JP5489145B1 - 電流センサ - Google Patents

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Abstract

隣接する導体を通流する電流による誘導磁界の影響を除去可能な簡単な構造の電流センサを提供すること。互いに平行な電流路を構成するように配置された第1の導体(101)及び第2の導体(111)と、電流路に対して表面(A1)が垂直になるように配置された回路基板(105)と、回路基板の表面において第1の導体を挟むように配置された第1の磁電変換素子(102)及び第2の磁電変換素子(103)とを備えた電流センサ(1)であって、第1の導体、第2の導体、第1の磁電変換素子、及び第2の磁電変換素子は、いずれも同一の平面(P)に位置することを特徴とする。

Description

本発明は、導体を流れる電流を非接触で測定可能な電流センサに関し、特に、電流により生じる磁界を検出して電流値を測定する電流センサに関する。
被測定電流により生じる誘導磁界に基づき、非接触で電流値を測定可能な電流センサが実用化されている。この電流センサは、誘導磁界を検出するための磁電変換素子を備えており、磁電変換素子で検出される磁界強度を基に被測定電流の電流値を算出する。磁電変換素子としては、例えば、ホール効果を利用して磁界強度を電気信号に変換するホール素子や、磁界による電気抵抗値の変化を利用する磁気抵抗効果素子などが用いられる。
非接触型の電流センサは、例えば、モーター駆動用のインバータを流れる電流を測定するために用いられることがある。インバータには複数相の電流が流れるので、当該用途において高い電流測定精度を実現するには、他相の電流により生じる誘導磁界の影響を適切に除去する必要がある。このような目的のため、電流路を構成する複数の導体を一つの平面内に配置すると共に、その平面に対して対称に磁気センサを配置した構成の電流センサが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−108069号公報
上述の電流センサにおいて、磁気センサは、他相の電流による誘導磁界の影響を受けにくくなるように配置されているので、ある程度の電流測定精度は維持される。しかしながら、十分に高い電流測定精度を実現するには、電流路に対して磁気センサを傾けて配置することが必要になり、取り付け精度や製造コストの面において現実的でない。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、隣接する導体を通流する電流による誘導磁界の影響を除去可能な簡単な構造の電流センサを提供することを目的とする。
本発明の電流センサは、互いに平行な電流路を構成するように配置された第1の導体及び第2の導体と、前記電流路に対して表面が垂直になるように配置された回路基板と、前記回路基板の前記表面において前記第1の導体を挟むように配置された第1の磁電変換素子及び第2の磁電変換素子とを備えた電流センサであって、前記第1の導体、前記第2の導体、前記第1の磁電変換素子、及び前記第2の磁電変換素子は、いずれも前記回路基板の前記表面に直交する同一の平面に位置することを特徴とする。
この構成によれば、第1の導体、第2の導体、第1の磁電変換素子、及び第2の磁電変換素子を、同一の平面に位置付けるという簡単な構成で、第1の磁電変換素子及び第2の磁電変換素子の出力(出力変化)を同極性にできるので、第2の導体を通流する電流による誘導磁界の影響を差動演算で除去可能になる。すなわち、隣接する第2の導体を通流する電流による誘導磁界の影響を除去可能な簡単な構造の電流センサを実現できる。
本発明の電流センサにおいて、前記第1の導体及び前記第2の導体は、それぞれの幅方向が前記平面に直交する平板形状を有し、前記幅方向の中央位置が前記平面に位置することが好ましい。この構成によれば、第1の導体の中央位置付近において、第2の導体を通流する電流による誘導磁界の方向変化は小さくなるので、第1の磁電変換素子及び第2の磁電変換素子の配置位置が多少ばらついても、第1の磁電変換素子及び第2の磁電変換素子の受ける誘導磁界の方向を略等しくできる。このため、第2の導体を通流する電流による誘導磁界の影響をより適切に取り除くことが可能になる。
本発明の電流センサにおいて、前記第1の導体、前記第1の磁電変換素子、及び前記第2の磁電変換素子を挟むように配置され、前記平面に交差する一対の磁気シールドを備えたことが好ましい。この構成によれば、一対の磁気シールドによって第2の導体を通流する電流による誘導磁界の影響をさらに低減できるので、より高い電流測定精度を実現できる。
本発明の電流センサにおいて、前記第1の磁電変換素子及び前記第2の磁電変換素子は、それぞれの感度軸方向が前記平面に直交するように配置されたことが好ましい。
