JP5509046B2 - 燃料タンクのリーク検知装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料タンクのリーク検知装置に関し、特に密閉構造の燃料タンクのリーク箇所を検知するための燃料タンクのリーク検知装置に関するものである。
走行状況に応じてエンジン(内燃機関)とモータ(電動機)との少なくとも一方を動力源として走行するハイブリッド車が公知であり、さらに、そのモータの電源となるバッテリの充電を駐車状態でも可能とするプラグインハイブリッド車が知られている。そのようなプラグインハイブリッド車では、バッテリの充電量が十分な場合にはモータだけで走行可能であることから、近距離を走行して充電することを繰り返す場合には燃料を使用しない状態が続く。
プラグインハイブリッド車におけるエンジンの燃料として揮発性液体燃料(例えばガソリン)を使用する場合には公知の燃料タンクを用いることができるが、燃料が使用されないまま長期に放置された場合には燃料タンク内に溜まる蒸発燃料が増大することになる。蒸発燃料が溜まり過ぎて燃料タンク内が高圧になった場合には、常時閉弁しているが高圧で開弁する調圧弁を介して蒸発燃料をキャニスタに吸着させることができる。
また、蒸発燃料をキャニスタに吸着させたり吸気管に導入する蒸発燃料処理系路(エバポ系路)におけるリーク状態が放置されるのを防止するためにリーク検知装置を設けたものがある。例えば、蒸発燃料処理系路の内圧と外圧との間に差圧を生じさせた後にその系路を密閉して測定した場合の内圧の挙動と、蒸発燃料の発生に基づく蒸発燃料処理系路の内圧変化量とに基づいてリークの有無を検知することができる。
さらに、リークの有無をエンジン停止後に行うことが考えられるが、エンジン停止後にはバッテリの負担を軽減することが望ましく、例えばエンジン停止後のリーク診断期間中に、エバポ系の圧力をサンプリングするタイミングに合わせてリーク診断手段(車載コンピュータ)に間欠的に電源電圧を供給することにより、電源電圧を供給し続ける必要を無くして、電力消費量を少なくすることができるとしたものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2003−74421号公報
しかしながら、上記リーク診断では、所定のリーク診断期間を設定しており、リークの有無の判定はリーク診断期間の経過後に行うものであり、制御手段(車載コンピュータ等)の電力消費量をできるだけ少なくするものではないという問題があった。
このような課題を解決して、車両のシステム停止後に行うリーク診断において、その制御手段の電力消費量をできるだけ少なくすることを実現するために、本発明に於いては、燃料を貯留する燃料タンク(2)と、前記燃料タンクのタンク内圧を検出するタンク内圧センサ(14)と、前記燃料タンクのタンク内温度を検出するタンク内温度センサ(23)と、車両のシステム停止時に起動されかつ前記タンク内圧に基づいてリークの有無の診断するリーク診断制御手段(19a)とを有し、前記リーク診断制御手段は、起動時に前記タンク内圧の検出値と前記タンク内温度の検出値とを読み込み、該読み込んだ前記タンク内圧に基づいてリークの可能性有りと判断した場合には所定の間隔で所定回数起動停止を繰り返すようにされ、かつ前記タンク内温度の今回検出値と前回検出値との変化が所定値より小さい場合には前記タンク内圧の変化を判断せずに診断を継続し、リークの有無を判定した時点で診断を終了し、所定回数継続して前記タンク内圧の変化を判断せずと判定した場合には診断結果を保留とするものとした。
これによれば、駐車等により車両のシステムが停止した時に例えばタンク内圧が低い場合にはリークによるものなのか蒸発燃料の発生量が少なかったためなのか不明であるが、その様な場合には所定時間をおいて再度起動してタンク内圧を検出し、タンク内圧に変化が有る場合にはリーク有りと判定し、変化が見られなければリーク無しと判定することができ、リークの有無を必要最小限の回数で終了することができ、バッテリ上がりを抑制し得る。
