JP5551006B2 - 車両構造 - Google Patents

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Description

この発明は、車両側部に入力された衝撃荷重を、車体の車幅方向中央側に効率良く伝達する機能を備えた車両構造に関するものである。
車両の側部に衝撃荷重が入力されたときに、その荷重を車体の車幅方向中央側(例えば、センターコンソール)にスムーズに伝達するために、乗員の着座するシートに荷重伝達部材を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この車両構造は、シートに車幅方向に延出する荷重伝達ビームが設けられるとともに、シートの車外側の側部にサイドドアに対向する荷重受け部が設けられ、車両の側部から衝撃荷重が入力されてサイドドアが変形したときに、サイドドアが荷重受け部に当接し、荷重受け部とシート内の荷重伝達ビーム部を通して荷重をセンターコンソールに伝達するようになっている。
また、サイドドアの内部には、衝撃荷重の入力時に、その荷重をシート側の荷重受け部に効率良く伝達するために、エネルギー吸収機能を持つ荷重伝達部材がドア幅方向に亙って配置されている。
特公昭61−35017号公報
しかし、この従来の車両構造においては、サイドドアの内部の決められた位置(シート側の荷重受け部に対向する位置)に荷重伝達部材をドア幅方向に亙って配置する必要があるため、サイドドアの内部のレイアウトが大幅に制約されてしまう。
また、この従来の車両構造の場合、サイドドア内の荷重伝達部材が配置される部位はその他の空洞になっている部位に対して相対的に剛性が高くなるため、衝撃荷重がサイドドア内の荷重伝達部材と同じ高さに入力されたときには問題ないが、その他の部位(特に、高さ方向でずれた位置)に衝撃荷重が入力されたときには、その部位が先に変形してしまい、シート側の荷重受け部へのスムーズな荷重伝達が阻害されてしまう。
そこでこの発明は、サイドドア内の部品レイアウトを大幅に制約することなく、車体側部に入力された衝撃荷重をサイドドアからシート側の荷重伝達部材に常に確実に伝達することのできる車両構造を提供しようとするものである。
この発明に係る車両構造では、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
請求項1に係る発明は、車両の側部に設けられたサイドドア(例えば、実施形態のフロントサイドドア3)と、前記車両の車室内に設けられたシート(例えば、実施形態のシート6)と、このシートに設けられ、前記サイドドアからシート側部に入力された衝撃荷重を車体の車幅方向の中央側に伝達する荷重伝達部材(例えば、実施形態の荷重受けブロック15及び荷重伝達プレート14)と、を備え、前記荷重伝達部材は、前記シートの左右方向の一側に設けられる側部フレーム(例えば、実施形態の側部フレーム11a)と、前記シートの左右方向の他側に設けられる側部フレーム(例えば、実施形態の側部フレーム11b)とを連結するようにシート幅方向に延在し、前記サイドドアは、上端から下端までの間で最も剛性が低くなる低剛性部(例えば、実施形態の狭窄部27)を備え、前記低剛性部は、車幅方向の外側から見て前記荷重伝達部材と重なる位置に設けられていることを特徴とする。
これにより、車体側部に衝撃荷重が入力されると、サイドドアは、低剛性部を基点として車幅方向内側に曲げ変形しようとする。このため、衝撃荷重がサイドドア上のシート側の荷重伝達部材とずれた位置に入力された場合であっても、サイドドアはシート側の荷重伝達部材と重なる部位が最初に車室内側に迫り出すように屈曲し、その屈曲部がシート側の荷重伝達部材に当接するようになる。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る車両構造において、前記サイドドアは、該サイドドアの内部で該サイドドアの上端から下端まで延出するドア内部補強部材(例えば、実施形態の第1のスチフナ30)を備え、前記ドア内部補強部材と前記サイドドアのドアパネルとで上下方向に延出する閉断面が形成され、前記低剛性部は、前記閉断面の断面積の最も小さい狭窄部(例えば、実施形態の狭窄部27)によって構成されていることを特徴とする。
