JP5172285B2 - ハーネス一体型スライドヒンジ及びスライド型電子機器 - Google Patents

ハーネス一体型スライドヒンジ及びスライド型電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、スライドヒンジの改良に関するものであり、ハーネス一体型スライドヒンジ及びこれを利用したスライド型電子機器に関するものである。
一般に、2つ以上の筐体が連結されてなる電子機器においては、筐体間の電気的接続配線としてフレキシブルプリント配線基板(Flexible printed circuits、以下、FPCと記す。)が使用されている。
例えば、2つの筐体が相互にスライドするスライド式の携帯電話機に例示される電子機器においては、一般にFPCからなる配線が使用されている。ここでスライドタイプの構造に適用する配線には、スライドヒンジの筐体間の高さ方向(従来は3mm)の非常に狭いスペースでの水平屈曲および、約10万回以上の耐屈曲性能が求められている。FPCが狭い屈曲スペースでも折り曲げ性に優れるからである。
しかし、携帯電話に代表される電子機器のさらなる薄型化のため、スライド式の電子機器に用いられるスライドヒンジは、筐体間の高さ方向のスペースが2mm程度のものが市販されるに至っている。
このような薄型のスライドヒンジに対してFPC103は、図5に示すように、スライドヒンジ100の筐体101,102間の内側のスペースの高さ方向Hで屈曲するのではなく、筐体101,102の外側を沿うようにして筐体の外側面である101a,102a側に配線されている。これにより、FPCの屈曲に必要な屈曲半径を確保することができるが、スライドヒンジと電気的接続配線であるFPCとを含めたスライドユニット全体として薄型対応が困難であるという問題があった。
また、携帯電話に代表される電子機器では高機能・高性能化が進んでおり、電気的接続配線には、伝送特性や耐ノイズ性の向上が要求されている。しかし、FPCは、複数の信号線が樹脂フィルム等によって固定されているものであるため、各信号線がシールドされておらず、ノイズに弱いという欠点がある。
そこで、FPCに換えて、伝送特性や耐ノイズ性の良好な極細同軸ケーブルが配線として使用されている。しかし、極細同軸ケーブルはFPCに比べて折り曲げ性が良くないので、図6(a)に示すようなクラムシェルタイプと称される開閉構造や、図6(b)に示すようなジャックナイフタイプと称される回転構造や、図6(c)に示すようなツイストタイプと称される回転と開閉が行える2軸構造への適用に限られ、図6(d)に示すスライドタイプの電子機器に対しては、単純にFPCの代替という形では極細同軸ケーブルを適用できない状況にあった。
一方、特許文献1には、スライドタイプの電子機器に適用可能な同軸ケーブルを用いた同軸ケーブル接続構造が開示されている。すなわち、特許文献1に開示された同軸ケーブル接続構造は、スライド可能な2枚の基板の間の基板間配線が、複数本の同軸ケーブルで構成され、これらの同軸ケーブルが、その両端部で束ねられ、中間部の束ねられていない領域が余長として基板間に収納されているものである。この場合、中間部の同軸ケーブルは束ねられていないので、個々の同軸ケーブルが自由に屈曲することができ、基板間配線の機械的信頼性を確保できるものとされている。
しかし、この特許文献1に開示された同軸ケーブル接続構造では、同軸ケーブルは、前述したように基板間の高さ方向で屈曲するため、同軸ケーブルの屈曲半径を確保するために基板間の高さ方向のスペースを確保しなければならない。このため、スライドユニットの薄型化が困難であった。
以上のことから、特に、2つの筐体を有し、且つこれらが相互にスライド自在とされた電子機器において、省スペース対応であると共に伝送特性及び耐ノイズ特性に優れたスライドユニットが望まれていた。
特開2007−036515号公報
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、伝送特性及び耐ノイズ性に優れた薄型のハーネス一体型スライドヒンジ及びこれを利用したスライド型電子機器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は以下の構成を採用した。
