JP5494948B2 - 電子レンジ用包装体 - Google Patents

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Description

本発明は、蒸気抜き部が形成されて電子レンジでの加熱が可能となるパウチ等の包装袋が箱体に収められた構造となる電子レンジ用包装体に関する。
従来、蒸気抜き部が設けられて電子レンジでの加熱が可能となる食品用のパウチ(包装袋)が化粧箱(箱体)に納められた構造となる電子レンジ用包装体が提案されている(特許文献1参照)。この電子レンジ用包装体の化粧箱には加熱時のパウチの膨張によって開放可能な開封部が形成され、蒸気抜き部が前記開封部に対向するようにパウチが前記化粧箱に納められている。
このような電子レンジ用包装体によれば、パウチの納められた化粧箱を開封部の形成された面を上方に向けた状態で電子レンジにセットし、該電子レンジによる加熱動作によってパウチが膨張すると、そのパウチの膨張によって化粧箱の開封部が自動的に開放されるようになるので、化粧箱からわざわざパウチを取り出すことなく、電子レンジにて加熱することができる。
特開2009−51562号公報
このような従来の電子レンジ用包装体では、電子レンジ内で加熱される包装袋の膨張力によって箱体の開封部が確実に開放されることが重要である。本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、包装袋の膨張によってより確実に箱体を開封することのできる電子レンジ用包装体を提供するものである。
本発明に係る電子レンジ用包装体は、相互に対向する前面及び裏面と当該前面及び裏面の縁に連なる側面とを有し、前記前面に開放可能な開封部が設けられた箱体と、蒸気抜き部が形成され、該蒸気抜き部が前記開封部に対向するように前記箱体に収められた包装袋とを有し、電子レンジによる加熱時における前記包装袋の内圧上昇に伴う膨張によって前記箱体に形成された開封部が開放される電子レンジ用包装体であって、前記箱体の側面の前記開封部を挟んで対向する2つの部分の少なくとも一方に線状に切り込まれた切込み部が形成され、前記切込み部は、前記前面及び裏面それぞれの縁に平行に延びるように形成された構成となる。
このような構成により、電子レンジ用包装体を電子レンジによって加熱すると、包装袋が膨張して箱体の前面に設けられた開封部を押し上げることにより、該開封部が徐々に盛り上がり、それにつれて箱体の前面の開封部以外の部分や側面が変形していく。側面の前記開封部を挟んで対向する2つの部分の少なくとも一方は、切込み部の影響を受けて変形し易くなっており、それによって、側面を介して裏面にかかる力が緩和されて当該裏面の過度の変形が防止されるとともに、前面側の開封部近傍が比較的大きく変形して、開封部がよりスムーズに開放し得るようになる。
そして、前面に形成された開封部が盛り上がる際に、側面の前記開封部を挟んで対向する2つの部分が同じように切込み部が広がる影響をうけて変形するようになる。前記切込み部は、前記側面の前記前面側の縁と前記裏面側の縁との間の略中央に形成することができる。
更に、本発明に係る電子レンジ用包装体において、前記箱体は、前記前面及び前記裏面が矩形形状であるとともに、相互に対向する第1側面及び第2側面、及び相互に対向する第3側面及び第4側面の4つの側面を有する扁平直方体形状であり、前記開封部は、非開封部との境界から前記第1側面の側に開放する構造であり、前記切込み部は、前記第3側面及び第4側面の前記開封部を挟んで対向する部分のそれぞれに形成された構成とすることができる。
このような構成により、第3側面及び第4側面の前記開封部を挟んで対向する2つの部分が同じように切込み部の影響を受けて変形し易くなっており、前面に形成された開封部が盛り上がる際に、開封部がそれを挟む両部分の同じような変形の影響を比較的大きく受けることにより、前面側の開封部近傍が比較的大きく変形して、開封部がよりスムーズに開放し得るともに、前記開封部の偏った開放を防止し得るようになる。
また、本発明に係る電子レンジ用包装体において、前記開封部の非開封部との境界は、前記前面から前記第3側面及び第4側面それぞれに続き、当該第3側面及び第4側面のそれぞれと前記第1側面及び前記裏面とが交わる角部に至るように延び、前記切込み部は、前記第3側面及び前記第4側面それぞれの、前記境界線近傍であって、当該境界線の前記第1側面と逆側の部分に形成された構成とすることができる。
このような構成により、開封部が非開封部との境界線から第1側面に向けて開放される際に、境界線の表面から第3側面に続いて形成される部分及び表面から第4側面に続いて形成される部分からも開放されていくので、箱体がより大きく開放され、加熱によって膨張した包装袋が容易に露出できるようになる。また、前記境界線の表面から第3側面に続いて形成される部分及び表面から第4側面に続いて形成される部分からの開放に対しても、切込み部が同じように影響し得るようになる。
