JP5488842B2 - スライド筐体のケーブル収納構造、スライドユニット、電子機器、及びケーブル収納方法 - Google Patents

スライド筐体のケーブル収納構造、スライドユニット、電子機器、及びケーブル収納方法 Download PDF

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Description

本発明は、スライド筐体のケーブル収納構造、スライドユニット、電子機器、及びケーブル収納方法に関する。
近年の電子機器には、常に高性能・高機能が求められていると共に、小型化も要望されており、特に携帯電話機やPHS(Personal Handyphone System)において各種技術が開発されている。
例えば携帯電話機では、待機時と利用時とで外形を変化させて使用する形態を採用する場合がある。所謂クラムシェル型の携帯電話機の場合には、待機時には表示部を備えるレシーバ側筐体と操作部を備えるマイク側筐体とを対面させて折り畳んだ状態にし、利用時にはそのレシーバ側筐体とマイク側筐体とを離隔させて伸長させた状態にする。また、携帯電話機には、レシーバ側筐体とマイク側筐体とをスライド可能にした所謂スライド型を採用する場合もある。スライド型の携帯電話機の場合には、待機時にはレシーバ側筐体とマイク側筐体とを重ねた状態にし、利用時にはそのレシーバ側筐体とマイク側筐体とをスライドさせて伸長状態にする。
クラムシェル型やスライド型などの何れの形態を採用する場合でも、レシーバ側筐体とマイク側筐体の内部の回路基板を電気的に配線接続する接続導体(ハーネス)として、フレキシブルプリント基板を用いるのが一般的である。フレキシブルプリント基板は、薄板状の構造であるため、屈曲半径の小径化に優れて(最小屈曲半径約1mm)、繰り返しの屈曲に対する耐性にも優れて、製品の薄型化に適している。
特にクラムシェル型を採用する場合には、同軸ケーブルを用いて信号の伝送特性を向上させると共に、他の部品との干渉や外乱の影響を受けないようにすることが提案されている(特許文献1:特開2006−333573号公報参照)。
一方、スライド型を採用する場合には、狭い隙間で接続導体を屈曲させた状態のまま移動させて、レシーバ側筐体とマイク側筐体の内部の回路基板を接続する必要があることから(特許文献2:特開2008−148248号公報、特許文献3:国際公開WO2006−095382号公報、及び特許文献4:特開2008−148248号公報参照)、フレキシブルプリント基板をそのまま同軸ケーブルに置き換えることができない。
そのため、スライド型を採用する場合に、レシーバ側筐体とマイク側筐体の内部の回路基板を接続するフレキシブルプリント基板にシールドを施し、他の部品との干渉や外乱の影響を受けないようにすることが提案されている(特許文献5:特開2008−131544号公報)。
スライド型を採用する場合には、また、最新の極細同軸ケーブルでレシーバ側筐体とマイク側筐体の内部の回路基板を接続することも提案されている(特許文献6:特開2008−218389号公報参照)。
特開2006−333573号公報 特開2008−148248号公報 国際公開WO2006−095382号公報 特開2008−148248号公報 特開2008−131544号公報 特開2008−218389号公報
しかしながら、特許文献5に記載の構造では、フレキシブルプリント基板に施したシールドが構成部品のレイアウトを制限して設計の自由度を低下させる。また、筺体の厚形化を効果的に回避することができず、製品の小型化が妨げられる。特に、レシーバ側筐体とマイク側筐体とのスライドに応じたフレキシブルプリント基板の変形を可能にするために、レシーバ側筐体とマイク側筐体の双方にフレキシブルプリント基板のための収納空間を必要とし、このことが筺体の厚形化の要因になる。
また特許文献6に記載の構造でも、レシーバ側筐体とマイク側筐体のそれぞれに、極細同軸ケーブルのための収納空間が必要であり、筐体が厚形化してしまう。特にフラットケーブルは自由に変形するため、その収容空間に他の構成部品を配設することができず、さらに、筐体が厚形化してしまう。
それ故に本発明の目的は、上述した課題のいずれかを解決するスライド筐体のケーブル収納構造、スライドユニット、電子機器、及びケーブル収納方法のいずれかを提供することにある。
本発明の実施の態様に係るスライド筐体のケーブル収納構造は、相対的にスライド自在に連結されている第1の筐体及び第2の筐体の対向面の間に、該対向面と平行な一層の空間で延在して所定のケーブルを収納可能に形成されているケーブル収納部を備えており、該ケーブル収納部は、前記対向面のそれぞれに開口するケーブル孔から引き出された前記ケーブルを同一のスライド方向に延長させると共に、該ケーブルを前記対向面間の平面方向に湾曲させる状態で収納し、前記ケーブル収納部は、前記ケーブル孔のそれぞれから引き出されて前記対向面間で湾曲する前記ケーブルの該湾曲位置を、当該ケーブル収納部内に位置するように保持しつつ当該湾曲位置と共に前記スライド方向にスライドするスライド保持部を有し、前記スライド保持部は、前記ケーブル孔のそれぞれから引き出されて前記対向面間で湾曲する前記ケーブルが圧接する内側面を有して、該ケーブルを当該内側面に沿うように案内する案内部を備える
本発明の実施の態様に係るスライドユニットは、相対的にスライド自在に連結されている第1の筐体及び第2の筐体を備えており、該第1の筐体及び第2の筐体の対向面の間に、該対向面と平行な一層の空間で延在して所定のケーブルを収納可能に形成されているケーブル収納部が形成されており、該ケーブル収納部は、前記対向面のそれぞれに開口するケーブル孔から引き出された前記ケーブルを同一のスライド方向に延長させると共に、該ケーブルを前記対向面間の平面方向に湾曲させる状態で収納し、前記ケーブル収納部は、前記ケーブル孔のそれぞれから引き出されて前記対向面間で湾曲する前記ケーブルの該湾曲位置を、当該ケーブル収納部内に位置するように保持しつつ当該湾曲位置と共に前記スライド方向にスライドするスライド保持部を有し、前記スライド保持部は、前記ケーブル孔のそれぞれから引き出されて前記対向面間で湾曲する前記ケーブルが圧接する内側面を有して、該ケーブルを当該内側面に沿うように案内する案内部を備える
