JP5527521B2 - 階層構造表示装置、階層構造表示方法および階層構造表示制御プログラム - Google Patents

階層構造表示装置、階層構造表示方法および階層構造表示制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、データの階層構造を視覚的に表示する技術に関し、特に大規模な階層構造を有するデータを比較的狭い領域に表示する技術に関する。
個々のファイルを対応するフォルダに収容し、幾つかのフォルダを1つのディレクトリと関連付けるというようにして処理対象のデータをツリー状に体系化しておくと、所望のデータを効率的に探し当てることができる。このような階層構造を持ったデータのその構造を情報処理装置のディスプレイに視覚的に表示しようとすると、特に階層構造が大規模なものとなった場合には、表示のための領域が拡大する。これは、ツリー階層方向の個数が増えて、各ノードを階層方向に表示するための長さが長くなる可能性があるのと、ノードの数が多くなる階層が出現し、階層方向と直交する方向にこれらのノードを表示にするための長さが長くなる可能性があるためである。このため、データの大規模な階層構造を限定された領域に表示しようとすると、この領域から必要なノードが外れた形で表示されてしまい、所望のノードの位置を把握できなくなることがある。
このような表示上の不具合を解消することが各種検討されている。たとえば、マイクロソフト株式会社のOS(Operating System)としてのウィンドウズ(登録商標)で採用されているファイルやフォルダを管理するエクスプローラというツールや、同じくマイクロソフト株式会社のアウトルックエクスプレスと呼ばれるメールソフトウェアでは、本発明に関連する第1の関連技術を採用している。
この第1の関連技術では、ツリー領域における選択しているノードに関する情報を、このツリー領域とは別の領域に表示するようにしている。ここで、選択しているノードに関する情報とは、該当するノードが備えるファイルや子ノード、当該ノードのアドレス等の情報を指している。これらノードに関する情報を別の領域に表示することで、ツリー構造を表示する領域の表示の簡素化を図って、この領域になるべく多くのノードを表示できるようにしている。
しかしながら、第1の関連技術を採用しても、階層構造が比較的大規模になると、すべてのノードを1つの表示領域に表示することは困難になる。そこで、この第1の関連技術では、ツリー領域にツリーのすべてのノードが表示できないときには、この領域に縦方向あるいは横方向にスクロールバーを設けるようにしている。そして、これら縦方向あるいは横方向のスクロールバーを必要に応じて操作することで、表示されていなかったツリーの必要な箇所を表示領域に表示するようにしている。
したがって、この第1の関連技術では、階層構造が比較的大規模になった場合、画面のスクロール操作が必要になるので、その操作が面倒であるだけでなく、表示されているノードの親ノードを把握しにくいという問題がある。また、表示領域に表示されているノードの1つを選択した場合には、別領域に表示されるノード情報を確認するために視線を動かす必要があるという問題があった。
そこで、動的に上位階層要素を再配置して、表示ウィンドウ内により多くの情報を表示するようにした本発明の第2の関連技術が提案されている(たとえば特許文献1参照)。
図17および図18は、この第2の関連技術を説明するためのものである。図17で、上位ノード101のすぐ下の階層には、第1および第2の中位ノード1021、1022が存在している。また、第1の中位ノード1021のすぐ下の階層には、第1〜第3の下位ノード1031〜1033が存在し、第2の中位ノード1022のすぐ下の階層には、第4および第5の下位ノード1034、1035が存在している。今、一点鎖線で示した表示ウィンドウ104が階層構造を表示する境界領域であるとする。
この例の場合、表示ウィンドウ104内に表示された第4および第5の下位ノード1034、1035に対してはその親ノードである第2の中位ノード1022が示されており、これらの関係が分かる。これに対して、第3の下位ノード1033については、親ノードとしての第1の中位ノード1021が表示ウィンドウ104の外にあるので、これらの配置関係が不明となっている。
図18は、第2の関連技術によってこの問題を解決している。すなわち第2の関連技術では、着目しているノードとしての第3の下位ノード1033に接続する上位の第1の中位ノード1021を垂直方向に移動することで表示ウィンドウ104の中に収容できるかを判別する。そして、収容が可能な場合には、場合は表示ウィンドウ104の表示範囲内へ、この第1の中位ノード1021の表示位置を変更する事により再配置するようにしている。このように第2の関連技術では表示ウィンドウ104内に、表示用の余白がある場合にこれを利用することで、より多くのノードを配置することにしている。
ところが、第2の関連技術では第1の関連技術のエクスプローラやメーラで使用されるようなツリー表示と異なり、表示用の余白に他のノードを詰め込む結果として、階層の深さと表示位置が対応付けられなくなる。この結果、親ノードが子ノードよりも階層的に下側の位置に配置されることがあり、表示されている子ノードがどの親ノードに属するかが分かり難くなるという問題があった。また、表示ウィンドウ104内に表示されている子ノードの他に、これと同階層の子ノードが、階層の上側の位置に存在するかを判別できないといった問題もあった。更に、第2の関連技術では各ノードの上下関係を示すために、それぞれのノードをリンクするリンク線を描画することが必要となっている。このため、リンク線をそれぞれ描画する分、各ノードを効率よく表示することができないという問題もあった。
そこで、3次元グラフィックを用いて階層構造を表示することが、本発明の第3の関連技術として提案されている(たとえば特許文献2)。これは、第1階層のノードを円錐形の頂点に配置して、第2階層のノードから順に円錐の表面を所定の間隔を置いて降ろしていくものである。これにより、円錐の全表面にわたって、クリスマスツリーの飾りのようにノードが配置される。この3次元グラフィックを写真に撮ったように平面に描画することになる。
