JP5542617B2 - 暖房システム - Google Patents

暖房システム Download PDF

Info

Publication number
JP5542617B2
JP5542617B2 JP2010242725A JP2010242725A JP5542617B2 JP 5542617 B2 JP5542617 B2 JP 5542617B2 JP 2010242725 A JP2010242725 A JP 2010242725A JP 2010242725 A JP2010242725 A JP 2010242725A JP 5542617 B2 JP5542617 B2 JP 5542617B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
hot water
flow rate
heat
heat exchanger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010242725A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012093064A (ja
Inventor
佳幹 可児
郁朗 足立
克也 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rinnai Corp filed Critical Rinnai Corp
Priority to JP2010242725A priority Critical patent/JP5542617B2/ja
Publication of JP2012093064A publication Critical patent/JP2012093064A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5542617B2 publication Critical patent/JP5542617B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)

Description

本発明は、暖房システムに関する。
ヒートポンプなどの熱源を利用して水を加熱し、高温の水として貯湯タンクに貯えておいて、必要時にその貯湯タンクの高温の水を利用して暖房用熱媒を加熱するタイプの暖房システムが従来から用いられている。
特許文献1には、ヒートポンプを利用した暖房システムが開示されている。この暖房システムでは、貯湯タンクの底部から低温の水を吸い出し、ヒートポンプによって加熱した後、高温となった水(温水)を貯湯タンクの頂部に戻すことで、貯湯タンクの沸き上げを行う。貯湯タンクの内部には温度成層が形成されており、上部には高温の水の層が形成され、下部には低温の水の層が形成される。暖房運転の際には、貯湯タンクの上部から高温の水を吸い出し、熱交換器において低温の暖房用熱媒との間で熱交換させる。熱交換器を通過して高温となった暖房用熱媒が暖房系統に送られて、暖房運転が行われる。また、熱交換器を通過して低温となった水は、貯湯タンクの下部に戻される。
特開2010−175150号公報
暖房系統における暖房負荷が高い場合には、暖房系統を循環する暖房用熱媒の流量をそれだけ大きくする必要がある。暖房用熱媒の流量は、暖房循環ポンプの回転数を上げることによって、大きくすることができる。しかしながら、貯湯タンクからの温水と熱交換する熱交換器を暖房用熱媒が通過する際の圧力損失は大きく、暖房用熱媒の流量を大きくするためには、それだけ能力の高い大型のポンプを暖房循環ポンプとして用いる必要があった。暖房循環ポンプの能力が低くても、大きな流量の暖房用熱媒を循環させることが可能な技術が期待されている。
本発明は上記課題を解決する。本発明では、貯湯タンクに貯えられた温水と熱交換器を介して熱交換することで暖房用熱媒を加熱する暖房システムにおいて、暖房循環ポンプの能力が低くても、大きな流量の暖房用熱媒を暖房系統に循環させることが可能な技術を提供する。
本発明は暖房システムとして具現化される。その暖房システムは、温水と暖房用熱媒の間で熱交換する熱交換器と、温水を貯える貯湯タンクと、前記貯湯タンクから温水を吸い出し、前記熱交換器を通過させて、前記貯湯タンクに戻すタンク循環ポンプと、暖房用熱媒を前記熱交換器と暖房系統の間で循環させる暖房循環ポンプと、前記暖房系統からの暖房用熱媒を前記熱交換器をバイパスして前記暖房系統に戻すバイパス経路と、前記熱交換器に流入する暖房用熱媒の流量を計測する流量計測手段と、前記バイパス経路を流れる暖房用熱媒の流量を調整する流量調整手段を備えている。その暖房システムはさらに、前記熱交換器に流入する温水の温度を計測する温水流入温度計測手段と、前記熱交換器から流出する温水の温度を計測する温水流出温度計測手段と、前記熱交換器に流入する暖房用熱媒の温度を計測する暖房流入温度計測手段と、前記熱交換器から流出する暖房用熱媒の温度を計測する暖房流出温度計測手段と、前記流量計測手段で計測される流量と、前記温水流入温度計測手段、前記温水流出温度計測手段、前記暖房流入温度計測手段および前記暖房流出温度計測手段のそれぞれで計測される温度と、前記タンク循環ポンプの運転状態に基づいて、前記流量計測手段での異常の有無を診断する異常診断手段を備えている。
流量計測手段で計測される流量に基づいて流量調整手段を制御する場合、流量計測手段に異常が発生すると正確な流量を計測することができず、流量調整手段を適切に制御することができなくなってしまう。しかしながら、一般に流量計測手段での異常の発生を発見することは難しい。そこで、上記の暖房システムでは、熱交換器における暖房用熱媒と温水の間での熱収支に着目して、流量計測手段における異常の有無を診断する。熱交換器における暖房用熱媒と温水の間での熱収支は、熱交換器に流入する温水の温度と、熱交換器から流出する温水の温度と、熱交換器を流れる温水の流量と、熱交換器に流入する暖房用熱媒の温度と、熱交換器から流出する暖房用熱媒の温度と、熱交換器を流れる暖房用熱媒の流量から、計算することができる。熱交換器を流れる温水の流量は、タンク循環ポンプの運転状態から推定することができる。上記の暖房システムによれば、流量計測手段における異常の発生を適切に診断することができる。