更に、本発明に係る電子レンジ用包装体において、前記切込み部は、直線状に連なる複数の切込み線にて形成される構成とすることができる。
このような構成により、前面に形成された開封部が盛り上がる際に、側面の前記開封部を挟んで対向する2つの部分が、直線状に連なる複数の切込み線による同じような影響を受けて変形するようになる。
本発明に係る電子レンジ用包装体によれば、側面の前記開封部を挟んで対向する2つの部分の少なくとも一方が切込み部の影響を受けて変形し易くなっており、包装袋の膨張によって前面に形成された開封部が盛り上がる際に、側面を介して裏面にかかる力が緩和されて当該裏面の過度の変形が防止されるとともに、前面側の開封部近傍が比較的大きく変形して、開封部がよりスムーズに開放し得るようになるので、包装袋の膨張によってより確実に箱体を開封することのできるようになる。
本発明の第1の実施の形態に係る電子レンジ用包装体の外観を示す斜視図である。 図1に示す電子レンジ用包装体に用いられる箱体の展開図である。 箱体に形成された開封部の詳細な構成を示す部分拡大展開図である。 箱体内に納められたパウチ(包装袋)の膨張しつつある状態を示す断面図である。 箱体内に納められたパウチの膨張した状態を示す斜視図である。 電子レンジにて加熱した際に、箱体前面の開封部が開放されてパウチが露出した状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
本発明の実施の一形態に係る電子レンジ用包装体は、図1及び図2に示すように構成される。なお、図1は電子レンジ用包装体の外観を示す斜視図であり、図2は、電子レンジ用包装体に用いられる箱体の展開図である。
図1において、この電子レンジ用包装体に用いられる箱体(化粧箱)10は、紙製(例えば、コートボール紙310g/m2等)であって、相互に対向する矩形形状の前面11及び裏面12と、前面11及び裏面12の各縁に連なる上側面13a、横側面13b、下側面13c及び横側面13dの4つの側面とから形成されている。そして、図1には表れていないが、箱体10には、プラスチック製シートにて形成され、食品等の内容物が充填された所謂平袋タイプの電子レンジ用のパウチ20(包装袋)が収められている(後述する図4A、図5参照)。
箱体10は、図2に示す展開紙から組み立てられる。この展開紙は、矩形形状(長方形状)の前面11及び裏面12、短冊形状の上側面13a、一方の横側面13b、下側面13c、他方の横側面13d、及び糊代(糊付け面)14aa、14ab、14ac、14b、14ca、14cb、14ccからなっている。この展開紙を折り曲げ接着することで、図1に示すように、相互に対向する前面11、裏面12と、相互に対向する上側面13a(第1側面)、下側面13c(第2側面)及び相互に対向する2つの横側面13b(第3側面)、13d(第4側面)の4つの側面とによって扁平直方体形状となる箱体10が形成される。具体的には、糊代14ab、14acを上側面13aの裏側に接着し、糊代14cb、14ccを下側面13cの裏側に接着することにより、前面11の縁に連なる上側面13a、下側面13c及び2つの横側面13b、13dが接合される。また、糊代14aa、14caを上側面13a、下側面13cの裏側に接着することにより、裏面12が上側面13a及び下側面13cに接合され、更に、横側面13bの長辺縁から突出する糊代14bを裏面12の裏側に接着することにより、裏面12が横側面13bに接合される。なお、糊代14bを裏面12の長辺縁から突出するように形成して、横側面13bの裏面に接着するようにしてもよい。
また、図1とともに図2を参照するに、箱体10の前面11から両横側面13b、13dにかけて、開放可能な開封部15が形成されている。開封部15の非開封部との境界16には切込み線が連なった切込み線列が形成されており、この切込み線列の非切込み部分が連鎖的に切れることによって開封部15が境界部16から上側面13aの方向に開放する。開封部15の非開封部との境界16は、前面11において上側面13aの側に開口する略V字状となっている。そして、境界16の一方の端部が、前面11側から続いて一方の横側面13bに形成されて該横側面13b、上側面13a及び裏面12が交わる角部に至り、境界16の他方の端部が、前面11側から続いて他方の横側面13dに形成されて当該横側面13d、上側面13a及び裏面12が交わる角部に至っている。
図1とともに図3を参照するに、箱体10の一方の横側面13bの前面11との縁と裏面12との縁との間の中央部に、長手方向に延びる2つの切込み線17a、17bが直線状に連なって形成されている。また、箱体10の他方の横側面13dの前面11との縁と裏面12との縁との間の中央部に、長手方向にのびる2つの切込み線17c、17dが直線状に連なって形成されている。横側面13bに形成された2つの切込み線17a、17bと、横側面13dに形成された2つの切込み線17c、17dとは、前面11から両横側面13b、13dにかけて形成された開封部15を挟むように、その開封部15の境界16の近傍であってその境界16に対して上側面13aと逆側の部分に配置されている。