すなわち、本発明のハーネス一体型スライドヒンジは、回路を有する複数の筐体を相対移動可能に支持するスライドヒンジであって、一方側の前記筐体に取り付けられる第1のスライド板と、他方側の前記筐体に取り付けられる第2のスライド板と、第1のスライド板と第2のスライド板とを相対移動可能に支持するスライド機構と、複数本の配線と当該配線の端部に設けられた接続部とを有すると共に第1のスライド板と第2のスライド板との間で引き回されるハーネスとを備え、第1のスライド板と第2のスライド板とが相対移動可能に取り付けられ、第1のスライド板と第2のスライド板との間の空間部には、配線を複数本積み重ねた配線積層部がU字形をなすように曲げて収納されていることを特徴とする。
本発明のハーネス一体型スライドヒンジでは、ハーネスを構成する配線を複数本積み重ねた配線積層部がU字形をなすように曲げられていることから、第1のスライド板と第2のスライド板との間の狭い空間部に収納することができるため、薄型のハーネス一体型スライドヒンジを提供することができる。
また、配線がスライドヒンジの筐体である第1のスライド板と第2のスライド板との空間部に収容されていることから、スライド運動する際に他の部品と擦れることがないため、接続信頼性が向上する。
さらに、スライドヒンジとハーネスとが一体化されているため、スライド型電子機器に組み込むときに取り扱いが容易となり生産性が向上する。
更にまた、空間部の高さ方向で屈曲半径をとる必要がなく、空間部の幅方向で屈曲半径をとることができるため、屈曲特性に優れない配線であってもハーネス一体型スライドヒンジに用いることができる。
配線は、複数本の極細同軸ケーブルと、樹脂製の被覆材とから少なくとも構成され、相互に平行に並べられた複数本の極細同軸ケーブルを被覆材で被覆することにより極細同軸ケーブルを一括被覆してなるフラットケーブルであると共に、空間部において、第1のスライド板と第2のスライド板とが対向する方向に沿って極細同軸ケーブルが並ぶように配線積層部が収納されていることが好ましい。
ハーネスを構成する配線が、相互に平行に並べられた複数本の極細同軸ケーブルを被覆材で被覆することにより極細同軸ケーブルを一括被覆してなるフラットケーブルであるため、伝送特性及び耐ノイズ性に優れた薄型のハーネス一体型スライドヒンジを提供することができる。
また、空間部において、第1のスライド板と第2のスライド板とが対向する方向に沿って極細同軸ケーブルが並ぶように配置されていることから、極細同軸ケーブルが空間部の幅方向で屈曲半径をとることができると共に、第1のスライド板と第2のスライド板とによって隣接するフラットケーブルの飛び越えを防ぐことができる。
第1のスライド板及び第2のスライド板の一方又は両方には、接続部を取り出す開口部が形成されていることが好ましい。
これにより、スライド型電子機器の筐体に設けられている回路の位置に応じてハーネスの両端部に設けられた接続部を各スライド板の任意の場所から外部に臨ませることができる。
第1のスライド板及び第2のスライド板の一方又は両方が、金属又は金属を含む材料で形成されていることが好ましい。
また、第1のスライド板及び第2のスライド板の一方又は両方が、金属又は金属を含む材料で形成された遮蔽部材を取り付けられていることが好ましい。
これにより、ハーネスの接続部のシールド効果を高めることができる。
本発明のスライド型電子機器は、上述のハーネス一体型スライドヒンジによって、回路を有する複数の筐体が相対移動可能に取り付けられると共に、これらの筐体内の回路同士を電気的に接続されてなることを特徴とする。
本発明のスライド型電子機器は、上述のハーネス一体型スライドヒンジを用いていることから、伝送特性及び耐ノイズ性に優れた薄型のスライド型電子機器を提供することができる。
