JP5516355B2 - インジェクタ - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンに燃料を噴射供給するインジェクタに関する。
従来から、超高圧の噴射圧により燃料を噴射供給するインジェクタ100は、図2に示すような構造を有することが公知である。
すなわち、インジェクタ100は、高圧の燃料を噴射する噴射ノズル101と、燃料供給源から高圧の燃料を受け入れて噴射ノズル101の方に導く本体102と、噴射ノズル101を開弁させる電磁アクチュエータ103とを備え、噴射ノズル101を本体102の軸方向先端に締結するとともに、電磁アクチュエータ103を本体102の軸方向後端に締結することで構成されている。
また、噴射ノズル101は、軸方向に移動して噴孔104を開閉するノズルニードル105と、ノズルニードル105を軸方向に摺動自在に支持して収容するノズルボディ106とを有し、ノズルニードル105は、ノズルボディ106に支持されるとともにスプリング107により閉弁方向に付勢され、ノズルボディ106との間に略円環筒状のノズル室108を形成する。
ノズル室108には高圧の燃料が流れる高圧流路109が接続しており、燃料供給源から本体102に受け入れられた高圧の燃料は、高圧流路109を通じてノズル室108に導かれる。これにより、ノズル室108は高圧流路109の一部をなし、ノズル室108の燃料圧はノズルニードル105に対し開弁方向に作用する。
また、本体102の軸方向後端にはノズルニードル105の軸方向移動を操作するための制御室110が設けられ、制御室110にも高圧流路109が接続しており高圧の燃料が導かれる。そして、制御室110の燃料圧はコマンドピストン111を介してノズルニードル105に対し閉弁方向に作用する。また、制御室110は、電磁アクチュエータ103により低圧流路112に対して開閉され、低圧流路112に対して開放されると燃料圧を下げ、低圧流路112に対して閉鎖されると燃料圧を上げる。
ここで、低圧流路112とは、高圧流路109の燃料圧よりも低圧の燃料が流れる燃料流路である。そして、低圧流路112には、ノズル室108の燃料がノズルボディ106とノズルニードル105との摺動クリアランスを通じてリークしたり、制御室110の燃料が本体ボディ113とコマンドピストン111との摺動クリアランスを通じてリークしたりすることで低圧化して流入する。
以上の構成により、電磁アクチュエータ103が動作すると、制御室110の燃料圧が低下してノズルニードル105に対し軸方向に作用する合力が開弁方向に大きくなるので、ノズルニードル105が開弁方向に移動して噴孔104とノズル室108との間が開放され、燃料の噴射が開始する。また、電磁アクチュエータ103が動作を停止すると、制御室110の燃料圧が上昇してノズルニードル105に対し軸方向に作用する合力が閉弁方向に大きくなるので、ノズルニードル105が閉弁方向に移動して噴孔104とノズル室108との間が閉鎖され、燃料の噴射が停止する。
ところで、インジェクタ100の噴射ノズル101では、噴射圧の高圧化進展に伴い次のような事態が課題視されるようになっている。
すなわち、噴射ノズル101では、構成部品の点数をノズルニードル105およびノズルボディ106の2点に抑えるため、ノズルニードル105を軸方向後方部114においてノズルボディ106により直接的に摺動自在に支持するとともに、ノズルニードル105の軸方向先方部115によりノズルボディ106との間にノズル室108を形成させている。
そして、本体102の高圧流路109からノズル室108に高圧の燃料の供給を可能にするため、ノズル室108の後方部116を袋状に設けて径方向に拡大するとともに、軸方向に対して傾斜する燃料流路117を直線的に設けて高圧流路109の一部とし、後方部116に接続させている(以下、後方部116を袋穴116と呼び、燃料流路117をサイド流路117と呼ぶ。)。
このため、袋穴116とサイド流路117との接続によって流路側に突出する突起118が生じており、突起118に応力集中が発生して耐圧性が低下する事態が想定され、このような事態は、噴射圧の高圧化進展とともに、より一層、課題視されるようになるものと考えられる。
