JP5432108B2 - 暖房システム - Google Patents

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Description

本発明は、暖房システムに関する。
ヒートポンプを利用した暖房システムが知られている。一般に、大気からの吸熱を利用して加熱するヒートポンプはエネルギー効率が高い反面、加熱能力はそれほど高くない。すなわち、短時間で多量の熱を供給することはできない。そこで、ヒートポンプでの加熱によって水を加熱し、高温の水として貯湯タンクに貯えておいて、必要時にその貯湯タンクの高温の水を利用して暖房用熱媒を加熱するタイプの暖房システムが従来から用いられている。
特許文献1には、ヒートポンプを利用した暖房システムが開示されている。この暖房システムでは、貯湯タンクの底部から低温の水を吸い出し、ヒートポンプによって加熱した後、高温となった水を貯湯タンクの頂部に戻すことで、貯湯タンクの沸き上げを行う。貯湯タンクの内部には温度成層が形成されており、上部には高温の水の層が形成され、下部には低温の水の層が形成される。暖房運転の際には、貯湯タンクの上部から高温の水を吸い出し、熱交換器において低温の暖房用熱媒との間で熱交換させる。熱交換器を通過して高温となった暖房用熱媒が暖房系統に送られて、暖房運転が行われる。また、熱交換器を通過して低温となった水は、貯湯タンクの下部に戻される。
このような暖房システムにおいては、熱交換器を通過した後の暖房用熱媒の温度が設定温度に維持されるように、貯湯タンクと熱交換器の間で循環する水の流量を調整する。このような制御を行うことで、暖房系統における暖房負荷に応じて暖房用熱媒への熱の供給量を調整して、適切に暖房運転を行うことができる。
特開2010−101521号公報
上記のような暖房システムにおいては、貯湯タンクに貯えられた高温の水を使い切って、いわゆる湯切れを生じてしまうと、貯湯タンクの上部から熱交換器に送出される水の温度が低下していく。この場合に、熱交換器を通過した後の暖房用熱媒の温度を設定温度に維持するためには、貯湯タンクと熱交換器の間を循環する水の流量を増大させる必要がある。
しかしながら、上記のような場合に、貯湯タンクと熱交換器の間を循環する水の流量を増大させると、熱交換器を通過する際の水の温度低下幅が縮小し、低温まで下がりきっていない水が貯湯タンクに戻されてしまう。その結果、ヒートポンプによる貯湯タンクの沸き上げを行う際に、貯湯タンクの底部から吸い出す水の温度が上昇し、ヒートポンプの熱効率が低下してしまう。ヒートポンプの熱効率を低下させることなく、暖房運転を適切に行うことが可能な技術が期待されている。
本発明は上記課題を解決する。本発明では、ヒートポンプを利用する暖房システムにおいて、ヒートポンプの熱効率を低下させることなく、適切に暖房運転を行うことが可能な技術を提供する。
本発明の暖房システムは、貯湯タンクと、前記貯湯タンクの下部から水を吸い出し、大気から吸収した熱を利用して加熱した後、前記貯湯タンクの上部に戻すヒートポンプユニットと、水と暖房用熱媒の間で熱交換する熱交換器と、前記貯湯タンクの上部から水を吸い出し、前記熱交換器を通過させて、前記貯湯タンクの下部に戻す熱交循環ポンプと、暖房用熱媒を前記熱交換器と暖房系統の間で循環させる暖房循環手段と、前記熱交換器を通過した後の暖房用熱媒の目標温度(暖房往き目標温度)を設定する暖房往き目標温度設定手段と、前記熱交換器を通過した後の暖房用熱媒の温度(暖房往き温度)を計測する暖房往き温度計測手段を備えている。その暖房システムは、前記暖房往き温度が前記暖房往き目標温度に近づくように、前記熱交循環ポンプの回転数を増減させる。その暖房システムは、前記暖房往き温度が前記暖房往き目標温度より低い場合であっても、前記貯湯タンクに湯切れのおそれがある場合には、前記熱交循環ポンプの回転数を増加させないことを特徴とする。
上記の暖房システムでは、貯湯タンクに湯切れのおそれがない場合には、暖房往き温度が暖房往き目標温度に近づくように、熱交循環ポンプの回転数を増減させる。しかしながら、上記の暖房システムでは、貯湯タンクに湯切れのおそれがある場合には、たとえ暖房往き温度が暖房往き目標温度より低い場合でも、熱交循環ポンプの回転数を増加させない。これにより、熱交換器を通過する際に温度が下がりきっていない水が貯湯タンクの下部に戻される事態を防止することができる。ヒートポンプの熱効率を低下させることなく、適切に暖房運転を行うことができる。
上記の暖房システムは、前記貯湯タンクの頂部の水の温度(タンク頂部温度)を計測するタンク頂部温度計測手段と、前記貯湯タンクの上部から前記熱交換器へ流入する水の温度(熱交流入温度)を計測する熱交流入温度計測手段をさらに備えており、前記暖房往き目標温度から前記暖房往き温度を引いた温度差(第1温度差)が、前記タンク頂部温度から前記熱交流入温度を引いた温度差(第2温度差)よりも小さい場合に、前記熱交循環ポンプの回転数を低減させ、前記第1温度差が前記第2温度差よりも大きい場合に、前記熱交循環ポンプの回転数を増加させることが好ましい。
熱交循環ポンプによって貯湯タンクの上部から水を吸い出す構成としては、通常は、貯湯タンクの頂部ではなく、貯湯タンクの上部ではあるものの頂部よりもやや下がった高さから水を吸い出す構成が採用される。これは、貯湯タンクの頂部には空気溜まりが存在することがあり、この空気を吸い出して熱交循環ポンプにおいてエア噛みを生じてしまうことを防ぐためである。貯湯タンクに十分な蓄熱が存在し、貯湯タンクの上部に高温の水の層が形成されている場合には、貯湯タンク頂部温度は熱交流入温度よりわずかに高い温度になるが、それほど大きな温度差にはならない。すなわち、第2温度差は小さな正の値となる。しかしながら、貯湯タンクの上部の高温の水が減少していき、湯切れを生じそうになると、貯湯タンク頂部温度は高いまま熱交流入温度が急速に低下するため、第2温度差は大きな正の値となる。
