JP5545075B2 - 直流電源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、直流電源装置に係り、特に力率改善回路(以下、PFC回路という)を降圧型とした直流電源装置に関する。
商用交流電源の交流電圧を整流平滑回路により整流して直流電圧に変換し、更にこの直流電圧をDC/DCコンバータにより所望の直流電圧に変換して出力する直流電源装置が従来から用いられている。商用交流電源から整流平滑回路により整流された直流電源を得る際、正弦波交流電圧のピーク付近のみにおいて平滑用コンデンサに電流が流れるので、力率が悪化したり、高調波を発生して周辺に悪影響を与える。これを解決するためPFC(Power Factor Correction:力率改善)回路を設けることがある。
このPFC回路は、一般に降圧型PFC回路よりも昇圧型PFC回路がよく用いられる。そして、昇圧型PFC回路の後段に降圧型のDC−DCコンバータを接続し所望の低圧の直流出力電圧を得ている。
PFC回路を用いた従来技術として、例えば、特開2002−262563号公報(特許文献1)、特開2010−40878号公報(特許文献2)などを挙げることができる。特許文献1に開示された力率改善コンバータにはPFC回路として昇圧型の力率改善コンバータが用いられている。また、特許文献2に開示された発光ダイオード点灯装置には昇圧動作と力率改善動作を行う昇圧チョッパ(BUC)が用いられている。
特開2002−262563号公報 特開2010−40878号公報
上記従来技術では、入力された交流電圧から所望の低圧の直流電圧を出力するために、前段に昇圧型のPFC回路を設け、後段に降圧型のDC−DCコンバータを設けていた。このように、上記従来技術の直流電源装置が、前段にPFC回路として昇圧型の力率改善コンバータや昇圧型のチョッパを用い、後段に降圧型のDC−DCコンバータを接続して用いてきたのは、次のような理由による。
(1)前段のPFC回路を昇圧型PFC回路にすると効率を向上することができる。前段のPFC回路には交流電源の交流電圧を全波整流した直流電圧が入力されるので、PFC回路を昇圧型にしても降圧型にしてもスイッチング素子として同じ耐圧が要求され、換言すればスイッチング素子の仕様としてオン抵抗の小さなものに置き換えることができない。このため、スイッチング素子のオン抵抗の仕様は昇圧型でも降圧型でも同じになる。扱う電力が同じであれば、PFC回路を降圧型にして電圧を下げるとその代わりに電流が増える。したがって、降圧型PFC回路では昇圧型PFC回路に対し大きな電流が流れるので、スイッチング素子のオン抵抗による損失が増加し、効率が低下する。このため、昇圧型PFC回路のほうが一般に効率が良い。
(2)また、前段を降圧型PFC回路とすると、昇圧型PFC回路としたときよりも大きな電流が後段のDC−DCコンバータへ入力されることになり、これによりDC−DCコンバータのスイッチング電流も大きくなる。したがって、DC−DCコンバータの効率も低下し、電源システム全体の効率が低下する。このため、昇圧型PFC回路を用いたほうが電源システム全体の効率を向上させるために有利である。
(3)昇圧型PFC回路で昇圧電圧を得ることで、瞬時停電などの障害があっても、1〜2サイクル分の電力を保持することが容易になり、電源の負荷である装置が停止することを回避してシステムとしての信頼性を得ることができる。
上記従来技術は、PFC回路を昇圧型とすることにより、効率を向上させ、瞬時停電に対するシステムの信頼性を向上させることができるなどの利点はあるが、発光ダイオード(以下、LEDという)を負荷とするような照明用の直流電源装置では、LED負荷を低圧で駆動するために、低圧の直流出力電圧を得る必要があり、昇圧型PFC回路の後段に降圧型DC−DCコンバータを設けなければならない。このため、直流電源装置を構成する部品点数が増え、装置の小型化を図る上で障害となり、また、信頼性(MTBF)も低下するなど問題がある。更にコストアップを招く原因となっていた。また、LEDを負荷とするような照明用の直流電源装置では、瞬時停電に対するシステムの信頼性は要求されていない。したがって、LEDを負荷とするような照明用の直流電源装置では、PFC回路を昇圧型とする必要性がない。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、従来技術の上記問題を解決した直流電源装置を提供することにある。