上記の暖房システムは、前記流量計測手段で計測される流量と、前記暖房流入温度計測手段および前記暖房流出温度計測手段のそれぞれで計測される温度に基づいて、暖房用熱媒が前記熱交換器を通過する際に受け取る熱量を算出する暖房熱量算出手段と、前記温水流入温度計測手段および前記温水流出温度計測手段のそれぞれで計測される温度と、前記タンク循環ポンプの運転状態に基づいて、温水が前記熱交換器を通過する際に放出する熱量を算出する温水熱量算出手段と、暖房熱量算出手段で算出された熱量を温水熱量算出手段で算出された熱量と比較することで、前記流量計測手段での異常の有無を診断することが好ましい。
流量計測手段が正常で正確な流量を計測している場合、上記のように暖房用熱媒が熱交換器を通過する際に受け取る熱量と温水が熱交換器を通過する際に放出する熱量をそれぞれ算出して、両者を比較すると、ほとんど大きな差を生じない。しかしながら、流量計測手段に異常が発生して正確な流量を計測できなくなると、上記のように算出される熱量に大きな差が生じてくる。上記の暖房システムによれば、流量計測手段における異常の発生の有無を適切に診断することができる。
上記の暖房システムでは、前記流量計測手段で計測される暖房用熱媒の流量が所定の基準流量に近づくように、前記流量調整手段を制御することが好ましい。
上記の暖房システムでは、暖房系統から熱交換器に流入する暖房用熱媒の流量が基準流量を下回る場合には、流量調整手段を制御してバイパス経路を流れる暖房用熱媒の流量を減少させる。また、暖房系統から熱交換器に流入する暖房用熱媒の流量が基準流量を超える場合には、流量調整手段を制御してバイパス経路を流れる暖房用熱媒の流量を増加させる。このような制御を行うと、暖房系統を循環する暖房用熱媒の流量が基準流量よりも小さいときには、暖房用熱媒がバイパス経路を流れないようにして熱交換器に流入する暖房用熱媒の流量を増加させ、暖房用熱媒の加熱を効率よく行うことができる。また、暖房系統を循環する暖房用熱媒の流量が基準流量よりも大きいときには、基準流量の暖房用熱媒を熱交換器に流入させ、残りの暖房用熱媒をバイパス経路に流入させることで、暖房用熱媒が暖房系統から熱交換器およびバイパス配管を経て暖房系統に戻される際の圧力損失を低減することができる。暖房循環ポンプの能力が低くても、大きな流量の暖房用熱媒を暖房系統に循環させることができる。
本発明によれば、貯湯タンクに貯えられた温水と熱交換器を介して熱交換することで暖房用熱媒を加熱する暖房システムにおいて、暖房循環ポンプの能力が低くても、大きな流量の暖房用熱媒を暖房系統に循環させることができる。
実施例1の給湯暖房システム10の構成を模式的に示す図。 実施例1の給湯暖房システム10の動作を説明するフローチャート。
以下に説明する実施例の主要な特徴を以下に列記する。
(特徴1)暖房用熱媒は水または不凍液である。
(特徴2)ヒートポンプ用冷媒はCOまたはHFCである。
(特徴3)暖房用熱媒を燃焼熱によって加熱する補助熱源機を備えている。
以下、本発明に係る実施例について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施例に係る給湯暖房システム10を示す。給湯暖房システム10は、HP(ヒートポンプ)ユニット100、貯湯ユニット200、給湯暖房ユニット300、膨張タンク410、リモコン500等を備えている。給湯暖房システム10は、カラン(図示せず)等の給湯箇所への給湯、暖房用熱媒を利用した暖房系統400による暖房、浴槽600の湯はり・追い焚きを行うことができる。暖房系統400が利用する暖房用熱媒としては、水または不凍液を用いることができる。
HPユニット100は、配管で接続された圧縮機102、放熱器104、膨張機構106、蒸発器108を冷媒がこの順序で循環する冷凍サイクル装置である。圧縮機102で圧縮されて高温となった冷媒は、放熱器104において水との熱交換によって冷却され、膨張機構106へ送られる。膨張機構106での断熱膨張によりさらに低温となった冷媒は、蒸発器108での熱交換により加熱される。蒸発器108はフィンチューブ型の熱交換器であり、ファン116を回転させて冷媒を外気と熱交換させる。蒸発器108での熱交換によって加熱された冷媒は、圧縮機102へ戻される。なお、HPユニット100の冷媒としては、代替フロンであるHFC(ハイドロフルオロカーボン)のほか、自然冷媒であるCOを用いることもできる。また、膨張機構106としては、膨張弁のほか、キャビラリーチューブなどを用いることもできる。
HPユニット100が貯湯タンク202を沸き上げる際には、HP循環ポンプ110の駆動により、循環往き配管112を介して貯湯ユニット200の貯湯タンク202の下部から水が吸い出される。貯湯タンク202からHPユニット100に送られた水は、放熱器104において冷媒との熱交換によって加熱された後、循環戻り配管114を介して貯湯タンク202の上部に戻される。サーミスタ118は循環往き配管112から放熱器104へ送られる水の温度を検出する。サーミスタ120は放熱器104から循環戻り配管114へ送られる水の温度を検出する。
HPコントローラ122は、サーミスタ118、120の検出温度に応じて、圧縮機102、ファン116、HP循環ポンプ110の動作を制御する。またHPコントローラ122は、貯湯ユニット200の貯湯コントローラ286と通信可能であり、HPユニット100と貯湯ユニット200との間での協調動作が実現される。
貯湯ユニット200は、貯湯タンク202、熱交換器204、タンク循環ポンプ206等を備えている。貯湯タンク202は、HPユニット100によって加熱された温水を貯える。貯湯タンク202は、密閉型であり、断熱材によって外側が覆われている。温水を貯えた状態では、貯湯タンク202の内部に温度成層が形成されており、貯湯タンク202下部の水温は低く、上部の水温は高くなる。貯湯タンク202の上部から下部にかけて、貯湯タンク202内の温水温度を検知するサーミスタ218、222、224が、それぞれ異なる高さに配置されている。サーミスタ218は、貯湯タンク202の頂部近傍の水の温度を検出する。サーミスタ222は、貯湯タンク202の上部の水の温度を検出する。サーミスタ224は、貯湯タンク202の中間部の水の温度を検出する。
