JP5521606B2 - 液体容器 - Google Patents
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Description
本発明の第1の形態は、
液体消費装置に装着される液体容器であって、
液体が収容される液体収容室と、
前記液体収容室に収容された前記液体を前記液体消費装置に供給するための液体供給口と、
前記液体容器の外面に設けられ、光学的に読取可能な不可視情報が記録されたラベルと、
前記液体容器の外部から光を入射する第1部分と射出する第2部分とを有する第1面と、前記入射された光を反射可能な第2面と、を有するプリズムと、を備え、
前記プリズムの前記第2面は、前記液体収容室内に配置されており、該第2面は、前記液体に接している場合には前記入射された光を透過し、前記液体に接していない場合には前記入射された光を反射するものであり、
前記ラベルの前記液体容器の外面に面する面には、前記液体が消費されたことを示す表示がなされている、液体容器である。
上記構成の液体容器では、液体収容室内に配置されたプリズムの第2面は、液体に接している場合にはプリズム内に入射された光を透過し、液体に接していない場合にはプリズム内に入射された光を反射する。そのため、プリズムの第2面によって光が反射されたか否かを、外部から検出することにより、ピエゾ素子などを液体容器に設けることなく液体の有無を検出することが可能になる。更に、上記構成の液体容器には、光学的に読取可能な不可視情報が記録されたラベルが液体容器の外面に設けられている。そのため、このラベルに記録された不可視情報を外部から光学的に読み取ることで、記憶装置等を液体容器に設けることなく、液体容器の真贋を判定することが可能になる。よって、上記構成によれば、電子部品を設けることなく、真贋の判定や液体の残量の検出が可能な液体容器を提供することが可能になる。また、このような構成であれば、容易に、液体の有無を確認することが可能になる。液体が消費されたことは、例えば、文字や、色、模様などによって表示することが可能である。
本発明の第2の形態は、
液体消費装置に装着される液体容器であって、
液体が収容される液体収容室と、
前記液体収容室に収容された前記液体を前記液体消費装置に供給するための液体供給口と、
前記液体容器の外面に設けられ、光学的に読取可能な不可視情報が記録されたラベルと、
前記液体容器の外部から光を入射する第1部分と射出する第2部分とを有する第1面と、前記入射された光を反射可能な第2面と、を有するプリズムと、を備え、
前記プリズムの前記第2面は、前記液体収容室内に配置されており、該第2面は、前記液体に接している場合には前記入射された光を透過し、前記液体に接していない場合には前記入射された光を反射するものであり、
前記第1面と前記ラベルとは、前記液体容器の同一の面に配置され
前記ラベルは前記第1面に重なっており、該ラベルには前記不可視情報が記録されて光を透過しない非透過領域と、前記第1面に光を透過する透過領域とが設けられている、液体容器である。
上記構成の液体容器では、液体収容室内に配置されたプリズムの第2面は、液体に接している場合にはプリズム内に入射された光を透過し、液体に接していない場合にはプリズム内に入射された光を反射する。そのため、プリズムの第2面によって光が反射されたか否かを、外部から検出することにより、ピエゾ素子などを液体容器に設けることなく液体の有無を検出することが可能になる。更に、上記構成の液体容器には、光学的に読取可能な不可視情報が記録されたラベルが液体容器の外面に設けられている。そのため、このラベルに記録された不可視情報を外部から光学的に読み取ることで、記憶装置等を液体容器に設けることなく、液体容器の真贋を判定することが可能になる。よって、上記構成によれば、電子部品を設けることなく、真贋の判定や液体の残量の検出が可能な液体容器を提供することが可能になる。また、このような構成であれば、ラベルがプリズムの第1面に重なっているため、液体の有無を検出するための機構(プリズム)が外部から視認されることを抑制することができる。この結果、液体容器の見栄えを向上させることが可能になる。
本発明の第3の形態は、
液体消費装置に装着される液体容器であって、
液体が収容される液体収容室と、
前記液体収容室に収容された前記液体を前記液体消費装置に供給するための液体供給口と、
前記液体容器の外面に設けられ、光学的に読取可能な不可視情報が記録されたラベルと、
前記液体容器の外部から光を入射する入射面、前記入射された光を反射可能な反射面、および、前記反射された光を射出する射出面、を有するプリズムと、を備え、
前記プリズムの前記反射面は、前記液体収容室内に配置されており、該反射面は、前記液体に接している場合には前記入射された光を透過し、前記液体に接していない場合には前記入射された光を反射するものであり、
前記入射面と前記射出面とは、前記液体容器の異なる面に配置され、
前記プリズムは、前記ラベルの前記液体容器の外面に面する面から反射された戻り光を前記射出面から入射し、該入射した戻り光の少なくとも一部を、前記入射面とは異なる第2の射出面から射出する、液体容器である。
上記構成の液体容器では、液体収容室内に配置されたプリズムの反射面は、液体に接している場合にはプリズム内に入射された光を透過し、液体に接していない場合にはプリズム内に入射された光を反射する。そのため、プリズムの反射面によって光が反射されたか否かを、外部から検出することにより、ピエゾ素子などを液体容器に設けることなく液体の有無を検出することが可能になる。更に、上記構成の液体容器には、光学的に読取可能な不可視情報が記録されたラベルが液体容器の外面に設けられている。そのため、このラベルに記録された不可視情報を外部から光学的に読み取ることで、記憶装置等を液体容器に設けることなく、液体容器の真贋を判定することが可能になる。よって、上記構成によれば、電子部品を設けることなく、真贋の判定や液体の残量の検出が可能な液体容器を提供することが可能になる。また、このような構成であれば、プリズムの入射面とは異なる第2の射出面から光が射出されたか否かに応じて、液体の有無を判断することが可能になる。
