JP5531717B2 - スマートエントリーシステム - Google Patents

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Description

本発明は、スマートエントリーシステムに関するものである。
スマートエントリーシステムは、電子キーと車両との間の電波による無線通信により、ユーザがキーを手に取ることなくドアのロック/アンロック等を可能とするものである。このスマートエントリーシステムでは、車載用送受信機が低周波のリクエスト信号を送信し、このリクエスト信号を電子キーが受信すると、電子キーがIDコード信号を車載用送受信機へ送信する。このIDコード信号を車載用送受信機が受信すると、車載用送受信機がIDコードの判別/照合を行い、ドアのロック/アンロック等を実行するために、各制御部に作動指示信号を出力する。
そして、特許文献1に記載のスマートエントリーシステムでは、リクエスト信号を送信するための低周波アンテナとして一対のループコイルアンテナを用い、このアンテナを左右両ドア内に搭載している。これにより、車室内における電子キーとの車内通信エリアと車両左右両側のドア正面における電子キーとの車外通信エリアの両方を確保している。
特開2006−22606号公報(第3図)
しかし、特許文献1のように、低周波アンテナを左右ドアの内部に配置しようとすると、ドア内部は狭いので配置場所を確保できない恐れがある。また、低周波アンテナと車載用送受信機との間の配線は、ドアと車体との連結部を通らなければならず、配線の取り回しが自由にできないという問題がある。このため、低周波アンテナをドア内部以外に配置することが望まれる。
本発明は上記点に鑑みて、低周波アンテナをドア内部に配置しなくても、車室内通信エリアと車両左右両側のドア正面の車外通信エリアとを確保できるスマートエントリーシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、低周波アンテナ(3)は、 車両の車幅方向の中心部であって、車両左右両側のセンターピラー(12、13)と前席ドア(18、19)との間の車室内側に生じている隙間または車両左右両側のセンターピラー(12、13)と後席ドア(14、15)との間の車室内側に生じている隙間に対向する位置に配置され、
低周波アンテナ(3)は、異なる方向に磁界を放射する第1コイル(4)と第2コイル(5)とを有し、第1コイル(4)のコイル開口面(4a)が隙間を向くとともに、第2コイル(5)のコイル開口面(5a)が車両前後方向を向くように構成された1つのアンテナであり、
車載用送受信機(2)は、第1、第2コイル(4、5)からそれぞれ単独で電波が放射される時間を有するように、第1、第2コイル(4、5)からの電波送信タイミングを制御することを特徴としている。
本発明では、第1コイルから単独で電波を送信した場合、センターピラーとドアとの隙間を中心として広がるように磁界が車外へ伝搬し、第2コイルから単独で電波を送信した場合、前席および後席の窓からセンターピラーを回避して車両前後方向へ広がるように磁界が車外へ伝播する。したがって、第1、第2コイルの両方からの磁界の伝搬エリアを組み合わせることで、車両左右両側のドア正面の領域を磁界の伝搬エリアに含むことができ、車両左右両側のドア正面の車外通信エリアを確保できる。
また、本発明では、車両の車幅方向の中心部に低周波アンテナを配置するので、車室内通信エリアを確保できる。
よって、本発明によれば、低周波アンテナをドア内部に配置しなくても、車両左右両側のドア正面の車外通信エリアと車室内通信エリアを確保することができる。
そして、本発明では、低周波アンテナをドア内部ではなく、ドア外部である車両の中心部に配置するので、ドア内部にアンテナを配置する場合と比較して、アンテナ設置箇所の確保や、配線の取り回しを容易に行うことができる。
また、特許文献1に記載の技術では、車両左右両側のドア正面の車外通信エリアと車室内通信エリアを確保するために2つのアンテナを用いていたが、本発明によれば、1つのアンテナで、車両左右両側のドア正面の車外通信エリアと車室内通信エリアを確保できる。