上記の暖房システムでは、貯湯タンクの湯切れのおそれを示す指標として第2温度差を用いて、第1温度差と第2温度差の双方に基づいて熱交循環ポンプの回転数を増減する。上記の暖房システムでは、暖房往き温度が暖房往き目標温度より高い場合、すなわち第1温度差が負の値となる場合には、第1温度差は第2温度差より必ず小さくなるから、熱交循環ポンプの回転数を低減させる。これにより、暖房往き温度を暖房往き目標温度まで低下させることができる。暖房往き温度が暖房往き目標温度より低い場合、すなわち第1温度差が正の値となる場合で、なおかつ第1温度差が第2温度差よりも大きい場合には、熱交循環ポンプの回転数を増加させて、暖房往き温度を暖房往き目標温度まで上昇させる。また、暖房往き温度が暖房往き目標温度より低い場合、すなわち第1温度差が正の値となる場合であっても、その際の第1温度差が第2温度差よりも小さければ、貯湯タンクの湯切れのおそれがあるから、熱交循環ポンプの回転数を低減させる。上記の暖房システムによれば、暖房系統における暖房負荷に応じて暖房用熱媒に適切に熱を供給しつつ、熱交換器を通過する際に温度が下がりきっていない水が貯湯タンクの下部に戻される事態を防止することができる。ヒートポンプの熱効率を低下させることなく、適切に暖房運転を行うことができる。
あるいは、上記の暖房システムは、前記貯湯タンクの中間部の水の温度(タンク中間部温度)を計測するタンク中間部温度計測手段をさらに備えており、前記暖房往き目標温度よりも前記暖房往き温度が高い場合に、前記熱交循環ポンプの回転数を低減させ、前記暖房往き温度が前記暖房往き目標温度よりも低く、かつ前記タンク中間部温度が所定の基準温度よりも高い場合に、前記熱交循環ポンプの回転数を増加させることが好ましい。
貯湯タンクの中間部の温度は貯湯タンクの上部の温度よりも低い。このため、中間部の水の温度が基準温度よりも高い場合には、上部にはそれ以上に高温の水が貯えられており、当面は貯湯タンクが湯切れするおそれはない。上記の暖房システムでは、暖房往き温度が暖房往き目標温度よりも高い場合には、熱交循環ポンプの回転数を低減させて、暖房往き温度を暖房往き目標温度まで低下させる。また、上記の暖房システムでは、暖房往き温度が暖房往き目標温度よりも低く、かつタンク中間部温度が所定の基準温度よりも高い場合に、前記熱交循環ポンプの回転数を増加させて、暖房往き温度を暖房往き目標温度まで上昇させる。上記の暖房システムによっても、暖房系統における暖房負荷に応じて暖房用熱媒に適切に熱を供給しつつ、熱交換器を通過する際に温度が下がりきっていない水が貯湯タンクの下部に戻される事態を防止することができる。ヒートポンプの熱効率を低下させることなく、適切に暖房運転を行うことができる。
上記の暖房システムは、前記貯湯タンクの上部の水の温度(タンク上部温度)を計測するタンク上部温度計測手段をさらに備えており、前記暖房往き温度が前記暖房往き目標温度よりも低く、かつ前記タンク上部温度が前記基準温度よりも低い場合に、前記熱交循環ポンプの回転数を低減させることが好ましい。
貯湯タンクが湯切れを生じそうになると、タンク上部温度は急速に低下していく。上記の暖房システムでは、暖房往き温度が暖房往き目標温度よりも低い場合であっても、タンク上部温度が基準温度よりも低い場合には、貯湯タンクの湯切れのおそれがあるから、熱交循環ポンプの回転数を低減させる。ヒートポンプの熱効率を低下させることなく、適切に暖房運転を行うことができる。
本発明の他の一つの暖房システムは、貯湯タンクと、前記貯湯タンクの下部から水を吸い出し、大気から吸収した熱を利用して加熱した後、前記貯湯タンクの上部に戻すヒートポンプユニットと、水と暖房用熱媒の間で熱交換する熱交換器と、前記貯湯タンクの上部から水を吸い出し、前記熱交換器を通過させて、前記貯湯タンクの下部に戻す熱交循環ポンプと、暖房用熱媒を前記熱交換器と暖房系統の間で循環させる暖房循環手段と、前記熱交換器を通過した後の暖房用熱媒の目標温度(暖房往き目標温度)を設定する暖房往き目標温度設定手段と、前記熱交換器を通過した後の暖房用熱媒の温度(暖房往き温度)を計測する暖房往き温度計測手段と、前記ヒートポンプユニットから前記貯湯タンクの上部へ戻る水の流量(タンク流入流量)を計測するタンク流入流量計測手段と、前記貯湯タンクの上部から前記熱交換器へ送出される水の流量(タンク流出流量)を計測するタンク流出流量計測手段を備えている。その暖房システムは、前記暖房往き温度が前記暖房往き目標温度よりも高い場合に、前記熱交循環ポンプの回転数を低減させる。その暖房システムは、前記暖房往き温度が前記暖房往き目標温度よりも低い場合に、前記タンク流出流量が前記タンク流入流量に近づくように、前記熱交循環ポンプの回転数を増減することを特徴とする。
上記の暖房システムでは、暖房往き温度が暖房往き目標温度より高い場合には、熱交循環ポンプの回転数を低減させて、暖房往き温度を暖房往き目標温度まで低下させる。また、上記の暖房システムでは、暖房往き温度が暖房往き目標温度より低い場合には、タンク流出流量がタンク流入流量に近づくように、熱交循環ポンプの回転数を増減する。タンク流出流量がタンク流入流量と一致すると、ヒートポンプユニットから貯湯タンクに戻される高温の水と同流量の水が貯湯タンクから熱交換器へ送出されることになり、少なくとも貯湯タンクの高温の水が減少していくことがない。ヒートポンプユニットによる加熱能力を超えて貯湯タンクから暖房系統へ熱を供給することを抑制することができる。このような構成とすることで、貯湯タンクにおける湯切れの発生を確実に防止することができる。暖房系統における暖房負荷に応じて暖房用熱媒に適切に熱を供給しつつ、熱交換器を通過する際に温度が下がりきっていない水が貯湯タンクの下部に戻される事態を防止することができる。ヒートポンプの熱効率を低下させることなく、適切に暖房運転を行うことができる。
本発明によれば、ヒートポンプを利用する暖房システムにおいて、ヒートポンプの熱効率を低下させることなく、適切に暖房運転を行うことができる。
実施例1,2,3の給湯暖房システム10,20,30の構成を模式的に示す図。 実施例1の給湯暖房システム10の動作を説明するフローチャート。 実施例2の給湯暖房システム20の動作を説明するフローチャート。 実施例3の給湯暖房システム30の動作を説明するフローチャート。
以下に説明する実施例の主要な特徴を以下に列記する。
(特徴1)暖房用熱媒は水または不凍液である。
(特徴2)ヒートポンプ用冷媒はCOまたはHFCである。
以下、本発明に係る実施例について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施例に係る給湯暖房システム10を示す。給湯暖房システム10は、HP(ヒートポンプ)ユニット100、貯湯ユニット200、給湯暖房ユニット300、膨張タンク410、リモコン500等を備えている。給湯暖房システム10は、カラン(図示せず)等の給湯箇所への給湯、暖房用熱媒を利用した暖房系統400による暖房、浴槽600の湯はり・追い焚きを行うことができる。暖房系統400が利用する暖房用熱媒としては、水または不凍液を用いることができる。
