JP5510478B2 - スイッチング素子の駆動回路 - Google Patents

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Description

本発明は、高電位側スイッチング素子と、該高電位側スイッチング素子に直列接続された低電位側スイッチング素子とを備えた電力変換回路に適用されるスイッチング素子の駆動回路に関する。
この種の駆動回路としては、下記特許文献1に見られるように、半導体スイッチング素子(IGBT)に過電流が流れていることを検出するものが知られている。この駆動回路について説明すると、スイッチング素子のコレクタ及びエミッタ間は、ダイオードと、抵抗体の直列接続体とを介して接続されている。詳しくは、ダイオードのアノードは、抵抗体の直列接続体の一端に接続され、カソードは、コレクタに接続されている。また、抵抗体の直列接続体とダイオードのアノードとの接続点は、抵抗体を介してスイッチング素子のゲートに接続されている。さらに、スイッチング素子のゲートには、ゲートに電荷を充電するための電源が接続されている。
こうした構成において、直列接続された抵抗体の接続点の電位に基づき、スイッチング素子に過電流が流れていることを検出できる。この検出原理について説明すると、スイッチング素子がオン操作されると、電源によってゲートに電荷が充電されることでゲート電圧が上昇し、その後、スイッチング素子がオフ状態からオン状態に切り替えられる。
ここで、スイッチング素子のコレクタ・エミッタ間に過電流が流れない場合、コレクタ・エミッタ間電圧が非常に低い電圧まで低下することから、ダイオードを介してゲートからコレクタへと電流が流れ、抵抗体の直列接続体とダイオードとの接続点の電位が低くなる。このため、直列接続された抵抗体の接続点の電位は、エミッタ電位付近の電位まで低下する。これに対し、過電流が流れる場合には、スイッチング素子がオン状態に切り替えられたにもかかわらず、コレクタ・エミッタ間電圧が高い電圧に維持されることから、ダイオードを介してゲートからコレクタへと電流が流れない。このため、直列接続された抵抗体の接続点の電位は、ゲート電圧をこれら抵抗体によって分圧した値とされ、エミッタ電位付近の電位よりも高くなる。
このように、過電流が流れているか否かによって変化する上記接続点の電位に基づき、スイッチング素子のコレクタ・エミッタ間に過電流が流れていることを検出できる。
特許第3548497号公報
ここで、上述した手法によって過電流が検出された場合、その後のフェールセーフを適切に行う上では、過電流が流れている旨の情報を外部に通知する構成が要求される。ここで、駆動回路の部品数や体格の増大を抑制する上では、上記外部に通知する構成の部品数を削減することが要求される。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、スイッチング素子の過電流を外部に通知する構成の部品数を削減することのできるスイッチング素子の駆動回路を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果について記載する。
請求項1記載の発明は、高電位側スイッチング素子(S*p;*=c,u,v,w)と、該高電位側スイッチング素子に直列接続された低電位側スイッチング素子(S*n)とを備えた電力変換回路に適用され、前記高電位側スイッチング素子の入力端子及び出力端子を接続する電気経路には、該入力端子側から順に、該入力端子から該出力端子に向かう方向への電流の流通を阻止する高電位側整流素子(42p)と、コンデンサ(44p)又は抵抗体(78p)である高電位側受動素子とが備えられ、前記高電位側スイッチング素子の出力端子及び前記低電位側スイッチング素子の出力端子を接続する電気経路には、該高電位側スイッチング素子の出力端子側から順に、該出力端子から前記低電位側スイッチング素子の出力端子に向かう方向への電流の流通を阻止する低電位側整流素子(42n)と、コンデンサ(44n)又は抵抗体(78n)である低電位側受動素子とが備えられ、前記高電位側スイッチング素子がオン操作される期間において前記高電位側整流素子及び前記高電位側受動素子の接続点に電圧を印加する高電位側印加手段(36p,22p)と、前記高電位側スイッチング素子がオフ状態からオン状態に切り替えられたにもかかわらず、前記高電位側整流素子及び前記高電位側受動素子の接続点の電位が第1の規定値を上回ることに基づき、前記高電位側スイッチング素子の入出力端子間に過電流が流れていると判断する高電位側判断手段と、前記高電位側判断手段によって前記過電流が流れると判断された場合、前記低電位側整流素子と前記高電位側スイッチング素子の出力端子との間の電流の流通を制限する制限手段と、前記低電位側スイッチング素子がオン操作される期間において前記低電位側整流素子及び前記低電位側受動素子の接続点に電圧を印加する低電位側印加手段(36n,22n)と、前記低電位側スイッチング素子がオフ状態からオン状態に切り替えられたにもかかわらず、前記低電位側整流素子及び前記低電位側受動素子の接続点の電位が第2の規定値を上回ることに基づき、前記高電位側スイッチング素子又は前記低電位側スイッチング素子の入出力端子間に過電流が流れていると判断する低電位側判断手段とを備えることを特徴とする。
上記発明では、高電位側スイッチング素子の入出力端子間を過電流が流れていると高電位側判断手段によって判断された場合、制限手段によって上記態様にて電流の流通が制限される。このため、その後、低電位側判断手段によって低電位側スイッチング素子の入出力端子間に過電流が流れているか否かが判断される場合に、低電位側整流素子を介して低電位側受動素子側から高電位側スイッチング素子の出力端子側への電荷の放電が制限される。これにより、低電位側スイッチング素子がオン操作される期間において低電位側整流素子及び低電位側受動素子の接続点の電位が低下せず、上記接続点の電位が第2の規定値を上回ることとなる。したがって、低電位側判断手段によって高電位側スイッチング素子の入出力端子間に過電流が流れていることを検出できる。
こうした上記発明によれば、過電流が流れている旨を外部に通知する通知手段を高電位側スイッチング素子及び低電位側スイッチング素子のそれぞれに対して備えることなく、上記通知手段を低電位側スイッチング素子のみに対して備えることで、高電位側スイッチング素子又は低電位側スイッチング素子の入出力端子間に過電流が流れている旨を外部に通知することができる。すなわち、外部に通知する構成の部品数を削減することができる。
