図1A及び図1Bは本発明の実施例1を示す中央制御装置のハード・ブロック図、図2は仮想マスタ・ジェネレータのハード・ブロック図、図3A及び図3Bは上流側印刷ユニット群駆動制御装置のハード・ブロック図、図4A及び図4Bは下流側印刷ユニット群駆動制御装置のハード・ブロック図である。
また、図5A乃至図5Eは中央制御装置の動作フロー図、図6A乃至図6Cは中央制御装置の動作フロー図、図7A乃至図7Cは中央制御装置の動作フロー図、図8A及び図8Bは中央制御装置の動作フロー図である。
また、図9A乃至図9Cは仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図、図10A乃至図10Cは仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図、図11A乃至図11Cは仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図、図12A及び図12Bは仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図、図13A乃至図13Cは仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図、図14A乃至図14Dは仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図、図15A及び図15Bは仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図である。
また、図16A及び図16Bは上流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図17A乃至図17Cは上流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図18A乃至図18Cは上流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図19A及び図19Bは上流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図20A乃至図20Cは上流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図21A及び図21Bは上流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図22A及び図22Bは上流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図23A及び図23Bは上流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図24は上流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図である。
また、図25A及び図25Bは下流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図26A乃至図26Cは下流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図27A乃至図27Cは下流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図28A及び図28Bは下流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図29A乃至図29Cは下流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図30A及び図30Bは下流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図31A及び図31Bは下流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図32A及び図32Bは下流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図33は下流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図である。
図62は反転枚葉印刷機の概略構成を示す側面図、図63は反転枚葉印刷機の駆動分離部を示す平面図、図64は反転枚葉印刷機の駆動分離部の変形例を示す要部平面図である。
図62に示すように、反転枚葉印刷機(処理機)は、複数色(図示例では4色)からなる上流側印刷ユニット群1Aと複数色(図示例では2色)からなる下流側印刷ユニット群1Bとが反転機構2を介して連接されてなり、上流側印刷ユニット群1Aで紙(被処理部材)の表面に印刷を施した後、反転機構2により紙の印刷面を反転させて下流側印刷ユニット群1Bで紙の裏面に印刷を施すようになっている。
詳細には、上流側印刷ユニット群1Aと下流側印刷ユニット群1Bでは、それぞれ圧胴3a,3bとゴム胴4a,4bとの間で、版胴5a,5bからゴム胴4a,4bに転移された絵柄が紙の表,裏面に印刷されると共に、反転機構2では、図示しない切欠部にくわえ爪装置(第1の保持部)を備えた渡し胴(第1の回転体)6から同じく図示しない切欠部にくわえ爪装置(第2の保持部)を備えた吸着胴(第2の回転体)7にくわえ替えされて受け渡された紙の印刷面を、図示しない切欠部に周知の反転用のくわえ爪装置(特許文献1等参照)を備えた反転胴8で表面から裏面へと反転させるのである。尚、図62中6aは上流側印刷ユニット群1Aの渡し胴で、6bは下流側印刷ユニット群1Bの渡し胴である。
そして、本実施例では、上流側印刷ユニット群1Aはベルト9a等の巻掛け伝動装置を介して上流側原動モータ(第1の駆動手段;電動モータ)10Aにより、また下流側印刷ユニット群1Bはベルト9b等の巻掛け伝動装置を介して下流側原動モータ(第2の駆動手段;電動モータ)10Bにより、それぞれ別個に駆動される。
即ち、図63に示すように、反転機構2における渡し胴6のギア(第2の被駆動手段)11と吸着胴7のギア(第5の被駆動手段)12とは噛み合ってはいなく、渡し胴6のギア11は上流側印刷ユニット群1Aの圧胴3aのギア(第1の被駆動手段)13と噛み合って上流側印刷ユニット群1Aのギアトレインを構成し、前記上流側原動モータ10Aの駆動力を伝達する一方、吸着胴7のギア12は反転胴8のギア(第4の被駆動手段)14→下流側印刷ユニット群1Bの圧胴3bのギア15と順次噛み合って下流側印刷ユニット群1Bのギアトレインを構成し、前記下流側原動モータ10Bの駆動力を伝達するようになっている。尚、図63中16は原動ピニオンである。
また、前記渡し胴6のギア11が固設された胴軸の一方には、カップリング17aを介して上流側の負荷モータ(第1の制動手段;トルクモータ)18Aが取り付けられると共に、前記胴軸の他方にはカップリング19aを介して上流側印刷ユニット群の回転位相検出用のロータリ・エンコーダ20Aが取り付けられる。
一方、前記吸着胴7のギア12が固設された胴軸の一方には、カップリング17bを介して下流側の負荷モータ(第2の制動手段;トルクモータ)18Bが取り付けられると共に、前記胴軸の他方にはカップリング19bを介して下流側印刷ユニット群の回転位相検出用ロータリ・エンコーダ20Bが取り付けられる。
尚、後述する上流側原動モータ用ロータリ・エンコーダ49、118、下流側原動モータ用ロータリ・エンコーダ52、129、上流側負荷モータ用ロータリ・エンコーダ73、120、下流側負荷モータ用ロータリ・エンコーダ93、141はそれぞれ、上流側原動モータ10A、下流側原動モータ10B、上流側負荷モータ18A、下流側負荷モータ18Bの駆動軸の後端に一体的に設けられているが、ここでは図示を省略してある。
尚、前記上流側の負荷モータ18Aと下流側の負荷モータ18Bは、図64に示すように、渡し胴6のギア11と吸着胴7のギア12が固設される胴軸に取り付ける代わりに、これらのギア11,12と噛み合う中間ギア(第5,第6の被駆動手段)21,22が固設される回転軸に取り付けて、取付スペース的な制約に対処するようにしても良い。
また、前記上流側原動モータ10Aと上流側の負荷モータ18Aは、後述する上流側印刷ユニット群駆動制御装置(制御手段)70Aにより駆動制御されると共に、前記下流側原動モータ10Bと下流側の負荷モータ18Bは、後述する下流側印刷ユニット群駆動制御装置(制御手段)90Aにより駆動制御される。
そして、上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Aは、上流側の負荷モータ18Aの制動力を反転機構2における渡し胴6の負荷変動に応じて制御すると共に、上流側の負荷モータ18Aによって発生される電力を上流側原動モータ10Aを駆動するための電力として回収−制御するようになっている。
一方、下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Aは、下流側の負荷モータ18Bの制動力を反転機構2における吸着胴7の負荷変動に応じて制御すると共に、下流側の負荷モータ18Bによって発生される電力を下流側原動モータ10Bを駆動するための電力として回収−制御するようになっている。
また、前記上流側原動モータ10Aと下流側原動モータ10Bは、後述する中央制御装置(制御手段)30と仮想マスタ・ジェネレータ(制御手段)60により、速度及び位相の同期制御が行われるようになっている。
図1A及び図1Bに示すように、中央制御装置30は、CPU31aとROM32aとRAM33aとの他に、各入出力装置34a〜34d及びインタフェース35aがBUS(母線)で接続されてなる。
また、BUSには、緩動回転速度記憶用メモリM1,設定回転速度記憶用メモリM2,仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔記憶用メモリM3,上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM4,上流側印刷ユニット群の現在の回転位相記憶用メモリM5,上流側印刷ユニット群の増速開始用回転位相記憶用メモリM6,上流側印刷ユニット群の定速運転時の負荷検出開始用回転位相記憶用メモリM7,上流側印刷ユニット群の定速運転時の負荷検出終了用回転位相記憶用メモリM8,上流側印刷ユニット群の減速開始用回転位相記憶用メモリM9,上流側及び下流側原動モータ用ロータリー・エンコーダに接続されたF/V変換器の出力記憶用メモリM10,現在の上流側印刷ユニット群及び下流側印刷ユニット群の回転速度記憶用メモリM11と内部クロック・カウンタ36が接続される。
入出力装置34aには、ティーチング・スイッチ37と同期運転スイッチ38と印刷機駆動スイッチ39と印刷機駆動停止スイッチ40とキーボートや各種スイッチ及びボタン等の入力装置41とCRTやランプ等の表示器42とプリンタやフロッピィー・ディスク(登録商標)ドライブ等の出力装置43が接続される。
入出力装置34bには、回転速度設定器44が接続される。入出力装置34cには、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ45を介して上流側印刷ユニット群の回転位相検出用ロータリ・エンコーダ20Aが接続される。
入出力装置34dには、A/D変換器47及びF/V変換器48を介して上流側原動モータ用ロータリ・エンコーダ49が接続されると共に、A/D変換器50及びF/V変換器51を介して下流側原動モータ用ロータリ・エンコーダ52が接続される。
そして、インタフェース35aには、印刷機制御装置55Aと仮想マスタ・ジェネレータ60が接続される。
図2に示すように、仮想マスタ・ジェネレータ60は、CPU31bとROM32bとRAM33bとの他に、インタフェース35bがBUS(母線)で接続されてなる。
また、BUSには、仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12,現在の設定回転速度記憶用メモリM13,前回の設定回転速度記憶用メモリM14,上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の補正値記憶用メモリM15,修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相記憶用メモリM16,下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の補正値記憶用メモリM17,修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相記憶用メモリM18,中央制御装置より仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔記憶用メモリM19,仮想の現在の回転位相の修正値記憶用メモリM20,修正した仮想の現在の回転位相記憶用メモリM21が接続される。
また、BUSには、原点合わせを完了した印刷ユニット群の番号記憶用メモリM22,ティーチング時の設定回転速度記憶用メモリM23,上流側印刷ユニット群の増速開始用回転位相記憶用メモリM24,増速時の回転速度修正値記憶用メモリM25,修正した現在の設定回転速度記憶用メモリM26,上流側印刷ユニット群の定速運転時の負荷検出開始用回転位相記憶用メモリM27,上流側印刷ユニット群の定速運転時の負荷検出終了用回転位相記憶用メモリM28,上流側印刷ユニット群の減速開始用回転位相記憶用メモリM29,減速時の回転速度修正値記憶用メモリM30,同期運転時の設定回転速度記憶用メモリM31,現在の印刷機の状態記憶用メモリM32が接続される。
そして、インタフェース35bには、中央制御装置30と上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Aと下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Aが接続される。
図3A及び図3Bに示すように、上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Aは、CPU31cとROM32cとRAM33cとの他に、各入出力装置34e〜34m及びインタフェース35cがBUS(母線)で接続されてなる。
また、BUSには、現在の設定回転速度記憶用メモリM33,上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相記憶用メモリM34,上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM35,上流側印刷ユニット群の現在の回転位相記憶用メモリM36,上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差記憶用メモリM37,上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値記憶用メモリM38,上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値記憶用メモリM39,指令回転速度記憶用メモリM40,上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブル記憶用メモリM41,設定回転速度の補正値記憶用メモリM42,ティーチング時の設定回転速度記憶用メモリM43,上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM44が接続される。
また、BUSには、反転機構の渡し胴の切欠部の上昇開始回転位相記憶用メモリM45,反転機構の渡し胴の切欠部の上昇終了回転位相記憶用メモリM46,反転機構の渡し胴の切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値記憶用メモリM47,増減速時用カウンタのカウント値記憶用メモリM48,上流側原動モータ・ドライバからの電流値記憶用メモリM49,基準の電流値記憶用メモリM50,電流値の差記憶用メモリM51,電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換テーブル記憶用メモリM52,負荷モータの回転速度の補正値記憶用メモリM53,補正した上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM54,増速時の上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM55,定速運転時の上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM56,減速時の上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM57,同期運転時の設定回転速度記憶用メモリM58,現在の印刷機の状態記憶用メモリM59が接続される。
入出力装置34eには、D/A変換器71及び上流側原動モータ・ドライバ72を介して上流側原動モータ10Aが接続される。また、前記上流側原動モータ・ドライバ72は入出力装置34fと前記上流側原動モータ10Aに連結駆動される上流側原動モータ用ロータリ・エンコーダ49に接続される。
入出力装置34gには、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ74を介して上流側印刷ユニット群の回転位相検出用ロータリ・エンコーダ20Aが接続される。入出力装置34hには、増減速時用カウンタ76を介して前記上流側印刷ユニット群の回転位相検出用ロータリ・エンコーダ20Aに接続される。入出力装置34iには、前記上流側印刷ユニット群の回転位相検出用ロータリ・エンコーダ20Aが接続される。入出力装置34jには負荷モータの基準回転速度設定器77が接続される。
入出力装置34kには、D/A変換器78及び上流側の負荷モータ・ドライバ79を介して上流側の負荷モータ18Aが接続される。この上流側の負荷モータ18Aは前記上流側原動モータ・ドライバ72にも接続される。また、前記上流側の負荷モータ・ドライバ79は前記上流側の負荷モータ18Aに連結駆動される上流側の負荷モータ用ロータリ・エンコーダ73に接続される。
入出力装置34lには、上流側印刷ユニット群単独駆動用回転速度設定器80が接続される。入出力装置34mには、上流側印刷ユニット群の単独駆動スイッチ81と上流側印刷ユニット群の停止スイッチ82が接続される。
そして、インタフェース35cには、仮想マスタ・ジェネレータ60が接続される。
図4A及び図4Bに示すように、下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Aは、CPU31dとROM32dとRAM33dとの他に、各入出力装置34n〜34v及びインタフェース35dがBUS(母線)で接続されてなる。
また、BUSには、現在の設定回転速度記憶用メモリM60,下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相記憶用メモリM61,下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM62,下流側印刷ユニット群の現在の回転位相記憶用メモリM63,下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差記憶用メモリM64,下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値記憶用メモリM65,下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値記憶用メモリM66,指令回転速度記憶用メモリM67,下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブル記憶用メモリM68,設定回転速度の補正値記憶用メモリM69,ティーチング時の設定回転速度記憶用メモリM70,下流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM71が接続される。
また、BUSには、反転機構の吸着胴の切欠部の上昇開始回転位相記憶用メモリM72,反転機構の吸着胴の切欠部の上昇終了回転位相記憶用メモリM73,反転機構の吸着胴の切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値記憶用メモリM74,増減速時用カウンタのカウント値記憶用メモリM75,下流側原動モータ・ドライバからの電流値記憶用メモリM76,基準の電流値記憶用メモリM77,電流値の差記憶用メモリM78,電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換テーブル記憶用メモリM79,負荷モータの回転速度の補正値記憶用メモリM80,補正した下流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM81,増速時の下流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM82,定速運転時の下流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM83,減速時の下流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM84,同期運転時の設定回転速度記憶用メモリM85,現在の印刷機の状態記憶用メモリM86が接続される。
入出力装置34nには、D/A変換器91及び下流側原動モータ・ドライバ92を介して下流側原動モータ10Bが接続される。また、前記下流側原動モータ・ドライバ92は入出力装置34oと前記下流側原動モータ10Bに連結駆動される下流側原動モータ用ロータリ・エンコーダ52に接続される。
入出力装置34pには、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ94を介して下流側印刷ユニット群の回転位相検出用ロータリ・エンコーダ20Bが接続される。入出力装置34qには、増減速時用カウンタ96を介して前記下流側印刷ユニット群の回転位相検出用ロータリ・エンコーダ20Bに接続される。入出力装置34rには、前記下流側印刷ユニット群の回転位相検出用ロータリ・エンコーダ20Bが接続される。入出力装置34sには負荷モータの基準回転速度設定器97が接続される。
入出力装置34tには、D/A変換器98及び下流側の負荷モータ・ドライバ99を介して下流側の負荷モータ18Bが接続される。この下流側の負荷モータ18Bは前記下流側原動モータ・ドライバ92にも接続される。また、前記下流側の負荷モータ・ドライバ99は前記下流側の負荷モータ18Bに連結駆動される下流側の負荷モータ用ロータリ・エンコーダ95に接続される。
入出力装置34uには、下流側印刷ユニット群単独駆動用回転速度設定器100が接続される。入出力装置34vには、下流側印刷ユニット群の単独駆動スイッチ101と下流側印刷ユニット群の停止スイッチ102が接続される。
そして、インタフェース35dには、仮想マスタ・ジェネレータ60が接続される。
このように構成されるため、中央制御装置30は、図5A乃至図5E,図6A乃至図6C,図7A乃至図7C,図8A及び図8Bに示す動作フローにしたがって動作する。
即ち、ステップP1でティーチング・スイッチ37がONされたか否かを判断し、可であればステップP2で印刷機駆動スイッチ39がONされると、ステップP3で仮想マスタ・ジェネレータ60にティーチング指令が送信される。
一方、前記ステップP1で否であればステップP4で同期運転スイッチ38がONされたか否かを判断し、可であればステップP5で仮想マスタ・ジェネレータ60に同期運転開始指令を送信した後、後述するステップP91へ移行する一方、否であればステップP1に戻る。
次に、ステップP6で仮想マスタ・ジェネレータ60に原点合わせ開始指令を送信した後、ステップP7で緩動回転速度をメモリM1から読込み、次いで、ステップP8で設定回転速度記憶用メモリM2に緩動回転速度を書き込む。
次に、ステップP9で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)36のカウントを開始した後、ステップP10で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM3から読込み、次いで、ステップP11で内部クロック・カウンタ36のカウント値を読込む。
次に、ステップP12で内部クロック・カウンタのカウント値≧仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔か否かを判断し、可であればステップP13で設定回転速度(緩動)をメモリM2から読込んだ後、ステップP14で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度(緩動)を送信してステップP9に戻る。
一方、前記ステップP12で否であればステップP15で仮想マスタ・ジェネレータ60より原点合わせ完了信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP16で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM3から読込む一方、否であればステップP10に戻る。
次に、ステップP17で内部クロック・カウンタ36のカウント値を読込んだ後、ステップP18で内部クロック・カウンタのカウント値≧仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔か否かを判断し、可であればステップP19で設定回転速度(緩動)をメモリM2から読込んだ後、ステップP20で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度(緩動)を送信する一方、否であればステップP16に戻る。
次に、ステップP21で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)36のカウントを開始した後、ステップP22で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM3から読込み、次いで、ステップP23で内部クロック・カウンタ36のカウント値を読込む。
次に、ステップP24で内部クロック・カウンタのカウント値≧仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔か否かを判断し、可であればステップP25で設定回転速度(緩動)をメモリM2から読込んだ後、ステップP26で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度(緩動)を送信してステップP21に戻る一方、否であればステップP27で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ45よりカウント値を読込み、メモリM4に記憶する。
次に、ステップP28で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ45のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM5に記憶した後、ステップP29で上流側印刷ユニット群の増速開始用回転位相をメモリM6から読込み、次いで、ステップP30で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相=上流側印刷ユニット群の増速開始用回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP30で可であればステップP31で印刷機制御装置55Aに印刷開始指令を送信する一方、否であればステップP22に戻る。この後、ステップP32で回転速度設定器44より設定回転速度を読込み、メモリM2に記憶した後、ステップP33で仮想マスタ・ジェネレータ60に増速開始指令及び設定回転速度を送信する。
次に、ステップP34で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)36のカウントを開始した後、ステップP35で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM3から読込み、次いで、ステップP36で内部クロック・カウンタ36のカウント値を読込む。
次に、ステップP37で内部クロック・カウンタのカウント値≧仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔か否かを判断し、可であればステップP38で回転速度設定器44より設定回転速度を読込み、メモリM2に記憶した後、ステップP39で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信してステップP34に戻る。
一方、前記ステップP37で否であればステップP40で仮想マスタ・ジェネレータ60より定速運転開始信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP41で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM3から読込む一方、否であればステップP35に戻る。
次に、ステップP42で内部クロック・カウンタ36のカウント値を読込んだ後、ステップP43で内部クロック・カウンタのカウント値≧仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔か否かを判断し、可であればステップP44で回転速度設定器44より設定回転速度を読込み、メモリM2に記憶した後、ステップP45で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する一方、否であればステップP41に戻る。
次に、ステップP46で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)36のカウントを開始した後、ステップP47で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM3から読込み、次いで、ステップP48で内部クロック・カウンタ36のカウント値を読込む。
次に、ステップP49で内部クロック・カウンタのカウント値≧仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔か否かを判断し、可であればステップP50で回転速度設定器44より設定回転速度を読込み、メモリM2に記憶した後、ステップP51で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信してステップP46に戻る一方、否であればステップP52で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ45よりカウント値を読込み、メモリM4に記憶する。
次に、ステップP53で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ45のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM5に記憶した後、ステップP54で上流側印刷ユニット群の定速運転時の負荷検出開始用回転位相をメモリM7から読込み、次いで、ステップP55で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相=上流側印刷ユニット群の定速運転時の負荷検出開始用回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP55で可であればステップP56で仮想マスタ・ジェネレータ60に定速運転時の負荷検出開始指令を送信して後述するステップP57に移行する一方、否であればステップP47に戻る。
次に、前記ステップP57で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)36のカウントを開始した後、ステップP58で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM3から読込み、次いで、ステップP59で内部クロック・カウンタ36のカウント値を読込む。
次に、ステップP60で内部クロック・カウンタのカウント値≧仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔か否かを判断し、可であればステップP61で回転速度設定器44より設定回転速度を読込み、メモリM2に記憶した後、ステップP62で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信してステップP57に戻る一方、否であればステップP63で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ45よりカウント値を読込み、メモリM4に記憶する。
次に、ステップP64で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ45のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM5に記憶した後、ステップP65で上流側印刷ユニット群の定速運転時の負荷検出終了用回転位相をメモリM8から読込み、次いで、ステップP66で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相=上流側印刷ユニット群の定速運転時の負荷検出終了用回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP66で可であればステップP67で仮想マスタ・ジェネレータ60に定速運転時の負荷検出終了指令を送信する一方、否であればステップP58に戻る。
次に、ステップP68で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)36のカウントを開始した後、ステップP69で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM3から読込み、次いで、ステップP70で内部クロック・カウンタ36のカウント値を読込む。
次に、ステップP71で内部クロック・カウンタのカウント値≧仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔か否かを判断し、可であればステップP72で回転速度設定器44より設定回転速度を読込み、メモリM2に記憶した後、ステップP73で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信してステップP68に戻る一方、否であればステップP74で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ45よりカウント値を読込み、メモリM4に記憶する。
次に、ステップP75で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ45のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM5に記憶した後、ステップP76で上流側印刷ユニット群の減速開始用回転位相をメモリM9から読込み、次いで、ステップP77で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相=上流側印刷ユニット群の減速開始用回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP77で可であればステップP78で印刷機制御装置55Aに印刷停止指令を送信する一方、否であればステップP69に戻る。
次に、ステップP79で仮想マスタ・ジェネレータ60に減速開始指令を送信した後、ステップP80で設定回転速度記憶用メモリM2にゼロを書込み、次いで、ステップP81で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)36のカウントを開始する。
次に、ステップP82で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM3から読込んだ後、ステップP83で内部クロック・カウンタ36のカウント値を読込み、次いで、ステップP84で内部クロック・カウンタのカウント値≧仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP84で可であればステップP85で設定回転速度(ゼロ)をメモリM2から読込む一方、否であればステップP82に戻る。この後、ステップP86で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度(ゼロ)を送信した後、ステップP87で上流側及び下流側原動モータ用ロータリ・エンコーダ49,52に接続されたF/V変換器48,51からその出力を読込み、メモリM10に記憶する。
次に、ステップP88で上流側及び下流側原動モータ用ロータリ・エンコーダ49,52に接続されたF/V変換器48,51の出力より、現在の上流側印刷ユニット群及び下流側印刷ユニット群の回転速度を演算してメモリM11に記憶した後、ステップP89で現在の上流側印刷ユニット群及び下流側印刷ユニット群の回転速度=ゼロか否かを判断する。
次に、前記ステップP89で可であればステップP90で仮想マスタ・ジェネレータ60にティーチング終了指令を送信した後、ステップP1に戻る一方、否であればステップP81に戻る。
次に、前記ステップP5から移行したステップP91で印刷機駆動スイッチ39がONされたか否かを判断し、可であれば後述するステップP92に移行する一方、否であればステップP93で同期運転スイッチ38がOFFか否かを判断する。このステップP93で可であればステップP94で仮想マスタ・ジェネレータ60に同期運転停止指令を送信してステップP1に戻る一方、否であれば直にステップP91に戻る。
次に、前述したステップP92で仮想マスタ・ジェネレータ60に原点合わせ開始指令を送信した後、ステップP95で緩動回転速度をメモリM1から読込む。次いで、ステップP96で設定回転速度記憶用メモリM2に緩動回転速度を書き込んだ後、ステップP97で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)36のカウントを開始する。次いで、ステップP98で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM3から読込んだ後、ステップP99で内部クロック・カウンタ36のカウント値を読込む。
次に、ステップP100で内部クロック・カウンタのカウント値≧仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔か否かを判断し、可であればステップP101で設定回転速度(緩動)をメモリM2から読込んだ後、ステップP102で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度(緩動)を送信してステップP97に戻る。
一方、前記ステップP100で否であればステップP103で仮想マスタ・ジェネレータ60より原点合わせ完了信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP104で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM3から読込む一方、否であればステップP98に戻る。
次に、ステップP105で内部クロック・カウンタ36のカウント値を読込んだ後、ステップP106で内部クロック・カウンタのカウント値≧仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔か否かを判断する。ここで、可であればステップP107で設定回転速度(緩動)をメモリM2から読込んだ後、ステップP108で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度(緩動)を送信する一方、否であればステップP104に戻る。
次に、ステップP109で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)36のカウントを開始した後、ステップP110で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM3から読込んだ後、ステップP111で内部クロック・カウンタ36のカウント値を読込む。
次に、ステップP112で内部クロック・カウンタのカウント値≧仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔か否かを判断し、可であればステップP113で設定回転速度(緩動)をメモリM2から読込んだ後、ステップP114で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度(緩動)を送信してステップP109に戻る。
一方、前記ステップP112で否であればステップP115で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ45よりカウント値を読込み、メモリM4に記憶した後、ステップP116で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ45のカウント値より上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM5に記憶する。
次に、ステップP117で上流側印刷ユニット群の増速開始用回転位相をメモリM6から読込んだ後、ステップP118で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相=上流側印刷ユニット群の増速開始用回転位相か否かを判断する。ここで、可であればステップP119で印刷機制御装置55Aに印刷開始指令を送信する一方、否であればステップP110に戻る。
次に、ステップP120で回転速度設定器44より設定回転速度を読込み、メモリM2に記憶した後、ステップP121で仮想マスタ・ジェネレータ60に増速開始指令及び設定回転速度を送信する。
次に、ステップP122で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)36のカウントを開始した後、ステップP123で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM3から読込んだ後、ステップP124で内部クロック・カウンタの36のカウント値を読込む。
次に、ステップP125で内部クロック・カウンタのカウント値≧仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔か否かを判断し、可であればステップP126で回転速度設定器44より設定回転速度を読込み、メモリM2に記憶する一方、否であればステップP123に戻る。
次に、ステップP127で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信した後、ステップP128で印刷機駆動停止スイッチ40がONされたか否かを判断し、可であれば後述するステップP129へ移行する一方、否であればステップP122に戻る。
次に、前述したステップP129で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)36のカウントを開始した後、ステップP130で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM3から読込んだ後、ステップP131で内部クロック・カウンタ36のカウント値を読込む。
次に、ステップP132で内部クロック・カウンタのカウント値≧仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔か否かを判断し、可であればステップP133で回転速度設定器44より設定回転速度を読込み、メモリM2に記憶した後、ステップP134で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信してステップP129に戻る。
一方、前記ステップP132で否であればステップP135で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ45よりカウント値を読込み、メモリM4に記憶した後、ステップP136で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ45のカウント値より上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM5に記憶する。
次に、ステップP137で上流側印刷ユニット群の減速開始用回転位相をメモリM9から読込んだ後、ステップP138で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相=上流側印刷ユニット群の減速開始用回転位相か否かを判断する。ここで、可であればステップP139で印刷機制御装置55Aに印刷停止指令を送信する一方、否であればステップP130に戻る。
次に、ステップP140で仮想マスタ・ジェネレータ60に減速開始指令を送信した後、ステップP141で設定回転速度記憶用メモリM2にゼロを書き込む。次いで、ステップP142で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)36のカウントを開始した後、ステップP143で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM3から読込む。