本発明の直流電源装置は、交流電源から得たエネルギーを直流のエネルギーに変換して出力する直流電源装置において、前記交流電源の交流電圧を全波整流して直流電圧に変換する整流器と、前記整流器の出力にスイッチング素子とリアクトルが直列接続され、前記スイッチング素子をON/OFF制御することにより降圧された直流電圧を負荷に供給する降圧型コンバータと、前記リアクトルに流れる電流を検出する電流検出手段と、前記リアクトルに流れる回生電流が0になったタイミングを検出する臨界電流検出手段と、前記臨界電流検出手段が前記リアクトルに流れる回生電流が0になったことを検出したタイミングを起点として所定の傾斜で上昇する電圧信号を生成し、前記臨界電流検出手段が前記リアクトルに流れる回生電流が0になったタイミングで前記電圧信号を0にリセットする三角波発生手段と、前記臨界電流検出手段が前記リアクトルに流れる回生電流が0になったタイミングを検出したとき前記スイッチング素子をONさせるゲート信号を出力し、前記三角波発生手段で生成された電圧信号が前記電流検出手段で検出された電流検出信号を超えたとき前記ゲート信号をOFFするゲート信号出力手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の直流電源装置は、前記電流検出手段が、前記リアクトルに流れる電流検出信号を前記交流電源の交流電圧の半周期よりも長い時定数を有するフィルタを介して出力するようにしてもよい。
また、前記電流検出手段の信号を一定の信号となる様に制御することで定電流制御するようにしてもよい。
また、本発明の直流電源装置が、前記臨界電流検出手段が、前記リアクトルに流れる回生電流が0になり自由振動が開始されたときに発生する電圧が予め定めた第1の所定電圧を超えたことを検出するようにしてもよい。
また、本発明の直流電源装置は、前記電流検出手段、三角波発生手段、及びゲート信号出力手段の第2基準電位が、前記整流器の整流出力正極端子側の第1基準電位に対しフローティングであってもよい。
また、本発明の直流電源装置は、前記電流検出手段が、直列接続された前記スイッチング素子と前記リアクトルとの間に設けられた電流検出抵抗により前記リアクトルに流れる電流を検出するようにしてもよい。
また、本発明の直流電源装置は、前記臨界電流検出手段を、前記リアクトルと出力端子との間の電圧をダイオードを介してコンパレータの反転入力端子に入力し、前記コンパレータの非反転入力端子に前記所定電圧を入力し、該コンパレータにより前記リアクトルと出力端子との間の電圧を前記第1の所定電圧と比較することで検出する手段としてもよい。
また、本発明の直流電源装置は、前記負荷がLED負荷であってもよい。
本発明によれば、LED照明装置などを負荷とする電源装置を、定電流制御方式のDC−DCコンバータ単体で、力率改善機能を備えた降圧型電源装置として提供することができる。したがって、従来技術のように力率改善回路とDC−DCコンバータとを組み合わせることなく、或いは力率改善回路の制御部に乗算器を用いることなくDC−DCコンバータ単体で力率改善が可能になるので、部品点数を大幅に減らし、小型・安価で総合効率を向上し、信頼性の高い電源装置を提供することが可能となる。また、降圧型DC−DCコンバータにて構成するため、平滑コンデンサへの突入電流防止回路などが不要になり、小型・安価な電源装置を提供できる。
本発明による実施形態の直流電源装置1の回路構成を示した図である。 本発明による実施形態の直流電源装置1の、交流入力電圧がピーク値の1/2の時点における回路動作波形を示した図である。 本発明による実施形態の直流電源装置1の、交流入力電圧がピーク値の時点における回路動作波形を示した図である。 本発明による実施形態の直流電源装置1の、力率改善動作を模式的に示した図である。 本発明による実施形態の直流電源装置1の、入力電圧波形と入力電流波形をシミュレーションにより示した図である。 本発明による実施形態の直流電源装置1の、入力電圧と入力電流の実測波形図である。 本発明による実施形態の直流電源装置1の、入力電圧に対する力率を実測した特性図である。 従来技術による直流電源装置の、入力電圧と入力電流の実測波形図である。
特許文献1に記載された従来技術では、力率改善するためにスロープ信号生成部(乗算回路)が必要になる。これに対し本発明では、リアクトルL1の電流の検出のみで力率改善を行うようにし、スロープ信号を用いないようにしている。これにより、スロープ信号生成部が必要なくなり、回路構成を簡単にすることができ、簡易に力率改善を行うことが可能となる。また、リアクトルL1の電流を平均化した信号をフィードバックしているので、特許文献1に記載された従来技術のように交流入力電圧の低電圧からピーク電圧に至る変化に対応したドレイン電流の検出は必要としない。この特許文献1に記載された従来技術と同じ信号の検出幅でもスイッチングのONパルス変化幅を大きくとることが可能なので、乗算器を用いた力率改善回路と比較しても、同等な力率値を得ることが可能となる。
