JP5539258B2 - 机 - Google Patents

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Description

本願発明は、配線機能を有する机(テーブル)に関するものである。
オフィス用等の机は、一般に、脚や袖キャビネット(ワゴン)等の支持体で天板を支持した構成になっており、パソコン等のOA機器の普及に伴い、電源コードや通信線のようなケーブル類を体裁良く処理できるように机に配線機能を持たせることが一般化している。
配線機能としては、配線用受け樋を設けることと、机上にケーブル類を引き出し易くするために天板の後方に配線空間を設けることとが一般的であり、天板の後方に配線空間を形成する手段としては、例えば天板の左右両端を脚で支持して成る机の場合であると、例えば特許文献1に開示されているように、左右脚の後部を天板の後面の後方にはみ出させると共に、左右脚の背面に1枚の幕板を重ね固定することにより、天板と幕板との間に配線空間を形成している。そして、配線空間は、複数個の着脱自在なカバー(キャップ)で覆われている。
この特許文献1のように構成すると、配線空間が天板の後ろ側に長くびているため机上へのケーブル類の引き出しが頗る容易である利点を有する。
実用新案登録第2534211号公報
ところで、オフィス等においては多数の机を左右に並設することが広く行われている。また、本願出願人は、先願に係る特開2004−337452号公報において、左右に並設した単位机において脚や袖キャビネットのような支持体を共用することによってコストを抑制した多連式机システムを開示した。
このように机を左右に並設する場合、隣り合った机の間で配線を容易に行えるように配慮されていることが望ましい。特に、近年、パソコンを初めとした機器類をLAN等で繋ぐネットワークシステムが一般化していることから、電源線や通信線等のケーブル類を机間において美麗かつ手際良く処理できるように配慮されていることは、ユーザーから強く要望されていると言える。
本願発明は、このような要望に応えることを主たる課題とするものである。
本願発明の机は、天板と、前記天板の左右端部を支持する左右支持体とを備えており、前記左右支持体の後部を前記天板の後面よりも後方にはみ出させることにより、前記左右支持体の間でかつ前記天板の後ろに上下開口のメイン配線空間を形成し、このメイン配線空間を着脱自在なメインカバーで覆っている一方、前記左右支持体において前記天板の後方にはみ出た露出部の箇所に、ケーブル類を左右に通すことを許容した状態で前記支持体の露出部の上面の全体又は一部を覆う端カバーが配置されている構成であって、
前記端カバーは、前記支持体の露出部に重なる水平部と、前記水平部の後部から立ち上がった後ろ起立部とを有しており、このため前記後ろ起立部の手前に前記ケーブル類を左右に通し得る支持体部配線空間が空いており、かつ、前記端カバーに、前記支持体部配線空間を上から覆う補助カバーが、前記メインカバーと左右方向に並ぶようにして着脱自在に取り付けられており、前記補助カバーの下に配線できると共に、前記補助カバーの上面は前記天板の上面と略同一面を成しており、
更に、前記端カバーには、当該端カバーを前記支持体に重ねた状態に保持する位置決め片と係合爪とが、位置決め片が手前に位置して係合爪が後ろに位置するようにして設けられており、前記位置決め片は、前記水平部の上面よりも下に位置していると共に前記水平部の左右横幅よりも小さい左右横幅である一方、前記端カバーを下向き動させて前記支持体に重ねると前記係合爪が弾性変形して係合穴に係合するようになっている。
請求項2に記載したように、前記端カバーは、前部にも起立部を設けていて側面視上向き開口コ字形となすことができる。
本願発明によると、端カバーの箇所でケーブル類を左右に通すことができることと、天板の後ろでメイン配線空間が上方に開口していることとにより、例えば机を左右に並設した状態で隣り合った机の間にケーブル類を配線することをごく簡単に行えると共に、脚等の支持体の露出部は端カバーで覆われているため美感が悪化したりケーブル類が傷付いたりすることはない。