第1の実施形態にかかるシステム構成図。 同実施形態にかかるドライブユニットの構成図。 同実施形態にかかる過電流保護処理の手順を示す流れ図。 同実施形態にかかるフェールセーフ処理の手順を示す流れ図。 同実施形態にかかる過電流保護処理の一例を示すタイムチャート。 第2の実施形態にかかるドライブユニットの構成図。 同実施形態にかかる過電流保護処理の手順を示す流れ図。 第3の実施形態にかかるドライブユニットの構成図。 第4の実施形態にかかるドライブユニットの構成図。
(第1の実施形態)
以下、本発明にかかるスイッチング素子の駆動回路を車載主機として回転機を備える車両に適用した第1の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に、本実施形態にかかるシステムの全体構成を示す。
モータジェネレータ10は、図示しない駆動輪に機械的に連結された3相回転機である。モータジェネレータ10は、直流交流変換回路としてのインバータIVと、直流電源としてのコンバータCVとを介して高電圧バッテリ12に接続されている。ここで、コンバータCVは、コンデンサCと、コンデンサCに並列接続された一対のスイッチング素子Scp,Scnと、一対のスイッチング素子Scp,Scnの接続点と高電圧バッテリ12の正極とを接続するリアクトルLとを備えている。詳しくは、コンバータCVは、スイッチング素子Scp,Scnのオンオフ操作によって、高電圧バッテリ12の電圧(例えば「288V」)を所定の電圧(例えば「666V」)を上限として昇圧する機能を有する。
一方、インバータIVは、スイッチング素子Sup,Sunの直列接続体、スイッチング素子Svp,Svnの直列接続体、及びスイッチング素子Swp,Swnの直列接続体を備えている。これら各直列接続体の接続点は、モータジェネレータ10のU,V,W相にそれぞれ接続されている。
なお、本実施形態では、スイッチング素子S*#(*=c,u,v,w;#=p,n)として、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)が用いられている。また、これらスイッチング素子S*#にはそれぞれ、フリーホイールダイオードD*#が逆並列に接続されている。
制御装置14は、低電圧バッテリ16を電源としてかつ、モータジェネレータ10の制御量(例えばトルク)を所望に制御すべく、インバータIVやコンバータCVを操作する。詳しくは、制御装置14は、インターフェースとしてのフォトカプラ18と、ドライブユニットDUcp,DUcnとを介して操作信号gcp,gcnをコンバータCVに対して出力することで、スイッチング素子Scp,Scnを操作する。また、制御装置14は、フォトカプラ18及びドライブユニットDUup,DUun,DUvp,DUvn,DUwp,DUwnを介して操作信号gup,gun,gvp,gvn,gwp,gwnをインバータIVに対して出力することで、スイッチング素子Sup,Sun,Svp,Svn,Swp,Swnを操作する。
ちなみに、高電位側のスイッチング素子S*pに対する操作信号g*pと、対応する低電位側のスイッチング素子S*nに対する操作信号g*nとは、互いに相補的な信号となっている。換言すれば、高電位側のスイッチング素子S*pと、対応する低電位側のスイッチング素子S*nとは、交互にオン状態とされる。
フォトカプラ18は、高電圧バッテリ12を備える高電圧システムと低電圧バッテリ16を備える低電圧システムとの間を絶縁しつつ、これらの間の信号の授受を行う。
次に、図2を用いて、上記ドライブユニットDU*#及びその周辺の構成について説明する。なお、本実施形態において、高電位側のドライブユニットDU*pの回路構成と、低電位側のドライブユニットDU*nの回路構成とは、基本的には同一である。このため、以下の説明では、まず、これらドライブユニットDU*p,DU*nの共通点について説明し、続いて、これらドライブユニットDU*p,DU*nの相違点について説明する。また、図2において、低電位側のドライブユニットDU*nについては、基本的には、高電位側のドライブユニットDU*pに付された符号に準じた符号を付してある。具体的には、高電位側のドライブユニットDU*pの回路構成に関しては添え字「p」を付し、低電位側のドライブユニットDU*nの回路構成に関しては添え字「n」を付している。
まず、ドライブユニットDU*#の共通点について説明する。
図示されるように、ドライブユニットDU*#は、1チップ化された半導体集積回路であるドライブIC20#(#=p,n)を備えている。
ドライブIC20#の端子T1#には、ドライブIC20#に対して外付けされた定電圧電源22#が接続されている。また、端子T1#は、PチャネルMOSFET(充電用スイッチング素子24#)を介してドライブIC20#の端子T2#に接続されている。端子T2#は、充電用抵抗体26#を介してスイッチング素子S*#の開閉制御端子(ゲート)に接続されている。
スイッチング素子S*#のゲートは、放電用抵抗体28#を介してドライブIC20#の端子T3#に接続されており、端子T3#は、NチャネルMOSFET(放電用スイッチング素子30#)を介してドライブIC20#の端子T4#に接続されている。そして、端子T4#は、スイッチング素子S*#の出力端子(エミッタ)に接続されている。
スイッチング素子S*#のゲートは、さらに、ソフト遮断用抵抗体32#、ドライブIC20#の端子T5#及びNチャネルMOSFET(ソフト遮断用スイッチング素子34#)を介して端子T4#に接続されている。
上記端子T1#は、定電流電源36#及びNチャネルMOSFET(リセット用スイッチング素子40#)を介して端子T4#に接続されている。
定電流電源36#とリセット用スイッチング素子40#との接続点は、ドライブIC20#の端子T6#に接続されている。端子T6#は、ドライブIC20#に対して外付けされたダイオード42#(高圧ダイオード)のアノードに接続されている。また、端子T6#とダイオード42#のアノードとの接続点は、ドライブIC20#に対して外付けされたコンデンサ44#を介してエミッタに接続されている。なお、ダイオード42#は、スイッチング素子S*#の入力端子(コレクタ)及びエミッタ間を流れる電流(コレクタ電流)がドライブIC20#側へと流れ込むことによってドライブIC20#の信頼性が低下するのを回避するための整流素子である。また、本実施形態では、定電流電源36p,36nは、出力電流が互いに同一のものを用いており、コンデンサ44p,44nは、静電容量が互いに同一のものを用いている。
