JP5483590B2 - 表示装置及びテレビ受信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶テレビ、プラズマテレビ等の表示装置及びテレビ受信装置に関する。
テレビ受信装置等の表示装置において、フロントキャビネットとパネルモジュールとを固定するため、フロントキャビネットに固定フック、ビス、ボス等の固定部材が設けられている。例えば、特許文献1には、フロントキャビネットにビス締結用のボスを介して固定フックを設け、当該固定フックによりフロントキャビネットとパネルモジュールとを仮固定する表示装置が開示されている。
特開2006−337976号公報
しかしながら、固定フック、ビス締結用のボス等はパネルモジュール外周側面の外側に配置されるため、表示装置が組み立てられた場合、フロントキャビネットはパネルモジュールに対して額縁幅が広くなり、狭額縁化及び外形縮小化を阻害している。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、狭額縁化及び外形縮小化を可能とするキャビネット構造を備えた表示装置及びテレビ受信装置を提供することにある。
本願に係る表示装置は、前側に表示面を有し、周縁部を保持する保持枠体を有する表示パネルと、前記保持枠体の周縁部を取り囲むフロントキャビネットとを備えた表示装置において、前記表示パネルの保持枠体は外周側面に穴を有し、前記フロントキャビネットは前記穴に嵌合する爪を有し、前記表示パネルの後側を覆うバックキャビネットを備え、該バックキャビネットは前記保持枠体の穴から前記爪の抜け出しを止める抜け止め部を有し、前記フロントキャビネットは前記バックキャビネットと対向する後側部分に設けられた凸部(又は凹部)を有し、前記抜け止め部は、前記凸部(又は凹部)と対向する部分に設けられ、該凸部(又は凹部)と係合する凹部(又は凸部)であることを特徴とする。
本願に係る表示装置では、前側の表示面と、周縁部を保持する保持枠体とを有する表示パネルの保持枠体は、外周側面に穴を有する。保持枠体の周縁部を取り囲むフロントキャビネットは、保持枠体の穴に嵌合する爪を有する。フロントキャビネットの爪が表示パネルの保持枠体の穴に嵌合することにより、フロントキャビネットは表示パネルに固定される。
本願に係る表示装置では、表示パネルの後側を覆うバックキャビネットを備えている。バックキャビネットの抜け止め部は、フロントキャビネットの爪が表示パネルの保持枠体の穴から抜け出すことを止める。
本願に係る表示装置では、バックキャビネットと対向するフロントキャビネットの後側部分には、凸部又は凹部が設けられている。バックキャビネットの抜け止め部は、フロントキャビネットの凸部又は凹部と対向する部分に設けられている。バックキャビネットの抜け止め部は、フロントキャビネットの凸部又は凹部と夫々係合する凹部又は凸部である。フロントキャビネットの凸部又は凹部と夫々バックキャビネットの凹部又は凸部とが係合することにより、フロントキャビネットの爪は表示パネルの保持枠体の穴から抜け出すことが止められる。
本願に係る表示装置は、前記爪は可撓体であることを特徴とする。
本願に係る表示装置では、フロントキャビネットの爪は、撓めることが可能な可撓体である。
本願に係る表示装置は、前記フロントキャビネットは前記保持枠体の外周側面を取り囲んで覆う側面覆部を有し、前記爪は前記側面覆部の内面から突設されていることを特徴とする。
本願に係る表示装置では、フロントキャビネットの側面覆部は、表示パネルの保持枠の外周側面を覆っている。側面覆部の内面からは、表示パネルの保持枠体の穴に嵌合する爪が突設されている。フロントキャビネットの側面覆部の外部には、何ら部材は配置されない。
本願に係る表示装置は、前記フロントキャビネットは前記側面覆部の後側端から内側に張り出した張出部を有し、前記凸部(又は凹部)は前記張出部の後側面に設けられていることを特徴とする。
本願に係る表示装置では、フロントキャビネットの側面覆部の後側端からは、内側に張出部が張り出している。フロントキャビネットの凸部又は凹部は、張出部の後側面に設けられている。
本願に係る表示装置は、前記フロントキャビネットは、前記表示パネルの前側周縁部及び該前側周縁部の外縁を縁取る環状の前側覆部と、該前側覆部から前記保持枠体の外周側面に沿って突設された突出部とを有し、前記爪は前記突出部に設けられていることを特徴とする。
