JP2008175456A - 床置き式空気調和機 - Google Patents

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好章 金子
Kenichi Nakajima
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Abstract

【課題】前面側の空気吸い込み口から吸い込んだ空気が前面側の空気吹き出し口へ流れる空気通路に、熱交換器と、吸い込んだ空気を熱交換器へ送出する送風装置が配置された床置き式空気調和機が冷房運転されるとき、熱交換器で冷却された冷気が前面パネルに衝突し前面パネルの裏側に結露水が発生し、この結露水が流下して下方のフィルタやその他の部分を濡らす問題を解決する。
【解決手段】送風装置は空気吸い込み口から吸い込んだ空気の入口と熱交換器へ空気を送出する出口を備えたファンケーシング内にファンが収納された形態であり、ファンケーシングの前面上部と空気調和機の前面パネルの間に、熱交換器から流下する露と前面パネルの裏側を流下する露を受けるようにドレンパンを配置したこと。
【選択図】図4

Description

本発明は、空気吸い込み口から吸い込んだ空気が空気吹き出し口へ流れる空気通路に、熱交換器と、前記空気吸い込み口から吸い込んだ空気を前記熱交換器へ送出する送風機が配置された床置き式空気調和機に関する。
床置き式空気調和機の本体の前面パネルの下部に設けられた吸込グリル、この吸込グリルに空気吸込口を臨ませて本体内に設けたケーシング、このケーシング内に設けたシロッコファン(ケーシングとシロッコファンとファンモータで送風機を構成)、送風機の吹出口の上方に下部に対して上部が後方へ傾くように傾斜設置した熱交換器、熱交換器で冷媒と熱交換した空気を室内に向けて送出するために本体の前面上部に設けられた吹出口、及び熱交換器から流下する結露水を受けるように熱交換器の下端部の真下でケーシングの前面上部と前面パネルとの間に設けたドレンパンを備えた床置き式空気調和機がある。(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−200725号公報
特許文献1のものでは、吸込グリルの裏側に30〜50mmの厚さの波形状に曲げたロングライフフィルタを取り付け使用できるように、スペースを確保するために考案されたものである。
このため、熱交換器から流下する結露水を受けるドレンパンは、ケーシングの前面上部と前面パネルとの間に配置され、ドレンパンの前面が床置き式空気調和機の本体の左右の側面パネルの前端の折り曲げ部(フランジ部)の裏面に当接し、ドレンパンは前面パネルから若干離れた状態である。また、吸込グリルは、この左右の側面パネルの前端の折り曲げ部(フランジ部)の前面に当接する。これによって、ドレンパンの奥行寸法分、吸込グリルとケーシングの前面の間にスペースが生じ、このスペースにロングライフフィルタが吸込グリルに接するように配設される構成である。この構成によって、ロングライフフィルタの使用が可能となり、熱交換器から流下する結露水はドレンパンで受けることができるものとなる。
しかし、この床置き式空気調和機が冷房運転されるときには、熱交換器で冷却された冷気が前面パネルに衝突し、前面パネルの裏側に結露水が発生し、この結露水が流下して、下方のフィルタやその他の部分を濡らし、また、床置き式空気調和機が設置された床面を濡らすことがある。断熱のために前面パネルの裏側に断熱材を貼った場合でも、この断熱材の裏面に結露水が発生し、同様の状況が発生する場合がある。
本発明は、このような点に鑑み、前面パネルの裏側に発生する結露水も、熱交換器から流下する結露水を受けるドレンパンで受けるように構成して、上記のような問題を解決するものである。
また、本発明では、組み立てのし易さやレンパンの取り付けの便利さを考慮して、ファンケーシングと共に合成樹脂で一体成形する。更に、ドレンパンの下方空間に電装ボックスを配置して空間の有効利用と電装ボックスの防水効果を図るものである。
第1の発明の床置き式空気調和機は、空気吸い込み口から吸い込んだ空気が空気吹き出し口へ流れる空気通路に、空気流入面が下側となるように下部に対して上部が後方へ傾くように傾斜設置した熱交換器と、前記空気吸い込み口から吸い込んだ空気を前記熱交換器の空気流入面へ送出する送風装置が配置され、前記送風装置は前記空気吸い込み口から吸い込んだ空気の入口と前記熱交換器へ空気を送出する出口を備えたファンケーシング内にファンが収納された形態であり、前記ファンケーシングの前面上部と前記空気調和機の前面パネルの間に、前記熱交換器から流下する露と前記前面パネルの裏側を流下する露を受けるようにドレンパンを配置したことを特徴とする。
第2の発明の床置き式空気調和機は、空気調和機本体の前面に配置した前面パネルに空気吸い込み口と空気吹き出し口が形成され、空気吸い込み口から吸い込んだ空気が空気吹き出し口へ流れる空気通路に、空気流入面が下側となるように下部に対して上部が後方へ傾くように傾斜設置した熱交換器と、前記空気吸い込み口から吸い込んだ空気を前記熱交換器へ送出する送風装置が配置され、前記送風装置は前記空気吸い込み口から吸い込んだ空気の入口と前記熱交換器へ空気を送出する出口を備えたファンケーシング内にファンが収納された形態であり、前記ファンケーシングの前面上部と前記前面パネルとの空間に前記熱交換器の下端部の真下配置のドレンパンを設け、前記前面パネルの裏側に付着する露を前記ドレンパンに導く庇部を前記前面パネルの下部から前記ドレンパンの上方に張り出すように形成したことを特徴とする。
第3の発明の床置き式空気調和機は、第1発明または第2発明において、前記前面パネルは前壁の左右端部に後方へ延びた左右側壁を備え、前記ドレンパンは、その前部が前記前面パネルの前壁と左右側壁間で作る空間に進入する状態であることを特徴とする。
第4の発明の床置き式空気調和機は、空気調和機本体の前面に配置した前面パネルは、空気吸い込み口を形成した下部前面パネルと空気吹き出し口を形成した上部前面パネルを備え、前記空気吸い込み口から前記空気吹き出し口へ連通するよう前記空気調和機本体内に形成した空気通路には、前記下部前面パネルの後方に送風装置が配置され、前記上部前面パネルの後方に熱交換器が配置され、前記送風装置は空気の入口を前面に備え空気の出口を上面に備えたファンケーシング内にモータで駆動されるシロッコファンが収納された形態であり、前記熱交換器は空気流入面が前記ファンケーシングの空気の出口の上方に斜めに相対面するよう下部に対して上部が後方へ傾く傾斜設置であり、前記熱交換器から流下する露と前記上部前面パネルの裏側を流下する露を受けるドレンパンが、前記下部前面パネルの上端部に進入状態となる位置で前記空気調和機本体に設けられ、前記上部前面パネルを開いた状態で前記ドレンパンの上面開口が前記空気調和機本体の前面に露出する状態に前記空気調和機本体に設けられたことを特徴とする。