HPユニット100は、配管で接続された圧縮機102、放熱器104、膨張機構106、蒸発器108を冷媒がこの順序で循環する冷凍サイクル装置である。圧縮機102で圧縮されて高温となった冷媒は、放熱器104において水との熱交換によって冷却され、膨張機構106へ送られる。膨張機構106での断熱膨張によりさらに低温となった冷媒は、蒸発器108での熱交換により加熱される。蒸発器108はフィンチューブ型の熱交換器であり、ファン116を回転させて冷媒を外気と熱交換させる。蒸発器108での熱交換によって加熱された冷媒は、圧縮機102へ戻される。なお、HPユニット100の冷媒としては、代替フロンであるHFC(ハイドロフルオロカーボン)のほか、自然冷媒であるCOを用いることもできる。また、膨張機構106としては、膨張弁のほか、キャビラリーチューブなどを用いることもできる。
HPユニット100が貯湯タンク202を沸き上げる際には、HP循環ポンプ110の駆動により、循環往き配管112を介して貯湯ユニット200の貯湯タンク202の下部から水が吸い出される。貯湯タンク202からHPユニット100に送られた水は、放熱器104において冷媒との熱交換によって加熱された後、循環戻り配管114を介して貯湯タンク202の上部に戻される。サーミスタ118は循環往き配管112から放熱器104へ送られる水の温度を検出する。サーミスタ120は放熱器104から循環戻り配管114へ送られる水の温度を検出する。
HPコントローラ122は、サーミスタ118、120の検出温度に応じて、圧縮機102、ファン116、HP循環ポンプ110の動作を制御する。またHPコントローラ122は、貯湯ユニット200の貯湯コントローラ286と通信可能であり、HPユニット100と貯湯ユニット200との間での協調動作が実現される。
貯湯ユニット200は、貯湯タンク202、熱交換器204、熱交循環ポンプ206等を備えている。貯湯タンク202は、HPユニット100によって加熱された温水を貯える。貯湯タンク202は、密閉型であり、断熱材によって外側が覆われている。温水を貯えた状態では、貯湯タンク202の内部に温度成層が形成されており、貯湯タンク202下部の水温は低く、上部の水温は高くなる。貯湯タンク202の上部から下部にかけて、貯湯タンク202内の温水温度を検知するサーミスタ218、222、224が、それぞれ異なる高さに配置されている。サーミスタ218は、貯湯タンク202の頂部近傍の水の温度を検出する。サーミスタ222は、貯湯タンク202の上部の水の温度を検出する。サーミスタ224は、貯湯タンク202の中間部の水の温度を検出する。
HPユニット100が貯湯タンク202の沸き上げ運転を行う際には、貯湯タンク202の下部の低温の水は、循環下部配管208、三方弁210、循環往き配管112を経由して、HPユニット100に送られる。HPユニット100で加熱された高温の水は、循環戻り配管114、三方弁212、循環上部配管214を経由して、貯湯タンク202の上部に戻される。サーミスタ226は循環下部配管208を流れる水の温度を検出する。サーミスタ228は循環上部配管214を流れる水の温度を検出する。流量計290は循環上部配管214を流れる水の流量を検出する。なお、三方弁210、212の連通状態を切り換ることで、HPユニット100から貯湯ユニット200に送られた水を、循環戻り配管114、三方弁212、循環バイパス配管216、三方弁210、循環往き配管112を経由して、再びHPユニット100に戻すように循環させることもできる。このような態様での水の循環は、給湯暖房システム10を寒冷地で使用する場合に、循環往き配管112および循環戻り配管114の凍結を防ぐ凍結防止運転において行われる。
貯湯タンク202の下部には、第1給水管246およびタンク給水管256を経由して上水が供給される。第1給水管246は一端が上水道に連通しており、他端においてタンク給水管256および第2給水管258に分岐している。第1給水管246には、流量計248、逆止弁250、ガバナ252、サーミスタ254が設けられている。タンク給水管256は第1給水管246と貯湯タンク202の下部を連通している。タンク給水管256には、流量計260、流量調整弁262が設けられている。第2給水管258は、貯湯タンク202の上部から伸びるタンク出湯配管264と合流して、第1給湯管270に連通している。第2給水管258には、流量調整弁266が設けられている。タンク出湯配管264には、サーミスタ268が設けられている。第1給湯管270には、上水道からの低温の水と貯湯タンク202の上部からの高温の水が混合した後の水の温度を検出するサーミスタ271が設けられている。流量調整弁266の開度を調整することによって、第1給水管246から第2給水管258に流れ込む水の流量が調整される。流量調整弁262の開度を調整することによって、第1給水管246、タンク給水管256を経由して貯湯タンク202の下部に流れ込む水の流量が調整され、それにより、貯湯タンク202の上部からタンク出湯配管264に押し出される温水の流量が調整される。従って、サーミスタ254で検出される上水道からの水の温度、サーミスタ268で検出される貯湯タンク202の上部からの水の温度、サーミスタ271で検出される混合後の水の温度等に基づいて、流量調整弁262および流量調整弁266の開度を調整することで、第1給湯管270を流れる水を所望の温度に調整することができる。なお、第2給水管258と第1給湯管270の間には、常開型の電磁弁282が介装されたバイパス配管284が別途設けられている。停電によって流量調整弁262、266の開度が調整不能となった場合に、電磁弁282が開いて、第1給水管246からの水を第1給湯管270に直接送り出す。このような構成とすることによって、停電時に第1給湯管270に意図しない高温の水が流れることが防止される。
第1給湯管270は、第2給湯管272を経由してカラン(図示せず)等の給湯箇所へ連通している。第1給湯管270の途中からは、第1給湯連結管274が分岐しており、第1給湯管270のさらに下流側では、第2給湯連結管276が合流している。第1給湯連結管274を介して貯湯ユニット200から給湯暖房ユニット300に送られた水は、給湯暖房ユニット300においてガスの燃焼熱で加熱された後、第2給湯連結管276を経由して貯湯ユニット200へ戻され、第2給湯管272を経由してカラン等の給湯箇所に供給される。第1給湯管270における第1給湯連結管274の分岐箇所と第2給湯連結管276の合流箇所の間には、流量調整弁278が設けられている。第2給湯管272には、最終的に給湯箇所へ供給される水の温度を検出するサーミスタ280が設けられている。