以上説明したように、本発明のハーネス一体型スライドヒンジによれば、伝送特性及び耐ノイズ性に優れた薄型のハーネス一体型スライドヒンジ及びこれを利用したスライド型電子機器を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明の実施形態のハーネス一体型スライドヒンジを示す図である。また、図2及び図3は、電子機器配線用ハーネス6を示す図である。さらに、図4は、本発明の実施形態のスライド型電子機器を示す斜視図である。尚、以下の図1〜4は本発明の実施形態の構成を説明するためのものであり、図示される各部の大きさや厚さや寸法等は、実際のハーネス一体型スライドヒンジおよびスライド型電子機器の寸法関係とは異なる場合がある。
先ず、本実施形態であるハーネス一体型スライドヒンジ1(以下、スライドユニット1という)の構成について説明する。スライドユニット1は、図1に示すように、スライドユニット1の筐体となる第1のスライド板2及び第2のスライド板3と、第1のスライド板2及び第2のスライド板3とを相対移動(以下、スライドという)可能に支持するスライド機構4と、スライド板2,3をスライドさせる際にスナップ作動を可能とするスナップ作動部材5と、電子機器配線用ハーネス6(以下、ハーネス6という)とから概略構成されている。また、第1のスライド板2及び第2のスライド板3は、スライド機構4を介して、スライドユニット1の長手方向に沿って相互にスライドするように取り付けられている。すなわち、図1(a)に示すような第1のスライド板2と第2のスライド板3とが完全に重ね合わされた状態から、図1(b)に示すような第1のスライド板2と第2のスライド板3とが一部が重ね合わされた状態となるまでのストロークで、互いに往復スライドできるように構成されている。以下、各構成について詳細に説明する。
第1のスライド板2は、主面部2aと、主面部2aの幅方向両端から立設されている折曲部2bと、主面部2aと折曲部2bとの折曲部分近傍において主面部2aから切り起こされているつめ部2cとから構成されている。また、第2のスライド板3は、主面部3aと、主面部3aの幅方向両端から立設されている側面部3bと、側面部3bの端が折り曲げられているフランジ部3cとから構成されている。
スライド機構4は、図1(c)に示すように、第1のスライド板2のつめ部2cと、第2のスライド板3のフランジ部3cとから構成されている。つめ部2cは、主面部2aから切り起こされて自由端が第1のスライド板2の幅方向内側に向けられている。そして、フランジ部3cは、主面部3aの幅方向外側に突出されており、つめ部2cと係合して第1のスライド板と第2のスライド板とを相互にスライド可能とされている。
スライドユニット1は、それぞれのスライド板2,3の主面部2a,3a同士が対向するように重ね合わされている。そして、主面部2a,3a間には、側面部3bの高さに対応する高さを有する空間部が設けられており、この空間部にスナップ作動部材5とハーネス6とが収納されている。また、ハーネス6は、空間部でU字形をなすように曲げられて収納されている。なお、側面部3bの高さ(すなわち、空間部の高さ)は、例えば2mm程度とされており、側面部3b間の幅(すなわち、空間部の幅)は、例えば数十mm程度とされている。
第1のスライド板2及び第2のスライド板3には、開口部2d,3dがそれぞれ形成されており、後述するコネクタ8,9をヒンジユニット1の外部に取り出し可能とされている。これによって、ハーネス6の一方のコネクタ8が、後述するスライド型電子機器の一方の筐体のコネクタ接続部に接続可能とされており、他方のコネクタ9が、他方の筐体のコネクタ接続部に接続可能とされている。また、第1のスライド板2及び第2のスライド板3に対する開口部2d,3dの位置、範囲、大きさ(以下、位置等という)は、ヒンジユニット1が取り付けられるスライド型電子機器の筐体に設けられているコネクタ接続部の位置等に応じて任意に設定することができる。なお、開口部の形成は、第1のスライド板2及び第2のスライド板3の両方に限定されるものではなく、第1のスライド板2及び第2のスライド板3のいずれか一方に形成されていても良い。
