JP5483188B2 - 無線lanシステム及びその省電力制御方法 - Google Patents

無線lanシステム及びその省電力制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線LANシステム及び無線LAN端末の省電力制御を行う省電力制御方法に関するものである。
一般に、インフラストラクチャモードでの無線LANシステムは、アクセスポイントとそのアクセスポイントに接続された無線LAN端末により構成されている。PCやプリンタのような電源ケーブルを使って電源を供給する無線LAN端末では、常時、無線LAN機能がアウェイク動作していても問題はないが、携帯型ゲーム機や携帯端末等に無線LAN機能が搭載された端末は電池で動作するため、省電力動作をするための仕組みが必要となる。
無線LAN端末は、通常、アクティブモードとパワーセーブモードの2種類のモードを持っている。アクティブモードは無線LAN信号の送受信を行う回路に常に電源供給されている状態であり、常にアウェイク状態、つまり、常に送受信可能状態になっているモードである。一方、パワーセーブモードは間欠的にドーズ状態、つまり、必要最低限の電力で動作する送受信不可能状態になり、一定時間間隔でアウェイク状態になった時間のみ送受信が可能になるモードである。
無線LAN端末はパワーセーブモードになると、アクセスポイントは接続している無線LAN端末が常にデータを受信できる状態でないことを認識し、無線LAN端末向けのデータがある場合には、ビーコンに含まれるTIM(Traffic Indication Map)と呼ばれるパワーセーブモード端末への送信データの有無を示す情報により無線LAN端末にデータがあることを通知する。
データがあることを通知するTIMは、DTIM(Delivery Traffic Indication Message)と呼ばれ、アクセスポイントはビーコン間隔と合わせてビーコンにDTIMが含まれる周期(DTIM値)を付加して送信する。無線LAN端末がDTIM周期でアウェイク状態になり、データ受信可能な状態になってから、アクセスポイントはデータを送信する。これにより、省電力動作している無線LAN端末でも自端末宛のデータがあるかどうかを確認でき、データの受信が可能となる。
このような無線LANシステムに関する技術は、特許文献1乃至4等に記載されている。特許文献1にはアクセスポイントから省電力モードに設定された無線端末に対してビーコン間隔毎にヒーコンデータを送信したり、定期的にDTIMを含めて送信すること等が記載されている。
特許文献2には上述のような無線端末のアクティブモードやパワーセーブモードに関して記載されている。特許文献3には無線LAN端末が間欠受信モードを有し、ビーコンフレームを間欠的に受信することが記載されている。更に、特許文献4には無線LAN端末が基地局からのビーコンのうちDTIMを受信しない超省電力モードに移行すること等が記載されている。
特開2008−263335号公報 特開2006−093945号公報 特開2008−263520号公報 特開2008−092129号公報
通常、アクセスポイントに設定されたビーコン間隔とDTIM値は無線LAN端末の省電力を考慮して決定してあるとは限らない。そのため、例えば、ビーコン間隔100msecでDTIM値が10の場合、無線LAN端末のアウェイク周期は100msec×10=1secとなるが、ビーコン間隔100msecでDTIM値1の場合にはアウェイク周期は100msec×1=100msecとなり、DTIM10の時に比べてアウェイクする頻度が10倍になるため消費電流に大きな影響を与えてしまう。
自宅のアクセスポイントであれば、接続する無線LAN端末の使用可能時間に応じてビーコン間隔とDTIM値を最適化すればよいが、公衆無線LANや企業内LANで使用しているアクセスポイントの設定値は容易に変更できないため、接続する無線LAN端末のアウェイク周期を最適化することができない。
また、無線LAN端末がDTIM周期でアウェイク動作するのではなく、端末自身で決定したListen Interval周期でアウェイク動作すると決める場合には、ビーコン間隔とDTIM値によりアクセスポイントが期待する無線LAN端末のアウェイク周期と無線LAN端末に設定されたListen Interval周期が異なることがある。無線LAN端末向けのマルチキャストパケットやブロードキャストパケットがある場合にはDTIM情報で通知しても無線LAN端末はドーズ状態であることがあり、DTIM情報を確認できないためデータを取りこぼしてしまう問題がある。
本発明の目的は、無線LAN端末の省電力動作に設定されたアウェイク時間に応じてアクセスポイントの省電力設定パラメータを変更可能な無線LANシステム及び省電力制御方法を提供することにある。