本発明の実施の態様に係る電子機器は、相対的にスライド自在に連結されて、ケーブルで導通接続されている回路基板をそれぞれ収納する第1の筐体及び第2の筐体を備えており、該第1の筐体及び第2の筐体の対向面の間に、該対向面と平行な一層の空間で延在して前記ケーブルを収納可能に形成されているケーブル収納部が形成されており、該ケーブル収納部は、前記対向面のそれぞれに開口するケーブル孔から引き出された前記ケーブルを同一のスライド方向に延長させると共に、該ケーブルを前記対向面間の平面方向に湾曲させる状態で収納し、前記ケーブル収納部は、前記ケーブル孔のそれぞれから引き出されて前記対向面間で湾曲する前記ケーブルの該湾曲位置を、当該ケーブル収納部内に位置するように保持しつつ当該湾曲位置と共に前記スライド方向にスライドするスライド保持部を有し、前記スライド保持部は、前記ケーブル孔のそれぞれから引き出されて前記対向面間で湾曲する前記ケーブルが圧接する内側面を有して、該ケーブルを当該内側面に沿うように案内する案内部を備える
本発明の実施の態様に係るケーブル収納方法は、相対的にスライド自在に連結されている第1の筐体及び第2の筐体の対向面の間に、該対向面と平行な一層の空間で延在して所定のケーブルを収納可能なケーブル収納部を形成すること、前記対向面のそれぞれに開口するケーブル孔から前記ケーブルを引き出して同一のスライド方向に延長させること、及び該ケーブルを前記対向面間の平面方向に湾曲させることを含み、前記ケーブル収納部は、前記ケーブル孔のそれぞれから引き出されて前記対向面間で湾曲する前記ケーブルの該湾曲位置を、当該ケーブル収納部内に位置するように保持しつつ当該湾曲位置と共に前記スライド方向にスライドするスライド保持部を有し、前記スライド保持部は、前記ケーブル孔のそれぞれから引き出されて前記対向面間で湾曲する前記ケーブルが圧接する内側面を有して、該ケーブルを当該内側面に沿うように案内する案内部を備える
本発明の実施の態様によれば、発明が解決しようとする課題の欄に記載した課題のいずれかを解決するスライド筐体のケーブル収納構造、スライドユニット、電子機器、及びケーブル収納方法のいずれかを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係るスライド型携帯電話機を示す閉じた状態の斜視図である。 同スライド型携帯電話機の開いた状態を示す斜視図である。 同スライド型携帯電話機の閉じた状態を示す平面図である。 同スライド型携帯電話機の開いた状態を示す平面図である。 同スライド型携帯電話機の内部構造を示す筐体の幅方向の図4におけるA−A縦断面図である。 同スライド型携帯電話機の内部構造を示す筐体の縦方向の図3におけるA−A縦断面図である。 同スライド型携帯電話機内のケーブルのスライド前の状態の筐体の縦方向の図4に対応する概略縦断面図である。 図5(a)におけるB−B矢視図である。 同スライド型携帯電話機内のケーブルのスライド途中の状態の筐体の縦方向の図4に対応する概略縦断面図である。 図6(a)におけるB−B矢視図である。 同スライド型携帯電話機内のケーブルのスライド後の状態の筐体の縦方向の図4に対応する概略縦断面図である。 図7(a)におけるB−B矢視図である。 本発明の第2の実施形態に係るスライド型携帯電話機を示す図であり、その内部構造を示す筐体の幅方向の図9におけるA−A縦断面図である。 同スライド型携帯電話機の内部構造を示す筐体の縦方向の図8におけるA−A縦断面図である。 同スライド型携帯電話機内のケーブルのスライド前の状態の筐体の縦方向の図9に対応する概略縦断面図である。 図10(a)におけるB−B矢視図である。 同スライド型携帯電話機内のケーブルのスライド途中の状態の筐体の縦方向の図9に対応する概略縦断面図である。 図11(a)におけるB−B矢視図である。 同スライド型携帯電話機内のケーブルのスライド後の状態の筐体の縦方向の図9に対応する概略縦断面図である。 図12(a)におけるB−B矢視図である。 本発明の第3の実施形態に係るスライド型携帯電話機の筐体内のケーブルのスライド前の状態を示す縦方向の概略縦断面図である。 図13(a)におけるB−B矢視図である。 同スライド型携帯電話機内のケーブルのスライド途中の状態の筐体の縦方向の概略縦断面図である。 図14(a)におけるB−B矢視図である。 同スライド型携帯電話機内のケーブルのスライド後の状態の筐体の縦方向の概略縦断面図である。 図15(a)におけるB−B矢視図である。 本発明の第4の実施形態に係るスライド型携帯電話機を示す図であり、その内部構造を示す筐体の幅方向の図18におけるA1−A1縦断面図である。 同スライド型携帯電話機の内部構造を示す筐体の幅方向の図18におけるA2−A2縦断面図である。 同スライド型携帯電話機の内部構造を示す筐体の縦方向の図16及び図17におけるA−A縦断面図である。 同スライド型携帯電話機の要部部品の平面図である。 同要部部品の側面図である。 同要部部品の底面図である。 図19(a)におけるC−C縦断面図である。 同スライド型携帯電話機の図19(a)〜図19(d)と異なる要部部品を示す図であり、図20(a)はその平面図である。 同スライド型携帯電話機の図19(a)〜図19(d)と異なる要部部品を示す図であり、図20(b)はその側面図である。 同スライド型携帯電話機内のケーブルのスライド前の状態の筐体の縦方向の図18に対応する概略縦断面図である。 図21(a)におけるB−B矢視図である。 同スライド型携帯電話機内のケーブルのスライド途中の状態の筐体の縦方向の図18に対応する概略縦断面図である。 図22(a)におけるB−B矢視図である。 同スライド型携帯電話機内のケーブルのスライド後の状態の筐体の縦方向の図18に対応する概略縦断面図である。 図23(a)におけるB−B矢視図である。