低周波アンテナ(3)の配置場所を、例えば、請求項2に示すように、車幅方向の車両中心を通って車長方向に伸びる第1仮想直線(31)と、車両左右両側のセンターピラー(12、13)と前席ドア(18、19)との間の車室内側に生じている隙間同士または車両左右両側のセンターピラー(12、13)と後席ドア(14、15)との間の車室内側に生じている隙間同士を結んだ第2仮想直線(32)とが交差する位置とすることができる。
請求項3に記載の発明では、低周波アンテナとして、
車両の車幅方向の中心部よりも車室内の車両左側の位置であって、車両左側のセンターピラー(12)と前席ドア(18)または後席ドア(14)との間の車室内側に生じている車両左側の隙間に対向する位置に配置され、少なくともコイル開口面が車両左側の隙間を向くコイルによって構成された第1アンテナ(61)と、
車両の車幅方向の中心部よりも車室内の車両右側の位置であって、車両右側のセンターピラー(13)と前席ドア(19)または後席ドア(15)との間の車室内側に生じている車両右側の隙間に対向する位置に配置され、少なくともコイル開口面が車両右側の隙間を向くコイルによって構成された第2アンテナ(62)とを有することを特徴としている。
本発明では、第1アンテナから電波を送信した場合、車両左側のセンターピラーとドアとの車外側の隙間を中心として広がるように磁界が車外へ伝搬し、第2アンテナから電波を送信した場合、車両右側のセンターピラーとドアとの車外側の隙間を中心として広がるように磁界が車外へ伝搬するので、車両左右両側のドア正面の車外通信エリアを確保できる。
また、本発明では、車室内に低周波アンテナを配置するので、車室内通信エリアを確保できる。
よって、本発明によれば、低周波アンテナをドア内部に配置しなくても、車両左右両側のドア正面の車外通信エリアと車室内通信エリアを確保することができる。
そして、本発明では、低周波アンテナをドア内部ではなく、ドア外部である車室内に配置するので、ドア内部にアンテナを配置する場合と比較して、アンテナ設置箇所の確保や、配線の取り回しを容易に行うことができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態におけるスマートエントリーシステムの全体構成を示す図である。 図1中の低周波アンテナの拡大図である。 センターピラーと後席ドアとの間の隙間を示す断面図である。 図1中の車載用送受信機による低周波アンテナ3からの電波送信のタイムチャートである。 (a)は図1中の低周波アンテナ3から車室外へ向けて電波送信したときの磁界分布を示す図であり、(b)は低周波アンテナ3の第2コイル5のみを駆動したときの磁界分布を示す図であり、(c)は低周波アンテナ3の第1コイル4のみを駆動したときの磁界分布を示す図である。 比較例の低周波アンテナ41、42から車室外へ向けて電波送信したときの磁界分布を示す図である。 コイル開口面の法線方向が車幅方向のコイルを形成する1軸アンテナ51から電波送信したときの車両内外での磁界ベクトルのシミュレーション結果を示す図である。 コイル開口面の法線方向が車長方向のコイルを形成する1軸アンテナ52から電波送信したときの車両内外での磁界ベクトルのシミュレーション結果を示す図である。 第2実施形態の低周波アンテナ3の車両搭載位置を説明するための図であって、車両前後方向に低周波アンテナ3の位置を変更したときの車外での通信可能距離を示す図である。 第2実施形態の低周波アンテナ3の車両搭載位置を説明するための図であって、車両前後方向に低周波アンテナ3の位置を変更したときの車外での通信可能距離を示す図である。 第2実施形態の低周波アンテナ3の車両搭載位置を説明するための図であって、車両左右方向に低周波アンテナ3の位置を変更したときの車外での通信可能距離を示す図である。 第2実施形態の低周波アンテナ3の車両搭載位置を説明するための図であって、車両左右方向に低周波アンテナ3の位置を変更したときの車外での通信可能距離を示す図である。 第3実施形態の低周波アンテナ3の向きを説明するための図であって、低周波アンテナ3から所定距離離れた位置での放射電界強度の測定結果である。 第4実施形態におけるスマートエントリーシステムの全体構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1に、本実施形態のスマートエントリーシステムの全体構成を示す。なお、図中の前後左右を示す矢印は、車両の前後左右方向を示している。
スマートエントリーシステムは、携帯用送信機1と、車載用送受信機2と、低周波アンテナ3とを備えている。
