JP5485642B2 - 発光ダイオード及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、金属部材をベースとして構成される表面実装型の発光ダイオード及びその製造方法に関するものである。
図10(a)に示すように、従来の一般的な表面実装型の発光ダイオード1は、一対の端子電極部4が形成された本体基板2と、この本体基板2上に実装され、ボンディングワイヤ5を介して前記一対の端子電極部4に接続される発光素子3と、この発光素子3を封止する透光性を有した樹脂体6とを備えて構成される。前記端子電極部4は、図10(b)に示すように、前記本体基板2の上面及び下面の一部に形成される上面電極4a及び下面電極4bと、凹設した本体基板2の側面に形成される側面電極4cとが連通したスルーホール電極となっている。このようなスルーホール電極を形成することによって、前記下面電極4bをマザーボード等の実装基板上に直接載置した状態で導通接続することができる。
上記発光ダイオード1は、本体基板2が絶縁性を有する樹脂材で形成されているため、スルーホール電極を形成することができるが、耐熱性や放熱性が悪いといった問題があった。近年においては、発光ダイオードが有する安定した発光特性や低消費電力性によって、蛍光灯や白熱灯に代わる照明用の光源として発光ダイオードが用いられるようになってきている。
このような照明用として利用する場合は、高出力タイプの発光素子が用いられるため、発光する際には、電流が多く流れ、これによって熱が発生することとなり、従来の樹脂基板では、耐熱性に問題があった。
そこで、高出力タイプの発光素子を用いて構成される発光ダイオードでは、軽量で耐熱性に優れたアルミニウム等の金属部材で形成された基板が多く用いられるようになってきた(特許文献1〜3)。図11は、金属部材をベースとして構成された発光ダイオード11の一例を示したものである。この発光ダイオード11は、金属部材によって形成された本体基板12と、この本体基板12の上面の端部に絶縁性の上基板12aを介して形成された一対の端子電極部14と、前記本体基板12の略中央部に実装され、ボンディングワイヤ15を介して前記端子電極部14に導通する発光素子13と、この発光素子13を封止する透光性を有した樹脂体16とを備えて構成されている。
また、図12(a)に示す発光ダイオード11aは、前記本体基板12の上面及び下面に絶縁性の上基板12a及び下基板12bを設け、この上基板12aと下基板12bとが本体基板12の側面に沿って連通する一対の端子電極部14を設けて構成されている。
前記端子電極部14は、図12(b)に示すように、前記上基板12a及び下基板12bの表面に形成される上面電極14a及び下面電極14bと、凹設した本体基板12の側面に塗布された絶縁層17を介して形成される側面電極14cとが連通したスルーホール電極となっている。このようなスルーホール電極を形成することによって、前記下面電極14bをマザーボード等の実装基板上に直接載置した状態で導通接続をすることができる(特許文献3)。
特開2000−309292号公報 特開2006−295085号公報 特開平10−012982号公報
上記図11に示した発光ダイオード11にあっては、本体基板12が金属部材によって形成されているため、強固であり、放熱効果に優れている。しかしながら、端子電極部14が本体基板12の上面に設けられているため、マザーボード等の実装基板上に表面実装できない。
一方、図12に示したような構造の発光ダイオード11aにあっては、金属部材からなる本体基板12にスルーホール電極としての端子電極14を形成するために、前記本体基板12の上面及び下面全体が絶縁性の上基板12a及び下基板12bによって被覆された状態となっている。したがって、前記発光素子13が実装されている部分や本体基板12の下面における金属の露出面がなくなり、本体基板12からの放熱作用が十分に得られなくなるといった問題があった。また、前記本体基板12に対して上基板12a及び下基板12bを配設させるための製造工数やコストが多くかかるといった問題もあった。
