JP5528211B2 - ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ズームレンズ及びそれを有する撮像装置に関し、例えばデジタルカメラ、ビデオカメラ、銀塩フィルム用カメラ、TVカメラ等の撮影系に好適なものである。
従来より、負の屈折力のレンズ群が先行する(最も物体側に位置する)所謂ネガティブリード型のズームレンズが知られている。ネガティブリード型のズームレンズは、広画角化が比較的容易であり、バックフォーカスを長くすることが容易である。このため、多くの撮像装置において広画角用の撮影レンズとして用いられている。ネガティブリード型のズームレンズとして、物体側から像側へ順に負、正、負、正、正の第1〜第5レンズ群の5つのレンズ群を有し、第2〜第4レンズ群を移動させてズーミングを行う広画角の5群ズームレンズが知られている(特許文献1)。また物体側から像側へ順に負、正、正、負、正の5つのレンズ群を有し、第2〜第4レンズ群を移動させてズーミングを行う広画角のズームレンズが知られている(特許文献2)。
特開昭61−3113号公報 特開2010−054668号公報
一般に、負の屈折力のレンズ群が先行するネガティブリード型のズームレンズは、広画角化が比較的容易であり、又長いバックフォーカスが容易に得られるという特徴がある。しかしながらネガティブリード型のズームレンズは開口絞りに対し、レンズ構成が非対称となる。このためズーミングの際の諸収差、特に、像面湾曲、歪曲収差、倍率色収差の変動を良好に補正するのが困難で、全ズーム範囲にわたり高い光学性能を得るのが難しい。また広画角化及び高ズーム比化に伴って前玉有効径(第1レンズ群の有効径)が増大し、全系の小型化を図るのが難しい。
ネガティブリード型のズームレンズにおいて、広画角化及び全系の小型化を図りつつ、全ズーム範囲にわたり高い光学性能を得るにはズーム構成及び各レンズ群の屈折力やズーミングの際の移動条件等を適切に設定することが重要になってくる。
特に前述したネガティブリード型の5群ズームレンズでは、第1、第2レンズ群の焦点距離(屈折力)やズーミングに際しての第2レンズ群の移動条件等を適切に設定することが重要になってくる。これらの要素が不適切であると広画角、高ズーム比で長いバックフォーカスを有し、全ズーム範囲にわたり高い光学性能を得るのが困難になってくる。
本発明は、広画角、高ズーム比でかつ全ズーム範囲にわたり高い光学性能が得られるズームレンズ及びそれを有する撮像装置の提供を目的とする。
本発明のズームレンズは、物体側より像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群、正または負の屈折力の第4レンズ群、正の屈折力の第5レンズ群から構成され、ズーミングのためには前記第1レンズ群は不動であって、ズーミングに際して少なくとも前記第2レンズ群、前記第3レンズ群、前記第5レンズ群が光軸方向に移動するズームレンズであって、
広角端における全系の焦点距離をfw、前記第2レンズ群の広角端から望遠端までのズーミングにおける移動量をm2zと移動量m2zの符号は、像側へ移動する場合を正、物体側へ移動する場合を負とするとき、
0.2<fw/m2z<1.5
なる条件式を満足することを特徴としている。
本発明によれば、広画角、高ズーム比でかつ全ズーム範囲にわたり高い光学性能が得られるズームレンズが得られる。
数値実施例1のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。 (A)、(B)、(C) 数値実施例1のズームレンズの広角端、中間焦点距離、望遠端における収差図である。 数値実施例2のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。 (A)、(B)、(C) 数値実施例2のズームレンズの広角端、中間焦点距離、望遠端における収差図である。 数値実施例3のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。 (A)、(B)、(C) 数値実施例3のズームレンズの広角端、中間焦点距離、望遠端における収差図である。 数値実施例4のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。 (A)、(B)、(C) 数値実施例4のズームレンズの広角端、中間焦点距離、望遠端における収差図である。 本発明のズームレンズをビデオカメラに適用した場合の実施形態の説明図である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。本発明のズームレンズは、物体側より像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群、正または負の屈折力の第4レンズ群、正の屈折力の第5レンズ群から構成されている。ズーミングのためには第1レンズ群は不動であって、ズーミングに際して少なくとも第2レンズ群、第3レンズ群、第5レンズ群が光軸方向に移動する。