第5発明の床置き式空気調和機は、第1乃至第3発明において、前記前面パネルは、空気吸い込み口を形成した下部前面パネルと空気吹き出し口を形成した上部前面パネルを備え、前記上部前面パネルと前記下部前面パネルは、前壁の左右端部に後方へ延びた左右側壁を備え、上部前面パネルの下端部と前記下部前面パネルの上端部において前記前壁と左右側壁間で作る空間に前記ドレンパンの前部が進入し、前記上部前面パネルを開いた状態で前記ドレンパンが前記空気調和機本体の前面に露出する状態となることを特徴とする。
第6の発明の床置き式空気調和機は、第1乃至第5発明において、前記ドレンパンを前記ファンケーシングの上端部に合成樹脂で前記ファンケーシングと共に一体成形したことを特徴とする。
第7の発明の床置き式空気調和機は、第1乃至第6発明において、前記空気調和機本体から前方へ突出するように、前記ドレンパンの下方空間に電装ボックスを配置したことを特徴とする。
第1の発明は、前記ファンケーシングの前面上部と前記空気調和機の前面パネルの間に配置したドレンパンによって、熱交換器から流下する露と空気調和機の前面パネルの裏側を流下する露を受けるため、前面パネルの裏側の結露水が流下して、下方のフィルタやその他の部分を濡らすことや、床置き式空気調和機が設置された床面を濡らすこともない。また、断熱のために前面パネルの裏側に断熱材を貼った場合でも、この断熱材の裏面に発生する結露水もドレンパンで受けるため、同様の効果を奏することができる。
第2の発明では、前面パネルの裏側に付着する露は、前面パネルの下部において庇部によってドレンパンへ導くことができるため、より的確に第1の発明の効果同様の効果を奏することができる。
第3の発明では、第1発明または第2発明の効果に加えて、ドレンパンは、その前部が前面パネルの前壁と左右側壁間で作る空間に進入する状態であるため、前面パネルを開いたとき、ドレンパン内の点検や清掃等を行ない易くなる。
第4の発明では、熱交換器から流下する露と上部前面パネルの裏側を流下する露を受けるドレンパンが、空気吸い込み口を形成した下部前面パネルの上端部に進入状態となる位置で空気調和機本体に設けられるため、空気吹き出し口を形成した上部前面パネルを開いた状態で、ドレンパンの上面開口が空気調和機本体の前面に露出することとなり、第1発明の効果に加えて、ドレンパン内の点検や清掃等を行ない易くなる。
第5の発明では、上部前面パネルの下端部と下部前面パネルの上端部において、各前面パネルの前壁と左右側壁間で作る空間にドレンパンの前部が進入する状態であるため、上部前面パネルを開いた状態でドレンパンが空気調和機本体の前面に露出する状態となり、第1発明の効果に加えて、ドレンパン内の点検や清掃等を行ない易くなる。
ファンケーシングとドレンパンが別体構成の場合には、ファンケーシングの上端部にドレンパンをネジ止めする作業や、そのネジ止め部の補強が必要である等の対策が必要であるが、第6の発明では、ドレンパンをファンケーシングの上端部に合成樹脂でファンケーシングと共に一体成形したことにより、そのような問題が解決でき、第1乃至第5発明の効果に加えて、ファンケーシングを空気調和機本体に取り付けることによって、ドレンパンの位置が定まり、所定位置へのドレンパンの配置が簡単に行なえるものとなり、組み立て作業も簡素化されるものとなる。
第7の発明では、第1乃至第6発明の効果に加えて、ドレンパンの下方空間に電装ボックスを配置したことにより、ドレンパンの下方空間の有効利用ができると共に、電装ボックスは、空気調和機本体から前方へ突出するため、前面パネルを開いた状態で、電装ボックスへの配線作業や電装ボックス内の点検等がし易くなる。また、例え上方から落下する露があっても、ドレンパンで受け止めるため、電気的な安全確保の点でも好ましいものとなる。
本発明の床置き式空気調和機は、空気吸い込み口から吸い込んだ空気が空気吹き出し口へ流れる空気通路に、空気流入面が下側となるように下部に対して上部が後方へ傾くように傾斜設置した熱交換器と、前記空気吸い込み口から吸い込んだ空気を前記熱交換器の空気流入面へ送出する送風装置が配置され、前記送風装置は前記空気吸い込み口から吸い込んだ空気の入口と前記熱交換器へ空気を送出する出口を備えたファンケーシング内にファンが収納された形態であり、前記ファンケーシングの前面上部と前記空気調和機の前面パネルの間に、前記熱交換器から流下する露と前記空気調和機の前面パネルの裏側を流下する露を受けるようにドレンパンを配置したものであり、以下に本発明の実施形態を記載する。
次に、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は本発明に係る床置き式空気調和機の正面図、図2は本発明に係る床置き式空気調和機と室外機の関係を示す斜視図、図3は本発明に係る床置き式空気調和機の空気吸い込み口と空気吹き出し口に設けた開閉フラップが開いた状態の説明用正面斜視図、図4は図1のA−A箇所の断面図、図5は本発明に係る前面パネルを取り外した状態の空気調和機本体の前面斜視図、図6は本発明に係る床置き式空気調和機の下部前面パネルを開いた状態の空気調和機の前面斜視図、図7は本発明に係る床置き式空気調和機の送風装置と前面パネルの関係を示す背面斜視図、図8は図1のB−B箇所の断面拡大図、図9は本発明に係る床置き式空気調和機のドレンパン部分を説明する縦断側面図である。
図において、本発明に係る床置き式空気調和機1は、室内の床に設置されるタイプであり、冷媒の圧縮機と凝縮器とこれらの熱交換用送風機51等を収納した室外機50とで一組の分離型空気調和装置を構成するものであり、空気調和機1と室外機50とは、空気調和機本体2の側面の一方の孔1Aを通って、電気配線53と断熱材で覆われた冷媒配管52とで連結された状態である。孔1Aは空気調和機本体2の左右側面に形成されており、いずれかを選択できるようになっている。空気調和機1は、空気吸い込み口3から吸い込んだ空気が空気吹き出し口4へ流れる空気通路に、空気流入面が下側となるように下部に対して上部が後方へ傾くように傾斜設置した熱交換器5と、空気吸い込み口3から吸い込んだ空気を熱交換器5の空気流入面へ送出する送風装置6が配置され、送風装置6は空気吸い込み口3から吸い込んだ空気の入口7と熱交換器5へ空気を送出する出口8を備えたファンケーシング9内にファン10が収納された形態である。空気調和機本体2には、熱交換器5の下端部がドレンパン25の上面開口に臨むように、熱交換器5の下端部の真下にドレンパン25が配置され、熱交換器5から流下する露をドレンパン25で受ける。
