図1A及び図1Bは本発明の実施例1を示す中央制御装置のハード・ブロック図、図2は仮想マスタ・ジェネレータのハード・ブロック図、図3A乃至図3Cは印刷機の駆動制御装置のハード・ブロック図、図4は第1〜第4インキ・ユニットの駆動制御装置のハード・ブロック図である。
また、図5A乃至図5Eは中央制御装置の動作フロー図、図6A乃至図6Cは中央制御装置の動作フロー図、図7A乃至図7Cは中央制御装置の動作フロー図、図8A及び図8Bは中央制御装置の動作フロー図である。
また、図9A乃至図9Cは仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図、図10A乃至図10Cは仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図、図11A乃至図11Cは仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図、図12A及び図12Bは仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図、図13A乃至図13Cは仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図、図14A乃至図14Dは仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図、図15A及び図15Bは仮想マスタ・ジェネレータの動作フロー図である。
また、図16A及び図16Bは印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図17A乃至図17Eは印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図18は印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図19A乃至図19Eは印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図20は印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図21A及び図21Bは印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図22A乃至図22Eは印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図23は印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図24A及び図24Bは印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図25A及び図25Bは印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図26は印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図27A及び図27Bは印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図28は印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。
また、図29A及び図29Bは第1〜第4インキ・ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図30A及び図30Bは第1〜第4インキ・ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図31は第1〜第4インキ・ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。
図49はオフセット印刷機における印刷機本体側の駆動系を示す正面図、図50はオフセット印刷機におけるインキ装置側と印刷機本体側の駆動系を示す側面図である。
図49及び図50に示すように、4色機からなるオフセット印刷機における印刷機本体側の圧胴1とゴム胴(第1の回転体)2と版胴(第2の回転体)3とは、原動ピニオン4と圧胴ギア5とゴム胴ギア(第1の被駆動手段)6と版胴ギア(第2の被駆動手段)7とからなるギアトレイン8と、原動ピニオン4の軸上に固設された大プーリ9と印刷機の原動モータ10の出力軸上に固設された小プーリ11とに掛け回されたベルト12により、印刷機の原動モータ(電動モータ;第1の駆動手段)10で駆動される。尚、前記ゴム胴2の周面には図示しないブランケットの両端を支持するくわえ装置が装着される切欠部(図示せず)を有すると共に、前記版胴3の周面には図示しない刷版の両端を支持する版締装置が装着される切欠部(図示せず)を有する。
一方、オフセット印刷機における第1〜第4インキ・ユニット(インキ装置)は、振りローラギア13a,13bを含む複数のローラギアからなるギアトレイン14を介してインキ・ユニットの駆動モータ(単独駆動用モータ;第2の駆動手段)15a(〜15d)で駆動される(図50参照)。
また、前記印刷機本体側の版胴3における版胴ギア7の軸にはカップリング16を介して負荷モータ(トルクモータ;制動手段)17a(〜17d)が連結されると共に、圧胴1における圧胴ギア5の軸には印刷機の回転位相検出用ロータリー・エンコーダ18が連結される。
そして、本実施例では、前記印刷機の原動モータ10と第1〜第4負荷モータ17a〜17dは、後述する印刷機の駆動制御装置(制御手段)80により駆動制御されると共に、前記第1〜第4インキ・ユニットの駆動モータ15a〜15dは、後述する第1〜第4インキ・ユニットの駆動制御装置(制御手段)90a〜90dにより駆動制御され、前記原動モータ10の負荷変動に応じて印刷機本体側のギアトレイン(駆動系)に対し負荷モータ17a〜17dにより制動力を付与すると共に、その際に負荷モータ17a〜17dで発生した電力が原動モータ10の駆動用電力として回収されるようになっている。
また、本実施例では、前記印刷機の駆動制御装置80と第1〜第4インキ・ユニットの駆動制御装置90a〜90dは、後述する仮想マスタ・ジェネレータ(制御手段)60を介して中央制御装置(制御手段)30に接続され、この中央制御装置30により印刷機本体側(の原動モータ10)と第1〜第4インキ・ユニット(の駆動モータ15a〜15d)とが同期制御(運転)されるようになっている。
図1A及び図1Bに示すように、中央制御装置30は、CPU31とROM32とRAM33との他に、各入出力装置34a〜34d及びインタフェース35がBUS(母線)で接続されてなる。
また、BUSには、緩動回転速度記憶用メモリM1,設定回転速度記憶用メモリM2,仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔記憶用メモリM3,印刷機の現在の回転位相検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM4,印刷機の現在の回転位相記憶用メモリM5,印刷機の増速開始用回転位相記憶用メモリM6,印刷機の定速運転時の負荷検出開始用回転位相記憶用メモリM7,印刷機の定速運転時の負荷検出終了用回転位相記憶用メモリM8,印刷機の減速開始用回転位相記憶用メモリM9,印刷機の原動モータ及び各インキ・ユニットの駆動モータ用ロータリー・エンコーダに接続されたF/V変換器の出力記憶用メモリM10,現在の印刷機及び各インキ・ユニットの回転速度記憶用メモリM11と内部クロック・カウンタ36が接続される。
入出力装置34aには、ティーチング・スイッチ37と同期運転スイッチ38と印刷機駆動スイッチ39と印刷機駆動停止スイッチ40とキーボートや各種スイッチ及びボタン等の入力装置41とCRTやランプ等の表示器42とプリンタやフロッピィー・ディスク(登録商標)ドライブ等の出力装置43が接続される。
入出力装置34bには、回転速度設定器44が接続される。入出力装置34cには、印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45を介して印刷機の回転位相検出用ロータリー・エンコーダ18が接続される。
入出力装置34dには、A/D変換器46及びF/V変換器47を介して印刷機の原動モータ用ロータリー・エンコーダ48が接続されると共に、A/D変換器49a〜49d及びF/V変換器50a〜50dを介して第1〜第4インキ・ユニットの駆動モータ用ロータリー・エンコーダ51a〜51dが接続される。
そして、インタフェース35には、印刷機制御装置28と仮想マスタ・ジェネレータ60が接続される。
図2に示すように、仮想マスタ・ジェネレータ60は、CPU31aとROM32aとRAM33aとの他に、インタフェース35aがBUS(母線)で接続されてなる。
また、BUSには、仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12,現在の設定回転速度記憶用メモリM13,前回の設定回転速度記憶用メモリM14,印刷機の現在の回転位相の補正値記憶用メモリM15,修正した印刷機の仮想の現在の回転位相記憶用メモリM16,各インキ・ユニットの現在の回転位相の補正値記憶用メモリM17,修正した各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相記憶用メモリM18,中央制御装置より仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔記憶用メモリM19,仮想の現在の回転位相の修正値記憶用メモリM20,修正した仮想の現在の回転位相記憶用メモリM21が接続される。
また、BUSには、原点合わせを完了した印刷機又はインキ・ユニットの番号記憶用メモリM22,ティーチング時の設定回転速度記憶用メモリM23,印刷機の増速開始用回転位相記憶用メモリM6a,増速時の回転速度修正値記憶用メモリM24,修正した現在の設定回転速度記憶用メモリM25,印刷機の定速運転時の負荷検出開始用回転位相記憶用メモリM7a,印刷機の定速運転時の負荷検出終了用回転位相記憶用メモリM8a,印刷機の減速開始用回転位相記憶用メモリM9a,減速時の回転速度修正値記憶用メモリM26,同期運転時の設定回転速度記憶用メモリM27,現在の印刷機の状態記憶用メモリM28が接続される。
そして、インタフェース35aには、中央制御装置30と印刷機の駆動制御装置80と第1〜第4インキ・ユニットの駆動制御装置90a〜90dが接続される。
図3A乃至図3Cに示すように、印刷機の駆動制御装置80は、CPU31bとROM32bとRAM33bとの他に、各入出力装置34e〜34p及びインタフェース35bがBUS(母線)で接続されてなる。
また、BUSには、現在の設定回転速度記憶用メモリM13b,印刷機の仮想の現在の回転位相記憶用メモリM29,印刷機の現在の回転位相検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM4b,印刷機の現在の回転位相記憶用メモリM5b,印刷機の現在の回転位相の差記憶用メモリM30,印刷機の現在の回転位相の差の絶対値記憶用メモリM31,印刷機の現在の回転位相の差の許容値記憶用メモリM32,指令回転速度記憶用メモリM33,印刷機の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブル記憶用メモリM34,設定回転速度の補正値記憶用メモリM35,ティーチング時の設定回転速度記憶用メモリM23bが接続される。
また、BUSには、第1負荷モータの回転速度記憶用メモリM36,第1版胴の切欠部の上昇開始回転位相記憶用メモリM37,第1版胴の切欠部の上昇終了回転位相記憶用メモリM38,版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値記憶用メモリM39,第2負荷モータの回転速度記憶用メモリM40,第2版胴の切欠部の上昇開始回転位相記憶用メモリM41,第2版胴の切欠部の上昇終了回転位相記憶用メモリM42,第3負荷モータの回転速度記憶用メモリM43,第3版胴の切欠部の上昇開始回転位相記憶用メモリM44,第3版胴の切欠部の上昇終了回転位相記憶用メモリM45が接続される。
また、BUSには、第4負荷モータの回転速度記憶用メモリM46,第4版胴の切欠部の上昇開始回転位相記憶用メモリM47,第4版胴の切欠部の上昇終了回転位相記憶用メモリM48,増減速時用カウンタのカウント値記憶用メモリM49,原動モータ・ドライバからの電流値記憶用メモリM50,基準の電流値記憶用メモリM51,電流値の差記憶用メモリM52,電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換テーブル記憶用メモリM53,負荷モータの回転速度の補正値記憶用メモリM54が接続される。
また、BUSには、補正した第1負荷モータの回転速度記憶用メモリM55,補正した第2負荷モータの回転速度記憶用メモリM56,補正した第3負荷モータの回転速度記憶用メモリM57,補正した第4負荷モータの回転速度記憶用メモリM58,増速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM59,定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM60,減速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM61,同期運転時の設定回転速度記憶用メモリM27b,現在の印刷機の状態記憶用メモリM28bが接続される。
入出力装置34eには、D/A変換器61及び印刷機の原動モータ・ドライバ62を介して印刷機の原動モータ10が接続される。また、前記印刷機の原動モータ・ドライバ62は入出力装置34fと前記印刷機の原動モータ10に連結駆動される印刷機の原動モータ用ロータリー・エンコーダ48に接続される。さらに、前記印刷機の原動モータ・ドライバ62は後述する第1〜第4負荷モータ17a〜17dに接続される。
入出力装置34gには、印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45を介して印刷機の回転位相検出用ロータリー・エンコーダ18が接続される。入出力装置34hには、増減速時用カウンタ63を介して前記印刷機の回転位相検出用ロータリー・エンコーダ18が接続される。入出力装置34iには、前記印刷機の回転位相検出用ロータリー・エンコーダ18が接続される。入出力装置34jには負荷モータの基準回転速度設定器64が接続される。
入出力装置34kには、D/A変換器65a及び第1負荷モータ・ドライバ66aを介して第1負荷モータ17aが接続される。また、前記第1負荷モータ・ドライバ66aは前記第1負荷モータ17aに連結駆動される第1負荷モータ用ロータリー・エンコーダ67aに接続される。
入出力装置34lには、D/A変換器65b及び第2負荷モータ・ドライバ66bを介して第2負荷モータ17bが接続される。また、前記第2負荷モータ・ドライバ66bは前記第2負荷モータ17bに連結駆動される第2負荷モータ用ロータリー・エンコーダ67bに接続される。
入出力装置34mには、D/A変換器65c及び第3負荷モータ・ドライバ66cを介して第3負荷モータ17cが接続される。また、前記第3負荷モータ・ドライバ66cは前記第3負荷モータ17cに連結駆動される第3負荷モータ用ロータリー・エンコーダ67cに接続される。
入出力装置34nには、D/A変換器65d及び第4負荷モータ・ドライバ66dを介して第4負荷モータ17dが接続される。また、前記第4負荷モータ・ドライバ66dは前記第4負荷モータ17dに連結駆動される第4負荷モータ用ロータリー・エンコーダ67dに接続される。
入出力装置34oには、印刷機単独駆動用回転速度設定器68が接続される。入出力装置34pには、印刷機の単独駆動スイッチ69と印刷機の停止スイッチ70が接続される。
そして、インタフェース35bには、仮想マスタ・ジェネレータ60が接続される。
図4に示すように、第1〜第4インキ・ユニットの駆動制御装置90a〜90dは、CPU31cとROM32cとRAM33cとの他に、各入出力装置34q〜34t及びインタフェース35cがBUS(母線)で接続されてなる。尚、図4に示すブロック図は、第1〜第4インキ・ユニットの駆動制御装置90a〜90dの共通の構成を示すものである。
また、BUSには、現在の設定回転速度記憶用メモリM13c,インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相記憶用メモリM62,インキ・ユニットの現在の回転位相検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM63,インキ・ユニットの現在の回転位相記憶用メモリM64,インキ・ユニットの現在の回転位相の差記憶用メモリM65,インキ・ユニットの現在の回転位相の差の絶対値記憶用メモリM66,インキ・ユニットの現在の回転位相の差の許容値記憶用メモリM67,指令回転速度記憶用メモリM33c,インキ・ユニットの現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブル記憶用メモリM68,設定回転速度の補正値記憶用メモリM35cが接続される。
入出力装置34qには、D/A変換器71及びインキ・ユニットの駆動モータ・ドライバ72を介してインキ・ユニットの駆動モータ15が接続される。また、前記インキ・ユニットの駆動モータ・ドライバ72は前記インキ・ユニットの駆動モータ15に連結駆動されるインキ・ユニットの駆動モータ用ロータリー・エンコーダ51に接続される。
入出力装置34rには、インキ・ユニットの現在の回転位相検出用カウンタ73を介して前記インキ・ユニットの駆動モータ用ロータリー・エンコーダ51が接続される。
入出力装置34sには、インキ・ユニット単独駆動用回転速度設定器75が接続される。入出力装置34tには、インキ・ユニットの単独駆動スイッチ76とインキ・ユニットの駆動停止スイッチ77が接続される。
そして、インタフェース35cには、仮想マスタ・ジェネレータ60が接続される。
このように構成されるため、中央制御装置30は、図5A乃至図5E,図6A乃至図6C,図7A乃至図7C,図8A及び図8Bに示す動作フローにしたがって動作する。
即ち、ステップP1でティーチング・スイッチ37がONされたか否かを判断し、可であればステップP2で印刷機駆動スイッチ39がONされると、ステップP3で仮想マスタ・ジェネレータ60にティーチング指令が送信される。
一方、前記ステップP1で否であればステップP4で同期運転スイッチ38がONされたか否かを判断し、可であればステップP5で仮想マスタ・ジェネレータ60に同期運転開始指令を送信した後、後述するステップP93へ移行する一方、否であればステップP6で回転速度設定器44に設定回転速度が入力されたか否かを判断する。ここで、可であればステップP7で回転速度設定器44より設定回転速度を読込み、メモリM2に記憶してステップP1に戻る一方、否であれば直にステップP1に戻る。
次に、ステップP8で仮想マスタ・ジェネレータ60に原点合わせ開始指令を送信した後、ステップP9で緩動回転速度をメモリM1から読込み、次いで、ステップP10で設定回転速度記憶用メモリM2に緩動回転速度を書き込む。
次に、ステップP11で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)36のカウントを開始した後、ステップP12で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM3から読込み、次いで、ステップP13で内部クロック・カウンタ36のカウント値を読込む。
次に、ステップP14で内部クロック・カウンタのカウント値≧仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔か否かを判断し、可であればステップP15で設定回転速度(緩動)をメモリM2から読込んだ後、ステップP16で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度(緩動)を送信してステップP11に戻る。
一方、前記ステップP14で否であればステップP17で仮想マスタ・ジェネレータ60より原点合わせ完了信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP18で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM3から読込む一方、否であればステップP12に戻る。
次に、ステップP19で内部クロック・カウンタ36のカウント値を読込んだ後、ステップP20で内部クロック・カウンタのカウント値≧仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔か否かを判断し、可であればステップP21で設定回転速度(緩動)をメモリM2から読込んだ後、ステップP22で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度(緩動)を送信する一方、否であればステップP18に戻る。
次に、ステップP23で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)36のカウントを開始した後、ステップP24で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM3から読込み、次いで、ステップP25で内部クロック・カウンタ36のカウント値を読込む。
次に、ステップP26で内部クロック・カウンタのカウント値≧仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔か否かを判断し、可であればステップP27で設定回転速度(緩動)をメモリM2から読込んだ後、ステップP28で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度(緩動)を送信してステップP23に戻る一方、否であればステップP29で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45よりカウント値を読込み、メモリM4に記憶する。
次に、ステップP30で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45のカウント値より、印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM5に記憶した後、ステップP31で印刷機の増速開始用回転位相をメモリM6から読込み、次いで、ステップP32で印刷機の現在の回転位相=印刷機の増速開始用回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP32で可であればステップP33で印刷機制御装置28に印刷開始指令を送信する一方、否であればステップP24に戻る。この後、ステップP34で回転速度設定器44より設定回転速度を読込み、メモリM2に記憶した後、ステップP35で仮想マスタ・ジェネレータ60に増速開始指令及び設定回転速度を送信する。
次に、ステップP36で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)36のカウントを開始した後、ステップP37で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM3から読込み、次いで、ステップP38で内部クロック・カウンタ36のカウント値を読込む。
次に、ステップP39で内部クロック・カウンタのカウント値≧仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔か否かを判断し、可であればステップP40で回転速度設定器44より設定回転速度を読込み、メモリM2に記憶した後、ステップP41で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信してステップP36に戻る。
一方、前記ステップP39で否であればステップP42で仮想マスタ・ジェネレータ60より定速運転開始信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP43で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM3から読込む一方、否であればステップP37に戻る。
次に、ステップP44で内部クロック・カウンタ36のカウント値を読込んだ後、ステップP45で内部クロック・カウンタのカウント値≧仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔か否かを判断し、可であればステップP46で回転速度設定器44より設定回転速度を読込み、メモリM2に記憶した後、ステップP47で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する一方、否であればステップP43に戻る。
次に、ステップP48で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)36のカウントを開始した後、ステップP49で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM3から読込み、次いで、ステップP50で内部クロック・カウンタ36のカウント値を読込む。
次に、ステップP51で内部クロック・カウンタのカウント値≧仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔か否かを判断し、可であればステップP52で回転速度設定器44より設定回転速度を読込み、メモリM2に記憶した後、ステップP53で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信してステップP48に戻る一方、否であればステップP54で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45よりカウント値を読込み、メモリM4に記憶する。
次に、ステップP55で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45のカウント値より、印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM5に記憶した後、ステップP56で印刷機の定速運転時の負荷検出開始用回転位相をメモリM7から読込み、次いで、ステップP57で印刷機の現在の回転位相=印刷機の定速運転時の負荷検出開始用回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP57で可であればステップP58で仮想マスタ・ジェネレータ60に定速運転時の負荷検出開始指令を送信する一方、否であればステップP49に戻る。
次に、ステップP59で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)36のカウントを開始した後、ステップP60で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM3から読込み、次いで、ステップP61で内部クロック・カウンタ36のカウント値を読込む。
次に、ステップP62で内部クロック・カウンタのカウント値≧仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔か否かを判断し、可であればステップP63で回転速度設定器44より設定回転速度を読込み、メモリM2に記憶した後、ステップP64で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信してステップP59に戻る一方、否であればステップP65で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45よりカウント値を読込み、メモリM4に記憶する。
次に、ステップP66で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45のカウント値より、印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM5に記憶した後、ステップP67で印刷機の定速運転時の負荷検出終了用回転位相をメモリM8から読込み、次いで、ステップP68で印刷機の現在の回転位相=印刷機の定速運転時の負荷検出終了用回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP68で可であればステップP69で仮想マスタ・ジェネレータ60に定速運転時の負荷検出終了指令を送信する一方、否であればステップP60に戻る。
次に、ステップP70で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)36のカウントを開始した後、ステップP71で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM3から読込み、次いで、ステップP72で内部クロック・カウンタ36のカウント値を読込む。
次に、ステップP73で内部クロック・カウンタのカウント値≧仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔か否かを判断し、可であればステップP74で回転速度設定器44より設定回転速度を読込み、メモリM2に記憶した後、ステップP75で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信してステップP70に戻る一方、否であればステップP76で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45よりカウント値を読込み、メモリM4に記憶する。
次に、ステップP77で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45のカウント値より、印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM5に記憶した後、ステップP78で印刷機の減速開始用回転位相をメモリM9から読込み、次いで、ステップP79で印刷機の現在の回転位相=印刷機の減速開始用回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP79で可であればステップP80で印刷機制御装置28に印刷停止指令を送信する一方、否であればステップP71に戻る。
次に、ステップP81で仮想マスタ・ジェネレータ60に減速開始指令を送信した後、ステップP82で設定回転速度記憶用メモリM2にゼロを書込み、次いで、ステップP83で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)36のカウントを開始する。
次に、ステップP84で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM3から読込んだ後、ステップP85で内部クロック・カウンタ36のカウント値を読込み、次いで、ステップP86で内部クロック・カウンタのカウント値≧仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP86で可であればステップP87で設定回転速度(ゼロ)をメモリM2から読込む一方、否であればステップP84に戻る。この後、ステップP88で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度(ゼロ)を送信した後、ステップP89で印刷機の原動モータ及び各インキ・ユニットの駆動モータ用ロータリー・エンコーダ48,51a〜51dに接続されたF/V変換器47,50a〜50dから出力を読込み、メモリM10に記憶する。
次に、ステップP90で印刷機の原動モータ及びインキ・ユニットの駆動モータ用ロータリー・エンコーダ48,51a〜51dに接続されたF/V変換器47,50a〜50dの出力より、現在の印刷機及び各インキ・ユニットの回転速度を演算してメモリM11に記憶した後、ステップP91で現在の印刷機及びすべてのインキ・ユニットの回転速度=ゼロか否かを判断する。
次に、前記ステップP91で可であればステップP92で仮想マスタ・ジェネレータ60にティーチング終了指令を送信した後、ステップP1に戻る一方、否であればステップP83に戻る。
次に、ステップP93で印刷機駆動スイッチ39がONされたか否かを判断し、可であればステップP94で仮想マスタ・ジェネレータ60に原点合わせ開始指令を送信した後、ステップP95で緩動回転速度をメモリM1から読込む。
一方、前記ステップP93で否であればステップP96で同期運転スイッチ38がOFFか否かを判断し、可であればステップP97で仮想マスタ・ジェネレータ60に同期運転停止指令を送信してステップP1に戻る一方、否であれば直にステップP93に戻る。
次に、ステップP98で設定回転速度記憶用メモリM2に緩動回転速度を書き込んだ後、ステップP99で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)36のカウントを開始する。次いで、ステップP100で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM3から読込んだ後、ステップP101で内部クロック・カウンタの36のカウント値を読込む。
次に、ステップP102で内部クロック・カウンタのカウント値≧仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔か否かを判断し、可であればステップP103で設定回転速度(緩動)をメモリM2から読込んだ後、ステップP104で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度(緩動)を送信してステップP99に戻る。
一方、前記ステップP102で否であればステップP105で仮想マスタ・ジェネレータ60より原点合わせ完了信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP106で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM3から読込む一方、否であればステップP100に戻る。
次に、ステップP107で内部クロック・カウンタ36のカウント値を読込んだ後、ステップP108で内部クロック・カウンタのカウント値≧仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔か否かを判断する。ここで、可であればステップP109で設定回転速度(緩動)をメモリM2から読込んだ後、ステップP110で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度(緩動)を送信する一方、否であればステップP106に戻る。
次に、ステップP111で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)36のカウントを開始した後、ステップP112で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM3から読込んだ後、ステップP113で内部クロック・カウンタ36のカウント値を読込む。
次に、ステップP114で内部クロック・カウンタのカウント値≧仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔か否かを判断し、可であればステップP115で設定回転速度(緩動)をメモリM2から読込んだ後、ステップP116で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度(緩動)を送信してステップP111に戻る。
一方、前記ステップP114で否であればステップP117で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45よりカウント値を読込み、メモリM4に記憶した後、ステップP118で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45のカウント値より印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM5に記憶する。
次に、ステップP119で印刷機の増速開始用回転位相をメモリM6から読込んだ後、ステップP120で印刷機の現在の回転位相=印刷機の増速開始用回転位相か否かを判断する。ここで、可であればステップP121で印刷機制御装置28に印刷開始指令を送信する一方、否であればステップP112に戻る。
次に、ステップP122で回転速度設定器44より設定回転速度を読込み、メモリM2に記憶した後、ステップP123で仮想マスタ・ジェネレータ60に増速開始指令及び設定回転速度を送信する。
次に、ステップP124で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)36のカウントを開始した後、ステップP125で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM3から読込んだ後、ステップP126で内部クロック・カウンタの36のカウント値を読込む。
次に、ステップP127で内部クロック・カウンタのカウント値≧仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔か否かを判断し、可であればステップP128で回転速度設定器44より設定回転速度を読込み、メモリM2に記憶する一方、否であればステップP125に戻る。
次に、ステップP129で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信した後、ステップP130で印刷機駆動停止スイッチ40がONされたか否かを判断し、可であれば後述するステップP131へ移行する一方、否であればステップP124に戻る。