熱交換器204は二重壁式の熱交換器であり、暖房系統400から第1暖房戻り配管402を経由して貯湯ユニット200に送られる暖房用熱媒と、貯湯タンク202の上部からの水を熱交換させる。熱交循環ポンプ206が駆動すると、貯湯タンク202の上部から高温の水が吸いだされ、熱交換器204へ送られる。なお、貯湯タンク202の頂部近傍には空気溜まりが存在することがあるが、熱交循環ポンプ206がエア噛みしないように、本実施例では貯湯タンク202の頂部よりも少し下がった高さから熱交換器204へ高温の水が送出される。熱交換器204での暖房用熱媒との熱交換によって冷却された水は、貯湯タンク202の底部へと戻される。サーミスタ230は貯湯タンク202の上部から熱交換器204へ送られる水の温度を検出する。流量計292は貯湯タンク202の上部から熱交換器204へ送られる水の流量を検出する。サーミスタ232は熱交換器204から貯湯タンク202の下部へ送られる水の温度を検出する。
第1暖房戻り配管402から貯湯ユニット200に送り込まれた暖房用熱媒は、熱交換器204での高温の水との熱交換によって加熱されて、第2暖房戻り配管404を経由して給湯暖房ユニット300へ送られる。熱交換器204の暖房用熱媒の流路の入口側には、サーミスタ234と流量計236が設けられている。熱交換器204の暖房用熱媒の流路の出口側には、サーミスタ238が設けられている。また、第1暖房戻り配管402と第2暖房戻り配管404の間には、流量調整弁242が介装されたバイパス配管240が別途設けられている。
貯湯ユニット200は、貯湯コントローラ286を備えている。貯湯コントローラ286は、貯湯ユニット200内の各種サーミスタおよび各種流量計の出力に基づいて、貯湯ユニット200内の熱交循環ポンプ206、三方弁210、212、および各種流量調整弁の動作を制御する。また、貯湯コントローラ286は、HPユニット100のHPコントローラ122および給湯暖房ユニット300の給湯暖房コントローラ396とそれぞれ通信可能であり、貯湯ユニット200とHPユニット100の間での協調動作、および貯湯ユニット200と給湯暖房ユニット300の間での協調動作が実現されている。
給湯暖房ユニット300は、ガス熱源機302と、暖房循環ポンプ304と、風呂循環ポンプ306と、熱交換器312等を備えている。ガス熱源機302は、給湯用の水を加熱する給湯熱源機308と、暖房用熱媒を加熱する暖房熱源機310を備えている。給湯熱源機308と暖房熱源機310は、ともに都市ガスやLPガス等の燃料ガスの燃焼熱を利用する潜熱回収型のガス熱源機である。給湯熱源機308と暖房熱源機310は、隣接して設置されており、電源やドレン排出機構等を共有できるようになっている。ガス熱源機302にガスを供給するガス流路314は、ガス元弁316より下流で給湯ガス流路318と暖房ガス流路320に分岐している。
給湯ガス流路318にはガスの流量を調整するガス比例弁322が設けられている。給湯ガス流路318は、ガス比例弁322より下流でさらに分岐しており、給湯熱源機308内に設けられた複数のバーナ326、328、330のそれぞれにガスを供給する。複数のバーナ326、328、330へのガスの供給および遮断は、対応して設けられたガス切換弁326a、328a、330aによって切り換えられる。ファン332によって給湯熱源機308内に空気を供給し、給湯ガス流路318を経由してバーナ326、328、330にガスを供給し、イグナイタ334によって点火することで、給湯熱源機308は燃焼運転を開始する。バーナ326、328、330の燃焼状態は、フレームロッド336によって検出される。
暖房ガス流路320にはガスの流量を調整するガス比例弁324が設けられている。暖房ガス流路320は、ガス比例弁324より下流でさらに分岐しており、暖房熱源機310内に設けられた複数のバーナ338、340のそれぞれにガスを供給する。複数のバーナ338、340へのガスの供給および遮断は、対応して設けられたガス切換弁338a、340aによって切り換えられる。ファン342によって暖房熱源機310内に空気を供給し、暖房ガス流路320を経由してバーナ338、340にガスを供給し、イグナイタ344によって点火することで、暖房熱源機310は燃焼運転を開始する。バーナ338、340の燃焼状態は、フレームロッド346によって検出される。
貯湯ユニット200から第1給湯連結管274を経由して給湯暖房ユニット300に送られた水は、第1給湯熱源機配管356を経由して、給湯熱源機308へ送られる。給湯熱源機308へ送られた水は、副熱交換器348、主熱交換器350を順に経由して加熱された後、第2給湯熱源機配管358、第2給湯連結管276を経由して貯湯ユニット200へ戻され、第2給湯管272を経由してカラン等の給湯箇所へ供給される。主熱交換器350では、バーナ326、328、330の燃焼排気から顕熱を吸熱して水を加熱する。副熱交換器348では、主熱交換器350を通過した燃焼排気中の水蒸気が凝縮する際の潜熱を吸熱して水を加熱する。第1給湯熱源機配管356と第2給湯熱源機配管358の間には、バイパス制御弁354を備えるバイパス配管352が設けられている。バイパス制御弁354が開くと、第1給湯連結管274から第1給湯熱源機配管356に流れ込んだ水の一部は、給湯熱源機308を通過することなく、バイパス配管352を経由して第2給湯熱源機配管358に流れ込む。第1給湯熱源機配管356には、流量計360、流量調整弁362が設けられている。第2給湯熱源機配管358には、給湯熱源機308の主熱交換器350で加熱された水の温度を検出するサーミスタ364と、バイパス配管352の合流箇所より下流の水の温度を検出するサーミスタ366が設けられている。
第2給湯熱源機配管358の途中からは、風呂循環ポンプ306に連通する湯はり配管368が分岐している。湯はり配管368は、逆流防止機構を備えた注湯電磁弁370を備えている。注湯電磁弁370が開くと、給湯熱源機308によって加熱された水が、湯はり配管368、風呂循環ポンプ306を経由して、浴槽600に供給される。