これにより、サイドドアは、ドア内部補強部材とドアパネルで形成された上下方向に延出する閉断面構造によって上下方向の剛性が高められる。サイドドアに大きな衝撃荷重が入力されたときには、ドア内部補強部材とドアパネルによる閉断面は狭窄部を基点として車室内側に屈曲するようになる。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る車両構造において、前記ドア内部補強部材は、前記サイドドアの車両前後方向の一端に設けられ、前記サイドドアの車両前後方向の一端には、前記ドア内部補強部材の前記狭窄部と同じ高さ、かつ前記閉断面の外側となる位置に、該サイドドアと他の部材を相互に連結する連結機構(例えば、実施形態のラッチ機構32)が設けられていることを特徴とする。
これにより、連結機構は、ドア内部補強部材とドアパネルによる閉断面のうちの最も断面積の小さい部位の外側に効率良く配置されることになる。また、連結機構を閉断面の内側に配置する場合と異なり、閉断面の壁に大きな開口等を設ける必要がなくなる。
請求項4に係る発明は、請求項3に係る車両構造において、前記車両は、センターピラーの無いドア開口部(例えば、実施形態のドア開口部2)をフロントサイドドア(例えば、実施形態のフロントサイドドア3)とリヤサイドドア(例えば、実施形態のリヤサイドドア4)によって開閉するセンターピラーレス車両であり、前記連結機構は、前記フロントサイドドアとリヤサイドドアとを、少なくとも衝撃荷重の入力時に連結する機構であることを特徴とする。
センターピラーレス車両では、車両側部から衝撃荷重を受けたときにセンターピラーで荷重を受けることができないが、フロントサイドドアとリヤサイドドアのうちの少なくとも一方が、内部補強部材によって上下方向に亙って補強されるとともに、フロントサイドドアとリヤサイドドアが連結機構によって連結されるため、衝撃荷重がフロントサイドドアとリヤサイドドアの全域に分散支持され易くなる。また、これらのサイドドアが車室内側に屈曲変形する場合には、ドア内部補強部材とドアパネルによる閉断面部分が狭窄部を基点として屈曲する。
請求項5に係る発明は、請求項4項に係る車両構造において、前記フロントサイドドアとリヤサイドドアのうちの一方のサイドドアに前記内部補強部材が設けられ、前記フロントサイドドアとリヤサイドドアのうちの他方のサイドドアの、前記一方のサイドドアと隣接する側の端部に、当該他方のサイドドアの上端から下端まで延出する第2のドア内部補強部材(例えば、実施形態の第2のスチフナ35)が設けられていることを特徴とする。
これにより、車両の側部に衝撃荷重が入力されたときには、他方のサイドドアの一方のサイドドアに隣接する側の端部の変形が第2のドア内部補強部材によって抑制されるようになる。
請求項6に係る発明は、請求項5に係る車両構造において、前記第2のドア内部補強部材に、前記一方のサイドドアの前記連結機構と係合する係合部材(例えば、実施形態のストライカ31)が取り付けられていることを特徴とする。
これにより、他方のサイドドアの側部に衝撃荷重が入力されると、係合部材を通して一方のサイドドア側の連結機構に荷重が伝達され、その荷重が一方のサイドドアの狭窄部の近傍に入力されるようになる。
請求項7に係る発明は、請求項6に係る車両構造において、前記第2のドア内部補強部材と前記他方のサイドドアのドアパネルとで上下方向に延出する第2の閉断面が形成され、前記第2の閉断面は、車幅方向外側から見て前記係合部材の取り付けられる位置が、最も断面積の小さい第2の狭窄部(例えば、実施形態の第2の狭窄部39)とされていることを特徴とする。
これにより、他方のサイドドアは、第2のドア内部補強部材とドアパネルによって形成された上下方向に延出する閉断面構造によって上下方向の剛性が高められる。また、他方のサイドドアに大きな衝撃荷重が入力されたときには、第2の内部補強部材とドアパネルによる第2の閉断面は第2の狭窄部を基点として車室内側に屈曲変形するようになる。
請求項8に係る発明は、請求項7に係る車両構造において、前記第2のドア内部補強部材は、前記係合部材が取り付けられる位置において、前記係合部材の取り付け面に対して垂直な断面長さが最も短く設定されていることを特徴とする。
これにより、第2のドア内部補強部材上の係合部材の取り付け面は充分な幅が確保され、その分、第2のドア内部補強部材の係止部材の取り付け面と垂直な断面長さが短く設定されることにより、その部位における断面積が充分に小さくなる。
