JP2007078926A - 電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電気光学パネルをバックライトを保持するフレームに正確に位置決めにすることができ、組立後の位置ずれも防止できる電気光学装置を提供する。
【解決手段】 一対の基板6,7の間に液晶層8が挟持されてなる液晶パネル2と、液晶パネル2の背面側から光を照射するバックライト3と、バックライト3を保持するフレーム4とを備え、フレーム4は、液晶パネル2を収納するパネル収納部5と、パネル収納部5の底面5aに設けられた位置決め部14とを有し、液晶パネル2の背面側の基板6は、フレーム4の位置決め部14に対応した位置決め部15を有し、フレーム側の位置決め部14とパネル側の位置決め部15とを位置合わせし、液晶パネル2をパネル収納部5に収納した状態において、液晶パネル2の側面とパネル収納部5の側面とが互いに非接触な状態となる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、電気光学装置及び電子機器に関するものである。
近年、携帯電話機や、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラといった電子機器の表示部には、液晶表示装置などの電気光学装置が広く用いられている。ところで、このような電子機器に用いられる液晶表示装置では、バックライトを保持するフレームに液晶表示パネルを正確に位置決めした状態で固定することが重要となってきている(例えば、特許文献1,2を参照。)。
具体的に、液晶パネルをフレームに正確に組み込むためには、その位置決めの基準位置となるフレームに保持されたバックライトの外形から液晶パネルの表示領域までの寸法公差が重要となる。しかしながら、従来の液晶表示装置では、液晶パネルをフレームに組み込む際に、フレームに設けられたパネル収納部の角部に、このパネル収納部に収納される液晶パネルの角部を突き合わせることによって位置決めを行っていた。すなわち、液晶パネルの外形を位置決めの基準としていたため、この液晶パネルの外形公差が組立公差に加算されてしまい、結果として基準位置から液晶パネルの表示領域までの寸法公差が大きくなってしまうといった問題が生じていた。また、組立後に液晶パネルがパネル収納部の面内で位置ずれしてしまうこともあった。
特開平5−19228号公報 特開2001−215890号公報
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、電気光学パネルをフレームに正確に位置決めにすることができ、組立後の位置ずれも防止できる電気光学装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、このような電気光学装置を備えることによって、高い信頼性と優れた量産性とを兼ね備えた電子機器を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明に係る電気光学装置は、一対の基板の間に電気光学物質が挟持されてなる電気光学パネルと、電気光学パネルの視認側とは反対側から光を照射する照明装置と、照明装置を保持するフレームとを備え、フレームは、電気光学パネルを収納するパネル収納部と、パネル収納部の底面部に設けられた位置決め部とを有し、電気光学パネルは、パネル収納部の底面と当接される面にフレーム側の位置決め部に対応して設けられた位置決め部を有し、電気光学パネル側の位置決め部と、フレーム側の位置決め部とを位置合わせし、電気光学パネルをパネル収納部に収納した状態において、電気光学パネルの側面とパネル収納部の側面とが互いに非接触な状態となることを特徴とする電気光学装置。
この構成によれば、電気光学パネルの外形公差によらずに、該電気光学パネルをフレームのパネル収納部に正確に位置決めした状態で収納することができる。
また、本発明に係る電気光学装置では、電気光学パネルの照明装置側に偏光板が設けられた構成の場合、パネル収納部の底面部に偏光板が当接された状態で、電気光学パネルをパネル収納部に収納することができる。
この場合、電気光学パネル側の位置決め部は、偏光板に設けることが好ましい。
一方、本発明に係る電気光学装置では、パネル収納部の底面部に照明装置側の基板が当接された状態で、電気光学パネルをパネル収納部に収納することもできる。
この場合、電気光学パネル側の位置決め部は、照明装置側の基板に設けることが好ましい。
