JP5539167B2 - 弾性クローラ - Google Patents

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Description

本発明は、弾性クローラに関する。
路面の保護、騒音の抑制、更には環境保護などの観点から、近年、農業用機械をはじめ、建設機械や土木作業用機械などの車両の走行部に弾性クローラが広く用いられるようになっている。この種の弾性クローラとしては、例えば、特許文献1のゴムクローラが知られている。特許文献1には、クローラ周方向に並べた複数の芯金を、連結体を用いて各々連結して無端状とし、その無端状に連結した芯金をゴム弾性体中に埋設して形成したゴムクローラが開示されている。
特開2004−001595号公報
近年、無端状のゴムクローラを周方向に複数に分割したユニットを、工場内で製造し、出荷し、現地で車両の駆動輪及び従動輪に巻き掛けながらユニット同士を連結して組立てる組立式のゴムクローラの開発が進められている。この種のゴムクローラに用いられるユニットは、帯状のゴム弾性体中に長手方向に一定のピッチで補強用の芯金を埋設して形成されている。
ところで、クローラ組立時に、ユニットを駆動輪や従動輪に巻き掛けるには、駆動輪や従動輪の外周に沿ってユニットを湾曲(又は屈曲)させる必要がある。しかし、ユニットを湾曲させると、ゴム弾性体の湾曲の内側となる部分に歪応力(圧縮応力)が生じたり、芯金とこの芯金に加硫接着されたゴム弾性体との間に剪断力が生じたりするため、ユニットの巻き掛けには、大きな力が必要となる。このため、現地でユニットを連結して弾性クローラを組み立てると共に車両へ装着させる作業が難しくなっている。
本発明は、組立てと共に車両への装着が容易に行なえる弾性クローラの提供を目的とする。
請求項1の弾性クローラは、駆動輪と従動輪とに巻き掛けられる無端状の弾性クローラであって、一端部にクローラ幅方向に延びる係合軸部が設けられ他端部に前記係合軸部に回転自在に係合可能な係合部が設けられた複数のクローラユニットがクローラ周方向に並べられ、一の前記クローラユニットの係合軸部に隣接する他の前記クローラユニットの係合部が係合されて隣接する前記クローラユニット同士を連結する連結部が複数構成され、一の前記連結部が前記駆動輪の周上に位置するときに、別の前記連結部と隣接する他の前記連結部とが前記従動輪の周上に位置している。
上記弾性クローラでは、係合軸部と該係合軸部に回転自在に係合する係合部とで構成され隣接するクローラユニット同士を連結する連結部が、弾性クローラの他の部分と比べて、曲がりやすい。
また、上記弾性クローラでは、一の連結部が駆動輪の周上に位置するときに、別の連結部と隣接する他の連結部が従動輪の周上に位置するように複数のクローラユニットが連結されている。
上記弾性クローラの組立時には、まず、駆動輪の周上に一の連結部、従動輪の周上に別の連結部と隣接する他の連結部がそれぞれ位置するように複数のクローラユニットを一列に並べると共に隣接するクローラユニット同士を連結してクローラユニット連結体を構成する。次に、クローラユニット連結体を、駆動輪の周上に一の連結部、従動輪の周上に別の連結部と隣接する他の連結部がそれぞれ位置するように駆動輪及び従動輪に巻き掛ける。
ここで、クローラユニット連結体の一の連結部が駆動輪の周上に位置し、別の連結部と隣接する他の連結部(すなわち、複数の連結部)が従動輪の周上に位置することから、クローラユニット連結体が駆動輪及び従動輪に沿って曲がりやすく、巻き掛けに必要な力を抑えることができる。すなわち、巻き掛けに係る作業(組立作業)を容易に行なうことができる。
そして、駆動輪及び従動輪に巻き掛けたクローラユニット連結体の一端部の係合軸部と他端部の係合部とを連結することで、無端状の上記弾性クローラが組立てられると共に車両へ装着される。
以上、上記弾性クローラによれば、組立てと共に車両への装着を容易に行なうことができる。
請求項2の弾性クローラは、請求項1の弾性クローラにおいて、一の前記連結部と隣接する他の前記連結部とが前記駆動輪の周上に位置するときに、別の前記連結部と隣接する他の前記連結部とが前記従動輪の周上に位置している。
請求項2の弾性クローラでは、一の連結部と隣接する他の連結部が駆動輪の周上に位置するときに、別の連結部と隣接する他の連結部が従動輪の周上に位置するように複数のクローラユニットが連結されている。