携帯用送受信機1は、ユーザに所持される電子キーである。
車載用送受信機2は、車両10に搭載され、携帯用送受信機1との間で電波による無線通信を行うものである。車載用送受信機2は、車両前方の計器盤の内側に収容されている。本実施形態の車載用送受信機2は、低周波アンテナ3から電波を送信するための送信機、携帯用送受信機1からの高周波の電波を受信する受信機およびIDコードの判別/照合を行ったり、各制御部に作動指示信号を出力したりする制御装置としての機能を備えている。
低周波アンテナ3は、車両10に搭載され、低周波の電波を送信するための送信用アンテナである。低周波の電波とは、電波法で定義される30kHz〜300kHzの電波を意味する。低周波アンテナ3は、車室内の中央部に位置するセンタコンソール11内に収納されており、車載用送受信機2と配線によって電気的に接続されている。この低周波アンテナ3は、1つのアンテナで、車室内通信エリアと車両左右両側のドア正面の車外通信エリアとを確保するものである。なお、この低周波アンテナ3の詳細な説明については後述する。
また、図示しないが、車両10のバックドアの内部に、バックドア正面の車外通信エリアを確保するためのバックドア用送信アンテナが配置されている。
このような構成のスマートエントリーシステムは次のように作動する。
車載用送受信機2が低周波のリクエスト信号を低周波アンテナ3から送信する。このリクエスト信号の送信によって、携帯用送受信機1との通信エリアが形成される。この通信エリア内で携帯用送受信機1がリクエスト信号を受信すると、携帯用送受信機1は高周波のIDコード信号を送信し、このIDコード信号を車載用送受信機2が受信する。
そして、車載用送受信機2がIDコードの判別/照合を行い、ドアのロック/アンロック等を実行するために、各制御部に作動指示信号を出力する。これにより、例えば、ユーザがドアハンドルを握ると、ドアのアンロックがされる。
次に、低周波アンテナ3について詳細に説明する。図2に低周波アンテナ3の拡大図を示す。
低周波アンテナ3は、2軸方向に磁界を放射する2軸アンテナである。具体的には、図2に示すように、低周波アンテナ3は、第1コイル4と、第2コイル5とを備え、第1コイル4が形成するコイル開口面4aの法線方向4bと、第2コイル5が形成するコイル開口面5aの法線方向5bとのなす角が90°となっている。これにより、低周波アンテナ3は、互いに直交した磁界放射成分を持っている。
第1コイル4と第2コイル5は、同じ磁性体コア6に交差するように導線を巻いたものである。磁性体コアとしては、例えば、フェライトコアが用いられる。なお、この磁性体コア6を省略して、第1コイル4と第2コイル5とを空芯コイルとしても良い。
ここで、図3に、センターピラーと後席ドアとの間の隙間を示す。図3は、車両上方から見た断面図である。図3に示すように、通常、センターピラー12(13)の外側を覆うように、後席ドア14(15)および前席ドア18(19)が位置しているが、車室内側から見ると、センターピラー12(13)と後席ドア14(15)との間に隙間16(17)が存在している。同様に、センターピラー12(13)と前席ドア18(19)との間にも隙間20(21)が存在している。
そして、低周波アンテナ3は、図1に示すように、車両10の車幅方向(左右方向)の中心部であって、車両左右両側のセンターピラー12、13と後席ドア14、15との間の車室内側に生じている隙間16、17に対向する位置に配置されている。
具体的には、低周波アンテナ3は、車両のフロアパネルから4cmの高さの位置であって、車幅方向の車両中心を通って車長方向に伸びる第1仮想直線31と、車両左右両側のセンターピラー12、13と後席ドア14、15との間の車室内側に生じている隙間16、17同士を結んだ第2仮想直線32との交点の位置に配置されている。
また、低周波アンテナ3の向きは、第1コイル4の法線方向4bが第2仮想直線32に一致し、第2コイル5の法線方向5bが第1仮想直線31に一致する向きとなっている。
図4に、車載用送受信機2による低周波アンテナ3からの電波送信のタイムチャートを示す。車載用送受信機2は、低周波アンテナ3を駆動する駆動回路を有している。この駆動回路は、第1コイル4と第2コイル5とを時間差で切り替えて駆動できる制御スイッチを有している。