そこで、本発明の目的は、高輝度タイプの発光素子を実装して構成した場合であっても、放熱効果が十分確保され、マザーボード等の実装基板に直接表面実装することが可能な発光ダイオード及びその製造方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の発光ダイオードは、金属部材からなる本体基板と、この本体基板上に形成される発光部と、前記本体基板の一端に形成される端子電極部とを備えた発光ダイオードにおいて、前記端子電極部は、前記本体基板の上面及び下面の一端に設けられ、表面に導電膜を有する一対の絶縁基板と、この一対の絶縁基板の導電膜を含めた側面及び本体基板の側面を覆う絶縁層と、この絶縁層の表面に被覆され、前記一対の導電膜と導通するメッキ層とを備えて構成されていることを特徴とする。
また、本発明の発光ダイオードの製造方法は、複数の発光ダイオードが形成可能な平面サイズを有する金属製の集合本体基板を形成し、この集合本体基板の所定箇所の上面及び下面の一部に円形状の孔部とこの孔部の周囲に導電膜が形成された絶縁基板を接合し、前記孔部に沿って前記集合本体基板を厚み方向に貫通する貫通孔を形成し、この貫通孔内に前記導電膜を含めた絶縁基板の側面までを満たすように絶縁性のレジスト材を充填して硬化させた後、このレジスト材の中心部を除去することによって、前記貫通孔の内周面にレジスト材を付着させ、このレジスト材の表面から前記集合本体基板の上面及び下面に接合されている絶縁基板の側面及び導電膜をメッキ処理することによって、集合本体基板の上面から下面に導通するスルーホールとしての端子電極を形成することを特徴とする。
本発明に係る発光ダイオードによれば、金属製の本体基板で形成された発光ダイオードであっても、絶縁層を介して形成されたスルーホール電極としての端子電極部を容易に形成することができる。このため、マザーボード等の実装基板にもそのまま表面実装することが可能となる。また、発光部にあっては、本体基板の金属面が露出した部分に発光素子を直接配置することができるとともに、端子電極部を除く本体基板の下面の金属面が広く露出しているので、発光時における放熱効果を高めることができる。
また、本発明に係る発光ダイオードの製造方法によれば、金属製の一枚の集合本体基板の上面及び下面に絶縁性の基板を配置するとともに、この基板が配置された部分に貫通孔を形成し、この貫通孔の内周面にレジスト材による絶縁層を形成することで、集合本体基板の上面から下面にかけて連通するスルーホール電極としての端子電極部を一括して形成することができる。
本発明に係る第1実施形態の発光ダイオードの上面方向から見た斜視図である。 上記発光ダイオードの下面側から見た斜視図である。 上記発光ダイオードの断面図である。 上記発光ダイオードの端子電極部の斜視図である。 本発明に係る第2実施形態の発光ダイオードの断面図である。 上記発光ダイオードの端子電極部の斜視図である。 第1実施形態の発光ダイオードの第1製造方法を示す工程図である。 第1実施形態の発光ダイオードの第2製造方法を示す工程図である。 第2実施形態の発光ダイオードの製造方法を示す工程図である。 樹脂基板によって構成された従来の発光ダイオードの断面図(a)及び部分斜視図(b)である。 従来の金属基板によって構成された発光ダイオードの断面図である。 従来の金属基板によって構成された他の発光ダイオードの断面図(a)及び部分斜視図(b)である。
以下、添付図面に基づいて本発明に係る発光ダイオードの実施形態を詳細に説明する。図1及び図2に示すように、本発明の第1実施形態の発光ダイオード21は、金属部材からなる平板状の本体基板22と、この本体基板22の略中央部に設けられる発光部23と、前記本体基板22の端部に設けられる複数の端子電極部24とを備えて構成されている。
前記本体基板22は、一例として厚みが約0.7mm程度で、耐熱性に優れた矩形状のアルミニウム材が用いられる。この本体基板22の上面の略中央部には絶縁性のリング状の壁部25が設けられ、この壁部25内に発光部23が形成される。また、前記本体基板22の対向する側面の厚み方向には、半円形状の凹設部が複数形成される。この凹設部は本体基板の上面から下面に連通するためのスルーホール電極としての端子電極部24となる。