上記弾性クローラの組立時には、まず、駆動輪の周上に一の連結部と隣接する他の連結部、従動輪の周上に別の連結部と隣接する他の連結部がそれぞれ位置するように複数のクローラユニットを一列に並べると共に隣接するクローラユニット同士を連結してクローラユニット連結体を構成する。次に、クローラユニット連結体を、駆動輪の周上に一の連結部と隣接する他の連結部、従動輪の周上に別の連結部と隣接する他の連結部がそれぞれ位置するように駆動輪及び従動輪に巻き掛ける。
ここで、クローラユニット連結体の一の連結部と隣接する他の連結部(すなわち、複数の連結部)が駆動輪の周上に位置し、別の連結部と隣接する他の連結部(すなわち、複数の連結部)が従動輪の周上に位置することから、クローラユニット連結体が駆動輪及び従動輪に沿って曲がりやすく、巻き掛けに必要な力を更に抑えることができる。すなわち、巻き掛けに係る作業(組立作業)を更に容易に行なうことができる。
これにより、請求項2の弾性クローラは、組立てと共に車両への装着を更に容易に行なうことができる。
請求項3の弾性クローラは、請求項1又は請求項2の弾性クローラにおいて、前記クローラユニットは、クローラ幅方向に延びる軸部及び該軸部に引掛け可能な引掛部を有する芯金がクローラ周方向に並べられ、一の前記芯金の軸部に隣接する他の前記芯金の引掛部が引掛けられて構成された芯金群と、前記芯金群の一端部に位置する前記軸部及び他端部に位置する前記引掛部が露出するように前記芯金群を埋設した弾性体と、を有し、前記係合軸部は、前記弾性体から露出した前記軸部であり、前記係合部は、前記弾性体から露出した前記引掛部である。
請求項3の弾性クローラでは、クローラユニットの係合軸部が弾性体から露出した軸部であり、係合部が弾性体から露出した引掛部であることから、一のクローラユニットの露出した軸部に隣接する他のクローラユニットの露出した引掛部を引掛る作業を目視しながら行なえるため、引掛作業を容易に行なうことかできる。また、隣接するクローラユニット同士の連結が、一のクローラユニットの露出した軸部に隣接する他のクローラユニットの露出した引掛部を引掛けるという簡単な引掛作業で行なえるため、弾性クローラの組立てを容易に行なうことができる。
一方、上記弾性クローラでは、一のクローラユニットの露出した軸部に隣接する他のクローラユニットの露出した引掛部を引掛けることで、隣接するクローラユニット同士が連結されると共に、隣接するクローラユニット同士の各々の芯金群も連結される。すなわち、クローラ周方向に隣接する芯金同士が互いに連結されて無端状となる。この連結されて無端状となった複数の芯金によって弾性クローラの張力が保持される。
請求項4の弾性クローラは、請求項1〜請求項3のいずれか1項の弾性クローラにおいて、一の前記連結部の位置からクローラ周方向に半周ずれた位置に別の前記連結部が配置されている。
請求項4の弾性クローラでは、一の連結部の位置からクローラ周方向に半周ずれた位置に別の連結部が配置されていることから、クローラ走行時において、曲がりやすい部分(連結部)が駆動輪の周上と従動輪の周上に同時に位置するため、例えば、曲がりやすい部分が駆動輪の周上と従動輪の周上に同時に位置しないものと比べて、回転バランスの悪化を抑制することができる。
請求項5の弾性クローラは、請求項1〜4のいずれか1項の弾性クローラにおいて、前記クローラユニットは、前記駆動輪に対する巻き掛け角度が90度を超えた第1のクローラユニットと、前記駆動輪に対する巻き掛け角度が90度以下の第2のクローラユニットと、で構成されている。
請求項5の弾性クローラでは、クローラユニットを第1のクローラユニットと第2のクローラユニットで構成していることから、例えば、クローラユニットを全て第2のクローラユニットとしたものと比べて、連結部の数を減らすことができる。これにより、上記弾性クローラの組立時に、クローラユニットの連結作業数が減り、組立作業が簡単になる。
本発明の弾性クローラは、組立てと共に車両への装着を容易に行うことができる。
第1実施形態のゴムクローラをスプロケット及びアイドラーに巻き掛けて側方(クローラ幅方向)から見た側面図である。 第1実施形態のゴムクローラを構成するクローラユニットの連結部分をクローラ内周側から見た拡大平面図である。 第1実施形態のゴムクローラを構成するクローラユニットの連結部分をクローラ幅方向から見た拡大側面図である。 第1実施形態の芯金を斜め上方から見た斜視図である。 第1実施形態の複数の芯金を連結して構成した芯金群をクローラ内周側から見た平面図である。 第1実施形態の芯金群の一部をクローラ幅方向から見た側面図である。 第1実施形態の複数のクローラユニットを並べて斜め上方から見た斜視図である。 一のクローラユニットのピン部と他のクローラユニットの引掛部とをクローラ外周側から見た平面図である。 一のクローラユニットのピン部と他のクローラユニットの引掛部とをクローラ内周側から見た平面図である。 