次に、ステップP131で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)36のカウントを開始した後、ステップP132で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM3から読込んだ後、ステップP133で内部クロック・カウンタ36のカウント値を読込む。
次に、ステップP134で内部クロック・カウンタのカウント値≧仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔か否かを判断し、可であればステップP135で回転速度設定器44より設定回転速度を読込み、メモリM2に記憶した後、ステップP136で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信してステップP131に戻る。
一方、前記ステップP134で否であればステップP137で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45よりカウント値を読込み、メモリM4に記憶した後、ステップP138で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45のカウント値より印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM5に記憶する。
次に、ステップP139で印刷機の減速開始用回転位相をメモリM9から読込んだ後、ステップP140で印刷機の現在の回転位相=印刷機の減速開始用回転位相か否かを判断する。ここで、可であればステップP141で印刷機制御装置28に印刷停止指令を送信する一方、否であればステップP132に戻る。
次に、ステップP142で仮想マスタ・ジェネレータ60に減速開始指令を送信した後、ステップP143で設定回転速度記憶用メモリM2にゼロを書き込む。次いで、ステップP144で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)36のカウントを開始した後、ステップP145で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM3から読込む。
次に、ステップP146で内部クロック・カウンタ36のカウント値を読込んだ後、ステップP147で内部クロック・カウンタのカウント値≧仮想マスタ・ジェネレータに設定回転速度を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP147で可であればステップP148で設定回転速度(ゼロ)をメモリM2から読込んだ後、ステップP149で仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度(ゼロ)を送信する一方、否であればステップP145に戻る。
次に、ステップP150で印刷機の原動モータ及び各インキ・ユニットの駆動モータ用ロータリー・エンコーダ48,51a〜51dに接続されたF/V変換器47,50a〜50dから出力を読込み、メモリM10に記憶した後、ステップP151で印刷機の原動モータ及びインキ・ユニットの駆動モータ用ロータリー・エンコーダ48,51a〜51dに接続されたF/V変換器47,50a〜50dの出力より、現在の印刷機及び各インキ・ユニットの回転速度を演算してメモリM11に記憶する。
次に、ステップP152で現在の印刷機及びすべてのインキ・ユニットの回転速度=ゼロか否かを判断し、可であればステップP153で仮想マスタ・ジェネレータ60に同期運転駆動停止指令を送信してステップP93に戻る一方、否であればステップP144に戻る。以後、これを繰り返す。
以上の動作フローによって、印刷機制御装置28に対して印刷機駆動指令が送信されると共に、仮想マスタ・ジェネレータ60に対してティーチング指令と同期運転指令が送信される。
仮想マスタ・ジェネレータ60は、図9A乃至図9C,図10A乃至図10C,図11A乃至図11C,図12A及び図12B,図13A乃至図13C,図14A乃至図14D,図15A及び図15Bに示す動作フローにしたがって動作する。
即ち、ステップP1で中央制御装置30よりティーチング指令が送信されたか否かを判断し、可であればステップP2で印刷機及び各インキ・ユニットの駆動制御装置80,90a〜90dにティーチング指令を送信する一方、否であればステップP3で中央制御装置30より同期運転開始指令が送信されたか否かを判断する。
次に、前記ステップP3で可であればステップP4で印刷機及び各インキ・ユニットの駆動制御装置80,90a〜90dに同期運転開始指令を送信して後述するステップP151に移行する一方、否であればステップP1に戻る。
次に、ステップP5で中央制御装置30より原点合わせ開始指令が送信されると、ステップP6で印刷機及び各インキ・ユニットの駆動制御装置80,90a〜90dに原点合わせ開始指令を送信する。
次に、ステップP7で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12にゼロ回転位相を書き込んだ後、ステップP8で中央制御装置30より設定回転速度(緩動)が送信されると、ステップP9で中央制御装置30より設定回転速度(緩動)を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM13及び前回の設定回転速度記憶用メモリM14に記憶する。
次に、ステップP10で仮想の現在の回転位相をメモリM12から読込んだ後、ステップP11で印刷機の現在の回転位相の補正値をメモリM15から読込む。次いで、ステップP12で仮想の現在の回転位相に印刷機の現在の回転位相の補正値を加算し、修正した印刷機の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM16に記憶する。
次に、ステップP13で各インキ・ユニットの現在の回転位相の補正値をメモリM17から読込んだ後、ステップP14で仮想の現在の回転位相に各インキ・ユニットの現在の回転位相の補正値を加算し、修正した各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM18に記憶する。
次に、ステップP15で印刷機の駆動制御装置80に現在の設定回転速度(緩動)及び修正した印刷機の仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP16で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a〜90dに現在の設定回転速度(緩動)及び修正した各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP17で中央制御装置30より設定回転速度(緩動)が送信されたか否かを判断し、可であればステップP18で中央制御装置30より設定回転速度(緩動)を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM13に記憶した後、ステップP19で前回の設定回転速度をメモリM14から読込む。
次に、ステップP20で中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM19から読込んだ後、ステップP21で前回の設定回転速度及び中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔より、仮想の現在の回転位相の修正値を演算してメモリM20に記憶する。つまり、前回の設定回転速度に中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔を乗算して前回の設定回転速度の送信から今回の設定回転速度の送信までに進んだ仮想の回転位相を求め、仮想の現在の回転位相の修正値として記憶する。
次に、ステップP22で仮想の現在の回転位相をメモリM12から読込んだ後、ステップP23で仮想の現在の回転位相に仮想の現在の回転位相の修正値を加算し、修正した仮想の現在の回転位相を演算してメモリM21に記憶する。
次に、ステップP24で印刷機の現在の回転位相の補正値をメモリM15から読込んだ後、ステップP25で修正した仮想の現在の回転位相に印刷機の回転位相の補正値を加算し、修正した印刷機の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM16に記憶する。次いで、ステップP26で各インキ・ユニットの現在の回転位相の補正値をメモリM17から読込む。
次に、ステップP27で修正した仮想の現在の回転位相に各インキ・ユニットの回転位相の補正値を加算し、修正した各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM18に記憶した後、ステップP28で印刷機の駆動制御装置80に現在の設定回転速度(緩動)及び修正した印刷機の仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP29で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a〜90dに、現在の設定回転速度(緩動)及び修正した各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP30で現在の設定回転速度(緩動)を前回の設定回転速度記憶用メモリM14に記憶する。
次に、ステップP31で修正した仮想の現在の回転位相をメモリM21から読込んだ後、ステップP32で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12に修正した仮想の現在の回転位相を上書きしてステップP17に戻る。
一方、前記ステップP17で否であればステップP33で印刷機又はインキ・ユニットの駆動制御装置80,90a〜90dより原点合わせ完了信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP34で原点合わせ完了信号を送信した印刷機又はインキ・ユニットの番号を受信し、原点合わせを完了した印刷機又はインキ・ユニットの番号記憶用メモリM22に記憶する一方、否であればステップP17に戻る。
次に、ステップP35で原点合わせを完了した印刷機又はインキ・ユニットの番号記憶用メモリM22の内容を読込んだ後、ステップP36で印刷機及びすべてのインキ・ユニットの原点合わせが完了したか否かを判断する。
次に、前記ステップP36で可であればステップP37で中央制御装置30に原点合わせ完了信号を送信してステップP38に移行する一方、否であればステップP17に戻る。
次に、ステップP38で中央制御装置30より設定回転速度(緩動)が送信されたか否かを判断し、可であればステップP39で中央制御装置30より設定回転速度(緩動)を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM13に記憶した後、ステップP40で前回の設定回転速度をメモリM14から読込む。
次に、ステップP41で中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM19から読込んだ後、ステップP42で前回の設定回転速度及び中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔より、仮想の現在の回転位相の修正値を演算してメモリM20に記憶する。
次に、ステップP43で仮想の現在の回転位相をメモリM12から読込んだ後、ステップP44で仮想の現在の回転位相に仮想の現在の回転位相の修正値を加算し、修正した仮想の現在の回転位相を演算してメモリM21に記憶する。次いで、ステップP45で印刷機の現在の回転位相の補正値をメモリM15から読込む。
次に、ステップP46で修正した仮想の現在の回転位相に印刷機の現在の回転位相の補正値を加算し、修正した印刷機の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM16に記憶した後、ステップP47で各インキ・ユニットの現在の回転位相の補正値をメモリM17から読込む。
次に、ステップP48で修正した仮想の現在の回転位相に、各インキ・ユニットの現在の回転位相の補正値を加算し、修正した各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM18に記憶した後、ステップP49で印刷機の駆動制御装置80に現在の設定回転速度(緩動)及び修正した印刷機の仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP50で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a〜90dに現在の設定回転速度(緩動)及び修正した各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP51で現在の設定回転速度(緩動)を前回の設定回転速度記憶用メモリM14に記憶する。
次に、ステップP52で修正した仮想の現在の回転位相をメモリM21から読込んだ後、ステップP53で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12に修正した仮想の現在の回転位相を上書きしてステップP38に戻る。
一方、前記ステップP38で否であればステップP54で中央制御装置30より増速開始指令及び設定回転速度が送信されたか否かを判断し、可であればステップP55で中央制御装置30より設定回転速度を受信し、ティーチング時の設定回転速度記憶用メモリM23に記憶する一方、否であればステップP38に戻る。
次に、ステップP56で印刷機の増速開始用回転位相をメモリM6aから読込んだ後、ステップP57で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12に印刷機の増速開始用回転位相を上書きする。次いで、ステップP58でティーチング時の設定回転速度をメモリM23から読込む。
次に、ステップP59で印刷機の駆動制御装置80に増速信号及びティーチング時の設定回転速度を送信した後、ステップP60で中央制御装置30より設定回転速度が送信されたか否かを判断し、可であればステップP61で中央制御装置30より設定回転速度を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM13に記憶する。
一方、前記ステップP60で否であればステップP62で中央制御装置30より定速運転時の負荷検出開始指令が送信されたか否かを判断し、可であれば後述するステップP84に移行する一方、否であればステップP60に戻る。
次に、ステップP63で前回の設定回転速度をメモリM14から読込んだ後、ステップP64で増速時の回転速度修正値をメモリM24から読込む。次いで、ステップP65で前回の設定回転速度に増速時の回転速度修正値を加算し、修正した現在の設定回転速度を演算して、メモリM25に記憶した後、ステップP66で現在の設定回転速度をメモリM13から読込む。
次に、ステップP67で修正した現在の設定回転速度<現在の設定回転速度か否かを判断し、可であればステップP68で現在の設定回転速度記憶用メモリM13に修正した現在の設定回転速度を記憶した後、ステップP69で前回の設定回転速度をメモリM14から読込む一方、否であればステップP70で中央制御装置30に定速運転開始信号を送信した後、前記ステップP69に移行する。
次に、ステップP71で中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM19から読込んだ後、ステップP72で前回の設定回転速度及び中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔より、仮想の現在の回転位相の修正値を演算して、メモリM20に記憶する。
次に、ステップP73で仮想の現在の回転位相をメモリM12から読込んだ後、ステップP74で仮想の現在の回転位相に仮想の現在の回転位相の修正値を加算し、修正した仮想の現在の回転位相を演算して、メモリM21に記憶する。次いで、ステップP75で印刷機の現在の回転位相の補正値をメモリM15から読込む。
次に、ステップP76で修正した仮想の現在の回転位相に印刷機の現在の回転位相の補正値を加算し、修正した印刷機の仮想の現在の回転位相を演算して、メモリM16に記憶した後、ステップP77で各インキ・ユニットの現在の回転位相の補正値をメモリM17から読込む。
次に、ステップP78で修正した仮想の現在の回転位相に各インキ・ユニットの現在の回転位相の補正値を加算し、修正した各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算して、メモリM18に記憶した後、ステップP79で印刷機の駆動制御装置80に現在の設定回転速度及び修正した印刷機の仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP80で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a〜90dに現在の設定回転速度及び修正した各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP81で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM14に記憶する。
次に、ステップP82で修正した仮想の現在の回転位相をメモリM21から読込んだ後、ステップP83で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12に修正した仮想の現在の回転位相を上書きしてステップP60に戻る。
次に、前述したステップP84で印刷機の定速運転時の負荷検出開始用回転位相をメモリM7aから読込んだ後、ステップP85で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12に印刷機の定速運転時の負荷検出開始用回転位相を上書きする。
次に、ステップP86で印刷機の駆動制御装置80に印刷機の定速運転時の負荷検出開始信号を送信した後、ステップP87で中央制御装置30より設定回転速度が送信されたか否かを判断し、可であればステップP88で中央制御装置30より設定回転速度を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM13に記憶する。
次に、ステップP89で前回の設定回転速度をメモリM14から読込んだ後、ステップP90で中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM19から読込む。次いで、ステップP91で前回の設定回転速度及び中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔より、仮想の現在の回転位相の修正値を演算してメモリM20に記憶する。
次に、ステップP92で仮想の現在の回転位相をメモリM12から読込んだ後、ステップP93で仮想の現在の回転位相に仮想の現在の回転位相の修正値を加算し、修正した仮想の現在の回転位相を演算してメモリM21に記憶する。次いで、ステップP94で印刷機の現在の回転位相の補正値をメモリM15から読込む。
次に、ステップP95で修正した仮想の現在の回転位相に印刷機の現在の回転位相の補正値を加算し、修正した印刷機の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM16に記憶した後、ステップP96で各インキ・ユニットの現在の回転位相の補正値をメモリM17から読込む。
次に、ステップP97で修正した仮想の現在の回転位相に各インキ・ユニットの現在の回転位相の補正値を加算し、修正した各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM18に記憶した後、ステップP98で印刷機の駆動制御装置80に現在の設定回転速度及び修正した印刷機の仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP99で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a〜90dに現在の設定回転速度及び修正した各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP100で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM14に記憶する。
次に、ステップP101で修正した仮想の現在の回転位相をメモリM21から読込んだ後、ステップP102で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12に修正した仮想の現在の回転位相を上書きしてステップP87に戻る。
一方、前記ステップP87で否であればステップP103で中央制御装置30より負荷検出終了指令が送信されたか否かを判断し、可であればステップP104で印刷機の定速運転時の負荷検出終了用回転位相をメモリM8aから読込む一方、否であればステップP87に戻る。
次に、ステップP105で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12に印刷機の定速運転時の負荷検出終了用回転位相を上書きした後、ステップP106で印刷機の駆動制御装置80に印刷機の定速運転時の負荷検出終了信号を送信する。
次に、ステップP107で中央制御装置30より設定回転速度が送信されたか否かを判断し、可であればステップP108で中央制御装置30より設定回転速度を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM13に記憶する一方、否であればステップP109で中央制御装置30より減速開始指令が送信されたか否かを判断する。ここで、可であれば後述するステップP124に移行する一方、否であればステップP107に戻る。
次に、ステップP110で前回の設定回転速度をメモリM14から読込んだ後、ステップP111で中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM19から読込む。次いで、ステップP112で前回の設定回転速度及び中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔より、仮想の現在の回転位相の修正値を演算し、メモリM20に記憶する。
次に、ステップP113で仮想の現在の回転位相をメモリM12から読込んだ後、ステップP114で仮想の現在の回転位相に仮想の現在の回転位相の修正値を加算し、修正した仮想の現在の回転位相を演算してメモリM21に記憶する。次いで、ステップP115で印刷機の現在の回転位相の補正値をメモリM15から読込む。
次に、ステップP116で修正した仮想の現在の回転位相に印刷機の現在の回転位相の補正値を加算し、修正した印刷機の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM16に記憶した後、ステップP117で各インキ・ユニットの現在の回転位相の補正値をメモリM17から読込む。
次に、ステップP118で修正した仮想の現在の回転位相に各インキ・ユニットの現在の回転位相の補正値を加算し、修正した各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM18に記憶した後、ステップP119で印刷機の駆動制御装置80に現在の設定回転速度及び修正した印刷機の仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP120で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a〜90dに現在の設定回転速度及び修正した各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP121で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM14に記憶する。
次に、ステップP122で修正した仮想の現在の回転位相をメモリM21から読込んだ後、ステップP123で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12に修正した仮想の現在の回転位相を上書きしてステップP107に戻る。
次に、前述したステップP124で印刷機の減速開始用回転位相をメモリM9aから読込んだ後、ステップP125で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12に印刷機の減速開始用回転位相を上書きする。次いで、ステップP126で印刷機の駆動制御装置80に減速信号を送信する。
次に、ステップP127で中央制御装置30より設定回転速度(ゼロ)が送信されたか否かを判断し、可であればステップP128で中央制御装置30より設定回転速度(ゼロ)を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM13に記憶する一方、否であればステップP129で中央制御装置30よりティーチング終了指令が送信されたか否かを判断する。ここで可であればステップP130で印刷機及び各インキ・ユニットの駆動制御装置80,90a〜90dにティーチング終了信号を送信してステップP1に戻る一方、否であればステップP127に戻る。
次に、ステップP131で前回の設定回転速度をメモリM14から読込んだ後、ステップP132で減速時の回転速度修正値をメモリM26から読込む。次いで、ステップP133で前回の設定回転速度より減速時の回転速度修正値を減算し、修正した現在の設定回転速度を演算してメモリM25に記憶する。
次に、ステップP134で修正した現在の設定回転速度<0か否かを判断し、可であればステップP135でメモリM25の修正した現在の設定回転速度をゼロに書き換えた後、ステップP136で現在の設定回転速度記憶用メモリM13に修正した現在の設定回転速度を記憶する一方、否であれば直に前記ステップP136に移行する。次に、ステップP137で前回の設定回転速度をメモリM14から読込む。
次に、ステップP138で中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM19から読込んだ後、ステップP139で前回の設定回転速度及び中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔より、仮想の現在の回転位相の修正値を演算してメモリM20に記憶する。
次に、ステップP140で仮想の現在の回転位相をメモリM12から読込んだ後、ステップP141で仮想の現在の回転位相に仮想の現在の回転位相の修正値を加算し、修正した仮想の現在の回転位相を演算してメモリM21に記憶する。次いで、ステップP142で印刷機の現在の回転位相の補正値をメモリM15から読込む。
次に、ステップP143で修正した仮想の現在の回転位相に印刷機の現在の回転位相の補正値を加算し、修正した印刷機の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM16に記憶した後、ステップP144で各インキ・ユニットの現在の回転位相の補正値をメモリM17から読込む。
次に、ステップP145で修正した仮想の現在の回転位相に各インキ・ユニットの現在の回転位相の補正値を加算し、修正した各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM18に記憶した後、ステップP146で印刷機の駆動制御装置80に現在の設定回転速度及び修正した印刷機の仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP147で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a〜90dに現在の設定回転速度及び修正した各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP148で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM14に記憶する。
次に、ステップP149で修正した仮想の現在の回転位相をメモリM21から読込んだ後、ステップP150で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12に修正した仮想の現在の回転位相を上書きしてステップP127に戻る。
次に、前述したステップP4から移行したステップP151で中央制御装置30より原点合わせ開始指令が送信されたか否かを判断し、可であればステップP152で印刷機及び各インキ・ユニットの駆動制御装置80,90a〜90dに原点合わせ開始指令を送信する一方、否であればステップP153で中央制御装置30より同期運転停止指令が送信されたか否かを判断する。ここで可であればステップP154で印刷機及び各インキ・ユニットの駆動制御装置80,90a〜90dに同期運転停止指令を送信してステップP1に戻る一方、否であればステップP151に戻る。
次に、ステップP155で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12にゼロ回転位相を書き込んだ後、ステップP156で中央制御装置30より設定回転速度(緩動)が送信されると、ステップP157で中央制御装置30より設定回転速度(緩動)を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM13及び前回の設定回転速度記憶用メモリM14に記憶する。
次に、ステップP158で仮想の現在の回転位相をメモリM12から読込んだ後、ステップP159で印刷機の現在の回転位相の補正値をメモリM15から読込む。次いで、ステップP160で仮想の現在の回転位相に印刷機の現在の回転位相の補正値を加算し、修正した印刷機の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM16に記憶する。
次に、ステップP161で各インキ・ユニットの現在の回転位相の補正値をメモリM17から読込んだ後、ステップP162で仮想の現在の回転位相に各インキ・ユニットの現在の回転位相の補正値を加算し、修正した各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM18に記憶する。
次に、ステップP163で印刷機の駆動制御装置80に現在の設定回転速度(緩動)及び修正した印刷機の仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP164で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a〜90dに現在の設定回転速度(緩動)及び修正した各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP165で中央制御装置30より設定回転速度(緩動)が送信されたか否かを判断し、可であればステップP166で中央制御装置30より設定回転速度(緩動)を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM13に記憶した後、ステップP167で前回の設定回転速度をメモリM14から読込む。
次に、ステップP168で中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM19から読込んだ後、ステップP169で前回の設定回転速度及び中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔より、仮想の現在の回転位相の修正値を演算してメモリM20に記憶する。
次に、ステップP170で仮想の現在の回転位相をメモリM12から読込んだ後、ステップP171で仮想の現在の回転位相に仮想の現在の回転位相の修正値を加算し、修正した仮想の現在の回転位相を演算してメモリM21に記憶する。
次に、ステップP172で印刷機の現在の回転位相の補正値をメモリM15から読込んだ後、ステップP173で修正した仮想の現在の回転位相に印刷機の現在の回転位相の補正値を加算し、修正した印刷機の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM16に記憶する。次いで、ステップP174で各インキ・ユニットの現在の回転位相の補正値をメモリM17から読込む。
次に、ステップP175で修正した仮想の現在の回転位相に各インキ・ユニットの回転位相の補正値を加算し、修正した各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM18に記憶した後、ステップP176で印刷機の駆動制御装置80に現在の設定回転速度(緩動)及び修正した印刷機の仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP177で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a〜90dに、現在の設定回転速度(緩動)及び修正した各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP178で現在の設定回転速度(緩動)を前回の設定回転速度記憶用メモリM14に記憶する。
次に、ステップP179で修正した仮想の現在の回転位相をメモリM21から読込んだ後、ステップP180で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12に修正した仮想の現在の回転位相を上書きしてステップP165に戻る。
一方、前記ステップP165で否であればステップP181で印刷機又はインキ・ユニットの駆動制御装置80,90a〜90dより原点合わせ完了信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP182で原点合わせ完了信号を送信した印刷機又はインキ・ユニットの番号を受信し、原点合わせを完了した印刷機又はインキ・ユニットの番号記憶用メモリM22に記憶する一方、否であればステップP165に戻る。
次に、ステップP183で原点合わせを完了した印刷機又はインキ・ユニットの番号記憶用メモリM22の内容を読込んだ後、ステップP184で印刷機及びすべてのインキ・ユニットの原点合わせが完了したか否かを判断する。
次に、前記ステップP184で可であればステップP185で中央制御装置30に原点合わせ完了信号を送信してステップP186に移行する一方、否であればステップP165に戻る。
次に、ステップP186で中央制御装置30より設定回転速度(緩動)が送信されたか否かを判断し、可であればステップP187で中央制御装置30より設定回転速度(緩動)を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM13に記憶した後、ステップP188で前回の設定回転速度をメモリM14から読込む。
次に、ステップP189で中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM19から読込んだ後、ステップP190で前回の設定回転速度及び中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔より、仮想の現在の回転位相の修正値を演算し、メモリM20に記憶する。
次に、ステップP191で仮想の現在の回転位相をメモリM12から読込んだ後、ステップP192で仮想の現在の回転位相に仮想の現在の回転位相の修正値を加算し、修正した仮想の現在の回転位相を演算してメモリM21に記憶する。次いで、ステップP193で印刷機の現在の回転位相の補正値をメモリM15から読込む。
次に、ステップP194で修正した仮想の現在の回転位相に印刷機の現在の回転位相の補正値を加算し、修正した印刷機の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM16に記憶した後、ステップP195で各インキ・ユニットの現在の回転位相の補正値をメモリM17から読込む。
次に、ステップP196で修正した仮想の現在の回転位相に各インキ・ユニットの現在の回転位相の補正値を加算し、修正した各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM18に記憶した後、ステップP197で印刷機の駆動制御装置80に現在の設定回転速度(緩動)及び修正した印刷機の仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP198で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a〜90dに現在の設定回転速度(緩動)及び修正した各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP199で現在の設定回転速度(緩動)を前回の設定回転速度記憶用メモリM14に記憶する。
次に、ステップP200で修正した仮想の現在の回転位相をメモリM21から読込んだ後、ステップP201で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12に修正した仮想の現在の回転位相を上書きしてステップP186に戻る。
次に、前記ステップP186で否であればステップP202で中央制御装置30より増速開始指令及び設定回転速度が送信されたか否かを判断し、可であればステップP203で中央制御装置30より設定回転速度を受信し、同期運転時の設定回転速度記憶用メモリM27に記憶する一方、否であればステップP186に戻る。
次に、ステップP204で印刷機の増速開始用回転位相をメモリM6aから読込んだ後、ステップP205で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12に印刷機の増速開始用回転位相を上書きする。次いで、ステップP206で同期運転時の設定回転速度をメモリM27から読込む。
