JP5535854B2 - カメラ装置、撮影者判定方法、撮影者登録方法及び制御プログラム - Google Patents

カメラ装置、撮影者判定方法、撮影者登録方法及び制御プログラム Download PDF

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Description

本発明はカメラ装置、撮影者判定方法、撮影者登録方法及び制御プログラムに関し、特にセルフタイマー機能を備えるカメラ装置、そのカメラ装置のセルフタイマー機能を用いた撮影者の撮影者判定方法、そのカメラ装置のセルフタイマー機能を用いた撮影者の撮影者登録方法及びそのカメラ装置において用いられる制御プログラムに関する。
カメラを用いて撮影を行う際に、撮影者も撮影写真に含まれるようにするために、セルフタイマーが用いられる。セルフタイマーとは、撮影者がシャッターを押下した後、所定の時間経過後に実際に撮影が実行されるようにする機能である。セルフタイマーを用いる場合、撮影者も撮影写真に含まれるようにするために、撮影者は、シャッターを押下した後、所定の位置まで移動する必要がある。このような場合、撮影者が所定の位置まで移動する前に、撮影が行われてしまうということがある。このような事象を防止するために、シャッターが押下された後、実際に撮影が実行されるまでの時間を長く設定することが考えられる。しかし、撮影者以外の者にとっては、同じ姿勢を長時間保つ必要があるため、セルフタイマーの時間を長く設定することは撮影者以外の者にとって負担となる。
そこで、特許文献1には、被写体の顔の位置を検出し、顔の動きがなく静止したと判定した場合に、撮影動作を行う電子カメラが開示されている。また、被写体の顔が増加したと判定された場合に、撮影動作を行う電子カメラについても開示されている。
しかし、特許文献1に開示されている電子カメラは、観光地等、周囲に沢山の人がいる場所では、被写体ではない周囲の人物の顔が誤認識されてしまい、セルフタイマーが作動してしまうという問題がある。
そこで、特許文献2には、予め記憶している特定人物を認識した場合に、セルフタイマーを作動させるデジタルカメラが開示されている。
しかし、特許文献2に開示されているデジタルカメラには、ファインダー内に予め登録されている顔情報が複数存在している。そのため、撮影者がファインダー内に入る前に別の登録済みの被写体の顔がファインダー内に存在することにより、その顔を認識しセルフタイマーが作動してしまう場合がある。
そこで、特許文献3には、顔検出手段において検出した抽出顔データと予め登録されている撮影者の登録顔データとを比較して、顔検出手段において、撮影者を検出することができたと判定した場合、セルフタイマーのカウントダウンを実行する撮像装置が開示されている。
特開2006−5662号公報 特開2008−256878号公報 特開2009−081543号公報
特許文献3における撮像装置は、撮像装置を利用する可能性がある撮影者の顔画像を予め登録しておく必要がある。撮影者の顔画像を予め登録する場合、撮影者の顔を撮影し、その撮影された顔を撮像装置内のメモリ等に登録する必要がある。しかし、デジタルカメラ等の撮像装置を用いて撮影をする場合に、一般的にセルフタイマーは、頻繁に使用される機能ではない。そのため、セルフタイマーの利用にあたり、事前に撮影者の顔又は撮影者を識別する画像を撮影し、その撮影された画像情報を登録することは、撮像装置の利用者に煩わしさを感じさせるという問題がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、簡易な操作によりセルフタイマーを利用する撮影者の画像情報を登録することができるカメラ装置、撮影者判定方法、撮影者登録方法及び制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様にかかるカメラ装置は、過去にセルフタイマーを利用して撮影をした撮影者の画像情報を保存する撮影者情報保存部と、前記撮影者情報保存部に保存されていない撮影者によってセルフタイマーを利用した撮影が行われた場合、前記セルフタイマーの起動中に加わった人物を検出し、当該検出した人物の画像情報を前記撮影者情報保存部へ登録する画像検出部と、を備えるものである。
本発明の第2の態様にかかる撮影者判定方法は、セルフタイマーを起動するステップと、過去にセルフタイマーを利用して撮影をしたことのない撮影者によってセルフタイマーを利用した撮影が行われた場合、前記セルフタイマーの起動中に加わった人物を検出するステップと、前記検出された人物の画像情報を前記セルフタイマーを利用して撮影をする撮影者と判定するステップと、を備えるものである。