一のクローラユニットのピン部と他のクローラユニットの引掛部とを側方から見た平面図である。 一のクローラユニットのピン部に他のクローラユニットの引掛部を引掛ける直前の状態を側方から見た側面図である。 ゴムクローラを組み立てている状態を側方から見た一部破断側面図である。 その他の実施形態のゴムクローラを側方から見た一部破断側面図である。 その他の実施形態のゴムクローラを側方から見た一部破断側面図である。 その他の実施形態のゴムクローラを側方から見た一部破断側面図である。 その他の実施形態のゴムクローラを側方から見た一部破断側面図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の弾性クローラについて図1〜図12を用いて説明する。
(弾性クローラ)
図1に示すように、第1実施形態のゴムクローラ10(弾性クローラの一例)は、無端状とされ、クローラ車(例えば、トラクターやブルドーザなど)の駆動輪の一例としてのスプロケット100及び従動輪の一例としてのアイドラー102に巻き掛けられて用いられるものである。なお、本実施形態のスプロケット100とアイドラー102の大きさ(外径)は、略同じとされている。
なお、本実施形態では、ゴムクローラ10の周方向(図中矢印S)を「クローラ周方向」と記載し、ゴムクローラ10の幅方向(図中矢印W)を「クローラ幅方向」と記載する。また、ゴムクローラ10の巻き掛け状態でのゴムクローラ10の内周側(図中矢印IN)を「クローラ内周側」と記載し、ゴムクローラ10の外周側(図中矢印OUT)を「クローラ外周側」と記載する。なお、クローラ幅方向は、クローラ周方向と直交している。
図1に示すように、ゴムクローラ10は、複数のクローラユニット12で構成された高剛性部13と、複数のクローラユニット14で構成された低剛性部15とがクローラ周方向に交互に配置されて無端状に構成されている。
クローラユニット12は、クローラ周方向に並べられ、隣接する同士が互いに連結されてゴムクローラ10の高剛性部13を構成している。一方、クローラユニット14は、クローラユニット12よりもサイズが小さく、クローラ周方向に並べられ、隣接する同士が互いに連結されてゴムクローラ10の低剛性部15を構成している。また、クローラ周方向に隣接するクローラユニット12とクローラユニット14も互いに連結されている。
なお、低剛性部15には、隣接する同士が互いに連結されたクローラユニット14と、クローラユニット14とこれに隣接するクローラユニット12との後述する連結部60とが含まれる。
なお、本実施形態のゴムクローラ10は、高剛性部13と低剛性部15がクローラ周方向に半周ずれて配置されている。
(クローラユニット)
図7に示すように、クローラユニット12は、長尺な帯状とされ、長手方向の一端部に係合軸部の一例であるピン部22R(詳細は後述)が設けられ、長手方向の他端部に係合部の一例である引掛部34R(詳細は後述)が設けられている(図8〜10参照)。
なお、本実施形態のクローラユニットの長手方向(以下、単に長手方向と記載)は、複数のクローラユニットを連結して無端状のゴムクローラ10を構成した状態においてはクローラ周方向と同義である。このため、図中では、長手方向及びクローラ周方向を共に矢印Sで示している。また、クローラユニットの幅方向(以下、単に幅方向と記載)は、上記のようにゴムクローラ10を構成した状態においてはクローラ幅方向と同義であり、図中では、幅方向及びクローラ幅方向を共に矢印Wで示している。さらに、クローラユニットの接地面側(以下、単に接地面側と記載)は、上記のようにゴムクローラ10を構成した状態においてはクローラ外周側と同義であり、図中では、接地面側及びクローラ外周側を共に矢印OUTで示し、クローラユニットの接地面側に対して反対側である反接地面側は、上記のようにゴムクローラ10を構成した状態においてはクローラ内周側と同義であり、図中では、反接地面側及びクローラ内周側を共に矢印INで示している。
図2及び図3に示すように、クローラユニット12は、ピン部22Rに他のクローラユニット12の引掛部34R(詳細は後述)を引掛けることで、複数のクローラユニット12同士を連結することができるようになっている。
なお、隣接するクローラユニット12同士を連結する連結部、すなわち、ピン部22Rと該ピン部22Rに引掛けられた引掛部34Rとで構成される部分を、以下では、符号60で示す。
図5及び図6に示すように、クローラユニット12は、長手方向に並べられ、長手方向に隣接する同士が互いに連結された複数の芯金20(図4参照)によって構成された芯金群40と、ゴム材により長尺な帯状に形成されて内部に芯金群40を埋設したゴム弾性体42と、を有している。
