JP5527957B2 - 半導体記憶装置及びその制御方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、データの出力等を行う入出力線(IO線)等をバンク間で共用する際に用いて好適な半導体記憶装置及びその制御方法に関する。
複数のBANK(バンク)を有するDRAM(ダイナミックランダムアクセスメモリ)では、メモリセルアレイから周辺回路にデータを入出力するメインIO線(メイン入出力線;以下、MIO線とする。)をBANK毎に設けているものがある。ここでBANKとは、アドレスデコーダ、メモリセルアレイ、センスアンプなどから構成され、外部から入力されるコマンドに応じて独立して制御される一単位である。また、このMIO線には、センスアンプやビット線を介して各メモリセルにデータを入出力するローカルIO線(LIO線)が複数本接続される。
多くのMIO線を有するDRAMでは、BANK毎にMIO線を持つとチップトータルのIO線が非常に多くなり、かつ小容量のDRAMではその配線がチップレイアウト、面積に大きく影響する。MIO線を削減する手段として、BANK毎に持っていたMIO線をBANK間で共通に使用するようにしたものがある。この構成では、MIO線にデータを出力するトランジスタなどにBANK単位の制御を加える事で、MIO線の数の削減が図られている。
一方、DRAMではテスティングコストを削減するため、パラレルテストを実現する回路を保有する事が多い(たとえば特許文献1参照)。パラレルテストでは、限られたMIO線から多くのデータを同時に複数のメモリセルにライトする。そして、そのデータを同時にリードし、データ同士が一致する事を比較する事で、一度に複数のメモリセルが正常に動作しているかが判断される。今やDRAMの必須の技術であるともいえる。
特開2000−40397号公報
パラレルテストでは、複数もしくは全てのBANKを同時に活性化し、パラレル数を上げる技術が含まれる事も多い。しかし、前述した複数のBANKで同一のMIO線を共通に使用する回路では、同一のMIO線が複数のBANKに接続されている。そのため、パラレルテストにおいて複数のBANKを同時に活性化してデータの入出力を行うと、複数のBANKで用いられる同一のMIO線上で各BANKから出力されたデータの衝突が起こることになる。したがって、MIO線が複数のBANKで共通のチップでのパラレルテストでは、出力データの衝突を避けるための制御が必要であった。すなわち、たとえば図7〜図9に示すように、全てのBANKを同時活性してデータを入力した後、外部データ入出力線DQにデータを出力する段階では、各BANKをシリアル動作とせざるを得ない。このシリアル動作を用いると、すべてをパラレル動作とする場合に比べ、試験時間が増え、テスティングコストが増大する。
なお、図7及び図8は、4BANK構成の半導体記憶装置の一例を模式的に示すブロック図であり、図7が通常動作時、図8がパラレルテスト時の接続状態をそれぞれ示している。また、図9は、パラレルテストにおけるリード時の動作を示すタイミング図である。図7及び図8では、メモリセルアレイなどからなるBANK0からBANK3までの4個のBANKに共通に4本のMIO線が設けられている。また、各BANK0〜3には、各MIO線(MIO)にトランジスタTr0〜Tr3などを介して接続されている図示していない複数のLIO、センスアンプ、ビット線、メモリセルなどからなるバンクアレイが設けられている。
通常動作時は、図7に示すように、各2本のMIO線が、BANK0側に設けられたメインアンプ、データラッチ回路などからなる周辺回路11又はBANK3側に設けられた同様の周辺回路12に接続される。そして、各BANK0〜3内のメモリセルに対し、周辺回路11又は周辺回路12を介して、図示していない外部データ入出力線DQを用いたデータの入出力などが行われる。
一方、パラレルテスト時は、4本のMIO線すべてが比較回路21に接続される。そして、テスト用のデータを書き込んだ後、図9に示すようなタイミングで、順次、BANK毎にデータが読み出される。読み出された複数のMIO線上のデータは近隣のメモリマット毎に比較回路21で比較される。そして、この比較の結果が、シリアル動作で、外部データ入出力線DQに出力されることになる。図9は、上から順に、クロック信号、外部から入力されるコマンド、外部データ入出力線DQ上のデータの変化を示している。すべてのBANKに対するバンクアクティブコマンド「ACT(AllBank)」に続いてすべてのBANKに対するリードコマンド「Read(AllBank)」が入力されると、外部データ入出力線DQ上にBANK0〜BANK3の各BANKに対する比較結果が順次出力される。その後、すべてのBANKに対するプリチャージコマンド「PRE(AllBank)」が入力され、すべてのBANKのプリチャージが行われて、各BANKがアイドル状態とされる。
