JP5504764B2 - レーザダイオード駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザプリンタ、光ディスクドライブ、光通信装置、携帯電子機器などに使用されるレーザダイオード駆動装置に関し、特に低消費電力で動作可能なレーザダイオード駆動装置に関する。
図10は、従来の一般的なレーザダイオード駆動装置の概略ブロック図である。レーザダイオードLDのためのレーザダイオード駆動装置は、駆動電流制御回路10と電源回路20とを備えて構成されている。電源回路20は、電圧Vddの電源に接続され、また、その出力端子VoutにおいてレーザダイオードLDのアノードに接続され、出力端子Voutにおいて出力電圧Voを発生させることによりレーザダイオードLDに電力を供給する。駆動電流制御回路10は、そのLD出力端子においてレーザダイオードLDのカソードに接続されている。駆動電流制御回路10には画像データ信号(ビデオ信号)DATAが入力され、駆動電流制御回路10はこの画像データ信号DATAに従ってレーザダイオードLDの点灯及び非点灯を制御する。駆動電流制御回路10は、レーザダイオードLDに所定の定電流を流れさせることにより、レーザダイオードLDを点灯させる。
ところで、レーザダイオードLDの駆動電圧Vopには大きな製造ばらつきが存在し、例えば青色レーザダイオードでは3.5Vから5V以上までばらついている。そのため、電源回路20の出力電圧Voは、レーザダイオードLDの駆動電圧Vopの製造ばらつきを考慮して、レーザダイオードLDの想定される駆動電圧の最大値(すなわち、最も大きな駆動電圧を有するレーザダイオードLDの駆動電圧。以下、最大駆動電圧という。)Vopmax以上であることが必要である。また、レーザダイオードLDに駆動電流を供給したとき、レーザダイオードLDのカソードが接続されている駆動電流制御回路10のLD出力端子には、電源回路20の出力電圧VoからレーザダイオードLDの駆動電圧Vopの分だけ降下した電圧であるLD端子電圧(又はカソード電圧)Vdrが生じる。結局、電源回路20の出力電圧Voは、レーザダイオードLDの最大駆動電圧VopmaxにLD端子電圧Vdrを加算した電圧以上に設定している。
以上説明した従来のレーザダイオード駆動装置の例としては、例えば特許文献1に開示されたものがある。
しかしながら、電源回路20の出力電圧Voを(レーザダイオードLDの最大駆動電圧Vopmax)+(LD端子電圧Vdr)に設定した場合、レーザダイオードLDの実際の駆動電圧Vopと最大駆動電圧Vopmaxとの差が無駄な電力として消費されることになる。例えば、レーザダイオードの駆動電流を0.1Aに設定し、最大駆動電圧Vopmaxを6Vに設定したとき、使用したレーザダイオードLDの実際の駆動電圧Vopが4Vであるとする。このとき、最大駆動電圧Vopmaxと実際の駆動電圧Vopとの差(すなわち2V)は、駆動電流制御回路10のLD端子電圧Vdrに上乗せされる。従って、上述のように駆動電流が0.1Aである場合は0.2Wだけ、駆動電流制御回路10により無駄に消費されるという問題がある。
また、近年省電力化が進んだ結果、電源電圧Vddが低下し、現在では3.3V又は5Vが主流となっている。しかしながら、これらの電圧では、駆動電圧Vopが高い青色レーザダイオードを駆動するには十分ではなく、電源回路20で昇圧を行う必要がある。そのため、電源回路20に昇圧型スイッチングレギュレータを用いることが必須になっている。電源回路20にスイッチングレギュレータを用いると、レーザダイオードLDを駆動していない期間も多くの電力を消費するので、レーザダイオードLDを駆動する直前に電源回路20を動作状態にすることにより省電力化を図る必要がある。しかしながら、電源回路20の立ち上がりが遅いと、レーザダイオードLDを駆動するよりもかなり前に電源の立ち上げをしなくてはならず、レーザダイオードLDの高速駆動に支障をきたす場合がある。そこで、電源回路20の出力電圧VoをレーザダイオードLDが点灯可能な電圧まで高速に立ち上げる必要がある。
本発明は、以上説明した従来技術の問題点を解決し、レーザダイオード駆動時における消費電力を抑えることができ、しかも電源回路の出力電圧を高速に立ち上げることができるレーザダイオード駆動装置を提供することを目的とする。
本発明の態様に係るレーザダイオード駆動装置によれば、
少なくとも1つのレーザダイオードのためのレーザダイオード駆動装置において、
上記レーザダイオードのアノードに接続され、上記レーザダイオードに印加する可変な出力電圧を発生する電源回路と、
上記レーザダイオードのカソードに接続され、上記レーザダイオードを流れる電流を制御する駆動電流制御回路とを備え、
上記電源回路は、上記レーザダイオードの想定される駆動電圧以上の最大駆動電圧と所定の第1参照電圧との和に等しい立ち上がり電圧を発生し、上記立ち上がり電圧を発生しているときの上記レーザダイオードのカソード電圧を取得し、上記取得されたレーザダイオードのカソード電圧と上記第1参照電圧との差を縮小するように上記立ち上がり電圧から減少させた電圧を発生し、
上記第1参照電圧は、上記駆動電流制御回路により上記レーザダイオードに所定電流を流すために必要な最小の上記レーザダイオードのカソード電圧であることを特徴とする。
上記レーザダイオード駆動装置において、上記電源回路は、上記レーザダイオードのカソード電圧と上記第1参照電圧との差電圧を上記立ち上がり電圧から減算した電圧以上の電圧を発生することを特徴とする。
また、上記レーザダイオード駆動装置において、上記電源回路は、上記レーザダイオードのカソード電圧が所定の電圧範囲に含まれるように上記レーザダイオードに印加する電圧を発生することを特徴とする。