請求項9に係る発明は、請求項3〜8のいずれか1項に係る車両構造において、前記連結機構はラッチ機構(例えば、実施形態のラッチ機構32)であり、前記ラッチ機構は、前記ドア内部補強部材と前記サイドドアの車外側のドアパネルとの間に介在されていることを特徴とする。
これにより、車両側部から衝撃荷重が入力されたときには、剛体であるラッチ機構を通して早期に荷重がシート側の荷重伝達部材に伝達されるようになる。
請求項1に係る発明によれば、サイドドアに低剛性部が設けられ、その低剛性部が、車幅方向の外側から見てシート側の荷重伝達部材と重なる位置に設けられているため、車両側方からの衝撃荷重の入力時には、シート側の荷重伝達部材と荷重入力位置とのずれに拘わらず、常に、サイドドアの低剛性部を車室内側に確実に屈曲させ、サイドドアからシート側の荷重伝達部材に荷重を伝達することができる。また、この発明においては、サイドドア内の特定位置に荷重伝達部材をドア幅方向に亙って配置する必要がないため、サイドドア内の部品レイアウトを大幅に制限することもない。
請求項2に係る発明によれば、ドア内部補強部材とサイドドアのドアパネルとにより、サイドドアの上端から下端まで延出する閉断面構造が設けられていることから、車両側部から衝撃荷重が入力されたときにおけるサイドドアの全体的な変形を抑制することができるうえ、閉断面の狭窄部によって容易に低剛性部を設定することができる。
請求項3に係る発明によれば、ドア内部補強部材とドアパネルによる閉断面のうちの最も断面積の小さい部位の外側に連結機構が配置されることから、連結機構をサイドドア内に効率良く配置して他の部材の実装スペースを充分に確保することができる。また、ドア内部補強部材とドアパネルによる閉断面の壁に連結機構を設置するための大きな開口等を設ける必要がないことから、加工を容易化し、製造コストの低減を図ることができる。
請求項4に係る発明によれば、センターピラーレス車両において、衝撃荷重の入力時にフロントサイドドアとリヤサイドドアが連結機構によって連結されることから、フロントサイドドアやリヤサイドドアに入力される衝撃荷重を、連結機構を通して両者の全域に分散支持させることができるうえ、いずれのサイドドアに衝撃荷重が入力された場合にも、ドア内部補強部材の狭窄部を基点として、一方のサイドドアを車室内側に屈曲させて荷重をシート側の荷重伝達部材に確実に伝達することができる。
請求項5に係る発明によれば、他方のサイドドアの一方のサイドドアに隣接する側の端部に、他方のサイドドアの上端から下端まで延出する第2のドア内部補強部材が設けられていることから、他方のサイドドアの側部に衝撃荷重が入力されたときに、他方のサイドドアの変形を抑制することができる。
請求項6に係る発明によれば、第2のドア内部補強部材が係合部材を介して一方のサイドドアの連結機構と係合することから、他方のサイドドアに衝撃荷重が入力されたときに、係合部材と連結機構を通して一方のサイドドアの狭窄部に効率良く荷重を伝達することができる。したがって、他方のサイドドアに衝撃荷重が入力されたときにおいても、衝撃荷重をシート側の荷重伝達部材に速やかに伝達することができる。
請求項7に係る発明によれば、第2のドア内部補強部材と他方のサイドドアのドアパネルによって第2の閉断面が形成され、この第2の閉断面のうちの、係合部材が取り付けられる部位が第2の狭窄部とされていることから、第2の閉断面によって他方のサイドドアの上下方向全域の剛性を高めることができるとともに、他方のサイドドアのいずれの部位に衝撃荷重が入力された場合にも、第2の狭窄部を基点として他方のサイドドアを屈曲させ易くし、衝撃荷重を係合部材と連結機構を通して一方のサイドドアの狭窄部の近傍に伝達することができる。したがって、他方のサイドドアに衝撃荷重が入力された場合にも、一方のサイドドアを、狭窄部を基点として確実に車室内側に屈曲させ、衝撃荷重をシート側の荷重伝達部材に伝達することができる。
請求項8に係る発明によれば、第2のドア内部補強部材上の第2の狭窄部となる部位では、係合部材の取り付け面に対して垂直な断面長さが最も短く設定されていることから、係止部材の取り付け面の充分な幅の確保と、閉断面の縮小化を実現することができる。
請求項9に係る発明によれば、ドア内部補強部材とサイドドアの車外側のドアパネルとの間に剛体であるラッチ機構が介在されることから、車両側部からラッチ機構の高さに衝撃荷重が入力されたときにラッチ機構を利用してドア内部補強部材に早期に荷重を伝達することができる。