特開2001−331358号公報(第0014段落、図7) 特開2000−047778号公報(第0005段落、図1)
しかしながら、この第3の関連技術では、3次元に表わされたグラフィック情報を2次元平面に投影するので、一部のノードやノード同士を接続するリンク線が重なってしまい、また、部分的にこれらの情報が隠れてしまう。この結果、ツリー構造自体を誤解した状態で把握するおそれがあった。このように、2次元に展開されたツリーと比べると、ツリー構造を直感的に把握することができないので、フォルダの移動といったデータ処理を行おうとすると、操作が複雑になるという問題があった。
そこで本発明の目的は、階層構造の一部領域を限定して表示する際に、その表示領域に階層の上下関係が分からないノードが入り込んだ形で配置される場合にも、そのリンク関係を明確にすることのできる階層構造表示装置、階層構造表示方法および階層構造表示制御プログラムを提供することにある。
本発明は、階層構造表示装置であって、階層構造を持ったデータとしての階層データを保持する階層データ保持手段と、この階層データ保持手段から前記階層データを入力して所定の表示枠の範囲内でその階層関係を上位の階層のノードからその配下の下位の階層のノードへと順に各ノードをツリー状に前記表示枠の一端部から所定方向に沿って表示するツリー領域を生成するツリー領域生成手段と、このツリー領域生成手段で生成したツリー領域に含まれるノードであって、その1つ上位の親に相当する階層のノードがこのツリー領域外となっているものがあるかを前記データ保持手段から前記ツリー領域生成手段に供給され表示された階層データとその周辺の階層データの関係から判別する親ノード存否判別手段と、この親ノード存否判別手段で前記親に相当する階層のノードで前記ツリー領域外となっているものが存在すると判別されたとき、このノードを表わした親ノード識別情報を所定位置に表示する親ノード識別情報表示手段とを具備し、前記親ノード識別情報表示手段は、前記ツリー領域生成手段で生成されたツリー領域を表示する前記表示枠に隣接した棒状のツリーバーである
また、本発明は、階層構造表示方法であって、階層構造を持ったデータとしての階層データを保持する階層データ保持手段から前記階層データを入力して所定の表示枠の範囲内でその階層関係を上位の階層のノードからその配下の下位の階層のノードへと順に各ノードをツリー状に前記表示枠の一端部から所定方向に沿って表示するツリー領域を生成するツリー領域生成ステップと、
このツリー領域生成ステップで生成したツリー領域に含まれるノードであって、その1つ上位の親に相当する階層のノードがこのツリー領域外となっているものがあるかを前記ツリー領域生成ステップで供給され表示された階層データとその周辺の階層データの関係から判別する親ノード存否判別ステップと、
この親ノード存否判別ステップで前記親に相当する階層のノードで前記ツリー領域外となっているものが存在すると判別されたとき、このノードを表わした親ノード識別情報を、所定位置に表示する親ノード識別情報表示ステップとを具備し、
前記親ノード識別情報表示ステップは、前記ツリー領域生成ステップで生成されたツリー領域を表示する前記表示枠に隣接した棒状のツリーバーとして表示する。
更に、本発明は、階層構造表示制御プログラムであって、階層構造を持ったデータとしての階層データを保持する階層データ保持手段を備えたコンピュータに、
前記階層データ保持手段から前記階層データを入力して所定の表示枠の範囲内でその階層関係を上位の階層のノードからその配下の下位の階層のノードへと順に各ノードをツリー状に前記表示枠の一端部から所定方向に沿って表示するツリー領域を生成するツリー領域生成処理と、
このツリー領域生成処理で生成したツリー領域に含まれるノードであって、その1つ上位の親に相当する階層のノードがこのツリー領域外となっているものがあるかを前記データ保持手段から前記ツリー領域生成処理用に供給された階層データとその周辺の階層データの関係から判別する親ノード存否判別処理と、
この親ノード存否判別処理で前記親に相当する階層のノードで前記ツリー領域外となっているものが存在すると判別されたとき、このノードを表わした親ノード識別情報を、所定位置に表示する親ノード識別情報表示処理と
を実行させ
前記親ノード識別情報表示処理は、前記ツリー領域生成処理で生成されたツリー領域を表示する前記表示枠に隣接した棒状のツリーバーとして表示することを特徴としている。
このように本発明では、階層構造の一部領域を限定して所定の表示枠のツリー領域に表示した場合に、この領域に表示されている子ノードとの関係で表示されない親ノードに関する親ノード識別情報を所定位置に表示することにしたので、ツリー領域だけでは分からないリンク関係をツリー領域の表示範囲を変えることなく即座に判別することができる。したがって、たとえばスクロールバーを操作してこの確認を行う場合と比べて作業を迅速かつ確実に行うことができる。
本発明の第1の実施の形態における階層構造表示装置の構成を示したブロック図である。 第1の実施の形態で出力部の表示内容の一例を示した平面図である。 第1の実施の形態でツリーバーに親ノードを表示する処理の様子を表わした流れ図である。 本発明の第1の実施例における表示画面の要部を示す平面図である。 図4に示した表示画面でツリーの表示内容を少し下方にスクロールした表示画面の要部を示す平面図である。 第1の実施例でツリー表示領域に階層方向の表示内容が収まらない場合の表示画面の要部を示す平面図である。 第1の実施例でツリー表示領域に階層方向の表示内容が収まらない場合の表示画面の他の例の要部を示す平面図である。 本発明の第2の実施の形態における階層構造表示装置の構成を示したブロック図である。 第2の実施の形態で出力部の表示内容の一例を示した平面図である。 本発明の第2の実施の形態におけるツリー表示部でのツリー表示のシフト制御の一例を表わした流れ図である。 図10のステップS602でカーソルの先端をツリーバーに合わせた状態を示した表示画面の平面図である。 図11に示した状態でツリーバーをマウスでクリックした後の状態を示した表示画面の平面図である。 本発明の第3の実施例による表示画面の一例を示した平面図である。 本発明の第4の実施例による表示画面の一例を示した平面図である。 本発明の第5の実施例による表示画面の一例を示した平面図である。 第5の実施例におけるツリー表示部での移動状態選択制御の様子を表わした流れ図である。 本発明の第2の関連技術を適用する前のツリー構造とその表示状態を示した説明図である。 本発明の第2の関連技術を適用した後のツリー構造とその表示状態を示した説明図である。