そして、車載用送受信機2は、車両左右両側のドア正面の車外通信エリアを形成する際、第1コイル4と第2コイル5とからそれぞれ単独で電波が放射される時間を有するように、第1コイル4と第2コイル5とからの電波送信タイミングを制御する。
具体的には、図4に示すように、車載用送受信機2は、第1コイル4と第2コイル5とから交互に電波送信(ON)させる。このとき、例えば、各コイルの送信時間を50ms、オフ時間を25msに設定し、各コイルの送信周波数を134kHz、送信出力を電波法規上限の105〔dBμV/m@3m〕に設定する。
また、車載用送受信機2は、車室内通信エリアを形成する際では、電波の届く範囲が車室内に限られるように、各コイルからの送信出力を低く設定する。この場合では、第1コイル4と第2コイル5とから同時に電波送信させたり、交互に電波送信させたりしても良い。
このように、車載用送受信機2は、電波の送信出力を切り替えることで、電波の伝搬距離を変更させて、車外通信エリアの形成と車室内通信エリアの形成とを切り替えるようになっている。
次に、本実施形態の低周波アンテナ3の車外通信可能エリアについて説明する。図5(a)に、低周波アンテナ3から車室外へ向けて電波送信したときの車外の前席ドア周辺の磁界分布を示す。また、図5(b)に、低周波アンテナ3の第2コイル5のみを駆動したときの磁界分布を示し、図5(c)に、低周波アンテナ3の第1コイル4のみを駆動したときの磁界分布を示す。これらの磁界分布は、地上から高さ80cmの位置で磁界プローブを用いて測定した結果である。
なお、図5(a)〜(c)中の破線で示す半円は、前席ドアのドアノブから半径70cmの曲線であり、車外でユーザが携帯する携帯用送受信機1と車載用送受信機2とで良好に低周波通信するための目標通信エリアを示している。また、図5中の太い破線は、携帯用送受信機1の低周波受信感度106[dBμV/m]の境界線を示しており、これより車両側のエリアが通信可能エリアとなる。
図5(b)に示すように、コイル開口面の法線方向5bが車長方向(車両前後方向)の第2コイル5のみから電波送信すると、センターピラー12を回避して車両前後方向にだけ広がる磁界分布となる。このため、通信可能エリアは、目標通信エリアのうち、センターピラー12の前後エリアをカバーしている。
一方、図5(c)に示すように、コイル開口面の法線方向4bが車幅方向(車両左右方向)の第1コイル4のみから電波送信すると、センターピラー12を中心として半円を描くような磁界分布となる。このため、通信可能エリアは、目標通信エリアのうち、センターピラー12の正面エリアをカバーしている。
したがって、第1コイル4と第2コイル5とからそれぞれ単独で電波が放射されるように、低周波アンテナ3から電波送信する本実施形態では、図5(a)に示すように、第1コイル4から電波送信したときの磁界分布と、第2コイルから電波送信したときの磁界分布とを組み合わせた磁界分布を形成することとなる。この結果、本実施形態の車外通信可能エリアは、目標通信エリアを上回っており良好に通信できることがわかる。
ちなみに、第1コイル4と第2コイル5とから同時に電波送信した場合は、図5(a)に示すような目標通信エリアをカバーする磁界分布を形成できなかった。したがって、目標通信エリアを確保するためには、第1コイル4と第2コイル5とからそれぞれ単独で電波を放射させることが重要である。
ここで、図6(a)、(b)に、比較例として、1軸の低周波アンテナ41、42を、車両10の車幅方向の中心部であって、前席ドア18の中央部に対向する位置に1つ搭載したときの前席ドア周辺の磁界分布を示す。図6(a)は、コイル開口面の法線方向が車長方向のコイルで形成される低周波アンテナ41を搭載したときの測定結果であり、図6(b)は、コイル開口面の法線方向が車幅方向のコイルで形成される低周波アンテナ42を搭載したときの測定結果である。
図6(a)、(b)に示すように、1軸の低周波アンテナを単純に車内に搭載しても、通信可能エリアはドアノブから40cm程度であり、目標の通信エリアを確保できないことがわかる。また、図6(a)、(b)に示す2種類のコイルを組み合わせても、目標の車外通信エリアを確保できないことがわかる。