また、ノズル室108の燃料は、軸方向後方部114とノズルボディ106との間に形成される摺動クリアランスを通って低圧流路112にリークするが、噴射圧が高圧化すると摺動クリアランスを通る燃料も高圧化するため、摺動クリアランスが押し広げられてしまう。この結果、ノズル室108から低圧流路112にリークする燃料が増加する事態が想定され、このような事態も、噴射圧の高圧化進展とともに、より一層、課題視されるようになるものと考えられる。
なお、特許文献1には、袋穴とサイド流路との接続によって生じる突起の頂角が鈍角になるように袋穴を設けて、突起に発生する応力集中を緩和する技術が開示されている。しかし、突起の頂角が鈍角になるように袋穴を設ける加工は、突起の頂角が鋭角になる場合に比べて煩雑であり、加工費が高くなってしまう。また、突起の頂角を鈍角にしても、応力集中を完全に回避することはできず、さらなる噴射圧の高圧化進展によって、再び、突起における応力集中が課題視されるようになるものと考えられる。
特開2006−194173号公報
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、インジェクタの噴射ノズルにおいて、噴射圧の高圧化進展に伴い顕在化すると考えられる事態(袋穴とサイド流路との接続によって生じる突起の耐圧性低下、およびノズルニードルの外周に形成される摺動クリアランスの拡大)を回避することにある。
〔請求項1の手段〕
請求項1に記載のインジェクタは、高圧の燃料を噴射する噴射ノズルと、燃料供給源から高圧の燃料を受け入れる本体とを備え、噴射ノズルを本体の軸方向先端側に締結することで構成される。
また、噴射ノズルは、噴孔を有するノズルボディに収容され、軸方向に移動して噴孔を開閉するノズルニードルと、ノズルボディとは別体の筒状に設けられ、ノズルニードルを内周側で軸方向に摺動自在に支持してノズルニードルとの間に第1の摺動クリアランスを形成する筒状部材とを有する。そして、ノズルボディは、略円筒状に設けられて軸方向後端に開口するとともに噴孔に通じるシリンダを有し、ノズルニードルおよび筒状部材は、シリンダに収容されてノズルボディとの間に環状の燃料流路を形成し、ノズルニードルの後端部は筒状部材から軸方向後方に突出している。
本体は、ノズルニードルの軸方向への移動を操作するための制御室を形成し、ノズルニードルの後端に当接して制御室の燃料圧をノズルニードルに伝達するコマンドピストンを有する。また、本体の軸方向先端側には中間部材が配置され、本体および中間部材は、両方とも、高圧の燃料が流れる高圧流路の一部、および高圧流路の燃料圧よりも低圧の燃料が流れる低圧流路の一部を有する。そして、本体と中間部材とは、各々が有する高圧流路が互いに連通するように、かつ、各々が有する低圧流路が互いに連通するように組み込まれており、中間部材の高圧流路および低圧流路は中間部材の軸方向先端に開口している。
そして、噴射ノズルは、環状の燃料流路が中間部材の高圧流路と連通するように、かつ、ノズルニードルの後端部が中間部材の低圧流路に嵌まるように中間部材の軸方向先端に締結され、環状の燃料流路は、中間部材の高圧流路と連通することで噴射ノズルの高圧流路の一部をなし、コマンドピストンの先端は本体から軸方向先端側に突出して中間部材に摺接することなく中間部材の低圧流路にてノズルニードルの後端部に当接する。また、筒状部材は、所定の付勢手段により軸方向後方に付勢されて中間部材の軸方向先端に液密的に当接する。
そして、ノズルニードルの後端部は、中間部材の低圧流路に嵌まることで、中間部材との間に第1の摺動クリアランスよりも狭い第2の摺動クリアランスを形成して中間部材の低圧流路および本体の低圧流路を封鎖し、中間部材の低圧流路および本体の低圧流路には、第1の摺動クリアランスおよび第2の摺動クリアランスを通じて噴射ノズルの高圧流路から燃料が低圧化して流れ込む。
これにより、従来のノズル室に相当する環状の燃料流路を後方部において袋穴としたり、ノズルボディにサイド流路を設けて袋穴に接続したりしなくても、環状の燃料流路と中間部材側および本体側の高圧流路との連通により、噴孔に通じる噴射ノズル側の燃料流路に高圧の燃料を供給することができる。このため、袋穴とサイド流路との接続によって生じる突起の耐圧性低下を考慮することなく、噴射圧を高圧化することができる。
また、ノズルニードルと筒状部材との間に第1の摺動クリアランスが形成されるとともに、筒状部材の外周側には高圧の燃料が通る環状の燃料流路が形成される。このため、噴射圧の高圧化に伴い第1の摺動クリアランスを通る燃料が高圧化しても、筒状部材には外周側からも高圧の燃料圧が作用するので、第1の摺動クリアランスは拡大しなくなる。