HPユニット100が貯湯タンク202の沸き上げ運転を行う際には、貯湯タンク202の下部の低温の水は、循環下部配管208、三方弁210、循環往き配管112を経由して、HPユニット100に送られる。HPユニット100で加熱された高温の水は、循環戻り配管114、三方弁212、循環上部配管214を経由して、貯湯タンク202の上部に戻される。サーミスタ226は循環下部配管208を流れる水の温度を検出する。サーミスタ228は循環上部配管214を流れる水の温度を検出する。なお、三方弁210、212の連通状態を切り換ることで、HPユニット100から貯湯ユニット200に送られた水を、循環戻り配管114、三方弁212、循環バイパス配管216、三方弁210、循環往き配管112を経由して、再びHPユニット100に戻すように循環させることもできる。このような態様での水の循環は、給湯暖房システム10を寒冷地で使用する場合に、循環往き配管112および循環戻り配管114の凍結を防ぐ凍結防止運転において行われる。
貯湯タンク202の下部には、第1給水管246およびタンク給水管256を経由して上水が供給される。第1給水管246は一端が上水道に連通しており、他端においてタンク給水管256および第2給水管258に分岐している。第1給水管246には、流量計248、逆止弁250、ガバナ252、サーミスタ254が設けられている。タンク給水管256は第1給水管246と貯湯タンク202の下部を連通している。タンク給水管256には、流量計260、流量調整弁262が設けられている。第2給水管258は、貯湯タンク202の上部から伸びるタンク出湯配管264と合流して、第1給湯管270に連通している。第2給水管258には、流量調整弁266が設けられている。タンク出湯配管264には、サーミスタ268が設けられている。第1給湯管270には、上水道からの低温の水と貯湯タンク202の上部からの高温の水が混合した後の水の温度を検出するサーミスタ271が設けられている。流量調整弁266の開度を調整することによって、第1給水管246から第2給水管258に流れ込む水の流量が調整される。流量調整弁262の開度を調整することによって、第1給水管246、タンク給水管256を経由して貯湯タンク202の下部に流れ込む水の流量が調整され、それにより、貯湯タンク202の上部からタンク出湯配管264に押し出される温水の流量が調整される。従って、サーミスタ254で検出される上水道からの水の温度、サーミスタ268で検出される貯湯タンク202の上部からの水の温度、サーミスタ271で検出される混合後の水の温度等に基づいて、流量調整弁262および流量調整弁266の開度を調整することで、第1給湯管270を流れる水を所望の温度に調整することができる。なお、第2給水管258と第1給湯管270の間には、常開型の電磁弁282が介装されたバイパス配管284が別途設けられている。停電によって流量調整弁262、266の開度が調整不能となった場合に、電磁弁282が開いて、第1給水管246からの水を第1給湯管270に直接送り出す。このような構成とすることによって、停電時に第1給湯管270に意図しない高温の水が流れることが防止される。
第1給湯管270は、第2給湯管272を経由してカラン(図示せず)等の給湯箇所へ連通している。第1給湯管270の途中からは、第1給湯連結管274が分岐しており、第1給湯管270のさらに下流側では、第2給湯連結管276が合流している。第1給湯連結管274を介して貯湯ユニット200から給湯暖房ユニット300に送られた水は、給湯暖房ユニット300においてガスの燃焼熱で加熱された後、第2給湯連結管276を経由して貯湯ユニット200へ戻され、第2給湯管272を経由してカラン等の給湯箇所に供給される。第1給湯管270における第1給湯連結管274の分岐箇所と第2給湯連結管276の合流箇所の間には、流量調整弁278が設けられている。第2給湯管272には、最終的に給湯箇所へ供給される水の温度を検出するサーミスタ280が設けられている。
熱交換器204は二重壁式の熱交換器であり、暖房系統400から第1暖房戻り配管402を経由して貯湯ユニット200に送られる暖房用熱媒と、貯湯タンク202の上部からの水を熱交換させる。タンク循環ポンプ206が駆動すると、貯湯タンク202の上部から高温の水が吸いだされ、熱交換器204へ送られる。なお、貯湯タンク202の頂部近傍には空気溜まりが存在することがあるが、タンク循環ポンプ206がエア噛みしないように、本実施例では貯湯タンク202の頂部よりも少し下がった高さから熱交換器204へ高温の水が送出される。熱交換器204での暖房用熱媒との熱交換によって冷却された水は、貯湯タンク202の底部へと戻される。サーミスタ230は貯湯タンク202の上部から熱交換器204へ送られる水の温度を検出する。サーミスタ232は熱交換器204から貯湯タンク202の下部へ送られる水の温度を検出する。
第1暖房戻り配管402から貯湯ユニット200に送り込まれた暖房用熱媒は、熱交換器204での高温の水との熱交換によって加熱されて、第2暖房戻り配管404を経由して給湯暖房ユニット300へ送られる。熱交換器204の暖房用熱媒の流路の入口側には、サーミスタ234と流量計236が設けられている。熱交換器204の暖房用熱媒の流路の出口側には、サーミスタ238が設けられている。また、第1暖房戻り配管402と第2暖房戻り配管404の間には、流量調整弁242が介装されたバイパス配管240が別途設けられている。