さらに、上記レーザダイオード駆動装置において、上記電圧範囲の下限値は上記第1参照電圧であることを特徴とする。
またさらに、上記レーザダイオード駆動装置において、
上記電源回路は、
上記レーザダイオードのカソード電圧が上記第1参照電圧以下であるか否かを判断する第1コンパレータと、
上記レーザダイオードのカソード電圧が、上記第1参照電圧より高い上記第2参照電圧より高いか否かを判断する第2コンパレータと、
上記第1コンパレータの出力信号がハイレベルであるときカウンタ値を増大させ、上記第2コンパレータの出力信号がハイレベルであるときカウンタ値を減少させるカウンタとを備え、
上記カウンタ値の大小に応じて上記立ち上がり電圧から減少させる電圧量を増減させることを特徴とする。
また、上記レーザダイオード駆動装置において、上記電源回路は、上記レーザダイオードが所定時間以上にわたって連続点灯することを示す信号が外部回路から入力されているときのみ、上記レーザダイオードのカソード電圧を取得し、上記出力電圧を変化させることを特徴とする。
さらに、上記レーザダイオード駆動装置において、上記電源回路は、上記レーザダイオードのためのAPC信号が外部回路から入力されているときのみ、上記レーザダイオードのカソード電圧を取得し、上記出力電圧を変化させることを特徴とする。
またさらに、上記レーザダイオード駆動装置は複数のレーザダイオードのためのレーザダイオード駆動装置であって、
上記レーザダイオード駆動装置は、
上記複数のレーザダイオードにそれぞれ対応する複数の駆動電流制御回路を備え、上記各駆動電流制御回路は、対応するレーザダイオードのカソードに接続され、上記対応するレーザダイオードを流れる電流を制御し、
上記複数のレーザダイオードの各カソード電圧のうちのいずれか1つのカソード電圧を選択する選択手段を備え、
上記電源回路は、
上記複数のレーザダイオードの各アノードに接続され、
上記選択手段により選択されたカソード電圧を取得し、上記取得されたカソード電圧に基づいて上記出力電圧を変化させることを特徴とする。
また、上記レーザダイオード駆動装置において、上記選択手段は、上記複数のレーザダイオードの各カソード電圧のうちの最小のカソード電圧を選択することを特徴とする。
さらに、上記レーザダイオード駆動装置において、上記電源回路はスイッチングレギュレータを備えたことを特徴とする。
またさらに、上記レーザダイオード駆動装置において、上記スイッチングレギュレータは昇圧型スイッチングレギュレータであることを特徴とする。
本発明に係るレーザダイオード駆動装置は、以上の構成を備えたことにより、レーザダイオード駆動時における消費電力を抑えることができ、しかも電源回路の出力電圧を高速に立ち上げることができる。
本発明の第1の実施形態によれば、最初に、電源回路20の出力電圧Voを、(最大駆動電圧Vopmax)+(第1参照電圧Vr1)という、やや高めな電圧に設定したので、出力電圧Voの立ち上がりを短縮し、かつレーザダイオードを確実に点灯させることが可能になった。電源回路20の出力電圧Voを立ち上げた後、電源回路20の出力電圧Voを、(実際に接続しているレーザダイオードLDの駆動電圧Vop)+(最小のLD端子電圧である第1参照電圧Vr1)に変化させるように制御したので、駆動電圧の無駄がなくなり消費電力の低減が図れるようになった。また、APC信号や長期点灯信号により繰り返し、基準電圧Vrefを変更し、出力電圧Voを微調整するようにしたので、温度変化等に起因してレーザダイオードLDの駆動電圧Vopが変化した場合でも、電源回路20の出力電圧Voは常に最適な駆動電圧を維持することが可能になった。
本発明の第2の実施形態によれば、LD端子電圧Vdrは、第1参照電圧Vr1と、第1参照電圧Vr1より少し高い第2参照電圧Vr2との間の電圧範囲に維持されるように制御され、駆動電流制御回路での無駄な電力消費を抑えることが可能になった。
本発明の第3及び第4の実施形態によれば、複数のレーザダイオードを駆動することが可能になった。さらに第4の実施形態によれば、常に、サンプルホールド回路25には低い方のLD端子電圧が自動的に入力されるので、電源回路20の出力電圧Voを、より高い駆動電圧Vopを有するレーザダイオードLDに合わせることが可能になった。
本発明の第1の実施形態に係るレーザダイオード駆動装置の構成を示すブロック図である。 図1のレーザダイオード駆動装置において、タイミング信号が長期点灯信号である場合の構成を示すブロック図である。 図2のレーザダイオード駆動装置における画像データ信号DATA及びタイミング信号を例示するタイミングチャートである。 図1のレーザダイオード駆動装置において、タイミング信号がサンプリング開始信号及びAD変換開始信号である場合の構成を示すブロック図である。 図4のレーザダイオード駆動装置における画像データ信号DATA及びタイミング信号を例示するタイミングチャートである。 図1のレーザダイオード駆動装置において、タイミング信号がAPC3信号である場合の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係るレーザダイオード駆動装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係るレーザダイオード駆動装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態に係るレーザダイオード駆動装置の構成を示すブロック図である。 従来の一般的なレーザダイオード駆動装置の概略ブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
第1の実施形態.
