JP5530665B2 - コンテンツ出力装置、コンテンツ出力方法、コンテンツ出力プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

コンテンツ出力装置、コンテンツ出力方法、コンテンツ出力プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Description

この発明は、他装置と連動することを防止する機能を有するコンテンツ出力装置、コンテンツ出力システム、コンテンツ出力方法、コンテンツ出力プログラムおよび記録媒体に関する。ただし、この発明の利用は、上述したコンテンツ出力装置、コンテンツ出力システム、コンテンツ出力方法、コンテンツ出力プログラムおよび記録媒体には限られない。
従来、複数の音響ユニットと、音響ユニットに対して操作指示をおこなう前席側操作ユニットおよび後席側操作ユニットを備え、それぞれの操作ユニットに情報処理部を設けた音響システムが提案されている。このような音響システムにおいては、後席側操作ユニットが第1動作モードまたは第2動作モードを選択的に設定する操作キーを備えた操作部を有しているものもある(たとえば、下記特許文献1参照。)。この音響システムにおける後席側操作ユニットでは、第1動作モードが設定されたときは、後席側の情報処理部に出力されているオーディオ/映像情報にかかる音響ユニットの動作を制御し、第2動作モードが設定されたときは、前席側の操作部からの操作指示にかかる制御と連動して、前席側の情報処理部に出力されているオーディオ/映像情報にかかる音響ユニットを制御する。
また、前席に対して設置された前席側操作ユニットの備えるディスプレイに、前席側音響システムと後席側音響システムとが連動して、同一の入力ソースから出力される音楽信号および映像信号を制御することができる前後席連動モードに設定可能な前後席連動設定ボタンが、設けられている車両用音響システムが提案されている(たとえば、下記特許文献2参照。)。この車両用音響システムは、前席用操作ユニットのみに前後席連動設定ボタンが設けられているため、後席側では前後席連動モードに設定できず、後席側からの誤操作によるシステムの誤動作を防止する。
特開2002−133840号公報 特開2005−096601号公報
しかしながら、上述した特許文献1または2の技術では、後席側または前席側の操作ユニット(第1操作ユニット)から異なる席に対して設置された操作ユニット(第2操作ユニット)に第1操作ユニットと連動した制御をおこなう指示を送ることはできるが、第2操作ユニットにおいては、第2操作ユニットが備える操作部において操作の入力があっても、自動的に第1操作ユニットと連動した制御に切り替えられてしまうという問題がある。このため、第2操作ユニットを利用している利用者が、自身の所望するコンテンツを視聴していて、第1操作ユニットとの連動した制御をおこなわせたくない場合でも、強制的に第1操作ユニットによって制御されたコンテンツ切り替えられてしまい、煩わしいという問題がある。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかるコンテンツ出力装置は、利用者からの操作の入力を受け付ける操作手段と、出力部を制御して、前記操作手段によって受け付けられた入力に基づいて、第1コンテンツを出力する制御手段と、他装置によって送信された前記第1コンテンツとは異なる第2コンテンツの出力指示を受け付ける受付手段と、前記利用者から、前記他装置によって送信された前記出力指示に基づいて前記第2コンテンツを出力するか否かの選択を受け付ける選択手段と、を備え、前記制御手段は、前記受付手段によって前記出力指示を受け付けたときに、前記選択手段によって前記出力指示に基づいて前記第2コンテンツを出力しない選択を受け付けている場合、前記出力部を制御して、前記出力指示に関わらず、前記操作手段によって受け付けられた入力に基づいて、前記第1コンテンツを出力することを特徴とする。
また、請求項6の発明にかかるコンテンツ出力装置は、利用者からの操作の入力を受け付ける操作手段と、出力部を制御して、前記操作手段によって受け付けられた入力に基づいて、第1映像情報を出力させる制御手段と、他装置によって送信された前記第1映像情報とは異なる第2映像情報の出力指示を受け付ける受付手段と、前記利用者から、前記他装置によって送信された前記出力指示に基づいて前記第2映像情報を出力させるか否かの選択を受け付ける選択手段と、を備え、前記制御手段は、前記受付手段によって前記出力指示を受け付けたときに、前記選択手段によって前記出力指示に基づいて前記第2映像情報を出力させない選択を受け付けている場合、前記出力部を制御して、前記出力指示に関わらず、前記操作手段によって受け付けられた入力に基づいて、前記第1映像情報を出力させることを特徴とする。
また、請求項7の発明にかかるコンテンツ出力方法は、利用者からの操作の入力を受け付ける操作部と、出力部を制御して、当該操作部によって受け付けられた入力に基づいて、第1コンテンツを出力する制御部とを備えるコンテンツ出力装置におけるコンテンツ出力方法であって、他装置によって送信された前記第1コンテンツとは異なる第2コンテンツの出力指示を受け付ける受付工程と、前記利用者から、前記他装置によって送信された前記出力指示に基づいて前記第2コンテンツを出力するか否かの選択を受け付ける選択工程と、前記受付工程によって前記出力指示を受け付けたときに、前記選択工程によって前記出力指示に基づいて前記第2コンテンツを出力しない選択を受け付けている場合、前記出力部を制御して、前記出力指示に関わらず、前記操作部によって受け付けられた入力に基づいて、前記第1コンテンツを出力する制御工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項8の発明にかかるコンテンツ出力プログラムは、請求項7に記載のコンテンツ出力方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項9の発明にかかる記録媒体は、請求項8に記載のコンテンツ出力プログラムをコンピュータに読み取り可能な状態で記録したことを特徴とする。
