JP5512207B2 - 撮像装置及びプログラム - Google Patents
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Description
その対策として、従来では、被写体を兼ねる撮影者の指の本数や動き(アクション操作)を認識して撮影の開始、終了の指示や撮影領域の大きさなどを制御するようにした技術が開示されている(特許文献1参照)。
以下、図1〜図9を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、撮像装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
この撮像装置は、デジタルカメラ装置(コンパクトカメラ装置、一眼レフカメラ装置)を構成するもので、制御部1は、二次電池を備えた電源部2からの電力供給によって動作し、記憶部3内の各種のプログラムに応じてこの撮像装置の全体動作を制御するもので、この制御部1にはCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。記憶部3は、ROM、RAMなどの内部メモリで、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、後述する図5〜図8に示す動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムが格納されている。
図中、PT1〜PT5は、モニタ画面上に相当する測距ポイントを示し、撮影レンズ6a上のどの位置(エリア)が遮蔽されたかを検出するための遮蔽検出用のポイントである。測距ポイントPT1〜PT4は、モニタ画面上の四隅部に相当するポイントで、撮影レンズ6aの有効径内における端部の4点である。測距ポイントPT1は、左上隅部のポイント、測距ポイントPT2は、左下隅部のポイント、測距ポイントPT3は、右下隅部のポイント、測距ポイントPT4は、右上隅部のポイントを示している。また、測距ポイントPT5は、モニタ画面上の中央部に相当する撮影レンズ6a上のポイントで、中央部の測距ポイントを示している。
この遮蔽開始方向テーブルT1は、撮影レンズ6aへの遮蔽を検出した際に、どの方向から遮蔽されたかを示す遮蔽開始方向を決定するためのテーブルで、「測距ポイント番号」、「方向」を有する構成となっている。
この遮蔽解除方向テーブルT2は、撮影レンズ6aへの遮蔽解除を検出した際に、どの方向から遮蔽が解除されたかを示す遮蔽解除方向を決定するためのテーブルで、「測距ポイント番号」、「方向」を有する構成となっている。「測距ポイント番号」は、測距ポイントPT1〜PT5によって遮蔽の解除が順次検出された場合にその検出順番を示し、また、「方向」は、「測距ポイント番号」が示す順番に応じて、上下左右のどの方向から遮蔽解除が始まったかを示している。例えば、「測距ポイント番号」が示す順番が“5→4→1”又は“5→1→4”であれば、遮蔽解除方向は“上から”であることを示し、“5→3→2”又は“5→2→3”であれば、遮蔽解除方向は“下から”であることを示し、“5→2→1”又は“5→1→2”であれば、遮蔽解除方向は“左から”であることを示し、“5→4→3”又は“5→3→4”であれば、遮蔽解除方向は“右から”であることを示している。
この遮蔽開始制御テーブルT3は、上述の遮蔽開始方向テーブルT1を参照することで決定された遮蔽開始方向に基づいて、予め設定されている撮影に関する制御内容(画像サイズ)を変更して撮影動作を開始させるためのテーブルで、「方向」、「撮影制御設定」を有する構成となっている。「方向」は遮蔽開始方向テーブルT1を参照することで決定された遮蔽開始方向を示している。「撮影制御設定」は、撮影制御に関する設定内容を示し、図示の例では、用途別の撮影する画像サイズを示し、例えば、「方向」が“上から”であれば、通常サイズ(例えば、2048×1536画素)、“下から”であれば、最大サイズ(例えば、3264×2448画素)、“右から”であれば、ワイドサイズ(例えば、2560×1836画素)、“左から”の場合には、画像サイズはメールサイズ(例えば、640×480画素)となっている。
この遮蔽解除制御テーブルT4は、上述の遮蔽解除方向テーブルT2を参照することで決定された遮蔽解除方向に基づいて、予め設定されている撮影に関する制御内容(シャッタ制御)を変更して撮影動作を開始させるためのテーブルで、「方向」、「撮影制御設定」を有する構成となっている。「方向」は遮蔽解除方向テーブルT2を参照することで決定された遮蔽解除方向を示している。「撮影制御設定」は、撮影制御(シャッタ制御)に関する設定内容を示し、図示の例では、「方向」が“上から”であれば、通常撮影(即時撮影)、“下から”であれば、シャッタ操作から10秒後にシャッタを切る10秒セルフタイマ撮影、“右から”であれば、5秒間、高速連続撮影(連写)を行う5秒連続撮影、“左から”であれば、適性露出値とその前後の露出値で撮影する3枚露出ブラケット撮影となっている。
