JP5479492B2 - 自転と公転が両方とも可能なトゥールビヨン付き機械式腕時計 - Google Patents

自転と公転が両方とも可能なトゥールビヨン付き機械式腕時計 Download PDF

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Description

本発明はトゥールビヨン付き機械式腕時計に関するもので、自転と公転が両方とも可能なトゥールビヨン付き機械式腕時計に関するものである。
機械式腕時計中のいわゆるトゥールビヨンは等時性誤差を減少する装置で、当該装置の特徴はバランス・スプリング・システムと脱進ユニットがフレーム内に設置され、自身の運行と同時にフレームと共に回転することによって、地球引力による時計の姿勢誤差を最大限に減らすとともに、トラベルタイムの精度を向上させる。その中、バランス・スプリングシステムの軸とフレームの回転軸を重ねる装置(特許「腕時計の同軸式回転脱進速度調節ユニット」特許番号:LZ200720096902.5を参照)を「同軸式トゥールビヨン」と呼び、両者の軸が重ならず、通常「カルーセル」と呼ばれる(欧州特許第846987号明細書を参照)装置を「偏心式トゥールビヨン」と呼ぶ。
目下、トゥールビヨン腕時計にはトゥールビヨンを回転可能な回転盤上に設置するものが現れて、回転盤の中心線を軸として、回転運動するレールトゥールビヨンとなっている。当該トゥールビヨン腕時計の特徴としては、トゥールビヨンは回転車系の自転が可能で、回転盤の回転と共に公転が可能となり、これによって、バランス・スプリングシステムと脱進ユニットの運動軌跡は更に煩雑になるが、地球引力による時計の姿勢誤差を減らして、トラベルタイムの精度を向上させる。
レール・トゥールビヨンのキーポイント部分は回転盤ユニットで、駆動系や、表示系、伝動車系及びトゥールビヨンなどを一緒に繋がせて、完備したムーブメント構造が構成されるが、中国特許公開第1841242号明細書、中国特許公開第1950759号明細書、中国特許公開第200972574Y号明細書と仏国特許第2784203号明細書などは、いずれもレール・トゥールビヨンである。
仏国特許第2784203号明細書と中国特許第1841242号明細書では、トゥールビヨンや、駆動トゥールビヨンの駆動系とこれらと繋がる伝動ユニットなどはいずれも回転盤上に取り付けられ、これらはいずれも回転盤の中心線を軸として回転する。このような構造は、差動装置を使わずに、ドライビング系のエネルギーを直接トゥールビヨンに伝えるという優位を持っているが、これらの巻き上げ系部分は非常に煩雑になり、その中の仏国特許第2784203号明細書はムーブメント背面の特殊装置を通じてのみ巻き上げでき、中国特許第1841242号明細書の巻き上げ系部分はダブル遊星車ユニットとデザインされているので、その部品の加工はとても難しい。
中国特許第1950759号明細書ではトゥールビヨンと伝動ユニット(伝動輪列)を回転盤上に取り付けているが、駆動トゥールビヨンの駆動系は回転盤の下に設置されて動けなくなっており、その巻き上げ系部分は一般構造であるが、その手動修正系は、トゥールビヨンと伝動ユニットを含む全体の回転盤ユニットを駆動するのみで、時針車と分針車を快速に回転させて、更に時・分針を動かして時間を調整することができる。しかし、このような構造の欠点は、手動修正の際、駆動される負荷が大き過ぎるため、多くのモーメントを必要とするということである。
上記記載の特許出願は、回転盤ユニットの構造上それぞれ異なっているが、これらはいずれもボール軸受を回転盤ユニットの回転枢軸としている。しかし、ボール軸受の欠点としては、隣接するロール体は直接接触し、しかも相対摩擦速度は表面速度の2倍もあるので、発熱と磨耗が大きく、孔食や、可塑性変形、顆粒磨耗、粘着磨耗などの幾つかの失効方式は、その使用寿命に影響を与えるので、一部のゼンマイのモーメントを消費し、腕時計の運針時間を短縮し、運針精度を低くする。
