JP5488116B2 - 受信装置 - Google Patents
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Description
以下では、衛星波テレビジョン放送を衛星波放送といい、地上波テレビジョン放送を地上波放送という。
受信装置2は、衛星波チューナ21、地上波チューナ22、衛星波放送用アンテナ端子23、および地上波放送用アンテナ端子24を有する。
そして、受信装置2Aは、衛星波チューナ21、地上波チューナ22、衛星波放送および地上波放送用共通アンテナ端子25、および分波器26を有する。
衛星波放送用アンテナ3と地上波放送用アンテナ4は受信周波数が異なるため別のアンテナとなっている。
これらのアンテナ3,4とそれぞれの受信装置2の接続方法には、図1(A)および(B)に示す方法がある。
図1(A)に示す方法は、衛星波放送用アンテナ3と地上波放送用アンテナ4を2本のケーブルCBL1,CBL2で個別に配線する。
図1(B)に示す方法は、衛星波放送用アンテナ3と地上波放送用アンテナ4で受信した信号を混合器5で混合し、その混合波を1本のケーブルCBL3で配線する。
追加で衛星波放送用アンテナ3を設置する場合、または既存のケーブルや設備の周波数特性等が衛星波放送用に対応していない場合、また対応しているかどうかが不明な場合に、既存のケーブル等をそのまま使用し、衛星波放送受信用には新規に配線をする。
すなわち、衛星波用のケーブルには950MHz〜2150MHzの信号が伝送されるようになっており、地上波用のケーブルには40MHz〜864MHz程度の信号が伝送されるので、それぞれに最適なケーブルを施設できる利点がある。
この場合、それぞれの放送用の2本のケーブルCBL1,CBL2が受信装置2に接続されるため、受信装置2にはそれぞれ個別に入力端子が形成されているほうが便利である。
受信機1Aは、アンテナの信号を混合する混合器5と受信装置2Aの内部にその信号を衛星波チューナ21と地上波チューナ22に分波する分波器26が必要である。
すなわち、アンテナ設置時に衛星波放送用アンテナ3、地上波放送用アンテナ4を同時に設置する場合などは、アンテナの近くで双方の信号を混合して配線を行う方が受信装置までの配線が1本で済み、受信装置にケーブルを2本配線する煩わしさがない。
この場合、双方の信号は混合されており、1本のケーブルCBL3のみで配線されるため、受信装置2Aには双方の入力端子が1つだけついているほうが、利便性が良い。
一方で、受信機を小型化する場合や、機器のデザイン上の制約でアンテナに接続するコネクタを2本設けることが困難な場合もある。
この場合、受信機には双方の入力端子をまとめて1つだけ設けられることがある。
第1は、衛星波放送用アンテナ3の接続用アンテナ端子23と、地上波放送用アンテナ4の接続用アンテナ端子24との2つを個別に形成する場合である。
第2は、衛星波放送用アンテナ3の接続用アンテナ端子と地上波放送用アンテナ4の接続用アンテナ端子を共通化し1本のみを形成する場合である。
そのために、チューナの品種が増えてしまい設計に必要な工数が掛かり、品種を管理する管理コストが上昇し、さらにはそれぞれのチューナの生産数量が少なくなるため、非常に効率の悪い設計開発を行う必要がある。
入力端子を1つ形成したチューナユニットに統合すれば、衛星波放送用アンテナを追加する必要がある場合には、同時に混合器も必ず追加することが必要となる。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施形態(受信装置の第1の構成例)
2.第2の実施形態(受信装置の第2の構成例)
3.第3の実施形態(受信装置の第3の構成例)
図2および図3は、本発明の第1の実施形態に係る放送信号受信装置の構成例を示す図である。
図2は、本第1の実施形態に係る放送信号受信装置が2入力モジュールとして機能する構成例を示している。
図3は、第1の実施形態に係る放送信号受信装置が1入力モジュールとして機能する構成例を示している。
ここで、たとえば衛星波テレビジョン放送信号が第1のテレビジョン放送信号に相当し、その第1の周波数帯域域は950MHz〜2150MHz程度である。