(実施形態)
図1に、本発明による実施形態の直流電源装置1の回路構成を示す。
図1に示すように、直流電源装置1は、商用交流電源AC1の交流電圧を整流回路DBで全波整流した脈流電圧をスイッチング素子Q1でスイッチングし、降圧することで出力電圧を得ている。
出力の制御は、リアクトルL1に流れる電流IL1の信号を検出して平均化し、この検出信号に基づき定電流制御となるように行う。リアクトルL1に流れる電流IL1は、リアクトルL1に直列接続された電流検出抵抗R1に生じる電圧降下で検出し、この信号をリアクトルL1に流れる電流IL1の信号として制御回路2のフィードバック端子に入力する。ここで、リアクトルL1に流れる電流IL1の信号は抵抗R2とコンデンサC2、及び抵抗R3とコンデンサC3の時定数で平均化されている。この平均化されたリアクトルL1に流れる電流IL1の信号は、定電流制御信号電圧となる。
一方、ダイオードD2を介して入力した電圧からリアクトルL1に流れる電流IL1の臨界電流のタイミング(回生電流が0Aになるタイミング)を検出し、スイッチング素子Q1のゲート信号のON信号開始点を決めるパルスを生成する。このパルスを起点として定電流源CC1の一定電流でコンデンサCtを充電して三角波を生成し、この三角波の電圧が上記定電流制御信号電圧に達する期間までスイッチング素子Q1をONし、三角波の電圧が上記定電流制御信号電圧に達した時点でスイッチング素子Q1をOFFし、次の臨界電流のパルス発生タイミングで三角波をリセットする。
このように、スイッチング素子Q1をON/OFFして出力電流を制御すると、スイッチング素子Q1をONするパルス幅は定電流制御信号電圧に応じた一定のパルス幅となり、しかも臨界動作でスイッチングさせることができる。これにより、入力電流波形が正弦波状に近似され、後述の図4のように力率改善を行うことが可能となる。
次に、直流電源装置1の回路構成、及びその回路動作について更に詳述する。
図1を参照して、直流電源装置1の回路構成を説明する。
直流電源装置1の入力端子であるACin1とACin2には商用交流電源AC1が接続される。この入力端子ACin1とACin2は、ダイオードがブリッジ構成された整流回路DBの交流入力端子に接続されており、商用交流電源AC1から入力された交流電圧が全波整流されて出力される。整流回路DBの整流出力正極端子(電圧Vin)にはスイッチング素子Q1のドレイン端子が接続され、スイッチング素子Q1のソース端子には電流検出抵抗R1の一方の端子が接続されている。また、電流検出抵抗R1の他方の端子は、リアクトルL1の一方の端子に接続され、リアクトルL1の他方の端子は直流電源装置1の正側出力端子Pout1に接続されている。一方、整流回路DBの整流出力負極端子は直流電源装置1の負側出力端子Pout2(GND1)に接続されている。スイッチング素子Q1のソース端子と電流検出抵抗R1の一方の端子が接続された接続点にはダイオードD1のカソード端子が接続され、ダイオードD1のアノード端子は整流回路DBの整流出力負極端子と負側出力端子Pout2とが接続されたGND1ラインに接続されている。また、正側出力端子Pout1と負側出力端子Pout2間には平滑コンデンサC1が接続されている。
点線枠2で示した部分は、直流電源装置1を制御する制御回路を示している。制御回路2には、整流回路DBの整流出力正極端子の電圧Vinが入力され、また、ダイオードD2を介して正側出力端子Pout1の電圧が入力され、また、電流検出抵抗R1の両端電圧が抵抗R2、R3、コンデンサC2、C3で平滑されて入力されている。また、制御回路2からスイッチング素子Q1のゲート端子に、ON/OFF信号が出力されている。
制御回路2は、ワンショット(ONE SHOT)回路3、起動回路4、コンパレータCP1、CP2、オペアンプOP1、トランスコンダクタンスアンプ(Operational Transconductance Amplifier)OTA1、電流源回路CC1、バッファ回路BF、コンデンサCt、Cfb、抵抗R4、R5、基準電圧Vref1、Vref2、Vref3などからなっている。
整流回路DBの整流出力正極端子(電圧Vin)は制御回路2の起動回路4に接続されており、起動回路4は直流電源装置1に商用交流電源AC1が接続された初期に制御回路2を起動するようになっている。
