JP5527307B2 - 車両用操作装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用操作装置に関する。
従来から、表示器の画面に表示されたポインタ画像の画面上での位置を移動させることにより、車載機器を操作するためのボタン画像を選択するようにした車両用操作装置が知られている(特許文献1参照)。
特開平5−221272号公報
車両に搭載されている表示器は、ナビゲーション装置の表示画像や、オーディオ装置の表示画像等、車両に搭載されている機器の状態やその機器の操作を入力するためのボタン画像を含む表示画像を表示するようになっている。各表示画像に含まれるボタン画像の配置は様々である。
上述したように特許文献1の車両用操作装置は、単にポインタ画像の位置を移動させ、ボタン画像を選択するための構造が開示されているだけである。したがって、ユーザは、表示画像が切り替わるたびに、画面上のポインタ画像を探し、ポインタ画像を目的のボタン画像の位置に向けて移動させなければならない。このため、ユーザの操作負担が増加することとなる。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、ユーザによる操作部の操作負担を軽減することができる車両用操作装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、車載機器を操作するためのボタン画像を含む表示画像を表示した表示器の画面に選択画像を表示させるとともに、この選択画像を当該ボタン画像まで移動させて、当該ボタン画像を選択する車両用操作装置において、
本体と、
ユーザによって操作され、本体に対して操作基準位置を有しており、操作基準位置から移動可能に本体に設けられる操作部と、
操作基準位置からの操作部の移動方向及び移動量を検出する検出部と、
操作基準位置に対応して画面上に画面基準位置が設定されており、操作部が操作され、検出部にて検出された操作部の移動方向及び移動量に応じて、選択画像の画面上での位置を制御する表示制御手段と、
表示器の画面に表示される表示画像が、選択画像を引込むための引込み情報を有するボタン画像を含む表示画像であるか否かを判定する判定手段と、
画面に表示される表示画像が引込み情報を有するボタン画像を含む表示画像であると判定手段が判定した場合、操作部の操作基準位置に対する位置が、引込み情報を有するボタン画像の画面基準位置に対する位置と対応するように、操作部を駆動する駆動手段と、
画面に表示され、引込み情報を有するボタン画像を含む表示画像について、操作部の操作基準位置に対する位置が、引込み情報を有するボタン画像の画面基準位置に対する位置に対応するように、駆動手段が操作部を駆動させた回数をカウントするカウント手段と、
カウント手段による回数が所定回数以上となり、表示画像が再び画面に表示されたとき、操作部の操作基準位置に対する位置が、引込み情報を有するボタン画像の画面基準位置に対する位置に対応するような、駆動手段による操作部の駆動を禁止する禁止手段と、を備えることを特徴としている。
この発明では、表示器の画面に表示される表示画像が、引込み情報を有するボタン画像を含んだ表示画像であることを判定手段は判定する。判定手段が引込み情報を有するボタン画像を含む表示画像であることを判定した場合に、駆動手段は、操作部の操作基準位置に対する位置を、当該ボタン画像の画面基準位置に対する位置と対応するように、操作部を駆動する。このとき、画面上の選択画像も、操作部の操作基準位置からの移動方向及び移動量に応じて、移動する。その結果、選択画像は、引込み情報を有するボタン画像まで移動することとなる。
以上のように、操作部が自動的に駆動されるので、ユーザは、引込み情報を有するボタン画像に選択画像が移動したこと、及び選択画像の画面上での位置を手を通じて認識することができる。このように、引込み情報を有するボタン画像までは、自動的に操作部及び選択画像が移動するので、ユーザは、選択画像及び選択画像を引き込んだボタン画像の画面上での位置の把握が素早く行える。例えば、選択画像を引き込んだボタン画像がユーザの望むものであれば、そのボタン画像を選択すれば良いし、そうでなければ、そこから他のボタン画像にまで操作部をユーザ自ら操作して、ポインタ画像を移動させれば良い。以上により、ユーザによる操作部の操作負担が軽減される。
また例えば、引込み情報を有するボタン画像に選択画像が移動され、ユーザがそのボタン画像に対応した操作を行った後、再び同じ引込み情報を有するボタン画像を含む特定の表示画像が画面に表示されたとき、前回の表示で、そのボタン画像による操作は完了しており、ユーザは操作部の駆動及び選択画像の移動を望まない場合がある。そういう場合であっても、画面に引込み情報を有するボタン画像が表示されるたびに、操作部は、操作部の操作基準位置に対する位置が、当該ボタン画像の画面基準位置に対する位置まで駆動され、当該ボタン画像に選択画像が移動することとなる。そのボタン画像による操作が完了している場合では、操作部の駆動及びポインタ画像の移動が頻繁に行われると、却って、ユーザは操作部の駆動及び選択画像の移動が煩わしいと感じる場合がある。
そこでこの発明によれば、引込み情報を有するボタン画像を含む表示画像について、操作部の操作基準位置に対する位置が、引込み情報を有するボタン画像の画面基準位置に対する位置に対応するように、駆動手段が操作部を駆動させる回数が、所定回数以上カウントされると、禁止手段により、当該特定表示画像における操作部の駆動手段による駆動が禁止される。この操作部の駆動禁止によれば、引込み情報を有するボタン画像の操作が完了して、当該ボタン画像への操作は不要であるため、当該ボタン画像に対応した位置への操作部の駆動及び選択画像の移動を望まないというユーザの意思を反映させることができる。したがって、カウント手段及び禁止手段を採用することによれば、特定の表示画像が表示されるたびに操作部が駆動手段により駆動され、却って煩わしさをユーザに与えるということを抑制することができる。
請求項2に記載の発明では、駆動手段による操作部の駆動が所定時間経過したら、操作部の駆動を停止する停止手段を備えることを特徴としている。
例えば、操作部が駆動手段により駆動されている場合であっても、ユーザによって操作部に力が加えられる場合がある。この場合、ユーザは、選択画像が向かおうとしているボタン画像の操作を望んでいないと想定される。
そこでこの発明によれば、駆動手段による操作部の駆動が所定時間経過すると、操作部の駆動が停止手段により停止する。これによれば、操作部の操作基準位置に対する位置が、引込み情報を有するボタン画像の画面基準位置に対する位置と対応していなくとも、操作部の駆動が停止可能となる。したがって、この停止手段を採用することによれば、引込み情報を有するボタン画像への選択画像の自動移動を望んでいないというユーザの意思を反映させることができる。
さて、上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明では、車載機器を操作するためのボタン画像を含む表示画像を表示した表示器の画面に選択画像を表示させるとともに、この選択画像を当該ボタン画像まで移動させて、当該ボタン画像を選択する車両用操作装置において、
本体と、
ユーザによって操作され、本体に対して操作基準位置を有しており、操作基準位置から移動可能に本体に設けられる操作部と、
操作基準位置からの操作部の移動方向及び移動量を検出する検出部と、
操作基準位置に対応して画面上に画面基準位置が設定されており、操作部が操作され、検出部にて検出された操作部の移動方向及び移動量に応じて、選択画像の画面上での位置を制御する表示制御手段と、
表示器の画面に表示される表示画像が、選択画像を引込むための引込み情報を有するボタン画像を含む表示画像であるか否かを判定する判定手段と、
画面に表示される表示画像が引込み情報を有するボタン画像を含む表示画像であると判定手段が判定した場合、操作部の操作基準位置に対する位置が、引込み情報を有するボタン画像の画面基準位置に対する位置と対応するように、操作部を駆動する駆動手段と、
駆動手段による操作部の駆動により、操作部の操作基準位置に対する位置が、引込み情報を有するボタン画像の画面基準位置に対する位置と対応する前に、当該駆動が所定時間経過したら、当該駆動を停止する停止手段と、を備えることを特徴としている。
この発明では、表示器の画面に表示される表示画像が、引込み情報を有するボタン画像を含んだ表示画像であることを判定手段は判定する。判定手段が引込み情報を有するボタン画像を含む表示画像であることを判定した場合に、駆動手段は、操作部の操作基準位置に対する位置を、当該ボタン画像の画面基準位置に対する位置と対応するように、操作部を駆動する。このとき、画面上の選択画像も、操作部の操作基準位置からの移動方向及び移動量に応じて、移動する。その結果、選択画像は、引込み情報を有するボタン画像まで移動することとなる。