この発明の一実施形態の車両の側面図である。 この発明の一実施形態の図1のD−D断面に対応する車両の断面図である。 この発明の一実施形態のフロントサイドドアとリヤサイドドアのドアアウタパネルを取り去った側面図である。 この発明の一実施形態のドアインナパネルを取り去ったフロンササイドドアを車室内方向から見た斜視図である。 この発明の一実施形態の図1のA−A断面に対応する断面図である。 この発明の一実施形態の図1のB−B断面に対応する断面図である。 この発明の一実施形態の図1のC−C断面に対応する断面図である。 この発明の他の実施形態の図1のC−C断面に対応する断面図である。 この発明の他の実施形態の一部の部品の斜視図である。
以下、この発明の一実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。なお、以下の説明においては、特別に断らない限り、前後と上下は車両に対しての前後と上下を意味するものとする。
図1は、この実施形態の車両1を車外側の左側面から見た図であり、同図中2は、車体側部に設けられたドア開口部、3,4は、ドア開口部2に開閉可能に取り付けられたフロントサイドドアとリヤサイドドアである。この車両1は、ドア開口部2の前後方向中央にセンターピラーを持たないセンターピラーレス車両であり、フロントサイドドア3は、前端部側のドアヒンジ5,5を介して車体のドア開口部2の前縁に回動自在に取り付けられ、リヤサイドドア4は、車体のドア開口部2の後半領域に、図示しないスライド機構を介して前後スライド可能に取り付けられている。
図2は、図1のD−D断面に対応する車両1の断面図であり、同図中6は、前席側のシート、7は、ドア開口部2の下縁に設けられた車体強度部材であるサイドシル、8は、車体フロア9の車幅方向の中央に固定設置されたセンターコンソールである。
シート6は、乗員の臀部を支持するシートクッション10と、乗員の腰部及び胸部(背部)を支持するシートバック11と、このシートバック11の上部に支持されて、乗員の頭部及び首部を支持するヘッドレスト12と、を備えている。シートクッション10は、シートレール13を介して車体フロア9に前後方向にスライド可能に取り付けられており、シートバック11は、図示しないリクライニング機構を介してシートクッション10の後端部に傾動可能に連結されている。
シートバック11の上下方向の略中央には、シート幅方向に延出してシートバック11の左右の側部フレーム11a,11bを連結する荷重伝達プレート14が取り付けられている。この荷重伝達プレート14は、シート幅方向に延出する複数の梁部が連続して屈曲して形成され、車幅方向外側の側部フレーム11aに入力された荷重を効率良く車幅方向内側の側部フレーム11bに伝達するようになっている。
車幅方向外側の側部フレーム11aのうちの、荷重伝達プレート14の上端部に対応する部位には、ハニカム構造の樹脂ブロックである荷重受けブロック15が取り付けられている。同様の荷重受けブロック16,17は、車幅方向外側と内側の各側部フレーム11a,11bの下端にも取り付けられている。車幅方向外側の各荷重受けブロック15,16はフロントサイドドア3の車室内側面に対向しており、車幅方向内側の荷重受けブロック17は、センターコンソール8の側面に対向している。この実施形態の場合、荷重受けブロック15と荷重伝達プレート14が、車両側部に入力された衝撃荷重を車体の車幅方向中央側に伝達するこの発明における荷重伝達部材を構成している。
フロントサイドドア3とリヤサイドドア4は、ドアアウタパネル3a,4a(図3〜図7参照)とドアインナパネル3b,4bがヘミング加工によって相互に接合され、各ドアアウタパネル3a,4aとドアインナパネル3b,4bの間に図示しないウィンドウレギュレータ等のドア内蔵部品が収容配置されている。また、フロントサイドドア3とリヤサイドドア4の各上半部にはドアサッシュ18,19(図1参照)が設けられ、各ドアサッシュ18,19の内側にサイドドアガラス20,20が昇降可能に保持されている。
図3は、ドアアウタパネル3a,3bを取り去ったフロントサイドドア3とリヤサイドドア4を車外側から見た側面図であり、図4は、ドアインナパネル3bを取り去ったフロントサイドドア3を車室内側から見た斜視図、図5〜図7は、フロントサイドドア3とリヤサイドドア4のそれぞれ閉じた状態での断面図である。なお、図5〜図7において、28,29は、フロントサイドドア3とリヤサイドドア4が閉じられた状態において、両サイドドア3,4の車外側と車室内側の各突き合わせ部間を密閉するシールリップ(ウェザーストリップ)である。