この遮蔽色制御テーブルT5は、遮蔽色検出部9によって検出された遮蔽物の色に基づいて、予め設定されている撮影に関する制御内容(撮影モード)を変更して撮影動作を開始させるためのテーブルで、「色」、「撮影制御設定」を有する構成となっている。「色」は、遮蔽色検出部9によって検出された遮蔽物の色であり、図示の例では、“黄”、“赤”、“緑”、“その他”となっている。「撮影制御設定」は、撮影制御(撮影シーンに応じた撮影モード)に関する設定内容を示し、図示の例では、「色」が“黄”であれば、撮影シーン(人物撮影)に適した撮影モード、“赤”であれば、撮影シーン(風景撮影)に適した撮影モード、“緑”であれば、撮影シーン(夜景)に適した撮影モード、“その他”であれば、撮影シーン(通常撮影)に適した撮影モードとなっている。
図4(1)は、デジタルレリーズフラグF1を示し、このフラグF1は、撮影レンズ6aへの遮蔽解除に応答してシャッタを切るか否かを示すフラグ、つまり、撮影レンズ6aが遮蔽された後の遮蔽解除のタイミングでシャッタを切る機能(以下、デジタルレリーズ機能と呼称する)をオンさせるか否かを示すフラグで、その値が“0”のときには、撮影レンズ6aへの遮蔽やその解除に応答してシャッタを切らない状態(デジタルレリーズ機能のオフ状態)を示し、“1”のときには、撮影レンズ6aへの遮蔽やその解除に応答してシャッタを切る状態(デジタルレリーズ機能のオン状態)ことを示し、撮影者操作によって任意に切り替え可能となっている。
先ず、制御部1は、電源投入操作に応じて所定のメモリをクリアするなどの初期設定を行った後(図5のステップA1)、シャッタ操作が行われたかを調べたり(ステップA2)、フォーカスロック操作が行われたかを調べたり(ステップA10)、AEロック操作が行われたかを調べたり(ステップA13)、遮蔽検出部7によって撮影レンズ6aへの遮蔽が検出されたかを調べたり(図6のステップA16)、その他の操作が行われたかを調べたりする(図6のステップA40)。
一方、フォーカスロック操作が行われたときには(図5のステップA10でYES)、現在のフォーカス位置を保持して(ステップA11)、フォーカスロックフラグF2を“1”とした後(ステップA12)、上述のステップA2に戻る。また、AEロック操作が行われたときには(ステップA13でYES)、現在の露出値の設定を保持して(ステップA14)、AEロックフラグF3を“1”とした後(ステップA15)、上述のステップA2に戻る。
先ず、制御部1は、一時記憶されている隅部の各測距ポイント番号と今回検出された中央部の測距ポイント番号との組み合わせ番号に基づいて遮蔽開始方向テーブルT1を参照し(ステップB1)、この組み合わせ番号に該当する「方向」を遮断開始方向として決定した後(ステップB2)、この「方向」に基づいて遮蔽開始制御テーブルT3を参照し(ステップB3)、該当する「撮影制御設定」として“画像サイズ”を取得する(ステップB4)。更に、遮蔽色検出部9によって遮蔽物の色を検出し(ステップB5)、この遮蔽物の色に基づいて遮蔽色制御テーブルT5を参照し(ステップB6)、該当する「撮影制御設定」として“撮影シーンに応じた撮影モード”を取得する(ステップB7)。
このようにして撮影レンズ6aが遮蔽されている状態において、遮蔽検出部7の検出結果に変化があった場合、つまり、各測距ポイントPT1〜PT5のいずれかの遮蔽が解除された場合には(図6のステップA16でYES)、デジタルレリーズフラグF1が“1”であることを条件に(ステップA17でYES)、次のステップA18に移るが、いま、遮蔽開始方向決定済フラグF4は“1”(決定済み)であるから(ステップA18でYES)、今回の遮蔽解除の検出は、中央部の測距ポイントPT5での遮蔽解除であるかを調べる(ステップA27)。
先ず、制御部1は、制御部1は、一時記憶されている各測距ポイント番号と今回検出された測距ポイント番号との組み合わせ番号に基づいて遮蔽解除方向テーブルT2を検索し(ステップC1)、この組み合わせ番号に該当する「方向」を遮断解除方向として決定した後(ステップC2)、この「方向」に基づいて遮蔽解除制御テーブルT4を参照して(ステップC3)、該当する「撮影制御設定」として“シャッタ制御”を取得する(ステップC4)。
このように撮影レンズ6aが遮蔽された後に、静止画撮影動作を開始させるタイミングを通知するようにすれば、ユーザにあっては、どの方向から遮蔽を開始すれば、どのようなタイミングで撮影が開始されるのかを容易に知ることができる。この場合、撮影レンズ6aを遮蔽した無意味な表示に代わって、撮影開始タイミングを表示させることができる。