以上により、噴射圧の高圧化進展に伴い顕在化すると考えられる事態(袋穴とサイド流路との接続によって生じる突起の耐圧性低下、およびノズルニードルの外周に形成される摺動クリアランスの拡大)を回避することができる。
また、摺動クリアランスを、高圧流路から低圧流路へリークする燃料の流れに関して直列の第1、第2の摺動クリアランスに分割することで、リーク量について、高圧流路の燃料圧が高圧であるときには第1の摺動クリアランスにより低減することができるとともに、高圧流路の燃料圧が中低圧であるときには第2の摺動クリアランスにより低減することができる。このため、アイドリング時のような20MPa〜100MPaの低中圧から150MPaを超える高圧の広い範囲で噴射圧を変化させても、リーク量を少ない量に維持することができる。
すなわち、ノズルニードルの後端部を中間部材により摺動自在に支持することなく、例えば筒状部材の内周側に低圧流路を形成する場合、高圧流路(筒状部材の外周側の環状の燃料流路)の燃料圧と筒状部材の内周側の低圧流路の燃料圧との圧力差によって筒状部材が内周側に変形する。
そして、内周側への変形量は高圧流路の燃料圧が高いほど大きく、内周側への変形量が大きいほど第1の摺動クリアランスが狭まり、ノズルニードルの軸方向への移動に支障が発生する虞が高まる(以下、ノズルニードルの外周側に配される部材(例えば、筒状部材)が内周側に変形することでノズルニードルの軸方向への移動に支障が発生する現象を、「くわえ込み」と呼ぶ。)。
そこで、噴射圧が高圧であって「くわえ込み」の虞が高い場合を想定し、噴射圧が高圧であるときの筒状部材の変形量を見込んで第1の摺動クリアランスを大きめに設定する。これにより、噴射圧が高圧になって筒状部材の変形量が大きくなっても「くわえ込み」の発生の虞を抑制しつつ、第1の摺動クリアランスを通る燃料のリーク量を抑制することができる。
また、第1の摺動クリアランスを大きめに設定すると、噴射圧が中低圧であるときに筒状部材の変形量が小さくなって第1の摺動クリアランスを通る燃料のリーク量が増加してしまう。そこで、第2の摺動クリアランスを第1の摺動クリアランスよりも狭くなるように設定する。これにより、噴射圧が中低圧であるときに、第1の摺動クリアランスに流入した燃料が低圧流路にリークするのを第2の摺動クリアランスにより抑制することができる。
なお、中間部材では、ノズルニードルを摺動自在に支持する部分が全周において内周側に変形するように燃料圧を受ける構造になっていないので、噴射圧が高圧になっても、中間部材において「くわえ込み」が発生する虞は極めて低い。
また、ノズルニードルの後端部は、本体の先端側に配置される中間部材により摺動自在に支持されて、第2の摺動クリアランスを形成するとともに低圧流路を封鎖し、コマンドピストンは、中間部材により摺動自在に支持されることなく、中間部材の低圧流路においてノズルニードルの後端部に当接している。これにより、中間部材の組み込み作業は、コマンドピストンの摺動支持を考慮することなく、第2の摺動クリアランスの精度のみを考慮して行うことができる。このため、中間部材の軸ズレ管理を緩和することができるので、製造等に係わる作業工数を減らすことができる。
(a)はインジェクタの全体構成図であり、(b)はインジェクタの要部構成図である(実施例)。 (a)はインジェクタの全体構成図であり、(b)はインジェクタの要部構成図である(従来例)。
実施形態のインジェクタは、高圧の燃料を噴射する噴射ノズルと、燃料供給源から高圧の燃料を受け入れる本体とを備え、噴射ノズルを本体の軸方向先端側に締結することで構成される。
また、噴射ノズルは、噴孔を有するノズルボディに収容され、軸方向に移動して噴孔を開閉するノズルニードルと、ノズルボディとは別体の筒状に設けられ、ノズルニードルを内周側で軸方向に摺動自在に支持してノズルニードルとの間に第1の摺動クリアランスを形成する筒状部材とを有する。そして、ノズルボディは、略円筒状に設けられて軸方向後端に開口するとともに噴孔に通じるシリンダを有し、ノズルニードルおよび筒状部材は、シリンダに収容されてノズルボディとの間に環状の燃料流路を形成し、ノズルニードルの後端部は筒状部材から軸方向後方に突出している。