端子T6#は、コンパレータ46#の非反転入力端子に接続されている。コンパレータ46#の反転入力端子には、端子電圧を基準電圧Vrefとする電源48#が接続されている。コンパレータ46#の出力信号は、判断信号Sig#としてドライブIC20#が備える駆動制御部50#に入力される。
端子T4#は、NチャネルMOSFET(異常伝達用スイッチング素子51#)及び抵抗体52#の並列接続体を介してドライブIC20#の端子T7#(オープンドレイン端子)に接続されている。なお、本実施形態において、異常伝達用スイッチング素子51#は、基本的にはオン状態とされている。
駆動制御部50#には、フォトカプラ18#及びドライブIC20#の端子T8#を介して制御装置14からの操作信号g*#が入力される。
続いて、高電位側のドライブユニットDU*pと、低電位側のドライブユニットDU*nとの相違点について説明する。
高電位側のドライブユニットDU*pにおいて、ダイオード42pのカソードは、スイッチング素子S*pのコレクタに接続されている。一方、低電位側のドライブユニットDU*nにおいて、ダイオード42nのカソードは、高電位側のドライブIC20pの端子T7pに接続されている。
低電位側のドライブユニットDU*nにおいて、端子T7nは、抵抗体54及びフォトカプラ18fのフォトダイオード18faを介して電源56に接続されている。詳しくは、フォトダイオード18faのアノードは、電源56に接続され、カソードは抵抗体54の一端に接続されている。
フォトカプラ18fのフォトトランジスタ18fbのコレクタは、電源58に接続され、エミッタは、抵抗体60を介して接地されている。なお、上記フォトトランジスタ18fbのエミッタと抵抗体60との接続点の信号は、フェール信号FLとして制御装置14に入力される。
次に、駆動制御部50#(#=p,n)によって実行されるゲートの充放電処理について説明する。
ゲートの充電処理は、端子T8#を介して入力される操作信号g*#がオン操作指令とされることで、充電用スイッチング素子24#をオン状態とさせてかつ、放電用スイッチング素子30#をオフ状態とさせる。これにより、定電圧電源22#によってゲートに電荷が充電され、スイッチング素子S*#がオフ状態からオン状態に切り替えられる。一方、ゲートの放電処理は、操作信号g*#がオフ操作指令とされることで、充電用スイッチング素子24#をオフ状態に切り替えてかつ、放電用スイッチング素子30#をオン状態に切り替える。これにより、ゲートから電荷が放電され、スイッチング素子S*#がオン状態からオフ状態に切り替えられる。
続いて、駆動制御部50#によって実行される本実施形態にかかる過電流保護処理について説明する。
この処理は、コレクタ・エミッタ間の非飽和電圧に基づきコレクタ電流が閾値電流以上になると判断された場合、スイッチング素子S*#を強制的にオフ状態とすべくソフト遮断用スイッチング素子34#をオン状態に切り替える処理である。ここで、非飽和電圧とは、コレクタ・エミッタ間電圧の上昇に伴ってコレクタ電流が増大する非飽和領域におけるコレクタ・エミッタ間電圧のことであり、閾値電流とは、スイッチング素子S*#の信頼性を維持可能なコレクタ電流の上限値のことである。
図3に、本実施形態にかかる過電流保護処理の手順を示す。なお、本実施形態にかかる駆動制御部50#は、ハードウェアであるため、図3に示す処理は、実際にはロジック回路によって実行される。
この一連の処理では、まずステップS10において操作信号g*#がオン操作指令であるか否かを判断する。
ステップS10において否定判断された場合には、ステップS12に進み、リセット用スイッチング素子40#をオン状態とさせてかつ、定電流電源36#からの電流の出力を停止させる処理を行う。なお、リセット用スイッチング素子40#をオン状態とさせるのは、後述する手法によってスイッチング素子S*#に過電流が流れていると判断された後、コンバータCVやインバータIVが再度使用される場合、コンデンサ44#の両端の電位差が大きいことに起因して再度過電流が流れる旨誤判断されるのを回避するためである。
一方、上記ステップS10において肯定判断された場合には、ステップS14に進み、リセット用スイッチング素子40#をオフ状態とさせてかつ、定電流電源36#から電流を出力させる処理を行う。
続くステップS16では、判断信号Sig#の論理が「H」であるか否かを判断する。この処理は、スイッチング素子S*#のコレクタ・エミッタ間に過電流が流れているか否かを判断するための処理である。以下、過電流の検出原理について説明する。
操作信号g*#がオフ操作指令からオン操作指令に切り替えられることで、充電処理によってゲートへの電荷の充電が開始される。これにより、ゲート電圧の上昇が開始される。
また、オン操作指令に切り替えられることで、定電流電源36#から出力される電流によってコンデンサ44#が充電されるため、コンデンサ44#の両端の電位差(端子T6#の電圧)が上昇し始める。
その後、ゲート電圧がスイッチング素子S*#をオン状態とするための閾値電圧に到達する以前においては、コレクタ・エミッタ間電圧が高い電圧に維持される。このため、ダイオード42#のアノード側の電位がカソード側の電位よりも低い状態となり、端子T6#側からダイオード42#側へと流れようとする電流の流通がダイオード42#によって阻止される。これにより、端子T6#の電圧が上昇し続けることとなる。その後、ゲート電圧が上記閾値電圧を超えることで、スイッチング素子S*#がオフ状態からオン状態に切り替えられる。
ここで、スイッチング素子S*#に過電流が流れない場合、スイッチング素子S*#がオン状態に切り替えられることでスイッチング素子S*#のオン抵抗が非常に小さくなり、エミッタ・コレクタ間電圧Vceが非常に小さな電圧(例えば1V)まで低下する。このため、コレクタ電位がエミッタ電位に向かって低下することで、コレクタ電位がダイオード42#のアノード側の電位よりも低くなる。
ここで、本実施形態において、上記基準電圧Vrefは、スイッチング素子S*#がオン状態とされてかつ過電流が流れていない場合のコレクタ・エミッタ間電圧と、ダイオード42#の順方向電圧との加算値よりも高くてかつ、コレクタ電流が閾値電流となる場合のコレクタ・エミッタ間電圧よりも低い値に設定されている。このため、コンデンサ44#に蓄えられた電荷がダイオード42#を介してコレクタ側へと放電され、端子T6#の電圧が低下する。詳しくは、端子T6#の電圧が上記加算値まで低下する。