また、補助カバーを取外すと支持体部配線空間が広く空くため、複数の机を左右に並設した状態での配線作業を至極容易に行うことができる。また、補助カバーの下方にケーブル類を通すことができて配線機能に支障をきたすことはない。更に、端カバーは机に取り付けたままで補助カバーだけを取外せるため、配線作業に際してケーブル類が支持体で傷付くようなこともない。
本願発明の実施形態に係る机システム(机群)の斜視図である。 背面部材の背面図である。 背面部材の分離斜視図である。 天板の前部と脚との連結構造を示す分離斜視図である。 天板の後部と脚との連結構造を示す分離斜視図である。 背面部材と脚との上下ずれ防止手段を示す分離斜視図である。 机の部分的な平面図である。 図7の VIII-VIII視断面図である。 端カバーを分離した状態での平面図である。 (A) は端カバー取り付けた状態での平面図、(B) は(A) の B-B視断面図である。 端カバーと背面部材と金具との分離斜視図である。 端カバーと補助カバーとを示す図である。 (A) は机の端部の平面図、(B) は(A) の B-B視断面図である。 袖キャビネットと天板との連結構造を説明するための図である。 中間カバーとその使用状態を示す図である。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(1).全体の概要
図1(A)は多数の机ユニット(単位机)1からなる机群の外観斜視図であり、机群は、前机ユニット1を左右に並設した多連式机システムと後机ユニット1を左右に並設した多連式机システムとが背中合わせ状に連結されている。図1(B)は多連式机システムを後方から見た斜視図である。以下の説明では、机ユニットは単に「机」と称する。
なお、背中合わせ方式の机システムではどちらが前か後か分け難いが、以下の説明では、便宜上、図1(A)に表示した正面視・背面視の方向を基準にして前後を定めることとする。また、本明細書で使用する「左右」は、使用者が机を普通に使用する姿勢を基準にしている。
図1から理解できるように、各机1は、平面視長方形の天板2とこれを支持する脚4又は袖キャビネット5を備えており、前後机1の脚4又は袖キャビネット5は、それらの間に介在した背面部材3に連結されている。換言すると、前後の単位机が背面部材3を共用している。脚4及び袖キャビネット5は天板に対する支持体の一例であり、背面部材3はその左右端部が脚4又は袖キャビネット5の背面に重なっている。つまり、左右に隣り合った机1は、脚4又は袖キャビネット5を共用しており、天板2と左右支持体4,5と背面部材3とで全体の剛性が確保されている。
背面部材3の上面と天板2の上面とは略同じ高さになっており(異なる高さでも良い)、天板2と背面部材3との間には、上下に開口したメイン配線空間6が空いている。すなわち、天板2の背面を脚4又は袖キャビネット5の背面よりも手前側にずらして脚4及び袖キャビネット5の後部を露出させることにより、天板2の後方に上下開口のメイン配線空間6を形成している。
背面部材3には、メイン配線空間6を覆うメインカバー7を着脱自在に取り付けることができ、また、背面部材3には配線受け樋8を取り付けることができる。更に、脚4及び袖キャビネット5の後部の露出部には、詳細は後述するように、本願発明の実施品である端カバー9を着脱自在に取り付けることができる。また、背面部材3の上面には机上パネル10を取り付けることができる。メインカバー7は適当な長さに設定されており、一つの机1に複数本を装着している(勿論、長さは自由に設定できる)。
脚4は、中空板状の基部4aと、基部4aの上端に固着した上アーム11及び基部4aの下端部に固着した下アーム12を備えて側面視でコ字状に形成されている。
図1(B)に示すように、背面部材3は、脚4又は袖キャビネット5に連結される縦長の左右サイドフレーム13とそれら左右サイドフレームの上端に連結された横長の上部水平フレーム(以下、アッパーフレーム」という)14とから成る外枠体と、左右サイドフレーム13に固定されたパネル体16とで構成されている。アッパーフレーム14とサイドフレーム13とは共にアルミ等の軽金属の押し出し製品を使用しているが、角形鋼管や板金製品を使用することも可能である。