また、本発明に係る電気光学装置では、フレーム側の位置決め部と、電気光学パネル側の位置決め部とを互いに係合させた状態で、電気光学パネルがパネル収納部に収納されていることが好ましい。
この構成によれば、電気光学パネルをフレームのパネル収納部に正確に位置決めした状態で収納することができる。
また、本発明に係る電気光学装置では、フレーム側の位置決め部と、電気光学パネル側の位置決め部とのうち、一方が凸部を構成し、他方が凹部又は孔部を構成していることが好ましい。
この構成によれば、凸部と凹部又は孔部との係合によりフレームのパネル収納部に対する電気光学パネルの位置決めを容易に行うことができる。また、電気光学パネルがパネル収納部内で位置ずれすることを防止することができる。
また、本発明に係る電気光学装置では、電気光学パネルがパネル収納部に収納された状態で、少なくとも電気光学パネルの側面とパネル収納部の側面との間に注入された接着剤によって電気光学パネルがフレームに接着固定されていることが好ましい。
この構成によれば、電気光学パネルの側面とパネル収納部の側面との間に注入された接着剤により電気光学パネルをフレームに強固に固定することができる。また、電気光学パネルをフレームに両面テープ(粘着シート)で固定する構造に比べて、電気光学パネルの非表示領域の面積によらずに、この電気光学パネルをフレームに充分な接着力で固定することができ、装置全体の厚みも薄くすることができる。
本発明に係る電子機器は、上述した本発明に係る電気光学装置を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、高い信頼性と優れた量産性とを兼ね備えた電子機器を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、本発明を電気光学装置の一例である透過型の液晶表示装置に適用した場合を例に挙げて説明する。なお、以降の説明では図面を用いて各種の構造を例示するが、これらの図面に示される構造は特徴的な部分を分かり易く示すために実際の構造に対して寸法を異ならせて示す場合がある。
図1は、本発明を適用した液晶表示装置1の構成を示す分解斜視図であり、図2は、バックライト3を保持したフレーム4を示す平面図であり、図3は、液晶表示装置1の要部を拡大して示す断面図である。
この液晶表示装置1は、図1、図2及び図3に示すように、電気光学パネルである液晶パネル2と、この液晶パネルの背面側から光を照射する照明装置であるバックライト3と、このバックライトを保持するフレーム4とを備え、フレーム4に設けられたパネル収容部5に液晶表示パネル2が収納されて、これらが一体化された構造を有している。
液晶パネル2は、互いに対向する背面(バックライト)側の素子基板6と前面(視認)側の対向基板7とを有し、これら一対の基板6,7の間に液晶層(電気光学物質)8が挟持されてなる構造を有している。具体的に、一対の基板6,7は、略矩形状の透明基板からなり、その周囲が環状のシール材(図示せず。)によって貼り合わされている。また、一対の基板6,7の間には、セルギャップと呼ばれる隙間が設けられ、このセルギャップ内に、例えばTN(Twisted Nematic)液晶などの電気光学材料が封入されることによって、液晶層8が形成されている。
一対の基板6,7の間には、図示を省略するが、表示領域内の画素毎に画素電極と、この画素電極に接続されたスイッチング素子とが設けられている。スイッチング素子は、TFT(薄膜トランジスタ)や、TFD(薄膜ダイオード)などのアクティブ素子からなる。これらのアクティブ素子は、基板6,7の周辺部に一体に設けられたドライバ回路又は基板6,7と接続された外部基板のドライバ回路によって、その駆動が制御される。また、液晶パネル2は、このような画素電極毎にアクティブ素子を設けて駆動を行うアクティブ駆動方式に限らず、一対の基板6,7の間に互いに交差するストライブ電極を設けて、これらストライブ電極の間で液晶層8に電圧を印加するパッシブ駆動方式を採用してもよい。
この液晶パネル2の背面側及び前面側には、一対の偏光板9a,9bが設けられている。これら一対の偏光板9a,9bは、ノーマリーブラックモードやノーマリーホワイトモードなどの表示モードに応じて、互いの透過軸が直交又は平行に配置されている。また、偏光板9a,9bは、少なくとも液晶パネル2の表示領域を被覆するように、それぞれ基板6,7の外面に貼り付けられている。