本発明の第1の観点によれば、間欠的にアウェイク状態となる省電力モードを有し、Listen Interval値が異なる複数の無線LAN端末と、前記複数の無線LAN端末が接続され、ビーコン情報にDTIM(Delivery Traffic Indication Message)が含まれる周期を示すDTIM値を付加して送信するアクセスポイントとを有する無線LANシステムであって、前記複数の無線LAN端末は、それぞれ自端末のListen Interval周期と前記アクセスポイントからのビーコン情報のビーコン間隔をもとにDTIM値を算出し、アソシエーション要求にListen Interval値として設定する手段を有し、前記アクセスポイントは、前記複数の無線LAN端末からの前記アソシエーション要求に設定されたListen Interval値と当該アクセスポイントに設定されたListen Interval値とを比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に基づいて前記無線LAN端末毎に擬似的にアクセスポイントに設定する無線LAN端末のデータ有無の情報を、各無線LAN端末のアウェイク動作周期と合わせたタイミングで送信する手段と、を備えたことを特徴とする無線LANシステムが提供される
また、本発明の第2の観点によれば、間欠的にアウェイク状態となる省電力モードを有し、Listen Interval値が異なる複数の無線LAN端末と、前記複数の無線LAN端末が接続され、ビーコン情報にDTIM(Delivery Traffic Indication Message)が含まれる周期を示すDTIM値を付加して送信するアクセスポイントとを有する無線LANシステムの省電力制御方法であって、前記複数の無線LAN端末により、それぞれ自端末のListen Interval周期と前記アクセスポイントからのビーコン情報のビーコン間隔をもとにDTIM値を算出し、アソシエーション要求にListen Interval値として設定する工程と、前記アクセスポイントにより、前記複数の無線LAN端末からの前記アソシエーション要求に設定されたListen Interval値と当該アクセスポイントに設定されたListen Interval値とを比較する工程と、前記比較結果に基づいて前記無線LAN端末毎に擬似的にアクセスポイントに設定する無線LAN端末のデータ有無の情報を、各無線LAN端末のアウェイク動作周期と合わせたタイミングで送信する工程と、を含むことを特徴とする無線LANシステムの省電力制御方法が提供される
本発明によれば、無線LAN端末に設定された省電力動作のためのアウェイク時間に応じてアクセスポイントの省電力設定パラメータを変更することにより、無線LAN端末は常にDTIM情報を確認でき、マルチキャストパケットやブロードキャストパケットを取りこぼすことがない。
また、省電力設定の異なる複数の無線LAN端末がアクセスポイントに接続された場合には、無線LAN端末毎にListen Interval周期とアクセスポイントのDTIM値を比較し、擬似的にアクセスポイントに設定する各無線LAN端末のデータの有無情報を無線LAN端末のアウェイク動作周期に合わせるため、マルチキャストやブロードキャストパケットを取りこぼすことがなく、無線LAN端末はマルチキャストやブロードキャストパケットを受信することが可能となる。
本発明に係る無線LANシステムの第1の実施形態を示すブロック図である。 図1の動作を説明するタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態を示すブロック図である。
次に、発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明に係る無線LANシステムにおいてアクセスポイントのビーコン機能に関わる構成を示すブロック図である。図1では無線LANシステムのアクセスポイントの一部の構成を示しているが、アクセスポイントのその他の構成やアクセスポイントと接続される無線LAN端末等は省略している。
まず、ビーコン情報設定部12はビーコン間隔とDTIMタイミング、その他ビーコンに設定する必要がある情報を設定する。ビーコン送信部11は設定された情報をもとにしたビーコンを送信する。アクセスポイントに接続する無線LAN端末は、アクセスポイントから送信されたビーコン情報をもとに省電力設定を行い、アソシエーション要求にListen Interval値を付加してアクセスポイント宛に送信する。
無線LAN端末の省電力設定として端末自身でListen Interval周期を設定する場合には、無線LAN端末は受信したビーコンのビーコン間隔をもとにDTIM値を算出し、アソシエーション要求にListen Interval値として設定する。無線LAN端末から送信されたアソシエーション要求はアクセスポイントのデータ受信部13で受信され、設定比較部14にてビーコン情報設定部12の設定情報とデータ受信部13の受信情報を比較し、アクセスポイントの設定と無線LAN端末のListen Interval周期が一致するかどうかを確認する。
