JP5543184B2 - 配線板用材料、積層板、多層板及び配線基板 - Google Patents

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Description

本発明はプリント基板、プローブカード、パッケージ用ビルドアップ基板のコア材などに好適な回路基板材料に関するものである。
回路基板、特に熱硬化樹脂を使用した回路基板では近年の著しい微細化、精密化、薄膜化、或いは工程の高温化などに伴ない、基板材料(通常、熱膨張率=10〜30ppm/℃)とシリコン(熱膨張率=3〜4ppm/℃)との熱膨張率差が問題となっている。即ち、熱膨張率が大きいと、例えば、プローブカードに使った場合、カードと検査対象のシリコン基板との間の熱膨張の差で評価位置のズレが大きくなり、正確な検査が不可能となる。一方、パッケージ用に使った場合は基板とシリコンチップを接着する際の半田リフローなどの熱で歪み応力が発生し、接着部分が剥離し易いと言う問題があった。
この解決の為に、これまでは熱硬化樹脂(一例として、エポキシ樹脂の熱膨張率=60〜80ppm/℃)と熱膨張率の比較的小さい無機フィラー、例えば、天然や合成の石英インゴットを粉砕したままの角張ったシリカ粉を大量に充填した組成物、更にはNa,Ca,Mg,等の酸化物を主成分とする一般的なアルカリガラスや低熱膨張率ガラスのSi,Ca,Al,B,等の酸化物を主成分とするEガラス(熱膨張率=5.4〜5.6ppm/℃)、或いはSi,B,等の酸化物を主とするDガラス(熱膨張率=3.1ppm/℃)、Si,B,Al,の酸化物を主成分とするNEガラス(熱膨張率=3.4ppm/℃)等のガラスクロスを用いたりした組成物などが使われていた。
又、上記のガラスクロスを使用した場合ではコストや、製造の困難さ、積層の容易さの観点から、平均直径が20μm以上のフィラメントであったり、クロスの開口率が20%以下か70%以上、或いはクロス目付けが100g/m以上のガラスクロスが使われていた。しかし、これ等の方法では10ppm/℃以下の熱膨張率を実現することは困難であった。即ち、熱硬化樹脂に熱膨張率を小さくする目的で粉砕シリカ粉を多く充填すると流動性が失われ、配線板や積層板などの加工が困難である。
又、ガラスクロスを併用した場合はガラスクロスの熱膨張率が小さくないと必然的に得られた物の熱膨張率は大きなものになる。熱膨張率が比較的小さいEガラスの場合でもフィラメントの平均直径が太過ぎたり、クロスの開口率が過小の時や、或いはクロス目付けが100g/m以上の場合は熱硬化樹脂と無機フィラーが均一にクロスに含浸付着せず又、付着量も少量となり、熱膨張率は面内不均一で、しかもシリコンの熱膨張率の近くまで低下させることは困難であった。
一方、特許文献1は、石英ガラスクロスをシランカップリング剤で表面処理した後、エポキシ系樹脂を含浸させ、プリプレグとし、該プリプレグを積層して得た積層板が記載されている。しかしながら特許文献1記載の積層板は、使用する原材料が管状体であるため高価になるといった問題があった。
特開2006−27960号公報
本発明は前記の事情に鑑み、なされたものであり、低熱膨張率で高周波特性、耐熱性、などに優れた回路基板材料を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の配線板用材料は、熱硬化性樹脂と、無機フィラーと、石英クロス(熱膨張率=0.5〜0.6ppm/℃)とを含む配線板用材料であって、
前記石英クロスのクロス目付けが100g/m以下であること、
前記熱硬化性樹脂100質量部に対して前記無機フィラーを50〜700質量部配合すること、
前記熱硬化性樹脂が、エポキシ樹脂、ビスマレイミドトリアジン樹脂及びポリイミド樹脂からなる群から選ばれる1種以上であること、
前記無機フィラーが、平均粒子径が0.1〜20μmの球状シリカを主成分とすること、