バックライト3は、照明光を出射する光源10と、この光源10から出射された照明光を液晶パネル2側へと導く導光板11とを備えている。光源10は、例えば発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)からなり、導光板11の一端面に沿って複数配置されている。また、光源10には、LED以外にも、例えば冷陰極管や有機エレクトロルミネッセンス素子などを用いることができる。導光板11は、アクリル樹脂などの光透過性の板材からなり、光源10から出射された照明光を面発光させながら液晶パネル2の背面側に照射する。
フレーム4は、例えば全体が略矩形枠状に形成された樹脂等の部材からなる。パネル収納部5は、このフレーム4の内側に形成された凹部であり、液晶パネル2の外形に対応した内形形状を有している。また、パネル収納部5の底面5aには、略矩形状の開口部12が形成されている。フレーム4は、この開口部12の内側に導光板11を嵌め込むことによって、バックライト3を保持している。具体的に、導光板11を開口部12に嵌め込む際には、導光板11の長手方向の両側面部から突出された一対の係止片11a,11a及び一対の係止片11b,11bを、それぞれ開口部12の周囲に設けられた係止凹部12a,12bに係止させる。
パネル収納部5の底面5aにおける開口部12の周囲は、このパネル収納部5に収納された液晶パネル2の素子基板6が当接される面であり、液晶パネル2の非表示領域を厚み方向に支持することになる。液晶パネル2は、背面側の偏光板9aをバックライト3側に向けた状態で導光板11と厚み方向に重なるようにパネル収納部5に収納されると共に、この気光学パネル2の側面とパネル収納部5の側面5bとの間に注入された接着剤13によって周縁部がフレーム4に接着固定されている。
この場合、液晶パネル2をフレーム4に両面テープ(粘着シート)で固定する構造に比べて、液晶パネル2の非表示領域に接着される両面テープの接着面積によらずに、この液晶パネル2をフレーム4に充分な接着力で固定することができる。また、液晶パネル2の素子基板6とパネル収納部5の底面5aとの間に介在される両面テープが不要となるため、装置全体の厚みを薄くすることができる。さらに、液晶パネル2とフレーム4との間の隙間を接着剤13で埋めることで、組立後に生じた衝撃落下などの機械的ストレスによる液晶パネル2の位置ずれを防止することができる。
ところで、本発明を適用した液晶表示装置1は、パネル収納部5の底面5aに位置決め部14を有している。この位置決め部14は、凸部又は凹部によって構成されている。本実施の形態では、例えば図9(a)に示すように、パネル収納部5の底面5aから突出された略円錐状の凸部によってフレーム側の位置決め部14が構成されている。
これに対して、液晶パネル2の背面側の素子基板9aは、図3に示すように、パネル収納部5の底面5aと当接される面にフレーム側の位置決め部14に対応して設けられた位置決め部15を有している。この位置決め部15は、フレーム側の位置決め部14を構成する凸部又は凹部と係合可能な凹部又は凸部によって構成されている。具体的に、図3に示す実施形態では、上述した図9(a)に示す略円錐状の凸部が嵌合される略円錐状の凹部によってパネル側の位置決め部15が構成されている。また、この位置決め部15となる凹部は、上述した図2に示す凸部の配置に合わせて、素子基板6の外面に一対配置されている。また、この位置決め部15は、液晶パネル2の表示領域を基準として、液晶パネル2をフレーム4に組み込んだ際に、この液晶パネル2の表示領域とバックライト3の導光板11とが一致するよう配置されている。
以上のような構成を有する液晶表示装置1では、図3に示すように、フレーム側の位置決め部14とパネル側の位置決め部15とを位置合わせし、液晶パネル2をパネル収納部5に収納した状態において、液晶パネル2の側面とパネル収納部5の側面5bとが互いに非接触な状態となっている。
したがって、これらフレーム側の位置決め部14とパネル側の位置決め部15とを位置合わせすれば、液晶パネル2の外形公差によらずに、液晶パネル2をフレーム4のパネル収納部5に正確に位置決めした状態で収納することができる。
また、この液晶表示装置1では、フレーム側の位置決め部(凸部)14と、パネル側の位置決め部(凹部)15とを互いに係合させることによって、液晶パネル2をパネル収納部5に正確に位置決めした状態で収納することができる。
また、フレーム側の位置決め部14を構成する凸部14が、パネル側の位置決め部15を構成する凹部に係合(ここでは嵌合)された状態となるため、液晶パネル2がパネル収納部5内で位置ずれすることを防止することができる。