これにより、操作信号g*#がオン操作指令とされる期間において端子T6#の電圧が電源48#の基準電圧Vrefに到達することはなく、判断信号Sig#の論理が「L」に維持される。
これに対し、スイッチング素子S*#に過電流が流れる場合には、ゲート電圧が上記閾値電圧を超えることによってスイッチング素子S*#がオン状態に切り替えられたにもかかわらず、コレクタ電流が大きいためにコレクタ・エミッタ間電圧が高い電圧とされる。このため、ダイオード42#のアノード側の電位がコレクタ電位よりも低くなり、端子T6#からダイオード42#を介してコレクタへと向かう方向の電流の流通が阻止される。これにより、スイッチング素子S*#がオン状態に切り替えられた場合であっても、定電流電源36#からコンデンサ44#へと電流が供給し続けられ、端子T6#の電圧が上記基準電圧Vrefを超えることとなる。そして、これにより、判断信号Sig#の論理が「H」に反転されることとなる。
ステップS16において肯定判断された場合には、ステップS18に進み、ソフト遮断用スイッチング素子34#をオン状態に切り替えてかつ、充電用スイッチング素子24#及び放電用スイッチング素子30#をオフ状態とさせる処理を行う。これにより、ゲートからソフト遮断用抵抗体32#を介して電荷が放電され、スイッチング素子S*#が強制的にオフ状態に切り替えられる。ここで、ソフト遮断用抵抗体32#は、電荷の放電経路の抵抗値を高抵抗とするためのものである。より具体的には、ソフト遮断用抵抗体32#の抵抗値は、放電用抵抗体28#の抵抗値よりも高く設定されている。これは、コレクタ電流が過大である状況下にあっては、スイッチング素子S*#をオン状態からオフ状態へと切り替える速度、換言すればコレクタ・エミッタ間の遮断速度を高くすると、サージ電圧が過大となるおそれがあることに鑑みたものである。
ここで、本ステップにおいて、異常伝達用スイッチング素子51#をオフ状態に切り替える処理も併せて行う。以下、この処理について、高電位側の異常伝達用スイッチング素子51pと、低電位側の異常伝達用スイッチング素子51nとに分けて説明する。
まず、高電位側の異常伝達用スイッチング素子51pの操作について説明する。
異常伝達用スイッチング素子51pをオフ状態に切り替える処理は、低電位側のドライブユニットDU*nに対して高電位側のスイッチング素子S*pのコレクタ・エミッタ間に過電流が流れている旨を伝達するための処理である。
つまり、異常伝達用スイッチング素子51pがオフ状態に切り替えられると、ダイオード42nのカソード側と高電位側のスイッチング素子S*pのエミッタとを接続する電気経路が抵抗体52pを備えた電気経路となる。ここで、本実施形態において、抵抗体52pの抵抗値は、非常に大きな値に設定されている。このため、低電位側のスイッチング素子S*nがオン状態に切り替えられた場合、ダイオード42nを介して高電位側のスイッチング素子S*pのエミッタ側へのコンデンサ44nの電荷の放電が制限される。これにより、低電位側のスイッチング素子S*nに対してオン操作指令がなされる場合であっても、コンデンサ44nの両端の電位差(端子T6nの電圧)が上昇し続けることとなり、判断信号Signの論理が「H」に反転される。このようにして、低電位側のドライブユニットDU*nに対して高電位側のスイッチング素子S*pのコレクタ・エミッタ間に過電流が流れている旨が伝達される。
続いて、低電位側の異常伝達用スイッチング素子51nの操作について説明する。
異常伝達用スイッチング素子51nをオフ状態に切り替える処理は、スイッチング素子S*p,S*nのいずれかに過電流が流れている旨を制御装置14に対して通知するための処理である。
つまり、本実施形態では、抵抗体52pと同様に、抵抗体52nの抵抗値が非常に大きな値に設定されている。このため、異常伝達用スイッチング素子51nがオフ状態に切り替えられると、電源56からスイッチング素子S*nのエミッタまでの電気経路の抵抗値が増大し、フォトカプラ18fのフォトダイオード18faに流れる電流が大きく低下する。このため、低電圧システムにおけるフォトカプラ18fのフォトトランジスタ18fbがオフ状態に切り替えられ、制御装置14に入力されるフェール信号FLの論理が「H」から「L」に反転される。このようにして、制御装置14に対して過電流が流れている旨が通知される。
なお、ステップS16において否定判断された場合や、ステップS12、S18の処理が完了した場合には、この一連の処理を一旦終了する。
続いて、図4を用いて、制御装置14によって実行されるフェールセーフ処理について説明する。なお、この処理は、例えば所定周期で繰り返し実行される。
この一連の処理では、まずステップS20においてフェール信号FLの論理が「L」であるか否かを判断する。
ステップS20において肯定判断された場合には、高電位側のスイッチング素子S*p又は低電位側のスイッチング素子S*nのコレクタ・エミッタ間に過電流が流れていると判断し、ステップS22に進む。ステップS22では、インバータIV及びコンバータCVに対する操作信号g*#を強制的にオフ操作指令に切り替えることで、スイッチング素子S*#を強制的にオフ状態に切り替えるシャットダウン処理を行う。
なお、ステップS20において否定判断された場合や、ステップS22の処理が完了した場合には、この一連の処理を一旦終了する。
図5に、上記過電流保護処理の一例を示す。ここで、図5(a−1)〜図5(e−1)は、高電位側のドライブユニットDU*pに対応した信号の推移を示し、図5(a−2)〜図5(e−2)は、低電位側のドライブユニットDU*nに対応した信号の推移を示し、図5(f)は、フェール信号FLの推移を示す。詳しくは、図5(a−1),(a―2)は、操作信号g*#の推移を示し、図5(b−1),(b−2)は、ゲート電圧Vg#の推移を示し、図5(c−1),(c−2)は、端子T6#の電圧Vdest#の推移を示す。また、図5(d−1),(d−2)は、ソフト遮断用スイッチング素子34#の操作状態の推移を示し、図5(e−1),(e−2)は、異常伝達用スイッチング素子51#の操作状態の推移を示す。
