JP5523379B2 - 記憶制御装置、画像形成装置および記憶制御方法 - Google Patents

記憶制御装置、画像形成装置および記憶制御方法 Download PDF

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Description

本発明は記憶制御装置、画像形成装置および記憶制御方法に係り、例えば電子写真方式の複写機、ファクシミリ機、プリンタ又はこれらの機能を搭載した複合機(MFP:Multi Function Peripheral)等の画像形成装置に用いて好適する記憶制御装置、当該画像形成装置および記憶制御方法の改良に関する。
この種の画像形成装置にあっては、一般に、原稿上の画像情報から画像データを光学的に読み取り、その画像データに基づきトナー像を形成して用紙に転写定着させて印刷する印刷(印字)機能の他、画像データをファクシミリ送受信するファクシミリ機能、その他種々の画像データ処理機能を有している。
近年、画像形成装置に対する省電力化の要請から、所定期間動作させないとき、再起動に必要な構成要素へ電源電力を供給し続ける一方、それ以外の構成要素に対して電源電力の供給を遮断する省電力モードを搭載する例が多い。
このような構成では、一層の省電力化を進めるために、動作プログラムを記憶した記憶部を含めて殆どの構成要素に対する電源電力供給を遮断する構成が求められている。
このような構成においては、省電力モードから印刷ジョブの入力等によって通常モードに再起動する過程で、動作プログラム等が記憶部から読み出されるが、記憶部からの読み出し(リード)回数が大幅に増加する傾向にある。
他方、動作プログラム等を記憶する記憶部として例えば不揮発性の半導体メモリを用いる場合、繰り返しリードを行うと不揮発メモリの記憶状況が劣化するため、一定のリード回数、例えば1000回に1回の書き込み(ライト)を行うことが必要になり易い。
ところが、記憶部に対して動作プログラム等の書き直しを行っている最中に、停電やその他予期せぬ事態に起因して書き込みが不成立となると、最悪の場合、装置が2度と起動しなくなる心配があり、対策が望まれている。
そこで、例えば特開平8−30515号公報(特許文献1)のようなデータ処理装置が提案されている。
この特許文献1は、ブロック単位でデータ消去可能なフラッシュEEPROMを有し、当該装置によって実行される機能を特定するための各種制御情報を2重化し、そのフラッシュEEPROMの第1および第2の消去ブロックに同一の制御情報を書き込む手段と、それら第1および第2の消去ブロックのどちらの制御情報を有効情報として使用するかを判断し、有効ブロックの制御情報を読み出す手段とを具備し、一方の消去ブロックの更新中に電源遮断や他の何らかのエラーなどが発生しても、他方の消去ブロックの制御情報が正常に保持されるようにしたものである。
特開平8−30515号公報
しかしながら、上述した特許文献1は、データの読み出しが多発される環境下を想定しているものではなく、一般的な使用環境下の中で、書き込みエリアを多重化することで信頼性を確保しており、装置に搭載した記憶部に対してデータの書き直しを行っている状態の下で、データ書き込みを確保する根本的な改善にはなり難い。
本発明はそのような課題を解決するためになされたもので、不揮発性の記憶部の記憶容量を細分化し、データの確実な書き込みを確保することが容易で信頼性を向上させた記憶制御装置、画像形成装置および記憶制御方法の提供を目的とする。
そのような課題を解決するために本発明の請求項1に係る記憶制御装置は、複数に分割される分割記憶領域を有しデータがその分割記憶領域に分割記憶される記憶部であって、1組のそれら分割記憶領域が無効記憶領域および有効記憶領域として同一の分割データが記憶される不揮発性の記憶部と、記憶されたデータをその記憶部から読み出す回数をカウントするカウント部と、このカウント部によるカウント数が基準回数に達したとき、その無効記憶領域として設定された分割記憶領域以外の1組の分割記憶領域を無効記憶領域および有効記憶領域に変更設定制御するとともに、変更設定された1組の分割記憶領域において無効記憶領域に対して有効記憶領域の分割データを記憶制御する記憶変更制御部と、を具備している。