図1は、本発明の第1の実施形態に係るレーザダイオード駆動装置の構成を示すブロック図である。レーザダイオードLDのためのレーザダイオード駆動装置は、レーザダイオードLDのカソードに接続され、レーザダイオードLDを流れる電流を制御する駆動電流制御回路10と、レーザダイオードLDのアノードに接続され、レーザダイオードLDに印加する可変な出力電圧を発生する電源回路20と、電圧設定回路40とを備えて構成される。
駆動電流制御回路10は、OR回路11、スイッチング電流源I1、バイアス電流源I2、スイッチSW1、及びNMOSトランジスタM1,M2を備えて構成される。駆動電流制御回路10には、前段処理回路1(図2〜図6を参照)で生成されたAPC信号(Automatic Power Control信号。APC1信号、APC2信号及びAPC3信号を含む。)及び画像データ信号DATAが入力される。
駆動電流制御回路10において、スイッチング電流源I1及びバイアス電流源I2は電圧Vddの電源にそれぞれ接続されるとともに、スイッチング電流源I1は、スイッチSW1を介してNMOSトランジスタM1のドレインに接続され、バイアス電流源I2は、直接にNMOSトランジスタM1のドレインに接続されている。スイッチング電流源I1の電流は、レーザダイオードLDを所定の輝度で点灯させるための電流であり、通常、APC1信号によって適切な電流値に制御される。バイアス電流源I2の電流は、レーザダイオードLDのしきい値電流よりやや小さい電流値に設定される。バイアス電流源I2の電流値も、APC2信号により適切な電流値に制御することができる。OR回路11の2つの入力端子のうち、一方の入力端子にはAPC3信号が入力され、他方の入力端子には画像データ信号DATAが入力される。OR回路11の出力信号は、APC3信号及び画像データ信号DATAのいずれかがハイレベルであるときにスイッチSW1をオンにするように、スイッチSW1の開閉を制御する。NMOSトランジスタM1のソースは、接地端子(GND)に接続され、そのゲートは自身のドレインに接続されるとともに、NMOSトランジスタM2のゲートに接続されている。NMOSトランジスタM2のソースもまた、接地端子(GND)に接続されている。従って、NMOSトランジスタM1,M2はカレントミラー回路を構成している。NMOSトランジスタM2のドレインが駆動電流制御回路10のLD出力端子になっている。このLD出力端子にはレーザダイオードLDのカソードが接続されている。また、LD出力端子は電源回路20のサンプルホールド回路25(詳細後述)にも接続されている。駆動電流制御回路10は、以上の構成を備えたことにより、レーザダイオードLDに所定の定電流が流れるように電流を制御する。
電源回路20は、定電圧回路21、誤差増幅回路22、基準電圧生成回路23、分周回路24、サンプルホールド回路25、分圧抵抗R1,R2、及び第1参照電圧Vr1の電圧源を備えて構成される。電源回路20には、前段処理回路1(図2〜図6を参照)で生成されたタイミング信号と、LD出力端子の電圧(LD端子電圧)Vdrと、所定のクロック信号CLKと、電圧設定回路40からの電圧設定信号とが入力される。LD端子電圧Vdは、レーザダイオードLDのカソード電圧でもある。
定電圧回路21はスイッチングレギュレータを用いて構成されている。スイッチングレギュレータは、例えば昇圧型スイッチングレギュレータである。定電圧回路21には、クロック信号CLKと、後述する誤差増幅回路22の出力信号とが入力される。定電圧回路21は、電圧Vddの電源に接続され、また、その出力端子VoutにおいてレーザダイオードLDのアノードに接続され、出力端子Voutにおいて出力電圧Voを発生させることによりレーザダイオードLDに電力を供給する。従って、定電圧回路21の出力電圧Voが電源回路20の出力電圧Voである。分圧抵抗R1,R2は、定電圧回路21の出力端子Voutと接地端子(GND)との間に、互いに直列に接続されている。分圧抵抗R1,R2を互いに接続したノードにおいて、出力電圧Voを分圧した分圧電圧Vbが生じ、分圧電圧Vbは誤差増幅回路22の反転入力端子に入力される。誤差増幅回路22の非反転入力端子には、後述する基準電圧生成回路23によって発生される基準電圧Vrefが入力される。誤差増幅回路22は、分圧電圧Vbと基準電圧Vrefとの差電圧を定電圧回路21に出力し、定電圧回路21は、この差電圧が0Vになるように出力電圧Voを制御する。サンプルホールド回路25の入力端子にはLD出力端子が接続されてLD端子電圧Vdrが入力され、さらに、サンプルホールド回路25の制御入力端子には、サンプルホールド回路25の動作を制御するためにタイミング信号(詳細後述)が入力される。サンプルホールド回路25は、LD端子電圧Vdrをサンプリングして格納し、格納されたLD端子電圧Vdrをデジタル化して、基準電圧生成回路23に出力する。基準電圧生成回路23には、上述したサンプルホールド回路25の出力と、所定の第1参照電圧Vr1と、電圧設定回路40からの電圧設定信号とが入力され、後述する処理により基準電圧Vrefを発生して、誤差増幅回路22の非反転入力端子に入力する。第1参照電圧Vr1は、駆動電流制御回路10によって設定された所定の定電流をレーザダイオードLDに供給する際に必要な最小のNMOSトランジスタM2のドレイン電圧、すなわち必要なLD端子電圧Vdrの最小値に等しく、例えば所定の電圧源から基準電圧生成回路23に供給される。また、基準電圧生成回路23には、クロック信号CLKを分周回路24で分周したクロック信号が入力され、基準電圧生成回路23内のDAコンバータ(図示せず。)を動作させている。
電圧設定回路40は、レーザダイオードLDの駆動を開始する前の初期設定として、定電圧回路21の出力電圧Voを設定するための電圧設定信号を基準電圧生成回路23に送る。電圧設定信号は、使用されうるレーザダイオードLDの最大駆動電圧Vopmaxと、分圧抵抗R1,R2の比で決まる定数N=(R1+R2)/R2とについての情報を含む。なお、第1参照電圧Vr1は、電源回路20内に実際に電圧源を設けて当該電圧源で発生される必要はなく、デジタルデータとして基準電圧生成回路23に入力されて保持されていてもよい。従って、電圧設定信号は、第1参照電圧Vr1についての情報をさらに含んでいてもよい。