前記石英クロスが、平均直径20μm以下の石英フィラメントを15〜200本束ねた繊維束を用いて形成されること、及び
前記石英クロスの開口率が20〜70%であること、
を包含し、
低熱膨張率で高周波特性や耐熱特性に優れ、かつ当該低熱膨張率であることによって当該配線板用材料から成形加工された低熱膨張率の積層板を配線基板のコア基板としてシリコンチップ(熱膨張率3〜6ppm/℃)を実装する場合、半田リフロー時、はんだ溶融温度まで加熱した後、温度降下を行っても、熱膨張の差に起因する半田接合部分の剥離が生じないようにしたことを特徴とする。
本発明の配線板用材料に於いて、前記熱硬化性樹脂が、エポキシ樹脂、ビスマレイミドトリアジン樹脂及びポリイミド樹脂からなる群から選ばれる1種以上であることが好ましい。熱硬化性樹脂がエポキシ樹脂、ビスマレイミドトリアジン樹脂、ポリイミド樹脂であることにより、コストが比較的安く、加工性の良い配線板用材料が出来る。
本発明の配線板用材料に於いて、前記無機フィラーが、平均粒子径が0.1〜20μmの球状シリカを主成分とすることが好適である。無機フィラーが平均粒子径が0.1〜20μmの球状シリカを主成分とすることにより、シリカを高充填した配線板用材料でも成形時には流動性が良く積層が容易である。
本発明の配線板用材料に於いて、前記石英クロスが、平均直径20μm以下の石英フィラメントを15〜200本束ねた繊維束を用いて形成されることが好ましい。石英クロスが平均直径20μm以下の石英フィラメントを15〜200本束ねた繊維束であることにより、成形して得られる積層板がより薄く、平滑で高強度なものが得られる。
本発明の配線板用材料に於いて、前記石英クロスの開口率が20〜70%であることが好適である。
本発明のプリプレグは、本発明の配線板用材料を用いて形成されることを特徴とする。
本発明の積層板は、本発明の配線板用材料をそのままか、又はプリプレグにした後、所要の枚数を積層し、必要に応じ、この片側又は両側に金属箔を重ねて加熱、加圧成形することを特徴とする。
本発明の多層板は、本発明の積層板をコア材とし、必要に応じ、その片側又は両側に回路を形成したプリント基板を積層することを特徴とする。
本発明の配線基板は、本発明の配線板用材料を含むコア基板の片側又は両側に、導体層と絶縁層とを交互に積層した配線積層部が形成されていることを特徴とする。
本発明の配線基板は、前記配線積層部が、表面側にチップ部品と接続するための端子パッドが形成されていることが好ましい。ICチップやLSI等のチップ部品を搭載するための端子パッドが形成されたパッケージ基板とすることにより、シリコンチップ(熱膨張率3〜6ppm/℃)を接着する際の半田リフロー時、はんだ溶融温度まで加熱した後、温度降下を行っても、熱膨張の差に起因する半田接合部分の剥離という問題は生じず、接続信頼性が高くなる。
また、本発明の配線基板は、前記配線積層部の表面に電子部品検査用のプローブが形成されていることが好適である。プローブカードなどの電子部品検査用装置とすることにより、配線基板と検査対象のシリコン基板との間の熱膨張の差に起因する評価位置のズレ及び接触不良が少なくなる。その結果、接続信頼性の高い正確な検査が可能となる。
本発明の配線板用材料及び本発明のプリプレグによれば、熱硬化性樹脂系ではこれまでに到達出来なかった低熱膨張率を実現することが出来ると共に高周波特性や耐熱特性に優れた回路基板材料を得ることが可能となる。
本発明の積層板、及び本発明の多層板によれば、基板の反りやチップ剥離が極めて少ない低熱膨張率で高周波特性、耐熱性、などに優れた実用的な回路基板材料を提供することが出来る。
本発明の配線基板によれば、熱膨張率が低く接続信頼性の高い配線基板を得ることができる。
本発明の配線基板の一実施形態を示す概略平面図である。 図1の配線基板の概略裏面図である。 図1の配線基板の部分断面図である。 石英クロスの開口率の測定方法を示す概略説明図である。
