JP5518409B2 - 半導体装置、半導体記憶装置、及び半導体装置を含む情報処理システム - Google Patents

半導体装置、半導体記憶装置、及び半導体装置を含む情報処理システム Download PDF

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Description

本発明は、メモリセルに保持される情報をビット線に読み出してセンスアンプにより増幅する構成を備えた半導体装置に関する。
従来から、メモリセルからビット線に読み出した情報をセンス・増幅するセンスアンプを備えた半導体記憶装置が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。また、特許文献1に関連して、電荷移送アンプを用いた半導体メモリ回路が知られている(非特許文献1、2、3参照)。特に、特許文献1の図8及びその説明において、出力トランジスタM1(読み出しトランジスタ)のゲートを記憶ノードSNとするゲインセル型(DRAMセルの一種)のメモリセルMCが開示されている。このメモリセルMCは、記憶ノードSNに接続されているキャパシタ(不図示)にデータを蓄積するものである。ゲインセル型のメモリセルMCの動作によれば、出力トランジスタM1のゲート(記憶ノードSN)にデータを電位として書き込み、そのデータを読み出すときはキャパシタを介して記憶ノードSNの電圧を昇圧する。メモリセルMCからデータをセンスアンプSAに伝送する。なお、特許文献1には、このキャパシタに関し、その具体的構造やキャパシタへの書き込み方法等についての具体的な開示はされていない。
特開2007−73121号公報 特開平11−16384号公報
L.G.Heller et al., "High sensitivity charge-transfer sense amplifier," IEEEJ. Solid-State Circuits, vol.SC-11, pp.596-601, Oct.1976 T.Kawahara et al., "Bit-line clamped sensing multiplex and accurate high-voltage generator for 0.25 μm flash memories," in 1996 ISSCC Dig. Tech. Papers, Feb. 1996, pp.38-39. T.Kawahara et al., "Bit-line clamped sensing multiplex and accurate high-voltage generator for quarter-micron flash memories," IEEE J. Solid-State Circuits, vol. 31, n o.11, pp. 1590-1599, Nov. 1996
しかしながら、上記従来の半導体記憶装置の構成は、主にセンスアンプの高速動作を目的としたものであり、メモリセルに対する書き込み電圧をセンスアンプの動作電圧に比べて十分小さくすることは考慮されていない。センスアンプの回路規模を小さくするため、1本のビット線に接続される1個のMOSトランジスタを用いたシングルエンド型のセンスアンプを採用する場合は、特に書き込み電圧を小さくすることが望ましい。すなわち、メモリセルの書き込み電圧が相対的に大きくなると、ビット線の充放電電流により消費電力が増大する。また、メモリセル(正確には、情報蓄積ノード(ストレージノード))から基板のリーク電流の影響によってメモリセルの情報保持時間が短くなるが、ワード線駆動に必要な昇圧電圧を大きくしなければならない、などの様々な問題を生じる。
一方、一般にDRAMに用いられるセンスアンプとして、複数のMOSトランジスタをクロス状に配置したダイナミックラッチ回路(所謂、CMOSインバータの入力と出力が互いにクロスカップルされたラッチ回路)を含む構成が知られている。この種のセンスアンプの入力側の一対のビット線は、メモリセルへの書き込み電圧とグランド電位の中間電圧にプリチャージされるので、センス開始時点でダイナミックラッチ回路の動作電圧は書き込み電圧の半分になる。このような構成において書き込み電圧を小さくするため、例えば、書き込み電圧を0.5Vに設定する場合には、ダイナミックラッチ回路の動作電圧が0.25Vとなって、MOSトランジスタの閾値電圧と同程度になってしまう。よって、センスアンプが正常に動作することは困難であるか、あるいは動作したとしても動作速度が極端に遅くなるという問題がある。
上記課題を解決するために、本発明の半導体装置は、情報を記憶するメモリセルと、前記メモリセルに接続されるビット線と、第1の電圧と当該第1の電圧より高い第2の電圧との間の電圧により動作し、前記メモリセルの情報に応じて前記ビット線に読み出される信号電圧をトランジスタのゲートに接続されるセンスノードに入力し、そのセンスノードの電圧を増幅するセンスアンプと、ゲートに印加される転送制御電圧に応じて前記ビット線と前記センスノードとの間の電気的な接続を制御する転送トランジスタを含む転送制御回路と、前記第1の電圧と前記メモリセルの高電位の情報に対応する第3の電圧との間に基づいて、前記ビット線を介して前記メモリセルへの情報の書き込みを行う書き込み回路と、を備えて構成される。本発明の半導体装置においては、前記第3の電圧は、前記第2の電圧より低くかつ前記転送制御電圧よりも高く設定され、前記センスノードは、前記メモリセルの情報が前記ビット線に接続される前である読み出し動作の初期時に、前記転送制御電圧よりも高い電圧に設定される点が特徴的である。
また、上記課題を解決するために、本発明の半導体記憶装置は、蓄積電荷に応じて情報を保持するキャパシタを含むメモリセルと、前記メモリセルに接続されるビット線と、前記メモリセルが前記ビット線に接続される前に前記ビット線に設定した参照電圧と、前記メモリセルを前記ビット線に接続したときの前記参照電圧から遷移した前記ビット線の電位との関係に基づき、前記ビット線とセンスノードとの電気的な接続を制御する電荷転送制御回路と、前記センスノードがトランジスタのゲートに接続され、前記センスノードの信号電圧を増幅するシングルエンド型のセンスアンプと、前記メモリセルのハイ情報に対応する書き込み電圧に基づいて、前記ビット線を介して前記メモリセルへ情報の書き込みを行う書き込み回路と、を備えて構成される。本発明の半導体記憶装置においては、前記書き込み電圧は、前記センスアンプの動作電圧より低く設定され、前記電荷転送制御回路は、前記センスノードの電位を前記センスアンプの動作電圧に設定した状態で、前記参照電圧から遷移したビット線の電位が前記参照電圧より高い場合は前記ビット線と前記センスノードの電気的な接続を切り離し、前記ビット線の電位が前記参照電圧より低い場合は前記ビット線と前記センスノードを電気的に接続するように制御する点が特徴的である。