具体的には広角端から望遠端へのズーミングに際して、第2レンズ群は像側へ、又は像側へ凸状の軌跡を描いて移動している。また第3レンズ群は像側へ移動し、第5レンズ群は物体側へ凸状の軌跡を描いて移動している。
図1は本発明のズームレンズの実施例1の広角端(短焦点距離端)におけるレンズ断面図である。図2(A)、(B)、(C)は本発明のズームレンズの実施例1の広角端、中間のズーム位置、望遠端(長焦点距離端)における収差図である。実施例1はズーム比9.77、開口比1.65〜2.88程度のズームレンズである。図3は本発明のズームレンズの実施例2の広角端におけるレンズ断面図である。図4(A)、(B)、(C)は本発明のズームレンズの実施例2の広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。実施例2はズーム比11.69、開口比1.65〜3.30程度のズームレンズである。図5は本発明のズームレンズの実施例3の広角端におけるレンズ断面図である。図6(A)、(B)、(C)は本発明のズームレンズの実施例3の広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。実施例3はズーム比6.77、開口比1.65〜3.30程度のズームレンズである。図7は本発明のズームレンズの実施例4の広角端におけるレンズ断面図である。図8(A)、(B)、(C)は本発明のズームレンズの実施例4の広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。実施例4はズーム比5.86、開口比1.65〜2.88程度のズームレンズである。図9は本発明のズームレンズによって形成される像を受光する光電変換素子を有する撮像装置の要部概略図である。
各実施例のズームレンズはビデオカメラやデジタルカメラ、そして銀塩フィルムカメラ等の撮像装置に用いられる撮影レンズ系である。レンズ断面図において、左方が物体側(前方)で、右方が像側(後方)である。尚、各実施例のズームレンズをプロジェクター等の投射レンズとして用いても良い。このときは左方がスクリーン、右方が被投射画像となる。
レンズ断面図においてiは物体側からのレンズ群の順番を示し、Liは第iレンズ群である。レンズ断面図において、L1は負の屈折力(光学的パワー=焦点距離の逆数)の第1レンズ群、L2は正の屈折力の第2レンズ群、L3は負の屈折力の第3レンズ群、L4は正又は負の屈折力の第4レンズ群、L5は正の屈折力の第5レンズ群である。
SPは開口絞りであり、第3レンズ群L3と第4レンズ群L4の間に配置している。Pは光学フィルター、フェースプレート、水晶ローパスフィルター、赤外カットフィルター、プリズム等に相当する光学ブロックである。Iは像面であり、ビデオカメラやデジタルスチルカメラの撮影光学系として使用する際にはCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面に銀塩フィルム用カメラのときはフィルム面に相当する感光面が置かれる。
収差図において、実線と2点鎖線は各々d線及びg線、非点収差図において点線と実線はメリディオナル像面、サジタル像面、倍率色収差において2点鎖線はg線を表している。ωは半画角、FnoはFナンバーである。尚、以下の各実施例において広角端と望遠端は変倍用のレンズ群(第3レンズ群L3)が機構上、光軸上を移動可能な範囲の両端に位置したときのズーム位置をいう。
各実施例では、広角端から望遠端へのズーミングに際して矢印のように各レンズ群が移動している。また開口絞りSPはズーミングに際して不動又は、他のレンズ群と独立に、又は、第4レンズ群L4と一体的に移動している。具体的には、図1の実施例1では広角端から望遠端へのズーミングに際して第2レンズ群L2は像側に移動している。第3レンズ群L3は像側に移動している。第5レンズ群L5は物体側に凸状の軌跡を描いて移動している。