(芯金群)
図4に示すように、芯金群40を構成する芯金20は、幅方向に沿って延びる略円柱状のピン部22を有している。このピン部22は、幅方向に対向配置された一対のガイド壁部26の各々の内面(幅方向内側の面)に設けられ両端支持されている。このガイド壁部26は、側面視(幅方向から見て)で略台形状とされている。
図4及び図6に示すように、一対のガイド壁部26には、ピン部22から長手方向へ離間した位置に、接地面側に開放された鉤状の引掛部34がそれぞれ形成されている。この引掛部34の内壁面34Aは、ピン部22が引掛けられる湾曲形状とされている。なお、ピン部22及び引掛部34は、一対のガイド壁部26の接地面側に配置されている。
また、図5及び図6に示すように、芯金群40は、複数の芯金20を長手方向に一列に並べ、一の芯金20のピン部22に隣接する他の芯金20の引掛部34を引掛けて構成されている。なお、一の芯金20のピン部22に隣接する他の芯金20の引掛部34を引掛けた状態において、一の芯金20と隣接する他の芯金20は相対回転可能となっている。
図4及び図5に示すように、芯金20は、ピン部22の幅方向両外側に一対の翼部28がそれぞれ設けられている。この一対の翼部28は、一対のガイド壁部26の外面のピン部22の両端部に対応した位置からクローラ幅方向外側へそれぞれ延出している。
図4に示すように、芯金20の一対のガイド壁部26間には、一対のガイド壁部26の内面に固定されて両端支持されたスプロケット係合部46が設けられている。このスプロケット係合部46の接地面側の面は、引掛部34の内壁面34Aに沿った形状とされている。このスプロケット係合部46の接地面側の面により、引掛部34の内壁面34Aが補強されている。
図5に示すように、隣接する芯金20同士を互いに連結した状態において、一の芯金20のスプロケット係合部46及び一対のガイド壁部26と、隣接する他の芯金20のスプロケット係合部46及び一対のガイド壁部26との間に、スプロケット100の歯部100Aが挿入される挿入空間54が形成されている。この挿入空間54は、芯金群40の長手方向に複数形成されている。
図4及び図6に示すように、ガイド壁部26の外面(幅方向外側の面)には、補強リブ36が幅方向へ突設されている。この補強リブ36は、ガイド壁部26の接地面側の縁部に沿って形成されている。
また、ガイド壁部26には、ピン部22側の端部から引掛部34側へ延びる挿入部38が形成されている。この挿入部38は、隣接する芯金20同士を連結した状態において、隣接する他の芯金20の補強リブ36の一部が挿入されるように形成されている。なお、挿入部38は、挿入部壁面が隣接する芯金20の補強リブ36の一部に当接することにより、隣接する芯金20同士の図6図示状態における上下方向のずれを抑制して連結外れを抑制することができる。
なお、本実施形態の芯金20は、幅方向の中心を通る直線を基準にして左右対称形状とされている。また、芯金20の幅方向中心とゴム弾性体42の幅方向中心(ゴムクローラ10の中心線CL上に位置する)は一致している。
(ゴム弾性体)
図7に示すように、芯金群40は、長手方向の一端部に位置するピン部22及び長手方向の他端部に位置する引掛部34がそれぞれ露出するように長尺な帯状のゴム弾性体42内に埋設されている。このゴム弾性体42から露出したピン部22が上述した係合軸部の一例としてのピン部22Rであり、ゴム弾性体42から露出した引掛部34が上述した係合部の一例としての引掛部34Rである。
図2及び図9に示すように、ゴム弾性体42の内周面(反接地面側の面)には、長手方向に隣接する翼部28間に窪み部52が形成されている。
また、ゴム弾性体42の内周面には、上述の挿入空間54に対応した位置に、スプロケット100の歯部100Aと嵌合する嵌合穴44(貫通穴)が複数形成されている。なお、本実施形態の嵌合穴44の代わりに、底部が塞がれた凹状の嵌合凹部をゴム弾性体42の内周面に形成してもよい。
一方、図2に示すように、ゴム弾性体42の両端部には、一のクローラユニット12のピン部22Rに隣接する他のクローラユニット12の引掛部34Rを引掛けることで形成される挿入空間54に対応する位置に、切欠部45A、45Bがそれぞれ形成されている。
また、図1及び図2に示すように、芯金20の一対のガイド壁部26は、ゴム弾性体42の内周面よりも反接地面側に突出し、ゴム弾性体42を形成するゴム材で被覆されている。なお、以下では、一対のガイド壁部26によってゴム弾性体42の内周面より突出したゴム被覆された部分を、一対のゴム突起50として記載する。
