JP5492626B2 - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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Description

本発明は、床置きタイプの空気調和機の室内機に係り、特に筐体である室内機本体内に収容される電気部品箱内部への液体浸入防止構造に関する。
一般的に、床置きタイプの室内機は据付けスペースの関係から、通常、前後間が比較的薄い箱型形状をなしている。そして、安定感を強調するデザイン上の理由等で、上面と左右両側面および前後面が平面状となっている。
[特許文献1]に開示される空気調和機の室内機は、床置き型または壁埋込み型であり、概略は上述のように構成される。床置き型の場合、室内の壁際などの低い場所に配置される関係上、本体ケーシングの上面部に物が置かれ易い。
置かれるものが、上面部から床面に落下したところで破壊しない物、もしくは拡散しない物(たとえば、置物・マスコット類)の場合は何ら支障がないが、液体(たとえば、水・牛乳)が入ったコップ・瓶等が置かれることも考えられる。
これらが誤って転倒すれば、液体は周囲に拡散するばかりでなく、本体ケーシング上面に流下する。この流下した液体の一部が、本体ケーシングを構成するパネルの合せ目から本体ケーシング内に浸透する可能性があり、本体ケーシング内に収容される構成部品を濡らしてしまう不具合が生じる。
特開2008−256276号公報
[特許文献1]に記載される空気調和機の室内機において、床置き形空気調和機の構成は、一般的に、本体ケーシング内部の前面側に室内熱交換器が配置され、この背面側に室内送風機が配置される。室内熱交換器側面部と本体ケーシング側面部との間の底板上には、接続配管や弁類等が配置される。
これら接続配管や弁類等の上方部位で、室内熱交換器側面部と本体ケーシング側面部との間のスペースに電気部品箱が配置される。電気部品箱の上面部は本体ケーシングの上面部と近接した位置にあり、本体ケーシングを構成するパネルの合せ目から液体が漏れれば即、電気部品箱の上面部が濡れる位置にある。
電気部品箱自体は、金属(鉄板)薄板を折曲げ加工した箱体であり、メンテナンス作業を考慮するとともにコストの点から簡易構造をなしている。電気部品箱内部に収容される、制御用電気部品、PC板、ハーネス類が水等の液体に濡れれば、漏電事故を引き起こす確率が極めて高い。
たとえば、製品の安全性を確認する手段として、本体ケーシング上面部に水を掛けて電気部品箱内への浸入状態と、漏電事故発生の有無を確認するテストがある。全ての製品は本体ケーシングを構成するパネルの合せ目を密に組合せ、ここからの液体浸入防止をなすことで、安全性を確保している。
しかしながら、製品を設置し、長期間使用した場合、本体ケーシングの部分的な歪みの発生や、物をぶつけたことによる本体ケーシングの変形等の影響でパネルの合せ目に隙間が発生することもあり得る。このような場合、パネル合せ目から水が漏れれば電気部品箱の上面部を濡らし、内部に浸入する虞れが生じる。
本発明は上記事情にもとづきなされたものであり、その目的とするところは、たとえ室内機本体内部へ液体の浸入があっても、電気部品箱を濡らすことの防止をなすとともに、電気部品箱内部への液体の浸入を確実に阻止して、製品の長期間の使用に対しても安全性を確保し得る空気調和機の室内機を提供しようとするものである。
上記目的を満足するため本発明における空気調和機の室内機は、底板上に背面板が形成される後本体および背面板の前面に嵌め込まれる前面パネルとからなる室内機本体で、室内熱交換器が、室内機本体を構成する後本体に取付けられる。内部に制御用電気部品等を収容する電気部品箱が、室内熱交換器の側方部位に取付けられる。保護カバー部材が、電気部品箱の上面部を覆い、後本体の背面板と前面パネルとの合せ面から浸透し滴下する上方からの液体を受けて排出案内する。