次に、ステップP207で印刷機の駆動制御装置80に増速信号及び同期運転時の設定回転速度を送信した後、ステップP208で中央制御装置30より設定回転速度が送信されたか否かを判断する。
次に、前記ステップP208で可であればステップP209で中央制御装置30より設定回転速度を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM13に記憶する一方、否であればステップP210で中央制御装置30より減速開始指令が送信されたか否かを判断する。ここで可であれば後述するステップP235に移行する一方、否であればステップP208に戻る。
次に、ステップP211で前回の設定回転速度をメモリM14から読込んだ後、ステップP212で中央制御装置より受信した設定回転速度=前回の設定回転速度か否かを判断し、可であればステップP213で現在の印刷機の状態記憶用メモリM28に0(定速状態)を上書きする。
次に、ステップP214で前回の設定回転速度をメモリM14から読込んだ後、ステップP215で中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM19から読込む。次いで、ステップP216で前回の設定回転速度及び中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔より、仮想の現在の回転位相の修正値を演算してメモリM20に記憶する。
次に、ステップP217で仮想の現在の回転位相をメモリM12から読込んだ後、ステップP218で仮想の現在の回転位相に仮想の現在の回転位相の修正値を加算し、修正した仮想の現在の回転位相を演算してメモリM21に記憶する。次いで、ステップP219で印刷機の現在の回転位相の補正値をメモリM15から読込む。
次に、ステップP220で修正した仮想の現在の回転位相に印刷機の現在の回転位相の補正値を加算し、修正した印刷機の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM16に記憶した後、ステップP221で各インキ・ユニットの現在の回転位相の補正値をメモリM17から読込む。
次に、ステップP222で修正した仮想の現在の回転位相に各インキ・ユニットの現在の回転位相の補正値を加算し、修正した各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM18に記憶した後、ステップP223で現在の印刷機の状態をメモリM28から読込む。
次に、ステップP224で印刷機の駆動制御装置80に現在の印刷機の状態及び現在の設定回転速度及び修正した印刷機の仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP225で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a〜90dに現在の設定回転速度及び修正した各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP226で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM14に記憶した後、ステップP227で修正した仮想の現在の回転位相をメモリM21から読込む。次いで、ステップP228で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12に修正した仮想の現在の回転位相を上書きした後、ステップP208に戻る。
一方、前記ステップP212で否であればステップP229で現在の印刷機の状態記憶用メモリM28に1(増速状態)を上書きした後、ステップP230で増速時の回転速度修正値をメモリM24から読込む。
次に、ステップP231で前回の設定回転速度に増速時の回転速度修正値を加算し、修正した現在の設定回転速度を演算してメモリM25に記憶した後、ステップP232で現在の設定回転速度をメモリM13から読込む。
次に、ステップP233で修正した現在の設定回転速度<現在の設定回転速度か否かを判断し、可であればステップP234で現在の設定回転速度記憶用メモリM13に修正した現在の設定回転速度を記憶してステップP214に移行する一方、否であれば直に214に移行する。
次に、前述したステップP210から移行したステップP235で印刷機の減速開始用回転位相をメモリM9aから読込んだ後、ステップP236で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12に印刷機の減速開始用回転位相を上書きする。
次に、ステップP237で印刷機の駆動制御装置80に減速信号を送信した後、ステップP238で中央制御装置30より設定回転速度が送信されたか否かを判断し、可であればステップP239で中央制御装置30より設定回転速度を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM13に記憶する。
一方、前記ステップP238で否であればステップP240で中央制御装置30より同期運転駆動停止指令が送信されたか否かを判断し、可であればステップP241で印刷機及び各インキ・ユニットの駆動制御装置80,90a〜90dに同期運転駆動停止指令を送信してステップP151に戻る一方、否であればステップP238に戻る。
次に、ステップP242で前回の設定回転速度をメモリM14から読込んだ後、ステップP243で現在の印刷機の状態記憶用メモリM28に2(減速状態)を上書きする。次いで、ステップP244で減速時の回転速度修正値をメモリM26から読込んだ後、ステップP245で前回の設定回転速度から減速時の回転速度修正値を減算し、修正した現在の設定回転速度を演算してメモリM25に記憶する。
次に、ステップP246で修正した現在の設定回転速度<0か否かを判断し、可であればステップP247でメモリM25の修正した現在の設定回転速度をゼロに書換えた後、ステップP248で現在の設定回転速度記憶用メモリM13に修正した現在の設定回転速度を記憶する一方、否であれば直に前記ステップP248に移行する。
次に、ステップP249で前回の設定回転速度をメモリM14から読込んだ後、ステップP250で中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔をメモリM19から読込む。
次に、ステップP251で前回の設定回転速度及び中央制御装置30より仮想マスタ・ジェネレータ60に設定回転速度を送信する時間間隔より、仮想の現在の回転位相の修正値を演算してメモリM20に記憶した後、ステップP252で仮想の現在の回転位相をメモリM12から読込む。
次に、ステップP253で仮想の現在の回転位相に仮想の現在の回転位相の修正値を加算し、修正した仮想の現在の回転位相を演算してメモリM21に記憶する。次いで、ステップP254で印刷機の現在の回転位相の補正値をメモリM15から読込む。
次に、ステップP255で修正した仮想の現在の回転位相に印刷機の現在の回転位相の補正値を加算し、修正した印刷機の仮想の現在の回転位相を演算してメモリM16に記憶した後、ステップP256で各インキ・ユニットの現在の回転位相の補正値をメモリM17から読込む。
次に、ステップP257で修正した仮想の現在の回転位相に各インキ・ユニットの現在の回転位相の補正値を加算し、修正した各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM18に記憶した後、ステップP258で現在の印刷機の状態をメモリM28から読込む。
次に、ステップP259で印刷機の駆動制御装置80に現在の印刷機の状態及び現在の設定回転速度及び修正した印刷機の仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP260で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a〜90dに現在の設定回転速度及び修正した各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP261で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM14に記憶した後、ステップP262で修正した仮想の現在の回転位相をメモリM21から読込む。次いで、ステップP263で仮想の現在の回転位相記憶用メモリM12に修正した仮想の現在の回転位相を上書きしてステップP238に戻る。以後、これを繰り返す。
以上の動作フローによって、印刷機及び各インキ・ユニットの駆動制御装置80,90a〜90dに対してティーチング指令と同期運転指令が送信される。
印刷機の駆動制御装置80は、図16A及び図16B,図17A乃至図17E,図18,図19A乃至図19E,図20,図21A及び図21B,図22A乃至図22E,図23,図24A及び図24B,図25A及び図25B,図26,図27A及び図27B,図28に示す動作フローにしたがって動作する。
即ち、ステップP1で仮想マスタ・ジェネレータ60よりティーチング指令が送信されたか否かを判断し、可であればステップP2で仮想マスタ・ジェネレータ60より原点合わせ開始指令が送信されると、ステップP3で仮想マスタ・ジェネレータ60より現在の設定回転速度(緩動)及び修正した印刷機の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断する一方、否であれば後述するステップP302に移行する。
次に、前記ステップP3で可であればステップP4で仮想マスタ・ジェネレータ60より現在の設定回転速度(緩動)及び修正した印刷機の仮想の現在の回転位相を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM13b及び印刷機の仮想の現在の回転位相記憶用メモリM29に記憶した後、ステップP5で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45よりカウント値を読込み、メモリM4bに記憶する。
次に、ステップP6で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45のカウント値より印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM5bに記憶した後、ステップP7で印刷機の仮想の現在の回転位相より印刷機の現在の回転位相を減算し、印刷機の現在の回転位相の差を演算してメモリM30に記憶する。
次に、ステップP8で印刷機の現在の回転位相の差より印刷機の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM31に記憶した後、ステップP9で印刷機の現在の回転位相の差の許容値をメモリM32から読込む。
次に、ステップP10で印刷機の現在の回転位相の差の絶対値≦印刷機の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断し、可であればステップP11で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM13bから読込む一方、否であれば後述するステップP15に移行する。
次に、ステップP12で指令回転速度記憶用メモリM33に現在の設定回転速度(緩動)を上書きした後、ステップP13で原動モータ・ドライバ62に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP14で仮想マスタ・ジェネレータ60に原点合わせ完了信号を送信してステップP3に戻る。
次に、前述したステップP15で印刷機の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM34から読込んだ後、ステップP16で印刷機の現在の回転位相の差をメモリM30から読込む。
次に、ステップP17で印刷機の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、印刷機の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM35に記憶した後、ステップP18で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM13bから読込む。
次に、ステップP19で現在の設定回転速度(緩動)に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM33に記憶した後、ステップP20で原動モータ・ドライバ62に指令回転速度を出力してステップP3に戻る。
一方、前記ステップP3で否であればステップP21で仮想マスタ・ジェネレータより増速信号及びティーチング時の設定回転速度が送信されたか否かを判断し、可であればステップP22で仮想マスタ・ジェネレータ60より設定回転速度を受信し、ティーチング時の設定回転速度記憶用メモリM23bに記憶する一方、否であればステップP3に戻る。
次に、ステップP23で増減速時用カウンタ63にリセット及びイネーブル信号を出力した後、ステップP24で増減速時用カウンタ63へのリセット信号出力を停止する。
次に、ステップP25で印刷機の回転位相検出用ロータリー・エンコーダ18よりクロック・パルスが出力されたか否かを判断し、可であればステップP26で負荷モータの基準回転速度(トルク値)設定器64より負荷モータの基準回転速度を読込み、第1負荷モータの回転速度記憶用メモリM36に記憶する一方、否であればステップP27に移行する。
次に、前記ステップP27で仮想マスタ・ジェネレータ60より現在の設定回転速度及び修正した印刷機の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であれば後述するステップP95に移行する一方、否であればステップP28で仮想マスタ・ジェネレータ60より印刷機の定速運転時の負荷検出開始信号が送信されたか否かを判断する。ここで可であれば後述するステップP111に移行する一方、否であればステップP25に戻る。
次に、ステップP29で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45よりカウント値を読込み、メモリM4bに記憶した後、ステップP30で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45のカウント値より印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM5bに記憶する。
次に、ステップP31で第1版胴の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM37から読込んだ後、ステップP32で第1版胴の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM38から読込む。次いで、ステップP33で第1版胴の切欠部の上昇開始回転位相≦印刷機の現在の回転位相≦第1版胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP33で可であればステップP34で第1負荷モータ17aの回転速度をメモリM36から読込む一方、否であれば後述するステップP37に移行する。次いで、ステップP35で版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM39から読込んだ後、ステップP36で第1負荷モータ17aの回転速度から版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、第1負荷モータの回転速度記憶用メモリM36に上書きする。
次に、前述したステップP37で負荷モータの基準回転速度(トルク値)設定器64より負荷モータの基準回転速度を読込み、第2負荷モータの回転速度記憶用メモリM40に記憶した後、ステップP38で印刷機の現在の回転位相をメモリM5bから読込む。
次に、ステップP39で第2版胴の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM41から読込んだ後、ステップP40で第2版胴の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM42から読込む。次いで、ステップP41で第2版胴の切欠部の上昇開始回転位相≦印刷機の現在の回転位相≦第2版胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP41で可であればステップP42で第2負荷モータ17bの回転速度をメモリM40から読込む一方、否であれば後述するステップP45に移行する。次いで、ステップP43で版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM39から読込んだ後、ステップP44で第2負荷モータの回転速度から版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、第2負荷モータの回転速度記憶用メモリM40に上書きする。
次に、前述したステップP45で負荷モータの基準回転速度(トルク値)設定器64より負荷モータの基準回転速度を読込み、第3負荷モータの回転速度記憶用メモリM43に記憶した後、ステップP46で印刷機の現在の回転位相をメモリM5bから読込む。
次に、ステップP47で第3版胴の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM44から読込んだ後、ステップP48で第3版胴の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM45から読込む。
次に、ステップP49で第3版胴の切欠部の上昇開始回転位相≦印刷機の現在の回転位相≦第3版胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断し、可であればステップP50で第3負荷モータ17cの回転速度をメモリM43から読込む一方、否であれば後述するステップP53に移行する。
次に、ステップP51で版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM39から読込んだ後、ステップP52で第3負荷モータの回転速度から版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、第3負荷モータの回転速度記憶用メモリM43に上書きする。
次に、前述したステップP53で負荷モータの基準回転速度(トルク値)設定器64より負荷モータの基準回転速度を読込み、第4負荷モータの回転速度記憶用メモリM46に記憶した後、ステップP54で印刷機の現在の回転位相をメモリM5bから読込む。
次に、ステップP55で第4版胴の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM47から読込んだ後、ステップP56で第4版胴の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM48から読込む。次いで、ステップP57で第4版胴の切欠部の上昇開始回転位相≦印刷機の現在の回転位相≦第4版胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP57で可であればステップP58で第4負荷モータ17dの回転速度をメモリM46から読込む一方、否であれば後述するステップP61に移行する。次いで、ステップP59で版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM39から読込んだ後、ステップP60で第4負荷モータの回転速度から版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、第4負荷モータの回転速度記憶用メモリM46に上書きする。
次に、前述したステップP61で第1負荷モータ17aの回転速度をメモリM36から読込んだ後、ステップP62で第1負荷モータ・ドライバ66aに第1負荷モータ17aの回転速度を出力する。
次に、ステップP63で第2負荷モータ17bの回転速度をメモリM40から読込んだ後、ステップP64で第2負荷モータ・ドライバ66bに第2負荷モータ17bの回転速度を出力する。
次に、ステップP65で第3負荷モータ17cの回転速度をメモリM43から読込んだ後、ステップP66で第3負荷モータ・ドライバ66cに第3負荷モータ17cの回転速度を出力する。
次に、ステップP67で第4負荷モータ17dの回転速度をメモリM46から読込んだ後、ステップP68で第4負荷モータ・ドライバ66dに第4負荷モータ17dの回転速度を出力する。
次に、ステップP69で増減速時用カウンタ63よりカウント値を読込み、メモリM49に記憶した後、ステップP70で原動モータ・ドライバ62より電流値を読込み、メモリM50に記憶する。次いで、ステップP71で基準の電流値をメモリM51から読込む。
次に、ステップP72で電流値より基準の電流値を減算し、電流値の差を演算してメモリM52に記憶した後、ステップP73で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換用テーブルをメモリM53から読込む。次いで、ステップP74で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換用テーブルを用いて、電流値の差より負荷モータの回転速度の補正値を求め、メモリM54に記憶する。
次に、ステップP75で第1負荷モータ17aの回転速度をメモリM36から読込んだ後、ステップP76で第1負荷モータ17aの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した第1負荷モータの回転速度を演算してメモリM55に記憶する。次いで、ステップP77でティーチング時の設定回転速度をメモリM23bから読込む。
次に、ステップP78で増減速時用カウンタ63のカウント値をメモリM49から読込んだ後、ステップP79で補正した第1負荷モータ17aの回転速度を、増速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM59の第1負荷モータ用のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタ63のカウント値用のアドレス位置に記憶する。
次に、ステップP80で第2負荷モータ17bの回転速度をメモリM40から読込んだ後、ステップP81で第2負荷モータ17bの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した第2負荷モータの回転速度を演算してメモリM56に記憶する。次いで、ステップP82でティーチング時の設定回転速度をメモリM23bから読込む。
次に、ステップP83で増減速時用カウンタ63のカウント値をメモリM49から読込んだ後、ステップP84で補正した第2負荷モータ17bの回転速度を、増速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM59の第2負荷モータ用のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置に記憶する。
次に、ステップP85で第3負荷モータ17cの回転速度をメモリM43から読込んだ後、ステップP86で第3負荷モータ17cの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した第3負荷モータの回転速度を演算してメモリM57に記憶する。次いで、ステップP87でティーチング時の設定回転速度をメモリM23bから読込む。
次に、ステップP88で増減速時用カウンタ63のカウント値をメモリM49から読込んだ後、ステップP89で補正した第3負荷モータ17cの回転速度を、増速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM59の第3負荷モータ用のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置に記憶する。
次に、ステップP90で第4負荷モータ17dの回転速度をメモリM46から読込んだ後、ステップP91で第4負荷モータ17dの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した第4負荷モータの回転速度を演算してメモリM58に記憶する。次いで、ステップP92でティーチング時の設定回転速度をメモリM23bから読込む。
次に、ステップP93で増減速時用カウンタ63のカウント値をメモリM49から読込んだ後、ステップP94で補正した第4負荷モータ17dの回転速度を、増速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM59の第4負荷モータ用のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置に記憶してステップP25に戻る。
次に、前述したステップP27から移行したステップP95で仮想マスタ・ジェネレータ60より現在の設定回転速度及び修正した印刷機の仮想の現在の回転位相を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM13b及び印刷機の仮想の現在の回転位相記憶用メモリM29に記憶した後、ステップP96で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45よりカウント値を読込み、メモリM4bに記憶する。
次に、ステップP97で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45のカウント値より印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM5bに記憶した後、ステップP98で印刷機の仮想の現在の回転位相より印刷機の現在の回転位相を減算し、印刷機の現在の回転位相の差を演算してメモリM30に記憶する。
次に、ステップP99で印刷機の現在の回転位相の差より印刷機の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM31に記憶した後、ステップP100で印刷機の現在の回転位相の差の許容値をメモリM32から読込む。
次に、ステップP101で印刷機の現在の回転位相の差の絶対値≦印刷機の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断し、可であればステップP102で現在の設定回転速度をメモリM13bから読込む一方、否であれば後述するステップP105に移行する。
次に、ステップP103で指令回転速度記憶用メモリM33に現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP104で原動モータ・ドライバ62に指令回転速度を出力してステップP25に戻る。次いで、前述したステップP105で印刷機の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM34から読込む。
次に、ステップP106で印刷機の現在の回転位相の差をメモリM30から読込んだ後、ステップP107で印刷機の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、印刷機の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM35に記憶する。
次に、ステップP108で現在の設定回転速度をメモリM13bから読込んだ後、ステップP109で現在の設定回転速度に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM33に記憶する。次いで、ステップP110で原動モータ・ドライバ62に指令回転速度を出力してステップP25に戻る。
次に、前述したステップP28から移行したステップP111で印刷機の回転位相検出用ロータリー・エンコーダ18よりクロック・パルスが出力されたか否かを判断し、可であればステップP112で負荷モータの基準回転速度(トルク値)設定器64より負荷モータの基準回転速度を読込み、第1負荷モータの回転速度記憶用メモリM36に記憶する一方、否であればステップP113に移行する。
次に、前記ステップP113で仮想マスタ・ジェネレータ60より現在の設定回転速度及び修正した印刷機の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であれば後述するステップP180に移行する一方、否であればステップP114で仮想マスタ・ジェネレータ60より印刷機の定速運転時の負荷検出終了信号が送信されたか否かを判断する。ここで可であれば後述するステップP196に移行する一方、否であればステップP111に戻る。
次に、ステップP115で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45よりカウント値を読込み、メモリM4bに記憶した後、ステップP116で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45のカウント値より印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM5bに記憶する。
次に、ステップP117で第1版胴の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM37から読込んだ後、ステップP118で第1版胴の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM38から読込む。次いで、ステップP119で第1版胴の切欠部の上昇開始回転位相≦印刷機の現在の回転位相≦第1版胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP119で可であればステップP120で第1負荷モータ17aの回転速度をメモリM36から読込む一方、否であれば後述するステップP123に移行する。次いで、ステップP121で版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM39から読込んだ後、ステップP122で第1負荷モータ17aの回転速度から版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、第1負荷モータの回転速度記憶用メモリM36に上書きする。
次に、前述したステップP123で負荷モータの基準回転速度(トルク値)設定器64より負荷モータの基準回転速度を読込み、第2負荷モータの回転速度記憶用メモリM40に記憶した後、ステップP124で印刷機の現在の回転位相をメモリM5bから読込む。
次に、ステップP125で第2版胴の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM41から読込んだ後、ステップP126で第2版胴の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM42から読込む。次いで、ステップP127で第2版胴の切欠部の上昇開始回転位相≦印刷機の現在の回転位相≦第2版胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP127で可であればステップP128で第2負荷モータ17bの回転速度をメモリM40から読込む一方、否であれば後述するステップP131に移行する。次いで、ステップP129で版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM39から読込んだ後、ステップP130で第2負荷モータの回転速度から版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、第2負荷モータの回転速度記憶用メモリM40に上書きする。
次に、前述したステップP131で負荷モータの基準回転速度(トルク値)設定器64より負荷モータの基準回転速度を読込み、第3負荷モータの回転速度記憶用メモリM43に記憶した後、ステップP132で印刷機の現在の回転位相をメモリM5bから読込む。
次に、ステップP133で第3版胴の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM44から読込んだ後、ステップP134で第3版胴の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM45から読込む。
次に、ステップP135で第3版胴の切欠部の上昇開始回転位相≦印刷機の現在の回転位相≦第3版胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断し、可であればステップP136で第3負荷モータ17cの回転速度をメモリM43から読込む一方、否であれば後述するステップP139に移行する。
次に、ステップP137で版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM39から読込んだ後、ステップP138で第3負荷モータの回転速度から版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、第3負荷モータの回転速度記憶用メモリM43に上書きする。
次に、前述したステップP139で負荷モータの基準回転速度(トルク値)設定器64より負荷モータの基準回転速度を読込み、第4負荷モータの回転速度記憶用メモリM46に記憶した後、ステップP140で印刷機の現在の回転位相をメモリM5bから読込む。
次に、ステップP141で第4版胴の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM47から読込んだ後、ステップP142で第4版胴の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM48から読込む。次いで、ステップP143で第4版胴の切欠部の上昇開始回転位相≦印刷機の現在の回転位相≦第4版胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP143で可であればステップP144で第4負荷モータ17dの回転速度をメモリM46から読込む一方、否であれば後述するステップP147に移行する。次いで、ステップP145で版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM39から読込んだ後、ステップP146で第4負荷モータの回転速度から版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、第4負荷モータの回転速度記憶用メモリM46に上書きする。
次に、前述したステップP147で第1負荷モータ17aの回転速度をメモリM36から読込んだ後、ステップP148で第1負荷モータ・ドライバ66aに第1負荷モータ17aの回転速度を出力する。
次に、ステップP149で第2負荷モータ17bの回転速度をメモリM40から読込んだ後、ステップP150で第2負荷モータ・ドライバ66bに第2負荷モータ17bの回転速度を出力する。
次に、ステップP151で第3負荷モータ17cの回転速度をメモリM43から読込んだ後、ステップP152で第3負荷モータ・ドライバ66cに第3負荷モータ17cの回転速度を出力する。
次に、ステップP153で第4負荷モータ17dの回転速度をメモリM46から読込んだ後、ステップP154で第4負荷モータ・ドライバ66dに第4負荷モータ17dの回転速度を出力する。
次に、ステップP155で原動モータ・ドライバ62より電流値を読込み、メモリM50に記憶した後、ステップP156で基準の電流値をメモリM51から読込む。
次に、ステップP157で電流値より基準の電流値を減算し、電流値の差を演算してメモリM52に記憶した後、ステップP158で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換用テーブルをメモリM53から読込む。次いで、ステップP159で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換用テーブルを用いて、電流値の差より負荷モータの回転速度の補正値を求め、メモリM54に記憶する。
次に、ステップP160で第1負荷モータ17aの回転速度をメモリM36から読込んだ後、ステップP161で第1負荷モータ17aの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した第1負荷モータの回転速度を演算してメモリM55に記憶する。次いで、ステップP162でティーチング時の設定回転速度をメモリM23bから読込む。
次に、ステップP163で印刷機の現在の回転位相をメモリM5bから読込んだ後、ステップP164で補正した第1負荷モータ17aの回転速度を、定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM60の第1負荷モータ用のティーチング時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置に記憶する。
次に、ステップP165で第2負荷モータ17bの回転速度をメモリM40から読込んだ後、ステップP166で第2負荷モータ17bの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した第2負荷モータの回転速度を演算してメモリM56に記憶する。次いで、ステップP167でティーチング時の設定回転速度をメモリM23bから読込む。
次に、ステップP168で印刷機の現在の回転位相をメモリM5bから読込んだ後、ステップP169で補正した第2負荷モータ17bの回転速度を、定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM60の第2負荷モータ用のティーチング時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置に記憶する。