図1に示すように、スプロケット100、及びアイドラー102は、一対のゴム突起50間を通るようになっている。また、スプロケット100とアイドラー102との間には、単数又は複数(本実施形態では、4つ)の転輪104が配設されている。この転輪104は、長手方向(クローラ周方向)に並んだ一対のゴム突起50の頂面上を通るようになっている(図2参照)。本実施形態の転輪104は、一対のゴム突起50の頂面上を通る軸部104Aと、軸部104Aの軸方向中央部に形成されて一対のゴム突起50の間をゴム弾性体42の表面に接触せずに移動する脱輪防止用の鍔部104Bと、で構成されている。なお、転輪104としては、軸部104Aの軸方向中央部でなく両端部に一対のゴム突起50を跨ぐ鍔部104Bをそれぞれ形成して、脱輪を防止する構造としてもよい。
また、一対のゴム突起50間を通るスプロケット100の歯部100Aが嵌合穴44に嵌合すると、スプロケット100からの駆動力が連結されたクローラユニット12(ゴムクローラ10)へ伝達されるようになっている。具体的には、嵌合穴44の穴壁にスプロケット100の歯部100Aが当接し、該穴壁を通じて芯金群40が歯部100Aにより押圧されて連結されたクローラユニット12に駆動力が伝達される。
図7及び図8に示すように、ゴム弾性体42の外周面(接地面側の面)には、路面と接地するラグ48が長手方向に一定間隔で複数形成されている。これらのラグ48は、ゴム弾性体42の内周面(反接地面側)から接地面側に向けて凸となるブロック状とされている。また、これらのラグ48は、幅方向の中央部を挟んで左右両側(幅方向両側)に配置されている。
また、本実施形態のラグ48は、平面視で(接地面側から見て)、略矩形状とされているが、本発明はこの構成に限定されず、ラグ48の形状は、ゴムクローラの牽引力、制動力を十分に発揮できれば、どのような形状としてもよい。例えば、幅方向の内側から外側へ向けて先細る形状や、幅方向の内側から外側へ傾斜する形状などとしてもよい。なお、本実施形態のラグ48は、図8に示すように、接地面側から見て、長手方向に隣接する2つの翼部28に重なるように大きさが設定されている。
また、図1に示すように、クローラユニット14は、前述したようにクローラユニット12よりもサイズが小さくされたものである。具体的に説明すると、クローラユニット14の芯金群41は、クローラユニット12の芯金群41よりも芯金20の数(連結数)が少なくなっている。このため、クローラユニット14の芯金群41を埋設するゴム弾性体43の長さが短く、ゴム弾性体43に形成されるラグ48及び嵌合穴56の数も少なくなっている。なお、クローラユニット14のその他の構成はクローラユニット12と同様の構成であり、ゴム弾性体43から露出したピン部22R及び露出した引掛部34Rも有している。なお、本実施形態のクローラユニット14は、芯金群41が2つの芯金20で構成され、ゴム弾性体43の外周面にラグ48が1つ形成されている(図3、7参照)。
なお、隣接するクローラユニット14同士を連結する連結部、及び隣接するクローラユニット12とクローラユニット14を連結する連結部も符号60で示す。
図1に示すように、クローラユニット14は、スプロケット100に巻き掛けた状態において、巻き掛け角度θが90度以下となるようにサイズ(サイズは芯金20の連結数によって決定される)が設定されている。なお、ここで言う巻き掛け角度θは、一の連結部60の中心(ピン部22Rの中心軸)とスプロケット100又はアイドラー102の中心軸とを結んだ直線L1と、隣接する他の連結部60の中心(隣接するピン部22Rの中心軸)とスプロケット100又はアイドラー102の中心軸とを結んだ直線L2との間の角度である。
一方、クローラユニット12は、図示省略するが、スプロケット100に巻き掛けた状態において、巻き掛け角度θが90度を超えるようにサイズが設定されている。
また、ゴムクローラ10では、一の低剛性部15がスプロケット100の周上に位置するときに、別の低剛性部15がアイドラー102の周上に位置するようになっている。具体的には、一の連結部60と隣接する他の連結部60がスプロケット100の周上に位置するときに、別の連結部60と隣接する他の連結部60がアイドラー102の周上に位置するようになっている。
また、図1に示すように、ゴムクローラ10では、一の連結部60の位置からクローラ周方向に半周ずれた位置に別の連結部60が配置されている。
なお、本実施形態のゴムクローラ10では、2つのクローラユニット12で一つの高剛性部13が構成され、5つのクローラユニット14で一つの低剛性部15が構成されている。
(弾性クローラの組立)