さらに、第1のスライド板2及び第2のスライド板3は、ステンレス(SUS)、アルミ等の金属を用いて形成されていることが好ましい。また、第1のスライド板2及び第2のスライド板3の表面に前述の金属から形成されたプレート、メッシュ等の遮蔽部材を取り付けて構成することが好ましい。これらにより、後述する極細同軸ケーブル10のシールド効果がより高まると共に、極細同軸ケーブル10から発生される信号ノイズを遮蔽することができる。なお、金属シールドの形成は、第1のスライド板2及び第2のスライド板3の両方に限定されるものではなく、第1のスライド板2及び第2のスライド板3のいずれか一方に形成されていても良い。
スナップ作動部材5には、図1に示すように、ねじりバネ(TOSION SPRING)5を用いることができる。このねじりバネ5により、各スライド板2,3は以下説明するように連結されている。
ねじりバネの一端5aは、その先端部が、第1のスライド板2の主面部2a上であって開口部2dの第2のスライド板3のスライド方向側に設けられた支持部2eに回動可能に取り付けられている。また、ねじりバネの他端5bは、その先端部が、第2のスライド板3の主面部3a上であって開口部3eのスライド方向側に設けられた支持部3eに回動可能に取り付けられている。
本実施形態において、ねじりバネ5の各スライド板2,3への取り付け状態では、ねじりバネ5は、図1(a)に示すような各スライド板2,3が重なった状態、及び図1(b)に示すような各スライド板2,3がスライドした状態において、その一端5aと他端5bとの距離が充分に広がったV字状をなしている。
また、ねじりバネ5は、スライドユニット1のスライド方向においてスライド板3がスライド板2に対してスライドする方向を拡がり方向とし、その反対方向を戻り方向とした場合に、ハーネス6に対して拡がり方向側に、ねじりバネ5のねじり部分がハーネス6の広がり方向側となるように主面部2a,3a間の空間部に収納されている。
なお、本実施形態のスライド機構5は、特にねじりバネに限定されるものではなく、第1のスライド板2と第2のスライド板3とをスナップ作動が可能となるように連結するものであれば良い。
ハーネス6は、図2に示すように、複数のフラットケーブル7と、一対のコネクタ8,9とによって概略構成されている。ハーネス6は、複数のフラットケーブル7が積層され、その両端部にそれぞれコネクタ8,9が接続されている。また、ハーネス6は、図1に示すように、ねじりバネ5に対して戻り方向側となるように主面部2a,3a間の空間部に収納されている。そして、ケーブル部6aが平面視略U字形をなすように折り曲げられた状態で、且つ、ケーブル部6aが各コネクタ8,9に対して戻り方向側となるように空間部に収納されている。第1のスライド板2及び第2のスライド板3が相互にスライドした場合には、各コネクタ8,9が相互にスライド方向に沿って離れる方向に変動するが、このときケーブル部6aが同時に変形して、各コネクタ8,9の動きに追従できるようになっている。
なお、ねじりバネ5とハーネス6とは、上述のように空間部における互いの位置関係及び、ねじりバネ5のねじり部分とケーブル部6aとの互いの位置関係により、スライド前後及びスライド動作中の各状態において互いに干渉することがない。
フラットケーブル7は、図2(c)に示すように、4本の断面視ほぼ円形の極細同軸ケーブル10と、前記4本の極細同軸ケーブル10の外周囲を被覆するシース(被覆材)11とから構成されている。また、シース11の断面形状は、4本の円形状の極細同軸ケーブル10を一括して被覆することからレーストラック形状となっており、一対の直線部分の外側面11aはほぼ平坦な面となっている。ハーネス6には、図2(a)及び図2(b)に示すように、各フラットケーブル7の平坦な外側面11aが相互に接するように積層されて積層部(配線積層部)6bが形成されている。これにより空間部においては、各フラットケーブル7を構成する4本の極細同軸ケーブル10が、積層方向に沿って4列に並べられた状態になっている。すなわち、第1のスライド板2(の主面部2a)と第2のスライド板3(の主面部3a)とが対向する方向に沿って極細同軸ケーブル10が並ぶように積層部6bが空間部に収納されている