以下に本発明の実施の形態について説明する。
本発明の配線板用材料は、熱硬化性樹脂と、無機フィラーと、1枚以上の石英クロスとを含む配線板用材料であって、前記石英クロスのクロス目付けが100g/m以下であり、前記熱硬化性樹脂100質量部に対して前記無機フィラーを50〜700質量部配合する配線板用材料である。本発明の配線板用材料を用いて成形された熱硬化性樹脂系の積層板、回路基板はシリコンに近い熱膨張率のものが得ることが出来る。
本発明の配線板用材料の製造方法は特に制限はないが、熱硬化性樹脂、無機フィラー、及び必要に応じて、溶媒、硬化剤、硬化促進剤、改質剤、難燃剤等の成分を配合し、ニーダー、ミキサー、ブレンダー等で均一に混合して樹脂組成物を調整した後、1枚又は複数枚重ねた石英クロスに該樹脂組成物を含浸し、本発明の配線板用材料を製造することが好ましい。本発明の配線板用材料において、前記熱硬化性樹脂100質量部に対して、前記石英クロスを200〜1200質量部配合することが好適である。
本発明のプリプレグは、本発明の配線板用材料を用いて形成されることを特徴とする。
本発明のプリプレグの製造方法は特に制限はないが、熱硬化性樹脂、無機フィラー、及び必要に応じて、溶媒、硬化剤、硬化促進剤、改質剤、難燃剤等の成分を配合し、ニーダー、ミキサー、ブレンダー等で均一に混合して樹脂組成物を調整した後、1枚又は複数枚の石英クロスに該樹脂組成物を含浸し、本発明の配線板用材料を得た後、該配線板用材料を乾燥し、本発明のプリプレグを製造することが好ましい。
本発明に於いて、熱硬化性樹脂としてはエポキシ樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂、ビスマレイミドトリアジン樹脂、ポリイミドアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ウレタン樹脂などの熱硬化性樹脂であれば特に制限は無いが、コストと成形加工性、基板特性の面から特にはエポキシ樹脂、ビスマレイミドトリアジン樹脂、ポリイミド樹脂が好適である。
無機フィラーとしてはアルミナ、水酸化アルミニウム、タルク、シリカ、炭酸カルシウム、酸化鉄、雲母、窒化珪素、窒化アルミニウム、セリヤなど通常の無機化合物、或いはこれ等の混合物などの微粉であれば良いが、特には自体が低熱膨張率で、しかも大量に配合しても高流動性の配線板用材料が可能で、積層板に成形し易い、主成分が平均粒子径が0.1〜20μmの球状シリカよりなるフィラーが最適である。平均粒子径が0.1μmより細かいと樹脂組成物の粘度が上がり流動性が悪くなり、成形作業時に困難さが生じる。また、20μmより粗いと積層板の表面の平滑性が悪くなる。
石英クロスとしては天然、又は合成石英の石英フィラメントを織布もしくは不織布のいずれの形態でも使えるが、特に配線板用材料を薄く精密な積層板に成形加工するにはクロス目付けが100g/m以下に織布した石英クロスが良く、10g/m以上100g/m以下がより好ましい。100g/mを超えた石英クロスを使用すると粗雑で厚いものとなる。
織布に平均直径が20μm以下、好ましくは3μm以上15μm以下の石英フィラメントを15〜200本束ねた繊維束を用いると石英クロスの目付けが上記の100g/m以下の物として得られ易い。
この範囲外の繊維束の場合はクロス強度が極端に弱くなったり、部厚い物になってしまう。尚、平均直径が20μmを超えた石英フィラメントを用いると精密な薄物の積層板の製造が難しい。
石英クロスの開口率が20〜70%であることにより、樹脂組成物の含浸付着が好適に実施できる。この範囲を外れると、例えば石英クロスの開口率が20%未満であると樹脂組成物の含浸がしづらく、付着量が多くなり斑に成り易い。一方、70%よりも高いと樹脂組成物が石英クロスに留まりづらく付着量が著しく少なくなってしまう。さらに、石英クロスの開口率が20〜70%であると、樹脂組成物の均一な含浸付着が容易であるばかりでなく、成形加工された積層板は低熱膨張率で表面が平滑であり、厚みのバラツキも極めて少ない。これ等の積層板をコア材とした多層基板は最先端の回路基板材料に好適である。