次に、ゴムクローラ10の組立手順について説明する。
なお、組立手順については、以下に説明するものに限定されない。最終的にゴムクローラ10が組立てられれば、どのような手順を用いても構わない。
図7に示すように、まず、複数(本実施形態では2つ)のクローラユニット12を一列に並べ、その両側(長手方向両側)に複数(本実施形態では5つ)のクローラユニット14を一列に並べ、さらに、該クローラユニット14の外側にクローラユニット12を一つずつ並べる。
次に、図10及び図11に示すように一のクローラユニット12のピン部22Rに他のクローラユニット12の引掛部34Rを引掛けて、隣接するクローラユニット12同士を連結する。同様にして、隣接するクローラユニット14同士を連結すると共に、隣接するクローラユニット12とクローラユニット14を連結する。この連結により、長尺なクローラユニット連結体62が形成される。このとき、クローラユニット連結体62には、長手方向に交互に高剛性部13と低剛性部15とが形成される。
次に、図12に示すように、クローラユニット連結体62をスプロケット100及びアイドラー102の下に配置する。このとき、一の低剛性部15の中の一の連結部60と隣接する他の連結部60とがスプロケット100の周上に位置し、別の低剛性部15の中の一の連結部60と隣接する他の連結部60とがアイドラー102の周上に位置するようにクローラユニット連結体62の位置を調整する。
次に、図12に示すように、クローラユニット連結体62の一方側をスプロケット100に巻き掛け、クローラユニット連結体62の他方側をアイドラー102に巻き掛ける。
そして、クローラユニット連結体62の端部のピン部22Rと引掛部34Rを引掛けることで、無端状のゴムクローラ10が組立てられると共にスプロケット100及びアイドラー102に巻き掛けられて車両へ装着される。
なお、その他の手順として、予め無端状のゴムクローラ10を組立ててから、該ゴムクローラ10をスプロケット100及びアイドラー102に巻掛けて車両に装着してもよい。この場合には、一の低剛性部15の中の一の連結部60と隣接する他の連結部60とがスプロケット100の周上に位置し、別の低剛性部15の中の一の連結部60と隣接する他の連結部60とがアイドラー102の周上に位置するように巻き掛けるとよい。
次に、第1実施形態のゴムクローラ10の作用効果について説明する。
ゴムクローラ10は、組立て時において、クローラユニット連結体62を、スプロケット100の周上に一の低剛性部15の中の一の連結部60と隣接する他の連結部60と、アイドラー102の周上に別の低剛性部15の中の一の連結部60と隣接する他の連結部60とがそれぞれ位置するようにスプロケット100及びアイドラー102に巻き掛けることで、クローラユニット連結体62がスプロケット100及びアイドラー102に沿って曲がりやすくなり、巻き掛けに必要な力を抑えることができる。
つまり、クローラユニット連結体62は、ピン部22Rと該ピン部22Rに引掛けられた引掛部34Rとで構成されて他の部分(ゴム弾性体42がある部分)よりも曲がりやすい連結部60が複数形成された低剛性部15を、スプロケット100の周上及びアイドラー102の周上にそれぞれ位置するようにして巻き掛けることで、巻き掛けに必要な力を抑えることができる。
このようにクローラユニット連結体62を巻き掛けることで、巻き掛けに係る作業(組立作業)を容易に行なうことができる。
そして、スプロケット100及びアイドラー102に巻き掛けたクローラユニット連結体62の端部のピン部22Rと引掛部34Rとを連結することで、無端状のゴムクローラ10が組立てられると共に車両へ装着される。
以上、ゴムクローラ10によれば、組立てと共に車両への装着を容易に行なうことができる。
また、ゴムクローラ10をサイズの大きいクローラユニット12とサイズの小さいクローラユニット14で構成していることから、例えば、クローラユニットを全てクローラユニット12としたものと比べて、連結部60の数を減らすことができる。これにより、ゴムクローラ10の組立て時に、クローラユニットの連結作業数が減り、組立作業が簡単になる。
また、クローラユニット12、14のピン部22Rがゴム弾性体42から露出し、引掛部34Rがゴム弾性体42から露出していることから、ピン部22Rに引掛部34を引掛ける作業を目視しながら行なえるため、引掛作業を容易に行なうことかできる。また、隣接するクローラユニット12同士の連結、隣接するクローラユニット14同士の連結、及び隣接するクローラユニット12とクローラユニット14の連結が、一のクローラユニットのピン部22Rに隣接する他のクローラユニットの引掛部34Rを引掛けるという簡単な引掛作業で行なえるため、ゴムクローラ10の組立てを容易に行なうことができる。