欧州特許第846987号明細書 中国特許公開第1841242号明細書 中国特許公開第1950759号明細書 中国特許公開第200972574Y号明細書 仏国特許第2784203号明細書
本発明にて解決しようとする技術問題は、既存技術の欠点を克服して、構造がシンプルで、プロセス性能が良く、加工が便利であるレール・トゥールビヨンを提供することである。
本発明の技術ソリューション:巻き上げ系、ベース系A、手動修正系、接続系Bと回転系Cを含み、前記ベース系Aには駆動系や、表示系及び伝動車系が含まれ、過渡系Bにはローラー軸受と差動ギア系が含まれ、回転系Cには伝動車系と回転脱進速度調節ユニットが含まれ、前記巻き上げ系は伝動車系に繋がり、伝動ホイール系は表示系に繋がり、前記手動修正系は表示系に繋がり、前記表示系は次第に伝動車系や、遊星車系、ローラー軸受、伝動車系及び回転脱進スピード調節ユニットなどと双方向に繋がり、前記ローラー軸受の下ガスケットとボトムプレートはねじによって一体に固定され、前記ローラー軸受の上ガスケットはねじによって回転盤と一体に固定される、自転と公転が両方とも可能なトゥールビヨン付き機械式腕時計。
ローラー軸受には、第1ガスケットや、第2ガスケット、第3ガスケット、第4ガスケット、第5ガスケット、ボール、ローラーなどが含まれ、前記最も下部の第1ガスケットと第2ガスケットは、ピンによってボトムプレート上に設置され、前記第3ガスケットと第4ガスケットはピンによって、第1ガスケットと第2ガスケットからなる平面上に設置され、前記ボールはローラーと共に第5ガスケットに一体と固定され、前記第1ガスケットと第2ガスケットはピンによって第3ガスケットと第4ガスケットからなる平面上に設置され、前記ボールは自由に回転でき、ボールはローラーと共に第5ガスケットと一体に固定される。
前記ボールの個数は3〜8個で、前記ボールとボトムプレート上に設置される第1ガスケットと第2ガスケット上の平面と係合され、しかも、ボトムプレート上に設置される第3ガスケットの外側縁及び第4ガスケットの内側縁からなるレールをガイドとして係合される。
前記ローラー軸受の材料は人造コランダムである。
前記駆動系と表示系には、香箱車や、第1中真歯車、第2中真歯車、中間歯車、中間カナ、日ノ裏歯車、日ノ裏カナ、ツツカナ、第1ツツ車、第2ツツ車、分針、時針などが含まれ、前記香箱車は、バープレート上に設置され、第1中真歯車と噛合い、前記第1中真歯車は中間歯車と噛合い、前記中間歯車は中間カナと一体に圧着され、中間カナは第2中真歯車と噛合い、前記第2中真歯車の回転速度は第2中真歯車の12倍であり、前記ツツカナは第1中真歯車と摩擦係合によって一体となって右回りし、前記ツツカナは日ノ裏歯車と噛合い、日ノ裏歯車を左回りさせ、前記分針はツツカナ上に設置され、前記日ノ裏歯車は日ノ裏カナと一体に圧着され、日ノ裏カナは第1ツツ車と噛合い、前記ツツカナの回転速度は第1ツツ車の12倍であり、前記第2ツツ車は四角の凹溝によって第1ツツ車の四角形の突起物と係合されて右回りし、前記時針は第2ツツ車上に設置される。
前記遊星車系には、第2中真歯車や、中真フレーム、遊星カナ、遊星歯車、第3中真歯車、第4中真カナ、第4中真歯車と回転盤などが含まれ、前記中真フレームはねじによって回転盤一体に固定され、前記第2中真歯車は中真フレームとねじによって一体に固定され、前記第3中真歯車は四角形の突起部分によって、ミッドプレートの四角形穴に係合して、ミッドプレート上に設置され、前記遊星カナは第3中真歯車と噛み合い、前記遊星カナは遊星歯車と一体に圧着されて回転盤の宝石軸受上に設置され、前記遊星歯車は第4中真カナと噛み合い、前記第4中真カナは第4中真歯車と一体に圧着されて、第3中真歯車上に設置される。