本発明の第3の態様にかかる撮影者登録方法は、セルフタイマーを起動するステップと、過去にセルフタイマーを利用して撮影をしたことのない撮影者によってセルフタイマーを利用した撮影が行われた場合、前記セルフタイマーの起動中に加わった人物を検出するステップと、前記検出された人物の画像情報を撮影者情報保存部へ保存するステップと、を備えるものである。
本発明の第4の態様にかかる制御プログラムは、セルフタイマーの起動を検出するステップと、過去にセルフタイマーを利用して撮影をしたことのない撮影者によってセルフタイマーを利用した撮影が行われた場合、前記セルフタイマーの起動中に加わった人物を検出するステップと、前記検出された人物の画像情報を撮影者情報保存部へ保存するステップと、をコンピュータに実行させるものである。
本発明により、簡易な操作を用いてセルフタイマーを利用する撮影者の画像情報を登録することができるカメラ装置、撮影者判定方法、撮影者登録方法及び制御プログラムを提供することができる。
実施の形態1にかかるカメラ装置の構成図である。 実施の形態1にかかるカメラ付き携帯電話端末の構成図である。 実施の形態1にかかる撮影者選択画面の図である。 実施の形態1にかかるカメラ付き携帯電話端末のセルフタイマー機能を用いた撮影のフローチャートである。 実施の形態1にかかるカメラ付き携帯電話端末のセルフタイマー機能を用いた撮影動作の図である。 実施の形態1にかかるカメラ付き携帯電話端末のセルフタイマー機能を用いた撮影動作の図である。 実施の形態1にかかるカメラ付き携帯電話端末のセルフタイマー機能を用いた撮影動作の図である。 実施の形態1にかかるカメラ付き携帯電話端末のセルフタイマー機能を用いた撮影動作の図である。 実施の形態1にかかるカメラ付き携帯電話端末のセルフタイマー機能を用いた撮影動作の図である。 実施の形態1にかかるカメラ付き携帯電話端末のセルフタイマー機能を用いた撮影動作の図である。 実施の形態1にかかるカメラ付き携帯電話端末のセルフタイマー機能を用いた撮影動作の図である。 実施の形態1にかかるカメラ付き携帯電話端末のセルフタイマー機能を用いた撮影動作の図である。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1を用いて本発明の実施の形態1にかかるカメラ装置の構成例について説明する。カメラ装置10は、画像検出部11と、撮影者情報保存部12とを備えている。カメラ装置10は、カメラ機能のみを備えた装置でもよく、カメラ機能を搭載した例えばカメラ付き携帯電話装置等であってもよい。
撮影者情報保存部11は、過去にセルフタイマーを利用して撮影をした撮影者の画像情報を保存する。画像情報とは、撮影者を識別することができる情報である。たとえば、画像情報は、撮影者の顔情報又はその他体の部位に関する情報等であってもよい。もしくは、画像情報とは、撮影者が着用している衣服等の情報であってもよい。また、撮影者情報保存部11は、カメラ装置内のメモリにより構成される。メモリには、例えばRAMまたはROM等が用いられる。もしくは、撮影者情報保存部11は、カメラ装置に外付けされる外部記憶メモリ等であってもよい。
画像検出部12は、撮影者情報保存部11に保存されていない撮影者によってセルフタイマーを利用した撮影が行われた場合、セルフタイマーの起動中に加わった人物を検出し、当該検出した人物の画像情報を前記撮影者情報保存部へ登録する。セルフタイマーの起動中とは、例えば、撮影者の操作により、セルフタイマーが起動されてから、撮影が実行されるまでの期間である。セルフタイマーを利用した撮影においては、セルフタイマーの起動とともにカウントダウンが開始され、カウントダウンが完了するとともに撮影が実行される。セルフタイマーの起動中に加わった人物とは、例えば、セルフタイマーの起動中にカメラのファインダー内に新たに加わった人物である。
以上説明したように、図1にかかるカメラ装置10を用いることにより、セルフタイマーの起動中に加わった人物を撮影者と推定し、一連の撮影動作において自動的に撮影者を撮影者情報保存部11に保存することができる。これにより、撮影者を撮影者情報保存部11に登録するためにのみ、撮影者を撮影する必要がなくなる。
続いて、図2を用いて本発明の実施の形態1にかかるカメラ付き携帯電話端末の構成例について説明する。図2においては、カメラ付き携帯電話端末の構成例について説明するが、カメラ機能が搭載されたスマートフォン端末等も同様の構成を用いて実現することができる。