符号の説明
200、200A 階層構造表示装置
201 階層構造情報記録部
202 出力部
203、203A ツリー表示部
206 表示親ノード決定部
207、207A ツリーバー表示部
214 CPU
215、215A メモリ
216、216A 制御部
221 表示画面
222 ツリー表示領域
223、223A、223B ツリーバー
226 親ノード表示用親子ノード存在領域
231、232、233 ノード
501 ツリーバー操作制御部
502 入力部
521 カーソル
561 ポップアップメニュー
<第1の実施の形態>
本発明の第1の実施の形態について説明する。
図1は、第1の実施の形態における階層構造表示装置の構成を表わしたものである。この階層構造表示装置200は、たとえばパーソナルコンピュータに表示のためのディスプレイを出力部として組み合わせたような通常の情報処理装置によって構成されている。
この階層構造表示装置200は、階層構造となった各種のデータを記録したハードディスク等の階層構造情報記録部201を備えている。この階層構造情報記録部201は、出力部202の所定のツリー表示領域に対してツリー表示を生成するツリー表示部203と接続されている。このツリー表示部203は階層構造情報記録部201から表示に必要な階層構造データ204を読み出してツリー表示情報205を生成して、出力部202に供給しこれを図示しないツリー表示領域内に表示させる。このツリー表示情報205による出力部202の表示内容は、例えばマイクロソフト株式会社のOSのウィンドウズ(登録商標)で採用されているエクスプローラによる表示のように表示される。
本実施の形態の階層構造表示装置200では、表示親ノード決定部206とツリーバー表示部207がツリー表示部203の他に設けられている。このうちの表示親ノード決定部206は、階層構造情報記録部201からツリー表示部203が表示するツリー構造全体についての階層構造データ208を読み出す。そして、ツリー表示部203でツリー表示領域内に表示したツリー構造の中で階層の上下関係が分からない子ノードが存在する場合の、その親ノードを決定する。この決定した親ノードの名前は親ノード情報209としてツリーバー表示部207に送られるようになっている。
ツリーバー表示部207は前記したツリー表示領域に隣接して配置される表示部である。ツリーバー表示部207はツリー表示部203の生成したツリー表示情報205を入力してツリー表示領域に隣接してツリーバーを表示すると共に、そのバーにおける前記した階層の上下関係が分からない子ノードに対応する位置を明示し、この位置に親ノード情報209を基にして親ノードを表わすテキスト情報を組み込むようになっている。このようにして作成されたツリーバー表示情報211はツリーバー表示部207から出力部202に送られることになる。
なお、以上のような構成の階層構造表示装置200は、CPU(Central Processing Unit)214と、このCPU214が実行する各種の制御プログラムを格納するメモリ215を備えた制御部216を備えている。そして、制御プログラムとして本実施の形態の階層構造表示制御プログラムを実行するとき、ツリー表示部203、表示親ノード決定部206およびツリーバー表示部207の少なくとも一部をソフトウェアによって機能的に実現することができるようになっている。
図2は、出力部の表示内容の一例を示したものである。出力部の表示画面221には、一般的に使用されているツリー表示領域222が表示されており、ここには図1に示したツリーバー表示情報211を基にしたツリー構造が表示されている。ツリー表示領域222には、これに隣接する形でツリーバー223が配置されている。
ツリー表示領域222には、ある階層のノード2312、2313が図で左端近傍に配置されている。このうちの上側に配置されたノード2312には、1つ階層が下の3つのノード2324〜2326がリンクしていることが分かる。ツリー表示領域222の右上に存在する2つのノード2338、2339は、ノード2323を親ノードとする子ノードであるが、ノード2323はツリー表示領域222の表示範囲外に位置するため表示されていない。このため、ユーザはツリー表示領域222の表示状態で2つのノード2338、2339の親子関係を判別することができない。
本実施の形態では、図1に示した表示親ノード決定部206が2つのノード2338、2339の親ノードがノード2323であることを決定し、この親ノード情報209(図1)をツリーバー223にテキスト情報として表示している。したがって、ユーザはたとえばスライドバー224によってツリー表示領域222の表示内容を移動しなくても、親ノードの分からない子ノード(ノード2338、2339)についてその親ノード(ノード2323)を知ることができる。
なお、図2で各ノード231、232、233のアイコンの右側に記した記号××は、これらのノードをそれぞれ表わすノード名(テキスト情報)である。この図2では、ツリー表示領域222にこれらのノード名がそれぞれ読める状態で表示されている。しかしながら階層の深さ方向に表示位置のずれが生じているような場合には、幾つかのノードについてのノード名の表示が欠けて不完全に表示される場合がある。このような場合にも、親となるノードが分からない状態となることがあるので、親ノードをツリーバー223に表示する対象となる。
図3は、本実施の形態でツリーバーに親ノードを表示する処理の様子を表わしたものである。図1および図2と共に説明する。制御部216は、まず、ツリー表示領域222に表示されている先頭ノードから確認処理を開始する(ステップS301)。このとき、ツリーバー223に表示する親ノードは未確定の状態である。