浴槽600には、風呂循環ポンプ306、熱交換器312を経由して、浴槽600に戻る追い焚き循環路372が接続している。熱交換器312は二重管構造となっており、内側の流路を流れる暖房用熱媒との熱交換によって、外側の流路を流れる水が加熱される。追い焚き循環路372には、浴槽600内の水位を検出する水位センサ374、水流の有無を検出する水流スイッチ376、追い焚き循環路372から浴槽600へ向けて流れる水の温度を検出するサーミスタ378が設けられている。
第2暖房戻り配管404から給湯暖房ユニット300に流れ込む暖房用熱媒は、熱交換器312からの暖房用熱媒と合流した後、暖房熱源機310の副熱交換器380を経由して、暖房循環ポンプ304に送られる。暖房循環ポンプ304から送り出される暖房用熱媒は、一部が低温暖房往き配管414へと流れ、残りは暖房熱源機310の主熱交換器382で加熱された後、高温暖房往き配管416へと流れる。主熱交換器382では、バーナ338、340の燃焼排気から顕熱を吸熱して水を加熱する。副熱交換器380では、主熱交換器382を通過した燃焼排気中の水蒸気が凝縮する際の潜熱を吸熱して水を加熱する。サーミスタ384は、暖房循環ポンプ304から送り出される暖房用熱媒の温度、すなわち低温暖房往き配管414へ送り出される暖房用熱媒の温度を検出する。サーミスタ386は、主熱交換器382で加熱された暖房用熱媒の温度、すなわち高温暖房往き配管416へ送り出される暖房用熱媒の温度を検出する。
なお、電磁弁388が開かれると、主熱交換器382から高温暖房往き配管416に向けて流れる暖房用熱媒の一部が、熱交換器312へ供給される。また、主熱交換器382から高温暖房往き配管416に向けて流れる暖房用熱媒の一部は、バイパス弁390を備える第1バイパス管392および第2バイパス管394を経由して、暖房循環ポンプ304に送られる。
圧力計397は、暖房用熱媒の圧力を検出する。空気溜まり検出部398は、水位電極399を用いて、暖房用熱媒の内部における空気溜まりの有無を検出する。
給湯暖房コントローラ396は、貯湯コントローラ286と通信可能であり、給湯暖房ユニット300と貯湯ユニット200の間で協調動作が実現されている。また、給湯暖房コントローラ396は、リモコン500とも通信可能である。
暖房系統400は、低温暖房端末406と高温暖房端末408を備えている。低温暖房端末406は、例えば床暖房装置、パネルラジエータなどである。給湯暖房ユニット300から低温暖房往き配管414を経由して流れ込む暖房用熱媒は、低温暖房端末406での放熱によって冷却された後、第1暖房戻り配管402へ送られる。高温暖房端末408は、例えば浴室乾燥暖房機、ファンコンベクタなどである。給湯暖房ユニット300から高温暖房往き配管416を経由して送られた暖房用熱媒は、高温暖房端末408での放熱によって冷却された後、第1暖房戻り配管402へ送られる。低温暖房端末406と高温暖房端末408は、いずれも暖房用熱媒の流路に開閉弁を備えており、暖房運転の開始・終了に伴い、開閉弁の開閉を行う。暖房系統400から第1暖房戻り配管402へ送り出された暖房用熱媒は、貯湯ユニット200に送られて加熱された後、第2暖房戻り配管404を経由して給湯暖房ユニット300へ送られる。
暖房系統400には膨張タンク410が接続されている。膨張タンク410は、ダイヤフラム方式の膨張タンクであって、暖房用熱媒の温度上昇に伴う暖房用熱媒の体積膨張を吸収する。膨張タンク410は第1暖房戻り配管402に接続されている。
リモコン500は、給湯暖房コントローラ396および低温暖房端末406、高温暖房端末408と通信可能である。給湯暖房システム10の利用者は、リモコン500を介して、給湯温度・暖房温度・湯はり温度・追い焚き温度等の設定や、低温暖房端末406による暖房運転の開始および終了、高温暖房端末408による暖房運転の開始および終了、浴槽600への湯はりや追い焚きの開始等の指示を行うことができる。
以下では図2を参照しながら、本実施例の給湯暖房システム10の暖房運転について説明する。HPユニット100、貯湯ユニット200および給湯暖房ユニット300は、協働して以下の動作を行う。
ステップS202では、リモコン500の暖房運転スイッチがONにされるまで待機する。リモコン500の暖房運転スイッチがONにされると(ステップS202でYESとなると)、ステップS204で貯湯ユニット200の熱交循環ポンプ206を駆動する。これにより、貯湯タンク202の上部から高温の水が吸い出され、熱交換器204に送られる。熱交換器204で放熱して低温となった水は、貯湯タンク202の底部に戻される。暖房運転を開始した時点(ステップS204の時点)では、熱交循環ポンプ206の回転数は例えば1000rpmに設定されている。
ステップS206では、HPユニット100による貯湯タンク202の沸き上げ運転を開始する。具体的には、HPユニット100において、圧縮機102とファン116を駆動し、さらにHP循環ポンプ110を駆動する。これにより、貯湯タンク202の底部から低温の水が吸い出され、HPユニット100に送出される。HPユニット100で加熱されて高温となった水は、貯湯タンク202の頂部に戻される。
ステップS208では、給湯暖房ユニット300の暖房循環ポンプ304を駆動する。これにより、給湯暖房ユニット300から暖房系統400に高温の暖房用熱媒が送出される。暖房系統400で放熱して低温となった暖房用熱媒は、貯湯ユニット200の熱交換器204に送られる。熱交換器204で加熱されて高温となった暖房用熱媒は、給湯暖房ユニット300に戻される。
ステップS210では、所定時間(例えば10秒間)が経過するまで待機する。これにより、HPユニット100、貯湯ユニット200、給湯暖房ユニット300および暖房系統400における、冷媒、水および暖房用熱媒の流れが安定し、給湯暖房システム10による暖房運転が行われる。
通常の暖房運転においては、貯湯ユニット200から給湯暖房ユニット300へ送る暖房用熱媒の目標温度(暖房往き目標温度)を設定しておいて、サーミスタ238の検出温度(暖房往き温度)が目標温度に近づくように、ポンプ206の回転数を増減させる。このような制御を行うことで、暖房系統400における暖房負荷に応じて貯湯タンク202からの高温の水の流量を増減させて、貯湯ユニット200から暖房系統400への熱の供給量を適切に調整することができる。しかしながら、貯湯タンク202が湯切れして貯湯タンク202から熱交換器204へ送る水の温度が低下し始めると、サーミスタ238の検出温度を目標温度に維持するようにポンプ206の回転数が増加して、貯湯タンク202から熱交換器204へ大流量の水が送出されるようになる。このような場合に熱交換器204に供給される水が大流量となってしまうと、熱交換器204を通過する際の水の温度低下幅が縮小し、低温まで下がりきらない水が貯湯タンク202の下部に戻されてしまう。貯湯タンク202の下部の水をHPユニット100による沸き上げ運転で加熱する際の効率が低下してしまう。そこで、本実施例の給湯暖房システム10では、以下のような制御を行う。