本発明の請求項1に係る記憶制御装置は、上記記憶変更制御部が、そのカウント数が基準回数に達したとき、その無効記憶領域に設定された分割記憶領域に隣合う分割記憶領域を無効記憶領域として、順次、降順又は昇順に変更設定制御する構成である。
本発明の請求項1に係る記憶制御装置は、上記記憶変更制御部が、降順又は昇順最後の分割記憶領域を無効記憶領域に設定し、次回の前記カウント数が基準回数に達したとき、順次、昇順又は降順に変更設定制御する構成である。
本発明の請求項2に係る記憶制御装置は、上記記憶部が、当該記憶制御装置の電源オフ時にデータの記憶確保の可能な記憶容量を分割記憶領域として選定する構成である。
本発明の請求項3に係る記憶制御装置は、上記カウント部が、その記憶部に記憶されたデータがアップデートされて書き換え記憶されたとき、その基準回数でカウントし直すよう形成された構成である。
本発明の請求項4に係る記憶制御装置は、上記カウント部が、記憶変更制御部にて扱う専用のそのカウント数として、前回の基準回数に達したカウント数からカウントし直すよう形成された構成である。
本発明の請求項5に係る記憶制御装置は、上記カウント部が、そのカウント数を初期値にリセットし直すよう形成された構成である。
本発明の請求項6に係る画像形成装置は、それら請求項1〜5いずれか1項記載の記憶制御装置と、画像データを画像形成する画像形成部とを有する構成である。
本発明の請求項7に係る記憶制御方法は、記憶制御装置において、複数に分割される分割記憶領域を有しデータが分割記憶領域に分割記憶される不揮発性の記憶部について、その分割記憶領域を有効記憶領域としてデータを分散記憶するとともに、1組のそれら分割記憶領域を無効記憶領域および有効記憶領域として同一の分割データを記憶する記憶工程と、記憶されたデータを記憶部から読み出す回数をカウントするカウント工程と、このカウント工程によるカウント数が基準回数に達したとき、その無効記憶領域として設定された分割記憶領域以外の1組の分割記憶領域を無効記憶領域および有効記憶領域に変更設定制御し、変更設定された1組の分割記憶領域において無効記憶領域に対して有効記憶領域の分割データを記憶制御する記憶変更制御工程と、を具備している。
本発明の請求項7に係る記憶制御方法は、上記記憶変更制御工程が、そのカウント数が基準回数に達したとき、その無効記憶領域に設定された分割記憶領域に隣合う分割記憶領域を無効記憶領域として、順次、降順又は昇順に変更設定制御する構成である。
本発明の請求項7に係る記憶制御方法は、上記記憶変更制御工程が、降順又は昇順最後の分割記憶領域を無効記憶領域に設定し、次回のカウント数が基準回数に達したとき、順次、昇順又は降順に変更設定制御する構成である。
本発明の請求項8に係る記憶制御方法は、上記記憶工程および記憶変更制御工程が、当該記憶制御装置の電源オフ時にデータの記憶確保の可能な記憶容量として選定された分割記憶領域に対して処理する構成である。
本発明の請求項9に係る記憶制御方法は、上記カウント工程が、その記憶部に記憶されたデータがアップデートされて書き換え記憶されたとき、その基準回数でカウントし直す構成である。
本発明の請求項10に係る記憶制御方法は、上記カウント工程が、その記憶変更制御工程で扱う専用のそのカウント数として、前回の基準回数に達したカウント数からカウントし直す構成である。
本発明の請求項11に係る記憶制御方法は、上記カウント工程が、そのカウント数を初期値にリセットし直す構成である。