貯湯ユニット200は、貯湯コントローラ286を備えている。貯湯コントローラ286は、貯湯ユニット200内の各種サーミスタおよび各種流量計の出力に基づいて、貯湯ユニット200内のタンク循環ポンプ206、三方弁210、212、および各種流量調整弁の動作を制御する。また、貯湯コントローラ286は、HPユニット100のHPコントローラ122および給湯暖房ユニット300の給湯暖房コントローラ396とそれぞれ通信可能であり、貯湯ユニット200とHPユニット100の間での協調動作、および貯湯ユニット200と給湯暖房ユニット300の間での協調動作が実現されている。
給湯暖房ユニット300は、ガス熱源機302と、暖房循環ポンプ304と、風呂循環ポンプ306と、熱交換器312等を備えている。ガス熱源機302は、給湯用の水を加熱する給湯熱源機308と、暖房用熱媒を加熱する暖房熱源機310を備えている。給湯熱源機308と暖房熱源機310は、ともに都市ガスやLPガス等の燃料ガスの燃焼熱を利用する潜熱回収型のガス熱源機である。給湯熱源機308と暖房熱源機310は、隣接して設置されており、電源やドレン排出機構等を共有できるようになっている。ガス熱源機302にガスを供給するガス流路314は、ガス元弁316より下流で給湯ガス流路318と暖房ガス流路320に分岐している。
給湯ガス流路318にはガスの流量を調整するガス比例弁322が設けられている。給湯ガス流路318は、ガス比例弁322より下流でさらに分岐しており、給湯熱源機308内に設けられた複数のバーナ326、328、330のそれぞれにガスを供給する。複数のバーナ326、328、330へのガスの供給および遮断は、対応して設けられたガス切換弁326a、328a、330aによって切り換えられる。ファン332によって給湯熱源機308内に空気を供給し、給湯ガス流路318を経由してバーナ326、328、330にガスを供給し、イグナイタ334によって点火することで、給湯熱源機308は燃焼運転を開始する。バーナ326、328、330の燃焼状態は、フレームロッド336によって検出される。
暖房ガス流路320にはガスの流量を調整するガス比例弁324が設けられている。暖房ガス流路320は、ガス比例弁324より下流でさらに分岐しており、暖房熱源機310内に設けられた複数のバーナ338、340のそれぞれにガスを供給する。複数のバーナ338、340へのガスの供給および遮断は、対応して設けられたガス切換弁338a、340aによって切り換えられる。ファン342によって暖房熱源機310内に空気を供給し、暖房ガス流路320を経由してバーナ338、340にガスを供給し、イグナイタ344によって点火することで、暖房熱源機310は燃焼運転を開始する。バーナ338、340の燃焼状態は、フレームロッド346によって検出される。
貯湯ユニット200から第1給湯連結管274を経由して給湯暖房ユニット300に送られた水は、第1給湯熱源機配管356を経由して、給湯熱源機308へ送られる。給湯熱源機308へ送られた水は、副熱交換器348、主熱交換器350を順に経由して加熱された後、第2給湯熱源機配管358、第2給湯連結管276を経由して貯湯ユニット200へ戻され、第2給湯管272を経由してカラン等の給湯箇所へ供給される。主熱交換器350では、バーナ326、328、330の燃焼排気から顕熱を吸熱して水を加熱する。副熱交換器348では、主熱交換器350を通過した燃焼排気中の水蒸気が凝縮する際の潜熱を吸熱して水を加熱する。第1給湯熱源機配管356と第2給湯熱源機配管358の間には、バイパス制御弁354を備えるバイパス配管352が設けられている。バイパス制御弁354が開くと、第1給湯連結管274から第1給湯熱源機配管356に流れ込んだ水の一部は、給湯熱源機308を通過することなく、バイパス配管352を経由して第2給湯熱源機配管358に流れ込む。第1給湯熱源機配管356には、流量計360、流量調整弁362が設けられている。第2給湯熱源機配管358には、給湯熱源機308の主熱交換器350で加熱された水の温度を検出するサーミスタ364と、バイパス配管352の合流箇所より下流の水の温度を検出するサーミスタ366が設けられている。
第2給湯熱源機配管358の途中からは、風呂循環ポンプ306に連通する湯はり配管368が分岐している。湯はり配管368は、逆流防止機構を備えた注湯電磁弁370を備えている。注湯電磁弁370が開くと、給湯熱源機308によって加熱された水が、湯はり配管368、風呂循環ポンプ306を経由して、浴槽600に供給される。
浴槽600には、風呂循環ポンプ306、熱交換器312を経由して、浴槽600に戻る追い焚き循環路372が接続している。熱交換器312は二重管構造となっており、内側の流路を流れる暖房用熱媒との熱交換によって、外側の流路を流れる水が加熱される。追い焚き循環路372には、浴槽600内の水位を検出する水位センサ374、水流の有無を検出する水流スイッチ376、追い焚き循環路372から浴槽600へ向けて流れる水の温度を検出するサーミスタ378が設けられている。
第2暖房戻り配管404から給湯暖房ユニット300に流れ込む暖房用熱媒は、熱交換器312からの暖房用熱媒と合流した後、暖房熱源機310の副熱交換器380を経由して、暖房循環ポンプ304に送られる。暖房循環ポンプ304から送り出される暖房用熱媒は、一部が低温暖房往き配管414へと流れ、残りは暖房熱源機310の主熱交換器382で加熱された後、高温暖房往き配管416へと流れる。主熱交換器382では、バーナ338、340の燃焼排気から顕熱を吸熱して水を加熱する。副熱交換器380では、主熱交換器382を通過した燃焼排気中の水蒸気が凝縮する際の潜熱を吸熱して水を加熱する。サーミスタ384は、暖房循環ポンプ304から送り出される暖房用熱媒の温度、すなわち低温暖房往き配管414へ送り出される暖房用熱媒の温度を検出する。サーミスタ386は、主熱交換器382で加熱された暖房用熱媒の温度、すなわち高温暖房往き配管416へ送り出される暖房用熱媒の温度を検出する。
なお、電磁弁388が開かれると、主熱交換器382から高温暖房往き配管416に向けて流れる暖房用熱媒の一部が、熱交換器312へ供給される。また、主熱交換器382から高温暖房往き配管416に向けて流れる暖房用熱媒の一部は、バイパス弁390を備える第1バイパス管392および第2バイパス管394を経由して、暖房循環ポンプ304に送られる。