地上波テレビジョン放送信号が第2のテレビジョン放送信号に相当し、その第1の周波数帯域より低い第2の周波数帯域域は40MHz〜864MHz程度である。
以下では、衛星波テレビジョン放送信号を衛星波放送信号(SSB)といい、地上波テレビジョン放送信号を地上波放送信号(STB)という。
本受信装置10は、図3に示すように、衛星波放送用アンテナ20および地上波放送用アンテナ30で受信した放送信号を混合器40で混合し、一つのケーブルCBL13により接続されて1入力モジュールとして機能することも可能である。
受信装置10は、整合回路(整合部)150、第1の接続部160、および第2の接続部170を有する。
また、受信装置10は、衛星波チューナ130の入力側に衛星波放送信号の周波数帯域の信号を抽出して衛星波チューナ130に供給する入力フィルタ部180を有する。
衛星波放送用アンテナ端子110は、図3に示すように、1入力モジュールとして機能する場合は、ケーブルCBL13を介して混合器40で混合された衛星波放送信号および地上波放送信の混合波を入力する。
衛星波放送用アンテナ端子110は、基本的に配線WL11により衛星波チューナ130の入力部に接続されている。
なお、本実施形態においては、配線WL11に入力フィルタ部180が接続されている。
地上波放送用アンテナ端子120は、図3に示すように、1入力モジュールとして機能する場合は、第2の接続部170を介して整合回路150で抽出された地上波放送信号を入力する。
地上波放送用アンテナ端子120は、基本的に配線WL12により地上波チューナ140の入力部に接続されている。
衛星波チューナ130は、たとえば周波数16MHzの基準クロックを発振するクリスタル発振器134、バッファ135、およびPLL回路136を有する。
PLL回路136は、分周器133で分周された局部発振信号を基準クロック信号と位相同期させたクロック信号を図示しないミキサに供給する。
衛星波チューナ130において、周波数変換部の出力側に復調回路(DMD)137が配置される。
地上波チューナ140は、たとえば周波数4MHzの基準クロックを発振するクリスタル発振器144、バッファ145、およびPLL回路146を有する。
PLL回路146は、分周器143で分周された局部発振信号を基準クロック信号と位相同期させたクロック信号を図示しないミキサに供給する。
地上波チューナ140において、周波数変換部の出力側に復調回路(DMD)147が配置される。
整合回路150は、第1の回路端子151から入力される放送信号、たとえば衛星波放送信号と地上波放送信号の混合波信号から地上波放送信号を抽出し、抽出した地上波放送信号STBを第2の回路端子152から第2の接続部170に出力する。
整合回路150は、ローパスフィルタ(LPF)を含んで構成される。
第2の接続部170は、地上波チューナ140への地上波放送信号の入力経路を、第2の入力端子としての地上波放送用アンテナ端子120からの経路、または整合回路150の第2の回路端子152からの経路とするように構成される。
この第1の接続端子161は、整合回路150の第1の回路端子151と配線WL13により接続される。
第1の接続部160は、図2に示すように、2入力モジュールとして機能する場合は、第1の接続端子161は衛星波放送用アンテナ端子110と非接続状態に保持される。
第1の接続部160は、図3に示すように、1入力モジュールとして機能する場合は、第1の接続端子161は衛星波放送用アンテナ端子110と接続状態に保持される。
この第2の接続端子171は、整合回路150の第2の回路端子152と配線WL14により接続される。
第2の接続部170は、図2に示すように、2入力モジュールとして機能する場合は、第2の接続端子171は地上波放送用アンテナ端子120と非接続状態に保持される。
第2の接続部170は、図3に示すように、1入力モジュールとして機能する場合は、第2の接続端子171は地上波放送用アンテナ端子120と接続状態に保持される。
図6の入力フィルタ部180は、キャパシタC21,C22、インダクタL21,L22を含んで構成されている。