本発明の電流センサにおいて、前記第1の導体及び前記第2の導体は、それぞれ、薄板部と、前記薄板部の両側の厚板部とを有し、前記第1の磁電変換素子及び第2の磁電変換素子は、前記第1の導体の薄板部を挟むように配置されたことが好ましい。この構成によれば、厚板部により第1の導体の電気抵抗は低下されるので、被測定電流の通流による発熱を抑制できる。その結果、より高い電流測定精度を実現可能になる。
本発明によれば、隣接する導体を通流する電流による誘導磁界の影響を除去可能な簡単な構造の電流センサを提供できる。
実施の形態1に係る電流センサの構成例を示す模式図である。 実施の形態1に係る電流センサの回路構成を示すブロック図である。 比較例としての電流センサの構成例を示す模式図である。 実施の形態2に係る電流センサの構成例を示す模式図である。 実施の形態3に係る電流センサの構成例を示す模式図である。 実施の形態4に係る電流センサの構成例を示す模式図である。 各構成における隣接電流の影響を示す図である。
図3を参照して、代表的な電流センサの構成例を説明する。図3は、電流路を構成する複数の導体が近接して配置された電流センサ2の構成例を示す模式図である。図3Aは、電流センサ2の構成を模式的に示す斜視図であり、図3Bは、電流センサ2における導体201,211と磁電変換素子202,203,212,213との位置関係を示す模式図である。
図3Aに示すように、電流センサ2は、電流路を構成する導体201,211と、導体201を挟むように配置される磁電変換素子202,203とを備えている。磁電変換素子202,203は、導体201の周囲に配置される略U字状の回路基板205に実装されている。回路基板205には、磁電変換素子202,203に接続される演算回路(不図示)が設けられており、磁電変換素子202,203の出力は、演算回路において差動演算される。なお、導体211側にも、同様の構成の磁電変換素子212,213、回路基板215、及び演算回路(不図示)が配置されている。
この電流センサ2は、図3Bに示すように、導体201を通流する被測定電流I1による誘導磁界H1を磁電変換素子202,203で検出して被測定電流I1に対応する電気信号(例えば、電圧)を出力する。磁電変換素子202,203は、互いの感度軸が同じ方向を向くように配置されており、誘導磁界H1を受けると逆極性の一対の出力を発生する。磁電変換素子202,203の出力は、磁電変換素子202,203に接続される演算回路で差動演算され、演算結果は電流センサ2の出力として後段に出力される。
電流センサ2において、導体211に電流I2が通流されると、磁電変換素子202,203の配置位置には電流I2による誘導磁界H2が発生する。この誘導磁界H2を受けた磁電変換素子202,203は、誘導磁界H2の感度軸方向成分に応じて逆極性の一対の出力(出力変化)を生じる。ここで、例えば、出力が電圧の場合、出力の極性とは、出力電圧の正負を意味し、逆極性の一対の出力(出力変化)とは、正負の反転された関係にある一対の出力電圧のことをいう。
このような磁電変換素子202,203の逆極性の出力は演算回路の差動演算でキャンセルできないので、電流センサ2のセンサ出力は誘導磁界H2の影響を受けて変動してしまう。つまり、電流センサ2においては、隣接する導体211を通流する電流I2の影響で電流測定精度は低下されてしまう。
電流センサ2において電流測定精度が低下されるのは、磁電変換素子202,203において、差動演算によりキャンセルされない逆極性の出力(出力変化)が生じるためである。つまり、誘導磁界H2の影響による磁電変換素子202,203の出力(出力変化)を同極性にすることができれば、この問題は解消されると考えられる。
本発明者はこの点に着目し、電流センサにおける各構成の配置を工夫すれば、簡単な構成で、一対の磁電変換素子の出力(出力変化)を同極性にすることが可能になるのではないかと考えた。そして、隣接する電流路を通流する電流による誘導磁界が同じ向きとなる位置に一対の磁電変換素子を配置させることで、この一対の磁電変換素子の出力(出力変化)を同極性にできることを見出して本発明を完成させた。
すなわち、本発明の骨子は、被測定電流の電流路を構成する第1の導体に隣接される第2の導体と、第1の導体を挟むように配置される第1の磁電変換素子及び第2の磁電変換素子とを、同一の平面に沿うように配置することである。この簡単な構成により、第2の導体を通流する電流による誘導磁界の向きを、第1の磁電変換素子及び第2の磁電変換素子において略等しくでき、第1の磁電変換素子及び第2の磁電変換素子の出力(出力変化)を同極性にできる。その結果、差動演算により、第2の導体を通流する電流による誘導磁界の影響を除去できるようになる。
