JP5489939B2 - 定着ヒータ、定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
用紙搬送直角方向を長手方向とする長尺板状の基板と、前記基板上に形成された抵抗発熱体と、前記抵抗発熱体上に、搬送可能な各用紙サイズにおける用紙搬送直角方向の用紙幅に相当する距離で、前記基板の長手方向に対をなして設けた通電用の電極と、を備え、
用紙幅に相当する電極間距離の前記電極対は、該電極間距離より大きい用紙幅に相当する電極間距離の電極対に対してその間に配置され、搬送される用紙の定着を行う場合、搬送用紙の用紙幅に相当する電極間距離を有する前記電極対に通電し、用紙搬送方向の長さである電極幅は、各用紙サイズの用紙幅に応じて変えることを特徴とする。
Li/Wi≧Lo/Wo
の関係式を満たすことを特徴とする。
第1から4の発明のいずれかの定着ヒータと、前記定着ヒータの前記電極対同士の接続を切り替える切り替え手段と、前記切り替え手段を制御して前記電極対を接続し通電する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、搬送用紙幅に相当する電極間距離を有する前記電極対同士を前記切り替え手段により接続することを特徴とする。
(数式)ρ=α×1/L^2
を満たすように(αは定数)ヒータを構成すれば、すべての領域で単位長さあたりの消費電力が等しくなり、長手方向に一様に加熱できる。
感光体ドラム101a表面を帯電ユニット103aで一様に帯電した後、光学系ユニットEにより感光体ドラム101a表面を画像情報に応じてレーザー露光し静電潜像を形成する。帯電ユニット103aとしては、感光体ドラム101a表面を一様に、またオゾンを極力発生させることなく帯電するために、帯電ローラ方式を採用している。その後現像ユニット102aにより感光体ドラム101a上の静電潜像に対しトナー像を現像し、この顕像化されたトナー画像をトナーとは逆極性のバイアス電圧が印加された一時転写ユニット13aにより中間転写ベルト11上に転写する。他の3組の可視像形成ユニットpb,pc,pdも同様に動作し順次中間転写ベルト11上に転写するようになっている。中間転写ベルト11上のトナー画像は二次転写ユニット14まで搬送され、別途、内部給紙ユニット16の給紙ローラ16aまたは手差し給紙ユニット17の給紙ローラ17aから給紙された記録紙に、トナーとは逆極性のバイアス電圧が印加されて転写される。記録紙上のトナー画像は定着装置15に搬送され、発熱定着ベルトにより加熱されて記録紙上に融着し、外部へ排出される。
次に第1の実施形態に係る定着装置について図2を用いて説明する。なお、図2は用紙の横から見た断面図である。
さらに、弾性層の上にフッ素系の合成樹脂からなる離型層が形成されており、本実施形態においては厚み30μmのPFAのチューブが用いられている。
ここで、基板31は、その長手方向が定着対象である用紙の搬送直角方向と同じ方向に、基板の短手方向が用紙搬送方向と同じ方向に配置される。従って、搬送される用紙の用紙幅は、用紙搬送直角方向の長さとなる。
R=ρs×L÷W[Ω] (1)
の関係式から、電極対の電極間距離が小さくなるほど、抵抗発熱体32の抵抗値が小さくなり、同じ電圧を入電した場合、加熱する場所によって消費電力が異なってしまう(ここで、Rは電極間抵抗値、ρsは抵抗発熱層のシート抵抗、Lは電極間距離、Wは電極の基板短手方向の幅である)。
こうして、各電極対のヒータ基板短手方向長さが異なっても抵抗値を共通になるように電極幅を設定することにより、電極対間の加熱が一定の消費電力となり、通電加熱制御をし易くなる。
図7は、本実施形態の定着装置を示す断面図である。
基本的な構造は図2の定着装置と同じであり、同一部分には共通の符号を付し説明は省力する。図7の定着装置が図2の定着装置と異なるのは、ヒータ60である。
次に第3の実施形態を示す。画像形成装置及び、定着装置の構成は第2の実施形態と同じであるため省略し、図10を用いて本実施形態のヒータの構成の詳細を説明する。ヒータの基板81は、実施形態1と同様、例えばアルミナ(Al2O3)セラミックスや、石英ガラスなどからなる耐熱性と電気絶縁性もった材料からなり、細長の板状(長尺板状)である。
21 定着ベルト
22 定着ローラ
23 ヒータ
24 サーミスタ
25 加圧ローラ
26 ニップ部
27 未定着トナー
28 用紙
31 基板
32 抵抗発熱体層
33a,33b,33c,33d 電極対
54 定着制御部
58 記憶部
60 ヒータ
61 基板
62 抵抗発熱体層
63a 電極対
63a,63b 電極対
64,65 加熱領域
67 スイッチ
68 スイッチ
71 基板
72,73 抵抗発熱体層
74a,74b 電極
75,76 加熱領域
78 スイッチ
81 基板
82 抵抗発熱体
83a,83b,83c,83d 電極
91 電源
Claims (11)
- 搬送される用紙を加熱してトナーを定着させるための定着ヒータにおいて、
用紙搬送直角方向を長手方向とする長尺板状の基板と、
前記基板上に形成された抵抗発熱体と、
前記抵抗発熱体上に、搬送可能な各用紙サイズにおける用紙搬送直角方向の用紙幅に相当する距離で、前記基板の長手方向に対をなして設けた通電用の電極と、
を備え、