このような本発明の請求項1、7に係る記憶制御装置および記憶制御方法では、記憶されたデータを記憶部から読み出す回数をカウントし、そのカウント数が基準回数に達したとき、無効記憶領域として設定された分割記憶領域以外の1組の分割記憶領域を無効記憶領域および有効記憶領域に変更設定制御し、変更設定された1組の分割記憶領域において無効記憶領域に対して有効記憶領域の分割データを記憶制御するから、不揮発性メモリの記憶容量を細分化し、不揮発性の記憶部の記憶領域を細分化した分割記憶領域に分割データを書き直すことにより、データの確実な書き込みを確保することが容易で信頼性も向上可能である。
本発明の請求項1、7に係るに記憶制御装置および記憶制御方法では、そのカウント数が基準回数に達したとき、無効記憶領域に設定された分割記憶領域に隣合う分割記憶領域を無効記憶領域として、順次、降順又は昇順に変更設定制御するから、上述した効果に加えて、処理速度が低下せず、記憶データの連続性も保持し易い。
本発明の請求項1、7に係る記憶制御装置および記憶制御方法では、降順又は昇順最後の分割記憶領域が無効記憶領域に設定され、次回のカウント数が基準回数に達したとき、順次、昇順又は降順に変更設定制御するから、分割記憶領域への書き込み記憶を継続して実行可能である。
本発明の請求項2、8に係る記憶制御装置および記憶制御方法では、当該記憶制御装置の電源オフ時にデータの記憶確保の可能な記憶容量として選定された分割記憶領域に対して処理するから、記憶部に対して動作プログラム等の書き直しを行っている過程で種々の事態に起因して書き込みが不成立となり難く、装置の起動確保が可能である。
本発明の請求項3、9に係る記憶制御装置および記憶制御方法では、その記憶部に記憶されたデータがアップデートされて書き換え記憶されたとき、その基準回数でそのカウント数をカウントし直すから、不揮発性の記憶部の分割記憶領域への分割データ書き直しタイミングを先に延ばすことが可能で、データのアップデートがあっても、不揮発性の記憶部の信頼性を向上させることが容易である。
本発明の請求項4、10に係る記憶制御装置および記憶制御方法では、記憶変更制御にて扱う専用のカウント数として、前回の基準回数に達したカウント数からカウントし直すから、上述した効果に加えて、その読み出す回数のカウントとは別個の専用のカウント数に基づき記憶変更制御可能であり、その読み出す回数のカウントを別の用途に使用可能である。
本発明の請求項5、11に係る記憶制御装置および記憶制御方法では、そのカウント数を初期値にリセットし直すから、上述した効果に加えて、カウント処理構成が簡単である。
本発明に係る記憶制御装置を含む画像形成装置の実施の形態を示す概略ブロック図である。 本発明に係る記憶制御装置の動作を説明する図である。 本発明に係る記憶制御装置の動作を説明する図である。 本発明に係る記憶制御装置の動作を説明する図である。 本発明に係る記憶制御装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明に係る記憶制御装置を含む画像形成装置の他の実施の形態を示す概略ブロック図である。 図6に係る記憶制御装置の動作を説明するフローチャートである。
以下、本発明に係る記憶制御装置、画像形成装置および記憶制御方法の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、本発明に係る記憶制御装置および記憶制御方法は画像形成装置を説明する過程で説明する。
まず、本発明に係る記憶制御装置を含む本発明の画像形成装置Aを説明する。
図1は本発明の画像形成装置Aの実施の一形態を示す概略ブロック図である。
画像形成装置Aは、主制御部1を中心にして画像読取部3、RAM(random access memory)5、不揮発性の記憶部7、操作パネル部9および印刷部11を有し、例えば複合機を構成している。なお、画像形成装置Aとしてはこれ以外にも種々の構成を有するが、本発明の要部ではないので説明および図示を省略する。
主制御部1は、画像読取部3、RAM5、不揮発性の記憶部7、操作パネル部9および印刷部11を制御するものであるが、詳細は後述する。
画像読取部3は、例えば画像形成装置Aの図示しない本体ケースの上部に配置され、主制御部1の制御の下、原稿画像の表示された原稿用紙から当該紙面の画像状態を光学的に読み込み、フィルタ処理等をして電子的画像データを生成するスキャナ部としての機能を有し、画像データを例えばRAM5等に記憶する。
