JP5556321B2 - 車両用シートのヘッドレストサポート取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、シート内部の構造体に固定されたブラケットに、取付部品がシート表皮に開けられた取付孔を介して取り付けられる車両用シートのヘッドレストサポート取付構造に関する。
車両用シートのシートバックに取り付けられるヘッドレストは、シートバックに対して高さ調節自在とされており、シートバックフレームの上部に固定された筒状のブラケットにヘッドレストサポートを挿入し、このヘッドレストサポートにヘッドレストステーが複数位置でロック可能に挿入されて成る(下記特許文献1参照)。ヘッドレストサポートは筒状のブラケットに挿入して固定されるものであるため、ヘッドレストサポートとブラケットとの間には僅かな隙間が設けられており、製造上のバラツキによっては隙間が大きくなり、車両走行中にヘッドレストサポートとブラケットとが干渉して異音が発生することがある。そこで、従来はヘッドレストサポートの外周上に緩衝材としてのフェルトテープを貼り付け、ヘッドレストサポートとブラケットとが直接接触しないようにして異音対策としている。
特開平8−66269号公報
しかし、かかる従来の異音対策では、フェルトテープが別途必要になるのみならず、これをヘッドレストサポートに貼り付ける作業が必要で生産性が悪い。
本発明は、このような問題に鑑み、ヘッドレストサポートのような車両用シートへの取付部品の周りにあるシート表皮を緩衝材とすることにより、緩衝材として別部品を用いることなく生産性も悪くせず異音対策を施すことを課題とする。
本発明の第1発明は、シート内部の構造体に固定された筒状のヘッドレスト支持用ブラケットに、ヘッドレストサポートがシート表皮に開けられた取付孔を介して挿入して取り付けられる車両用シートのヘッドレストサポート取付構造において、前記シート表皮を前記取付孔の内側へ延ばして延伸部を形成し、前記ヘッドレストサポートを前記ブラケットに取り付ける際に前記延伸部が前記ヘッドレストサポートと前記ブラケットとの間に介挿され、前記ヘッドレストサポートは、その先端側が前記ブラケットの筒状内に挿入されると共に、その頭部が前記ブラケットの先端部外側に位置し、前記延伸部は、前記ヘッドレストサポートの先端側外周壁と前記ブラケットの内周壁との間、並びに前記ヘッドレストサポートの頭部と前記ブラケットの先端部との間で、前記ブラケットの軸方向と交差する方向、並びに軸方向からそれぞれ挟持されていることを特徴とする車両用シートのヘッドレストサポート取付構造である。
第1発明によれば、シート表皮の延伸部がヘッドレストサポートとブラケットとの間に介挿されて緩衝材として機能するため、緩衝材として別部品を用いることなく生産性も悪くせず異音対策を施すことができる。
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記取付孔に対応する位置の前記シート表皮に、互いに交わる2本の直線を成すように切れ目を入れることによって、4つの三角形状の前記延伸部が形成されることを特徴とする車両用シートのヘッドレストサポート取付構造である。
第2発明によれば、2本の切れ目を入れるのみで取付孔と延伸部とを同時に形成することができ生産性が良い。しかも、延伸部が等間隔に4つ形成され、ヘッドレストサポートと筒状ブラケットとの間に等間隔に延伸部が介挿されるため、ヘッドレストサポート周りの全方向でブラケットと干渉しないようにでき、より確実に異音対策を施すことができる。
本発明の一実施形態である車両用シートのヘッドレスト部分の組立説明図である。 図1の一方のヘッドレストサポート部周辺の拡大垂直断面図である。 本発明の一実施形態におけるシート表皮の斜視図である。 図3のシート表皮の切れ目を折り曲げた状態を示す斜視図である。 図4のシート表皮のV−V線垂直断面図である。 図2の円VIで囲んだ部分の拡大図である。 図3のシート表皮の変形例を示す斜視図である。
本発明を実施する形態について図に従って説明する。
この実施形態は、本発明をヘッドレストサポートの取付構造に適用した場合であり、図1において、車両用シートのシートバック1の構造体であるシートバックフレーム3の上部には、ヘッドレストサポート6を受け入れるように筒形に形成されたブラケット4が溶接により左右一対設けられている。ブラケット4には樹脂製のヘッドレストサポート6が挿入され、ヘッドレストサポート6にはヘッドレスト2のステー5が挿入される。
図2は、ブラケット4にヘッドレストサポート6が挿入された状態を示し、ブラケット4やシートバックフレーム3の周りにはシートパッド11が配置され、シートパッド11の表面にはシート表皮16が被せられている。シート表皮16は、図示は省略したが、一般的なものと同様、3層構造とされており、表層側から順にファブリック等の表皮材、ウレタン製のカバーパッド、及び織物である裏基布から成る。