本願に係る表示装置では、フロントキャビネットの前側覆部は、表示パネルの前側周縁部及びその外縁を縁取っている。フロントキャビネットの前側覆部からは表示パネルの保持枠体の外周側面に沿って突出部が突設されている。突出部には、表示パネルの保持枠体の穴に嵌合する爪が設けられている。
本願に係る表示装置は、前記バックキャビネットは前記保持枠体の外周側面の後側部分を取り囲んで覆う側面覆部を有し、前記フロントキャビネットは前記前側覆部から後側へ前記突出部を外側から囲んで突設された側面覆部を有し、前記抜け止め部は、前記突出部及びフロントキャビネットの側面覆部の間に形成される隙間へ、前記バックキャビネットの側面覆部の前側端から延設された楔であることを特徴とする。
本願に係る表示装置では、バックキャビネットの側面覆部は、保持枠体の外周側面の後側部分を覆っている。フロントキャビネットの前側覆部から突設された側面覆部は、突出部を外側から囲んでいる。フロントキャビネットの側面覆部と突出部との間に形成される隙間には、バックキャビネットの側面覆部の前側端から楔が延設されている。この楔は、フロントキャビネットの爪が表示パネルの保持枠体の穴から抜け出ることを止める。
本願に係るテレビ受信装置は、上述の表示装置と、テレビ放送を受信する受信部とを備えることを特徴とする。
本願に係るテレビ受信装置では、表示装置とテレビ放送を受信する受信部とを備えている。
本発明によれば、狭額縁化及び外形縮小化を可能とするキャビネット構造を備えた表示装置及びテレビ受信装置を提供することができる。
テレビ受信装置の概略斜視図である。 パネルモジュールの概略斜視図である。 フロントキャビネットの概略斜視図である。 バックキャビネットの概略斜視図である。 テレビ受信装置の要部の一例を示す断面図である。 テレビ受信装置の要部の一例を示す断面図である。 テレビ受信装置の要部の他例を示す断面図である。 テレビ受信装置の要部の他例を示す断面図である。
以下、本発明の一実施例における表示装置を、実施の形態を示す図面に基づいて説明する。本実施形態に係る表示装置は、例えば液晶テレビ受信装置、プラズマテレビ受信装置、パーソナルコンピュータの液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、SED(Surface-conduction Electron-emitter Display)等を含む。以下では、表示装置の一例として、テレビ受信装置を挙げて説明する。
なお、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではない。
実施の形態1
図1は、テレビ受信装置1の概略斜視図である。図1では、テレビ受信装置1を前側斜め上から示している。
テレビ受信装置1は、パネルモジュール(表示パネル)2、フロントキャビネット3、バックキャビネット4、テレビ放送を受信する受信部T、電源P及びスタンドSを含む。パネルモジュール2は、前側のフロントキャビネット3と後側のバックキャビネット4とにより挟持されている。スタンドSは、パネルモジュール2、フロントキャビネット3及びバックキャビネット4を起立状態で支持している。受信部T及び電源Pは、パネルモジュール2の後側かつバックキャビネット4の前側に取り付けられている。
図2は、パネルモジュール2の概略斜視図である。図2では、パネルモジュール2を後側斜め上から示している。
パネルモジュール2は、テレビ映像を表示する表示面20を前方に有す横長の略直方体状をなす。パネルモジュール2は、例えば表示面20を有する液晶パネル、液晶パネルに後側から光を照射するバックライト等を含む。パネルモジュール2のこれら構成部材は、略四角形の保持枠体21により外側から取り囲むように一体的に保持されている。
保持枠体21の外周側面には、穴21aが設けられている。穴21aの内部は直方体状をなし、その開口は矩形状をなす。穴21aは、保持枠体21の外周側面に沿った方向と開口面の長手方向が略一致するように配設されている。
図3は、フロントキャビネット3の概略斜視図である。図3は、後側斜め上方向から見たフロントキャビネット3を示している。フロントキャビネット3は、環部(前側覆部)31、筒部(側面覆部)32及び張出部33を含む。フロントキャビネット3は、例えば合成樹脂製の可撓体である。