RAM5は、後述するように不揮発性の記憶部7に記憶された動作プログラム(データ)を読み出して記憶する他、主制御部1等の動作途中の処理データ等を一時的に記憶する機能を有する。
不揮発性の記憶部7は、主制御部1等を動作させる動作プログラムおよび操作パネル部9の動作画面(データ)等を記憶する読み書き可能な例えばフラッシュメモリ(商標)であり、図2および図3に示すように、複数に分割される分割記憶領域(ブロック)および個々の分割記憶領域の特徴を関連づけるフラグ領域を有している。
しかも、不揮発性の記憶部7は、動作プログラム等のデータがそれら複数の分割記憶領域に分割記憶されるとともに、2個で1組の分割記憶領域が無効記憶領域および有効記憶領域として同一の分割データが記憶されるようになっている。
それら分割記憶領域は、当該画像形成装置の電源オフ時に電源供給が急激に低下する過程(ごく短期間)でも、分割データを記憶してその確保が可能な記憶容量に設定されている。
フラグ領域は、個々の分割記憶領域の特徴、すなわち個々の分割記憶領域が有効記憶領域か無効記憶領域かの情報を設定する領域であり、いずれかの分割記憶領域にもデータの読み書きが可能であるが、無効記憶領域に設定された分割記憶領域は読み飛ばされるようになっている。分割記憶領域およびフラグ領域についての詳細は後述する。
図2Aは、不揮発性の記憶部7について分割記憶領域(図では単に記憶領域と略す。)を1〜nまでn個確保するとともに、個々の分割記憶領域1〜nにはデータとしてのプログラムが分割プログラム(図では単にプログラムと略す。)1〜n−1に分割されて記憶された状態を示し、個々の分割記憶領域1〜nに関連づけたn個のフラグ領域には有効記憶領域と無効記憶領域(図では有効又は無効と略す。)が設定されている。
分割記憶領域1、2の2個で1組となっており、初期設定として分割記憶領域1が無効記憶領域に、分割記憶領域2が有効記憶領域に設定され、無効記憶領域の分割記憶領域1に対して有効記憶領域の分割記憶領域2の分割プログラム1も記憶されている。1組の分割記憶領域1、2には同一の分割プログラム1が記憶されている。
操作パネル部9は、画像形成装置Aの図示しない本体ケースの上部に配置され、当該装置Aの動作状態を表示する表示部と、当該装置Aに対する操作指示および後述するアップデート指示の入力を受ける入力部であり、主制御部1によって制御される。
印刷部11は、画像形成装置Aの本体ケース内に配置され、用紙のセットされる給紙段から当該用紙を給紙し、RAM5の画像データに基づき画像形成してトナー像をその用紙に転写する画像形成部等を有している。
主制御部1は、CPU(central processing unit)、このCPUの起動プログラムを格納したメモリ部、入出力インターフェース(いずれも図示せず。)を有し、上述した画像読取部3、RAM5、不揮発性の記憶部7、操作パネル部9および印刷部11を制御する機能の他、以下の機能を有している。
すなわち、主制御部1は、所定期間動作がないとき、再起動に必要な起動構成要素(図示せず。)へ電源電力を供給制御し、画像読取部3、RAM5、不揮発性の記憶部7、操作パネル部9および印刷部11に対して電源電力の供給を遮断する省電力モードへの移行を制御する機能、更に、起動構成要素に対して入力指示等があったとき、通常モードに再起動する過程で、順次、画像読取部3、操作パネル部9および印刷部11等に電源を供給し、不揮発性の記憶部7を起動させて分割プログラム1〜n−1を読み出して全体の動作プログラムをRAM5に記憶させ、再起動制御する機能を有している。
不揮発性の記憶部7から分割プログラムを読み出すとき、主制御部1は、無効記憶領域に設定された分割記憶領域を読み飛ばし制御する。
なお、入力指示としては、図示はしないが、省電力モード下でも動作可能になっている例えば電源スイッチのオン操作、ネットワークを介した印刷ジョブの入力、印刷ジョブを格納した外部記憶装置の接続等がある。