以上のように、複数のBANKで、MIO線などの少なくともデータ出力を行うデータ出力線を共通化した半導体記憶装置では、複数のデータ出力線上の信号を比較するパラレルテストを行う場合に、BANK毎にシリアル動作で順次、データを読み出す必要があった。そのため、シリアル動作によって、試験時間が増え、テスティングコストが増大するという課題があった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、複数のBANKでMIO線などのデータ出力線を共通化した半導体記憶装置において複数のデータ出力線上の信号を比較するパラレルテストを短時間で行うことができるようにする半導体記憶装置及びその制御方法を提供するものである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、複数のバンク間で複数のデータ出力線を共通化した半導体記憶装置において、各データ出力線の途中に挿入された複数のゲートであって、通常動作時にオンに制御され、パラレルテスト時の少なくともデータ読み出し時にオフに制御されるものを具備することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、複数のバンク間で複数のデータ出力線を共通化した半導体記憶装置の制御方法であって、各データ出力線の途中に挿入された複数のゲートを、通常動作時にオンに制御し、パラレルテスト時の少なくともデータ読み出し時にオフに制御することを特徴とする。
本発明によれば、たとえばメイン入出力線(MIO線)などのデータ出力線の途中にスイッチの役割を果たすゲートを挿入し、ノーマル動作時には常にゲートをオンし、パラレルテスト時ではそのゲートをオフしてデータ出力線がゲートの両側で切り離される。そして、パラレルテストにおける各バンク(BANK)のデータは切り離されたデータ出力線の各分割部分(たとえば端部)から引き出すようにする事で、複数のBANKのパラレルテストデータを同時に読み出すことが出来る。したがって、同時に読み出すことができるデータをシリアル動作を行う場合と比較して増加させることができるので、複数のBANKでデータ出力線を共通化した半導体記憶装置において複数のデータ出力線上の信号を比較するパラレルテストを容易に短時間で行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
[実施形態1]
図1〜図3を参照して本発明による半導体記憶装置の実施形態1について説明する。BANK構成は4個を例としており、図1は通常時の接続状態、図2はパラレルテスト時の接続状態をそれぞれ示している。なお、図1において、図7に示すものと同一の構成には同一の参照符号を用いている。
図1の通常時の接続状態では、ゲート回路すなわちスイッチとして機能する複数のトランジスタTrAがオン状態に制御され、トランジスタTrAのスイッチの両端(すなわちドレイン及びソース端子)に接続されたMIO線MIO−UとMIO線MIO−Lとが、接続状態となり、図7のMIO線と同等の各一本の信号線を構成する。したがって、MIO線MIO−U及びMIO線MIO−LとトランジスタTrAとからなるMIO線が、4BANK(BANK0〜BANK3)を縦走するように配線されていることになる。また、MIO線MIO−U又はMIO−Lの各端部には、各MIO線からデータを渡され、それを外部DQ(外部データ入出力線)に出力する周辺回路11及び12が存在する。
MIO線(MIO−U及びMIO−L)の途中にトランジスタTrAを挿入し、ノーマル動作時は、各トランジスタTrAの共通接続された各ゲート端子に高い電圧(Vpp)を印加する事で、MIO線(MIO−U及びMIO−L)は4BANK繋がった状態になる。このトランジスタTrAはたとえば低電圧薄膜NチャネルMOSトランジスタ(金属酸化物トランジスタ)から構成される。4BANKのデータは、各バンクアレイからのトランジスタTr0〜Tr3を同時に動作しないよう制御する事により、データを衝突することなく周辺回路11及び12に出力する。
一方、図2に示すパラレルテスト時においては、トランジスタTrAのゲート端子に低い電圧(VbbあるいはGND)を印加する事で、各トランジスタTrAはオフされる。これによって、MIO線はMIO−U側、MIO−L側に切り離され、MIO線が2分割されることになる。また、MIO線MIO−U、MIO−Lそれぞれの端部に接続され、パラレルテスト時にのみ駆動されるゲート回路あるいはスイッチとして機能するトランジスタPU、PLをオンすることで、各MIO線MIO−U及びMIO−Lを比較回路22及び23に接続する。すなわち、比較回路22及び23は、図7の比較回路21に対応するパラレルテスト判定回路であって、複数のトランジスタTrAがオフすることで分割された各MIO線の各分割部分MIO−U、MIO−L上の信号をパラレルに入力して比較を行うことになる。比較回路22及び23の出力は、外部データ入出力線DQから出力される。比較回路22から出力される信号をDQ−U、比較回路23から出力される信号をDQ−Lとする。
なお、トランジスタPU、PLは通常時にはオフに制御されるので、この状態で比較回路22及び比較回路23は、各MIO線からは切り離されることになる。つまり、通常時の接続状態は、図1に示すようになる。
次に、図3を参照して、実施形態1のパラレルテスト時の動作について説明する。図3は、図9と同様に、図1に示す構成の動作を示すタイミング図である。ただし、図3では、比較回路22及び23の出力DQ−U及びDQ−Lが2系統パラレルに出力されている。
パラレルテスト動作では、アクティブコマンドACT〜リードコマンドREADは、全BANK同時に行うが、リードされたデータの出力は、MIO線MIO−Uに接続されているBANK0及びBANK1と、MIO線MIO−Lに接続されているBANK2及びBANK3とを、それぞれシリアル動作で順次活性化して行うことになる。すなわち、BANK0/1及びBANK2/3は、トランジスタTr0/1及びトランジスタTr2/3をシリアルに活性化する制御を取る事により、BANK0/2のデータが先に、次にBANK1/3のデータが出てくるよう制御が行われる。