図3の実施例2では、広角端から望遠端へのズーミングに際して第2レンズ群L2は像側に凸形状の軌跡を描いて移動している。第3レンズ群L3は像側へ移動している。第5レンズ群L5は物体側に凸状の軌跡を描いて移動している。開口絞りSPは、他のレンズ群と独立に非直線的に移動している。
図5の実施例3では、広角端から望遠端へのズーミングに際して第2レンズ群L2は像側に移動している。第3レンズ群L3は像側に移動している。開口絞りSPは他のレンズ群と独立に非直線的に移動している。第5レンズ群L5は物体側に凸状の軌跡を描いて移動している。
図7の実施例4では広角端から望遠端へのズーミングに際して第2レンズ群L2は像側に移動している。第3レンズ群L3は像側に移動している。第4レンズ群L4は開口絞りSPと一体的に物体側へ移動している。第5レンズ群L5は物体側に凸状の軌跡を描いて移動している。
各実施例においてフォーカスは第5レンズ群L5によって行うリアーフォーカス式を用いている。各実施例のズームレンズにおいて、最も物体側の第1レンズ群L1は広画角に適した負の屈折力としている。そして第1レンズ群L1の像側に、正の屈折力の第2レンズ群L2、負の屈折力の第3レンズ群L3、正または負の屈折力の第4レンズ群L4、正の屈折力の第5レンズ群L5を配置した構成としている。
次に、ズーミングの際に移動するレンズ群について説明する。一般に像面湾曲、歪曲収差、倍率色収差等の軸外緒収差のズーミングに際しての変動を補正するには、光線の通過位置が光軸から離れているレンズを利用するのが良い。つまりは開口絞りSPから光軸方向に離れた位置のレンズを全系の焦点距離の変化に応じて光軸方向に移動させるのが効果的である。
しかしながら、バックフォーカスが長い広画角のズームレンズの場合、像面付近のレンズは広角側の軸上Fno(Fナンバー)を決定する光線もレンズの周辺部を通過している。このため像面湾曲、歪曲収差、倍率色収差等の軸外緒収差のズーミングに際して変動の補正と、球面収差や軸上色収差等の軸上緒収差の補正とを良好に補正することは大変困難である。従って、像面湾曲、歪曲収差、倍率色収差のズーミングに伴う変動の補正は物体側寄りのレンズ群で行なう事が好ましい。
一方で、動画撮影に好適に用いる為には、ズーミングに際して第1レンズ群L1が移動するズームレンズは好ましくない。例えば、撮影中に前玉の汚れを拭き取る際に加わる圧力に不利である。他にも、第1レンズ群L1の駆動中にレンズ群の倒れ等が生じる事で撮影する像が揺れる事や、ワイドコンバーターを第1レンズ群付近に装着した場合、ズーミングの際に第1レンズ群L1とワイドコンバーターが干渉する事、等がある。静止画撮影では撮影の瞬間が限定される為、これらの問題を使用上目立たなくする事ができるが、連続記録される動画撮影時には目立ち易い。
そこで、各実施例のズームレンズでは、第1レンズ群L1は動画撮影に好適となる様にズーミングの際に不動としている。そして変倍の為に第3レンズ群L1、変倍に伴う像面変動の補正の為に第5レンズ群L5、更に、像面湾曲、歪曲収差、倍率色収差等の緒収差のズーミングの際の変動を良好に補正する為に第2レンズ群L2を移動させている。
各実施例において、広角端における全系の焦点距離をfw、第2レンズ群L2の広角端から望遠端までのズーミングにおける移動量をm2zとする。このとき
0.2<fw/m2z<1.5 ・・・(1)
なる条件式を満足している。ここでレンズ群の移動量の符号は広角端に比べ望遠端での光軸方向の像面に対するレンズ群の変位量(位置の差)において像面側に位置するときを正、物体側に位置するときを負とする。
条件式(1)はズーミングの時の第2レンズ群L2の移動量を規定した式である。第2レンズ群L2は広角端において第1レンズ群L1側へ位置させる事で前玉有効径が大型化するのを抑制している。また、条件式(1)の上限値を超えた場合、第2レンズ群L2の移動量が小さくなり、広角端と望遠端における倍率色収差の変動を補正する事が困難となる。逆に下限値を超えた場合、効率的な変倍を妨げてしまい、第3レンズ群L3のズーミングに伴う移動量が増大し、レンズ全長が増加し好ましくない。
更に好ましくは条件式(1)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
0.3<fw/m2z<1.0・・・・・・(1a)