以下、図2〜図6を参照して、サンプルホールド回路25の動作を制御するためのタイミング信号の使用について説明する。
図2は、図1のレーザダイオード駆動装置において、タイミング信号が長期点灯信号である場合の構成を示すブロック図である。図2の構成は、レーザダイオード駆動装置の外部でタイミング信号を生成することを特徴とする。レーザダイオード駆動装置の前段に前段処理回路1が設けられ、図2の前段処理回路1は、APC制御回路2と、画像データメモリ3と、タイミング決定回路4とを備えて構成される。APC動作のために、レーザダイオードLDに近接してフォトダイオードPDが設けられ、フォトダイオードPDは、レーザダイオードLDの光量を示す信号を生成してAPC制御回路2に送る。APC制御回路2は、フォトダイオードPDからの信号に基づいて、レーザダイオードLDの光量を一定に制御するためのAPC信号(APC1信号、APC2信号及びAPC3信号を含む。)を生成して駆動電流制御回路10に送る。画像データメモリ3は、画像処理プロセッサ(図示せず。)等によって処理された画像データを格納し、格納された画像データを含む画像データ信号DATAを駆動電流制御回路10に送る。タイミング決定回路4は、画像データメモリ3から駆動電流制御回路10に送られる画像データ信号DATAが連続してハイレベルである期間(すなわちレーザダイオードLDを連続点灯させる期間)の長さを判断し、上記期間が所定時間(アクイジションタイム)以上である場合には、画像データ信号DATAに同期して、タイミング信号として長期点灯信号を電源回路20のサンプルホールド回路25に送る。アクイジションタイムは、レーザダイオードLDの点灯時にLD出力端子に発生するLD端子電圧Vdrをサンプルホールド回路25でサンプリングして記憶するために要する時間であり、詳しくは、サンプリング中にLD端子電圧が可能な最小値から最大値(又はその逆)に変化したとき、変化後の電圧が規定範囲内に落ち着くまでの時間である。図3は、図2のレーザダイオード駆動装置における画像データ信号DATA及びタイミング信号を例示するタイミングチャートである。サンプルホールド回路25は、長期点灯信号がローレベルからハイレベルになる信号エッジ(時間t1)において、LD端子電圧Vdrのサンプリングを開始し、長期点灯信号がハイレベルからローレベルになる信号エッジ(時間t2)において、サンプリングされたLD端子電圧VdrのAD変換を開始する。なお、画像データ信号DATAが連続してハイレベルである期間がアクイジションタイムに満たない場合は、レーザダイオードLDの点灯時間が極めて短いので、LD端子電圧Vdrをサンプリングして格納するのに十分な時間が取れない。従って、この場合は、LD端子電圧Vdrのサンプリング及び格納を実行せず、当然ながら電源回路20の出力電圧Voの変更も実行しない。電源回路20は、長期点灯信号がサンプルホールド回路25に入力されているときのみ、LD端子電圧Vdrを取得し、電源回路の出力電圧Voを変化させる。
図4は、図1のレーザダイオード駆動装置において、タイミング信号がサンプリング開始信号及びAD変換開始信号である場合の構成を示すブロック図である。図4の構成は、前段処理回路1によってタイミング信号を生成するのではなく、レーザダイオード駆動装置の側で画像データ信号DATAに基づいてタイミング信号を生成することを特徴とする。このため、図4の構成では、図2の前段処理回路1内のタイミング決定回路4に代えて、レーザダイオード駆動装置がタイミング決定回路5をさらに備えて構成される。画像データメモリ3に格納された画像データを含む画像データ信号DATAは、駆動電流制御回路10に送られるとともに、タイミング決定回路5にも送られる。タイミング決定回路5は、到来した画像データ信号DATAがローレベルからハイレベルになったとき、タイミング信号としてサンプリング開始信号を電源回路20のサンプルホールド回路25に送る。タイミング決定回路5はさらに、画像データ信号DATAが連続してハイレベルである期間の長さを判断し、上記期間がアクイジションタイム以上である場合には、アクイジションタイムが経過した時点でタイミング信号としてAD変換開始信号を電源回路20のサンプルホールド回路25に送る。図5は、図4のレーザダイオード駆動装置における画像データ信号DATA及びタイミング信号を例示するタイミングチャートである。図5において、図3との比較のために、タイミング信号がローレベルからハイレベルになる信号エッジ(時間t1)によりサンプリング開始信号を表し、タイミング信号がハイレベルからローレベルになる信号エッジ(時間t2)によりAD変換開始信号を表す。サンプルホールド回路25は、サンプリング開始信号が入力されたとき、LD端子電圧Vdrのサンプリングを開始し、AD変換開始信号が入力されたとき、サンプリングされたLD端子電圧VdrのAD変換を開始する。
図6は、図1のレーザダイオード駆動装置において、タイミング信号がAPC3信号である場合の構成を示すブロック図である。図2〜図5のタイミング信号は、レーザダイオードLDが所定時間以上にわたって連続点灯することを示す信号であったが、このような信号に代えて、タイミング信号としてAPC信号を用いることもできる。図6の構成では、OR回路11に入力されるAPC3信号は、サンプルホールド回路25にも送られる。APC3信号は、アクイジションタイム以上の期間にわたって連続してハイレベルになる(すなわちレーザダイオードLDを連続点灯させる)ように設定される。サンプルホールド回路25は、APC3信号がローレベルからハイレベルになる信号エッジにおいて、LD端子電圧Vdrのサンプリングを開始し、APC3信号がハイレベルからローレベルになる信号エッジにおいて、サンプリングされたLD端子電圧VdrのAD変換を開始する。電源回路20は、APC3信号がサンプルホールド回路25に入力されているときのみ、LD端子電圧Vdrを取得し、電源回路の出力電圧Voを変化させる。