以下、図面を参照して、本発明の幾つかの実施形態について説明する。
(実施形態1)
図1(a)〜図7(b)を参照して、本発明の第1の実施形態に係るスライド型携帯電話機について説明する。
この第1の実施形態に係る携帯電話機(電子機器)は、図1(a)、図1(b)、図2(a)、及び図2(b)に示すように、操作筐体ケース11と表示筐体ケース12とが概略同一形状となる薄い箱型に形成されて、互いに対面する状態を維持しつつ長手方向に相対移動する、所謂、スライド型に構築されている。操作筐体ケース11は、各種の操作キー13が配列されている操作部14を備えると共に、不図示のマイクロフォンを内蔵してマイク側筐体を構成する。一方、表示筐体ケース12は、表示画面16が配設されていると共に、不図示のスピーカを内蔵してレシーバ側筐体を構成する。ここで、以下の説明では、操作筐体ケース11と表示筐体ケース12のいずれでも、上下方向は、その厚さ方向ではなく、操作や表示における上部側と下部側を基準にして説明する。
操作筐体ケース11と表示筐体ケース12とは、図3及び図4に示すように、操作筐体ケース11の長手方向の上部側にネジ止め等で固設されているスライダ21が、表示筐体ケース12をそれぞれの対向面11a、12aが対面して重なる位置からその長手方向の上部側にスライド自在に連結している。操作筐体ケース11は、操作部14を含む同一平面が対向面11aとなって、その操作部14の上部側にスライダ21が固設される一方、表示筐体ケース12は、表示画面16の背面側が対向面12aとなってそのスライダ21を収容可能に凹形状に形成されている。
ここで、操作筐体ケース11は、箱型の筐体の側面部11bを表面筐体111及び背面筐体112に2分割して組み立てる構造に作製されており、その表面筐体111の表面側の対向面11aに操作部14が配設されていると共にスライダ21が固設されている。一方、表示筐体ケース12は、表示画面16を取り付ける開口部12cが表面側に大きく開口する枠形状に作製されており、その枠形状の側面部12bの内面側にレールプレート25が背面側からネジ止め等で固設されている。要するに、表示筐体ケース12では、そのレールプレート25が枠形状の背面側を閉塞すると共に対向面12aとなっている。このレールプレート25は、板金などの金属材料をプレス加工して製作すればよく、この場合には、上部側と下部側の両端側には、表示筐体ケース12にネジ止めする固定部25aを形成すればよい。なお、レールプレート25は、板金に限らず、マグネシウム成型を利用して、軽量化を図ってもよく、また、樹脂成型を利用して、安価に作製することもでき、この樹脂成型の場合には、例えば、フィラーを混在させるなどして強度を向上させることもできる。
表示筐体ケース12のレールプレート25は、側面部12bの背面側開口端辺12dよりも開口部12c側に位置して、操作筐体ケース11側のスライダ21を収容可能な凹形状の空間を形成する。レールプレート25は、背面側の両端辺側にレール26がリブ形状に突出して長手方向に延在するように延長形成されていると共に、そのレール26の先端辺には、外側に向かうフランジ部26aが同様に長手方向に延在するように延長形成されている。これに対して、操作筐体ケース11のスライダ21は、表示筐体ケース12側のレール26の外側に対面して平行に延在するようにレール22が延長形成されていると共に、同様に、そのレール22の先端辺には、内側に向かうフランジ部22aがそのレール26のフランジ部26aに対面して平行に延在するように延長形成されている。すなわち、表示筐体ケース12は、レールプレート25のレール26やそのフランジ部26aが、操作筐体ケース11のスライダ21のレール22やフランジ部22aに対面係合して、これらの延在方向に摺動して相対移動することにより、そのスライダ21に対して長手方向にスライド自在に連結取り付けされている。
また、操作筐体ケース11と表示筐体ケース12は、対向面11a、12aの間に、その開閉動作のそれぞれをアシスト(補助)するスライドバネ(トーションバネ)35が配置されている。スライドバネ35は、図5(a)〜図7(b)に示すように、スライダ21内の一方の側面側に一端部35aが回動自在に固定される一方、その他端部35bはレールプレート25の他方の側面側かつ中間部付近に回動自在に固定されている。スライドバネ35は、直線状になる伸長方向を付勢方向とするように屈曲する姿勢で取り付けられている。このため、スライドバネ35は、操作筐体ケース11と表示筐体ケース12との相対的なスライド量に応じて姿勢を変位させて付勢方向を切り替えることで開閉方向の双方を付勢することができるようになっている。すなわち、スライドバネ35は、操作筐体ケース11と表示筐体ケース12の大部分が重なる状態では、一端部35a側が筐体を横断する姿勢になってスライダ21を上部側方向に付勢する、言い換えると、完全に重ねて閉じた状態にする方向に付勢する。また、スライドバネ35は、操作筐体ケース11と表示筐体ケース12の重なる部分が少ない状態では、他端部35b側が筐体を横断する姿勢になってレールプレート25を上部側方向に付勢する、言い換えると、スライダ21の部分のみで重なる開けた状態にする方向に付勢する。