フロントサイドドア3のドアインナパネル3bの後縁部にはドア内部補強部材である第1のスチフナ30が取り付けられている。この第1のスチフナ30は、ドアインナパネル3bのドアアウタパネル3aと対向する側の面に、ドアインナパネル3bの上端から下端に亙る範囲に溶接固定されている。第1のスチフナ30は、図5〜図7に示すように、ドアインナパネル3bに対して前縁部と後縁部でそれぞれ接合され、ドアインナパネル3bとともに同パネル3bの上端部から下端部に延出する閉断面を形成している。
第1のスチフナ30とドアインナパネル3bによる連続した閉断面の上下の端部には、上部ロック機構21と下部ロック機構22がそれぞれ取り付けられている。上部ロック機構21と下部ロック機構22は、フロントサイドドア3のドアロック操作時に、フロントサイドドア3の後端部の上下をそれぞれ車体側のルーフサイドレール23(図1参照)とサイドシル7に機械的に固定する。また、図1,図3に示すように、フロントサイドドア3内のドアインナパネル3bの前方側の下縁部と、第1のスチフナ30の下縁部の間には、車体前後方向に延出するドアビーム24がブラケット25,25を介して取り付けられている。
ところで、第1のスチフナ30は、図1,図3に示すように、フロントサイドドア3の上端部からほぼ3分の2の長さ範囲までは車体前後方向にほぼ一定幅に形成され、それよりも下方側は車体前後方向の幅が前方側に末広がりに拡がって形成されている。ただし、図5〜図7に示すように、フロントサイドドア3の上端部からほぼ3分の2の長さ範囲までは、第1のスチフナ30の後縁部がドアインナパネル3bの車外側に屈曲した後端面3beに接合されているのに対し、上端部からほぼ3分の2の距離よりも下方側の範囲では、第1のスチフナ30の後縁部がドアインナパネル3bの後端面3beよりも前方側に迫り出した領域に接合されている。したがって、第1のスチフナ30の上端部からほぼ3分の2の距離にある領域では、第1のスチフナ30とドアインナパネル3bによる閉断面の車体前後の長さの大幅な増大が抑えられている。
また、図4,図7に示すように、第1のスチフナ30の上端部からほぼ3分の2の距離にある領域には、ドアインナパネル3b側に向かって台形状に窪んだ窪み部26が設けられ、その窪み部26によって第1のスチフナ30とドアインナパネル3bによる閉断面のドア厚み方向の幅が狭められている。したがって、第1のスチフナ30とドアインナパネル3bによる閉断面は、窪み部26部分の断面積が上下方向で最も小さく、この部分が狭窄部27とされている。フロントサイドドア3の後縁部では、狭窄部27の配置される部分が上下方向で最も剛性の低い低剛性部となっている。
第1のスチフナ30とドアインナパネル3bによる閉断面は、図2に示すようにフロントサイドドア3を後方側から見たときに、第1のスチチフナ30が窪み部26部分で車室内側に部分的に屈曲するとともに、狭窄部27がシート6の側部の荷重受けブロック15と同高さになるようになっている。狭窄部27(窪み部26)は、フロントサイドドア3を車幅方向の外側から見たときに、荷重受けブロック15と重なる位置、即ち、荷重ブロック15と対向する位置に配置されている。
また、第1のスチフナ30の上端部からほぼ3分の2の距離にある領域の外側(ドアアウタパネル3aに対向する側)には、フロントサイドドア3を閉じたときにリヤサイドドア4側の略コ字状若しくはU字状のストライカ31(係合部材)と係合されるラッチ機構32(連結機構)が設けられている。このラッチ機構32は、ドアインナパネル3bに図示しないブラケットを介して取り付けられ、フロントサイドドア3の内部において、その一部が第1のスチフナ30の窪み部26とドアアウタパネル3aの間に配置されている。また、ドアインナパネル3bの後端面3beとその後端面に連続する前方屈曲領域の一部にかけては、ストライカ31の受け入れ口33(図2,図3参照)が連続して形成されている。
ラッチ機構32とストライカ31は、ヒンジ開閉式のサイドドアと前後スライド式のサイドドアの間で用いられる周知の構造のものであり、フロントサイドドア3とリヤサイドドア4の一方が閉位置にある状態で他方が閉じられたときに、ストライカ31がドアインナパネル3bの受け入れ口33を通してラッチ機構32に自動的に連結されるようになっている。