すなわち、実施形態1では、複数のゲート回路(トランジスタTrA)が2個のBANK毎に(すなわちBANK0及びBANK1あるいはBANK2及びBANK3を1単位として)かつBANKの境界に対応する位置に各MIOを分割するように挿入されている。そして、比較回路22及び23が、各分割されたBANKのひとまとまりの個数「2個」に対応する分割数「2」で時分割に、各MIO線の各分割部分上の信号をパラレルに入力して比較を行い、比較結果(図3のDQ−U「Bank0」と「Bank1」のデータ列及びDQ−L「Bank2」と「Bank3」のデータ列)をパラレルに出力する。
[実施形態2]
次に、図4〜図6を参照して実施形態2について説明する。なお、図4〜図6において、他の図と同一の構成には同一の参照符号を用いている。
BANK構成は4個を例としており、図4は通常時の接続状態、図5はパラレルテスト時の接続状態をそれぞれ示している。図4の通常時の接続状態において、実施形態2は、実施形態1とMIO線の分割数が異なっている。すなわち、各MIO線は、各3個のトランジスタTrAが途中に挿入されることでBANK毎に4個に分割され、BANK0に接続されるMIO−U0と、BANK1に接続されるMIO−U1と、BANK2に接続されるMIO−L0と、BANK3に接続されるMIO−L1とに分けられている。なお、各トランジスタTrAのゲート端子は共通に接続されている。
図4の通常時の接続状態では、ゲート回路すなわちスイッチとして機能する各トランジスタTrAがオン状態に制御され、各3個のトランジスタTrAのスイッチの両端(すなわちドレイン及びソース端子)に接続されたMIO線MIO−U0、MIO−U1、MIO−L0及びMIO−L1とが接続状態となり、図7のMIO線と同等の各一本の信号線を構成する。したがって、MIO線MIO−U0及び1、並びにMIO線MIO−L0及び1と3個のトランジスタTrAとからなるMIO線が、4BANK(BANK0〜BANK3)を縦走するように配線されていることになる。また、MIO線MIO−U0又はMIO−L1の各端部には、各MIO線からデータを渡され、それを外部DQ(外部データ入出力線)に出力する周辺回路11及び12が存在する。
MIO線の各BANKの境界にトランジスタTrA計3箇所を挿入し、ノーマル動作時はトランジスタTrAのゲート端子に高い電圧(Vpp)を印加する事で、MIO線は4BANK繋がった状態になる。4BANKのデータは、各バンクアレイからのトランジスタTr0〜3を同時に動作しない制御にする事により、データを衝突することなく周辺回路11又は12に出力する。
一方、パラレルテスト時には、図5に示すように、パラレルテスト用のMIO補助線(SubMIO線、ただしMIO線より細いもの、すなわちMIOよりレイアウト上の配線の幅が狭いものでよい)が、パラレルテスト時のみオンするトランジスタTrBを介して、分割された各MIO線MIO−U0、MIO−U1、MIO−L0及びMIO−L1に対して接続される。
パラレルテスト時においては、各トランジスタTrAのゲート端子をオフにし、各トランジスタTrBのゲート端子をオンする。これによって、MIO線をMIO−U0/1側、MIO−L0/1側の4分割で切り離すことができる。また、MIO−U0/1、MIO−L0/1それぞれの分割部分は、パラレルテスト時のみオン状態に駆動されるトランジスタPU、PLによって、パラレルテスト判定回路である比較回路24及び25に接続される。また、本実施形態の比較回路22及び23は、入力された信号をBANK毎に比較することで、BANK毎に独立して比較した結果を出力することができるように構成されている。この場合に外部データ入出力線DQから出力される比較結果を示す信号は、比較回路24から出力されるBANK0に対応する信号DQ−U0とBANK1に対応する信号DQ−U1、及び比較回路25から出力されるBANK2に対応する信号DQ−L0とBANK3に対応する信号DQ−L1であるとする。
すなわち、実施形態2では、ゲート回路を構成するトランジスタTrAによって分割された各MIO線の各分割部分(MIO−U0、MIO−U1、MIO−L0及びMIO−L1)と比較回路24又は25との間が、パラレルテスト時に、オン状態に制御されるトランジスタTrBとMIO補助線SubMIOとからなる接続手段によって接続されることになる。
また、パラレルテスト動作では、図6に示すように、アクティブコマンドACT〜リードコマンドREADは、全BANK同時に行うが、BANK0/1/2/3はトランジスタTr0/1/2/3をパラレルに活性化する制御を取る事により、BANK0/1/2/3のデータを同時に出す動作となる
すなわち、実施形態2では、複数のゲート回路(トランジスタTrA)がBANK毎に各MIOを分割するように挿入されている。そして、比較回路24及び25が、各BANKに対応する各MIO線の各分割部分上の信号をパラレルに入力して比較を行い、比較結果(図6のDQ−U0「Bank0」、DQ−U1「Bank1」、DQ−L0「Bank2」及びDQ−L1「Bank3」)をパラレルに出力する。
以上のように本発明の実施の形態によれば、従来の構成と比較して、全BANKのデータが外部データ入出力線DQに出力される時間を短縮する事が出来る。よって、テスティング時間を短くする事が出来、テスティングコストを削減できる。