前記発光部23は、図3に示すように、発光素子26と、この発光素子26を前記壁部25内に封止する透光性を有する透明又は半透明の樹脂体27とで構成されている。この樹脂体27は、発光素子26が完全に埋まるように壁部25の高さと略平行となるように充填成形される。前記本体基板22の上面には、電極パターンが形成された上基板28が前記発光素子26を実装する部分を除いて設けられる。前記発光素子26は、本体基板22の中央部の上面に直接配置され、ボンディングワイヤ29を介して上基板28にハンダ接続される。なお、本実施形態では、発光部23が単一の発光素子26で構成されているが、光量を高める場合は、2以上の複数の発光素子を用い、金属面が露出している本体基板22の上面22aに直接配置することができる。
前記端子電極部24は、図4に示すように、本体基板22の上面から下面に通じるスルーホール電極となっている。この端子電極部24は、半円柱状に凹設された凹設部の上面にかかる上基板28の一部と、前記凹設部の下面に設けられる下基板30と、前記上基板28及び下基板30の表面に形成される導電膜28a、30aと、前記凹設部の内周面に絶縁性のレジスト材を塗布して形成される絶縁層31と、前記導電膜28a、30a及び絶縁層31を被覆するメッキ層32とによって構成されている。
前記上基板28及び下基板30は、エポキシ樹脂やBTレジン等の絶縁材料によって形成され、例えば約0.1mm程度の厚みを有して前記本体基板22の上面22a及び下面22bに接着剤等によって貼付される。前記上基板28は、前述したように、発光素子26が配置されている部分を除いた本体基板22の上面22aに配置され、前記発光素子26から延びるボンディングワイヤ29の接続電極やこの接続電極から各端子電極部24に繋がる配線パターンが形成される。なお、前記本体基板22の下面22bは、マザーボード等の実装基板上に形成されている電極部に載置されるだけの平面サイズに形成される。
前記絶縁層31は、前記上基板28及び下基板30の一端に重なり、前記凹設部の内側面に沿うように一定の厚みを有して塗布される。この絶縁層31を設けることによって、上基板28と下基板30との間に露出する本体基板22の金属面を絶縁面とすることができる。
前記メッキ層32は、導電率の高い銅箔膜によって形成され、前記導電膜28a、30a及び絶縁層31とが連通するようにして覆われる。このメッキ層32は、蒸着あるいはスパッタリング等の手段によって形成することができる。
図5及び図6は第2実施形態の発光ダイオード41を示したものである。この発光ダイオード41の端子電極部44は、本体基板22の下面に絶縁用の下基板を設けず、本体基板22の側面に塗布されるレジスト材を下面22bの端部に回り込ませるようにして絶縁層31を形成し、この絶縁層31の表面に銅箔膜によるメッキ層32を形成したものである。なお、本体基板22の上面に形成される発光部23の構成は、上記第1実施形態の発光ダイオード21と同様であるため、同一の構成には同一の符号を以って示して詳細な説明を省略する。
上記実施形態の発光ダイオード21、41によれば、金属部材からなる本体基板22をベースとして形成されているが、本体基板22の外周部に絶縁層31を形成することによって、樹脂材で形成された本体基板に設けられるようなスルーホール電極としての端子電極部を容易に形成することができる。このため、マザーボード等の実装基板にもそのまま表面実装することが可能となる。また、発光部23にあっては、本体基板22の金属面が露出した部分に発光素子26を直接配置することができるとともに、端子電極部24、44を除く本体基板22の下面の金属面が広く露出しているので、放熱効果を向上させることができる。