本体は、ノズルニードルの軸方向への移動を操作するための制御室を形成し、ノズルニードルの後端に当接して制御室の燃料圧をノズルニードルに伝達するコマンドピストンを有する。また、本体の軸方向先端側には中間部材が配置され、本体および中間部材は、両方とも、高圧の燃料が流れる高圧流路の一部、および高圧流路の燃料圧よりも低圧の燃料が流れる低圧流路の一部を有する。そして、本体と中間部材とは、各々が有する高圧流路が互いに連通するように、かつ、各々が有する低圧流路が互いに連通するように組み込まれており、中間部材の高圧流路および低圧流路は中間部材の軸方向先端に開口している。
そして、噴射ノズルは、環状の燃料流路が中間部材の高圧流路と連通するように、かつ、ノズルニードルの後端部が中間部材の低圧流路に嵌まるように中間部材の軸方向先端に締結され、環状の燃料流路は、中間部材の高圧流路と連通することで噴射ノズルの高圧流路の一部をなし、コマンドピストンの先端は本体から軸方向先端側に突出して中間部材に摺接することなく中間部材の低圧流路にてノズルニードルの後端部に当接する。また、筒状部材は、所定の付勢手段により軸方向後方に付勢されて中間部材の軸方向先端に液密的に当接する。
そして、ノズルニードルの後端部は、中間部材の低圧流路に嵌まることで、中間部材との間に第1の摺動クリアランスよりも狭い第2の摺動クリアランスを形成して中間部材の低圧流路および本体の低圧流路を封鎖し、中間部材の低圧流路および本体の低圧流路には、第1の摺動クリアランスおよび第2の摺動クリアランスを通じて噴射ノズルの高圧流路から燃料が低圧化して流れ込む。
〔実施例の構成〕
実施例のインジェクタ1の構成を、図1を用いて説明する。
インジェクタ1は、150MPaを超える超高圧の噴射圧により燃料を噴射供給することができるものであり、例えば、ディーゼルエンジン(図示せず)の気筒内に燃料を直接的に噴射供給する。
インジェクタ1は、高圧の燃料を噴射する噴射ノズル2と、コモンレール等の燃料供給源から高圧の燃料を受け入れて噴射ノズル2の方に導く本体3と、噴射ノズル2を開弁させる電磁アクチュエータ4とを備え、噴射ノズル2を本体3の軸方向先端側に締結するとともに、電磁アクチュエータ4を本体3の軸方向後端側に締結することで構成されている。
噴射ノズル2は、軸方向に移動して噴孔6を開閉するノズルニードル7と、ノズルニードル7を軸方向に移動自在に収容するノズルボディ8とを有する。ここで、ノズルボディ8は、略円筒状に設けられて軸方向後端に開口するシリンダ9を有し、ノズルニードル7は、シム10を介してスプリング11により閉弁方向に付勢されるようにシリンダ9に収容され、ノズルボディ8との間に略円環筒状のノズル室12を形成する。
そして、ノズル室12には、本体3の高圧流路13から高圧の燃料が導かれて、ノズル室12は高圧流路13の一部をなし、ノズル室12の燃料圧はノズルニードル7に対し開弁方向に作用する。
ここで、高圧流路13とは、高圧の燃料が流れる燃料流路であり、燃料供給源から受け入れた高圧の燃料が各種のクリアランス等を通過することなく低圧化していない状態で流動する流路である。
また、シリンダ9の先端には、ノズルニードル7の先端に設けられたシート部15が離着するシート面16が設けられており、噴孔6はシート面16よりもさらに先端側でシリンダ9に開口している。このため、シート部15がシート面16に離着することで噴孔6とノズル室12との間が開閉され、噴孔6を通じての燃料噴射が開始したり停止したりする。
本体3は、ノズルニードル7の軸方向移動を操作するための制御室18を軸方向後端に形成し、制御室18の燃料圧をノズルニードル7に伝達するコマンドピストン19を有する。そして、制御室18の燃料圧は、コマンドピストン19を介してノズルニードル7に対し閉弁方向に作用する。また、本体ボディ20には、燃料供給源から受け入れた高圧の燃料を噴射ノズル2の方に導くように高圧流路13が設けられている。また、高圧流路13は、制御室18にも分岐して接続しており、制御室18には高圧の燃料が導かれる。
また、制御室18は、電磁アクチュエータ4の弁体22により、電磁アクチュエータ4に形成された低圧流路23に対して開閉されるように設けられている。
ここで、低圧流路23とは、高圧流路13の燃料圧よりも低圧の燃料が流れる燃料流路であり、高圧流路13を流動していた燃料が各種のクリアランス等を通過することにより低圧化した状態で流動する流路である。