以上のように、操作部が自動的に駆動されるので、ユーザは、引込み情報を有するボタン画像に選択画像が移動したこと、及び選択画像の画面上での位置を手を通じて認識することができる。このように、引込み情報を有するボタン画像までは、自動的に操作部及び選択画像が移動するので、ユーザは、選択画像及び選択画像を引き込んだボタン画像の画面上での位置の把握が素早く行える。例えば、選択画像を引き込んだボタン画像がユーザの望むものであれば、そのボタン画像を選択すれば良いし、そうでなければ、そこから他のボタン画像にまで操作部をユーザ自ら操作して、ポインタ画像を移動させれば良い。以上により、ユーザによる操作部の操作負担が軽減される。
また上述したように、例えば、操作部が駆動手段により駆動されている場合であっても、ユーザによって操作部に力が加えられる場合、ユーザは、選択画像が向かおうとしているボタン画像の操作を望んでいないと想定される。
そこでこの発明によれば、駆動手段による操作部の駆動により、操作部の操作基準位置に対する位置が、引込み情報を有するボタン画像の画面基準位置に対する位置と対応する前に、当該駆動が所定時間経過すると、当該駆動が停止手段により停止する。これによれば、操作部の操作基準位置に対する位置が、引込み情報を有するボタン画像の画面基準位置に対する位置と対応していなくとも、操作部の駆動が停止することとなる。したがって、この停止手段を採用することによれば、引込み情報を有するボタン画像への選択画像の自動移動を望んでいないというユーザの意思を反映させることができる。
請求項4に記載の発明では、操作部を振動させるための振動発生指示信号を受信する受信部と、受信部が振動発生指示信号を受信した場合、強制的に操作部を振動させる振動手段を備えることを特徴としている。
この発明によれば、受信部が操作部を振動させるための振動発生指示信号を受信すると、振動手段は、強制的に操作部を振動させる。したがって、たとえ、駆動手段による操作部の駆動が行われている場合であっても、操作部は振動することとなる。これによれば、ユーザは、操作部の駆動の最中に異なる感覚(振動)を得ることとなるので、例えば、車両に何らかの変化があったことを、操作部に触れている手を通じて得ることができる。
本発明の第1実施形態による遠隔操作デバイスの構成を説明するためのブロック図である。 本発明の第1実施形態による遠隔操作デバイスの外観を示した図である。 本発明の第1実施形態において、ディスプレイの画面上でのポインタ画像の位置と、遠隔操作デバイスの操作ノブの位置関係を説明するための図であり、(a)は、画面上のポインタ画像と画面基準位置との位置関係を示す図であり、(b)は、操作ノブと操作基準位置との位置関係を示す図である。 本発明の第1実施形態において、制御部が実行するメイン制御フローを示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態において、制御部が実行する反力出力処理の制御フローを示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態において、ディスプレイの画面に表示される表示画像と、その画像に対応する反力マップを説明するための図であって、(a)は画面に主ナビゲーション画像が表示された状態を示す図であり、(b)は主ナビゲーション画像に対応する反力マップを示す図である。 本発明の第1実施形態においてディスプレイの画面に表示される表示画像と、その画像に対応する反力マップを説明するための図であって、(a)は画面に副ナビゲーション画像が表示された状態を示す図であり、(b)は副ナビゲーション画像に対応する反力マップを示す図である。 本発明の第2実施形態において、制御部が実行する反力出力処理の制御フローを示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態において、ディスプレイの画面に表示される表示画面の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態において、図9に示す表示画像の後に表示される表示画像の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態において、図10に示す表示画像の後に表示される表示画像の一例を示す図である。 本発明の第3実施形態において、制御部が実行する反力出力処理の制御フローを示すフローチャートである。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各実施形態において対応する構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による遠隔操作デバイスの構成を説明するためのブロック図である。図2は、本発明の第1実施形態による遠隔操作デバイスの外観を示した図である。
本発明の第1実施形態による遠隔操作デバイス10は、ユーザにより操作されるものであって、図3(a)又は図6に示す表示器としてのディスプレイ40の画面40aに表示される表示画像50内のボタン画像52に、当該画面40aに表示されるポインタ画像54を移動させて、当該ボタン画像52を選択する装置である。表示画像50内のボタン画像52は、車載機器を操作するための画像であり、ポインタ画像54は、ボタン画像52を選択するための画像である。
図1に示すように遠隔操作デバイス10は、Controller Area Network(CAN)42に接続されている。また、CAN42には、ナビゲーション装置32、オーディオ装置34、バックカメラ装置36、及び車両制御装置38が接続されている。なお、CAN42は、所定のプロトコルを用いて、車載された装置間での情報のやり取りを実現するための車載ネットワークシステムである。
遠隔操作デバイス10は、例えば、操作ノブ14の位置情報、及びプッシュスイッチ20の押圧情報をCAN42に出力する。ナビゲーション装置32は、例えば、表示画像50としてのナビゲーション画像を含む情報をCAN42に出力する。オーディオ装置34は、例えば、CDのタイトル等を含む情報をCAN42に出力する。バックカメラ装置36は、例えば、バックカメラによって撮像された車両後方のバックカメラ画像を含む情報をCAN42に出力する。車両制御装置38は、例えば、変速装置がリバース(後退)状態となっていることを示す後退情報、及び燃料残量の警告情報を含む情報をCAN42に出力する。
ナビゲーション装置32は、車両の現在位置を測位するグローバル・ポジショニング・システム(GPS)受信機、方位を計測する電子コンパス等からの情報に基づき、車両の現在位置を及び車両の進行方向を割り出す。ナビゲーション装置32は、自らが保有する地図データに自車を表すシンボルマークを重ねあわせた表示画像50を生成し、接続されているディスプレイ40に生成した表示画像50を表示させる。ナビゲーション装置32が生成する表示画像50としてのナビゲーション画像には、例えば、目的地を設定したり、地図の拡大縮小を操作したりするためのボタン画像52が含まれている(図3(a)、及び図6(a)参照)。
また、ナビゲーション装置32は、CAN42を通じて、後述するオーディオ情報、バックカメラ画像、警告情報を取得し、各装置32、34、36、38のうち、遠隔操作デバイス10を使ってユーザが選択した装置からの情報を基に表示画像50を生成し、画面40aに表示させる。例えば、ナビゲーション装置32が選択されている場合、ナビゲーション装置32は、生成したナビゲーション画像を表示画像50として画面40aに表示させる。オーディオ装置34が選択されている場合、ナビゲーション装置32は、入手したオーディオ情報を表示画像50として画面40aに表示させる。車両制御装置38からの後退情報を受信した場合、ナビゲーション装置32は、取得したバックカメラ画像を表示画像50として画面40aに表示させる。車両制御装置38からの燃料残量の警告情報を受信した場合、ナビゲーション装置32は、取得した警告情報に基づき警告画像を生成し、その警告画像を表示画像50として画面40aに表示させる。なお、この警告画像は、緊急性を有するものなので、ナビゲーション装置32は、燃料残量の警告情報を受信した場合、現在表示されている表示画像の上に重ねるようにして警告画像を表示させる。また、ナビゲーション装置32は、現在表示されている表示画像に替えて警告画像を強制的に表示しても良い。
また、ナビゲーション装置32は、表示画像50について、各表示画像50に含まれるボタン画像52の画面40a上での位置情報、各ボタン画像52の大きさ、及び後述する引込み情報からなる表示画像データをそれぞれCAN42に出力する。CAN42に出力された表示画像データは、遠隔操作デバイス10によって取得される。