コンパレータCP2の反転入力端子はダイオードD2のカソード端子に接続され、ダイオードD2のアノード端子は正側出力端子Pout1に接続されている。また、コンパレータCP2の非反転入力端子は基準電圧Vref3の正極端子に接続されている。
また、コンパレータCP2の出力端子はワンショット回路3の入力端子に接続されている。ワンショット回路3の出力端子は、コンパレータCP1の反転入力端子、コンデンサCtの一方の端子、及び電流源回路CC1の一方の端子である電流出力端子が接続された接続点に接続されている。電流源回路CC1の他方の端子は制御回路2の制御電源回路である内部レギュレータReg(不図示)の出力端子に接続されている。
電流検出抵抗R1の他方の端子とリアクトルL1の一方の端子が接続された接続点には、抵抗R2の一方の端子が接続され、抵抗R2の他方の端子には抵抗R3の一方の端子が接続されている。電流検出抵抗R1の一方の端子とスイッチング素子Q1のソース端子とダイオードD1のカソード端子とが接続された接続点には、コンデンサC2の一方の端子とコンデンサC3の一方の端子が接続され、コンデンサC2の他方の端子は抵抗R2の他方の端子と抵抗R3の一方の端子が接続された接続点に接続され、コンデンサC3の他方の端子は抵抗R3の他方の端子に接続されている。抵抗R2、R3、コンデンサC2、C3は、電流検出抵抗R1の両端に発生した電圧を平滑して制御回路2に出力するフィルタ回路を構成している。
電流検出抵抗R1の一方の端子、コンデンサC2の一方の端子、及びコンデンサC3の一方の端子が接続された接続点は、基準電圧Vref1、Vref2、Vref3の負極端子と接続されて制御回路2の基準電位GND2となっている。この基準電位GND2の電位はスイッチング素子Q1のソース端子と電流検出抵抗R1の一方の端子が接続された接続点の電位であり、整流回路DBの整流出力負極端子と負側出力端子Pout2とが接続されたGND1ラインに対し電位がフローティングとなっている。基準電位GND2には抵抗R5の他方の端子、コンデンサCtの他方の端子、コンデンサCfbの他方の端子も接続されている。
また、内部レギュレータRegの出力端子には抵抗R4の一方の端子が接続され、抵抗R4の他方の端子は抵抗R5の一方の端子に接続され、抵抗R5の他方の端子は基準電位GND2に接続されている。抵抗R4の他方の端子と抵抗R5の一方の端子が接続された接続点には、抵抗R3の他方の端子とコンデンサC3の他方の端子が接続された接続点及びオペアンプOP1の反転入力端子が接続されている。
オペアンプOP1の非反転入力端子は基準電圧電源Vref2の正極端子に接続され、基準電圧Vref2の負極端子は基準電位GND2に接続されている。オペアンプOP1の出力端子はトランスコンダクタンスアンプOTA1の反転入力端子に接続され、トランスコンダクタンスアンプOTA1の非反転入力端子は基準電圧Vref1の正極端子に接続され、基準電圧Vref1の負極端子は基準電位GND2に接続されている。
トランスコンダクタンスアンプOTA1の出力端子はコンデンサCfbの一方の端子に接続され、コンデンサCfbの他方の端子は基準電位GND2に接続されている。トランスコンダクタンスアンプOTA1は非反転入力端子に入力された基準電圧Vref1と反転入力端子に入力されたオペアンプOP1の出力端子からの電圧との差電圧を電流に変換して増幅し出力する。したがって、コンデンサCfbはトランスコンダクタンスアンプOTA1からの出力電流により充放電される。
トランスコンダクタンスアンプOTA1の出力端子とコンデンサCfbの一方の端子が接続された接続点は、コンパレータCP1の非反転入力端子に接続されている。コンパレータCP1の出力端子はバッファ回路BFの入力端子に接続され、バッファ回路BFの出力端子はスイッチング素子Q1のゲート端子に接続されている。
次に、直流電源装置1の回路動作を、図2、図3も参照して説明する。図2は、整流回路DBの整流出力正極端子から出力される正弦波脈動電圧(電圧Vin)のピーク値の1/2の値の点における動作波形を示している。また、図3は、整流回路DBの整流出力正極端子から出力される正弦波脈動電圧(電圧Vin)のピーク値の点における動作波形を示している。
図2、図3における各波形は、上から、リアクトルL1に流れる電流波形IL1、電流検出抵抗R1に発生する電圧波形VR1、コンデンサC2の電圧波形Vc2、コンデンサC3の電圧波形Vc3、コンデンサCtの電圧波形Vct、コンデンサCfbの電圧波形Vcfb、ワンショット回路3の出力波形、バッファ回路BFの出力波形を示している。