確認処理を開始したそのノードについて、制御部216は、ノード名が先頭から表示されているかをチェックする(ステップS302)。前記したようにノード名の表示が欠けて不完全に表示されている場合には(N)、ツリー表示領域222に表示されているすべてのノードについての確認処理が終了したかを判別する(ステップS303)。この場合には、まだ最初のノードについての処理が開始された段階なので、すべてのノードについての確認処理は終了していない(N)。そこで、ツリー表示領域222に表示されている次のノードに処理が移行する(ステップS304)。そして、再びステップS302に処理が戻る。
これに対して、ステップS302でノード名が先頭から表示されていると判別された場合(Y)、制御部216は、確認対象の親ノードのノード名(テキスト)がツリー表示領域222の先頭から表示されていないかをチェックする(ステップS305)。対象の親ノードのノード名がツリー表示領域222の先頭から表示されているようであれば(N)、ツリーバー223に表示する親ノードを探索する必要がない。そこでこの場合にはステップS303に進んで、すでに説明したと同様の処理が繰り返される。
一方、確認対象の親ノードのノード名がツリー表示領域222に先頭から表示されていない場合には(ステップS305:Y)、制御部216は、確認対象のノードの親ノードは、既に確定している表示親ノードのルートからのパスの中に含まれているかをチェックする(ステップS306)。そして、既存の表示親ノードのパスに含まれない場合に次のステップS307に移行する。既存の表示親ノードのパスに含まれる場合は(ステップS306:N)、現在チェックしているそのノードについてツリーバー223に表示する親ノードを探索する必要がない。そこでこの場合にはステップS303に進んで、すでに説明したと同様の処理が繰り返される。
これに対して既存の表示親ノードのパスに含まれないとして(ステップS306:Y)、次のステップに進んだ場合には、このステップS307で、確認対象の親ノードを、表示親ノードと決定する。この場合にもステップ303に進んで、ツリー表示領域222に表示されているすべてのノードに対して確認が行われたかをチェックする。このようにして、ツリー表示領域222に表示されているすべてのノードに対して確認が終了した時点で(ステップS303:Y)、ツリーバー223に親ノードを表示する処理が終了する。
なお、以上の処理では処理の図示を省略したが、決定した親ノードのノード名(テキスト)をツリーバー223のどの領域に表示するかの処理が必要な場合がある。たとえば図2では、ツリーバー223に、親ノード表示用親子ノード存在領域226を区切って表示し、その領域内に親ノードのノード名であるテキスト「Node2123」を表示している。
このような処理を行う場合には、ツリー表示領域222に表示されているノードを先頭から順次走査してステップS304で次のノードのチェックに移行する前に、現在チェックしたノードの親ノードがツリー表示領域222に表示されているかどうかの履歴をメモリ215に残すようにすればよい。そして、親ノードがツリー表示領域222に表示されていない部分が占める領域(親ノード表示用親子ノード存在領域226)に、ステップS307で決定した親ノードのノード名を表示するようにすればよい。なお、この親ノード表示用親子ノード存在領域226をツリーバー223の他の領域と区別する色で着色するようにしてもよい。
(実施例1)
次に、本発明の第1の実施例として、図1のツリーバー表示部207が生成し出力部202が出力するツリー表示領域222とその周辺の具体的な表示例を幾つかの表示画面として示すことにする。なお、図1および図2で使用した符号は適宜この第1の実施例でも使用する。
図4は、出力部の表示画面の一例を示したものである。表示画面221にはその一部にツリー表示領域222が表示されており、その右端部にはスライドバー224が配置されている。ツリー表示領域222内には、ツリー構造の一部について、各ノードが左側に行くほど階層が高くなるような配置で表示されている。ツリー表示領域222の左側には、この領域と隣接してツリーバー223が配置されている。
この第1の実施例では表示画面221の背景色は白色(透明)となっており、ツリー表示領域222を区切る線やツリー表示領域222内に表示された各ノードを示すフォルダのアイコンは黒色に着色されている。また、ツリーバー223における親ノード表示用親子ノード存在領域226は水色に着色されており、ここに親ノードのテキスト情報401が黒色で表記されている。
図4では、ツリー表示領域222の周囲に、このツリー構造の周辺部分を参考的に破線で表示している。これにより、ツリー表示領域222の上端部に表示された「Node1−2」を子ノードとしたときの親ノードが「Node1」であることが分かる。この親ノード「Node1」は、親ノードのテキスト情報401と一致している。親ノードの「Node1」は、「Node1−2」、「Node1−3」の他に、「Node1−4」および「Node1−5」を子ノードとしている。したがって、親ノード表示用親子ノード存在領域226はこれらの子ノードの表示されている領域と一致しており、ユーザは「Node1」を親ノードとする子ノードの範囲を簡単に認識することができる。
なお、ツリー表示領域222に表示されている他のノードである「Node2」や「Node3」については、共にこれらの親ノードが「root」である。しかしながら、今回、親ノードとして決定された「Node1(表示親ノード)」についてのパス(¥¥root¥Node1)の中に「root」が含まれている。したがって、ノード「root」は、ツリーバー223における親ノードを表示する対象から除外されている。
また、ノード「Node3−1」からノード「Node3−4」については、これらの親ノードである「Node3」がツリー表示領域222内に表示されている。このため、ノード「Node3−1」からノード「Node3−4」について、これらの親ノード「Node3」はツリーバー223に表示する対象から除外されている。なお、ツリーバー223に表示親ノードの範囲を表現するため、第1の実施例では親ノード表示用親子ノード存在領域226を薄い青色に着色することにしたが、これに限るものではない。たとえば、子ノードの表示領域を囲む線を太線にしたり、親ノード表示用親子ノード存在領域226の背景部分を強調するために、この部分を編み点等の異なった背景模様にしたりしてもよい。