なお、図3に示すように、開封部15の非開封部との境界16に形成された切込み線列において、前面11から各横側面13b、13dのそれぞれに続く直前の切込み線Scut1、Scut2が、他の切込み線に比べてその傾斜角度が大きくなるように形成されている。切込み線列をこのように形成することにより、前面11と各横側面13b、13dのそれぞれとの境界での折れ目の強度が過度に低下することを防止することができる。また、切込み線列の前面11から各横側面13b、13dへの切り裂きがスムーズに進行し得るようになる。
箱体10に収められた平袋タイプのパウチ20は、図4A、図4B及び図5に示すように、縁部に蒸気抜き部21a、21b、21cが並んで形成されている。各蒸気抜き部21a、21b、21cは、例えば、特開2002−249176号公報に記載されるように、孔(弱化部)の周りがシールされた構造となって、パウチ20の内圧が限界を超えると、その蒸気抜き部21a、21b、21c(孔)から蒸気が噴出するようになっている。なお、蒸気抜き部21a、21b、21cの構造としては、上述したものに限らず、パウチ20の縁辺シール部の所定部位を、狭幅とする、内側に突出させる、易剥離性フィルムを挟んでシールするなどして、パウチ10の内圧が上昇した際に前記所定部位のシールが優先的に剥離するようにしたもの、マイクロ波の照射で発熱する発熱体をフィルム材(シート)に貼り付け、該フィルム材が溶融、もしくはシール強度が低下して蒸気が抜けるようにしたものなど、公知のものを適用することができる。
パウチ20は、蒸気抜き部21a、21b、21cが前面に形成された開封部15に対向するように箱体10に収められている。また、このパウチ20は、開封部15に対応した部位に内圧上昇によって裏面12側に突出する折返し部22が形成されている。この折返し部22は、パウチ20が膨張した際に突出するようになっており、その詳細な構造は、特開2006−62672号公報に記載されている。
このように箱体10に収められたパウチ20の内容物を電子レンジにて加熱する場合、パウチ20の収められた箱体10をそのまま前面11を上方に向けて電子レンジにセットし、電子レンジを起動させる。電子レンジによってパウチ20内の内容物が加熱されて水蒸気を発生すると、その水蒸気によってパウチ20の内圧が上昇し、それに伴ってパウチ20が図4A及び図4Bに示すように膨張する。膨張するパウチ20によって箱体10の前面11が外方に押し上げられ、特に、パウチ20の折返し部22が拡張することによって、前面11の開封部15が徐々に盛り上がる。そして、開封部15の盛り上がりとともに開封部15以外の非開封部や横側面13b、13dも変形していく。
開封部15が盛り上がることによって、非開封部との境界16に形成された切込み線列の部分が切れ、パウチ20の更なる膨張によって、図5に示すように、前面11から両横側面13b、13dにかけての開封部15がその境界16から上側面13aの方向に開放される。そして、開封部15が開放してできた開口部18からパウチ20の蒸気抜き部21a、21b、21cの形成された部分が露出する。この状態で、パウチ20の内圧が限界を超えると、蒸気抜き部21a、21b、21cから蒸気が噴出し、パウチ20の内圧が過度に上昇することなく、パウチ20の内容物が加熱調理される。
前述したパウチ20の膨張による開封部15の開放の動作について更に詳細に説明する。
箱体10の両横側面13a、13dの開封部15を挟む部分に形成された切込み線17a、17b、17c、17dの影響によって、開封部15がより確実に開放されるようになった。これは、開封部15が次のようにして開放されるからであると考えられる。
箱体10の両横側面13b、13dの開封部15を挟んで対向する2つの部分が切込み線17a、17b、17c、17dの影響を受けて変形し易くなっているので、開封部15が徐々に盛り上がり、それにつれて箱体10の前面11の開封部以外の部分や両横側面13b、13dが変形していく過程で、横側面13b、13dを介して裏面12にかかる力が緩和されて当該裏面12の過度の変形が防止されるとともに、前面11側の開封部15近傍が比較的大きく変形して、開封部15の非開封部との境界16に形成された切込み線列がよりスムーズに切り裂かれる。これにより、開封部15が非境界部との境界16からより確実に開放し得るようになる。また、両横側面13b、13dに形成された切込み線17a、17b、17c、17dによって、開封部15がそれを挟む両横側面13b、13dの部分の同じような変形を比較的大きく受けることにより、開封部15の偏った開放が防止されるようになる。例えば、一方の横側面13bが裏面12に接着された糊代14bによって補強された状態であっても、横側面13bと他方の横側面13dとの開封部15を挟む部分は、切込み線17a、17b、17c、17dによって積極的に同じように変形させられるようになるので、開封部15は、偏ることなく、境界16から上側面13aの方向に確実に開放できるようになる。