以上のように各実施例によれば、ズーミング時の諸収差の変動を良好に補正すると共に前玉有効径を小型化し、広画角のズームレンズが得られる。
各実施例において更に好ましくは次の条件式のうち1以上を満足するのが良い。第1レンズ群L1の焦点距離をf1、第2レンズ群L2の焦点距離をf2とする。広角端における第3レンズ群L3と第4レンズ群L4と第5レンズ群L5の合成焦点距離をf3rwとする。広角端から望遠端までのズーミングにおける第3レンズ群の半分だけ第3レンズ群L3が広角端から移動するときの移動量のうち、第3レンズ群L3が広角端より半分だけ移動したときの第2レンズ群L2の広角端からの移動量をm2hとする。
このとき、
0.5<|f2/f1|<2.1 ・・・・・(2)
0.3<fw/f3rw<1.2 ・・・・・(3)
0.6<m2h/m2z<1.5 ・・・・・(4)
なる条件式のうち1以上を満足するのが良い。
次に各条件式の技術的意味について説明する。条件式(2)は第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の焦点距離の比を規定したものである。条件式(2)の上限値を超えた場合、広角端における撮影画角を広くすることや、高ズーム比化を図るためには次のようにする必要がある。即ち広角端において第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の間隔を広げ、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の合成焦点距離や合成主点位置を変化させる必要がある。その結果、レンズ全長が増加してくるので好ましくない。逆に下限値を超えた場合、負の屈折力の第1レンズ群L1の広画角化への寄与が不十分となる。この結果第2〜第5レンズ群で広画角化を図らねばならなくなり、これらの各レンズ群の負荷が増加し、諸収差、特に広角端において倍率色収差が多く発生してくる。
条件式(3)は広角端における全系の焦点距離と、広角端における第3レンズ群L3と第4レンズ群L4と第5レンズ群L5の合成焦点距離の比を規定したものである。条件式(3)の上限値を超えた場合、負の屈折力の第1レンズ群が広画角化に十分に寄与出来なくなり、第3レンズ群L3と第4レンズ群L4と第5レンズ群L5で広画角化を図る負荷が増加する。
このため諸収差、特に広角端において歪曲収差、非点格差の補正が困難となる。また、広角端において第2レンズ群L2と第3レンズ群L3間の光線角度が急になる為、第2レンズ群L2の有効径が大きくなり好ましくない。逆に下限値を超えた場合、第1レンズ群L1が広画角化に大きく寄与することが出来る。しかしながら、負の屈折力が物体側へ寄った分だけ短くなるバックフォーカスを確保する為に第4レンズ群L4の正の屈折力が弱まり、第5レンズL5の屈折力が強くなる。その結果、射出瞳が正方向へ移動し、第5レンズ群L5の径が大きくなり好ましくない。
条件式(4)は第2レンズ群L2の広角端からの変倍途中までの移動量と、広角端から望遠端までの移動量の比を規定したものである。望遠端において第2レンズ群L2が広角端より像面側へ移動すると、倍率色収差の補正が容易となる。しかしながら、短波長と長波長の倍率色収差の方向が望遠端と逆方向である変倍途中において、第2レンズ群L2が広角端より像面側へ移動量が大きすぎると倍率色収差が低下してくる。
その一方で、変倍途中では広角端より第1レンズ群L1で発生する負の歪曲が減る為、第2レンズ群L2が物体側へ位置すると第2レンズ群L2で発生する正の歪曲が大きく、光学系全体として正の歪曲が大きくなってしまう。従って、第2レンズ群L2は変倍途中においては倍率色収差と歪曲収差がお互い許容できる範囲内に位置する事が好ましい。
条件式(4)の上限値を超えた場合、第2レンズ群L2が移動量m2h程度移動した焦点距離での倍率色収差の補正が困難となる。逆に下限値を超えた場合、第2レンズ群L2が移動量m2h程度移動した焦点距離での歪曲収差の補正が困難となる。なお、条件式(2)乃至(4)の数値範囲は以下の如く特定するのが更に望ましい。
0.6<|f2/f1|<1.9・・・・・・(2a)
0.4<fw/f3rw<1.1・・・・・・(3a)
0.7<m2h/m2z<1.2・・・・・・(4a)
また各実施例において、第1レンズ群L1は物体側の面に屈折力の絶対値が像側の面の屈折力の絶対値よりも小さい負レンズが最も物体側に配置され、最も像側に負レンズが配置されており、第2レンズ群L2は最も物体側に両レンズ面が凸形状の正レンズを含む3以下の正レンズを有するのが良い。