一方、図1,図3と図4〜図7に示すように、リヤサイドドア4のドアインナパネル4bの前縁部には、第2のドア内部補強部材である第2のスチフナ35が取付けられている。この第2のスチフナ35は、ドアインナパネル4bのドアアウタパネル4aと対向する側の面に、ドアインナパネル4bの上端から下端に亙る範囲に溶接固定されている。この第2のスチフナ35は、ドアインナパネル4bに対して前縁部と後縁部でそれぞれ接合され、ドアインナパネル4bとともに同パネル4bの上端部から下端部に延出する第2の閉断面を形成している。ただし、リヤサイドドア4の前端面には、上下方向に延出するエンドパネル36が設けられ、ドアインナパネル4bとドアアウタパネル4aの前端部同士はこのエンドパネル36を介して結合されている。そして、第2のステチナ35の一部は上下方向に亙ってエンドパネル36の背面に結合されている。
図1,図3に示すように、第2のスチフナ35とドアインナパネル4bによる第2の閉断面の上下の端部には、フロントサイドドア3側と同様に上部ロック機構37と下部ロック機構38がそれぞれ取り付けられている。上部ロック機構37と下部ロック機構38は、リヤサイドドア4を最前進位置までスライドさせてドアロック操作を行ったときに、リヤサイドドア4の前端部の上下をそれぞれ車体側のルーフサイドレール23とサイドシル7に機械的に固定する。
ここで、第2のスチフナ35とドアインナパネル4bによる連続した閉断面は、リヤサイドドア4の上端部からほぼ3分の2の距離にある領域、つまり、フロントサイドドア3側の狭窄部27と同一高さの領域が断面積の最も小さい第2の狭窄部39とされている。図7に示すように、第2の狭窄部39は、第2の閉断面の車体前後方向の幅(図7中の左右方向の幅)が上下の他の部位に比較して狭められ、それによって断面積が小さく設定されている。また、第2のスチフナ35のうちの第2の狭窄部39に対応する領域では、車幅方向の広い範囲に亙ってリヤサイドドア4の前部のエンドパネル36に重合され、車幅に充分に広いその重合部の前面側にストライカ31が締結固定されている。したがって、第2の狭窄部39のある領域では、第2のスチフナ35が車幅方向に充分に広い取り付け面でストライカ31を確実に支持しつつも、その取り付け面と垂直な方向(車体前後方向)の閉断面の長さが短く設定されることから、上下の他の部位に比較して断面積が充分に小さくなっている。
以上の構成において、フロントサイドドア3とリヤサイドドア4が閉じられた状態で、フロントサイドドア3の側面に衝撃荷重が入力されると、衝撃荷重の入力位置がシート6側の荷重受けブロック15と同一高さであるときは勿論のこと、荷重受けブロック15と上下方向にずれた位置である場合にも、第1のスチフナ30とドアインナパネル3bによる閉断面の狭窄部27が基点となってフロントサイドドア3が車幅方向内側に屈曲するようになる。すなわち、第1のスチフナ30とドアインナパネル3bによって形成された上下方向に延出する閉断面に衝撃荷重が入力されると、その閉断面のうちの最も剛性の低い狭窄部27に応力が集中し、それによって狭窄部27が他の部位に先立って車幅方向の内側に屈曲変形するようになる。
こうして、フロントサイドドア3の狭窄部27に対応する部位が屈曲変形すると、図2中に仮想線で示すように、その部位がシート6側の荷重受けブロック15の側部に当接するようになる。そして、荷重伝達ブロック15に衝撃荷重が入力されると、シート6の車幅方向の移動とともに車幅方向中央側の荷重受けブロック17がセンターコンソール8に当接し、このとき衝撃荷重がシート6の荷重伝達プレート14と荷重受けブロック17を通してセンターコンソール8に速やかに伝達される。
この車体構造においては、上記のように第1のスチフナ30とドアインナパネル3bによる閉断面の狭窄部27がシート6側の荷重受けブロック15と対向する位置に設けられていることから、フロントサイドドア3のいずれの高さに衝撃荷重が入力された場合にも、常に、最初に狭窄部27に対応する部位を車幅方向の内側に屈曲させて、その部位から荷重受けブロック15に衝撃荷重を伝達することができる。
特に、この実施形態の場合、第1のスチフナ30に車室内側に窪む窪み部26が設けられ、その窪み部26によって狭窄部27が構成されていることから、車両側部からの衝撃荷重の入力時に、狭窄部27の車室内方向への変形をより促すことができる。