省電力のためのアウェイク周期が異なる場合には、変更したいパラメータを設定変更部15に抽出する。抽出したパラメータをビーコン情報設定部12にインプットすることで、ビーコンに設定する情報が変更され、ビーコン送信部11から変更されたパラメータを載せたビーコンが送信される。ビーコンに設定する情報の変更は無線LAN端末が帰属した次のDTIMタイミングで行うことにより、無線LAN端末の省電力動作タイミングと同期させることができる。
次に、図2を用いてアクセスポイント設定と無線LAN端末のアウェイク動作を説明する。図2(1)はビーコン情報設定部12の情報をもとに送信されたビーコン周期を示す。図2(1)ではアクセスポイントから送信されているビーコンがビーコン間隔BI=100msec、DTIM値が5に設定された例を示す。
このアクセスポイントに接続する無線LAN端末のListen Interval周期が1000msecに設定されている場合、BI=100msecであるので無線LAN端末はDTIM値を10としてアウェイク動作を行う。この時、無線LAN端末はアソシエーション要求に付加するListen Interval値を10にしてアクセスポイントに送信する。図2(2)は無線LAN端末のアウェイク動作タイミングを示す。
図2(2)に示すように始めのDTIMタイミングで無線LAN端末は省電力動作となるドーズ状態からアウェイク状態になり、ビーコン情報及び自端末宛のデータがあるかを確認する。自端末宛のデータがなければ再びドーズ状態になる。無線LAN端末はListen Interval周期が1000msecであるため、次のDTIMタイミングではアウェイク状態にはならず、その次のDTIMタイミングでアウェイク状態に遷移する。
アクセスポイントは、設定したDTIM値と接続されている無線LAN端末のアウェイク動作のタイミングを判定し、DTIM値を5から10に再設定し、ビーコンを送信する。再設定したビーコン送信状態を図2(3)に示す。これにより、接続された無線LAN端末は常にDTIM情報を確認できるため、マルチキャストパケットやブロードキャストパケットを取りこぼす問題を解決できる。
(第2の実施形態)
図1の実施形態では、アクセスポイントに接続する無線LAN端末が1台、もしくは同一設定の無線LAN端末が複数ある環境では有効であるが、Listen Interval周期が異なる無線LAN端末が複数接続される環境では、ビーコン設定が一律で変更されてしまうため、無線LAN端末によってはアウェイク動作したいタイミングでアウェイク動作ができなくなる。従って、データの送受信が遅れるもしくは取りこぼす現象が発生する可能性がある。
図3はこの問題を解決する本発明の第2の実施形態を示す。図3ではListen Interval周期が異なる複数の無線LAN端末が接続された場合のアクセスポイントのビーコン機能の動作部分の一構成例を示す。なお、図3ではアクセスポイントの一部の構成を示しているが、アクセスポイントのその他の構成やアクセスポイントと接続される無線LAN端末等は省略している。
ビーコン情報設定部22はビーコン間隔とDTIMタイミング、その他ビーコンに設定する必要がある情報を設定する。ビーコン送信部21は設定された情報をもとにしたビーコンを送信する。
アクセスポイントに接続する無線LAN端末は、自端末に設定したListen Interval周期に基づき、受信したビーコンのビーコン間隔をもとにDTIM値を算出し、アソシエーション要求にListen Interval値として設定する。即ち、DTIM値=Listen Interval周期/ビーコン間隔となる。例えば、自身に設定したListen Interval周期が1000msec、受信したビーコンのビーコン間隔が100msecの場合、アソシエーション要求に設定するListen Interval値(算出した=DTIM値)は10となる。
但し、算出したDTIM値が整数でない場合には、自身に設定したListen Interval周期以上で、且つ、ビーコン間隔の倍数でListen Interval周期に最も近い値が実際のListen Intervalとなるように再設定する。例えば、自身に設定したListen Interval周期が1000msec、受信したビーコンのビーコン間隔が300msecとすると、算出したDTIM値は3.33となる。また、ビーコン間隔の倍数でListen Interval周期に最も近い値は1200msecとなり、自身に再度1200msecを設定し、アソシエーション要求に設定するListen Interval値(算出したDTIM値)は4となる。
無線LAN端末から送信されたアソシエーション要求はデータ受信部23で受信され、設定比較部24でビーコン情報設定部22の情報とデータ受信部23の情報を比較し、アクセスポイントの設定と無線LAN端末のListen Interval周期が一致するかを確認する。