このことから、目標の車外通信エリアを確保するためには、図1に示すように、コイル開口面の法線方向4b、5bがそれぞれ車幅方向、車長方向である2軸の低周波アンテナ3を、車両左右両側のセンターピラー12、13と後席ドア14、15との間の車室内側に生じている隙間16、17同士を結ぶ第2仮想直線32の中央に配置することが有効である。
次に、本実施形態の低周波アンテナ3からの電波(磁界)伝搬のメカニズムを説明する。
図7(a)、(b)に、コイル開口面の法線方向が車幅方向のコイルを形成する1軸アンテナ51から電波送信したときの車両内外での磁界ベクトルのシミュレーション結果を示す。また、図8(a)、(b)に、コイル開口面の法線方向が車長方向のコイルを形成する1軸アンテナ52から電波送信したときの車両内外での磁界ベクトルのシミュレーション結果を示す。図(a)は、車両左側の前席ドア18および後席ドア14の周囲領域の結果であり、図(b)は、図(a)中の領域A1、A2の拡大図である。なお、フロアパネルからの1軸アンテナ51、52の高さを4cmとし、電波の周波数を134kHzとした。
図7(a)、(b)に示すように、低周波アンテナ3の第1コイル4に相当するコイル開口面の法線方向が車幅方向の1軸アンテナ51の場合、ピラー12付近では磁界の向きが車幅方向であり、ピラー12とドア14の間にできる隙間に対し磁界の向きが垂直となるので、磁界は隙間を通り抜けピラー12を中心に放射状に広がるように車外へ伝搬する。
一方、図8(a)、(b)に示すように、低周波アンテナ3の第2コイル5に相当するコイル開口面の法線方向が車長方向の1軸アンテナ52の場合、ピラー12付近では磁界の向きが車長方向であり、ピラー12とドア14の間にできる隙間に対し磁界の向きが水平となるので、磁界は隙間から車外へ伝搬することはなく、前席および後席の窓からピラーを回避して前後方向に車外へ伝搬する。
このことから、車外への伝搬は、低周波アンテナからの磁界放射向き(車長方向、車幅方向)により2つに大別され、センターピラーを基点として互いに補対関係の伝搬エリアを形成することがわかる。補対関係の伝搬エリアとは、左右両側のドア正面の目標通信エリアのうち、センターピラーの正面エリアと、センターピラーの前後エリアである。
したがって、本実施形態の低周波アンテナ3のように、センターピラーを基点とした互いに補対関係の伝搬特性を組み合わせられる2軸アンテナを用いることで、車両左右両側ドアの車外通信エリアを確保できる。
また、目標通信エリアが前席ドアノブを中心とした半円として設定される場合であれば、本実施形態の低周波アンテナ3のように、前席ドアノブに隣接するセンターピラー12、13を基点とした磁界の伝搬が効果的である。
以上の説明の通り、本実施形態の低周波アンテナ3によれば、低周波アンテナをドア内部に配置しなくても、車室内通信エリアと車両左右両側のドア正面の車外通信エリアとを確保できるので、ドア内部に低周波アンテナを配置する場合と比較して、アンテナ設置箇所の確保や、配線の取り回しを容易に行うことができる。
また、特許文献1に記載の技術では、車室内通信エリアと車両左右両側のドア正面の車外通信エリアとを確保するために2つのアンテナを用いていたが、本実施形態によれば、1つの低周波アンテナ3で、車両左右両側のドア正面の車外通信エリアと車室内通信エリアを確保できる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、低周波アンテナ3の車両搭載位置を第1仮想直線31と第2仮想直線32との交点の位置としたが、本実施形態のごとく、目標通信可能エリアを達成できる範囲内で、低周波アンテナ3の車両搭載位置を変更することができる。
まず、車両前後方向での低周波アンテナ3の車両搭載位置について説明する。
図9、10に、第1仮想直線31と第2仮想直線32との交点の位置を基準(0cm)として、車両前後方向に低周波アンテナ3の位置を変更したときの車外での通信可能距離を示す。図9(b)は、図9(a)に示すように、低周波アンテナ3のうちコイル開口面の法線方向4bが車幅方向である第1コイル4のみを駆動して磁界を放射したときであって、ピラー12に対して正面の位置P1での通信可能距離を示している。また、図10(b)は、図10(a)に示すように、低周波アンテナ3のうちコイル開口面の法線方向5bが車長方向である第2コイル5のみを駆動して磁界を放射したときであって、前席ドアノブ18aを通って車幅方向に平行な直線とのなす角度が車両前後方向で30°の位置P2、P3での通信可能距離を示している。これらの位置P1、P2、P3は、第1コイル4と第2コイル5の磁界伝搬特性に基づいて決定したものである。また、車両の形状は左右対称であるため、車両前後方向に低周波アンテナ3を移動させた場合、車両の左右両側では同じ通信可能距離となるので、車両左側での通信可能距離を測定した。