例えば、制御室18の先端側は、本体ボディ20がコマンドピストン19の後端部を摺動自在に支持することで封鎖されており、制御室18の高圧の燃料は、本体ボディ20とコマンドピストン19との摺動クリアランス24を通じて低圧流路23にリークしている。なお、本体3に設けられる主な低圧流路23は、本体ボディ20の主要部たる本体主要部26とコマンドピストン19との間に形成される環状の本体側環状低圧路27、本体側環状低圧路27に平行するように本体主要部26を軸方向に貫通する本体側貫通低圧路28である。
そして、摺動クリアランス24を通じて、本体側環状低圧路27にリークした燃料は、本体主要部26の先端で流れの方向を反転させて本体側貫通低圧路28に流入する。そして、本体側貫通低圧路28の燃料は、電磁アクチュエータ4の低圧流路23に流入し、電磁アクチュエータ4の後端からインジェクタ1の外部に導かれて燃料タンクに戻る。
このため、制御室18が低圧流路23に対して開放されると制御室18の燃料圧が低下し、制御室18が低圧流路23に対して閉鎖されると制御室18の燃料圧が上昇する。
なお、高圧流路13から制御室18に向かう入側の流路にはオリフィス29が設けられ、制御室18から低圧流路23に向かう出側の流路にはオリフィス30が設けられており、オリフィス29、30は、弁体22の開閉動作により制御室18の燃料圧が確実に低下または上昇するように設けられている。
電磁アクチュエータ4は、ソレノイドコイル32への通電により磁気回路を形成するアーマチャ33およびステータ34を有し、アーマチャ33と一体化された摺動軸部の軸方向先端に弁体22を保持する。また、アーマチャ33は、スプリング35によりステータ34から離間する方向に付勢されている。
これにより、ソレノイドコイル32への通電が開始すると、アーマチャ33がステータ34の方に吸引されて移動するとともに弁体22が軸方向後方に移動し、制御室18が低圧流路23に対して開放される。また、ソレノイドコイル32への通電が停止すると、アーマチャ33がステータ34から離間する方向に移動するとともに弁体22が軸方向先方に移動し、制御室18が低圧流路23に対して閉鎖される。
以上の構成により、ソレノイドコイル32への通電開始により電磁アクチュエータ4が動作すると、制御室18の燃料圧が低下してノズルニードル7に対し軸方向に作用する合力が開弁方向に大きくなるので、ノズルニードル7が開弁方向に移動して噴孔6とノズル室12との間が開放され、燃料の噴射が開始する。
また、ソレノイドコイル32への通電停止により電磁アクチュエータ4が動作を停止すると、制御室18の燃料圧が上昇してノズルニードル7に対し軸方向に作用する合力が閉弁方向に大きくなるので、ノズルニードル7が閉弁方向に移動して噴孔6とノズル室12との間が閉鎖され、燃料の噴射が停止する。
〔実施例の特徴〕
実施例のインジェクタ1の特徴を、図1を用いて説明する。
まず、噴射ノズル2は、ノズルボディ8とは別体に設けられる筒状部材37を有する。
筒状部材37は、ノズルニードル7の後端部38を軸方向に摺動自在に支持してノズルニードル7との間に第1の摺動クリアランス39aを形成するものであり、ノズルニードル7とともにシリンダ9に収容されてノズルボディ8との間に環状の燃料流路40を形成する。また、ノズルニードル7は、後端部38が筒状部材37から軸方向後方に突出するように支持されている。
また、本体3の軸方向先端側には中間部材41が配置され、中間部材41は、噴射ノズル2と本体3とにより軸方向に挟み込まれている。中間部材41は、高圧流路13の一部および低圧流路23の一部を有し、本体3と中間部材41とは、各々が有する高圧流路13が互いに連通するように、かつ、各々が有する低圧流路23が互いに連通するように組み込まれており、中間部材41の高圧流路13および低圧流路23は中間部材41の軸方向先端に開口している。
また、中間部材41の低圧流路23は、中間部材41の中央部を軸方向に貫通するように設けられ(以下、中間部材41に設けられた低圧流路23を中間部材低圧路41aと呼ぶ。)、中間部材41の高圧流路13は、中間部材41において中間部材低圧路41aから偏心した部分を軸方向に貫通するように設けられている(以下、中間部材41に設けられた高圧流路13を中間部材高圧路41bと呼ぶ。)。