さらに、上記課題を解決するために、本発明の半導体装置と、コントローラを備えた情報処理システムを構築することができる。情報処理システムのコントローラは、前記半導体装置とバスを介して接続され、前記半導体装置に記憶される情報を処理しつつ、システム全体の動作及び前記半導体装置の動作を制御する。
本発明によれば、メモリセルに対する書き込み電圧を低減でき、センスアンプの良好なセンスマージンと高速な動作を確保でき、更に、低消費電力化及び低コスト化が実現できる。以下に、詳細な効果を示す。
本発明によれば、メモリセルに対する書き込み電圧(第3の電圧)を、センスアンプの動作電圧(第2の電圧)より低く設定するとともに、転送制御回路の転送制御電圧よりも高く設定するので、メモリセルの高電位の情報を読み出したときのビット線の信号電圧は、センスノードを介してセンスアンプの動作電圧に変換して転送することができる。従って、センスアンプの動作速度とセンスマージンを維持して良好なセンス動作を保証しつつ、メモリセルに対する書き込み電圧を低減するという効果を奏する。
また、本発明によれば、書き込み電圧を低減することにより、メモリセルのキャパシタに印加される電圧を下げることができるので、キャパシタ誘電体膜の電界強度の条件を維持しつつ、メモリセルの情報蓄積ノード(ストレージノード)のリーク電流を増やすことなく、かつキャパシタ誘電体膜の信頼性を確保しながら膜厚を薄くすることができる。この場合、キャパシタの容量が増加するので、キャパシタの蓄積電荷量(Q=CV)を従前の方式(書き込み電圧=センスアンプの動作電圧)の蓄積電荷量Q‘とほぼ一定に保つことが可能となる。
さらに、上記のメモリセルの構造により、メモリセルの情報蓄積ノード(ストレージノード)と基板の間に形成されるPN接合部におけるポテンシャルが低下するので、メモリセル(ストレージノード)から基板へのリーク電流を減少させることができ、メモリセルの情報保持時間が長くなって半導体装置の動作が安定するという効果を奏する。また、情報保持時間が長くなると、メモリセルのリフレッシュの頻度(所定時間当たりのリフレッシュ回数)を減少させることができ、リフレッシュ動作に必要な消費電力を低減できるという効果を奏する。また、書き込み電圧を低減することにより、メモリセルの高電位の情報に対応する情報蓄積ノード(ストレージノード)の電位が下がるので、ワード線を駆動する際のメモリセルキャパシタとビット線間に接続されるアクセストランジスタのゲートに印加する昇圧電圧を下げることができ、半導体装置の低消費電力化に有効であることに加え、昇圧電源回路を配置する面積を削減でき、チップ面積の縮小とチップコストの低減を図ることができる。
本実施形態のDRAMに含まれるメモリセルの等価回路を示す図である。 図1の等価回路のうちの選択トランジスタの断面構造図を示す図である。 蓄積情報ノードの蓄積電荷量とキャパシタの設計条件の関係を説明する図である。 図2の構造においてダイオードが形成される領域のポテンシャルを説明する図であり、図3(A)の条件に対応して、Cs=10fF、VARY=1Vに設定されている場合を示す図である。 図2の構造においてダイオードが形成される領域のポテンシャルを説明する図であり、図3(B)の条件に対応して、Cs=20fF、VARY=0.5Vに設定されている場合を示す図である。 本実施形態のDRAMにおける要部の回路構成例を示す図である。 本実施形態のDRAMにおける読み出し動作に関し、メモリセルからハイ情報を読み出す場合の動作波形を示す図である。 本実施形態のDRAMにおける読み出し動作に関し、メモリセルからロー情報を読み出す場合の動作波形を示す図である。 本実施形態において開示された構成を備える半導体装置と、この半導体装置の動作を制御するコントローラとを含む情報処理システムの構成例を示す図である。
以下、本発明の課題を解決する技術思想の代表的ないくつかの例を示す。ただし、本願の請求対象は、この技術思想に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された内容にあることは言うまでもない。
本発明の技術思想は、メモリセル(キャパシタ)の情報(電荷量)をビット線に読み出し、そのビット線を介してビット線がトランジスタのゲートに接続されるセンスアンプによりそのビット線の電位をセンスアンプの動作電圧に増幅する構成を有するセンスアンプにおいて、メモリセルの高電位の情報(一般的には、情報「0」と「1」のうち「1」に対応する)に対応する第3の電圧(VARY)をセンスアンプの動作電圧である第2の電圧(VDD)より低く設定し、且つ、ビット線とセンスアンプの信号入力端子であるトランジスタのゲート間に配置される転送制御回路の転送トランジスタ(トランスファゲート)のゲートに印加される転送制御電圧(VTG)よりも前記第3の電圧(VARY)を高く設定し、メモリセルの情報がビット線に電気的に接続される読み出し動作に先立って、センスアンプのセンスノード(センスアンプの信号入力であるトランジスタのゲートノード;センスアンプの信号入力端子)を転送制御電圧(VTG)よりも高い電圧に設定することにある。
第3の電圧(書き込みライトアンプの動作電圧)を第2の電圧(読み出しセンスアンプの動作電圧)より低く設定することにより、メモリセルの選択トランジスタ(ビット線とキャパシタ間に接続されるアクセストランジスタ)のドレインとシリコン基板(またはウェル)との間に形成されるPN接合部における電荷のリークが抑制される。また、転送制御電圧(転送トランジスタのゲート電圧)よりも第3の電圧を高く設定することにより、メモリセルのハイ(「1」)情報に基づいてビット線の電位が所定電位(参照電位)から上昇した(遷移した)とき、転送トランジスタの電気的な接続はそのトランジスタのゲート−ソース間電圧の特性により非導通状態になり、メモリセルのロー(「0」)情報に基づいてビット線の電位が所定電位から低下した(遷移した)とき、転送トランジスタの電気的な接続はそのトランジスタの特性により導通状態になる。転送トランジスタが導通すると、センスノード(センスアンプの信号入力端子)の電荷を高速に放電させることができる。さらに、センスアンプのセンスノードを転送制御電圧よりも高い電圧に設定することにより、センスアンプは、「メモリセルのロー情報に対応して下降方向へ遷移したビット線の電位により導通状態になった転送トランジスタ」を介して遷移したビット線電位を直接的にセンス増幅する。他方、「メモリセルのハイ情報に対応して上昇方向に遷移したビット線の電位により非導通を維持する転送トランジスタ」によってセンスアンプの信号入力端子にはビット線電位は直接入力されない。