ここで、「同一の平面」とは、第2の導体、第1の磁電変換素子、及び第2の磁電変換素子の配置位置を示す仮想的な平面を意味し、「同一の平面に沿うように配置する」とは、隣接電流路を構成する第2の導体を通流する電流による誘導磁界の影響を低減できる程度に上記仮想平面の近傍に配置することを意味する。例えば、第2の導体を通流する電流による誘導磁界の向きが、第1の磁電変換素子の配置位置と第2の磁電変換素子の配置位置とで異なっていても、その差が僅かであれば(例えば、10°以内)、第2の導体を通流する電流による誘導磁界の影響を実用上問題とならない程度(おおよそ1%)にまで低減できる。このため、第2の導体を通流する電流による誘導磁界の向きが10°以内で異なるような配置についても、「同一の平面に沿うように配置する」ことに含めるものとする。以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
本実施の形態では、電流センサの第1の形態について説明する。図1は、本実施の形態に係る電流センサ1の構成例を示す模式図である。図1Aは、電流センサ1の構成を模式的に示す斜視図であり、図1Bは、電流センサ1における導体101,111と磁電変換素子102,103,112,113との位置関係を示す模式図である。
図1Aに示すように、電流センサ1は、電流路を構成する導体(第1の導体)101及び導体(第2の導体)111を備えている。導体101,111は、共に第1の方向(X軸方向)に延びており、互いに平行な平板形状を有している。この導体101,111は、第1の方向と直交する第2の方向(Y軸方向)において所定の厚みを有すると共に、第1の方向及び第2の方向と直交する第3の方向(Z軸方向)において所定の幅を有する。
この導体101に近接して、略U字状の平面形状を有する回路基板105が配置されている。回路基板105は、凹状の切り欠き部106を有しており、切り欠き部106の両側において第3の方向に延びる一対の腕部107,108を備えている。回路基板105の切り欠き部106内には、導体101が位置付けられている。また、回路基板105は、主表面である表面A1が導体101の延びる第1の方向(すなわち、電流路の方向)と直交するように配置されている。
一対の腕部107,108の表面A1側には、導体101を挟むように磁電変換素子(第1の磁電変換素子)102及び磁電変換素子(第2の磁電変換素子)103がそれぞれ配置されている。具体的には、磁電変換素子102は、導体101の主表面(XZ平面に平行な表面)B1の一方側に配置されており、磁電変換素子103は、主表面B1の他方側に配置されている。
図1Bに示すように、磁電変換素子102,103は、それぞれの感度軸S1,S2が回路基板105の表面A1に平行な平面内において同じ方向を向くように配置されている。さらに、磁電変換素子102,103は、それぞれの感度軸S1,S2が導体101の主表面B1に対して略平行な第3の方向を向くように配置されている。このため、導体101に被測定電流I1が通流されると、磁電変換素子102,103には、それぞれの感度軸に対して互いに逆向きの誘導磁界H1が加わることになる。
この磁電変換素子102,103は、導体101,111の幅(第3の方向の長さ)を二等分する中央位置を結ぶ直線上に配置されている。すなわち、図1Bに示すように、磁電変換素子102,103は、導体101,111の幅方向の中央位置を含む仮想平面(平面)Pに沿って配置されている。この仮想平面Pは、XY平面に対して平行な平面であり、回路基板105の表面A1に対して直交されている。このため、磁電変換素子102,103の感度軸方向は、仮想平面Pに対して直交される。
図2は、電流センサ1の回路構成を示すブロック図である。図2に示すように、磁電変換素子102,103の後段には、演算回路104が接続されている。この演算回路104は、回路基板105に実装されており、磁電変換素子102,103の出力を差動演算して演算結果を出力する。磁電変換素子102,103からの同極性の出力(出力変化)の影響は、演算回路104の差動演算により弱められる。すなわち、磁電変換素子102,103のそれぞれの感度軸に対して同じ向きに加えられる磁界(例えば、地磁気など)の影響は差動演算により弱められ、電流測定精度は高く維持される。
なお、導体111側にも、同様の構成の磁電変換素子112,113、回路基板115、及び演算回路114が配置されている。つまり、導体111に近接して、凹状の切り欠き部116を有する回路基板115が配置されており、この回路基板115の一対の腕部117,118の表面A2側には、導体111を挟むように磁電変換素子112,113がそれぞれ配置されている。磁電変換素子112は、導体111の主表面B2の一方側に配置されており、磁電変換素子113は、主表面B2の他方側に配置されている。また、磁電変換素子112,113の後段には、演算回路114が接続されている。ただし、電流センサ1は、導体111側の構成を含まなくとも良い。