リアクトルL1に流れる電流IL1は、スイッチング素子Q1がON(バッファ回路BFの出力がH)のときリアクトルL1に整流回路DBの正弦波脈動電圧の瞬時値と出力電圧との差電圧が印加されるので、その電圧に略比例した傾斜で増加する(ON電流という)。また、スイッチング素子がOFFするとリアクトルL1に蓄積されたエネルギーは、リアクトルL1〜平滑コンデンサC1〜ダイオードD1〜リアクトルL1の閉回路で放電されるので、平滑コンデンサC1は充電され、リアクトルL1に流れる電流IL1を減少させる(回生電流という)。したがって、リアクトルL1に流れる電流IL1は、図2、図3に示されるように、三角波状の電流が流れる。時刻t1、t3、・・・、t11、t21、t23、・・・、t25で示した各タイミングは、回生電流が0Aになって、自由振動が開始するタイミングである(臨界電流という)。後述するように、時刻t1、t3、・・・t11、t21、t23、・・・、t25の各タイミングでは臨界電流で自由振動が開始し、このときの自由振動による基準電圧Vref3を超える電圧を検出して、内部で生成している三角波(コンデンサCtの電圧VCt)をリセットする。このリセット周期がスイッチング素子Q1のON/OFF周期となる。
リアクトルL1に流れる電流IL1は、電流検出抵抗R1により検出される。この検出電圧VR1は電流が抵抗R1からリアクトルL1の方向に流れるとき、スイッチング素子Q1のソース端子側よりリアクトルL1の一方の端子側の方が低電圧になるので図2、図3に示されるように負の電圧として検出される。
電流検出抵抗R1により検出された電圧VR1は、抵抗2とコンデンサC2,及び抵抗R3,コンデンサC3により積分される。ここで、この積分乗数の時定数は、商用交流電源AC1の周波数の半周期以上の時定数に設定される。抵抗R2とコンデンサC2で構成される第1段のフィルタ回路の出力電圧は、図2、図3のVc2で示されるコンデンサC2の電圧であり、やや脈動成分が含まれている。抵抗R3とコンデンサC3で構成される第2段のフィルタ回路の出力電圧は、図2、図3のVc3で示されるコンデンサC3の電圧VC3であり、Vc2に比べると脈動成分が少なくなり、略一定の電圧となっている。
抵抗R3とコンデンサC3の時定数回路で構成される第2段のフィルタ回路の出力電圧は、オペアンプOP1の反転入力端子に接続される。ここで、電流検出抵抗R1の他方の端子の電位が電流検出抵抗R1の一方の端子の電位(基準電位GND2)に対して負電位になるため、フィルタ回路の抵抗R3とコンデンサC3との接続点から入力される電圧を、内部レギュレータRegの出力電圧を抵抗R4とR5とで分圧した点に接続し、正電位にバイアスしてオペアンプOP1の反転入力端子に入力している。図2、図3に示したVc3は正電位にバイアスされている状態を示している。
また、オペアンプOP1の非反転入力端子には、基準電圧Vref2が接続されている。オペアンプOP1の反転入力端子に入力された上記フィルタ回路のバイアスされた電圧と非反転入力端子に入力された基準電圧Vref2が比較され、オペアンプOP1はこれらの差分を増幅してトランスコンダクタンスアンプOTA1の反転入力端子に出力する。
トランスコンダクタンスアンプOTA1の非反転入力端子には、基準電圧Vref1が接続され、非反転入力端子の入力電圧と基準電圧Vref1とを比較して、その電圧の差分を増幅し、かつ、電圧信号から電流信号に変換して出力する。ここで、トランスコンダクタンスアンプOTA1の出力端子にはコンデンサCfbとコンパレータCP1の非反転入力端子が接続され、トランスコンダクタンスアンプOTA1の出力電流はコンデンサCfbの電荷を充放電する。これにより、トランスコンダクタンスアンプOTA1の出力からコンパレータCP1の非反転入力端子に入力される信号は電圧信号に置き換えられる。
コンパレータCP1の反転入力端子は、定電流回路CC1の出力端子とコンデンサCtの一方の端子とワンショット回路3の出力端子とが接続された接続点に接続されている。ここで、定電流回路CC1とコンデンサCtとワンショット回路3は、三角波発振器を構成している。すなわち、定電流回路CC1でコンデンサCtを一定電流で充電することで三角波波形の傾斜を決定し、ワンショット回路3は三角波発振のリセットタイミングを決定するパルス信号を出力する。定電流回路CC1とコンデンサCtとワンショット回路3で構成される三角波発振の出力波形は、図2、図3にコンデンサCtの電圧Vctとして示されている。