図5は、図4に示した表示画面のツリー構造の表示状態から表示内容をツリーの下方位置に少しスクロールさせた状態を示したものである。ユーザがスライドバー224を操作して、「Node1−3−3」と「Node1−3−4」がツリー表示領域222の上部に位置する所までツリーの表示される範囲を変更したものとする。この例の場合、「Node1−3−3」と「Node1−3−4」の親ノードは「Node1−3」であるが、これはツリー表示領域222の表示範囲外となる。
図3で説明した親ツリーバーに親ノードを表示する処理は、ユーザがツリー表示領域222に表示されるツリーをスクロールするたびに行われる。図5に示した例では、この演算の結果として親ノード「Node1−3」のテキストが親ノード表示用親子ノード存在領域226に表示される。ただし、この例では親ノード表示用親子ノード存在領域226の幅が表示するテキストと比較して短いので、ツリー表示領域222の上端を一端としてテキストを表示しているが、他端は親ノード表示用親子ノード存在領域226をはみ出している。ツリーバー223には、このようなノード名の代わりに、ノードのパスを表記しても構わない。
このように、表示親ノードのノード名やパスと配下の範囲を示す表現を独立して使用することで、ツリーバー223に表示するテキストの長さが親ノード表示用親子ノード存在領域226に収まらない場合でも、ノード名が記述しきれないといったことがなく、ノード名と配下の範囲をまとめて把握可能になる。
図6および図7は、ノードの階層が深く、ツリー表示領域に表示内容が収まらない場合の表示内容を示したものである。このうち図6で、3つのノード「Node1−1」、「Node1−2」および「Node1−3」は、共にこれらのテキストの先頭がツリー表示領域222の左端から外の領域にはみ出しており、表示が欠落している。したがって、これらについてはノードのテキストが先頭から表示されていないものとして、ノード自体が表示されていないものと同様に扱う。このため、親ノードの表示を求める子ノードは、この図6の表示例ではノード「Node1−1−1」、「Node1−1−2」および「Node1−1−3」ということになる。この結果、ツリー表示領域222にはノード「Node1−1」のテキストが親ノードを示すものとして表示されることになる。これは、図3のステップS302およびステップS305の処理と関係する。
一方、図7では、ツリー表示領域222に上下2つの親ノード表示用親子ノード存在領域226U、226Dを配置している。このうち上側の親ノード表示用親子ノード存在領域226Uには、2つのノード「Node1−3−3」、「Node1−3−4」の親ノード「Node1−3」のテキストが表示されている。
次に、ノード「Node3−1」の親であるノード「Node3」について考察する。ノード「Node3」は、図3の処理で、既に親ノードとして決定しているノード「Node1−3」のパス(¥¥root¥Node1¥Node1-3)に含まれていない(ステップS306:Y)。したがって、ノード「Node3」のテキストがツリーバー223における下側の親ノード表示用親子ノード存在領域226Dに表示されることになる。このように、ユーザは階層が深くツリー領域の横幅に収まりきらないツリー構造に対しても、ノード名と配下の範囲をまとめて把握可能である。
以上説明したように本発明の第1の実施の形態あるいは実施例によれば、ツリー表示領域222の近傍にツリーバー223を設け、ツリー表示領域222の現時点の表示状態から親ノード(あるいはそのパス)の情報を表示すべきノードを選定し、ツリーバー223上にツリー表示領域222の表示状態と対応して背景色やテキストの配置位置を決定した親ノード情報を表示することにした。これにより、ユーザはツリー表示領域222から視線を大きく動かすことなく、また特定のノードを選択するといった操作を行うことなく、表示中のノードの親ノード(あるいはパス)と、親ノードが含む範囲を確認することが可能になる。
<第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図8は、第2の実施の形態における階層構造表示装置の構成を表わしたものである。図8で図1と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。第2の実施の形態の階層構造表示装置200Aは、図1に示した第1の実施の形態の階層構造表示装置200に、ツリーバーの操作を制御するツリーバー操作制御部501を配置している。そして、入力部502からの操作入力によって、ツリー表示部203Aとツリーバー操作制御部501の操作が行えるようになっている。入力部502としては、たとえばポインティングデバイスとしてのマウスが使用される。制御部216Aのメモリ215Aには、第2の実施の形態の階層構造表示装置200Aの制御内容に対応した制御プログラムが格納されている。
このような構成の階層構造表示装置200Aでツリーバー操作制御部501は、階層構造情報記録部201から出力される階層構造データ511とツリーバー表示部207Aが出力するツリーバーにおける現在の指示状態512を参照する。そして、指示状態512に応じて、図2に示したツリー表示領域222におけるツリー構造の表示位置を指示内容に応じてシフトさせるようになっている。
図9は、出力部の表示内容の一例を示したものである。この図9と図2を用いてツリー構造の表示のシステム制御の概要を説明する。図9は、図2に示した表示状態と比べると、図2でツリー表示領域222の上端に表示されていたノード2338がツリー表示領域222の外に出てしまっており、実際の表示画面221には表示されていない。ツリーバー223には、子ノード2339に対する親ノードとしてのノード2323を示すテキスト「Node2323」が表示されている。
この図9に示した表示状態では、ツリーバー223に子ノード2339が示されており、その親ノードがノード2323であることは分かるが、親ノード2323の配下の子ノードが幾つ存在しているか知ることができない。これを知るには、ユーザがスライドバー224を操作してツリー表示領域222内のツリー構造の表示を上下方向にシフトさせればよい。しかしながら、ツリー表示領域222に表示されているツリーが大規模であるような場合には、スライドバー224の操作を慎重に行わないと、ツリー構造の表示内容がツリー表示領域222内で大きくシフトしてしまい、目的を達成することができない。