ステップS212では、第1温度差ΔTを算出する。第1温度差ΔTは、暖房往き目標温度Tとサーミスタ238で測定される暖房往き温度Tの差として算出される。第1温度差ΔTは、暖房系統400における暖房負荷が、貯湯ユニット200からの供給熱量によって、どの程度賄われているかを示す指標として用いることができる。
ステップS214では、第2温度差ΔTを算出する。第2温度差ΔTは、サーミスタ218で測定される貯湯タンク202の頂部の水の温度Tと、サーミスタ230で測定される貯湯タンク202の上部から熱交換器204へ流入する水の温度Tの差として算出される。第2温度差ΔTは、貯湯タンク202において湯切れの発生を示す指標として用いることができる。貯湯タンク202の上部に高温の水が十分に貯えられている場合には、ΔTは小さな正の値を取る。貯湯タンク202の上部の高温の水が減少していき、湯切れを生じそうになると、サーミスタ218の測定温度はそれほど変わらないものの、サーミスタ230の測定温度が急速に低下するので、ΔTは大きな正の値を取る。
ステップS216とステップS218では、第1温度差ΔTと第2温度差ΔTを比較する。第1温度差ΔTが第2温度差ΔTより小さい場合(ステップS216でYESの場合)、ステップS220で熱交循環ポンプ206の回転数を所定量(例えば100rpm)下げて、ステップS224へ進む。第1温度差ΔTが第2温度差ΔTより大きい場合(ステップS216でNOであり、ステップS218でYESの場合)、ステップS222で熱交循環ポンプ206の回転数を所定量(例えば100rpm)上げて、ステップS224へ進む。第1温度差ΔTが第2温度差ΔTと等しい場合(ステップS216でNOであり、ステップS218でNOである場合)、熱交循環ポンプ206の回転数を変えることなくステップS224へ進む。
ステップS224では、暖房運転スイッチがOFFにされたか否かを判断する。暖房運転スイッチがOFFとされていない場合(ステップS224でNOの場合)、ステップS212に戻る。暖房運転スイッチがOFFにされると(ステップS224でYESになると)、ステップS226へ進む。
ステップS226では、暖房循環ポンプ304を停止する。ステップS228では、HPユニット100のHPコントローラ124が、HP循環ポンプ110を停止し、圧縮機102とファン116を停止する。ステップS230では、熱交循環ポンプ206を停止して、ステップS202へ戻る。
以上のように、本実施例の給湯暖房システム10では、暖房運転を行っている際に、第1温度差ΔTが第2温度差ΔTより小さい場合には、熱交循環ポンプ206の回転数を低減させ、第1温度差ΔTが第2温度差ΔTより大きい場合には、熱交循環ポンプ206の回転数を増加させる。貯湯タンク202の上部に高温の水が十分に貯えられている場合には、第2温度差ΔTは小さな正の値になり、貯湯タンク202が湯切れしそうになると、第2温度差ΔTは大きな正の値になる。従って、サーミスタ238で測定される暖房往き温度Tが暖房往き目標温度Tより高い場合、すなわち第1温度差ΔTが負の値となる場合には、給湯暖房システム10は熱交循環ポンプ206の回転数を低減させて、貯湯ユニット200から給湯暖房ユニット300へ送られる暖房用熱媒の温度を低下させる。また、サーミスタ238で測定される暖房往き温度Tが暖房往き目標温度Tより低い場合、すなわち第1温度差ΔTが正の値となる場合であっても、第1温度差ΔTが第2温度差ΔTより小さい場合には、貯湯タンク202に湯切れのおそれがあるため、熱交循環ポンプ206の回転数は増加させない。サーミスタ238で測定される暖房往き温度Tが暖房往き目標温度Tより低く、かつ第1温度差ΔTが第2温度差ΔTよりも大きい場合には、貯湯タンク202に湯切れのおそれがないので、熱交循環ポンプ206の回転数を増加させて、貯湯ユニット200から給湯暖房ユニット300へ送られる暖房用熱媒の温度を上昇させる。このように熱交循環ポンプ206の回転数を制御することによって、HPユニット100の熱効率を低下させることなく、暖房系統400における暖房を適切に行うことができる。
本実施例の給湯暖房システム20は、図1に示す実施例1の給湯暖房システム10と同様の構成を備えており、その動作のみが異なる。以下では図3を参照しながら、本実施例の給湯暖房システム20の動作を説明する。
ステップS302からステップS310までの動作は、図2のステップS202からステップS210までの動作と同様なので、ここでは説明を省略する。
ステップS312では、温度差ΔTを算出する。温度差ΔTは、暖房往き目標温度Tとサーミスタ238で測定される暖房往き温度Tの差として算出される。温度差ΔTは、暖房系統400における暖房負荷が、貯湯ユニット200から給湯暖房ユニット300への供給熱量によって、どの程度賄われているかを示す指標として用いることができる。
ステップS314とステップS316では、温度差ΔTが負であるか、正であるか、あるいは0であるかを判断する。温度差ΔTが0である場合(ステップS314でNOであり、かつステップS316でNOの場合)、熱交循環ポンプ206の回転数を変えることなく、ステップS328へ進む。温度差ΔTが負である場合(ステップS314でYESの場合)、ステップS322で熱交循環ポンプ206の回転数を所定量(例えば100rpm)下げて、ステップS328へ進む。温度差ΔTが正である場合(ステップS314でNOであり、かつステップS316でYESの場合)、ステップS318へ進む。
ステップS318では、サーミスタ224で測定される貯湯タンク202の中間部の水の温度Tを、しきい値となる基準温度Tと比較する。本実施例では、Tは85℃である。サーミスタ224の測定温度Tが基準温度Tを超えている場合(ステップS318でYESの場合)、貯湯タンク202の上部には高温の水が十分に貯えられており、湯切れのおそれがないから、ステップS324で熱交循環ポンプ206の回転数を所定量(例えば100rpm)上げて、ステップS328へ進む。サーミスタ224の測定温度Tが基準温度T以下の場合(ステップS318でNOの場合)、ステップS320へ進む。