次に、ステップP170で第3負荷モータ17cの回転速度をメモリM43から読込んだ後、ステップP171で第3負荷モータ17cの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した第3負荷モータの回転速度を演算してメモリM57に記憶する。次いで、ステップP172でティーチング時の設定回転速度をメモリM23bから読込む。
次に、ステップP173で印刷機の現在の回転位相をメモリM5bから読込んだ後、ステップP174で補正した第3負荷モータ17cの回転速度を、定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM60の第3負荷モータ用のティーチング時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置に記憶する。
次に、ステップP175で第4負荷モータ17dの回転速度をメモリM46から読込んだ後、ステップP176で第4負荷モータ17dの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した第4負荷モータの回転速度を演算してメモリM58に記憶する。次いで、ステップP177でティーチング時の設定回転速度をメモリM23bから読込む。
次に、ステップP178で印刷機の現在の回転位相をメモリM5bから読込んだ後、ステップP179で補正した第4負荷モータ17dの回転速度を、定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM60の第4負荷モータ用のティーチング時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置に記憶してステップP111に戻る。
次に、前述したステップP113から移行したステップP180で仮想マスタ・ジェネレータ60より現在の設定回転速度及び修正した印刷機の仮想の現在の回転位相を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM13b及び印刷機の仮想の現在の回転位相記憶用メモリM29に記憶した後、ステップP181で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45よりカウント値を読込み、メモリM4bに記憶する。
次に、ステップP182で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45のカウント値より印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM5bに記憶した後、ステップP183で印刷機の仮想の現在の回転位相より印刷機の現在の回転位相を減算し、印刷機の現在の回転位相の差を演算してメモリM30に記憶する。
次に、ステップP184で印刷機の現在の回転位相の差より印刷機の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM31に記憶した後、ステップP185で印刷機の現在の回転位相の差の許容値をメモリM32から読込む。
次に、ステップP186で印刷機の現在の回転位相の差の絶対値≦印刷機の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断し、可であればステップP187で現在の設定回転速度をメモリM13bから読込む一方、否であれば後述するステップP190に移行する。
次に、ステップP188で指令回転速度記憶用メモリM33に現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP189で原動モータ・ドライバ62に指令回転速度を出力してステップP111に戻る。次いで、前述したステップP190で印刷機の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM34から読込む。
次に、ステップP191で印刷機の現在の回転位相の差をメモリM30から読込んだ後、ステップP192で印刷機の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、印刷機の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM35に記憶する。
次に、ステップP193で現在の設定回転速度をメモリM13bから読込んだ後、ステップP194で現在の設定回転速度に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM33に記憶する。次いで、ステップP195で原動モータ・ドライバ62に指令回転速度を出力してステップP111に戻る。
次に、前述したステップP114から移行したステップP196で仮想マスタ・ジェネレータ60より現在の設定回転速度及び修正した印刷機の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であればステップP197で仮想マスタ・ジェネレータ60より現在の設定回転速度及び修正した印刷機の仮想の現在の回転位相を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM13b及び印刷機の仮想の現在の回転位相記憶用メモリM29に記憶する。
次に、ステップP198で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45よりカウント値を読込み、メモリM4bに記憶した後、ステップP199で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45のカウント値より印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM5bに記憶する。次いで、ステップP200で印刷機の仮想の現在の回転位相より印刷機の現在の回転位相を減算し、印刷機の現在の回転位相の差を演算してメモリM30に記憶する。
次に、ステップP201で印刷機の現在の回転位相の差より印刷機の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM31に記憶した後、ステップP202で印刷機の現在の回転位相の差の許容値をメモリM32から読込む。
次に、ステップP203で印刷機の現在の回転位相の差の絶対値≦印刷機の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断し、可であればステップP204で現在の設定回転速度をメモリM13bから読込む一方、否であれば後述するステップP207に移行する。
次に、ステップP205で指令回転速度記憶用メモリM33に現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP206で原動モータ・ドライバ62に指令回転速度を出力してステップP196に戻る。次いで、前述したステップP207で印刷機の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM34から読込む。
次に、ステップP208で印刷機の現在の回転位相の差をメモリM30から読込んだ後、ステップP209で印刷機の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、印刷機の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM35に記憶する。
次に、ステップP210で現在の設定回転速度をメモリM13bから読込んだ後、ステップP211で現在の設定回転速度に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM33に記憶する。次いで、ステップP212で原動モータ・ドライバ62に指令回転速度を出力してステップP196に戻る。
一方、前記ステップP196で否であればステップP213で仮想マスタ・ジェネレータ60より減速信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP214に移行する一方、否であればステップP196に戻る。
次に、前記ステップP214で増減速時用カウンタ63にリセット及びイネーブル信号出力した後、ステップP215で増減速時用カウンタ63へのリセット信号の出力を停止する。
次に、ステップP216で印刷機の回転位相検出用ロータリー・エンコーダ18よりクロック・パルスが出力されたか否かを判断し、可であればステップP217で負荷モータの基準回転速度(トルク値)設定器64より負荷モータの基準回転速度を読込み、第1負荷モータの回転速度記憶用メモリM36に記憶する一方、否であればステップP218に移行する。
次に、前記ステップP218で仮想マスタ・ジェネレータ60より現在の設定回転速度及び修正した印刷機の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であれば後述するステップP286に移行する一方、否であればステップP219で仮想マスタ・ジェネレータ60よりティーチング終了信号が送信されたか否かを判断する。ここで可であればステップP1に戻る一方、否であればステップP216に戻る。
次に、ステップP220で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45よりカウント値を読込み、メモリM4bに記憶した後、ステップP221で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45のカウント値より印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM5bに記憶する。
次に、ステップP222で第1版胴の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM37から読込んだ後、ステップP223で第1版胴の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM38から読込む。次いで、ステップP224で第1版胴の切欠部の上昇開始回転位相≦印刷機の現在の回転位相≦第1版胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP224で可であればステップP225で第1負荷モータ17aの回転速度をメモリM36から読込む一方、否であれば後述するステップP228に移行する。次いで、ステップP226で版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM39から読込んだ後、ステップP227で第1負荷モータ17aの回転速度から版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、第1負荷モータの回転速度記憶用メモリM36に上書きする。
次に、前述したステップP228で負荷モータの基準回転速度(トルク値)設定器64より負荷モータの基準回転速度を読込み、第2負荷モータの回転速度記憶用メモリM40に記憶した後、ステップP229で印刷機の現在の回転位相をメモリM5bから読込む。
次に、ステップP230で第2版胴の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM41から読込んだ後、ステップP231で第2版胴の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM42から読込む。次いで、ステップP232で第2版胴の切欠部の上昇開始回転位相≦印刷機の現在の回転位相≦第2版胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP232で可であればステップP233で第2負荷モータ17bの回転速度をメモリM40から読込む一方、否であれば後述するステップP236に移行する。次いで、ステップP234で版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM39から読込んだ後、ステップP235で第2負荷モータの回転速度から版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、第2負荷モータの回転速度記憶用メモリM40に上書きする。
次に、前述したステップP236で負荷モータの基準回転速度(トルク値)設定器64より負荷モータの基準回転速度を読込み、第3負荷モータの回転速度記憶用メモリM43に記憶した後、ステップP237で印刷機の現在の回転位相をメモリM5bから読込む。
次に、ステップP238で第3版胴の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM44から読込んだ後、ステップP239で第3版胴の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM45から読込む。
次に、ステップP240で第3版胴の切欠部の上昇開始回転位相≦印刷機の現在の回転位相≦第3版胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断し、可であればステップP241で第3負荷モータ17cの回転速度をメモリM43から読込む一方、否であれば後述するステップP244に移行する。
次に、ステップP242で版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM39から読込んだ後、ステップP243で第3負荷モータの回転速度から版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、第3負荷モータの回転速度記憶用メモリM43に上書きする。
次に、前述したステップP244で負荷モータの基準回転速度(トルク値)設定器64より負荷モータの基準回転速度を読込み、第4負荷モータの回転速度記憶用メモリM46に記憶した後、ステップP245で印刷機の現在の回転位相をメモリM5bから読込む。
次に、ステップP246で第4版胴の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM47から読込んだ後、ステップP247で第4版胴の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM48から読込む。次いで、ステップP248で第4版胴の切欠部の上昇開始回転位相≦印刷機の現在の回転位相≦第4版胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP248で可であればステップP249で第4負荷モータ17dの回転速度をメモリM46から読込む一方、否であれば後述するステップP252に移行する。次いで、ステップP250で版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM39から読込んだ後、ステップP251で第4負荷モータの回転速度から版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、第4負荷モータの回転速度記憶用メモリM46に上書きする。
次に、前述したステップP252で第1負荷モータ17aの回転速度をメモリM36から読込んだ後、ステップP253で第1負荷モータ・ドライバ66aに第1負荷モータ17aの回転速度を出力する。
次に、ステップP254で第2負荷モータ17bの回転速度をメモリM40から読込んだ後、ステップP255で第2負荷モータ・ドライバ66bに第2負荷モータ17bの回転速度を出力する。
次に、ステップP256で第3負荷モータ17cの回転速度をメモリM43から読込んだ後、ステップP257で第3負荷モータ・ドライバ66cに第3負荷モータ17cの回転速度を出力する。
次に、ステップP258で第4負荷モータ17dの回転速度をメモリM46から読込んだ後、ステップP259で第4負荷モータ・ドライバ66dに第4負荷モータ17dの回転速度を出力する。
次に、ステップP260で増減速時用カウンタ63よりカウント値を読込み、メモリM49に記憶した後、ステップP261で原動モータ・ドライバ62より電流値を読込み、メモリM50に記憶する。次いで、ステップP262で基準の電流値をメモリM51から読込む。
次に、ステップP263で電流値より基準の電流値を減算し、電流値の差を演算してメモリM52に記憶した後、ステップP264で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換用テーブルをメモリM53から読込む。次いで、ステップP265で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換用テーブルを用いて、電流値の差より負荷モータの回転速度の補正値を求め、メモリM54に記憶する。
次に、ステップP266で第1負荷モータ17aの回転速度をメモリM36から読込んだ後、ステップP267で第1負荷モータ17aの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した第1負荷モータの回転速度を演算してメモリM55に記憶する。次いで、ステップP268でティーチング時の設定回転速度をメモリM23bから読込む。
次に、ステップP269で増減速時用カウンタ63のカウント値をメモリM49から読込んだ後、ステップP270で補正した第1負荷モータ17aの回転速度を、減速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM61の第1負荷モータ用のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタ63のカウント値用のアドレス位置に記憶する。
次に、ステップP271で第2負荷モータ17bの回転速度をメモリM40から読込んだ後、ステップP272で第2負荷モータ17bの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した第2負荷モータの回転速度を演算してメモリM56に記憶する。次いで、ステップP273でティーチング時の設定回転速度をメモリM23bから読込む。
次に、ステップP274で増減速時用カウンタ63のカウント値をメモリM49から読込んだ後、ステップP275で補正した第2負荷モータ17bの回転速度を、減速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM61の第2負荷モータ用のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置に記憶する。
次に、ステップP276で第3負荷モータ17cの回転速度をメモリM43から読込んだ後、ステップP277で第3負荷モータ17cの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した第3負荷モータの回転速度を演算してメモリM57に記憶する。次いで、ステップP278でティーチング時の設定回転速度をメモリM23bから読込む。
次に、ステップP279で増減速時用カウンタ63のカウント値をメモリM49から読込んだ後、ステップP280で補正した第3負荷モータ17cの回転速度を、減速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM61の第3負荷モータ用のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置に記憶する。
次に、ステップP281で第4負荷モータ17dの回転速度をメモリM46から読込んだ後、ステップP282で第4負荷モータ17dの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した第4負荷モータの回転速度を演算してメモリM58に記憶する。次いで、ステップP283でティーチング時の設定回転速度をメモリM23bから読込む。
次に、ステップP284で増減速時用カウンタ63のカウント値をメモリM49から読込んだ後、ステップP285で補正した第4負荷モータ17dの回転速度を、減速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM61の第4負荷モータ用のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置に記憶してステップP216に戻る。
次に、前述したステップP218から移行したステップP286で仮想マスタ・ジェネレータ60より現在の設定回転速度及び修正した印刷機の仮想の現在の回転位相を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM13b及び印刷機の仮想の現在の回転位相記憶用メモリM29に記憶した後、ステップP287で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45よりカウント値を読込み、メモリM4bに記憶する。
次に、ステップP288で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45のカウント値より印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM5bに記憶した後、ステップP289で印刷機の仮想の現在の回転位相より印刷機の現在の回転位相を減算し、印刷機の現在の回転位相の差を演算してメモリM30に記憶する。
次に、ステップP290で印刷機の現在の回転位相の差より印刷機の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM31に記憶した後、ステップP291で印刷機の現在の回転位相の差の許容値をメモリM32から読込む。
次に、ステップP292で印刷機の現在の回転位相の差の絶対値≦印刷機の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断し、可であればステップP293で現在の設定回転速度をメモリM13bから読込む一方、否であれば後述するステップP296に移行する。
次に、ステップP294で指令回転速度記憶用メモリM33に現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP295で原動モータ・ドライバ62に指令回転速度を出力してステップP216に戻る。次いで、前述したステップP296で印刷機の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM34から読込む。
次に、ステップP297で印刷機の現在の回転位相の差をメモリM30から読込んだ後、ステップP298で印刷機の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、印刷機の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM35に記憶する。
次に、ステップP299で現在の設定回転速度をメモリM13bから読込んだ後、ステップP300で現在の設定回転速度に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM33に記憶する。次いで、ステップP301で原動モータ・ドライバ62に指令回転速度を出力してステップP216に戻る。
次に、前述したステップP1から移行したステップP302で仮想マスタ・ジェネレータ60より同期運転開始指令が送信されたか否かを判断し、可であればステップP303で仮想マスタ・ジェネレータ60より原点合わせ開始指令が送信されたか否かを判断する一方、否であれば後述するステップP398に移行する。
次に、前記ステップP303で可であればステップP304で仮想マスタ・ジェネレータ60より現在の設定回転速度(緩動)及び修正した印刷機の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断する一方、否であればステップP305で仮想マスタ・ジェネレータ60より同期運転停止指令が送信されたか否かを判断する。ここで可であれば後述するステップP398に移行する一方、否であればステップP303に戻る。
次に、前記ステップP304で可であればステップP306で仮想マスタ・ジェネレータ60より現在の設定回転速度(緩動)及び修正した印刷機の仮想の現在の回転位相を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM13b及び印刷機の仮想の現在の回転位相記憶用メモリM29に記憶した後、ステップP307で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45よりカウント値を読込み、メモリM4bに記憶する。
次に、ステップP308で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45のカウント値より印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM5bに記憶した後、ステップP309で印刷機の仮想の現在の回転位相より印刷機の現在の回転位相を減算し、印刷機の現在の回転位相の差を演算してメモリM30に記憶する。
次に、ステップP310で印刷機の現在の回転位相の差より印刷機の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM31に記憶した後、ステップP311で印刷機の現在の回転位相の差の許容値をメモリM32から読込む。
次に、ステップP312で印刷機の現在の回転位相の差の絶対値≦印刷機の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断し、可であればステップP313で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM13bから読込む一方、否であれば後述するステップP317に移行する。
次に、ステップP314で指令回転速度記憶用メモリM33に現在の設定回転速度(緩動)を上書きした後、ステップP315で原動モータ・ドライバ62に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP316で仮想マスタ・ジェネレータ60に原点合わせ完了信号を送信してステップP304に戻る。
次に、前述したステップP317で印刷機の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM34から読込んだ後、ステップP318で印刷機の現在の回転位相の差をメモリM30から読込む。
次に、ステップP319で印刷機の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、印刷機の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM35に記憶した後、ステップP320で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM13bから読込む。
次に、ステップP321で現在の設定回転速度(緩動)に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM33に記憶した後、ステップP322で原動モータ・ドライバ62に指令回転速度を出力してステップP304に戻る。
一方、前記ステップP304で否であればステップP323で仮想マスタ・ジェネレータ60より増速信号及び同期運転時の設定回転速度が送信されたか否かを判断し、可であればステップP324で仮想マスタ・ジェネレータ60より設定回転速度を受信し、同期運転時の設定回転速度記憶用メモリM27bに記憶する一方、否であればステップP304に戻る。
次に、ステップP325で増減速時用カウンタ63にリセット及びイネーブル信号を出力した後、ステップP326で増減速時用カウンタ63へのリセット信号出力を停止する。
次に、ステップP327で仮想マスタ・ジェネレータ60より現在の印刷機の状態及び現在の設定回転速度及び修正した印刷機の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であればステップP328で仮想マスタ・ジェネレータ60より現在の印刷機の状態及び現在の設定回転速度及び修正した印刷機の仮想の現在の回転位相を受信し、現在の印刷機の状態記憶用メモリM28b及び現在の設定回転速度記憶用メモリM13b及び印刷機の仮想の現在の回転位相記憶用メモリM29に記憶する一方、否であればステップP329で仮想マスタ・ジェネレータ60より減速信号が送信されたか否かを判断する。
次に、前記ステップP329で可であればステップP330で増減速時用カウンタ63にリセット及びイネーブル信号を出力した後、ステップP331で増減速時用カウンタ63へのリセット信号の出力を停止して後述するステップP370に移行する一方、否であればステップP327に戻る。
次に、ステップP332で現在の印刷機の状態をメモリM28bから読込んだ後、ステップP333で現在の印刷機の状態=1か否かを判断する。ここで可であればステップP334で同期運転時の設定回転速度をメモリM27bから読込んだ後、ステップP335で増減速時用カウンタ63よりカウント値を読込み、メモリM49に記憶する。
次に、ステップP336で増速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM59の第1負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタ63のカウント値用のアドレス位置より第1負荷モータ17aの回転速度を読込んだ後、ステップP337で第1負荷モータ・ドライバ66aに第1負荷モータ17aの回転速度を出力する。尚、増速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM59の第1負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置は、ティーチング時の設定回転速度が同期運転時の設定回転速度と同じで、かつ、増減速時用カウンタのカウント値が同じであるステップP79で補正した第1負荷モータの回転速度を記憶した増速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM59の第1負荷モータ用のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置に対応する。
次に、ステップP338で増速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM59の第2負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタ63のカウント値用のアドレス位置より第2負荷モータの回転速度を読込んだ後、ステップP339で第2負荷モータ・ドライバ66bに第2負荷モータ17bの回転速度を出力する。
次に、ステップP340で増速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM59の第3負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタ63のカウント値用のアドレス位置より第3負荷モータの回転速度を読込んだ後、ステップP341で第3負荷モータ・ドライバ66cに第3負荷モータ17cの回転速度を出力する。
次に、ステップP342で増速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM59の第4負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタ63のカウント値用のアドレス位置より第4負荷モータの回転速度を読込んだ後、ステップP343で第4負荷モータ・ドライバ66dに第4負荷モータ17dの回転速度を出力して後述するステップP355に移行する。
次に、前記ステップP333で否であればステップP344で同期運転時の設定回転速度をメモリM27bから読込んだ後、ステップP345で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45よりカウント値を読込み、メモリM4bに記憶する。次いで、ステップP346で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタのカウント値より印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM5bに記憶する。
次に、ステップP347で定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM60の第1負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置より第1負荷モータ17aの回転速度を読込んだ後、ステップP348で第1負荷モータ・ドライバ66aに第1負荷モータ17aの回転速度を出力する。尚、定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM60の第1負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置は、ティーチング時の設定回転速度が同期運転時の設定回転速度と同じで、かつ、印刷機の現在の回転位相が同じであるステップP164で補正した第1負荷モータの回転速度を記憶した定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM60の第1負荷モータ用のティーチング時の設定回転速度用の現在の回転位相用のアドレス位置に対応する。
次に、ステップP349で定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM60の第2負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置より第2負荷モータ17bの回転速度を読込んだ後、ステップP350で第2負荷モータ・ドライバ66bに第2負荷モータ17bの回転速度を出力する。
次に、ステップP351で定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM60の第3負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置より第3負荷モータ17cの回転速度を読込んだ後、ステップP352で第3負荷モータ・ドライバ66cに第3負荷モータ17cの回転速度を出力する。
次に、ステップP353で定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM60の第4負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置より第4負荷モータ17dの回転速度を読込んだ後、ステップP354で第4負荷モータ・ドライバ66dに第4負荷モータ17dの回転速度を出力する。
次に、前述したステップP355で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45よりカウント値を読込み、メモリM4bに記憶する。
次に、ステップP356で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45のカウント値より印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM5bに記憶した後、ステップP357で印刷機の仮想の現在の回転位相より印刷機の現在の回転位相を減算し、印刷機の現在の回転位相の差を演算してメモリM30に記憶する。
次に、ステップP358で印刷機の現在の回転位相の差より印刷機の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM31に記憶した後、ステップP359で印刷機の現在の回転位相の差の許容値をメモリM32から読込む。
次に、ステップP360で印刷機の現在の回転位相の差の絶対値≦印刷機の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断し、可であればステップP361で現在の設定回転速度をメモリM13bから読込む一方、否であれば後述するステップP364に移行する。
次に、ステップP362で指令回転速度記憶用メモリM33に現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP363で原動モータ・ドライバ62に指令回転速度を出力してステップP327に戻る。次いで、前述したステップP364で印刷機の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM34から読込む。
次に、ステップP365で印刷機の現在の回転位相の差をメモリM30から読込んだ後、ステップP366で印刷機の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、印刷機の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM35に記憶する。
次に、ステップP367で現在の設定回転速度をメモリM13bから読込んだ後、ステップP368で現在の設定回転速度に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM33に記憶する。次いで、ステップP369で原動モータ・ドライバ62に指令回転速度を出力してステップP327に戻る。