本発明の第2の実施の形態では、この要求を達成しようとするとき、ユーザは図8で示した入力部502を操作することで、カーソル521をツリーバー223に合わせる。そして、カーソル521の先端でツリーバー223をクリックすればよい。これにより、階層構造表示装置200Aは図2に示したように親ノード2323の配下のすべての子ノード2338、2339がツリー表示領域222の上端から順に表示されるように表示状態をこの領域の上下方向にシフトさせる。これにより、ユーザは親ノード2323の配下に2つの子ノード2338、2339が存在することを簡単に認識し、たとえば、これらに対する処理を直ちに開始することができる。
図10は、ツリー表示部でのツリー表示のシフト制御の一例を表わしたものである。図8および図9を基にして説明する。ツリーバー操作制御部501はツリーバー表示部207Aの出力をチェックすることで、カーソル521の先端がツリーバー223に重ねられたか(マウスオーバ)の監視を行っている(ステップS601)。そして、カーソル521の先端がツリーバー223に重ねられると(Y)、ツリーバー223の背景色をたとえば水色から黄色に変化させて(ステップS602)、ツリー表示のシフト制御を待機する状態になったことをユーザに知らせる。
ユーザがこの表示状態でカーソル521の先端を用いて親ノード表示用親子ノード存在領域226をクリックしたとすると(ステップS603:Y)、ツリーバー操作制御部501はこれを検知して、対象ノードとしての親ノード2323の配下の最初の子ノード2338がツリー表示領域222の上端位置に来るようにツリーの表示をシフトさせる(ステップS604)。これにより、図2の表示内容が実現する。
一方、ユーザがカーソル521の先端を用いてツリーバー223の親ノード表示用親子ノード存在領域226以外の領域をクリックした場合には(ステップS605:Y)、特に何の結果も生じない(リターン)。ユーザがカーソル521の先端をツリーバー223以外の領域まで移動させれば(ステップS607:Y)、ステップS602で変化した背景色は元の背景色に戻って、ツリー表示のシフト制御は終了する(エンド)。
(実施例2)
次に、本発明の第2の実施例として、図8のツリーバー表示部207Aが生成し出力部202が出力するツリー表示領域222とその周辺の具体的な表示例を表示画面として示すことにする。なお、図8および図9で使用した符号は適宜この第2の実施例でも使用する。
図11は、図10のステップS602でカーソルの先端をツリーバーに合わせた状態を示したものである。ツリーバー223は、当初、たとえば水色をしているが、カーソル521の先端をこれに重ねる(マウスオーバ)と、たとえば黒色の背景に変化して、テキスト「Node1」の部分が濃度の反転した状態で表示される。これと異なる表示形態に変更されてもよい。ツリーバー223のこのような表示の変化により、ユーザはツリー表示領域222におけるツリー構造の表示位置を指示内容に応じてシフトさせるモードになったことを知ることができる。なお、この図ではツリー表示領域222の周囲に、ツリー構造の周辺部分を参考的に破線で表示している。これらは図4等の他の例と同様に実際の表示画面221には表示されていない。
図12は、図11に示した状態でツリーバーをマウスでクリックした後の状態を示したものである。ツリーバー223の色が変化した親ノード表示用親子ノード存在領域226をマウスでクリックする(図10ステップS603:Y)と、この親ノード表示用親子ノード存在領域226に表示されているテキスト「Node1」の表わすノードを親ノードとした場合の子ノードであるノード「Node1−1」、「Node1−2」、「Node1−3」のうちの先頭のノード「Node1−1」がツリー表示領域222の先頭に表示されるように表示内容のシフトが行われることになる(図10ステップS604)。これにより、ユーザは、扱うデータ量が大きくなりスクロールバーでの細やかな操作が困難になった場合でも、素早く確実にツリー表示領域222に必要な階層のノードを表示する直線作業が可能になる。
なお、図7に示したようにツリーバー223に親ノード表示用親子ノード存在領域226U、226Dが複数配置されることを想定しない場合、あるいはツリーバー223に親ノード表示用親子ノード存在領域226が1つ表示される図11に示したような場合には、ツリーバー223の親ノード表示用親子ノード存在領域226以外の領域をクリックしても図12に示したような表示内容のシフトが行われてもよい。
(実施例3)
図13は、本発明の第3の実施例として、第2の実施の形態を具体化したものである。図8および図9で使用した符号は適宜この第3の実施例でも使用する。
第3の実施例では、図11に示した親ノード表示用親子ノード存在領域226にカーソル521を合わせてクリックすると、この領域に表示されているテキスト「Node1」のノードがツリー表示領域222の先頭に配置されるように表示がシフトされる例を示したものである。このような表示が行われた場合には、ツリー表示領域222の先頭に表示されるようになったノード「Node1」を子ノードとする親ノードであるノード「root」のテキストが親ノード表示用親子ノード存在領域226に表示されることになる。
第3の実施例のような表示制御を行うには、図10のステップS604で行う制御を第3の実施例に合わせた制御内容とすればよい。そこで、第3の実施例に関する流れ図の提示は省略する。
(実施例4)
図14は、本発明の第4の実施例として、第2の実施の形態を具体化したものである。図8および図9で使用した符号は適宜この第4の実施例でも使用する。
第4の実施例のツリーバー223Aに表示される親ノード表示用親子ノード存在領域226は、その上端位置に第1のボタン551が配置され、図示のように下端位置が表示されればその位置に第2のボタン552が配置されるようになっている。