カメラ付き携帯電話端末20は、撮影者情報保存部11と、画像検出部12と、レンズ13と、撮像部14と、セルフタイマー起動部15と、表示制御部16と、表示部17と、メモリ21と、通信部22とを備えている。
撮像部14は、レンズ13を介して取得した撮影画像を画像検出部12及びメモリ21へ出力する。メモリ21へ蓄積された撮影画像は、通信部22を介して他の通信装置等へ送信することができる。
表示制御部16は、撮影者情報保存部11に保存されている画像情報を表示する撮影者選択画面を表示部17に表示させる。図3を用いて、撮影者選択画面について説明する。図3における撮影者選択画面は、過去にセルフタイマー機能を利用して撮影を行った3名の撮影者の画像情報が表示されている。セルフタイマー機能を利用して撮影を行う者が、撮影者選択画面に表示されている3名のいずれかに該当する場合、該当する者を選択する。過去にカメラ付き携帯電話端末20のセルフタイマー機能を利用して撮影を行ったことがない者が撮影を行う場合、その者の画像情報は、撮影者選択画面に表示されない。その場合、撮影者は、「新規」と表示されている領域を選択する。
尚、図3の撮影者選択画面には、撮影者の顔を表示している例について説明したが、撮影者の名前を表示する等、表示内容を変更することは可能である。また、図3の撮影者選択画面には、撮影者の画像情報と、新規領域とを同時に表示する例について示したが、撮影者の画像情報と、新規領域とを別々の画面に表示させてもよい。
図2に戻り、表示制御部16は、撮影者によって選択された画像情報又は新規領域情報を、画像検出部12及びセルフタイマー起動部15へ出力する。もしくは、画像検出部12及びセルフタイマー起動部15は、撮影者による撮影者選択画面の操作情報を、カメラ付き携帯電話端末20内の他の制御部等から受け取ってもよい。
画像検出部12は、表示制御部16から撮影者によって選択された画像情報が通知された場合、撮像部14から受け取った撮影画像を用いて、通知された画像情報の人物を検出する。画像検出部12は、通知された画像情報の人物を検出すると、検出結果をセルフタイマー起動部15へ出力する。また、画像検出部12は、表示制御部16から新規領域情報が通知された場合、撮像部14から受け取った撮影画像を用いて、セルフタイマー起動中に加わった人物を検出する。画像検出部12は、検出した人物の画像情報を撮影者情報保存部11へ出力する。
画像検出部12は、通知された画像情報の人物の検出を行うために、例えば顔認証技術等を用いて、画像情報として顔情報を検出する。顔認証技術を用いて、例えば、目や、鼻、口等の配置を比較することにより、同一の顔か否かを検出することができる。また、顔の輪郭を検出し、同一の顔か否かを検出することもできる。画像検出部12における人物検出は、既知の顔認証技術や、その他の画像検出技術を用いて実現することができ、特定の方法に制限されるものではない。
また、画像検出部12は、例えば次のような処理を行うことにより、加わった人物を検出することができる。画像検出部12は、セルフタイマーが起動されてから撮影が実行されるまでの間に、所定の時間間隔おきにファインダーに映る撮影画像情報を撮像部14から受け取る。画像検出部12は、受け取った複数の撮影画像情報を用いて、新たに加わった人物を検出する。
また、画像検出部12は、検出した人物の画像情報を撮影者情報保存部11へ出力する際に、例えば、加わった人物が1人である場合、検出した人物の画像情報を撮影者情報保存部11へ出力し、加わった人物が2人以上である場合には、検出した人物の画像情報を撮影者情報保存部11へ出力しないとしてもよい。撮影者を1人と想定すると、新たに加わる人物は1人であると想定される。このような場合に、2人以上の人物が加わると、画像検出部12は、撮影者以外の第三者も検出していることが考えられる。そのため、画像検出部12は、加わった人物が2人以上である場合には、撮影者情報保存部11へ画像情報を出力しない、とすることにより撮影者以外の画像情報を撮影者情報保存部11へ登録することを防止することができ、さらに、メモリ量の増加を防止することもできる。もちろん、画像検出部12は、加わった人物が3人以上である場合、もしくは4人以上である場合に、画像情報を出力しないとしてもよい。画像検出部12が撮影者情報保存部11に対して画像情報を出力する際に用いる人数情報は、カメラの操作者により予め設定されていてもよい。