この場合、転送制御電圧(VTG)よりも高い電圧に設定されたセンスアンプのセンスノードの電位によって、センスアンプはセンス増幅する。言い換えれば、センスアンプは、メモリセルのロー(「0」)情報読み出し時には低電位に遷移したビット線の電位に従ってセンシングを実施し、メモリセルのハイ(「1」)情報読み出し時には高電位に遷移したビット線の電位に従わず、書き込み電位よりも高い電位に予め設定されたセンスノード(センスアンプの入力端子)の電位に従ってセンシングを実施する。よって、ハイ情報の読み出し動作時にセンスアンプが非常に高速に動作し、ロー情報の読み出し動作時にはセンスノードの電位を高速に放電することにより高速に動作する。従来の技術思想では、ハイ情報とロー情報の両者のビット線のそれぞれのビット線の電位の遷移を使用してセンシングしている。これに対して本願は、ロー情報のビット線の電位の遷移のみを使用してセンシングしている。つまり、ロー情報に対応したビット線の電位と、ハイ情報に対応した書き込み電位よりも高い電位に予め設定されたセンスノードの電位との差電位でセンシングすることができる。これは従来の、ロー情報とハイ情報にそれぞれ対応したビット線の差電位よりも遥かに大きな差電位であり、センシング感度が高く、センシングスピードが速い貢献をもたらす。以上の作用に基づき、本発明の半導体装置は、メモリセルに対する書き込み電圧を低減させつつ、メモリセルの選択トランジスタのドレインとシリコン基板の間のPN接合部のポテンシャルを低減させてリーク電流を抑えることができる。
本発明の技術思想は、以下に示す先行特許文献に開示された発明と組み合わせて適用することができる。
すなわち、特願2008−222928に開示されるように、
「メモリセルから読み出されてビット線を伝送される信号を増幅するシングルエンド型のセンスアンプ回路であって、
ゲートに印加される制御電圧に応じて、前記ビット線に対して所定電位を供給するとともに、前記ビット線とセンスノードとの間の接続を制御する第1のMOSトランジスタと、
ゲートが前記センスノードに接続され、前記ビット線から前記第1のMOSトランジスタを介して伝送される信号を増幅する第2のMOSトランジスタと、
を備え、前記メモリセルの読み出し動作に先立って前記所定電位が前記ビット線に供給されるとともに、当該所定電位は、前記メモリセルの読み出し電圧の範囲内において電荷転送モードと電荷分配モードとが切り換わる変化点の近傍で、前記メモリセルのハイ情報とロー情報をそれぞれ読み出した際に前記センスノードにおける所要の電圧差を確保可能な値に設定されることを特徴とするセンスアンプ回路。」
に対して本発明の技術思想を適用することができる。
また、特願2009−62365(特願2008−68165に基づく優先権主張出願)に開示されるように、
「単一のデータ信号をゲートに入力し、増幅動作を行うシングルエンド型のセンスアンプと、
前記センスアンプを制御する制御回路を備え、
前記センスアンプは、少なくともメモリセルからビット線に出力される信号を増幅する前記シングルエンド型のセンスアンプである第1の電界効果トランジスタと、該第1の電界効果トランジスタの出力をグローバルビット線に接続する第2の電界効果トランジスタと、グローバルビット線電圧判定回路とを含み、
前記制御回路は、前記第1の電界効果トランジスタのレプリカと前記グローバルビット線電圧判定回路のレプリカとを含む遅延回路の出力信号により、少なくとも前記第2の電界効果トランジスタの導通状態から非導通状態へ遷移するタイミングあるいは前記グローバルビット線電圧判定回路を含むグローバルセンスアンプの読み出しタイミングを制御する、ことを特徴とするセンスアンプの半導体装置。」
に対して本発明の技術思想を適用することができる。
また、特願2009−90443(特願2008−98246に基づく優先権主張出願)に開示されるように、
「メモリセルと、
前記メモリセルに接続されたローカルビット線と、
前記ローカルビット線に第1入出力端子が接続されて電界効果トランジスタを含むロー
カルセンスアンプであって、前記メモリセルへデータを書き込み、前記メモリセルのデー
タを増幅するローカルセンスアンプと、
前記ローカルセンスアンプの第2入出力端子が接続されるグローバルビット線と、
前記グローバルビット線に接続されるグローバルセンスアンプであって、第2入出力端子を介して前記メモリセルへデータを書きこみ、前記メモリセルのデータを増幅するグローバルセンスアンプと、
前記電界効果トランジスタの閾値電圧及び当該閾値電圧の温度依存性変動をモニタする閾値モニタ回路と、
前記閾値電圧のモニタ結果に基づき、前記メモリセルへの書込電圧を生成する生成回路と、を備え、
前記グローバルセンスアンプは、前記メモリセルの書込データに基づき書込電圧を前記メモリセルに印加し、前記ローカルセンスアンプの出力電圧に基づき前記メモリセルに読出電圧を印加するようにした半導体記憶装置。」
に対して本発明の技術思想を適用することができる。
また、特願2009−62363(特願2008−68161に基づく優先権主張出願)に開示されるように、
「データを増幅すべくデータ信号の信号線がゲートに接続され、ドレインが出力線に接続されたセンシングトランジスタと、前記信号線に接続され、前記信号線に前記データ信号が伝達される前に、前記信号線を所定の電位へ制御する制御トランジスタと、で構成されたセンスアンプと、
前記制御トランジスタ又は前記センシングトランジスタのソースに接続される内部電源回路と、
前記内部電源回路の出力電圧を制御して前記センシングトランジスタの温度依存性を補償する温度補償回路と、を備えたことを特徴とする半導体装置。」
に対して本発明の技術思想を適用することができる。
また、特願2008−222938に開示されるように、
「メモリセルから読み出されてビット線を伝送される信号を増幅するシングルエンド型のセンスアンプ回路であって、
ゲートに印加される制御電圧に応じて、前記ビット線に対して所定電位を供給するとともに、前記ビット線とセンスノードとの間の接続を制御する第1のMOSトランジスタと、
ゲートが前記センスノードに接続され、前記ビット線から前記第1のMOSトランジスタを介して伝送される信号を増幅する第2のMOSトランジスタと、
第1の制御信号に応じて、前記ビット線を第1の電位に設定する第1の電位設定回路と、
第2の制御信号に応じて、前記センスノードを第2の電位に設定する第2の電位設定回路と、
を備え、前記ビット線を前記第1の電位に設定し、かつ前記センスノードを前記第2の電位に設定した後、前記第1のMOSトランジスタを介して前記ビット線を電荷分配モードで駆動して前記センスノードの信号電圧を前記第2のMOSトランジスタにより増幅することを特徴とするセンスアンプ回路。」