本実施の形態にかかるコンテンツ出力装置の機能的構成を示すブロック図である。 コンテンツ出力装置のコンテンツ出力処理手順を示すフローチャートである。 本実施例にかかるコンテンツ出力システムの概要について示す説明図である。 本実施例にかかる各操作ユニットのハードウェア構成を示すブロック図である。 各操作ユニットの処理の内容を示すフローチャートである。 複数の操作ユニットを用いたコンテンツ出力システムについて示す説明図である。 複数の操作ユニットを用いたコンテンツ出力システムについて示す説明図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるコンテンツ出力装置、コンテンツ出力システム、コンテンツ出力方法、コンテンツ出力プログラムおよび記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(コンテンツ出力装置の機能的構成)
まず、この発明の実施の形態にかかるコンテンツ出力装置100の機能的構成について説明する。図1は、本実施の形態にかかるコンテンツ出力装置の機能的構成を示すブロック図である。
図1において、コンテンツ出力装置100は、出力部101と、操作部102と、受付部103と、特定部104と、判断部105と、選択部106と、制御部107と、送信部108と、を備えている。出力部101は、コンテンツを出力する表示画面やスピーカを備えている。
ここで、コンテンツは、具体的には、たとえばDVD(Digital Versatile Disc)、CD(Compact Disc)、HD(ハードディスク)、テレビ放送、ラジオ放送、ポータブルオーディオ機器などのソースに含まれている個々のデータである。各コンテンツは、コンテンツ出力装置100に保持されていてもよいし、外部に保持され、ネットワークを介してコンテンツ出力装置100から出力される構成でもよい。コンテンツには、たとえば音楽やラジオ番組などの音声情報のみのものと、映画やテレビ番組などの音声情報および映像情報が関連付けられたものがある。また、コンテンツは、地図情報などの映像情報のみのものでもよい。
操作部102は、利用者からの操作の入力を受け付ける。操作部102は、具体的には、利用者からコンテンツを出力するための操作の入力を受け付ける。コンテンツを出力するための操作の入力は、具体的には、たとえばソースおよびコンテンツの選択、コンテンツの再生処理などの入力である。
受付部103は、他装置によって送信されたコンテンツの出力指示を受け付ける。すなわち、受付部103は、他装置から連動モードの命令を受け付ける。ここで、連動モードとは、操作部102による操作に関わらず、他装置に出力されているコンテンツと同一のコンテンツを自装置の出力部101に出力する機能である。他装置とは、他のコンテンツ出力装置100(たとえば、第1コンテンツ出力装置)でもよいし、コンテンツ出力装置100以外の装置でもよい。
特定部104は、受付部103によって受け付けられた出力指示を送信した他装置を複数の他装置の中から特定する。特定部104は、具体的には、たとえば車両内に複数のコンテンツ出力装置100が設置されている場合、前席に設置された他のコンテンツ出力装置100か、後席に設置された他のコンテンツ出力装置100かを特定する。
判断部105は、受付部103によって受け付けられた出力指示を送信した他装置に関連付けられた属性を判断する。すなわち、判断部105は、複数の他装置がグループ分けされている場合、それぞれの他装置に対して、いずれのグループに属するかを判断する。判断部105は、具体的には、たとえば出力指示を送信した他装置が、自装置の設置された車両と同一の車両内に設置された他のコンテンツ出力装置100か否かを判断する。
選択部106は、利用者から、他装置によって送信された出力指示に基づいてコンテンツを出力するか否かの選択を受け付ける。選択部106は、具体的には、たとえば他装置の命令により連動モードへ切り替えるか、連動モードへの切り替えを防止するかのいずれかの選択を受け付ける。
選択部106は、特定部104によって出力指示を送信した他装置が特定された場合、所定の他装置によって送信された出力指示に基づいてコンテンツを出力するか否かの選択を受け付けてもよい。すなわち、選択部106は、たとえば利用者から、複数の他装置のそれぞれに対して、連動モードへの切り替えを受け付けるか、連動モードへの切り替えを防止するかのいずれかの選択を受け付けてもよい。
また、選択部106は、判断部105によって出力指示を送信した他装置に関連付けられた属性が判断された場合、所定の属性が関連付けられた他装置によって送信された出力指示に基づいてコンテンツを出力するか否かの選択を受け付けてもよい。すなわち、選択部106は、たとえばグループが複数ある場合、それぞれのグループに対して、連動モードへの切り替えを受け付けるか、連動モードへの切り替えを防止するかのいずれかの選択を受け付けてもよい。
制御部107は、出力部101を制御して、操作部102によって受け付けられた入力に基づいて、コンテンツを出力する。制御部107は、受付部103によって出力指示を受け付けたときに、選択部106によって出力指示に基づいてコンテンツを出力しない選択を受け付けている場合、出力部101を制御して、出力指示に関わらず、操作部102によって受け付けられた入力に基づいて、コンテンツを出力する。制御部107は、具体的には、たとえば受付部103によって連動モードの命令を受け付けても、選択部106によって連動モードへの切り替えを防止する選択が受け付けられている場合、連動モードに切り替えず、操作部102によって受け付けた操作の入力に基づいてコンテンツを出力する。