なお、本発明の実施の形態は、上記に限らず、たとえば実施形態1と実施形態2を組み合わせたもの(SubMIO線と時分割出力の組み合わせ)とすることなどの変更が適宜可能である。また、BANK数やMIO線の本数は一例であって、さらに多数の構成とすることなども可能である。また、上記実施形態におけるMIOが、特許請求の範囲に記載したデータ出力線(すなわち少なくともデータを出力する信号線)に対応する構成である。
次に、上述した本発明の実施の形態の変形例について説明する。上述したように、本発明の背景技術において、多くのIO線を有するDRAMでは、BANK毎にメモリセルアレイから周辺回路にデータを出すメインIO線(=MIO線)を持つとチップトータルのIO線が非常に多くなり、かつ小容量のDRAMではその配線がチップレイアウト、面積に大きく影響する。MIO線を削減する手段として、BANK毎に持っていたMIO線を複数のBANKで共通に所有し、MIO線にデータを出すトランジスタにBANK対応の制御を加える事で、MIO線の数を削減する事ができる。そのようなDRAMにおいて、パラレルテストを実現させた場合、データの衝突が起こるため、複数のBANKの同時動作が出来ない。そこで、上記本発明の実施の形態では、その制限を回避し、パラレル数を上げるため、MIO線にスイッチの役割を果たすゲート回路(=特許請求の範囲の記載における「ゲート」;トランジスタTrA)を設けている。
例えば上記実施形態1(図2参照)では、パラレルテストにおいて、ゲート回路すなわちスイッチとして機能する複数のトランジスタTrAをオフにすることで、この場合、MIO線が2個のBANKを一単位としてBANK独立になり、それぞれのBANKのMIO線がつながる方向に存在する周辺の回路あるいはPAD(パッド)に対して別々のパラレルテストデータを取り出すことが可能になる。
ここで、図10〜図12を参照して、図1及び図2に示す実施形態1のパラレルテストにおけるデータの書き込み及び読み出しの動作について説明する。なお、図10〜図12及びその他の図面において、図1及び図2と同一の構成には同一の参照符号を用いている。
図10及び図11はそれぞれ、図1及び図2と同じBANK構成を4個とする半導体記憶装置の通常時及びパラレルテスト時の構成(回路の接続状態)を説明するための模式図である。ただし、図10及び図11に示す構成では、図1及び図2の構成に対して、出力が各トランジスタTrAに接続されているインバータ31が追加されている。その他の構成は同一である。このインバータ31の出力は、“H”レベルでVppレベル、“L”レベルでVbbあるいはGNDレベルとなる。また、インバータ31には信号PTESTが入力される。信号PTESTは、パラレルテスト時に“H”レベルとなり、パラレルテストでない時(=通常動作時)に“L”レベルとなる信号である。なお、信号PTESTのレベルは、例えば外部から入力される所定のコマンドに応じて、あるいは所定のPADに入力される信号に応じて、設定されるようになっている。図10に示す通常動作時には、信号PTESTが“L”レベルとなってインバータ31の出力がVppレベルとなり、トランジスタTrAがオンに制御される。他方、図11に示すパラレルテスト時には、信号PTESTが“H”レベルとなり、インバータ31の出力がVbbあるいはGNDレベルとなり、トランジスタTrAがオフに制御される。
なお、パラレルテスト時には、通常、全てのBANKに対して同じデータの書き込みが行われる。また、図11に示す構成では、データ書き込み時に、比較回路22及び23の出力線DQ−U及びDQ−LがMIO線MIO−U及びMIO−Lに接続され、出力線DQ−U及びDQ−L上のデータによってBANK0/1及び2/3内のメモリセルに対する書き込みが行われるようになっているものとする。ただし、出力線DQ−U及びDQ−Lは、外部DQ(外部データ入出力線)の上位及び下位ビットにそれぞれ対応するものであり、それぞれ外部DQより少ない本数の信号線から構成されているものとする。例えば外部DQの信号線数(=ビット数)が偶数である場合、出力線DQ−Uと出力線DQ−Lはともに外部DQの半数の信号線で構成することができる。一方、MIO線MIO−U及びMIO−Lは、外部DQと同一のビット数の信号線から構成されているものとする。すなわち、MIO線MIO−U及びMIO−Lは、そのビット数が、出力線DQ−U及びDQ−Lのビット数よりも多くなるように構成されている。
この構成において、パラレルテスト時(トランジスタTrAがオフの時)に、外部DQと同じビット数からななるテストデータをBANK0/1のメモリセルに対して書き込むには、例えば、出力線DQ−UをMIO線MIO−Uの上位半分の信号線に接続して外部DQと同じビット数のデータの上位半分のデータの書き込みを行い、続いて出力線DQ−UをMIO線MIO−Uの下位半分の信号線に接続して外部DQと同じビット数のデータの下位半分のデータの書き込みを行うようにすればよい。同様に、パラレルテスト時に、外部DQと同じビット数のデータをBANK2/3のメモリセルに対して書き込むには、例えば、出力線DQ−LをMIO線MIO−Lの上位半分の信号線に接続して外部DQと同じビット数のデータの上位半分のデータの書き込みを行い、続いて出力線DQ−LをMIO線MIO−Lの下位半分の信号線に接続して外部DQと同じビット数のデータの下位半分のデータの書き込みを行うようにすればよい。すなわち、この場合には、少なくとも2回繰り返して外部DQ並びに出力線DQ−U及び出力線DQ−Lを用いたデータの書き込みが必要となる。また、図10及び図11並びに以下に述べる実施の形態においては、比較回路22及び23内あるいは図示していない他の周辺の回路内に上記のように各信号線の接続及び接続の切り替えを行うための回路が設けられているものとする。