次に、前述したステップP331から移行したステップP370で仮想マスタ・ジェネレータ60より現在の印刷機の状態及び現在の設定回転速度及び修正した印刷機の仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であればステップP371で仮想マスタ・ジェネレータ60より現在の印刷機の状態及び現在の設定回転速度及び修正した印刷機の仮想の現在の回転位相を受信し、現在の印刷機の状態記憶用メモリM28b及び現在の設定回転速度記憶用メモリM13b及び印刷機の仮想の現在の回転位相記憶用メモリM29に記憶する。
一方、前記ステップP370で否であればステップP372で仮想マスタ・ジェネレータ60より同期運転駆動停止指令が送信されたか否かを判断し、可であればステップP303に戻る一方、否であればステップP370に戻る。
次に、前記ステップP373で同期運転時の設定回転速度をメモリM27bから読込んだ後、ステップP374で増減速時用カウンタ63よりカウント値を読込み、メモリM49に記憶する。
次に、ステップP375で減速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM61の第1負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタ63のカウント値用のアドレス位置より第1負荷モータ17aの回転速度を読込んだ後、ステップP376で第1負荷モータ・ドライバ66aに第1負荷モータ17aの回転速度を出力する。尚、減速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM61の第1負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置は、ティーチング時の設定回転速度が同期運転時の設定回転速度と同じで、かつ、増減速時用カウンタのカウント値が同じであるステップP270で補正した第1負荷モータの回転速度を記憶した減速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM61の第1負荷モータ用のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置に対応する。
次に、ステップP377で減速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM61の第2負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタ63のカウント値用のアドレス位置より第2負荷モータの回転速度を読込んだ後、ステップP378で第2負荷モータ・ドライバ66bに第2負荷モータ17bの回転速度を出力する。
次に、ステップP379で減速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM61の第3負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタ63のカウント値用のアドレス位置より第3負荷モータの回転速度を読込んだ後、ステップP380で第3負荷モータ・ドライバ66cに第3負荷モータ17cの回転速度を出力する。
次に、ステップP381で増速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM61の第4負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタ63のカウント値用のアドレス位置より第4負荷モータの回転速度を読込んだ後、ステップP382で第4負荷モータ・ドライバ66dに第4負荷モータ17dの回転速度を出力する。
次に、ステップP383で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45よりカウント値を読込み、メモリM4bに記憶する。
次に、ステップP384で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ45のカウント値より印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM5bに記憶した後、ステップP385で印刷機の仮想の現在の回転位相より印刷機の現在の回転位相を減算し、印刷機の現在の回転位相の差を演算してメモリM30に記憶する。
次に、ステップP386で印刷機の現在の回転位相の差より印刷機の現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM31に記憶した後、ステップP387で印刷機の現在の回転位相の差の許容値をメモリM32から読込む。
次に、ステップP388で印刷機の現在の回転位相の差の絶対値≦印刷機の現在の回転位相の差の許容値か否かを判断し、可であればステップP389で現在の設定回転速度をメモリM13bから読込む一方、否であれば後述するステップP392に移行する。
次に、ステップP390で指令回転速度記憶用メモリM33に現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP391で原動モータ・ドライバ62に指令回転速度を出力してステップP370に戻る。次いで、前述したステップP392で印刷機の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM34から読込む。
次に、ステップP393で印刷機の現在の回転位相の差をメモリM30から読込んだ後、ステップP394で印刷機の現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、印刷機の現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM35に記憶する。
次に、ステップP395で現在の設定回転速度をメモリM13bから読込んだ後、ステップP396で現在の設定回転速度に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM33に記憶する。次いで、ステップP397で原動モータ・ドライバ62に指令回転速度を出力してステップP370に戻る。
次に、前述したステップP302から移行したステップP398で印刷機単独駆動用回転速度設定器68に設定回転速度が入力されたか否かを判断し、可であればステップP399で印刷機単独駆動用回転速度設定器68より設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM13bに記憶してステップP400に移行する一方、否であれば直にステップP400に移行する。
次に、前記ステップP400で印刷機の単独駆動スイッチ69がONされたか否かを判断し、可であればステップP401で現在の設定回転速度をメモリM13bから読込む一方、否であればステップP1に戻る。
次に、ステップP402で指令回転速度記憶用メモリM33に現在の設定回転速度を書き込んだ後、ステップP403で原動モータ・ドライバ62に指令回転速度を出力する。
次に、ステップP404で印刷機の停止スイッチ70がONされると、ステップP405で原動モータ・ドライバ62に停止指令を出力してステップP1に戻る。以後、これを繰り返す。
以上の動作フローによって、仮想マスタ・ジェネレータ60からの指令により、印刷機の駆動制御装置80を介して、印刷機の原動モータ10におけるティーチング処理と同期運転処理がなされると共に同期運転時には第1〜第4負荷モータ17a〜17dにより制動力制御が実施される。
第1〜第4インキ・ユニットの駆動制御装置90a〜90dは、図29A及び図29B,図30A及び図30B,図31に示す動作フローにしたがって動作する。
即ち、ステップP1で仮想マスタ・ジェネレータ60よりティーチング指令が送信されたか否かを判断し、可であればステップP2で仮想マスタ・ジェネレータ60より原点合わせ開始指令が送信されたか否かを判断する一方、否であればステップP3で仮想マスタ・ジェネレータ60より同期運転開始指令が送信されたか否かを判断する。ここで可であればステップP2に戻る一方、否であれば後述するステップP42に移行する。
次に、前記ステップP2で可であればステップP4に移行する一方、否であればステップP5で仮想マスタ・ジェネレータ60より同期運転停止指令が送信されたか否かを判断する。ここで可であれば後述するステップP42に移行する一方、否であればステップP2に戻る。
次に、前記ステップP4で仮想マスタ・ジェネレータ60より現在の設定回転速度(緩動)及び修正したインキ・ユニットの仮想の現在の回転位相が送信されると、ステップP6で仮想マスタ・ジェネレータ60より現在の設定回転速度(緩動)及び修正したインキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM13c及びインキ・ユニットの仮想の現在の回転位相記憶用メモリM62に記憶する。
次に、ステップP7でインキ・ユニットの現在の回転位相検出用カウンタ73よりカウント値を読込み、メモリM63に記憶した後、ステップP8でインキ・ユニットの現在の回転位相検出用カウンタ73のカウント値よりインキ・ユニットの現在の回転位相を演算してメモリM64に記憶する。次いで、ステップP9でインキ・ユニットの仮想の現在の回転位相よりインキ・ユニットの現在の回転位相を減算し、インキ・ユニットの現在の回転位相の差を演算してメモリM65に記憶する。
次に、ステップP10でインキ・ユニットの現在の回転位相の差よりインキ・ユニットの現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM66に記憶した後、ステップP11でインキ・ユニットの現在の回転位相の差の許容値をメモリM67から読込む。
次に、ステップP12でインキ・ユニットの現在の回転位相の差の絶対値≦インキ・ユニットの現在の回転位相の差の許容値か否かを判断し、可であればステップP13で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM13cから読込む一方、否であれば後述するステップP17に移行する。
次に、ステップP14で指令回転速度記憶用メモリM33cに現在の設定回転速度(緩動)を上書きした後、ステップP15でインキ・ユニットの駆動モータ・ドライバ72に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP16で仮想マスタ・ジェネレータ60に原点合わせ完了信号を送信して後述するステップP23に移行する。
次に、前述したステップP17でインキ・ユニットの現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM68から読込んだ後、ステップP18でインキ・ユニットの現在の回転位相の差をメモリM65から読込む。
次に、ステップP19でインキ・ユニットの現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、インキ・ユニットの現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM35cに記憶した後、ステップP20で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM13cから読込む。
次に、ステップP21で現在の設定回転速度(緩動)に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM33cに記憶した後、ステップP22でインキ・ユニットの駆動モータ・ドライバ72に指令回転速度を出力してステップP4に戻る。
次に、前述したステップP16から移行したステップP23で仮想マスタ・ジェネレータ60より現在の設定回転速度及び修正したインキ・ユニットの仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であればステップP24に移行する一方、否であればステップP25で仮想マスタ・ジェネレータ60よりティーチング終了信号が送信されたか否かを判断する。
次に、前記ステップP25で可であればステップP1に戻る一方、否であればステップP26で仮想マスタ・ジェネレータ60より同期運転駆動停止指令が送信されたか否かを判断する。ここで可であればステップP2に戻る一方、否であればステップP23に戻る。
次に、前述したステップP24で仮想マスタ・ジェネレータ60より現在の設定回転速度及び修正したインキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM13c及びインキ・ユニットの仮想の現在の回転位相記憶用メモリM62に記憶した後、ステップP27でインキ・ユニットの現在の回転位相検出用カウンタ73よりカウント値を読込み、メモリM63に記憶する。
次に、ステップP28でインキ・ユニットの現在の回転位相検出用カウンタ73のカウント値よりインキ・ユニットの現在の回転位相を演算してメモリM64に記憶した後、ステップP29でインキ・ユニットの仮想の現在の回転位相よりインキ・ユニットの現在の回転位相を減算し、インキ・ユニットの現在の回転位相の差を演算してメモリM65に記憶する。
次に、ステップP30でインキ・ユニットの現在の回転位相の差よりインキ・ユニットの現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM66に記憶した後、ステップP31でインキ・ユニットの現在の回転位相の差の許容値をメモリM67から読込む。
次に、ステップP32でインキ・ユニットの現在の回転位相の差の絶対値≦インキ・ユニットの現在の回転位相の差の許容値か否かを判断し、可であればステップP33で現在の設定回転速度をメモリM13cから読込む一方、否であれば後述するステップP36に移行する。
次に、ステップP34で指令回転速度記憶用メモリM33cに現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP35でインキ・ユニットの駆動モータ・ドライバ72に指令回転速度を出力してステップP23に戻る。次いで、前述したステップP36でインキ・ユニットの現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM68から読込む。
次に、ステップP37でインキ・ユニットの現在の回転位相の差をメモリM65から読込んだ後、ステップP38でインキ・ユニットの現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、インキ・ユニットの現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM35cに記憶する。
次に、ステップP39で現在の設定回転速度をメモリM13cから読込んだ後、ステップP40で現在の設定回転速度に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM33cに記憶する。次いで、ステップP41でインキ・ユニットの駆動モータ・ドライバ72に指令回転速度を出力してステップP23に戻る。
次に、前述したステップP3又はステップP5から移行したステップP42でインキ・ユニット単独駆動用回転速度設定器75に設定回転速度が入力されたか否かを判断し、可であればステップP43でインキ・ユニット単独駆動用回転速度設定器75より設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM13cに記憶してステップP44に移行する一方、否であれば直にステップP44に移行する。
次に、前記ステップP44でインキ・ユニットの単独駆動スイッチ76がONされたか否かを判断し、可であればステップP45で現在の設定回転速度をメモリM13cから読込む一方、否であればステップP1に戻る。
次に、ステップP46で指令回転速度記憶用メモリM33cに現在の設定回転速度を書き込んだ後、ステップP47でインキ・ユニットの駆動モータ・ドライバ72に指令回転速度を出力する。
次に、ステップP48でインキ・ユニットの駆動停止スイッチ77がONされると、ステップP49でインキ・ユニットの駆動モータ・ドライバ72に停止指令を出力してステップP1に戻る。以後、これを繰り返す。
以上の動作フローによって、仮想マスタ・ジェネレータ60からの指令により、第1〜第4インキ・ユニットの駆動制御装置90a〜90dを介して、インキ・ユニットの駆動モータ15(15a〜15d)におけるティーチング処理と同期運転処理がなされる。
このように本実施例では、印刷機本体側は原動モータ10で、各インキ・ユニットは駆動モータ15(15a〜15d)で駆動し、それぞれの駆動力を分担するようにしたので、原動モータ10及び駆動モータ15(15a〜15d)の小型・小容量化が図られ、コストダウンと高速運転化が図れると共に、版胴3の回転ムラをなくすべく制動手段としての負荷モータ17a〜17dを配設したので、ダブリ等の印刷障害の発生を防止することができる。
また、前記制動手段を負荷モータ(トルクモータ)17a〜17dとすることにより、ブレーキ等を用いた場合のように、部品を交換する必要をなくしメンテナンス・フリーにできる。また、負荷モータ(トルクモータ)17a〜17dで発生した電力を原動モータ10の駆動電力として回収し、省エネルギーを達成することもできる。
図32A乃至図32Cは本発明の実施例2を示す印刷機の駆動制御装置のハード・ブロック図、図33は第1〜第4インキ・ユニットの駆動制御装置のハード・ブロック図である。
また、図34A乃至図34Eは印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図35A乃至図35Fは印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図36A及び図36Bは印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図37A乃至図37Fは印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図38A及び図38Bは印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図39A乃至図39Fは印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図40A乃至図40Dは印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図41A乃至図41Cは印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図42A乃至図42Cは印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図43A乃至図43Cは印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図44A乃至図44Cは印刷機の駆動制御装置の動作フロー図、図45は印刷機の駆動制御装置の動作フロー図である。
また、図46A及び図46Bは第1〜第4インキ・ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図47A及び図47Bは第1〜第4インキ・ユニットの駆動制御装置の動作フロー図、図48は第1〜第4インキ・ユニットの駆動制御装置の動作フロー図である。
本実施例は、実施例1における仮想マスタ・ジェネレータ60(及び中央制御装置30)を用いずに、印刷機の駆動制御装置80’と第1〜第4インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’を直に接続し、印刷機本体側(の原動モータ10)と第1〜第4インキ・ユニット(の駆動モータ15a〜15d)とが同期制御(運転)されるようにした例である。その他の構成は、実施例1と同様なので、図49及び図50を参照してここでは説明を省略する。
図32A乃至図32Cに示すように、印刷機の駆動制御装置80’は、CPU100とROM101とRAM102との他に、各入出力装置103a〜103n,インタフェース104及び内部クロック・カウンタ105がBUS(母線)で接続されてなる。
また、BUSには、現在の設定回転速度記憶用メモリM100,ティーチング時の設定回転速度記憶用メモリM101,緩動回転速度記憶用メモリM102,前回の設定回転速度記憶用メモリM103,各インキ・ユニットの駆動制御装置に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔記憶用メモリM104,印刷機の現在の回転位相検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM105,印刷機の現在の回転位相記憶用メモリM106,各インキ・ユニットの回転位相の補正値記憶用メモリM107,各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相記憶用メモリM108,指令回転速度記憶用メモリM109が接続される。
また、BUSには、原点合わせを完了したインキ・ユニットの番号記憶用メモリM110,印刷機の増速開始用回転位相記憶用メモリM111,増速時の回転速度修正値記憶用メモリM112,修正した現在の設定回転速度記憶用メモリM115,第1負荷モータの回転速度記憶用メモリM114,第1版胴の切欠部の上昇開始回転位相記憶用メモリM115,第1版胴の切欠部の上昇終了回転位相記憶用メモリM116,版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値記憶用メモリM117が接続される。
また、BUSには、第2負荷モータの回転速度記憶用メモリM118,第2版胴の切欠部の上昇開始回転位相記憶用メモリM119,第2版胴の切欠部の上昇終了回転位相記憶用メモリM120,第3負荷モータの回転速度記憶用メモリM121,第3版胴の切欠部の上昇開始回転位相記憶用メモリM122,第3版胴の切欠部の上昇終了回転位相記憶用メモリM123,第4負荷モータの回転速度記憶用メモリM124,第4版胴の切欠部の上昇開始回転位相記憶用メモリM125,第4版胴の切欠部の上昇終了回転位相記憶用メモリM126が接続される。
また、BUSには、増減速時用カウンタのカウント値記憶用メモリM127,原動モータ・ドライバからの電流値記憶用メモリM128,基準の電流値記憶用メモリM129,電流値の差記憶用メモリM130,電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換テーブル記憶用メモリM131,負荷モータの回転速度の補正値記憶用メモリM132,補正した第1負荷モータの回転速度記憶用メモリM133,補正した第2負荷モータの回転速度記憶用メモリM134,補正した第3負荷モータの回転速度記憶用メモリM135,補正した第4負荷モータの回転速度記憶用メモリM136が接続される。
また、BUSには、増速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM137,印刷機の定速運転時の負荷検出開始用回転位相記憶用メモリM138,定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM139,印刷機の定速運転時の負荷検出終了用回転位相記憶用メモリM140,印刷機の減速開始用回転位相記憶用メモリM141,減速時の回転速度修正値記憶用メモリM142,減速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM143,印刷機の原動モータ及び各インキ・ユニットの駆動モータ用ロータリー・エンコーダに接続されたF/V変換器の出力記憶用メモリM144,現在の印刷機及び各インキ・ユニットの回転速度記憶用メモリM145,同期運転時の設定回転速度記憶用メモリM146が接続される。
入出力装置103aには、ティーチング・スイッチ106と同期運転スイッチ107と印刷機駆動スイッチ108と印刷機駆動停止スイッチ109と印刷機の単独駆動スイッチ110とキーボートや各種スイッチ及びボタン等の入力装置111とCRTやランプ等の表示器112とプリンタやフロッピィー・ディスク(登録商標)ドライブ等の出力装置113が接続される。
入出力装置103bには、回転速度設定器114が接続される。
入出力装置103cには、D/A変換器115及び印刷機の原動モータ・ドライバ116を介して印刷機の原動モータ10が接続される。また、前記印刷機の原動モータ・ドライバ116は入出力装置103dと前記印刷機の原動モータ10に連結駆動される印刷機の原動モータ用ロータリー・エンコーダ118に接続される。さらに、前記印刷機の原動モータ・ドライバ116は後述する第1〜第4負荷モータ17a〜17dに接続される。
入出力装置103eには、印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117を介して印刷機の回転位相検出用ロータリー・エンコーダ18が接続される。入出力装置103fには、増減速時用カウンタ119を介して前記印刷機の回転位相検出用ロータリー・エンコーダ18が接続される。入出力装置103gには、直に前記印刷機の回転位相検出用ロータリー・エンコーダ18が接続されると共に、A/D変換器120及びF/V変換器121を介して前記印刷機の回転位相検出用ロータリー・エンコーダ18が接続される。
入出力装置103hには、負荷モータの基準回転速度設定器122が接続される。
入出力装置103iには、D/A変換器123a及び第1負荷モータ・ドライバ124aを介して第1負荷モータ17aが接続される。また、前記第1負荷モータ・ドライバ124aは前記第1負荷モータ17aに連結駆動される第1負荷モータ用ロータリー・エンコーダ125aに接続される。
入出力装置103jには、D/A変換器123b及び第2負荷モータ・ドライバ124bを介して第2負荷モータ17bが接続される。また、前記第2負荷モータ・ドライバ124bは前記第2負荷モータ17bに連結駆動される第2負荷モータ用ロータリー・エンコーダ125bに接続される。
入出力装置103kには、D/A変換器123c及び第3負荷モータ・ドライバ124cを介して第3負荷モータ17cが接続される。また、前記第3負荷モータ・ドライバ124cは前記第3負荷モータ17cに連結駆動される第3負荷モータ用ロータリー・エンコーダ125cに接続される。
入出力装置103lには、D/A変換器123d及び第4負荷モータ・ドライバ124dを介して第4負荷モータ17dが接続される。また、前記第4負荷モータ・ドライバ124dは前記第4負荷モータ17dに連結駆動される第4負荷モータ用ロータリー・エンコーダ125dに接続される。
入出力装置103mには、A/D変換器126a〜126d及びF/V変換器127a〜127dを介して第1〜第4インキ・ユニットの駆動モータ用ロータリー・エンコーダ128a〜128dが接続される。
入出力装置103nには、印刷機単独駆動用回転速度設定器129が接続される。
そして、インタフェース104には、印刷機制御装置28’と第1〜第4インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’が接続される。
図33に示すように、第1〜第4インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’は、CPU100aとROM101aとRAM102aとの他に、各入出力装置103o〜103r及びインタフェース104aがBUS(母線)で接続されてなる。尚、図33に示すブロック図は、第1〜第4インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’の共通の構成を示すものである。
また、BUSには、現在の設定回転速度記憶用メモリM147,インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相記憶用メモリM148,インキ・ユニットの現在の回転位相検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM149,インキ・ユニットの現在の回転位相記憶用メモリM150,インキ・ユニットの現在の回転位相の差記憶用メモリM151,インキ・ユニットの現在の回転位相の差の絶対値記憶用メモリM152,インキ・ユニットの現在の回転位相の差の許容値記憶用メモリM153,指令回転速度記憶用メモリM154,インキ・ユニットの現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブル記憶用メモリM155,設定回転速度の補正値記憶用メモリM156が接続される。
入出力装置103oには、インキ・ユニット単独駆動スイッチ130とインキ・ユニット駆動停止スイッチ131とキーボートや各種スイッチ及びボタン等の入力装置132とCRTやランプ等の表示器133とプリンタやフロッピィー・ディスク(登録商標)ドライブ等の出力装置134が接続される。
入出力装置103pには、D/A変換器135及びインキ・ユニットの駆動モータ・ドライバ136を介してインキ・ユニットの駆動モータ15が接続される。また、前記インキ・ユニットの駆動モータ・ドライバ136は前記インキ・ユニットの駆動モータ15に連結駆動されるインキ・ユニットの駆動モータ用ロータリー・エンコーダ128に接続される。
入出力装置103qには、インキ・ユニットの現在の回転位相検出用カウンタ137を介して前記インキ・ユニットの駆動モータ用ロータリー・エンコーダ128が接続される。
入出力装置103rには、インキ・ユニット単独駆動用回転速度設定器138が接続される。
そして、インタフェース104aには、印刷機の駆動制御装置80’が接続される。
このように構成されるため、印刷機の駆動制御装置80’は、図34A乃至図34E,図35A乃至図35F,図36A及び図36B,図37A乃至図37F,図38A及び図38B,図39A乃至図39F,図40A乃至図40D,図41A乃至図41C,図42A乃至図42C,図43A乃至図43C,図44A乃至図44C,図45に示す動作フローにしたがって動作する。
即ち、ステップP1でティーチング・スイッチ106がONされたか否かを判断し、可であればステップP2で印刷機駆動スイッチ108がONされるとステップP3で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’にティーチング指令を送信する一方、否であればステップP4で同期運転スイッチ107がONされたか否かを判断する。
次に、前記ステップP4で可であればステップP5で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に同期運転開始指令を送信して後述するステップP394に移行する一方、否であればステップP6で回転速度設定器114に設定回転速度が入力されたか否かを判断する。
次に、前記ステップP6で可であればステップP7で回転速度設定器114より設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM100に記憶して後述するステップP629に移行する一方、否であれば直に後述するステップP629に移行する。
次に、ステップP8で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に原点合わせ開始指令を送信した後、ステップP9で回転速度設定器114より設定回転速度を読込み、ティーチング時の設定回転速度記憶用メモリM101に記憶する。
次に、ステップP10で緩動回転速度をメモリM102から読込んだ後、ステップP11で現在の設定回転速度記憶用メモリM100及び前回の設定回転速度記憶用メモリM103に緩動回転速度を書き込む。
次に、ステップP12で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)105のカウントを開始した後、ステップP13で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔をメモリM104から読込む。
次に、ステップP14で内部クロック・カウンタ105のカウント値を読込んだ後、ステップP15で内部クロック・カウンタのカウント値≧各インキ・ユニットの駆動制御装置に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP15で可であればステップP16で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP17で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117のカウント値より印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP18で各インキ・ユニットの回転位相の補正値をメモリM107から読込んだ後、ステップP19で印刷機の現在の回転位相に各インキ・ユニットの回転位相の補正値を加算し、各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP20で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM100から読込んだ後、ステップP21で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に現在の設定回転速度(緩動)及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP22で指令回転速度記憶用メモリM33に現在の設定回転速度(緩動)を上書きした後、ステップP23で原動モータ・ドライバ116に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP24で現在の設定回転速度(緩動)を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶してステップP12に戻る。
一方、前記ステップP15で否であればステップP25でインキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’より原点合わせ完了信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP26で原点合わせ完了信号を送信したインキ・ユニットの番号を受信し、原点合わせを完了したインキ・ユニットの番号記憶用メモリM110に記憶する一方、否であればステップP13に戻る。
次に、ステップP27で原点合わせを完了したインキ・ユニットの番号記憶用メモリM110の内容を読込んだ後、ステップP28ですべてのインキ・ユニットの原点合わせが完了したか否かを判断する。
次に、前記ステップP28で可であればステップP29で各インキ・ユニットの駆動制御装置に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔をメモリM104から読込む一方、否であればステップP13に戻る。
次に、ステップP30で内部クロック・カウンタ105のカウント値を読込んだ後、ステップP31で内部クロック・カウンタのカウント値≧各インキ・ユニットの駆動制御装置に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP31で可であればステップP32で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶する一方、否であればステップP29に戻る。
次に、ステップP33で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117のカウント値より印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶した後、ステップP34で各インキ・ユニットの回転位相の補正値をメモリM107から読込む。
次に、ステップP35で印刷機の現在の回転位相に各インキ・ユニットの回転位相の補正値を加算し、各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶した後、ステップP36で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM100から読込む。
次に、ステップP37で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に現在の設定回転速度(緩動)及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP38で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度(緩動)を上書きする。
次に、ステップP39で原動モータ・ドライバ116に指令回転速度を出力した後、ステップP40で現在の設定回転速度(緩動)を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶する。
次に、ステップP41で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)105のカウントを開始した後、ステップP42で各インキ・ユニットの駆動制御装置に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔をメモリM104から読込む。