上記保護カバー部材は、左右両側面端縁と背面側縁に沿って形成され、前端部から背面側に向けて漸次下方に傾斜する周縁部と、周縁部の内側部分に上方へ突出形成される突部と、周縁部に設けられる排水溝と、周縁部の背面部に設けられる欠落部を備える。
上記後本体の背面板に、保護カバーの欠落部から流下する液体を後本体に設けられるドレンパンに案内する案内通路を具備する。
本発明によれば、たとえ室内機本体内部へ液体の浸入があっても、電気部品箱を濡らすことの防止をなすとともに、電気部品箱内部への浸入を確実に阻止して、安全性の向上化を得る等の効果を奏する。
本発明における一実施の形態に係る、空気調和機の室内機の外観斜視図。 同実施の形態に係る、空気調和機の室内機を構成する前面パネルを取外した状態の斜視図。 同実施の形態に係る、空気調和機の室内機を構成する前面パネルを取外して、一部を拡大した斜視図。 同実施の形態に係る、保護カバー部材の外観斜視図と、下面側から見た斜視図。 同実施の形態に係る、室内機本体の上面部に液体をこぼした状態の斜視図。 本発明における他の実施の形態に係る、空気調和機の室内機を構成する前面パネルを取外して、一部を拡大した斜視図。
以下、本発明の実施の形態を、図面にもとづいて説明する。
図1は、床置きタイプの空気調和機の室内機における外観斜視図である。
室内機本体1は、この室内機本体1の後側筐体を構成する後本体2と、前側筐体を構成する前面パネル3とから構成されている。上記後本体2は、背面板4と底板5が一体に形成されていて、底板5が被空調室の床面に載置され、背面板4が被空調室の壁面に近接するようにして設置される。
後本体2を構成する背面板4の前面が開口され、この開口部に上記前面パネル3が嵌め込まれる。前面パネル3の上端部に沿う部分と、下端部に沿う部分のみ斜面に形成されているが、前面パネル3の前面と上面一部および両側面ともに平面状をなす。後本体2の背面板4においても上面および左右両側面ともに平面状をなす。したがって、室内機本体1として、前後方向に薄い略箱型形状をなしている。
前面パネル3の上端部に沿う斜めに形成される部分に沿って上部吹出し口6と、表示部嵌め込み用開口部7が並んで設けられている。上部吹出し口6にはルーバー8が設けられていて、このルーバー8は駆動モーターに連結され、冷房運転と暖房運転時に回動して冷風と温風の上下吹出し方向を可変する。
上記表示部嵌め込み用開口部7には、設定温度・室温・運転条件等を表示するLED・ランプ類・操作スイッチ類を備えた表示部組立10が嵌め込まれている。なお、この表示部組立10の取付け構造については後述する。
前面パネル3の下端部に沿う斜めに形成される部分に沿って下部吹出し口11が開口されていて、ここには複数枚の縦ルーバーが所定間隔を存して設けられる。これら縦ルーバーも駆動モーターに連結されていて、たとえば冷房運転と暖房運転時に回動して冷風と温風の左右吹出し方向を可変する。
さらに、前面パネル3の上下方向の略中央部で、この幅方向に沿って前面吸込み口12が設けられ、両側部に上下方向に長い側面吸込み口12aが設けられる。
図2は、室内機本体1を構成する前面パネル3を取外して、後本体2に取付けられる構成部品を示す室内機本体1内部の斜視図である。
上部吹出し口6に嵌め込まれるルーバー8の左右幅方向寸法と略同一寸法に形成され、かつ互いの位置が揃えられるようにしてエアフィルタ13が、後本体2に着脱自在に取付けられる。このエアフィルタ13の背面側に室内熱交換器14が配置されていて、室内熱交換器14は後本体2に設けられるドレンパン14a上に載置される。
上記室内熱交換器14の側面部から略U字状に曲成される熱交換パイプPが突出していて、これら熱交換パイプP頂部と背面板4側部(すなわち、室内機本体1側面部)との間に空間スペースが確保されている。
上記空間スペースの上部側に電気部品箱15が配置され、この電気部品箱15の上面部には後述する保護カバー部材16と、上記表示部組立10が取付けられる。電気部品箱15の下端と後本体2の底板5との間には、室外機から延出される冷媒管との接続配管等が収容されるスペースが形成される。