ステップS320では、サーミスタ222で測定される貯湯タンク202の上部の水の温度Tを、しきい値となる基準温度Tと比較する。サーミスタ222の測定温度Tが基準温度Tを下回る場合(ステップS320でYESの場合)、貯湯タンク202の上部には高温の水が十分に貯えられておらず、間もなく湯切れを生じるおそれがあるから、ステップS326で熱交循環ポンプ206の回転数を所定量(例えば100rpm)下げて、ステップS328へ進む。サーミスタ222の測定温度Tが基準温度T以上の場合(ステップS320でNOの場合)、熱交循環ポンプ206の回転数を変えることなく、ステップS328へ進む。
ステップS328からステップS334までの動作については、図2のステップS224からステップS230までの動作と同様であるので、ここでは説明を省略する。
以上のように、本実施例の給湯暖房システム20では、暖房往き温度Tが暖房往き目標温度Tより高い場合、すなわち温度差ΔTが負の値となる場合には、熱交循環ポンプ206の回転数を低減させて、貯湯ユニット200から給湯暖房ユニット300へ送られる暖房用熱媒の温度を低下させる。また、暖房往き温度Tが暖房往き目標温度Tより低い場合、すなわち温度差ΔTが正の値となる場合には、サーミスタ224で測定される貯湯タンク202の中間部の水の温度Tが基準温度Tより高ければ、貯湯タンク202に湯切れのおそれがないと判断して、熱交循環ポンプ206の回転数を増加させて、熱交換器204から給湯暖房ユニット300へ送られる暖房用熱媒の温度を上昇させる。また、暖房往き温度Tが暖房往き目標温度Tより低い場合でも、サーミスタ224で測定される貯湯タンク202の中間部の水の温度Tと、サーミスタ222で測定される貯湯タンク202の上部の水の温度Tが、いずれも基準温度Tより低い場合には、貯湯タンク202に湯切れのおそれがあると判断して、熱交循環ポンプ206の回転数を低減させる。このように熱交循環ポンプ206の回転数を制御することによって、HPユニット100の熱効率を低下させることなく、暖房系統400における暖房を適切に行うことができる。
本実施例の給湯暖房システム30は、図1に示す実施例1の給湯暖房システム10と同様の構成を備えており、その動作のみが異なる。以下では図4を参照しながら、本実施例の給湯暖房システム30の動作を説明する。
ステップS402からステップS410までの動作は、図2のステップS202からステップS210までの動作と同様なので、ここでは説明を省略する。
ステップS412では、温度差ΔTを算出する。温度差ΔTは、暖房往き目標温度Tとサーミスタ238で測定される暖房往き温度Tの差として算出される。温度差ΔTは、暖房系統400における暖房負荷が、貯湯ユニット200から給湯暖房ユニット300への供給熱量によって、どの程度賄われているかを示す指標として用いることができる。
ステップS414とステップS416では、温度差ΔTが負であるか、正であるか、あるいは0であるかを判断する。温度差ΔTが0である場合(ステップS414でNOであり、かつステップS416でNOの場合)、熱交循環ポンプ206の回転数を変えることなく、ステップS428へ進む。温度差ΔTが負である場合(ステップS414でYESの場合)、ステップS422で熱交循環ポンプ206の回転数を所定量(例えば100rpm)下げて、ステップS428へ進む。温度差ΔTが正である場合(ステップS414でNOであり、かつステップS416でYESの場合)、ステップS418へ進む。
ステップS418とステップS420では、流量計290の測定流量Qと流量計292の測定流量Qを比較する。流量計290の測定流量Qは、HPユニット100から貯湯タンク202の頂部へ戻る水の流量(タンク流入流量)を示している。流量計292の測定流量Qは、貯湯タンク202の上部から熱交換器204へ送出される水の流量(タンク流出流量)を示している。タンク流入流量Qがタンク流出流量Qより大きい場合(ステップS418でYESの場合)、ステップS424で熱交循環ポンプ206の回転数を所定量(例えば100rpm)上げて、ステップS428へ進む。タンク流入流量Qがタンク流出流量Qより小さい場合(ステップS418でNOであり、かつステップS420でYESの場合)、ステップS426で熱交循環ポンプ206の回転数を所定量(例えば100rpm)下げて、ステップS428へ進む。タンク流入流量Qがタンク流出流量Qと等しい場合(ステップS418でNOであり、かつステップS420でNOの場合)、熱交循環ポンプ206の回転数を変えることなく、ステップS428へ進む。
ステップS428からステップS434までの動作については、図2のステップS224からステップS230までの動作と同様であるので、ここでは説明を省略する。
以上のように、本実施例の給湯暖房システム30では、暖房往き温度Tが暖房往き目標温度Tより高い場合、すなわち温度差ΔTが負の値となる場合には、熱交循環ポンプ206の回転数を低減させて、貯湯ユニット200から給湯暖房ユニット300へ送られる暖房用熱媒の温度を低下させる。また、暖房往き温度Tが暖房往き目標温度Tより低い場合、すなわち温度差ΔTが正の値となる場合には、タンク流出流量Qがタンク流入流量Qと一致するように、熱交循環ポンプ206の回転数を増減させる。これにより、HPユニット100による加熱能力を超えて貯湯ユニット200から給湯暖房ユニット300へ熱を供給することを抑制することができる。このように熱交循環ポンプ206の回転数を制御することによって、HPユニット100の熱効率を低下させることなく、暖房系統400における暖房を適切に行うことができる。
以上、本発明の実施例について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
例えば、上記の実施例3では、暖房往き温度Tが暖房往き目標温度Tを下回る場合に、熱交循環ポンプ206の回転数を調整することで、タンク流出流量Qとタンク流入流量Qを一致させ、HPユニット100による加熱能力を超えて貯湯ユニット200から給湯暖房ユニット300へ熱を供給することを抑制する構成を説明した。このような構成とする代わりに、暖房往き温度Tが暖房往き目標温度Tを下回る場合に、HPユニット100から戻される高温の水が、貯湯タンク202をバイパスして直接熱交換器204へ送られるように水の循環回路を切り換える構成としてもよい。このような構成とした場合でも、HPユニット100による加熱能力を超えて貯湯ユニット200から給湯暖房ユニット300へ熱を供給することを抑制することができる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10、20、30 給湯暖房システム