図1(B)に示すように、アッパーフレーム14とパネル体16との間に配線可能な空間17が空いている場合、アッパーフレーム14とパネル体16との間に、着脱自在なスペーサ18を配置することが可能である。
(2).背面部材3の構造
次に、主として図2及び図3を参照して背面部材3について説明する。図2は背面部材3の背面図、図3(A)は背面部材3の分離斜視図である。
背面部材3のパネル体16は鋼板からなっており、その四周に角形の折り返し部20,21を形成することによって剛性を高めている。背面部材3は四方枠構造体となしたり、或いは、全体にわたって等しい厚さの板体とすることも可能である。また、必ずしも机の強度メンバーとしての機能を果たす必要はない。
背面部材3のアッパーフレーム14は全体としては中空角形であり、表裏両面(前後両面)には、上から順に、横向き第1溝23、横向き第2溝24、横向き第3溝25が形成されており、また、下面には下向き溝26が形成されている。各溝は蟻溝状に形成されている。
サイドフレーム13は全体として中空角形になっていて、前面13aと後面板13bとを備えている。また、サイドフレーム13には、パネル体16の左右の折り曲げ部21がきっちり嵌まり込む内向き縦溝28と、外側に向けて開口した外向き縦溝29とが形成されている。外向き縦溝29は蟻溝になっており、更に、サイドフレーム13の内部には、円筒の一部を縦に切除した形状のインナー縦溝30が一体形成されている。サイドフレーム13の上下両端には樹脂製のキャップ31を装着している。
アッパーフレーム14とサイドフレーム13とは、アッパーフレーム14の隔壁27とサイドフレーム13の内側面に重なるL形のジョイント金具32とビス(図示せず)を使用して連結されている。サイドフレーム13の内向き溝28には、ジョイント金具32を差し込むための窓穴34が空いている。いうまでもないが、サイドフレーム13とアッパーフレーム14とは他の連結構造(例えば溶接)も採用できる。
パネル体16の左右の折り返し部21は上下複数本(2本)のビス(例えばタッピンねじ)35でサイドフレーム13の内向き縦溝28に固定されている。パネル体16は、その上方に配線用の空間17が空いた状態と空いていない状態とに高さを2段階に調節できる。図3の符号36,37はビス35の挿通穴である。
背面部材3におけるサイドフレーム13の前面板13a及び後面板13bには、当該サイドフレーム13と脚4又は袖キャビネット5との連結手段の一環として、上下一対の係合穴39が空けられており、また、サイドフレーム13の前面板13a及び後面板13bの上端部には、上部を幅狭部40aとした凸字形のストッパー穴40を空けている。
前記係合穴39は大径部39aと小径部39bとが連通したダルマ形係合穴であるが、前面板13aの係合穴39と後面板13bの係合穴39とは姿勢が上下逆になり、かつ、前後の係合穴39とも小径部39bの中心は同じ高さになっている。なお、ダルマ形係合穴39の姿勢は前後で逆向きでも良い。
図3(B)は背面部材3と脚4及び袖キャビネット5との関係を示す図で、この図に示すように、机1を構成する脚4及び袖キャビネット5の背面には、背面部材3との連結手段の一環として、ダルマ形係合穴39の小径部39aに嵌まる首部を有する異径ピン(段付きピン)41が突設されている。異径ピン41はサイドフレーム13の上下ダルマ形係合穴39に対応して上下2本を1セットとしており、更に、1つの脚4及び袖キャビネット5に左右に隣り合った2つの背面部材3を連結することを可能ならしめるため、異径ピン41は脚4及び袖キャビネット5に左右2セットずつ設けている。
本実施形態では、背中合わせ方式机システムの組み立ては例えば次のような手順で行うことができる。すなわち、後机1の脚4又は袖キャビネット5に対して背面部材3を連結し、次いで、背面部材3に対して前机1の脚4又は袖キャビネット5を連結し、それから、前後机1の脚4又は袖キャビネット5に対して天板2をそれぞれ連結するのである。