“右から”であれば、ワイドサイズ、“左から”の場合には、画像サイズはメールサイズとなっている。このように撮影レンズ6aがどの方向から遮蔽が解除されたのかの遮蔽解除方向に基づいて、予め設定されている撮影制御に関する設定内容を変更して撮影動作を開始させるようにしたので、簡易なアクション操作によって、撮影制御の設定(画像サイズ)を変更することができる。
このように撮影レンズ6aが遮蔽された後に、どの方向から遮蔽が解除されるかの遮蔽解除方向に基づいて撮影制御に関する設定内容を案内するようにすれば、どの方向から遮蔽を解除すれば、ユーザにあっては、どの方向に遮蔽を解除すれば、どのような撮影制御が行われるのかを容易に知ることができる。この場合、撮影レンズ6aを遮蔽した無意味な表示に代わって、撮影制御の内容を表示させることができる。
以下、この発明の第2実施形態について図11及び図12を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態においては、撮影レンズ6aがどの方向から遮蔽が解除されたのかの遮蔽解除方向に基づいて、撮影動作を開始させるタイミングを制御するようにしたが、この第2実施形態においては、撮影レンズ6aが遮蔽されている時間を計測し、その遮蔽時間に応じて撮影動作を開始させるタイミングを制御するようにしたものである。
ここで、両実施形態において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
遮蔽解除制御テーブルT4は、遮蔽開始から遮蔽解除までの「遮蔽時間」に対応して「撮影制御設定」を記憶する構成となっている。この「撮影制御設定」は、撮影制御(シャッタ制御)に関する設定内容を示し、図示の例では、「遮蔽時間」が“0〜2秒”であれば、即時撮影、“2〜10秒”であれば、その遮蔽時間経過後にシャッタを切るセルフタイマ撮影、“10秒以上”であれば、10秒後にシャッタを切るセルフタイマ撮影となっている。
先ず、制御部1は、遮蔽検出部7の検出結果に変化があった場合、つまり、フォーカスポイントが各測距ポイントPT1〜PT5のいずれかに移動している状態において、撮影レンズ6aへの遮蔽又は遮蔽解除が検出されたときには(図12のステップA100でYES)、デジタルレリーズフラグF1を参照し、その値は“1”であるか(デジタルレリーズ機能がオンされているか)を調べ(ステップA101)、デジタルレリーズフラグF1が“0”であれば(ステップA101でNO)、今回の検出を無効とするために図5のステップA2に戻るが、デジタルレリーズフラグF1が“1”であれば(ステップA101でYES)、中央部の測距ポイントPT5での遮蔽検出であるかを調べる(ステップA102)。
以下、この発明の第3実施形態について図13を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態においては、シャツタ操作に代わり、撮影レンズ6aへの遮蔽とその解除に応答してシャッタを切るタイミングを制御するようにしたが、この第3実施形態においては、シャツタ操作が行われた際に撮影レンズ6aが遮蔽されているか否かに応じてシャッタを切るタイミングを制御するようにしたものである。
ここで、第1・第3実施形態において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第3実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
先ず、制御部1は、電源投入操作に応じて所定のメモリをクリアするなどの初期設定を行った後(図13のステップD1)、シャッタ操作が行われたかを調べたり(ステップD2)、その他の操作が行われたかを調べたりする(ステップD7)。その他の操作が行われたときには(ステップD7でYES)、上述した第1実施形態と同様に、その操作に応じた処理に移る(ステップD8)。
以下、この発明の第4実施形態について図14を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態においては、静止画撮影を行う場合を例示したが、この第4実施形態においては、動画撮影を行う場合を例示したものである。ここで、第1・第4実施形態において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第4実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