以上説明した図2〜図6の各タイミング信号を組み合わせて用いてもよい。例えば、
図2及び図6の構成を組み合わせ、長期点灯信号(図2)及びAPC3信号(図6)の少なくとも一方がサンプルホールド回路25に入力されたときにLD端子電圧Vdrのサンプリング及び格納を行ってもよい。
次に、図1のレーザダイオード駆動装置の動作を説明する。本実施形態のレーザダイオード駆動装置において、電源回路20は、レーザダイオードLDの想定される駆動電圧以上の最大駆動電圧Vopmaxと第1参照電圧Vr1との和に等しい出力電圧の初期値(立ち上がり電圧)Vo_initを発生し、出力電圧の初期値Vo_initを発生しているときのLD端子電圧Vdrを取得し、取得されたLD端子電圧Vdrと第1参照電圧Vr1との差を縮小するように出力電圧の初期値Vo_initから減少させた電圧を発生する。
まず、基準電圧生成回路23は、電圧設定回路40から入力された電圧設定信号に基づいて、基準電圧の初期値Vref_initを設定して誤差増幅回路22の非反転入力端子に入力する。基準電圧の初期値Vref_initは、定電圧回路21の出力電圧の初期値Vo_initが(レーザダイオードLDの最大駆動電圧Vopmax)+(第1参照電圧Vr1)になるように設定される。このように、レーザダイオード駆動装置は、最初に、どのような駆動電圧Vopを有するレーザダイオードLDであっても確実に点灯させることのできるやや高めの出力電圧の初期値Vo_initを立ち上がり電圧として設定することにより、電源回路20の立ち上がりを速くすることができる。NMOSトランジスタM1,M2はカレントミラー回路を構成し、NMOSトランジスタM1にはバイアス電流源I2の電流が常に供給されている。このため、電源回路20の出力電圧Vo_initが立ち上がると、レーザダイオードLDにはバイアス電流源I2の電流に等しい電流が流れる。しかしながら、バイアス電流源I2の電流だけではレーザダイオードLDのしきい値電流値以下であるので、レーザダイオードLDは点灯しない。次に、駆動電流制御回路10のOR回路11にAPC3信号が入力されたとする。するとスイッチSW1がオンになり、レーザダイオードLDを流れる電流にスイッチング電流源I1の電流が加算され、レーザダイオードLDは点灯する。このとき、サンプルホールド回路25は、NMOSトランジスタM2のドレイン電圧であるLD端子電圧Vdrをサンプリングしてデジタル信号に変換し、変換後のLD端子電圧Vdrを基準電圧生成回路23に送る。基準電圧生成回路23は、サンプルホールド回路25より入力されたLD端子電圧Vdrから、第1参照電圧Vr1を減算した差電圧信号を生成し、さらに、この差電圧信号を分圧抵抗R1,R2の比で決まる定数N=(R1+R2)/R2=Vo/Vbで除算した差電圧信号を生成し、基準電圧の初期値Vref_initから、この除算された差電圧信号を減算した電圧を基準電圧Vrefとして出力する。
上記の動作を式で表すと以下のようになる。まず、基準電圧の初期値Vref_initは、
[数1]
Vref_init=(Vopmax+Vr1)/N
になる。基準電圧の初期値Vref_initを設定しているとき、電源回路20の出力電圧は基準電圧のN倍であるので、出力電圧の初期値Vo_init=Vopmax+Vr1になる。サンプルホールド回路25より入力されたLD端子電圧の初期値Vdr_initから、第1参照電圧Vr1を減算すると、その差電圧ΔVは、
[数2]
ΔV=Vdr_init−Vr1
になる。数2の差電圧ΔVを定数Nで割ると、
[数3]
ΔV/N=(Vdr_init−Vr1)/N
になる。数1から数3を減算した電圧を最終的な基準電圧Vrefとする。
[数4]
Vref=(Vopmax+Vr1−Vdr_init+Vr1)/N
基準電圧の初期値Vref_initを設定しているとき、LD端子電圧の初期値Vdr_initは、出力電圧の初期値Vo_initからレーザダイオードLDの駆動電圧Vopを減算した電圧であるから、
[数5]
Vdr_init=Vo_init−Vop=Vopmax+Vr1−Vop
になる。数4に数5を代入すると、
[数6]
Vref
=(Vopmax+Vr1−Vopmax−Vr1+Vop+Vr1)/N
=(Vop+Vr1)/N
になる。出力電圧Voは基準電圧VrefのN倍であるので、数4の基準電圧Vrefを設定しているときの出力電圧Voは、
[数7]
Vo=Vop+Vr1
になる。すなわち、数4の基準電圧Vrefを設定することにより、出力電圧Voは(レーザダイオードLDの駆動電圧Vop)+(第1参照電圧Vr1)に制御される。
なお、数4の基準電圧Vrefを設定することにより得られる出力電圧Voには、誤差要因が含まれていない。例えば、サンプルホールド回路25におけるAD変換の誤差や、LD端子電圧Vdrの最小値のばらつきなどがある。これらの要素を考慮して、出力電圧Voに多少の余裕をもたせた方がよい場合がある。このような場合は、数7の右辺に多少のオフセット電圧が加算されるように基準電圧Vrefを設定すればよい。例えば、第1参照電圧Vr1にオフセット電圧としてVαを加算することにより、出力電圧Voに余裕を持たせることができる。
以上説明したように、本実施形態のレーザダイオード駆動装置によれば、最初に、電源回路20の出力電圧Voを、(最大駆動電圧Vopmax)+(第1参照電圧Vr1)という、やや高めな電圧に設定したので、電源の立ち上がりを速くすることが可能になった。電源回路20の出力電圧Voを立ち上げた後、電源回路20の出力電圧Voを、(実際に接続しているレーザダイオードLDの駆動電圧Vop)+(最小のLD端子電圧である第1参照電圧Vr1)に変化させるように制御したので、駆動電圧の無駄がなくなり消費電力の低減が図れるようになった。また、APC信号や長期点灯信号により繰り返し、基準電圧Vrefを変更し、出力電圧Voを微調整するようにしたので、温度変化等に起因してレーザダイオードLDの駆動電圧Vopが変化した場合でも、電源回路20の出力電圧Voは常に最適な駆動電圧を維持することが可能になった。
第2の実施形態.