また、上記室内熱交換器14背面と背面板4との間に形成されるスペースには、室内送風機が配置される。上記室内送風機を駆動することにより、室内空気が前面吸込み口12および側面吸込み口12aから室内機本体1内に吸込まれ、室内熱交換器14を流通して上部吹出し口6と下部吹出し口11とから吹出されることになる。
図3は、図2に示す室内熱交換器14および上部吹出し口6に設けられるルーバー8の右側部分と、電気部品箱15と、保護カバー部材16および表示部組立10を拡大して示す斜視図である。
電気部品箱15は、金属薄板を折曲げ加工した、幅方向と比較して上下方向に長い矩形状の箱体であり、ここでは図示しない背面側は、背面板4に近接する奥行き寸法に形成される。前面には開口部を備えていて、前蓋aが取付けねじbを介して取付けられ、メンテナンス時には取付けねじbを外すことで内部を開放できる。
このような電気部品箱15の上面部と背面板4の上面部との間の空間スペースに、上記保護カバー部材16と表示部組立10が介在される。なお説明すると、保護カバー部材16は電気部品箱15の上面部に載置されるとともに背面板4に取付け固定され、表示部組立10は保護カバー部材16の前面部に取付け固定される。
すなわち、保護カバー部材16の前面部は、下端部側が手前側に延出するよう斜面に形成され、この前面傾斜部16aに取付けられる表示部組立10は斜めに傾斜した状態となっている。傾斜角度は前面パネル3の上端角部の傾斜角度と同一であり、したがって表示部組立10が前面パネル3の表示部嵌め込み用開口部7に沿って嵌め込まれる。
図4(A)は、保護カバー部材16の斜視図であり、図3に示したように電気部品箱15の上面部に載置される状態そのままの姿勢で示している。図4(B)は、図4(A)に示す保護カバー部材16を裏返した状態の斜視図である。
保護カバー部材16は、前面傾斜部16aの前面側下端を除く、左右両側面端縁と背面側縁に沿って周縁部16bが形成される。この周縁部16bの内側部分は、上方へ一体に断面略逆U字状に突出形成される突部16cおよび上記前面傾斜部16aからなり、全体として略椀型構造をなしている。
突部16cと前面傾斜部16aとの境目においては、前面傾斜部16aが突部16cよりも、上方と左右側方に突出しており、段差状となっている。突部16c上面で、かつ背面側に寄った位置に、左右一対の取付け用突片17が突設され、これら取付け用突片17の上端部には半円状の切欠きが設けられる。
上記前面傾斜部16aには矩形状の孔部18が設けられていて、これは上記表示部組立10に接続されるハーネス類の挿通用として用いられる。
上記周縁部16bは前端部から背面側にかけて漸次下方に傾斜し、背面側が最も低い。前面傾斜部16aと突部16cの左右両側部下端の境目から、両側部と背面に亘る端縁に沿って片部が一体に突出形成され、樋状をなす排水溝16dを有する。図4(B)のみ示すように、背面側の角部のみ周縁部16bが欠落され、欠落部16eとなっている。
このような保護カバー部材16であるので、突部16c上面に液体がかかると、液体は両側部から排水溝16dに流下し、かつこの傾斜に沿って背面側に導かれ、上記欠落部16eから流下するよう構成される。
上記周縁部16bの下面側で、この一側部にのみ互いに所定間隔を存して2枚の脚部16fが一体に突設される。これら脚部16fは、保護カバー部材16を電気部品箱15の上面部に取付けた状態で、電気部品箱15の上面部に直接載る。
再び図3に示すように、電気部品箱15の上面部に載置された保護カバー部材16は、前面傾斜部16aが電気部品箱15の前面部から前方に突出し、ここに表示部組立10が取付けられる。保護カバー部材16の周縁部16bと脚部16fの一部は、電気部品箱15の側面部から側方へ突出している。
特に図示していないが、保護カバー部材16の上記脚部16fが設けられる側辺部とは対向する側辺部は、後本体背面板4に設けられる棚部に載っている。さらに、保護カバー部材16の背面部も電気部品箱15の背面部から背面側へ突出し、背面板4に設けられる棚部に載る。