なお、本実施形態では、極細同軸ケーブル10の本数は特に限定されるものではなく、収納部の高さとの関係に応じて数本から数10本であってもよい。また、本実施形態では極細同軸ケーブル10のみの構成を示しているが、本実施形態の構成はこれに限定されるものではなく、給電用電線や光ケーブルなどの同軸ケーブル以外のケーブルと極細同軸ケーブルとを組み合わせてフラットケーブル7を構成してもよい。
ケーブル部6aは、図1に示すように、スライドユニット1の長手方向の戻り方向側でほぼ円弧状に曲げられている。このとき、ケーブル部6aにおいては、図2に示すように、積層された複数のフラットケーブル7のうち、積層方向一端側のフラットケーブル7aが円弧の最内周側となり、積層方向他端側のフラットケーブル7bが円弧の最外周側となるように、曲げられている。そして、このように円弧状に曲げられたケーブル部6aを有するハーネス6全体が、各主面部2a,3a間の空間部に収納されている。この場合のフラットケーブル7の屈曲半径は、円弧の最外周側のフラットケーブル7bが最大となり、円弧の最内周側のフラットケーブル7aが最小となる。円弧の最外周側のフラットケーブル7bの屈曲半径は、最大で、空間部の幅のほぼ半分の大きさとなる。また、円弧の最内周側のフラットケーブル7aの屈曲半径は、最外周側のフラットケーブル7bの屈曲半径から、フラットケーブルの積層厚み分を差し引いたものとなる。いずれにしても、スライドユニット1に組み込まれた状態のフラットケーブル7の屈曲半径は、空間部の幅によって決められる。なお、ケーブル部6aの曲げ形状は、一定の曲率半径で曲げられるものに限らず、曲率半径が連続的に変化してもよい。また、第1のスライド板2と第2のスライド板3とがスライドした場合は、ケーブル部6aの曲げ形状が変形することはいうまでもない。
また、ケーブル部6aのコネクタ8,9付近では、フラットケーブル7の隣接間距離は比較的に広くなっている。これに対して、積層部6bでは、各フラットケーブル7の隣接間距離は比較的に狭くなっており、隣接するフラットケーブル7同士が互いに一部接触して密な状態となっている。また、前述のようにフラットケーブル7の断面形状はレーストラック形状であり、4本の極細同軸ケーブル10の並び方向の幅がこれに直交する方向の幅よりも広くなっているため、積層されたフラットケーブル7は、隣接するケーブルを飛び越えることができず、コネクタ8,9付近のケーブルの並びと、積層部6bのケーブルの並びとが同じ順番になっている。そして、極細同軸ケーブル10の並び方向の幅よりも、これに直交する方向の幅が狭いため、ハーネス6は、フラットケーブル7の、極細同軸ケーブル10の並び方向に直交する方向に可撓性を有しており、積層部6bにおいても可撓性が損なわれることがない。
極細同軸ケーブル10は、図3(a)に示すように、中心導体12と、それを囲む内側絶縁層13と、更にそれを囲む外部導体14と、更にまたそれを囲む外側被覆(以下、ジャケットという)15とから構成されている。使用する極細同軸ケーブル10の種類や外部導体の巻き方向の組み合わせ等は特に限定されないが、中心導体12のサイズがAWG(American Wire Gauge)36以下のケーブルであることが好ましく、AWG42〜50の範囲のケーブルであることがより好ましい。また、内側絶縁層13の材質は、特に限定されないが、フッ素樹脂を用いることが好ましく、PFA(テトラエチレン/フルオロ パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体;融点300℃)であることがより好ましい。
シース11は、断面形状がレーストラック形状となっており、レーストラック形状を構成する一対の直線部分の表面は、外側面11a及び内側面11bのいずれも平坦になっている。そして、外側面11aの表面には、極細同軸ケーブル10の形状が転写されていない。また、互いに隣接する極細同軸ケーブル10同士の接触部10aでは、互いのケーブル同士が接触しているが、ジャケット15は、互いに融着していない。