そして、本体3および中間部材41と噴射ノズル2との締結により、環状の燃料流路40は、本体3の高圧流路13および中間部材高圧路41bと連通することで高圧流路13の一部をなす(以下、環状の燃料流路40を、ノズル側環状高圧路40と呼ぶ。)。そして、ノズル側環状高圧路40に、スプリング11が収容されている。
また、本体3および中間部材41と噴射ノズル2との締結により、ノズルニードル7の後端部38は、中間部材低圧路41aの先端側の開口部に嵌まり込み、中間部材41に摺動自在に支持されて中間部材低圧路41aを封鎖している。ここで、後端部38と中間部材41との間に形成される第2の摺動クリアランス39bは、第1の摺動クリアランス39aよりも狭くなるように設けられている。
さらに、コマンドピストン19の先端は、本体3から軸方向先端側に突出して、中間部材41に摺接することなく中間部材低圧路41aにて後端部38に当接する。そして、中間部材低圧路41aにおけるノズルニードル7とコマンドピストン19との当接によって、制御室18の燃料圧による付勢力がノズルニードル7に伝達されている。
また、筒状部材37の先端部42は、後方部43よりも外周径が拡径されており、シム10とともにスプリング11を軸方向に支持するスプリング座として機能する。これにより、筒状部材37は、スプリング11により軸方向後方に付勢されて中間部材41の軸方向先端に液密的に当接する。
なお、筒状部材37の後方部43は先端部42よりも外周径が小径に設けられ、後方部43とノズルボディ8との間に形成されるノズル側環状高圧路40は、先端部42とノズルボディ8との間に形成されるノズル側環状高圧路40よりも断面積が大きくなっている。これにより、中間部材高圧路41bとノズル側環状高圧路40との連通が確保されている。
また、本体ボディ20は、本体主要部26と本体先端部46とに分けて設けられ、本体先端部46では、高圧流路13が軸方向先方に向かって内周側に傾斜して貫通するように設けられている(以下、本体先端部46の高圧流路13を傾斜高圧路47と呼ぶ。)。
また、本体先端部46では、低圧流路23が中央部を軸方向に貫通するように設けられている(以下、本体先端部46の中央部で軸方向に設けられた低圧流路23を先端中央低圧路47aと呼ぶ。)。そして、本体3と中間部材41との締結により先端中央低圧路47aと中間部材低圧路41aとが連通する。
さらに、本体先端部46は、コマンドピストン19の先端部を先端中央低圧路47aに受け入れて摺動自在に支持するように設けられており、コマンドピストン19は、自身の先端部と後端部とにおいて摺動自在に支持されている。
そして、コマンドピストン19の先端部では、主に先端中央低圧路47aにおける燃料の通過を確保して中間部材低圧路41aと本体側貫通低圧路28との間で燃料を自在に流動させるため、外周面が面取りされて軸方向に平行な平坦面48が設けられている。なお、コマンドピストン19の先端は、先端中央低圧路47aから先端側に突出して中間部材低圧路41aに入り込み、ノズルニードル7の後端部38に当接している。
以上により、中間部材低圧路41aには、第1、第2の摺動クリアランス39a、39bを通じて噴射ノズル2の高圧流路13から燃料が低圧化して流れ込む。そして、中間部材低圧路41aにリークした燃料は、先端中央低圧路47aを通って本体側貫通低圧路28に流入する。なお、本体先端部46の軸方向後端には、本体側環状低圧路27と本体側貫通低圧路28との連通を可能とするために窪み49が設けられており、窪み49も低圧流路23をなす。また、先端中央低圧路47aは窪み49に開口しており、先端中央低圧路47aに流入した燃料は窪み49を通って本体側貫通低圧路28に流入する。
なお、シリンダ9は、軸方向の中央部および先端部が後端部よりも縮径するように設けられており、ノズルニードル7は、縮径したシリンダ9の中央部においてノズルボディ8により摺動自在に支持されている。また、ノズルニードル7は、ノズルボディ8に摺接する自身の中央部51よりも先端側の先端部52によりノズル室12を形成する。そして、中央部51では、ノズル側環状高圧路40とノズル室12との連通を確保するため、外周面が面取りされて軸方向に平行な平坦面53が設けられている。
〔実施例の効果〕
実施例のインジェクタ1によれば、噴射ノズル2は、ノズルニードル7を軸方向に摺動自在に支持してノズルニードル7との間に第1の摺動クリアランス39aを形成する筒状部材37を有する。また、ノズルニードル7および筒状部材37は、シリンダ9に収容されてノズルボディ8との間にノズル側環状高圧路40を形成し、ノズル側環状高圧路40は、中間部材高圧路41bを介して本体3の傾斜高圧路47と連通する。