次に、ステップP144で内部クロック・カウンタ36のカウント値を読込んだ後、ステップP145で内部クロック・カウンタのカウント値≧仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP145で可であればステップP146で設定回転速度(ゼロ)をメモリM2から読込んだ後、ステップP147で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度(ゼロ)を送信する一方、否であればステップP143に戻る。
次に、ステップP148で上流側及び下流側の原動モータ用ロータリ・エンコーダ49,52に接続されたF/V変換器48,51からその出力を読込み、メモリM10に記憶した後、ステップP149で上流側及び下流側原動モータ用ロータリ・エンコーダ49,52に接続されたF/V変換器48,51の出力より、現在の上流側印刷ユニット群及び下流側印刷ユニット群の回転速度を演算してメモリM11に記憶する。
次に、ステップP150で現在の上流側印刷ユニット群及び下流側印刷ユニット群の回転速度=ゼロか否かを判断し、可であればステップP151で仮想マスタ・ジェネレータ60に同期運転駆動停止指令を送信した後、ステップP91に戻る一方、否であればステップP142に戻る。以後、これを繰り返す。
以上の動作フローによって、印刷機制御装置55Aに対して印刷機駆動指令が送信されると共に、仮想マスタ・ジェネレータ60に対してティーチング指令と同期運転指令が送信される。
仮想マスタ・ジェネレータ60は、図9A乃至図9C,図10A乃至図10C,図11A乃至図11C,図12A及び図12B,図13A乃至図13C,図14A乃至図14D,図15A及び図15Bに示す動作フローにしたがって動作する。
即ち、ステップP1で中央制御装置30よりティーチング指令が送信されたか否かを判断し、可であればステップP2で上流側印刷ユニット群及び下流側印刷ユニット群駆動制御装置70A,90Aにティーチング指令を送信する一方、否であればステップP3で中央制御装置30より同期運転開始指令が送信されたか否かを判断する。
次に、前記ステップP3で可であれば後述するステップP150に移行する一方、否であればステップP1に戻る。
次に、ステップP4で中央制御装置30より原点合わせ開始指令が送信されると、ステップP5で上流側印刷ユニット群及び下流側印刷ユニット群駆動制御装置70A,90Aに原点合わせ開始指令を送信する。
次に、ステップP6で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12にゼロ回転位相を書き込んだ後、ステップP7で中央制御装置30より設定回転速度(緩動)が送信されると、ステップP8で中央制御装置30より設定回転速度(緩動)を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM13及び前回の設定回転速度記憶用メモリM14に記憶する。
次に、ステップP9で仮想の現在の回転位相をメモリM12から読込んだ後、ステップP10で上流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM15から読込む。次いで、ステップP11で仮想の現在の回転位相に上流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM16に記憶する。
次に、ステップP12で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM17から読込んだ後、ステップP13で仮想の現在の回転位相に下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM18に記憶する。
次に、ステップP14で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Aに現在の設定回転速度(緩動)及び修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP15で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Aに現在の設定回転速度(緩動)及び修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP16で中央制御装置30より設定回転速度(緩動)が送信されたか否かを判断し、可であればステップP17で中央制御装置30より設定回転速度(緩動)を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM13に記憶した後、ステップP18で前回の設定回転速度をメモリM14から読込む。
次に、ステップP19で中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM19から読込んだ後、ステップP20で前回の設定回転速度及び中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔より、仮想の現在の回転位相の修正値を演算してメモリM20に記憶する。つまり、前回の設定回転速度に中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔を乗算して前回の設定回転速度の送信から今回の設定回転速度の送信までに進んだ仮想の回転位相を求め、仮想の現在の回転位相の修正値として記憶する。
次に、ステップP21で仮想の現在の回転位相をメモリM12から読込んだ後、ステップP22で仮想の現在の回転位相に、仮想の現在の回転位相の修正値を加算し、修正した仮想の現在の回転位相を演算してメモリM21に記憶する。
次に、ステップP23で上流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM15から読込んだ後、ステップP24で修正した仮想の現在の回転位相に、上流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM16に記憶する。次いで、ステップP25で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM17から読込む。
次に、ステップP26で修正した仮想の現在の回転位相に、下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM18に記憶した後、ステップP27で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Aに現在の設定回転速度(緩動)及び修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP28で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Aに、現在の設定回転速度(緩動)及び修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP29で現在の設定回転速度(緩動)を前回の設定回転速度記憶用メモリM14に記憶する。
次に、ステップP30で修正した仮想の現在の回転位相をメモリM21から読込んだ後、ステップP31で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12に修正した仮想の現在の回転位相を上書きしてステップP16に戻る。
一方、前記ステップP16で否であればステップP32で上流側印刷ユニット群又は下流側印刷ユニット群より原点合わせ完了信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP33で原点合わせ完了信号を送信した印刷ユニット群の番号を受信し、原点合わせを完了した印刷ユニット群の番号記憶用メモリM22に記憶する一方、否であればステップP16に戻る。
次に、ステップP34で原点合わせを完了した印刷ユニット群の番号記憶用メモリM22の内容を読込んだ後、ステップP35で上流側印刷ユニット群及び下流側印刷ユニット群の駆動制御装置70A,90Aの原点合わせが完了したか否かを判断する。
次に、前記ステップP35で可であればステップP36で中央制御装置30に原点合わせ完了信号を送信してステップP37に移行する一方、否であればステップP16に戻る。
次に、ステップP37で中央制御装置30より設定回転速度(緩動)が送信されたか否かを判断し、可であればステップP38で中央制御装置30より設定回転速度(緩動)を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM13に記憶した後、ステップP39で前回の設定回転速度をメモリM14から読込む。
次に、ステップP40で中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM19から読込んだ後、ステップP41で前回の設定回転速度及び中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔より、仮想の現在の回転位相の修正値を演算してメモリM20に記憶する。
次に、ステップP42で仮想の現在の回転位相をメモリM12から読込んだ後、ステップP43で仮想の現在の回転位相に仮想の現在の回転位相の修正値を加算し、修正した仮想の現在の回転位相を演算してメモリM21に記憶する。次いで、ステップP44で上流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM15から読込む。
次に、ステップP45で修正した仮想の現在の回転位相に、上流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM16に記憶した後、ステップP46で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM17から読込む。
次に、ステップP47で修正した仮想の現在の回転位相に、下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM18に記憶した後、ステップP48で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Aに現在の設定回転速度(緩動)及び修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP49で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Aに現在の設定回転速度(緩動)及び修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP50で現在の設定回転速度(緩動)を前回の設定回転速度記憶用メモリM14に記憶する。
次に、ステップP51で修正した仮想の現在の回転位相をメモリM21から読込んだ後、ステップP52で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12に修正した仮想の現在の回転位相を上書きしてステップP37に戻る。
一方、前記ステップP37で否であればステップP53で中央制御装置30より増速開始指令及び設定回転速度が送信されたか否かを判断し、可であればステップP54で中央制御装置30より設定回転速度を受信し、ティーチング時の設定回転速度記憶用メモリM23に記憶する一方、否であればステップP37に戻る。
次に、ステップP55で増速開始用回転位相をメモリM24から読込んだ後、ステップP56で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12に増速開始用回転位相を上書きする。次いで、ステップP57でティーチング時の設定回転速度をメモリM23から読込む。尚、増速開始用回転位相は、中央制御装置30のメモリM6に記憶されている上流側印刷ユニット群の増速開始用回転位相から仮想マスタ・ジェネレータ60のメモリM15に記憶されている上流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を減算した回転位相である。
次に、ステップP58で上流側印刷ユニット群及び下流側印刷ユニット群駆動制御装置70A,90Aに増速信号及びティーチング時の設定回転速度を送信した後、ステップP59で中央制御装置30より設定回転速度が送信されたか否かを判断し、可であればステップP60で中央制御装置30より設定回転速度を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM13に記憶する。
一方、前記ステップP59で否であればステップP61で中央制御装置30より定速運転時の負荷検出開始指令が送信されたか否かを判断し、可であれば後述するステップP83に移行する一方、否であればステップP59に戻る。
次に、ステップP62で前回の設定回転速度をメモリM14から読込んだ後、ステップP63で増速時の回転速度修正値をメモリM25から読込む。次いで、ステップP64で前回の設定回転速度に増速時の回転速度修正値を加算し、修正した現在の設定回転速度を演算して、メモリM26に記憶した後、ステップP65で現在の設定回転速度をメモリM13から読込む。
次に、ステップP66で修正した現在の設定回転速度<現在の設定回転速度か否かを判断し、可であればステップP67で現在の設定回転速度記憶用メモリM13に修正した現在の設定回転速度を記憶した後、ステップP68で前回の設定回転速度をメモリM14から読込む一方、否であればステップP69で中央制御装置30に定速運転開始信号を送信した後、前記ステップP68に移行する。
次に、ステップP70で中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM19から読込んだ後、ステップP71で前回の設定回転速度及び中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔より、仮想の現在の回転位相の修正値を演算して、メモリM20に記憶する。
次に、ステップP72で仮想の現在の回転位相をメモリM12から読込んだ後、ステップP73で仮想の現在の回転位相に仮想の現在の回転位相の修正値を加算し、修正した仮想の現在の回転位相を演算して、メモリM21に記憶する。次いで、ステップP74で上流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM15から読込む。
次に、ステップP75で修正した仮想の現在の回転位相に、上流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算して、メモリM16に記憶した後、ステップP76で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM17から読込む。
次に、ステップP77で修正した仮想の現在の回転位相に、下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算して、メモリM18に記憶した後、ステップP78で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Aに現在の設定回転速度及び修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP79で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Aに現在の設定回転速度及び修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP80で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM14に記憶する。
次に、ステップP81で修正した仮想の現在の回転位相をメモリM21から読込んだ後、ステップP82で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12に修正した仮想の現在の回転位相を上書きしてステップP59に戻る。
次に、前述したステップP83で定速運転時の負荷検出開始用回転位相をメモリM27から読込んだ後、ステップP84で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12に定速運転時の負荷検出開始用回転位相を上書きする。尚、定速運転時の負荷検出開始用回転位相は、中央制御装置30のメモリM7に記憶されている上流側印刷ユニット群の定速運転時の負荷検出開始用回転位相から仮想マスタ・ジェネレータ60のメモリM15に記憶されている上流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を減算した回転位相である。
次に、ステップP85で上流側印刷ユニット群及び下流側印刷ユニット群駆動制御装置70A,90Aに印刷ユニット群の定速運転時の負荷検出開始信号を送信した後、ステップP86で中央制御装置30より設定回転速度が送信されたか否かを判断し、可であればステップP87で中央制御装置30より設定回転速度を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM13に記憶する。
次に、ステップP88で前回の設定回転速度をメモリM14から読込んだ後、ステップP89で中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM19から読込む。次いで、ステップP90で前回の設定回転速度及び中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔より、仮想の現在の回転位相の修正値を演算してメモリM20に記憶する。
次に、ステップP91で仮想の現在の回転位相をメモリM12から読込んだ後、ステップP92で仮想の現在の回転位相に仮想の現在の回転位相の修正値を加算し、修正した仮想の現在の回転位相を演算してメモリM21に記憶する。次いで、ステップP93で上流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM15から読込む。
次に、ステップP94で修正した仮想の現在の回転位相に上流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM16に記憶した後、ステップP95で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM17から読込む。
次に、ステップP96で修正した仮想の現在の回転位相に下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM18に記憶した後、ステップP97で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Aに現在の設定回転速度及び修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP98で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Aに現在の設定回転速度及び修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP99で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM14に記憶する。
次に、ステップP100で修正した仮想の現在の回転位相をメモリM21から読込んだ後、ステップP101で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12に修正した仮想の現在の回転位相を上書きしてステップP86に戻る。
一方、前記ステップP86で否であればステップP102で中央制御装置30より負荷検出終了指令が送信されたか否かを判断し、可であればステップP103で定速運転時の負荷検出終了用回転位相をメモリM28から読込む一方、否であればステップP86に戻る。
次に、ステップP104で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12に定速運転時の負荷検出終了用回転位相を上書きした後、ステップP105で上流側印刷ユニット群及び下流側印刷ユニット群駆動制御装置70A,90Aに印刷ユニット群の定速運転時の負荷検出終了信号を送信する。尚、定速運転時の負荷検出終了用回転位相は、中央制御装置30のメモリM8に記憶されている上流側印刷ユニット群の定速運転時の負荷検出終了用回転位相から仮想マスタ・ジェネレータ60のメモリM15に記憶されている上流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を減算した回転位相である。
次に、ステップP106で中央制御装置30より設定回転速度が送信されたか否かを判断し、可であればステップP107で中央制御装置30より設定回転速度を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM13に記憶する一方、否であればステップP108で中央制御装置30より減速開始指令が送信されたか否かを判断する。ここで、可であれば後述するステップP123に移行する一方、否であればステップP106に戻る。
次に、ステップP109で前回の設定回転速度をメモリM14から読込んだ後、ステップP110で中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM19から読込む。次いで、ステップP111で前回の設定回転速度及び中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔より、仮想の現在の回転位相の修正値を演算し、メモリM20に記憶する。
次に、ステップP112で仮想の現在の回転位相をメモリM12から読込んだ後、ステップP113で仮想の現在の回転位相に仮想の現在の回転位相の修正値を加算し、修正した仮想の現在の回転位相を演算してメモリM21に記憶する。次いで、ステップP114で上流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM15から読込む。
次に、ステップP115で修正した仮想の現在の回転位相に上流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM16に記憶した後、ステップP116で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM17から読込む。
次に、ステップP117で修正した仮想の現在の回転位相に下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM18に記憶した後、ステップP118で上流側印刷ユニット群の駆動制御装置70Aに現在の設定回転速度及び修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP119で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Aに現在の設定回転速度及び修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP120で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM14に記憶する。
次に、ステップP121で修正した仮想の現在の回転位相をメモリM21から読込んだ後、ステップP122で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12に修正した仮想の現在の回転位相を上書きしてステップP106に戻る。
次に、前述したステップP123で減速開始用回転位相をメモリM29から読込んだ後、ステップP124で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12に減速開始用回転位相を上書きする。次いで、ステップP125で上流側印刷ユニット群及び下流側印刷ユニット群駆動制御装置70A,90Aに減速信号を送信する。尚、減速開始用回転位相は、中央制御装置30のメモリM9に記憶されている上流側印刷ユニット群の減速開始用回転位相から仮想マスタ・ジェネレータ60のメモリM15に記憶されている上流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を減算した回転位相である。
次に、ステップP126で中央制御装置30より設定回転速度(ゼロ)が送信されたか否かを判断し、可であればステップP127で中央制御装置30より設定回転速度(ゼロ)を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM13に記憶する一方、否であればステップP128で中央制御装置30よりティーチング終了指令が送信されたか否かを判断する。ここで可であればステップP129で上流側印刷ユニット群及び下流側印刷ユニット群駆動制御装置70A,90Aにティーチング終了信号を送信してステップP1に戻る一方、否であればステップP126に戻る。
次に、ステップP130で前回の設定回転速度をメモリM14から読込んだ後、ステップP131で減速時の回転速度修正値をメモリM30から読込む。次いで、ステップP132で前回の設定回転速度より減速時の回転速度修正値を減算し、修正した現在の設定回転速度を演算してメモリM26に記憶する。
次に、ステップP133で修正した現在の設定回転速度<0か否かを判断し、可であればステップP134で修正した現在の設定回転速度をゼロに書換えてステップP135に移行する一方、否であれば直にステップP135に移行する。次いで、前記ステップP135で現在の設定回転速度記憶用メモリM13に修正した現在の設定回転速度を記憶した後、ステップP136で前回の設定回転速度をメモリM14から読込む
次に、ステップP137で中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM19から読込んだ後、ステップP138で前回の設定回転速度及び中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔より、仮想の現在の回転位相の修正値を演算してメモリM20に記憶する。
次に、ステップP139で仮想の現在の回転位相をメモリM12から読込んだ後、ステップP140で仮想の現在の回転位相に仮想の現在の回転位相の修正値を加算し、修正した仮想の現在の回転位相を演算してメモリM21に記憶する。次いで、ステップP141で上流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM15から読込む。
次に、ステップP142で修正した仮想の現在の回転位相に、上流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM16に記憶した後、ステップP143で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM17から読込む。
次に、ステップP144で修正した仮想の現在の回転位相に下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM18に記憶した後、ステップP145で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Aに現在の設定回転速度及び修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP146で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Aに現在の設定回転速度及び修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP147で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM14に記憶する。
次に、ステップP148で修正した仮想の現在の回転位相をメモリM21から読込んだ後、ステップP149で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12に修正した仮想の現在の回転位相を上書きしてステップP126に戻る。
次に、前述したステップP3から移行したステップP150で上流側印刷ユニット群及び下流側印刷ユニット群駆動制御装置70A,90Aに、同期運転開始指令を送信した後、ステップP151で中央制御装置30より原点合わせ開始指令が送信されると、ステップP152で上流側印刷ユニット群及び下流側印刷ユニット群駆動制御装置70A,90Aに、原点合わせ開始指令が送信される。
次に、ステップP153で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12にゼロ回転位相を書き込んだ後、ステップP154で中央制御装置30より設定回転速度(緩動)が送信されると、ステップP155で中央制御装置30より設定回転速度(緩動)を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM13及び前回の設定回転速度記憶用メモリM14に記憶する。
次に、ステップP156で仮想の現在の回転位相をメモリM12から読込んだ後、ステップP157で上流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM15から読込む。次いで、ステップP158で仮想の現在の回転位相に上流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM16に記憶する。
次に、ステップP159で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM17から読込んだ後、ステップP160で仮想の回転位相に下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM18に記憶する。
次に、ステップP161で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Aに現在の設定回転速度(緩動)及び修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP162で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Aに現在の設定回転速度(緩動)及び修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP163で中央制御装置30より設定回転速度(緩動)が送信されたか否かを判断し、可であればステップP164で中央制御装置30より設定回転速度(緩動)を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM13に記憶した後、ステップP165で前回の設定回転速度をメモリM14から読込む。
次に、ステップP166で中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM19から読込んだ後、ステップP167で前回の設定回転速度及び中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔より、仮想の現在の回転位相の修正値を演算してメモリM20に記憶する。
次に、ステップP168で仮想の現在の回転位相をメモリM12から読込んだ後、ステップP169で仮想の現在の回転位相に、仮想の現在の回転位相の修正値を加算し、修正した仮想の現在の回転位相を演算してメモリM21に記憶する。
次に、ステップP170で上流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM15から読込んだ後、ステップP171で修正した仮想の現在の回転位相に、上流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM16に記憶する。次いで、ステップP172で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM17から読込む。
次に、ステップP173で修正した仮想の現在の回転位相に、下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM18に記憶した後、ステップP174で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Aに現在の設定回転速度(緩動)及び修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP175で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Aに、現在の設定回転速度(緩動)及び修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP176で現在の設定回転速度(緩動)を前回の設定回転速度記憶用メモリM14に記憶する。
次に、ステップP177で修正した仮想の現在の回転位相をメモリM21から読込んだ後、ステップP178で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12に修正した仮想の現在の回転位相を書き込んでステップP163に戻る。
一方、前記ステップP163で否であればステップP179で上流側印刷ユニット群又は下流側印刷ユニット群より原点合わせ完了信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP180で原点合わせ完了信号を送信した印刷ユニット群の番号を受信し、原点合わせを完了した印刷ユニット群の番号記憶用メモリM22に記憶する一方、否であればステップP163に戻る。
次に、ステップP181で原点合わせを完了した印刷ユニット群の番号記憶用メモリM22の内容を読込んだ後、ステップP182で上流側印刷ユニット群及び下流側印刷ユニット群駆動制御装置70A,90Aの原点合わせが完了したか否かを判断する。
次に、前記ステップP182で可であればステップP183で中央制御装置30に原点合わせ完了信号を送信してステップP184に移行する一方、否であればステップP163に戻る。
次に、ステップP184で中央制御装置30より設定回転速度(緩動)が送信されたか否かを判断し、可であればステップP185で中央制御装置30より設定回転速度(緩動)を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM13に記憶した後、ステップP186で前回の設定回転速度をメモリM14から読込む。
次に、ステップP187で中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM19から読込んだ後、ステップP188で前回の設定回転速度及び中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔より、仮想の現在の回転位相の修正値を演算し、メモリM20に記憶する。
次に、ステップP189で仮想の現在の回転位相をメモリM12から読込んだ後、ステップP190で仮想の現在の回転位相に仮想の現在の回転位相の修正値を加算し、修正した仮想の現在の回転位相を演算してメモリM21に記憶する。次いで、ステップP191で上流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM15から読込む。
次に、ステップP192で修正した仮想の現在の回転位相に、上流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM16に記憶した後、ステップP193で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM17から読込む。
次に、ステップP194で修正した仮想の現在の回転位相に、下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM18に記憶した後、ステップP195で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Aに現在の設定回転速度(緩動)及び修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP196で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Aに現在の設定回転速度(緩動)及び修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP197で現在の設定回転速度(緩動)を前回の設定回転速度記憶用メモリM14に記憶する。
次に、ステップP198で修正した仮想の現在の回転位相をメモリM21から読込んだ後、ステップP199で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12に修正した仮想の現在の回転位相を上書きしてステップP184に戻る。
次に、前記ステップP184で否であればステップP200で中央制御装置30より増速開始指令及び設定回転速度が送信されたか否かを判断し、可であればステップP201で中央制御装置30より設定回転速度を受信し、同期運転時の設定回転速度記憶用メモリM31に記憶する一方、否であればステップP184に戻る。
次に、ステップP202で増速開始用回転位相をメモリM24から読込んだ後、ステップP203で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12に増速開始用回転位相を上書きする。次いで、ステップP204で同期運転時の設定回転速度をメモリM31から読込む。
次に、ステップP205で上流側印刷ユニット群及び下流側印刷ユニット群駆動制御装置70A,90Aに増速信号及び同期運転時の設定回転速度を送信した後、ステップP206で中央制御装置30より設定回転速度が送信されたか否かを判断する。
次に、前記ステップP206で可であればステップP207で中央制御装置30より設定回転速度を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM13に記憶する一方、否であればステップP208で中央制御装置30より減速開始指令が送信されたか否かを判断する。ここで可であれば後述するステップP233に移行する一方、否であればステップP206に戻る。
次に、ステップP209で前回の設定回転速度をメモリM14から読込んだ後、ステップP210で中央制御装置より受信した設定回転速度=前回の設定回転速度か否かを判断し、可であればステップP211で現在の印刷機の状態記憶用メモリM32に0(定速状態)を上書きする。
次に、ステップP212で前回の設定回転速度をメモリM14から読込んだ後、ステップP213で中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM19から読込む。次いで、ステップP214で前回の設定回転速度及び中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔より、仮想の現在の回転位相の修正値を演算してメモリM20に記憶する。
次に、ステップP215で仮想の現在の回転位相をメモリM12から読込んだ後、ステップP216で仮想の現在の回転位相に仮想の現在の回転位相の修正値を加算し、修正した仮想の現在の回転位相を演算してメモリM21に記憶する。次いで、ステップP217で上流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM15から読込む。
次に、ステップP218で修正した仮想の現在の回転位相に上流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM16に記憶した後、ステップP219で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM17から読込む。
次に、ステップP220で修正した仮想の現在の回転位相に下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM18に記憶した後、ステップP221で現在の印刷機の状態をメモリM32から読込む。
次に、ステップP222で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Aに現在の印刷機の状態及び現在の設定回転速度及び修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP223で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Aに現在の印刷機の状態及び現在の設定回転速度及び修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP224で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM14に記憶した後、ステップP225で修正した仮想の現在の回転位相をメモリM21から読込む。次いで、ステップP226で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12に修正した仮想の現在の回転位相を上書きした後、ステップP206に戻る。
一方、前記ステップP210で否であればステップP227で現在の印刷機の状態記憶用メモリM32に1(増速状態)を上書きした後、ステップP228で増速時の回転速度修正値をメモリM25から読込む。
次に、ステップP229で前回の設定回転速度に増速時の回転速度修正値を加算し、修正した現在の設定回転速度を演算してメモリM26に記憶した後、ステップP230で現在の設定回転速度をメモリM13から読込む。
次に、ステップP231で修正した現在の設定回転速度<現在の設定回転速度か否かを判断し、可であればステップP232で現在の設定回転速度記憶用メモリM13に修正した現在の設定回転速度を記憶してステップP212に移行する一方、否であれば直に212に移行する。
次に、前述したステップP208から移行したステップP233で減速開始用回転位相をメモリM29から読込んだ後、ステップP234で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12に減速開始用回転位相を上書きする。
次に、ステップP235で上流側印刷ユニット群及び下流側印刷ユニット群駆動制御装置70A,90Aに減速信号を送信した後、ステップP236で中央制御装置30より設定回転速度が送信されたか否かを判断し、可であればステップP237で中央制御装置30より設定回転速度を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM13に記憶する。
一方、前記ステップP236で否であればステップP238で中央制御装置30より同期運転駆動停止指令が送信されたか否かを判断し、可であればステップP239で上流側印刷ユニット群及び下流側印刷ユニット群駆動制御装置70A,90Aに同期運転駆動停止指令を送信してステップP150に戻る一方、否であればステップP236に戻る。
次に、ステップP240で前回の設定回転速度をメモリM14から読込んだ後、ステップP241で現在の印刷機の状態記憶用メモリM32に2(減速状態)を上書きする。次いで、ステップP242で減速時の回転速度修正値をメモリM30から読込んだ後、ステップP243で前回の設定回転速度から減速時の回転速度修正値を減算し、修正した現在の設定回転速度を演算する。
次に、ステップP244で修正した現在の設定回転速度<0か否かを判断し、可であればステップP245で修正した現在の設定回転速度記憶用メモリM26をゼロに書換えた後、ステップP246で現在の設定回転速度記憶用メモリM13に修正した現在の設定回転速度を記憶する一方、否であれば直に前記ステップP246に移行する。
次に、ステップP247で前回の設定回転速度をメモリM14から読込んだ後、ステップP248で中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM19から読込む。
次に、ステップP249で前回の設定回転速度及び中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔より、仮想の現在の回転位相の修正値を演算してメモリM20に記憶した後、ステップP250で仮想の現在の回転位相をメモリM12から読込む。
次に、ステップP251で仮想の現在の回転位相に仮想の現在の回転位相の修正値を加算し、修正した仮想の現在の回転位相を演算してメモリM21に記憶した後、ステップP252で上流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM15から読込む。
次に、ステップP253で修正した仮想の現在の回転位相に上流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM16に記憶した後、ステップP254で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM17から読込む。
次に、ステップP255で修正した仮想の現在の回転位相に下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM18に記憶した後、ステップP256で現在の印刷機の状態をメモリM32から読込む。