制御部107は、受付部103によって出力指示を受け付けたときに、選択部106によって出力指示に基づいてコンテンツを出力する選択を受け付けている場合、出力部101を制御して、操作部102によって受け付けられた入力に関わらず、出力指示に基づいて、コンテンツを出力する。制御部107は、具体的には、たとえば受付部103によって連動モードの命令を受け付けたときに、選択部106によって連動モードへの切り替えを防止する選択が受け付けられていない場合、連動モードに切り替える。
制御部107は、受付部103によって出力指示を受け付けたときに、特定部104によって出力指示を送信した他装置が所定の他装置であると特定され、かつ選択部106によって出力指示に基づいてコンテンツを出力しない選択を受け付けている場合、出力部101を制御して、出力指示に関わらず、操作部102によって受け付けられた入力に基づいて、コンテンツを出力する。すなわち、制御部107は、たとえば所定の他装置から連動モードの命令を受け付けた場合、連動モードへの切り替えを防止する。
制御部107は、受付部103によって出力指示を受け付けたときに、判断部105によって出力指示を送信した他装置に所定の属性が関連付けられていると判断され、かつ選択部106によって出力指示に基づいてコンテンツを出力しない選択を受け付けている場合、出力部101を制御して、出力指示に関わらず、操作部102によって受け付けられた入力に基づいて、コンテンツを出力する。すなわち、制御部107は、たとえば所定のグループに属する他装置から連動モードの命令を受け付けた場合、連動モードへの切り替えを防止する。
制御部107は、他装置によって送信された出力指示に基づいて、コンテンツを出力している最中には、選択部106によって出力指示に基づいてコンテンツを出力しない選択を受け付けても、出力指示に基づいたコンテンツの出力を継続する。すなわち、制御部107は、たとえば他装置からの連動モードの命令により、連動モードを継続している間は、連動モードの解除をおこなわない。
送信部108は、出力部101に出力しているコンテンツの出力指示を、他のコンテンツ出力装置100(たとえば、第2コンテンツ出力装置)に送信する。すなわち、送信部108は、たとえば連動モードの命令を他装置へ送信する。また、送信部108は、たとえば同一の車両内に複数のコンテンツ出力装置100が設置されている場合、同一車両内に設置された複数のコンテンツ出力装置100のうちの一のコンテンツ出力装置100のみに備えられていてもよい。したがって、たとえばコンテンツ出力装置100(第1コンテンツ出力装置)が送信部108によってコンテンツの出力指示を送信し、他のコンテンツ出力装置100(第2コンテンツ出力装置)が受付部103によってこのコンテンツの出力指示を受け付けることでコンテンツ出力システムが実施される。
(コンテンツ出力装置のコンテンツ出力処理手順)
つぎに、コンテンツ出力装置100のコンテンツ出力処理手順について説明する。図2は、コンテンツ出力装置のコンテンツ出力処理手順を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、まず、受付部103によって、他装置によって送信されたコンテンツの出力指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS201)。
ステップS201において他装置によって送信されたコンテンツの出力指示を受け付けた場合(ステップS201:Yes)、選択部106によって、利用者から、他装置によって送信された出力指示に基づいてコンテンツを出力しない選択を受け付けたか否かを判断する(ステップS202)。
ステップS202において利用者から、他装置によって送信された出力指示に基づいてコンテンツを出力しない選択を受け付けている場合(ステップS202:Yes)、またはステップS201において他装置によって送信されたコンテンツの出力指示を受け付けていない場合(ステップS201:No)、操作部102によって利用者からの操作の入力を受け付けているか否かを判断する(ステップS203)。
ステップS203において利用者からの操作の入力を受け付けている場合(ステップS203:Yes)、制御部107によって出力部101を制御して、ステップS201において他装置によって送信されたコンテンツの出力指示を受け付けたか否かに関わらず、ステップS203において受け付けられた入力に基づいて、コンテンツを出力して(ステップS204)、一連の処理を終了する。
一方、ステップS202において利用者から、他装置によって送信された出力指示に基づいてコンテンツを出力する選択を受け付けている場合(ステップS202:No)、制御部107によって出力部を制御して、操作部102によって利用者からの操作を受け付けているか否かに関わらず、ステップS201において受け付けた出力指示に基づいて、コンテンツを出力して(ステップS205)、一連の処理を終了する。また、ステップS203において利用者からの操作の入力を受け付けていない場合(ステップS203:No)、コンテンツを出力せず、そのまま一連の処理を終了する。
なお、図2のフローチャートにおいては、ステップS202において、特定部104によって出力指示を送信した他装置が所定の他装置であると特定され、かつ選択部106によって出力指示に基づいてコンテンツを出力しない選択を受け付けているか否かを判断してもよい。また、ステップS202において、判断部105によって出力指示を送信した他装置に所定の属性が関連付けられていると判断され、かつ選択部106によって出力指示に基づいてコンテンツを出力しない選択を受け付けているか否かを判断してもよい。
また、図2のフローチャートにおいては、ステップS202:Yesにおいて、出力指示に基づいてコンテンツを出力しない選択を受け付けた場合でも、他装置によって送信された出力指示に基づいて、コンテンツを出力している最中には、出力指示に基づいたコンテンツの出力を継続するようにしてもよい。