環部31は、パネルモジュール2の表示面20の周縁部を覆う板状の矩形部材である。環部31は外周部を除く部分に開口を有し、ユーザはこの開口により、パネルモジュール2の表示面20に表示されるテレビ映像を見ることができるようになっている。
筒部32は、環部31の外周部の縁から後側にその側面が突出するように設けられている。筒部32は、後側から見て矩形状をなし、パネルモジュール2の外周側面全体を覆っている。環部31及び筒部32は、テレビ受信装置1を前側から見た場合、パネルモジュール2の表示面20に対して額縁を構成している。
筒部32の内周側面には、可撓体の爪32aが突設されている。爪32aは、三角柱状をなし、この三角柱の高さ方向に伸びた形状をしている。爪32aの長手方向は、後側から見た矩形状の筒部32の辺方向と略同一である。筒部32の内周側面からの爪32aの高さは、前側ほど後側に比べて高い。爪32aは、フロントキャビネット3をパネルモジュール2に取り付けた場合、当該爪32aが保持枠体21の穴21aに嵌合する位置に配設されている。
張出部33は、フロントキャビネット3をパネルモジュール2に取り付けた場合、筒部32の後側端からパネルモジュール2の後側面に対して内向きに突設されている。張出部33は、後側から見て矩形状をなす。張出部33の後側面には、凹部33aが設けられている。凹部33aの内部は三角柱状をなし、開口は略矩形をなす。
後側から見て矩形状をなす張出部33の各辺の略中央部には、パネルモジュール2の後側面に対して内向きにさらに突出した矩形状の突出部33bが延設されている。各突出部33bの後側面の略中央からは、後側にボス33cが突設されている。ボス33cの先端面にはビス孔が設けられている。
図4は、バックキャビネット4の概略斜視図である。図4は、前側斜め上方向から見たバックキャビネット4を示している。バックキャビネット4は、例えば合成樹脂製の可撓体である。バックキャビネット4は、前側及び後側から見て矩形状をなす。バックキャビネット4は、受信部T及び電源Pを覆う皿形覆部41と、該皿形覆部41の周縁に連なるフランジ部42とを含む。フランジ部42は、矩形状の枠であり、前側面の周縁部には凸部42aが設けられている。凸部42aは、フロントキャビネット3の凹部33aと係合可能な三角柱状をなし、フロントキャビネット3の凹部33aと係合可能な位置に配設されている。また、フランジ部42には、フロントキャビネット3とバックキャビネット4とを組み立て位置に合わせた場合、ボス33cと対応する位置にボス33cが挿通可能な孔42bが設けられている。パネルモジュール2、フロントキャビネット3及びバックキャビネット4は、後側からボス33cに螺合されるビスにより取着される。
図5及び図6は、テレビ受信装置1の要部の一例を示す断面図である。図5及び図6は、穴21a、爪32a、凹部33a及び凸部42aを切断する断面図である。図5は、さらに突出部33b、ボス33c及びビス5も切断する断面図である。
フロントキャビネット3の爪32aがパネルモジュール2の穴21aに嵌合することにより、フロントキャビネット3とパネルモジュールは固定される。フロントキャビネット3の凹部33a及びバックキャビネット4の凸部42aは、係合し合うことにより、爪32aが穴21aから抜け出ることを阻止している。ビス5は、パネルモジュール2、フロントキャビネット3及びバックキャビネット4を締結している。図5の例では、ビス5は、ちょうボルトであるが、これに限るものではない。例えば、ビス5の頭部は、トラス、皿、バインド、低頭等でもよい。
次に、テレビ受信装置1の組み立てについて説明する。
フロントキャビネット3をパネルモジュール2に取り付けるため、可撓性を有するフロントキャビネット3をパネルモジュール2に対して撓ませる。フロントキャビネット3及びパネルモジュール2の長手方向又は短手方向を揃え、パネルモジュール2の隣接する2つの角部を夫々撓ませたフロントキャビネット3の対応する角部内側に挿入する。パネルモジュール2に対してフロントキャビネット3を傾斜させた状態から平行に重なり合う状態に移動しつつ、少しずつ撓んだフロントキャビネット3を元の形状に戻す。パネルモジュール2の一外周側面をフロントキャビネット3の一内周側面に当接させる。その際、図5及び図6に示すように、フロントキャビネット3の爪32aを対向するパネルモジュール2の穴21aに嵌合させる。その後、パネルモジュール2の他の外周側面がフロントキャビネット3の他の内周側面に夫々当接するように、フロントキャビネット3の内側にパネルモジュール2全体を嵌め込む。そして、フロントキャビネット3の全ての爪32aを対応するパネルモジュール2の穴21aに嵌合させ、フロントキャビネット3をパネルモジュール2に固定する。