100 HPユニット
102 圧縮機
104 放熱器
106 膨張機構
108 蒸発器
110 HP循環ポンプ
112 循環往き配管
114 循環戻り配管
116 ファン
118、120、218、222、224、226、228、230、232、234、238、254、268、271、280、364、366、378、384、386 サーミスタ
122 HPコントローラ
200 貯湯ユニット
202 貯湯タンク
204 熱交換器
206 熱交循環ポンプ
208 循環下部配管
210、212 三方弁
214 循環上部配管
216 循環バイパス配管
236、248、260、360 流量計
240 バイパス配管
242、262、266、278、290、292、362 流量調整弁
250 逆止弁
246 第1給水管
252 ガバナ
256 タンク給水管
258 第2給水管
264 タンク出湯配管
270 第1給湯管
272 第2給湯管
274 第1給湯連結管
276 第2給湯連結管
282 電磁弁
284 バイパス配管
286 貯湯コントローラ
300 給湯暖房ユニット
302 ガス熱源機
304 暖房循環ポンプ
306 風呂循環ポンプ
308 給湯熱源機
310 暖房熱源機
312 熱交換器
314 ガス流路
316 ガス元弁
318 給湯ガス流路
320 暖房ガス流路
322、324 ガス比例弁
326、328、330、338、340 バーナ
326a、328a、330a、338a、340a ガス切換弁
332、342 ファン
334、344 イグナイタ
336、346 フレームロッド
348、380 副熱交換器
350、382 主熱交換器
352 バイパス配管
354 バイパス制御弁
356 第1給湯熱源機配管
358 第2給湯熱源機配管
368 湯はり配管
370 注湯電磁弁
372 追い焚き循環路
374 水位センサ
376 水流スイッチ
388 電磁弁
390 バイパス弁
392 第1バイパス管
394 第2バイパス管
396 給湯暖房コントローラ
397 圧力計
398 空気溜まり検出部
399 水位電極
400 暖房系統
402 第1暖房戻り配管
404 第2暖房戻り配管
406 低温暖房端末
408 高温暖房端末
410 膨張タンク
414 低温暖房往き配管
416 高温暖房往き配管
500 リモコン
600 浴槽

Claims (5)

  1. 貯湯タンクと、
    前記貯湯タンクの下部から水を吸い出し、大気から吸収した熱を利用して加熱した後、前記貯湯タンクの上部に戻すヒートポンプユニットと、
    水と暖房用熱媒の間で熱交換する熱交換器と、
    前記貯湯タンクの上部から水を吸い出し、前記熱交換器を通過させて、前記貯湯タンクの下部に戻す熱交循環ポンプと、
    暖房用熱媒を前記熱交換器と暖房系統の間で循環させる暖房循環手段と、
    前記熱交換器を通過した後の暖房用熱媒の目標温度(暖房往き目標温度)を設定する暖房往き目標温度設定手段と、
    前記熱交換器を通過した後の暖房用熱媒の温度(暖房往き温度)を計測する暖房往き温度計測手段を備えており、
    前記暖房往き温度が前記暖房往き目標温度に近づくように、前記熱交循環ポンプの回転数を増減させ、
    前記暖房往き温度が前記暖房往き目標温度より低い場合であっても、前記貯湯タンクに湯切れのおそれがある場合には、前記熱交循環ポンプの回転数を増加させないことを特徴とする暖房システム。
  2. 前記貯湯タンクの頂部の水の温度(タンク頂部温度)を計測するタンク頂部温度計測手段と、
    前記貯湯タンクの上部から前記熱交換器へ流入する水の温度(熱交流入温度)を計測する熱交流入温度計測手段をさらに備えており、
    前記暖房往き目標温度から前記暖房往き温度を引いた温度差(第1温度差)が、前記タンク頂部温度から前記熱交流入温度を引いた温度差(第2温度差)よりも小さい場合に、前記熱交循環ポンプの回転数を低減させ、
    前記第1温度差が前記第2温度差よりも大きい場合に、前記熱交循環ポンプの回転数を増加させることを特徴とする請求項1の暖房システム。
  3. 前記貯湯タンクの中間部の水の温度(タンク中間部温度)を計測するタンク中間部温度計測手段をさらに備えており、
    前記暖房往き目標温度よりも前記暖房往き温度が高い場合に、前記熱交循環ポンプの回転数を低減させ、
    前記暖房往き温度が前記暖房往き目標温度よりも低く、かつ前記タンク中間部温度が所定の基準温度よりも高い場合に、前記熱交循環ポンプの回転数を増加させることを特徴とする請求項1の暖房システム。
  4. 前記貯湯タンクの上部の水の温度(タンク上部温度)を計測するタンク上部温度計測手段をさらに備えており、
    前記暖房往き温度が前記暖房往き目標温度よりも低く、かつ前記タンク上部温度が前記基準温度よりも低い場合に、前記熱交循環ポンプの回転数を低減させることを特徴とする請求項3の暖房システム。
  5. 貯湯タンクと、
    前記貯湯タンクの下部から水を吸い出し、大気から吸収した熱を利用して加熱した後、前記貯湯タンクの上部に戻すヒートポンプユニットと、
    水と暖房用熱媒の間で熱交換する熱交換器と、
    前記貯湯タンクの上部から水を吸い出し、前記熱交換器を通過させて、前記貯湯タンクの下部に戻す熱交循環ポンプと、
    暖房用熱媒を前記熱交換器と暖房系統の間で循環させる暖房循環手段と、
    前記熱交換器を通過した後の暖房用熱媒の目標温度(暖房往き目標温度)を設定する暖房往き目標温度設定手段と、
    前記熱交換器を通過した後の暖房用熱媒の温度(暖房往き温度)を計測する暖房往き温度計測手段と、
    前記ヒートポンプユニットから前記貯湯タンクの上部へ戻る水の流量(タンク流入流量)を計測するタンク流入流量計測手段と、
    前記貯湯タンクの上部から前記熱交換器へ送出される水の流量(タンク流出流量)を計測するタンク流出流量計測手段を備えており、
    前記暖房往き温度が前記暖房往き目標温度よりも高い場合に、前記熱交循環ポンプの回転数を低減させ、
    前記暖房往き温度が前記暖房往き目標温度よりも低い場合に、前記タンク流出流量が前記タンク流入流量に近づくように、前記熱交循環ポンプの回転数を増減することを特徴とする暖房システム。
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