次に、ステップP257で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Aに現在の印刷機の状態及び現在の設定回転速度及び修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP258で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Aに現在の印刷機の状態及び現在の設定回転速度及び修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP259で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM14に記憶した後、ステップP260で修正した仮想の現在の回転位相をメモリM21から読込む。次いで、ステップP261で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12に修正した仮想の現在の回転位相を上書きしてステップP236に戻る。以後、これを繰り返す。
以上の動作フローによって、上流側印刷ユニット群及び下流側印刷ユニット群駆動制御装置70A,90Aに対してティーチング指令と同期運転指令が送信される。
上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Aは、図16A及び図16B,図17A乃至図17C,図18A乃至図18C,図19A及び図19B,図20A乃至図20C,図21A及び図21B,図22A及び図22B,図23A及び図23B,図24に示す動作フローにしたがって動作する。
即ち、ステップP1で仮想マスタ・ジェネレータ60よりティーチング指令が送信されたか否かを判断し、可であればステップP2で仮想マスタ・ジェネレータ60より原点合わせ開始指令が送信されると、ステップP3で仮想マスタ・ジェネレータ60より現在の設定回転速度(緩動)及び修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断する一方、否であれば後述するステップP167に移行する。
次に、前記ステップP3で可であればステップP4で仮想マスタ・ジェネレータ60より現在の設定回転速度(緩動)及び修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM33及び上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相記憶用メモリM34に記憶した後、ステップP5で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ74よりカウント値を読込み、メモリM35に記憶する。
次に、ステップP6で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ74のカウント値より上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM36に記憶した後、ステップP7で上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM37に記憶する。
次に、ステップP8で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM38に記憶した後、ステップP9で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM39から読込む。
次に、ステップP10で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断し、可であればステップP11で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM33から読込む一方、否であれば後述するステップP15に移行する。
次に、ステップP12で指令回転速度記憶用メモリM40に現在の設定回転速度(緩動)を上書きした後、ステップP13で上流側原動モータ・ドライバ72に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP14で仮想マスタ・ジェネレータ60に原点合わせ完了信号を送信してステップP3に戻る。
次に、前述したステップP15で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM41から読込んだ後、ステップP16で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM37から読込む。
次に、ステップP17で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM42に記憶した後、ステップP18で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM33から読込む。
次に、ステップP19で現在の設定回転速度(緩動)に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM40に記憶した後、ステップP20で上流側原動モータ・ドライバ72に指令回転速度を出力してステップP3に戻る。
一方、前記ステップP3で否であればステップP21で仮想マスタ・ジェネレータ60より増速信号及びティーチング時の設定回転速度が送信されたか否かを判断し、可であればステップP22で仮想マスタ・ジェネレータ60よりティーチング時の設定回転速度を受信し、ティーチング時の設定回転速度記憶用メモリM43に記憶する一方、否であればステップP3に戻る。
次に、ステップP23で増減速時用カウンタ76にリセット及びイネーブル信号を出力した後、ステップP24で増減速時用カウンタ76へのリセット信号出力を停止する。
次に、ステップP25で上流側印刷ユニット群の回転位相検出用ロータリ・エンコーダ20Aよりクロック・パルスが出力されたか否かを判断し、可であればステップP26で負荷モータの基準回転速度設定器77より上流側の負荷モータ18Aの基準回転速度を読込み、上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM44に記憶する。
次に、前記ステップP27で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ74より、カウント値を読込み、メモリM35に記憶した後、ステップP28で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ74のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM36に記憶する。
次に、ステップP29で反転機構2の渡し胴6の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM45から読み込んだ後、ステップP30で反転機構2の渡し胴6の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM46から読込む。
次に、ステップP31で反転機構の渡し胴の切欠部の上昇開始回転位相≦上流側印刷ユニット群の現在の回転位相≦反転機構の渡し胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断し、可であればステップP32で上流側の負荷モータ18Aの回転速度をメモリM44から読込む一方、否であれば後述するステップP35に移行する。
次に、ステップ33で反転機構の渡し胴の切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM47から読込んだ後、ステップP34で上流側の負荷モータ18Aの回転速度から反転機構2の渡し胴6の切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM44に上書きする。
次に、前述したステップP35で上流側の負荷モータ18Aの回転速度をメモリM44から読込んだ後、ステップP36で上流側の負荷モータ・ドライバ79に、上流側の負荷モータ18Aの回転速度を出力する。
次に、ステップP37で増減速時用カウンタ76より、カウント値を読込みメモリM48に記憶した後、ステップP38で上流側原動モータ・ドライバ72より、電流値を読込みメモリM49に記憶する。
次に、ステップP39で基準の電流値をメモリM50から読込んだ後、ステップP40で電流値より基準の電流値を減算し、電流値の差を演算してメモリM51に記憶する。
次に、ステップP41で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換テーブルをメモリM52から読込んだ後、ステップP42で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換テーブルを用いて、電流値の差より負荷モータの回転速度の補正値を求め、メモリM53に記憶する。
次に、ステップP43で上流側の負荷モータ18Aの回転速度をメモリM44から読込んだ後、ステップP44で上流側の負荷モータ18Aの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した上流側の負荷モータ18Aの回転速度を演算してメモリM54に記憶する。
次に、ステップP45でティーチング時の設定回転速度をメモリM43から読込んだ後、ステップP46で増減速時用カウンタ76のカウント値をメモリM48から読込む。次いで、ステップP47で補正した上流側の負荷モータ18Aの回転速度を、増速時の上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM55のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタ76のカウント値用のアドレス位置に記憶してステップP25に戻る。
次に、前述したステップP25で否であればステップP48で仮想マスタ・ジェネレータ60より、現在の設定回転速度及び修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であればステップP49で仮想マスタ・ジェネレータ60より、現在の設定回転速度及び修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM33及び上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相記憶用メモリM34に記憶する。
一方、前記ステップP48で否であればステップP50で仮想マスタ・ジェネレータ60より、印刷ユニット群の定速運転時の負荷検出開始信号が送信されたか否かを判断し、可であれば後述するステップP66に移行する一方、否であればステップP25に戻る。
次に、ステップP51で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ74より、カウント値を読込みメモリM35に記憶した後、ステップP52で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ74のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM36に記憶する。
次に、ステップP53で上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM37に記憶した後、ステップP54で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM38に記憶する。
次に、ステップP55で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM39から読込んだ後、ステップP56で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断する。
次に、前記ステップP56で可であればステップP57で現在の設定回転速度をメモリM33から読込んだ後、ステップP58で指令回転速度記憶用メモリM40に、現在の設定回転速度を上書きする。次いで、ステップP59で上流側原動モータ・ドライバ72に、指令回転速度を出力してステップP25に戻る。
一方、前記ステップP56で否であればステップP60で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM41から読込んだ後、ステップP61で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM37から読込む。
次に、ステップP62で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM42に記憶した後、ステップP63で現在の設定回転速度をメモリM33から読込む。
次に、ステップP64で現在の設定回転速度に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM40に記憶した後、ステップP65で上流側原動モータ・ドライバ72に、指令回転速度を出力してステップP25に戻る。
次に、前述したステップP50から移行したステップP66で上流側印刷ユニット群の回転位相検出用ロータリ・エンコーダ20Aよりクロック・パルスが出力されたか否かを判断し、可であればステップP67で負荷モータの基準回転速度設定器77より上流側の負荷モータ18Aの基準回転速度を読込み、上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM44に記憶する。
次に、前記ステップP68で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ74より、カウント値を読込み、メモリM35に記憶した後、ステップP69で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ74のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM36に記憶する。
次に、ステップP70で反転機構2の渡し胴6の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM45から読み込んだ後、ステップP71で反転機構2の渡し胴6の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM46から読込む。
次に、ステップP72で反転機構の渡し胴の切欠部の上昇開始回転位相≦上流側印刷ユニット群の現在の回転位相≦反転機構の渡し胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断し、可であればステップP73で上流側の負荷モータ18Aの回転速度をメモリM44から読込む一方、否であれば後述するステップP76に移行する。
次に、ステップ74で反転機構の渡し胴の切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM47から読込んだ後、ステップP75で上流側の負荷モータ18Aの回転速度から反転機構2の渡し胴6の切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM44に上書きする。
次に、前述したステップP76で上流側の負荷モータ18Aの回転速度をメモリM44から読込んだ後、ステップP77で上流側の負荷モータ・ドライバ79に、上流側の負荷モータ18Aの回転速度を出力する。
次に、ステップP78で上流側原動モータ・ドライバ72より、電流値を読込みメモリM49に記憶した後、ステップP79で基準の電流値をメモリM50から読む。次いで、ステップP80で電流値より基準の電流値を減算し、電流値の差を演算してメモリM51に記憶する。
次に、ステップP81で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換テーブルをメモリM52から読込んだ後、ステップP82で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換テーブルを用いて、電流値の差より負荷モータの回転速度の補正値を求め、メモリM53に記憶する。
次に、ステップP83で上流側の負荷モータ18Aの回転速度をメモリM44から読込んだ後、ステップP84で上流側の負荷モータ18Aの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した上流側の負荷モータ18Aの回転速度を演算してメモリM54に記憶する。
次に、ステップP85でティーチング時の設定回転速度をメモリM43から読込んだ後、ステップP86で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相をメモリM36から読込む。次いで、ステップP87で補正した上流側の負荷モータ18Aの回転速度を、定速運転時の上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM56のティーチング時の設定回転速度用の上流側印刷ユニット群の現在の回転位相用のアドレス位置に記憶してステップP66に戻る。
次に、前述したステップP66で否であればステップP88で仮想マスタ・ジェネレータ60より、現在の設定回転速度及び修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であればステップP89で仮想マスタ・ジェネレータ60より、現在の設定回転速度及び修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM33及び上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相記憶用メモリM34に記憶する。
一方、前記ステップP88で否であればステップP90で仮想マスタ・ジェネレータ60より、印刷ユニット群の定速運転時の負荷検出終了信号が送信されたか否かを判断し、可であれば後述するステップP106に移行する一方、否であればステップP66に戻る。
次に、ステップP91で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ74より、カウント値を読込みメモリM35に記憶した後、ステップP92で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ74のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM36に記憶する。
次に、ステップP93で上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM37に記憶した後、ステップP94で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM38に記憶する。
次に、ステップP95で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM39から読込んだ後、ステップP96で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断する。
次に、前記ステップP96で可であればステップP97で現在の設定回転速度をメモリM33から読込んだ後、ステップP98で指令回転速度記憶用メモリM40に、現在の設定回転速度を上書きする。次いで、ステップP99で上流側原動モータ・ドライバ72に、指令回転速度を出力してステップP66に戻る。
一方、前記ステップP96で否であればステップP100で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM41から読込んだ後、ステップP101で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM37から読込む。
次に、ステップP102で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM42に記憶した後、ステップP103で現在の設定回転速度をメモリM33から読込む。
次に、ステップP104で現在の設定回転速度に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM40に記憶した後、ステップP105で上流側原動モータ・ドライバ72に、指令回転速度を出力してステップP66に戻る。
次に、前述したステップP90から移行したステップP106で仮想マスタ・ジェネレータ60より、現在の設定回転速度及び修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であればステップP107で仮想マスタ・ジェネレータ60より、現在の設定回転速度及び修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM33及び上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相記憶用メモリM34に記憶して後述するステップP111に移行する。
一方、前記ステップP106で否であればステップP108で仮想マスタ・ジェネレータ60より、減速信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP109で増減速時用カウンタ76に、リセット及びイネーブル信号を出力する一方、否であればステップP106に戻る。次いで、ステップP110で増減速時用カウンタ76へのリセット信号出力を停止して後述するステップP126に移行する。
次に、前述したステップP111で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ74より、カウント値を読込みメモリM35に記憶した後、ステップP112で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ74のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM36に記憶する。
次に、ステップP113で上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM37に記憶した後、ステップP114で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM38に記憶する。
次に、ステップP115で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM39から読込んだ後、ステップP116で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断する。
次に、前記ステップP116で可であればステップP117で現在の設定回転速度をメモリM33から読込んだ後、ステップP118で指令回転速度記憶用メモリM40に、現在の設定回転速度を上書きする。次いで、ステップP119で上流側原動モータ・ドライバ72に、指令回転速度を出力してステップP106に戻る。
一方、前記ステップP116で否であればステップP120で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM41から読込んだ後、ステップP121で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM37から読込む。
次に、ステップP122で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM42に記憶した後、ステップP123で現在の設定回転速度をメモリM33から読込む。
次に、ステップP124で現在の設定回転速度に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM40に記憶した後、ステップP125で上流側原動モータ・ドライバ72に、指令回転速度を出力してステップP106に戻る。
次に、前述したステップP110から移行したステップP126で上流側印刷ユニット群の回転位相検出用ロータリ・エンコーダ20Aよりクロック・パルスが出力されたか否かを判断し、可であればステップP127で負荷モータの基準回転速度設定器77より上流側の負荷モータ18Aの基準回転速度を読込み、上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM44に記憶する。
次に、ステップP128で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ74より、カウント値を読込み、メモリM35に記憶した後、ステップP129で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ74のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM36に記憶する。
次に、ステップP130で反転機構2の渡し胴6の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM45から読み込んだ後、ステップP131で反転機構2の渡し胴6の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM46から読込む。
次に、ステップP132で反転機構の渡し胴の切欠部の上昇開始回転位相≦上流側印刷ユニット群の現在の回転位相≦反転機構の渡し胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断し、可であればステップP133で上流側の負荷モータ18Aの回転速度をメモリM44から読込む一方、否であれば後述するステップP136に移行する。
次に、ステップ134で反転機構の渡し胴の切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM47から読込んだ後、ステップP135で上流側の負荷モータ18Aの回転速度から反転機構2の渡し胴6の切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM44に上書きする。
次に、前述したステップP136で上流側の負荷モータ18Aの回転速度をメモリM44から読込んだ後、ステップP137で上流側の負荷モータ・ドライバ79に、上流側の負荷モータ18Aの回転速度を出力する。
次に、ステップP138で増減速時用カウンタ76より、カウント値を読込みメモリM48に記憶した後、ステップP139で上流側原動モータ・ドライバ72より、電流値を読込みメモリM49に記憶する。
次に、ステップP140で基準の電流値をメモリM50から読込んだ後、ステップP141で電流値より基準の電流値を減算し、電流値の差を演算してメモリM51に記憶する。
次に、ステップP142で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換テーブルをメモリM52から読込んだ後、ステップP143で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換テーブルを用いて、電流値の差より負荷モータの回転速度の補正値を求め、メモリM53に記憶する。
次に、ステップP144で上流側の負荷モータ18Aの回転速度をメモリM44から読込んだ後、ステップP145で上流側の負荷モータ18Aの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した上流側の負荷モータ18Aの回転速度を演算してメモリM54に記憶する。
次に、ステップP146でティーチング時の設定回転速度をメモリM43から読込んだ後、ステップP147で増減速時用カウンタ76のカウント値をメモリM48から読込む。次いで、ステップP148で補正した上流側の負荷モータ18Aの回転速度を、減速時の上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM57のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタ76のカウント値用のアドレス位置に記憶してステップP126に戻る。
次に、前述したステップP126で否であればステップP149で仮想マスタ・ジェネレータ60より、現在の設定回転速度及び修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であればステップP150で仮想マスタ・ジェネレータ60より、現在の設定回転速度及び修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM33及び上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相記憶用メモリM34に記憶する。
一方、前記ステップP149で否であればステップP151で仮想マスタ・ジェネレータ60より、ティーチング終了信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP1に戻る一方、否であればステップP126に戻る。
次に、ステップP152で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ74より、カウント値を読込みメモリM35に記憶した後、ステップP153で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ74のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM36に記憶する。
次に、ステップP154で上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM37に記憶した後、ステップP155で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM38に記憶する。
次に、ステップP156で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM39から読込んだ後、ステップP157で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断する。
次に、前記ステップP157で可であればステップP158で現在の設定回転速度をメモリM33から読込んだ後、ステップP159で指令回転速度記憶用メモリM40に、現在の設定回転速度を上書きする。次いで、ステップP160で上流側原動モータ・ドライバ72に、指令回転速度を出力してステップP126に戻る。
一方、前記ステップP157で否であればステップP161で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM41から読込んだ後、ステップP162で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM37から読込む。
次に、ステップP163で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM42に記憶した後、ステップP164で現在の設定回転速度をメモリM33から読込む。
次に、ステップP165で現在の設定回転速度に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM40に記憶した後、ステップP166で上流側原動モータ・ドライバ72に、指令回転速度を出力してステップP126に戻る。
次に、前述したステップP1から移行したステップP167で仮想マスタ・ジェネレータ60より同期運転開始指令が送信されたか否かを判断し、可であればステップP168で仮想マスタ・ジェネレータ60より原点合わせ開始指令が送信されたか否かを判断する一方、否であれば後述するステップP245に移行する。
次に、前記ステップP168で可であればステップP170で仮想マスタ・ジェネレータ60より現在の設定回転速度(緩動)及び修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断する一方、否であればステップP169で仮想マスタ・ジェネレータ60より、同期運転停止指令が送信されたか否かを判断する。このステップP169で可であれば後述するステップP245に移行する一方、否であればステップP168に戻る。
次に、前記ステップP170で可であればステップP171で仮想マスタ・ジェネレータ60より現在の設定回転速度(緩動)及び修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM33及び上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相記憶用メモリM34に記憶した後、ステップP172で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ74よりカウント値を読込み、メモリM35に記憶する。
次に、ステップP173で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ74のカウント値より上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM36に記憶した後、ステップP174で上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM37に記憶する。
次に、ステップP175で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM38に記憶した後、ステップP176で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM39から読込む。
次に、ステップP177で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断し、可であればステップP178で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM33から読込む一方、否であれば後述するステップP182に移行する。
次に、ステップP179で指令回転速度記憶用メモリM40に現在の設定回転速度(緩動)を上書きした後、ステップP180で上流側原動モータ・ドライバ72に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP181で仮想マスタ・ジェネレータ60に原点合わせ完了信号を送信してステップP170に戻る。
次に、前述したステップP182で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM41から読込んだ後、ステップP183で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM37から読込む。
次に、ステップP184で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM42に記憶した後、ステップP185で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM33から読込む。
次に、ステップP186で現在の設定回転速度(緩動)に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM40に記憶した後、ステップP187で上流側原動モータ・ドライバ72に指令回転速度を出力してステップP170に戻る。
一方、前記ステップP170で否であればステップP188で仮想マスタ・ジェネレータ60より増速信号及び同期運転時の設定回転速度が送信されたか否かを判断し、可であればステップP189で仮想マスタ・ジェネレータ60より同期運転時の設定回転速度を受信し、同期運転時の設定回転速度記憶用メモリM58に記憶する一方、否であればステップP170に戻る。
次に、ステップP190で増減速時用カウンタ76にリセット及びイネーブル信号を出力した後、ステップP191で増減速時用カウンタ76へのリセット信号出力を停止する。
次に、ステップP192で仮想マスタ・ジェネレータ60より、現在の印刷機の状態及び現在の設定回転速度及び修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であればステップP193で仮想マスタ・ジェネレータ60より、現在の印刷機の状態及び現在の設定回転速度及び修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、現在の印刷機の状態記憶用メモリM59及び現在の設定回転速度記憶用メモリM33及び上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相記憶用メモリM34に記憶する。
一方、前記ステップP192で否であればステップP194で仮想マスタ・ジェネレータ60より、減速信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP195で増減速時用カウンタ76に、リセット及びイネーブル信号を出力した後、ステップP196で増減速時用カウンタ76へのリセット信号出力を停止して後述するステップP223に移行する一方、否であればステップP192に戻る。
次に、ステップP197で現在の印刷機の状態をメモリM59から読込んだ後、ステップP198で現在の印刷機の状態=1か否かを判断し、可であればステップP199で同期運転時の設定回転速度をメモリM58から読込む。
次に、ステップP200で増減速時用カウンタ76より、カウント値を読込みメモリM48に記憶した後、ステップP201で増速時の上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM55の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタ76のカウント値用のアドレス位置より、上流側の負荷モータの回転速度を読込み、メモリM44に記憶する。尚、増速時の上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM55の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置は、ティーチング時の設定回転速度が同期運転時の設定回転速度と同じで、かつ、増減速時用カウンタのカウント値が同じであるステップP47で補正した上流側の負荷モータの回転速度を記憶した増速時の上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM55のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置に対応する。
次に、ステップP202で上流側の負荷モータ・ドライバ79に、上流側の負荷モータ18Aの回転速度を出力した後、後述するステップP208に移行する。
一方、前記ステップP198で否であればステップP203で同期運転時の設定回転速度をメモリM58から読込んだ後、ステップP204で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ74より、カウント値を読込みメモリM35に記憶する。
次に、ステップP205で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ74のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM36に記憶した後、ステップP206で定速運転時の上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM56の同期運転時の設定回転速度用の上流側印刷ユニット群の現在の回転位相用のアドレス位置より、上流側の負荷モータの回転速度を読込み、メモリM44に記憶する。尚、定速運転時の上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM56の同期運転時の設定回転速度用の上流側印刷ユニット群の現在の回転位相用のアドレス位置は、ティーチング時の設定回転速度が同期運転時の設定回転速度と同じで、かつ、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相が同じであるステップP87で補正した上流側の負荷モータの回転速度を記憶した定速運転時の上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM56のティーチング時の設定回転速度用の上流側印刷ユニット群の現在の回転位相用のアドレス位置に対応する。
次に、ステップP207で上流側の負荷モータ・ドライバ79に、上流側の負荷モータ18Aの回転速度を出力した後、前述したステップP208で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ74より、カウント値を読込みメモリM35に記憶する。
次に、ステップP209で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ74のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM36に記憶した後、ステップP210で上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM37に記憶する。
次いで、ステップP211で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM38に記憶した後、ステップP212で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM39から読込む。
次に、ステップP213で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断し、可であればステップP214で現在の設定回転速度をメモリM33から読込む。
次に、ステップP215で指令回転速度記憶用メモリM40に、現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP216で上流側原動モータ・ドライバ72に、指令回転速度を出力してステップP192に戻る。
一方、前記ステップP213で否であればステップP217で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM41から読込んだ後、ステップP218で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM37から読込む。
次に、ステップP219で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM42に記憶した後、ステップP220で現在の設定回転速度をメモリM33から読込む。
次に、ステップP221で現在の設定回転速度に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM40に記憶した後、ステップP222で上流側原動モータ・ドライバ72に、指令回転速度を出力してステップP192に戻る。
次に、前述したステップP196から移行したステップP223で仮想マスタ・ジェネレータ60より、現在の印刷機の状態及び現在の設定回転速度及び修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であればステップP224に移行する一方、否であればステップP225で仮想マスタ・ジェネレータ60より、同期運転駆動停止指令が送信されたか否かを判断する。このステップP225で可であればステップP168に戻る一方、否であればステップP223に戻る。
次に、前記ステップP224で仮想マスタ・ジェネレータ60より、現在の印刷機の状態及び現在の設定回転速度及び修正した上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、現在の印刷機の状態記憶用メモリM59及び現在の設定回転速度記憶用メモリM33及び上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相記憶用メモリM34に記憶した後、ステップP226で同期運転時の設定回転速度をメモリM58から読込む。
次に、ステップP227で増減速時用カウンタ76より、カウント値を読込み、メモリM48に記憶した後、ステップP228で減速時の上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM57の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタ76のカウント値用のアドレス位置より、上流側の負荷モータ18Aの回転速度を読込み、メモリM44に記憶する。尚、減速時の上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM57の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置は、ティーチング時の設定回転速度が同期運転時の設定回転速度と同じで、かつ、増減速時用カウンタのカウント値が同じであるステップP148で補正した上流側の負荷モータの回転速度を記憶した減速時の上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM57のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置に対応する。
次に、ステップP229で上流側の負荷モータ・ドライバ79に、上流側の負荷モータ18Aの回転速度を出力した後、ステップP230で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ74より、カウント値を読込みメモリM35に記憶する。