以下に、空気調和機1を具体的に説明する。空気調和機1は、前面開口2Aの空気調和機本体2と、空気調和機本体2に取り付けた前面パネル11によって空気調和機本体2の前面開口2Aを覆った、縦長形状をなしている。前面パネル11に空気吸い込み口3と空気吹き出し口4が形成されているが、前面パネル11は、空気吸い込み口3が斜め前方に向いた左右側面に縦長に形成された下部前面パネル11Aと、空気吹き出し口4が斜め前方に向いた左右側面と斜め前方に向いた上側面に形成された上部前面パネル11Bで構成されている。下部前面パネル11Aは、前壁11A1と、その左右端部に後方へ向けて延びた斜め前方に向いた左右側壁11A2を一体成形した合成樹脂の成形体である。また、上部前面パネル11Bは、上壁と、前壁11B1と、その左右端部に後方へ向けて延びた斜め前方に向いた左右側壁11B2を一体成形した合成樹脂の成形体である。
下部前面パネル11Aには、電動モータ15で駆動される吸い込み口フラップ16によって各空気吸い込み口3を開閉するフラップ機構を設けている。吸い込み口フラップ16は、空気吸い込み口3を塞ぐ大きさの長尺形状の板状をなし、吸い込み口フラップ16の両端部は、空気吸い込み口3の長さ方向軸部23によって回動可能に支持され、その一方の軸部23が電動モータ15で駆動される仕組みである。図2、図3に示すように、軸部23が空気吸い込み口3の前部に位置しており、吸い込み口フラップ16は、空気吸い込み口3の前部において左右に開く。このため、左右の空気吸い込み口3から吸い込む空気は、吸い込み口フラップ16によって横と後方から吸い込まれ、前方からに吸い込みが制限される構成である。このため、空気調和機1の電源が入った状態において、空気調和機1を使う人によって操作されるリモートコントローラ60等の操作部に設けられた空気調和機1の運転開始スイッチの操作に基づき、吸い込み口フラップ16が開く。そして、この操作部に設けられた空気調和機1の運転停止スイッチの操作に基づき、吸い込み口フラップ16が閉じる動作をする。なお、吸い込み口フラップ16の後方で空気吸い込み口3の裏側には、空気中の塵埃を捕捉するフィルタ3Fが着脱自在に取り付けられている。
また、上部前面パネル11Bには、電動モータ18で駆動される吹き出し口フラップ19によって各空気吹き出し口4を開閉するフラップ機構を設けている。吹き出し口フラップ19は、空気吹き出し口4を塞ぐ大きさの長尺形状の板状をなし、吹き出し口フラップ19の両端部は、空気吹き出し口4の長さ方向軸部24によって回動可能に支持されており、その一方の軸部24が電動モータ18で駆動される仕組みである。左右の空気吹き出し口4においては、図2、図3に示すように、軸部24が空気吹き出し口4の後部に位置しており、吹き出し口フラップ19は、空気吹き出し口4の後部において斜め前方へ広がるように左右に開く。このため、左右の空気吹き出し口4から吹き出す空気は、吹き出し口フラップ19によって後方へ吹き出すことが制限され、前方へ指向されるようになる。
また、上部の空気吹き出し口4においては、一方の軸部24側においてリンク機構24Aを介して電動モータ18で駆動される仕組みであり、図2、図3に示すように、軸部24が空気吹き出し口4の後部に位置しており、吹き出し口フラップ19は、空気吹き出し口4の後部において斜め前方へ広がるように上方に開く。このため、上部の空気吹き出し口4から吹き出す空気は、吹き出し口フラップ19によって後方へ吹き出すことが制限され、前方へ指向されるようになる。
このような動作は、空気調和機1の電源が入った状態において、前記リモートコントローラ60等の操作部に設けられた空気調和機1の運転開始スイッチの操作に基づき、制御部30Aによって吹き出し口フラップ19が開く。そして、この操作部に設けられた空気調和機1の運転停止スイッチの操作に基づき、制御部30Aによって吹き出し口フラップ19が閉じる動作をする。
また、左右の空気吹き出し口4には、吹き出し口フラップ19の内側にあって、電動モータ17で駆動される吹き出し方向可変フラップ20によって、空気の吹き出し方向を上下に変更するフラップ機構を設けている。フラップ20は、左右の空気吹き出し口4の縦方向に略等間隔に配置した複数の板状フラップ(図では6枚)で構成され、各フラップ20は、上部前面パネル11Bに水平方向軸21によって回動可能に支持された状態で、一端部を縦方向連結棒22で連結されている。そして、電動モータ17によって縦方向連結棒22を上下方向に駆動することによって(例えば、フラップ20の一つを駆動することによって縦方向連結棒22を上下方向に駆動する)、各フラップ20は、空気の吹き出し方向を上下に変更する。
各フラップ20の駆動について説明する。空気調和機1の電源が入った状態において、前記リモートコントローラ60等の操作部に設けられた空気調和機1の運転開始スイッチが操作されると、制御部30Aによって、電動モータ12、室外機50の圧縮機と熱交換用送風機51等が始動して、空気調和機1が運転を開始する。この状態で各フラップ20は略水平状態である。この状態において、風向スイッチを1回操作するごとに、制御部30Aによって、電動モータ17が所定回転して、各フラップ20が上方または下方に回動して、空気の吹き出し方向を上方、水平、下方に変更できる。
これは例えば次のような動作によって達成される。即ち、風向スイッチを1回ON操作すると、電動モータ17が所定回転して、各フラップ20が上方へ1ステップ動作して、空気の吹き出し方向を上向きとする。次に風向スイッチを1回ON操作すると、電動モータ17が所定回転して、各フラップ20が下方へ1ステップ動作して、空気の吹き出し方向を略水平状態にする。次に風向スイッチを1回ON操作すると、電動モータ17が所定回転して、各フラップ20が下方へ1ステップ動作し、空気の吹き出し方向を下向きとする。更に風向スイッチを1回ON操作すると、電動モータ17が所定回転して、各フラップ20が上方へ1ステップ動作して、空気の吹き出し方向を略水平状態にする。このように風向スイッチのON操作ごとに風向を変更できる。
なお、前記リモートコントローラ60等の操作部に、自動風向スイッチを設け、この自動風向スイッチをONすることによって、制御部30Aによって、電動モータ17が正方向回転と逆方向回転を繰り返して、各フラップ20が上下方向に連続可動する状態に構成することもできる。この場合は、空気の吹出し方向が自動的に上下方向に変動することとなる。前記風向スイッチと前記自動風向スイッチは、別個に配置してもよいが、一体化して、手動風向と自動風向の各操作部を前記リモートコントローラ60等の操作部に設けた構成でもよい。