前記手動修正系には、巻き上げ系や、ツヅミ車、小鉄車、大鉄車、日ノ裏歯車、日ノ裏カナ、ツツカナ、第1ツツ車、第2ツツ車、分針及び時針などが含まれ、前記巻き上げ系は四角のホゾによってツヅミ車の四角形穴と係合され、前記ツヅミ車は小鉄車と噛み合い、前記小鉄車は大鉄車と噛み合い、前記大鉄車は日ノ裏歯車と噛み合い、前記ツツカナは日ノ裏歯車と噛み合い、前記分針はツツカナ上に設置され、前記日ノ裏歯車は日ノ裏カナと一体に圧着されて、日ノ裏カナは第1ツツ車と噛み合い、第1ツツ車を右回りさせ、前記第2ツツ車は四角形穴によって第1ツツ車の四角の突起部分と係合して右回りし、前記時針は第2ツツ車上に設置される。
前記巻き上げ系には、香箱車や、香箱真、巻き真、キチ車、丸穴車、角穴車、ツヅミ車などが含まれ、前記巻き真は四角形の突起物によってツヅミ車の四角形穴と係合され、前記ツヅミ車はキチ車と噛み合い、前記キチ車は丸穴車と噛み合い、前記丸穴車は角穴車と噛み合い、前記香箱真は四角のホゾによって角穴車の四角形穴と係合され、更にボルトによって固定され、前記香箱真の上端は宝石軸受によって、ボトムプレートに固定される。
前記巻き上げ系と手動修正系は回転盤の下方に設置されるが、回転盤とは分離され、回転盤の回転には参与せず、前記伝動ホイール系と回転脱進速度調節ユニットは回転盤の上方に設置され、回転盤と共に回転する。
前記巻き上げ系中の香箱車は1つ又は2つである。
前記回転脱進速度調節ユニットは同軸又は偏心軸である。
本発明の有益な効果としては、円柱ローラー構造の軸受を使用することによって、低速の条件で比較的大きな負荷を動かすことができ、それと同時にローラー軸受は複数層のガスケットに挟まれた円柱のローラーを1つのモジュールとしたので、全体的に取り外すことができ、補修が便利となる。それだけでなく、円柱ローラーの資材は人造コランダムであるが、人造コランダムは機械性能が良く、硬度が高く、摩擦係数が小さく、熱膨張係数が小さく、化学的性能が安定で、熱衝撃に良く耐え、絶縁性能に優れているので、ガスケット同士の摩擦抵抗力を低減して、エネルギー消耗を低減でき、ローラー軸受が更に円滑に回転することを保証できる。
また、本発明の巻き上げ系と手動修正系は回転盤の下に設置され、回転盤と分離されているので、回転盤の回転に参与しない。伝動ホイールと回転脱進スピード調節ユニットは回転盤の上に設置され、回転盤と共に回転し、主伝動系や手動修正系及び巻き上げ系は構造がシンプルで、加工が便利であり、それと同時に、サブギアと第1中真歯車は同心摩擦係合となっており、手動修正の際、サブギアと第1中真歯車は脱離状態となるので、手動修正系によって駆動される負荷は軽くなり、レール・トゥールビヨンのムーブメント構造のニーズを満たすことができる。
本発明の主伝動構造の説明図である。 本発明の実施例1の主伝動車系部分の平面図である。 本発明の実施例1の主伝動車系部分の軸を含む断面図である。 本発明の実施例1の巻き上げ系と手動修正系部分の平面図である。 本発明の実施例1の巻き上げ系と手動修正系部分の軸を含む断面図である。 本発明のローラー軸受の分解斜視図である。 本発明のローラー軸受の斜視図である。 本発明の実施例2の主伝動車系部分の平面図である。 本発明の実施例2の主伝動車系部分の軸を含む断面図である。 本発明の実施例2の巻き上げ系と手動修正系部分の平面図である。 本発明の実施例2の巻き上げ系と手動修正系部分の軸を含む断面図である。 本発明の実施例1の偏心式トゥールビヨンの軸を含む断面図である。 本発明の実施例2の偏心式トゥールビヨンの軸を含む断面図である。
次に、添付図と具体的な実施方式に合わせて、本発明について、更に詳しく説明することにする。