図7は、本発明の第2の実施形態に係るレーザダイオード駆動装置の構成を示すブロック図である。レーザダイオードLDのためのレーザダイオード駆動装置は、駆動電流制御回路10、電源回路20、及び電圧設定回路40を備えて構成される。本実施形態のレーザダイオード駆動装置は、第1の実施形態のサンプルホールド回路25に代えて電圧差検出回路30を備え、第1の実施形態の第1参照電圧Vr1の電圧源を電圧差検出回路30内に組み込み、さらに、第1の実施形態の基準電圧生成回路23に代えて、電圧差検出回路30の出力信号を参照する基準電圧生成回路26を備えたことを特徴とする。その他の部分は第1の実施形態のレーザダイオード駆動装置と同様であるので、以下、相違点についてのみ説明する。
電圧差検出回路30は、第1のコンパレータ31、第2のコンパレータ32、第1記憶手段であるラッチ回路33、第2記憶手段であるラッチ回路34、アップダウンカウンタ35、及び分圧抵抗R3,R4,R5を備えて構成される。
電圧差検出回路30において、分圧抵抗R3,R4,R5は、電圧Vddの電源と接地端子(GND)との間に直列に接続されている。分圧抵抗R4,R5を互いに接続したノードに第1参照電圧Vr1が生じる。分圧抵抗R3,R4を互いに接続したノードに第2参照電圧Vr2が生じる。第1参照電圧Vr1は、第1の実施形態の第1参照電圧Vr1と同じ電圧である。第2参照電圧Vr2は、第1参照電圧より少し高い電圧になるように設定される。コンパレータ31,32の非反転入力端子にはLD端子電圧Vdrが入力される。コンパレータ31の反転入力端子には第1参照電圧Vr1が入力され、コンパレータ32の反転入力端子には第2参照電圧Vr2が入力される。コンパレータ31は、LD端子電圧Vdrが第1参照電圧Vr1以下であるか否かを比較して判断する。また、コンパレータ32は、LD端子電圧Vdrが第2参照電圧Vr2より高いか否かを比較して判断する。コンパレータ31の出力信号は、第1記憶手段であるラッチ回路33に入力され、コンパレータ32の出力信号は、第2記憶手段であるラッチ回路34に入力される。ラッチ回路33,34の出力信号はともに、アップダウンカウンタ35に入力される。ラッチ回路33,34の制御入力端子と、アップダウンカウンタ35の制御入力端子(又はカウント入力端子)には、それらの動作を制御するためのタイミング信号が入力される。本実施形態のタイミング信号は、(コンパレータ31,32の動作時間)+(ラッチ回路33,34の動作時間)以上の継続時間を有していればよい。本実施形態のタイミング信号は、第1の実施形態のタイミング信号と同様に、図2〜図6のタイミング信号のいずれか又は組み合わせを用いてもよい。ラッチ回路33,34はそれぞれ、コンパレータ31,32から入力された信号を、タイミング信号に同期して記憶する。
アップダウンカウンタ35は、タイミング信号がハイレベルからローレベルになる信号エッジ(終了エッジ)においてカウント動作を行う。このとき、ラッチ回路33の出力がハイレベルである場合(すなわち、コンパレータ31において、LD端子電圧Vdrが第1参照電圧Vr1以下であると判断されたとき)は、アップカウントを行い、ラッチ回路34の出力がローレベルである場合(すなわち、コンパレータ32において、LD端子電圧Vdrが第2参照電圧Vr2より高いと判断されたとき)は、ダウンカウントを行い、ラッチ回路33の出力がローレベルでありかつラッチ回路34の出力がハイレベルである場合は、カウント値を変更せずに出力状態をホールドする。本実施形態では、タイミング信号の終了エッジ毎に「+1」又は「−1」のカウント動作を行うが、カウント値はこれらに限らず、終了エッジ毎に複数カウント値のカウント動作を行ってもよい。また、タイミング信号がハイレベルである時間の長さに応じてカウント値を変化させてもよい。
最後に、アップダウンカウンタ35の出力信号(すなわちカウント値)は基準電圧生成回路26に入力される。基準電圧生成回路26において、カウント値は所定の電圧変化量に対応付けられている。基準電圧生成回路26は、電圧設定回路40から入力された電圧設定信号に基づいて基準電圧の初期値Vref_initを設定して誤差増幅回路22の非反転入力端子に入力した後、設定した基準電圧の初期値Vref_initから、カウント値に対応する電圧変化量を減算した電圧を、基準電圧Vrefとして誤差増幅回路22の非反転入力端子に入力する。これにより、カウンタ値が大きい場合には、減少させる電圧量を増大させ、カウンタ値が小さい場合には、減少させる電圧量を減少させる。
次に、図7のレーザダイオード駆動装置の動作を説明する。
まず、基準電圧生成回路26は、電圧設定回路40から入力された電圧設定信号に基づいて、基準電圧の初期値Vref_initを設定して誤差増幅回路22の非反転入力端子に入力する。基準電圧の初期値Vref_initは、定電圧回路21の出力電圧の初期値Vo_initが(レーザダイオードLDの最大駆動電圧Vopmax)+(第1参照電圧Vr1)になるように設定される。電源回路20の出力電圧Vo_initが立ち上がると、レーザダイオードLDにはバイアス電流源I2の電流に等しい電流が流れる。次に、駆動電流制御回路10のOR回路11にAPC3信号が入力されたとする。するとスイッチSW1がオンになり、レーザダイオードLDを流れる電流にスイッチング電流源I1の電流が加算され、レーザダイオードLDは点灯する。このとき、コンパレータ31,32はそれぞれ、LD端子電圧Vdr及び第1参照電圧Vr1の比較結果と、LD端子電圧Vdr及び第2参照電圧Vr2の比較結果とを出力する。これらの比較結果は、ラッチ回路33,34によって記憶される。LD端子電圧Vdrが第2参照電圧Vr2より高い場合は、コンパレータ32の出力はハイレベルになるので、ラッチ回路34の出力信号がハイレベルになる。このとき、アップダウンカウンタ35はアップカウントを行い、カウント値を大きくする。次いで、基準電圧生成回路26は、基準電圧の初期値Vref_initからカウント値に対応する電圧変化量を減算した電圧を基準電圧Vrefとして生成するので、基準電圧Vrefは基準電圧の初期値Vref_initよりも低下する。基準電圧Vrefが低下すると、出力電圧Vo及びLD端子電圧Vdrが低下する。LD端子電圧Vdrが第2参照電圧Vr2以下でありかつ第1参照電圧Vr1より高くなると、コンパレータ32の出力はローレベルになり、コンパレータ31の出力はハイレベルになる。このとき、アップダウンカウンタ35はカウント動作を停止してカウント値をホールドする。この状態では基準電圧Vrefは安定する。
しかしながら、基準電圧Vrefを下げ過ぎたり、温度変化等に起因してレーザダイオードLDの駆動電圧Vopが変化したりして、LD端子電圧Vdrが第1参照電圧Vref以下になった場合は、コンパレータ31がローレベルになる。このとき、アップダウンカウンタ35はダウンカウントを行い、カウント値を小さくするので、基準電圧Vrefが高くなり、これにより出力電圧Vo及びLD端子電圧Vdrを上昇させる。LD端子電圧Vdrが第1参照電圧Vr1をより高くなりかつ第2参照電圧Vr2以下になると、コンパレータ31の出力信号はハイレベルになり、コンパレータ32の出力信号はローレベルになる。このとき、アップダウンカウンタ35はカウント動作を停止してカウント値をホールドする。この状態では基準電圧Vrefは安定する。
以上説明したように、本実施形態のレーザダイオード駆動装置によれば、第1の実施形態のレーザダイオード駆動装置と同様に、レーザダイオード駆動時における消費電力を抑えることができ、しかも電源回路の出力電圧を高速に立ち上げることができる。本実施形態のレーザダイオード駆動装置によれば、LD端子電圧Vdrは、第1参照電圧Vr1と、第1参照電圧Vr1より少し高い第2参照電圧Vr2との間の電圧範囲(すなわち、第1参照電圧Vr1を下限とし、第2参照電圧Vr2を上限とする電圧範囲)に維持されるように制御され、駆動電流制御回路10での無駄な消費電力を抑えることが可能になった。
第3の実施形態.