さらに、この液晶表示装置1の組立時には、液晶パネル2をフレーム4のパネル収納部5に収納するだけで、位置決め部14,15を構成する凸部と凹部との嵌合により液晶パネル2とバックライト3との位置決めが自動的になされることから、このようなセルフアライメントによって組み立て作業が容易となる。したがって、生産性の向上も図ることができる。
一方、本発明を適用した液晶表示装置1では、例えば図4に示すように、フレーム側の位置決め部14を凹部によって構成し、パネル側の位置決め部15を凸部によって構成することもできる。
この場合も、フレーム側の位置決め部(凹部)14と、パネル側の位置決め部(凸部)15とを互いに係合させることによって、液晶パネル2をフレーム4のパネル収納部5に正確に位置決めした状態で収納することができ、液晶パネル2がパネル収納部5内で位置ずれすることを防止することができる。
一方、本発明を適用した液晶表示装置1では、例えば図5に示すように、パネル収納部5の底面5aに背面側の偏光板9aを厚み方向に逃がす段差部16を設けた構成とすることもできる。この段差部16は、パネル収納部5の底面5aにおける開口部12の周囲を、素子基板6に貼り付けられた偏光板9aの外形に合わせて、素子基板6が当接される面よりも該偏光板9の厚み分だけ低くした部分である。
この場合、段差部16が偏光板9aを厚み方向に逃がすことによって、パネル収納部5の底面5aに素子基板6が当接された状態で、液晶パネル2をパネル収納部5に収納されることになる。したがって、液晶表示装置1では、このような段差部16が偏光板9aを厚み方向に逃がすことによって、この偏光板9aの厚みによらずに、装置全体の厚みを薄くすることが可能である。
ところで、このような液晶表示装置1が搭載される電子機器においては、表示部の更なる大型化や狭額縁化が行われている。これに伴って、液晶表示装置1では、液晶パネル2の表示領域を拡大する一方、この表示領域の周囲を囲む非表示領域を狭額縁化することが行われている。
この場合、液晶表示装置1では、液晶パネル2の表示領域を被覆する偏光板9aも拡大するため、例えば図6に示すように、パネル収納部5の底面5aに偏光板9aが当接された状態で、液晶パネル2がパネル収納部5に収納されることになる。
したがって、この場合には、上述した素子基板6に設けられた位置決め部15に代わって、パネル側の位置決め部17を偏光板9aに設けることが好ましい。
このパネル側の位置決め部17は、フレーム側の位置決め部14を構成する凸部又は凹部と係合可能な凹部又は凸部によって構成される。具体的に、図6に示す実施形態では、上述した図9(a)に示す略円錐状の凸部(位置決め部15)が嵌合される略円錐状の凹部によってパネル側の位置決め部17が構成されている。また、この位置決め部17となる凹部は、上述した図2に示す凸部(位置決め部15)の配置に合わせて、偏光板9aの外面に一対配置されている。また、この位置決め部17は、液晶パネル2の表示領域を基準として、液晶パネル2をフレーム4に組み込んだ際に、この液晶パネル2の表示領域とバックライト3の導光板11とが一致するよう配置されている。
以上のような構成を有する液晶表示装置1では、図6に示すように、フレーム側の位置決め部14とパネル側の位置決め部17とを位置合わせし、液晶パネル2をパネル収納部5に収納した状態において、液晶パネル2の側面とパネル収納部5の側面5bとが互いに非接触な状態となっている。
したがって、これらフレーム側の位置決め部14とパネル側の位置決め部17とを位置合わせすれば、液晶パネル2の外形公差によらずに、液晶パネル2をフレーム4のパネル収納部5に正確に位置決めした状態で収納することができる。
また、この液晶表示装置1では、フレーム側の位置決め部(凸部)14と、パネル側の位置決め部(凹部)17とを互いに係合させることによって、液晶パネル2をパネル収納部5に正確に位置決めすることができる。
また、フレーム側の位置決め部14を構成する凸部が、パネル側の位置決め部17を構成する凹部に係合(ここでは嵌合)された状態となるため、液晶パネル2がパネル収納部5内で位置ずれすることを防止することができる。
さらに、この液晶表示装置1の組立時には、液晶パネル2をフレーム4のパネル収納部5に収納するだけで、位置決め部14,17を構成する凸部と凹部との嵌合により液晶パネル2とバックライト3との位置決めが自動的になされることから、このようなセルフアライメントによって組み立て作業が容易となる。したがって、生産性の向上も図ることができる。