さらに、画像検出部12は、セルフタイマーのカウントダウン中に被写体の顔の数の増加を検出すると、該当する顔の位置を監視し、カウントダウンタイマーが0になり撮影を実行した際に、該当する顔の位置が静止していたと判断した場合、増加した顔の画像情報を撮影者情報保存部11へ出力してもよい。例えば観光地等において、歩行中の第三者がファインダー内に入ってしまい、ファインダー内の人物が増加することが想定される。このような場合に、静止していた顔情報以外の顔情報、つまり、移動が検出された顔情報の撮影者情報保存部11への登録を行わないことにより、第三者をセルフタイマー利用者として誤登録されてしまうことを防止することができる。ここで、画像検出部12は、顔の位置が静止しているか否かの判断において、完全に静止している場合のみを静止していると判断するものではない。たとえば、画像検出部12は、所定の時間内に所定の距離以下の移動が検出された場合に静止していると判断してもよい。
セルフタイマー起動部15は、表示制御部16から、撮影者によって選択された画像情報が通知された場合、画像検出部12から、撮影者によって選択された画像と検出した画像とが一致するとの検出結果を受け取ることにより、セルフタイマーを起動する。例えば一般的なセルフタイマーにおいては、撮影者の移動時間を考慮して10秒程度のタイマー時間を設定するところ、本発明においては、2秒程度の短時間のタイマー時間を設定すればよい。なぜなら、撮影者の移動時間を考慮する必要がないからである。これにより、被撮影者が、長い間同じ姿勢を保ったり、瞬きを我慢したりする等の必要がなくなり、被撮影者の負担が軽減される。
また、セルフタイマー起動部15は、表示制御部16から新規領域情報が通知された場合、セルフタイマーを起動する。この場合、撮影者の移動時間を考慮して、一般的な10秒程度のタイマー時間を設定する。
以上説明したように、図2においては、カメラ付き携帯電話端末の構成例について説明した。しかし、カメラ機能を実現するために用いられる撮影者情報保存部11と、画像検出部12と、レンズ13と、撮像部14と、セルフタイマー起動部15と、表示制御部16と、表示部17とを備えるカメラ付きゲーム端末や、カメラ付きオーティオプレーヤー等の各種端末においても本発明を実施することができる。
続いて、図4を用いて本発明の実施の形態1にかかるカメラ付き携帯電話端末のセルフタイマー機能を用いた処理の流れについて説明する。初めに、表示制御部16は、撮影操作が行われたことを検出し、セルフタイマー操作がおこなわれた否かを判定する(S101)。セルフタイマー操作が行われたか否かは、例えば、セルフタイマー機能が呼び出され、シャッターが押下されたか否かを検出することにより判定することができる。表示制御部16は、セルフタイマー操作が実行されていないと判定すると、再度ステップS101の処理に戻る。表示制御部16は、セルフタイマー操作が実行されていると判定すると、撮影者選択画面を表示部17へ表示させる(S102)。
次に、表示制御部16は、撮影者選択画面における選択情報を受け取る(S103)。撮影者によって撮影者選択画面の画像情報が選択され、表示制御部16が画像情報を取得した場合、画像検出部12は、撮像部14を介して、選択された画像情報と同じ人物を検出する(S104)。画像検出部12は、検出した人物が、撮影者選択画面において選択された画像情報の人物と同じ人物であるか否かを顔認証等により判定する。ここで、撮影者選択画面において、画像情報を選択した撮影者は、自分も被写体となるべくファインダー内に収まるように所定の場所へ移動する。
次に、画像検出部12が、ステップS104において、該当する人物を検出した場合、セルフタイマー起動部15は、セルフタイマーのカウントダウンを開始する(S106)。この時、表示制御部16が、該当する人物が検出されたことを被撮影者等に通知するために、表示部17にランプ等を点滅させるようにしてもよい。画像検出部12が、ステップS104において、該当する人物を検出しなかった場合、セルフタイマー起動部15は、一定時間経過しているか否かを判定する(S105)。セルフタイマー起動部15は、一定時間経過していないと判定した場合、ステップS104に戻り、該当する人物を検出する処理に戻る。セルフタイマー起動部15は、一定時間経過していると判定した場合、セルフタイマーのカウントダウンを開始する(S106)。