圧力計397は、暖房用熱媒の圧力を検出する。空気溜まり検出部398は、水位電極399を用いて、暖房用熱媒の内部における空気溜まりの有無を検出する。
給湯暖房コントローラ396は、貯湯コントローラ286と通信可能であり、給湯暖房ユニット300と貯湯ユニット200の間で協調動作が実現されている。また、給湯暖房コントローラ396は、リモコン500とも通信可能である。
暖房系統400は、低温暖房端末406と高温暖房端末408を備えている。低温暖房端末406は、例えば床暖房装置、パネルラジエータなどである。給湯暖房ユニット300から低温暖房往き配管414を経由して流れ込む暖房用熱媒は、低温暖房端末406での放熱によって冷却された後、第1暖房戻り配管402へ送られる。高温暖房端末408は、例えば浴室乾燥暖房機、ファンコンベクタなどである。給湯暖房ユニット300から高温暖房往き配管416を経由して送られた暖房用熱媒は、高温暖房端末408での放熱によって冷却された後、第1暖房戻り配管402へ送られる。低温暖房端末406と高温暖房端末408は、いずれも暖房用熱媒の流路に開閉弁を備えており、暖房運転の開始・終了に伴い、開閉弁の開閉を行う。暖房系統400から第1暖房戻り配管402へ送り出された暖房用熱媒は、貯湯ユニット200に送られて加熱された後、第2暖房戻り配管404を経由して給湯暖房ユニット300へ送られる。
暖房系統400には膨張タンク410が接続されている。膨張タンク410は、ダイヤフラム方式の膨張タンクであって、暖房用熱媒の温度上昇に伴う暖房用熱媒の体積膨張を吸収する。膨張タンク410は第1暖房戻り配管402に接続されている。
リモコン500は、給湯暖房コントローラ396および低温暖房端末406、高温暖房端末408と通信可能である。給湯暖房システム10の利用者は、リモコン500を介して、給湯温度・暖房温度・湯はり温度・追い焚き温度等の設定や、低温暖房端末406による暖房運転の開始および終了、高温暖房端末408による暖房運転の開始および終了、浴槽600への湯はりや追い焚きの開始等の指示を行うことができる。
以下では図2を参照しながら、本実施例の給湯暖房システム10の暖房運転について説明する。HPユニット100、貯湯ユニット200および給湯暖房ユニット300は、協働して以下の動作を行う。なお、暖房運転を開始する前の状態では、貯湯ユニット200の流量調整弁242の開度は全閉とされている。
ステップS202では、リモコン500の暖房運転スイッチがONにされるまで待機する。リモコン500の暖房運転スイッチがONにされると(ステップS202でYESとなると)、ステップS204で貯湯ユニット200のタンク循環ポンプ206を駆動する。これにより、貯湯タンク202の上部から高温の水(温水)が吸い出され、熱交換器204に送られる。熱交換器204で放熱して低温となった水は、貯湯タンク202の底部に戻される。
ステップS206では、HPユニット100による貯湯タンク202の沸き上げ運転を開始する。具体的には、HPユニット100において、圧縮機102とファン116を駆動し、さらにHP循環ポンプ110を駆動する。これにより、貯湯タンク202の底部から低温の水が吸い出され、HPユニット100に送出される。HPユニット100で加熱されて高温となった水は、貯湯タンク202の頂部に戻される。
ステップS208では、給湯暖房ユニット300の暖房循環ポンプ304を駆動する。これにより、給湯暖房ユニット300から暖房系統400に高温の暖房用熱媒が送出される。暖房系統400で放熱して低温となった暖房用熱媒は、貯湯ユニット200の熱交換器204に送られる。熱交換器204で加熱されて高温となった暖房用熱媒は、給湯暖房ユニット300に戻される。
ステップS210では、流量計236で測定される暖房用熱媒の熱交流入流量Qが、所定の基準流量Qを超えるか否かを判断する。本実施例では、基準流量Qは13リットル/分である。熱交流入流量Qが基準流量Qを超える場合(ステップS210でYESの場合)には、ステップS212で流量調整弁242の開度を増加させて、ステップS218へ進む。熱交流入流量Qが基準流量Qを超えない場合(ステップS210でNOの場合)には、ステップS214へ進む。
ステップS214では、流量計236で測定される熱交流入流量Qが、基準流量Qを下回るか否かを判断する。熱交流入流量Qが基準流量Qを下回る場合(ステップS214でYESの場合)には、ステップS216で流量調整弁242の開度を減少させて、ステップS218へ進む。熱交流入流量Qが基準流量Qを下回らない場合(ステップS214でNOの場合)には、そのままステップS218へ進む。
ステップS218では、流量計236における異常の有無を診断する。本実施例では、流量計236で測定される流量と、サーミスタ230、232、234、238で測定される温度と、タンク循環ポンプ206の回転数を用いて、流量計236における異常の有無を診断する。
熱交換器204における熱収支を考えると、暖房用熱媒が熱交換器204を通過する際に受け取る熱量qは、q=C×(T−T)×Qで与えられる。ここで、Cは暖房用熱媒の比熱であり、Tはサーミスタ234で測定される暖房用熱媒の熱交流入温度であり、Tはサーミスタ238で測定される暖房用熱媒の熱交流出温度であり、Qは流量計236で測定される熱交換器204を通過する暖房用熱媒の流量である。また、貯湯タンク202からの温水が熱交換器204を通過する際に放出する熱量qは、q=C×(T−T)×Qで与えられる。ここで、Cは温水の比熱であり、Tはサーミスタ230で測定される温水の熱交流入温度であり、Tはサーミスタ232で測定される温水の熱交流出温度であり、Qは熱交換器204を通過する温水の流量である。熱交換器204を通過する温水の流量Qは、Q=K×Nで与えられる。ここで、Kは比例定数であり、Nはタンク循環ポンプ206の回転数である。