設定比較した無線LAN端末の省電力情報は省電力情報保持部25で保持され、端末(端末1、2、…、N)のDTIM値を記憶する。また、ビーコンのDTIM値を変更する必要があることを示す擬似的なビーコンのDTIM値変更情報をビーコン情報設定部22に通知する。アクセスポイントから送信するDTIM値は、接続された複数の無線LAN端末のうち特定の省電力設定に合わせて変更できないため、ビーコン情報設定部22は擬似ビーコンDTIM値変更情報を受け取っても、実際にビーコンタイミングやDTIM値を変更することはない。
そのため、例えば、無線LAN端末のDTIM受信周期がアクセスポイントのDTIM
周期より長い場合には、アクセスポイントのDTIMタイミングでは無線LAN端末はア
ウェイク状態になっていないためデータは破棄されてしまう。本実施形態では、データバ
ッファ部2は省電力情報保持部25の情報(端末1、2、…、N)をもとにビーコン情
報設定部22のTIM情報に擬似的なビーコンDTIM値でバッファリングデータがある
ことをデータ送信部27を介して送信する。
つまり、通常、無線LAN端末はビーコンのDTIM周期でAwakeし、DTIM値を見て自端末宛のデータがあるかどうかを確認する。図3では自端末以外の無線LAN端末も接続されていることが前提となるため、アクセスポイントが定期的に送信しているビーコンのDTIM周期を変更することができない。そこで、バッファリングデータがあるという情報を無線LAN端末のDTIM周期に合わせてTIM情報に乗せることにより、バッファリングデータがあることを通知する。
そのため、自身のDTIMタイミングでアクセスポイントから送信されるビーコンのTIM情報にデータがあることが通知されるため、無線LAN端末はデータ受信を行うためにPS Pollパケットを送信し、データ受信をすることが可能となる。
ここで、バッファリングデータとは、無線LAN端末宛のブロードキャストパケットが該当する。具体的な例としては、同一ネットワーク内の別の無線LAN端末が該当しているIPアドレスを使用している端末を探すために送信するARP検索パケットがそれに該当する。
このようにアクセスポイントは、Listen Interval値が異なる複数の無線LAN端末が接続される環境において、無線LAN端末毎にListen Interval周期とアクセスポイントのDTIM値とを比較し、その比較結果に基づき擬似的にアクセスポイントに設定する無線LAN端末のデータ有無の情報を、各無線LAN端末のアウェイク動作周期と合わせて送信する。そのため、各無線LAN端末は、自端末のDTIM受信タイミングでバッファリング情報を受信することができる。
また、擬似的にDTIM値を変更するのは無線LAN端末が帰属した次のDTIMタイミングで行うことにより、無線LAN端末の省電力動作タイミングと同期させることができる。更に、一般的に無線LAN端末にはアソシエーション時にアクセスポイントからアソシエーションID(接続識別子)が付加されている。
従って、省電力動作中の無線LAN端末宛にデータが到着し、データをバッファリングすると、あて先の無線LAN端末のアソシエーションIDに対応するビットが1に設定されているため、自身の無線LAN端末にバッファリングデータがあるかどうかを判断することができる。つまり、無線LAN端末は自端末のアソシエーションIDに対応するビットに1が設定されていると、自身の無線LAN端末にバッファリングデータがあることを認識することができる。
本実施形態では、Listen Interval周期の異なる複数の無線LAN端末がアクセスポイントに帰属した場合でも、アクセスポイントで擬似的に無線LAN端末毎にDTIM値を変更することにより、マルチキャストやブロードキャストパケットを取りこぼすことなく、無線LAN端末は受信することが可能となる。
なお、上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下に限ることはない。
(付記1)間欠的にアウェイク状態となる省電力モードを有する無線LAN端末と、前記無線LAN端末が接続され、ビーコン情報にDTIM(Delivery Traffic Indication Message)が含まれる周期を示すDTIM値を付加して送信するアクセスポイントとを有する無線LANシステムであって、
前記無線LAN端末は、前記アクセスポイントから送信されたビーコン情報のビーコン間隔に基づいてDTIM値を算出し、アソシエーション要求にListen Interval値として設定する手段を有し、
前記アクセスポイントは、前記アソシエーション要求に付加されたListen Interval値に従い、前記ビーコン情報に含まれるDTIM値を変更する手段を有することを特徴とする無線LANシステム。
(付記2)間欠的にアウェイク状態となる省電力モードを有し、Listen Interval値が異なる複数の無線LAN端末と、前記複数の無線LAN端末が接続され、ビーコン情報にDTIM(Delivery Traffic Indication Message)が含まれる周期を示すDTIM値を付加して送信するアクセスポイントとを有する無線LANシステムであって、