なお、空気調和機1が運転を開始する時点での各フラップ20の設定状態は、冷房運転と暖房運転において異なる状態とすることもできる。例えば、冷房運転の場合は略水平状態とし、暖房運転の場合は下向き状態となるように設定しておくこともできる。
空気吸い込み口3から空気吹き出し口4へ連通するように、空気調和機本体2内に形成した空気通路には、下部前面パネル11Aの後方に送風装置6が配置され、上部前面パネル11Bの後方には熱交換器5が配置される。送風装置6は、空気の入口7を前面に備え空気の出口8を上面に備えたファンケーシング9内に、電動モータ12で駆動されるシロッコファン10が収納された形態である。シロッコファン10は、仕切り坂10Aの周縁部に多数の羽根10Bが等間隔で円形状に配置された周知の形態であり、回転によって前面開口から空気を吸い込み、多数の羽根10Bの間隔から周辺へ吐出する。電動モータ12はシロッコファン10内に入り込むように、仕切り板10Aの中央部が前方へ窪んでおり、この窪みに位置する状態で、仕切り板10Aの中心に電動モータ12の回転軸に結合された形態である。
ファンケーシング9は、空気の入口7を形成した前壁とその左右から延びた左右側壁を備えて背面が開口した形態である。電動モータ12は、取り付けネジ14によって空気調和機本体2の背壁2Bの所定位置へ取り付けられ、この状態で、ファンケーシング9を、その背面開口を塞ぐように空気調和機本体2の背壁2Bの所定位置に、断熱材56を介して取り付けネジ13によって取り付ける。この取り付けによって、シロッコファン10の前面開口が空気の入口7に対向する。シロッコファン10は、回転によって、その前面開口が空気の入口7から空気を吸い込み、多数の羽根10Bの間隔から周辺へ空気を吐出し、この吐出された空気は、ファンケーシング9の形状に沿って上方の空気の出口8から上方へ送出される。なお、空気調和機本体2の背壁2Bの内面と左右側壁の内面の略全体に亘って断熱材56、57が貼着されている。
図4に示すように、熱交換器5は、略等間隔に並列の縦長のアルミニウム製の板状フィン5Aを冷媒パイプ5Bが貫通する形態であり、熱交換器5は、空気流入面がファンケーシング9の空気の出口8の上方で出口8に斜めに相対面するように、下部に対して上部が後方へ傾く傾斜設置であり、上部が空気調和機本体2の背壁2Bに近接または当接し、下部が空気調和機本体2の前面開口2Aに近接するように傾斜設置である。そして、熱交換器5は、左右幅が空気調和機本体2の左右側壁近傍まで達する大きさであり、正面投影状態では、上部前面パネル11Bの略全域に亘る大きさである。この構成は、熱交換面積を広く得るためである。
送風装置6の空気の出口8から上方へ送出される空気が、熱交換器5の空気流入面に広く供給されるようにするために、ファンケーシング9の空気の出口8の左右幅は、略熱交換器5の左右幅に近い寸法を形成している。
ファンケーシング9の前方において、空気調和機本体2の前面開口2Aの左右部に渡る取り付け板29に電装ボックス30が取り付けられている。電装ボックス30内には、空気調和機1の電源部やプリント基板等の電気部品を含む制御部30Aが収納されている。このため、図5等に示すように、電装ボックス30は、空気調和機本体2から前方へ突出状態に設けられている。
上部前面パネル11Bの前壁11B1の前面には、空気調和機1の運転状態等をLEDで表示する表示部や、リモートコントローラ60からの赤外線信号の受信部等を備えた制御パネル部28が設けられている。制御パネル部28に対応して上部前面パネル11Bの前壁11B1の裏面下部には、ケースに収納されて制御部30Aに電気接続された制御部27が取り付けられている。なお、リモートコントローラ60に替わって、またはリモートコントローラ60と併用にて、制御部30Aの動作を操作する操作部を制御パネル部28に併設してもよい。制御部30Aの動作は、前記リモートコントローラ60またはリモートコントローラ60に替わる前記操作部の操作に基づき行われ、制御部30Aによって空気調和機1の運転制御を行う。
上部前面パネル11Bの前壁11B1の裏面には、熱交換器5を通過した空気が衝突した後、主として左右と上方へ分流して、それぞれ左右の空気吹き出し口4と上部の空気吹き出し口4から吐出されるため、空気調和機1が冷房運転の場合は、上部前面パネル11Bの前壁11B1が冷却されて、その前面や裏面に結露が生じる虞がある。これを防止するために前壁11B1の裏面に発泡スチロール等の断熱材26を貼着している。
しかし、湿度の多い環境において空気調和機1が冷房運転される場合は、断熱材26の表面に結露が生じる虞がある。この露は、下方へ流れて下部前面パネル11A後方に配置した電装ボックス30やその他の部分を濡らし、漏電の危険等が伴う。また、下方へ流れて空気調和機1が設置された床面を濡らすことも憂慮される。
本発明は、このような結露による弊害を防止するために、ファンケーシング9の前面上部と空気調和機1の前面パネル11の間には、熱交換器5から流下する露を受けるドレンパン25を空気調和機本体2に設けているが、このドレンパン25を前方まで延ばして、前面パネル11の裏側を流下する露を受けるように構成している。前面パネル11は、前壁の左右端部に後方へ延びた左右側壁を備え、ドレンパン25は、その前部が前面パネル11の前壁と左右側壁間で作る空間に進入して、前面パネル11の裏側を流下する露を受ける状態である。
これを具体的に説明すると、前面パネル11が図示のように、上下に分割された下部前面パネル11Aと上部前面パネル11Bで構成されている場合は、下部前面パネル11Aと上部前面パネル11Bは、それぞれ前壁の左右端部に後方へ延びた左右側壁を備えている。下部前面パネル11Aは、前壁11A1が装飾面を呈し、この左右側壁に空気吸い込み口3を形成し、上部前面パネル11Bは、前壁11B1が装飾面を呈し、この左右側壁11B2に空気吹き出し口4を形成している。また、上部前面パネル11Bは、上壁に上部の空気吹き出し口4を形成している。
そして、図9に示すように、ドレンパン25は、電装ボックス30の上方にあって、下部前面パネル11Aの上端部に位置して、その前部が下部前面パネル11Aの前壁11A1と左右側壁11A2間で作る空間に進入するように、前方へ延びた状態である。上部前面パネル11Bの裏側に付着する露をドレンパン25に導くために、庇部31が上部前面パネル11Bの下部からドレンパン25の上方に張り出すように形成されている。この庇部31は、上部前面パネル11Bの前壁11B1の下端の折り曲げ、または前壁11B1に取り付けによって形成され、略上部前面パネル11Bの前壁11B1と左右側壁11B2に亘る範囲に設けられている。