図示される例では、時刻t1において高電位側の操作信号g*pがオン操作指令に切り替えられることで、ゲート電圧Vgp及び端子T6pの電圧Vdestpが上昇を開始する。その後、時刻t2において、ゲート電圧Vgpが閾値電圧を超えることでスイッチング素子S*pがオン状態に切り替えられ、コンデンサ44pに蓄えられた電荷がスイッチング素子S*pのコレクタへと放電される。これにより、端子T6pの電圧Vdestpが低下する。なお、その後、時刻t3において高電位側の操作信号g*pがオフ操作指令に切り替えられることで、ゲート電圧Vgpが低下してスイッチング素子S*pがオフ状態に切り替えられる。
その後、時刻t4において低電位側の操作信号g*nがオン操作指令に切り替えられることで、ゲート電圧Vgn及び端子T6nの電圧Vdestnが上昇を開始する。そして、時刻t5において、ゲート電圧Vgnが閾値電圧を超えることでスイッチング素子S*nがオン状態に切り替えられ、端子T6nの電圧Vdestnが低下する。なお、時刻t6において低電位側の操作信号g*pがオフ操作指令に切り替えられることで、ゲート電圧Vgnが低下してスイッチング素子S*nがオフ状態に切り替えられる。
その後、時刻t7において、高電位側の操作信号g*pが再びオン操作指令に切り替えられることで、ゲート電圧Vgp及び端子T6pの電圧Vdestpが上昇を開始する。ここで、スイッチング素子S*pのコレクタ電流が閾値電流を超えるため、時刻t8において端子T6pの電圧Vdestpが基準電圧Vrefを超えることとなる。これにより、その後、時刻t9において、ソフト遮断用スイッチング素子34pがオン状態に切り替えられてソフト遮断機能が動作する。そして、その後、異常伝達用スイッチング素子51pがオフ状態に切り替えられる。
その後、時刻t10において、低電位側の操作信号g*nが再びオン操作指令に切り替えられる。ここで、高電位側の異常伝達用スイッチング素子51pがオフ状態とされていることから、低電位側のコンデンサ44nに蓄えられた電荷を放電することができず、端子T6nの電圧Vdestnが上昇し続けることとなる。このため、時刻t11において、端子T6nの電圧Vdestnが基準電圧Vrefを超え、時刻t12においてソフト遮断用スイッチング素子34nがオン状態に切り替えられてソフト遮断機能が動作する。そして、その後、低電位側の異常伝達用スイッチング素子51nがオフ状態に切り替えられることで、制御装置14に入力されるフェール信号FLの論理が「L」に切り替えられることとなる。
このように、本実施形態では、低電位側のダイオード42nのカソードを高電位側のドライブIC20pの端子T7pに接続する回路構成を採用した。これにより、高電位側のスイッチング素子S*pのコレクタ・エミッタ間に過電流が流れている旨を低電位側のドライブユニットDU*nの駆動制御部50nによって判断することができる。すなわち、高電位側のドライブユニットDU*pに対応するフォトカプラを削減することができる。
さらに、ドライブIC20pに通常備えられる端子T7p(オープンドレイン端子)をダイオード42nの接続先としたため、フォトカプラを削減するための上記回路構成を簡易に実現することもできる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、低電位側のドライブユニットDU*nの回路構成を、低電位側のスイッチング素子S*nのコレクタ・エミッタ間を流れる過電流の検出を個別に実行可能な回路構成に変更する。
図6に、本実施形態にかかるドライブユニットDU*#及びその周辺の構成を示す。なお、図6において、先の図2の部材と同一の部材については、便宜上同一の符号を付している。なお、図6において、スイッチング素子S*#のゲート電荷の充放電処理に関わる部材と、ソフト遮断機能に関わる部材とは先の図2と同一であるため、図6では、これら部材の図示を省略している。また、図6において、高電位側のドライブユニットDU*pの回路構成は、先の図2に示したものと同一である。さらに、本実施形態では、定電流電源36n、リセット用スイッチング素子40n、ダイオード42n、コンデンサ44nを、第1の定電流電源、第1のリセット用スイッチング素子、第1のダイオード、第1のコンデンサと称すこととする。
図示されるように、低電位側のドライブユニットDU*nにおいて、ドライブIC20nの端子T9は、ドライブIC20nに対して外付けされた定電圧電源62に接続されている。また、端子T9は、第2の定電流電源64及びNチャネルMOSFET(第2のリセット用スイッチング素子66)を介して端子T4nに接続されている。
第2の定電流電源64と第2のリセット用スイッチング素子66との接続点は、ドライブIC20nの端子T10に接続されている。端子T10は、ドライブIC20nに対して外付けされた第2のダイオード68(高圧ダイオード)を介して低電位側のスイッチング素子S*nのコレクタに接続されている。詳しくは、第2のダイオード68のアノードは、端子T10に接続され、カソードは、コレクタに接続されている。なお、第2のダイオード68は、第1のダイオード42nと同様に、コレクタ電流がドライブIC20n側へと流れ込むことによってドライブIC20nの信頼性が低下するのを回避するための整流素子である。
端子T10と第2のダイオード68のアノードとの接続点は、ドライブIC20nに対して外付けされた第2のコンデンサ70を介してスイッチング素子S*nのエミッタに接続されている。
第2の定電流電源64と第2のリセット用スイッチング素子66との接続点は、コンパレータ72の非反転入力端子に接続されている。コンパレータ72の反転入力端子には、端子電圧を上記基準電圧Vrefとする電源74が接続されている。コンパレータ72の出力信号は、判断信号Sig1として駆動制御部50nに入力される。
次に、本実施形態にかかる過電流保護処理について説明する。
本実施形態では、高電位側の駆動制御部50pは、先の図3に示した過電流保護処理を行い、低電位側の駆動制御部50nは、次の図7に示す過電流保護処理を行う。
図7は、駆動制御部50nによって実行される過電流保護処理の手順を示す図である。なお、図7に示す処理は、実際にはロジック回路によって実行される。また、図7において、先の図3に示した処理と同一の処理については、便宜上同一の符号を付している。
この一連の処理では、ステップS10において否定判断された場合には、ステップS12aに進み、第1のリセット用スイッチング素子40n及び第2のリセット用スイッチング素子66をオン状態とさせてかつ、第1の定電流電源36n及び第2の定電流電源64からの電流の出力を停止させる処理を行う。