このように構成された電流センサ1の導体111に、図1Bに示すような電流I2が通流されると、磁電変換素子102,103の配置位置には電流I2による誘導磁界H2が発生する。誘導磁界H2の向きは、磁電変換素子102,103の配置位置において略等しくなるので、演算回路104の差動演算により誘導磁界H2の影響はキャンセルされる。
このように、本実施の形態の電流センサ1は、導体111、及び磁電変換素子102,103(導体101を含めても良い)を、同一の仮想平面Pに沿うように配置しているので、導体111を通流する電流I2による誘導磁界H2の影響をセンサ出力から取り除くことができる。この場合、導体101,111に対して磁電変換素子を傾けて配置する必要はなくなるので、高い電流測定精度を簡単な構成で実現できる。
また、導体101,111は、それぞれの幅方向が仮想平面Pに直交する平板形状を有し、幅方向の中央位置が仮想平面Pに沿うように配置されているので、導体101の中央位置付近において、導体111を通流する電流I2による誘導磁界H2の方向は変化されにくくなる。このため、磁電変換素子102,103の配置位置が多少ばらついても、磁電変換素子102,103の受ける誘導磁界H2の方向は略等しくなるので、誘導磁界H2の影響を適切に取り除くことができる。
このように、電流センサ1における導体111、及び磁電変換素子102,103(導体101を含む場合もある)の配置位置は、厳密に仮想平面Pに沿っていなくとも良い。例えば、導体111を通流する電流による誘導磁界の向きが、磁電変換素子102,103の配置位置で多少異なっていても、その向きの差が僅かであれば(例えば、10°以内)、導体111を通流する電流による誘導磁界の影響を実用上問題とならない程度にまで低減できる。このため、同一の仮想平面Pに沿うように配置されることには、導体111を通流する電流による誘導磁界の向きが10°以内で異なるような場合も含まれることとする。
(実施の形態2)
本実施の形態では、電流センサの第2の形態について説明する。図4は、本実施の形態に係る電流センサ1aの構成例を示す模式図である。図4Aは、電流センサ1aの構成を模式的に示す斜視図であり、図4Bは、電流センサ1aにおける導体101,111、磁電変換素子102,103,112,113、及び磁気シールド(磁気ヨーク)121,122,123の位置関係を示す模式図である。なお、本実施の形態の電流センサ1aの構成の多くは、実施の形態1に係る電流センサ1の構成と共通している。このため、電流センサ1と共通する構成には共通の符号を付して詳細な説明は省略する。
図4Aに示すように、本実施の形態の電流センサ1aは、磁電変換素子102の外側(導体101の反対側)の位置、及び磁電変換素子103の外側(導体101の反対側)の位置に、それぞれ、高透磁率の材料で構成される薄板状の磁気シールド(磁気ヨーク)121,122が設けられている。すなわち、磁気シールド121,122は、磁電変換素子102,103、及び導体101を挟むように配置されている。また、図4Bに示すように、磁気シールド121,122は、仮想平面Pと交差するように配置されている。
このような高透磁率の材料で構成される磁気シールド121,122を配置されると、磁気シールド121,122の周辺の磁束は磁気シールド121,122に集中される。このため、図4Bに示すように、導体111を通流する電流I2による誘導磁界H2の影響は、磁電変換素子102と磁電変換素子103とでバランスされて、差動演算でより適切にキャンセルできるようになる。
なお、導体111側にも、同様の構成の磁気シールド123が配置されている。つまり、磁電変換素子113の外側(導体111の反対側)の位置にも磁気シールド123が設けられており、磁電変換素子112,113、及び導体111は、磁気シールド122,123により挟まれている。また、磁気シールド123は、仮想平面Pと交差するように配置されている。ただし、電流センサ1aは、導体111側の構成を含まなくとも良い。
このように、本実施の形態の電流センサ1aは、一対の磁気シールド121,122によって導体111を通流する電流I2による誘導磁界H2の影響をさらに低減できるので、より高い電流測定精度を実現できる。本実施の形態において示される構成は、他の実施の形態において示される構成と適宜組み合わせて実施することができる。
(実施の形態3)