パネルモジュール2が固定されたフロントキャビネット3の後側から、バックキャビネット4を近づける。フロントキャビネット3の4本のボス33cが、夫々バックキャビネット4の4個の孔42bに対応するように、ボス33c及び孔42bの位置を合わせ、各ボス33cを夫々孔42bに挿通させる。その際、図5及び図6に示すように、フロントキャビネット3の凹部33a及びバックキャビネット4の凸部42aを係合し合うようにする。バックキャビネット4の後側からボス33cにビス5を螺入し、パネルモジュール2、フロントキャビネット3及びバックキャビネット4を締結する。
テレビ受信装置1のキャビネット構造によれば、狭額縁化及び外形縮小化を実現することができる。
フロントキャビネット3とパネルモジュール2とは、フロントキャビネット3の爪32a及びパネルモジュール2の穴21aにより固定され、他の部材は用いられない。そのため、前側からテレビ受信装置1を見た場合、パネルモジュール2の外側に配置する額縁の幅は、フロントキャビネット3の筒部32の厚さに抑えられる。これにより、容易に狭額縁化及び外形縮小化が可能となる。
テレビ受信装置1のキャビネット構造によれば、パネルモジュール2の外側にフロントキャビネット3以外の別部品は必要とされない。そのため、別部品を削減することができると共に、テレビ受信装置1の組み立て工数を削減することができる。
テレビ受信装置1のキャビネット構造によれば、フロントキャビネット3の凹部33a及びバックキャビネット4の凸部42aは、係止し合う。これにより、テレビ受信装置1を組み立てた場合、爪32aが穴21aから抜け出ることが阻止される。
図2では保持枠体21の各外周側面に5個の穴21aが夫々設けられているが、各外周側面の穴21aの個数は5個より少なくてもよいし、5個より多くてもよい。図2では、保持枠体21の外周側面の上下左右すべての面に穴21aを設けるように示しているが、穴21aは対向する1組の外周側面にのみ設けられてもよい。
図3では筒部32の各内周側面に5個の爪32aが夫々設けられているが、各内周側面の爪32aの個数は5個より少なくてもよいし、5個より多くてもよい。図3では、筒部32の内周側面の上下左右全ての面に爪32aを設けるように示しているが、爪32aは対向する1組の内周側面にのみ設けられてもよい。かかる場合、保持枠体21の対向する1組の外周側面に設けた穴21aと対応する位置に、爪32aを設ける。
保持枠体21の穴21a及び筒部32の爪32aの形状と大きさは、パネルモジュール2とフロントキャビネット3とを固定することができるのであれば、図2、図3、図5及び図6に示した形状と大きさに限らない。例えば、図2では穴21aの開口面形状は略矩形であるが、例えば短手方向が丸みを帯びた長穴の形状であってもよい。図5及び図6における穴21aの断面形状はU字形であってもよい。
爪32aの形状は直方体状であってもよく、図5及び図6における爪32aの断面形状は矩形状又は台形状になってもよい。また、爪32aはL字形の断面形状を有し、穴21aの内部に溝を設け、爪32aの屈曲した先端が当該溝に係合するようにしてもよい。
図3では張出部33の各辺の略中央部に、突出部33b及びボス33cが夫々1つずつ合計4個設けられているが、各辺の突出部33b及びボス33cの個数は、夫々1個より多くてもよい。また、突出部33b及びボス33cは対向する1組の張出部33の辺にのみ設けられてもよい。
図7は、テレビ受信装置1の要部の他例を示す断面図である。
図3、図4、図5及び図6では、張出部33に凹部33aが、フランジ部42に凹部33aと係合可能な凸部42aが設けられている。しかし、図7Aに示すように、張出部33に凸部330aが、フランジ部42に当該凸部330aと係合可能な凹部420aが設けられてもよい。
図3及び図4における凹部33a及び凸部42aは、夫々張出部33及びフランジ部42の各辺に5個ずつ設けられている。しかし、各辺の凹部33a及び凸部42aは5個より少なくてもよいし、5個より多くてもよい。