そして、操作筐体ケース11は、操作部14やマイクロフォンなどの各種部品を実装する回路基板31を内部に収納する一方、表示筐体ケース12も同様に、表示画面16やスピーカなどの各種部品を実装する回路基板32を内部に収納している。これら回路基板31、32は、複数本の極細同軸ケーブル33の両端側のコネクタ33a、33bがそれぞれの不図示のコネクタを内部に嵌め込むように連結して導通接続するようになっている。極細同軸ケーブル33は、コネクタ33a、33b側をフラット状に並列させて中間部を束ねた状態に形成して、容易に湾曲させて配線することができるようになっている。なお、この極細同軸ケーブル33は、コネクタ33a、33bの幅方向の一端側よりも他端側ほど全長を短くしてフラット状のまま湾曲させることができるようにしても良い。ただし、この場合の極細同軸ケーブル33は、その湾曲位置を延長方向に容易にずらすことができるように、少なくとも中間部同士は延長方向にずれることができるようにする。
操作筐体ケース11は、表面筐体111の上部と共にスライダ21を貫通するケーブル孔24がスライドバネ35の一端部35a側よりも下部側に位置して重ならないように形成されており、回路基板31にコネクタ33aを接続した極細同軸ケーブル33がそのケーブル孔24から引き出されている。
表示筐体ケース12は、レールプレート25に、操作筐体ケース11のケーブル孔24に対応する位置から下部側に向かって筐体幅の1/3程度の幅で、スライダ21やスライドバネ35の移動空間と重複しないように、筐体の内側に向かって浅く窪む(筐体の厚さ方向に薄い)一層の空間のスライド溝27が形成されている。表示筐体ケース12は、レールプレート25のスライド溝27の長手方向の内側面27aの略中央付近を貫通するケーブル孔28が形成されており、回路基板32にコネクタ33bを接続した極細同軸ケーブル33がそのケーブル孔28から引き出されている。
極細同軸ケーブル33は、操作筐体ケース11のケーブル孔24から引き出された後には、表示筐体ケース12のレールプレート25のスライド溝27のケーブル孔28に対面する側の内側面27aに向かって下部側に離隔して延在するように癖付けられている。また、極細同軸ケーブル33は、表示筐体ケース12のケーブル孔28から引き出された後には、そのまま同一面の内側面27aに沿って下部側に離隔して延在するように癖付けられている。この極細同軸ケーブル33は、表示筐体ケース12のレールプレート25のスライド溝27内に、両側の内側面27aに沿う状態のまま下部側でその平面方向に大きくU字状に湾曲することにより連続する状態で収納されている。なお、極細同軸ケーブル33は、レールプレート25のスライド溝27の外側(表示筐体ケース12や操作筐体ケース11の内部)では、ケーブル孔24、28から引き出された後に、そのまま離隔方向に延在している。要するに、ケーブル孔24からの極細同軸ケーブル33は、表示筐体ケース12のレールプレート25のスライド溝27の内側面27aと平行な姿勢になるように操作筐体ケース11内で癖付けられている。また、ケーブル孔28からの極細同軸ケーブル33も、そのままケーブル孔28から離隔して延在するように表示筐体ケース12内で癖付けられている。
したがって、極細同軸ケーブル33は、大きな曲率(小さな曲率半径)で無理に湾曲されることなく、スライド溝27の幅を有効に利用して大きく湾曲して厚さ方向に厚くなってしまうことなく、そのスライド溝27内に収納することができる。また、極細同軸ケーブル33は、ケーブル孔24、28から引き出されて同一のスライド溝27内に収納されるので、操作筐体ケース11と表示筐体ケース12の双方に収納空間を必要とするフレキシブルプリント基板の場合よりも大きくスライドさせることができる。また、このケーブル孔24、28は、上下方向に離隔する位置に開口しているので、極細同軸ケーブル33を無用に長くすることなく、操作筐体ケース11と表示筐体ケース12とを大きくスライドさせることができる。
そして、操作筐体ケース11と表示筐体ケース12とが完全に重なる閉じた状態では、図5(a)及び図5(b)に示すように、スライド溝27内の極細同軸ケーブル33は、レールプレート25側のケーブル孔28から直ぐに下部側で湾曲して反対側の内側面27aに向う。このため、極細同軸ケーブル33は、自身の弾性復帰力で内側面27aに押し付けられて沿う状態になり、その圧接状態を維持しつつ、スライダ21側のケーブル孔24側まで延長されている。
また、操作筐体ケース11と表示筐体ケース12とがスライドされて開けた状態にする、あるいは閉じた状態にする途中では、図6(a)及び図6(b)に示すように、レールプレート25側のケーブル孔28とスライダ21側のケーブル孔24が接近する。このため、スライド溝27内の極細同軸ケーブル33は、両側の内側面27aに自身の弾性復帰力で押し付けられて沿う状態を維持しつつ摺接して、その開閉方向に応じて、言い換えると、ケーブル孔24、28からの離隔位置に応じて湾曲位置を変位させる。
また、操作筐体ケース11と表示筐体ケース12の重なる部分がスライダ21の設置箇所のみの開けた状態では、図7(a)及び図7(b)に示すように、スライド溝27内の極細同軸ケーブル33は、閉じた状態とは反対に、スライダ21側のケーブル孔24から直ぐに下部側で湾曲して反対側の内側面27aに向う。このため、極細同軸ケーブル33は、自身の弾性復帰力で内側面27aに押し付けられて沿う状態になり、その状態を維持しつつ、レールプレート25側のケーブル孔28側まで延長されている。
このとき、極細同軸ケーブル33は、スライド溝27内に内側面27aに自身の弾性復帰力で圧接する状態で保持されているので、表示筐体ケース12の開口端辺12d側のスライドバネ35とは筐体の厚さ方向に異なる位置に収納されて、互いに干渉してしまうことはない。また、極細同軸ケーブル33は、ケーブル孔24、28から下部側に引き出されるので、そのケーブル孔24、28よりも上部側で筐体を横断する姿勢になるスライドバネ35の一端部35aや他端部35bが仮に接触したとしても、スライド溝27内に収納させるように摺接するだけであって絡んでしまうこともない。