熱交換器204における熱損失は小さいので、本来であれば、暖房用熱媒が熱交換器204を通過する際に受け取る熱量qは、貯湯タンク202からの温水が熱交換器204を通過する際に放出する熱量qとほぼ等しい値となるはずである。しかしながら、流量計236に詰まりが生じるなどの異常が発生すると、流量計236で測定される流量Qが不正確となり、上記のようにして算出される熱量qと熱量qが大きく異なる値となる。そこで、本実施例では、上記のようにして熱量qと熱量qをそれぞれ算出して、qがqより大幅に小さい(例えばqがqの半分以下の大きさである)場合に、流量計236に異常が生じていると判断する。
ステップS218で流量計236に異常があると診断された場合(YESの場合)には、ステップS220で、リモコン500を介して使用者に異常を報知して、ステップS222へ進む。流量計236に異常がないと診断された場合(ステップS218でNOの場合)には、そのままステップS222へ進む。
ステップS222では、暖房運転スイッチがOFFにされたか否かを判断する。暖房運転スイッチがOFFとされていない場合(ステップS222でNOの場合)、ステップS210に戻る。暖房運転スイッチがOFFにされると(ステップS222でYESになると)、ステップS224へ進む。
ステップS224では、暖房循環ポンプ304を停止する。ステップS226では、流量調整弁242の開度を全閉にする。ステップS228では、HPユニット100のHPコントローラ124が、HP循環ポンプ110を停止し、圧縮機102とファン116を停止する。ステップS230では、タンク循環ポンプ206を停止して、ステップS202へ戻る。
以上のように、本実施例の給湯暖房システム10では、暖房運転を行っている際に、熱交流入流量Qが基準流量Qを下回る場合には、流量調整弁242の開度を減少させて、バイパス配管240を流れる暖房用熱媒の流量を減少させる。また、熱交流入流量Qが基準流量Qを超える場合には、流量調整弁242の開度を増加させて、バイパス配管240を流れる暖房用熱媒の流量を増加させる。このような制御を行うと、第1暖房戻り配管402から貯湯ユニット200へ送られる暖房用熱媒の流量が基準流量よりも小さいときには、流量調整弁242の開度は全閉まで絞られ、暖房用熱媒の全量を熱交換器204に流入させて、暖房用熱媒の加熱を効率よく行うことができる。また、第1暖房戻り配管402から貯湯ユニット200へ送られる暖房用熱媒の流量が基準流量よりも大きいときには、流量調整弁242の開度が調整されて、基準流量の暖房用熱媒を熱交換器204に流入させ、残りの暖房用熱媒をバイパス配管240に流入させる。これにより、第1暖房戻り配管402から貯湯ユニット200を経て第2暖房戻り配管404へ流れる際の、暖房用熱媒の圧力損失を低減することができる。暖房循環ポンプ304の能力がそれほど高くなくても、暖房系統400に大流量の暖房用熱媒を循環させることができる。
また、本実施例の給湯暖房システム10では、流量計236における異常の発生を、流量計236の測定値と、サーミスタ230、232、234、238の測定値と、タンク循環ポンプ206の回転数に基づいて、診断することができる。流量計236は詰まりを生じやすく、異常が発生すると正確な流量を計測できなくなり、その結果、流量調整弁242を適切に制御することができなくなってしまう。しかしながら、本実施例の給湯暖房システム10では、流量計236において異常が発生した場合に、リモコン500を介して使用者に報知することによって、流量計236のメンテナンスを促すことができる。
なお上記の実施例では、熱交換器204を通過する温水の流量Qを、タンク循環ポンプ206の回転数Nに基づいて算出しているが、これ以外にも、例えばタンク循環ポンプ206の駆動電力に基づいて流量Qを計算してもよいし、タンク循環ポンプ206のデューティー比に基づいて流量Qを計算してもよい。
以上、本発明の実施例について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10 給湯暖房システム
100 HPユニット
102 圧縮機
104 放熱器
106 膨張機構
108 蒸発器
110 HP循環ポンプ
112 循環往き配管
114 循環戻り配管
116 ファン
118、120、218、222、224、226、228、230、232、234、238、254、268、271、280、364、366、378、384、386 サーミスタ
122 HPコントローラ
200 貯湯ユニット
202 貯湯タンク
204 熱交換器
206 タンク循環ポンプ
208 循環下部配管
210、212 三方弁
214 循環上部配管
216 循環バイパス配管
236、248、260、360 流量計
240 バイパス配管
242、262、266、278、362 流量調整弁
250 逆止弁
246 第1給水管
252 ガバナ
256 タンク給水管
258 第2給水管
264 タンク出湯配管
270 第1給湯管
272 第2給湯管
274 第1給湯連結管
276 第2給湯連結管
282 電磁弁
284 バイパス配管
286 貯湯コントローラ
300 給湯暖房ユニット
302 ガス熱源機
304 暖房循環ポンプ
306 風呂循環ポンプ
308 給湯熱源機
310 暖房熱源機
312 熱交換器
314 ガス流路
316 ガス元弁
318 給湯ガス流路
320 暖房ガス流路
322、324 ガス比例弁
326、328、330、338、340 バーナ
326a、328a、330a、338a、340a ガス切換弁
332、342 ファン
334、344 イグナイタ
336、346 フレームロッド
348、380 副熱交換器
350、382 主熱交換器
352 バイパス配管
354 バイパス制御弁
356 第1給湯熱源機配管
358 第2給湯熱源機配管
368 湯はり配管
370 注湯電磁弁
372 追い焚き循環路
374 水位センサ
376 水流スイッチ
388 電磁弁
390 バイパス弁
392 第1バイパス管
394 第2バイパス管
396 給湯暖房コントローラ
397 圧力計
398 空気溜まり検出部
399 水位電極
400 暖房系統
402 第1暖房戻り配管
404 第2暖房戻り配管
406 低温暖房端末
408 高温暖房端末
410 膨張タンク
414 低温暖房往き配管
416 高温暖房往き配管
500 リモコン
600 浴槽