前記複数の無線LAN端末は、それぞれ自端末のListen Interval周期と前記アクセスポイントからのビーコン情報のビーコン間隔をもとにDTIM値を算出し、アソシエーション要求にListen Interval値として設定する手段を有し、
前記アクセスポイントは、
前記複数の無線LAN端末からの前記アソシエーション要求に設定されたListen Interval値と当該アクセスポイントに設定されたListen Interval値とを比較する比較手段と、
前記比較手段の比較結果に基づいて前記無線LAN端末毎に擬似的にアクセスポイントに設定する無線LAN端末のデータ有無の情報を、各無線LAN端末のアウェイク動作周期と合わせたタイミングで送信する手段と、
を備えたことを特徴とする無線LANシステム。
(付記3)前記アクセスポイントは、あて先の無線LAN端末のアソシエーションIDに対応するビットを1に設定し、当該無線LAN端末は前記アソシエーションIDに対応するビットを確認することで、自端末へのデータ有無を判断することを特徴とする付記2に記載の無線LANシステム。
(付記4)間欠的にアウェイク状態となる省電力モードを有する無線LAN端末と、前記無線LAN端末が接続され、ビーコン情報にDTIM(Delivery Traffic Indication Message)が含まれる周期を示すDTIM値を付加して送信するアクセスポイントとを有する無線LANシステムの省電力制御方法であって、
前記無線LAN端末により、前記アクセスポイントから送信されたビーコン情報のビーコン間隔に基づいてDTIM値を算出し、アソシエーション要求にListen Interval値として設定する工程と、
前記アクセスポイントにより、前記無線LAN端末からの前記アソシエーション要求に付加されたListen Interval値に従い、前記ビーコン情報に含まれるDTIM値を変更する工程と、
を含むことを特徴とする無線LANシステムの省電力制御方法。
(付記5)間欠的にアウェイク状態となる省電力モードを有し、Listen Interval値が異なる複数の無線LAN端末と、前記複数の無線LAN端末が接続され、ビーコン情報にDTIM(Delivery Traffic Indication Message)が含まれる周期を示すDTIM値を付加して送信するアクセスポイントとを有する無線LANシステムの省電力制御方法であって、
前記複数の無線LAN端末により、それぞれ自端末のListen Interval周期と前記アクセスポイントからのビーコン情報のビーコン間隔をもとにDTIM値を算出し、アソシエーション要求にListen Interval値として設定する工程と、
前記アクセスポイントにより、
前記複数の無線LAN端末からの前記アソシエーション要求に設定されたListen Interval値と当該アクセスポイントに設定されたListen Interval値とを比較する工程と、
前記比較結果に基づいて前記無線LAN端末毎に擬似的にアクセスポイントに設定する無線LAN端末のデータ有無の情報を、各無線LAN端末のアウェイク動作周期と合わせたタイミングで送信する工程と、
を含むことを特徴とする無線LANシステムの省電力制御方法。
(付記6)前記アクセスポイントは、あて先の無線LAN端末のアソシエーションIDに対応するビットを1に設定し、当該無線LAN端末は前記アソシエーションIDに対応するビットを確認することで、自端末へのデータ有無を判断することを特徴とする付記5に記載の無線LANシステムの省電力制御方法。
本発明は、無線LANシステム、特に、消費電力への影響が大きい携帯型無線LAN端末を用いたシステムに好適に使用することができる。
11 ビーコン送信部
12 ビーコン情報設定部
13 データ受信部
14 設定比較部
15 設定変更部
21 ビーコン送信部
22 ビーコン情報設定部
23 データ受信部
24 設定比較部
25 省電力情報保持部
26 データバッファ部
27 データ送信部

Claims (6)

  1. 間欠的にアウェイク状態となる省電力モードを有し、Listen Interval値が異なる複数の無線LAN端末と、前記複数の無線LAN端末が接続され、ビーコン情報にDTIM(Delivery Traffic Indication Message)が含まれる周期を示すDTIM値を付加して送信するアクセスポイントとを有する無線LANシステムであって、
    前記複数の無線LAN端末は、それぞれ自端末のListen Interval周期と前記アクセスポイントからのビーコン情報のビーコン間隔をもとにDTIM値を算出し、アソシエーション要求にListen Interval値として設定する手段を有し、
    前記アクセスポイントは、