広画角化に伴い広角端における諸収差の補正が課題となるが、各実施例では第1レンズ群L1に少なくとも負レンズを2枚有する事で、1枚あたりの負レンズからの収差発生量を抑えている。特に、第1レンズ群L1の最も物体側の負レンズは像側のレンズ面の屈折力を物体側に比べて強くする事で歪曲収差の発生を抑制している。
次に、第2レンズ群L2は、主に望遠側での球面収差、コマ収差を良好に補正する為に多くの正レンズを有するのが有効である。一方、可動レンズ群の重量は極力軽い事が好ましい。従って、各実施例において第2レンズ群L2が有する正レンズの数は収差補正に最低必要な3枚以下としている。また、第1レンズ群L1の最も像側に負レンズ、第2レンズ群L2の最も物体側に正レンズを配置している。これにより、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の間隔が変化した際に像面湾曲、特に望遠側において像面湾曲を変動させて、第2レンズ群L2の移動において変倍時の像面湾曲の変動を補正している。
以下に本発明の数値実施例を記載する。数値実施例において、iは物体側からの面の順番を示す。riは物体側より順に第i番目の面の曲率半径、diは第i番目の面と第i+1番目の面の間隔(レンズ厚あるいは空気間隔)である。ndiとνdiはそれぞれ第i番目のレンズの材質の屈折率とアッベ数である。非球面形状は、光軸方向にX軸、光軸と垂直方向h軸、光の進行方向を正とし、Rを近軸曲率半径、各非球面係数をk、A4、A6、A8としたとき、
なる式で表している。
第2レンズ群L2の移動量m2は、第3レンズ群L3の広角端から望遠端への移動比率をZp、像側へ移動する場合を正とし、各移動係数をa、b、c、d、e、fとしたとき
m2=aZp+bZp+cZp+dZp+eZp+fZp
なる式で表している。また、例えば「e−Z」の表示は「10−Z」を意味する。各数値実施例において最終の3つの面はフィルター、プリズム等のガラス面(平行平面)である。
[数値実施例1]
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 85.331 2.50 1.88300 40.8
2 31.859 12.68
3 -228.030 2.93 1.92286 18.9
4 -86.360 3.96
5 -51.285 1.85 1.90366 31.3
6 -156.673 (可変)
7 100.266 7.00 1.80400 46.6
8 -74.830 0.20
9 62.701 1.49 2.00069 25.5
10 31.584 7.01 1.49700 81.5
11 -226.654 0.20
12 32.089 4.20 1.60311 60.6
13 191.381 (可変)
14 99.100 1.00 1.88300 40.8
15 10.315 3.35
16 74.292 0.80 1.77250 49.6
17 18.909 2.07
18 -59.384 0.80 1.71300 53.9
19 65.102 1.00
20 22.133 1.98 1.92286 18.9
21 115.082 (可変)
22(絞り) ∞ 2.75
23 43.028 1.29 1.92286 18.9
24 -159.642 0.70
25 -128.856 0.90 2.00069 25.5
26 18.938 5.00
27* 20.986 3.43 1.68893 31.1
28 -34.495 3.06
29 -156.327 0.90 1.69680 55.5
30 43.583 (可変)
31 33.344 4.00 1.49700 81.5
32 -24.923 0.50
33 37.517 1.85 1.59282 68.6
34 -107.865 0.68
35 -31.636 0.80 2.00069 25.5
36 26.065 0.69
37 63.525 2.32 1.51633 64.1
38 -29.766 0.49
39 29.808 2.57 1.65844 50.9
40 -48.254 (可変)
41 ∞ 20.00 1.58913 61.2
42 ∞ 3.85 1.51633 64.1
43 ∞ 1.00
像面 ∞