特に、前記リーク診断制御手段は、前記起動時の前記タンク内圧の前記検出値がゲージ圧として大気圧よりも大きい正圧または負圧である場合には、リーク無しと判定して診断を終了すると良い。これによれば、1回目の起動で診断を終了することから、診断のための起動時間を必要最小限とすることができる。
また、前記燃料タンクのタンク内温度を検出するタンク内温度センサ(23)を有し、前記リーク診断制御手段は、起動時に前記タンク内温度と前記タンク内圧とを記憶し、前記タンク内温度の今回検出値と前回検出値との変化が所定値より大きく、かつ前記タンク内圧の今回検出値と前回検出値との変化が所定値より小さい場合にはリーク有りと判定すると良い。これによれば、タンク内温度の変化が大きい場合にはリークが無ければ温度変化に応じてタンク内圧も変化し、それによりリーク無しと判定でき、逆に温度変化が大きいにもかかわらずタンク内圧の変化が見られなければリーク有りと判定できるため、より確実な診断を行うことができる。
また、前記リーク診断制御手段は、前記タンク内温度の今回検出値と前回検出値との変化が所定値より小さい場合には前記タンク内圧の変化を判断せずに診断を継続すると良い。これによれば、タンク内温度の変化が小さい場合にはタンク内圧の変化も小さく、その変化によりリークの有無を判別することが難しいため、そのような場合には直ぐに判定せず、再度時間をおいて判定することにより、より確実な診断を行うことができる。
また、前記リーク診断制御手段は、電源電圧を供給するバッテリ(BT)の充電状態を検出し、当該充電状態が診断を継続するのに不十分であると判定した時点で診断を終了すると良い。これによれば、バッテリの充電不足で診断を行ってしまうことにより、バッテリ上がりになってしまうのを防止することができる。
このように本発明によれば、駐車等、車両のシステム停止後に燃料タンクのリークの有無を診断するためにタンク内圧の変化を見る場合に、所定の間隔で所定回数起動停止を繰り返してリークの有無を判定し、判定した時点で診断を終了することにより、リークの有無を必要最小限の回数で終了することができ、バッテリ上がりを抑制し得る。
本発明が適用された燃料タンクの蒸発燃料処理装置の構成を示す図である。 本発明に基づく制御フロー図である。 図2に制御要領を補足説明するための表である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明が適用された燃料タンクの蒸発燃料処理装置の構成を示す図である。なお、内燃機関としてガソリンを燃料とするエンジンを自動車に用いた例について説明するが、燃料としては、ガソリンに限られるものではなく、燃料タンク内で蒸発燃料が発生し得るものが対象となり、また自動車に限定されるものではない。
図1に示されるようにエンジン1に供給する燃料を貯留しておく燃料タンク2が設けられており、その燃料タンク2には燃料を給油するための給油管3が接続されている。給油管3の給油口3aにはフィラーキャップ4が例えばねじ構造により着脱自在に取り付けられており、フィラーキャップ4の取り付け状態では給油口3aは外部に対して完全に閉じられている。
燃料タンク2にはベーパ通路としての第1通路5を介してキャニスタ装置6が接続されている。第1通路5には、その中間部に例えばソレノイド弁からなる制御弁7が設けられていると共に、制御弁7をバイパスするバイパス通路8が接続され、そのバイパス通路8の中間部にはタンク保護用に2方向リリーフ弁9が設けられている。2方向リリーフ弁9は、燃料タンク2のタンク内圧がキャニスタ装置6側に比して所定圧以上の高圧になった場合に開弁する正方向リリーフ弁と、その逆の場合で所定圧以上になった場合に開弁する逆方向リリーフ弁とからなる。
キャニスタ装置6には、蒸発燃料を吸着する活性炭が充填されたキャニスタ6aが内蔵されており、キャニスタ装置6のキャニスタ6aを挟んで第1通路5とは反対側には、負圧発生装置10が接続されている。負圧発生装置10には、エンジン吸気負圧相当の負圧を擬似的に発生させて蒸発燃料処理系の漏れをチェックするための負圧ポンプ(図示省略)と、通常時に大気と連通させるための大気開放弁10aとが設けられている。