Claims (3)

  1. 温水と暖房用熱媒の間で熱交換する熱交換器と、
    温水を貯える貯湯タンクと、
    前記貯湯タンクから温水を吸い出し、前記熱交換器を通過させて、前記貯湯タンクに戻すタンク循環ポンプと、
    暖房用熱媒を前記熱交換器と暖房系統の間で循環させる暖房循環ポンプと、
    前記暖房系統からの暖房用熱媒を前記熱交換器をバイパスして前記暖房系統に戻すバイパス経路と、
    前記熱交換器に流入する暖房用熱媒の流量を計測する流量計測手段と、
    前記バイパス経路を流れる暖房用熱媒の流量を調整する流量調整手段と、
    前記熱交換器に流入する温水の温度を計測する温水流入温度計測手段と、
    前記熱交換器から流出する温水の温度を計測する温水流出温度計測手段と、
    前記熱交換器に流入する暖房用熱媒の温度を計測する暖房流入温度計測手段と、
    前記熱交換器から流出する暖房用熱媒の温度を計測する暖房流出温度計測手段と、
    前記流量計測手段で計測される流量と、前記温水流入温度計測手段、前記温水流出温度計測手段、前記暖房流入温度計測手段および前記暖房流出温度計測手段のそれぞれで計測される温度と、前記タンク循環ポンプの運転状態に基づいて、前記流量計測手段での異常の有無を診断する異常診断手段を備えている暖房システム。
  2. 前記流量計測手段で計測される流量と、前記暖房流入温度計測手段および前記暖房流出温度計測手段のそれぞれで計測される温度に基づいて、暖房用熱媒が前記熱交換器を通過する際に受け取る熱量を算出する暖房熱量算出手段と、
    前記温水流入温度計測手段および前記温水流出温度計測手段のそれぞれで計測される温度と、前記タンク循環ポンプの運転状態に基づいて、温水が前記熱交換器を通過する際に放出する熱量を算出する温水熱量算出手段をさらに備えており、
    前記異常診断手段が、前記暖房熱量算出手段で算出された熱量を前記温水熱量算出手段で算出された熱量と比較することで、前記流量計測手段での異常の有無を診断する、請求項1の暖房システム。
  3. 前記流量計測手段で計測される暖房用熱媒の流量が所定の基準流量に近づくように、前記流量調整手段を制御する、請求項1または2の暖房システム。
JP2010242725A 2010-10-28 2010-10-28 暖房システム Active JP5542617B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010242725A JP5542617B2 (ja) 2010-10-28 2010-10-28 暖房システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010242725A JP5542617B2 (ja) 2010-10-28 2010-10-28 暖房システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012093064A JP2012093064A (ja) 2012-05-17
JP5542617B2 true JP5542617B2 (ja) 2014-07-09