また、シース11は、極細同軸ケーブル10が互いに隣接ケーブルを飛び越える動きを制限している。また、シース11と極細同軸ケーブル10の接触部10bでは、シース11とジャケット15とが接触しているが、樹脂同士では融着していない。
なお、本実施形態では、シース11と極細同軸ケーブル10の間には、シース11を構成する樹脂等が充填されておらず、隙間16が存在している。しかし本実施形態は、これに限定されるものではなく、フラットケーブル7の可撓性や、屈曲耐久性を向上させるような樹脂等が充填されていても良い。
シース11の材質は、特に限定されるものではないが、紫外線硬化型樹脂やフッ素樹脂などが好ましく、ETFE(融点225℃)であることがより好ましい。フッ素樹脂は、融点が低く、薄く形成し易い点で好ましい。また、シース11の外周面11aおよび内周面11bの摩擦抵抗が小さいため、上述したフラットケーブル7の可撓性を阻害しない点で好ましい。
表1は、PFAとETFEの特性について比較結果を示している。表1に示すように、ETFEは、PFAと比較して引張強度および引張伸度が優れている。このため、シース材にETFEを用いることにより、PFAよりも機械特性が向上するとともに、フラットケーブル7の薄肉被覆が可能となる。また、シース11の被覆方法は、特に限定されるものではないが、極細同軸ケーブル10を4本並列に並べて、押出成型によって一括被覆することが好ましい。これにより、従来は困難であった極細同軸ケーブル10のフラットケーブル化が可能となる。また、シース11の厚みは特に限定されるものではないが、10〜50μmの範囲であることが好ましく、20〜30μmの範囲であることがより好ましい。シース11の厚みが10〜50μmの範囲であると、フラットケーブル7は十分な可撓性を確保することができるため好ましい。
Figure 0005172285
本実施形態では、シース11を構成する樹脂とジャケット15を構成する樹脂との融点差が30℃以上であることが好ましく、50℃以上であることがより好ましい。融点差が30℃以上であると、炭酸レーザー等を用いてシース11の選択切除することができる。これにより、シース11とジャケット15との接触部10bを融着させることなく、シース11のみを切除して剥がすことができる。また、シース11にETFEを用いた場合には、炭酸レーザーの出力が小さくても、シース11を切除することができるため、作業上の安全確保およびコスト削減の点で好ましい。
フラットケーブル7とコネクタ8及び9との接続部は、図3(b)に示すように、シース11が剥がされて、極細同軸ケーブル10が露出されている。このため、極細同軸ケーブル10の1本1本が動きやすくなり、コネクタ8及び9の端子ピッチに極細同軸ケーブル10の配線間隔を合わせることが容易となる。また、露出された極細同軸ケーブル10の幅は、3mm程度が好ましい。そして、フラットケーブル7は、コネクタ8及び9に接続された極細同軸ケーブル10の並び方向と、積層部6bにおけるフラットケーブル7内の極細同軸ケーブル10の並び方向とが、90°直行する方向となるように捻られて、コネクタ6及び7と接続されている。
なお、シース11の切除による極細同軸ケーブル10の露出方法は、コネクタ8及び9に接続する場合が代表的であるが、本実施形態ではこれに限定されるものではなく、フラットケーブル7の任意のケーブル部分を任意の範囲で切除して、シース11を切除することも可能である。シース11を切除された部分は、極細同軸ケーブル10がケーブル部分の表面から露出するためケーブル1本1本が動きやすくなる。これによって、露出部分をケーブルヒンジ等に適用する等、フラットケーブル7の屈曲特性を向上させることができる。
次に、本実施形態のスライドユニット1のスライド動作について説明する。
図1(a)は、本実施形態のスライドユニットの筐体を閉じた状態を示しており、図1(b)は、筐体をスライドした状態を示している。