一方、上記ステップS10において肯定判断された場合には、ステップS14aに進み、第1のリセット用スイッチング素子40n及び第2のリセット用スイッチング素子66をオフ状態とさせてかつ、第1の定電流電源36n及び第2の定電流電源64から電流を出力させる処理を行う。
続くステップS16aでは、判断信号Signの論理が「H」であるか否かを判断する。
ステップS16aにおいて肯定判断された場合には、ステップS24に進み、判断信号Sig1の論理が「H」であるか否かを判断する。この処理は、低電位側のスイッチング素子S*nのコレクタ・エミッタ間に過電流が流れているか否かを判断するための処理である。
ステップS24において肯定判断された場合には、ステップS18aに進み、ソフト遮断用スイッチング素子34nをオン状態に切り替える処理を行う。
続くステップS26では、低電位側のスイッチング素子S*nのコレクタ・エミッタ間に過電流が流れている旨を制御装置14に通知すべく、異常伝達用スイッチング素子51nを第1のデューティ比でオンオフ操作する。本実施形態では、第1のデューティ比を、規定時間Tαに対する第1のオン操作時間Δtnの比率とする。これにより、制御装置14には、第1のデューティ比に応じたパルス幅を有するフェール信号FLが入力される。
一方、上記ステップS24において否定判断された場合には、高電位側のスイッチング素子S*pに過電流が流れていると判断し、ステップS28に進む。ステップS28では、高電位側のスイッチング素子S*pに過電流が流れている旨を制御装置14に通知すべく、上記第1のデューティ比とは異なる第2のデューティ比で異常伝達用スイッチング素子51nをオンオフ操作する。本実施形態では、第2のデューティ比を、上記規定時間Tαに対する第2のオン操作時間Δtp(Δtp<Δtn)の比率とする。これにより、制御装置14には、第2のデューティ比に応じたパルス幅を有するフェール信号FLが入力される。
ちなみに、低電位側の駆動制御部50nから高電位側の駆動制御部50pへと情報を伝達する機能を駆動制御部50nに備え、上記ステップS24において肯定判断された場合、高電位側のソフト遮断用スイッチング素子34pをオン状態に切り替える指令を伝達する処理を行ってもよい。
なお、ステップS16aにおいて否定判断された場合や、ステップS12a、S26、S28の処理が完了した場合には、この一連の処理を一旦終了する。
このように、本実施形態にかかる回路構成によれば、高電位側のスイッチング素子S*p及び低電位側のスイッチング素子S*nのいずれのコレクタ・エミッタ間に過電流が流れているかを制御装置14において判別することができる。
また、本実施形態にかかる回路構成によれば、高電位側の端子T7p、ダイオード42nもしくは異常伝達用スイッチング素子51pのオープン故障、又は端子T7pと端子T6nとを接続する電気経路の断線等が生じた場合であっても、低電位側のスイッチング素子S*nのコレクタ・エミッタ間の過電流検出を行うことはできる。
(第3の実施形態)
以下、第3の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、高電位側の端子T7pのオープン故障等が生じた場合に低電位側のスイッチング素子S*nの過電流検出を行うためのダイオードを低電位側のドライブユニットDU*nに追加する。
図8に、本実施形態にかかるドライブユニットDU*#及びその周辺の構成を示す。なお、図8において、先の図2の部材と同一の部材については、便宜上同一の符号を付している。なお、図8において、スイッチング素子S*#のゲート電荷の充放電処理に関わる部材と、ソフト遮断機能に関わる部材とは先の図2と同一であるため、図8では、これら部材の図示を省略している。また、図8において、高電位側のドライブユニットDU*pの回路構成は、先の図2に示したものと同一である。さらに、本実施形態では、ダイオード42nを第1のダイオードと称すこととする。
図示されるように、低電位側のドライブユニットDU*nにおいて、端子T6nは、第2のダイオード74(高圧ダイオード)を介して低電位側のスイッチング素子S*nのコレクタに接続されている。詳しくは、第2のダイオード74のアノードは、端子T6nに接続され、カソードは、コレクタに接続されている。なお、第2のダイオード74は、第1のダイオード42nと同様に、コレクタ電流がドライブIC20n側へと流れ込むことによってドライブIC20nの信頼性が低下するのを回避するための整流素子である。
上記回路構成によれば、上記第2の実施形態と同様に、高電位側の端子T7pのオープン故障等が生じた場合であっても、低電位側のスイッチング素子S*nの過電流検出を行うことはできる。また、第1のダイオード42n及び第2のダイオード74に対してコンパレータ46nを共通としたため、回路構成の簡素化を図ることもできる。
(第4の実施形態)
以下、第4の実施形態について、先の第2の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、過電流を検出するためのドライブユニットDU*nの回路構成を、コンデンサに代えて、抵抗体を用いた回路構成に変更する。
図9に、本実施形態にかかるドライブユニットDU*#及びその周辺の構成を示す。なお、図9において、先の図6の部材と同一の部材については、便宜上同一の符号を付している。なお、図9において、スイッチング素子S*#のゲート電荷の充放電処理に関わる部材と、ソフト遮断機能に関わる部材とは先の図6と同一であるため、図9では、これら部材の図示を省略している。
また、本実施形態において、高電位側のドライブユニットDU*pの回路構成と、低電位側のドライブユニットDU*nの回路構成とは、基本的には同一である。このため、以下の説明では、まず、これらドライブユニットDU*p,DU*nの共通点について説明し、続いて、これらドライブユニットDU*p,DU*nの相違点について説明する。
まず、ドライブユニットDU*#の共通点について説明する。
図示されるように、第1のダイオード42#(#=p,n)のアノードは、抵抗体76#,78#の直列接続体を介してスイッチング素子S*#のエミッタに接続されている。そして、抵抗体76#と第1のダイオード42#のアノードとの接続点は、抵抗体80#を介してスイッチング素子S*#のゲートに接続されている。抵抗体76#、78#の接続点は、端子T6#を介してコンパレータ46#の非反転入力端子に接続されている。