そして、最終ノードND11と第2の接続端子12との間に配置されているキャパシタC13は第1の接続端子161と第2の接続端子171の間のDC成分のカットのために接続されている。
すなわち、直列に接続されたキャパシタC21を介してインダクタL21を通って接地するハイパスフィルタの形状を、同様にキャパシタC22とインダクタL22の組み合わせで構成した2段型のハイパスフィルタによって構成されている。
受信装置10は、このハイパスフィルタとローパスフィルタの分波効果によって衛星波放送用の信号と地上波放送用の信号を取り出せるようになっている。
この場合、衛星波放送用アンテナ20および地上波放送用アンテナ30が個別のケーブルCBL11、CBL12により接続され、受信信号が2本のケーブルCBL11,CBL12により伝送されて受信装置10に入力される。
衛星波放送用アンテナ端子110と第1の接続端子161が非接続状態で、地上波放送用アンテナ端子120と第2の接続端子171が非接続状態であることから、整合回路150は何の機能ももたらさない状態である。
したがって、衛星波放送用アンテナ端子110から入力された衛星波放送信号が衛星波チューナ130に直接入力され、衛星波チューナ130において衛星波放送信号の捕捉、復調処理が行われる。
同様に、地上波放送用アンテナ端子120から入力された地上波放送信号が地上波チューナ140に直接入力され、地上波チューナ140において地上波放送信号の捕捉、復調処理が行われる。
この場合、衛星波放送用アンテナ端子110側から地上波放送用アンテナ端子120側を見た場合に、上述したように、整合回路150にローパスフィルタの作用を持つように構成しておくことにより、分波回路を内蔵したのと同じ効果を持たせることができる。
そして、衛星波放送および地上波放送受信用一体型チューナである受信装置10の内部構成は全く同一であり、使い方のアプリケーションはセット機器の仕様に合わせて自由に変化させることができる。
図7および図8は、本発明の第2の実施形態に係る放送信号受信装置の構成例を示す図である。
図7は、本第2の実施形態に係る放送信号受信装置が2入力モジュールとして機能する構成例を示している。
図8は、第2の実施形態に係る放送信号受信装置が1入力モジュールとして機能する構成例を示している。
本第2の実施形態に係る受信装置10Aの第1の接続部160Aは、第1の接続端子を形成することなく、第1の入力端子としての衛星波放送用アンテナ端子110と整合回路150の第1の回路端子151を配線WL13で直接接続するように構成されている。
この場合、衛星波放送用アンテナ20および地上波放送用アンテナ30が個別のケーブルCBL11、CBL12により接続され、受信信号が2本のケーブルCBL11,CBL12により伝送されて受信装置10Aに入力される。
地上波放送用アンテナ端子120と第2の接続端子171が非接続状態であることから、整合回路150の出力は何の機能ももたらさない状態である。
したがって、衛星波放送用アンテナ端子110から入力された衛星波放送信号が衛星波チューナ130に直接入力され、衛星波チューナ130において衛星波放送信号の捕捉、復調処理が行われる。
同様に、地上波放送用アンテナ端子120から入力された地上波放送信号が地上波チューナ140に直接入力され、地上波チューナ140において地上波放送信号の捕捉、復調処理が行われる。
この場合、衛星波放送用アンテナ端子110側から地上波放送用アンテナ端子120側を見た場合に、上述したように、整合回路150にローパスフィルタの作用を持つように構成しておくことにより、分波回路を内蔵したのと同じ効果を持たせることができる。
そして、衛星波放送および地上波放送受信用一体型チューナである受信装置10の内部構成は全く同一であり、使い方のアプリケーションはセット機器の仕様に合わせて自由に変化させることができる。
図9および図10は、本発明の第3の実施形態に係る放送信号受信装置の構成例を示す図である。
図9は、本第3の実施形態に係る放送信号受信装置が2入力モジュールとして機能する構成例を示している。
図10は、第3の実施形態に係る放送信号受信装置が1入力モジュールとして機能する構成例を示している。