そして、この車体構造では、フロントサイドドア3内の荷重受けブロック15に対応する位置に、専用の荷重伝達部材をドア幅方向に亙って配置する必要がないため、フロントサイドドア3内の部品レイアウトを大幅に制限することもない。
また、この車体構造においては、フロントサイドドア3の後縁部に第1のスチフナ30とドアインナパネル3bによる閉断面が上端と下端の間に亙って設けられているため、フロントサイドドア3の後縁部の剛性をその閉断面によって上下方向の全域に亙って高めることができるうえ、衝撃荷重の入力時に曲げ基点のなる低剛性部の位置を閉断面の形状を変えるだけで容易に調整(設定)することができる。つまり、低剛性部を設定する場合には、第1のスチフナ30のプレス成形時の形状(例えば、窪み部26の位置や形状)を変更するだけで容易に位置調整することができる。
また、この実施形態の車体構造の場合、第1のスチフナ30とドアインナパネル3bによる閉断面のうちの断面積の最も小さい部位の外側にラッチ機構32が配置されているため、ラッチ機構32をフロントサイドドア3の後端部に効率良く配置してフロントサイドドア3内の他の部品の実装スペースを充分に確保することができるうえ、第1のスチフナ30の壁(閉断面を構成する部分の壁)にストライカ31を受容するための大きな開口を設ける必要がないことから、製造コストの低減を図ることができる。
さらに、この車体構造では、第1のスチフナ30とドアアウタパネル3aの間に剛体であるラッチ機構32が介在されているため、ラッチ機構32の高さに衝撃荷重が入力されたときには、ラッチ機構32を通して第1のスチフナ30に早期に荷重を伝達することができる。
この実施形態の車両1は、センターピラーの無いセンターピラーレス車両であり、フロントサイドドア3やリヤサイドドア4に衝撃荷重が車体側方から入力されたときにセンターピラーで荷重を受け止めることができないが、ラッチ機構32とストライカ31を通して一方のサイドドア3または4に入力された衝撃荷重を他方のサイドドア4または3の上下方向に延出する閉断面構造に効率良く分散支持させることができる。
そして、この車体構造では、フロントサイドドア3とリヤサイドドア4のいずれに衝撃荷重が入力された場合にも、両サイドドア3,4内の上下方向に延出する閉断面の狭窄部27,39の近傍部同士がラッチ機構32とストライカ31で相互に連結されているため、サロントサイドドア3側の閉断面の狭窄部27を基点としてその部位をシート6側の荷重受けブロック15に向けて屈曲させ、荷重を荷重受けブロック15に確実に伝達することができる。
また、この実施形態の車体構造においては、リヤサイドドア4の前縁部に、第2のスチフナ35とドアインナパネル4bによる第2の閉断面が上下方向に延出して設けられていることから、リヤサイドドア4の側方に衝撃荷重が入力されたときに、リヤサイドドア4の前縁部の上下方向の変形を抑制することができ、しかも、第2のスチフナ35とドアインナパネル4bによる第2の閉断面には、ストライカ31の取り付け部に近接して第2の狭窄部39が設けられているため、リヤサイドドア4の前縁部が変形するときには、第2の狭窄部39を起点とした屈曲変形となる。
さらに、この実施形態の場合、リヤサイドドア4側の第2の狭窄部39は、ストライカ31の取り付け面の車幅方向の長さが充分に広く確保されている分、その取り付け面と垂直な方向(車体前後方向)の閉断面の長さが充分に短く設定されている。このため、ストライカ31の取り付け面の充分な幅の確保と、閉断面の縮小化を実現することができる。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、フロントサイドドア3とリヤサイドドア4を連結する連結機構としてラッチ機構32が用いられているが、ラッチ機構32に代えて、フロントサイドドア3の側方から衝撃荷重が入力されたときにのみフロントサイドドア3の後縁部とリヤサイドドア4の前縁部を連結する図8,図9に示すようなキャッチャ機構40を採用することも可能である。
図8,図9に示すキャッチャ機構40は、フロントサイドドア3側に取り付けられる雌型係合部材41と、リヤサイドドア4側に取り付けられる雄型係合部材42によって構成されている。通常使用時には、雄型係合部材42の爪42aは雌型係合部材41の開口部41aに対して車幅方向内側に離間しており、フロントサイドドア3の側方から衝撃荷重が入力されてフロントサイドドア3の後縁部が車室内側に変形したときに、雄型係合部材42の爪42aが雌型係合部材41の開口部41aに挿入係合され、それによってフロントサイドドア3とリヤサイドドア4が相互に連結されるようになっている。なお、図8中43は、雌型係合部材41の開口部41aと対応する位置に設けられたドアインナパネル3aの開口であり、44は、衝撃荷重の入力時に、雄型係合部材42の爪42aによって破られる開口43の蓋部材である。