上述したように、本実施の形態のコンテンツ出力装置100によれば、受付部103によって出力指示を受け付けたときに、選択部106によって出力指示に基づいてコンテンツを出力しない選択を受け付けている場合、制御部107によって出力部101を制御して、出力指示に関わらず、操作部102によって受け付けられた入力に基づいて、コンテンツを出力する。したがって、連動を防止する設定をしておけば、他の装置から連動モードの命令を受け付けても、連動モードに切り替えず、自装置における操作によってコンテンツを出力することができる。これによって、利用者は、自装置において所望のコンテンツを視聴しており、他装置と連動させたくない場合、他装置によって連動の指示がなされても、所望のコンテンツの視聴を継続することができる。
また、本実施の形態のコンテンツ出力装置100によれば、受付部103によって出力指示を受け付けたときに、選択部106によって出力指示に基づいてコンテンツを出力する選択を受け付けている場合、制御部107によって出力部101を制御して、操作部102によって受け付けられた入力に関わらず、出力指示に基づいて、コンテンツを出力する。したがって、連動を防止する設定をしていない場合は、他装置から連動モードの命令を受け付けたときに、連動モードに切り替えることができる。これによって、利用者は、他装置と連動したコンテンツを楽しむことができる。
また、本実施の形態のコンテンツ出力装置100によれば、受付部103によって出力指示を受け付けたときに、特定部104によって出力指示を送信した他装置が所定の他装置であると特定され、かつ選択部106によって出力指示に基づいてコンテンツを出力しない選択を受け付けている場合、出力部101を制御して、出力指示に関わらず、操作部102によって受け付けられた入力に基づいて、コンテンツを出力することができる。したがって、たとえば車両内に設置された複数のコンテンツ出力装置のうち前席に対して設置されたコンテンツ出力装置からのみ連動モードの命令を受け付けることができる。これによって、利用者は、たとえば後席に座っている子供などが間違って連動モードの設定をおこなうことを防ぎ、自装置の誤動作を防止することができる。
また、本実施の形態のコンテンツ出力装置100によれば、受付部103によって出力指示を受け付けたときに、判断部105によって出力指示を送信した他装置に所定の属性が関連付けられていると判断され、かつ選択部106によって出力指示に基づいてコンテンツを出力しない選択を受け付けている場合、制御部107によって出力部101を制御して、出力指示に関わらず、操作部102によって受け付けられた入力に基づいて、コンテンツを出力することができる。したがって、たとえば同一の車両内に設置された他装置からのみ連動モードの命令を受け付けることができる。これによって、利用者は、たとえば他の車両に設置された他装置からの連動モードの命令を誤って受け付けた場合に、連動モードに切り替えることを防ぎ、自装置の誤動作を防止することができる。
また、本実施の形態のコンテンツ出力装置100によれば、他装置によって送信された出力指示に基づいて、コンテンツを出力している最中には、選択部106によって出力指示に基づいてコンテンツを出力しない選択を受け付けても、制御部107によってこの出力指示に基づいたコンテンツの出力を継続することができる。これによって、利用者は、連動モードに切り替えた後に、誤って連動モードを中止することを防ぎ、最後までコンテンツを楽しむことができる。
以下に、本発明の実施例について説明する。本実施例では、たとえば、車両(四輪車、二輪車を含む)などの移動体に搭載されるナビゲーション装置の備える複数の操作ユニットによって、本発明のコンテンツ出力装置を実施した場合の一例について説明する。
(コンテンツ出力システムの概要)
まず、本実施例にかかるコンテンツ出力システムの概要について説明する。図3は、本実施例にかかるコンテンツ出力システムの概要について示す説明図である。図3に示すように、コンテンツ出力システム300は、ナビゲーション装置の備える、複数の操作ユニット(たとえば第1操作ユニット310〜第5操作ユニット350)によって構成されている。具体的には、たとえば第1操作ユニット(メイン操作ユニット)310は、運転席301および助手席302などの前席に対して設置されている。第2操作ユニット320は第1後部座席303に対して、第3操作ユニット330は第2後部座席304に対して、第4操作ユニット340は第3後部座席305に対して、第5操作ユニット350は第4後部座席306に対して設置されている。
各操作ユニット(第1操作ユニット310〜第5操作ユニット350)は、それぞれ後述するディスプレイ413、スピーカ410および入力デバイス411と、連動選択スイッチ311および連動防止スイッチ312を備えている。また、各操作ユニットは、互いに有線または無線により接続されている。さらに、各操作ユニットは、それぞれに備える入力デバイス411からの入力に応じて、それぞれに備えるディスプレイ413やスピーカ410に異なるコンテンツを出力する。
連動選択スイッチ311は、他の操作ユニットから連動モードの命令を受信するとONに設定される。連動モードの命令とは、自装置において出力されているコンテンツと同一のコンテンツを他の操作ユニットに出力させる命令である。連動モードの命令は、たとえばメイン操作ユニット310からのみ出力可能でもよい。
連動防止スイッチ312は、他の操作ユニットから連動モードの命令を受け付けたときに、連動モードに切り替えることを防止する指示を利用者から受け付けるとONに設定される。連動防止スイッチ312がONに設定されている場合、連動モードの命令を受け付けても連動モードに切り替えず、連動選択スイッチ311をOFFに設定させることができる。
(各操作ユニットのハードウェア構成)