オーディオ装置34は、車両に搭載される車載装置であり、CD(登録商標)及びDVD(登録商標)等の光学ディスク、又はハードディスクドライブ、及びフラッシュメモリ等のストレージデバイスに記憶された音楽及び映像のコンテンツデータを再生する。オーディオ装置34は、現在再生している楽曲に関するオーディオ情報をナビゲーション装置32に向けてCAN42に出力する。なお、オーディオ情報には、例えば楽曲の曲名、アーティスト名、アルバム名等が含まれている。
バックカメラ装置36は、車両に搭載される車載装置であり、車両後方を撮像する撮像素子としてのカメラを有する。カメラは、例えばCCDカメラを用いることができる。バックカメラ装置36は、ユーザにより変速装置がリバースとなったことを検知することにより作動し、カメラによって撮像された車両後方のカメラ画像をナビゲーション装置32に向けてCAN42に出力する。
車両制御装置38は、例えば、車両に搭載されているパワートレイン(エンジン、変速装置)を制御する装置である。車両制御装置38は、エンジン回転速度、車速、燃料残量等の車両を制御するのに必要な情報をCAN42を通じて取得し、パワートレインを制御する。また、車両制御装置38は、例えば、取得した燃料残量に基づき警告情報をナビゲーション装置32に向けて出力する。さらに、車両制御装置38は、変速装置がリバース状態となっている場合、リバース状態であることを示すリバース情報をCAN42に出力する。
次に、遠隔操作デバイス10について図1〜図3を用いて詳細に説明する。遠隔操作デバイス10は、図1〜図3に示すように、車両に乗車している運転者等のユーザにより操作される車両用操作装置であって、車両のセンターコンソールに設置されている。遠隔操作デバイス10は、ユーザによる操作が入力されることにより、操作変化量をCAN42を通じてナビゲーション装置32に伝え、画面40aに表示されたポインタ画像54を移動させる(図3(a)参照)。ポインタ画像54がボタン画像52に重畳すると、遠隔操作デバイス10は、ポインタ画像54がボタン画像52と重畳したことをユーザに知らせるために、操作反力を生じさせる。
図2に示すように、遠隔操作デバイス10は、車両のセンターコンソールに設置される本体12を有する。本体12は、内部に後述する制御部22、操作ノブ14に操作反力を与えるx軸モータ16a、y軸モータ16b、操作ノブ14の位置を検出するためのセンサ部18等を収容する。操作ノブ14は、本体12に対する基準位置となる操作基準位置P1を有しており、その操作基準位置P1から全方位に亘って移動可能に本体12に設けられている(図3(b)参照)。具体的には、操作ノブ14は、本体12に対して傾斜するようになっている。また、遠隔操作デバイス10は、2つのプッシュスイッチ20を有する。本実施形態において本体12は、プッシュスイッチ20が設けられている方が車両の前方となるように車両のセンターコンソールに設置される。
図2及び図3(a)に示すように、操作ノブ14を動かすユーザの操作に連動して、ポインタ画像54の表示位置が移動する。図3(a)に示すように、画面40aの中央には、ポインタ画像54の画面40a上の基準位置となる画面基準位置P2が設定されている。また、この画面基準位置P2は上記操作基準位置P1と対応しており、操作ノブ14が操作基準位置P1にあるとき、ポインタ画像54は、画面基準位置P2に表示される。操作ノブ14の操作基準位置P1からの移動方向及び移動量に応じて、ポインタ画像54は、画面40a上を移動する。つまり、操作ノブ14の操作基準位置P1に対する位置は、ポインタ画像54の画面基準位置P2に対する位置と常に対応することとなる。
また、上述したように、操作ノブ14は、操作基準位置P1から全方位に亘って移動可能となっている。ゆえに、操作ノブ14の操作により、画面40a上のポインタ画像54は、画面基準位置P2から全方位に移動することとなる。さらに、画面基準位置P2は、画面の中央に設定されている。したがって、操作基準位置P1からの全方位に亘る操作ノブ14の操作により、ポインタ画像54を画面40aの隅々まで移動させることができる。
なお、操作ノブ14において、x方向は車両の幅方向であり、y方向は車両の前後方向である(図3(b)参照)。また、画面40aにおいて、x方向は当該画面40aの長手方向である横方向であり、y方向は画面40aの縦方向である(図3(a)参照)。
プッシュスイッチ20は、操作ノブ14の近傍に配置されており、ユーザによって押圧される。画面40aにおいて、ポインタ画像54を重ねることによりボタン画像52を選択可能な状態とした上で、プッシュスイッチ20を押圧することにより、ユーザは、当該ボタン画像52に関連付けられた操作を、車両の各車載装置に実行させることができる。
図1に示すように、遠隔操作デバイス10は、制御部22を有する。制御部22は、CPU、ROM、RAM、バックアップRAM等よりなるマイクロコンピュータを主体として構成され、ROMに記憶された各種の制御プログラムを実行することで各種の処理を実行する。バッファ22aは、RAM内に確保されたデータ領域であり、CAN42で取得した表示画像データを格納する。
制御部22には、常時電源回路26と、アクセサリー電源回路28とが接続されている。常時電源回路26は、バッテリ29と制御部22とを接続し、バッテリ29から常時電源(5V)を制御部22に供給する回路である。アクセサリー電源回路28は、アクセサリースイッチ30を介してバッテリ29と制御部22とを接続し、アクセサリースイッチ30をオンすることによりアクセサリー電源を制御部22に供給する回路である。
また、制御部22には、ポインタ画像54がボタン画像52と重畳するときに、ユーザの操作に対する操作反力を操作ノブ14に付与する反力付与部16が接続されている。反力付与部16は、例えば、操作ノブ14にx方向の反力を付与するx軸モータ16aと、操作ノブ14にy方向の反力を付与するy軸モータ16bとから構成されている。x軸モータ16aの回転軸は、歯車等を介して間接的に操作ノブ14と連結され、y軸モータ16bの回転軸は、歯車等を介して間接的に操作ノブ14と連結されている。x軸モータ16a及びy軸モータ16bは、制御部22から送られる駆動信号に従い、それぞれの回転軸を回転駆動する。x軸モータ16aの回転軸が回転すると、操作ノブ14はx方向に可動し、y軸モータ16bの回転軸が回転すると、操作ノブ14はy方向に可動する。また、操作ノブ14をユーザが操作した場合では、操作ノブ14のxy方向の操作に応じて、x軸モータ16a及びy軸モータ16bの回転軸がそれぞれ回転する。操作ノブ14は、ユーザによって操作され、その後ユーザの操作力が解除されたとき、x軸モータ16a及びy軸モータ16bの各回転軸の回転が停止するので、その時の位置を維持するように本体12に支持される。再び、ユーザが操作ノブ14に操作力を加えると、操作ノブ14はその操作力に応じて動く。
また、x軸モータ16a及びy軸モータ16bのそれぞれの回転軸には、各回転軸の回転角を検出するセンサ部18が設けられている。センサ部18は、各軸モータ16a、16bの回転角を検出し、その検出結果を制御部22に送る。センサ部18としては、例えば、ロータリエンコーダを用いることができる。制御部22は、センサ部18からの各軸モータ16a、16bそれぞれの回転軸の回転角に基づき、操作ノブ14の操作基準位置P1に対する位置を求めて、制御部22に接続される通信IC24に送る。
通信IC24は、CAN42から遠隔操作デバイス10にとって必要な情報等を取得し、制御部22に送るとともに、ポインタ画像54を移動させるために、操作ノブ14の操作基準位置P1に対する位置情報やプッシュスイッチ20の押圧情報をCAN42に出力する。通信IC24が取得する遠隔操作デバイス10にとって必要な情報としては、例えば、ナビゲーション装置32によって画面40aへ表示される表示画像50に関する表示画像データと、取得した表示画像データのうち、どの表示画像データが画面40aに表示されているのかを示す表示情報がある。
ここで、通信IC24が取得する表示画像データについて、図6、図7を用いて説明する。まず、ナビゲーション装置32によって選択された表示可能性の高い表示画像50について詳細に説明する。ここでは、表示可能性の高い表示画像50は2つとして説明する。
図6(a)に示す表示画像50である主ナビゲーション画像50aは、車両の現在位置を示す地図画像を主体に構成されている。主ナビゲーション画像50aは、車両の現在地、進行方向、目的地までの所要時間等の情報を表示する。また、主ナビゲーション画像50aは、複数のボタン画像52a〜dを含んでいる。例えば、操作ノブ14等の操作によって、地図画像をスクロールさせた後、ボタン画像52aにポインタ画像54を重ねつつプッシュスイッチ20を押圧する操作が遠隔操作デバイス10に入力された場合、ナビゲーション装置32は、車両の現在地を示すマークが指し示す場所を目的地として設定する等の処理を行う。