次に、ステップP231で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ74のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM36に記憶した後、ステップP232で上流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM37に記憶する。
次いで、ステップP233で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM38に記憶した後、ステップP234で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM39から読込む。
次に、ステップP235で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断し、可であればステップP236で現在の設定回転速度をメモリM33から読込む。
次に、ステップP237で指令回転速度記憶用メモリM40に、現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP238で上流側原動モータ・ドライバ72に、指令回転速度を出力してステップP223に戻る。
一方、前記ステップP235で否であればステップP239で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM41から読込んだ後、ステップP240で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM37から読込む。
次に、ステップP241で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM42に記憶した後、ステップP242で現在の設定回転速度をメモリM33から読込む。
次に、ステップP243で現在の設定回転速度に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM40に記憶した後、ステップP244で上流側原動モータ・ドライバ72に、指令回転速度を出力してステップP223に戻る。
次に、前述したステップP167から移行したステップP245で上流側印刷ユニット群単独駆動用回転速度設定器80に設定回転速度が入力されたか否かを判断し、可であればステップP246で上流側印刷ユニット群単独駆動用回転速度設定器80より、設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM33に記憶してステップP247に移行する一方、否であれば直にステップP247に移行する。
次に、ステップP247で上流側印刷ユニット群の単独駆動スイッチ81がONされたか否かを判断し、可であればステップP248で現在の設定回転速度をメモリM33から読込む一方、否であればステップP1に戻る。
次に、ステップP249で指令回転速度記憶用メモリM40に、現在の設定回転速度を書き込んだ後、ステップP250で上流側原動モータ・ドライバ72に、指令回転速度を出力する。
次に、ステップP251で上流側印刷ユニット群の停止スイッチ82がONされると、ステップP252で上流側原動モータ・ドライバ72に、停止指令を出力してステップP1に戻る。以後、これを繰り返す。
以上の動作フローによって、仮想マスタ・ジェネレータ60からの指令により、上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Aを介して、上流側原動モータ10Aにおけるティーチング処理と同期運転処理がなされると共に同期運転時には上流側の負荷モータ18Aにより制動力制御が実施される。
下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Aは、図25A及び図25B,図26A乃至図26C,図27A乃至図27C,図28A及び図28B,図29A乃至図29C,図30A及び図30B,図31A及び図31B,図32A及び図32B,図33に示す動作フローにしたがって動作する。
即ち、ステップP1で仮想マスタ・ジェネレータ60よりティーチング指令が送信されたか否かを判断し、可であればステップP2で仮想マスタ・ジェネレータ60より原点合わせ開始指令が送信されると、ステップP3で仮想マスタ・ジェネレータ60より現在の設定回転速度(緩動)及び修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断する一方、否であれば後述するステップP167に移行する。
次に、前記ステップP3で可であればステップP4で仮想マスタ・ジェネレータ60より現在の設定回転速度(緩動)及び修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM60及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相記憶用メモリM61に記憶した後、ステップP5で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ94よりカウント値を読込み、メモリM62に記憶する。
次に、ステップP6で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ94のカウント値より下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM63に記憶した後、ステップP7で下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM64に記憶する。
次に、ステップP8で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM65に記憶した後、ステップP9で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM66から読込む。
次に、ステップP10で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断し、可であればステップP11で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM60から読込む一方、否であれば後述するステップP15に移行する。
次に、ステップP12で指令回転速度記憶用メモリM67に現在の設定回転速度(緩動)を上書きした後、ステップP13で下流側原動モータ・ドライバ92に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP14で仮想マスタ・ジェネレータ60に原点合わせ完了信号を送信してステップP3に戻る。
次に、前述したステップP15で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM68から読込んだ後、ステップP16で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM64から読込む。
次に、ステップP17で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM69に記憶した後、ステップP18で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM60から読込む。
次に、ステップP19で現在の設定回転速度(緩動)に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM67に記憶した後、ステップP20で下流側原動モータ・ドライバ92に指令回転速度を出力してステップP3に戻る。
一方、前記ステップP3で否であればステップP21で仮想マスタ・ジェネレータ60より増速信号及びティーチング時の設定回転速度が送信されたか否かを判断し、可であればステップP22で仮想マスタ・ジェネレータ60よりティーチング時の設定回転速度を受信し、ティーチング時の設定回転速度記憶用メモリM70に記憶する一方、否であればステップP3に戻る。
次に、ステップP23で増減速時用カウンタ96にリセット及びイネーブル信号を出力した後、ステップP24で増減速時用カウンタ96へのリセット信号出力を停止する。
次に、ステップP25で下流側印刷ユニット群の回転位相検出用ロータリ・エンコーダ20Bよりクロック・パルスが出力されたか否かを判断し、可であればステップP26で負荷モータの基準回転速度設定器97より下流側の負荷モータ18Bの基準回転速度を読込み、下流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM71に記憶する。
次に、前記ステップP27で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ94より、カウント値を読込み、メモリM62に記憶した後、ステップP28で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ94のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM63に記憶する。
次に、ステップP29で反転機構2の吸着胴7の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM72から読み込んだ後、ステップP30で反転機構2の吸着胴7の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM73から読込む。
次に、ステップP31で反転機構の吸着胴の切欠部の上昇開始回転位相≦下流側印刷ユニット群の現在の回転位相≦反転機構の吸着胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断し、可であればステップP32で下流側の負荷モータ18Bの回転速度をメモリM71から読込む一方、否であれば後述するステップP35に移行する。
次に、ステップ33で反転機構の吸着胴の切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM74から読込んだ後、ステップP34で下流側の負荷モータ18Bの回転速度から反転機構2の吸着胴6の切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、下流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM71に上書きする。
次に、前述したステップP35で下流側の負荷モータ18Bの回転速度をメモリM71から読込んだ後、ステップP36で下流側の負荷モータ・ドライバ99に、下流側の負荷モータ18Bの回転速度を出力する。
次に、ステップP37で増減速時用カウンタ96より、カウント値を読込みメモリM75に記憶した後、ステップP38で下流側原動モータ・ドライバ92より、電流値を読込みメモリM76に記憶する。
次に、ステップP39で基準の電流値をメモリM77から読込んだ後、ステップP40で電流値より基準の電流値を減算し、電流値の差を演算してメモリM78に記憶する。
次に、ステップP41で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換テーブルをメモリM79から読込んだ後、ステップP42で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換テーブルを用いて、電流値の差より負荷モータの回転速度の補正値を求め、メモリM80に記憶する。
次に、ステップP43で下流側の負荷モータ18Bの回転速度をメモリM71から読込んだ後、ステップP44で下流側の負荷モータ18Bの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した下流側の負荷モータ18Bの回転速度を演算してメモリM81に記憶する。
次に、ステップP45でティーチング時の設定回転速度をメモリM70から読込んだ後、ステップP46で増減速時用カウンタ96のカウント値をメモリM75から読込む。次いで、ステップP47で補正した下流側の負荷モータ18Bの回転速度を、増速時の下流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM82のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタ96のカウント値用のアドレス位置に記憶してステップP25に戻る。
次に、前述したステップP25で否であればステップP48で仮想マスタ・ジェネレータ60より、現在の設定回転速度及び修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であればステップP49で仮想マスタ・ジェネレータ60より、現在の設定回転速度及び修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM60及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相記憶用メモリM61に記憶する。
一方、前記ステップP48で否であればステップP50で仮想マスタ・ジェネレータ60より、印刷ユニット群の定速運転時の負荷検出開始信号が送信されたか否かを判断し、可であれば後述するステップP66に移行する一方、否であればステップP25に戻る。
次に、ステップP51で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ94より、カウント値を読込みメモリM62に記憶した後、ステップP52で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ94のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM63に記憶する。
次に、ステップP53で下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM64に記憶した後、ステップP54で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM65に記憶する。
次に、ステップP55で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM66から読込んだ後、ステップP56で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断する。
次に、前記ステップP56で可であればステップP57で現在の設定回転速度をメモリM60から読込んだ後、ステップP58で指令回転速度記憶用メモリM67に、現在の設定回転速度を上書きする。次いで、ステップP59で下流側原動モータ・ドライバ92に、指令回転速度を出力してステップP25に戻る。
一方、前記ステップP56で否であればステップP60で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM68から読込んだ後、ステップP61で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM64から読込む。
次に、ステップP62で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM69に記憶した後、ステップP63で現在の設定回転速度をメモリM60から読込む。
次に、ステップP64で現在の設定回転速度に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM67に記憶した後、ステップP65で下流側原動モータ・ドライバ92に、指令回転速度を出力してステップP25に戻る。
次に、前述したステップP50から移行したステップP66で下流側印刷ユニット群の回転位相検出用ロータリ・エンコーダ20Bよりクロック・パルスが出力されたか否かを判断し、可であればステップP67で負荷モータの基準回転速度設定器97より下流側の負荷モータ18Bの基準回転速度を読込み、下流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM71に記憶する。
次に、前記ステップP68で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ94より、カウント値を読込み、メモリM62に記憶した後、ステップP69で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ94のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM63に記憶する。
次に、ステップP70で反転機構2の吸着胴7の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM72から読み込んだ後、ステップP71で反転機構2の吸着胴7の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM73から読込む。
次に、ステップP72で反転機構の吸着胴の切欠部の上昇開始回転位相≦下流側印刷ユニット群の現在の回転位相≦反転機構の吸着胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断し、可であればステップP73で下流側の負荷モータ18Bの回転速度をメモリM71から読込む一方、否であれば後述するステップP76に移行する。
次に、ステップ74で反転機構の吸着胴の切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM74から読込んだ後、ステップP75で下流側の負荷モータ18Bの回転速度から反転機構2の吸着胴7の切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、下流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM71に上書きする。
次に、前述したステップP76で下流側の負荷モータ18Bの回転速度をメモリM71から読込んだ後、ステップP77で下流側の負荷モータ・ドライバ99に、下流側の負荷モータ18Bの回転速度を出力する。
次に、ステップP78で下流側原動モータ・ドライバ92より、電流値を読込みメモリM76に記憶した後、ステップP79で基準の電流値をメモリM77から読む。次いで、ステップP80で電流値より基準の電流値を減算し、電流値の差を演算してメモリM78に記憶する。
次に、ステップP81で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換テーブルをメモリM79から読込んだ後、ステップP82で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換テーブルを用いて、電流値の差より負荷モータの回転速度の補正値を求め、メモリM80に記憶する。
次に、ステップP83で下流側の負荷モータ18Bの回転速度をメモリM71から読込んだ後、ステップP84で下流側の負荷モータ18Bの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した下流側の負荷モータ18Bの回転速度を演算してメモリM81に記憶する。
次に、ステップP85でティーチング時の設定回転速度をメモリM70から読込んだ後、ステップP86で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相をメモリM63から読込む。次いで、ステップP87で補正した下流側の負荷モータ18Bの回転速度を、定速運転時の下流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM83のティーチング時の設定回転速度用の上流側印刷ユニット群の現在の回転位相用のアドレス位置に記憶してステップP66に戻る。
次に、前述したステップP66で否であればステップP88で仮想マスタ・ジェネレータ60より、現在の設定回転速度及び修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であればステップP89で仮想マスタ・ジェネレータ60より、現在の設定回転速度及び修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM60及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相記憶用メモリM61に記憶する。
一方、前記ステップP88で否であればステップP90で仮想マスタ・ジェネレータ60より、印刷ユニット群の定速運転時の負荷検出終了信号が送信されたか否かを判断し、可であれば後述するステップP106に移行する一方、否であればステップP66に戻る。
次に、ステップP91で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ94より、カウント値を読込みメモリM62に記憶した後、ステップP92で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ94のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM63に記憶する。
次に、ステップP93で下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM64に記憶した後、ステップP94で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM65に記憶する。
次に、ステップP95で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM66から読込んだ後、ステップP96で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断する。
次に、前記ステップP96で可であればステップP97で現在の設定回転速度をメモリM60から読込んだ後、ステップP98で指令回転速度記憶用メモリM67に、現在の設定回転速度を上書きする。次いで、ステップP99で下流側原動モータ・ドライバ92に、指令回転速度を出力してステップP66に戻る。
一方、前記ステップP96で否であればステップP100で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM68から読込んだ後、ステップP101で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM64から読込む。
次に、ステップP102で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM69に記憶した後、ステップP103で現在の設定回転速度をメモリM60から読込む。
次に、ステップP104で現在の設定回転速度に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM67に記憶した後、ステップP105で下流側原動モータ・ドライバ92に、指令回転速度を出力してステップP66に戻る。
次に、前述したステップP90から移行したステップP106で仮想マスタ・ジェネレータ60より、現在の設定回転速度及び修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であればステップP107で仮想マスタ・ジェネレータ60より、現在の設定回転速度及び修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM60及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相記憶用メモリM61に記憶して後述するステップP111に移行する。
一方、前記ステップP106で否であればステップP108で仮想マスタ・ジェネレータ60より、減速信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP109で増減速時用カウンタ96に、リセット及びイネーブル信号を出力する一方、否であればステップP106に戻る。次いで、ステップP110で増減速時用カウンタ96へのリセット信号出力を停止して後述するステップP126に移行する。
次に、前述したステップP111で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ94より、カウント値を読込みメモリM62に記憶した後、ステップP112で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ94のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM63に記憶する。
次に、ステップP113で下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM64に記憶した後、ステップP114で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM65に記憶する。
次に、ステップP115で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM66から読込んだ後、ステップP116で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断する。
次に、前記ステップP116で可であればステップP117で現在の設定回転速度をメモリM60から読込んだ後、ステップP118で指令回転速度記憶用メモリM67に、現在の設定回転速度を上書きする。次いで、ステップP119で下流側原動モータ・ドライバ92に、指令回転速度を出力してステップP106に戻る。
一方、前記ステップP116で否であればステップP120で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM68から読込んだ後、ステップP121で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM64から読込む。
次に、ステップP122で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM69に記憶した後、ステップP123で現在の設定回転速度をメモリM60から読込む。
次に、ステップP124で現在の設定回転速度に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM67に記憶した後、ステップP125で下流側原動モータ・ドライバ92に、指令回転速度を出力してステップP106に戻る。
次に、前述したステップP110から移行したステップP126で下流側印刷ユニット群の回転位相検出用ロータリ・エンコーダ20Bよりクロック・パルスが出力されたか否かを判断し、可であればステップP127で負荷モータの基準回転速度設定器97より下流側の負荷モータ18Bの基準回転速度を読込み、下流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM71に記憶する。
次に、ステップP128で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ94より、カウント値を読込み、メモリM62に記憶した後、ステップP129で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ94のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM63に記憶する。
次に、ステップP130で反転機構2の吸着胴7の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM72から読み込んだ後、ステップP131で反転機構2の吸着胴7の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM73から読込む。
次に、ステップP132で反転機構の吸着胴の切欠部の上昇開始回転位相≦下流側印刷ユニット群の現在の回転位相≦反転機構の吸着胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断し、可であればステップP133で下流側の負荷モータ18Bの回転速度をメモリM71から読込む一方、否であれば後述するステップP136に移行する。
次に、ステップ134で反転機構の吸着胴の切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM74から読込んだ後、ステップP135で下流側の負荷モータ18Bの回転速度から反転機構2の吸着胴7の切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、下流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM71に上書きする。
次に、前述したステップP136で下流側の負荷モータ18Bの回転速度をメモリM71から読込んだ後、ステップP137で下流側の負荷モータ・ドライバ99に、下流側の負荷モータ18Bの回転速度を出力する。
次に、ステップP138で増減速時用カウンタ96より、カウント値を読込みメモリM75に記憶した後、ステップP139で下流側原動モータ・ドライバ92より、電流値を読込みメモリM76に記憶する。
次に、ステップP140で基準の電流値をメモリM77から読込んだ後、ステップP141で電流値より基準の電流値を減算し、電流値の差を演算してメモリM78に記憶する。
次に、ステップP142で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換テーブルをメモリM79から読込んだ後、ステップP143で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換テーブルを用いて、電流値の差より負荷モータの回転速度の補正値を求め、メモリM80に記憶する。
次に、ステップP144で下流側の負荷モータ18Bの回転速度をメモリM71から読込んだ後、ステップP145で下流側の負荷モータ18Bの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した下流側の負荷モータ18Bの回転速度を演算してメモリM81に記憶する。
次に、ステップP146でティーチング時の設定回転速度をメモリM70から読込んだ後、ステップP147で増減速時用カウンタ96のカウント値をメモリM75から読込む。次いで、ステップP148で補正した下流側の負荷モータ18Bの回転速度を、減速時の下流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM84のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタ96のカウント値用のアドレス位置に記憶してステップP126に戻る。
次に、前述したステップP126で否であればステップP149で仮想マスタ・ジェネレータ60より、現在の設定回転速度及び修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であればステップP150で仮想マスタ・ジェネレータ60より、現在の設定回転速度及び修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM60及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相記憶用メモリM61に記憶する。
一方、前記ステップP149で否であればステップP151で仮想マスタ・ジェネレータ60より、ティーチング終了信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP1に戻る一方、否であればステップP126に戻る。
次に、ステップP152で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ94より、カウント値を読込みメモリM62に記憶した後、ステップP153で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ94のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM63に記憶する。
次に、ステップP154で下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM64に記憶した後、ステップP155で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM65に記憶する。
次に、ステップP156で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM66から読込んだ後、ステップP157で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断する。
次に、前記ステップP157で可であればステップP158で現在の設定回転速度をメモリM60から読込んだ後、ステップP159で指令回転速度記憶用メモリM67に、現在の設定回転速度を上書きする。次いで、ステップP160で下流側原動モータ・ドライバ92に、指令回転速度を出力してステップP126に戻る。
一方、前記ステップP157で否であればステップP161で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM68から読込んだ後、ステップP162で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM64から読込む。
次に、ステップP163で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM69に記憶した後、ステップP164で現在の設定回転速度をメモリM60から読込む。
次に、ステップP165で現在の設定回転速度に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM67に記憶した後、ステップP166で下流側原動モータ・ドライバ92に、指令回転速度を出力してステップP126に戻る。
次に、前述したステップP1から移行したステップP167で仮想マスタ・ジェネレータ60より同期運転開始指令が送信されたか否かを判断し、可であればステップP168で仮想マスタ・ジェネレータ60より原点合わせ開始指令が送信されたか否かを判断する一方、否であれば後述するステップP245に移行する。
次に、前記ステップP168で可であればステップP170で仮想マスタ・ジェネレータ60より現在の設定回転速度(緩動)及び修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断する一方、否であればステップP169で仮想マスタ・ジェネレータ60より、同期運転停止指令が送信されたか否かを判断する。このステップP169で可であれば後述するステップP245に移行する一方、否であればステップP168に戻る。
次に、前記ステップP170で可であればステップP171で仮想マスタ・ジェネレータ60より現在の設定回転速度(緩動)及び修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM60及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相記憶用メモリM61に記憶した後、ステップP172で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ94よりカウント値を読込み、メモリM62に記憶する。
次に、ステップP173で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ94のカウント値より下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM63に記憶した後、ステップP174で下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM64に記憶する。
次に、ステップP175で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM65に記憶した後、ステップP176で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM66から読込む。
次に、ステップP177で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断し、可であればステップP178で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM60から読込む一方、否であれば後述するステップP182に移行する。
次に、ステップP179で指令回転速度記憶用メモリM67に現在の設定回転速度(緩動)を上書きした後、ステップP180で下流側原動モータ・ドライバ92に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP181で仮想マスタ・ジェネレータ60に原点合わせ完了信号を送信してステップP170に戻る。
次に、前述したステップP182で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM68から読込んだ後、ステップP183で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM64から読込む。
次に、ステップP184で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM69に記憶した後、ステップP185で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM60から読込む。
次に、ステップP186で現在の設定回転速度(緩動)に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM67に記憶した後、ステップP187で下流側原動モータ・ドライバ92に指令回転速度を出力してステップP170に戻る。
一方、前記ステップP170で否であればステップP188で仮想マスタ・ジェネレータ60より増速信号及び同期運転時の設定回転速度が送信されたか否かを判断し、可であればステップP189で仮想マスタ・ジェネレータ60より同期運転時の設定回転速度を受信し、同期運転時の設定回転速度記憶用メモリM85に記憶する一方、否であればステップP170に戻る。
次に、ステップP190で増減速時用カウンタ96にリセット及びイネーブル信号を出力した後、ステップP191で増減速時用カウンタ96へのリセット信号出力を停止する。
次に、ステップP192で仮想マスタ・ジェネレータ60より、現在の印刷機の状態及び現在の設定回転速度及び修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であればステップP193で仮想マスタ・ジェネレータ60より、現在の印刷機の状態及び現在の設定回転速度及び修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、現在の印刷機の状態記憶用メモリM86及び現在の設定回転速度記憶用メモリM60及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相記憶用メモリM61に記憶する。
一方、前記ステップP192で否であればステップP194で仮想マスタ・ジェネレータ60より、減速信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP195で増減速時用カウンタ96に、リセット及びイネーブル信号を出力した後、ステップP196で増減速時用カウンタ96へのリセット信号出力を停止して後述するステップP223に移行する一方、否であればステップP192に戻る。
次に、ステップP197で現在の印刷機の状態をメモリM86から読込んだ後、ステップP198で現在の印刷機の状態=1か否かを判断し、可であればステップP199で同期運転時の設定回転速度をメモリM85から読込む。
次に、ステップP200で増減速時用カウンタ96より、カウント値を読込みメモリM75に記憶した後、ステップP201で増速時の下流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM82の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタ96のカウント値用のアドレス位置より、下流側の負荷モータの回転速度を読込み、メモリM71に記憶する。尚、増速時の上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM82の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置は、ティーチング時の設定回転速度が同期運転時の設定回転速度と同じで、かつ、増減速時用カウンタのカウント値が同じであるステップP47で補正した上流側の負荷モータの回転速度を記憶した増速時の上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM55のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置に対応する。
次に、ステップP202で下流側の負荷モータ・ドライバ99に、下流側の負荷モータ18Bの回転速度を出力した後、後述するステップP208に移行する。
一方、前記ステップP198で否であればステップP203で同期運転時の設定回転速度をメモリM85から読込んだ後、ステップP204で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ94より、カウント値を読込みメモリM62に記憶する。
次に、ステップP205で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ94のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM63に記憶した後、ステップP206で定速運転時の下流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM83の同期運転時の設定回転速度用の下流側印刷ユニット群の現在の回転位相用のアドレス位置より、下流側の負荷モータの回転速度を読込み、メモリM71に記憶する。尚、定速運転時の上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM83の同期運転時の設定回転速度用の上流側印刷ユニット群の現在の回転位相用のアドレス位置は、ティーチング時の設定回転速度が同期運転時の設定回転速度と同じで、かつ、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相が同じであるステップP87で補正した上流側の負荷モータの回転速度を記憶した定速運転時の上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM83のティーチング時の設定回転速度用の上流側印刷ユニット群の現在の回転位相用のアドレス位置に対応する。
次に、ステップP207で下流側の負荷モータ・ドライバ99に、下流側の負荷モータ18Bの回転速度を出力した後、前述したステップP208で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ94より、カウント値を読込みメモリM62に記憶する。
次に、ステップP209で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ94のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM63に記憶した後、ステップP210で下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM64に記憶する。
次いで、ステップP211で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM65に記憶した後、ステップP212で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM66から読込む。
次に、ステップP213で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断し、可であればステップP214で現在の設定回転速度をメモリM60から読込む。
次に、ステップP215で指令回転速度記憶用メモリM67に、現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP216で下流側原動モータ・ドライバ92に、指令回転速度を出力してステップP192に戻る。
一方、前記ステップP213で否であればステップP217で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM68から読込んだ後、ステップP218で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM64から読込む。
次に、ステップP219で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM69に記憶した後、ステップP220で現在の設定回転速度をメモリM60から読込む。
次に、ステップP221で現在の設定回転速度に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM67に記憶した後、ステップP222で下流側原動モータ・ドライバ92に、指令回転速度を出力してステップP192に戻る。