つぎに、本実施例にかかる各操作ユニット(第1操作ユニット310〜第5操作ユニット350)のハードウェア構成について説明する。図4は、本実施例にかかる各操作ユニットのハードウェア構成を示すブロック図である。図4において、各操作ユニットは、CPU401と、ROM402と、RAM403と、磁気ディスクドライブ404と、磁気ディスク405と、光ディスクドライブ406と、光ディスク407と、放送受信機408と、音声I/F(インターフェース)409と、スピーカ410と、入力デバイス411と、映像I/F412と、ディスプレイ413と、通信I/F414と、を備えている。各構成部401〜414は、バス420によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU401は、各操作ユニットの全体の制御を司る。ROM402は、ブートプログラム、データ更新プログラム、連動モード命令送信プログラム、連動モード切替プログラム、連動防止プログラムなどのプログラムを記録している。また、RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用される。すなわち、CPU401は、RAM403をワークエリアとして使用しながら、ROM402に記録された各種プログラムを実行することによって、各操作ユニットの全体の制御を司る。
連動モード命令送信プログラムは、たとえば利用者からの指示に応じて、連動モードの設定をONにしたい他の操作ユニットに、連動モードの命令を送信させる。
連動モード切替プログラムは、他の操作ユニットから連動モードの命令を受け付けた場合に、自装置の連動選択スイッチ311をONに設定させる。そして、受け付けた連動モードの命令に基づいて、ディスプレイ413やスピーカ410からコンテンツを出力させる。
連動防止プログラムは、利用者からの操作の入力によって連動防止スイッチ312がONに設定されているときに、他の操作ユニットから連動モードの命令を受け付けた場合、自装置の連動選択スイッチ311をONに設定せず、OFFの設定のままにさせる。すなわち、連動防止プログラムは、他の操作ユニットから連動モードの命令を受け付けても、連動防止スイッチ312がONに設定されている場合、連動モード切替プログラムを実行させない。そして、入力デバイス411からの操作の入力を受け付けている場合は、この入力に基づいて、コンテンツを出力させる。
磁気ディスクドライブ404は、CPU401の制御にしたがって磁気ディスク405に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク405は、磁気ディスクドライブ404の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク405としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
また、光ディスクドライブ406は、CPU401の制御にしたがって光ディスク407に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク407は、光ディスクドライブ406の制御にしたがってデータが読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク407は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。着脱可能な記録媒体として、光ディスク407のほか、MO、メモリカードなどであってもよい。
磁気ディスク405および光ディスク407に記録される情報の一例としては、コンテンツが挙げられる。ここで、コンテンツは、具体的には、たとえばポータブルオーディオ機器やHDなどの磁気ディスク405に記録された音声情報や映像情報、DVD(Digital Versatile Disc)、CD(Compact Disc)などの光ディスク407に記録された音声情報や映像情報である。また、放送受信機408によって受信したテレビ番組やラジオ番組が記録されていてもよい。コンテンツには、たとえば音楽やラジオ番組などの音声情報のみのものと、映画やテレビ番組などの音声情報および映像情報が関連付けられたものがある。また、コンテンツは、地図データなどの映像情報のみのものでもよい。
地図データは、建物、河川、地表面などの地物(フィーチャ)をあらわす背景データと、道路の形状をあらわす道路形状データとを含んでおり、地区ごとに分けられた複数のデータファイルによって構成されている。
道路形状データは、さらに交通条件データを有する。交通条件データには、たとえば、各ノードについて、信号や横断歩道などの有無、高速道路の出入り口やジャンクションの有無、各リンクについての長さ(距離)、道幅、進行方向、道路種別(高速道路、有料道路、一般道路など)などの情報が含まれている。
また、地図データとともに機能データが記録されていてもよく、機能データは、地図上の施設の形状をあらわす3次元データ、当該施設の説明をあらわす文字データ、その他地図データ以外の各種のデータである。地図データや機能データは、地区ごとあるいは機能ごとにブロック分けされた状態で記録されている。具体的には、たとえば、地図データは、各々が、表示画面に表示された地図において所定の地区をあらわすように、地区ごとにブロック分けすることができる状態で記録されている。また、たとえば、機能データは、各々が、1つの機能を実現するように、機能ごとに複数にブロック分けすることができる状態で記録されている。
また、機能データは、上述した3次元データや文字データに加えて、経路探索、所要時間の算出、経路誘導などを実現するプログラムデータなどの機能を実現するためのデータである。地図データおよび機能データは、それぞれ、地区ごとあるいは機能ごとに分けられた複数のデータファイルによって構成されている。
なお、各操作ユニットは、図示を省略するが、フラッシュメモリを備えていてもよい。フラッシュメモリは、書き換え自在な不揮発性半導体メモリであり、CPU401の制御にしたがってデータの読み取り/書き込みをおこなう。フラッシュメモリには、たとえば、NAND型フラッシュメモリやNOR型フラッシュメモリなどを用いることができる。フラッシュメモリに記録される情報の一例としては、上述した映像情報や音声情報、文字情報または地図情報や機能データなどが挙げられる。また、フラッシュメモリは、ROM402としての機能を有していてもよい。すなわち、フラッシュメモリは、上述の各プログラムを記録していてもよい。