(3).天板と脚及び袖キャビネットとの連結構造
次に、天板2と脚4及び袖キャビネット5との連結構造を主として図4〜図8に基づいて説明する。図4のうち(A)は天板2の前部と脚4との連結構造を示す分離斜視図、(B)はフロント金具43を後方から見た斜視図、図5は天板2の後部と脚4との連結構造を示す分離斜視図、図6は背面部材3と脚4との上下ずれ防止手段を示す分離斜視図、図7は両面使い仕様の机の部分的な平面図、図8は図7 VIII-VIII視断面図である。
図4,5のとおり、天板2は、その上面を構成する表面板44と、表面板44の前部を支持する左右長手の前部補強枠45と、表面板44の後部を支持する後部補強枠46と、前後補強枠45の間に位置した中間補強枠(図示せず)と、補強枠群の左右両端に固着した前後長手のサイド補強枠47と、樹脂製のサイドエッジ48及びリアエッジ49を備えている。
前後補強枠45,46はほぼ同じ断面形状であり、表面板44に重なる部分とこれら下方に突出した角形樋状部50を有する形態である。また、内部には断面略コ字状の補助補強材51が配置されている。なお、図8では補助補強材51は省略している。
例えば図4から容易に理解できるように、前部補強枠45における角形樋状部50の下面にフロント金具43をボルト52で固定している(溶接してもよい)。フロント金具43は、側面視で後ろ向き鉤状の係合爪53を左右に配置した正面視略下向き開口コ字形に形成されており、角形樋状部50に形成した凹溝部50aに配置している。また、フロント金具43の上面には台形状の後ろ向き突出部43a形成しており、角形樋状部50の凹溝部50aに形成した角穴54に後ろ向き突出部43aを嵌め込むことによって位置決めをしている。
他方、脚4の上アーム11は上向きに開口した樋状に形成されており、その前部に側断面略下向き開口コ字状の前支持55を溶接によって固着し、この前支持55に、フロント金具43の係合爪53が前後方向から係脱する左右一対の係合穴56を形成している。フロント金具43のうち係合爪53の上方には、前支持55の上面に当接又は密接し得る補助突起53aを形成している。天板2を上アーム11に重ねてから後方にスライドさせることにより、係合爪53を係合穴56に簡単に係脱させることができる。脚4における上アーム11の上端には内向きフランジ11aを形成している。
例えば図5及び図8に示すように、天板2を構成する後部補強枠46の角形樋状部50には、天板2の後方に露出した張り出し片61を有するリア金具(後部連結金具)60がボルト62で固定されている一方、脚4における上アーム11の後部には側断面略下向き開口コ字状の後部支持63が溶接によって固着されており、後部支持63には、リア金具60の張り出し片61をボルト64で固定するための雌ねじ部(ナット)65を設けている。
雌ねじ部65は、上アーム11の前後長手中心線を挟んだ両側に振り分けて配置されている。1つの脚4で左右の天板2を支持する場合は、リア金具60の1つの張り出し片61は脚4の外側にはみ出ている。1つの脚4で1枚の天板2を支持する場合は、左右張り出し片61は上アーム11と重なっている。
後部支持63は上アーム11の上面よりも若干下方に落ち込んでおり、このため、リア金具60の張り出し片61は天板2に密着する部分から段落ちさせている。また、リア金具60のうち天板2への固定用ボルト穴66を挟んだ前後両側に突起60aを設けている一方、天板1を構成する後部補強枠46の角形樋状部50には、前後突起60aで挟まれる突条部50bを形成して、この突条部50bの内面にナットを溶接している。
リア金具60は、天板2と脚との間に隙間を空けるためのスペーサの役割も備えており、そこで、リア金具60のうち前後突起60aの前後外側の部分に、脚4における上アーム11の水平フランジ11aに載る下向き押し曲げ部60bを形成している。リア金具60の張り出し片61には、前後長手の小判形(長穴)のボルト挿通穴68を空けている。