次に、ステップP43で内部クロック・カウンタ105のカウント値を読込んだ後、ステップP44で内部クロック・カウンタのカウント値≧各インキ・ユニットの駆動制御装置に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP44で可であればステップP45で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP46で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117のカウント値より、印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP47で各インキ・ユニットの回転位相の補正値をメモリM107から読込んだ後、ステップP48で印刷機の現在の回転位相に各インキ・ユニットの回転位相の補正値を加算し、各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP49で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM100から読込んだ後、ステップP50で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に現在の設定回転速度(緩動)及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP51で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度(緩動)を上書きした後、ステップP52で原動モータ・ドライバ116に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP53で現在の設定回転速度(緩動)を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶してステップP41に戻る。
一方、前記ステップP44で否であればステップP54で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP55で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117のカウント値より、印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP56で印刷機の増速開始用回転位相をメモリM111から読込んだ後、ステップP57で印刷機の現在の回転位相=印刷機の増速開始用回転位相か否かを判断し、ここで可であればステップP58で印刷機制御装置28’に印刷開始指令を送信する一方、否であればステップP42に戻る。
次に、ステップP59で印刷機の増速開始用回転位相をメモリM111から読込んだ後、ステップP60で各インキ・ユニットの回転位相の補正値をメモリM107から読込む。次いで、ステップP61で印刷機の増速開始用回転位相に各インキ・ユニットの回転位相の補正値を加算し、各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP62で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM100から読込んだ後、ステップP63で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に、現在の設定回転速度(緩動)及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP64で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度(緩動)を上書きした後、ステップP65で原動モータ・ドライバ116に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP66で現在の設定回転速度(緩動)を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶する。
次に、ステップP67で増減速時用カウンタ119にリセット及びイネーブル信号を出力した後、ステップP68で増減速時用カウンタ119へのリセット信号出力を停止する。
次に、ステップP69で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)105のカウントを開始した後、ステップP70で各インキ・ユニットの駆動制御装置に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔をメモリM104から読込む。
次に、ステップP71で内部クロック・カウンタ105のカウント値を読込んだ後、ステップP72で内部クロック・カウンタのカウント値≧各インキ・ユニットの駆動制御装置に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP72で可であればステップP73で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP74で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117のカウント値より、印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP75で各インキ・ユニットの回転位相の補正値をメモリM107から読込んだ後、ステップP76で印刷機の現在の回転位相に各インキ・ユニットの回転位相の補正値を加算し、各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP77で前回の設定回転速度をメモリM103から読込んだ後、ステップP78で増速時の回転速度修正値をメモリM112から読込む。次いで、ステップP79で前回の設定回転速度に増速時の回転速度修正値を加算し、修正した現在の設定回転速度を演算してメモリM113に記憶する。
次に、ステップP80で回転速度設定器114より設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM100に記憶した後、ステップP81で修正した現在の設定回転速度<現在の設定回転速度か否かを判断する。
次に、前記ステップP81で可であればステップP82で現在の設定回転速度記憶用メモリM100に修正した現在の設定回転速度を記憶した後、ステップP83で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に現在の設定回転速度及びインキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP84で指令回転速度記憶用メモリM33に現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP85で原動モータ・ドライバ116に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP86で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM102に記憶してステップP69に戻る。
一方、前記ステップP81で否であればステップP87で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP88で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度を上書きする。
次に、ステップP89で原動モータ・ドライバ116に指令回転速度を出力した後、ステップP90で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶して後述するステップP159に移行する。
また、前述したステップP72で否であればステップP91で印刷機の回転位相検出用ロータリー・エンコーダ18よりクロック・パルスが出力されたか否かを判断し、可であればステップP92で負荷モータの基準回転速度(トルク値)設定器122より負荷モータの基準回転速度を読込み、第1負荷モータの回転速度記憶用メモリM114に記憶する一方、否であればステップP70に移行する。
次に、ステップP93で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP94で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117のカウント値より印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP95で第1版胴の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM115から読込んだ後、ステップP96で第1版胴の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM116から読込む。次いで、ステップP97で第1版胴の切欠部の上昇開始回転位相≦印刷機の現在の回転位相≦第1版胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP97で可であればステップP98で第1負荷モータ17aの回転速度をメモリM114から読込む一方、否であれば後述するステップP101に移行する。次いで、ステップP99で版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM117から読込んだ後、ステップP100で第1負荷モータ17aの回転速度から版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、第1負荷モータの回転速度記憶用メモリM36に上書きする。
次に、前述したステップP101で負荷モータの基準回転速度(トルク値)設定器122より負荷モータの基準回転速度を読込み、第2負荷モータの回転速度記憶用メモリM118に記憶した後、ステップP102で印刷機の現在の回転位相をメモリM106から読込む。
次に、ステップP103で第2版胴の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM119から読込んだ後、ステップP104で第2版胴の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM120から読込む。次いで、ステップP105で第2版胴の切欠部の上昇開始回転位相≦印刷機の現在の回転位相≦第2版胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP105で可であればステップP106で第2負荷モータ17bの回転速度をメモリM118から読込む一方、否であれば後述するステップP109に移行する。次いで、ステップP107で版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM117から読込んだ後、ステップP108で第2負荷モータの回転速度から版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、第2負荷モータの回転速度記憶用メモリM118に上書きする。
次に、前述したステップP109で負荷モータの基準回転速度(トルク値)設定器122より負荷モータの基準回転速度を読込み、第3負荷モータの回転速度記憶用メモリM121に記憶した後、ステップP110で印刷機の現在の回転位相をメモリM106から読込む。
次に、ステップP111で第3版胴の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM122から読込んだ後、ステップP112で第3版胴の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM123から読込む。
次に、ステップP113で第3版胴の切欠部の上昇開始回転位相≦印刷機の現在の回転位相≦第3版胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断し、可であればステップP114で第3負荷モータ17cの回転速度をメモリM121から読込む一方、否であれば後述するステップP117に移行する。
次に、ステップP115で版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM117から読込んだ後、ステップP116で第3負荷モータの回転速度から版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、第3負荷モータの回転速度記憶用メモリM121に上書きする。
次に、前述したステップP117で負荷モータの基準回転速度(トルク値)設定器122より負荷モータの基準回転速度を読込み、第4負荷モータの回転速度記憶用メモリM124に記憶した後、ステップP118で印刷機の現在の回転位相をメモリM106から読込む。
次に、ステップP119で第4版胴の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM125から読込んだ後、ステップP120で第4版胴の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM126から読込む。次いで、ステップP121で第4版胴の切欠部の上昇開始回転位相≦印刷機の現在の回転位相≦第4版胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP121で可であればステップP122で第4負荷モータ17dの回転速度をメモリM124から読込む一方、否であれば後述するステップP125に移行する。次いで、ステップP123で版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM117から読込んだ後、ステップP124で第4負荷モータの回転速度から版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、第4負荷モータの回転速度記憶用メモリM124に上書きする。
次に、前述したステップP125で第1負荷モータ17aの回転速度をメモリM114から読込んだ後、ステップP126で第1負荷モータ・ドライバ124aに第1負荷モータ17aの回転速度を出力する。
次に、ステップP127で第2負荷モータ17bの回転速度をメモリM118から読込んだ後、ステップP128で第2負荷モータ・ドライバ124bに第2負荷モータ17bの回転速度を出力する。
次に、ステップP129で第3負荷モータ17cの回転速度をメモリM121から読込んだ後、ステップP130で第3負荷モータ・ドライバ124cに第3負荷モータ17cの回転速度を出力する。
次に、ステップP131で第4負荷モータ17dの回転速度をメモリM124から読込んだ後、ステップP132で第4負荷モータ・ドライバ124dに第4負荷モータ17dの回転速度を出力する。
次に、ステップP133で増減速時用カウンタ119よりカウント値を読込み、メモリM127に記憶した後、ステップP134で原動モータ・ドライバ116より電流値を読込み、メモリM128に記憶する。次いで、ステップP135で基準の電流値をメモリM129から読込む。
次に、ステップP136で電流値より基準の電流値を減算し、電流値の差を演算してメモリM130に記憶した後、ステップP137で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換用テーブルをメモリM131から読込む。次いで、ステップP138で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換用テーブルを用いて、電流値の差より負荷モータの回転速度の補正値を求め、メモリM132に記憶する。
次に、ステップP139で第1負荷モータ17aの回転速度をメモリM114から読込んだ後、ステップP140で第1負荷モータ17aの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した第1負荷モータの回転速度を演算してメモリM133に記憶する。次いで、ステップP141でティーチング時の設定回転速度をメモリM101から読込む。
次に、ステップP142で増減速時用カウンタ119のカウント値をメモリM127から読込んだ後、ステップP143で補正した第1負荷モータ17aの回転速度を、増速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM137の第1負荷モータ用のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタ119のカウント値用のアドレス位置に記憶する。
次に、ステップP144で第2負荷モータ17bの回転速度をメモリM118から読込んだ後、ステップP145で第2負荷モータ17bの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した第2負荷モータの回転速度を演算してメモリM134に記憶する。次いで、ステップP146でティーチング時の設定回転速度をメモリM101から読込む。
次に、ステップP147で増減速時用カウンタ119のカウント値をメモリM127から読込んだ後、ステップP148で補正した第2負荷モータ17bの回転速度を、増速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM137の第2負荷モータ用のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置に記憶する。
次に、ステップP149で第3負荷モータ17cの回転速度をメモリM121から読込んだ後、ステップP150で第3負荷モータ17cの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した第3負荷モータの回転速度を演算してメモリM135に記憶する。次いで、ステップP151でティーチング時の設定回転速度をメモリM101から読込む。
次に、ステップP152で増減速時用カウンタ119のカウント値をメモリM127から読込んだ後、ステップP153で補正した第3負荷モータ17cの回転速度を、増速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM137の第3負荷モータ用のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置に記憶する。
次に、ステップP154で第4負荷モータ17dの回転速度をメモリM124から読込んだ後、ステップP155で第4負荷モータ17dの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した第4負荷モータの回転速度を演算してメモリM136に記憶する。次いで、ステップP156でティーチング時の設定回転速度をメモリM101から読込む。
次に、ステップP157で増減速時用カウンタ119のカウント値をメモリM127から読込んだ後、ステップP158で補正した第4負荷モータ17dの回転速度を、増速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM137の第4負荷モータ用のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置に記憶してステップP70に戻る。
次に、前述したステップP90から移行したステップP159で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)105のカウントを開始した後、ステップP160で各インキ・ユニットの駆動制御装置に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔をメモリM104から読込む。
次に、ステップP161で内部クロック・カウンタ105のカウント値を読込んだ後、ステップP162で内部クロック・カウンタのカウント値≧各インキ・ユニットの駆動制御装置に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP162で可であればステップP163で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP164で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117のカウント値より、印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP165で各インキ・ユニットの回転位相の補正値をメモリM107から読込んだ後、ステップP166で印刷機の現在の回転位相に各インキ・ユニットの回転位相の補正値を加算し、各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP167で回転速度設定器114より設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM100に記憶した後、ステップP168で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP169で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP170で原動モータ・ドライバ116に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP171で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶してステップP159に戻る。
一方、前記ステップP162で否であればステップP172で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP173で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117のカウント値より、印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP174で定速運転時の印刷機の負荷検出開始用回転位相をメモリM138から読込んだ後、ステップP175で印刷機の現在の回転位相=定速運転時の印刷機の負荷検出開始用回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP175で可であればステップP176で定速運転時の印刷機の負荷検出開始用回転位相をメモリM138から読込む一方、否であればステップP160に戻る。次いで、ステップP177で各インキ・ユニットの回転位相の補正値をメモリM107から読込む。
次に、ステップP178で定速運転時の印刷機の負荷検出開始用回転位相に各インキ・ユニットの回転位相の補正値を加算し、各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶した後、ステップP179で回転速度設定器114より設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM100に記憶する。
次に、ステップP180で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP181で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度を上書きする。
次に、ステップP182で原動モータ・ドライバ116に指令回転速度を出力した後、ステップP183で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶する。
次に、ステップP184で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)105のカウントを開始した後、ステップP185で各インキ・ユニットの駆動制御装置に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔をメモリM104から読込む。
次に、ステップP186で内部クロック・カウンタ105のカウント値を読込んだ後、ステップP187で内部クロック・カウンタのカウント値≧各インキ・ユニットの駆動制御装置に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP187で可であればステップP188で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP189で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117のカウント値より、印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP190で各インキ・ユニットの回転位相の補正値をメモリM107から読込んだ後、ステップP191で印刷機の現在の回転位相に各インキ・ユニットの回転位相の補正値を加算し、各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP192で回転速度設定器114より設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM100に記憶した後、ステップP193で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP194で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP195で原動モータ・ドライバ116に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP196で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶してステップP184に戻る。
一方、前記ステップP187で否であればステップP197で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP198で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117のカウント値より、印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP199で定速運転時の印刷機の負荷検出終了用回転位相をメモリM140から読込んだ後、ステップP200で印刷機の現在の回転位相=定速運転時の印刷機の負荷検出終了用回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP200で可であればステップP201で定速運転時の印刷機の負荷検出終了用回転位相をメモリM140から読込む一方、否であれば後述するステップP209に移行する。次いで、ステップP202で各インキ・ユニットの回転位相の補正値をメモリM107から読込む。
次に、ステップP203で定速運転時の印刷機の負荷検出終了用回転位相に各インキ・ユニットの回転位相の補正値を加算し、各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶した後、ステップP204で回転速度設定器114より設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM100に記憶する。
次に、ステップP205で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP206で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度を上書きする。
次に、ステップP207で原動モータ・ドライバ116に指令回転速度を出力した後、ステップP208で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶して後述するステップP276に移行する。
次に、前述したステップP209で印刷機の回転位相検出用ロータリー・エンコーダ18よりクロック・パルスが出力されたか否かを判断し、可であればステップP210で負荷モータの基準回転速度(トルク値)設定器122より負荷モータの基準回転速度を読込み、第1負荷モータの回転速度記憶用メモリM114に記憶する一方、否であればステップP185に戻る。
次に、ステップP211で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP212で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117のカウント値より印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP213で第1版胴の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM115から読込んだ後、ステップP214で第1版胴の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM116から読込む。次いで、ステップP215で第1版胴の切欠部の上昇開始回転位相≦印刷機の現在の回転位相≦第1版胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP215で可であればステップP216で第1負荷モータ17aの回転速度をメモリM114から読込む一方、否であれば後述するステップP219に移行する。次いで、ステップP217で版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM117から読込んだ後、ステップP218で第1負荷モータ17aの回転速度から版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、第1負荷モータの回転速度記憶用メモリM114に上書きする。
次に、前述したステップP219で負荷モータの基準回転速度(トルク値)設定器122より負荷モータの基準回転速度を読込み、第2負荷モータの回転速度記憶用メモリM118に記憶した後、ステップP220で印刷機の現在の回転位相をメモリM106から読込む。
次に、ステップP221で第2版胴の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM119から読込んだ後、ステップP222で第2版胴の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM120から読込む。次いで、ステップP223で第2版胴の切欠部の上昇開始回転位相≦印刷機の現在の回転位相≦第2版胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP223で可であればステップP224で第2負荷モータ17bの回転速度をメモリM118から読込む一方、否であれば後述するステップP227に移行する。次いで、ステップP225で版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM117から読込んだ後、ステップP226で第2負荷モータの回転速度から版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、第2負荷モータの回転速度記憶用メモリM118に上書きする。
次に、前述したステップP227で負荷モータの基準回転速度(トルク値)設定器122より負荷モータの基準回転速度を読込み、第3負荷モータの回転速度記憶用メモリM121に記憶した後、ステップP228で印刷機の現在の回転位相をメモリM106から読込む。
次に、ステップP229で第3版胴の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM122から読込んだ後、ステップP230で第3版胴の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM123から読込む。
次に、ステップP231で第3版胴の切欠部の上昇開始回転位相≦印刷機の現在の回転位相≦第3版胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断し、可であればステップP232で第3負荷モータ17cの回転速度をメモリM121から読込む一方、否であれば後述するステップP235に移行する。
次に、ステップP233で版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM117から読込んだ後、ステップP234で第3負荷モータの回転速度から版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、第3負荷モータの回転速度記憶用メモリM121に上書きする。
次に、前述したステップP235で負荷モータの基準回転速度(トルク値)設定器122より負荷モータの基準回転速度を読込み、第4負荷モータの回転速度記憶用メモリM124に記憶した後、ステップP236で印刷機の現在の回転位相をメモリM106から読込む。
次に、ステップP237で第4版胴の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM125から読込んだ後、ステップP238で第4版胴の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM126から読込む。次いで、ステップP239で第4版胴の切欠部の上昇開始回転位相≦印刷機の現在の回転位相≦第4版胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP239で可であればステップP240で第4負荷モータ17dの回転速度をメモリM124から読込む一方、否であれば後述するステップP243に移行する。次いで、ステップP241で版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM117から読込んだ後、ステップP242で第4負荷モータの回転速度から版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、第4負荷モータの回転速度記憶用メモリM124に上書きする。
次に、前述したステップP243で第1負荷モータ17aの回転速度をメモリM114から読込んだ後、ステップP244で第1負荷モータ・ドライバ124aに第1負荷モータ17aの回転速度を出力する。
次に、ステップP245で第2負荷モータ17bの回転速度をメモリM118から読込んだ後、ステップP246で第2負荷モータ・ドライバ124bに第2負荷モータ17bの回転速度を出力する。
次に、ステップP247で第3負荷モータ17cの回転速度をメモリM121から読込んだ後、ステップP248で第3負荷モータ・ドライバ124cに第3負荷モータ17cの回転速度を出力する。
次に、ステップP249で第4負荷モータ17dの回転速度をメモリM124から読込んだ後、ステップP250で第4負荷モータ・ドライバ124dに第4負荷モータ17dの回転速度を出力する。
次に、ステップP251で原動モータ・ドライバ116より電流値を読込み、メモリM128に記憶した後、ステップP252で基準の電流値をメモリM129から読込む。
次に、ステップP253で電流値より基準の電流値を減算し、電流値の差を演算してメモリM130に記憶した後、ステップP254で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換用テーブルをメモリM131から読込む。次いで、ステップP255で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換用テーブルを用いて、電流値の差より負荷モータの回転速度の補正値を求め、メモリM132に記憶する。
次に、ステップP256で第1負荷モータ17aの回転速度をメモリM114から読込んだ後、ステップP257で第1負荷モータ17aの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した第1負荷モータの回転速度を演算してメモリM133に記憶する。次いで、ステップP258でティーチング時の設定回転速度をメモリM101から読込む。
次に、ステップP259で印刷機の現在の回転位相をメモリM106から読込んだ後、ステップP260で補正した第1負荷モータ17aの回転速度を、定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM139の第1負荷モータ用のティーチング時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置に記憶する。
次に、ステップP261で第2負荷モータ17bの回転速度をメモリM118から読込んだ後、ステップP262で第2負荷モータ17bの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した第2負荷モータの回転速度を演算してメモリM134に記憶する。次いで、ステップP263でティーチング時の設定回転速度をメモリM101から読込む。
次に、ステップP264で印刷機の現在の回転位相をメモリM106から読込んだ後、ステップP265で補正した第2負荷モータ17bの回転速度を、定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM139の第2負荷モータ用のティーチング時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置に記憶する。
次に、ステップP266で第3負荷モータ17cの回転速度をメモリM121から読込んだ後、ステップP267で第3負荷モータ17cの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した第3負荷モータの回転速度を演算してメモリM135に記憶する。次いで、ステップP268でティーチング時の設定回転速度をメモリM101から読込む。
次に、ステップP269で印刷機の現在の回転位相をメモリM106から読込んだ後、ステップP270で補正した第3負荷モータ17cの回転速度を、定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM139の第3負荷モータ用のティーチング時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置に記憶する。
次に、ステップP271で第4負荷モータ17dの回転速度をメモリM124から読込んだ後、ステップP272で第4負荷モータ17dの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した第4負荷モータの回転速度を演算してメモリM136に記憶する。次いで、ステップP273でティーチング時の設定回転速度をメモリM101から読込む。