図1(a)の状態で第1のスライド板2に対して第2のスライド板3を手動によりスライド移動させると、ねじりバネ5の一端5aと他端5bとが近づくため、ねじり部分は巻締め方向に変化して弾力を大きくするように蓄積する。ねじりバネ5の両端5a,5bの各支持部2e,3eの位置が、スライド方向と直交する方向へ横一線に並んだ状態でねじりバネ5の弾力は最大になり、この状態を超えて第2のスライド板3がさらに移動すると、ねじりバネ5の蓄積された弾力により、第2のスライド板3のスライド位置に達するまで第2のスライド板3が急激かつ自動的にスライド移動し、図1(b)に示すスライド状態になる。本実施形態では、図1(a)におけるねじりバネ5のねじり部分の状態は、図1(b)の状態とほぼ同様になるように設計されている。
また、第2のスライド板3を図1(b)の状態からスライド移動させるときも、同様な過程を経て図1(a)の状態に復帰する。
なお、スライドユニット1のスライド動作において、ハーネス6は、第1のスライド板2と第2のスライド板3とがスライドした場合には、コネクタ8,9が相互にスライド方向に沿って離れる方向又は近づく方向に移動するが、このときケーブル部6aが同時に変形して、コネクタ8,9の動きに追従するようになっている。
次に、本実施形態のスライドユニット1を適用したスライド型電子機器について説明する。スライド型電子機器21は、図4に示すように、下側筐体22と上側筐体23とスライドユニット1とから概略構成されている。下側筐体22及び上側筐体23には、それぞれスライドユニット1の第1のスライド板2及び第2のスライド板3が取り付けられており、このスライドユニット1を介して相互にスライド可能とされている。
また、各筐体22,23には回路部の入出力部となるコネクタ接続部(図示せず)がそれぞれ備えられている。そして、ハーネス6の一方のコネクタ8が、下側筐体22のコネクタ接続部(図示せず)に接続されており、他方のコネクタ9が、上側筐体23のコネクタ接続部(図示せず)に接続されている。これによって、2つの筐体22,23の各回路部がスライドユニット1を介して電気的に接続されている。
以上説明したように、本実施形態のスライドユニット1によれば、側面部3bの高さ(空間部の高さ)が2mmであっても、極細同軸ケーブル10を適用したスライドユニット1を提供することができる。これにより、本実施形態のスライドユニット1は、極細同軸ケーブル10の実装が可能となるため、従来のFPCを筐体間配線材として用いたものと比較して、伝送特性や耐ノイズ特性を向上させることができる。
また、本実施形態のスライドユニット1によれば、スライド型電子機器21の配線に適した薄型のスライドユニット1を提供することができる。
本実施形態のハーネス6は、極細同軸ケーブル10の並び順序を維持することが可能であるとともに、空間部の高さが2mmのあいだに収納できる。
さらに、本実施形態のハーネス6によれば、コネクタ8,9付近での極細同軸ケーブル10の並び方向と積層部6bでの並び方向とを90℃変えることができる。したがって、極細同軸ケーブル10は、従来のFPCを筐体間配線材として用いた場合のように空間部の高さ2mmの間で屈曲半径をとる必要がなく、空間部の幅方向に許容曲げ半径以上の大きな曲率半径をとることができる。これにより、携帯電話に求められる10万回以上の屈曲回数要求を満たすことができる。
更にまた、本実施形態のスライド型電子機器21によれば、スライドユニット1を適用するため、スライド動作と電気的接続を省スペースで実現することができる。これにより、薄型のスライド型電子機器21を提供することができる。
以上のように、本実施形態のハーネス一体型スライドヒンジ(スライドユニット)1によれば、伝送特性及び耐ノイズ性に優れた薄型のハーネス一体型スライドヒンジ1(スライドユニット1)及びこれを利用したスライド型電子機器21を提供することができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、極細同軸ケーブル10のフラットケーブル化において、樹脂シースと変えて樹脂テープあるいは樹脂繊維による平編みによってフラットケーブル化してもよい。