本実施の形態では、電流センサの第3の形態について説明する。図5は、本実施の形態に係る電流センサ1bの構成例を示す模式図である。図5Aは、電流センサ1bの構成を模式的に示す斜視図であり、図5Bは、電流センサ1bにおける導体101,111、磁電変換素子102,103,112,113、及び磁気シールド131,132,133,134の位置関係を示す模式図である。なお、本実施の形態の電流センサ1bの構成の多くは、実施の形態1に係る電流センサ1の構成と共通している。このため、電流センサ1と共通する構成には共通の符号を付して詳細な説明は省略する。
図5Aに示すように、本実施の形態の電流センサ1bも、磁電変換素子102の外側(導体101の反対側)の位置、及び磁電変換素子103の外側(導体101の反対側)の位置に、それぞれ、高透磁率の材料で構成される薄板状の磁気シールド(磁気ヨーク)131,132を備えている。すなわち、磁気シールド131,132は、磁電変換素子102,103、及び導体101を挟むように配置されている。また、図5Bに示すように、磁気シールド131,132は、仮想平面Pと交差するように配置されている。
このような高透磁率の材料で構成される磁気シールド131,132を配置されると、磁気シールド131,132の周辺の磁束は磁気シールド131,132に集中される。このため、図5Bに示すように、導体111を通流する電流I2による誘導磁界H2の影響は、磁電変換素子102と磁電変換素子103とでバランスされて、差動演算でより適切にキャンセルできるようになる。
なお、導体111側にも、同様の構成の磁気シールド133,134が配置されている。つまり、磁電変換素子112の外側(導体111の反対側)の位置に磁気シールド133が設けられており、磁電変換素子113の外側(導体111の反対側)の位置に磁気シールド134が設けられている。磁電変換素子112,113、及び導体111は、磁気シールド133,134により挟まれている。また、磁気シールド133,134は、仮想平面Pと交差するように配置されている。ただし、電流センサ1bは、導体111側の構成を含まなくとも良い。
このように、本実施の形態の電流センサ1bは、一対の磁気シールド131,132によって導体111を通流する電流I2による誘導磁界H2の影響をさらに低減できるので、より高い電流測定精度を実現できる。また、本実施の形態の電流センサ1bは、各磁電変換素子102,103,112,113に対応するように磁気シールド131,132,133,134が配置されているので、磁電変換素子102,103,112,113に対して磁気シールド131,132,133,134を十分に近接させることができる。このため、実施の形態2の電流センサ1aと比較して、さらに高い電流測定精度を実現できる。本実施の形態において示される構成は、他の実施の形態において示される構成と適宜組み合わせて実施することができる。
(実施の形態4)
本実施の形態では、電流センサの第4の形態について説明する。図6は、本実施の形態に係る電流センサ1cの構成例を示す模式図である。なお、本実施の形態の電流センサ1cの構成の多くは、実施の形態1に係る電流センサ1の構成と共通している。このため、電流センサ1と共通する構成には共通の符号を付して詳細な説明は省略する。
図6に示すように、本実施の形態の電流センサ1cは、実施の形態1に係る電流センサ1とは異なる形状の導体(第1の導体)141及び導体(第2の導体)151を有している。導体141,151は、共に第1の方向(X軸方向)に延びてており、それぞれ薄板部142,152と、その両側の厚板部143,144,153,154とで構成されている。
薄板部142,152の第2の方向における厚みは、厚板部143,144,153,154の第2の方向における厚みより薄くなっている。一方、薄板部142,152の第3の方向における幅は、厚板部143,144,153,154の第3の方向における幅と略等しくなっている。薄板部142,152は、回路基板105の切り欠き部106内に位置付けられており、導体141の薄板部142は、磁電変換素子102,103(図6において、磁電変換素子103は不図示)で挟まれるようになっている。
厚板部143,144,153,154には、第1の方向(X軸方向)に延びる導体145,146,155,156がそれぞれ接続されている。導体145,146,155,156は、XY平面に平行な平板形状を有している。なお、電流センサ1cは、導体145,146,155,156を含まなくとも良い。