さらに、主制御部1は、カウント部13および記憶変更制御部15としての機能を有している。
カウント部13は、不揮発性の記憶部7から動作プログラム等のデータを読み出す回数をカウントし、カウント数を一次的に記憶する機能を有している。
記憶変更制御部15は、予め設定された基準回数(m回例えば100回)を記憶しており、カウント部13によるカウント数が基準回数に達した都度、無効記憶領域として設定された分割記憶領域以外の2個1組の分割記憶領域の一方を無効記憶領域に変更設定制御するとともに、変更された1組の分割記憶領域において一方の無効記憶領域に対して他方の有効記憶領域の分割プログラムを記憶制御する機能を有している。
すなわち、記憶変更制御部15は、カウント数が100回(基準回数)に達した都度(100回毎)、無効記憶領域に設定された分割記憶領域に隣合う分割記憶領域を無効記憶領域として降順に変更設定制御するとともに、これと降順に隣合って組を形成する分割記憶領域の分割プログラムを、無効記憶領域に設定された分割記憶領域に記憶制御し、それまで無効記憶領域であった分割記憶領域を有効記憶領域に変更設定制御する機能を有している。
不揮発性の記憶部7が、例えば図2Aのように設定されている状況で再起動されると、同図Bに示すように、分割記憶領域2を無効記憶領域に変更設定し、分割記憶領域1を有効記憶領域に変更して分割プログラム1〜n−1を読み出す。この際、無効記憶領域の分割記憶領域2は読み飛ばされる。
次いで、図2Cに示すように、分割記憶領域2、3を1組として、無効記憶領域に変更された分割記憶領域2に対して有効記憶領域である分割記憶領域3の分割プログラム2を記憶する。
以降、図3A〜Fに示すように、分割記憶領域nまでそれらが降順で繰り返される。
なお、1組の分割記憶領域において無効記憶領域に対して記憶する分割プログラムは、例えば読み出されてRAM5に記憶された分割プログラムを用いてなされる。
しかも、記憶変更制御部15は、図4Aに示すように、降順最後の分割記憶領域が無効記憶領域に設定され、次のカウント数が100回に達したとき、同図Bに示すように、昇順で隣合う分割記憶領域を無効記憶領域として変更設定制御するとともに、それまで無効記憶領域であった分割記憶領域を有効記憶領域に変更設定制御する機能を有し、以降、同図C、Dのように昇順で繰り返し制御する。
次に、本発明に係る記憶制御装置の動作を簡単に説明する。
ここで、予め、図2Aに示すように、分割記憶領域1〜nに分割データとして分割プログラム1〜n−1が分割記憶されており、2個で1組の分割記憶領域1、2が初期設定として無効記憶領域と有効記憶領域に設定されるとともに同じ分割プログラム1が記憶されており(記憶工程)、カウント部13が再起動の都度、読み出し回数をカウントしている(カウント工程)として説明する。
画像形成装置Aの動作中に、ステップS1にて当該装置の再起動が完了すると、ステップS2にて当該起動回数が100回(m回)で割り切れるか否か主制御部1が判別する。
起動回数が100回で割り切れてステップS2がYESであれば、ステップS3にて書込回数から無効記憶領域が降順か昇順かを判別する。
続くステップS4では、記憶変更制御部15が、判別された降順又は昇順に沿って無効記憶領域を隣合う分割記憶領域に変更設定するとともにそれまでの無効記憶領域を有効記憶領域に変更設定し、ステップS5にて、記憶変更制御部15が、変更した無効記憶領域に対し隣合う分割記憶領域の分割データを記憶制御し、ステップS6にて次のジョブを待つ(記憶変更制御工程)。
起動回数が100回で割り切れずにステップS2がNOであれば、ステップS6のジョブ待ちに移り、所定の処理によって処理ループを抜ける。これらの処理が再起動の都度、実行される。
このような主要な処理が本発明の記憶制御方法を構成する。