に対して本発明の技術思想を適用することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照しながら詳しく説明する。以下の実施形態においては、半導体装置の一例としてのDRAM(Dynamic Random Access Memory)に対して本発明を適用する場合を説明する。まず、本実施形態のDRAMにおける基本的な構成及び動作について図1〜図5を参照して説明する。
図1は、本実施形態のDRAMに含まれるメモリセル10の等価回路を示している。図1に示すメモリセル10は、NMOS型の選択トランジスタQ0及びキャパシタCsを直列接続して構成される。選択トランジスタQ0は、ゲートがワード線WLに接続され、ソースがビット線BLに接続され、ドレインがキャパシタCsの一方の電極に接続されている。ここで、選択トランジスタQ0(アクセストランジスタ)とキャパシタとの接続点は情報蓄積ノードSN(ストレージノード)である。情報蓄積ノードSNには、メモリセル10にハイ情報を書き込む際に書き込み電圧VARYが供給される。情報蓄積ノードSNと基板電圧VBBとの間には、半導体記憶装置の構造に由来するダイオードD1が形成されるが、詳しくは後述する。キャパシタCsの他方の電極にはセルプレート電圧VPLTが印加されている。一般に、セルプレート電圧VPLTは、書き込み電圧VARYの1/2の電圧値に設定される。なお、以下ではキャパシタCsの容量についても単に容量Csと表記する。
図2は、図1の等価回路のうちの選択トランジスタQ0の断面構造図を示している。図2においては、P型シリコン基板20の上部領域に2つのn型不純物層21、22が形成され、その周囲に素子分離絶縁膜23が形成されている。一方のn型不純物層21は選択トランジスタQ0のソースとなり、上層のビット線BLに接続されている。他方のn型不純物層22は選択トランジスタQ0のドレインとなり、情報蓄積ノードSNを介して、キャパシタCsの一方の電極である蓄積電極26に接続されている。キャパシタCsの他方の電極であるプレート電極27は、キャパシタ誘電体膜28を挟んで蓄積電極26に対向し、上層のセルプレート電圧VPLTの配線に接続されている。また、n型不純物層21、22の間のチャネル領域の上方には、ゲート誘電体膜24を挟んで、ワード線WLに接続されるゲート電極25(選択トランジスタQ0のゲート)が形成されている。
図2において、P型シリコン基板20及びドレインとなるn型不純物層22の間にはPN接合部が形成され、図1のダイオードD1として動作する。なお、P型シリコン基板20に代わって、N型シリコン基板上にPウェルを形成した構造を採用しても同様である。ダイオードD1は、カソード側に対応するP型シリコン基板20には基板電圧VBBが印加され、アノード側に対応するn型不純物層22には情報蓄積ノードSNの電圧VSNが印加されるので、基板電圧VBB及び電圧VSNに依存して動作が定まる。
次に、メモリセル10において、蓄積情報ノードSNの蓄積電荷量QsとキャパシタCsの設計条件の関係について図3を参照して説明する。図3(A)(B)は、誘電体膜厚及び絶縁耐圧が規定されるキャパシタCsの2通りの条件と、それぞれに対応する蓄積電荷量Qsの関係を模式的に示している。一般に、キャパシタCsには絶縁耐圧が規定され、誘電体膜のリーク電流の増加を抑制して信頼性を確保するため、電界強度を所定のレベル以下に保つ必要がある。このような最大許容電界強度は、誘電体膜の材質にも依存するが、例えば、5MV/cm以下と定められ、図3(A)、(B)でもこの条件を前提にしている。なお、図3(A)、(B)では、キャパシタCsの面積と比誘電率は一定であるとする。
図3(A)では、書き込み電圧VARYが半導体記憶装置の電源電圧VDDと等しく、ともに1Vに設定されている(VARY=VDD=1V)。このとき、誘電体膜厚をnmとし、蓄積電極26とプレート電極27の間のキャパシタ誘電体膜28における電圧は0.5Vとなるので、誘電体膜には最大許容電界強度である上述の5MV/cmの電界が印加される。このような条件下で、容量Csとして10fFを仮定すると、蓄積電荷量Qsが5fCとなる。
一方、図3(B)では、書き込み電圧VARYが0.5Vに設定されている。このとき、蓄積電極26とプレート電極27の間のキャパシタ誘電体膜28における電圧は0.25Vとなり、誘電体膜に印加可能な最大許容電界強度が上述の5MV/cmであることを前提にすれば、誘電体膜厚を図3(A)の半分の0.5nmまで薄くすることができる。このような条件下で、上述の通りキャパシタCsの面積と比誘電率は一定であるので、容量Csは20fFに増加し、蓄積電荷量Qsが5fCとなる。つまり、図3(B)の条件において、図3(A)と同じ蓄積電荷量Qsを得られることがわかる。図3(A)(B)からわかるように、書き込み電圧VARYを小さくすれば、一定の蓄積電荷量Qsを得る場合、キャパシタ誘電体膜28に信頼性を確保しつつ膜厚を薄くすることができる。
次に、図2の構造においてダイオードD1が形成される領域のポテンシャルについて図4及び図5を参照して説明する。図4及び図5では、図2の断面構造における情報蓄積ノードSNからドレインを経てP型シリコン基板20に至る領域内で、垂直方向に沿う相対位置を横軸に示すとともに、PN接合部に印加されるポテンシャルを相対値で縦軸に示している。横軸の位置X0はPN接合部の位置であり、相対位置が位置X0より小さくなるほど図2のn型不純物層22を上方に移動し、相対位置が位置X0より大きくなるほど図2のP型シリコン基板20を下方に移動する。なお、P型シリコン基板20に印加される基板電圧VBBは−0.5Vであると仮定する。
図4は、図3(A)の条件に対応して、Cs=10fF、VARY=1Vに設定されている場合の上記ポテンシャルを表している。この場合、メモリセル10にハイ情報を書き込んだときの情報蓄積ノードSNの電圧VSNは1Vになる。よって、VBB=−0.5Vを考慮し、かつPN接合部のビルトインポテンシャルが例えば0.6Vである場合、図4に示すようにPN接合部には2.1Vのポテンシャル(相対値)が加わることになる。なお、ビルトインポテンシャルとは、ゼロバイアス状態のPN接合部に生じる空乏層の形成によって発生するポテンシャルである。
一方、図5は、図3(B)の条件に対応して、Cs=20fF、VARY=0.5Vに設定されている場合の上記ポテンシャルを表している。この場合、メモリセル10にハイ情報を書き込んだときの情報蓄積ノードSNの電圧VSNは0.5Vになる。よって、VBB=−0.5Vを考慮し、かつPN接合部の上記ビルトインポテンシャルが上述したように0.6Vである場合、図5に示すようにPN接合部には1.6Vのポテンシャル(相対値)が加わることになる。