ここで、図12を参照して、図11に示す構成におけるパラレルテスト時のテスト用のデータの書き込み(ライト)及び読み出し(リード)の動作について説明する。図12は、上から順に、PTEST信号、クロック信号、外部から入力されるコマンド、比較回路22及び23の出力線DQ−U及びDQ−L上のデータの変化を示している。また、図12は、データ書き込みに続いてデータ読み出しを行う場合の動作を時間軸を2段に分けて示している。図中2つの白抜きの矢印は、時間軸のつながりを示している。
パラレルテストの際のデータの書き込みにおいて、図11の構成では、BANK間のスイッチすなわちトランジスタTrAをオフにしてしまうと、メモリセルに書かれる書き込みデータは、BANKにつながるMIO線が接続されるDQ側(DQ−UもしくはDQ−L)からのみしか入力することが出来ない。トランジスタTrAをオフにした状態で、外部DQと同じ量(=同じビット数)の書き込みデータをパラレルテストで書き込むためには、図12の書き込みの動作(上段)に示されるように、出力線DQ−U、DQ−LからデータData1、Data2をシリアルに入力する必要がある。ここでデータData1及びData2は外部DQと同じビット数のデータを半分に分けたデータである。
すなわち、図12の動作では常にPTEST信号が“H”とされ、各トランジスタTrAが常にオフ状態とされている。データ書き込み時には、まず、すべてのBANKに対するバンクアクティブコマンド「ACT(AllBank)」が入力され、続いてすべてのBANKに対するライトコマンド「Write(AllBank)」が入力されるとともに、外部DQから「Data1」+「Data1」のデータを入力することで、出力線DQ−U上のデータ「Data1」がBANK0〜1のメモリセルに書き込まれ、さらにDQ−L上のデータ「Data1」がBANK2〜3のメモリセルに書き込まれる。続いて、外部DQから「Data2」+「Data2」のデータを入力することで、出力線DQ−U上のデータ「Data2」がBANK0〜1のメモリセルに書き込まれるとともに、DQ−L上のデータ「Data2」がBANK2〜3のメモリセルに書き込まれる。その後、すべてのBANKに対するプリチャージコマンド「PRE(AllBank)」が入力され、すべてのBANKのプリチャージが行われて、各BANKがアイドル状態とされる。
データ読み出し時には、すべてのBANKに対するバンクアクティブコマンド「ACT(AllBank)」に続いてすべてのBANKに対するリードコマンド「Read(AllBank)」が入力されると、出力線DQ−U上にBANK0のデータ(=判定結果。以下同じ。)が出力されるとともに、出力線DQ−L上にBANK2のデータが出力される。次に、出力線DQ−U上にBANK1のデータが出力されるとともに、出力線DQ−L上にBANK3のデータが出力される。その後、すべてのBANKに対するプリチャージコマンド「PRE(AllBank)」が入力され、すべてのBANKのプリチャージが行われて、各BANKがアイドル状態とされる。
このように、テストデータとして外部DQと同じビット数のデータを書き込もうとすると、図11の構成では、トランジスタTrAによって各MIO線が2分割されているので、外部DQ上のデータを2つに分けたデータData1及びData2をMIO線MIO−U又はMIO−Lを各2回シリアルに用いて書き込むことになる。なお、読み出し時の動作は、実施形態1の動作を示す図3に示すものと同一である。なお、通常時、すなわちトランジスタTrAをオンにしてMIO線を各BANK共通とした状態では、各BANKのメモリセルへの外部DQと同じビット数のデータの書き込みは一度で行うことが可能である。つまり、図11に示すトランジスタTrAによるMIO線の分割を行う構成を用いると、データ書き込みに限れば、トランジスタTrAによるMIO線の分割を行わない場合より時間がかかる結果となる。
そこで、以下に述べる他の実施の形態(実施形態3及び実施形態4)では、上記実施の形態と比較して、パラレルテスト・読み出し時の有効性を保持しつつ、たとえば、パラレルテスト・書き込み時にデータをシリアルに入力する必要を無くすことで、テスティング時間を短くすることができる半導体記憶装置を提供する。これによれば、テスティング時間を短縮することでテスティングコストを削減できるという効果が得られる。
[実施形態3]
その特徴は、実施形態3においては、図13及び図14に示すように、メモリセルアレイから周辺回路にデータを出力するMIO線を複数のBANK共通で使用する半導体記憶装置において、MIO線(MIO−U及びMIO−L)に挿入されたスイッチとしてのトランジスタTrA(=ゲート回路)のゲート制御を、パラレルテストにおいて連続してオフするのではなく、パラレルテスト状態を制御する信号(PTEST)と読み出し状態を制御する信号(READ STATE)のAND(論理積)信号でオフする制御にする点にある。すなわち、パラレルテストかつ読み出し動作時にトランジスタTrAをオフし、パラレルテストであっても読み出し動作でない時、たとえば書き込み動作時(データライト時)にトランジスタTrAをオンにする制御を行うようにしている。これによれば、パラレルテストの書き込み状態では、MIO線がBANK間で接続された状態になるので、全てのBANKのメモリセルアレイに同時にデータを書き込むことが出来る。