図8は、本発明の第3の実施形態に係るレーザダイオード駆動装置の構成を示すブロック図である。第1及び第2の実施形態のレーザダイオード駆動装置は単一のレーザダイオードLDを駆動させたが、駆動されるレーザダイオードの個数は1つに限定されない。本実施形態では2つのレーザダイオードLDa,LDbが使用され、レーザダイオード駆動装置は、図1の駆動電流制御回路10に代えて、レーザダイオードLDaのための駆動電流制御回路10aと、レーザダイオードLDbのための駆動電流制御回路10bとを備えたことを特徴とする。以下、第1の実施形態のレーザダイオード駆動装置との相違点についてのみ説明する。
図8の構成において、以下、レーザダイオードLDaを駆動するための部分をAチャンネルと呼び、レーザダイオードLDbを駆動するための部分をBチャンネルと呼ぶ。Aチャンネルの駆動電流制御回路10aには、APC信号(APC1a信号、APC2a信号及びAPC3a信号を含む。)及び画像データ信号DATAaが入力される。電源回路20には、スイッチSW2を介してAチャンネルのタイミング信号が入力され、スイッチSW3を介して駆動電流制御回路10aのLD出力端子の電圧(AチャンネルのLD端子電圧)Vdraが入力される。Bチャンネルの駆動電流制御回路10bには、APC信号(APC1b信号、APC2b信号及びAPC3b信号を含む。)及び画像データ信号DATAbが入力される。電源回路20には、スイッチSW2を介してBチャンネルのタイミング信号が入力され、スイッチSW3を介して駆動電流制御回路10bのLD出力端子の電圧(BチャンネルのLD端子電圧)Vdrbが入力される。レーザダイオードLDa,LDbの各アノードは電源回路20に接続され、各カソードは、対応する駆動電流制御回路10a,10bに接続される。駆動電流制御回路10a,10bの内部はそれぞれ、図1の駆動電流制御回路10と同様に構成される。スイッチSW2は、サンプルホールド回路25の動作を制御するために、Aチャンネルのタイミング信号及びBチャンネルのタイミング信号のうちのいずれか一方をサンプルホールド回路25の制御入力端子に送る。スイッチSW3は、AチャンネルのLD端子電圧Vdra及びBチャンネルのLD端子電圧Vdrbのうちのいずれか一方を、LD端子電圧Vdrとしてサンプルホールド回路の入力端子に送る。スイッチSW2,SW3は、外部からの選択信号に従って、連動してAチャンネルの側又はBチャンネルの側に接続される。選択信号は、レーザダイオード駆動装置の外部の制御回路(例えばCPUなど。図示せず。)から供給される。レーザダイオードLDa,LDbを接続した時点で選択するチャンネルが決まった場合は、選択信号の信号源として電圧Vddの電源もしくは接地端子(GND)を用いることにより、Aチャンネルの側及びBチャンネルの側のいずれか一方に固定的に接続してもよい。
電源回路20は、スイッチSW2,SW3がAチャンネルの側に接続されている場合は、AチャンネルのLD端子電圧Vdraが第1参照電圧Vr1以上になるように電源回路20の出力電圧Voを制御し、スイッチSW2,SW3がBチャンネルの側に接続されている場合は、BチャンネルのLD端子電圧Vdrbが第1参照電圧Vr1以上になるように電源回路20の出力電圧Voを制御する。スイッチSW2,SW3においてAチャンネルの側及びBチャンネルの側のいずれを選択するかについては、より高い駆動電圧を有するレーザダイオードの側のチャンネルを選択すればよい。これにより、両方のレーザダイオードLDa,LDbに十分な駆動電流を供給することができる。もし、スイッチSW2,SW3において、より低い駆動電圧Vopを有するレーザダイオードの側のチャンネルを選択すると、より高い駆動電圧Vopを有するレーザダイオードの側のLD端子電圧が第1参照電圧Vr1以下になり、レーザダイオードに供給する駆動電流が不足してしまう。
説明した実施形態は2つのレーザダイオードLDa,LDbが使用される場合を示したが、3つ以上のレーザダイオードが使用される場合であっても、同様にレーザダイオード駆動装置を構成することができる。その場合は、図8のスイッチSW2,SW3に代えて、複数のチャンネルのタイミング信号のうちのいずれか1つをサンプルホールド回路25の制御入力端子に送るマルチプレクサと、複数のチャンネルのLD端子電圧のうちのいずれか1つをサンプルホールド回路の入力端子に送るマルチプレクサとを備え、選択信号に従ってこれらのマルチプレクサを制御する。また、第2及び第3の実施形態の構成を組み合わせてもよく、この場合、図8の電源回路20に代えて図7の電源回路を備えたレーザダイオード駆動装置を提供することができる。
以上説明したように、本実施形態のレーザダイオード駆動装置によれば、2つ又はそれよりも多くのレーザダイオードを用いる場合であっても、第1及び第2の実施形態のレーザダイオード駆動装置と同様に、レーザダイオード駆動時における消費電力を抑えることができ、しかも電源回路の出力電圧を高速に立ち上げることができる。
第4の実施形態.