ユーザがカーソル521の先端で第1のボタン551を押す(クリックする)と、ツリー表示領域222の上端に対象となっている子ノードのうちの最も上に配置されているノード「Node1−1」が位置するように表示がシフトする。すなわち、ツリー表示領域222については、図12に示すような表示内容となるような表示変更が行われる。
これに対して、ユーザがカーソル521の先端で第2のボタン552を押すと、ツリー表示領域222の下端に対象となっている子ノードのうちの最も下に配置されているノード「Node1−5」が位置するように表示がシフトする。すなわち、図14でツリーバー223Aに表示される親ノード表示用親子ノード存在領域226の下端がツリー表示領域222の下端に位置するように表示内容が下方にシフトする。
この第4の実施例では、第1および第2のボタン551、552が表示親ノード「Node1」の配下のノードに関してツリー表示領域222における表示状態を示す機能も備えている。すなわち、第1のボタン551が点灯していない状態は、表示親ノード「Node1」の配下の子ノードの先頭のノードがツリー表示領域222の上端に現在表示されている子ノード「Node1−2」ではなく、その上にまだノード「Node1」の配下の子ノード(この例では子ノード「Node1−1」)が存在することを認識可能としている。第1のボタン551が点灯している場合には、図14に示した例とは異なるが、表示親ノード「Node1」の配下の子ノードの先頭のノードがツリー表示領域222の上端に表示されていることが認識されることになる。
同様に、第2のボタン552が点灯している場合には、表示親ノード「Node1」の配下の下端に配置されるべき子ノード「Node1−5」がツリー表示領域222に表示されていることを示している。図14はこの状態になる。
なお、この第4の実施例の処理内容を実現する流れ図も、図10を変形させることにより容易に作成可能である。第1および第2のボタン551、552の点灯のオン・オフ表示は、図8のツリー表示部203Aの表示範囲と階層構造情報記録部201に記録されている該当のツリー構造を対比すればよい。そこで、第4の実施例の処理内容を実現する流れ図の図示は省略する。
(実施例5)
図15は、本発明の第5の実施例として、第2の実施の形態を具体化したものである。
図8および図9で使用した符号は適宜この第5の実施例でも使用する。
第5の実施例では、ユーザがツリーバー223Bにカーソル521の先端を当てた状態で、図示しないマウスを右クリックすると、ポップアップメニュー561が表示画面221に表示されるようになっている。この状態で、ユーザがポップアップメニュー561に表示された幾つかの処理項目の中から所望のものを選んでクリックすると、その処理が行われる。
図16は、第5の実施例におけるツリー表示部での移動状態選択制御の様子を表わしたものである。この図16で図10と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。図8および図15と共に説明する。
カーソル521の先端がツリーバー223Bに重ねられ(ステップS601:Y)、ツリーバー223の背景色がたとえば水色から黄色に変化した状態(ステップS602)で、ユーザが入力部502としてのマウスを右クリックすると(ステップS621:Y)、ポップアップメニュー561が表示画面221に表示される(ステップS622)。この状態でユーザがマウスを用いてこのメニューの中の1つの処理項目を選択すると(ステップS623:Y)、その処理項目が実行される(ステップS624)。たとえば、図15に示す3つの処理項目の中の1番上の処理項目が選択されると、制御部216Aに対応する制御部(図示せず。)は、親ノード表示用親子ノード存在領域226に表示されている親ノード「Node1」の1つ上のノード「root」を親ノード表示用親子ノード存在領域226に表示させて、ツリー表示領域222にノード「Node1」とその配下のノードを先端位置から表示させる。ポップアップメニュー561から他の処理項目が選択された場合には、選択された処理項目が実行されることになる。
ステップS621でマウスの右クリックを行うことなく(N)、ユーザがカーソル521の先端をツリーバー223以外の領域まで移動させれば(ステップS607:Y)、ステップS602で変化した背景色は元の背景色に戻って、ツリー表示のシフト制御は終了する(エンド)。
以上説明したように第2の実施の形態およびその実施例や第2の実施の形態を変形した実施例を用いると、ツリーバー223、223A、223B上に表示されている親ノード情報を選択することでツリー表示領域222の表示状態を当該親ノードの先頭から表示する等、ツリー領域の移動先を指定できる。これにより、大規模のツリー構造のデータをスクロールバー561で扱う場合に比べ、表示位置の微修正の操作を素早く、かつ確実に実行可能になる。すなわち、大規模な階層構造を扱う場合に、スクロールバーのサムボタンが小さくなるため選択しにくくなり、またサムボタンを少し移動させると表示されるデータが大きく移動してしまうが、本実施の形態や実施例ではこのようなおそれがない。
また、第2の実施の形態およびこれに関連する実施例を用いると、ユーザがツリーの表示された箇所から視線を動かすことなく、また特定のノードを選択するといった操作を行うことなく、ツリー表示領域222に表示中のノードの親ノード(あるいはパス)と、親ノードが含む範囲を確認することができる。更にツリーバー223に機能の限定されたボタンやアイコンを配置するようにすれば、ユーザがこれらのうちから所望のものを選択して操作すれば、表示位置の微修正の操作を素早く、かつ確実に実行することができる。
なお、以上説明した実施例ではツリーバー223A上にボタンを配置したが、各種のアイコンを配置するものであってもよい。また、ツリーバー223、223A、223Bの領域を分割して複数の機能を割り当てる等の他の操作方法やツリー表示領域222に表示する位置の指定の公知の手法を採用することも可能である。
また、各実施の形態および実施例では、フォルダのアイコンをリンク線でリンクさせることなく表示したが、リンク線でリンクさせる表示形式に対しても本発明を適用することができる。
この出願は、2007年12月6日に出願された日本出願特願2007−315761を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (10)