さらに、ノズルニードル7の後端部38は、筒状部材37から軸方向後方に突出して中間部材低圧路41aを封鎖するとともに、中間部材41に摺動自在に支持されて中間部材41との間に第2の摺動クリアランス39bを形成する。また、筒状部材37は、スプリング11により軸方向後方に付勢されて中間部材41の軸方向先端に液密的に当接する。そして、中間部材低圧路41aには、第1、第2の摺動クリアランス39a、39bを通じて噴射ノズル2の高圧流路13から燃料が低圧化して流れ込む。
これにより、噴射ノズル2において高圧流路13を設けるため、袋穴を形成したり、ノズルボディ8にサイド流路を設けて袋穴に接続したりしなくても、ノズル側環状高圧路40と中間部材高圧路41bおよび傾斜高圧路47との連通により、噴射ノズル2内に高圧の燃料を供給することができる。このため、袋穴とサイド流路との接続によって生じる突起の耐圧性低下を考慮することなく、噴射圧を高圧化することができる。
また、噴射圧の高圧化に伴い第1の摺動クリアランス39aを通る燃料が高圧化しても、筒状部材37には外周側から高圧の燃料圧が作用するので、第1の摺動クリアランス39aは拡大しなくなる。
以上により、噴射圧の高圧化進展に伴い顕在化すると考えられる事態(袋穴とサイド流路との接続によって生じる突起の耐圧性低下、およびノズルニードル7の外周に形成される第1の摺動クリアランス39aの拡大)を回避することができる。
また、ノズルニードル7の外周に形成される摺動クリアランスをリーク燃料の流れに関して直列の第1、第2の摺動クリアランス39a、39bに分割することで、リーク量について、高圧流路13の燃料圧が高圧であるときには第1の摺動クリアランス39aにより低減することができるとともに、高圧流路13の燃料圧が中低圧であるときには第2の摺動クリアランス39bにより低減することができる。このため、アイドリング時のような20MPa〜100MPaの低中圧から150MPaを超える高圧の広い範囲で噴射圧を変化させても、リーク量を少ない量に維持することができる。
たとえば、ノズルニードル7の後端部38を筒状部材37から軸方向後方に突出させず、筒状部材37の内周側に低圧流路23を形成する場合、ノズル側環状高圧路40の燃料圧と筒状部材37の内周側の低圧流路23の燃料圧との圧力差によって筒状部材37の後方部43が内周側に変形する。
そして、後方部43の変形量は高圧流路13の燃料圧が高いほど大きく、後方部43の変形量が大きいほど第1の摺動クリアランス39aが狭まり、「くわえ込み」の発生する虞が高まる。
そこで、噴射圧が高圧であって「くわえ込み」の虞が高い場合を想定し、噴射圧が高圧であるときの後方部43の変形量を見込んで第1の摺動クリアランス39aを大きめに設定する。これにより、噴射圧が高圧になって後方部43の変形量が大きくなっても「くわえ込み」の発生の虞を抑制しつつ、第1の摺動クリアランス39aを通る燃料のリーク量を抑制することができる。
また、第1の摺動クリアランス39aを大きめに設定すると、噴射圧が中低圧であるときに後方部43の変形量が小さくなって第1の摺動クリアランス39aを通る燃料のリーク量が増加してしまう。そこで、第2の摺動クリアランス39bを第1の摺動クリアランス39aよりも狭くなるように設定する。これにより、噴射圧が中低圧であるときに、第1の摺動クリアランス39aに流入した燃料が中間部材低圧路41aにリークするのを第2の摺動クリアランス39bにより抑制することができる。
なお、中間部材41では、ノズルニードル7の後端部38を摺動自在に支持する部分(つまり、中間部材低圧路41aを形成する流路壁近傍部55)が全周において内周側に変形するように燃料圧を受ける構造になっていない。
すなわち、流路壁近傍部55は中間部材低圧路41aを形成するために環状をなしているが、中間部材低圧路41aの軸心を中心軸として周方向座標を考えた場合、流路壁近傍部55の内、周方向座標が中間部材高圧路41bと一致する部位のみが内周側に変形するように燃料圧を受け、その他の部位は内周側に変形するような燃料圧を受けない。このため、中間部材41では、噴射圧が高圧になっても「くわえ込み」が発生する虞は極めて低い。