図9は、本発明の第4の実施形態に係るレーザダイオード駆動装置の構成を示すブロック図である。本実施形態は、第3の実施形態における選択信号を生成するために、第3の実施形態の構成に加えて低電圧端子選択回路50を備えたことを特徴とする。低電圧端子選択回路50にはAチャンネルのLD端子電圧Vdra及びBチャンネルのLD端子電圧Vdrbが入力され、低電圧端子選択回路50は、より低いLD端子電圧に対応するチャンネルを選択するような選択信号を出力して、スイッチSW2,SW3を制御する。これにより、常に、サンプルホールド回路25には低いほうのLD端子電圧が自動的に入力されるので、電源回路20の出力電圧Voを、より高い駆動電圧Vopを有するレーザダイオードに合わせることが可能になった。本実施形態においても、第3の実施形態と同様に、3つ以上のレーザダイオードが使用される場合であってもレーザダイオード駆動装置を構成することができる。
以上説明したように、本実施形態のレーザダイオード駆動装置によれば、第1〜第3の実施形態のレーザダイオード駆動装置と同様に、レーザダイオード駆動時における消費電力を抑えることができ、しかも電源回路の出力電圧を高速に立ち上げることができる。
本発明によれば、レーザプリンタ、光ディスクドライブ、光通信装置、携帯電子機器などに使用されるレーザダイオード駆動装置であって、特に低消費電力で動作可能なレーザダイオード駆動装置を提供することができる。
1…前段処理回路、
2…APC制御回路、
3…画像データメモリ、
4,5…タイミング決定回路、
10…駆動電流制御回路、
11,11a,11b…OR回路、
20…電源回路、
21…定電圧回路、
22…誤差増幅回路、
23,26…基準電圧生成回路、
24…分周回路、
25…サンプルホールド回路、
30…電圧差検出回路、
31,32…コンパレータ、
33,34…ラッチ回路、
35…アップダウンカウンタ、
40…電圧設定回路、
50…低電圧端子選択回路、
LD,LDa,LDb…レーザダイオード
I1,I1a,I1b…スイッチング電流源、
I2,I2a,I2b…バイアス電流源、
M1,M2,M1a,1b,M2a,M2b…NMOSトランジスタ、
PD…フォトダイオード、
R1,R2,R3,R4,R5…分圧抵抗、
SW1,SW1a,SW1b,SW2,SW3…スイッチ。
特開2005−129843号公報。

Claims (9)

  1. 画像データ信号に基づいて少なくとも1つのレーザダイオードを駆動するレーザダイオード駆動装置において、
    上記レーザダイオードのアノードに接続され、上記レーザダイオードに印加する可変な出力電圧を発生する電源回路と、
    上記レーザダイオードのカソードに接続され、上記レーザダイオードを流れる電流を制御する駆動電流制御回路とを備え、
    上記電源回路は、
    上記レーザダイオードの想定される駆動電圧の最大値と所定の第1参照電圧との和に等しい立ち上がり電圧を発生し、
    上記レーザダイオードの整定時間以上にわたって上記レーザダイオードを連続点灯することを上記画像データ信号が要求する場合にのみ、上記立ち上がり電圧を発生しているときの上記レーザダイオードのカソード電圧を取得し、
    上記取得されたレーザダイオードのカソード電圧と上記第1参照電圧との差を縮小するように上記立ち上がり電圧から減少させた電圧を発生し、
    上記第1参照電圧は、上記駆動電流制御回路により上記レーザダイオードに所定電流を流すために必要な最小の上記レーザダイオードのカソード電圧であり、
    上記電源回路は、上記レーザダイオードを点灯する時点において、上記レーザダイオードのカソード電圧のサンプリングを開始し、上記レーザダイオードを点灯してから上記整定時間が経過した時点において、上記サンプリングされたカソード電圧のAD変換を行うことにより、上記レーザダイオードのカソード電圧を取得することを特徴とするレーザダイオード駆動装置。
  2. 上記電源回路は、上記レーザダイオードのカソード電圧と上記第1参照電圧との差電圧を上記立ち上がり電圧から減算した電圧以上の電圧を発生することを特徴とする請求項1記載のレーザダイオード駆動装置。
  3. 上記電源回路は、上記レーザダイオードのカソード電圧が所定の電圧範囲に含まれるように上記レーザダイオードに印加する電圧を発生することを特徴とする請求項1記載のレーザダイオード駆動装置。
  4. 上記電圧範囲の下限値は上記第1参照電圧であることを特徴とする請求項3記載のレーザダイオード駆動装置。
  5. 上記電源回路は、
    上記レーザダイオードのカソード電圧が上記第1参照電圧以下であるか否かを判断する第1コンパレータと、
    上記レーザダイオードのカソード電圧が、上記第1参照電圧より高い上記第2参照電圧より高いか否かを判断する第2コンパレータと、
    上記第1コンパレータの出力信号がハイレベルであるときカウンタ値を増大させ、上記第2コンパレータの出力信号がハイレベルであるときカウンタ値を減少させるカウンタとを備え、
    上記カウンタ値の大小に応じて上記立ち上がり電圧から減少させる電圧量を増減させることを特徴とする請求項3記載のレーザダイオード駆動装置。
  6. 上記レーザダイオード駆動装置は複数のレーザダイオードのためのレーザダイオード駆動装置であって、
    上記レーザダイオード駆動装置は、
    上記複数のレーザダイオードにそれぞれ対応する複数の駆動電流制御回路を備え、上記各駆動電流制御回路は、対応するレーザダイオードのカソードに接続され、上記対応するレーザダイオードを流れる電流を制御し、
    上記複数のレーザダイオードの各カソード電圧のうちのいずれか1つのカソード電圧を選択する選択手段を備え、
    上記電源回路は、
    上記複数のレーザダイオードの各アノードに接続され、
    上記選択手段により選択されたカソード電圧を取得し、上記取得されたカソード電圧に基づいて上記出力電圧を変化させることを特徴とする請求項1〜のうちのいずれか1つに記載のレーザダイオード駆動装置。
  7. 上記選択手段は、上記複数のレーザダイオードの各カソード電圧のうちの最小のカソード電圧を選択することを特徴とする請求項記載のレーザダイオード駆動装置。
  8. 上記電源回路はスイッチングレギュレータを備えたことを特徴とする請求項1〜のうちのいずれか1つに記載のレーザダイオード駆動装置。
  9. 上記スイッチングレギュレータは昇圧型スイッチングレギュレータであることを特徴とする請求項記載のレーザダイオード駆動装置。
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