図1に示されている通り、本発明の主伝動には、ベース系や、接続系及び回転系などの3つの部分となっている。その中、ベース系には駆動系と表示系及び伝動車系が含まれており、接続系には円柱ローラー軸受と差動車系が含まれており、回転系には伝動車系とトゥールビヨンが含まれている。本発明に含まれているトゥールビヨンの中の脱進速度調節システムに必要とするエネルギーは、ベース系中の駆動系によって提供されるが、この駆動系は設計上の要求によって、シングルバレル(1個の香箱を備えたもの)又はダブルバレル(2個の香箱を備えたもの)として構成される。エネルギーはベース系から出力されてから、接続系を通じて回転系に入力される。回転系はベース系からエネルギーを得てから、回転し始め、伝動車系を通じてトゥールビヨンを回転駆動し、それによって、トゥールビヨン中の脱進速度調節システムが正常に運転できるようにさせるが、この時、トゥールビヨンは自転しながら回転系の軸心をめぐって公転するようになる。トゥールビヨンの回転速度は定数で1分間に1回転となり、回転系の回転速度を制御して、更に過渡系を通じて、予め設定された速度によって、ベース系中の伝動車系を駆動して、表示系に正確に時刻を表示させる。
図2〜図5に示されている通り、本発明の実施形態1の駆動系と表示系部分には、香箱車1aや、第1中真歯車2、第2中真歯車4、中間歯車3a、中間カナ3b、日ノ裏歯車23a、日ノ裏カナ23b、ツツカナ24、第1ツツ車25、第2ツツ車26、分針27、時針28などが含まれており、前記香箱車1aはバープレート36上に設置され、第1中真歯車2と噛み合い、第1中真歯車2を右回りさせ、第1中真歯車2は中間歯車3aと噛み合い、中間歯車3aを左回りさせ、中間歯車3aは中間カナ3bと一体に圧着され、中間カナ3bは第2中真歯車4と噛み合い、第2中真歯車4を右回りさせるが、注意しておきたいことは第1中真歯車2の回転速度は第2中真歯車4の12倍であり、ツツカナ24は第1中真歯車2と同心摩擦によって一体に係合されて右回りし、ツツカナ24は日ノ裏歯車23aと噛み合い、日ノ裏歯車23aを左回りさせ、分針27はツツカナ24上に設置され、前記日ノ裏歯車23aは日ノ裏カナ23bと一体に圧着され、日ノ裏カナ23bは第1ツツ車25と噛み合い、第1ツツ車25を右回りさせるが、注意しておきたいことはツツカナ24の回転速度は第1ツツ車25の12倍であり、第2ツツ車26は四角形の凹溝によって、第1ツツ車25の四角形突起物と結合されて右回りし、時針28は第2ツツ車26上に設置される。
図2と図3に示されている通り、本発明実施例1の遊星車系部分には、第2中真歯車4や、中真フレーム5、遊星カナ6a、遊星歯車6b、第3中真歯車7、第4中真カナ8a、第4中真歯車8bと回転盤34が含まれており、前記中真フレーム5はねじによって回転盤34と一体に固定され、第2中真歯車4は中真フレーム5とねじによって一体に固定され、回転盤34はローラー軸受の第5ガスケット33aとねじによって一体に固定され、しかも、第2中真歯車4によって右回りし、第3中真歯車7は四角形突起部分とミッドプレート37の四角形孔との結合によって、ミッドプレート37上に設置されて動けなくなり、遊星カナ6aは第3中真歯車7と噛み合い、しかも第3中真歯車7を中心として右回りし、遊星カナ6aは遊星歯車6bと一体に圧着されて回転盤34の受石上に設置され、遊星歯車6bは第4中真カナ8aと噛み合い、第4中真カナ8aを左回りさせ、第4中真カナ8aは第4中真歯車8bと一体に圧着されて第3センターホイル7上に設置されるが、注意しておきたいことはこの時回転盤34と第4中真カナ8aは同じ速度で、反対方向に回転されるが、その回転速度は12時間ごとに1周りとなる。
図2と図3に示されている通り、本発明の実施形態1の伝動車系とトゥールビヨン部分には、第4中真歯車8bや、第1伝達歯車9、第2伝達カナ10a、第2伝達歯車10b、第3伝達カナ11a、第3伝達歯車11b、第4伝達カナ12a、第4伝達歯車12b、秒針カナ13、秒針歯車14、ガンギ車15などが含まれており、第4中真歯車8bは第1伝達歯車9と噛み合い、第1伝達歯車9を右回りさせ、第1伝達歯車9は第2伝達カナ10aと噛み合い、第2伝達カナ10aを左回りさせ、第2伝達カナ10aは第2伝達歯車10bと一体に圧着され、第2伝達歯車10bは第3伝