続いて、高電位側のドライブユニットDU*pと、低電位側のドライブユニットDU*nとの相違点について説明する。
低電位側のスイッチング素子S*nのコレクタには、第2のダイオード68と、抵抗体84,86の直列接続体とを介してスイッチング素子S*nのエミッタに接続されている。詳しくは、第2のダイオード68のアノードは、抵抗体84,86の直列接続体の一端に接続され、カソードは、スイッチング素子S*nのコレクタに接続されている。抵抗体84,86の直列接続体の両端のうちダイオード68側は、抵抗体88を介してスイッチング素子S*nのゲートに接続されている。抵抗体84,86の接続点は、端子T10を介してコンパレータ72の非反転入力端子に接続されている。
なお、本実施形態では、抵抗体76p,76n,84の抵抗値は互いに同一であり、また、抵抗体78p,78n,86の抵抗値も互いに同一である。さらに、抵抗体80p,80n,88の抵抗値も互いに同一である。
また、本実施形態では、抵抗体76p,76n,80pの抵抗値の加算値で抵抗体78pの抵抗値を除算した値に定電圧電源22pの端子電圧を乗算した値を規定電圧と定義する。そして、電源48p,48n,74の基準電圧Vrefは、上記規定電圧よりも低くてかつ0よりも高い電圧に設定されている。
次に、本実施形態にかかる過電流の検出原理について説明する。
操作信号g*#がオフ操作指令からオン操作指令に切り替えられることで、ゲート電圧及び端子T6#の電圧が上昇し始め、その後、ゲート電圧が上記閾値電圧を超えることで、スイッチング素子S*#がオフ状態からオン状態に切り替えられる。ここで、スイッチング素子S*#に過電流が流れない場合、エミッタ・コレクタ間電圧Vceが非常に小さな電圧まで低下することから、定電圧電源22#からゲートに対して供給される電流は、抵抗体80#及び第1のダイオード42#を介してコレクタへと流れることとなる。このため、抵抗体76#,78#には電流が流れず、端子T6#の電圧は0となる。
これに対し、スイッチング素子S*#に過電流が流れる場合には、スイッチング素子S*#がオン状態に切り替えられたにもかかわらず、コレクタ電流が大きいためにコレクタ・エミッタ間電圧が高い電圧とされる。このため、ダイオード42#のアノード側の電位がコレクタ電位よりも低くなり、端子T6#からダイオード42#を介してコレクタへと向かう方向の電流の流通が阻止される。これにより、スイッチング素子S*#がオン状態に切り替えられた場合であっても、端子T6#の電圧は、上記規定電圧となる。
なお、端子T10の電圧の変化についても、上述した端子T6#の電圧の変化と同様である。
こうした端子T6#の電圧の変化に着目すると、本実施形態において、先の図3,図7で説明した過電流の検出手法に準じた手法でスイッチング素子S*#のコレクタ・エミッタ間の過電流を検出することができる。詳しくは、高電位側のスイッチング素子S*nについて説明すると、先の図3のステップS16の処理を、操作信号g*pがオン操作指令とされる期間であってかつ、ゲート電圧が閾値電圧を超えてから規定時間経過したタイミングにおいて、判断信号Sigpが「H」であるか否かを判断する処理に置き換える。
一方、低電位側のスイッチング素子S*nについて説明すると、先の図7のステップS16aの処理を、上記規定時間経過したタイミングにおいて、判断信号Signが「H」であるか否かを判断する処理に置き換える。また、ステップS24の処理を、上記規定時間経過したタイミングにおいて、判断信号Sig1が「H」であるか否かを判断する処理に置き換える。
このように、本実施形態にかかる回路構成によっても、過電流保護処理を適切に行うことができる。
(その他の実施形態)
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・上記各実施形態において、ドライブIC20p内の抵抗体52pを除去してもよい。この場合、異常伝達用スイッチング素子51pをオフ状態に切り替えることでダイオード42nと高電位側のスイッチング素子S*pのエミッタとの間の電流の流通が遮断される。このため、高電位側のスイッチング素子S*pのコレクタ・エミッタ間に過電流が流れている旨を低電位側の駆動制御部50nに伝達することができる。
・上記第2の実施形態において、高電位側のスイッチング素子S*p及び低電位側のスイッチング素子S*nのうちいずれに過電流が流れているかを判別する手法としては、フェール信号FLのパルス幅を相違させる手法に限らない。例えば、パルスの周波数を相違させる手法であってもよい。
・上記第2の実施形態において、共通の定電流電源によってコンデンサ44n,70に電圧を印加してもよい。
・上記各実施形態では、低電位側のドライブIC20nの端子T6nをダイオード42nを介して高電位側のドライブIC20pの端子T7p(オープンドレイン端子)に接続する回路構成を採用したがこれに限らない。例えば、端子T6nをダイオード42n及びMOSFETを介してスイッチング素子S*pのエミッタに直接接続する回路構成を採用してもよい。
・高電圧バッテリ12を備える高電圧システムと低電圧バッテリ16を備える低電圧システムとの間を絶縁しつつ、これらの間の信号の授受を行うためのインターフェースとしては、光絶縁素子としてのフォトカプラに限らない。例えば、磁気絶縁素子としてのトランスであってもよい。
・上記第4の実施形態において、図9に示した第2のダイオード68、及び抵抗体80n,84,86,88を除去してもよい。また、これらを除去してかつ、上記第3の実施形態の図8に示した第2のダイオード74を備えてもよい。
・整流素子としては、順方向電流を流してかつ逆方向電流を阻止する機能を有するなら、ダイオードに限らず、他の半導体素子であってもよい。
・上記各実施形態では、高電圧システム側から低電圧システム側に過電流が流れている旨の情報を通知するために絶縁素子を用いたがこれに限らない。例えば、高電圧システム内に上記シャットダウン処理を行うフェールセーフ処理部が備えられるなら、駆動制御部50nからこの処理部に上記情報を通知するための構成を絶縁素子以外によって実現してもよい。
・上記第1の実施形態において、コンデンサ44p,44nの静電容量を互いに相違させてもよい。ここで、例えば、コンデンサ44pの静電容量をコンデンサ44nの静電容量よりも大きく設定する場合、電源48pの端子電圧を、電源48nの端子電圧よりも低くすることとなる。
・上記第1の実施形態において、コンバータCVが駆動されない場合や、高電圧バッテリ12にインバータIVが直接接続される構成が採用される場合、高電圧バッテリ12が直流電源とされる。