図13及び図14は、本発明の実施形態3を説明するための図である。図13及び図14はそれぞれ、図10及び図11と同じBANK構成を4個とする半導体記憶装置の通常時及びパラレルテスト時の構成(回路の接続状態)を説明するための模式図である。ただし、図13及び図14に示す構成では、図10及び図11の構成と比較して、出力が各トランジスタTrAに接続されているインバータ31に代えて、各トランジスタTrAの制御手段としてのナンド回路(NAND)32が設けられている。その他の構成は同一である。このナンド回路32の出力は、“H”レベルでVppレベル、“L”レベルでVbbあるいはGNDレベルとなる。また、ナンド回路32には信号PTESTと信号READ STATEが入力される。信号PTESTは、パラレルテスト時に“H”レベルとなり、パラレルテストでない時(=通常動作時)に“L”レベルとなる信号である。信号READ STATEは、読み出し状態で“H”レベルとなり、読み出し状態でないときに“L”レベルとなる信号である。なお、信号PTEST及び信号READ STATEのレベルは、例えば外部から入力される所定のコマンドに応じて、あるいは所定のPADに入力される信号に応じて、設定されるようになっている。図13に示す通常動作時には、信号PTESTが“L”レベルとなるので、信号READ STATEのレベルに関わらずナンド(NAND)回路32の出力がVppレベル(“H”レベル)となり、トランジスタTrAがオンに制御される。他方、図14に示すパラレルテスト時には、信号PTESTが“H”レベルとなるので、信号READ STATEが“H”レベルのとき(=読み出し状態のとき)ナンド回路32の出力がVbbあるいはGNDレベルとなってトランジスタTrAがオフに制御され、信号READ STATEが“L”レベルのとき(=読み出し状態でないとき)ナンド回路32の出力がVppレベルとなってトランジスタTrAがオンに制御される。
すなわち、この実施形態3では、図13及び図14にBANK構成を4つとした場合の例を示すとおり、MIO線が4BANKを縦走するように配線され、その両端にMIO線からデータを渡され外部DQに出力する周辺回路11及び12が存在する。また図14に示すとおりMIO線MIO−U、MIO−Lそれぞれの端にパラレルテスト時のみ駆動するトランジスタPU、PLが設けられ、パラレルテスト判定回路としての比較回路22及び23にMIO線MIO−U、MIO−Lが接続される。さらに、各MIO線の途中にはトランジスタTrAが挿入されている。各トランジスタTrAのゲートは、ナンド回路32の出力が入力される。そして、ナンド回路32の2つの入力にはそれぞれ、パラレルテスト状態を示す信号“PTEST”と読み出しの状態を示す“READ STATE”の信号が入力される。すなわち、本実施形態3には、BANK間共通のMIO線の途中に挿入されたものであって、通常時にオンに制御され、パラレルテスト時の少なくともデータ読み出し時にオフに制御される複数のトランジスタTrAが設けられている。
上述したように、図13はノーマル(通常時)の構成及び動作を示す図であり、ノーマルの動作においてPTEST信号は“L”レベルである。このとき、ナンド回路32の出力はVpp(VppはトランジスタTrAの閾値電圧Vtより十分高い電圧を示す例である。)になることから、各トランジスタTrAのゲートにVppが印加され、MIO線は4BANK繋がった状態になる。したがって、4BANKのデータは、各バンクアレイからのTr0〜3を同時に動作しないように制御する事によって、データを衝突することなく周辺回路11及び12に出力することができる。
次に、パラレルテスト時の動作について説明する。図15は、図14に示す構成を用いてパラレルテストを行ったときの信号、コマンド、外部DQの推移図である。パラレルテストにおいては、信号PTEST=“H”になるが、書き込みの状態では、信号READ STATE=“L”のままである。従って、ナンド回路32の出力はVppのままであり、この場合、ノーマルの動作と同じく、MIO線は4BANKつながった状態である。この書き込み状態において、DQ−U側の外部DQ(すなわち外部DQの上位ビット)からデータData1を入力してMIO線MIO−Uの例えば上位ビットに入力するとともに、DQ−L側の外部DQ(すなわち外部DQの下位ビット)からデータData2を入力してMIO線MIO−Lの例えば下位ビットに入力すると、MIO線がつながった状態であるため、全てのBANK(BANK0〜3)に外部DQ上のデータを一度に書き込むことが出来る。
パラレルテストの読み出しの状態では、図15の下段に示すように。リードコマンド入力時から、リードの制御信号“READ STATE”が“L”から“H”に遷移し、ナンド回路32の出力はVbb(VbbはトランジスタTrAの閾値電圧Vtより十分に低い電圧の例。)となる。ナンド回路32の出力が“Vbb”の期間は、トランジスタTrAのゲートがオフになり、MIO線はMIO−U側、MIO−L側に切り離される。この切り離された状態では、BANK0〜1とBANK2〜3のメモリセルアレイのデータの読み出し結果をそれぞれ、MIO−U,MIO−Lの方向へ同時に出力することが可能である。具体的にこのパラレルテスト動作は、ACT〜READは全BANK同時に行うがBANK0/1,BANK2/3はTr0/1,Tr2/3をシリアルに活性化する制御を取る事により、BANK0/2のデータが先に、次にBANK1/3のデータが出てくる動作となる。