キャニスタ装置6は、パージ通路としての第2通路11を介してエンジン1の吸気管13に接続されており、第2通路11の中間部にはパージ制御弁としての例えばソレノイド弁からなるパージ制御弁12が設けられている。エンジン1の運転時には、大気開放弁10aを大気連通状態にすると共にパージ制御弁12を開弁制御することにより、キャニスタ6aに吸着されている蒸発燃料が吸気管13に入り、蒸発燃料のパージが行われる。
また、第1通路5における制御弁7の上流側(燃料タンク2側)には燃料タンク2のタンク内圧(絶対圧)を検出するためのタンク内圧センサとしての第1圧力センサ14が設けられ、キャニスタ装置6の第1通路5に連通する部分には第1通路5における制御弁7及び2方向リリーフ弁9の下流側の圧力(キャニスタ内圧)を検出するためのキャニスタ内圧センサとしての第2圧力センサ15が設けられている。
また、吸気管3の吸気口3aの外側には、フィラーキャップ4を外部からアクセス(着脱のために回す)できないように、フィラーキャップ4を覆う大きさのフィラーリッド16が設けられている。フィラーリッド16は、本実施形態の自動車の場合にはボディのアウタパネルと同一面をなすように形成されており、また開方向のばね付勢力に抗して、ソレノイド17のプランジャをロックピンとして閉状態にロックされるようになっている。また、フィラーリッド16の開状態を検出するリッド開センサ18が設けられている。このようにしてフィラーリッドロック解除手段が構成されている。
そして、本蒸発燃料処理装置の制御を行う制御手段としての制御ユニット19が設けられている。制御ユニット19には、第1圧力センサ14と第2圧力センサ15とリッド開センサ18との各検出値信号、及び例えば運転席近傍に配設されたリッド開スイッチ21からの操作信号の入力を処理し、制御弁7と負圧発生装置10とソレノイド17とに対する各制御を行うためのインターフェースやCPU及び必要な回路が設けられている。
本実施形態では車両の動力源に、エンジン1の他に電動モータ22を用いており、バッテリBTの充電容量が十分な状態では電動モータ22のみによる運転が可能になっている。また、燃料タンク2内の温度(タンク内温度Ti)を検出するタンク内温度センサ23と、外気温Toを検出する外気温度センサ24とがそれぞれ適所に設けられている。そして、制御ユニット19には後記するリーク診断を行うためのリーク診断制御手段としてのリーク診断回路19aが設けられている。リーク診断回路19aは、上記CPUによりプログラム制御される部分を含むと共に、各センサ14・23・24の検出値を取り込むインタフェース等を含む。
次に、制御ユニット19による本発明に基づくリーク診断を図2のフロー図及び図3の表を併せて参照して説明する。この制御は、制御ユニット19内でCPUを用いたプログラムによる制御であって良い。また、リーク診断が終了するまではプログラム実行に必要なCPU及びその周りの回路は動作継続するものとする。
先ず、ステップST1ではエンジン1及びモータ22を制御する回路が停止状態(システム停止状態)であるか否かを判別する。ここで、システム停止状態とは、例えばイグニッションスイッチを切りにして駐車状態になる事を意味するものであって良い。また、モータ22のみで走行した場合もあり、その場合にはエンジン1は停止状態のままである。
ステップST1でシステム停止ではない(運転中)と判定された場合にはステップST1を繰り返し、システム停止と判定された場合にはステップST2に進み、そこで、制御ユニット19内のリーク診断に必要なリーク診断回路19aを起動し、必要の無い回路は停止のままとする。これにより、バッテリBTの電力消費量をできるだけ抑制することができる。