次に、本実施形態のDRAMの具体的な回路構成及び動作について図6〜図8を参照して説明する。図6は、本実施形態のDRAMにおける要部の回路構成例を示している。図6においては、ワード線WLとビット線BLに接続されたメモリセル10に加えて、書き込み回路11と、電荷転送制御回路12と、センスアンプ13が示されている。メモリセル10については、図1と同様に構成されるので、説明を省略する。
書き込み回路11は、NMOS型のトランジスタQ10、Q12と、PMOS型のトランジスタQ11を含んで構成されている。一対のトランジスタQ10、Q11がインバータを構成し、各トランジスタQ10、Q11のゲートが入出力ノード/DLに接続されている。このインバータの出力ノードとビット線BLの間にはトランジスタQ12が接続されている。トランジスタQ12のゲートには制御信号WEが印加され、メモリセル10の書き込み動作時又はリフレッシュ動作時に、制御信号WEがハイになってトランジスタQ12がオンする。これにより、書き込み動作時に入出力ノード/DLを介して入力された書き込み信号がインバータで反転され、トランジスタQ12を介してビット線BLを駆動することでメモリセル10に書き込まれる。また、リフレッシュ動作時には、センスアンプ13の出力信号が同様の経路でビット線BLを駆動することでメモリセルに書き込まれる。
書き込み回路11のインバータは、図5に示すように、センスアンプ13の動作電圧である電源電圧VDDより低い書き込み電圧VARYとグランド電位VSSにより駆動される。例えば、VDD=1Vに対してVARY=0.5Vに設定される。そのため、ハイ情報の書き込み動作時にはメモリセル10に書き込み電圧VARYが書き込まれ、ロー情報の書き込み動作時はメモリセル10にグランド電位VSSが書き込まれる。書き込み回路11のインバータの入力信号の振幅は電源電圧VDDに等しく、書き込み電圧VARYが電源電圧VDDより低いので、このインバータは信号振幅を電源電圧VDDから書き込み電圧VARYに変換する機能を有している。従って、書き込み回路11により書き込み電圧VARYを低下させることにより、ワード線WLの駆動電圧を下げることができる。
電荷転送制御回路12(本発明の転送制御回路)は、NMOS型のトランジスタQ20、Q21と、PMOS型のトランジスタQ22を含んで構成されている。トランジスタQ20は電荷転送ゲートとして機能し(本発明の転送トランジスタ)、ゲートに印加された転送制御電圧VTGに応じて、ビット線BLとセンスノードNs(センスアンプの信号入力端子)との間の接続を制御する。ビット線プリチャージ用のトランジスタQ21は、ビット線BLとグランド電位VSSの間に接続され、ゲートに印加されたプリチャージ制御信号PCに応じてビット線BLをプリチャージする。センスノードNs(ビット線BL)の電位設定用のトランジスタQ22は、センスノードNsと電源電圧VDDの間に接続され、ゲートに印加された電位設定信号/SEに応じてセンスノードNsの電位を設定し、かつトランジスタQ20を介してビット線BLにも電位を与える。なお、図6の例では、トランジスタQ22のソースが電源電圧VDDに接続されているが、電源電圧VDDより高い電圧に接続してもよい。
センスアンプ13は、NMOS型のトランジスタQ30、Q31、Q33、Q35と、PMOS型のトランジスタQ32、Q34、Q36を含んで構成されている。電源電圧VDDとグランド電位VSSの間には、センス判定用のトランジスタQ30と、センス期間制御用のトランジスタQ31と、入出力ノード/DLのプリチャージ用のトランジスタQ32が直列接続されている。
また、センスアンプ13に含まれるトランジスタQ33、Q34、Q35、Q36は、センスアンプ入出力ラッチ13aを構成する。なお、センスアンプ13の動作電圧は電源電圧VDDである。
トランジスタQ30のゲートはセンスノードNsに接続され、センスノードNsの電位がトランジスタQ30の閾値電圧より高い場合にオンする。トランジスタQ31のゲートにはセンス期間制御信号REが印加され、センス期間制御信号REがハイの期間はトランジスタQ31がオンする。このとき、トランジスタQ30がオン状態であれば、入出力ノード/DLからトランジスタQ31、Q30を経由してグランド電位VSSに電荷が引き抜かれ、トランジスタQ31がオフ状態であれば、入出力ノード/DLが電源電圧VDDにプリチャージされた状態を保つ。トランジスタQ32のゲートにはプリチャージ制御信号/PCが印加され、プリチャージ制御信号/PCがローの期間はトランジスタQ32を介して入出力ノード/DLが電源電圧VDDにプリチャージされる。センスアンプ入出力ラッチ13aにおいて、入出力ノード/DLは一対のトランジスタQ33、Q34の共通のドレインと一対のトランジスタQ35、Q36の共通のゲートにそれぞれ接続され、センスアンプ入出力ラッチ13aが入出力ノード/DLのノードのレベル(状態)を保持するように動作する。
図7は、本実施形態のDRAMにおける読み出し動作に関し、メモリセル10からハイ情報を読み出す場合の動作波形を示す図である。図7の上部に示すように、読み出し動作の全体を6つの期間(T1〜T6)に細分化して示している。具体的には、プリチャージ終了期間T1、電位設定期間T2、蓄積電荷読み出し期間T3、センス期間T4、リフレッシュ期間(再書き込み期間)T5、プリチャージ開始期間T6をそれぞれ示している。
まず、プリチャージ終了期間T1において、プリチャージ制御信号PCがハイからローに制御され、プリチャージ制御信号/PCがローからハイに制御される。これにより、ビット線BLはグランド電位VSSにプリチャージされた状態でフローティングとなり、図6の入出力ノード/DLは電源電圧VDDにプリチャージされた状態で上記センスアンプ入出力ラッチ13aにより保持される。
続いて電位設定期間T2において、電位設定信号/SEがハイからローに制御され、センスノードNsがトランジスタQ22を介して電源電圧VDDで駆動される。このとき、ビット線BLは、トランジスタQ20を通して図7に示す参照電圧Vrで駆動される。この参照電圧Vrは、転送制御電圧VTGよりもトランジスタQ20の閾値電圧Vt20だけ低い電圧値を有する。その後、電位設定信号/SEがハイに戻ってトランジスタQ22がオフし、センスノードNsは電源電圧VDDにプリチャージされた状態でフローティングとなる。また、ビット線BLは参照電圧Vrに保たれた状態でフローティングとなる。ここで、メモリセル10の情報蓄積ノードSNが参照電圧Vrより高い場合はハイ情報の読み出しと判定され、メモリセル10の情報蓄積ノードSNが参照電圧Vrより低い場合はロー情報の読み出しと判定される。
続いて蓄積電荷読み出し期間T3において、ワード線WLが電源電圧VDDで駆動され、ビット線BLにはメモリセル10のハイ情報に相当する蓄積電荷が読み出される。図7に示すように、ビット線BLの電位は、参照電圧Vrから上昇方向に遷移していき、転送制御電圧VTGを若干上回る。その結果、トランジスタQ20がオフするので、センスノードNsの電位は電源電圧VDDを保持する。