次に、前述したステップP196から移行したステップP223で仮想マスタ・ジェネレータ60より、現在の印刷機の状態及び現在の設定回転速度及び修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であればステップP224に移行する一方、否であればステップP225で仮想マスタ・ジェネレータ60より、同期運転駆動停止指令が送信されたか否かを判断する。このステップP225で可であればステップP168に戻る一方、否であればステップP223に戻る。
次に、前記ステップP224で仮想マスタ・ジェネレータ60より、現在の印刷機の状態及び現在の設定回転速度及び修正した下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、現在の印刷機の状態記憶用メモリM86及び現在の設定回転速度記憶用メモリM60及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相記憶用メモリM61に記憶した後、ステップP226で同期運転時の設定回転速度をメモリM85から読込む。
次に、ステップP227で増減速時用カウンタ96より、カウント値を読込み、メモリM75に記憶した後、ステップP228で減速時の下流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM84の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタ96のカウント値用のアドレス位置より、下流側の負荷モータ18Bの回転速度を読込み、メモリM71に記憶する。尚、減速時の上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM84の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置は、ティーチング時の設定回転速度が同期運転時の設定回転速度と同じで、かつ、増減速時用カウンタのカウント値が同じであるステップP148で補正した上流側の負荷モータの回転速度を記憶した減速時の上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM84のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置に対応する。
次に、ステップP229で下流側の負荷モータ・ドライバ99に、下流側の負荷モータ18Bの回転速度を出力した後、ステップP230で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ94より、カウント値を読込みメモリM62に記憶する。
次に、ステップP231で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ94のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM63に記憶した後、ステップP232で下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM64に記憶する。
次いで、ステップP233で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM65に記憶した後、ステップP234で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM66から読込む。
次に、ステップP235で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断し、可であればステップP236で現在の設定回転速度をメモリM60から読込む。
次に、ステップP237で指令回転速度記憶用メモリM67に、現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP238で下流側原動モータ・ドライバ92に、指令回転速度を出力してステップP223に戻る。
一方、前記ステップP235で否であればステップP239で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM68から読込んだ後、ステップP240で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM64から読込む。
次に、ステップP241で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM69に記憶した後、ステップP242で現在の設定回転速度をメモリM60から読込む。
次に、ステップP243で現在の設定回転速度に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM67に記憶した後、ステップP244で下流側原動モータ・ドライバ92に、指令回転速度を出力してステップP223に戻る。
次に、前述したステップP167から移行したステップP245で下流側印刷ユニット群単独駆動用回転速度設定器100に設定回転速度が入力されたか否かを判断し、可であればステップP246で下流側印刷ユニット群単独駆動用回転速度設定器100より、設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM60に記憶してステップP247に移行する一方、否であれば直にステップP247に移行する。
次に、ステップP247で下流側印刷ユニット群の単独駆動スイッチ101がONされたか否かを判断し、可であればステップP248で現在の設定回転速度をメモリM60から読込む一方、否であればステップP1に戻る。
次に、ステップP249で指令回転速度記憶用メモリM67に、現在の設定回転速度を書き込んだ後、ステップP250で下流側原動モータ・ドライバ92に、指令回転速度を出力する。
次に、ステップP251で下流側印刷ユニット群の停止スイッチ102がONされると、ステップP252で下流側原動モータ・ドライバ92に、停止指令を出力してステップP1に戻る。以後、これを繰り返す。
以上の動作フローによって、仮想マスタ・ジェネレータ60からの指令により、下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Aを介して、下流側原動モータ10Bにおけるティーチング処理と同期運転処理がなされると共に同期運転時には下流側の負荷モータ18Bにより制動力制御が実施される。
このように本実施例では、上流側印刷ユニット群1A及び反転機構2の渡し胴6は上流側原動モータ10Aで、下流側印刷ユニット群1B及び反転機構2の吸着胴7,反転胴8は下流側原動モータ10Bで駆動し、それぞれの駆動力を分担するようにしたので、上流側原動モータ10A及び下流側原動モータ10Bの小型・小容量化が図られ、コストダウンと高速運転化が図れると共に、反転機構2の渡し胴6及び吸着胴7の回転ムラをなくすべく制動手段としての上流側の負荷モータ18A及び下流側の負荷モータ18Bを配設したので、ダブリ等の印刷障害の発生を防止することができる。
また、前記制動手段を負荷モータ(トルクモータ)18A,18Bとすることにより、ブレーキ等を用いた場合のように、部品を交換する必要をなくしメンテナンス・フリーにできる。また、負荷モータ(トルクモータ)18A,18Bで発生した電力を原動モータ10A,10Bの駆動電力として回収し、省エネルギーを達成することもできる。
図34A乃至図34Cは本発明の実施例2を示す上流側印刷ユニット群駆動制御装置のハード・ブロック図、図35A及び図35Bは下流側印刷ユニット群駆動制御装置のハード・ブロック図である。
また、図36A乃至図36Eは上流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図37A乃至図37Cは上流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図38A及び図38Bは上流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図39A乃至図39Dは上流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図40A及び図40Bは上流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図41A乃至図41Cは上流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図42A乃至図42Dは上流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図43A乃至図43Cは上流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図44A乃至図44Cは上流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図45A乃至図45Cは上流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図46A及び図46Bは上流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図47は上流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図である。
また、図48A及び図48Bは下流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図49A乃至図49Cは下流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図50A乃至図50Cは下流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図51は下流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図52A乃至図52Cは下流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図53A乃至図53Cは下流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図54は下流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図55A乃至図55Cは下流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図56A及び図56Bは下流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図57A乃至図57Cは下流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図58A乃至図58Cは下流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図59A乃至図59Cは下流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図60A及び図60Bは下流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図、図61は下流側印刷ユニット群駆動制御装置の動作フロー図である。
本実施例は、実施例1における仮想マスタ・ジェネレータ60(及び中央制御装置30)を用いずに、上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bと下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bを直に接続し、上流側印刷ユニット群1A(の上流側原動モータ10A)と下流側印刷ユニット群1B(の下流側原動モータ10B)とが同期制御(運転)されるようにした例である。その他の構成は、実施例1と同様なので、図62乃至図64を参照してここでは説明を省略する。
図34A乃至図34Cに示すように、上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bは、CPU100aとROM101aとRAM102aとの他に、各入出力装置103a〜103d,103u,103e〜103k,インタフェース104a及び内部クロック・カウンタ105がBUS(母線)で接続されてなる。
また、BUSには、ティーチング時の設定回転速度記憶用メモリM100,緩動回転速度記憶用メモリM101,現在の設定回転速度記憶用メモリM102,前回の設定回転速度記憶用メモリM103,下流側印刷ユニット群駆動制御装置に現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔記憶用メモリM104,上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM105,上流側印刷ユニット群の現在の回転位相記憶用メモリM106,下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値記憶用メモリM107,下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相記憶用メモリM108が接続される。
また、BUSには、指令回転速度記憶用メモリM109,上流側印刷ユニット群の増速開始用回転位相記憶用メモリM110,増速時の回転速度修正値記憶用メモリM111,修正した現在の設定回転速度記憶用メモリM112,上流側負荷モータの回転速度記憶用メモリM113,反転機構の渡し胴の切欠部の上昇開始回転位相記憶用メモリM114,反転機構の渡し胴の切欠部の上昇終了回転位相記憶用メモリM115,反転機構の渡し胴の切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値記憶用メモリM116,増減速時用カウンタのカウント値記憶用メモリM117,上流側原動モータ・ドライバからの電流値記憶用メモリM118が接続される。
また、BUSには、基準の電流値記憶用メモリM119,電流値の差記憶用メモリM120,電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換テーブル記憶用メモリM121,負荷モータの回転速度の補正値記憶用メモリM122,補正した上流側負荷モータの回転速度記憶用Mメモリ123,増速時の上流側負荷モータの回転速度記憶用メモリM124,上流側印刷ユニット群の定速運転時の負荷検出開始用回転位相記憶用メモリM125,定速運転時の上流側負荷モータの回転速度記憶用メモリM126,上流側印刷ユニット群の定速運転時の負荷検出終了用回転位相記憶用メモリM127,上流側印刷ユニット群の減速開始用回転位相記憶用メモリM128が接続される。
また、BUSには、減速時の回転速度修正値記憶用メモリM129,減速時の上流側負荷モータの回転速度記憶用メモリM130,上流側及び下流側原動モータ用ロータリー・エンコーダに接続されたF/V変換器の出力記憶用メモリM131,現在の上流側印刷ユニット群及び下流側印刷ユニット群の回転速度記憶用メモリM132,同期運転時の設定回転速度記憶用メモリM133が接続される。
入出力装置103aには、ティーチング・スイッチ106と同期運転スイッチ107と印刷機駆動スイッチ108と印刷機駆動停止スイッチ109と上流側印刷ユニット群単独駆動スイッチ110と上流側印刷ユニット群駆動停止スイッチ111とキーボートや各種スイッチ及びボタン等の入力装置112とCRTやランプ等の表示器113とプリンタやフロッピィー・ディスク(登録商標)ドライブ等の出力装置114が接続される。
入出力装置103bには、回転速度設定器115が接続される。
入出力装置103cには、D/A変換器116及び上流側原動モータ・ドライバ117を介して上流側原動モータ10Aが接続される。また、前記上流側原動モータ・ドライバ117は前記上流側原動モータ10Aに連結駆動される上流側原動モータ用ロータリ・エンコーダ118に接続される。さらに、前記上流側原動モータ・ドライバ117は後述する上流側の負荷モータ18Aに接続される。
入出力装置103dには、前記上流側原動モータ・ドライバ117が接続される。入出力装置103uには、A/D変換器122及びF/V変換器123を介して前記上流側原動モータ用ロータリ・エンコーダ118が接続される。
入出力装置103eには、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119を介して上流側印刷ユニット群の回転位相検出用ロータリ・エンコーダ20Aが接続される。入出力装置103fには、増減速時用カウンタ121を介して前記上流側印刷ユニット群の回転位相検出用ロータリ・エンコーダ20Aが接続される。入出力装置103gには、前記上流側印刷ユニット群の回転位相検出用ロータリ・エンコーダ20Aが接続される。
入出力装置103hには、負荷モータの基準回転速度設定器124が接続される。
入出力装置103iには、D/A変換器125及び上流側負荷モータ・ドライバ126を介して上流側の負荷モータ18Aが接続される。また、前記上流側負荷モータ・ドライバ126は前記上流側の負荷モータ18Aに連結駆動される上流側の負荷モータ用ロータリ・エンコーダ120に接続される。
入出力装置103jには、A/D変換器127及びF/V変換器128を介して下流側原動モータ用ロータリ・エンコーダ129が接続される。
入出力装置103kには、上流側印刷ユニット群単独駆動用回転速度設定器130が接続される。
そして、インタフェース104aには、印刷機制御装置55Bと下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bが接続される。
図35A及び図35Bに示すように、下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bは、CPU100bとROM101bとRAM102bとの他に、各入出力装置103l〜103t,インタフェース104bがBUS(母線)で接続されてなる。
また、BUSには、ティーチング時の設定回転速度記憶用メモリM134,現在の設定回転速度記憶用メモリM135,下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相記憶用メモリM136,下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM137,下流側印刷ユニット群の現在の回転位相記憶用メモリM138,下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差記憶用メモリM139,下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値記憶用メモリM140,下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値記憶用メモリM141が接続される。
また、BUSには、指令回転速度記憶用メモリM142,下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブル記憶用メモリM143,設定回転速度の補正値記憶用メモリM144,下流側負荷モータの回転速度記憶用メモリM145,反転機構の吸着胴の切欠部の上昇開始回転位相記憶用メモリM146,反転機構の吸着胴の切欠部の上昇終了回転位相記憶用メモリM147,反転機構の吸着胴の切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値記憶用メモリM148,増減速時用カウンタのカウント値記憶用メモリM149,下流側原動モータ・ドライバからの電流値記憶用メモリM150が接続される。
また、BUSには、基準の電流値記憶用メモリM151,電流値の差記憶用メモリM152,電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換テーブル記憶用メモリM153,
負荷モータの回転速度の補正値記憶用メモリM154,補正した下流側負荷モータの回転速度記憶用メモリM155,増速時の下流側負荷モータの回転速度記憶用メモリM156,定速運転時の下流側負荷モータの回転速度記憶用メモリM157,減速時の下流側負荷モータの回転速度記憶用メモリM158,同期運転時の設定回転速度記憶用メモリM159が接続される。
入出力装置103lには、印刷機駆動停止スイッチ131と下流側印刷ユニット群単独駆動スイッチ132と下流側印刷ユニット群駆動停止スイッチ133とキーボートや各種スイッチ及びボタン等の入力装置134とCRTやランプ等の表示器135とプリンタやフロッピィー・ディスク(登録商標)ドライブ等の出力装置136が接続される。
入出力装置103mには、D/A変換器137及び下流側原動モータ・ドライバ138を介して下流側原動モータ10Bが接続される。また、前記下流側原動モータ・ドライバ138は入出力装置103nと前記下流側原動モータ10Bに連結駆動される下流側原動モータ用ロータリ・エンコーダ129に接続される。さらに、前記下流側原動モータ・ドライバ138は後述する下流側の負荷モータ18Bに接続される。
入出力装置103oには、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140を介して下流側印刷ユニット群の回転位相検出用ロータリ・エンコーダ20Bが接続される。入出力装置103pには、増減速時用カウンタ142を介して前記下流側印刷ユニット群の回転位相検出用ロータリ・エンコーダ20Bに接続される。入出力装置103qには、前記下流側印刷ユニット群の回転位相検出用ロータリ・エンコーダ20Bが接続される。
入出力装置103rには、負荷モータの基準回転速度設定器143が接続される。
入出力装置103sには、D/A変換器144及び下流側負荷モータ・ドライバ145を介して下流側の負荷モータ18Bが接続される。また、前記下流側負荷モータ・ドライバ145は前記下流側の負荷モータ18Bに連結駆動される下流側の負荷モータ用ロータリ・エンコーダ141に接続される。
入出力装置103tには、下流側印刷ユニット群単独駆動用回転速度設定器146が接続される。
そして、インタフェース104bには、上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bが接続される。
このように構成されるため、上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bは、図36A乃至図36E,図37A乃至図37C,図38A及び図38B,図39A乃至図39D,図40A及び図40B,図41A乃至図41C,図42A乃至図42D,図43A乃至図43C,図44A乃至図44C,図45A乃至図45C,図46A及び図46B,図47に示す動作フローにしたがって動作する。
即ち、ステップP1でティーチング・スイッチ106がONされたか否かを判断し、可であればステップP2で印刷機駆動スイッチ108がONされるとステップP3で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bにティーチング指令を送信する一方、否であればステップP4で同期運転スイッチ107がONされたか否かを判断する。
次に、前記ステップP4で可であればステップP5で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに同期運転開始指令を送信して後述するステップP257に移行する一方、否であればステップP6で回転速度設定器115に設定回転速度が入力されたか否かを判断する。
次に、前記ステップP6で可であればステップP7で回転速度設定器115より設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM102に記憶して後述するステップP448に移行する一方、否であれば直に後述するステップP448に移行する。
次に、ステップP8で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに原点合わせ開始指令を送信した後、ステップP9で回転速度設定器115より設定回転速度を読込み、ティーチング時の設定回転速度記憶用メモリM100に記憶する。次いで、ステップP10で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに、ティーチング時の設定回転速度を送信する。
次に、ステップP11で緩動回転速度をメモリM101から読込んだ後、ステップP12で現在の設定回転速度記憶用メモリM102及び前回の設定回転速度記憶用メモリM103に緩動回転速度を書き込む。
次に、ステップP13で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)105のカウントを開始した後、ステップP14で下流側印刷ユニット群駆動制御装置に現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔をメモリM104から読込む。
次に、ステップP15で内部クロック・カウンタ105のカウント値を読込んだ後、ステップP16で内部クロック・カウンタのカウント値≧下流側印刷ユニット群駆動制御装置に現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP16で可であればステップP17で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP18で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119のカウント値より上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP19で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM107から読込んだ後、ステップP20で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相に下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP21で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM102から読込んだ後、ステップP22で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに現在の設定回転速度(緩動)及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP23で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度(緩動)を上書きした後、ステップP24で上流側原動モータ・ドライバ117に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP25で現在の設定回転速度(緩動)を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶してステップP13に戻る。
一方、前記ステップP16で否であればステップP26で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bより原点合わせ完了信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP27で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔をメモリM104から読込む一方、否であればステップP14に戻る。
次に、ステップP28で内部クロック・カウンタ105のカウント値を読込んだ後、ステップP29で内部クロック・カウンタのカウント値≧下流側印刷ユニット群駆動制御装置に現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP29で可であればステップP30で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶する一方、否であればステップP27に戻る。
次に、ステップP31で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119のカウント値より上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶した後、ステップP32で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM107から読込む。
次に、ステップP33で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相に下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶した後、ステップP34で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM102から読込む。
次に、ステップP35で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに現在の設定回転速度(緩動)及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP36で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度(緩動)を上書きする。
次に、ステップP37で上流側原動モータ・ドライバ117に指令回転速度を出力した後、ステップP38で現在の設定回転速度(緩動)を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶する。
次に、ステップP39で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)105のカウントを開始した後、ステップP40で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔をメモリM104から読込む。
次に、ステップP41で内部クロック・カウンタ105のカウント値を読込んだ後、ステップP42で内部クロック・カウンタのカウント値≧下流側印刷ユニット群駆動制御装置に現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP42で可であればステップP43で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP44で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP45で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM107から読込んだ後、ステップP46で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相に下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP47で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM102から読込んだ後、ステップP48で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに現在の設定回転速度(緩動)及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP49で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度(緩動)を上書きした後、ステップP50で上流側原動モータ・ドライバ117に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP51で現在の設定回転速度(緩動)を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶してステップP39に戻る。
一方、前記ステップP42で否であればステップP52で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP53で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP54で上流側印刷ユニット群の増速開始用回転位相をメモリM110から読込んだ後、ステップP55で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相=上流側印刷ユニット群の増速開始用回転位相か否かを判断し、ここで可であればステップP56で印刷機制御装置55Bに印刷開始指令を送信する一方、否であればステップP40に戻る。
次に、ステップP57で上流側印刷ユニット群の増速開始用回転位相をメモリM110から読込んだ後、ステップP58で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM107から読込む。次いで、ステップP59で上流側印刷ユニット群の増速開始用回転位相に下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP60で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM102から読込んだ後、ステップP61で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに、増速指令及び現在の設定回転速度(緩動)及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP62で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度(緩動)を上書きした後、ステップP63で上流側原動モータ・ドライバ117に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP64で現在の設定回転速度(緩動)を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶する。
次に、ステップP65で増減速時用カウンタ121にリセット及びイネーブル信号を出力した後、ステップP66で増減速時用カウンタ121へのリセット信号出力を停止する。
次に、ステップP67で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)105のカウントを開始した後、ステップP68で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔をメモリM104から読込む。
次に、ステップP69で内部クロック・カウンタ105のカウント値を読込んだ後、ステップP70で内部クロック・カウンタのカウント値≧下流側印刷ユニット群駆動制御装置に現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP70で可であればステップP71で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP72で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP73で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM107から読込んだ後、ステップP74で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相に下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP75で前回の設定回転速度をメモリM103から読込んだ後、ステップP76で増速時の回転速度修正値をメモリM111から読込む。次いで、ステップP77で前回の設定回転速度に増速時の回転速度修正値を加算し、修正した現在の設定回転速度を演算してメモリM112に記憶する。
次に、ステップP78で回転速度設定器115より設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM102に記憶した後、ステップP79で修正した現在の設定回転速度<現在の設定回転速度か否かを判断する。
次に、前記ステップP79で可であればステップP80で現在の設定回転速度記憶用メモリM102に修正した現在の設定回転速度を記憶した後、ステップP81で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP82で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP83で上流側原動モータ・ドライバ117に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP84で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶してステップP67に戻る。
一方、前記ステップP79で否であればステップP85で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP86で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度を上書きする。
次に、ステップP87で上流側原動モータ・ドライバ117に指令回転速度を出力した後、ステップP88で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶して後述するステップP112に移行する。
また、前述したステップP70で否であればステップP89で上流側印刷ユニット群の回転位相検出用ロータリ・エンコーダ20Aより、クロック・パルスが出力されたか否かを判断し、可であればステップP90で負荷モータの基準回転速度(トルク値)設定器124より、上流側の負荷モータ18Aの基準回転速度を読込み上流側負荷モータの回転速度記憶用メモリM113に記憶する一方、否であればステップP68に戻る。
次に、ステップP91で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119より、カウント値を読込みメモリM105に記憶した後、ステップP92で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP93で反転機構2の渡し胴6の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM114から読込んだ後、ステップP94で反転機構2の渡し胴6の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM115から読込む。
次に、ステップP95で反転機構の渡し胴の切欠部の上昇開始回転位相≦上流側印刷ユニット群の現在の回転位相≦反転機構の渡し胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断し、可であればステップP96で上流側の負荷モータ18Aの回転速度をメモリM113から読込む一方、否であれば後述するステップP99に移行する。
次に、ステップP97で反転機構2の渡し胴6の切欠部上昇による負荷モータ18Aの回転速度の補正値をメモリM116から読込んだ後、ステップP98で上流側の負荷モータ18Aの回転速度から反転機構2の渡し胴6の切欠部上昇による負荷モータ18Aの回転速度の補正値を減算し、上流側負荷モータの回転速度記憶用メモリM113に上書きする。
次に、前述したステップP99で上流側の負荷モータ18Aの回転速度をメモリM113から読込んだ後、ステップP100で上流側負荷モータ・ドライバ126に、上流側の負荷モータ18Aの回転速度を出力する。
次に、ステップP101で増減速時用カウンタ121より、カウント値を読込みメモリM117に記憶した後、ステップP102で上流側原動モータ・ドライバ117より、電流値を読込みメモリM118に記憶する。
次に、ステップP103で基準の電流値をメモリM119から読込んだ後、ステップP104で電流値より基準の電流値を減算し、電流値の差を演算してメモリM120に記憶する。
次に、ステップP105で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換テーブルをメモリM121から読込んだ後、ステップP106で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換テーブルを用いて、電流値の差より負荷モータの回転速度の補正値を求めメモリM122に記憶する。
次に、ステップP107で上流側の負荷モータ18Aの回転速度をメモリM113から読込んだ後、ステップP108で上流側の負荷モータ18Aの回転速度より負荷モータ18Aの回転速度の補正値を減算し、補正した上流側の負荷モータ18Aの回転速度を演算してメモリM123に記憶する。
次に、ステップP109でティーチング時の設定回転速度をメモリM100から読込んだ後、ステップP110で増減速時用カウンタ121のカウント値をメモリM117から読込む。次いで、ステップP111で補正した上流側の負荷モータ18Aの回転速度を、増速時の上流側負荷モータの回転速度記憶用メモリM124のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタ121のカウント値用のアドレス位置に記憶してステップP68に戻る。
次に、前述したステップP88から移行したステップP112で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)105のカウントを開始した後、ステップP113で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔をメモリM104から読込む。
次に、ステップP114で内部クロック・カウンタ105のカウント値を読込んだ後、ステップP115で内部クロック・カウンタのカウント値≧下流側印刷ユニット群駆動制御装置に現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP115で可であればステップP116で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP117で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP118で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM107から読込んだ後、ステップP119で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相に下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP120で回転速度設定器115より設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM102に記憶した後、ステップP121で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP122で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP123で上流側原動モータ・ドライバ117に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP124で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶してステップP112に戻る。
一方、前記ステップP115で否であればステップP125で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP126で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP127で上流側印刷ユニット群の定速運転時の負荷検出開始用回転位相をメモリM125から読込んだ後、ステップP128で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相=上流側印刷ユニット群の定速運転時の負荷検出開始用回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP128で可であればステップP129で上流側印刷ユニット群の定速運転時の負荷検出開始用回転位相をメモリM125から読込む一方、否であればステップP113に戻る。次いで、ステップP130で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM107から読込む。
次に、ステップP131で上流側印刷ユニット群の定速運転時の負荷検出開始用回転位相に下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶した後、ステップP132で回転速度設定器115より設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM102に記憶する。
次に、ステップP133で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに、定速運転時の負荷検出開始指令及び現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP134で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度を上書きする。