次に、ステップP274で印刷機の現在の回転位相をメモリM106から読込んだ後、ステップP275で補正した第4負荷モータ17dの回転速度を、定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM139の第4負荷モータ用のティーチング時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置に記憶してステップP185に戻る。
次に、前述したステップP208から移行したステップP276で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)105のカウントを開始した後、ステップP277で各インキ・ユニットの駆動制御装置に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔をメモリM104から読込む。
次に、ステップP278で内部クロック・カウンタ105のカウント値を読込んだ後、ステップP279で内部クロック・カウンタのカウント値≧各インキ・ユニットの駆動制御装置に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP279で可であればステップP280で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP281で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117のカウント値より、印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP282で各インキ・ユニットの回転位相の補正値をメモリM107から読込んだ後、ステップP283で印刷機の現在の回転位相に各インキ・ユニットの回転位相の補正値を加算し、各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP284で回転速度設定器114より設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM100に記憶した後、ステップP285で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP286で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP287で原動モータ・ドライバ116に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP288で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶してステップP276に戻る。
一方、前記ステップP279で否であればステップP289で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP290で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117のカウント値より、印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP291で印刷機の減速開始用回転位相をメモリM141から読込んだ後、ステップP292で印刷機の現在の回転位相=印刷機の減速開始用回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP292で可であればステップP293で印刷機制御装置28’に印刷停止指令を送信する一方、否であればステップP277に戻る。次いで、ステップP294で印刷機の減速開始用回転位相をメモリM141から読込む。
次に、ステップP295で各インキ・ユニットの回転位相の補正値をメモリM107から読込んだ後、ステップP296で印刷機の減速開始用回転位相に各インキ・ユニットの回転位相の補正値を加算し、各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP297で回転速度設定器114より設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM100に記憶した後、ステップP298で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP299で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP300で原動モータ・ドライバ116に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP301で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶する。
次に、ステップP302で増減速時用カウンタ119にリセット及びイネーブル信号を出力した後、ステップP303で増減速時用カウンタ119へのリセット信号出力を停止する。
次に、ステップP304で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)105のカウントを開始した後、ステップP305で各インキ・ユニットの駆動制御装置に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔をメモリM104から読込む。
次に、ステップP306で内部クロック・カウンタ105のカウント値を読込んだ後、ステップP307で内部クロック・カウンタのカウント値≧各インキ・ユニットの駆動制御装置に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP307で可であればステップP308で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP309で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117のカウント値より、印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP310で各インキ・ユニットの回転位相の補正値をメモリM107から読込んだ後、ステップP311で印刷機の現在の回転位相に各インキ・ユニットの回転位相の補正値を加算し、各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP312で前回の設定回転速度をメモリM1103から読込んだ後、ステップP313で減速時の回転速度修正値をメモリM142から読込む。次いで、ステップP314で前回の設定回転速度より減速時の回転速度修正値を減算し、修正した現在の設定回転速度を演算してメモリM113に記憶する。
次に、ステップP315で修正した現在の設定回転速度<0か否かを判断し、可であればステップP316でメモリM113の修正した現在の設定回転速度をゼロに書き換えた後、ステップP317で現在の設定回転速度記憶用メモリM100に修正した現在の設定回転速度を記憶する一方、否であれば直に前記ステップP317に移行する。
次に、前記ステップP318で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP319で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度を上書きする。
次に、ステップP320で原動モータ・ドライバ116に指令回転速度を出力した後、ステップP321で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶してステップP304に戻る。
一方、前記ステップP307で否であればステップP322で印刷機の原動モータ及び各インキ・ユニットの駆動モータのロータリー・エンコーダに接続されたF/V変換器121,127a〜127dの出力を読込んでメモリM144に記憶した後、ステップP323で印刷機の原動モータ及び各インキ・ユニットの駆動モータ用ロータリー・エンコーダに接続されたF/V変換器121,127a〜127dの出力より、現在の印刷機及び各インキ・ユニットの回転速度を演算してメモリM145に記憶する。
次に、ステップP324で現在の印刷機及びすべてのインキ・ユニットの回転速度=ゼロか否かを判断し、可であればステップP325で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’にティーチング終了信号を送信してステップP1に戻る一方、否であればステップP326に移行する。
次に、前記ステップP326で印刷機の回転位相検出用ロータリー・エンコーダ18よりクロック・パルスが出力されたか否かを判断し、可であればステップP327で負荷モータの基準回転速度(トルク値)設定器122より負荷モータの基準回転速度を読込み、第1負荷モータの回転速度記憶用メモリM114に記憶する一方、否であればステップP305に移行する。
次に、ステップP328で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP329で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117のカウント値より印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP330で第1版胴の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM115から読込んだ後、ステップP331で第1版胴の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM116から読込む。次いで、ステップP332で第1版胴の切欠部の上昇開始回転位相≦印刷機の現在の回転位相≦第1版胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP332で可であればステップP333で第1負荷モータ17aの回転速度をメモリM114から読込む一方、否であれば後述するステップP336に移行する。次いで、ステップP334で版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM117から読込んだ後、ステップP335で第1負荷モータ17aの回転速度から版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、第1負荷モータの回転速度記憶用メモリM114に上書きする。
次に、前述したステップP336で負荷モータの基準回転速度(トルク値)設定器122より負荷モータの基準回転速度を読込み、第2負荷モータの回転速度記憶用メモリM118に記憶した後、ステップP337で印刷機の現在の回転位相をメモリM106から読込む。
次に、ステップP338で第2版胴の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM119から読込んだ後、ステップP339で第2版胴の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM120から読込む。次いで、ステップP340で第2版胴の切欠部の上昇開始回転位相≦印刷機の現在の回転位相≦第2版胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP340で可であればステップP341で第2負荷モータ17bの回転速度をメモリM118から読込む一方、否であれば後述するステップP344に移行する。次いで、ステップP342で版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM117から読込んだ後、ステップP343で第2負荷モータの回転速度から版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、第2負荷モータの回転速度記憶用メモリM118に上書きする。
次に、前述したステップP344で負荷モータの基準回転速度(トルク値)設定器122より負荷モータの基準回転速度を読込み、第3負荷モータの回転速度記憶用メモリM121に記憶した後、ステップP345で印刷機の現在の回転位相をメモリM106から読込む。
次に、ステップP346で第3版胴の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM122から読込んだ後、ステップP347で第3版胴の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM123から読込む。
次に、ステップP348で第3版胴の切欠部の上昇開始回転位相≦印刷機の現在の回転位相≦第3版胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断し、可であればステップP349で第3負荷モータ17cの回転速度をメモリM121から読込む一方、否であれば後述するステップP352に移行する。
次に、ステップP350で版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM117から読込んだ後、ステップP351で第3負荷モータの回転速度から版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、第3負荷モータの回転速度記憶用メモリM121に上書きする。
次に、前述したステップP352で負荷モータの基準回転速度(トルク値)設定器122より負荷モータの基準回転速度を読込み、第4負荷モータの回転速度記憶用メモリM124に記憶した後、ステップP353で印刷機の現在の回転位相をメモリM106から読込む。
次に、ステップP354で第4版胴の切欠部の上昇開始回転位相をメモリM125から読込んだ後、ステップP355で第4版胴の切欠部の上昇終了回転位相をメモリM126から読込む。次いで、ステップP356で第4版胴の切欠部の上昇開始回転位相≦印刷機の現在の回転位相≦第4版胴の切欠部の上昇終了回転位相か否かを判断する。
次に、前記ステップP356で可であればステップP357で第4負荷モータ17dの回転速度をメモリM124から読込む一方、否であれば後述するステップP360に移行する。次いで、ステップP358で版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値をメモリM117から読込んだ後、ステップP359で第4負荷モータの回転速度から版胴切欠部上昇による負荷モータの回転速度の補正値を減算し、第4負荷モータの回転速度記憶用メモリM124に上書きする。
次に、前述したステップP360で第1負荷モータ17aの回転速度をメモリM114から読込んだ後、ステップP361で第1負荷モータ・ドライバ124aに第1負荷モータ17aの回転速度を出力する。
次に、ステップP362で第2負荷モータ17bの回転速度をメモリM118から読込んだ後、ステップP363で第2負荷モータ・ドライバ124bに第2負荷モータ17bの回転速度を出力する。
次に、ステップP364で第3負荷モータ17cの回転速度をメモリM121から読込んだ後、ステップP365で第3負荷モータ・ドライバ124cに第3負荷モータ17cの回転速度を出力する。
次に、ステップP366で第4負荷モータ17dの回転速度をメモリM124から読込んだ後、ステップP367で第4負荷モータ・ドライバ124dに第4負荷モータ17dの回転速度を出力する。
次に、ステップP368で増減速時用カウンタ119よりカウント値を読込み、メモリM127に記憶した後、ステップP369で原動モータ・ドライバ116より電流値を読込み、メモリM128に記憶する。次いで、ステップP370で基準の電流値をメモリM129から読込む。
次に、ステップP371で電流値より基準の電流値を減算し、電流値の差を演算してメモリM130に記憶した後、ステップP372で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換用テーブルをメモリM131から読込む。次いで、ステップP373で電流値の差−負荷モータの回転速度の補正値変換用テーブルを用いて、電流値の差より負荷モータの回転速度の補正値を求め、メモリM132に記憶する。
次に、ステップP374で第1負荷モータ17aの回転速度をメモリM114から読込んだ後、ステップP375で第1負荷モータ17aの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した第1負荷モータの回転速度を演算してメモリM133に記憶する。次いで、ステップP376でティーチング時の設定回転速度をメモリM101から読込む。
次に、ステップP377で増減速時用カウンタ119のカウント値をメモリM127から読込んだ後、ステップP378で補正した第1負荷モータ17aの回転速度を、減速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM143の第1負荷モータ用のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタ119のカウント値用のアドレス位置に記憶する。
次に、ステップP379で第2負荷モータ17bの回転速度をメモリM118から読込んだ後、ステップP380で第2負荷モータ17bの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した第2負荷モータの回転速度を演算してメモリM134に記憶する。次いで、ステップP381でティーチング時の設定回転速度をメモリM101から読込む。
次に、ステップP382で増減速時用カウンタ119のカウント値をメモリM127から読込んだ後、ステップP383で補正した第2負荷モータ17bの回転速度を、減速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM143の第2負荷モータ用のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置に記憶する。
次に、ステップP384で第3負荷モータ17cの回転速度をメモリM121から読込んだ後、ステップP385で第3負荷モータ17cの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した第3負荷モータの回転速度を演算してメモリM135に記憶する。次いで、ステップP386でティーチング時の設定回転速度をメモリM101から読込む。
次に、ステップP387で増減速時用カウンタ119のカウント値をメモリM127から読込んだ後、ステップP388で補正した第3負荷モータ17cの回転速度を、減速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM143の第3負荷モータ用のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置に記憶する。
次に、ステップP389で第4負荷モータ17dの回転速度をメモリM124から読込んだ後、ステップP390で第4負荷モータ17dの回転速度より負荷モータの回転速度の補正値を減算し、補正した第4負荷モータの回転速度を演算してメモリM136に記憶する。次いで、ステップP391でティーチング時の設定回転速度をメモリM101から読込む。
次に、ステップP392で増減速時用カウンタ119のカウント値をメモリM127から読込んだ後、ステップP393で補正した第4負荷モータ17dの回転速度を、減速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM143の第4負荷モータ用のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置に記憶してステップP305に戻る。
次に、前述したステップP5から移行したステップP394で印刷機駆動スイッチ108がONされたか否かを判断し、可であればステップP395で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に原点合わせ開始指令を送信する一方、否であればステップP396に移行する。
次に、前記ステップP396で同期運転スイッチ107がOFFされたか否かを判断し、可であればステップP397で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に同期運転停止指令を送信して後述するステップP629に移行する一方、否であればステップP394に戻る。
次に、ステップP398で回転速度設定器114より設定回転速度を読込み、同期運転時の設定回転速度記憶用メモリM146に記憶した後、ステップP399で緩動回転速度をメモリM102から読込む。次いで、ステップP400で現在の設定回転速度記憶用メモリM100及び前回の設定回転速度記憶用メモリM103に緩動回転速度を書き込む。
次に、ステップP401で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)105のカウントを開始した後、ステップP402で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔をメモリM104から読込む。
次に、ステップP403で内部クロック・カウンタ105のカウント値を読込んだ後、ステップP404で内部クロック・カウンタのカウント値≧各インキ・ユニットの駆動制御装置に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP404で可であればステップP405で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP406で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117のカウント値より印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP407で各インキ・ユニットの回転位相の補正値をメモリM107から読込んだ後、ステップP408で印刷機の現在の回転位相に各インキ・ユニットの回転位相の補正値を加算し、各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP409で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM100から読込んだ後、ステップP410で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に現在の設定回転速度(緩動)及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP411で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度(緩動)を上書きした後、ステップP412で原動モータ・ドライバ116に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP413で現在の設定回転速度(緩動)を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶してステップP401に戻る。
一方、前記ステップP404で否であればステップP414でインキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’より原点合わせ完了信号が送信されたか否かを判断し、可であればステップP415で原点合わせ完了信号を送信したインキ・ユニットの番号を受信し、原点合わせを完了したインキ・ユニットの番号記憶用メモリM110に記憶する一方、否であればステップP402に戻る。
次に、ステップP416で原点合わせを完了したインキ・ユニットの番号記憶用メモリM110の内容を読込んだ後、ステップP417ですべてのインキ・ユニットの原点合わせが完了したか否かを判断する。
次に、前記ステップP417で可であればステップP418で各インキ・ユニットの駆動制御装置に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔をメモリM104から読込む一方、否であればステップP402に戻る。
次に、ステップP419で内部クロック・カウンタ105のカウント値を読込んだ後、ステップP420で内部クロック・カウンタのカウント値≧各インキ・ユニットの駆動制御装置に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP420で可であればステップP421で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶する一方、否であればステップP418に戻る。
次に、ステップP422で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117のカウント値より印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶した後、ステップP423で各インキ・ユニットの回転位相の補正値をメモリM107から読込む。
次に、ステップP424で印刷機の現在の回転位相に各インキ・ユニットの回転位相の補正値を加算し、各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶した後、ステップP425で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM100から読込む。
次に、ステップP426で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に現在の設定回転速度(緩動)及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信した後、ステップP427で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度(緩動)を上書きする。
次に、ステップP428で原動モータ・ドライバ116に指令回転速度を出力した後、ステップP429で現在の設定回転速度(緩動)を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶する。
次に、ステップP430で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)105のカウントを開始した後、ステップP431で各インキ・ユニットの駆動制御装置に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔をメモリM104から読込む。
次に、ステップP432で内部クロック・カウンタ105のカウント値を読込んだ後、ステップP433で内部クロック・カウンタのカウント値≧各インキ・ユニットの駆動制御装置に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP433で可であればステップP434で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP435で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117のカウント値より、印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP436で各インキ・ユニットの回転位相の補正値をメモリM107から読込んだ後、ステップP437で印刷機の現在の回転位相に各インキ・ユニットの回転位相の補正値を加算し、各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP438で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM100から読込んだ後、ステップP439で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に現在の設定回転速度(緩動)及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP440で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度(緩動)を上書きした後、ステップP441で原動モータ・ドライバ116に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP442で現在の設定回転速度(緩動)を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶してステップP430に戻る。
一方、前記ステップP433で否であればステップP443で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP444で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117のカウント値より、印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP445で印刷機の増速開始用回転位相をメモリM111から読込んだ後、ステップP446で印刷機の現在の回転位相=印刷機の増速開始用回転位相か否かを判断し、ここで可であればステップP447で印刷機制御装置28’に印刷開始指令を送信する一方、否であればステップP431に戻る。
次に、ステップP448で印刷機の増速開始用回転位相をメモリM111から読込んだ後、ステップP449で各インキ・ユニットの回転位相の補正値をメモリM107から読込む。次いで、ステップP450で印刷機の増速開始用回転位相に各インキ・ユニットの回転位相の補正値を加算し、各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP451で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM100から読込んだ後、ステップP452で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に、現在の設定回転速度(緩動)及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP453で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度(緩動)を上書きした後、ステップP454で原動モータ・ドライバ116に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP455で現在の設定回転速度(緩動)を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶する。
次に、ステップP456で増減速時用カウンタ119にリセット及びイネーブル信号を出力した後、ステップP457で増減速時用カウンタ119へのリセット信号出力を停止する。
次に、ステップP458で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)105のカウントを開始した後、ステップP459で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔をメモリM104から読込む。
次に、ステップP460で内部クロック・カウンタ105のカウント値を読込んだ後、ステップP461で内部クロック・カウンタのカウント値≧各インキ・ユニットの駆動制御装置に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP461で可であればステップP462で前回の設定回転速度をメモリM103から読込む一方、否であればステップP459に戻る。次いで、ステップP463で増速時の回転速度修正値をメモリM112から読込む。
次に、ステップP464で前回の設定回転速度に増速時の回転速度修正値を加算し、修正した現在の設定回転速度を演算してメモリM113に記憶した後、ステップP465で回転速度設定器114より設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM100に記憶する。
次に、ステップP466で修正した現在の設定回転速度<現在の設定回転速度か否かを判断し、可であればステップP467で同期運転時の設定回転速度をメモリM146から読込んだ後、ステップP468で増減速時用カウンタ119よりカウント値を読込み、メモリM127に記憶する。
次に、ステップP469で増速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM137の第1負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置より、第1負荷モータ17aの回転速度を読込んだ後、ステップP470で第1負荷モータ・ドライバ124aに第1負荷モータ17aの回転速度を出力する。尚、増速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM137の第1負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置は、ティーチング時の設定回転速度が同期運転時の設定回転速度と同じで、かつ、増減速時用カウンタのカウント値が同じであるステップP143で補正した第1負荷モータの回転速度を記憶した増速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM137の第1負荷モータ用のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置に対応する。
次に、ステップP471で増速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM137の第2負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置より、第2負荷モータ17bの回転速度を読込んだ後、ステップP472で第2負荷モータ・ドライバ124bに第2負荷モータ17bの回転速度を出力する。
次に、ステップP473で増速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM137の第3負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置より、第3負荷モータ17cの回転速度を読込んだ後、ステップP474で第3負荷モータ・ドライバ124cに第3負荷モータ17cの回転速度を出力する。
次に、ステップP475で増速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM137の第4負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置より、第4負荷モータ17dの回転速度を読込んだ後、ステップP476で第4負荷モータ・ドライバ124dに第4負荷モータ17dの回転速度を出力する。
次に、ステップP477で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP478で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117のカウント値より、印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP479で各インキ・ユニットの回転位相の補正値をメモリM107から読込んだ後、ステップP480で印刷機の現在の回転位相に各インキ・ユニットの回転位相の補正値を加算し、各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP481で現在の設定回転速度記憶用メモリM100に修正した現在の設定回転速度を記憶した後、ステップP482で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP483で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP484で原動モータ・ドライバ116に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP485で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶してステップP458に戻る。
次に、前述したステップP466で否であればステップP486で同期運転時の設定回転速度をメモリM146から読込んだ後、ステップP487で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶する。次いで、ステップP488で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117のカウント値より印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP489で定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM139の第1負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置より、第1負荷モータ17aの回転速度を読込んだ後、ステップP490で第1負荷モータ・ドライバ124aに第1負荷モータ17aの回転速度を出力する。尚、定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM139の第1負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置は、ティーチング時の設定回転速度が同期運転時の設定回転速度と同じで、かつ、印刷機の現在の回転位相が同じであるステップP260で補正した第1負荷モータの回転速度を記憶した定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM139の第1負荷モータ用のティーチング時の設定回転速度用の現在の回転位相用のアドレス位置に対応する。