次のステップST3では、ゲージ圧として検出されるタンク内圧Pが大気圧(=0気圧)に対して相対的に(正圧または負圧側に)高いか否かを判別する。この場合、検出誤差ΔPeにより大気圧とみなせる範囲(ΔPe>P>−ΔPe)を考慮して判別して良い。タンク内圧Pが大気圧とみなせる範囲としての大気圧近傍であると判定された場合にはステップST4に進む。ステップST4では、各センサ14・23(または24)により検出されたタンク内圧Pとタンク内温度Ti(または外気温To)とを記憶する。次のステップST5で一旦リーク診断回路19aを停止し、かつタイマ(図示省略)を起動する。ステップST5で起動されたタイマによる所定時間経過後にステップST6に進む。ここまでの処理を1回目とする。上記温度センサ23・24としてはいずれか一方で良く、以下の説明ではタンク内温度センサ23を用いて説明する。外気温度センサ24を用いる場合には、外気温Toをタンク内温度Tiに換算することで対応し得る。
ステップST6ではリーク診断回路19aを再び起動する。ステップST5からステップST6に至る所定時間は、例えばエンジン1の停止後の雰囲気温度の変化に応じて、タンク内温度Ti変化によりタンク内圧Pに検出可能な圧力変化が生じる時間として良い。あるいは、エンジン1を駆動していない場合に対応して、標準的な1日の気温変化に応じて設定することもでき、走行状態に応じてそれらの組み合わせも可能である。
次のステップST7では、バッテリBTの充電状態がリーク診断を継続するのに十分であるか否かを判別し、不十分であると判定された場合にはステップST8に進み、本制御を終了してバッテリ上がりを防止し、十分であると判定された場合にはステップST9に進む。
ステップST9では、今回検出されたタンク内温度Ti(n)の今回検出値T(n)と、前回検出されたタンク内温度Ti(n-1)の前回検出値T(n-1)との間に所定変化量ΔTdより大きな変化があった否かを判別し、変化ありの場合にはステップST10に進む。
ステップST10では、今回検出されたタンク内圧P(n)と前回検出されたタンク内圧P(n-1)との間に所定変化量ΔPdより大きな変化があった否かを判別する。なお、ステップST10に進んできた場合には、上記ステップST3でタンク内圧Pが大気圧近傍であると判定された場合であり、大気圧に対して正圧または負圧状態のいずれもあり得るので、絶対値を取って変化を見ている。ステップST10で変化ありと判定された場合にはステップST11に進む。
ステップST11に進んだ場合には、タンク内温度Tiに所定以上の変化があり、温度変化に追従してタンク内圧Pも所定以上に変化した場合になることから、燃料タンク2にリークが無いとして本制御を終了する。最初のルーチンで終了する場合は図3の表の「リーク無し」の上段が該当する。
なお、上記ステップST3でタンク内圧Pが大気圧に対して正圧または負圧側に大きいと判定された場合には、燃料タンク2内が大気圧に対して高圧に保たれていると判断されるため、その場合にはリーク無しとすることができ、ステップST11に進む(図3の表での図示省略)。
一方、上記ステップST9で今回検出値T(n)と前回検出値T(n-1)との間に所定変化量ΔTd以下の小さな変化であると判定された場合にはステップST12に進む。ステップST12では保留カウンタRをカウントアップ(例えば1を加算)する。次のステップST13では保留カウンタRが所定値Rdに達したか否かを判別し、所定値Rd未満の場合にはステップST4に戻り、所定値Rdに達した場合にはステップST14に進む。
ステップST14に進んだ場合は変化の小さな状態が所定回数(Rd)繰り返された場合であり、その場合には変化が見られるがリークの有無を判別し得るほどの明確な変化とならない場合であり、リーク診断を行うには難しいため保留とし、例えば図示されない診断結果表示部に保留の判定結果を残して本制御を終了する。この結果は次回運転開始時に表示されるようにしても良い。なお、この場合の所定値Rdはバッテリ上がりが生じない回数とし、かつ無駄に繰り返さない回数とすると良く、例えば3であって良い。この場合は、図3の表の「リーク不明」が該当する。
なお、最初のステップST13からステップST4に戻って、ステップST9でΔTdより大きな変化が見られ、ステップST10からステップST11に進んだ場合には、図3の「リーク無し」の下段が該当する。