次に、撮像部14は、カウントダウンのタイマーが0であるか否かを判定する(S107)。撮像部14は、カウントダウンのタイマーが0ではないと判定した場合、ステップS107の処理を繰り返す。撮像部14は、カウントダウンのタイマーが0であると判定した場合、撮影を実行する(S108)。
次に、ステップS103において、撮影者によって撮影者選択画面の新規領域が選択され、表示制御部16が新規領域に関する情報を受け取った場合、セルフタイマー起動部15は、セルフタイマーのカウントダウンを開始する(S109)。ステップ110及び111は、ステップS107及び108と同一の処理を実行するため、詳細な説明を省略する。
次に、撮影が実行された後、画像検出部12は、新たに追加された人物を検出したか否かを判定する(S112)。画像検出部12は、セルフタイマーが起動中に、ファインダー内の人物の数が増加するか否かを監視している。画像検出部12は、新たに追加された人物を検出した場合、撮影者情報保存部11へ撮影者の画像情報、例えば顔情報を出力する。撮影者情報保存部11は、受け取った画像情報を登録する(S113)。画像検出部12が、新たに追加された人物を検出しなかった場合、処理を終了する。
続いて、図5乃至図8を用いて、本発明の実施の形態1にかかるカメラ付き携帯電話端末のセルフタイマー機能を用いた撮影動作の一例について説明する。
図5は、撮影対象となる被写体B及びDがファインダー枠内に表示され、通りすがりの人物Cがファインダー枠外を歩行中であることを示している。この時点において、撮影者Aは、撮影者選択画面において撮影者Aを選択し、セルフタイマーモードを開始する。
次に、図6及び図7は、撮影者Aが撮影場所へ移動中に、通りすがりの人物であるCの顔がファインダー枠内に表示されていることを示している。この時、画像検出部12は、Cの顔が、撮影者選択画面において選択された撮影者Aの顔とは異なると判定する。そのため、セルフタイマー起動部15は、セルフタイマーのカウントダウンを開始しない。
次に、図8は、撮影者Aが、撮影場所へ移動を完了し、ファインダー枠内に顔が表示されていることを示している。この時、画像検出部12は、ファインダー枠内に追加されたAの顔が、撮影者選択画面において選択された撮影者Aの顔と一致すると判定する。そのため、セルフタイマー起動部15は、セルフタイマーのカウントダウンを開始する。その後、カウントダウンタイマーが0になると撮影が実行される。
続いて、図9乃至図12を用いて、本発明の実施の形態1にかかるカメラ付き携帯電話端末のセルフタイマー機能を用いた撮影動作の異なる例について説明する。
図9は、撮影対象となる被写体B及びDがファインダー枠内に表示されていることを示している。この時点において、撮影者Aは、撮影者選択画面において撮影者Aを選択し、セルフタイマーモードを開始する。また、被写体Bも、過去に同じカメラ付き携帯電話端末のセルフタイマー機能を用いて撮影を実行したことがあるものとして、撮影者情報保存部11に画像情報が登録されている。
図10及び図11は、撮影者Aが撮影場所へ移動中であることを示している。この時、被写体Bの顔が検出されるが、画像検出部12は、被写体Bの顔が、撮影者選択画面において選択された撮影者Aの顔とは異なると判定する。そのため、セルフタイマー起動部15は、セルフタイマーのカウントダウンを開始しない。
次に、図12は、撮影者Aが、撮影場所へ移動を完了し、ファインダー枠内に顔が表示されていることを示している。この時、画像検出部12は、ファインダー枠内に追加されたAの顔が、撮影者選択画面において選択された撮影者Aの顔と一致すると判定する。そのため、セルフタイマー起動部15は、セルフタイマーのカウントダウンを開始する。その後、カウントダウンタイマーが0になると撮影が実行される。
以上説明したように、本発明の実施の形態1にかかるカメラ装置もしくはカメラ付き携帯電話端末を用いることにより、撮影者情報保存部11へ新たな撮影者を登録する際に、簡易な操作により登録することができる。また、撮影者情報保存部11へ撮影者を登録する際に、画像検出部12が検出した人物の人数や、撮影時に検出した人物が静止しているか否かを判定し、撮影者情報保存部11へ検出した人物の登録を行うことにより、セルフタイマーの利用者として誤登録されてしまうことを防止することができる。
上述の実施の形態では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。本発明は、図4において説明した処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。

なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
10 カメラ装置
11 撮影者情報保存部
12 画像検出部
13 レンズ
14 撮像部
15 セルフタイマー起動部
16 表示制御部
17 表示部
20 カメラ付き携帯電話端末
21 メモリ
22 通信部

Claims (10)

  1. 過去にセルフタイマーを利用して撮影をした撮影者の画像情報を保存する撮影者情報保存部と、
    前記撮影者情報保存部に保存されていない撮影者によってセルフタイマーを利用した撮影が行われた場合、前記セルフタイマーの起動中に加わった人物を検出し、当該検出した人物の画像情報を前記撮影者情報保存部へ登録する画像検出部と、を備えるカメラ装置。
  2. 前記画像検出部は、
    前記セルフタイマーの起動中に予め定められた数以下の前記加わった人物を検出した場合、当該検出した人物の画像情報を前記撮影者情報保存部へ登録し、前記セルフタイマーの起動中に予め定められた数よりも多くの前記加わった人物を検出した場合、前記検出した画像情報を前記撮影者情報保存部へ登録しない、請求項1記載のカメラ装置。
  3. 前記画像検出部は、
    前記セルフタイマーの起動中に加わった人物であって、撮影時に静止している前記人物の画像情報を前記撮影者情報保存部へ登録する、請求項1又は2記載のカメラ装置。
  4. 前記撮影者情報保存部に保存されている画像情報を表示する撮影者選択画面を表示部に表示させる表示制御部をさらに備え、
    前記撮影者選択画面に表示された画像情報が選択された場合、前記選択された画像情報と実質的に同一の画像情報が前記画像検出部によって検出されるとセルフタイマーが起動される、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のカメラ装置。
  5. 新規登録領域が示された新規登録画面を表示部に表示させる表示制御部をさらに備え、
    前記画像検出部は、
    前記新規登録画面の新規登録領域が選択された場合に、セルフタイマーを起動中に加わった人物を検出し、当該検出した人物の画像情報を前記撮影者情報保存部へ登録する、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のカメラ装置。
  6. 前記撮影者情報保存部に保存されている撮影者によってセルフタイマーを利用した撮影が行われる場合、前記撮影者情報保存部に登録されている当該撮影者の画像情報と実質的に同一の画像情報が前記画像検出部によって検出されるとセルフタイマーを起動し、前記撮影者情報保存部に保存されていない撮影者によってセルフタイマーを利用した撮影が行われる場合、当該撮影者の撮影操作に応じてセルフタイマーを起動するセルフタイマー起動部をさらに備える請求項1乃至5のいずれか1項に記載のカメラ装置。
  7. 前記撮影者情報保存部は、前記過去にセルフタイマーを利用して撮影をした撮影者の顔情報を保存し、
    前記画像検出部は、前記加わった人物の顔情報を検出する、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のカメラ装置。
  8. セルフタイマーを起動するステップと、
    過去にセルフタイマーを利用して撮影をしたことのない撮影者によってセルフタイマーを利用した撮影が行われた場合、前記セルフタイマーの起動中に加わった人物を検出するステップと、
    前記検出された人物の画像情報を前記セルフタイマーを利用して撮影をする撮影者と判定するステップと、を備える撮影者判定方法。
  9. セルフタイマーを起動するステップと、
    過去にセルフタイマーを利用して撮影をしたことのない撮影者によってセルフタイマーを利用した撮影が行われた場合、前記セルフタイマーの起動中に加わった人物を検出するステップと、
    前記検出された人物の画像情報を撮影者情報保存部へ保存するステップと、を備える撮影者登録方法。
  10. セルフタイマーの起動を検出するステップと、
    過去にセルフタイマーを利用して撮影をしたことのない撮影者によってセルフタイマーを利用した撮影が行われた場合、前記セルフタイマーの起動中に加わった人物を検出するステップと、
    前記検出された人物の画像情報を撮影者情報保存部へ保存するステップと、をコンピュータに実行させる制御プログラム。
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