次に、ステップP491で定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM139の第2負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置より、第2負荷モータ17bの回転速度を読込んだ後、ステップP492で第2負荷モータ・ドライバ124bに第2負荷モータ17bの回転速度を出力する。
次に、ステップP493で定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM139の第3負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置より、第3負荷モータ17cの回転速度を読込んだ後、ステップP494で第3負荷モータ・ドライバ124cに第3負荷モータ17cの回転速度を出力する。
次に、ステップP495で定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM139の第4負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置より、第4負荷モータ17dの回転速度を読込んだ後、ステップP496で第4負荷モータ・ドライバ124dに第4負荷モータ17dの回転速度を出力する。
次に、ステップP497で印刷機の現在の回転位相をメモリM106から読込んだ後、ステップP498で各インキ・ユニットの回転位相の補正値をメモリM107から読込む。次いで、ステップP499で印刷機の現在の回転位相に各インキ・ユニットの回転位相の補正値を加算し、各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP500で回転速度設定器114より設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM100に記憶した後、ステップP501で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP502で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP503で原動モータ・ドライバ116に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP504で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶する。
次に、ステップP505で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)105のカウントを開始した後、ステップP506で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔をメモリM104から読込む。
次に、ステップP507で内部クロック・カウンタ105のカウント値を読込んだ後、ステップP508で内部クロック・カウンタのカウント値≧各インキ・ユニットの駆動制御装置に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP508で可であればステップP509で同期運転時の設定回転速度をメモリM146から読込んだ後、ステップP510で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶する。次いで、ステップP511で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117のカウント値より、印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP512で定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM139の第1負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置より、第1負荷モータ17aの回転速度を読込んだ後、ステップP513で第1負荷モータ・ドライバ124aに第1負荷モータ17aの回転速度を出力する。
次に、ステップP514で定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM139の第2負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置より、第2負荷モータ17bの回転速度を読込んだ後、ステップP515で第2負荷モータ・ドライバ124bに第2負荷モータ17bの回転速度を出力する。
次に、ステップP516で定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM139の第3負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置より、第3負荷モータ17cの回転速度を読込んだ後、ステップP517で第3負荷モータ・ドライバ124cに第3負荷モータ17cの回転速度を出力する。
次に、ステップP518で定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM139の第4負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置より、第4負荷モータ17dの回転速度を読込んだ後、ステップP519で第4負荷モータ・ドライバ124dに第4負荷モータ17dの回転速度を出力する。
次に、ステップP520で印刷機の現在の回転位相をメモリM106から読み込んだ後、ステップP521で各インキ・ユニットの回転位相の補正値をメモリM107から読込む。次いで、ステップP522で印刷機の現在の回転位相に各インキ・ユニットの回転位相の補正値を加算し、各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP523で回転速度設定器114より設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM100に記憶した後、ステップP524で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP525で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP526で原動モータ・ドライバ116に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP527で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶してステップP505に戻る。
一方、前述したステップP508で否であればステップP528で印刷機駆動停止スイッチ109がONされたか否かを判断する。ここで可であれば後述するステップP529に移行する一方、否であればステップP506に戻る。
次に、前記ステップP529で同期運転時の設定回転速度をメモリM146から読込んだ後、ステップP530で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶する。次いで、ステップP531で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117のカウント値より印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP532で定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM139の第1負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置より、第1負荷モータ17aの回転速度を読込んだ後、ステップP533で第1負荷モータ・ドライバ124aに第1負荷モータ17aの回転速度を出力する。
次に、ステップP534で定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM139の第2負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置より、第2負荷モータ17bの回転速度を読込んだ後、ステップP535で第2負荷モータ・ドライバ124bに第2負荷モータ17bの回転速度を出力する。
次に、ステップP536で定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM139の第3負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置より、第3負荷モータ17cの回転速度を読込んだ後、ステップP537で第3負荷モータ・ドライバ124cに第3負荷モータ17cの回転速度を出力する。
次に、ステップP538で定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM139の第4負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置より、第4負荷モータ17dの回転速度を読込んだ後、ステップP539で第4負荷モータ・ドライバ124dに第4負荷モータ17dの回転速度を出力する。
次に、ステップP540で印刷機の現在の回転位相をメモリM106から読込んだ後、ステップP541で各インキ・ユニットの回転位相の補正値をメモリM107から読込む。次いで、ステップP542で印刷機の現在の回転位相に各インキ・ユニットの回転位相の補正値を加算し、各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP543で回転速度設定器114より設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM100に記憶した後、ステップP544で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP545で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP546で原動モータ・ドライバ116に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP547で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶する。
次に、ステップP548で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)105のカウントを開始した後、ステップP549で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔をメモリM104から読込む。
次に、ステップP550で内部クロック・カウンタ105のカウント値を読込んだ後、ステップP551で内部クロック・カウンタのカウント値≧各インキ・ユニットの駆動制御装置に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP551で可であればステップP552で同期運転時の設定回転速度をメモリM146から読込んだ後、ステップP553で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶する。次いで、ステップP554で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117のカウント値より、印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP555で定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM139の第1負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置より、第1負荷モータ17aの回転速度を読込んだ後、ステップP556で第1負荷モータ・ドライバ124aに第1負荷モータ17aの回転速度を出力する。
次に、ステップP557で定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM139の第2負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置より、第2負荷モータ17bの回転速度を読込んだ後、ステップP558で第2負荷モータ・ドライバ124bに第2負荷モータ17bの回転速度を出力する。
次に、ステップP559で定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM139の第3負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置より、第3負荷モータ17cの回転速度を読込んだ後、ステップP560で第3負荷モータ・ドライバ124cに第3負荷モータ17cの回転速度を出力する。
次に、ステップP561で定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM139の第4負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置より、第4負荷モータ17dの回転速度を読込んだ後、ステップP562で第4負荷モータ・ドライバ124dに第4負荷モータ17dの回転速度を出力する。
次に、ステップP563で印刷機の現在の回転位相をメモリM106から読み込んだ後、ステップP564で各インキ・ユニットの回転位相の補正値をメモリM107から読込む。次いで、ステップP565で印刷機の現在の回転位相に各インキ・ユニットの回転位相の補正値を加算し、各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP566で回転速度設定器114より設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM100に記憶した後、ステップP567で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP568で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP569で原動モータ・ドライバ116に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP570で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶してステップP548に戻る。
一方、前述したステップP551で否であればステップP571で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶する。次いで、ステップP572で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117のカウント値より、印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP573で印刷機の減速開始用回転位相をメモリM141から読込んだ後、ステップP574で印刷機の現在の回転位相=印刷機の減速開始用回転位相か否かを判断し、可であれば後述するステップP575に移行する一方、否であればステップP548に戻る。
次に、前記ステップP575で印刷機制御装置28’に印刷停止指令を送信した後、ステップP576で同期運転時の設定回転速度をメモリM146から読込む。次いで、ステップP577で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117よりカウント値を読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP578で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117のカウント値より印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP579で定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM139の第1負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置より、第1負荷モータ17aの回転速度を読込んだ後、ステップP580で第1負荷モータ・ドライバ124aに第1負荷モータ17aの回転速度を出力する。
次に、ステップP581で定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM139の第2負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置より、第2負荷モータ17bの回転速度を読込んだ後、ステップP582で第2負荷モータ・ドライバ124bに第2負荷モータ17bの回転速度を出力する。
次に、ステップP583で定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM139の第3負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置より、第3負荷モータ17cの回転速度を読込んだ後、ステップP584で第3負荷モータ・ドライバ124cに第3負荷モータ17cの回転速度を出力する。
次に、ステップP585で定速運転時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM139の第4負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の印刷機の現在の回転位相用のアドレス位置より、第4負荷モータ17dの回転速度を読込んだ後、ステップP586で第4負荷モータ・ドライバ124dに第4負荷モータ17dの回転速度を出力する。
次に、ステップP587で印刷機の減速開始用回転位相をメモリM141から読込んだ後、ステップP588で各インキ・ユニットの回転位相の補正値をメモリM107から読込む。次いで、ステップP589で印刷機の減速開始用回転位相に各インキ・ユニットの回転位相の補正値を加算し、各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP590で回転速度設定器114より設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM100に記憶した後、ステップP591で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP592で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP593で原動モータ・ドライバ116に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP594で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶する。
次に、ステップP595で増減速時用カウンタ119にリセット及びイネーブル信号を出力した後、ステップP596で増減速時用カウンタ119へのリセット信号出力を停止する。
次に、ステップP597で内部クロック・カウンタ(経過時間のカウント用)105のカウントを開始した後、ステップP598で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔をメモリM104から読込む。
次に、ステップP599で内部クロック・カウンタ105のカウント値を読込んだ後、ステップP600で内部クロック・カウンタのカウント値≧各インキ・ユニットの駆動制御装置に現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する時間間隔か否かを判断する。
次に、前記ステップP600で可であればステップP601で同期運転時の設定回転速度をメモリM146から読込んだ後、ステップP602で増減速時用カウンタ119よりカウント値を読込み、メモリM127に記憶する。
次に、ステップP603で減速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM143の第1負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置より、第1負荷モータ17aの回転速度を読込んだ後、ステップP604で第1負荷モータ・ドライバ124aに第1負荷モータ17aの回転速度を出力する。尚、減速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM143の第1負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置は、ティーチング時の設定回転速度が同期運転時の設定回転速度と同じで、かつ、増減速時用カウンタのカウント値が同じであるステップP378で補正した第1負荷モータの回転速度を記憶した減速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM143の第1負荷モータ用のティーチング時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置に対応する。
次に、ステップP605で減速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM143の第2負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置より、第2負荷モータ17bの回転速度を読込んだ後、ステップP606で第2負荷モータ・ドライバ124bに第2負荷モータ17bの回転速度を出力する。
次に、ステップP607で減速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM143の第3負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置より、第3負荷モータ17cの回転速度を読込んだ後、ステップP608で第3負荷モータ・ドライバ124cに第3負荷モータ17cの回転速度を出力する。
次に、ステップP609で減速時の負荷モータの回転速度記憶用メモリM143の第4負荷モータ用の同期運転時の設定回転速度用の増減速時用カウンタのカウント値用のアドレス位置より、第4負荷モータ17dの回転速度を読込んだ後、ステップP610で第4負荷モータ・ドライバ124dに第4負荷モータ17dの回転速度を出力する。
次に、ステップP611で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117よりカウント値読込み、メモリM105に記憶した後、ステップP612で印刷機の現在の回転位相検出用カウンタ117のカウント値より、印刷機の現在の回転位相を演算してメモリM106に記憶する。
次に、ステップP613で各インキ・ユニットの回転位相の補正値をメモリM107から読込んだ後、ステップP614で印刷機の現在の回転位相に各インキ・ユニットの回転位相の補正値を加算し、各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を演算してメモリM108に記憶する。
次に、ステップP615で前回の設定回転速度をメモリM103から読込んだ後、ステップP616で減速時の回転速度修正値をメモリM142から読込む。次に、ステップP617で前回の設定回転速度より減速時の回転速度修正値を減算し、修正した現在の設定回転速度を演算してメモリM113に記憶する。
次に、ステップP618で修正した現在の設定回転速度<0か否かを判断し、可であればステップP619でメモリM113の修正した現在の設定回転速度をゼロに書き換えた後、ステップP620で現在の設定回転速度記憶用メモリM100に修正した現在の設定回転速度を記憶する一方、否であれば直に前記ステップP620に移行する。
次に、ステップP621で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に、現在の設定回転速度及び各インキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を送信する。
次に、ステップP622で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP623で原動モータ・ドライバ116に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP624で現在の設定回転速度を前回の設定回転速度記憶用メモリM103に記憶してステップP597に戻る。
一方、前述したステップP600で否であればステップP625で印刷機の原動モータ及び各インキ・ユニットの駆動モータのロータリー・エンコーダ118,128a〜128dに接続されたF/V変換器121,127a〜127dの出力を読込んでメモリM144に記憶した後、ステップP626で印刷機の原動モータ及び各インキ・ユニットの駆動モータ用ロータリー・エンコーダ118,128a〜128dに接続されたF/V変換器121,127a〜127dの出力より現在の印刷機及び各インキ・ユニットの回転速度を演算してメモリM145に記憶する。
次に、ステップP627で現在の印刷機及びすべてのインキ・ユニットの回転速度=ゼロか否かを判断し、可であればステップP628で各インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’に同期運転駆動停止指令を送信してステップP394に戻る一方、否であればステップP598に戻る。
次に、前述したステップP6及びP7とステップP397から移行したステップP629で印刷機単独駆動用回転速度設定器129に設定回転速度が入力されたか否かを判断し、可であればステップP630で印刷機単独駆動用回転速度設定器129より設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM100に記憶してステップP631に移行する一方、否であれば直にステップP631に移行する。
次に、前記ステップP631で印刷機の単独駆動スイッチ110がONされたか否かを判断し、可であればステップP632で現在の設定回転速度をメモリM100から読込む一方、否であればステップP1に戻る。
次に、ステップP633で指令回転速度記憶用メモリM109に現在の設定回転速度を書き込んだ後、ステップP634で原動モータ・ドライバ116に指令回転速度を出力する。
次に、ステップP635で印刷機駆動停止スイッチ109がONされると、ステップP636で原動モータ・ドライバ116に停止指令を出力してステップP1に戻る。以後、これを繰り返す。
以上の動作フローによって、印刷機の原動モータ10におけるティーチング処理と同期運転処理がなされると共に同期運転時には第1〜第4負荷モータ17a〜17dにより制動力制御が実施される。
第1〜第4インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’は、図46A及び図46B,図47A及び図47B,図48に示す動作フローにしたがって動作する。
即ち、ステップP1で印刷機の駆動制御装置80’よりティーチング指令が送信されたか否かを判断し、可であればステップP2で印刷機の駆動制御装置80’より原点合わせ開始指令が送信されたか否かを判断する一方、否であればステップP3で印刷機の駆動制御装置80’より同期運転開始指令が送信されたか否かを判断する。ここで可であればステップP2に戻る一方、否であれば後述するステップP42に移行する。
次に、前記ステップP2で可であればステップP4に移行する一方、否であればステップP5で印刷機の駆動制御装置80’より同期運転停止指令が送信されたか否かを判断する。ここで可であれば後述するステップP42に移行する一方、否であればステップP2に戻る。
次に、前記ステップP4で印刷機の駆動制御装置80’より現在の設定回転速度(緩動)及び修正したインキ・ユニットの仮想の現在の回転位相が送信されると、ステップP6で印刷機の駆動制御装置80’より現在の設定回転速度(緩動)及びインキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM147及びインキ・ユニットの仮想の現在の回転位相記憶用メモリM148に記憶する。
次に、ステップP7でインキ・ユニットの現在の回転位相検出用カウンタ137よりカウント値を読込み、メモリM149に記憶した後、ステップP8でインキ・ユニットの現在の回転位相検出用カウンタ137のカウント値よりインキ・ユニットの現在の回転位相を演算してメモリM150に記憶する。次いで、ステップP9でインキ・ユニットの仮想の現在の回転位相よりインキ・ユニットの現在の回転位相を減算し、インキ・ユニットの現在の回転位相の差を演算してメモリM151に記憶する。
次に、ステップP10でインキ・ユニットの現在の回転位相の差よりインキ・ユニットの現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM152に記憶した後、ステップP11でインキ・ユニットの現在の回転位相の差の許容値をメモリM153から読込む。
次に、ステップP12でインキ・ユニットの現在の回転位相の差の絶対値≦インキ・ユニットの現在の回転位相の差の許容値か否かを判断し、可であればステップP13で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM147から読込む一方、否であれば後述するステップP17に移行する。
次に、ステップP14で指令回転速度記憶用メモリM154に現在の設定回転速度(緩動)を上書きした後、ステップP15でインキ・ユニットの駆動モータ・ドライバ136に指令回転速度を出力する。次いで、ステップP16で印刷機の駆動制御装置80’に原点合わせ完了信号を送信して後述するステップP23に移行する。
次に、前述したステップP17でインキ・ユニットの現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM155から読込んだ後、ステップP18でインキ・ユニットの現在の回転位相の差をメモリM151から読込む。
次に、ステップP19でインキ・ユニットの現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、インキ・ユニットの現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM156に記憶した後、ステップP20で現在の設定回転速度(緩動)をメモリM147から読込む。
次に、ステップP21で現在の設定回転速度(緩動)に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM154に記憶した後、ステップP22でインキ・ユニットの駆動モータ・ドライバ136に指令回転速度を出力してステップP4に戻る。
次に、前述したステップP16から移行したステップP23で印刷機の駆動制御装置80’より現在の設定回転速度及び修正したインキ・ユニットの仮想の現在の回転位相が送信されたか否かを判断し、可であればステップP24に移行する一方、否であればステップP25で印刷機の駆動制御装置80’よりティーチング終了信号が送信されたか否かを判断する。
次に、前記ステップP25で可であればステップP1に戻る一方、否であればステップP26で印刷機の駆動制御装置80’より同期運転駆動停止指令が送信されたか否かを判断する。ここで可であればステップP2に戻る一方、否であればステップP23に戻る。
次に、前述したステップP24で印刷機の駆動制御装置80’より現在の設定回転速度及びインキ・ユニットの仮想の現在の回転位相を受信し、現在の設定回転速度記憶用メモリM147及びインキ・ユニットの仮想の現在の回転位相記憶用メモリM148に記憶した後、ステップP27でインキ・ユニットの現在の回転位相検出用カウンタ73よりカウント値を読込み、メモリM149に記憶する。
次に、ステップP28でインキ・ユニットの現在の回転位相検出用カウンタ73のカウント値よりインキ・ユニットの現在の回転位相を演算してメモリM150に記憶した後、ステップP29でインキ・ユニットの仮想の現在の回転位相よりインキ・ユニットの現在の回転位相を減算し、インキ・ユニットの現在の回転位相の差を演算してメモリM151に記憶する。
次に、ステップP30でインキ・ユニットの現在の回転位相の差よりインキ・ユニットの現在の回転位相の差の絶対値を演算してメモリM152に記憶した後、ステップP31でインキ・ユニットの現在の回転位相の差の許容値をメモリM153から読込む。
次に、ステップP32でインキ・ユニットの現在の回転位相の差の絶対値≦インキ・ユニットの現在の回転位相の差の許容値か否かを判断し、可であればステップP33で現在の設定回転速度をメモリM13から読込む一方、否であれば後述するステップP36に移行する。
次に、ステップP34で指令回転速度記憶用メモリM154に現在の設定回転速度を上書きした後、ステップP35でインキ・ユニットの駆動モータ・ドライバ136に指令回転速度を出力してステップP23に戻る。次いで、前述したステップP36でインキ・ユニットの現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルをメモリM155から読込む。
次に、ステップP37でインキ・ユニットの現在の回転位相の差をメモリM151から読込んだ後、ステップP38でインキ・ユニットの現在の回転位相の差−設定回転速度の補正値変換テーブルを用いて、インキ・ユニットの現在の回転位相の差より設定回転速度の補正値を求め、メモリM156に記憶する。
次に、ステップP39で現在の設定回転速度をメモリM147から読込んだ後、ステップP40で現在の設定回転速度に設定回転速度の補正値を加算し、指令回転速度を演算してメモリM154に記憶する。次いで、ステップP41でインキ・ユニットの駆動モータ・ドライバ136に指令回転速度を出力してステップP23に戻る。
次に、前述したステップP3又はステップP5から移行したステップP42でインキ・ユニット単独駆動用回転速度設定器138に設定回転速度が入力されたか否かを判断し、可であればステップP43でインキ・ユニット単独駆動用回転速度設定器138より設定回転速度を読込み、現在の設定回転速度記憶用メモリM147に記憶してステップP44に移行する一方、否であれば直にステップP44に移行する。
次に、前記ステップP44でインキ・ユニットの単独駆動スイッチ130がONされたか否かを判断し、可であればステップP45で現在の設定回転速度をメモリM147から読込む一方、否であればステップP1に戻る。
次に、ステップP46で指令回転速度記憶用メモリM154に現在の設定回転速度を書き込んだ後、ステップP47でインキ・ユニットの駆動モータ・ドライバ136に指令回転速度を出力する。
次に、ステップP48でインキ・ユニットの駆動停止スイッチ131がONされると、ステップP49でインキ・ユニットの駆動モータ・ドライバ136に停止指令を出力してステップP1に戻る。以後、これを繰り返す。
以上の動作フローによって、印刷機の駆動制御装置80’からの指令により、第1〜第4インキ・ユニットの駆動制御装置90a’〜90d’を介して、インキ・ユニットの駆動モータ15(15a〜15d)におけるティーチング処理と同期運転処理がなされる。
このように本実施例では、印刷機本体側は原動モータ10で、各インキ・ユニットは駆動モータ15(15a〜15d)で駆動し、それぞれの駆動力を分担するようにしたので、原動モータ10及び駆動モータ15(15a〜15d)の小型・小容量化が図られ、コストダウンと高速運転化が図れると共に、版胴3の回転ムラをなくすべく制動手段としての負荷モータ17a〜17dを配設したので、ダブリ等の印刷障害の発生を防止することができる。
また、前記制動手段を負荷モータ(トルクモータ)17a(〜17d)とすることにより、ブレーキ等を用いた場合のように、部品を交換する必要をなくしメンテナンス・フリーにできる。また、負荷モータ(トルクモータ)17a(〜17d)で発生した電力を原動モータ10の駆動電力として回収し、省エネルギーを達成することもできる。
尚、本発明は上記各実施例に限定されず、オフセット印刷機において、負荷モータ17a(〜17d)の設置スペースに制約がある場合は、図51に示すように、版胴ギア7に噛み合う中間ギア(第3の被駆動手段)19を介して負荷モータ17a(〜17d)を側方へオフセットして設置しても良い。
また、本発明は、オフセット印刷機に限らず、図52に示すような凹版印刷機にも適用することができる。即ち、凹版印刷機における印刷機本体側の凹版胴20と凹圧胴(第1の回転体)21と渡胴(第2の回転体)22とは、原動ピニオン23と凹版胴ギア24と凹圧胴ギア(第1の被駆動手段)25と渡胴ギア(第2の被駆動手段)26とからなるギアトレインを介して図示しない印刷機の原動モータ(電動モータ;第1の駆動手段)で駆動される。
一方、凹版印刷機における第1〜第4インキ・ユニット(インキ装置)は、実施例1のオフセット印刷機と同様に構成され、図示しない振りローラギアを含む複数のローラギアからなるギアトレインを介してインキ・ユニットの駆動モータ(単独駆動用モータ;第2の駆動手段)で駆動される。
そして、前記印刷機本体側の渡胴22における渡胴ギア26の軸にカップリング16を介して負荷モータ(トルクモータ;制動手段)17a(〜17d)が連結されるように構成されるのである。