一方、ゴムクローラ10では、一のクローラユニット12のピン部22Rに隣接する他のクローラユニット12の引掛部34Rを引掛けることで、隣接するクローラユニット12同士が連結されると共に、隣接するクローラユニット12同士の各々の芯金群40も連結される。同様に、一のクローラユニット14のピン部22Rに隣接する他のクローラユニット14の引掛部34Rを引掛けることで、隣接するクローラユニット14同士が連結されると共に、隣接するクローラユニット14同士の各々の芯金群41も連結される。さらに、隣接するクローラユニット12とクローラユニット14同士が連結されることで、クローラユニット12の芯金群40とクローラユニット14の芯金群41とが連結される。これにより、クローラ周方向に隣接する芯金20同士が互いに連結されて無端状となる。この連結されて無端状となった複数の芯金20によってゴムクローラ10の張力が保持される。
そして、ゴムクローラ10では、一の連結部60の位置からクローラ周方向に半周ずれた位置に別の連結部60が配置されていることから、クローラ走行時において、曲がりやすい部分(連結部60)がスプロケット100の周上とアイドラー102の周上に同時に位置するため、例えば、曲がりやすい部分がスプロケット100の周上とアイドラー102の周上に同時に位置しないものと比べて、回転バランスの悪化を抑制することができる。
さらに、ゴムクローラ10では、低剛性部15がクローラ周方向に半周ずれた位置に形成されていることから、クローラ走行時における回転バランスの悪化を効果的に抑制することができる。
また、ゴムクローラ10は、保管時や輸送時に、各クローラユニット12及び各クローラユニット14を分割した状態(未連結状態)で重ねて収容することで、収容スペースを縮小することができる。
さらに、ゴムクローラ10は、例えば、1つのクローラユニット12又はクローラユニット14に不具合が生じた場合、不具合を生じたクローラユニットのみを新品のクローラユニットと交換することで、不具合が生じていないクローラユニットを継続して使用することができる。これにより、クローラの寿命を延ばすことができる。
そして、ゴムクローラ10は、複数のサイズのクローラユニット12、14を組み合わせることにより、サイズ調整を簡単に行なうことができる。
また、図1〜3に示すように、ゴムクローラ10には、複数の連結部60が形成されていることから、例えば、無端状に連結した複数の芯金20を無端状のゴム弾性体に埋設したものと比べて、曲がりやすい、すなわち、柔軟性が向上している。これにより、走行時におけるパワーロスが低減されて、車両の燃費が低減される。
[その他の実施形態]
第1実施形態のゴムクローラ10では、図1に示すように、スプロケット100の周上に6つの連結部60が位置するときに、アイドラー102の周上に6つの連結部が位置する構成としているが、本発明はこの構成に限定されず、図13に示すゴムクローラ110のように、スプロケット100の周上に2つの連結部60が位置するときに、アイドラー102の周上に2つの連結部60が位置する構成としてもよい。具体的には、図13に示すように、ゴムクローラ110は、クローラ周方向に半周ずれた位置にクローラユニット14が配置され、残りの部分がクローラユニット14よりもサイズが大きいクローラユニット12によって形成されている。
また、図14に示すゴムクローラ120のように、スプロケット100の周上に2つの連結部60が位置するときに、アイドラー102の周上に3つの連結部60が位置する構成としてもよい。つまり、スプロケット100の周上に位置する連結部60の数と、アイドラー102の周上に位置する連結部60の数は、異なっていてもよい。
また、図15に示すゴムクローラ130のように、スプロケット100の周上に3つの連結部60が位置するときに、アイドラー102の周上に3つの連結部60が位置し、このスプロケット100の周上に位置する複数の連結部60に対して、アイドラー102の周上に位置する複数の連結部60がクローラ周方向に半周よりも若干ずれていてもよい。 また、図16に示すゴムクローラ140のように、クローラユニット14がスプロケット100又はアイドラー102の片方の周上のみに位置する、つまり、スプロケット100又はアイドラー102のどちから一方の周上に一つの連結部60が位置し、他方の周上に複数の連結部60が位置する構成でも、車両への装着を容易にする効果がある。このような構成とすることで、連結部60の数を減らして組立作業を簡単にすることができる。
