シース(42)の長さを完成時の長さに戻しつつ、前記シースの先端部を所望の形状に整え、
    前記シース(42)の先端面(42c)の一部を薄肉化するとともに、他の部分を増肉し、
    前記先端面(42c)の外側に凸部(42i)を形成することにより該先端面(42c)部分が薄肉化していることを特徴とする、メタルグロープラグのシース製造方法。
  8. ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグのシース製造方法であって、
    板状部材(420)を準備する工程と、
    前記板状部材にプレス工法による加工を施して筒状のシース(42)を形成する工程と、を含み、
    前記シース(42)の長さを完成時の長さ(L)よりも所定長さ(Ls)だけ長く形成した後、プレス工法により前記シース(42)の長さを完成時の長さに戻しつつ、前記シースの先端部を所望の形状に整え、
    前記シース(42)の長さを完成時の長さ(L)に戻しつつ、前記先端面(42c)に凸部(42i;42j;42k;42n;42q)を形成し、
    前記凸部(42i;42n;42q)の肉厚は、前記シース(42)の側壁の厚さ(d)よりも薄く形成されることを特徴とする、メタルグロープラグのシース製造方法。
  9. 請求項8に記載のメタルグロープラグのシース製造方法において、
    前記凸部(42i;42n)を前記シース(42)の軸方向外側に向かって形成することにより前記シース内側に窪み(42p)を設け、
    前記凸部(42i;42n)の厚さは、該窪み(42p)に発熱抵抗体(44)を収納した状態で、前記シースの外側から前記発熱抵抗体を溶接(45)可能な厚みに形成されていることを特徴とする、
    メタルグロープラグのシース製造方法。
  10. 請求項8に記載のメタルグロープラグのシース製造方法において、
    前記凸部(42q)を前記シースの軸方向内側に向かって形成し、
    前記凸部(42q)の厚さは、該凸部(42q)の外周面に発熱抵抗体(44)を嵌合した状態で、前記シースの外側から前記発熱抵抗体を溶接(45)可能な厚みに形成されていることを特徴とする、
    メタルグロープラグのシース製造方法。
  11. ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグのシース製造方法であって、
    板状部材(420)を準備する工程と、
    前記板状部材にプレス工法による加工を施して筒状のシース(42)を形成する工程と、を含み、
    前記シース(42)の長さを完成時の長さ(L)よりも所定長さ(Ls)だけ長く形成した後、プレス工法により前記シース(42)の長さを完成時の長さに戻しつつ、前記シースの先端部を所望の形状に整え、
    前記シース(42)の長さを完成時の長さ(L)に戻しつつ、前記先端面(42c)に凸部(42i;42j;42k;42n;42q)を形成し、
    前記凸部(42j;42k)の先端面の厚さ(d2;d3)は、該凸部(42j;42k)の周囲部分の厚さよりも厚く形成されることを特徴とする、メタルグロープラグのシース製造方法。
  12. ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグのシース製造方法であって、
    板状部材(420)を準備する工程と、
    前記板状部材にプレス工法による加工を施して筒状のシース(42)を形成する工程と、を含み、
    前記シース(42)の長さを完成時の長さ(L)よりも所定長さ(Ls)だけ長く形成した後、プレス工法により前記シース(42)の長さを完成時の長さに戻しつつ、前記シースの先端部を所望の形状に整え、
    前記シース(42)の先端面(42c)に穴(42f)が設けられており、該穴(42f)の周囲を軸方向に立ち上げることにより、該軸方向に立ち上げた部分(42r)を余肉部分として、前記シースの長さを完成時の長さ(L)よりも所定長さ(Ls)だけ長く形成し、
    前記シース(42)の長さを完成時の長さに戻す際に前記余肉部分を潰して、前記シースの先端部を所望の形状(42m)に整えることを特徴とする、
    メタルグロープラグのシース製造方法。
  13. 請求項12に記載のメタルグロープラグのシースの製造方法において、
    前記シース(42)の長さを完成時の長さに戻す際に前記余肉部分を潰して、前記シースの先端縁に増肉部分(42m)を形成することを特徴とする、メタルグロープラグのシース製造方法。
  14. ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグの製造方法において、
    シース(42)の先端面(42c)内側に発熱抵抗体(44)を配置する工程と、
    前記発熱抵抗体(44)を前記シースの壁面を介して溶接(45)する工程と、を含み、
    前記シース先端面(42c)に、軸方向外側に向かって突出する凸部(42i,42n)を設け、
    前記発熱抵抗体(44)を配置する工程において、該凸部(42i,42n)の内側に前記発熱抵抗体(44)の先端を収容し、
    前記溶接(45)する工程において、前記凸部(42i,42n)の壁面を介して前記発熱抵抗体(44)を溶接することを特徴とする、メタルグロープラグの製造方法。