第1のスイッチSW160は、端子aが衛星波放送用アンテナ端子110と衛星波チューナ130の入力部間を接続する配線WL11に接続され、端子bが整合回路150の第1の回路端子151に接続されている。
第1のスイッチSW160は、制御部50の制御によりオン状態(接続状態)とオフ(非接続状態)が切り替えられる。
第2のスイッチSW170は、端子aが地上波チューナ140の入力部に接続され、端子bが地上波放送用アンテナ端子120に接続され、端子cが整合回路150の第2の回路端子152に接続されている。
第2のスイッチSW170は、制御部50の制御により、端子a(地上波チューナの入力部)の接続を端子b(地上波放送用アンテナ端子)との接続状態とするか、整合回路150の第2の回路端子152との接続状態とするかが切り替えられる。
制御部50は、衛星波チューナ130と地上波チューナ140を制御、その出力データをモニタしている。
制御部50は、特に、各チューナ130,140の復調回路137,147が正常に信号を捕捉、復調できていることを示すロックフラグおよびその復調品位を示すビットエラーレートを知ることができる。
さらに、制御部50は、第1のスイッチSW160と第2のスイッチSW170を制御するためのポートから制御ラインLCTL11,LCTL12が各スイッチSW160,SW170に配線されている。
このとき、第1のスイッチSW160により衛星波放送用アンテナ端子110と整合回路150の第1の回路端子151が非接続状態にあり、第2のスイッチSW170により地上波チューナ140の入力部が地上波放送用アンテナ端子120と接続状態にある。
すなわち、受信装置10Bは、2入力モジュールとして機能する。
この場合、衛星波放送用アンテナ20および地上波放送用アンテナ30が個別のケーブルCBL11、CBL12により接続され、受信信号が2本のケーブルCBL11,CBL12により伝送されて受信装置10Bに入力される。
地上波放送用アンテナ端子120と第2の接続端子171が非接続状態であることから、整合回路150の出力は何の機能ももたらさない状態である。
したがって、衛星波放送用アンテナ端子110から入力された衛星波放送信号が衛星波チューナ130に直接入力され、衛星波チューナ130において衛星波放送信号の捕捉、復調処理が行われる。
同様に、地上波放送用アンテナ端子120から入力された地上波放送信号が地上波チューナ140に直接入力され、地上波チューナ140において地上波放送信号の捕捉、復調処理が行われる。
このとき、第1のスイッチSW160により衛星波放送用アンテナ端子110と整合回路150の第1の回路端子151が接続状態にあり、第2のスイッチSW170により地上波チューナ140の入力部が整合回路150の第2の回路端子152と接続状態にある。
すなわち、受信装置10Bは、2入力モジュールとして機能する。
この場合、衛星波放送用アンテナ端子110側から地上波チューナ140の入力部側を見た場合に、上述したように、整合回路150にローパスフィルタの作用を持つように構成しておくことにより、分波回路を内蔵したのと同じ効果を持たせることができる。
そして、衛星波放送および地上波放送受信用一体型チューナである受信装置10の内部構成は全く同一であり、使い方のアプリケーションはセット機器の仕様に合わせて自由に変化させることができる。
すなわち、制御部50は、衛星波チューナ130および地上波チューナ140の処理信号をスキャンして衛星波放送信号および地上波放送信号の受信状況をモニタする機能を有する。
この場合、制御部50は、CPU上の使用されるソフトウェアによって信号をスキャンして信号の受信状況をモニタし、判別を行うようにすることができる。
ステップST11では、図10に示すように、制御部50により第1のスイッチSW160がオン状態に制御され、第2のスイッチSW170が、端子aが端子cとの接続状態に制御される。
第1のスイッチSW160により衛星波放送用アンテナ端子110と整合回路150の第1の回路端子151が接続状態となり、第2のスイッチSW170により地上波チューナ140の入力部が整合回路150の第2の回路端子152と接続状態となる。
この状態で、制御部50は、衛星波放送帯域の信号スキャン(シグナルスキャン)を行い(ST12)、信号の有無を判断する(ST13)。