この主ナビゲーション画像50aは、複数のボタン画像52a〜dの画面40a上での位置情報、及び各ボタン画像52a〜dの大きさに関する情報を含んでいる。これらの情報は、主ナビゲーション画像50aの表示画像データとして、ナビゲーション装置32からCAN42に向けて出力され、通信IC24によって取得される。なお、この主ナビゲーション画像50aの表示画像データには、当該主ナビゲーション画像50aが画面40aに表示されたとき、特定のボタン画像52aにポインタ画像54を自動的に引込むための引込み情報は含まれていない。
図7(a)に示す表示画像50である副ナビゲーション画像50bは、ナビゲーション装置32が目的地設定処理を行うときに画面40aに表示する確認画像であり、主ナビゲーション画像50aの上に重畳して表示される。副ナビゲーション画像50bは、地図又は目的地リストから選択した場所を「目的地に設定しますか?」というメッセージを表示する。また、副ナビゲーション画像50bは、ボタン画像52e(「はい」というボタン画像)、52f(「いいえ」というボタン画像)を含んでいる。例えば、操作ノブ14の操作によって、ボタン画像52eにポインタ画像54を重ねつつプッシュスイッチ20を押圧する操作が遠隔操作デバイス10に入力された場合、ナビゲーション装置32は、選択された位置を目的地として設定する。
この副ナビゲーション画像50bは、複数のボタン画像52e、52fの画面40a上での位置情報、各ボタン画像52e、52fの大きさ、及び引込み情報を含んでいる。なお、この実施形態では、引込み情報は、ボタン画像52eに対してのものとなっている。これらの情報は、副ナビゲーション画像50bの表示画像データとして、ナビゲーション装置32からCAN42に向けて出力され、通信IC24によって取得される。
制御部22は、通信IC24を通じて得る上記表示画像データに基づき、例えば、図6(b)、図7(b)に示すような反力マップ56a、56bを作成する。反力マップ56a、56bは、表示画像データ毎に作成されるものであり、図6(b)、図7(b)に示すようにポインタ画像54が各ボタン画像52a〜fの輪郭部を横断する際に操作ノブ14に対して操作反力を付与する場合に使用するものである。作成された反力マップ56a、56bは、制御部22に設けられているバッファ22aに格納される。このバッファ22aには、3つの反力マップが格納可能となっている。また、表示画像データに引込み情報が入っている場合、作成される反力マップの特定のボタン画像に引込み情報が付与される。本実施形態の場合、図7(b)においてボタン画像52eに引込み情報が付与されることとなる。
ここで、操作反力の態様について、図6(b)を参照しながら詳細に説明する。図6(b)の下段に示すグラフは、画面40aの横方向(x方向)に延びる破線に沿って、ポインタ画像54を動かした場合に、操作ノブ14に付与される操作反力の態様を示している。操作反力は、図6(b)のグラフに示すように、ポインタ画像54がボタン画像52a〜dに接近するほど、徐々に強くなる。そして、操作反力は、ボタン画像52a〜dの輪郭部で最大となり、ボタン画像52a〜dの中心に近づくにつれ弱くなる。
制御部22は、通信IC24を通じて、画面40aに表示されている表示画像がどのような表示画像であるかの表示情報も合わせて取得する。制御部22は、この表示情報に基づき、画面40aに表示されている表示画像に対応する反力マップを選択する。例えば、図6(a)に示す主ナビゲーション画像50aが画面40aに表示されている場合、制御部22は、反力マップ56aを選択する。
図6(a)に示す状態のとき、ユーザによる操作ノブ14の操作が行われると、x軸モータ16a及びy軸モータ16bのそれぞれの回転軸が、操作ノブ14の移動に応じて回転する。すると、センサ部18は、それぞれの回転軸の回転角を検出し、その検出結果を制御部22に出力する。そして、制御部22は、センサ部18からの検出結果に基づいて、操作ノブ14の操作基準位置P1に対する位置を求めて、操作ノブ14の位置情報をCAN42に向けて出力する。
ナビゲーション装置32は、遠隔操作デバイス10からの上記操作ノブ14の位置情報を取得すると、取得した位置情報に基づき、画面40a上のポインタ画像54を移動させる(図6(a)参照)。具体的には、ポインタ画像54は、操作ノブ14の操作基準位置P1からの移動方向及び移動量に応じて、画面基準位置P2からの位置が決定され、その位置に表示される。そして、制御部22は、操作ノブ14が、図6(b)に示す反力マップ56aにおけるいずれかのボタン画像52a〜dに対応する位置に至ると、図8に示すような操作反力を操作ノブ14に付与すべく、各軸モータ16a、16bに駆動信号を出力する。これにより、操作ノブ14に操作反力が付与され、ユーザは、ポインタ画像54がボタン画像52a〜dに重畳したことを、手を通じて認識することができる。このとき、画面40aでは、ポインタ画像54がボタン画像52a〜dに重畳することとなる。
また、ナビゲーション装置32が、画面40aに表示する表示画像を、図6(a)に示す主ナビゲーション画像50aから図7(a)に示す副ナビゲーション画像50bに切り替えると、ナビゲーション装置32は、副ナビゲーション画像50bに関する表示情報をCAN42に出力する。制御部22は、この表示情報を取得すると、反力マップ56bを選択する。また、上述したように、この反力マップ56bには、ボタン画像52eに引込み情報が付与されている。
制御部22は、引込み情報を有した反力マップ56bに基づき、操作ノブ14の本体12に対する位置が、反力マップ56b上の引込み情報を有するボタン画像52eの位置となるまで、操作ノブ14を駆動する。具体的には、制御部22は、操作ノブ14の操作基準位置P1に対する位置が、反力マップ56b上の引込み情報を有するボタン画像52eの画面基準位置P2に対する位置に対応するように、x軸モータ16a及びy軸モータ16bに駆動信号を出力し、各軸モータ16a、16bを駆動制御する。
これにより、操作基準位置P1に対する操作ノブ14の位置は、反力マップ56b上の引込み情報を有するボタン画像52eに対応する位置まで移動することとなる。このとき、センサ部18からの検出結果に基づいて、制御部22は、操作ノブ14の操作基準位置P1に対する位置を求めて、操作ノブ14の位置情報をCAN42に向けて出力する。この位置情報を取得したナビゲーション装置32は、取得した位置情報に基づき、ポインタ画像54を移動させる。その結果、ポインタ画像54は、引込み情報を有するボタン画像52eまで移動することとなる。
このように操作ノブ14及びポインタ画像54が移動するので、ユーザは、引込み情報を有するボタン画像52eにポインタ画像54が移動したこと、及びポインタ画像54の画面40a上での位置を手を通じて認識することができる。このように引込み情報を有するボタン画像52eまでは、自動的に操作ノブ14及びポインタ画像54が移動するので、ユーザは、ポインタ画像54及びポインタ画像54を引き込んだボタン画像52eの画面40a上での位置の把握が素早く行える。例えば、ボタン画像52eがユーザの望むものであれば、そのボタン画像52eをプッシュスイッチ20を押圧することにより選択すれば良いし、そうでなければ、そこから他のボタン画像にまで操作ノブ14をユーザ自ら操作して、ポインタ画像54を移動させれば良い。以上により、ユーザによる操作ノブ14の操作負担が軽減される。
以下、遠隔操作デバイス10の操作ノブ14の動作について詳細に説明する。まず、操作ノブ14に付与される操作反力について説明する。図4は、制御部22が実行するメイン制御フローを示すフローチャートである。図5は、制御部22が実行する反力出力処理の制御フローを示すフローチャートである。なお、図4及び後述する図5に示す制御フローは、ACCがオンとなった時から繰り返し実行されるように構成されている。
ステップS10では、起動時に初期化処理を行う。その後、ステップS20では、ACCがオン状態となっているか否かを判定する。ACCがオン状態となっている場合には、処理はステップS30に移る。ACCがオン状態となっていない場合には、処理はステップS70に移る。
ステップS30では、操作ノブ入力処理を実行する。操作ノブ入力処理では、制御部22は、センサ部18からの検出結果を用いて、操作ノブ14の操作基準位置P1に対する位置を検出する。具体的には、制御部22は、センサ部18からの検出結果に基づき、操作ノブ14の操作基準位置P1に対する位置を検出し、その位置情報を制御部22の記憶部に記憶する。そして、制御部22は、前回の操作ノブ入力処理によって検出され記憶されている位置情報と、今回記憶した位置情報との変位量を算出する。さらに、制御部22は、算出した変位量を基に、今回の位置情報を検出し、検出した位置情報を、前回の操作ノブ入力処理によって検出され記憶された位置情報と入れ替える。