また、本発明を適用した液晶表示装置1では、例えば図7に示すように、パネル側の位置決め部として、フレーム側の位置決め部14を構成する凸部と係合可能な孔部18を設けた構成とすることもできる。
この場合も、フレーム側の位置決め部(凸部)14と、パネル側の位置決め部(孔部)18とを互いに係合させることによって、液晶パネル2をフレーム4のパネル収納部5に正確に位置決めした状態で収納することができ、液晶パネル2がパネル収納部5内で位置ずれすることを防止することができる。
一方、本発明を適用した液晶表示装置1では、例えば図8に示すように、フレーム側の位置決め部14を凹部によって構成し、パネル側の位置決め部17を凸部によって構成することもできる。
この場合も、フレーム側の位置決め部(凹部)14と、パネル側の位置決め部(凸部)17とを互いに係合させることによって、液晶パネル2をフレーム4のパネル収納部5に正確に位置決めした状態で収納することができ、液晶パネル2がパネル収納部5内で位置ずれすることを防止することができる。
また、本発明を適用した液晶表示装置1では、前記フレーム側の位置決め部14として、上述した図9(a)に示す略円錐状の凸部に代わって、例えば図9(b)に示すような断面略三角状の突条部19をパネル収納部5の底面5aに設けた構成とすることができる。この突条部19は、例えば矩形状の開口部12の各辺に沿ってパネル収納部5の底面5aから突出形成されている。
一方、前記素子基板6又は偏光板9aには、これに対応したパネル側の位置決め部15,17として、図9(b)に示す突条部19が嵌合される略V字状の溝部を設けることとする。
これにより、液晶表示装置1では、フレーム側の位置決め部(突条部)14と、パネル側の位置決め部(溝部)15,17とを互いに係合させることによって、液晶パネル2をパネル収納部5に正確に位置決めすることができ、液晶パネル2がパネル収納部5内で位置ずれすることを防止することができる。
さらに、このような突条部又は溝部を開口部12の周囲に設けることによって、偏光板9aとパネル収納部5の底面5aとの間から接着剤13が液晶パネル2の表示領域側(内側)へと流れ込むのを防ぐことが可能である。
さらに、本発明を適用した液晶表示装置1では、上述した構成とは逆、すなわちフレーム側の位置決め部14を溝部によって構成し、パネル側の位置決め部15,17を突条部によって構成することもできる。
この場合も、フレーム側の位置決め部(溝部)14と、パネル側の位置決め部(突条部)15,17とを互いに係合させることによって、液晶パネル2をフレーム4のパネル収納部5に正確に位置決めした状態で収納することができ、液晶パネル2がパネル収納部5内で位置ずれすることを防止することができる。
さらに、このような突条部又は溝部を開口部12の周囲に設けることによって、偏光板9aとパネル収納部5の底面5aとの間から接着剤13が液晶パネル2の表示領域側(内側)へと流れ込むのを防ぐことが可能である。
ところで、前記位置決め部14,15,17を構成する凸部と凹部又は孔部とのうち、凸部は、先端を尖らせた形状とし、凹部又は孔部の内形と同じか、それよりも大きい形状とすることが好ましい。
この場合、液晶パネル2をフレーム4に組み込んだ際に、凸部と凹部又は孔部との嵌合により組立後の液晶パネル2とバックライト3との位置ずれを防止し、且つ、組立精度の向上を図ることができる。また、セルフアライメントによる組み立てが可能なため、生産性の向上も図ることができる。
また、場合によっては、凸部と凹部又は孔部とを互いに嵌め込む(抜け止めする)ような構成とすることもできる。
また、前記位置決め部14,15,17を構成する凸部は、平面視略X字状や略L字状といった形状とすることで、このような凸部を1箇所配置するだけ、液晶パネル2のパネル収納部5における面内(X−Y)方向の位置決めを行うことができる。
(電子機器)
次に、本発明を適用した電子機器の一具体例として、図10に示す携帯電話機1000について説明する。
図10は、携帯電話機1000の外観を示す斜視図である。この携帯電話機1000の表示部1001には、上述した液晶表示装置1が採用されている。したがって、この携帯電話機1000では、高い信頼性と優れた量産性とを得ることが可能である。
なお、本発明の液晶表示装置(電気光学装置)は、上記携帯電話機に限らず、例えば、電子ブックや、パーソナルコンピュータ、ディジタルスチルカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型あるいはモニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルなどの電子機器の表示部(画像表示手段)として好適に用いることができ、何れにおいても表示部の更なる大型化や狭額縁化を可能とし、信頼性が高く表示品質に優れた電子機器を提供することができる。