A.第1実施例:
図1は、本発明の第1実施例としてのインクカートリッジ50が装着されるプリンター10の概略構成を示す説明図である。液体消費装置としてのプリンター10は、シアン、マゼンタ、イエロー等のインクが一色ずつ収容されたインクカートリッジ50が嵌め込まれるキャリッジ20と、キャリッジ20を主走査方向に駆動するキャリッジモーター25と、印刷用紙PAを副走査方向に搬送する紙送りモーター30と、キャリッジ20に搭載され、インクカートリッジ50から供給されたインクを吐出する印刷ヘッド35と、所定のインターフェース85を介して接続されたコンピューター90等から受信した印刷データに基づいて、キャリッジモーター25や紙送りモーター30、印刷ヘッド35を制御して印刷を行わせる制御ユニット40とを備えている。制御ユニット40には、プリンター10の動作状態等が表示される表示パネル80が接続されている。
続いて、本発明の第2実施例について説明する。第2実施例では、主に、プリズムの配置とセキュリティラベルの形態とが第1実施例と異なる。第2実施例に関わる図5〜7では、第1実施例と同じ構成要素については、同じ符号を付している。
最後に、本発明の第3実施例について説明する。第3実施例では、主に、インクカートリッジの形状やプリズムの構成、フォトインタラプターの配置が第1実施例と異なる。第3実施例に関わる図8〜11では、第1実施例と同じ構成要素については同じ符号を付している。
20…キャリッジ
25…キャリッジモーター
30…紙送りモーター
32,32b…スキャナー
34,34b,34c…フォトインタラプター
35…印刷ヘッド
40…制御ユニット
50,50b,50c…インクカートリッジ
51,51b…セキュリティラベル
52,52c…ケース
53,53c…フタ
54…蛇行溝
55…フォーム室
56…大気導入部
57…上ラベル
58…仕切板
59…インク室
60…連通口
61,62,64…ポリエチレンフォーム
63…インク供給口
65,65b,65c…プリズム
66,71…切り欠き部
67…窓部
69…縦部
70…横部
80…表示パネル
85…インターフェース
90…コンピューター
Claims (7)
- 液体消費装置に装着される液体容器であって、
液体が収容される液体収容室と、
前記液体収容室に収容された前記液体を前記液体消費装置に供給するための液体供給口と、
前記液体容器の外面に設けられ、光学的に読取可能な不可視情報が記録されたラベルと、
前記液体容器の外部から光を入射する第1部分と射出する第2部分とを有する第1面と、前記入射された光を反射可能な第2面と、を有するプリズムと、を備え、
前記プリズムの前記第2面は、前記液体収容室内に配置されており、該第2面は、前記液体に接している場合には前記入射された光を透過し、前記液体に接していない場合には前記入射された光を反射するものであり、
前記ラベルの前記液体容器の外面に面する面には、前記液体が消費されたことを示す表示がなされている、
液体容器。 - 請求項1に記載の液体容器であって、
前記第1面と前記ラベルとは、前記液体容器の同一の面に配置されている、液体容器。 - 請求項1または2に記載の液体容器であって、
前記ラベルの少なくとも一部は、前記第2部分に重なっている、液体容器。 - 液体消費装置に装着される液体容器であって、
液体が収容される液体収容室と、
前記液体収容室に収容された前記液体を前記液体消費装置に供給するための液体供給口と、
前記液体容器の外面に設けられ、光学的に読取可能な不可視情報が記録されたラベルと、
前記液体容器の外部から光を入射する第1部分と射出する第2部分とを有する第1面と、前記入射された光を反射可能な第2面と、を有するプリズムと、を備え、
前記プリズムの前記第2面は、前記液体収容室内に配置されており、該第2面は、前記液体に接している場合には前記入射された光を透過し、前記液体に接していない場合には前記入射された光を反射するものであり、
前記第1面と前記ラベルとは、前記液体容器の同一の面に配置され
前記ラベルは前記第1面に重なっており、該ラベルには前記不可視情報が記録されて光を透過しない非透過領域と、前記第1面に光を透過する透過領域とが設けられている、液体容器。 - 請求項4に記載の液体容器であって、
前記非透過領域と前記透過領域とは、異なる偏光特性を有する、液体容器。 - 液体消費装置に装着される液体容器であって、
液体が収容される液体収容室と、
前記液体収容室に収容された前記液体を前記液体消費装置に供給するための液体供給口と、
前記液体容器の外面に設けられ、光学的に読取可能な不可視情報が記録されたラベルと、
前記液体容器の外部から光を入射する入射面、前記入射された光を反射可能な反射面、および、前記反射された光を射出する射出面、を有するプリズムと、を備え、
前記プリズムの前記反射面は、前記液体収容室内に配置されており、該反射面は、前記液体に接している場合には前記入射された光を透過し、前記液体に接していない場合には前記入射された光を反射するものであり、
前記入射面と前記射出面とは、前記液体容器の異なる面に配置され、
前記プリズムは、前記ラベルの前記液体容器の外面に面する面から反射された戻り光を前記射出面から入射し、該入射した戻り光の少なくとも一部を、前記入射面とは異なる第2の射出面から射出する、液体容器。 - 請求項6に記載の液体容器であって、
前記第2の射出面は、前記液体容器の上面に設けられている、液体容器。
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