ステップS40では、スイッチ入力処理を実行する。スイッチ入力処理では、制御部22は、プッシュスイッチ20が押圧されたか否かを判定する。その後、プッシュスイッチ20が押圧された場合には、制御部22は、プッシュスイッチ20が押圧されたことを制御部22の記憶部に記憶する。プッシュスイッチ20が押圧されていない場合には、制御部22は、この処理は終了し、メイン処理に戻る。
ステップS50では、通信制御処理を実行する。通信制御処理では、制御部22は、通信IC24を制御して、ナビゲーション装置32から出力される表示画像データを取得する。次に、制御部22は、表示画像データに基づき反力マップを、バッファ22aに格納する(図6(b)、図7(b)参照)。そして、制御部22は、通信IC24を制御して、ステップS30及びステップS40において検出し記憶した操作ノブ14の位置情報及びプッシュスイッチ20の押圧情報をナビゲーション装置32に出力する。
本実施形態の場合では、バッファ22aに格納される反力マップ56a、56bは、それぞれ図6(b)、図7(b)に示すものとなる。また、この通信制御処理では、画面40aに表示されている表示画像に関する表示情報を通信IC24を通じて制御部22が取得する。これにより、本実施形態の場合では、制御部22は、画面40aに表示されている表示画像が主ナビゲーション画像50aであるか、副ナビゲーション画像50bであるかを把握することができる。
ステップS60では、反力出力処理を実行する。反力出力処理では、画面40aに表示される表示画像に対応する反力マップに引込み情報が含まれていない場合、制御部22は、ポインタ画像がボタン画像に重畳したとき、操作ノブ14に操作反力を付与する。本実施形態では、この場合は、図6(a)及び(b)に示す場合に相当し、制御部22は、反力マップ56aに基づき、ポインタ画像54がボタン画像52a〜dに重畳したとき、x軸モータ16a及びy軸モータ16bに駆動信号を出力し、操作ノブ14に操作反力を付与する。
これに対し、画面40aに表示される表示画像に対応する反力マップに、引込み情報が含まれている場合、制御部22は、操作ノブ14の操作基準位置P1に対する位置が、引込み情報を有するボタン画像の画面基準位置P2に対する位置と対応するように操作ノブ14を駆動させる。本実施形態では、この場合は、図7(a)及び(b)に示す場合に相当し、制御部22は、操作ノブ14の本体12に対する位置が、引込み情報を有するボタン画像52eの画面基準位置P2に対する位置と対応するように、x軸モータ16a及びy軸モータ16bに駆動信号を出力し、操作ノブ14を駆動する。
ステップS60での処理が終了すると、ステップS20に戻る。ACCがオン状態でなくなるまで、再び、ステップS30〜S60の処理が繰り返し実行される。ステップS30〜S60の処理を繰り返し実行されることで、図6(a)に示すような主ナビゲーション画像50aが画面40aに表示される場合では、操作ノブ14の操作基準位置P1に対する位置に応じて画面40a上でのポインタ画像54が移動するとともに、ポインタ画像54がボタン画像52a〜dに重畳したとき、操作反力が操作ノブ14に付与される。その後、画面40aの表示が、図7(a)に示すような副ナビゲーション画像50bに切り替った場合では、操作ノブ14の操作基準位置P1に対する位置が、引込み情報を有するボタン画像52eの画面基準位置P2に対する位置となるように操作ノブ14が駆動するとともに、それに応じてポインタ画像54が当該ボタン画像52eに向かって移動し、当該ボタン画像52eと重畳するところで停止する。
ステップS20〜S60が繰り返し実行されているなかで、ステップS20において、ACCがオン状態でなくなったとき、ステップS70に移る。このステップS70では、終了前処理を行ってこのメイン処理を終了する。
次に、ステップS60の反力出力処理について図5を用いて詳細に説明する。ステップS110では、画面40aに表示されている表示画像が前回反力出力処理が実行されたときから切り替ったか否かを判定する。具体的には、図4に示すメイン処理のステップS50において新たな表示情報を得たか否かで判定する。画面40aの表示画像が切り替ったと判定した場合には、処理はステップS120に移る。画面40aの表示画像が切り替わっていないと判定した場合には、処理はステップS130に移る。なお、メイン処理が起動して初めて画面40aに表示画像を表示する場合は、画面40aの表示画像が切り替ったと判定し、処理はステップS120に移る。
ステップS120では、「引込み動作」の状態を「未完了」に設定する。なお、「引込み動作」とは、引込み情報を有するボタン画像の画面基準位置P2に対する位置に対応するように、操作ノブ14の操作基準位置P1に対する位置を引込む動作のことであり、動作状態の種類として「未完了」、「動作中」、又は「完了」がある。
ステップS130では、画面40aに表示されている表示画像に対応する反力マップに引込み情報が存在するか否かを判定する。主ナビゲーション画像50aが画面40aに表示されている場合であれば、処理はステップS240に移り、副ナビゲーション画像50bが画面40aに表示されている場合であれば、処理はステップS140に移る。
ステップS140では、「引込み動作」の状態が「動作中」であるか否かを判定する。図4に示すステップS20〜S60が繰り返し実行されるなかで、画面40aにおける表示画像が別の表示画像に切り替った後、後述するステップS170が実行されない限り、このステップS140では、「引込み動作」の状態が「動作中」でないと判定され、処理はステップS150に移る。例えば、主ナビゲーション画像50aから副ナビゲーション画像50bに切り替わり、初めてステップS140が実行される場合では、「引込み動作」の状態は、ステップS120により「未完了」となっているので、処理はステップS150に移ることとなる。
図4に示すステップS20〜S60が繰り返し実行されるなかで、画面40aにおける表示画像が切り替わっておらず、後述するステップS170が一度実行され、さらに操作ノブ14の引込み動作が完了していない場合は、「引込み動作」の状態が「動作中」であると判定されるので、処理はステップS180に移る。例えば、副ナビゲーション画像50bが画面40aに表示されている状態で、操作ノブ14が動作中である場合では、「引込み動作」の状態は「動作中」となっているので、処理はステップS180に移ることとなる。
ステップS150では、「引込み動作」の状態が「未完了」であるか否かを判定する。「引込み動作」の状態が「完了」となっている場合では、処理はステップS240に移る。一方、「引込み動作」の状態が「未完了」となっている場合では、処理はステップS160に移る。
ステップS160では、引込み動作タイマをクリアし、処理はステップS170に移る。続く、ステップS170では、「引込み動作」の状態を「動作中」に設定する。その後、処理はステップS180に移る。
さらに、ステップS180では、操作ノブ14の本体12に対する位置が、引込み情報を有したボタン画像の画面基準位置P2に対する位置に対応したものとなっているか否かを判定する。例えば、画面40aに表示されている表示画像が副ナビゲーション画像50bである場合、操作ノブ14の操作基準位置P1に対する位置が、副ナビゲーション画像50bにおいて引込み情報を有したボタン画像52eの画面基準位置P2に対する位置に対応したものとなっているか否かを判定する。具体的には、操作ノブ14の操作基準位置P1に対する位置が、ボタン画像52eにおける輪郭部の画面基準位置P2に対する位置に対応したものとなっているか否かを判定する。操作ノブ14の操作基準位置P1に対する位置が、引込み情報を有したボタン画像52eの画面基準位置P2に対する位置に対応したものとなっていない場合であれば、処理はステップS190に移る。操作ノブ14の操作基準位置P1に対する位置が、引込み情報を有したボタン画像52eの画面基準位置P2に対する位置に対応したものとなっている場合であれば、処理はステップS220に移り、「引込み動作」の状態を「完了」とする。続く、ステップS230では、x軸モータ16a及びy軸モータ16bへの駆動信号の出力を停止して、反力出力処理を終了する。
ステップS190では、引込み動作タイマが3秒よりも下回っているか否かを判定する。引込み動作タイマが3秒よりも下回っていれば、処理はステップS200に移る。引込み動作タイマが3秒以上となっていれば、処理はステップS220に移る。