上述したように、本発明の実施の形態に係る電子レンジ用包装体によれば、電子レンジによる加熱時のパウチ20の膨張によって、箱体10の前面11から両横側面13b、13dかけて形成された開封部15が、盛り上がって非開封部との境界16からより確実に開放することができるようになる。また、開封部15が非開封部との境界16から上側面13aに向けて開放される際に、境界線16の前面11から一方の横側面13bに続いて形成される部分及び前面11から他方の横側面13dに続いて形成される部分からも開放されていくので、箱体10がより大きく開放され、加熱によって膨張したパウチ20が容易に露出できるようになる。
なお、前述した実施の形態においては、両横側面13b、13dの双方に2つずつ切込み線17a、17b、17c、17dが形成されたが、双方に1つずつの切込み線であっても、横側面13b、13dのいずれか一方に切込み線を形成するものであってもよい。また、各横側面13b、13dに形成される切込み線は、前面11及び裏面12に平行な直線に限定されず、波形や傾斜状であってもよい。更に、前述した実施の形態では、各切込み線は、上側面13a側から下側面13c側に向けて開封部15の頂部までの範囲に収まるように形成されているが、開封部15の頂部を越えた位置まで延びるものであってもよい。
箱体10における開封部15の前面11の部分での形状は、山形(略V字状)であったが、逆三角形や台形等他の形状とすることもできる。また、箱体10の前面11から両横側面13b、13dにかけての境界線16に切込み線列を形成することにより、開放可能となる開封部15に代えて、2009−51562号公報に記載されるように、箱体10の前面11に形成される開口を覆う蓋体を開封部として設けることも可能である。この場合、蓋体の縁が非開封部との境界となる。更に、特開2009−051562に記載されるものと同様に、分岐部に蒸気抜き部を設けたパウチも適用することができる。
以上、説明したように、本発明に係る電子レンジ用包装体は、包装袋の膨張によってより確実に箱体を開封することができるという効果を有し、蒸気抜き部が形成されて電子レンジでの加熱が可能となるパウチ等の包装袋が箱体に収められた構造となる電子レンジ用包装体として有用である。
10 箱体
11 前面
12 裏面
13a 上側面(第1側面)
13b 横側面(第3側面)
13c 下側面(第2側面)
13d 横側面(第4側面)
15 開封部
16 境界
17a、17b、17c、17d 切込み線(切込み部)
18 開口部
14aa、14ab、14ac 糊代
14b 糊代
14ca、14cb、14cc 糊代
20 パウチ(包装袋)
21a、21b、21c 蒸気抜き部
22 折返し部

Claims (5)

  1. 相互に対向する前面及び裏面と当該前面及び裏面の縁に連なる側面とを有し、前記前面に開放可能な開封部が設けられた箱体と、蒸気抜き部が形成され、該蒸気抜き部が前記開封部に対向するように前記箱体に収められた包装袋とを有し、電子レンジによる加熱時における前記包装袋の内圧上昇に伴う膨張によって前記箱体に形成された開封部が開放される電子レンジ用包装体であって、
    前記箱体の側面の前記開封部を挟んで対向する2つの部分の少なくとも一方に線状に切り込まれた切込み部が形成され
    前記切込み部は、前記前面及び裏面それぞれの縁に平行に延びるように形成された電子レンジ用包装体。
  2. 前記切込み部は、前記側面の前記前面側の縁と前記裏面側の縁との間の略中央に形成されている請求項1記載の電子レンジ用包装体。
  3. 前記箱体は、前記前面及び前記裏面が矩形形状であるとともに、相互に対向する第1側面及び第2側面、及び相互に対向する第3側面及び第4側面の4つの側面を有する扁平直方体形状であり、
    前記開封部は、非開封部との境界から前記第1側面の側に開放する構造であり、
    前記切込み部は、前記第3側面及び第4側面の前記開封部を挟んで対向する部分のそれぞれに形成された請求項1または2に記載の電子レンジ用包装体。
  4. 前記開封部の非開封部との境界は、前記前面から前記第3側面及び第4側面それぞれに続き、当該第3側面及び第4側面のそれぞれと前記第1側面及び前記裏面とが交わる角部に至るように延び、
    前記切込み部は、前記第3側面及び前記第4側面それぞれの、前記境界近傍であって、当該境界の前記第1側面と逆側の部分に形成された請求項記載の電子レンジ用包装体。
  5. 前記切込み部は、直線状に連なる複数の切込み線にて形成される請求項1乃至4のいずれかに記載の電子レンジ用包装体。
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