なお、図15は、図12に加えて信号READ STATEの状態を追加して示す図であり、上から順に、PTEST信号、READ STATE信号、クロック信号、外部から入力されるコマンド、比較回路22及び23の出力線DQ−U及びDQ−L上のデータの変化を示している。また、図15も、図12と同様に、データ書き込みに続いてデータ読み出しを行う場合の動作を時間軸を2段に分けて示している。図中2つの白抜きの矢印は、時間軸のつながりを示している。
[実施形態4]
次に、本発明の他の実施形態である実施形態4について説明する。図16は、本発明の実施形態4を説明するための図である。図16は、図11と同じBANK構成を4個とする半導体記憶装置のパラレルテスト時の構成(回路の接続状態)を説明するための模式図である。ただし、図16に示す構成では、出力線DQ−U上のデータを出力線DQ−L側に転送するデータ線33と、出力線DQ−L上のデータを出力線DQ−U側に転送するデータ線34とがメモリアレイの外側に設けられるとともに、図11の比較回路22及び23が、データ線33及び34と出力線DQ−U及びDQ−Lとの接続回路を内部に追加して含む比較回路22a及び23aに変更されている。この比較回路22aでは、出力線DQ−Uのデータとデータ線34のデータとを合わせることで外部DQと同じビット数のデータを得ることができ、これがMIO線MIO−Uに入力されるようになっている。また比較回路23aでは、出力線DQ−Lのデータとデータ線33のデータとを合わせることで外部DQと同じビット数のデータを得ることができ、これがMIO線MIO−Lに入力されるようになっている。図16のその他の構成は図11と同一である。なお、通常時の構成は図10と同一である。
すなわち、この実施形態4では、図10(通常時)及び図16(パラレルテスト時)にBANK構成を4つとした例を示すとおり、MIO線が4BANKを縦走するように配線され、その両端にMIO線からデータを渡され外部DQに出力する周辺回路11及び12が存在する。また図16に示すとおりMIO線MIO−U、MIO−Lそれぞれの端にパラレルテスト時のみ駆動するトランジスタPU、PLが設けられ、パラレルテスト判定回路としての比較回路22a及び23aにMIO線MIO−U、MIO−Lが接続される。さらに、各MIO線の途中にはトランジスタTrAが挿入されている。各トランジスタTrAのゲートには、インバータ31の出力が入力される。インバータ31の入力には、パラレルテスト状態を示す信号PTESTが入力される。そして、実施形態4には、トランジスタTrAによって分割された各MIO線MIO−U、MIO−Lの各端部にパラレルテスト時に入力される書き込みデータを他方の端部へ伝送するデータ線33、34が設けられている。
以上の構成において、パラレルテストのときには信号PTESTを“H”レベルとしてトランジスタTrAのゲートをオフし、読み出し動作時にパラレルの同測を上げる動作を行うことができる。
一方、パラレルテストにおける書き込み時には、アレイの外に設けられているデータ線であってDQ−U側とDQ−L側との間でData1とData2のデータをやり取りするための専用の書き込み用データ線33及び34を用いることで、MIO線MIO−U及びMIO−Lから一度に外部DQのビット数と同じデータを書き込めるようにしている。ここでデータData1及びData2は上述したように外部DQと同じビット数のデータを半分に分けたデータである。
図17は、図16を用いてパラレルテストを行ったときの信号、コマンド、外部DQの推移図である。専用の書き込み用データ線33及び34を用いることで、出力線DQ−U、DQ−Lから入力されたData1、Data2はそれぞれDQ−L側、DQ−U側にも入力されることになり、トランジスタTrAのゲートがオフされた状態でも、DQ−U側、DQ−L側それぞれからData1、Data2を同時に書き込むことが可能になる。
なお、図17は、図12と同様に、上から順に、PTEST信号、クロック信号、外部から入力されるコマンド、比較回路22a及び23aの出力線DQ−U及びDQ−L上のデータの変化を示している。また、図17も、図12と同様に、データ書き込みに続いてデータ読み出しを行う場合の動作を時間軸を2段に分けて示している。図中2つの白抜きの矢印は、時間軸のつながりを示している。
以上のように、実施形態3によれば、MIO線を分割するトランジスタTrAに対してテストデータの書き込み時にオフ状態となるような制御を行うことで、パラレルテストにおけるデータの書き込みを一度に行うことが可能となる。また、実施形態4によれば、トランジスタTrAによって分割されたMIO線の各端部に設けられている回路に対して各他端部に入力された書き込み用のテストデータを専用のデータ線によって相互に伝送するようにしたので、パラレルテストにおけるデータの書き込みを一度に行うことが可能となる。これらによれば、実施形態1及び2と同様に、パラレルテスト・データ読み出し時の有効性を保持しつつ、パラレルテスト・データ書き込み時にも、データをシリアルに入力する必要がなくなるため、さらにテスティング時間を短くする事が出来、テスティングコストを削減できる。
なお、実施形態3又は4の構成・動作に対しては、例えば実施形態1〜4の構成・動作との組み合わせを行うような変更を適宜加えることが可能である。