この第4実施形態においては、撮影レンズ6aが掌などで遮蔽されている間、動画撮影動作を停止させ、その遮蔽が解除されている間、動画撮影動作を開始させるように制御するようにしたものである。
先ず、制御部1は、電源投入操作に応じて所定のメモリをクリアするなどの初期設定を行った後(図14のステップE1)、動画撮影の開始を指示する開始操作が行われたかを調べたり(ステップE2)、動画撮影の終了を指示する終了操作が行われたかを調べたり(ステップE7)、動画撮影中であるかを調べたり(ステップE9)、動画撮影の一時停止中であるかを調べたり(ステップE13)、その他の操作が行われたかを調べたりする(ステップE16)。いま、その他の操作が行われたときには(ステップE16でYES)、操作に応じた処理として、例えば、ズーム調整操作などを行う(ステップE17)。
次に、動画撮影終了操作が行われた場合には(ステップE7でYES)、動画撮影終了処理を行った後(ステップE8)、上述のステップE2に戻る。
3 記憶部
4 操作部
6 撮像部
6a 撮影レンズ
7 遮蔽検出部
8 報知部
9 遮蔽色検出部
F1 デジタルレリーズフラグ
F2 フォーカスロックフラグ
F3 AEロックフラグ
F4 遮蔽開始方向決定済フラグ
T1 遮蔽開始方向テーブル
T2 遮蔽解除方向テーブル
T3 遮蔽開始制御テーブル
T4 遮蔽解除制御テーブル
T5 遮蔽色制御テーブル
Claims (19)
- 撮影レンズを通して静止画像の撮影を行う撮像装置であって、
前記撮影レンズが遮蔽されたか否かを判別する遮蔽判別手段と、
この遮蔽判別手段によって撮影レンズが遮蔽されたと判別された後に、当該撮影レンズへの遮蔽が解除されたか否かを判別するとともに、前記撮影レンズが遮蔽されてからその遮蔽が解除されるまでの遮蔽時間を更に判別する解除判別手段と、
この解除判別手段によって判別された遮蔽時間が所定時間以内の場合には、前記解除判別手段によって遮蔽が解除されたと判別された際に静止画撮影動作を即時に開始させ、前記所定時間を越える場合には、前記遮蔽が解除されてから前記遮蔽時間が経過した際に静止画撮影動作を開始させる撮影制御手段と、
を具備したことを特徴とする撮像装置。 - 前記遮蔽判別手段により撮影レンズが遮蔽されたと判別された際に、その旨を報知する報知手段を更に備える、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 前記解除判別手段によって撮影レンズの遮蔽が解除されたと判別された際に、その旨を報知する報知手段を更に備える、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 少なくともフォーカス調整機能、露出調整機能のいずれかが機能ロック状態であるか否かを判別するロック判別手段を更に備え、
前記撮影制御手段は、前記ロック判別手段によって機能ロック状態であると判別された場合には、その機能ロック状態で撮影動作を開始させ、機能ロック状態でないと判別された場合には、当該機能を動作させた状態で静止画撮影動作を開始させる、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 前記遮蔽判別手段は、前記撮影レンズの中央部分を基準として所定の距離以内に遮蔽物が存在しているか否かに基づいて当該撮影レンズが遮蔽されているか否かを判別し、
前記解除判別手段は、前記撮影レンズの端部分を基準として所定の距離以内に遮蔽物が存在していないか否かに基づいて当該撮影レンズへの遮蔽が解除されたか否かを判別する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 前記遮蔽判別手段は、前記撮影レンズがどの方向から遮蔽が開始されたのかの遮蔽開始方向を更に判別し、
前記撮影制御手段は、前記遮蔽判別手段によって判別された撮影レンズの遮蔽開始方向に基づいて、静止画撮影動作を開始させるタイミングを更に制御する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 前記遮蔽判別手段によって撮影レンズが遮蔽されたと判別された後に、どの方向から遮蔽が開始されたのかの遮蔽開始方向に基づいて前記撮影制御手段によって制御される静止画撮影動作を開始させるタイミングを通知する通知手段を更に備える、
ようにしたことを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。 - 前記遮蔽判別手段は、前記撮影レンズがどの方向から遮蔽が開始されたのかの遮蔽開始方向を更に判別し、
前記撮影制御手段は、前記遮蔽判別手段によって判別された撮影レンズの遮蔽開始方向に基づいて、予め設定されている撮影制御に関する設定内容を変更して静止画撮影動作を開始させる、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 前記解除判別手段は、前記撮影レンズがどの方向から遮蔽が解除されたのかの遮蔽解除方向を更に判別し、