2…ドア開口部
3…フロントサイドドア(サイドドア)
3a…ドアアウタパネル(車外側のドアパネル)
3b…ドアインナパネル(ドアパネル)
4…リヤサイドドア(サイドドア)
6…シート
11a,11b…側部フレーム
14…荷重伝達プレート(荷重伝達部材)
15…荷重受けブロック(荷重伝達部材)
27…狭窄部(低剛性部)
30…第1のスチフナ(ドア内部補強部材)
31…ストライカ(係合部材)
32…ラッチ機構(連結機構)
35…第2のスチフナ(第2のドア内部補強部材)
39…第2の狭窄部
40…キャッチャ機構(連結機構)

Claims (9)

  1. 車両の側部に設けられたサイドドアと、
    前記車両の車室内に設けられたシートと、
    このシートに設けられ、前記サイドドアからシート側部に入力された衝撃荷重を車体の車幅方向の中央側に伝達する荷重伝達部材と、を備え、
    前記サイドドアは、上端から下端までの間で最も剛性が低くなる低剛性部を備え、
    前記荷重伝達部材は、前記シートの左右方向の一側に設けられる側部フレームと、前記シートの左右方向の他側に設けられる側部フレームとを連結するようにシート幅方向に延在し、
    前記低剛性部は、車幅方向の外側から見て前記荷重伝達部材と重なる位置に設けられていることを特徴とする車両構造。
  2. 前記サイドドアは、該サイドドアの内部で該サイドドアの上端から下端まで延出するドア内部補強部材を備え、
    前記ドア内部補強部材と前記サイドドアのドアパネルとで上下方向に延出する閉断面が形成され、
    前記低剛性部は、前記閉断面の断面積の最も小さい狭窄部によって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両構造。
  3. 前記ドア内部補強部材は、前記サイドドアの車両前後方向の一端に設けられ、
    前記サイドドアの車両前後方向の一端には、前記ドア内部補強部材の前記狭窄部と同じ高さ、かつ前記閉断面の外側となる位置に、該サイドドアと他の部材を相互に連結する連結機構が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の車両構造。
  4. 前記車両は、センターピラーの無いドア開口部をフロントサイドドアとリヤサイドドアによって開閉するセンターピラーレス車両であり、
    前記連結機構は、前記フロントサイドドアとリヤサイドドアとを、少なくとも衝撃荷重の入力時に連結する機構であることを特徴とする請求項3に記載の車両構造。
  5. 前記フロントサイドドアとリヤサイドドアのうちの一方のサイドドアに前記内部補強部材が設けられ、
    前記フロントサイドドアとリヤサイドドアのうちの他方のサイドドアの、前記一方のサイドドアと隣接する側の端部に、当該他方のサイドドアの上端から下端まで延出する第2のドア内部補強部材が設けられていることを特徴とする請求項4項に記載の車両構造。
  6. 前記第2のドア内部補強部材に、前記一方のサイドドアの前記連結機構と係合する係合部材が取り付けられていることを特徴とする請求項5に記載の車両構造。
  7. 前記第2のドア内部補強部材と前記他方のサイドドアのドアパネルとで上下方向に延出する第2の閉断面が形成され、
    前記第2の閉断面は、車幅方向外側から見て前記係合部材の取り付けられる位置が、最も断面積の小さい第2の狭窄部とされていることを特徴とする請求項6に記載の車両構造。
  8. 前記第2のドア内部補強部材は、前記係合部材が取り付けられる位置において、前記係合部材の取り付け面に対して垂直な断面長さが最も短く設定されていることを特徴とする請求項7に記載の車両構造。
  9. 前記連結機構はラッチ機構であり、
    前記ラッチ機構は、前記ドア内部補強部材と前記サイドドアの車外側のドアパネルとの間に介在されていることを特徴とする請求項3〜8のいずれか1項に記載の車両構造。
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