ステップS200では、操作ノブ移動処理を実行する。操作ノブ移動処理は、操作ノブ14の本体12に対する位置を、引込み情報を有するボタン画像の画面基準位置P2に対する位置に対応したものとするための処理である。まず、メイン処理のステップS50の通信制御処理によって、制御部22がCAN42に出力した操作ノブ14の位置情報と、選択されている副ナビゲーション画像50bの反力マップ56bの引込み情報を有するボタン画像52eの位置情報とから、制御部22は、操作ノブ14の変位量を算出する。そして、制御部22は、算出した変位量に基づき、x軸モータ16a及びy軸モータ16bへ駆動信号を出力する。これにより、操作ノブ14は、引込み情報を有するボタン画像52eに対応する位置に向かって移動し始める。
続く、ステップS210では、引込み動作タイマに所定時間を加算する。加算する所定時間は、3秒以下であれば良い。本実施形態では、10ミリ秒としている。ステップS210が実行された後、この反力出力処理を終了する。
ステップS240は、ステップS130において選択される反力マップに引込み情報が無い場合、又は「引込み動作」の状態が「完了」となっている場合に実行される。ステップS240で実行される操作反力処理では、現在選択されている反力マップを用い、ステップS50の通信制御処理においてCAN42に出力した操作ノブ14の位置情報に応じた操作反力を操作ノブ14に付与する。例えば、反力マップにおいて操作ノブ14の位置が、操作反力を付与しない領域に有る場合では、操作ノブ14に操作反力は付与されない。また、反力マップにおいて操作ノブ14の位置が、ボタン画像に接近し、操作反力が及ぶ領域に入った場合は、反力マップに設定されている操作反力に応じた操作反力を操作ノブ14に付与する。
ここまで説明した本実施形態によれば、画面40aに表示されるポインタ画像54は、ユーザの操作ノブ14によって移動する。しかも、ポインタ画像54の画面基準位置P2に対する位置は、操作ノブ14の操作基準位置P1に対する位置に対応したものとなる。また、主ナビゲーション画像50aが、引込み動作情報を有するボタン画像52eを含む副ナビゲーション画像50bに切り替ったと判定されたとき、制御部22は、x軸モータ16a及びy軸モータ16bを駆動して、操作ノブ14の操作基準位置P1に対する位置が、引込み情報を有するボタン画像52eの画面操作基準P2に対する位置と対応するように操作ノブ14を駆動する。これにより、ユーザは、引込み情報を有するボタン画像52eにポインタ画像54が自動的に移動したことを、手を通じて認識することができる。
また、本実施形態では、引込み情報を有するボタン画像52e(図7(a)、(b)参照)に対応する位置に操作ノブ14を移動させるようにしている。しかし、操作ノブ14の自動移動の最中に、ユーザが操作ノブ14に力を加え、操作ノブ14が移動しないように保持する場合がある。この場合、ユーザは、ポインタ画像54が向かおうとしているボタン画像52eの操作を望んでいないと想定される。
そこで、本実施形態では、x軸モータ16a及びy軸モータ16bが駆動して操作ノブ14を目的とする位置(ボタン画像52eに対応する位置)まで駆動する際、操作ノブ14の操作基準位置P1に対する位置が、引込み情報を有するボタン画像52eの画面基準位置P2に対する位置と対応した位置となっていなくとも、所定時間(3秒)が経過したら、操作ノブ14の駆動を停止する。このことによれば、引込み情報を有するボタン画像52eへのポインタ画像54の自動移動を望んでいないというユーザの意思を反映させることができる。また、x軸モータ16a及びy軸モータ16bが駆動し続けることによる電力消費を極力抑えることもできる。
なお、本実施形態において、操作ノブ14が請求項に記載の「操作部」に相当し、センサ部18が請求項に記載の「検出部」に相当し、ステップS30、S50を実行する制御部22が請求項に記載の「表示制御手段」に相当する。また、ステップS130を実行する制御部22が請求の範囲に記載の「判定手段」に相当し、x軸モータ16a及びy軸モータ16b、並びにステップS200を実行する制御部22が請求項に記載の「駆動手段」に相当する。また、ステップS190、S230を実行する制御部22が請求項に記載の「停止手段」に相当する。
(第2実施形態)
第1実施形態では、切り替った表示画像の表示画像データに引込み情報が含まれている場合では、操作ノブ14の位置が、その引込み情報を有するボタン画像の位置に対応するように操作ノブ14は、駆動されていた。
一方、引込み情報を有するボタン画像にポインタ画像54が移動され、ユーザがそのボタン画像に対応した操作を行った後、再び同じボタン画像を有した表示画像が画面40aに表示されたとき、前回の表示で、そのボタン画像による操作は完了しており、ユーザは操作ノブ14の駆動及びポインタ画像54の移動を望まない場合がある。しかし、上述の第1実施形態では、既に操作が完了したボタン画像を含む表示画像が表示されるたびに、操作ノブ14の駆動及びポインタ画像54の移動が頻繁に行われることとなり、却って、ユーザは操作ノブ14の駆動及びポインタ画像54の移動が煩わしいと感じる場合がある。
そこで、第2実施形態では、第1実施形態の操作ノブ14の引込み動作に加え、引込み情報を有するボタン画像を含む特定表示画像について、操作ノブ14の引込み動作が所定回数以上、行われたか否かを制御部22は判定する。そして、制御部22は、特定表示画像について、操作ノブ14の引込み動作が所定回数以上となっている場合、これ以降、当該特定表示画像について、操作ノブ14の引込み動作を禁止する。
このように、制御部22が動作することにより、遠隔操作デバイス10及び画面40aでは以下ように動作することとなる。例えば、ナビゲーション装置32がディスプレイ40の画面40aに第1表示画像150a及び第2表示画像150bを交互に表示する場合で説明する(図9〜図11参照)。図9は、画面40aに第1表示画像150aが表示された状態を示す図である。図10は、画面40aに第2表示画像150bが表示された状態を示す図である。図11は、画面40aに再び第1表示画像150aが表示された状態を示す図である。
第1、第2表示画像150a、150bの表示画像データのそれぞれは、バッファ22aに格納される。また、第1表示画像150aの表示画像データには、引込み情報を有するボタン画像152aに関するデータが含まれている。第2表示画像150bの表示画像データには、引込み情報を有するボタン画像に関するデータは含まれていない。制御部22は、これらの表示画像データに対して反力マップを作成する。
まず、図9に示すようにナビゲーション装置32は、ディスプレイ40に第1表示画像150aを表示させる。制御部22は、ナビゲーション装置32からの表示情報に基づき、第1表示画像150aに対応する反力マップを選択する。この反力マップには、引込み情報を有するボタン画像152aが含まれているので、制御部22は、当該ボタン画像152aに対応する位置に、操作ノブ14を引込むように駆動する。このとき、画面40a上のポインタ画像54も操作ノブ14の駆動に伴い移動する(図9の破線矢印参照)。また、制御部22は、第1表示画像150aに対して、操作ノブ14の引込み動作を行い、「引込み動作」の状態が「完了」となったことを受けて、第1表示画像150aに対する当該引込み動作の回数をカウントし、記憶する。
その後、図10に示すように画面40aに第2表示画像150bが表示されると、制御部22は、第2表示画像150bに対応する反力マップを選択する。第2表示画像150bには、ボタン画像が含まれているが、この反力マップには、引込み情報を有するボタン画像が含まれていないので、操作ノブ14の引込み動作は行われず、通常の操作反力処理が行われる。画面40a上のポインタ画像54は、ユーザによる操作ノブ14の操作に応じて移動する。
さらに、その後、図11に示すように画面40aに第1表示画像150aが表示されると、通常であれば、制御部22は、第1表示画像150aの反力マップに含まれる引込み情報を有するボタン画像152aに対応する位置に、操作ノブ14を引込むように駆動する。しかし、この実施形態では、第1表示画像150aについて、1度、操作ノブ14の引込み動作が完了しているので、制御部22は、反力マップに引込み情報を有するボタン画像152aが含まれていたとしても、操作ノブ14の引込み動作を行わず、通常の操作反力処理を行うようにする。
以上によれば、制御部22は、特定表示画像(本実施形態では第1表示画像150a)について、所定回数(本実施形態では1度)だけ、操作ノブ14の引込み動作の実施を行った場合、再び特定表示画像が画面40aに表示されても、当該引込み動作を禁止する。この引込み動作の禁止によれば、引込み情報を有するボタン画像152aの操作が完了して、当該ボタン画像152aへの操作は不要であるため、当該ボタン画像152aに対応した位置への操作ノブ14の駆動及びポインタ画像54の移動を望まないというユーザの意思を反映させることができる。したがって、この実施形態によれば、特定表示画像が表示されるたびに、操作ノブ14の引込み動作が行われ、却って煩わしさをユーザに与えるということを抑制することができる。