放送受信機408は、テレビ放送波やラジオ放送波を受信する。放送受信機408は、放送局からテレビ放送波やラジオ放送波を受信するアンテナ部、選局された番組のテレビ放送波またはラジオ放送波をアンテナ部から受信し、デジタル信号に変換するチューナー部、チューナー部により変換されたデジタル信号を映像情報や音声情報に分離するデコード部などを備えている。
磁気ディスクドライブ404、磁気ディスク405、光ディスクドライブ406、光ディスク407、放送受信機408は、各操作ユニットにそれぞれ備えられていてもよいし、同一のナビゲーション装置が備える全ての操作ユニットに共通して備えられていてもよい。また、操作ユニットの外部に備えられていてもよく、この場合、ネットワークを介して接続されていてもよい。
音声I/F409は、音声出力用のスピーカ410に接続される。スピーカ410からは、所定の音声信号を音声I/F409内でD/A変換した音声が出力される。
入力デバイス411は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、タッチパネルなどが挙げられる。入力デバイス411は、リモコン、キーボード、タッチパネルのうちいずれか1つの形態によって実現されてもよいが、複数の形態によって実現することも可能である。各操作ユニットは、入力デバイス411からの操作の入力に基づいて、磁気ディスク405または光ディスク407に記録されているコンテンツや放送受信機408によって受信したコンテンツを、ディスプレイ413やスピーカ410に出力させる。
映像I/F412は、ディスプレイ413に接続される。映像I/F412は、具体的には、たとえば、ディスプレイ413全体を制御するグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいてディスプレイ413を制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ413には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。ディスプレイ413には、上述した映像情報が表示される。また、地図データが、2次元または3次元に描画されてもよい。ディスプレイ413に表示された地図データには、各操作ユニットを備えるナビゲーション装置を搭載した車両の現在位置をあらわすマークなどを重ねて表示することができる。車両の現在位置は、CPU401によって算出される。
ディスプレイ413としては、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを用いることができる。ディスプレイ413は、たとえば、図3に示すように、車両のダッシュボード付近や車両の後部座席周辺など、各座席に座った利用者が視聴可能な位置に設置される。
通信I/F414は、無線を介してネットワークに接続され、各操作ユニットと各CPU401とのインターフェースとして機能する。通信I/F414は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU401とのインターフェースとしても機能する。通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。具体的には、通信I/F414は、たとえば、FMチューナーなどによって構成される。また、通信I/F414は、各操作ユニット間における連動モードの命令の送受信をおこなう。
図1に示したコンテンツ出力装置100が備える出力部101、操作部102、受付部103、特定部104、判断部105、選択部106、制御部107、送信部108は、図4に示した各操作ユニットにおけるROM402、RAM403、磁気ディスク405、光ディスク407などに記録されたプログラムやデータを用いて、CPU401が所定のプログラムを実行し、各操作ユニットにおける各部を制御することによってその機能を実現する。
すなわち、実施例の各操作ユニットは、各操作ユニットにおける記録媒体としてのROM402に記録されているコンテンツ出力プログラムを実行することにより、図1に示したコンテンツ出力装置100が備える機能を、図2に示したコンテンツ出力処理手順で実行することができる。
(各操作ユニットの処理の内容)
つぎに、各操作ユニットの処理の内容について説明する。図5は、各操作ユニットの処理の内容を示すフローチャートである。図5のフローチャートにおいて、まず、他の操作ユニットから連動モードの命令を受け付けたか否かを判断する(ステップS501)。ステップS501において連動モードの命令を受け付けた場合(ステップS501:Yes)、連動モードの命令を送信した装置が所定のグループに属しているか否かを判断する(ステップS502)。ステップS502においては、具体的には、たとえば同一のナビゲーション装置に備えられた操作ユニットか否かを判断する。
ステップS502において連動モードの命令を送信した装置が所定のグループに属していると判断された場合(ステップS502:Yes)、連動モードの命令を送信した装置が所定の装置か否かを判断する(ステップS503)。ステップS503においては、具体的には、たとえば連動モードの命令を送信した装置がメイン操作ユニット310か否かを判断する。
ステップS503において連動モードの命令を送信した装置が所定の装置であると判断された場合(ステップS503:Yes)、連動防止スイッチ312がONに設定されているか否かを判断する(ステップS504)。ステップS504において連動防止スイッチ312がOFFに設定されている場合(ステップS504:No)、連動選択スイッチ311をONに設定する(ステップS505)。そして、入力デバイス411による操作の入力に関わらず、ディスプレイ413やスピーカ410に、ステップS501において受け付けられた連動モードの命令に基づいて、コンテンツを出力して(ステップS506)、一連の処理を終了する。