このように、この第1の実施形態によれば、操作筐体ケース11と表示筐体ケース12の対向面11a、12a間のレールプレート25側に形成される厚さ方向に薄いスライド溝(一層空間)27内に、それぞれのケーブル孔24、28から引き出した極細同軸ケーブル33をその平面方向に湾曲させて収納することができる。極細同軸ケーブル33は、スライダ21やスライドバネ35が移動する空間とは別のスライド溝27の薄い空間内に収納された状態のまま湾曲位置を変化させて、これらと干渉することなく、操作筐体ケース11と表示筐体ケース12の相対的なスライドに追従することができる。したがって、スライド型の携帯電話機で配線(ハーネス)に多用されてきたフレキシブルプリント基板に代えて、極細同軸ケーブル33をスライド溝27内に収納して回路基板31、32の導通接続を維持することができる。この結果、信号の伝送特性の向上や、他の部品との干渉・外乱の影響を回避するのと同時に、簡易な構造で、フレキシブルプリント基板のように操作筐体ケース11と表示筐体ケース12の双方に収納空間を準備することなく(筐体を厚くすることなく)、より薄型化も図ることができる。
(実施形態2)
図8〜図12(b)を参照して、本発明の第2の実施形態に係るスライド型携帯電話機について説明する。ここで、上述の第1の実施形態と同様な部分には同一の符号を付して説明を省略することがある。
この第2の実施形態に係る携帯電話機は、図8及び図9に示すように、表示筐体ケース12のレールプレート25は、スライド溝27の開口形状と略同一形状に形成されているサポートプレート45が同様の板金のプレス加工で製作されて、例えば、スポット溶接でそのスライド溝27をカバーするように接合されている。サポートプレート45は、レールプレート25の隣接面と同一レベルでスライド溝27の開口縁部から内方に向うフランジ形状になるように接合されている。サポートプレート45は、その幅方向の中心で長手方向に延在するスライド長穴46が操作筐体ケース11のケーブル孔24の直径と略同一幅になるように開口している。すなわち、サポートプレート45は、図10(a)〜図12(b)に示すように、スライド溝27内での極細同軸ケーブル33の収納位置である内側面27aに隣接してその極細同軸ケーブル33を脱落しないように支持する。また、サポートプレート45は、表示筐体ケース12が操作筐体ケース11に対してスライドしてもケーブル孔24がスライド長穴46内で常に極細同軸ケーブル33を差し込み可能に露出させている。
なお、上述の第1の実施形態と同様に、図10(a)及び図10(b)は操作筐体ケース11と表示筐体ケース12が完全に重なる閉じた状態を図示し、図11(a)及び図11(b)は操作筐体ケース11と表示筐体ケース12とが開閉動作のスライド途中の状態を図示し、図12(a)及び図12(b)は操作筐体ケース11と表示筐体ケース12の重なる部分がスライダ21の設置箇所のみの開けた状態を図示している。
したがって、サポートプレート45は、表示筐体ケース12側で、スライダ21やスライドバネ35が移動する空間と、極細同軸ケーブル33がスライド溝27内で湾曲位置を変化させつつ収納される空間とをレールプレート25と平行に明確に区分することができ、スライド溝27内の極細同軸ケーブル33がスライダ21やスライドバネ35に接触することを確実に解消することができる。
このように、この第2の実施形態によれば、上述の第1の実施形態の作用効果に加えて、落下時などの衝撃力が加えられても、極細同軸ケーブル33がスライダ21やスライドバネ35に接触する可能性をなくすことができ、より信頼性高く、その極細同軸ケーブル33が損傷してしまうことを回避することができる。
この第2の実施形態の他の態様としては、図示することは省略するが、サポートプレート45に代えて、スライド溝27の開口縁部に断面爪形状のリブを延在するように延長形成して、極細同軸ケーブル33が引っ掛かるようにしてもよい。また、その断面爪形状としては、リブ状に延在させるのではなく、突起として複数箇所に形成してもある程度同様の作用効果を得ることができる。
(実施形態3)
図13(a)〜図15(b)を参照して、本発明の第3の実施形態に係るスライド型携帯電話機について説明する。ここで、上述の第1及び第2の実施形態と同様な部分には同一の符号を付して説明を省略することがある。
この第3の実施形態に係る携帯電話機は、図13(a)及び図13(b)に示すように、表示筐体ケース12のレールプレート25が、スライド溝27の上部側から中間付近まで極細同軸ケーブル33の太さ強分だけ幅狭に形成されており、極細同軸ケーブル33が圧接する内側面27aに対して直交する鉛直面27bがスライド溝27の内部側に形成されている。この表示筐体ケース12では、その鉛直面27bに貫通するケーブル孔58が形成されており、回路基板32にコネクタ33bを接続する極細同軸ケーブル33をそのケーブル孔58から引き出されている。ここで、この3の実施形態では、極細同軸ケーブル33の両端側のコネクタ33a、33bのレイアウトのバリエーションを例示する。つまり、ケーブル孔24、58を貫通して操作筐体ケース11や表示筐体ケース12の内部に延長される極細同軸ケーブル33は、スライド溝27の内側面27aと平行な姿勢から緩やかに湾曲して直交方向に延在するように癖付けられている。
したがって、極細同軸ケーブル33は、図14(a)及び図14(b)に示す状態であってもまた図15(a)及び図15(b)に示す状態であっても、スライド溝27の内側面27aと平行にそのままケーブル孔58を貫通させることができる。