シートパッド11のシート表皮16と反対側の内面側には表面の保護を図るための裏面材12が設けられている。また、シートパッド11の一部にはシートパッド11の形状保持のためにプレスフェルト14が配置され、そのプレスフェルト14に対してシートパッド11を挟んで対向する位置にはバックボード15が設けられている。これらの構成は、従来公知のものと同様であり、詳細な説明は省略する。
シート表皮16のうちヘッドレストサポート6が貫通する取付孔部分には、図3に良く示されるように互いに直交する2本の直線を成す切れ目16a、16bが入れられている。ヘッドレストサポート6がこの切れ目16a、16bを貫通することにより、図4、5に良く示されるように三角形の4個の延伸部17a、17b、17c、17dがヘッドレストサポート6の挿入方向に形成され、この延伸部17a、17b、17c、17dはヘッドレストサポート6のブラケット4内への挿入に伴って、図6に良く示されるようにヘッドレストサポート6とブラケット4との間に介挿される。ブラケット4は四角筒に形成され、ヘッドレストサポート6はこのブラケット4と嵌り合うように形成されているため、四つの延伸部17a、17b、17c、17dがブラケット4の4辺内にそれぞれ均等に配置されるように切れ目16a、16bが入れられている。なお、ここではブラケット4が四角筒形状であるため延伸部17a、17b、17c、17dは均等形状の4片であることが好ましいが、ブラケット4の形状によっては切れ目を3つ以上として延伸部を6個以上としても良い。また、上記では切れ目を成す2つの直線が互いに直交するようにしたが、必ずしも直交しなくても良い。本発明における課題である異音が発生する場所に延伸部が効果的に配置されるように延伸部を形成すれば良い。なお、図3、図4は便宜的にシート表皮16を部分的に切り取った形で示している。
以上述べたとおり、一実施形態では、シート表皮16に入れられた切れ目16a、16bによって形成された延伸部17a、17b、17c、17dがヘッドレストサポート6とブラケット4との間に挿入されるためヘッドレストサポート6とブラケット4との間に隙間があっても、その隙間がシート表皮16の延伸部17a、17b、17c、17dによって充填され、車両走行時の振動が当該部に伝わってもヘッドレストサポート6とブラケット4とが直接触れ合うことはなく、ヘッドレストサポート6とブラケット4との間に介挿されたシート表皮16の延伸部17a、17b、17c、17dが緩衝材となり、異音の発生は抑制される。上述のようにシート表皮16は3層構造とされており、その中には弾力性を備えたファブリック等の表皮材やカバーパッドが含まれているため、振動抑制効果は高い。
図7はシート表皮16に入れられる切れ目の変形例であり、この場合は図示のとおりヘッドレストサポート6の貫通部に略ジグザグ状の切れ目16cを入れた場合である。この切れ目16cにヘッドレストサポート6を挿入すると、互いに対向する位置に一つづつの四角形の延伸部18a、18bができ、それらがヘッドレストサポート6とブラケット4との間に介挿される。
以上一実施形態について説明したが、本発明は、その発明思想の範囲内で各種形態で実施可能である。
1 車両用シートのシートバック
2 ヘッドレスト
4 ブラケット
6 ヘッドレストサポート
16 シート表皮
16a、16b、16c 切れ目
17a、17b、17c、17d、18a、18b 延伸部

Claims (2)

  1. シート内部の構造体に固定された筒状のヘッドレスト支持用ブラケットに、ヘッドレストサポートがシート表皮に開けられた取付孔を介して挿入して取り付けられる車両用シートのヘッドレストサポート取付構造において、前記シート表皮を前記取付孔の内側へ延ばして延伸部を形成し、前記ヘッドレストサポートを前記ブラケットに取り付ける際に前記延伸部が前記ヘッドレストサポートと前記ブラケットとの間に介挿され、前記ヘッドレストサポートは、その先端側が前記ブラケットの筒状内に挿入されると共に、その頭部が前記ブラケットの先端部外側に位置し、前記延伸部は、前記ヘッドレストサポートの先端側外周壁と前記ブラケットの内周壁との間、並びに前記ヘッドレストサポートの頭部と前記ブラケットの先端部との間で、前記ブラケットの軸方向と交差する方向、並びに軸方向からそれぞれ挟持されていることを特徴とする車両用シートのヘッドレストサポート取付構造。
  2. 請求項1の車両用シートのヘッドレストサポート取付構造において、前記取付孔に対応する位置の前記シート表皮に、互いに交わる2本の直線を成すように切れ目を入れることによって、4つの三角形状の前記延伸部が形成されることを特徴とする車両用シートのヘッドレストサポート取付構造。
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