    前記複数の無線LAN端末からの前記アソシエーション要求に設定されたListen Interval値と当該アクセスポイントに設定されたListen Interval値とを比較する比較手段と、
    前記比較手段の比較結果に基づいて前記無線LAN端末毎に擬似的にアクセスポイントに設定する無線LAN端末のデータ有無の情報を、各無線LAN端末のアウェイク動作周期と合わせたタイミングで送信する手段と、
    を備えたことを特徴とする無線LANシステム。
  2. 前記アクセスポイントは、あて先の無線LAN端末のアソシエーションIDに対応するビットを1に設定し、当該無線LAN端末は前記アソシエーションIDに対応するビットを確認することで、自端末へのデータ有無を判断することを特徴とする請求項に記載の無線LANシステム。
  3. 間欠的にアウェイク状態となる省電力モードを有し、Listen Interval値が異なる複数の無線LAN端末と、前記複数の無線LAN端末が接続され、ビーコン情報にDTIM(Delivery Traffic Indication Message)が含まれる周期を示すDTIM値を付加して送信するアクセスポイントとを有する無線LANシステムの省電力制御方法であって、
    前記複数の無線LAN端末により、それぞれ自端末のListen Interval周期と前記アクセスポイントからのビーコン情報のビーコン間隔をもとにDTIM値を算出し、アソシエーション要求にListen Interval値として設定する工程と、
    前記アクセスポイントにより、
    前記複数の無線LAN端末からの前記アソシエーション要求に設定されたListen Interval値と当該アクセスポイントに設定されたListen Interval値とを比較する工程と、
    前記比較結果に基づいて前記無線LAN端末毎に擬似的にアクセスポイントに設定する無線LAN端末のデータ有無の情報を、各無線LAN端末のアウェイク動作周期と合わせたタイミングで送信する工程と、
    を含むことを特徴とする無線LANシステムの省電力制御方法。
  4. 前記アクセスポイントは、あて先の無線LAN端末のアソシエーションIDに対応するビットを1に設定し、当該無線LAN端末は前記アソシエーションIDに対応するビットを確認することで、自端末へのデータ有無を判断することを特徴とする請求項に記載の無線LANシステムの省電力制御方法。
  5. 間欠的にアウェイク状態となる省電力モードを有し、Listen Interval値が異なる複数の無線LAN端末と、前記複数の無線LAN端末が接続され、ビーコン情報にDTIM(Delivery Traffic Indication Message)が含まれる周期を示すDTIM値を付加して送信するアクセスポイントとを有する無線LANシステムにおける無線LAN端末であって、
    自無線端末のListen Interval周期と前記アクセスポイントからのビーコン情報のビーコン間隔をもとにDTIM値を算出し、アソシエーション要求にListen Interval値として設定する手段を有し、
    前記アクセスポイントは、
    前記複数の無線LAN端末からの前記アソシエーション要求に設定されたListen Interval値と当該アクセスポイントに設定されたListen Interval値との比較をし、
    前記比較の比較結果に基づいて前記無線LAN端末毎に擬似的にアクセスポイントに設定する無線LAN端末のデータ有無の情報を、各無線LAN端末のアウェイク動作周期と合わせたタイミングで送信することを特徴とする無線LAN端末。
  6. 間欠的にアウェイク状態となる省電力モードを有し、Listen Interval値が異なる複数の無線LAN端末と、前記複数の無線LAN端末が接続され、ビーコン情報にDTIM(Delivery Traffic Indication Message)が含まれる周期を示すDTIM値を付加して送信するアクセスポイントとを有する無線LANシステムにおけるアクセスポイントであって、
    前記複数の無線LAN端末は、それぞれ自端末のListen Interval周期と前記アクセスポイントからのビーコン情報のビーコン間隔をもとにDTIM値を算出し、アソシエーション要求にListen Interval値として設定し、
    自アクセスポイントは、
    前記複数の無線LAN端末からの前記アソシエーション要求に設定されたListen Interval値と当該アクセスポイントに設定されたListen Interval値との比較をする比較手段と、
    前記比較の比較結果に基づいて前記無線LAN端末毎に擬似的にアクセスポイントに設定する無線LAN端末のデータ有無の情報を、各無線LAN端末のアウェイク動作周期と合わせたタイミングで送信する手段と、を有することを特徴とするアクセスポイント。
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