続いてセンス期間T4において、センス期間制御信号REがローからハイに制御され、一定期間ハイを維持する。ここで、図7には、トランジスタQ30の閾値電圧Vt30のばらつきを考慮して許容される設定範囲Rvtを示している。設定範囲Rvtは、参照電圧Vrより高く電源電圧VDDより低い範囲内に設定されていることがわかる。そのため、センス期間T4においては、センスノードNsの電位が電源電圧VDDを保持してトランジスタQ30がオンしているので、入出力ノード/DLはトランジスタQ30を経由して電源電圧VDDからグランド電位VSSに引き抜かれる。その後、センス期間制御信号REがローに戻るタイミングで、入出力ノード/DLの電位がセンスアンプ入出力ラッチ13aにより保持される。
続いてリフレッシュ期間(再書き込み期間)T5において、電荷転制御信号WEがローからハイに制御され、書き込み回路11が入出力ノード/DLの電位を反転し、書き込み電圧VARYでビット線BLを駆動する。これにより、ビット線BLが保持する書き込み電圧VARYに応じて、メモリセル10にハイ情報が再書き込みされる。
続いてプリチャージ開始期間T6において、ワード線WLがローに戻され、選択トランジスタQ0がオフになってメモリセル10がビット線BLから切り離される。そして、プリチャージ制御信号PCがローからハイに制御され、プリチャージ制御信号/PCがハイからローに制御される。これにより、ビット線BL及びセンスノードNsはグランド電位VSSにプリチャージされるとともに、入出力ノード/DLは電源電圧VDDにプリチャージされ、図7の読み出し動作が終了する。
図8は、本実施形態のDRAMにおける読み出し動作に関し、メモリセル10からロー情報を読み出す場合の動作波形を示す図である。図8の上部に示される各期間(T1〜T6)の意味は図7の場合と同様である。また、図8において、プリチャージ終了期間T1及び電位設定期間T2の各動作波形は図7と共通するので、その説明を省略する。
蓄積電荷読み出し期間T3において、ワード線WLが電源電圧VDDで駆動され、ビット線BLにはメモリセル10のロー情報に相当する蓄積電荷が読み出される。図8に示すように、ビット線BLの電位は、参照電圧Vrから低下方向に遷移していく。その結果、トランジスタQ20がオンするので、センスノードNsからビット線BLの側に電荷が引き抜かれる。最終的には、ビット線BL及びセンスノードNsはともに参照電圧Vrより低い所定の電圧に収斂する。
続いてセンス期間T4において、センス期間制御信号REがローからハイに制御され、一定期間ハイを維持する。図8には、図7と同様の設定範囲Rvtを示している。センスノードNsの電位と設定範囲Rvtの関係から明らかなように、トランジスタQ30がオフするので、センス期間T4において入出力ノード/DLが電源電圧VDDを保持する。その後、センス期間制御信号REがローに戻るタイミングで、入出力ノード/DLの電位がセンスアンプ入出力ラッチ13aにより保持される。
続いてリフレッシュ期間(再書き込み期間)T5において、電荷転制御信号WEがローからハイに制御され、書き込み回路11が入出力ノード/DLの電位を反転し、グランド電位VSSでビット線BLを駆動する。これにより、ビット線BLの電位に応じてメモリセル10にロー情報が再書き込みされる。これ以降、図7と同様、プリチャージ開始期間T6を経て、図8の読み出し動作が終了する。
なお、図7及び図8においては、センスノードNsの設定電位が電源電圧VDDである場合を示したが、センスノードNsの設定電位を電源電圧VDDより高くしてもよい。このように設定すれば、メモリセル10からハイ情報を読み出す際、トランジスタQ30のゲート電圧が電源電圧VDDよりも高くなるため、上述の入出力ノード/DLの引き抜き時間を短縮することができ、センスアンプ13の動作を高速化することができる。
以上の説明では、本実施形態のDRAMにおける読み出し動作について説明したが、図示されない書き込み動作の場合は、図7及び図8のリフレッシュ期間(再書き込み期間)T5における動作を変更すればよい。すなわち、リフレッシュ期間(再書き込み期間)T5に外部からの書き込み情報を反転した信号電圧により入出力ノード/DLが駆動され、これを書き込み回路11によりさらに反転してメモリセル10への書き込み動作が行われる。
ここで、電荷転送制御回路12内の電源電圧VDD(トランジスタQ22のソース)とセンスアンプ13内の電源電圧VDD(トランジスタQ32のソース)は、異なる電圧に設定することができる。トランジスタQ22のソースに与える電源電圧VDDは、主にセンスアンプ13内のトランジスタQ30の感度設計から決定される。トランジスタQ32のソースに与える電源電圧VDDは、主にセンスアンプ13内の振幅値設計から決定される。トランジスタQ22のソースからセンスノードNsへ与える電源電圧VDDは、トランジスタQ20が備える閾値の特性値と、センスノードNsとビット線BLとのそれぞれの寄生容量値から決定されるCレシオと大きな関係がある。センスノードNsの寄生容量値は、センシング速度(ビット線電位の遷移に対応する応答速度)を向上させることから、その寄生容量値は、非常に小さいことが望まれ、例えば、前記Cレシオは10以上が望ましい。他方、トランジスタQ32のソースに与える電源電圧VDDは、入出力ノード/DLを駆動する電圧でもあり、入出力ノード/DLの充放電電流の増大を招かないためにもトランジスタQ22のソースに与える電源電圧VDDよりも低くても構わない。また、センスアンプ入出力ラッチ(トランジスタQ34、Q36のソース)に与える電源電圧VDDと、トランジスタQ32のソースに与える電源電圧VDDは、同一電位であることが望ましい。センスアンプ入出力ラッチに所謂DC電流を発生させないためである。更に、センスアンプ入出力ラッチに与える電源電圧VDDと、センスアンプ入出力ラッチとトランジスタQ32のソースに与える電源電圧VDDは、トランジスタQ22のソースに与える電源電圧VDDよりも低くても構わない。センスアンプ入出力ラッチとトランジスタQ32のソースに与える電源電圧VDDが高いと、センスアンプ入出力ラッチの反転速度が遅くなるからである。よって、トランジスタQ22のソースに与える電源電圧VDDは、センスアンプ13に与える電源電圧VDDよりも高い電位であっても良い。
次に、半導体装置を含むシステムに対して本発明を適用する場合を説明する。図9は、本実施形態において開示された構成を備える半導体装置100と、この半導体装置100の動作を制御するコントローラ200とを含む情報処理システムの構成例を示している。