図4は、石英クロスの開口率の測定方法を示す概略説明図である。図4において、符号100は石英クロスであり、符号102は石英フィラメントを束ねた繊維束である。本発明において、石英クロスの開口率とは、図4に示した如く、クロス間隙104の面積(a×b)及び隣接するクロス間隙の間隙中心C1,C2,C3,C4間の面積(X×Y)を測定し、クロス網目全体に占める隙間の割合を下記式(1)により算出したものである。
Figure 0005543184
前記式(1)において、aは縦方向のクロス間隙の長さ、bは横方向のクロス間隙の長さ、Xは横方向で隣接するクロス間隙の間隙中心C1,C2間の距離、Yは縦方向で隣接するクロス間隙の間隙中心C2,C3間の距離である。
本発明の積層板を得るには上記の配線板用材料をそのまま又は適宜加熱してプリプレグにした後に所要の枚数を積層し、必要に応じ、この片側又は両側に金属、例えば銅箔などを重ねて加圧、加熱したロール又はプレスで成形する。
本発明の積層板において、石英クロスの枚数は複数枚であればよく特に制限はないが、5枚/mm〜75枚/mmであることが好適である。本発明において、石英クロスを重ねる方法に制限はなく、1枚の石英クロスに前述した樹脂組成物を含浸し、本発明の配線板用材料を製造し、必要に応じてプリプレグとした後、該配線板用材料又はプリプレグを複数枚重ねて作成してもよく、また、複数枚重ねた石英クロスに前述した樹脂組成物を含浸し、本発明の配線板用材料を製造し、必要に応じてプリプレグとした後、該配線板用材料又はプリプレグを1枚又は複数枚重ねて作成してもよい。
本発明の多層板は前記で作成した積層板をコア材として必要に応じ、その片側又は両側に回路を形成したプリント基板を1枚以上、積層して作られる。尚、層間の導通は通常はスルーホールのメッキ或いは導電ペーストなどの充填で行われる。
本発明の配線基板を具体化した一実施形態を図面に基づき詳細に説明する。図1は、本発明の配線基板の一実施形態を示す概略平面図であり、図2は、図1の配線基板の概略裏面図である。図3は、図1の配線基板の部分断面図である。
図1〜3において、符号10は本発明の一実施形態の配線基板で、チップ部品搭載用の配線基板である。図3に示されるように、前記配線基板10は、略矩形板状のコア基板12と、コア基板12のコア主面13上に形成される第1ビルドアップ層(配線積層部)15と、コア基板12のコア裏面14上に形成される第2ビルドアップ層(配線積層部)16とからなる。
前記コア基板12は、本発明の配線板用材料を用いて形成された積層板を用いている。コア基板12における複数箇所にはスルーホール導体17が形成されている。スルーホール導体17の内部は、例えばエポキシ樹脂を主成分とする充填材18で埋められている。また、コア基板12のコア主面13及びコア裏面14には、銅からなる導体層19がパターン形成されており、各導体層19は、スルーホール導体17に電気的に接続されている。
コア基板12のコア主面13上に形成された第1ビルドアップ層15は、熱硬化性樹脂(例えば、エポキシ樹脂)を主成分とする2層の樹脂絶縁層20,21と、銅からなる導体層19,22,23を交互に積層した構造を有している。また、第2層の樹脂絶縁層21の表面上における複数箇所には、導体層23を構成する端子パッド230がアレイ状に形成されている。さらに、樹脂絶縁層21の表面は、ソルダーレジスト29によってほぼ全体的に覆われている。ソルダーレジスト29の所定箇所には、端子パッド230を露出させる開口部30が形成されている。端子パッド230の表面上には、複数のはんだバンプが配設され、矩形平板状をなすチップ部品(シリコンを主体とするICチップ等)の面接続端子に電気的に接続される。また、樹脂絶縁層20,21内には、それぞれビア導体26,28が設けられている。これらビア導体26,28は、導体層19,22,23を相互に電気的に接続している。