この構成によって、ドレンパン25の下方空間に電装ボックス30が配置されるため、上部前面パネル11Bの裏側を流下または落下する露は、ドレンパン25で受け止めることができるため、上記のような懸念は解決する。ドレンパン25の下面には、断熱のために断熱材59を貼付しており、ドレンパン25の下面への露つきを防止している。また、ドレンパン25の左右側壁は、空気調和機本体2の左右側壁に当接しているため、断熱のために断熱材58が貼着されている。
下部前面パネル11Aは、送風装置6や電装ボックス30の点検、修理、配線等を行ない易くするため、及び空気吸い込み口3の裏側に取り付けたフィルタ3Fの清掃や交換を行ない易くするために、空気調和機本体2に容易に取り外し可能な取り付け、または空気調和機本体2に開閉可能に支持されている。図示の形態では、下部前面パネル11Aは、その一側端が上下のヒンジ機構33によって空気調和機本体2に開閉可能に支持されている。なお、図3に示すように、空気調和機本体2内の底部に換気ユニット55を設置した場合には、下部前面パネル11Aを開いた状態で、換気ユニット55の点検や組み込まれたフィルタの交換や清掃を行なうことができる。
しかし、上部前面パネル11Bは、熱交換器5と通過した空気が衝突した後、主として左右と上方へ分流させる役目をするため、空気通路の一部分を構成しているため、空気調和機本体2に所定の位置でネジでの固定、係止爪の係止等によって取り付けられており、頻繁に取り外しまたは開閉する構成ではないが、熱交換器5の点検等を行なう場合は、そのネジ等を外して空気調和機本体2から取り外し可能である。図示のものは、上部前面パネル11Bの左右側壁11B2から後方へ延びた複数の係止爪11B3が、空気調和機本体2の前面開口の左右フランジに形成した係止孔2A1に挿入されてその下端に係止することによって、上部前面パネル11Bが空気調和機本体2の前面開口の所定位置に取り付けられる構成である。
上記のように、ドレンパン25は、電装ボックス30の上方にあって、下部前面パネル11Aの上端部に位置して、その前部が下部前面パネル11Aの前壁11A1と左右側壁11A2間で作る空間に進入するように、前方へ延びた状態である。このため、上部前面パネル11Bを開いた状態(取り外した状態と開閉にて開いた状態のいずれも含む)で、ドレンパン25の上面開口が空気調和機本体2の前面に露出する状態になるので、空気調和機本体2の前面からドレンパン25の点検や清掃等を行い易い構成となっている。
部品数の削減や組み立てのし易さ等を考慮して、ドレンパン25は、ファンケーシング9の上端部にファンケーシング9と一体に設けている。この場合、ファンケーシング9とドレンパン25は、金属製で構成して一体化することもできるが、製造のし易さとして、ドレンパン25は、ファンケーシング9の上端部に、合成樹脂製のファンケーシング9の成形と共に一体成形している。ドレンパン25の上面開口には、熱交換器5の下端部が対向し、熱交換器5の下端部に取り付けた支持部材32がドレンパン25内に進入して、熱交換器5に付着する露がドレンパン25内に流入する仕組みである。ドレンパン25内に集められた露は、ドレンパン25の一側部に設けた排水孔25Aに接続された排水パイプ(図示せず)から、空気調和機本体2の側面の孔1Aを通って屋外に排水される。ファンケーシング9の空気出口8へ露つきが生じないようにするために、支持部材32の後部でドレンパン25の後壁には、吸水性のない独立気泡の発泡断熱材69が設けられている。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図10は本発明に係る床置き式空気調和機の正面斜視図、図11は本発明に係る床置き式空気調和機の下部前面パネルを開いた状態の前面斜視図、図12は本発明に係る床置き式空気調和機の上部前面パネルの断熱材を外した状態の背面斜視図、図13は本発明に係る床置き式空気調和機の空気吹き出し口のフラップ構成を示す背面斜視図、図14は図10のC−C箇所の縦断側面図、図15は本発明に係る床置き式空気調和機の送風装置と前面パネルの関係を示す背面斜視図、図16は図10のD−D箇所の断面拡大図、図17は本発明に係る床置き式空気調和機のドレンパン部分を説明する縦断側面図である。
図において、実施例1と同等機能部分には同一符号を付しており、その説明は実施例1と同等であるため省略する。実施例2が実施例1と主として異なる部分は、空気吹き出し口が上部前面パネル11Bの前壁11B1に形成されている点と、ドレンパン25が、上部前面パネル11Bの下端部と下部前面パネル11Aの上端部の空間に進入した形態である。具体的には、上部前面パネル11Bの下端部と下部前面パネル11Aの上端部に対応して、ドレンパン25の前部が、各前壁11B1、11A1と左右側壁11B2、11A2間で作る空間に進入し、上部前面パネル11Bを開いた状態でドレンパン25が空気調和機本体2の前面に露出する状態となる構成である。
これを図に基づき説明する。上部前面パネル11Bの前壁11B1の上部には、空気吹き出し口4Aが略矩形状に形成され、空気吹き出し口4Aには、後部に複数枚の縦フラップ35が横に並列配置され、その前部に複数枚の横フラップ36が縦に並列配置されている。縦フラップ35は上下端部が軸37によって支持され、第3電動モータ40の駆動によって左右方向に向きが変更できる構成である。また、横フラップ36は、上下に2分割された2組構成であり、上の組の複数の横フラップ36Aは、電動モータ38によって上下方向に向きが変更される仕組みであり、また下の組の複数の横フラップ36Bは、電動モータ39によって上下方向に向きが変更される仕組みである。
縦フラップ35は、空気吹き出し口4Aから吹き出す空気の向きを、左右方向に変える作用をするものであり、上下端部の縦方向軸37が支持枠45の上下辺に回動可能に支持されていて、第3電動モータ40の駆動に伴って、リンク機構41を介して、左右方向に向きが変更できる作動構成である。
各縦フラップ35は、上下端部から上下に延びる縦方向軸37が、支持枠45に回動可能に支持されていて、支持枠45に取り付けた第3電動モータ40によって、全ての縦フラップ35が同時に同じ方向に回動するように、リンク機構41を備えている。この構成の実施例として図示した構成は、一つの縦フラップ35(図12、図13では最右端の縦フラップ35)の縦方向軸37が第3電動モータ40によって回動されるとき、他の全ての縦フラップ35が同様に回動するために、全ての縦フラップ35には、縦方向軸37から所定の半径に形成した突起部が回動可能に嵌合する作動板41Bによって、各縦フラップ35が連結された構成である。