このように本発明の記憶制御装置は、複数に分割される分割記憶領域を有しプログラムが分割記憶領域に分割記憶される記憶部であって、1組の分割記憶領域が無効記憶領域および有効記憶領域として同一の分割プログラムが記憶される不揮発性の記憶部7と、記憶されたプログラムを記憶部7から読み出す回数をカウントするカウント部13と、このカウント部13によるカウント数が基準回数に達したとき、無効記憶領域として設定された分割記憶領域以外の1組の分割記憶領域を無効記憶領域および有効記憶領域に変更設定制御するとともに、変更された1組の分割記憶領域において無効記憶領域に対して有効記憶領域の分割プログラムを記憶制御する記憶変更制御部15とを具備している。
そのため、不揮発性の記憶部7のメモリ記憶容量を、n個の分割記憶領域に細分化し、機器の起動の都度、1個の分割記憶領域を降順に移動させながら分割プログラムを書き込むから、不揮発性の記憶部7に対する動作プログラム等データの書き直し期間が短くなり、記憶過程で種々の事態に起因して書き込みが不成立となり難く、データの確実な書き込みを確保することが容易で、信頼性も向上する。
しかも、無効記憶領域に設定された分割記憶領域に隣合う分割記憶領域を無効記憶領域として、順次、降順又は昇順に変更設定制御するから、変更する有効記憶領域および無効記憶領域が分散せずに処理速度が低下せず、記憶データの連続性も保持し易い。
また、本発明の記憶制御装置では、降順最後の分割記憶領域が無効記憶領域に設定され、次回のカウント数が基準回数に達したとき、順次、昇順に変更設定制御する構成も可能であり、分割記憶領域への書き込み記憶をエンドレスで継続実行可能である。
そして、本発明において、当該装置の電源オフ時にデータの記憶確保の可能な記憶容量として選定された分割記憶領域に対して処理をなす構成であるから、特に、記憶部7に対して動作プロラム等の書き直しを行っている過程で種々の事態に起因して書き込みが不成立となり難く、装置の起動確保が可能である。
そして、上述した本発明の記憶制御装置では、隣合う2個の分割記憶領域を1組として順次変更設定する構成を説明したが、本発明では隣合う分割記憶領域を1組とする構成に限定されず、任意の分割記憶領域を1組として構成可能であり、上述したように処理速度を低下させ難い。
ところで、画像形成装置Aにおいては、不揮発性の記憶部7に記憶された動作プログラム等のデータをアップデートする場合が多々あり、この場合にはデータが不揮発性の記憶部7に書き込まれるから、記憶部7の信頼性を確保する観点から、その書き込みを考慮して上述したカウント数が基準回数毎に達したか否か判別することが好ましい。
なお、本発明において、アップデートは、バージョンアップ又はその他の名称で称呼される場合もあるが、本発明においては、いずれもデータやファイルの内容を最新のものに更新する用語として扱う。
このような構成に係る記憶制御装置、画像形成装置および記憶制御方法を、他の実施の形態として図6を参照して説明する。
この構成の画像形成装置Aは、上述した図1の構成に比べて主制御部1に外部記憶部17が接続された点に特徴があり、その他の画像読取部3、RAM5、不揮発性の記憶部7、操作パネル部9および印刷部11は図1と同様である。
外部記憶部17は、予め、記憶部7に記憶された動作プログラム等のデータを更新するアップデート版が記憶されたものであり、例えばハードディスク(HDD)やUSB(universal serial bus)メモリである。
主制御部1は、外部記憶部17が接続されたとき、又は外部記憶部17が接続された状態でパネル操作部9からアップデート指示が入力されたとき、外部記憶部17内のアップデートデータを入力し、記憶部7に記憶されている動作プログラム等のデータを全て書き換え更新制御する機能を有している。
カウント部13は、記憶部7の全領域がアップデートデータによって書き換えられたとき、読み出す回数のカウントに基づき、記憶変更制御部17にて扱う専用のカウント数として、前回の基準回数に達したカウント数からカウントし直すよう形成されている。
すなわち、カウント部13は、カウント数を「(現在のカウント数)/m)×m」で演算して更新する機能を有している。