以上、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれらの例に限定されないことは言うまでもない。すなわち、上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々の変更が可能である。
なお、本発明において、電気光学物質、電気光学パネル、電気光学装置とは、電界により物質の屈折率が変化して光の透過率を変化させる電気光学効果を有するものの他、電気エネルギーを光学エネルギーに変換するもの等も含んで総称している。
本発明を適用した液晶表示装置の構成を示す分解斜視図である。 バックライトを保持したフレームを示す(a)は平面図、(b)はA−A’断面図、(c)はB−B’断面図である。 液晶表示装置の要部を拡大して示す断面図である。 液晶表示装置の変形例を示す断面図である。 液晶表示装置の変形例を示す断面図である。 液晶表示装置の変形例を示す断面図である。 液晶表示装置の変形例を示す断面図である。 液晶表示装置の変形例を示す断面図である。 位置決め部を構成する(a)は凸部、(b)は突状部を示す斜視図である。 電子機器の一例である携帯電話機を示す斜視図である。
符号の説明
1…液晶表示装置(電気光学装置)、2…液晶表示パネル(電気光学パネル)、3…バックライト、4…フレーム、5…パネル収容部、5a…底面部、6…素子基板、7…対向基板、8…液晶層、9a,9b…偏光板、13…接着剤、14…フレーム側の位置決め部(凸部又は凹部)、15…基板側の位置決め部(凹部又は凸部)、17…偏光板側の位置決め部(凸部又は凹部)、18…孔部、19…突条部、1000…携帯電話機(電子機器)

Claims (8)

  1. 一対の基板の間に電気光学物質が挟持されてなる電気光学パネルと、
    前記電気光学パネルの視認側とは反対側から光を照射する照明装置と、
    前記照明装置を保持するフレームとを備え、
    前記フレームは、前記電気光学パネルを収納するパネル収納部と、前記パネル収納部の底面に設けられた位置決め部とを有し、
    前記電気光学パネルは、前記パネル収納部の底面と当接される面に前記フレーム側の位置決め部に対応して設けられた位置決め部を有し、
    前記電気光学パネル側の位置決め部と、前記フレーム側の位置決め部とを位置合わせし、前記電気光学パネルを前記パネル収納部に収納した状態において、前記電気光学パネルの側面と前記パネル収納部の側面とが互いに非接触な状態となることを特徴とする電気光学装置。
  2. 前記電気光学パネルの少なくとも視認側とは反対側に偏光板が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記電気光学パネル側の位置決め部は、前記偏光板に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の電気光学装置。
  4. 前記電気光学パネル側の位置決め部は、前記照明装置側の基板に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  5. 前記フレーム側の位置決め部と、前記電気光学パネル側の位置決め部とを互いに係合させた状態で、前記電気光学パネルが前記パネル収納部に収納されていることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の電気光学装置。
  6. 前記フレーム側の位置決め部と、前記電気光学パネル側の位置決め部とのうち、一方が凸部を構成し、他方が凹部又は孔部を構成していることを特徴とする請求項4または5に記載の電気光学装置。
  7. 前記電気光学パネルは、前記パネル収納部に収納された状態で、少なくとも該電気光学パネルの側面と前記パネル収納部の側面との間に注入された接着剤によって、周縁部が前記フレームに接着固定されていることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の電気光学装置。
  8. 請求項1から7の何れか一項の電気光学装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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