コア基板12のコア裏面14上に形成された第2ビルドアップ層16は、上述した第1ビルドアップ層15と同様に、熱硬化性樹脂(例えば、エポキシ樹脂)からなる2層の樹脂絶縁層31,32と、導体層19,33,34とを交互に積層した構造を有している。第2層の樹脂絶縁層32の下面上における複数箇所には、ビア導体28を介して導体層33に電気的に接続されるBGA用パッド340がアレイ状に形成されている。また、樹脂絶縁層32の下面は、ソルダーレジスト36によってほぼ全体的に覆われている。ソルダーレジスト36の所定箇所には、BGA用パッド340を露出させる開口部37が形成されている。BGA用パッド340の表面上にははんだバンプ38が形成されている。
図1に示されるように、配線基板10の表面53(ビルドアップ層15の表面)側において、部品と接続するための端子パッド230がアレイ状に露出している。図2に示されるように、配線基板10の裏面54(ビルドアップ層16の表面)において、外部回路基板と接続するためのはんだバンプ38がアレイ状に形成されている。
次に、上記構成の配線基板10の製造手順について説明する。
前述した本発明の配線板用材料を用いて形成された積層板(コア基板)のコア主面13及びコア裏面14に導体層19となる銅箔を貼着してなる両面銅張積層板(金属箔付きコア基板)を準備する。両面銅張積層板を貫通する貫通孔を所定位置に形成する。そして、従来公知の手法に従って無電解銅めっき及び電解銅めっきを行うことでめっきスルーホール17を形成した後、そのめっきスルーホール17内に充填材18を充填し熱硬化させる。
その後、コア基板両面の銅箔のエッチングを行うことでコア基板12上に導体層19をパターニング形成する。具体的には、無電解銅めっきの後、露光用ガラスマスクを配置して露光を行い、さらに現像を行って所定パターンのめっきレジストを形成する。この状態で無電解銅めっき層を共通電極として電解銅めっきを施した後、まずレジストを溶解除去して、さらに不要な無電解銅めっき層をエッチングで除去する。その結果、コア基板12の表面に所定パターンの導体層19が形成される。
次に、従来周知のビルドアップ法に基づいて、コア基板12のコア主面13の上にビルドアップ層15を形成するとともに、コア基板12のコア裏面14の上にビルドアッブ層16を形成する。
詳述すると、先ず、コア基板12のコア主面13及びコア裏面14に、それぞれエポキシ樹脂を主成分とするフィルム状絶縁樹脂材料を重ね合わせるようにして配置する。そして、この積層物を真空圧着熱プレス機で真空下にて加圧加熱することにより、フィルム状絶縁樹脂材料を硬化させてコア主面13及びコア裏面14に1層目の樹脂絶縁層20,31を各々形成する。
その樹脂絶縁層20,31の所定の位置にレーザを照射することによりビア穴25を形成する。そして、無電解銅めっきを行うことにより、ビア穴25内にビア導体26を形成するとともに、樹脂絶縁層20の上面全体に無電解めっき層を形成する。その後、露光及び現像を行って所定パターンのレジストを形成する。そして、電解銅めっきを施した後、まずレジストを溶解除去して、さらに不要な無電解銅めっき層をエッチングで除去する。その結果、樹脂絶縁層20,31上に所定パターンの導体層22,33が形成される。
上記1層目の樹脂絶縁層20,31の場合と同様に、2層目の樹脂絶縁層21,32を形成する。さらに、樹脂絶縁層21,32の所定の位置にレーザを照射することでビア穴27を形成する。そして無電解銅めっきを行うことにより、ビア穴27にビア導体28を形成するとともに、樹脂絶縁層21,32の上面全体に無電解銅めっき層を形成する。その後、露光及び現像を行って所定パターンのめっきレジストを形成して、電解銅めっきを施す。そして、レジストを溶解除去して、さらに不要な無電解銅めっき層をエッチングで除去する。その結果、樹脂絶縁層21上には、複数の端子パッド230を構成する導体層23が形成されるとともに、樹脂絶縁層32上には、複数のBGA用パッド340を構成する導体層34が形成される。