天板2を脚4に連結するに際しては、まず、図4のとおり、フロント金具43の係合爪53を前支持55の係合穴56に係合させ、次いで、図5のとおり、リア金具60の張り出し片61を脚4の後部支持63にボルト64で固定したら良い。フロント金具43と係合穴56との嵌まり合いにより、天板2と脚4とは上下左右方向に相対動不能に保持され、かつ、リア金具60が脚4にボルト64で締結されていることにより、天板2と脚4とはその後部において上下左右及び前後動不能に保持される。従って、天板2と脚4とは強固に固定されている。
そして、フロント金具43と係合穴56との嵌め合わせは天板2をスライドさせることで簡単に行われる一方、リア金具60を締結するボルト64の回転操作は、天板2の後方の露出箇所無理な姿勢をとることなくごく簡単に行える。従って、机の組み立て及び分解をごく簡単に行うことができる。
脚4及び袖キャビネット5と背面部材3との連結手段として実施形態のように異径ピン41とダルマ形係合穴39との組み合わせを採用すると、例えば机を持ち上げたときに背面部材3を上下動不能に保持する手段が必要である。この点について本実施形態では、図6に示すように、上アーム11の後部支持63にストッパー金具69をボルト70で固定し(このため、脚4の後部支持63にストッパー金具用雌ねじ部65′を設けている。)、これに設けたストッパー爪69aを、背面部材3におけるサイドフレーム13のストッパー穴40に嵌め込んでいる。
ストッパー爪69aは左右に2個振り分けて設けており、左右の背面部材3で1つの脚4を共用する場合は、左右のストッパー爪69aがそれぞれ背面部材3のストッパー穴40に嵌まる。他方、1つの脚4に1つの背面部材3しか連結しない場合は、一方のストッパー爪69aは背面部材3におけるサイドフレーム13のストッパー穴40に嵌まり、他方のストッパー爪69aは背面部材3におけるアッパーフレーム14の横向き第2溝24に嵌まっている。
(4).端カバーの構造
次に、従前の図(図7)に加えて図9〜図12に基づいて端カバー9の説明を行う。図9は端カバー9を分離した状態での平面図、図10のうち(A)は端カバー9を取り付けた状態での平面図、(B)は(A)のB−B視断面図、図11のうち(A)は分離斜視図、(B)は端カバー9を裏側から見た斜視図、図12のうち(A)は端カバー9の斜視図、(B)は補助カバー75の斜視図、(C)は補助カバー75の側面図、(D)は補助カバー75を裏側から見た斜視図、(E)は端カバー9と補助カバー75との分離断面図である。
端カバー9は合成樹脂製であり、例えば図12に示すように、脚3の後部の露出部に重なる板状の水平部9aと、その後部から立ち上がった後ろ起立部9bとで側面視略L字状の基本形態になっている。従って、後ろ起立部9bと天板2との間に支持体部配線空間が空いている。水平部9aの上面は側面視波形に形成されているが、これは主としてデザイン的なものであり、平坦面であっても良い。
図10(B)から推測できるように、水平部9aの下面は、リア金具60及びストッパー金具69を固定するためのボルト64,70に当接又は近接するように設定している。また、水平部9aの下面には、リア金具60を固定するためのボルト64の頭を囲う底面視略U字状のリブ76を形成し、更に、脚4の後部支持63に当たる足部77がリブ76と連接した状態に形成されている。リブ76の存在により、端カバー9はずれ不能に保持されている。端カバー9における水平部9aの前端部は、天板2の後端部の下方の空間に嵌まり込むようになっている。
また、同じく図10に示すように、水平部9aの前端部のうち左右中間部には、リア金具60における左右張り出し片61の間の隙間に嵌まり込み得る位置決め片78を前向きに突設している。この位置決め片78の存在により、端カバー9は左右ずれ不能に保持される。1つの脚4に左右2枚の天板2の端部を連結する場合は、図7に示すように左右2個のリア金具60が脚4に固定されるが、この場合、隣り合ったリア金具60の間に、端カバー9の位置決め片78が嵌まり込む間隔が空くようになっている。従って、多数の単位机1を連結した多連式机システムにおいて、最端部に位置した支持体においても、両端の間に位置した支持体においても端カバー9を取り付けることができる。