リアクトルL1と平滑コンデンサC1が接続された接続点の電圧がダイオードD2を介してコンパレータCP2の反転入力端子に入力され、基準電位Vref3の電圧がコンパレータCP2の非反転入力端子に入力されている。スイッチング素子Q1がOFFした後のリアクトルL1の電流IL1の回生が終了した臨界電流時点で自由振動が開始され、この自由振動による制御回路2の基準電位GND2に対して基準電圧Vref3を超える正極性の電圧が生じる。この自由振動の電圧が基準電位Vref3を超えると、コンパレータCP2の出力は、Hレベル信号をワンショット回路3へ出力する。ワンショット回路3は、コンパレータCP2からこのHレベル信号が入力されたときパルス信号を出力する(図2、図3のワンショット回路3の出力信号参照)。このパルス信号によりコンデンサCtの電荷は急速放電される。すなわち、ワンショット回路3は、リアクトルL1に流れる電流IL1の臨界電流のタイミングt1、t3、・・・、t11、t21、t23、t25の各タイミングにてパルス信号を出力する。このパルス信号はスイッチング素子Q1のON/OFF周期における周期開始タイミングを決定する。
バッファ回路BFの出力、言い換えるとスイッチング素子Q1のONパルス信号は、コンパレータCP1により決定される。図2、図3に示すように、コンパレータCP1は、反転入力端子の三角波信号Vctと、非反転入力端子のVcfb端子電圧を比較し、Vcfb端子電圧よりも三角波信号Vctが低い期間(例えば、図2、図3に示すt1〜t2、t21〜t22などのTon期間)にONパルス信号をバッファBFから出力する。また、OFF期間は、前述したようにリアクトルL1の電流IL1の回生が終了した時点までとなり、図2、図3に示すように、コンデンサCtの三角波信号のピーク電圧は固定されず、次のワンショット回路3からのパルス信号まで上昇することになる。図2、図3を比較すると、バッファ回路BFのToff期間が図2に対し図3で長くなっている。このように、三角波発振の周波数は固定されず、商用交流電源AC1から入力された交流電圧を全波整流した脈動電圧により変化する。
但し、バッファ回路BFのTon期間は、前述の脈動電圧に左右されず略等しいパルス幅となっている。これは、リアクトルL1に流れる電流IL1の電流検出抵抗R1の信号(VR1)が抵抗R2とコンデンサC2及び抵抗R3とコンデンサC3により積分され、この積分乗数の時定数は商用交流電源AC1の半周期以上の時定数に設定されるため、オペアンプOP1の非反転入力端子の入力電圧の変化が少ないことによる。入力電圧の瞬時値が脈動電圧ピーク値の1/2の場合を示した図2のVc3と、入力電圧の瞬時値が脈動電圧ピーク値の場合を示した図3のVc3の電圧は、略等しい電圧である。これにより、図2、図3に示すように、商用交流電源AC1の周波数の半周期の期間におけるONパルス幅は位相の異なる点であっても略一定となり、入力電圧波形に近似した入力電流が流れることになる。
図4の上側の図は、商用交流電源AC1の周波数の半周期の期間における動作を、実際のスイッチング回数(例えば20kHz)より極端に少なくして(図4ではVinの半周期で9回のスイッチング回数)、模式的に分かりやすく示したものである。商用交流電源AC1から入力された交流電圧を全波整流した脈動電圧がVinとして示されている。また、脈動電圧Vinの内側に三角波が示されているのはリアクトルL1の電流を示している。三角波のTonとして灰色に塗り潰した部分はON電流で、その後に続くToffとして示した部分は回生電流を示している。図4の下側の図は、上側の図の一部を拡大して示した図である。回生電流で示したリアクトルL1の電流IL1が0Aに達した臨界電流直後は自由振動電流が発生する。
臨界電流を起点としてスイッチング素子Q1がONして、リアクトルL1に脈動電圧Vinと平滑コンデンサC1の電圧 (出力電圧Vo)との差電圧が印加されると、リアクトルL1の電流は(Vin−Vo)/Lの傾斜で(Vin−Vo)・Ton/Lの値まで増加する(LはリアクトルL1のインダクタンス値)。このとき、リアクトルL1のインダクタンス値Lは一定値で、また期間Tonが一定なので、ON電流における電流のピーク値はその時点の脈動電圧Vinの瞬時値と出力電圧Voとの差電圧に比例することになる。また、回生電流では、スイッチング素子Q1がOFFする代わりにダイオードD1がONしてリアクトルL1に誘導起電力による電流が流れる。このとき、リアクトルL1には平滑コンデンサC1の電圧(出力電圧Vo)が印加される。したがってリアクトルL1の電流はVo/Lの傾斜で0A(臨界電流)まで減少する(Toffの期間)。このとき、臨界電流を検出し、この時点を起点に再びスイッチング素子Q1をONすることを繰り返せば、リアクトルL1に流れる電流のピーク値が脈動電圧Vinの瞬時値に追従して変化させることができるようになり、力率改善が行える。