次いで、樹脂絶縁層21,32の表面上に感光性液状樹脂材料を塗布して硬化させることによりソルダーレジスト29,36を形成する。そして、ソルダーレジスト29の表面に露光用ガラスマスクを重ね合わせるように配置する。その状態で、露光用ガラスマスクを重ね合わせるように配置する。その状態で、露光用ガラスマスクを介して露光を行い、さらに現像を行うことで、ソルダーレジストに開口部30をパターニングする。また、コア基板12の下面側のソルダーレジスト36についても、同様に、ソルダーレジスト36の表面に露光用ガラスマスクを配置して、露光及び現像を行い、ソルダーレジスト36に開口部37をパターニングする。
そして、各開口部30,37から露出した端子パッド230,BGA用パッド340に対してニッケル−金めっきの処理を行う。その後、周知の手法によりBGA用パッド340の表面上にはんだバンプ38を形成することにより配線基板10が完成する。
本実施の形態によれば、コア基板12の熱膨張率が小さいため、シリコンチップ(熱膨張率3〜6ppm/℃)を実装する場合、半田リフロー時、はんだ溶融温度まで加熱した後、温度降下を行っても、熱膨張の差に起因する半田接合部分の剥離という問題は生じない。従って、実装するチップ部品との接続不具合を確実に抑えることができる。
上記実施の形態ではチップ部品搭載用の配線基板を示したが、電子部品検査装置としての配線基板とすることもできる。この場合、配線積層部15の表面に露出する端子パッド230に導電性金属プローブが形成される。導電性金属プローブはウェハ上に形成されたICの端子群に対して当接可能となる。この配線基板もコア基板12の熱膨張率が小さいため、配線基板と検査対象のシリコン基板との間の熱膨張の差に起因する評価位置のずれが少なく、接続信頼性が高くなる。その結果、正確な検査が可能となる。
上記実施の形態の製造方法では、従来周知のビルドアップ法に基づいて、コア基板12のコア主面13の上にビルドアップ層15を形成するとともに、コア基板12のコア裏面14の上にビルドアップ層16を形成したが、以下のような工程に変更することもできる。
ビルドアップ層15,16を得るために、外側面に銅箔が貼り付けられたポリイミドのフィルムからなる感光性の樹脂絶縁層20,31を用意する。なお、樹脂絶縁層21,32についても同様に用意する。次いで銅箔および樹脂絶縁層20,31における所定の位置に対し、レーザの照射を銅箔側から行って、ほぼ円錐台形のビアホール25を複数個形成する。さらに、各ビアホール25内に対し、スキージを用いてAg粉末またはCu粉末を含む導電性ペーストを個別に充填し、表面がほぼ面一である円錐台形の導電性ペースト充填体を形成した。かかる状態で、導電性ペースト充填体を仮硬化しビア導体26とすべく樹脂絶縁層20,31を加熱する。
次いで、仮硬化されたビア導体26および銅箔の上に、所定パターンのメッキレジストを形成した状態で、メッキレジストに覆われていない部分をエッチング液に接触させて除去した後、メッキレジストを剥離液で剥離する。その結果、樹脂絶縁層20,31の表面にはビア導体26と接続された所定パターンの導体層22,33が形成される。なお、樹脂絶縁層21,32についても前記同様の工程を施して、ビア導体28、端子パッド230,BGA用パッド340を形成する。一方、ソルダーレジスト29,36として、ポリイミドフィルムの所定の位置に対して穴あけ加工を行った熱硬化性の樹脂フィルムを用意する。