これには前記のロックフラグまたはビットエラーレートなどが使われる。
ステップST13において、衛星波放送信号を確認した場合、次に地上波シグナルスキャンを行い(ST14)、信号の有無を判断する(ST15)。
このとき、地上波放送受信が可能な場合は受信帯域チャンネルデータをメモリ等に格納して(ST16)、スキャンプログラムを終了する(ST17)。
ステップST18では、図9に示すように、制御部50により第1のスイッチSW160がオフ状態に制御され、第2のスイッチSW170が、端子aが端子bとの接続状態に制御される。
第1のスイッチSW160により衛星波放送用アンテナ端子110と整合回路150の第1の回路端子151が非接続状態となり、第2のスイッチSW170により地上波チューナ140の入力部が地上波放送用アンテナ端子120と接続状態となる。
この状態で、制御部50は、衛星波放送帯域のシグナルスキャンを行い(ST19)、次いで地上波シグナルスキャンを行う(ST20)。
そして、ステップST21において、地上波・衛星波放送の何れの信号を受信できたかを判断し、いずれかを受信できた場合には、ステップST16にて受信帯域チャンネルとして格納して終わる。
その際、ステップST22、ST23におけるようなカウンタ処理を行うことにより、所定回数受信できなかった場合は、ステップST17に移行して強制的にスキャン終了とする。
すなわち、衛星波放送用アンテナ端子と、地上波放送用アンテナ用端子と2本個別に設ける場合と、衛星波放送用アンテナ端子と地上波放送用アンテナ端子を共通化し1本にする場合の切り替えをモジュールの外部端子の非常に簡単な接続によって実現できる。
このため、入力端子の構成をさまざまな利用形態に合わせて設計できる。
これにより、使用するモジュールの品種を減らし、集中生産による効率化も同時に実現できることから、最終的なチューナモジュールのコスト削減に寄与することができる。
また、セット上の基板での部品マウントを必要としないため、セット基板の小型化に貢献できる。
さらに、図11に示す自動判別機能を持たせたシステムに構成することにより、ユーザーの都合で信号ラインの本数が変わった場合にも自動的に対応することができることから、最終的なセット商品に組み込んだ場合に効果は大きい。
すなわち、半導体化による省スペース効果と、品種統合によるスケールメリットはモジュールにおける改善度より更に大きなメリットがある。
Claims (15)
- 第1の周波数帯域の第1のテレビジョン放送信号または上記第1のテレビジョン放送信号および当該第1のテレビジョン放送信号の上記第1の周波数帯域より低い第2の周波数帯域の第2のテレビジョン放送信号の混合波が入力される第1の入力端子と、
上記第2のテレビジョン放送信号が入力される第2の入力端子と、
上記第1の入力端子から入力される上記第1のテレビジョン放送信号に対して少なくとも同調処理を行う第1のチューナと、
上記第2のテレビジョン放送信号に対して少なくとも同調処理を行う第2のチューナと、
第1の回路端子および第2の回路端子を有し、上記第1の回路端子から入力される放送信号から第2の放送信号を抽出し、抽出した第2の放送信号を上記第2の回路端子から出力する整合部と、
上記第1の入力端子と上記整合部の上記第1の回路端子間の接続を選択的に行うことが可能な第1の接続部と、
上記第2のチューナへの上記第2のテレビジョン放送信号の入力経路を、上記第2の入力端子からの経路または上記整合部の上記第2の回路端子からの経路とする第2の接続部と
を有する受信装置。 - 上記第1の接続部は、
上記第1の入力端子と接続可能に対となるように形成された第1の接続端子を含み、
上記第1の接続端子は、
上記整合部の上記第1の回路端子と接続され、
上記第2の接続部は、
上記第2の入力端子と接続可能に対となるように形成された第2の接続端子を含み、
上記第2の接続端子は、
上記整合部の上記第2の回路端子と接続され、
上記第1のチューナの入力部は上記第1の入力端子に接続され、
上記第2のチューナの入力部は上記第2の入力端子に接続されている
請求項1記載の受信装置。 - 上記第1の入力端子と上記第1の接続端子が非接続状態で、上記第2の入力端子と上記第2の接続端子が非接続状態の場合、