用紙幅に相当する電極間距離の前記電極対は、該電極間距離より大きい用紙幅に相当する電極間距離の電極対に対してその間に配置され、
搬送される用紙の定着を行う場合、搬送用紙の用紙幅に相当する電極間距離を有する前記電極対に通電し、
用紙搬送方向の長さである電極幅は、各用紙サイズの用紙幅に応じて変えることを特徴とする定着ヒータ。 - 前記抵抗発熱体により定着ベルトを加熱して用紙まで用紙搬送方向に移動し定着する場合、前記電極の用紙搬送方向の各中心は、前記基板の用紙搬送方向の中心より前記定着ベルトの進行方向側にずれることを特徴とする請求項1に記載の定着ヒータ。
- 前記抵抗発熱体により定着ベルトを加熱して用紙まで用紙搬送方向に移動し定着する場合、前記定着ベルトを回転させるための駆動部材が取り付けられている側の前記電極対の一方の電極の電極幅は、対をなす他方の電極の電極幅よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の定着ヒータ。
- 前記電極の電極幅(Wi)及び、該電極を含む前記電極対の電極間距離(Li)と、該電極間距離(Li)よりも大きいが電極対の電極の電極幅(Wo)及び、電極間距離(Lo)の関係において、
Li/Wi≧Lo/Wo
の関係式を満たすことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の定着ヒータ。 - 搬送される用紙を加熱してトナーを定着させるための定着ヒータにおいて、
用紙搬送直角方向を長手方向とする長尺板状の基板と、
前記基板上に形成された抵抗発熱体と、
前記抵抗発熱体上に、搬送可能な各用紙サイズにおける用紙搬送直角方向の用紙幅に相当する距離で、前記基板の長手方向に対をなして設けた通電用の電極と、
を備え、
用紙幅に相当する電極間距離の前記電極対は、該電極間距離より大きい用紙幅に相当する電極間距離の電極対に対してその間に配置され、
搬送される用紙の定着を行う場合、搬送用紙の用紙幅に相当する電極間距離を有する前記電極対に通電し、
各電極の電極幅が同一であり、
前記電極と、それに隣接する電極とがそれぞれ別の前記電極対に含まれる場合、前記電極とその隣接電極の間に有る前記抵抗発熱体の単位長さあたりの抵抗が、それら電極が属する電極対のうち電極間距離が小さい方の内側にある抵抗発熱体の単位長さあたりの抵抗に比べて小さいことを特徴とする定着ヒータ。 - 搬送される用紙を加熱してトナーを定着させる定着装置において、
請求項1から4のいずれかに記載の定着ヒータと、
前記定着ヒータの前記電極対同士の接続を切り替える切り替え手段と、
前記切り替え手段を制御して前記電極対を接続し通電する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、搬送用紙幅に相当する電極間距離を有する前記電極対同士を前記切り替え手段により接続することを特徴とする定着装置。 - 搬送される用紙を加熱してトナーを定着させる定着装置において、
請求項5に記載の定着ヒータと、
前記定着ヒータの前記電極対同士の接続を切り替える切り替え手段と、
前記切り替え手段を制御して前記電極対を接続し通電する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、搬送用紙幅以下に相当する電極間距離を有する前記電極局対同士をすべて前記切り替え手段により接続することを特徴とする定着装置。 - 前記制御手段は、搬送用紙幅に相当する前記抵抗発熱体を均一加熱するように、電極により区切られた抵抗発熱体をデューティ通電制御することを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
- 前記制御手段は、搬送用紙幅に相当する前記抵抗発熱体のうち、両端部に該当する抵抗発熱体をデューティ通電制御することを特徴とする請求項8に記載の定着装置。
- 未定着トナー像を記録媒体に定着させる定着ベルトと、
前記定着ベルトを加熱する加熱部材と、
前記定着ベルトを加圧して定着を補助する加圧部材と、
を備え、
前記加熱部材は、請求項1から5のいずれかに記載の定着ヒータを含み、
前記定着ベルトは、無端状に形成され、少なくとも前記定着ヒータに懸架されることで加熱され、
前記定着ヒータは、前記定着ベルトの幅方向全体に当接していることを特徴とする定着装置。 - 搬送された用紙にトナー像を形成する画像形成手段と、
形成されたトナー像を用紙に加熱定着させる請求項6から10のいずれかに記載の定着装置と、
を備える画像形成装置。
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JP2010221825A JP5489939B2 (ja) | 2010-09-30 | 2010-09-30 | 定着ヒータ、定着装置及び画像形成装置 |
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JP2010221825A Active JP5489939B2 (ja) | 2010-09-30 | 2010-09-30 | 定着ヒータ、定着装置及び画像形成装置 |
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