Family

ID=46386581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010242725A Active JP5542617B2 (ja) 2010-10-28 2010-10-28 暖房システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5542617B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5919181B2 (ja) * 2012-12-12 2016-05-18 リンナイ株式会社 給湯暖房システム
JP6118709B2 (ja) * 2013-10-25 2017-04-19 リンナイ株式会社 暖房装置
KR101607023B1 (ko) 2014-10-29 2016-03-28 린나이코리아 주식회사 난방장치
JP2019056523A (ja) * 2017-09-21 2019-04-11 株式会社ガスター 熱源機

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3465587B2 (ja) * 1998-04-24 2003-11-10 株式会社ノーリツ 温水暖房システム
JP4429560B2 (ja) * 2001-12-26 2010-03-10 株式会社デンソー 多機能給湯装置
JP3718651B2 (ja) * 2002-01-10 2005-11-24 リンナイ株式会社 給湯器用湯水混合ユニット
JP4155404B2 (ja) * 2004-03-18 2008-09-24 大阪瓦斯株式会社 熱交換器ユニット
JP5305714B2 (ja) * 2008-04-03 2013-10-02 シャープ株式会社 給湯暖房システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012093064A (ja) 2012-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4023139B2 (ja) ハイブリッド給湯装置
JP6239333B2 (ja) 給湯システムおよびその制御方法
JP4839141B2 (ja) ヒートポンプ給湯装置
JP5542617B2 (ja) 暖房システム
JP2012225589A (ja) 熱回収装置、コージェネレーションシステム、並びに、配管の誤接続検知方法
JP4778299B2 (ja) 貯湯式給湯装置およびその給湯混合弁の待機開度変更方法
JP5432108B2 (ja) 暖房システム
JP2008224076A (ja) 給湯装置および給湯暖房装置
JP2011149673A (ja) 太陽熱給湯システム
JP2014228193A (ja) ヒートポンプシステム
JP2013242115A (ja) 貯湯式給湯システム
JP6037640B2 (ja) 熱機器
JP5158745B2 (ja) 燃料電池コージェネレーションシステム
JP4872572B2 (ja) 貯湯式給湯機
JP5482724B2 (ja) ハイブリッド式給湯装置
JP5378310B2 (ja) 暖房システム
JP5678812B2 (ja) 貯湯式給湯機
JP5575184B2 (ja) 暖房装置
JP2007139258A (ja) 貯湯式給湯装置
CN216924756U (zh) 燃气采暖热水炉
JP5862936B2 (ja) 熱回収装置、コージェネレーションシステム、並びに、配管の誤接続検知方法
JP2014142112A (ja) 貯湯式給湯機
JP5224115B2 (ja) 温水装置
JP6094363B2 (ja) 給湯装置
CN114198904A (zh) 燃气采暖热水炉

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120906

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131002

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131015

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140422

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140507

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5542617

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250