一方、ステップS501において連動モードの命令を受け付けていない場合(ステップS501:No)、ステップS502において連動モードの命令を送信した装置が所定のグループに属してない場合(ステップS502:No)、ステップS503において連動モードの命令を送信した装置が所定の装置ではない場合(ステップS503:No)、連動防止スイッチ312がONに設定されている場合(ステップS504:Yes)、連動選択スイッチをOFFに設定する(ステップS507)。
そして、入力デバイス411によって、コンテンツの出力処理に関する操作の入力を受け付けているか否かを判断する(ステップS508)。ステップS508において、操作の入力を受け付けていると判断された場合(ステップS508:Yes)、ステップS508において受け付けていると判断された操作の入力に基づいて、コンテンツを出力して(ステップS509)、一連の処理を終了する。また、ステップS508において操作の入力を受け付けていると判断されない場合(ステップS508:No)、そのまま一連の処理を終了する。
なお、図5のフローチャートにおいては、ステップS504において、連動選択スイッチ311がONに設定され、連動モードに切り替えた後に、連動防止スイッチ312がONに設定されても、連動モードを継続するようにしてもよい。
(複数の操作ユニットを用いたコンテンツ出力システム)
つぎに、複数の操作ユニットを用いたコンテンツ出力システムについて説明する。図6および図7は、複数の操作ユニットを用いたコンテンツ出力システムについて示す説明図である。まず、図6に示すように、メイン操作ユニット310の備えるディスプレイ413aやスピーカ410aには、入力デバイス411aの操作の入力に基づいて、コンテンツが出力されている。また、第2操作ユニット320〜第5操作ユニット350の備える各ディスプレイ413b〜413eやスピーカ410b〜410eには、それぞれの入力デバイス411b〜411eの操作の入力に基づいて、それぞれメイン操作ユニット310とは異なるコンテンツが出力されている。
さらに、図6においては、メイン操作ユニット310および第2操作ユニット320〜第5操作ユニット350のいずれにも連動モードが設定されていないため、各操作ユニットの連動選択スイッチ311a〜311eは、全てOFFに設定されている。そして、第2操作ユニット320の連動防止スイッチ312bおよび第4操作ユニット340の連動防止スイッチ312dはOFFに設定され、第3操作ユニット330の連動防止スイッチ312cおよび第5操作ユニット350の連動防止スイッチ312eはONに設定されていることとする。
つぎに、図7に示すように、メイン操作ユニット310から、第2操作ユニット320および第3操作ユニット330に連動モードの命令701を送信する。このようにすることで、メイン操作ユニット310の連動選択スイッチ311aがONに設定される。
また、第2操作ユニット320においては、メイン操作ユニット310から連動モードの命令701を受け付けると、連動防止スイッチ312bがOFFに設定されているため、連動モードに切り替えられ、連動選択スイッチ311bがONに設定される。したがって、第2操作ユニット320においては、メイン操作ユニット310で出力されているコンテンツと同一のコンテンツが出力される。
一方、第3操作ユニット330においては、メイン操作ユニット310から連動モードの命令701を受け付けると、連動防止スイッチ312cがONに設定されているため、連動モードへの切り替えが防止され、連動選択スイッチ311cがOFFに設定される。
したがって、第3操作ユニット330においては、連動モードに切り替えず、入力デバイス411cの操作の入力に基づいて、メイン操作ユニット310とは異なるコンテンツが出力される。
第4操作ユニット340および第5操作ユニット350においては、メイン操作ユニット310から連動モードの命令701を受け付けていないため、連動防止スイッチ312d、312eの設定に関わらず、連動選択スイッチ311d、311eがOFFの設定のままとなり、入力デバイス411d、411eの操作の入力に基づいて、メイン操作ユニット310とは異なるコンテンツが出力される。
なお、図6および図7においては、メイン操作ユニット310から連動モードの命令を送信したが、これに限るものではない。第2操作ユニット320〜第5操作ユニット350のいずれの装置から連動モードの命令を送信してもよい。したがって、メイン操作ユニット310が他の操作ユニットから連動モードの命令を受け付け、連動防止スイッチ312aがOFFに設定されている場合、メイン操作ユニット310を連動モードに切り替えるようにしてもよい。すなわち、メイン操作ユニット310に、他の操作ユニットで出力されているコンテンツと同一のコンテンツを出力させるようにしてもよい。
上述したように、本実施例の各操作ユニットによれば、他装置から連動モードの命令701を受け付けても、連動防止スイッチ312がONに設定されていれば、連動モードに切り替えないことができる。これによって、利用者は、自身の所望しているコンテンツの出力を途中で中止したくない場合などは、自身の所望するコンテンツの出力を継続することができる。また、本実施例の各操作ユニットによれば、特定の装置または特定のグループに属している装置からの連動モードの命令701のみ受け付ける、または防止することができる。したがって、たとえば子供が座っている席に対して設置された操作ユニットからの連動モードの命令のみを防止することができる。これによって、利用者は、連動モードの誤操作を防止し、コンテンツの出力の誤動作を防ぐことができる。
以上説明したように、本発明のコンテンツ出力装置、コンテンツ出力システム、コンテンツ出力方法、コンテンツ出力プログラムおよび記録媒体によれば、各コンテンツ出力装置ごとに、他装置からの連動モードの命令を防止することができる。
なお、本実施の形態で説明したコンテンツ出力方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータ、ワークステーション、携帯端末装置(携帯電話)などのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