上記第1の入力端子から入力された第1のテレビジョン信号が第1のチューナに入力され、
上記第2の入力端子から入力された第2のテレビジョン信号が第2のチューナに入力される
2入力モジュールとして機能する
請求項2記載の受信装置。 - 上記第1の入力端子と上記第1の接続端子が接続状態で、上記第2の入力端子と上記第2の接続端子が接続状態の場合、
上記第1の入力端子から入力された第1のテレビジョン信号および第2のテレビジョン信号の混合波が入力される
1入力モジュールとして機能する
請求項2記載の受信装置。 - 上記第1のチューナの入力側に上記第1の周波数帯域の信号を通過させて当該第1のチューナに供給するフィルタを有する
請求項4記載の受信装置。 - 上記第1の接続部は、
上記第1の入力端子と上記整合部の上記第1の回路端子と接続され、
上記第2の接続部は、
上記第2の入力端子と接続可能に対となるように形成された接続端子を含み、
上記接続端子は、
上記整合部の上記第2の回路端子と接続され、
上記第1のチューナの入力部は上記第1の入力端子に接続され、
上記第2のチューナの入力部は上記第2の入力端子に接続されている
請求項1記載の受信装置。 - 上記第2の入力端子と上記接続端子が非接続状態の場合、
上記第1の入力端子から入力された第1のテレビジョン信号が第1のチューナに入力され、
上記第2の入力端子から入力された第2のテレビジョン信号が第2のチューナに入力される
2入力モジュールとして機能する
請求項6記載の受信装置。 - 上記第2の入力端子と上記接続端子が続状態の場合、
上記第1の入力端子から入力された第1のテレビジョン信号および第2のテレビジョン信号の混合波が入力される
1入力モジュールとして機能する
請求項6記載の受信装置。 - 上記第1のチューナの入力側に上記第1の周波数帯域の信号を通過させて当該第1のチューナに供給するフィルタを有する
請求項8記載の受信装置。 - 上記第1の接続部は、
上記第1の入力端子と上記整合部の上記第1の回路端子との接続状態および非接続状態を切り替えるための第1のスイッチを含み、
上記第2の接続部は、
上記第2のチューナの入力部を上記第2の入力端子との接続状態とするか上記整合部の上記第2の回路端子との接続状態とするかを切り替えるための第2のスイッチを含み、
上記第1のチューナの入力部は上記第1の入力端子に接続されている
請求項1記載の受信装置。 - 上記第1のスイッチにより上記第1の入力端子と上記整合部の上記第1の回路端子とが非接続状態にあり、上記第2のスイッチにより上記第2のチューナの入力部が上記第2の入力端子と接続状態にある場合、
上記第1の入力端子から入力された第1のテレビジョン信号が第1のチューナに入力され、
上記第2の入力端子から入力された第2のテレビジョン信号が第2のチューナに入力される
2入力モジュールとして機能する
請求項10記載の受信装置。 - 上記第1のスイッチにより上記第1の入力端子と上記整合部の上記第1の回路端子とが接続状態にあり、上記第2のスイッチにより上記第2のチューナの入力部が上記第2の回路端子と接続状態にある場合、
上記第1の入力端子から入力された第1のテレビジョン信号および第2のテレビジョン信号の混合波が入力される
1入力モジュールとして機能する
請求項10記載の受信装置。 - 上記第1のチューナの入力側に上記第1の周波数帯域の信号を通過させて当該第1のチューナに供給するフィルタを有する
請求項12記載の受信装置。 - 上記第1のスイッチおよび上記第2のスイッチの切り替え制御を行う制御部を有する
請求項10から13のいずれか一に記載の受信装置。 - 上記制御部は、
上記第1のスイッチおよび上記第2のスイッチを切り替えて1入力モジュール機能と2入力モジュール機能を発現させ、
上記第1のチューナおよび上記第2のチューナの処理信号をスキャンして上記第1のテレビジョン放送信号および上記第2のテレビジョン放送信号の受信状況をモニタする機能を有する
請求項14記載の受信装置。
Priority Applications (3)
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