非球面データ
第27面
K =-8.79901e-001 A 4=-1.40973e-005 A 6= 6.54251e-009 A 8=-8.95308e-011

各種データ
ズーム比 9.77
広角 中間 望遠
焦点距離 3.40 8.94 33.26
Fナンバー 1.65 2.17 2.88
画角 41.39 18.55 5.15
像高 3.00 3.00 3.00
レンズ全長 157.78 157.78 157.78
BF 20.32 23.00 20.32

d 6 0.50 9.73 10.50
d13 0.67 15.64 27.91
d21 39.48 15.28 2.25
d30 9.86 7.18 9.86
d40 4.20 6.88 4.20

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -42.51
2 7 29.18
3 14 -10.71
4 22 143.90
5 31 22.14
6 41 ∞

第2レンズ群移動量データ
a = 1.89791e+001 b = 1.46325e+001 c =-6.87142e+001 d =6.84223e+001
e =-2.14662e+001 f =-1.85407e+000
[数値実施例2]
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 64.751 2.49 1.90366 31.3
2 35.669 12.52
3 90.978 5.03 1.92286 18.9
4 414.150 0.99
5 76.842 1.49 1.90366 31.3
6 30.252 5.90
7 73.530 1.50 1.90366 31.3
8 38.280 (可変)
9 59.610 5.88 1.71300 53.9
10 -80.277 0.20
11 52.807 1.49 1.90366 31.3
12 24.666 6.29 1.49700 81.5
13 -800.047 0.20
14 46.681 3.49 1.69680 55.5
15 -214.965 (可変)
16 73.578 1.00 1.88300 40.8
17 8.634 3.88
18 -30.101 0.80 1.88300 40.8
19 30.433 0.66
20 463.445 0.80 1.80400 46.6
21 101.183 0.41
22 22.738 1.98 1.92286 18.9
23 -154.007 (可変)
24(絞り) ∞ (可変)
25 20.059 2.25 1.92286 18.9
26 -83.065 0.69
27 -27.269 0.90 2.00330 28.3
28 23.483 5.00
29* 21.413 3.66 1.68893 31.1
30 -25.098 0.69
31 98.893 0.89 2.00069 25.5
32 18.933 (可変)
33 19.559 3.49 1.49700 81.5
34 -34.809 0.49
35 40.104 1.54 1.48749 70.2
36 -158.877 0.69
37 -30.448 0.80 2.00069 25.5
38 23.916 0.90
39 121.514 2.09 1.65844 50.9
40 -26.189 0.49
41 19.895 3.15 1.60311 60.6
42 -49.272 (可変)
43 ∞ 20.00 1.58913 61.2
44 ∞ 3.85 1.51633 64.1
45 ∞ 1.00
像面 ∞

非球面データ
第29面
K =-6.04805e-001 A 4=-1.63984e-005 A 6= 2.26542e-009 A 8= 1.27939e-011

各種データ
ズーム比 11.69
広角 中間 望遠
焦点距離 2.50 8.01 29.26
Fナンバー 1.65 2.72 3.30
画角 50.16 20.53 5.85
像高 3.00 3.00 3.00
レンズ全長 167.37 167.37 167.37
BF 20.33 24.08 20.33

d 8 15.73 20.44 20.08
d15 0.68 18.01 30.24
d23 28.02 8.71 2.25
d24 10.89 8.15 2.75
d32 6.99 3.23 6.99
d42 4.20 7.96 4.20

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -27.59
2 9 27.07
3 16 -9.84
4 24 ∞
5 25 236.70
6 33 19.71
7 43 ∞