以下、上述した動作を実現するための制御部22の処理について図8を用いて説明する。図8は、第2実施形態による反力出力処理の制御フローを示すフローチャートである。なお、メイン処理のステップS50を除く処理は、第1実施形態とほぼ同じであるため、ここではメイン処理の説明については省略する。メイン処理について、第1実施形態と異なる点があれば適宜説明する。
ステップS310では、新規に表示画像データを受信したか否かを判定する。具体的には、メイン処理のステップS50において、前回のステップS50での処理から通信IC24が新たに表示画像データを取得したか否かで判定する。新規に表示画像データを取得しているのであれば、ステップS320で、新規の表示画像データの反力マップに対する操作ノブ14の引込み動作回数の記憶をクリアする。新規に表示画像データを取得していない場合であれば、ステップS320を実行せずに、処理はステップS330に移る。
ステップS330は、図5のステップS110と同じである。ステップS330では、画面40aに表示されている表示画像が前回反力出力処理が実行されたときから切り替ったか否かを判定する。具体的には、図4に示すメイン処理のステップS50において新たな表示情報を得たか否かで判定する。画面40aの表示画像が切り替ったと判定した場合には、処理はステップS340に移る。画面40aの表示画像が切り替わっていないと判定した場合には、処理はステップS370に移る。なお、メイン処理が起動して初めて画面40aに表示画像を表示する場合は、画面40aの表示画像が切り替ったと判定し、ステップS340に移る。
ステップS340は、図5のステップS130と同じである。ステップS340では、画面40aに表示されている表示画像に対応する反力マップに引込み情報が存在するか否かを判定する。例えば、第1表示画像150aが画面40aに表示されている場合であれば、処理はステップS350に移り、第2表示画像150bが画面40aに表示されている場合であれば、処理はステップS480に移る。
ステップS350では、現在、画面40aに表示されている表示画像について、操作ノブ14の引込み動作回数が1回以上であるか否かを判定する。この引込み動作回数が1回以上であると制御部22に記憶されている場合であれば、処理はステップS480に移り、引込み動作回数が0回と制御部22に記憶されている場合であれば、処理はステップS360に移る。
ステップS360は、図5のステップS120と同じである。ステップS360では、「引込み動作」の状態を「未完了」に設定する。
ステップS370は、図5のステップS140と同じである。ステップS370では、「引込み動作」の状態が「動作中」であるか否かを判定する。図4に示すステップS20〜S60が繰り返し実行されるなかで、画面40aにおける表示画像が別の表示画像に切り替った後、後述するステップS400が実行されない限り、このステップS370では、「引込み動作」の状態が「動作中」でないと判定され、処理はステップS380に移る。また、図4に示すステップS20〜S60が繰り返し実行されるなかで、画面40aにおける表示画像が切り替わっておらず、後述するステップS400が一度実行され、さらに操作ノブ14の引込み動作が完了していない場合は、「引込み動作」の状態が「動作中」であると判定されるので、処理はステップS410に移る。
ステップS380は、図5のステップS150と同じである。ステップS380では、「引込み動作」の状態が「未完了」であるか否かを判定する。「引込み動作」の状態が「完了」となっている場合では、処理はステップS480に移る。一方、「引込み動作」の状態が「未完了」となっている場合では、処理はステップS390に移る。
ステップS390は、図5のステップS160と同じである。ステップS390では、引込み動作タイマをクリアし、処理はステップS400に移る。続く、ステップS400では、「引込み動作」の状態を「動作中」に設定する。その後、処理はステップS410に移る。なお、ステップS400は、図5のステップS160と同じである。
ステップS410は、図5のステップS180と同じである。ステップS410では、操作ノブ14の操作基準位置P1に対する位置が、引込み情報を有したボタン画像の画面基準位置P2に対する位置に対応したものとなっているか否かを判定する。例えば、画面40aに第1表示画像150a(図9参照)が表示されている場合、操作ノブ14の操作基準位置P1に対する位置が、第1表示画像150aにおいて引込み情報を有したボタン画像152aにおける輪郭部の画面基準位置P2に対する位置に対応したものとなっているか否かを判定する。操作ノブ14の操作基準位置P1に対する位置が、引込み情報を有したボタン画像152aの画面基準位置P2に対する位置に対応したものとなっていない場合であれば、処理はステップS420に移る。操作ノブ14の操作基準位置P1に対する位置が、引込み情報を有したボタン画像152aの画面基準位置P2に対する位置に対応したものとなっている場合であれば、処理はステップS450に移り、引込み動作回数を1つカウントアップし、そのカウントを第1表示画像150aと関連付けて制御部22が記憶する。その後、処理はステップS460に移る。ステップS460では、「引込み動作」の状態を「完了」とする。続く、ステップS470では、x軸モータ16a及びy軸モータ16bへの駆動信号の出力を停止して、反力出力処理を終了する。
ステップS420は、図5のステップS190と同じである。ステップS420では、引込み動作タイマが3秒よりも下回っているか否かを判定する。引込み動作タイマが3秒よりも下回っていれば、処理はステップS430に移る。引込み動作タイマが3秒以上となっていれば、処理はステップS450に移る。
ステップS430は、図5のステップS200と同じである。ステップS430では、操作ノブ移動処理を実行する。これにより、操作ノブ14は、引込み情報を有するボタン画像152aに対応する位置に向かって移動し始める。続く、ステップS440では、引込み動作タイマに所定時間を加算する。加算する所定時間は、3秒以下であれば良い。本実施形態では、10ミリ秒としている。ステップS210が実行された後、この反力出力処理を終了する。
ステップS480は、ステップS340において選択される反力マップに引込み情報が無い場合、ステップS350において引込み動作回数が1回以上であると判定された場合、又は「引込み動作」の状態が「完了」となっている場合に実行される。ステップS480において実行される操作反力処理は、図5のステップS240の操作反力処理と同じである。
ステップS480は、特に、ステップS350において引込み動作回数が1回以上であると判定された場合に実行される。このことによれば、以前、特定表示画像(本実施形態では第1表示画像150aが相当する)について、操作ノブ14の引込み動作が行われ、引込み動作の回数がカウントアップされた後、再び特定表示画像が表示されたと場合に、操作ノブ14の引込み動作が行われるのを禁止することができる。
なお、本実施形態において、ステップS450を実行する制御部22が請求項に記載の「カウント手段」に相当し、ステップS330、S340、S350を実行する制御部22が請求項に記載の「禁止手段」に相当する。
(第3実施形態)
第3実施形態では、第1実施形態の操作ノブ14の引込み動作に加え、通信IC24が車両に関する情報をユーザに報知するための報知信号(例えば、燃料残量の警告情報)を受信すると、操作ノブ14の引込み動作の最中であっても、強制的に操作ノブ14を振動させる点が、特徴となっている。
以下、第1実施形態と異なる点のみを図12を用いて説明する。第3実施形態では、通信IC24は、例えば、燃料残量の警告情報を契機としてナビゲーション装置32から振動発生指示信号を取得すると、その情報を制御部22に送る。制御部22は、その情報に基づき、振動発生指示を生成する。
図12は、第3実施形態による反力出力処理の制御フローを示すフローチャートである。なお、メイン処理のステップS50を除く処理は、第1実施形態とほぼ同じであるため、ここではメイン処理の説明については省略する。また、図12に示すステップS610〜S740は、図5のステップS110〜S240と同じであるため、これらのステップの処理についても説明を省略する。
ステップS510では、振動発生指示信号が有ったか否かを判定する。振動発生指示信号が有ったと判定された場合には、処理はステップS520に移る。振動発生指示信号が無ければ、処理はステップS610に移り、第1実施形態で説明した処理が実行される。