また、ノズルニードル7の後端部38は、中間部材41により摺動自在に支持されて第2の摺動クリアランス39bを形成するとともに中間部材低圧路41aを封鎖し、コマンドピストン19は、中間部材41により摺動自在に支持されることなく、中間部材低圧路41aにおいて後端部38に当接している。これにより、中間部材41の組み込み作業は、コマンドピストン19の摺動支持を考慮することなく、第2の摺動クリアランス39bの精度のみを考慮して行うことができる。このため、中間部材41の軸ズレ管理を緩和することができるので、製造等に係わる作業工数を減らすことができる。
〔変形例〕
インジェクタ1の態様は、実施例に限定されず種々の変形例を考えることができる。例えば、筒状部材37を鉄鋼よりも高剛性の窒化ケイ素等の高強度セラミックを素材として設けることで、筒状部材37の内周側への変形を抑制してもよい。
1 インジェクタ
2 噴射ノズル
3 本体
6 噴孔
7 ノズルニードル
8 ノズルボディ
9 シリンダ
11 スプリング(付勢手段)
13 高圧流路
18 制御室
19 コマンドピストン
23 低圧流路
37 筒状部材
38 後端部(ノズルニードルの後端部)
39a 第1の摺動クリアランス
39b 第2の摺動クリアランス
40 ノズル側環状高圧路(環状の燃料流路、噴射ノズルの高圧流路)
41 中間部材
41a 中間部材低圧路(中間部材の低圧流路)
41b 中間部材高圧路(中間部材の高圧流路)
47 傾斜高圧路(本体の高圧流路)
47a 先端中央低圧路(本体の低圧流路)

Claims (1)

  1. 高圧の燃料を噴射する噴射ノズルと、燃料供給源から高圧の燃料を受け入れる本体とを備え、前記噴射ノズルを前記本体の軸方向先端側に締結することで構成されるインジェクタにおいて、
    前記噴射ノズルは、
    噴孔を有するノズルボディに収容され、軸方向に移動して前記噴孔を開閉するノズルニードルと、
    前記ノズルボディとは別体の筒状に設けられ、前記ノズルニードルを内周側で軸方向に摺動自在に支持して前記ノズルニードルとの間に第1の摺動クリアランスを形成する筒状部材とを有し、
    前記ノズルボディは、略円筒状に設けられて軸方向後端に開口するとともに前記噴孔に通じるシリンダを有し、
    前記ノズルニードルおよび前記筒状部材は、前記シリンダに収容されて前記ノズルボディとの間に環状の燃料流路を形成し、前記ノズルニードルの後端部は前記筒状部材から軸方向後方に突出しており、
    前記本体は、前記ノズルニードルの軸方向への移動を操作するための制御室を形成し、前記ノズルニードルの後端に当接して前記制御室の燃料圧を前記ノズルニードルに伝達するコマンドピストンを有し、
    前記本体の軸方向先端側には中間部材が配置され、
    前記本体および前記中間部材は、両方とも、高圧の燃料が流れる高圧流路の一部、および高圧流路の燃料圧よりも低圧の燃料が流れる低圧流路の一部を有し、
    前記本体と前記中間部材とは、各々が有する高圧流路が互いに連通するように、かつ、各々が有する低圧流路が互いに連通するように組み込まれており、前記中間部材の高圧流路および低圧流路は前記中間部材の軸方向先端に開口しており、
    前記噴射ノズルは、前記環状の燃料流路が前記中間部材の高圧流路と連通するように、かつ、前記ノズルニードルの後端部が前記中間部材の低圧流路に嵌まるように前記中間部材の軸方向先端に締結され、前記環状の燃料流路は、前記中間部材の高圧流路と連通することで前記噴射ノズルの高圧流路の一部をなし、前記コマンドピストンの先端は前記本体から軸方向先端側に突出して前記中間部材に摺接することなく前記中間部材の低圧流路にて前記ノズルニードルの後端部に当接し、
    前記筒状部材は、所定の付勢手段により軸方向後方に付勢されて前記中間部材の軸方向先端に液密的に当接し、
    前記ノズルニードルの後端部は、前記中間部材の低圧流路に嵌まることで、前記中間部材との間に前記第1の摺動クリアランスよりも狭い第2の摺動クリアランスを形成して前記中間部材の低圧流路および前記本体の低圧流路を封鎖し、
    前記中間部材の低圧流路および前記本体の低圧流路には、前記第1の摺動クリアランスおよび前記第2の摺動クリアランスを通じて前記噴射ノズルの高圧流路から燃料が低圧化して流れ込むことを特徴とするインジェクタ。
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