第2レンズ群移動量データ
a = 2.13184e+001 b =-1.33058e+001 c =-5.07356e+001 d =7.54497e+001
e =-2.28201e+001 f =-5.55740e+000
[数値実施例3]
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 61.557 3.00 1.90366 31.3
2 31.500 15.01
3 71.031 7.01 1.92286 18.9
4 1201.205 0.98
5 38.440 1.99 1.90366 31.3
6 16.472 7.34
7 50.571 1.50 1.90366 31.3
8 19.622 (可変)
9 75.307 7.00 1.60311 60.6
10 -23.818 0.20
11 -47.950 1.50 1.90366 31.3
12 26.505 5.89 1.60342 38.0
13 -40.872 0.20
14 41.125 3.49 1.69680 55.5
15 -68.846 (可変)
16 150.004 1.00 1.88300 40.8
17 9.797 1.95
18 82.490 0.80 1.88300 40.8
19 34.594 0.92
20 -46.375 0.80 1.83481 42.7
21 164.820 0.29
22 19.296 1.63 1.92286 18.9
23 137.191 (可変)
24(絞り) ∞ (可変)
25 21.756 2.37 1.92286 18.9
26 -43.338 0.69
27 -22.383 0.90 2.00330 28.3
28 23.211 5.00
29* 18.960 4.05 1.68893 31.1
30 -21.913 0.70
31 -82.299 0.90 2.00330 28.3
32 22.531 (可変)
33 18.995 4.01 1.49700 81.5
34 -28.286 0.49
35 44.698 1.94 1.62299 58.2
36 -60.407 0.68
37 -27.523 0.80 2.00069 25.5
38 21.328 0.99
39 73.814 2.31 1.71300 53.9
40 -28.334 0.49
41 20.098 2.74 1.69680 55.5
42 -198.164 (可変)
43 ∞ 20.00 1.58913 61.2
44 ∞ 3.85 1.51633 64.1
45 ∞ 1.00
像面 ∞

非球面データ
第29面
K =-8.63394e-001 A 4=-1.31276e-005 A 6=-5.20647e-008 A 8=-1.27987e-010

各種データ
ズーム比 6.77
広角 中間 望遠
焦点距離 2.07 6.06 14.01
Fナンバー 1.65 2.72 3.30
画角 55.38 26.33 12.08
像高 3.00 3.00 3.00
レンズ全長 168.85 168.85 168.85
BF 20.33 23.69 22.55

d 8 12.31 14.33 14.54
d15 0.68 19.89 31.10
d23 24.42 8.75 2.75
d24 13.22 7.67 2.25
d32 6.32 2.96 4.10
d42 4.21 7.57 6.43

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -13.62
2 9 23.85
3 16 -13.23
4 24 ∞
5 25 -500.76
6 33 18.45
7 43 ∞

第2レンズ群移動量データ
a = 4.42445e+000 b =1.66036e+001 c =-8.54150e+001 d =1.49597e+002
e =-1.19776e+002 f =3.67915e+001
[数値実施例4]
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 42.429 2.50 1.88300 40.8
2 22.513 8.49
3 382.913 2.00 1.84666 23.9
4 -179.884 1.50 1.90366 31.3
5 40.101 (可変)
6 40.878 6.62 1.60342 38.0
7 -55.400 0.20
8 41.431 1.50 1.84666 23.9
9 18.625 5.58 1.48749 70.2
10 387.123 0.20
11 33.478 3.08 1.74400 44.8
12 -240.224 (可変)
13 687.031 1.00 1.88300 40.8
14 9.777 2.25
15 68.652 0.80 1.77250 49.6
16 19.413 1.35
17 -70.965 0.80 1.71300 53.9
18 44.502 0.65
19 18.575 1.75 1.92286 18.9
20 97.695 (可変)
21(絞り) ∞ 2.38
22 21.325 1.68 1.92286 18.9
23 -387.249 0.70
24 -29.767 0.90 2.00330 28.3
25 21.954 5.00
26* 20.801 3.65 1.68893 31.1
27 -28.138 2.94
28 -238.258 0.90 1.83400 37.2
29 23.346 (可変)
30 19.450 4.01 1.48749 70.2
31 -25.408 0.49
32 33.338 1.85 1.60311 60.6
33 -96.142 0.68
34 -27.650 0.80 2.00069 25.5
35 21.446 0.70
36 48.563 2.45 1.60311 60.6
37 -26.652 0.49
38 21.395 2.65 1.69680 55.5
39 -87.853 (可変)
40 ∞ 20.00 1.58913 61.2
41 ∞ 3.85 1.51633 64.1
42 ∞ 1.00
像面 ∞