次に、ステップP135で上流側原動モータ・ドライバ117に指令回転速度を出力した後、ステップP136で現在の設定回転速度を、前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶する。
次に、ステップP137で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)105のカウントを開始した後、ステップP138で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔をメモリM104から読込む。
次に、ステップP139で内部クロック・カウンタ105のカウント値を読込んだ後、ステップP140で内部クロック・カウンタのカウント値≧下流側印刷ユニット群駆動制御装置に現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP140で可であればステップP141で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP142で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP143で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM107から読込んだ後、ステップP144で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相に下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP145で回転速度設定器115より設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM102に記憶した後、ステップP146で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP147で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP148で上流側原動モータ・ドライバ117に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP149で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶してステップP137に戻る。
一方、前記ステップP140で否であればステップP150で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP151で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP152で上流側印刷ユニット群の定速運転時の負荷検出終了用回転位相をメモリM127から読込んだ後、ステップP153で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相=上流側印刷ユニット群の定速運転時の負荷検出終了用回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP153で可であればステップP154で上流側印刷ユニット群の定速運転時の負荷検出終了用回転位相をメモリM127から読込む一方、否であれば後述するステップP162に移行する。次いで、ステップP155で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM107から読込む。
次に、ステップP156で上流側印刷ユニット群の定速運転時の負荷検出終了用回転位相に下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶した後、ステップP157で回転速度設定器115より設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM102に記憶する。
次に、ステップP158に下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに、定速運転時の負荷検出終了指令及び現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP159で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度を上書きする。
次に、ステップP160で上流側原動モータ・ドライバ117に指令回転速度を出力した後、ステップP161で現在の設定回転速度を、前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶して後述するステップP184に移行する。
次に、前述したステップP162で上流側印刷ユニット群の回転位相検出用ロータリ・エンコーダ20Aより、クロック・パルスが出力されたか否かを判断し、可であればステップP163で負荷モータの基準回転速度(トルク値)設定器124より、上流側の負荷モータ18Aの基準回転速度を読込み上流側負荷モータの回転速度記憶用メモリM113に記憶する一方、否であればステップP138に戻る。
次に、ステップP164で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119より、カウント値を読込みメモリM105に記憶した後、ステップP165で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP166で反転機構2の渡し胴6の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM114から読込んだ後、ステップP167で反転機構2の渡し胴6の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM115から読込む。
次に、ステップP168で反転機構の渡し胴の切欠部の上昇開始回転位相≦上流側印刷ユニット群の現在の回転位相≦反転機構の渡し胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断し、可であればステップP169で上流側の負荷モータ18Aの回転速度をメモリM113から読込む一方、否であれば後述するステップP172に移行する。
次に、ステップP170で反転機構2の渡し胴6の切欠部上昇による負荷モータ18Aの回転速度の補正値をメモリM116から読込んだ後、ステップP171で上流側の負荷モータ18Aの回転速度から反転機構2の渡し胴6の切欠部上昇による負荷モータ18Aの回転速度の補正値を減算し、上流側負荷モータの回転速度記憶用メモリM113に上書きする。
次に、前述したステップP172で上流側の負荷モータ18Aの回転速度をメモリM113から読込んだ後、ステップP173で上流側負荷モータ・ドライバ126に、上流側の負荷モータ18Aの回転速度を出力する。次いで、ステップP174で上流側原動モータ・ドライバ117より、電流値を読込みメモリM118に記憶する。
次に、ステップP175で基準の電流値をメモリM119から読込んだ後、ステップP176で電流値より基準の電流値を減算し、電流値の差を演算してメモリM120に記憶する。
次に、ステップP177で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換テーブルをメモリM121から読込んだ後、ステップP178で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換テーブルを用いて、電流値の差より負荷モータの回転速度の補正値を求めメモリM122に記憶する。
次に、ステップP179で上流側の負荷モータ18Aの回転速度をメモリM113から読込んだ後、ステップP180で上流側の負荷モータ18Aの回転速度より負荷モータ18Aの回転速度の補正値を減算し、補正した上流側の負荷モータ18Aの回転速度を演算してメモリM123に記憶する。
次に、ステップP181でティーチング時の設定回転速度をメモリM100から読込んだ後、ステップP182で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相をメモリM106から読込む。次いで、ステップP183で補正した上流側負荷モータの回転速度を、定速運転時の上流側負荷モータの回転速度記憶用メモリM126のティーチング時の設定回転速度用の上流側印刷ユニット群の現在の回転位相用のアドレス位置に記憶してステップP138に戻る。
次に、前述したステップP161から移行したステップP184で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)105のカウントを開始した後、ステップP185で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔をメモリM104から読込む。
次に、ステップP186で内部クロック・カウンタ105のカウント値を読込んだ後、ステップP187で内部クロック・カウンタのカウント値≧下流側印刷ユニット群駆動制御装置に現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP187で可であればステップP188で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP189で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP190で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM107から読込んだ後、ステップP191で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相に下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP192で回転速度設定器115より設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM102に記憶した後、ステップP193で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP194で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP195で上流側原動モータ・ドライバ117に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP196で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶してステップP184に戻る。
一方、前記ステップP187で否であればステップP197で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP198で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP199で上流側印刷ユニット群の減速開始用回転位相をメモリM128から読込んだ後、ステップP200で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相=上流側印刷ユニット群の減速開始用回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP200で可であればステップP201で印刷機制御装置55Bに、印刷停止指令を送信した後、ステップP202で上流側印刷ユニット群の減速開始用回転位相をメモリM128から読込む一方、否であればステップP185に戻る。次いで、ステップP203で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM107から読込む。
次に、ステップP204で上流側印刷ユニット群の減速開始用回転位相に下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶した後、ステップP205で回転速度設定器115より、設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM102に記憶する。
次に、ステップP206で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに、減速指令及び現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP207で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度を上書きする。
次に、ステップP208で上流側原動モータ・ドライバ117に指令回転速度を出力した後、ステップP209で現在の設定回転速度を、前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶する。
次に、ステップP210で増減速時用カウンタ121に、リセット及びイネーブル信号を出力した後、ステップP211で増減速時用カウンタ121へのリセット信号出力を停止する。
次に、ステップP212で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)105のカウントを開始した後、ステップP213で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔をメモリM104から読込む。
次に、ステップP214で内部クロック・カウンタ105のカウント値を読込んだ後、ステップP215で内部クロック・カウンタのカウント値≧下流側印刷ユニット群駆動制御装置に現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP215で可であればステップP216で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP217で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP218で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM107から読込んだ後、ステップP219で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相に下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP220で前回の設定回転速度をメモリM103から読込んだ後、ステップP221で減速時の回転速度修正値をメモリM129から読込む。次いで、ステップP222で前回の設定回転速度より減速時の回転速度修正値を減算し、修正した現在の設定回転速度を演算してメモリM112に記憶する。
次に、ステップP223で修正した現在の設定回転速度<0か否かを判断し、可であればステップP224で修正した現在の設定回転速度をゼロに書換えた後、ステップP225で現在の設定回転速度記憶用メモリM102に、修正した現在の設定回転速度を記憶する一方、否であれば直にステップP225に移行する。
次に、ステップP226で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに、現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP227で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度を上書きする。
次に、ステップP228で上流側原動モータ・ドライバ117に指令回転速度を出力した後、ステップP229で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶してステップP212に戻る。
一方、前記ステップP215で否であればステップP230で上流側及び下流側原動モータ用ロータリ・エンコーダ118,129に接続されたF/V変換器123,128からその出力を読込み、メモリM131に記憶した後、ステップP231で上流側及び下流側原動モータ用ロータリ・エンコーダに接続されたF/V変換器の出力より、現在の上流側印刷ユニット群及び下流側印刷ユニット群の回転速度を演算してメモリM132に記憶する。
次に、ステップP232で現在の上流側印刷ユニット群及び下流側印刷ユニット群の回転速度=ゼロか否かを判断し、可であればステップP233で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bにティーチング終了信号を送信してステップP1に戻る一方、否であればステップP234に移行する。
次に、ステップP234で上流側印刷ユニット群の回転位相検出用ロータリ・エンコーダ20Aより、クロック・パルスが出力されたか否かを判断し、可であればステップP235で負荷モータの基準回転速度(トルク値)設定器124より、上流側の負荷モータ18Aの基準回転速度を読込み上流側負荷モータの回転速度記憶用メモリM113に記憶する一方、否であればステップP213に戻る。
次に、ステップP236で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119より、カウント値を読込みメモリM105に記憶した後、ステップP237で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP238で反転機構2の渡し胴6の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM114から読込んだ後、ステップP239で反転機構2の渡し胴6の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM115から読込む。
次に、ステップP240で反転機構の渡し胴の切欠部の上昇開始回転位相≦上流側印刷ユニット群の現在の回転位相≦反転機構の渡し胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断し、可であればステップP241で上流側の負荷モータ18Aの回転速度をメモリM113から読込む一方、否であれば後述するステップP244に移行する。
次に、ステップP242で反転機構2の渡し胴6の切欠部上昇による負荷モータ18Aの回転速度の補正値をメモリM116から読込んだ後、ステップP243で上流側の負荷モータ18Aの回転速度から反転機構2の渡し胴6の切欠部上昇による負荷モータ18Aの回転速度の補正値を減算し、上流側負荷モータの回転速度記憶用メモリM113に上書きする。
次に、前述したステップP244で上流側の負荷モータ18Aの回転速度をメモリM113から読込んだ後、ステップP245で上流側負荷モータ・ドライバ126に、上流側の負荷モータ18Aの回転速度を出力する。
次に、ステップP246で増減速時用カウンタ121より、カウント値を読込みメモリM117に記憶した後、ステップP247で上流側原動モータ・ドライバ117より、電流値を読込みメモリM118に記憶する。
次に、ステップP248で基準の電流値をメモリM119から読込んだ後、ステップP249で電流値より基準の電流値を減算し、電流値の差を演算してメモリM120に記憶する。
次に、ステップP250で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換テーブルをメモリM121から読込んだ後、ステップP251で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換テーブルを用いて、電流値の差より負荷モータの回転速度の補正値を求めメモリM122に記憶する。
次に、ステップP252で上流側の負荷モータ18Aの回転速度をメモリM113から読込んだ後、ステップP253で上流側の負荷モータ18Aの回転速度より負荷モータ18Aの回転速度の補正値を減算し、補正した上流側の負荷モータ18Aの回転速度を演算してメモリM123に記憶する。
次に、ステップP254でティーチング時の設定回転速度をメモリM100から読込んだ後、ステップP255で増減速時用カウンタ121のカウント値をメモリM117から読込む。次いで、ステップP256で補正した上流側負荷モータの回転速度を、減速時の上流側負荷モータの回転速度記憶用メモリM130のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置に記憶してステップP213に戻る。
次に、前述したステップP5から移行したステップP257で印刷機駆動スイッチ108がONされたか否かを判断し、可であればステップP258で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに、原点合わせ開始指令を送信する一方、否であればステップP259で同期運転スイッチ107がOFFされたか否かを判断する。
次に、前記ステップP259で可であればステップP260で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに同期運転停止指令を送信して後述するステップP448に移行する一方、否であればステップP257に戻る。
次に、前記ステップP261で回転速度設定器115より、設定回転速度を読込み、同期運転時の設定回転速度記憶用メモリM133に記憶した後、ステップP262で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに、同期運転時の設定回転速度を送信する。
次に、ステップP263で緩動回転速度をメモリM101から読込んだ後、ステップP264で現在の設定回転速度記憶用メモリM102及び前回の設定回転速度記憶用メモリM103に緩動回転速度を書き込む。
次に、ステップP265で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)105のカウントを開始した後、ステップP266で下流側印刷ユニット群駆動制御装置に現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔をメモリM104から読込む。
次に、ステップP267で内部クロック・カウンタ105のカウント値を読込んだ後、ステップP268で内部クロック・カウンタのカウント値≧下流側印刷ユニット群駆動制御装置に現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP268で可であればステップP269で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP270で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119のカウント値より上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP271で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM107から読込んだ後、ステップP272で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相に下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP273で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM102から読込んだ後、ステップP274で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに現在の設定回転速度(緩動)及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP275で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度(緩動)を上書きした後、ステップP276で上流側原動モータ・ドライバ117に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP277で現在の設定回転速度(緩動)を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶してステップP265に戻る。
一方、前記ステップP268で否であればステップP278で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bより原点合わせ完了信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP279で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔をメモリM104から読込む一方、否であればステップP266に戻る。
次に、ステップP280で内部クロック・カウンタ105のカウント値を読込んだ後、ステップP281で内部クロック・カウンタのカウント値≧下流側印刷ユニット群駆動制御装置に現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP281で可であればステップP282で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶する一方、否であればステップP279に戻る。
次に、ステップP283で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119のカウント値より上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶した後、ステップP284で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM107から読込む。
次に、ステップP285で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相に下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶した後、ステップP286で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM102から読込む。
次に、ステップP287で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに現在の設定回転速度(緩動)及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP288で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度(緩動)を上書きする。
次に、ステップP289で上流側原動モータ・ドライバ117に指令回転速度を出力した後、ステップP290で現在の設定回転速度(緩動)を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶する。
次に、ステップP291で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)105のカウントを開始した後、ステップP292で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔をメモリM104から読込む。
次に、ステップP293で内部クロック・カウンタ105のカウント値を読込んだ後、ステップP294で内部クロック・カウンタのカウント値≧下流側印刷ユニット群駆動制御装置に現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP294で可であればステップP295で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP296で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP297で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM107から読込んだ後、ステップP298で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相に下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP299で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM102から読込んだ後、ステップP300で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに現在の設定回転速度(緩動)及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP301で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度(緩動)を上書きした後、ステップP302で上流側原動モータ・ドライバ117に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP303で現在の設定回転速度(緩動)を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶してステップP291に戻る。
一方、前記ステップP294で否であればステップP304で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP305で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP306で上流側印刷ユニット群の増速開始用回転位相をメモリM110から読込んだ後、ステップP307で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相=上流側印刷ユニット群の増速開始用回転位相か否かを判断し、ここで可であればステップP308で印刷機制御装置55Bに印刷開始指令を送信する一方、否であればステップP292に戻る。
次に、ステップP309で上流側印刷ユニット群の増速開始用回転位相をメモリM110から読込んだ後、ステップP310で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM107から読込む。次いで、ステップP311で上流側印刷ユニット群の増速開始用回転位相に下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP312で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM102から読込んだ後、ステップP313で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに、増速指令及び現在の設定回転速度(緩動)及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP314で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度(緩動)を上書きした後、ステップP315で上流側原動モータ・ドライバ117に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP316で現在の設定回転速度(緩動)を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶する。
次に、ステップP317で増減速時用カウンタ121にリセット及びイネーブル信号を出力した後、ステップP318で増減速時用カウンタ121へのリセット信号出力を停止する。
次に、ステップP319で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)105のカウントを開始した後、ステップP320で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔をメモリM104から読込む。
次に、ステップP321で内部クロック・カウンタ105のカウント値を読込んだ後、ステップP322で内部クロック・カウンタのカウント値≧下流側印刷ユニット群駆動制御装置に現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP322で可であればステップP323で前回の設定回転速度をメモリM103から読込む一方、否であればステップP320に戻る。次いで、ステップP324で増速時の回転速度修正値をメモリM111から読込む。
次に、ステップP325で前回の設定回転速度に増速時の回転速度修正値を加算し、修正した現在の設定回転速度を演算してメモリM112に記憶した後、ステップP326で回転速度設定器115より、設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM102に記憶する。
次に、ステップP327で修正した現在の設定回転速度<現在の設定回転速度か否かを判断し、可であればステップP328で同期運転時の設定回転速度をメモリM133から読込む一方、否であれば後述するステップP341に移行する。
次に、ステップP329で増減速時用カウンタ121より、カウント値を読込み、メモリM117に記憶した後、ステップP330で増速時の上流側負荷モータの回転速度記憶用メモリM124の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタ121のカウント値用のアドレス位置より、上流側負荷モータの回転速度を読込み、メモリM113に記憶する。尚、増速時の上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM124の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置は、ティーチング時の設定回転速度が同期運転時の設定回転速度と同じで、かつ、増減速時用カウンタのカウント値が同じであるステップP111で補正した上流側の負荷モータの回転速度を記憶した増速時の上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM124のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置に対応する。
次に、ステップP331で上流側負荷モータ・ドライバ126に、上流側負荷モータの回転速度を出力した後、ステップP332で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119より、カウント値を読込み、メモリM105に記憶する。
次に、ステップP333で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶した後、ステップP334で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を、メモリM107から読込む。
次に、ステップP335で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相に下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶した後、ステップP336で現在の設定回転速度記憶用メモリ102に、修正した現在の設定回転速度を記憶する。
次に、ステップP337で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに、現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP338で指令回転速度記憶用メモリ109に、現在の設定回転速度を上書きする。
次に、ステップP339で上流側原動モータ・ドライバ117に、指令回転速度を出力した後、ステップP340で現在の設定回転速度を、前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶してステップP319に戻る。
次に、前述したステップP341で同期運転時の設定回転速度を、メモリM133から読込んだ後、ステップP342で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119より、カウント値を読込み、メモリM105に記憶する。
次に、ステップP343で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶した後、ステップP344で定速運転時の上流側負荷モータの回転速度記憶用メモリM126の同期運転時の設定回転速度用の上流側印刷ユニット群の現在の回転位相用のアドレス位置より、上流側負荷モータの回転速度を読込み、メモリM113に記憶する。尚、定速運転時の上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM126の同期運転時の設定回転速度用の上流側印刷ユニット群の現在の回転位相用のアドレス位置は、ティーチング時の設定回転速度が同期運転時の設定回転速度と同じで、かつ、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相が同じであるステップP183で補正した上流側の負荷モータの回転速度を記憶した定速運転時の上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM126のティーチング時の設定回転速度用の上流側印刷ユニット群の現在の回転位相用のアドレス位置に対応する。
次に、ステップP345で上流側負荷モータ・ドライバ126に、上流側負荷モータの回転速度を出力した後、ステップP346で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を、メモリM106から読込む。
次に、ステップP347で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を、メモリM107から読込んだ後、ステップP348で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相に下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP349で回転速度設定器115より、設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリ102に記憶した後、ステップP350で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに、定速運転指令及び現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP351で指令回転速度記憶用メモリ109に、現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP352で上流側原動モータ・ドライバ117に、指令回転速度を出力する。次いで、ステップP353で現在の設定回転速度を、前回の設定回転速度記憶用メモリ103に記憶する。
次に、ステップP354で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)105のカウントを開始した後、ステップP355で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔をメモリM104から読込む。
次に、ステップP356で内部クロック・カウンタ105のカウント値を読込んだ後、ステップP357で内部クロック・カウンタのカウント値≧下流側印刷ユニット群駆動制御装置に現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP357で可であればステップP358で同期運転時の設定回転速度をメモリM133から読込む一方否であれば後述するステップP371に移行する。
次に、ステップP359で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119より、カウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP360で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP361で定速運転時の上流側負荷モータの回転速度記憶用メモリ126の同期運転時の設定回転速度用の上流側印刷ユニット群の現在の回転位相用のアドレス位置より、上流側負荷モータの回転速度を読込み、メモリM113に記憶した後、ステップP362で上流側負荷モータ・ドライバ126に、上流側負荷モータの回転速度を出力する。
次に、ステップP363で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相をメモリM106から読込んだ後、ステップP364で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を、メモリM107から読込む。
次に、ステップP365で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相に下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶した後、ステップP366で回転速度設定器115より、設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリ102に記憶する。
次に、ステップP367で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに、現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP368で指令回転速度記憶用メモリ109に、現在の設定回転速度を上書きする。
次に、ステップP369で上流側原動モータ・ドライバ117に、指令回転速度を出力した後、ステップP370で現在の設定回転速度を、前回の設定回転速度記憶用メモリ103に記憶してステップP354に戻る。
次に、前述したステップP371で印刷機駆動停止スイッチ109がONされたか否かを判断し、可であればステップP372で同期運転時の設定回転速度を、メモリM133から読込む一方、否であればステップP355に戻る。
次に、ステップP373で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119より、カウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP374で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP375で定速運転時の上流側負荷モータの回転速度記憶用メモリM126の同期運転時の設定回転速度用の上流側印刷ユニット群の現在の回転位相用のアドレス位置より、上流側負荷モータの回転速度を読込み、メモリM113に記憶した後、ステップP376で上流側負荷モータ・ドライバ126に、上流側負荷モータの回転速度を出力する。
次に、ステップP377で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相をメモリM106から読込んだ後、ステップP378で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を、メモリM107から読込む。
次に、ステップP379で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相に下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶した後、ステップP380で回転速度設定器115より、設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリ102に記憶する。
次に、ステップP381で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに、現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP382で指令回転速度記憶用メモリ109に、現在の設定回転速度を上書きする。
次に、ステップP383で上流側原動モータ・ドライバ117に、指令回転速度を出力した後、ステップP384で現在の設定回転速度を、前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶する。
次に、ステップP385で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)105のカウントを開始した後、ステップP386で下流側印刷ユニット群の駆動制御装置90Bに現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔を、メモリM104から読込む。
次に、ステップP387で内部クロック・カウンタ105のカウント値を読込んだ後、ステップP388で内部クロック・カウンタのカウント値≧下流側印刷ユニット群の駆動制御装置に現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP388で可であればステップP389で同期運転時の設定回転速度をメモリM133から読込んだ後、ステップP390で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119より、カウント値を読込み、メモリM105に記憶する。