室内機本体1の上方部位から保護カバー部材16と電気部品箱15を見ると、保護カバー部材16の投影面の圏内に電気部品箱15が入り、電気部品箱15の上面部は保護カバー部材16によって完全に覆われる。なお、後本体2の背面板4と前面パネル3との合せ面が、保護カバー部材16の突部16cの上方部位となるよう組立てられている。
このようにして構成される空気調和機の室内機であり、冷房運転もしくは暖房運転等を指示し運転開始ボタンをオンすることにより、指示した空調運転が開始される。前面吸込み口12と側面吸込み口12aから室内機本体1内に吸込まれた室内空気が室内熱交換器14を流通して熱交換する。
室内空気は冷気もしくは暖気に変って、上部吹出し口6と下部吹出し口11とから吹出される。上部吹出し口6に設けられるルーバー8は、冷房運転時に冷気が斜め上方へ吹出すよう傾斜姿勢となり、暖房運転時には暖気が前方に吹出されるよう水平姿勢になる。下部吹出し口11に設けられる縦ルーバーは、いずれの運転時にも左右に回動駆動され、冷気もしくは暖気が室内に広く拡散するよう吹出される。
なお、上部吹出し口6と下部吹出し口11とは、冷房運転時あるいは暖房運転時に常に双方共に開くとは限らず、室内と設定温度との温度差により、もしくは任意の設定により、一方のみ開放し、他方を閉塞させることで、上もしくは下のみの吹出運転を行う運転モードも備えている。
空気調和機本体1の上面部が平坦状であるので、空調運転時もしくは運転停止時に拘わらず、上面部に物が置かれる可能性がある。たとえば、一時的に置かれた物が液体の入ったコップであり、誤ってそのコップを倒してしまい、液体が空気調和機本体1の上面部に流下してしまう場合がある。。
図5は、室内機本体1の上面部に液体をこぼした状態を模式的に示す図である。
室内機本体1は、上述のとおり後本体2の背面板4と前面パネル3とを嵌め合わせて構成されており、室内機本体1の上面部にこぼれた液体Wは、背面板4と前面パネル3との嵌め合わせ部分に浸透する。そして、これらの嵌め合わせ部分から液体Wは滴下して、室内熱交換器14と保護カバー部材16を濡らす。
空調運転中であれば、室内熱交換器14に滴下した液体Wは、室内送風機からの送風に吹き飛ばされて直ちに乾燥する。運転停止中であっても、室内熱交換器14はフィン(金属板)と熱交換パイプ(銅管)Pとの組立体であるので、液体Wは自然的に乾燥する、もしくはドレンパン14aに受け入れられ、室内熱交換器14への影響はほとんど無い。
また、保護カバー部材16に滴下した液体は、組立構成上、突部16cの上面部や側面部を濡らす。全ての液体は排水溝16dに受け入れられ、この傾斜に沿って背面側へ流れて、背面部から上記した欠落部16eに導かれ排出される。
後本体2の背面板4には、保護カバー部材16の欠落部16eから流下する液体Wをドレンパン14aに案内する案内通路が設けられている。したがって、保護カバー部材16の欠落部16eから流下する液体Wは室内機本体1の周辺部に拡散することなく、室内熱交換器14で生成され流下するドレン水とともにドレンパン14aに排水される。
電気部品箱15は、平面視で保護カバー部材16の投影面圏内にあるから、保護カバー部材16に滴下した液体Wが電気部品箱15を濡らすことはない。すなわち、保護カバー部材16を備えたので、室内機本体1上面部から液体Wが浸入し滴下しても、電気部品箱15内には浸入せず、収容されている電気部品の漏電事故の発生を確実に阻止する。
なお、上述の実施の形態では、上記前面パネル3に表示部嵌め込み用開口部7が設けられ、表示部組立10が嵌め込まれる。そして、表示部組立10は保護カバー部材16の前面傾斜部16aに取付けられていて、保護カバー部材16は電気部品箱15に対する防水構造をなすとともに表示部組立10の取付け固定台を兼用している。