また、ハーネス6は、第1のスライド板2及び第2のスライド板3の開口部の位置や向きに応じて、等長のフラットケーブルで構成してもよく、非等長のフラットケーブルで構成してもよい。
図1は、ハーネス一体型スライドヒンジを示し、図1(a)はスライド前の平面図、図1(b)はスライド後の平面図、図1(c)は側面図である。 図2は、本実施形態のハーネスを示しており、図2(a)は平面図、図2(b)は斜視図、図2(c)は図2(a)のA−A’線に対応する断面模式図である。 図3(a)は、フラットケーブルの断面模式図、図3(b)は、コネクタの接続部分の平面図である。 図4は、本実施形態のハーネス一体型スライドヒンジを適用したスライド型電子機器を示す斜視図である。 図5は、従来の筐体間配線材としてFPCを用いたスライド型電子機器の配線構造を示す側面図である。 図6は、電子機器の一例として携帯電話の筐体移動形態を例示する図である。
符号の説明
1・・・スライドユニット(ハーネス一体型スライドヒンジ)、2・・・第1のスライド板、3・・・第2のスライド板、2a,3a・・・主面部、4・・・スライド機構、5・・・スナップ作動部材(ねじりバネ)、6・・・ハーネス、6a・・・ケーブル部、6b・・・積層部(配線積層部)、7・・・フラットケーブル、8,9・・・接続部、10・・・極細同軸ケーブル、11・・・シース(被覆材)、21・・・スライド型電子機器、22・・・下側筐体(筐体)、23・・・上側筐体(筐体)

Claims (6)

  1. 回路を有する複数の筐体を相対移動可能に支持するスライドヒンジであって、
    一方側の前記筐体に取り付けられる第1のスライド板と、
    他方側の前記筐体に取り付けられる第2のスライド板と、
    前記第1のスライド板と前記第2のスライド板とを相対移動可能に支持するスライド機構と、
    複数本の配線と当該配線の端部に設けられた接続部とを有すると共に前記第1のスライド板と前記第2のスライド板との間で引き回されるハーネスとを備え、
    前記第1のスライド板と前記第2のスライド板とが相対移動可能に取り付けられ、
    前記第1のスライド板と前記第2のスライド板との間の空間部には、前記配線を複数本積み重ねた配線積層部がU字形をなすように曲げて収納されていることを特徴とするハーネス一体型スライドヒンジ。
  2. 前記配線は、複数本の極細同軸ケーブルと、樹脂製の被覆材とから少なくとも構成され、相互に平行に並べられた複数本の前記極細同軸ケーブルを前記被覆材で被覆することにより前記極細同軸ケーブルを一括被覆してなるフラットケーブルであると共に、前記空間部において、前記第1のスライド板と前記第2のスライド板とが対向する方向に沿って前記極細同軸ケーブルが並ぶように前記配線積層部が収納されていることを特徴とする請求項1に記載のハーネス一体型スライドヒンジ。
  3. 前記第1のスライド板及び前記第2のスライド板の一方又は両方には、前記接続部を取り出す開口部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のハーネス一体型スライドヒンジ。
  4. 前記第1のスライド板及び前記第2のスライド板の一方又は両方が、金属又は金属を含む材料で形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のハーネス一体型スライドヒンジ。
  5. 前記第1のスライド板及び前記第2のスライド板の一方又は両方が、金属又は金属を含む材料で形成された遮蔽部材を取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のハーネス一体型スライドヒンジ。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のハーネス一体型スライドヒンジによって、回路を有する複数の筐体が相対移動可能に取り付けられると共に、これらの筐体内の回路同士を電気的に接続されてなることを特徴とするスライド型電子機器。
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