図9(b)に示すように、前席ドアノブ18aを中心とした70cmの目標通信エリアを満足するためには、低周波アンテナ3の第1コイル4のみを駆動して磁界を放射したときでは、車両の前方向を正として−10cm〜+5cmの範囲に低周波アンテナ3を搭載する必要がある。
同様に、図10(b)に示すように、70cmの目標通信エリアを満足するためには、低周波アンテナ3の第2コイル5のみを駆動して磁界を放射したときでは、車両の前方向を正として−7cm〜+5cmの範囲に低周波アンテナ3を搭載する必要がある。
以上のことから、車両前後方向での低周波アンテナ3の車両搭載位置は、第1仮想直線31と第2仮想直線32との交点を基準とし、車両の前方向を正、後方向を負とすると、基準に対して−7cm〜+5cmの範囲内で、基準と異なる位置に変更可能である。
次に、車両左右方向での低周波アンテナ3の車両搭載位置について説明する。
図11、12に、第1仮想直線31と第2仮想直線32との交点の位置を基準(0cm)として、車両左右方向に低周波アンテナ3の位置を変更したときの車外での通信可能距離を示す。図11(b)は、図11(a)に示すように、低周波アンテナ3のうちコイル開口面の法線方向4bが車幅方向である第1コイル4のみを駆動して磁界を放射したときであって、車両左右両側のピラー12、13に対して正面の位置P4、P5での通信可能距離を示している。また、図12(b)は、図12(a)に示すように、低周波アンテナ3のうちコイル開口面の法線方向5bが車長方向である第2コイル5のみを駆動して磁界を放射したときであって、車両左右両側の前席ドアノブ18a、19aを通って車幅方向に平行な直線とのなす角度が車両前方向で30°の位置P6、P7での通信可能距離を示している。
図11(b)に示すように、前席ドアノブ18aを中心とした70cmの目標通信エリアを満足するためには、低周波アンテナ3の第1コイル4のみを駆動して磁界を放射したときでは、車両の左方向を正として−3cm〜+3cmの範囲に低周波アンテナ3を搭載する必要がある。
同様に、図12(b)に示すように、70cmの目標通信エリアを満足するためには、低周波アンテナ3の第2コイル5のみを駆動して磁界を放射したときでは、車両の左方向を正として−3cm〜+3cmの範囲に低周波アンテナ3を搭載する必要がある。
以上のことから、車両左右方向での低周波アンテナ3の車両搭載位置は、第1仮想直線31と第2仮想直線32との交点を基準とし、車両の左方向を正、右方向を負とすると、基準に対して−3cm〜+3cmの範囲内で、基準と異なる位置に変更可能である。
(第3実施形態)
第1実施形態では、低周波アンテナ3の向きを、第1コイル4の法線方向4bが第2仮想直線32に一致し、第2コイル5の法線方向5bが第1仮想直線31に一致する向きとしたが、必ずしも一致していなくても良い。本実施形態のごとく、目標通信可能エリアを達成できるように、第1コイル4のコイル開口面4aが車両前後方向を向くとともに、第2コイル5のコイル開口面5bがセンターピラーとドアとの隙間を向く範囲内であれば、低周波アンテナ3の向きを他の向きに変更できる。
図13に低周波アンテナ3から所定距離離れた位置での放射電界強度の測定結果を示す。図13(b)は、図13(a)に示すように、低周波アンテナ3の第1コイル4から65cm離れたA−A’線で示す位置での測定結果である。図13(b)に示すように、測定位置によって放射電界強度の大きさが異なり、ピーク値からの電界強度の低下を−5dB以内とする範囲は約11cmである。この11cmの範囲内となるのは、計算の結果、図13(a)に示すA−A’線に垂直な方向とのなす角度θが10°以内のときである。
ここで、図1に示す低周波アンテナ3に対して、低周波アンテナ3の向きを変更すると、センターピラー12と後席ドア14との車室内側の隙間16に入射する電界強度が低下する。そこで、隙間16に入射する電界強度の低下を−5dB内として、目標通信可能エリアを達成するために、低周波アンテナ3と隙間までの距離が65cmの場合、第1コイル4のコイル開口面の放線方向4bと第2仮想直線32とのなす角度が車両前後方向に10°以内であれば、低周波アンテナ3の向きを任意に変更できる。