図3及び図4では、夫々張出部33及びフランジ部42の上下左右全ての辺に凹部33aと凸部42aとを設けるように示している。しかし、凹部33a及び凸部42aは夫々対抗する1組の辺にのみ設けてもよい。
図3、図4、図5及び図6では、凹部33a及び凸部42aの形状は、共に三角柱状である。しかし、凹部33a及び凸部42aの形状は、三角柱状に限らず、例えば共に直方体状であってもよい。
図7Bに示すように、凸部42aはフランジ部42の先端が屈曲した断面視L字形の爪でもよい。かかる場合、凹部33aは張出部33の外周端の切欠き部として設けられる。爪状の凸部42aは、爪32aが穴21aから抜け出ないように、パネルモジュール2に対するフロントキャビネット3の移動を阻止する。
図5では、ビス5はパネルモジュール2まで螺挿されている。しかし、ビス5はフロントキャビネット3まで螺挿されていれば、パネルモジュール2まで螺挿されていなくてもよい。
図5では、ボス33cを介してビス5により、パネルモジュール2、フロントキャビネット3及びバックキャビネット4は締結されている。しかし、ボス33cを設けなくてもよい。かかる場合、ビス5はボス33cを介さずに、パネルモジュール2、フロントキャビネット3及びバックキャビネット4を螺嵌する。あるいは、ビス5はボス33cを介さずに、フロントキャビネット3及びバックキャビネット4を螺嵌する。
実施の形態2
実施の形態2は、フロントキャビネット3の爪がパネルモジュール2の穴21aから抜け出ないように、バックキャビネット4の周縁部から延設された楔が爪の抜け止めをする形態に関する。
図8は、テレビ受信装置10の要部の他例を示す断面図である。
図2に示すように、パネルモジュール2の保持枠体21の外周側面には、穴21aが設けられている。
フロントキャビネット3は、環部(前側覆部)31、筒部(側面覆部)320及び突出部34を含む。突出部34は、略矩形の板状部材であり、環部31の外周縁部かつ筒部320の内側から、後側へ突出するように設けられている。突出部34の数は、パネルモジュール2の穴21aと同数である。テレビ受信装置10を組み立てた場合、突出部34は、その先端が穴21aと対向するように配設されている。突出部34の先端には、内側に突出した三角柱状の可撓体の爪34aが設けられている。爪34aがパネルモジュール2の穴21aに嵌合することにより、フロントキャビネット3はパネルモジュール2に固定される。
なお、突出部34は、その先端が穴21aよりも後側まで突出していてもよい。かかる場合、爪34aは穴21aと対向する突出部34の位置に設ける。
後側から見て、突出部34と筒部320との間には、後側に開いた隙間35が形成されている。
環部31及び筒部320は、パネルモジュール2の表示面20に対して額縁を構成している。
バックキャビネット4は、皿形覆部41、フランジ部42及び筒部(側面覆部)43を含む。筒部43は、フランジ部42の外周縁部から前側に突出するように設けられている。筒部43の厚さは、フロントキャビネット3の筒部320、隙間35及び突出部34の合計の厚さより薄い。従って、テレビ受信装置10を前側から見た場合、バックキャビネット4はフロントキャビネット3により隠蔽され、見ることができない。
フロントキャビネット3の隙間35と対向する筒部43の前側端部分には、前側に向かって細くなる楔43aが延設されている。楔43aは、隙間35に嵌合し、穴21aからの爪34aの抜け出しを阻止する。
次に、テレビ受信装置10の組み立てについて説明する。
フロントキャビネット3をパネルモジュール2に取り付けるため、可撓性を有するフロントキャビネット3をパネルモジュール2に対して撓ませる。フロントキャビネット3及びパネルモジュール2の長手方向又は短手方向を揃え、パネルモジュール2をフロントキャビネット3の突出部34により囲まれた空間に納める。各突出部34先端の爪34aをパネルモジュール2の各穴21aに嵌合させ、フロントキャビネット3をパネルモジュール2に固定する。
パネルモジュール2が固定されたフロントキャビネット3の後側から、バックキャビネット4を近づける。バックキャビネット4の楔43aがフロントキャビネット3の隙間35と対向するように、フロントキャビネット3に対してバックキャビネット4の位置を合わせる。フランジ部42の前側面がパネルモジュール2の後側面周縁部と当接するまで、各楔43aを夫々隙間35に嵌入させる。ビス5をバックキャビネット4の孔42b及びパネルモジュール2に螺入し、パネルモジュール2、フロントキャビネット3及びバックキャビネット4を締結する。