これによって、リモートコントローラ60の左右風向スイッチの操作によって、第3電動モータ40が正回転と逆回転を行うことによって、一つの縦フラップ35が左右に回動し、この回動に伴ってリンク機構41を介して、他の全ての縦フラップ35も同様に左右に回動する。
横フラップ36は、空気吹き出し口4Aから吹き出す空気の向きを、上下方向に変える作用をするものであり、それぞれ左右端部から中心軸線上を横へ延びる横方向軸44が、支持枠45の左右辺に回動可能に支持されていて、空気吹き出し口4Aを上下に略2等分するように、分割された2組構成である。
上の組の複数(図では3枚)の横フラップ36Aは、支持枠45に取り付けた第1電動モータ38の駆動に伴って、リンク機構42を介して、上下方向に向きが変更できる作動構成である。この構成の実施例として図示した構成は、一つの横フラップ36Aの横方向軸44(図示のものは上から2番目の横フラップ36Aの横方向軸44)が、第1電動モータ38によって回動されるとき、他の全ての横フラップ36Aが同様に回動するようにするために、各横フラップ36Aは、第1電動モータ38の反対側の横方向軸44に、水平方向に突出する突起部42A1を備えた作動腕42Aが略直角に取り付けられ、この各突起部42A1が回動可能に嵌合する嵌合部(孔または軸受け部)42B1を形成した作動板42Bによって、各横フラップ36Aが連結された構成である。
これによって、第1電動モータ38が正回転と逆回転を行うことによって、一つの横フラップ36Aが上下に回動し、この回動に伴ってリンク機構42を介して、他の全ての横フラップ36Aも同様に上下に回動する。
また、下の組も上の組と同様の構成であり、下の組の複数(図では3枚)の横フラップ36Bは、支持枠45に取り付けた第2電動モータ39の駆動に伴って、リンク機構43を介して、上下方向に向きが変更できる作動構成である。この構成の実施例として図示した構成は、一つの横フラップ36Bの横方向軸44(図示のものは下から2番目の横フラップ36Bの横方向軸44)が、第2電動モータ39によって回動されるとき、他の全ての横フラップ36Bが同様に回動するようにするために、各横フラップ36Bは、第2電動モータ39の反対側の横方向軸44に、水平方向に突出する突起部43A1を備えた作動腕43Aが略直角に取り付けられ、この各突起部43A1が回動可能に嵌合する嵌合部(孔または軸受け部)43B1を形成した作動板43Bによって、各横フラップ36Bが連結された構成である。
これによって、第2電動モータ39が正回転と逆回転を行うことによって、一つの横フラップ36Bが上下に回動し、この回動に伴ってリンク機構43を介して、他の全ての横フラップ36Bも同様に上下に回動する。
なお、各横フラップ36A、36Bが、比較的薄い合成樹脂製の板状の場合には、中間部が下方へ弛むことがある。これの防止のための工夫として、支持枠45の上下辺の中間部に、上下方向に取り付けた中間支持部材46を設け、この中間支持部材46に中間支持部を設けている。実施例では、この中間支持部の構成として、中間支持部材46は、横方向軸44と同軸線上に設けられた軸受け部47を備え、各横フラップ36A、36Bの中間部に設けた中間軸48が、この軸受け部47によって回動可能に支持される構成である。このように、各横フラップ36A、36Bは、左右両端部と中間部が、同軸線上に設けられた軸受け部44と47によって支持されるため、上下方向の回動が支障なく行なえると共に、中間部が垂れ下がることも防止できる構成となる。
電動モータ38と電動モータ39は、リモートコントローラ60の風向スイッチの操作によって制御できる。空気調和機1の電源が入った状態において、リモートコントローラ60に設けた空気調和機1の運転・停止スイッチによるON操作によって、空気調和機1の運転が開始するが、上の組の横フラップ36Aも、下の組の横フラップ36Bも、空気調和機1の運転停止状態では、待機状態、即ち閉じた状態にセットされるように、制御部30Aによって、電動モータ38と電動モータ39が制御される。また、縦フラップ35は、空気調和機1の運転停止状態では、各フラップ35は垂直に開いた状態にセットされるように、制御部30Aによって、電動モータ40が制御される。
空気調和機1の電源が入った状態において、前記リモートコントローラ60等の操作部に設けられた空気調和機1の運転・停止スイッチが操作されると、制御部30Aによって、電動モータ12、室外機50の圧縮機と熱交換用送風機51等が始動し、空気調和機1が運転を開始する。この状態で各フラップ36A、36Bは下向き状態(斜め下向き状態)に開く。この状態において、リモートコントローラ60の上風向スイッチを1回操作するごとに、制御部30Aによって、電動モータ38が所定回転して、各フラップ36Aが水平に回動して、空気の吹き出し方向を水平状態に変更する。
これは例えば、次のような動作によって達成される。即ち、上の組の横フラップ36Aにおいては、上風向スイッチを1回ON操作すると、上の組の電動モータ38が正方向に所定回転して、各フラップ36Aが上方へ1ステップ動作して、空気の吹き出し方向を水平状態とする。次に上風向スイッチを1回ON操作すると、電動モータ38が正方向に所定回転して、各フラップ36Aが上方へ1ステップ動作して、空気の吹き出し方向を上方(斜め上方)状態にする。次に上風向スイッチを1回ON操作すると、電動モータ38が逆方向に所定回転して、各フラップ36Aが下方へ1ステップ動作し、空気の吹き出し方向を水平状態とする。更に上風向スイッチを1回ON操作すると、電動モータ38が逆方向に所定回転して、各フラップ36Aが下方へ1ステップ動作して、空気の吹き出し方向を下向(斜め下方)状態にする。更に、上風向スイッチを1回ON操作すると、上の組の電動モータ38が正方向に所定回転して、各フラップ36Aが上方へ1ステップ動作して、空気の吹き出し方向を水平状態とする。このように上風向スイッチのON操作ごとに風向を順次変更できる。
また、下の組の横フラップ36Bにおいても同様であり、前記リモートコントローラ60に設けた下風向スイッチを1回ON操作すると、下の組の電動モータ39が正方向に所定回転して、各フラップ36Bが上方へ1ステップ動作し、空気の吹き出し方向を水平状態とする。以後、上の組の横フラップ36Aと同様に、各フラップ36Bが回動して空気の吹き出し方向を上方、水平、下方、水平状態となるように、順次変更できる。