  1. 階層構造を持ったデータとしての階層データを保持する階層データ保持手段と、
    この階層データ保持手段から前記階層データを入力して所定の表示枠の範囲内でその階層関係を上位の階層のノードからその配下の下位の階層のノードへと順に各ノードをツリー状に前記表示枠の一端部から所定方向に沿って表示するツリー領域を生成するツリー領域生成手段と、
    このツリー領域生成手段で生成したツリー領域に含まれるノードであって、その1つ上位の親に相当する階層のノードがこのツリー領域外となっているものがあるかを前記データ保持手段から前記ツリー領域生成手段に供給され表示された階層データとその周辺の階層データの関係から判別する親ノード存否判別手段と、
    この親ノード存否判別手段で前記親に相当する階層のノードで前記ツリー領域外となっているものが存在すると判別されたとき、このノードを表わした親ノード識別情報を所定位置に表示する親ノード識別情報表示手段と
    を具備し、
    前記親ノード識別情報表示手段は、前記ツリー領域生成手段で生成されたツリー領域を表示する前記表示枠に隣接した棒状のツリーバーである
    ことを特徴とする階層構造表示装置。
  2. 前記親ノード存否判別手段は、前記所定の表示枠の範囲内に1つ上の階層のノードである親ノードが表示されていないノードに対して前記表示枠の前記一端部側から順に、各々の親ノードが既に親ノードとして決定しているノードのパスに含まれているかを確認し、含まれていない場合に当該ノードの親ノードを表示の対象の親ノードとして決定する親ノード決定手段を具備することを特徴とする請求項1記載の階層構造表示装置。
  3. 前記ツリーバーは前記表示枠の前記所定方向に沿った全域をカバーする長さとなっており、前記親ノード識別情報が親ノードのテキスト情報としてこのツリーバー内に表示され、かつこの表示される親ノードの配下の子ノードの存在する領域がそれ以外の領域とツリーバー内で視覚的に区別される状態で表示されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の階層構造表示装置。
  4. 前記親ノードのテキスト情報は、前記配下の子ノードの存在する領域を中心に表示位置が設定されていることを特徴とする請求項記載の階層構造表示装置。
  5. 前記視覚的に区別される状態とは、背景色が前記親ノードの配下の子ノードの存在する領域とそれ以外の領域で異なっていることを特徴とする請求項記載の階層構造表示装置。
  6. 前記ツリーバー内に表示された親ノードの配下の子ノードのうちツリー構造上で先頭に配置されるべきノードを前記表示枠の前記一端部側に配置するように前記ツリー領域の生成される領域をシフトさせる領域シフト指示手段を具備することを特徴とする請求項記載の階層構造表示装置。
  7. 階層構造を持ったデータとしての階層データを保持する階層データ保持手段から前記階層データを入力して所定の表示枠の範囲内でその階層関係を上位の階層のノードからその配下の下位の階層のノードへと順に各ノードをツリー状に前記表示枠の一端部から所定方向に沿って表示するツリー領域を生成するツリー領域生成ステップと、
    このツリー領域生成ステップで生成したツリー領域に含まれるノードであって、その1つ上位の親に相当する階層のノードがこのツリー領域外となっているものがあるかを前記ツリー領域生成ステップで供給され表示された階層データとその周辺の階層データの関係から判別する親ノード存否判別ステップと、
    この親ノード存否判別ステップで前記親に相当する階層のノードで前記ツリー領域外となっているものが存在すると判別されたとき、このノードを表わした親ノード識別情報を、所定位置に表示する親ノード識別情報表示ステップとを具備し、
    前記親ノード識別情報表示ステップは、前記ツリー領域生成ステップで生成されたツリー領域を表示する前記表示枠に隣接した棒状のツリーバーとして表示することを特徴とする階層構造表示方法。
  8. 前記親ノード存否判別ステップは、前記所定の表示枠の範囲内に1つ上の階層のノードである親ノードが表示されていないノードに対して前記表示枠の前記一端部側から順に、各々の親ノードが既に親ノードとして決定しているノードのパスに含まれているかを確認し、含まれていない場合に当該ノードの親ノードを表示の対象の親ノードとして決定することを特徴とする請求項記載の階層構造表示方法。
  9. 階層構造を持ったデータとしての階層データを保持する階層データ保持手段を備えたコンピュータに、
    前記階層データ保持手段から前記階層データを入力して所定の表示枠の範囲内でその階層関係を上位の階層のノードからその配下の下位の階層のノードへと順に各ノードをツリー状に前記表示枠の一端部から所定方向に沿って表示するツリー領域を生成するツリー領域生成処理と、
    このツリー領域生成処理で生成したツリー領域に含まれるノードであって、その1つ上位の親に相当する階層のノードがこのツリー領域外となっているものがあるかを前記データ保持手段から前記ツリー領域生成処理用に供給された階層データとその周辺の階層データの関係から判別する親ノード存否判別処理と、
    この親ノード存否判別処理で前記親に相当する階層のノードで前記ツリー領域外となっているものが存在すると判別されたとき、このノードを表わした親ノード識別情報を、所定位置に表示する親ノード識別情報表示処理と
    を実行させ
    前記親ノード識別情報表示処理は、前記ツリー領域生成処理で生成されたツリー領域を表示する前記表示枠に隣接した棒状のツリーバーとして表示することを特徴とする階層構造表示制御プログラム。
  10. 前記親ノード存否判別処理は、前記所定の表示枠の範囲内に1つ上の階層のノードである親ノードが表示されていないノードに対して前記表示枠の前記一端部側から順に、各々の親ノードが既に親ノードとして決定しているノードのパスに含まれているかを確認し、含まれていない場合に当該ノードの親ノードを表示の対象の親ノードとして決定することを特徴とする請求項記載の階層構造表示制御プログラム。
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