図10(A)及び図12(A)に明示するように、端カバー9の後ろ起立部9bは、その前面が前向きに突出した平面視山形に形成されている。後ろ起立部9bは上板9b′を有して下方及び後方に開口した中空状に形成されており、上板9b′の後端に、背面部材3におけるサイドフレーム13のストッパー穴40の幅狭部40a(図6も参照)に弾性に抗しての変形によって係脱する係合爪79を形成している。本実施形態では係合爪79は2個で1セットになっているが、1個ずつでもよい。また、係合爪79が嵌脱する係合穴はストッパー穴40と別の場所に設けることも可能であるが、本実施形態のようにストッパー穴40に連通した状態に形成すると、構造が簡単になる利点がある。
端カバー9の後ろ起立部9bには、当該後ろ起立部9bから前向きに張り出した庇状の補助カバー75が着脱自在に取り付けられる。補助カバー75は平面視略四角形で、左右幅は水平部9aと略同じに設定されており、後面は背面部材3におけるサイドフレーム13の前面に重なるように設定している。従って、端カバー9の後ろ起立部9bは補助カバー75で完全に覆われている。
補助カバー75を端カバー9の後ろ起立部9bに取り付ける手段としては、後ろ起立部9bの上板9b′及び前壁部に蟻溝状の切り開き穴(係合穴)80を形成する一方、補助カバー75の下面に、当該補助カバー75を手前から後方に水平動させると切り開き穴80に嵌まり込む蟻ホゾ状の係合突起81を形成している。補助カバー75は天板2が固定された状態で端カバー9に着脱することができ、従って、補助カバー75を取り付けた状態では、補助カバー75と天板2との間には、補助カバー75の着脱を可能ならしめるための空間が空いている。
ところで、図1に示すように、隣り合った天板2に跨がると共に後面が背面パネル9に重なる状態でサイドパネルSを配置する場合があるが、本実施形態のように補助カバー75を前後方向のスライドによって端カバー9に着脱する構成にすると、補助カバー75は、サイドパネルSが配置された状態のままで着脱できる利点がある。更に、端カバー9の後ろ起立部9bは天板2の上面よりも下方に位置しているため、補助カバー75を取外すと、サイドパネルSを取り付けた状態であっても側面視で傾けることができ、このため、サイドパネルSを取り付けたままで端カバー9を着脱させことが可能になる(端カバー9はサイドフレーム13に係止しているの、左右ずれ不能に保持される)。この点も本実施形態の利点である。
図12(E)に示すように、端カバー9の切り開き穴80には、幅広状のストッパー部80aが形成されており、他方、補助カバー75の係合突起81にも、切り開き穴80のストッパー部80aに当たる広幅状段部81aが形成されている。
端カバー9の取り付けは、図10(B)に白抜き矢印Xで示すように、端カバー9をその前端が下になるように側面視で傾斜させた姿勢で手前に移動させることで位置決め片78を天板2の下方に嵌め込み、次いで、白抜き矢印Yで示すように後部を下方に移動させて(下向き動させて)水平姿勢にしたらよい。端カバー9の前端がリア金具60の段部に当接した状態で水平姿勢になることにより、係合爪79が端カバー9におけるストッパー穴(係合穴)40の幅狭部40aに嵌まり込む。取外しは逆の手順で行う。補助カバー75の着脱は、当該補助カバー75を前後方向にスライドさせることによって行う。
(5).メインカバー及び配線受け樋
次に、メインカバー7及び配線受け樋8を説明する。図13のうち(A)は机1の端部の平面図、(B)は(A)のB−B視断面図である。この図に示すように(図10(A)も参照)、メインカバー7と補助カバー75とは左右に並んでいて、その上端及び前端が揃えられている。そして、メインカバー7は樹脂の押し出し形品で中空状に形成されており、上面はフラットで、かつ、後端部(基端部)の上下幅寸法が大きくて手前側の上下幅寸法は小さくなっている。
そして、後端面に、背面部材3におけるアッパーフレーム14の横向き第1溝23に嵌脱する2本の上部係合爪83と、アッパーフレーム14の横向き第2溝24に嵌脱する1本の下部係合爪84とを突設している。両係合爪83,84の先端部は上方に反っており、このため、メインカバー7は、その前部が上になるように側面視で傾斜した姿勢にすることにより、アッパーフレーム14に着脱することができる。