次に、図7に基づいて、端子電極部を中心とした上記第1実施形態に係る発光ダイオード21の第1の製造方法について説明する。最初に発光ダイオード21を複数同時に形成可能な平面サイズを有するアルミニウム板からなる集合本体基板52を形成し、この集合本体基板52の端子電極部24となる部分の上面及び下面に導電膜28a、30aが形成された上基板28及び下基板30を装着する(工程a)。前記上基板28及び下基板30には予め中央部に円形状の孔部53が形成され、この孔部53を除いた表面に銅箔膜を蒸着させた導電層28a、30aを形成する。
次に、前記上基板28及び下基板30に設けた孔部53から露出する集合本体基板52に円柱状の貫通孔54を形成し(工程b)、この貫通孔54内にレジスト材55を充填する(工程c)。このレジスト材55は、前記貫通孔54内と、この貫通孔54から突出する上基板28及び下基板30の孔部53の内周面から導電層32が設けられている高さまで充填される。
前記レジスト材55が硬化した後、このレジスト材55の中心部を貫通するような開口56を設ける(工程d)。この開口56は、前記貫通孔54の内径よりも小さく設定されるため、集合本体基板52の内側面から上基板28及び下基板30の孔部53の内側面にかけて一定厚みのレジスト材55が付着された状態となる。
次に、上基板28及び下基板30の表面に形成されている導電膜28a、30aから貫通孔54内に形成されているレジスト材55の表面を覆うようにして、蒸着法あるいはスパッタリング法等によるメッキ処理を施すことによって銅箔膜による導電層を形成する(工程e)。
上記工程によって端子電極部24が形成された後、集合本体基板52の上面にリング状の壁部で囲われた発光部23(図示せず)を形成する。この発光部23は、図3に示したように、集合本体基板52の上面に発光素子を配置し、ボンディングワイヤで上基板に結線した後、前記壁部内に透光性を有する透明又は半透明の樹脂体を充填することによって形成される。最後に貫通孔54を設けた箇所を中心として集合本体基板52を矩形状にダイシングすることで、個々の発光ダイオード21が完成する。
図8は端子電極部24を中心とした上記発光ダイオード21の第2の製造方法を示したものである。この製造方法では、最初に発光ダイオード21を複数同時に形成可能な平面サイズを有するアルミニウム板からなる集合本体基板52を形成し、この集合本体基板52の端子電極部24となる箇所に予め貫通孔54を開設しておく(工程a)。
次に、前記各貫通孔54を上面及び下面から挟むようにして、表面に銅箔膜60aを付着させた基板材(プリプレグ)60を装着する(工程b)。このプリプレグ60は、ガラス布に熱硬化性樹脂を含浸させた基板材であり、このプリプレグ60が装着された部分を所定の温度で加熱するとともに、所定の圧力で加圧することで、前記基板材に含浸されている半硬化状態の樹脂が溶け出し、貫通孔54内を満たす(工程c)。
前記貫通孔54内に溶け出した樹脂材61が硬化した後、この樹脂材61が貫通孔54内の内周面に所定の厚みで付着された状態となるように、上面から下面のプリプレグ60にかけて前記樹脂材61の中心部を円柱状に貫通する開口62を形成する(工程d)。
最後に、前記上面及び下面のプリプレグ60の表面に形成された銅箔膜60a及びこのプリプレグ60で挟まれた貫通孔54の内周面を覆うようにしてメッキ処理を施すことによって、導電層63を形成する(工程e)。
図9は端子電極部を中心とした上記第2実施形態の発光ダイオード41の製造方法を示したものである。この製造方法では、最初に発光ダイオード41を複数同時に形成可能な平面サイズを有するアルミニウム板からなる集合本体基板52を形成し、この集合本体基板52の端子電極部24となる箇所の上面に導電膜28aが形成された上基板28を配置する(工程a)。
次に、前記上基板28の中心部分から集合本体基板52を貫通する貫通孔54を開設し(工程b)、この貫通孔54内にレジスト材55を充填する(工程c)。このレジスト材55は、前記貫通孔54から集合本体基板52の下面に回り込むようにして充填される。
前記貫通孔54内に充填して硬化したレジスト材55の中心部を貫通させて円柱状の開口56を設ける(工程d)。この開口56によって、貫通孔54の内周面に所定厚みのレジスト材55による絶縁層が形成される。