次に、ステップP391で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶した後、ステップP392で定速運転時の上流側負荷モータの回転速度記憶用メモリM126の同期運転時の設定回転速度用の上流側印刷ユニット群の現在の回転位相用のアドレス位置より、上流側負荷モータの回転速度を読込み、メモリM113に記憶する。
次に、ステップP393で上流側負荷モータ・ドライバ126に、上流側負荷モータの回転速度を出力した後、ステップP394で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相をメモリM106から読込む。
次に、ステップP395で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM107から読込んだ後、ステップP396で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相に下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP397で回転速度設定器115より、設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM102に記憶した後、ステップP398で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに、現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP399で指令回転速度記憶用メモリM109に、現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP400で上流側原動モータ・ドライバ117に、指令回転速度を出力する。次いで、ステップP401で現在の設定回転速度を、前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶してステップP385に戻る。
一方、前述したステップP388で否であればステップP402で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119より、カウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP403で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP404で上流側印刷ユニット群の減速開始用回転位相をメモリM128から読込んだ後、ステップP405で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相=上流側印刷ユニット群の減速開始用回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP405で可であればステップP406で印刷機制御装置55Bに、印刷停止指令を送信する一方、否であればステップP386に戻る。次いで、ステップP407で同期運転時の設定回転速度をメモリM133から読込む。
次に、ステップP408で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119より、カウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP409で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP410で定速運転時の上流側負荷モータの回転速度記憶用メモリM126の同期運転時の設定回転速度用の上流側印刷ユニット群の現在の回転位相用のアドレス位置より、上流側負荷モータの回転速度を読込み、メモリM113に記憶した後、ステップP411で上流側負荷モータ・ドライバ126に、上流側負荷モータの回転速度を出力する。
次に、ステップP412で上流側印刷ユニット群の減速開始用回転位相をメモリM128から読込んだ後、ステップP413で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM107から読込む。
次に、ステップP414で上流側印刷ユニット群の減速開始用回転位相に下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶した後、ステップP415で回転速度設定器115より、設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM102に記憶する。
次に、ステップP416で下流側印刷ユニット群の駆動制御装置90Bに、減速指令及び現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP417で指令回転速度記憶用メモリ109に、現在の設定回転速度を上書きする。
次に、ステップP418で上流側原動モータ・ドライバ117に、指令回転速度を出力した後、ステップP419で現在の設定回転速度を、前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶する。
次に、ステップP420で増減速時用カウンタ121に、リセット及びイネーブル信号を出力した後、ステップP421で増減速時用カウンタ121へのリセット信号出力を停止する。
次に、ステップP422で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)のカウントを開始した後、ステップP423で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔をメモリM104から読込む。
次に、ステップP424で内部クロック・カウンタ105のカウント値を読込んだ後、ステップP425で内部クロック・カウンタのカウント値≧下流側印刷ユニット群駆動制御装置に現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP425で可であればステップP426で同期運転時の設定回転速度をメモリM133から読込んだ後、ステップP427で増減速時用カウンタ121より、カウント値を読込み、メモリM117に記憶する。
次に、ステップP428で減速時の上流側負荷モータの回転速度記憶用メモリM130の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタ121のカウント値用のアドレス位置より、上流側負荷モータの回転速度を読込み、メモリM113に記憶した後、ステップP429で上流側負荷モータ・ドライバ126に、上流側負荷モータの回転速度を出力する。尚、減速時の上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM130の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置は、ティーチング時の設定回転速度が同期運転時の設定回転速度と同じで、かつ、増減速時用カウンタのカウント値が同じであるステップP256で補正した上流側の負荷モータの回転速度を記憶した減速時の上流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM130のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置に対応する。
次に、ステップP430で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119より、カウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP431で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ119のカウント値より、上流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP432で下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値をメモリM107から読込んだ後、ステップP433で上流側印刷ユニット群の現在の回転位相に下流側印刷ユニット群の回転位相の補正値を加算し、下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP434で前回の設定回転速度をメモリM103から読込んだ後、ステップP435で減速時の回転速度修正値をメモリM129から読込む。次いで、ステップP436で前回の設定回転速度より減速時の回転速度修正値を減算し、修正した現在の設定回転速度を演算してメモリM112に記憶する。
次に、ステップP437で修正した現在の設定回転速度<0か否かを判断し、可であればステップP438で修正した現在の設定回転速度を、ゼロに書換えた後、ステップP439で現在の設定回転速度記憶用メモリM102に、修正した現在の設定回転速度を記憶
する一方、否であれば直にステップP439に移行する。
次に、ステップP440で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに、現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP441で指令回転速度記憶用メモリM109に、現在の設定回転速度を上書きする。
次に、ステップP442で上流側原動モータ・ドライバ117に、指令回転速度を出力した後、ステップP443で現在の設定回転速度を、前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶してステップP422に戻る。
一方、前述したステップP425で否であればステップP444で上流側及び下流側原動モータ用ロータリ・エンコーダ118,129に接続されたF/V変換器123,128からその出力を読込み、メモリM131に記憶した後、ステップP445で上流側及び下流側原動モータ用ロータリ・エンコーダに接続されたF/V変換器の出力より、現在の上流側印刷ユニット群及び下流側印刷ユニット群の回転速度を演算してメモリM132に記憶する。
次に、ステップP446で現在の上流側印刷ユニット群及び下流側印刷ユニット群の回転速度=ゼロか否かを判断し、可であればステップP447で下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bに、同期運転駆動停止指令を送信してステップP257に戻る一方、否であればステップP423に戻る。
次に、前述したステップP6又はP7から移行したステップP448で上流側印刷ユニット群単独駆動用回転速度設定器130に設定回転速度が入力されたか否かを判断し、可であればステップP449で上流側印刷ユニット群単独駆動用回転速度設定器130より、設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM102に記憶してステップP450に移行する一方、否であれば直にステップP450に移行する。
次に、前記ステップP450で上流側印刷ユニット群単独駆動スイッチ110がONされたか否かを判断し、可であればステップP451で現在の設定回転速度をメモリM102から読込む一方、否であればステップP1に戻る。
次に、ステップP452で指令回転速度記憶用メモリM109に、現在の設定回転速度を書き込んだ後、ステップP453で上流側原動モータ・ドライバ117に、指令回転速度を出力する。
次に、ステップP454で上流側印刷ユニット群駆動停止スイッチ111がONされると、ステップP455で上流側原動モータ・ドライバ117に、停止指令を出力してステップP1に戻る。以後、これを繰り返す。
以上の動作フローによって、上流側印刷ユニット群1Aの上流側原動モータ10Aにおけるティーチング処理と同期運転処理がなされると共に、同期運転時には上流側の負荷モータ18Aにより反転機構2の渡し胴6の制動力制御が実施される。
下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bは、図48A及び図48B,図49A乃至図49C,図50A乃至図50C,図51,図52A乃至図52C,図53A乃至図53C,図54,図55A乃至図55C,図56A及び図56B,図57A乃至図57C,図58A乃至図58C,図59A乃至図59C,図60A及び図60B,図61に示す動作フローにしたがって動作する。
即ち、ステップP1で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、ティーチング指令が送信されたか否かを判断し、可であればステップP2で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70より、原点合わせ開始指令が送信されると共に、ステップP3で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、ティーチング時の設定回転速度が送信されるとステップP4で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、ティーチング時の設定回転速度を受信し、メモリM134に記憶する。
次に、前述したステップP1で否であればステップP5で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、同期運転開始指令が送信されたか否かを判断し、可であれば後述するステップP250に移行する一方、否であれば後述するステップP419に移行する。
次に、ステップP6で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、現在の設定回転速度(緩動)及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されると、ステップP7で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、現在の設定回転速度(緩動)及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、メモリM135及びメモリM136に記憶する。
次に、ステップP8で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140より、カウント値を読込み、メモリM137に記憶した後、ステップP9で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM138に記憶する。
次に、ステップP10で下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM139に記憶した後、ステップP11で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM140に記憶する。
次に、ステップP12で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM141から読込んだ後、ステップP13で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断する。
次に、前記ステップP13で可であればステップP14で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM135から読込んだ後、ステップP15で指令回転速度記憶用メモリ142に、現在の設定回転速度(緩動)を上書きする。
次に、ステップP16で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力した後、ステップP17で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bに、原点合わせ完了信号を送信して後述するステップP24に移行する。
次に、前述したステップP13で否であればステップP18で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM143から読込んだ後、ステップP19で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM139から読込む。
次に、ステップP20で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM144に記憶した後、ステップP21で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM135から読込む。
次に、ステップP22で現在の設定回転速度(緩動)に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM142に記憶した後、ステップP23で下流側原動モータ・ドライバ138に指令回転速度を出力してステップP6に戻る。
次に、前述したステップP17から移行したステップP24で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、現在の設定回転速度(緩動)及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であればステップP25で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、現在の設定回転速度(緩動)及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、メモリM135及びメモリM136に記憶する。
次に、ステップP26で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140より、カウント値を読込み、メモリM137に記憶した後、ステップP27で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM138に記憶する。
次に、ステップP28で下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM139に記憶した後、ステップP29で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM140に記憶する。
次に、ステップP30で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM141から読込んだ後、ステップP31で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断する。
次に、前記ステップP31で可であればステップP32で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM135から読込んだ後、ステップP33で指令回転速度記憶用メモリM142に、現在の設定回転速度(緩動)を上書きする。次いで、ステップP34で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力してステップP24に戻る。
一方、前記ステップP31で否であればステップP35で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM143から読込んだ後、ステップP36で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM139から読込む。
次に、ステップP37で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM144に記憶した後、ステップP38で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM135から読込む。
次に、ステップP39で現在の設定回転速度(緩動)に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM142に記憶した後、ステップP40で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力してステップP24に戻る。
次に、前述したステップP24で否であればステップP41で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、増速指令及び現在の設定回転速度(緩動)及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であればステップP42で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、現在の設定回転速度(緩動)及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、メモリM135及びM136に記憶する一方、否であればステップP24に戻る。
次に、ステップP43で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140より、カウント値を読込み、メモリM137に記憶した後、ステップP44で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM138に記憶する。
次に、ステップP45で下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM139に記憶した後、ステップP46で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM140に記憶する。
次に、ステップP47で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM141から読込んだ後、ステップP48で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断する。
次に、前記ステップP48で可であればステップP49で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM135から読込んだ後、ステップP50で指令回転速度記憶用メモリM142に、現在の設定回転速度(緩動)を上書きする。次いで、ステップP51で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力して後述するステップP58に移行する。
一方、前記ステップP48で否であればステップP52で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM143から読込んだ後、ステップP53で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM139から読込む。
次に、ステップP54で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM144に記憶した後、ステップP55で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM135から読込む。
次に、ステップP56で現在の設定回転速度(緩動)に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM142に記憶した後、ステップP57で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力する。
次に、前述したステップP58で増減速時用カウンタ142に、リセット及びイネーブル信号を出力した後、ステップP59で増減速時用カウンタ142へのリセット信号出力を停止する。
次に、ステップP60で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であればステップP61で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、メモリM135及びメモリM136を記憶する。
次に、ステップP62で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140より、カウント値を読込み、メモリM137に記憶した後、ステップP63で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM138に記憶する。
次に、ステップP64で下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM139に記憶した後、ステップP65で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM140に記憶する。
次に、ステップP66で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM141から読込んだ後、ステップP67で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断する。
次に、前記ステップP67で可であればステップP68で現在の設定回転速度をメモリM135から読込んだ後、ステップP69で指令回転速度記憶用メモリM142に、現在の設定回転速度を上書きする。次いで、ステップP70で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力してステップP60に戻る。
一方、前記ステップP67で否であればステップP71で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM143から読込んだ後、ステップP72で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM139から読込む。
次に、ステップP73で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM144に記憶した後、ステップP74で現在の設定回転速度をメモリM135から読込む。
次に、ステップP75で現在の設定回転速度に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM142に記憶した後、ステップP76で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力してステップP60に戻る。
次に、前述したステップP60で否であればステップP77で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、定速運転時の負荷検出開始指令及び現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であれば後述するステップP101に移行する一方、否であればステップP78に移行する。
次に、前記ステップP78で下流側印刷ユニット群の回転位相検出用ロータリ・エンコーダ20Bより、クロック・パルスが出力されたか否かを判断し、可であればステップP79で負荷モータの基準回転速度(トルク値)設定器143より、負荷モータの基準回転速度を読込み、下流側負荷モータの回転速度記憶用メモリ145に記憶する一方、否であればステップP60に戻る。
次に、ステップP80で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140より、カウント値を読込み、メモリM137に記憶した後、ステップP81で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM138に記憶する。
次に、ステップP82で反転機構2の吸着胴7の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM146から読込んだ後、ステップP83で反転機構2の吸着胴7の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM147から読込む。
次に、ステップP84で反転機構の吸着胴の切欠部の上昇開始回転位相≦下流側印刷ユニット群の現在の回転位相≦反転機構の吸着胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断し、可であればステップP85で下流側負荷モータの回転速度をメモリM145から読込む一方、否であれば後述するステップP88に移行する。
次に、ステップP86で反転機構2の吸着胴7の切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM148から読込んだ後、ステップP87で下流側負荷モータ18Bの回転速度から反転機構2の吸着胴7の切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、下流側負荷モータの回転速度記憶用メモリ145に上書きする。
次に、前述したステップP88で下流側負荷モータ18Bの回転速度をメモリM145から読込んだ後、ステップP89で下流側負荷モータ・ドライバ145に、下流側負荷モータ18Bの回転速度を出力する。
次に、ステップP90で増減速時用カウンタ142より、カウント値を読込み、メモリM149に記憶した後、ステップP91で下流側原動モータ・ドライバ138より、電流値を読込み、メモリM150に記憶する。次いで、ステップP92で基準の電流値をメモリM151から読込む。
次に、ステップP93で電流値より基準の電流値を減算し、電流値の差を演算してメモリM152に記憶した後、ステップP94で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換テーブルをメモリM153から読込む。
次に、ステップP95で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換テーブルを用いて、電流値の差より負荷モータの回転速度の補正値を求め、メモリM154に記憶した後、ステップP96で下流側負荷モータの回転速度をメモリM145から読込む。
次に、ステップP97で下流側負荷モータの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した下流側負荷モータの回転速度を演算してメモリM155に記憶した後、ステップP98でティーチング時の設定回転速度をメモリM134から読込む。
次に、ステップP99で増減速時用カウンタ142のカウント値をメモリM149から読込んだ後、ステップP100で補正した下流側負荷モータの回転速度を、増速時の下流側負荷モータの回転速度記憶用メモリ156のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置に記憶してステップP60に戻る。
次に、前述したステップP77から移行したステップP101で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、メモリM135及びメモリM136に記憶した後、ステップP102で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140より、カウント値を読込み、メモリM137に記憶する。
次に、ステップP103で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM138に記憶した後、ステップP104で下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM139に記憶する。
次に、ステップP105で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM140に記憶した後、ステップP106で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM141から読込む。
次に、ステップP107で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断し、可であればステップP108で現在の設定回転速度をメモリM135から読込む。
次に、ステップP109で指令回転速度記憶用メモリM142に、現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP110で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力して後述するステップP116に移行する。
一方、前記107で否であればステップP111で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM143から読込んだ後、ステップP112で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM139から読込む。
次に、ステップP113から下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM144に記憶した後、ステップP114で現在の設定回転速度をメモリM135から読込む。
次に、ステップP115で現在の設定回転速度に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM142に記憶した後、前述したステップP116で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力する。
次に、ステップP117で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であればステップP118で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、メモリM135及びメモリM136を記憶する。
次に、ステップP119で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140より、カウント値を読込み、メモリM137に記憶した後、ステップP120で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM138に記憶する。
次に、ステップP121で下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM139に記憶した後、ステップP122で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM140に記憶する。
次に、ステップP123で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM141から読込んだ後、ステップP124で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断する。
次に、前記ステップP124で可であればステップP125で現在の設定回転速度をメモリM135から読込んだ後、ステップP126で指令回転速度記憶用メモリM142に、現在の設定回転速度を上書きする。次いで、ステップP127で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力してステップP117に戻る。
一方、前記ステップP124で否であればステップP128で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM143から読込んだ後、ステップP129で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM139から読込む。
次に、ステップP130で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM144に記憶した後、ステップP131で現在の設定回転速度をメモリM135から読込む。
次に、ステップP132で現在の設定回転速度に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM142に記憶した後、ステップP133で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力してステップP117に戻る。
次に、前述したステップP117で否であればステップP134で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、定速運転時の負荷検出終了指令及び現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であれば後述するステップP157に移行する一方、否であればステップP135に移行する。
次に、前記ステップP135で下流側印刷ユニット群の回転位相検出用ロータリ・エンコーダ20Bより、クロック・パルスが出力されたか否かを判断し、可であればステップP136で負荷モータの基準回転速度(トルク値)設定器143より、負荷モータの基準回転速度を読込み、下流側負荷モータの回転速度記憶用メモリ145に記憶する一方、否であればステップP117に戻る。
次に、ステップP137で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140より、カウント値を読込み、メモリM137に記憶した後、ステップP138で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM138に記憶する。
次に、ステップP139で反転機構2の吸着胴7の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM146から読込んだ後、ステップP140で反転機構2の吸着胴7の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM147から読込む。
次に、ステップP141で反転機構の吸着胴の切欠部の上昇開始回転位相≦下流側印刷ユニット群の現在の回転位相≦反転機構の吸着胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断し、可であればステップP142で下流側負荷モータの回転速度をメモリM145から読込む一方、否であれば後述するステップP145に移行する。
次に、ステップP143で反転機構2の吸着胴7の切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM148から読込んだ後、ステップP144で下流側負荷モータ18Bの回転速度から反転機構2の吸着胴7の切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、下流側負荷モータの回転速度記憶用メモリ145に上書きする。
次に、前述したステップP145で下流側負荷モータ18Bの回転速度をメモリM145から読込んだ後、ステップP146で下流側負荷モータ・ドライバ145に、下流側負荷モータ18Bの回転速度を出力する。
次に、ステップP147で下流側原動モータ・ドライバ138より、電流値を読込み、メモリM150に記憶した後、ステップP148で基準の電流値をメモリM151から読込む。
次に、ステップP149で電流値より基準の電流値を減算し、電流値の差を演算してメモリM152に記憶した後、ステップP150で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換テーブルをメモリM153から読込む。
次に、ステップP151で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換テーブルを用いて、電流値の差より負荷モータの回転速度の補正値を求め、メモリM154に記憶した後、ステップP152で下流側負荷モータの回転速度をメモリM145から読込む。
次に、ステップP153で下流側負荷モータの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した下流側負荷モータの回転速度を演算してメモリM155に記憶した後、ステップP154でティーチング時の設定回転速度をメモリM134から読込む。
次に、ステップP155で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相をメモリM138から読込んだ後、ステップP156で補正した下流側負荷モータ18Bの回転速度を、定速運転時の下流側負荷モータの回転速度記憶用メモリ157のティーチング時の設定回転速度用の下流側印刷ユニット群の現在の回転位相用のアドレス位置に記憶してステップP117に戻る。
次に、前述したステップP134から移行したステップP157で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、メモリM135及びメモリM136に記憶した後、ステップP158で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140より、カウント値を読込み、メモリM137に記憶する。
次に、ステップP159で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM138に記憶した後、ステップP160で下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM139に記憶する。
次に、ステップP161で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM140に記憶した後、ステップP162で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM141から読込む。
次に、ステップP163で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断し、可であればステップP164で現在の設定回転速度をメモリM135から読込む。
次に、ステップP165で指令回転速度記憶用メモリM142に、現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP166で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力して後述するステップP172に移行する。
一方、前記163で否であればステップP167で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM143から読込んだ後、ステップP168で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM139から読込む。
次に、ステップP169で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM144に記憶した後、ステップP170で現在の設定回転速度をメモリM135から読込む。
次に、ステップP171で現在の設定回転速度に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM142に記憶した後、ステップP172で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力する。
次に、前述したステップP173で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であればステップP174で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、メモリM135及びメモリM136に記憶する。
一方、前記ステップP173で否であればステップP175で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、減速指令及び現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であれば後述するステップP191に移行する一方、否であればステップP173に戻る。
次に、ステップP176で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140より、カウント値を読込み、メモリM137に記憶した後、ステップP177で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM138に記憶する。
次に、ステップP178で下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM139に記憶する。
次に、ステップP179で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM140に記憶した後、ステップP180で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM141から読込む。
次に、ステップP181で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断し、可であればステップP182で現在の設定回転速度をメモリM135から読込む。
次に、ステップP183で指令回転速度記憶用メモリM142に、現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP184で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力してステップP173に戻る。
一方、前記181で否であればステップP185で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM143から読込んだ後、ステップP186で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM139から読込む。
次に、ステップP187で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM144に記憶した後、ステップP188で現在の設定回転速度をメモリM135から読込む。