なお、図13(a)及び図13(b)は操作筐体ケース11と表示筐体ケース12が完全に重なる閉じた状態を図示し、図14(a)及び図14(b)は操作筐体ケース11と表示筐体ケース12とが開閉動作のスライド途中の状態を図示し、図15(a)及び図15(b)は操作筐体ケース11と表示筐体ケース12の重なる部分がスライダ21の設置箇所のみの開けた状態を図示している。
このように、この第3の実施形態によれば、上述の第1及び第2の実施形態の作用効果に加えて、極細同軸ケーブル33を湾曲させることで加えられる負荷を軽減することができ、より信頼性高く、その極細同軸ケーブル33が損傷してしまうことを回避することができる。
(実施形態4)
図16〜図23(b)を参照して、本発明の第4の実施形態に係るスライド型携帯電話機について説明する。ここで、上述の第1〜第3の実施形態と同様な部分には同一の符号を付して説明を省略することがある。
この第4の実施形態に係る携帯電話機は、図16〜図18に示すように、表示筐体ケース12のレールプレート25のスライド溝27の底部(図中では天井部)が除かれて、後述する案内部材61やスライド部材65をその内部に嵌め込む作業を可能にするために全面開口されている。このレールプレート25は、その外側面25bに内側面69aを密接させるカバー部材69を固設してスライド溝27を閉塞するようになっている。ここで、このカバー部材69は、レールプレート25のスライド溝27の上部側(鉛直面27bの背面側)では、極細同軸ケーブル33の引き出し箇所を開放するために内側面69aを有する側壁を省略しても良く、あるいは、コネクタ33aに向かって緩やかに湾曲可能にケーブル孔をその側壁に形成するようにしても良い。
表示筐体ケース12のレールプレート25と操作筐体ケース11のスライダ21の間には、そのレールプレート25側のスライド溝27内でケーブル孔24付近に位置するように案内部材61が配設されている。また、レールプレート25側のスライド溝27内には、極細同軸ケーブル33の湾曲箇所に位置するようにスライド部材65が嵌め込まれている。
案内部材61は、図19(a)〜図19(d)に示すように、レールプレート25のスライド溝27の上部側の幅狭箇所に嵌め込み可能な幅W1に形成されていると共に、ケーブル孔24に対応する箇所には同様に極細同軸ケーブル33を貫通させる案内孔62が形成されている。案内部材61は、カバー部材69に対面する側の案内孔62に連続して、その案内孔62から引き出した極細同軸ケーブル33を収納してスライド溝27の内側面27aに緩やかに湾曲させて圧接させるように案内する案内溝63が刻設されている。また、案内部材61は、案内溝63の背面側には、案内孔62の両側にスライド溝27の内側面27aと平行なリブ64が立設されており、そのうちの少なくとも一方のリブ64の底面には、スライダ21に立てられているピン21aを嵌め込む固定孔64aが穿孔されている。
このため、案内部材61は、スライダ21に固設される一方、レールプレート25のスライド溝27に対しては相対的にスライド自在に嵌め込まれている。よって、ケーブル孔24からスライド溝27内に引き出される極細同軸ケーブル33は、案内部材61の案内孔62から引き出された後にさらに案内溝63内に脱落しないように収納されるのと同時に、その案内溝63でスライド溝27の内側面27aに圧接するように湾曲させつつ案内することができる。この状態では、案内部材61は、スライダ21のピン21aをリブ64の固定孔64aに嵌め込まれて極細同軸ケーブル33の変形に伴う負荷を受けてもずれてしまうことを制限することができ、回転しようとしてもスライド溝27の内側面27aに衝止させることができる。
スライド部材65は、図20(a)及び図20(b)に示すように、レールプレート25のスライド溝27の下部側に嵌め込み可能な幅W2に形成されて、そのスライド溝27の内側面27a間で緩やかに湾曲する極細同軸ケーブル33をその湾曲形状を維持するように収納する収納溝66が刻設されている。スライド部材65の収納溝66は、湾曲形状の極細同軸ケーブル33を単純に収納するだけなので、その長さ方向への相対移動を許容する。このスライド部材65は、収納溝66の開口面側にフラン形状に形成されて外方に突出するフランジ部67が形成されている。これに対して、レールプレート25は、スライド溝27の鉛直面27bよりも下部側の内側面27aが低く形成されている。
このため、スライド部材65は、そのレールプレート25のスライド溝27の下部側の壁面(内側面27a)とカバー部材69との間にフランジ部67がスライド自在に挟み込まれて支持される。よって、ケーブル孔24、58からスライド溝27内に引き出されて湾曲する極細同軸ケーブル33は、スライド部材65の収納溝66内に脱落しないように収納されると共に、そのスライド部材65が極細同軸ケーブル33のスライド溝27内での湾曲位置の変位に追従してスライドすることでその収納状態を維持することができる。
したがって、案内部材61とスライド部材65は、図21(a)〜図23(b)に示すように、操作筐体ケース11と表示筐体ケース12とを相対的にスライドさせる場合でも、上述したサポートプレート45のようにスライド溝27内の空間を区分するのと同等に機能することができる。すなわち、スライド溝27内に収納する極細同軸ケーブル33が脱落するのを回避すると共にスライダ21やスライドバネ35に接触することをも確実に解消することができる。
なお、図21(a)及び図21(b)は操作筐体ケース11と表示筐体ケース12が完全に重なる閉じた状態を図示し、図22(a)及び図22(b)は操作筐体ケース11と表示筐体ケース12とが開閉動作のスライド途中の状態を図示し、図23(a)及び図23(b)は操作筐体ケース11と表示筐体ケース12の重なる部分がスライダ21の設置箇所のみの開けた状態を図示している。