・スイッチング素子S*#としては、IGBTに限らず、例えばMOSFETであってもよい。
・本願発明の適用対象としては、車両に搭載される電力変換回路(コンバータCV、インバータIV)に限らない。
42#(#=p,n)…ダイオード、44#…コンデンサ、18…フォトカプラ、IV…インバータ、CV…コンバータ、S*#(*=c,u,v,w)…スイッチング素子。

Claims (6)

  1. 高電位側スイッチング素子(S*p;*=c,u,v,w)と、該高電位側スイッチング素子に直列接続された低電位側スイッチング素子(S*n)とを備えた電力変換回路(CV,IV)に適用され、
    前記高電位側スイッチング素子の入力端子及び出力端子を接続する電気経路には、該入力端子側から順に、該入力端子から該出力端子に向かう方向への電流の流通を阻止する高電位側整流素子(42p)と、コンデンサ(44p)又は抵抗体(78p)である高電位側受動素子とが備えられ、
    前記高電位側スイッチング素子の出力端子及び前記低電位側スイッチング素子の出力端子を接続する電気経路には、該高電位側スイッチング素子の出力端子側から順に、該出力端子から前記低電位側スイッチング素子の出力端子に向かう方向への電流の流通を阻止する低電位側整流素子(42n)と、コンデンサ(44n)又は抵抗体(78n)である低電位側受動素子とが備えられ、
    前記高電位側スイッチング素子がオン操作される期間において前記高電位側整流素子及び前記高電位側受動素子の接続点に電圧を印加する高電位側印加手段(36p,22p)と、
    前記高電位側スイッチング素子がオフ状態からオン状態に切り替えられたにもかかわらず、前記高電位側整流素子及び前記高電位側受動素子の接続点の電位が第1の規定値を上回ることに基づき、前記高電位側スイッチング素子の入出力端子間に過電流が流れていると判断する高電位側判断手段と、
    前記高電位側判断手段によって前記過電流が流れていると判断された場合、前記低電位側整流素子と前記高電位側スイッチング素子の出力端子との間の電流の流通を制限する制限手段と、
    前記低電位側スイッチング素子がオン操作される期間において前記低電位側整流素子及び前記低電位側受動素子の接続点に電圧を印加する低電位側印加手段(36n,22n)と、
    前記低電位側スイッチング素子がオフ状態からオン状態に切り替えられたにもかかわらず、前記低電位側整流素子及び前記低電位側受動素子の接続点の電位が第2の規定値を上回ることに基づき、前記高電位側スイッチング素子又は前記低電位側スイッチング素子の入出力端子間に過電流が流れていると判断する低電位側判断手段とを備えることを特徴とするスイッチング素子の駆動回路。
  2. 前記低電位側整流素子を第1の低電位側整流素子とし、
    前記低電位側受動素子を第1の低電位側受動素子とし、
    前記低電位側スイッチング素子の入力端子及び出力端子を接続する電気経路には、該入力端子側から順に、該入力端子から該出力端子に向かう方向への電流の流通を阻止する第2の低電位側整流素子(68)と、コンデンサ(70)又は抵抗体(86)である第2の低電位側受動素子とが備えられ、
    前記低電位側印加手段(36n,22n,64)は、前記第1の低電位側整流素子及び前記第1の低電位側受動素子の接続点と、前記第2の低電位側整流素子及び前記第2の低電位側受動素子の接続点とに電圧を印加し、
    前記低電位側判断手段は、前記低電位側スイッチング素子がオフ状態からオン状態に切り替えられたにもかかわらず、前記第2の低電位側整流素子及び前記第2の低電位側受動素子の接続点の電位が前記第2の規定値を上回ることに基づき、前記低電位側スイッチング素子の入出力端子間に過電流が流れていると判断する手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載のスイッチング素子の駆動回路。
  3. 前記低電位側判断手段によって前記過電流が流れていると判断された場合、その旨を外部に通知する通知手段(18f)を更に備え、
    前記通知手段は、前記高電位側スイッチング素子及び前記低電位側スイッチング素子のうちいずれの入出力端子間に過電流が流れていると判断されたかに応じて前記通知の態様を変更することを特徴とする請求項2記載のスイッチング素子の駆動回路。
  4. 前記低電位側整流素子を第1の低電位側整流素子とし、
    前記低電位側スイッチング素子の入力端子と、前記第1の低電位側整流素子及び前記低電位側受動素子の接続点とは、前記低電位側スイッチング素子の入力端子から前記第1の低電位側整流素子及び前記低電位側受動素子の接続点に向かう方向への電流の流通を阻止する第2の低電位側整流素子(74)によって接続されていることを特徴とする請求項1記載のスイッチング素子の駆動回路。
  5. 当該駆動回路は、高電位側ドライブIC(20p)及び低電位側ドライブIC(20n)を備え、
    前記高電位側判断手段は、前記高電位側ドライブICに備えられ、
    前記低電位側判断手段は、前記低電位側ドライブICに備えられ、
    前記高電位側ドライブICは、前記高電位側スイッチング素子の出力端子に接続された第1の高電位側端子(T4p)と、第2の高電位側端子(T7p)と、前記第1の高電位側端子及び前記第2の高電位側端子を接続する電気経路を開閉すべくオンオフ操作される高電位側開閉素子(51p)とを備え、
    前記制限手段は、前記高電位側開閉素子をオフ操作することで前記電流の流通を制限し、
    前記低電位側整流素子の両端のうち前記低電位側受動素子と逆側は、前記第2の高電位側端子に接続されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のスイッチング素子の駆動回路。
  6. 前記低電位側判断手段によって前記過電流が流れていると判断された場合、その旨を外部に通知する通知手段(18f)を更に備え、
    前記通知手段は、入力部(18fa)及び出力部(18fb)を有して且つ該入力部及び該出力部の間を絶縁しつつ該入力部に流れる電流に応じた信号を該出力部に伝達する絶縁素子であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のスイッチング素子の駆動回路。
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