(第4実施形態)
図14に、本実施形態のスマートエントリーシステムの全体構成を示す。以下では、第1実施形態と異なる点を説明する。
本実施形態のスマートエントリーシステムは、第1アンテナ61と第2アンテナ62の2つの低周波アンテナを備えている。2つの低周波アンテナ61、62は、電気配線を介して、車載用送受信機2と電気的に接続されている。2つの低周波アンテナ61、62は、ともに、1軸アンテナであり、コイル開口面の放線方向が1方向であるコイル63、64を有している。これらのコイル63、64は、第1実施形態の低周波アンテナ3が有する第1コイル4に相当する。
第1アンテナ61は、車室内のうち第1仮想直線31(車両の車幅方向の中心部)よりも車両左側の位置に配置されており、第2アンテナ62は、車室内のうち第1仮想直線31よりも車両右側の位置に配置されている。
また、2つの低周波アンテナ61、62の車両前後方向における車両搭載位置および2つの低周波アンテナ61、62のコイル63、64の向きは、第1実施形態の低周波アンテナ3の第1コイル4の向きと同様である。
すなわち、第1アンテナ61は、車両左側のセンターピラー12と後席ドア14との間の車室内側に生じている車両左側の隙間16に対向する位置に配置されている。第1アンテナ61を形成するコイル63は、コイル開口面が車両左側の隙間16を向いており、本例では、コイル開口面の法線方向が第2仮想直線32に一致している。
第2アンテナ62は、車両右側のセンターピラー13と後席ドア15との間の車室内側に生じている車両右側の隙間17に対向する位置に配置されている。第2アンテナ62を形成するコイル64は、コイル開口面が車両右側の隙間17を向いており、本例では、コイル開口面の法線方向が第2仮想直線32に一致している。
本実施形態では、第1アンテナ61から電波を送信した場合、車両左側のセンターピラー12と後席ドア14との車外側の隙間16を中心として広がるように磁界が車外へ伝搬し、第2アンテナ62から電波を送信した場合、車両右側のセンターピラー13と後席ドア15との車外側の隙間17を中心として広がるように磁界が車外へ伝搬するので、車両左右両側のドア正面の車外通信エリアを確保できる。
また、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、車室内に低周波アンテナ61、62を配置しているので、車室内通信エリアを確保できる。
よって、本実施形態によれば、低周波アンテナをドア内部に配置しなくても、車室内通信エリアと車両左右両側のドア正面の車外通信エリアとを確保することができる。
そして、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、低周波アンテナ61、62をドア内部ではなく、ドア外部である車室内に配置するので、ドア内部にアンテナを配置する場合と比較して、アンテナ設置箇所の確保や、配線の取り回しを容易に行うことができる。
なお、本実施形態では、第1アンテナ61、第2アンテナ62をそれぞれ1軸アンテナとしたが、第1実施形態のような2軸アンテナとしても良く、少なくともコイル開口面がセンターピラーと後席ドアとの車室内側の隙間を向くコイルを有していれば良い。
(他の実施形態)
(1)上述の各実施形態では、センターピラーとドアとの車室内側の隙間として、センターピラー12、13と後席ドア14、15との車室内側の隙間16、17を挙げたが、各実施形態で説明した隙間を、図3に示すセンターピラー12、13と前席ドア18、19との車室内側の隙間20、21に変更しても、同様の効果が得られる。
(2)第1〜第3実施形態では、1つの低周波アンテナ3が第1コイル4と第2コイル5の2つのコイルを有していたが、1つの低周波アンテナ3が少なくとも第1コイル4と第2コイル5の2種類のコイルを有していれば、コイルの数をさらに増やしても良い。また、第1コイル4と第2コイル5の位置関係についても、図2に示す位置関係に限らず、他の位置関係としても良い。
(3)上述の各実施形態では、低周波アンテナの高さ方向での位置をフロアパネルから4cmとしたが、他の高さに変更しても良い。第1〜第3実施形態のように、低周波アンテナ3をセンタコンソール内に設置する場合であれば、0〜30cm内で変更可能である。