また、ステップST10で今回検出されたタンク内圧P(n)と前回検出されたタンク内圧P(n-1)との間に所定変化量ΔPd以下の小さな変化であると判定された場合にはステップST15に進む。このステップST15に進んだ場合は、温度変化は大きいにもかかわらず、それに伴ったタンク内圧Pの大きな変化(>ΔPd)が見られなかった場合であり、燃料タンク2にリークの可能性があるとして、そこで異常カウンタNGをカウントアップ(例えば1を加算)する。この場合は図3の「リーク有り」の上段が該当する。なお、図3の「リーク有り」の下段は、ステップST9から1回ステップST12に進んだ場合である。
次のステップST16では異常カウンタNGが所定値NGdに達したか否かを判別し、所定値NGd未満の場合にはステップST4に戻り、所定値NGdに達した場合にはステップST17に進む。なお、この場合の所定値NGdはバッテリ上がりが生じない回数とし、かつ無駄に繰り返さない回数とすると良く、2回続いた場合にはリークの可能性が大であることから例えば2であって良い。そして、ステップST17では例えば図示されない診断結果表示部に燃料タンク2のリーク有りの結果を残して本制御を終了する(図3の表の「リーク有り」参照)。
なお、ステップST17でリーク有りと判定する場合には、センサ14・23(24)の故障の場合もあるため、センサ故障の可能性有りの警報を次回走行開始時に出力するようにしても良い。
このように処理することにより、状態に応じてルーチンの回数を変えてリークの有無を診断することができ、不必要に電力消費してしまうことを抑制でき、車両のシステム停止後すなわちバッテリBTだけを電源として診断制御する場合のバッテリ上がりを好適に防止することができる。
2 燃料タンク
5 第1通路(ベーパ通路)
14 第1圧力センサ(タンク内圧センサ)
19a リーク診断回路(リーク診断制御手段)
23 タンク内温度センサ
BT バッテリ

Claims (4)

  1. 燃料を貯留する燃料タンクと、前記燃料タンクのタンク内圧を検出するタンク内圧センサと、前記燃料タンクのタンク内温度を検出するタンク内温度センサと、車両のシステム停止時に起動されかつ前記タンク内圧に基づいてリークの有無の診断するリーク診断制御手段とを有し、
    前記リーク診断制御手段は、起動時に前記タンク内圧の検出値と前記タンク内温度の検出値とを読み込み、該読み込んだ前記タンク内圧に基づいてリークの可能性有りと判断した場合には所定の間隔で所定回数起動停止を繰り返すようにされ、かつ前記タンク内温度の今回検出値と前回検出値との変化が所定値より小さい場合には前記タンク内圧の変化を判断せずに診断を継続し、リークの有無を判定した時点で診断を終了し、所定回数継続して前記タンク内圧の変化を判断せずと判定した場合には診断結果を保留とすることを特徴とする燃料タンクのリーク検知装置。
  2. 前記リーク診断制御手段は、前記起動時の前記タンク内圧の前記検出値がゲージ圧として大気圧よりも大きい正圧または負圧である場合には、リーク無しと判定して診断を終了することを特徴とする請求項1に記載の燃料タンクのリーク検知装置。
  3. 記リーク診断制御手段は、起動時に前記タンク内温度と前記タンク内圧とを記憶し、前記タンク内温度の今回検出値と前回検出値との変化が所定値より大きく、かつ前記タンク内圧の今回検出値と前回検出値との変化が所定値より小さい場合にはリーク有りと判定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料タンクのリーク検知装置。
  4. 前記リーク診断制御手段は、電源電圧を供給するバッテリの充電状態を検出し、当該充電状態が診断を継続するのに不十分であると判定した時点で診断を終了することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の燃料タンクのリーク検知装置。
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