上記実施の形態の導体層19を形成したコア基板12(コア材)の表面上に、樹脂絶縁層20,21(プリント基板)及びソルダーレジスト29を積層・圧着・加熱して、ビルドアップ層15を形成すると共に、導体層19を形成したコア基板12(コア材)の裏面上に、樹脂絶縁層31,32(プリント基板)及びソルダーレジスト36を積層・圧着・加熱して、ビルドアップ層16を形成する。この際、導体層19とビルドアップ層15,16におけるビア導体26,28、導体層22,33、端子パッド230,BGA用パッド340が電気的に接続された状態となる。
上記実施の形態では、配線基板の裏面54上には半田バンプが形成されているため、BGA用パッド340とされているが、PGA用パッド、LGA用パッドとすることも可能である。PGA用パッドを形成した場合、その表面上にはピンが立設される。LGA用パッドは外部回路基板のコネクタ等の接続端子と接続されるため、配線基板の裏面54にて露出した形態となる。
以下に実施例を示し、更に詳細に説明するが以下の例で本発明がこれに限定されるものではない。
(実施例1)
ビスフェノールA及びFをベースにし、酸無水物を硬化剤にしたエポキシ樹脂100質量部、硬化促進剤としてイミダゾール1質量部、及び平均粒子径が5.3μmの球状シリカ570質量部をニーダーで混合した樹脂組成物を、平均フィラメント径6μmの石英ガラスフィラメントを40本束ねた繊維束で形成された開口率35%、目付け15g/mの石英クロスを5枚重ねたものに含浸させ、本発明の配線板用材料を得た後、150℃、100kg/cm、の条件下で2時間プレスを行って、縦25mm×横25mm×厚さ1.0mmの平面視略矩形板状の積層板を得た。
この積層板の平面方向(XY方向)における熱膨張率を圧縮法で測定した結果、ガラス転移点前(50℃〜150℃)までは4.3ppm/℃であり、極めてシリコンの熱膨張率に近いものであった。ガラス転移点は、JPCA−BU01に規定されるTMA(熱機械分析)にて測定したものであり、積層板のガラス転移点は、140℃であった。積層板の曲げ弾性率は17GPaで十分なる強度を有していた。
この積層板をコア材にして銅張りのポリイミド基板に回路を形成したプリント基板を10層積層した多層板にシリコンチップを半田で接着したが剥離は全く起こらなかった。
又、高周波特性もテフロン(登録商標)基板に近い優れたものであった。
さらに、この積層板をコア基材にして、図1に示した配線基板を前述の如く製造した。半田リフロー時、はんだ溶融温度まで加熱した後、温度降下を行っても、熱膨張の差に起因する半田接合部分は剥離せず、実装するチップ部品との接続不具合を抑えることができた。
(実施例2)
実施例1で示したエポキシ樹脂100質量部、硬化促進剤としてイミダゾール1質量部、及び平均粒子径が5.3μmの球状シリカ570質量部をニーダーで混合した樹脂組成物を、平均フィラメント径7μmの石英ガラスフィラメントを200本束ねた繊維束で形成された開口率20%、目付け100g/mの1枚の石英クロスに含浸させ、本発明の配線板用材料を得た後、120℃、1分で仮乾燥し、本発明のプリプレグを作成した。該プリプレグを切断後15枚重ね、150℃、100kg/cm、の条件下で2時間プレスを行って、縦25mm×横25mm×厚さ1.5mmの平面視略矩形板状の積層板を得た。この積層板の平面方向(XY方向)における熱膨張率を圧縮法で測定した結果、ガラス転移点前(50℃〜150℃);3.9ppm/℃であった。
(比較例1)
実施例1で示したエポキシ樹脂100質量部、硬化促進剤としてイミダゾール1質量部、及び平均粒子径が5μmの球状シリカ5質量部をニーダーで混合した樹脂組成物を、平均フィラメント径7μmの石英ガラスフィラメントを200本束ねた繊維束で形成された目付け100g/mの石英クロスに含浸後、120℃、1分で仮乾燥し、切断後15枚重ね、150℃、100kg/cm、の条件下で2時間プレスを行って、縦25mm×横25mm×厚さ1.5mmの平面視略矩形板状の積層板を得た。この積層板の平面方向(XY方向)における熱膨張率を圧縮法で測定した結果、ガラス転移点前(50℃〜150℃);10.5ppm/℃であった。