テレビ受信装置10のキャビネット構造によれば、狭額縁化及び外形縮小化を実現することができる。
フロントキャビネット3とパネルモジュール2とは、フロントキャビネット3の爪34a及びパネルモジュール2の穴21aにより固定され、他の部材は用いられない。そのため、前側からテレビ受信装置10を見た場合、パネルモジュール2の外側に配置する額縁の幅は、フロントキャビネット3の筒部320、隙間35及び突出部34の合計の厚さに抑えられる。これにより、容易に狭額縁化及び外形縮小化が可能となる。
テレビ受信装置10のキャビネット構造によれば、バックキャビネット4の楔43aは、フロントキャビネット3の隙間35に嵌合する。これにより、テレビ受信装置10を組み立てた場合、爪34aが穴21aから抜け出ることが阻止される。
実施の形態2は以上の如きであり、その他は実施の形態1と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
1、10 テレビ受信装置
2 パネルモジュール
20 表示面
21 保持枠体
21a 穴
3 フロントキャビネット
31 環部
32 筒部
320 筒部
32a 爪
33 張出部
33a 凹部
330a 凸部
34 突出部
34a 爪
4 バックキャビネット
42a 凸部
420a 凹部
43 筒部
43a 楔
T 受信部

Claims (7)

  1. 前側に表示面を有し、周縁部を保持する保持枠体を有する表示パネルと、
    前記保持枠体の周縁部を取り囲むフロントキャビネットと
    を備えた表示装置において、
    前記表示パネルの保持枠体は外周側面に穴を有し、
    前記フロントキャビネットは前記穴に嵌合する爪を有し、
    前記表示パネルの後側を覆うバックキャビネットを備え、
    該バックキャビネットは前記保持枠体の穴から前記爪の抜け出しを止める抜け止め部を有し、
    前記フロントキャビネットは前記バックキャビネットと対向する後側部分に設けられた凸部(又は凹部)を有し、
    前記抜け止め部は、前記凸部(又は凹部)と対向する部分に設けられ、該凸部(又は凹部)と係合する凹部(又は凸部)である
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記爪は可撓体である
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記フロントキャビネットは前記保持枠体の外周側面を取り囲んで覆う側面覆部を有し、
    前記爪は前記側面覆部の内面から突設されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記フロントキャビネットは前記側面覆部の後側端から内側に張り出した張出部を有し、
    前記凸部(又は凹部)は前記張出部の後側面に設けられている
    ことを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  5. 前記フロントキャビネットは、
    前記表示パネルの前側周縁部及び該前側周縁部の外縁を縁取る環状の前側覆部と、
    該前側覆部から前記保持枠体の外周側面に沿って突設された突出部と
    を有し、
    前記爪は前記突出部に設けられている
    ことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の表示装置。
  6. 前記バックキャビネットは前記保持枠体の外周側面の後側部分を取り囲んで覆う側面覆部を有し、
    前記フロントキャビネットは前記前側覆部から後側へ前記突出部を外側から囲んで突設された側面覆部を有し、
    前記抜け止め部は、前記突出部及びフロントキャビネットの側面覆部の間に形成される隙間へ、前記バックキャビネットの側面覆部の前側端から延設された楔である
    ことを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  7. 請求項1から請求項までのいずれか一項に記載の表示装置と、
    テレビ放送を受信する受信部と
    を備えることを特徴とするテレビ受信装置。
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