前記撮影制御手段は、前記遮蔽判別手段によって判別された撮影レンズの遮蔽解除方向に基づいて、静止画撮影動作を開始させるタイミングを更に制御する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 前記遮蔽判別手段によって撮影レンズが遮蔽されたと判別された後に、どの方向から遮蔽が解除されるのかの遮蔽解除方向に基づいて前記撮影制御手段によって制御される静止画撮影動作を開始させるタイミングを案内する案内手段を更に備える、
ようにしたことを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。 - 前記解除判別手段は、前記撮影レンズがどの方向から遮蔽が解除されたのかの遮蔽解除方向を更に判別し、
前記撮影制御手段は、前記遮蔽判別手段によって判別された撮影レンズの遮蔽解除方向に基づいて、予め設定されている撮影制御に関する設定内容を変更して静止画撮影動作を開始させる、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 前記遮蔽判別手段によって撮影レンズが遮蔽されたと判別された後に、どの方向から遮蔽が解除されるのかの遮蔽解除方向に基づいて前記撮影制御手段によって制御される撮影制御に関する設定内容を案内する案内手段を更に備える、
ようにしたことを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。 - 前記遮蔽判別手段は、撮影レンズが遮蔽された場合に、その遮蔽物の色を更に判別し、
前記撮影制御手段は、前記遮蔽判別手段によって判別された遮蔽物の色に基づいて、予め設定されている撮影制御に関する設定内容を変更して静止画撮影動作を開始させる、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 前記遮蔽判別手段によって撮影レンズが遮蔽されたと判別された後に、前記撮影制御手段によって制御される撮影制御に関する設定内容を通知する通知手段を更に備える、
ようにしたことを特徴とする請求項8、請求項13のいずれかに記載の撮像装置。 - 静止画撮影の開始を指示する撮影開始操作を行う操作手段を更に備え、
前記遮蔽判別手段は、前記操作手段による撮影開始操作時に撮影レンズが遮蔽されているか否かを判別し、
前記撮影制御手段は、前記操作手段による撮影開始操作時に前記遮蔽判別手段によって撮影レンズが遮蔽されていると判別された際には静止画撮影動作の開始を保留し、前記解除判別手段によって撮影レンズへの遮蔽が解除されたと判別された際には静止画撮影動作を開始させる、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 前記遮蔽判別手段及び解除判別手段は、オートフォーカス機能を利用して前記撮影レンズが遮蔽されているかその遮蔽が解除されたかを判別する、
ようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項15のいずれかに記載の撮像装置。 - 動画撮影の開始を指示する操作手段を更に備え、
前記撮影制御手段は、前記操作手段により動画撮影の開始が指示された場合、前記静止画撮影動作に代えて、前記遮蔽判別手段によって撮影レンズが遮蔽されていると判別されている間、動画撮影動作を停止させ、前記解除判別手段によって撮影レンズへの遮蔽が解除されていると判別されている間、動画撮影動作を開始させる、
を具備したことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 前記遮蔽判別手段及び解除判別手段は、オートフォーカス機能を利用して前記撮影レンズが遮蔽されているかその遮蔽が解除されたかを判別する、
ようにしたことを特徴とする請求項17に記載の撮像装置。 - コンピュータに対して、
撮影レンズが遮蔽されたか否かを判別する機能と、
前記撮影レンズが遮蔽されたと判別された後に、当該撮影レンズへの遮蔽が解除されたか否かを判別する機能と、
前記撮影レンズが遮蔽されてからその遮蔽が解除されるまでの遮蔽時間を更に判別する機能と、
前記遮蔽時間が所定時間以内の場合には、前記遮蔽が解除されたと判別された際に静止画撮影動作を即時に開始させ、前記所定時間を越える場合には、前記遮蔽が解除されてから前記遮蔽時間が経過した際に静止画撮影動作を開始させる機能と、
を実現させるためのプログラム。
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