半導体装置100は、メモリセルアレイ101と、バックエンド・インターフェース102と、フロントエンド・インターフェース103とを備えている。メモリセルアレイ101には、本実施形態のメモリセル10が多数配置されている。バックエンド・インターフェース102には、本実施形態の書き込み回路11、電荷転送制御回路12、センスアンプ13等の回路が含まれる。フロントエンド・インターフェース103は、コマンドバス及びI/Oバスを経由して、コントローラ200との間で通信を行うための機能を有する。なお、図9では、1個の半導体装置100のみを示しているが、複数の半導体装置100を設けてもよい。
コントローラ200は、コマンド発行回路201と、データ処理回路202とを備え、システム全体の動作及び半導体装置100の動作を制御する。コントローラ200は、システム内のコマンドバス及びデータバスに接続されることに加え、システム外部とのインターフェースをも備えている。コマンド発行回路201は、コマンドバスを経由して半導体装置100に対してコマンドを送信する。データ処理回路202は、データバスを経由して半導体装置100との間でデータを送受信し、制御に必要な処理を実行する。なお、本実施形態の半導体装置が、図9のコントローラ200自体に含まれる構成であってもよい。
図9の情報処理システムは、例えば、電子機器に搭載されるシステムであり、パーソナルコンピュータ、通信電子機器、自動車等の移動体の電子機器、その他産業で使用される電子機器、民生で使用される電子機器に搭載することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
例えば、本実施形態では、グランド電位VSSを基準電圧とする構成を説明したが、高電位側の電源電圧VDDを基準電圧として電位関係を逆転させた構成を採用しても本発明を適用することができる。この場合、本実施形態の回路構成(図6)に含まれるNチャネル型のトランジスタをPチャネル型のトランジスタ等に置換してもよい。
また、書き込み回路11、転送制御回路12と、センスアンプ13等の回路形式は、本実施形態で開示した回路形式には限られずに採用することができる。
また、メモリセル10のPN接合部を含むセル構造は問わず、多様なセル構造を採用することができる。メモリセル10の選択トランジスタQ0の構造としては、PN接合部を含む縦型トランジスタを採用してもよい。
また、本実施形態の各トランジスタとしては、電界効果トランジスタ(Field Effect Transistor : FET)やバイポーラ型トランジスタを用いることができる。MOS(Metal Oxide Semiconductor)以外に、MIS(Metal-Insulator Semiconductor)、TFT(Thin Film Transistor)等の様々なFETを用いることができ、さらにはFET以外のトランジスタを用いてもよい。また、Nチャンネル型のトランジスタ(NMOSトランジスタ)は、第1導電型のトランジスタ、Pチャンネル型のトランジスタ(PMOSトランジスタ)は、第2導電型のトランジスタの代表例である。さらに、P型の半導体基板に限らず、N型の半導体基板を用いてもよいし、SOI(Silicon on Insulator)構造の半導体基板や、それ以外の半導体基板を用いてもよい。
また、本発明は、半導体記憶装置としてのDRAMに限られることなく、それぞれ記憶機能部を含むCPU(Central Processing Unit)、MCU(Micro Control Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、ASSP(Application Specific Standard Product)等の半導体装置全般に対して適用可能である。
10…メモリセル
11…書き込み回路
12…電荷転送制御回路
13…センスアンプ
13a…センスアンプ入出力ラッチ
20…P型シリコン基板
21、22…n型不純物層
23…素子分離絶縁膜
24…ゲート誘電体膜
25…ゲート電極
26…蓄積電極
27…プレート電極
28…キャパシタ誘電体膜
100…半導体装置
101…モリセルアレイ
102…バックエンド・インターフェース
103…フロントエンド・インターフェース
200…コントローラ
201…コマンド発行回路
202…データ処理回路
WL…ワード線
BL…ビット線
Q0…選択トランジスタ
Cs…キャパシタ
Q10〜Q12、Q20〜Q22、Q30〜Q36…トランジスタ
Ns…センスノード
/DL…入出力ノード
SN…情報蓄積ノード
PC、/PC…プリチャージ制御信号
WE…制御信号
RE…センス期間制御信号
/SE…電位設定信号
VDD…電源電圧
VSS…グランド電位
VARY…書き込み電圧
VBB…基板電圧
VPLT…セルプレート電位
VTG…転送制御電圧
Vr…参照電圧

Claims (20)

  1. 情報を記憶するメモリセルと、
    前記メモリセルに接続されるビット線と、
    第1の電圧と当該第1の電圧より高い第2の電圧との間の電圧により動作し、前記メモリセルの情報に応じて前記ビット線に読み出される信号電圧をトランジスタのゲートに接続されるセンスノードに入力し、そのセンスノードの電圧を増幅するセンスアンプと、
    ゲートに印加される転送制御電圧に応じて前記ビット線と前記センスノードとの間の電気的な接続を制御する転送トランジスタを含む転送制御回路と、
    前記第1の電圧と前記メモリセルの高電位の情報に対応する第3の電圧との間に基づいて、前記ビット線を介して前記メモリセルへの情報の書き込みを行う書き込み回路と、
    を備え、
    前記第3の電圧は、前記第2の電圧より低くかつ前記転送制御電圧よりも高く設定され、
    前記センスノードは、前記メモリセルの情報が前記ビット線に接続される前である読み出し動作の初期時に、前記転送制御電圧よりも高い電圧に設定されることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記読み出し動作の初期時に設定したビット線の参照電圧は、前記転送制御電圧よりも前記転送トランジスタの閾値電圧だけ低い電位である、ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記メモリセルは、
    蓄積電荷に応じて情報を保持するキャパシタと、
    前記キャパシタの一方の電極と前記ビット線との間に接続され、ゲートがワード線に接続される選択トランジスタと、