ステップS520では、振動発生処理が実行される。振動発生処理では、制御部22は、x軸モータ16a及びy軸モータ16bに対して、操作ノブ14を振動させるような駆動信号を出力する。これにより、例えば、前回の反力出力処理において、ステップS610からS740までの処理が実行され操作ノブ14の引込み動作が行われている最中であっても、操作ノブ14は振動する。なお、操作ノブ14の振動の振幅は引込み動作の移動量よりも短ければ良い。また、操作ノブ14の振動方向は、引込み動作時の操作ノブ14の移動方向に沿った方向であっても良いし、その方向に交差する方向であっても良い。続く、ステップS530では、「引込み動作」の状態を「完了」として、反力出力処理を終了する。
このような、図5に示す引込み動作を行うための反力出力処理に、ステップS510からS530を追加することによれば、通信IC24が例えば振動発生指示信号を受信すると、制御部22は強制的に操作ノブ14を振動することとなる。これによれば、ユーザは、操作ノブ14の駆動の最中に異なる感覚(振動)を得ることとなるので、車両に何らかの変化があったこと、例えば車両側から特別な情報が提示されたことを、操作ノブ14に触れている手を通じて得ることができる。このとき、ナビゲーション装置32がディスプレイ40の画面40aに警告情報を表示する。また、この警告情報の表示は、車両に搭載のコンビネーションメータに行っても良い。
なお、本実施形態において、通信IC24が請求項に記載の「受信部」に相当し、ステップS510、S520が請求項に記載の「振動手段」に相当する。
(その他の実施形態)
以上、本発明による第1〜第2実施形態について説明したが、本発明は、上記先の実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態及び組み合わせに適用することができる。
第3実施形態では、ステップS510からS530の処理を第1実施形態のものに加えたものとなっていた。ステップS510からS530の処理は、第2実施形態のものに加えても良い。この場合、この処理は、ステップS310の前に加えれば良い。
第2実施形態では、操作ノブ14の引込み動作を禁止するための引込み動作の動作回数は1回となっていたが、この回数は適宜定めることができる。ユーザが煩わしいと感じることがない程度に設定すれば良い。また、表示画面毎に上記回数を変えても良い。
また、先の実施形態では、請求項に記載の「選択画像」をポインタ画像とした例で説明したが、選択可能なボタン画像を強調するためのカーソル画像としてもよい。なお、この場合、カーソル画像としては、選択可能なボタン画像の輪郭を他のボタン画像と異なった形状となるような画像を採用することができる。カーソル画像は、ボタン画像を強調するための画像であるため、ポインタ画像とは異なり、ボタン画像間を行き来することとなる。したがって、画像が切り替わり、その画像に引込み情報を有するボタン画像が存在する場合、カーソル画像は、徐々に当該ボタン画像に向かうのではなく、即座に当該ボタン画像に表示されることとなる。この場合、操作ノブは、先の実施形態と同様に、当該ボタン画像に対応する位置に徐々に移動することとなる。
さらに、先の実施形態では、操作基準位置を操作ノブが全方位に亘って移動可能となるような位置に設定し、画面基準位置を画面の中央に設定する例で説明した。これら操作基準位置及び画面基準位置は適宜変更することができる。例えば、操作基準位置を図3(b)において左下に設定し、画面基準位置を図3(a)において画面の右上に設定するようにしても良い。このように各基準位置を設定した場合、操作ノブの移動と画面上のポインタ画像又はカーソル画像の移動とを対応させるために、座標変換等を行なって対応する必要がある。
10 遠隔操作デバイス、12 本体、14 操作ノブ、16 反力付与部、18 センサ部、20 プッシュスイッチ、22 制御部、22a バッファ、24 通信IC、26 常時電源回路、28 アクセサリー電源回路、29 バッテリ、30 アクセサリースイッチ、32 ナビゲーション装置、34 オーディオ装置、36 バックカメラ装置、38 車両制御装置、40 ディスプレイ、40a 画面、42 CAN、50 表示画像、52 ボタン画像、54 ポインタ画像、50a 主ナビゲーション画像、50b 副ナビゲーション画像、52a〜f ボタン画像、56a、b 反力マップ、P1 操作基準位置、P2 画面基準位置

Claims (4)

  1. 車載機器を操作するためのボタン画像を含む表示画像を表示した表示器の画面に選択画像を表示させるとともに、この選択画像を当該ボタン画像まで移動させて、当該ボタン画像を選択する車両用操作装置において、
    本体と、
    ユーザによって操作され、前記本体に対して操作基準位置を有しており、前記操作基準位置から移動可能に前記本体に設けられる操作部と、
    前記操作基準位置からの前記操作部の移動方向及び移動量を検出する検出部と、
    前記操作基準位置に対応して前記画面上に画面基準位置が設定されており、前記操作部が操作され、前記検出部にて検出された前記操作部の移動方向及び移動量に応じて、前記選択画像の前記画面上での位置を制御する表示制御手段と、
    前記表示器の前記画面に表示される前記表示画像が、前記選択画像を引込むための引込み情報を有するボタン画像を含む表示画像であるか否かを判定する判定手段と、
    前記画面に表示される前記表示画像が前記引込み情報を有するボタン画像を含む表示画像であると前記判定手段が判定した場合、前記操作部の前記操作基準位置に対する位置が、前記引込み情報を有するボタン画像の前記画面基準位置に対する位置と対応するように、前記操作部を駆動する駆動手段と、
    前記画面に表示され、引込み情報を有するボタン画像を含む表示画像について、前記操作部の前記操作基準位置に対する位置が、引込み情報を有するボタン画像の前記画面基準位置に対する位置に対応するように、前記駆動手段が前記操作部を駆動させた回数をカウントするカウント手段と、
    前記カウント手段による前記回数が所定回数以上となり、前記表示画像が再び前記画面に表示されたとき、前記操作部の前記操作基準位置に対する位置が、引込み情報を有するボタン画像の前記画面基準位置に対する位置に対応するような、前記駆動手段による前記操作部の駆動を禁止する禁止手段と、を備えることを特徴とする車両用操作装置。
  2. 前記駆動手段による前記操作部の駆動が所定時間経過したら、前記操作部の駆動を停止する停止手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両用操作装置。
  3. 車載機器を操作するためのボタン画像を含む表示画像を表示した表示器の画面に選択画像を表示させるとともに、この選択画像を当該ボタン画像まで移動させて、当該ボタン画像を選択する車両用操作装置において、
    本体と、
    ユーザによって操作され、前記本体に対して操作基準位置を有しており、前記操作基準位置から移動可能に前記本体に設けられる操作部と、
    前記操作基準位置からの前記操作部の移動方向及び移動量を検出する検出部と、
    前記操作基準位置に対応して前記画面上に画面基準位置が設定されており、前記操作部が操作され、前記検出部にて検出された前記操作部の移動方向及び移動量に応じて、前記選択画像の前記画面上での位置を制御する表示制御手段と、
    前記表示器の前記画面に表示される前記表示画像が、前記選択画像を引込むための引込み情報を有するボタン画像を含む表示画像であるか否かを判定する判定手段と、
    前記画面に表示される前記表示画像が前記引込み情報を有するボタン画像を含む表示画像であると前記判定手段が判定した場合、前記操作部の前記操作基準位置に対する位置が、前記引込み情報を有するボタン画像の前記画面基準位置に対する位置と対応するように、前記操作部を駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段による前記操作部の駆動により、前記操作部の前記操作基準位置に対する位置が、前記引込み情報を有する前記ボタン画像の前記画面基準位置に対する位置と対応する前に、当該駆動が所定時間経過したら、当該駆動を停止する停止手段と
    を備えることを特徴とする車両用操作装置。
  4. 前記操作部を振動させるための振動発生指示信号を受信する受信部と、
    前記受信部が前記振動発生指示信号を受信した場合、強制的に前記操作部を振動させる振動手段を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用操作装置。
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