図5は、本実施形態の直流電源装置1の入力電圧と入力電流の波形をシミュレーションにより得た波形を示している。シミュレーション条件は、スイッチング素子Q1のON時間Tonを一定とし、臨界電流を起点にスイッチング素子Q1のON/OFFを繰り返すものとしている。したがって、オン・オフ電流には次の関係式が成り立つ。
(Vin−Vo)・Ton/L=Vo・Toff/L
このシミュレーション結果をみると、直流電源装置の入力側の電圧と電流は正弦波形となっている。つまり、正側出力端子Pout1と負側出力端子Pout2間に接続された平滑コンデンサC1を充放電する電流は正弦波になる。そして、直流電源装置の出力電流は一定の定電流波形となる。すなわち、電流検出抵抗R1で検出されたリアクトルL1の電流IL1の信号を抵抗R2、R3、コンデンサC2、C3のRC回路で時定数をもって定電流制御することは、一定の負荷抵抗における出力側の平滑コンデンサC1の電圧を検出しているのと等価になっていることを意味している。
図6は直流電源装置1に接続された交流電源AC1の交流電圧と交流電流の実測波形である。また、図7は入力電圧を80Vから240Vまで変化させたときの力率の実測値を示している。実測された力率は0.98に達している。これはJISC61000−3−2の照明器具に関する規格であるクラスCを満足している。
図8は、コンデンサインプット型の従来技術による直流電源装置の入力電圧と入力電流の波形を参考に示したもので、力率は約0.6である。従来技術では正弦波交流電圧のピーク付近のみにおいて平滑用コンデンサに電流が流れるので、高調波が多く含まれ、力率が悪化したり、高調波により周辺に悪影響を与える。これに対し本発明による実施形態の直流電源装置1によれば、図6に示したように、入力電流が位相の広い範囲で流れ、力率が改善されていることが分かる。
本発明の上記実施形態では、直流電源装置1を1つのコンバータのみで構成することにより、商用交流電源AC1から整流回路DB、スイッチング素子Q1、リアクトルL1を介して平滑用コンデンサC1へ接続している。このため、スイッチング素子Q1が平滑コンデンサC1に直列接続されることで平滑コンデンサC1への電源投入時のON/OFFスイッチとなり、平滑コンデンサC1への突入電流が流れないという利点が生ずる。すなわち、スイッチング素子Q1のスイッチングON/OFF動作により平滑コンデンサC1の接続が開始されるので、突入電流防止回路が不要となり、従来の方式に比べて部品を減らせる利点がある。
また、本実施形態による直流電源装置1では、降圧チョッパーの電流検出回路の時定数(抵抗R2とコンデンサC2及び抵抗R3とコンデンサC3で決まる時定数)が商用交流電源AC1の半周期以上の大きな時定数に設定され、電流検出値そのものはその時定数程度の時間以上で略一定の電流値となるように制御される。したがって、商用交流電源AC1の周期よりも短い時間で捉えると正弦波状の電流となり、一定の電流にはならないが、商用交流電源AC1の周期よりも長い時間で捉えると、降圧チョッパー出力電流の平均値は、設定した定電流値を出力することになる。ここで、平滑コンデンサC1の静電容量を適切に選定することで、商用周波数のリップル成分の少ない定電流を得ることができる。
以上、従来のコンデンサインプット型の降圧チョッパーが力率0.5〜0.6であるのに対し、本実施形態の直流電源装置1によれば、乗算器無しの簡単な回路構成で、0.9以上の力率を達成できる。
また、リアクトルL1に流れる電流を検出し、この検出電流に基づき制御するため、直流電源装置1の出力は定電流制御となる。この定電流制御により負荷電流を一定に制御することができるので、LED負荷にも対応することができる。
また、本実施形態の直流電源装置1では、制御回路2の基準電位GND2はスイッチング素子Q1のソース端子側に設定されている。制御回路2の基準電位GND2をフローティングとすることで、商用電源からの降圧型力率改善回路を構成するに際してスイッチング素子Q1を降圧側に接続しても、スイッチング素子Q1の制御端子を駆動するためのゲートドライブ回路をレベルシフトすることなく駆動することができ、一般的な制御回路を低圧側に接続した駆動回路に比べてレベルシフト回路を設けずに簡易に構成することができる。
また、商用電源からの降圧型力率改善回路を1コンバータで構成することで、部品点数を大幅に減らし、価格を抑えることができる。
また、商用電源からの降圧型力率改善回路を1コンバータで構成することで、突入電流を防止することができる。