従来、LED・ランプ類・操作スイッチ等の表示部構成部品を直接、電気部品箱の上面部に取付け固定していた。それぞれの構成部品は比較的小さく、かつ部品点数が多いので、個々の構成部品の位置を正確に出すのが困難であった。そのため、前面パネルを嵌め込んだ状態で、ここに設けられる開口部に対して構成部品の位置ズレが生じることある。
本発明における上述の構成では、表示部組立10を保護カバー部材16に取付け固定して前面パネル3の表示部嵌め込み用開口部7に嵌め込むようにしている。したがって、従来のような構成部品の位置ズレによるLEDの光漏れなどの不具合を解消して、位置ズレ防止と、本体操作部の操作性向上が図れる。
図6は、第2の実施の形態における電気部品箱15と保護カバー部材16との関連構造を示す斜視図である。
上述したように保護カバー部材16は、周縁部16bのみが電気部品箱15の上面部に載置され、周縁部16b内側部分の突部16cと前面傾斜部16aが上方へ突出する略椀型構造をなしている。したがって、電気部品箱15上に保護カバー部材16を載置すると、突部16cと前面傾斜部16a内に空間スペースが形成される
そのため、保護カバー部材16の少なくとも突部16cと電気部品箱15上面部との間の空間スペースに、必要追加部品Hの配置が可能となっている。実際には、電気部品箱15の上面部に必要追加部品Hを載置固定し、これら必要追加部品Hを保護カバー部材16の突部16cで覆う構成となる。
たとえば家庭用として用いられる空気調和機は、1台の室外機と1台の室内機とから構成されるが、業務用としては、能力の大きな室外機に対して、複数台の室内機が接続される。家庭用として用いられる室内機を、そのまま業務用として流用するには、それぞれの室内機に電気部品・端子台・配線等の必要追加部品Hを備えなければならない。
小型化のために、室内機本体1の外形寸法は極限まで切り詰められていて、この内部に必要追加部品Hを取付けるためのスペースが確保し難い。そこで、上述のように保護カバー部材16を略椀型構造にして、電気部品箱15の上面部との間に必然的に形成される空間スペースに必要追加部品Hを取付けることで、問題の解決が図れる。

Claims (3)

  1. 底板上に背面板が形成される後本体および、この後本体の背面板の前面に嵌め込まれる前面パネルとからなり、設置面上に載置される室内機本体と、
    上記後本体に取付けられる室内熱交換器と、
    この室内熱交換器の側方部位に取付けられ、内部に制御用電気部品等を収容する電気部品箱と、
    この電気部品箱の上面部を覆い、上方から滴下する液体を受けて排出案内する保護カバー部材と、を備え、
    上記保護カバー部材は、左右両側面端縁と背面側縁に沿って形成され、前端部から背面側に向けて漸次下方に傾斜する周縁部と、上記周縁部の内側部分に上方へ突出形成される突部と、上記周縁部に設けられる排水溝と、上記周縁部の背面部に設けられる欠落部を備え、
    上記後本体の背面板に、上記保護カバーの上記欠落部から流下する液体を上記後本体に設けられるドレンパンに案内する案内通路
    を具備することを特徴とする空気調和機の室内機。
  2. 上記前面パネルには、吸込み口と吹出し口が設けられるとともに、設定温度・室温・運転条件などを表示する表示部の嵌め込み用開口部が設けられ、
    上記保護カバー部材は、上記嵌め込み用開口部に嵌め込まれる表示部の取付け固定台を兼用する
    ことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内機。
  3. 上記保護カバー部材は、上記周縁部のみが上記電気部品箱の上面部に載置され、上記突部と電気部品箱の上面部との間に空間スペースが形成される略椀型構造をなし、
    上記保護カバー部材の突部と電気部品箱の上面部との間の空間スペースに、必要追加部品を配置可能とした
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和機の室内機。
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