このように、本実施の形態の電流センサ1cは、磁電変換素子102,103の配置される薄板部142の両側に厚板部143,144を有する導体141を備えている。このため、回路基板105(及び回路基板105の収容される筐体)を厚板部143,144で挟みこむように配置すれば、導体141に対して磁電変換素子102,103をより適切に位置付けることができる。また、厚板部143,144により、導体141の電気抵抗は低下されるので、被測定電流I1の通流による発熱を抑制できる。これらの結果、より高い電流測定精度を実現可能である。また、厚板部143,144を端子台とすることで、延長される導体145,146を用意に取り付けることが可能となる。本実施の形態において示される構成は、他の実施の形態において示される構成と適宜組み合わせて実施することができる。
(実施例)
上記実施の形態に示す電流センサの有効性を確認するために行った実施例について説明する。ただし、本発明の構成は、実施例の記載に限定されるものではない。
実施の形態1の電流センサ1(図1参照)、及び実施の形態3の電流センサ1b(図5参照)と同様の構成の電流センサについて、隣接電流による測定誤差の影響を算出した(それぞれ、実施例1,2)。また、比較のため、図3に示す電流センサ2について、隣接電流による測定誤差の影響を算出した(比較例)。実施例1,2及び比較例において、被測定電流の通流する導体(導体101,202に相当)、及び隣接電流の通流する導体(導体111,211に相当)には、断面形状(YZ平面に平行な断面の形状)が長方形状(10mm×2mm)の導体を用いた。また、被測定電流の通流する導体と隣接電流の通流する導体との中心間距離を15mmとした。
図7は、各構成における隣接電流の影響を示す図である。図7において、縦軸は、隣接電流による測定誤差を、隣接電流の電流値に対する百分率で示している。図7から、例えば、隣接電流が100Aの場合、比較例では約12Aの誤差が生じるのが分かる。これに対し、実施例1の誤差は約5Aであり、実施例2の誤差は1A以下である。つまり、実施例1の隣接電流の影響は、比較例の1/2以下に抑えられている。また、実施例2において、隣接電流の影響は極めて小さく抑えられている。このように、上記実施の形態に示す電流センサは、隣接電流の影響を抑制することができる。
なお、本発明は上記実施の形態及び実施例の記載に限定されず、種々変更して実施可能である。例えば、上記実施の形態では、略U字状の回路基板に磁電変換素子を配置する構成としているが、電流の通流する導体に対して磁電変換素子を適切に配置できるのであれば、回路基板の形状等は特に限られない。また、上記実施の形態では、被測定電流の通流する導体に対して別の1個の導体が近接される場合を例示しているが、被測定電流の通流する導体には複数の導体が近接されていても良い。また、上記実施の形態における各構成の接続関係、位置、大きさ、範囲などは適宜変更して実施することが可能である。その他、本発明は、適宜変更して実施することができる。
本発明の電流センサは、例えば、モーター駆動用のインバータを通流する電流を測定する際に有用である。
本出願は、2012年5月16日出願の特願2012−112340に基づく。この内容は、全てここに含めておく。

Claims (5)

  1. 互いに平行な電流路を構成するように配置された第1の導体及び第2の導体と、前記電流路に対して表面が垂直になるように配置された回路基板と、前記回路基板の前記表面において前記第1の導体を挟むように配置された第1の磁電変換素子及び第2の磁電変換素子とを備えた電流センサであって、
    前記第1の導体、前記第2の導体、前記第1の磁電変換素子、及び前記第2の磁電変換素子は、いずれも前記回路基板の前記表面に直交する同一の平面に位置することを特徴とする電流センサ。
  2. 前記第1の導体及び前記第2の導体は、それぞれの幅方向が前記平面に直交する平板形状を有し、前記幅方向の中央位置が前記平面に位置することを特徴とする請求項1に記載の電流センサ。
  3. 前記第1の導体、前記第1の磁電変換素子、及び前記第2の磁電変換素子を挟むように配置され、前記平面に交差する一対の磁気シールドを備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電流センサ。
  4. 前記第1の磁電変換素子及び前記第2の磁電変換素子は、それぞれの感度軸方向が前記平面に直交するように配置されたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の電流センサ。
  5. 前記第1の導体及び前記第2の導体は、それぞれ、薄板部と、前記薄板部の両側の厚板部とを有し、
    前記第1の磁電変換素子及び第2の磁電変換素子は、前記第1の導体の薄板部を挟むように配置されたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の電流センサ。
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