非球面データ
第26面
K =-6.26476e-001 A 4=-1.35973e-005 A 6=-3.81927e-009 A 8=-1.15496e-010

各種データ
ズーム比 5.86
広角 中間 望遠
焦点距離 3.40 8.58 19.95
Fナンバー 1.65 2.17 2.88
画角 41.39 19.26 8.55
像高 3.00 3.00 3.00
レンズ全長 132.82 132.82 132.82
BF 20.33 23.39 22.49

d 5 6.23 10.75 11.33
d12 0.69 12.57 20.83
d20 28.73 11.17 2.69
d29 4.32 2.41 2.95
d39 4.20 7.27 6.37

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -24.35
2 6 21.94
3 13 -10.04
4 21 -255.33
5 30 17.70
6 40 ∞

第2レンズ群移動量データ
a = 1.01823e+001 b = 1.46060e+001 c =-6.61462e+001 d =6.94578e+001
e =-1.88471e+001 f =-4.15288e+000

前述の各条件式と数値実施例における諸数値との関係を表−1に示す。
以上説明したように、各実施例によれば、変倍時の諸収差の変動を良好に補正すると共に前玉径を小型化する事を可能にした、高変倍且つ広角なズームレンズを実現する事ができる。
次に本発明のズームレンズを撮影光学系として用いたビデオカメラ(撮像装置)の実施形態を図9を用いて説明する。
図9において、10はビデオカメラ本体、11は本発明のズームレンズによって構成された撮影光学系、12は集音マイク、13は不図示の表示素子に表示された被写体像を観察するためのファインダーである。上記表示素子は液晶パネル等によって構成され、撮影光学系11の撮影像等が表示される。この様に本発明のズームレンズをビデオカメラ等の撮像装置に適用する事により、高い光学性能を有した小型の撮像装置を得ている。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
L1 第1レンズ群 L2 第2レンズ群 L3 第3レンズ群 L4 第4レンズ群
L5 第5レンズ群 SP 開口絞り

Claims (8)

  1. 物体側より像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群、正または負の屈折力の第4レンズ群、正の屈折力の第5レンズ群から構成され、ズーミングのためには前記第1レンズ群は不動であって、ズーミングに際して少なくとも前記第2レンズ群、前記第3レンズ群、前記第5レンズ群が光軸方向に移動するズームレンズであって、
    広角端における全系の焦点距離をfw、前記第2レンズ群の広角端から望遠端までのズーミングにおける移動量をm2zと移動量m2zの符号は、像側へ移動する場合を正、物体側へ移動する場合を負とするとき、
    0.2<fw/m2z<1.5
    なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記第2レンズ群の焦点距離をf2とするとき、0.5<|f2/f1|<2.1
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 前記第1レンズ群は、物体側の面の屈折力の絶対値が像側の面の屈折力の絶対値よりも小さい負レンズが最も物体側に配置され、最も像側に負レンズが配置されており、前記第2レンズ群は、最も物体側に配置された両レンズ面が凸形状の正レンズを含む3以下の正レンズを有することを特徴する請求項1または2に記載のズームレンズ。
  4. 前記第3レンズ群と前記第4レンズ群と前記第5レンズ群の広角端における合成焦点距離をf3rwとするとき、
    0.3<fw/f3rw<1.2
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  5. 広角端から望遠端までのズーミングにおける前記第3レンズ群の移動量の半分だけ前記第3レンズ群が広角端から移動するときの前記第2レンズ群の広角端からの移動量をm2hとするとき、
    0.6<m2h/m2z<1.5
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  6. 広角端から望遠端へのズーミングに際して、前記第2レンズ群は像側へ移動し、又は像側へ凸状の軌跡を描いて移動し、前記第3レンズ群は像側へ移動し、前記第5レンズ群は物体側へ凸状の軌跡を描いて移動することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  7. ズーミングに際して移動する開口絞りが前記第3レンズ群と第4レンズ群の間に配置されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項のズームレンズ。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のズームレンズと、該ズームレンズによって形成される像を受光する光電変換素子を有することを特徴とする撮像装置。
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