配線受け樋8は断面上向き開口コ字状に形成されており、本実施形態では樹脂の押し出し成形品を使用している(もちろん、射出成形品を使用したり板金製品を使用したりすることもできるのであり、この点はメインカバー7も同じである)。
そして、配線受け樋8の背面板8aは上方に長く延びており、その上部には、アッパーフレーム14のうち横向き第3溝25に嵌まる上挟持爪85と、アッパーフレーム14の下面に当接する下挟持爪86とを形成している。上下挟持爪85,86でアッパーフレーム14の下部を挟持しているため、例えば人が足で突き上げても離脱することはない。配線受け樋8には、パネル体16に当たるストッパー片87を設けている。詳細は省略するが、配線受け樋8はその複数個を上下に連結することができる。
なお、図13(B)では配線受け樋8の断面表示は省略している。また、図13(A)のアッパーフレーム14は、机を背中合わせにしない態様で使用されるタイプを表示しており、このタイプでは、アッパーフレーム14の背面部には横向き第1溝23と横向き第2溝24とは形成していない。
(6).天板と袖キャビネットとの連結及びカバー手段
次に、天板と袖キャビネットとの連結態様を図14に基づいて補足しておく。図14のうち(A)は袖キャビネット5の前部の平面図、(B)は袖キャビネット5の後部の平面図、(C)は(B)のC−C視断面図である。
袖キャビネット5と天板2との連結構造も基本的には脚4の場合と同じで、既述のフロント金具43とリア金具60を使用しているが、袖キャビネット5は左右幅が大きいので、例えば天板2を持ち上げたときの強度を確保するためや、袖キャビネット5を使用者の左右いずれに配置しても使用できるようにするため、フロント金具43及びリア金具60とも左右に2個ずつ配置している(ストッパー金具69は1個だけで良い)。
袖キャビネット5の本体は側板に固定された前かまち(前補強材)89及び後ろかまち(後ろ補強材)90とを備えており、天板2は両かまち89,90に連結している。なお、前後かまち89,90を一体に連結して天板と成してもよい。
袖キャビネット5と天板2との連結も基本的には脚4との連結と同じであり、各金具43,60,69は既述したものと同じである。前かまち71は図示しない補強材を備えており、また、係合穴56は図示しない補強板に形成している。後ろかまち90のうちリア金具60及びストッパー金具69が締結される部分は、脚4の後部支持板63が上アーム11の上面からやや下方に沈み込んでいることに対応して下方に段落ちしている。
既述のとおり、フロント金具43及びリア金具60は左右2個ずつ使用しているが、袖キャビネット5で左右2枚の天板2を支持する場合も1枚の天板2を支持する場合も、いずれにおいてもフロント金具43の左右係合爪53が係合穴56に嵌まるように、前部の係合穴56は3本ずつ形成している。
図14では端カバー9は表示していないが、机システムの端部に位置した箇所や、袖キャビネット5同士又は袖キャビネット5と脚4とを並設した箇所においては、リア金具60とストッパー金具69との箇所に既述した端カバー9がそのまま使用される。
他方、袖キャビネット5にはリア金具60を左右に一対配置しており、このうちの1つのリア金具60の箇所には、背面部材3のサイドフレーム13は存在していない。この場所には、リア金具60を隠すため、図15に示す中間カバー91を配置している。
すなわち、図15のうち(A)は分離平面図、(B)は中間カバー91を裏返した状態での斜視図、(C)は中間カバー91を取り付けた状態での(A)のC−C視断面図であり、中間カバー91は、その前端部が天板2の後端部下方に張り込むように設定していると共に、リア金具60における左右張り出し片61の間に入り込む前向き突起92を左右一対設けており、更に、水平状態に保持する手段として、袖キャビネット5の後ろかまち90に形成した第1係合穴93に弾性的に嵌合する係合爪94を形成している。