このように、この第4の実施形態によれば、上述の第1、第2、及び第3の実施形態の作用効果に加えて、極細同軸ケーブル33を湾曲させることで加えられる負荷を軽減することができ、より信頼性高く、その極細同軸ケーブル33が損傷してしまうことを回避することができる。
上述した第1から第4の実施形態の各構成によれば、相対的にスライドする第1の筐体及び第2の筐体の間の対向面間にケーブル収納部が一層の空間で形成され、その対向面間の空間に開口するケーブル孔からケーブルが引き出されて平行方向に湾曲する状態で収納される。したがって、第1の筐体及び第2の筐体の内部の基板同士を接続するケーブルを、対向面間の一層の空間内で、スライドに伴う相対的な変位に応じて湾曲位置を変化させることで収納状態を維持することができる。この結果、第1の筐体及び第2の筐体の間の薄い対向面間でも、フレキシブルプリント基板に代えて、細線同軸ケーブルなどの線材を収納して、相対的にスライドさせることができる。
以上、幾つかの実施形態を参照して説明したが、本発明はそれらの実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。例えば、本発明は、同軸ケーブルに限らず、一般的な電線ケーブルにも適用することができる。
この出願は、2009年2月25日に出願された日本出願特願2009−042967及び2009年4月16日に出願された日本出願特願2009−100385を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明は、携帯電話機に限らず、例えば、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Data Assistance、Personal Digital Assistants:携帯情報端末)等の携帯電子端末に広く適用できる。

Claims (23)

  1. 相対的にスライド自在に連結されている第1の筐体及び第2の筐体の対向面の間に、該対向面と平行な一層の空間で延在して所定のケーブルを収納可能に形成されているケーブル収納部を備えており、
    該ケーブル収納部は、前記対向面のそれぞれに開口するケーブル孔から引き出された前記ケーブルを同一のスライド方向に延長させると共に、該ケーブルを前記対向面間の平面方向に湾曲させる状態で収納し、
    前記ケーブル収納部は、前記ケーブル孔のそれぞれから引き出されて前記対向面間で湾曲する前記ケーブルの該湾曲位置を、当該ケーブル収納部内に位置するように保持しつつ当該湾曲位置と共に前記スライド方向にスライドするスライド保持部を有し、
    前記スライド保持部は、前記ケーブル孔のそれぞれから引き出されて前記対向面間で湾曲する前記ケーブルが圧接する内側面を有して、該ケーブルを当該内側面に沿うように案内する案内部を備えることを特徴とするスライド筐体のケーブル収納構造。
  2. 前記ケーブル収納部は、前記第1の筐体及び前記第2の筐体の双方を前記スライド方向に付勢して相対的なスライド動作を補助する付勢部材を収納する部材収納部が平行に延在して隣接しており、
    前記ケーブルは、前記スライド方向の前記付勢部材から離隔する側に延長されて前記ケーブル収納部に収納されると共に、前記ケーブル孔は、前記付勢部材の当該離隔側に開口されていることを特徴とする、請求項に記載のスライド筐体のケーブル収納構造。
  3. 前記ケーブル収納部は、前記ケーブルを収納可能に開口する開口縁部に形成されて該ケーブルを当該ケーブル収納部内に位置させるサポート部が形成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のスライド筐体のケーブル収納構造。
  4. 少なくとも前記ケーブル収納部は、金属材料を成形して製作することを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載のスライド筐体のケーブル収納構造。
  5. 少なくとも前記ケーブル収納部は、板金をプレス加工して製作することを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載のスライド筐体のケーブル収納構造。
  6. 前記ケーブル収納部は、内側面の端辺でフランジ形状に延在して前記ケーブルを当該ケーブル収納部内に位置させるサポート部が形成されており、
    該サポート部も板金をプレス加工して前記ケーブル収納部の前記内側面端辺に接合して製作することを特徴とする、請求項に記載のスライド筐体のケーブル収納構造。
  7. 少なくとも前記ケーブル収納部は、マグネシウム材料を型成形して製作することを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載のスライド筐体のケーブル収納構造。
  8. 少なくとも前記ケーブル収納部は、樹脂材料を成形して製作することを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載のスライド筐体のケーブル収納構造。
  9. 相対的にスライド自在に連結されている第1の筐体及び第2の筐体を備えており、
    該第1の筐体及び第2の筐体の対向面の間に、該対向面と平行な一層の空間で延在して所定のケーブルを収納可能に形成されているケーブル収納部が形成されており、
    該ケーブル収納部は、前記対向面のそれぞれに開口するケーブル孔から引き出された前記ケーブルを同一のスライド方向に延長させると共に、該ケーブルを前記対向面間の平面方向に湾曲させる状態で収納し、
    前記ケーブル収納部は、前記ケーブル孔のそれぞれから引き出されて前記対向面間で湾曲する前記ケーブルの該湾曲位置を、当該ケーブル収納部内に位置するように保持しつつ当該湾曲位置と共に前記スライド方向にスライドするスライド保持部を有し、