本発明による半導体記憶装置の実施形態1の通常時の接続状態(構成)を示すブロック図である。 図1に示す本発明による半導体記憶装置の実施形態1のパラレルテスト時の接続状態(構成)を示すブロック図である。 図2に示す実施形態1のパラレルテスト時の接続状態の動作を説明するためのタイミング図である。 本発明による半導体記憶装置の実施形態2の通常時の接続状態(構成)を示すブロック図である。 図4に示す本発明による半導体記憶装置の実施形態2のパラレルテスト時の接続状態(構成)を示すブロック図である。 図5に示す実施形態2のパラレルテスト時の接続状態の動作を説明するためのタイミング図である。 本発明の課題を説明するために用いる半導体記憶装置の通常時の接続状態(構成)の一例を示すブロック図である。 図1に示す構成例のパラレルテスト時の接続状態(構成)を示すブロック図である。 図8に示す構成例のパラレルテスト時の接続状態の動作を説明するためのタイミング図である。 図1に示す本発明による半導体記憶装置の実施形態1の通常時の接続状態(構成)を示す他のブロック図であって、トランジスタTrAの制御手段(インバータ31)を明示するブロック図である。 図2に示す本発明による半導体記憶装置の実施形態1のパラレルテスト時の接続状態(構成)を示す他のブロック図であって、トランジスタTrAの制御手段(インバータ31)を明示するブロック図である。 図11に示す実施形態1のパラレルテスト時の接続状態の動作(データ書き込み時及び読み出し時)を説明するためのタイミング図である。 本発明による半導体記憶装置の実施形態3の通常時の接続状態(構成)を示すブロック図である。 図13に示す本発明による半導体記憶装置の実施形態3のパラレルテスト時の接続状態(構成)を示すブロック図である。 図14に示す実施形態3のパラレルテスト時の接続状態の動作を説明するためのタイミング図である。 本発明による半導体記憶装置の実施形態4のパラレルテスト時の接続状態(構成)を示すブロック図である。 図16に示す実施形態4のパラレルテスト時の接続状態の動作を説明するためのタイミング図である。
符号の説明
BANK0〜3…バンク
TrA…トランジスタ(ゲート回路)
TrB…トランジスタ(ゲート回路)
11〜12…周辺回路
22〜25…比較回路
MIO…メイン入出力線
SubMIO…メイン入出力線補助線
PU、PL…トランジスタ
MIO−U、MIO−L…分割されたメイン入出力線
31…インバータ
32…ナンド回路
33、34…データ線

Claims (10)

  1. 複数のバンク間で複数のデータ出力線を共通化した半導体記憶装置において、
    各データ出力線の途中に挿入された複数のゲートであって、通常動作時にオンに制御され、パラレルテスト時の少なくともデータ読み出し時にオフに制御されるもの
    を具備することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記複数のゲートが、通常動作時にはオンに制御され、パラレルテスト時にはオフに制御されるものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記複数のゲートがオフすることで分割された各データ出力線の各分割部分上の信号をパラレルに入力して比較を行う比較回路を
    さらに具備することを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記各ゲートが、前記複数のバンク間の境界に対応して設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記複数のゲートが複数個のバンク毎に前記各データ出力線を分割するように挿入されたものであり、
    前記比較回路が、各分割されたバンクの個数に対応する分割数で時分割に、各データ出力線の各分割部分上の信号をパラレルに入力して比較を行うものである
    ことを特徴とする請求項3に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記複数のゲートによって分割された各データ出力線の各分割部分と前記比較回路との間をパラレルテスト時に接続する接続手段を
    さらに具備することを特徴とする請求項3に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記接続手段が、パラレルテスト時にオンに制御されるゲートと、該ゲートと接続された前記データ出力線よりレイアウト上の配線の幅が狭いデータ出力補助線とから構成されている
    ことを特徴とする請求項6に記載の半導体記憶装置。
  8. 前記複数のゲートが、パラレルテストの時のデータの書き込み時にオンに制御されるものである
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  9. 前記分割された各データ出力線の一方の端部にパラレルテスト時に入力される書き込みデータを他方の端部へ伝送するデータ線を
    さらに具備することを特徴とする請求項3に記載の半導体記憶装置。
  10. 複数のバンク間で複数のデータ出力線を共通化した半導体記憶装置の制御方法であって、
    各データ出力線の途中に挿入された複数のゲートを、通常動作時にオンに制御し、パラレルテスト時の少なくともデータ読み出し時にオフに制御する
    ことを特徴とする半導体記憶装置の制御方法。
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