  15. ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグの製造方法において、
    シース(42)の先端面(42c)内側に発熱抵抗体(44)を配置する工程と、
    前記発熱抵抗体(44)を前記シースの壁面を介して溶接(45)する工程と、を含み、
    前記シース先端面(42c)に、軸方向内側に向かって突出する凸部(42q)を設け、
    前記発熱抵抗体(44)を配置する工程において、該凸部(42q)の外周面に前記発熱抵抗体(44)の先端を嵌合し、
    前記溶接(45)する工程において、前記凸部(42q)の壁面を介して前記発熱抵抗体(44)を溶接することを特徴とする、メタルグロープラグの製造方法。
  16. ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグのシースであって、
    板状部材(420)にプレス工法による加工を施して形成された、筒状の側壁部と、該側壁部の先端側に形成された先端面(42c)とを備え、
    前記シース(42)の長さを完成時の長さ(L)よりも所定長さ(Ls)だけ長く形成した後、プレス工法により前記シース(42)の長さを完成時の長さに戻しつつ、前記先端面(42c)を所望の形状に整えることにより、前記先端面(42c)の厚さは、前記側壁部の厚さ(d)よりも厚く形成されていることを特徴とする、メタルグロープラグのシース。
  17. ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグのシースであって、
    板状部材(420)にプレス工法による加工を施して形成された、筒状の側壁部と、該側壁部の先端側に形成された先端面(42c)とを備え、
    前記シース(42)の長さを完成時の長さ(L)よりも所定長さ(Ls)だけ長く形成した後、プレス工法により前記シース(42)の長さを完成時の長さに戻しつつ、前記先端面(42c)を所望の形状に整えることにより、前記先端面(42c)の角部(42g)の厚さ(a1)は、側壁部の厚さ(d)よりも厚く形成されていることを特徴とする、メタルグロープラグのシース。
  18. ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグのシースであって、
    筒状の側壁部と、該側壁部の先端側に形成された先端面(42c)とを備え、
    前記先端面(42c)の内側に凹部(42h)又は外側に凸部(42i)が形成されており、該先端面(42c)部分が薄肉化されていることを特徴とする、メタルグロープラグのシース。
  19. ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグのシースであって、
    板状部材(420)にプレス工法による加工を施して形成された、筒状の側壁部と、該側壁部の先端側に形成された先端面(42c)とを備え、
    前記シース(42)の長さを完成時の長さ(L)よりも所定長さ(Ls)だけ長く形成した後、プレス工法により前記シース(42)の長さを完成時の長さに戻しつつ、前記先端面(42c)を所望の形状に整えることにより、前記先端面(42c)に凸部(42j;42k)が形成されており、前記凸部(42j;42k)の先端面の厚さ(d2;d3)は、該凸部(42j;42k)の周囲部分の厚さよりも厚く形成されていることを特徴とする、メタルグロープラグのシース。
  20. ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグであって、
    筒状の側壁部と、該側壁部の先端側に形成された先端面(42c)とを有するシース(42)と、
    前記シース内に配置された発熱抵抗体(44)とを備え、
    前記発熱抵抗体(44)と前記先端面(42c)とは、前記先端面(42c)の壁面を介した溶接(45)によって連結され、
    前記シース先端面(42c)には、軸方向外側に向かって突出する凸部(42i,42n)が設けられており、
    前記発熱抵抗体(44)の先端が、前記凸部(42i,42n)の内側に収容されると共に、前記凸部(42i,42n)の壁面を介した溶接(45)によって前記凸部(42i,42n)に連結されていることを特徴とする、メタルグロープラグ。
  21. ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグであって、
    筒状の側壁部と、該側壁部の先端側に形成された先端面(42c)とを有するシース(42)と、
    前記シース内に配置された発熱抵抗体(44)とを備え、
    前記発熱抵抗体(44)と前記先端面(42c)とは、前記先端面(42c)の壁面を介した溶接(45)によって連結され、
    前記シース先端面(42c)には、軸方向内側に向かって突出する凸部(42q)が設けられており、
    前記発熱抵抗体(44)の先端が、前記凸部(42q)の外周面に嵌合すると共に、前記凸部(42q)の壁面を介した溶接(45)によって前記凸部(42q)に連結されていることを特徴とする、メタルグロープラグ。
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