なお、前記リモートコントローラ60等の操作部に、全自動風向スイッチを設け、この全自動風向スイッチをONすることによって、制御部30Aに設定したモードによって、電動モータ38と39が正方向回転と逆方向回転を繰り返して、各フラップ36Aと36Bが上下方向に連続可動する状態によって、各種の吹出し方向を形成することもできる。即ち自動的に、フラップ36Aと36Bが共に水平状態、上向き状態、水平状態、下向き状態へ順次動作させることができる。
また、他の方式として、上自動風向スイッチと下自動風向スイッチを前記リモートコントローラ60等の操作部に設けることができる。この方式では、空気調和機1の運転開始によって、各フラップ36A、36Bは下向き開状態(斜め下向き開状態)に開く。この状態で、下自動風向スイッチは操作せず、上自動風向スイッチのONによって、フラップ36Aのみが水平状態、上向き状態、水平状態、下向き状態、水平状態、上向き状態となる動作の繰り返しを行なうようにさせることができる。この場合、フラップ36Bは下向き開状態のままである。また、上自動風向スイッチは操作せず、下自動風向スイッチのONによって、フラップ36Bのみが水平状態、上向き状態、水平状態、下向き状態、水平状態、上向き状態となる動作の繰り返しを行なうようにさせることができる。この場合、フラップ36Aは下向き開状態のままである。
また、縦フラップ35も、リモートコントローラ60の左右風向スイッチのON操作ごとに、第3電動モータ40が順次正回転と逆回転を行うことによって、一つの縦フラップ35が左右に回動し、この回動に伴ってリンク機構41を介して、他の全ての縦フラップ35も同様に左右に回動し、縦フラップ35が垂直に開いた状態、左方向き状態、垂直に開いた状態、右方向き状態を所定の順次で繰り返して、空気の横方向(左右方向)の吹き出し方向を変更できることとなる。
また、各横フラップ36A、36Bは、リモートコントローラ60に設けた空気調和機1の運転・停止スイッチの停止操作(運転状態でのON操作)によって、待機状態、即ち閉じた状態にセットされるように、制御部30Aによって、電動モータ38、39が制御される。また、各縦フラップ35は、リモートコントローラ60に設けた空気調和機1の運転・停止スイッチの停止操作(運転状態でのON操作)によって、待機状態、即ち、垂直に開いた状態にセットされるように、制御部30Aによって、電動モータ40が制御される。
上部前面パネル11Bの前壁11B1の裏面には、発泡スチロール等の断熱材26を貼着している。この断熱材26は、空気吹き出し口4Aの周囲の断熱材26Bと、空気吹き出し口4Aの下方の断熱材26Aとに分割された構成である。
下方の断熱材26Aの下端部には、裏側に付着する露をドレンパン25に導くために、ドレンパン25の上方に張り出すように庇部31が一体形成されている。断熱材26Aの左右幅は、上部前面パネル11Bの左右側壁11B2に亘る長さを有しているため、この庇部31も前面パネル11Bの左右側壁11B2に亘る範囲に形成されることとなる。
実施例2では、上記のように、ドレンパン25が、上部前面パネル11Bの下端部と下部前面パネル11Aの上端部の空間に進入した形態である。また、実施例2も実施例1と同様に、部品数の削減や組み立てのし易さ等を考慮して、ドレンパン25は、ファンケーシング9の上端部に合成樹脂でもって、ファンケーシング9と共に一体成形している。ドレンパン25の上面開口には、熱交換器5の下端部が対向し、熱交換器5の下端部に取り付けた支持部材32がドレンパン25内に進入して、熱交換器5に付着する露がドレンパン25内に流入する仕組みである。そして、ドレンパン25内に集められた露は、ドレンパン25の一側部に設けた排水孔25Aに接続された排水パイプ(図示せず)から、空気調和機本体2の側面の孔1Aを通って屋外に排水される。
下部前面パネル11Aは、空気吸い込み口3には吸い込み口フラップ16を設けず、実施例1と同様のフィルタ3Fを裏側に着脱自在に取り付けるグリルが設けられた形態である。送風装置6や電装ボックス30内の点検、修理、配線等を行ない易くするため、及び空気吸い込み口3の裏側に取り付けたフィルタ3Fの清掃や交換を行ない易くするために、空気調和機本体2に容易に取り外し可能な取り付け、または空気調和機本体2に開閉可能に支持されている。図示の形態では、下部前面パネル11Aは、図14、図15に示すように、下端部の支点機能の突起33Aが、空気調和機本体2のべース部に形成した孔に挿入支持されて、上部が前後方向に回動可能に支持しており、図11に示すように開いた状態で持ち上げることによって、上方へ取り外せる構成である。また、下部前面パネル11Aは閉じた状態で、上部左右に設けた係止突起が空気調和機本体2のキャッチャ部33Bに保持される構成である。なお、図3に示すように、空気調和機本体2内の底部に換気ユニット55を設置した場合には、下部前面パネル11Aを開いた状態で、換気ユニット55の点検や組み込まれたフィルタの交換や清掃を行なうことができる。
しかし、上部前面パネル11Bは、熱交換器5と通過した空気が衝突した後、主として左右と上方へ分流させる役目をするため、空気通路の一部分を構成しているため、空気調和機本体2に所定の位置でネジでの固定、係止爪の係止等によって取り付けられており、頻繁に取り外しまたは開閉する構成ではないが、熱交換器5の点検等を行なう場合は、そのネジ等を外して空気調和機本体2から取り外し可能である。図示のものは、実施例1と同様に、上部前面パネル11Bの左右側壁11B2から後方へ延びた複数の係止爪11B3が、空気調和機本体2の前面開口の左右フランジに形成した係止孔2A1に挿入されてその下端に係止することによって、上部前面パネル11Bが空気調和機本体2の前面開口の所定位置に取り付けられる構成である。
実施例2も実施例1と同様に、ドレンパン25は、電装ボックス30の上方にあって、下部前面パネル11Aの上端部に位置して、その前部が下部前面パネル11Aの前壁11A1と左右側壁11A2間で作る空間に進入するように、前方へ延びた状態である。このため、上部前面パネル11Bを開いた(取り外した状態と開閉にて開いた状態のいずれも含む)で、ドレンパン25の上面開口が空気調和機本体2の前面に露出する状態になるので、空気調和機本体2の前面からドレンパン25の点検や清掃等を行い易い構成となっている。
本発明の空気調和機は、空気調和機1の形態等については、上記実施形態に限定されず、本発明の技術的範囲を逸脱しない限り、種々の空気調和機に適用できるものである。