    を含むことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記選択トランジスタが形成されるシリコン基板又はウェルと、前記キャパシタの一方の電極に接続される前記選択トランジスタのドレインとの間にPN接合部が形成され、前記キャパシタの一方の電極に前記書き込み回路によって前記第3の電圧が印加される、ことを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記キャパシタの他方の電極には、前記第3の電圧の半分の電圧値に設定されたプレート電圧が印加される、ことを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記センスアンプは、シングルエンド型のセンスアンプであって、
    前記センスアンプが接続される入出力ノードと前記第1の電圧が与えられる第1の電源線との間には、ゲートが前記センスノードに接続される第1のトランジスタと、
    ゲートがセンス期間制御信号に接続される第2のトランジスタが、直列に接続される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  7. 前記入出力ノードは前記書き込み回路の入力側に接続され、前記センスアンプにより増幅された信号電圧が前記入出力ノードを介して前記書き込み回路に伝送され、前記書き込み回路が前記メモリセルに対して前記第3の電圧によって前記メモリセル情報の再書き込みを行う、ことを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  8. 前記センスアンプは、前記入出力ノードの信号電圧をラッチするセンスアンプ入出力ラッチを含む、ことを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
  9. 前記センスノードは、前記読み出し動作の初期時に、前記第2の電圧より高い電圧に設定される、ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  10. 蓄積電荷に応じて情報を保持するキャパシタを含むメモリセルと、
    前記メモリセルに接続されるビット線と、
    前記メモリセルが前記ビット線に接続される前に前記ビット線に設定した参照電圧と、前記メモリセルを前記ビット線に接続したときの前記参照電圧から遷移した前記ビット線の電位との関係に基づき、前記ビット線とセンスノードとの電気的な接続を制御する電荷転送制御回路と、
    前記センスノードがトランジスタのゲートに接続され、前記センスノードの信号電圧を増幅するシングルエンド型のセンスアンプと、
    前記メモリセルのハイ情報に対応する書き込み電圧に基づいて、前記ビット線を介して前記メモリセルへ情報の書き込みを行う書き込み回路と、
    を備え、
    前記書き込み電圧は、前記センスアンプの動作電圧より低く設定され、
    前記電荷転送制御回路は、前記センスノードの電位を前記センスアンプの動作電圧に設定した状態で、前記参照電圧から遷移したビット線の電位が前記参照電圧より高い場合は前記ビット線と前記センスノードの電気的な接続を切り離し、前記ビット線の電位が前記参照電圧より低い場合は前記ビット線と前記センスノードを電気的に接続するように制御する、ことを特徴とする半導体記憶装置。
  11. 前記参照電圧は、前記書き込み電圧より低く、かつ前記メモリセルのロー情報に対応する電位より高く設定されている、ことを特徴とする請求項10に記載の半導体記憶装置。
  12. 前記電荷転送制御回路は、ゲートに印加される転送制御電圧に応じて前記ビット線と前記センスノードとの間の電気的な接続を制御する転送トランジスタを含む、ことを特徴とする請求項10に記載の半導体記憶装置。
  13. 前記書き込み電圧は、前記転送制御電圧よりも高い、ことを特徴とする請求項12に記載の半導体記憶装置。
  14. 前記参照電圧は、前記転送制御電圧より、前記転送トランジスタの閾値電圧だけ低い電圧に設定される、ことを特徴とする請求項12または請求項13に記載の半導体記憶装置。
  15. 前記メモリセルは、前記キャパシタに加えて、前記キャパシタの一方の電極と前記ビット線との間に接続され、ゲートがワード線に接続される選択トランジスタを含む、ことを特徴とする請求項10に記載の半導体記憶装置。
  16. 前記選択トランジスタが形成されるシリコン基板又はウェルと、前記キャパシタの一方の電極に接続される前記選択トランジスタのドレインとの間にPN接合部が形成され、前記キャパシタの一方の電極に前記書き込み回路によって前記書き込み電圧が印加される、ことを特徴とする請求項15に記載の半導体記憶装置。
  17. 前記キャパシタの他方の電極には、前記書き込み電圧の半分の電圧値に設定されたプレート電圧が印加される、ことを特徴とする請求項16に記載の半導体記憶装置。
  18. 半導体装置と、
    前記半導体装置とバスを介して接続され、前記半導体装置に記憶される情報を処理しつつ、システム全体の動作及び前記半導体装置の動作を制御するコントローラと、
    を備え、
    前記半導体装置は、
    情報を記憶するメモリセルと、
    前記メモリセルに接続されるビット線と、
    第1の電圧と当該第1の電圧より高い第2の電圧との間の電圧により動作し、前記メモリセルの情報に応じて前記ビット線に読み出される信号電圧をトランジスタのゲートに接続されるセンスノードに入力し、そのセンスノードの電圧を増幅するセンスアンプと、
    ゲートに印加される転送制御電圧に応じて前記ビット線と前記センスノードとの間の電気的な接続を制御する転送トランジスタを含む転送制御回路と、
    前記第1の電圧と前記メモリセルの高電位の情報に対応する第3の電圧との間に基づいて、前記ビット線を介して前記メモリセルへの情報の書き込みを行う書き込み回路と、
    前記バスを介して通信を行うインターフェース部と、
    を備え、
    前記第3の電圧は、前記第2の電圧より低くかつ前記転送制御電圧よりも高く設定され、
    前記センスノードは、前記メモリセルの情報が前記ビット線に接続される前である読み出し動作の初期時に、前記転送制御電圧よりも高い電圧に設定されることを特徴とする情報処理システム。
  19. 前記読み出し動作の初期時に設定したビット線の参照電圧は、前記転送制御電圧よりも前記転送トランジスタの閾値電圧だけ低い電位である、ことを特徴とする請求項18に記載の情報処理システム。
  20. 前記コントローラは、
    バスを経由して前記半導体装置に対してコマンドを送出するコマンド発行回路と、
    バスを経由して前記半導体装置との間でデータを送受信し、制御に必要な処理を実行するデータ処理回路と、
    を含むことを特徴とする請求項18または請求項19に記載の情報処理システム。
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