また、後ろかまち90に当たって高さを一定に保持するリブ95を形成し、更に、リブ95よりも下向きに突出した下向き突起96を設けて、これを、後ろかまち90に形成した第2係合穴97に嵌め込んでいる。
左右の前向き突起92は前後長手の中心線を挟んだ左右に振り分けて配置されており、かつ、係合爪94は左右中間部に形成している一方、後ろかまち90の第1係合穴93は、リア金具60の左右張り出し片61のうち内側に位置した張り出し片61の後方に形成している。従って、中間カバー91は同じ種類のものを袖キャビネット5の左側にも右側にも取り付けることができる。
このように中間カバー91を設けることにより、美感をいっそう向上できると共にケーブル類も保護することができる。なお、袖キャビネット6の箇所のうち端カバー9と中間カバー91との間の部分は露出したままになっているが、この部分にも別途カバーを設けることは可能である。
(7).その他
本願発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば端カバーや補助カバーの具体的な形態は必要に応じて変更できる(例えば、端カバーは、側面視で上向き開口コ字状の形態を採用すること(すなわち、水平部の前部と後部とに起立部を設けること)も可能である。)。また、端カバーが机システムの最端部に位置した場合に端面を塞ぎたい場合は、端カバーに、ケーブル類を左右に挿通できないように遮蔽する上下差し込み式の仕切りキャップを設けることも可能である。
更に、補助カバー、前後水平方向の移動によって着脱することには限らず、上下方向の移動によって着脱させたり、本実施形態のメインカバーの取り付け構造と同様に、側面視で傾斜姿勢にして係合部を挿脱してから水平姿勢に倒すことで装着することも可能である。更に、端カバーと補助カバーとの係合手段を左右水平方向の相対動で嵌脱する方式として、左右方向に水平移動させることで端カバーに着脱させることも可能である。また、フロント金具及びリア金具の形態は必要に応じて変更できる。
1 机ユニット(単位机)
2 天板
3 背面部材
4 支持体の一例としての脚
5 支持体の一例としての袖キャビネット
6 メイン配線空間
7 メインカバー
9 端カバー
9b 後ろ起立部
40 係合穴を兼用するストッパー穴
60 リア金具
75 補助カバー
78 端カバーの位置決め片
79 端カバーの係合爪

Claims (2)

  1. 天板と、前記天板の左右端部を支持する左右支持体とを備えており、前記左右支持体の後部を前記天板の後面よりも後方にはみ出させることにより、前記左右支持体の間でかつ前記天板の後ろに上下開口のメイン配線空間を形成し、このメイン配線空間を着脱自在なメインカバーで覆っている一方、前記左右支持体において前記天板の後方にはみ出た露出部の箇所に、ケーブル類を左右に通すことを許容した状態で前記支持体の露出部の上面の全体又は一部を覆う端カバーが配置されている構成であって、
    前記端カバーは、前記支持体の露出部に重なる水平部と、前記水平部の後部から立ち上がった後ろ起立部とを有しており、このため前記後ろ起立部の手前に前記ケーブル類を左右に通し得る支持体部配線空間が空いており、かつ、前記端カバーに、前記支持体部配線空間を上から覆う補助カバーが、前記メインカバーと左右方向に並ぶようにして着脱自在に取り付けられており、前記補助カバーの下に配線できると共に、前記補助カバーの上面は前記天板の上面と略同一面を成しており、
    更に、前記端カバーには、当該端カバーを前記支持体に重ねた状態に保持する位置決め片と係合爪とが、位置決め片が手前に位置して係合爪が後ろに位置するようにして設けられており、前記位置決め片は、前記水平部の上面よりも下に位置していると共に前記水平部の左右横幅よりも小さい左右横幅である一方、前記端カバーを下向き動させて前記支持体に重ねると前記係合爪が弾性変形して係合穴に係合する、
    机。
  2. 前記端カバーは、前部にも起立部を設けていて側面視上向き開口コ字形になっている、請求項1に記載した机。
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