本発明に係る床置き式空気調和機の正面図である。(実施例1) 本発明に係る床置き式空気調和機と室外機の関係を示す斜視図である。(実施例1) 本発明に係る床置き式空気調和機の空気吸い込み口と空気吹き出し口に設けた開閉フラップが開いた状態の説明用正面斜視図である。(実施例1) 図1のA−A箇所の断面図である。(実施例1) 本発明に係る前面パネルを取り外した状態の空気調和機本体の前面斜視図である。(実施例1) 本発明に係る床置き式空気調和機の下部前面パネルを開いた状態の空気調和機の前面斜視図である。(実施例1) 本発明に係る床置き式空気調和機の送風装置と前面パネルの関係を示す背面斜視図である。(実施例1) 図1のB−B箇所の断面拡大図である。(実施例1) 本発明に係る床置き式空気調和機のドレンパン部分を説明する縦断側面図である。(実施例1) 本発明に係る床置き式空気調和機の正面斜視図である。(実施例2) 本発明に係る床置き式空気調和機の下部前面パネルを開いた状態の前面斜視図である。(実施例2) 本発明に係る床置き式空気調和機の上部前面パネルの背面斜視図である。(実施例2) 本発明に係る床置き式空気調和機の空気吹き出し口のフラップ構成を示す背面斜視図である。(実施例2) 図10のC−C箇所の縦断側面図である。(実施例2) 本発明に係る床置き式空気調和機の送風装置と前面パネルの関係を示す背面斜視図である。(実施例2) 図10のD−D箇所の断面拡大図である。(実施例2) 本発明に係る床置き式空気調和機のドレンパン部分を説明する縦断側面図である。(実施例2)
符号の説明
1・・・・・床置き式空気調和機
2・・・・・空気調和機本体
2A・・・・前面開口
3・・・・・空気吸い込み口
4・・・・・空気吹き出し口
5・・・・・熱交換器
5A・・・・板状フィン
5B・・・・冷媒パイプ
6・・・・・送風装置
7・・・・・空気入口
8・・・・・空気出口
9・・・・・ファンケーシング
10・・・・シロッコファン
11・・・・前面パネル
11A・・・下部前面パネル
11B・・・上部前面パネル
12・・・・電動モータ
16・・・・吸い込み口フラップ
17・・・・電動モータ
18・・・・電動モータ
19・・・・吹き出し口フラップ
20・・・・吹き出し方向可変フラップ
25・・・・ドレンパン
26・・・・断熱材
27・・・・制御部
28・・・・制御パネル部
30A・・・制御部
30・・・・電装ボックス
31・・・・庇部
35・・・・縦フラップ
36・・・・横フラップ
38・・・・電動モータ
39・・・・電動モータ
50・・・・室外機
60・・・・リモートコントローラ

Claims (7)

  1. 空気吸い込み口から吸い込んだ空気が空気吹き出し口へ流れる空気通路に、空気流入面が下側となるように下部に対して上部が後方へ傾くように傾斜設置した熱交換器と、前記空気吸い込み口から吸い込んだ空気を前記熱交換器の空気流入面へ送出する送風装置が配置され、前記送風装置は前記空気吸い込み口から吸い込んだ空気の入口と前記熱交換器へ空気を送出する出口を備えたファンケーシング内にファンが収納された形態であり、前記ファンケーシングの前面上部と前記空気調和機の前面パネルの間に、前記熱交換器から流下する露と前記前面パネルの裏側を流下する露を受けるようにドレンパンを配置したことを特徴とする床置き式空気調和機。
  2. 空気調和機本体の前面に配置した前面パネルに空気吸い込み口と空気吹き出し口が形成され、空気吸い込み口から吸い込んだ空気が空気吹き出し口へ流れる空気通路に、空気流入面が下側となるように下部に対して上部が後方へ傾くように傾斜設置した熱交換器と、前記空気吸い込み口から吸い込んだ空気を前記熱交換器へ送出する送風装置が配置され、前記送風装置は前記空気吸い込み口から吸い込んだ空気の入口と前記熱交換器へ空気を送出する出口を備えたファンケーシング内にファンが収納された形態であり、前記ファンケーシングの前面上部と前記前面パネルとの空間に前記熱交換器の下端部の真下配置のドレンパンを設け、前記前面パネルの裏側に付着する露を前記ドレンパンに導く庇部を前記前面パネルの下部から前記ドレンパンの上方に張り出すように形成したことを特徴とする床置き式空気調和機。
  3. 前記前面パネルは前壁の左右端部に後方へ延びた左右側壁を備え、前記ドレンパンは、その前部が前記前面パネルの前壁と左右側壁間で作る空間に進入する状態であることを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれかに記載の床置き式空気調和機。
  4. 空気調和機本体の前面に配置した前面パネルは、空気吸い込み口を形成した下部前面パネルと空気吹き出し口を形成した上部前面パネルを備え、前記空気吸い込み口から前記空気吹き出し口へ連通するよう前記空気調和機本体内に形成した空気通路には、前記下部前面パネルの後方に送風装置が配置され、前記上部前面パネルの後方に熱交換器が配置され、前記送風装置は空気の入口を前面に備え空気の出口を上面に備えたファンケーシング内にモータで駆動されるシロッコファンが収納された形態であり、前記熱交換器は空気流入面が前記ファンケーシングの空気の出口の上方に斜めに相対面するよう下部に対して上部が後方へ傾く傾斜設置であり、前記熱交換器から流下する露と前記上部前面パネルの裏側を流下する露を受けるドレンパンが、前記下部前面パネルの上端部に進入状態となる位置で前記空気調和機本体に設けられ、前記上部前面パネルを開いた状態で前記ドレンパンの上面開口が前記空気調和機本体の前面に露出する状態に前記空気調和機本体に設けられたことを特徴とする床置き式空気調和機。
  5. 前記前面パネルは、空気吸い込み口を形成した下部前面パネルと空気吹き出し口を形成した上部前面パネルを備え、前記上部前面パネルと前記下部前面パネルは、前壁の左右端部に後方へ延びた左右側壁を備え、上部前面パネルの下端部と前記下部前面パネルの上端部において前記前壁と左右側壁間で作る空間に前記ドレンパンの前部が進入し、前記上部前面パネルを開いた状態で前記ドレンパンが前記空気調和機本体の前面に露出する状態となることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の床置き式空気調和機。
  6. 前記ドレンパンを前記ファンケーシングの上端部に合成樹脂で前記ファンケーシングと共に一体成形したことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の床置き式空気調和機。
  7. 前記空気調和機本体から前方へ突出するように、前記ドレンパンの下方空間に電装ボックスを配置したことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の床置き式空気調和機。
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