(比較例2)
実施例1で示したエポキシ樹脂100質量部、硬化促進剤としてイミダゾール1質量部、及び平均粒子径が30μmの球状シリカ100質量部を混合した樹脂組成物を、平均フィラメント径9μmの石英ガラスフィラメントを250本束ねた繊維束で形成された目付け130g/m、開口率10%の石英クロスに含浸後、120℃、5分で仮乾燥し、切断後8枚重ね、150℃、150kg/cm、の条件下で4時間プレスを行って、縦25mm×横25mm×厚さ1.0mmの平面視略矩形板状の積層板を得た。この積層板の断面を観察すると球状シリカが不均一に存在しプリント基板用のコア材として好ましくないものであった。
(比較例3)
石英クロスの代わりにEガラスのクロスを用いた以外は実施例1と同様な処方で実験を行った結果、積層板の熱膨張率は、ガラス転移点前(50℃〜150℃);12ppm/℃、多層板はシリコンチップと基板との界面で一部に剥離が見られた。尚、高周波特性は従来の基板にほぼ近いものであまり改善されていなかった。
10:配線基板、12:コア基板、13:コア主面、14:コア裏面、15:第1ビルドアップ層、配線積層部、16:第2ビルドアップ層、配線積層部、17:スルーホール導体、18:充填材、19,22,23,33,34:導体層、20,21,31,32:樹脂絶縁層、25,27:ビア穴、26,28:ビア導体、29,36:ソルダーレジスト、30,37:開口部、38:はんだバンプ、53:配線基板の表面、54:配線基板の裏面、230:端子パッド、340:BGA用パッド、100:石英クロス、102:繊維束、クロス間隙104、C:間隙中心。

Claims (7)

  1. 熱硬化性樹脂と、無機フィラーと、石英クロスとを含有する配線板用材料であって、
    前記石英クロスのクロス目付けが100g/m以下であること、
    前記熱硬化性樹脂100質量部に対して前記無機フィラーを50〜700質量部配合すること、
    前記熱硬化性樹脂が、エポキシ樹脂、ビスマレイミドトリアジン樹脂及びポリイミド樹脂からなる群から選ばれる1種以上であること、
    前記無機フィラーが、平均粒子径が0.1〜20μmの球状シリカを主成分とすること、
    前記石英クロスが、平均直径20μm以下の石英フィラメントを15〜200本束ねた繊維束を用いて形成されること、及び
    前記石英クロスの開口率が20〜70%であること、
    を包含し、
    低熱膨張率で高周波特性や耐熱特性に優れ、かつ当該低熱膨張率であることによって当該配線板用材料から成形加工された低熱膨張率の積層板を配線基板のコア基板としてシリコンチップ(熱膨張率3〜6ppm/℃)を実装する場合、半田リフロー時、はんだ溶融温度まで加熱した後、温度降下を行っても、熱膨張の差に起因する半田接合部分の剥離が生じないようにしたことを特徴とする配線板用材料。
  2. 請求項1記載の配線板用材料を用いて形成されることを特徴とするプリプレグ。
  3. 請求項1記載の配線板用材料をそのままか、又はプリプレグにした後、所要の枚数を積層し、必要に応じ、この片側又は両側に金属箔を重ねて加熱、加圧成形することを特徴とする積層板。
  4. 請求項3記載の積層板をコア材とし、必要に応じ、その片側又は両側に回路を形成したプリント基板を積層することを特徴とする多層板。
  5. 請求項1記載の配線板用材料を含むコア基板の片側又は両側に、導体層と絶縁層とを交互に積層した配線積層部が形成されていることを特徴とする配線基板。
  6. 前記配線積層部は、表面側にチップ部品と接続するための端子パッドが形成されていることを特徴とする請求項5記載の配線基板。
  7. 前記配線積層部の表面に電子部品検査用のプローブが形成されていることを特徴とする請求項5記載の配線基板。
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