最後に、前記貫通孔54の上面の周囲に露出する導電膜28aと、貫通孔54の内周面から下面の周囲に回り込むように付着されたレジスト材55の表面にメッキ処理を施すことによって、導電層32を形成する(工程e)。
以上、説明したように、本発明に係る発光ダイオードにあっては、耐熱性を持たせるために発光素子が実装される本体基板が導電性を有する金属部材で構成されているが、この本体基板の外周面に絶縁層を介した導電層によるスルーホールとしての端子電極部となっている。このため、本体基板が樹脂で形成された発光ダイオードと同様にマザーボード等の実装基板に表面実装させることができる。
1、11、11a 発光ダイオード
2、12 本体基板
3、13 発光素子
4、14 端子電極部
4a、14a 上面電極
4b、14b 下面電極
4c、14c 側面電極
5、15 ボンディングワイヤ
6、16 樹脂体
12a 上基板
12b 下基板
21 発光ダイオード
22 本体基板
22a 上面
22b 下面
23 発光部
24 端子電極部
25 壁部
26 発光素子
27 樹脂体
28 上基板
28a 導電膜
29 ボンディングワイヤ
30 下基板
30a 導電膜
31 絶縁層
32 導電層
41 発光ダイオード
44 端子電極部
52 集合本体基板
53 孔部
54 貫通孔
55 レジスト材
56 開口
60 プリプレグ
60a 銅箔膜
61 樹脂材
62 開口
63 導電層

Claims (7)

  1. 金属部材からなる本体基板と、この本体基板上に形成される発光部と、前記本体基板の一端に形成される端子電極部とを備えた発光ダイオードにおいて、
    前記端子電極部は、前記本体基板の上面及び下面の一端に設けられ、表面に導電膜を有する一対の絶縁基板と、
    この一対の絶縁基板の導電膜を含めた側面及び本体基板の側面を覆う絶縁層と、この絶縁層の表面に被覆され、前記一対の導電膜と導通するメッキ層とを備えて構成されていることを特徴とする発光ダイオード。
  2. 金属部材からなる本体基板と、この本体基板上に形成される発光部と、前記本体基板の一端に形成される端子電極部とを備えた発光ダイオードにおいて、
    前記端子電極部は、前記本体基板の上面の一端に設けられ、表面に導電膜を有する絶縁基板と、
    この絶縁基板の導電膜を含めた側面から本体基板の側面及び下面にかけて形成される絶縁層と、前記絶縁層の表面に被覆され、前記導電膜と導通するメッキ層とを備えて構成されていることを特徴とする発光ダイオード。
  3. 前記端子電極部は、前記本体基板の一端を凹設した箇所に設けられる請求項1又は2に記載の発光ダイオード。
  4. 前記絶縁層は、レジスト材によって形成され、前記本体基板の表面に被着される請求項1又は2に記載の発光ダイオード。
  5. 前記絶縁基板は、ガラス材に半硬化状態の熱硬化性樹脂を含浸させて形成される請求項1又は2に記載の発光ダイオード。
  6. 前記発光部は、前記本体基板の上面の中央部に設けられるリング状の壁部と、この壁部内に配置される1又は2以上の発光素子と、この発光素子を前記壁部内に封止する透光性を有した樹脂体とを備えて構成される請求項1又は2に記載の発光ダイオード。
  7. 複数の発光ダイオードが形成可能な平面サイズを有する金属製の集合本体基板を形成し、
    この集合本体基板の所定箇所の上面及び下面の一部に円形状の孔部とこの孔部の周囲に導電膜が形成された絶縁基板を接合し、
    前記孔部に沿って前記集合本体基板を厚み方向に貫通する貫通孔を形成し、
    この貫通孔内に前記導電膜を含めた絶縁基板の側面までを満たすように絶縁性のレジスト材を充填して硬化させた後、このレジスト材の中心部を除去することによって、前記貫通孔の内周面にレジスト材を付着させ、
    このレジスト材の表面から前記集合本体基板の上面及び下面に接合されている絶縁基板の側面及び導電膜をメッキ処理することによって、集合本体基板の上面から下面に導通するスルーホールとしての端子電極を形成することを特徴とする発光ダイオードの製造方法。
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