カウント部13は、例えば基準回数が「100」で、当初からの累積カウント数が「250」の時点で記憶部7のデータがアップデートデータされて書き換え記憶されたとき、「250」を「100」で割った値「2.5」のうち小数点以下を切り捨てて「100」を掛けて得た値「200」を専用のカウント数とし、このカウント数「200」からカウントし直すよう形成されている。
上述した記憶変更制御部15は、専用のカウント数が「300」になって基準回数に達したとき、無効記憶領域として設定された分割記憶領域以外の2個1組の分割記憶領域の一方を無効記憶領域に変更設定制御するとともに、変更された1組の分割記憶領域において一方の無効記憶領域に対して他方の有効記憶領域の分割プログラムを記憶制御する機能を有している。以降、基準回数毎に記憶制御される。
次に、図6の構成に係る記憶制御装置の動作を図7のフローチャートを参照して簡単に説明する。
画像形成装置Aの動作中に、ステップS10にてアップデート処理がなされると、ステップS11にてアップデート成功したか否か判別され、処理が成功してステップS11がYESであればステップS12に移り、処理が不成功でステップS11がNOであれば終了してジョブを待つ。
ステップS12では、アップデート対象に不揮発性の記憶部7の全域領域が指定されているか否か主制御部1が判別し、全領域が指定されていてステップS12がYESであればステップS13に移り、全領域が指定されないでステップS12がNOであれば終了してジョブを待つ。
ステップS13では、カウント部13がカウント数を「(現在のカウント数)/m)×m」に更新して終了する(カウント工程)。小数点以下は切り捨てられる。
その後、記憶変更制御部15は、図1の構成と同様に、更新された専用のカウント数に基づき、無効記憶領域として設定された分割記憶領域以外の1組の分割記憶領域を無効記憶領域および有効記憶領域に変更設定制御するとともに、変更設定された1組の分割記憶領域において無効記憶領域に対して有効記憶領域の分割データを記憶制御する。
このような図6に係る構成では、カウント数が基準回数の途中において記憶部7のデータがアップデートされても、カウント部13によるカウント数が基準回数に戻されて数え直されるから、アップデートされて直ぐに基準回数に到達することが少なくなる。
そのため、記憶部7への読み出しタイミングを先に延ばすことが可能で、データのアップデートがあっても、不揮発性の記憶部7の信頼性を向上させることが容易である。
なお、上述した実施例において、カウント数が基準回数で割られた時に余りがあれば、その切り捨てられた回数分、実際の読み出し回数は少なくなる。
そして、本発明に係る図6の構成において、カウント部13は、カウント数を初期値「0」にリセットし直すよう形成することも可能であり、このような構成では、カウント処理構成が簡単となる。
最初から読み出す回数のカウントによる累積カウント数を別の用途に使用する場合もあるから、累積カウント数とは別個に、前回の基準回数に達したカウント数から記憶変更制御専用にカウントし直し、基準回数に達する毎に無効記憶領域をシフトさせて分割データを記憶制御する構成の方が好ましいかもしれない。
要は、記憶部7に記憶されたデータがアップデートされて書き換え記憶されたとき、読み出す回数のカウントに基づき、記憶設定変更のタイミング間隔である基準回数をカウントし直すようカウント部13が形成されていれば、本発明の目的達成が可能である。
また、本発明に係る画像形成装置および記憶制御方法は、上述した記憶制御装置と同様の効果を有し、複写機、ファクシミリ機、複合機等の画像形成装置の他、種々の電子機器において実施可能である。
1 主制御部
3 画像読取部
5 RAM
7 不揮発性の記憶部
9 操作パネル部(入力部、画面表示部)
11 印刷部(画像形成部)
13 カウント部
15 記憶変更制御部
17 外部記憶装置
A 画像形成装置

Claims (11)