特に、ゴムクローラ140のように、スプロケット100の周上に1つの連結部60が位置するときに、アイドラー102の周上に複数(図16では2つ)の連結部60が位置する構成とした場合、例えば、スプロケット100の周上に複数の連結部60が位置する構成とした場合と比べて、車両への装着を容易にすることができる。これは、アイドラー102側からクローラユニット連結体62を巻き掛けた場合、スプロケット100の歯部100Aが引っ掛かってクローラユニット連結体62の端部同士を連結しにくいが、スプロケット100側からクローラユニット連結体62を巻き掛けた場合、上記のように歯部100Aが引っ掛かることがないため、クローラユニット連結体62の端部同士を連結しやすいためである。
上述の実施形態の芯金20は金属材料を一体形成したものであるが、これに限らず、芯金20が張力保持体として十分な強度、及び耐久力を有するのであれば、例えば、芯金20を樹脂成型品としてもよく、また、強度が必要とされる部位のみ金属材料を用いた樹脂成型品としてもよい。
また、上述の実施形態では、芯金20の幅方向中心とゴム弾性体42の幅方向中心(ゴムクローラ10の中心線CL)を一致させる構成としているが、本発明はこの構成に限定されず、ゴム弾性体42の幅方向中心に対して芯金20の幅方向中心が幅方向にずれていてもよい。
さらに、前述した実施形態では、芯金群40を内部に埋設する弾性体をゴム材で形成されたゴム弾性体42としているが、本発明はこの構成に限定されず、芯金群40を内部に埋設する弾性体をゴム以外のエラストマーなどで形成されたエラストマー弾性体としてもよい。
以上、実施形態を挙げて本発明の実施の形態を説明したが、これらの実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲がこれらの実施形態に限定されないことは言うまでもない。
10 ゴムクローラ
12 クローラユニット
14 クローラユニット
20 芯金
22 ピン部(軸部)
22R ピン部(露出した軸部(係合軸部))
34 引掛部
34R 引掛部(露出した引掛部(係合部))
40 芯金群
41 芯金群
42 ゴム弾性体(弾性体)
43 ゴム弾性体(弾性体)
60 連結部
100 スプロケット(駆動輪)
102 アイドラー(従動輪)
110 ゴムクローラ
120 ゴムクローラ
S クローラ周方向、長手方向
W クローラ幅方向、幅方向
IN クローラ内周側、反接地面側
OUT クローラ外周側、接地面側

Claims (5)

  1. 駆動輪と従動輪とに巻き掛けられる無端状の弾性クローラであって、
    一端部にクローラ幅方向に延びる係合軸部が設けられ他端部に前記係合軸部に回転自在に係合可能な係合部が設けられた複数のクローラユニットがクローラ周方向に並べられ、
    一の前記クローラユニットの係合軸部に隣接する他の前記クローラユニットの係合部が係合されて隣接する前記クローラユニット同士を連結する連結部が複数構成され、
    一の前記連結部が前記駆動輪の周上に位置するときに、別の前記連結部と隣接する他の前記連結部とが前記従動輪の周上に位置する弾性クローラ。
  2. 一の前記連結部と隣接する他の前記連結部とが前記駆動輪の周上に位置するときに、別の前記連結部と隣接する他の前記連結部とが前記従動輪の周上に位置する請求項1に記載の弾性クローラ。
  3. 前記クローラユニットは、クローラ幅方向に延びる軸部及び該軸部に引掛け可能な引掛部を有する芯金がクローラ周方向に並べられ、一の前記芯金の軸部に隣接する他の前記芯金の引掛部が引掛けられて構成された芯金群と、前記芯金群の一端部に位置する前記軸部及び他端部に位置する前記引掛部が露出するように前記芯金群を埋設した弾性体と、を有し、
    前記係合軸部は、前記弾性体から露出した前記軸部であり、
    前記係合部は、前記弾性体から露出した前記引掛部である、請求項1又は請求項2に記載の弾性クローラ。
  4. 一の前記連結部の位置からクローラ周方向に半周ずれた位置に別の前記連結部が配置されている請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の弾性クローラ。
  5. 前記クローラユニットは、前記駆動輪に対する巻き掛け角度が90度を超えた第1のクローラユニットと、前記駆動輪に対する巻き掛け角度が90度以下の第2のクローラユニットと、で構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の弾性クローラ。
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