次に、ステップP189で現在の設定回転速度に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM142に記憶した後、ステップP190で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力してステップP173に戻る。
次に、前述したステップP175から移行したステップP191で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、メモリM135及びM136に記憶する。
次に、ステップP192で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140より、カウント値を読込み、メモリM137に記憶した後、ステップP193で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM138に記憶する。
次に、ステップP194で下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM139に記憶した後、ステップP195で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM140に記憶する。
次に、ステップP196で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM141から読込んだ後、ステップP197で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断する。
次に、前記ステップP197で可であればステップP198で現在の設定回転速度をメモリM135から読込んだ後、ステップP199で指令回転速度記憶用メモリM142に、現在の設定回転速度を上書きする。次いで、ステップP200で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力して後述するステップP207に移行する。
一方、前記ステップP197で否であればステップP201で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM143から読込んだ後、ステップP202で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM139から読込む。
次に、ステップP203で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM144に記憶した後、ステップP204で現在の設定回転速度をメモリM135から読込む。
次に、ステップP205で現在の設定回転速度に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM142に記憶した後、ステップP206で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力する。
次に、前述したステップP207で増減速時用カウンタ142に、リセット及びイネーブル信号を出力した後、ステップP208で増減速時用カウンタ142へのリセット信号出力を停止する。
次に、ステップP209で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であればステップP210で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、メモリM135及びメモリM136を記憶する。
次に、ステップP211で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140より、カウント値を読込み、メモリM137に記憶した後、ステップP212で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM138に記憶する。
次に、ステップP213で下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM139に記憶した後、ステップP214で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM140に記憶する。
次に、ステップP215で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM141から読込んだ後、ステップP216で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断する。
次に、前記ステップP216で可であればステップP217で現在の設定回転速度をメモリM135から読込んだ後、ステップP218で指令回転速度記憶用メモリM142に、現在の設定回転速度を上書きする。次いで、ステップP219で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力してステップP209に戻る。
一方、前記ステップP216で否であればステップP220で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM143から読込んだ後、ステップP221で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM139から読込む。
次に、ステップP222で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM144に記憶した後、ステップP223で現在の設定回転速度をメモリM135から読込む。
次に、ステップP224で現在の設定回転速度に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM142に記憶した後、ステップP225で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力してステップP209に戻る。
次に、前述したステップP209で否であればステップP226で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、ティーチング終了信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP1に戻る一方、否であればステップP227に移行する。
次に、前記ステップP227で下流側印刷ユニット群の回転位相検出用ロータリ・エンコーダ20Bより、クロック・パルスが出力されたか否かを判断し、可であればステップP228で負荷モータの基準回転速度(トルク値)設定器143より、負荷モータの基準回転速度を読込み、下流側負荷モータの回転速度記憶用メモリ145に記憶する一方、否であればステップP209に戻る。
次に、ステップP229で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140より、カウント値を読込み、メモリM137に記憶した後、ステップP230で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM138に記憶する。
次に、ステップP231で反転機構2の吸着胴7の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM146から読込んだ後、ステップP232で反転機構2の吸着胴7の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM147から読込む。
次に、ステップP233で反転機構の吸着胴の切欠部の上昇開始回転位相≦下流側印刷ユニット群の現在の回転位相≦反転機構の吸着胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断し、可であればステップP234で下流側負荷モータの回転速度をメモリM145から読込む一方、否であれば後述するステップP237に移行する。
次に、ステップP235で反転機構2の吸着胴7の切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM148から読込んだ後、ステップP236で下流側負荷モータ18Bの回転速度から反転機構2の吸着胴7の切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、下流側負荷モータの回転速度記憶用メモリ145に上書きする。
次に、前述したステップP237で下流側負荷モータ18Bの回転速度をメモリM145から読込んだ後、ステップP238で下流側負荷モータ・ドライバ145に、下流側負荷モータ18Bの回転速度を出力する。
次に、ステップP239で増減速時用カウンタ142より、カウント値を読込み、メモリM149に記憶した後、ステップP240で下流側原動モータ・ドライバ138より、電流値を読込み、メモリM150に記憶する。次いで、ステップP241で基準の電流値をメモリM151から読込む。
次に、ステップP242で電流値より基準の電流値を減算し、電流値の差を演算してメモリM152に記憶した後、ステップP243で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換テーブルをメモリM153から読込む。
次に、ステップP244で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換テーブルを用いて、電流値の差より負荷モータの回転速度の補正値を求め、メモリM154に記憶した後、ステップP245で下流側負荷モータの回転速度をメモリM145から読込む。
次に、ステップP246で下流側負荷モータの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した下流側負荷モータの回転速度を演算してメモリM155に記憶した後、ステップP247でティーチング時の設定回転速度をメモリM134から読込む。
次に、ステップP248で増減速時用カウンタ142のカウント値をメモリM149から読込んだ後、ステップP249で補正した下流側負荷モータの回転速度を、減速時の下流側負荷モータの回転速度記憶用メモリM158のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置に記憶してステップP209に戻る。
次に、前述したステップP5から移行したステップP250で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、原点合わせ開始指令が送信されたか否かを判断し、可であればステップP251で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70より、同期運転時の設定回転速度が送信されるとステップP252で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、同期運転時の設定回転速度を受信し、メモリM159に記憶する。
次に、前述したステップP250で否であればステップP253で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、同期運転停止指令が送信されたか否かを判断し、可であれば後述するステップP419に移行する一方、否であればステップP250に戻る。
次に、ステップP254で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、現在の設定回転速度(緩動)及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されると、ステップP255で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、現在の設定回転速度(緩動)及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、メモリM135及びメモリM136に記憶する。
次に、ステップP256で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140より、カウント値を読込み、メモリM137に記憶した後、ステップP257で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM138に記憶する。
次に、ステップP258で下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM139に記憶した後、ステップP259で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM140に記憶する。
次に、ステップP260で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM141から読込んだ後、ステップP261で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断する。
次に、前記ステップP261で可であればステップP262で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM135から読込んだ後、ステップP263で指令回転速度記憶用メモリ142に、現在の設定回転速度(緩動)を上書きする。
次に、ステップP264で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力した後、ステップP265で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bに、原点合わせ完了信号を送信して後述するステップP272に移行する。
次に、前述したステップP261で否であればステップP266で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM143から読込んだ後、ステップP267で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM139から読込む。
次に、ステップP268で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM144に記憶した後、ステップP269で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM135から読込む。
次に、ステップP270で現在の設定回転速度(緩動)に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM142に記憶した後、ステップP271で下流側原動モータ・ドライバ138に指令回転速度を出力してステップP254に戻る。
次に、前述したステップP265から移行したステップP272で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、現在の設定回転速度(緩動)及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であればステップP273で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、現在の設定回転速度(緩動)及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、メモリM135及びメモリM136に記憶する。
次に、ステップP274で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140より、カウント値を読込み、メモリM137に記憶した後、ステップP275で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM138に記憶する。
次に、ステップP276で下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM139に記憶した後、ステップP277で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM140に記憶する。
次に、ステップP278で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM141から読込んだ後、ステップP279で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断する。
次に、前記ステップP279で可であればステップP280で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM135から読込んだ後、ステップP281で指令回転速度記憶用メモリM142に、現在の設定回転速度(緩動)を上書きする。次いで、ステップP282で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力してステップP272に戻る。
一方、前記ステップP279で否であればステップP283で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM143から読込んだ後、ステップP284で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM139から読込む。
次に、ステップP285で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM144に記憶した後、ステップP286で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM135から読込む。
次に、ステップP287で現在の設定回転速度(緩動)に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM142に記憶した後、ステップP288で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力してステップP272に戻る。
次に、前述したステップP272で否であればステップP289で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、増速指令及び現在の設定回転速度(緩動)及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であればステップP290で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、現在の設定回転速度(緩動)及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、メモリM135及びM136に記憶する一方、否であればステップP272に戻る。
次に、ステップP291で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140より、カウント値を読込み、メモリM137に記憶した後、ステップP292で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM138に記憶する。
次に、ステップP293で下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM139に記憶した後、ステップP294で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM140に記憶する。
次に、ステップP295で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM141から読込んだ後、ステップP296で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断する。
次に、前記ステップP296で可であればステップP297で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM135から読込んだ後、ステップP298で指令回転速度記憶用メモリM142に、現在の設定回転速度(緩動)を上書きする。次いで、ステップP299で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力する。
次に、ステップP300で増減速時用カウンタ142に、リセット及びイネーブル信号を出力した後、ステップP301で増減速時用カウンタ142へのリセット信号出力を停止する。
一方、前記ステップP296で否であればステップP302で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM143から読込んだ後、ステップP303で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM139から読込む。
次に、ステップP304で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM144に記憶した後、ステップP305で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM135から読込む。
次に、ステップP306で現在の設定回転速度(緩動)に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM142に記憶した後、ステップP307で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力してステップP300に移行する。
次に、ステップP308で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であればステップP309で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、メモリM135及びメモリM136に記憶する一方、否であれば後述するステップP329に移行する。
次に、ステップP310で同期運転時の設定回転速度をメモリM159から読込んだ後、ステップP311で増減速時用カウンタ142より、カウント値を読込み、メモリM149に記憶する。
次に、ステップP312で増速時の下流側負荷モータの回転速度記憶用メモリM156の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタ142のカウント値用のアドレス位置より、下流側負荷モータの回転速度を読込み、メモリM145に記憶した後、ステップP313で下流側負荷モータ・ドライバ145に、下流側負荷モータの回転速度を出力する。尚、増速時の下流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM156の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置は、ティーチング時の設定回転速度が同期運転時の設定回転速度と同じで、かつ、増減速時用カウンタのカウント値が同じであるステップP100で補正した下流側の負荷モータの回転速度を記憶した増速時の下流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM156のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置に対応する。
次に、ステップP314で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140より、カウント値を読込み、メモリM137に記憶した後、ステップP315で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM138に記憶する。
次に、ステップP316で下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM139に記憶した後、ステップP317で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM140に記憶する。
次に、ステップP318で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM141から読込んだ後、ステップP319で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断する。
次に、前記ステップP319で可であればステップP320で現在の設定回転速度をメモリM135から読込んだ後、ステップP321で指令回転速度記憶用メモリM142に、現在の設定回転速度を上書きする。次いで、ステップP322で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力してステップP308に戻る。
一方、前記ステップP319で否であればステップP323で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM143から読込んだ後、ステップP324で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM139から読込む。
次に、ステップP325で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM144に記憶した後、ステップP326で現在の設定回転速度をメモリM135から読込む。
次に、ステップP327で現在の設定回転速度に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM142に記憶した後、ステップP328で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力してステップP308に戻る。
次に、前述したステップP329で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、定速運転指令及び現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であればステップP330で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、メモリM135及びメモリM136に記憶する一方、否であればステップP308に戻る。
次に、ステップP331で同期運転時の設定回転速度をメモリM159から読込んだ後、ステップP332で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140より、カウント値を読込み、メモリM137に記憶する。
次に、ステップP333で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM138に記憶した後、ステップP334で定速運転時の下流側負荷モータの回転速度記憶用メモリ157の同期運転時の設定回転速度用の下流側印刷ユニット群の現在の回転位相用のアドレス位置より、下流側負荷モータ18Aの回転速度を読込み、メモリM145に記憶する。尚、定速運転時の下流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM157の同期運転時の設定回転速度用の下流側印刷ユニット群の現在の回転位相用のアドレス位置は、ティーチング時の設定回転速度が同期運転時の設定回転速度と同じで、かつ、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相が同じであるステップP156で補正した下流側の負荷モータの回転速度を記憶した定速運転時の下流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM157のティーチング時の設定回転速度用の下流側印刷ユニット群の現在の回転位相用のアドレス位置に対応する。
次に、ステップP335で下流側負荷モータ・ドライバ145に、下流側負荷モータの回転速度を出力する。
次に、ステップP336で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140より、カウント値を読込み、メモリM137に記憶した後、ステップP337で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM138に記憶する。
次に、ステップP338で下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM139に記憶した後、ステップP339で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM140に記憶する。
次に、ステップP340で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM141から読込んだ後、ステップP341で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断する。
次に、前記ステップP341で可であればステップP342で現在の設定回転速度をメモリM135から読込んだ後、ステップP343で指令回転速度記憶用メモリM142に、現在の設定回転速度を上書きする。次いで、ステップP344で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力して後述するステップP351に移行する。
一方、前記ステップP341で否であればステップP345で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM143から読込んだ後、ステップP346で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM139から読込む。
次に、ステップP347で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM144に記憶した後、ステップP348で現在の設定回転速度をメモリM135から読込む。
次に、ステップP349で現在の設定回転速度に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM142に記憶した後、ステップP350で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力して前述したステップP351に移行する。
次に、前記ステップP351で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であればステップP352で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、メモリM135及びメモリM136に記憶する一方、否であれば後述するステップP373に移行する。
次に、ステップP353で同期運転時の設定回転速度をメモリM159から読込んだ後、ステップP354で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140より、カウント値を読込み、メモリM137に記憶する。
次に、ステップP355で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM138に記憶した後、ステップP356で定速運転時の下流側負荷モータの回転速度記憶用メモリ157の同期運転時の設定回転速度用の下流側印刷ユニット群の現在の回転位相用のアドレス位置より、下流側負荷モータ18Bの回転速度を読込み、メモリM145に記憶する。
次に、ステップP357で下流側負荷モータ・ドライバ145に、下流側負荷モータの回転速度を出力する。
次に、ステップP358で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140より、カウント値を読込み、メモリM137に記憶した後、ステップP359で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM138に記憶する。
次に、ステップP360で下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM139に記憶した後、ステップP361で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM140に記憶する。
次に、ステップP362で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM141から読込んだ後、ステップP363で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断する。
次に、前記ステップP363で可であればステップP364で現在の設定回転速度をメモリM135から読込んだ後、ステップP365で指令回転速度記憶用メモリM142に、現在の設定回転速度を上書きする。次いで、ステップP366で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力してステップP351に戻る。
一方、前記ステップP363で否であればステップP367で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM143から読込んだ後、ステップP368で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM139から読込む。
次に、ステップP369で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM144に記憶した後、ステップP370で現在の設定回転速度をメモリM135から読込む。
次に、ステップP371で現在の設定回転速度に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM142に記憶した後、ステップP372で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力してステップP351に戻る。
次に、前述したステップP373で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、減速指令及び現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であればステップP374で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、メモリM135及びメモリM136に記憶する一方、否であればステップP351に戻る。
次に、ステップP375で同期運転時の設定回転速度をメモリM159から読込んだ後、ステップP376で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140より、カウント値を読込み、メモリM137に記憶する。
次に、ステップP377で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM138に記憶した後、ステップP378で定速運転時の下流側負荷モータの回転速度記憶用メモリ157の同期運転時の設定回転速度用の下流側印刷ユニット群の現在の回転位相用のアドレス位置より、下流側負荷モータ18Aの回転速度を読込み、メモリM145に記憶する。
次に、ステップP379で下流側負荷モータ・ドライバ145に、下流側負荷モータの回転速度を出力する。
次に、ステップP380で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140より、カウント値を読込み、メモリM137に記憶した後、ステップP381で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM138に記憶する。
次に、ステップP382で下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM139に記憶した後、ステップP383で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM140に記憶する。
次に、ステップP384で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM141から読込んだ後、ステップP385で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断する。
次に、前記ステップP385で可であればステップP386で現在の設定回転速度をメモリM135から読込んだ後、ステップP387で指令回転速度記憶用メモリM142に、現在の設定回転速度を上書きする。次いで、ステップP388で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力して後述するステップP395に移行する。
一方、前記ステップP385で否であればステップP389で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM143から読込んだ後、ステップP390で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM139から読込む。
次に、ステップP391で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM144に記憶した後、ステップP392で現在の設定回転速度をメモリM135から読込む。
次に、ステップP393で現在の設定回転速度に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM142に記憶した後、ステップP394で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力する。
次に、前述したステップP395で増減速時用カウンタ142に、リセット及びイネーブル信号を出力した後、ステップP396で増減速時用カウンタ142へのリセット信号出力を停止する。
次に、ステップP397で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であればステップP398で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、現在の設定回転速度及び下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相を受信し、メモリM135及びメモリM136に記憶する一方、否であれば後述するステップP418に移行する。
次に、ステップP399で同期運転時の設定回転速度をメモリM159から読込んだ後、ステップP400で増減速時用カウンタ142より、カウント値を読込み、メモリM149に記憶する。
次に、ステップP401で減速時の下流側負荷モータの回転速度記憶用メモリM158の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタ142のカウント値用のアドレス位置より、下流側負荷モータの回転速度を読込み、メモリM145に記憶した後、ステップP402で下流側負荷モータ・ドライバ145に、下流側負荷モータの回転速度を出力する。尚、減速時の下流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM158の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置は、ティーチング時の設定回転速度が同期運転時の設定回転速度と同じで、かつ、増減速時用カウンタのカウント値が同じであるステップP249で補正した下流側の負荷モータの回転速度を記憶した減速時の下流側の負荷モータの回転速度記憶用メモリM158のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置に対応する。
次に、ステップP403で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140より、カウント値を読込み、メモリM137に記憶した後、ステップP404で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相検出用カウンタ140のカウント値より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を演算してメモリM138に記憶する。
次に、ステップP405で下流側印刷ユニット群の仮想の現在の回転位相より下流側印刷ユニット群の現在の回転位相を減算し、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差を演算してメモリM139に記憶した後、ステップP406で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM140に記憶する。
次に、ステップP407で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値をメモリM141から読込んだ後、ステップP408で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の絶対値≦下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断する。
次に、前記ステップP408で可であればステップP409で現在の設定回転速度をメモリM135から読込んだ後、ステップP410で指令回転速度記憶用メモリM142に、現在の設定回転速度を上書きする。次いで、ステップP411で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力してステップP397に戻る。
一方、前記ステップP408で否であればステップP412で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM143から読込んだ後、ステップP413で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差をメモリM139から読込む。
次に、ステップP414で下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、下流側印刷ユニット群の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM144に記憶した後、ステップP415で現在の設定回転速度をメモリM135から読込む。
次に、ステップP416で現在の設定回転速度に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM142に記憶した後、ステップP417で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力してステップP397に戻る。
前述したステップP418で上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bより、同期運転停止指令が送信されたか否かを判断し、可であればステップP250に戻る一方、否であればステップP397に戻る。
次に、前述したステップP5から移行したステップP419で下流側印刷ユニット群単独駆動用回転速度設定器146に設定回転速度が入力されたか否かを判断し、可であればステップP420で下流側印刷ユニット群単独駆動用回転速度設定器146より、設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM135に記憶してステップP421に移行する一方、否であれば直にステップP421に移行する。
次に、ステップP421で下流側印刷ユニット群の単独駆動スイッチ132がONされたか否かを判断し、可であればステップP422で現在の設定回転速度をメモリM135から読込む一方、否であればステップP1に戻る。
次に、ステップP423で指令回転速度記憶用メモリM142に、現在の設定回転速度を書き込んだ後、ステップP424で下流側原動モータ・ドライバ138に、指令回転速度を出力する。
次に、ステップP425で下流側印刷ユニット群駆動停止スイッチ133がONされると、ステップP426で下流側原動モータ・ドライバ138に、停止指令を出力してステップP1に戻る。以後、これを繰り返す。
以上の動作フローによって、上流側印刷ユニット群駆動制御装置70Bからの指令により、下流側印刷ユニット群駆動制御装置90Bを介して、下流側原動モータ10Bにおけるティーチング処理と同期運転処理がなされる。
このように本実施例では、上流側印刷ユニット群1Aは上流側原動モータ10Aで、下流側印刷ユニット群1Bは下流側原動モータ10Bで駆動し、それぞれの駆動力を分担するようにしたので、上流側原動モータ10A及び下流側原動モータ10Bの小型・小容量化が図られ、コストダウンと高速運転化が図れると共に、反転機構2の渡し胴6及び吸着胴7の回転ムラをなくすべく制動手段としての負荷モータ18A,18Bをそれぞれ配設したので、ダブリ等の印刷障害の発生を防止することができる。
また、前記制動手段を負荷モータ(トルクモータ)18A,18Bとすることにより、ブレーキ等を用いた場合のように、部品を交換する必要をなくしメンテナンス・フリーにできる。また、負荷モータ(トルクモータ)18A,18Bで発生した電力を原動モータ10A,10Bの駆動電力としてそれぞれ回収し、省エネルギーを達成することもできる。
尚、本発明は上記各実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種変更が可能であることはいうまでもない。例えば、図示例では枚葉印刷機に例をとったが、印刷処理に限らすコーティング処理を行うコーティング機等その他の処理機に適用することができる。