    前記スライド保持部は、前記ケーブル孔のそれぞれから引き出されて前記対向面間で湾曲する前記ケーブルが圧接する内側面を有して、該ケーブルを当該内側面に沿うように案内する案内部を備えることを特徴とするスライドユニット。
  10. 前記ケーブル収納部は、前記第1の筐体及び前記第2の筐体の双方を前記スライド方向に付勢して相対的なスライド動作を補助する付勢部材を収納する部材収納部が平行に延在して隣接しており、
    前記ケーブルは、前記スライド方向の前記付勢部材から離隔する側に延長されて前記ケーブル収納部に収納されると共に、前記ケーブル孔は、前記付勢部材の当該離隔側に開口されていることを特徴とする、請求項に記載のスライドユニット。
  11. 前記ケーブル収納部は、前記ケーブルを収納可能に開口する開口縁部に形成されて該ケーブルを当該ケーブル収納部内に位置させるサポート部が形成されていることを特徴とする、請求項9又は10に記載のスライドユニット。
  12. 相対的にスライド自在に連結されて、ケーブルで導通接続されている回路基板をそれぞれ収納する第1の筐体及び第2の筐体を備えており、
    該第1の筐体及び第2の筐体の対向面の間に、該対向面と平行な一層の空間で延在して前記ケーブルを収納可能に形成されているケーブル収納部が形成されており、
    該ケーブル収納部は、前記対向面のそれぞれに開口するケーブル孔から引き出された前記ケーブルを同一のスライド方向に延長させると共に、該ケーブルを前記対向面間の平面方向に湾曲させる状態で収納し、
    前記ケーブル収納部は、前記ケーブル孔のそれぞれから引き出されて前記対向面間で湾曲する前記ケーブルの該湾曲位置を、当該ケーブル収納部内に位置するように保持しつつ当該湾曲位置と共に前記スライド方向にスライドするスライド保持部を有し、
    前記スライド保持部は、前記ケーブル孔のそれぞれから引き出されて前記対向面間で湾曲する前記ケーブルが圧接する内側面を有して、該ケーブルを当該内側面に沿うように案内する案内部を備えることを特徴とする電子機器。
  13. 前記ケーブル収納部は、前記第1の筐体及び前記第2の筐体の双方を前記スライド方向に付勢して相対的なスライド動作を補助する付勢部材を収納する部材収納部が平行に延在して隣接しており、
    前記ケーブルは、前記スライド方向の前記付勢部材から離隔する側に延長されて前記ケーブル収納部に収納されると共に、前記ケーブル孔は、前記付勢部材の当該離隔側に開口されていることを特徴とする、請求項12に記載の電子機器。
  14. 前記ケーブル収納部は、前記ケーブルを収納可能に開口する開口縁部に形成されて該ケーブルを当該ケーブル収納部内に位置させるサポート部が形成されていることを特徴とする、請求項12又は13に記載の電子機器。
  15. 前記ケーブルとして、同軸ケーブルが前記第1の筐体及び前記第2の筐体のそれぞれの前記回路基板同士を導通接続することを特徴とする、請求項12から14のいずれか一項に記載の電子機器。
  16. 相対的にスライド自在に連結されている第1の筐体及び第2の筐体の対向面の間に、該対向面と平行な一層の空間で延在して所定のケーブルを収納可能なケーブル収納部を形成すること、
    前記対向面のそれぞれに開口するケーブル孔から前記ケーブルを引き出して同一のスライド方向に延長させること、及び
    該ケーブルを前記対向面間の平面方向に湾曲させること
    を含み、前記ケーブル収納部は、前記ケーブル孔のそれぞれから引き出されて前記対向面間で湾曲する前記ケーブルの該湾曲位置を、当該ケーブル収納部内に位置するように保持しつつ当該湾曲位置と共に前記スライド方向にスライドするスライド保持部を有し、前記スライド保持部は、前記ケーブル孔のそれぞれから引き出されて前記対向面間で湾曲する前記ケーブルが圧接する内側面を有して、該ケーブルを当該内側面に沿うように案内する案内部を備えることを特徴とするケーブル収納方法。
  17. 前記ケーブル収納部は、前記第1の筐体及び前記第2の筐体の双方を前記スライド方向に付勢して相対的なスライド動作を補助する付勢部材を収納する部材収納部が平行に延在して隣接しており、
    前記ケーブルは、前記スライド方向の前記付勢部材から離隔する側に延長されて前記ケーブル収納部に収納されると共に、前記ケーブル孔は、前記付勢部材の当該離隔側に開口されていることを特徴とする、請求項16に記載のケーブル収納方法。
  18. 前記ケーブル収納部は、前記ケーブルを収納可能に開口する開口縁部に形成されて該ケーブルを当該ケーブル収納部内に位置させるサポート部が形成されていることを特徴とする、請求項16又は17に記載のケーブル収納方法。
  19. 少なくとも前記ケーブル収納部は、金属材料を成形して製作することを特徴とする、請求項16から18のいずれか一項に記載のケーブル収納方法。
  20. 少なくとも前記ケーブル収納部は、板金をプレス加工して製作することを特徴とする、請求項16から19のいずれか一項に記載のケーブル収納方法。
  21. 前記ケーブル収納部は、内側面の端辺でフランジ形状に延在して前記ケーブルを当該ケーブル収納部内に位置させるサポート部が形成されており、
    該サポート部も板金をプレス加工して前記ケーブル収納部の前記内側面端辺に接合して製作することを特徴とする、請求項20に記載のケーブル収納方法。
  22. 少なくとも前記ケーブル収納部は、マグネシウム材料を型成形して製作することを特徴とする、請求項16から18のいずれか一項に記載のケーブル収納方法。
  23. 少なくとも前記ケーブル収納部は、樹脂材料を成形して製作することを特徴とする、請求項16から18のいずれか一項に記載のケーブル収納方法。
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