100 コンテンツ出力装置
101 出力部
102 操作部
103 受付部
104 特定部
105 判断部
106 選択部
107 制御部
108 送信部

Claims (9)

  1. 利用者からの操作の入力を受け付ける操作手段と、
    出力部を制御して、前記操作手段によって受け付けられた入力に基づいて、第1コンテンツを出力する制御手段と、
    他装置によって送信された前記第1コンテンツとは異なる第2コンテンツの出力指示を受け付ける受付手段と、
    前記利用者から、前記他装置によって送信された前記出力指示に基づいて前記第2コンテンツを出力するか否かの選択を受け付ける選択手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記受付手段によって前記出力指示を受け付けたときに、前記選択手段によって前記出力指示に基づいて前記第2コンテンツを出力しない選択を受け付けている場合、前記出力部を制御して、前記出力指示に関わらず、前記操作手段によって受け付けられた入力に基づいて、前記第1コンテンツを出力することを特徴とするコンテンツ出力装置。
  2. 前記制御手段は、前記受付手段によって前記出力指示を受け付けたときに、前記選択手段によって前記出力指示に基づいて前記第2コンテンツを出力する選択を受け付けている場合、前記出力部を制御して、前記操作手段によって受け付けられた入力に関わらず、前記出力指示に基づいて、前記第2コンテンツを出力することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ出力装置。
  3. 前記受付手段によって受け付けられた前記出力指示を送信した前記他装置を複数の前記他装置の中から特定する特定手段をさらに備え、
    前記選択手段は、所定の前記他装置によって送信された前記出力指示に基づいて前記第2コンテンツを出力するか否かの選択を受け付け、
    前記制御手段は、前記受付手段によって前記出力指示を受け付けたときに、前記特定手段によって前記出力指示を送信した前記他装置が所定の前記他装置であると特定され、かつ前記選択手段によって前記出力指示に基づいて前記第2コンテンツを出力しない選択を受け付けている場合、前記出力部を制御して、前記出力指示に関わらず、前記操作手段によって受け付けられた入力に基づいて、前記第1コンテンツを出力することを特徴とする請求項1または2に記載のコンテンツ出力装置。
  4. 前記受付手段によって受け付けられた前記出力指示を送信した前記他装置に関連付けられた属性を判断する判断手段をさらに備え、
    前記選択手段は、所定の属性が関連付けられた前記他装置によって送信された前記出力指示に基づいて前記第2コンテンツを出力するか否かの選択を受け付け、
    前記制御手段は、前記受付手段によって前記出力指示を受け付けたときに、前記判断手段によって前記出力指示を送信した前記他装置に所定の属性が関連付けられていると判断され、かつ前記選択手段によって前記出力指示に基づいて前記第2コンテンツを出力しない選択を受け付けている場合、前記出力部を制御して、前記出力指示に関わらず、前記操作手段によって受け付けられた入力に基づいて、前記第1コンテンツを出力することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のコンテンツ出力装置。
  5. 前記制御手段は、前記他装置によって送信された前記出力指示に基づいて、前記第2コンテンツを出力している最中には、前記選択手段によって前記出力指示に基づいて前記第2コンテンツを出力しない選択を受け付けても、当該出力指示に基づいた前記第2コンテンツの出力を継続することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のコンテンツ出力装置。
  6. 利用者からの操作の入力を受け付ける操作手段と
    出力部を制御して、前記操作手段によって受け付けられた入力に基づいて、第1映像情報を出力させる制御手段と
    他装置によって送信された前記第1映像情報とは異なる第2映像情報の出力指示を受け付ける受付手段と、
    前記利用者から、前記他装置によって送信された前記出力指示に基づいて前記第2映像情報を出力させるか否かの選択を受け付ける選択手段と、
    を備え、
    記制御手段は、前記受付手段によって前記出力指示を受け付けたときに、前記選択手段によって前記出力指示に基づいて前記第2映像情報を出力させない選択を受け付けている場合、前記出力部を制御して、記出力指示に関わらず、記操作手段によって受け付けられた入力に基づいて、前記第1映像情報を出力させることを特徴とするコンテンツ出力装置
  7. 利用者からの操作の入力を受け付ける操作部と、出力部を制御して、当該操作部によって受け付けられた入力に基づいて、第1コンテンツを出力する制御部とを備えるコンテンツ出力装置におけるコンテンツ出力方法であって、
    他装置によって送信された前記第1コンテンツとは異なる第2コンテンツの出力指示を受け付ける受付工程と、
    前記利用者から、前記他装置によって送信された前記出力指示に基づいて前記第2コンテンツを出力するか否かの選択を受け付ける選択工程と、
    前記受付工程によって前記出力指示を受け付けたときに、前記選択工程によって前記出力指示に基づいて前記第2コンテンツを出力しない選択を受け付けている場合、前記出力部を制御して、前記出力指示に関わらず、前記操作部によって受け付けられた入力に基づいて、前記第1コンテンツを出力する制御工程と、
    を含むことを特徴とするコンテンツ出力方法。
  8. 請求項7に記載のコンテンツ出力方法をコンピュータに実行させることを特徴とするコンテンツ出力プログラム。
  9. 請求項8に記載のコンテンツ出力プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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