  1. 複数に分割される分割記憶領域を有しデータが前記分割記憶領域に分割記憶される不揮発性の記憶部であって、1組の前記分割記憶領域が無効記憶領域および有効記憶領域として同一の分割データが記憶される不揮発性の記憶部と、
    記憶された前記データを前記記憶部から読み出す回数をカウントするカウント部と、
    このカウント部によるカウント数が基準回数に達したとき、無効記憶領域として設定された前記分割記憶領域以外の1組の前記分割記憶領域を無効記憶領域および有効記憶領域に変更設定制御するとともに、変更設定された1組の前記分割記憶領域において無効記憶領域に対して有効記憶領域の前記分割データを記憶制御する記憶変更制御部と、
    を具備し、
    前記記憶変更制御部は、前記カウント数が基準回数に達したとき、無効記憶領域に設定された前記分割記憶領域に隣合う前記分割記憶領域を無効記憶領域として、順次、降順又は昇順に変更設定制御し、降順又は昇順最後の前記分割記憶領域が前記無効記憶領域に設定され、次回の前記カウント数が基準回数に達したとき、順次、昇順又は降順に変更設定制御することを特徴とする記憶制御装置。
  2. 前記記憶部は、当該記憶制御装置の電源オフ時に前記データの記憶確保の可能な記憶容量が前記分割記憶領域として選定されてなる請求項1記載の記憶制御装置。
  3. 前記カウント部は、前記記憶部に記憶された前記データがアップデートされて書き換え記憶されたとき、前記基準回数でカウントし直すよう形成された請求項1又は2記載の記憶制御装置。
  4. 前記カウント部は、前記記憶変更制御部にて扱う専用の前記カウント数として、前回の基準回数に達したカウント数からカウントし直すよう形成された請求項3記載の記憶制御装置。
  5. 前記カウント部は、前記カウント数を初期値にリセットし直すよう形成された請求項3記載の記憶制御装置。
  6. 前記請求項1〜5いずれか1項記載の記憶制御装置と、画像データを画像形成する画像形成部とを有する画像形成装置。
  7. 記憶制御装置において、複数に分割される分割記憶領域を有しデータが前記分割記憶領域に分割記憶される不揮発性の記憶部について、前記分割記憶領域を有効記憶領域として前記データを分散記憶するとともに、1組の前記分割記憶領域を無効記憶領域および有効記憶領域として同一の分割データを記憶する記憶工程と、
    記憶された前記データを前記記憶部から読み出す回数をカウントするカウント工程と、
    前記カウント工程によるカウント数が基準回数に達したとき、無効記憶領域として設定された前記分割記憶領域以外の1組の前記分割記憶領域を無効記憶領域および有効記憶領域に変更設定制御し、変更設定された1組の前記分割記憶領域において無効記憶領域に対して有効記憶領域の前記分割データを記憶制御する記憶変更制御工程と、
    を具備し、
    前記記憶変更制御工程は、前記カウント数が基準回数に達したとき、無効記憶領域に設定された前記分割記憶領域に隣合う前記分割記憶領域を無効記憶領域として、順次、降順又は昇順に変更設定制御し、降順又は昇順最後の前記分割記憶領域を前記無効記憶領域に設定し、次回の前記カウント数が基準回数に達したとき、順次、昇順又は降順に変更設定制御することを特徴とする記憶制御方法。
  8. 前記記憶工程および前記記憶変更制御工程は、当該記憶制御装置の電源オフ時に前記データの記憶確保の可能な記憶容量として選定された前記分割記憶領域に対して処理する請求項7記載の記憶制御方法。
  9. 前記カウント工程は、前記記憶部に記憶された前記データがアップデートされて書き換え記憶されたとき、前記基準回数でカウントし直す請求項7又は8記載の記憶制御方法。
  10. 前記カウント工程は、前記記憶変更制御工程で扱う専用の前記カウント数として、前回の基準回数に達したカウント数からカウントし直す請求項9記載の記憶制御方法。
  11. 前記カウント工程は、前記カウント数を初期値にリセットし直す請求項9記載の記憶制御方法。
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