以上、本発明を具体的な実施形態で説明したが、上記実施形態は一例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更して実施できることは言うまでも無い。
1・・・直流電源装置
2・・・制御回路
3・・・ワンショット回路
4・・・起動回路
Q1・・・スイッチング素子
R1・・・電流検出抵抗
R2〜R5・・・抵抗
C1・・・平滑コンデンサ
C2〜C3、Ct、Cfb・・・コンデンサ
D1、D2・・・ダイオード
L1・・・リアクトル
DB・・・整流回路
Vin・・・RC1の正極側出力電圧
AC1・・・商用交流電源
Vo・・・直流電源装置1の出力電圧
ACin1、ACin2・・・入力端子
Vin・・・整流回路DBの整流回路正極端子の電圧
Pout1・・・正側出力端子
Pout2・・・負側出力端子
OP1、OP2・・・オペアンプ
CP1、CP2・・・コンパレータ
OTA1・・・トランスコンダクタンスアンプ
CC1・・・電流源回路

Claims (8)

  1. 交流電源から得たエネルギーを直流のエネルギーに変換して出力する直流電源装置において、
    前記交流電源の交流電圧を全波整流して直流電圧に変換する整流器と、
    前記整流器の出力にスイッチング素子とリアクトルが直列接続され、前記スイッチング素子をON/OFF制御することにより降圧された直流電圧を負荷に供給する降圧型コンバータと、
    前記リアクトルに流れる電流を検出する電流検出手段と、
    前記リアクトルに流れる回生電流が0になったタイミングを検出する臨界電流検出手段と、
    前記臨界電流検出手段が前記リアクトルに流れる回生電流が0になったことを検出したタイミングを起点として所定の傾斜で上昇する電圧信号を生成し、前記臨界電流検出手段が前記リアクトルに流れる回生電流が0になったタイミングで前記電圧信号を0にリセットする三角波発生手段と、
    前記臨界電流検出手段が前記リアクトルに流れる回生電流が0になったタイミングを検出したとき前記スイッチング素子をONさせるゲート信号を出力し、前記三角波発生手段で生成された電圧信号が前記電流検出手段で検出された電流検出信号を超えたとき前記ゲート信号をOFFするゲート信号出力手段と、
    を備えたことを特徴とする直流電源装置。
  2. 前記電流検出手段は、前記リアクトルに流れる電流検出信号を前記交流電源の交流電圧の半周期よりも長い時定数を有するフィルタを介して出力することを特徴とする請求項1に記載の直流電源装置。
  3. 前記電流検出手段の信号を一定の信号となる様に制御することで定電流制御することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれか一項に記載の直流電源装置。
  4. 前記臨界電流検出手段は、前記リアクトルに流れる回生電流が0になり自由振動が開始されたときに発生する電圧が予め定めた第1の所定電圧を超えたことを検出することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の直流電源装置。
  5. 前記電流検出手段、三角波発生手段、及びゲート信号出力手段の第2基準電位は、前記整流器の整流出力正極端子側の第1基準電位に対しフローティングであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の直流電源装置。
  6. 前記電流検出手段は、直列接続された前記スイッチング素子と前記リアクトルとの間に設けられた電流検出抵抗により前記リアクトルに流れる電流を検出することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の直流電源装置。
  7. 前記臨界電流検出手段は、前記リアクトルと出力端子との間の電圧をダイオードを介してコンパレータの反転入力端子に入力し、前記コンパレータの非反転入力端子に前記所定電圧を入力し、該コンパレータにより前記リアクトルと出力端子との間の電圧を前記第1の所定電圧と比較することで検出する手段としたことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の直流電源装置。
  8. 前記負荷はLED負荷であることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の直流電源装置。
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