(4)上述の各実施形態では、車載用送受信機2が送信機、受信機および制御装置を一体化した構成であったが、送信機、受信機、制御装置を別体として構成しても良い。
(5)上述の各実施形態を実施可能な範囲で組み合わせても良い。
1 携帯用送受信機
2 車載用送受信機
3 低周波アンテナ
4 第1コイル
4a 第1コイルのコイル開口面
4b 第1コイルのコイル開口面の法線方向
5 第2コイル
5a 第2コイルのコイル開口面
5b 第2コイルのコイル開口面の法線方向
10 車両
12 車両左側のセンターピラー
13 車両右側のセンターピラー
14 車両左側の後席ドア
15 車両右側の後席ドア
31 第1仮想直線
32 第2仮想直線
61 第1アンテナ(低周波アンテナ)
62 第2アンテナ(低周波アンテナ)

Claims (3)

  1. ユーザに所持される携帯用送受信機(1)と、
    車両に搭載され、前記携帯用送受信機(1)との間で電波による無線通信を行う車載用送受信機(2)と、
    車両に搭載され、低周波の電波を送信するための低周波アンテナ(3)とを備え、
    前記車載用送受信機(2)が低周波の電波を前記低周波アンテナ(3)から送信するとともに、この低周波の電波を受信した前記携帯用送受信機(1)が高周波の電波を前記車載用送受信機(2)へ送信するスマートエントリーシステムにおいて、
    前記低周波アンテナ(3)は、
    車両の車幅方向の中心部であって、車両左右両側のセンターピラー(12、13)と前席ドア(18、19)との間の車室内側に生じている隙間または車両左右両側のセンターピラー(12、13)と後席ドア(14、15)との間の車室内側に生じている隙間に対向する位置に配置され、
    異なる方向に磁界を放射する第1コイル(4)と第2コイル(5)とを有し、前記第1コイル(4)のコイル開口面(4a)が前記隙間を向くとともに、前記第2コイル(5)のコイル開口面(5a)が車両前後方向を向くように構成された1つのアンテナであり、
    前記車載用送受信機(2)は、前記第1、第2コイル(4、5)からそれぞれ単独で電波が放射される時間を有するように、前記第1、第2コイル(4、5)からの電波送信タイミングを制御することを特徴とするスマートエントリーシステム。
  2. 前記低周波アンテナ(3)は、車幅方向の車両中心を通って車長方向に伸びる第1仮想直線(31)と、車両左右両側のセンターピラー(12、13)と前席ドア(18、19)との間の車室内側に生じている隙間同士または車両左右両側のセンターピラー(12、13)と後席ドア(14、15)との間の車室内側に生じている隙間同士を結んだ第2仮想直線(32)とが交差する位置に、配置されていることを特徴とする請求項1に記載のスマートエントリーシステム。
  3. ユーザに所持される携帯用送受信機(1)と、
    車両に搭載され、前記携帯用送受信機(1)との間で電波による無線通信を行う車載用送受信機(2)と、
    車両に搭載され、低周波の電波を送信するための低周波アンテナ(61、62)とを備え、
    前記車載用送受信機(2)が低周波の電波を前記低周波アンテナ(61、62)から送信するとともに、この低周波の電波を受信した前記携帯用送受信機(1)が高周波の電波を前記車載用送受信機(2)へ送信するスマートエントリーシステムにおいて、
    前記低周波アンテナとして、
    車両の車幅方向の中心部よりも車室内の車両左側の位置であって、車両左側のセンターピラー(12)と前席ドア(18)または後席ドア(14)との間の車室内側に生じている車両左側の隙間に対向する位置に配置され、少なくともコイル開口面が前記車両左側の隙間を向くコイルによって構成された第1アンテナ(61)と、
    車両の車幅方向の中心部よりも車室内の車両右側の位置であって、車両右側のセンターピラー(13)と前席ドア(19)または後席ドア(15)との間の車室内側に生じている車両右側の隙間に対向する位置に配置され、少なくともコイル開口面が前記車両右側の隙間を向くコイルによって構成された第2アンテナ(62)とを有することを特徴とするスマートエントリーシステム。
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