達カナ11aと噛み合い、第3伝達カナ11aを右回りさせ、第3伝達カナ11aは第3伝達歯車11bと一体に圧着され、第3伝達歯車11bは第4伝達カナ12aと噛み合い、第4伝達カナ12aを左回りさせ、第4伝達カナ12aは第4伝達歯車12bと一体に圧着され、第4伝達歯車12bは秒針カナ13と噛み合い、秒針カナ13を右回りさせ、トゥールビヨンは秒針カナ13と一体に固定されて、回転盤34上に設置され、右回りに1分間に1周り回転し、秒針歯車14はねじによって回転盤34上に固定され、ガンギ車15は秒針歯車14と噛み合い、トゥールビヨンによって秒針歯車14を中心として右回りし、トゥールビヨンの脱進速度調節ユニットを駆動して正常運転させるが、注意しておきたいことは本発明の実施形態において、第4中真歯車8bから秒針カナ13までは4級の伝達車伝動を使用しているが、その目的は伝動比と回転方向を変えて、第4中真歯車8bを左回りに12時間ごとに1周り回転させるが、設計上の実際状況によっては伝達車の伝動ステップ数を適当に減らす又は増やすことができる。
本発明の実施形態1の主伝動部分の運行プロセスは次の通りである。
図2と図3に示されている通り、香箱車1aは左回りし、第1中真歯車2を右回りにすると同時にエネルギーを第1中真歯車2に伝え、第1伝達歯車3によって、エネルギーを第2中真歯車4に伝えて、回転盤34を駆動して右回りさせる。回転盤34に駆動された遊星車6は静止状態の第3中真歯車7を中心として、右回りに自転しながら公転し、しかも、第4中真車8を左回りさせる。また、第4中真車8によって第1伝達歯車9や、第2伝達車10、第3伝達ホイール車11及び第4伝達車12などを通じて、エネルギーを秒針カナ13に伝える。秒針カナ13とトゥールビヨンは一体に固定されているので、トゥールビヨンは香箱車1aから来るエネルギーを得て右回りに1分間に1周りの速度で自転すると同時に、伝動車系と遊星車系を通じて、回転盤34を12時間ごとに1周りの速度で右回りさせ、回転盤34によってトゥールビヨンと伝動車系は回転盤34の中心線を軸として、12時間ごとに1周りの速度で右回りに公転する。第1中真歯車2の回転速度は第2中真歯車4の12倍であるので、第1中真歯車2は1時間に1周りの速度で右回りし、ツツカナ24を同じ速度で右回りし、ツツカナ24は分針27を回して時間を表示させる。ツツカナ24の回転速度は第1ツツ車25の12倍で、しかも、第1ツツ車25と第2ツツ車26は同時に回転するので、第2ツツ車26は12時間ごとに1周りの速度で右回りするとともに、時針28を回して時間を表示させる。
図4と図5に示されている通り、本発明の実施形態1の巻き上げ系には、香箱車1aや、香箱真1b、巻き真16、キチ車17、丸穴車18、角穴車19、ツヅミ車20などが含まれており、巻き真16は四角形の突起部分はツヅミ車20の四角形孔と係合し、ツヅミ車20はキチ車17と噛み合い、キチ車17は丸穴車18と噛み合い、丸穴車18は角穴車19と噛み合い、香箱真1bは四角のホゾによって角穴車19の四角形孔と係合してねじによって固定される。
図4と図5に示されている通り、本発明の実施形態1の巻き上げ系部分の運転プロセスは次の通りである。右回りに回転する巻き真16はツヅミ車20を右回りさせ、キチ車17も同時に右回りさせる。キチ車17によって、丸穴車18は右回りするとともに、角穴車19を左回りさせる。角穴車19は香箱真1bと一体に固定されるので、香箱真1bは左回りさせるとともに、香箱車1a中のゼンマイをだんだん巻き込み、ゼンマイによって香箱車1aは左回りする。
図4と図5に示されている通り、本発明の実施例1の手動修正系部分には、巻き真16や、ツヅミ車20、小鉄車21、大鉄車22、日ノ裏歯車23a、日ノ裏カナ23b、ツツカナ24、第1ツツ車25、第2ツツ車26、分針27、時針28などが含まれており、巻き真16は四角形ホゾはツヅミ車20の四角形穴と係合し、ツヅミ車20は小鉄車21と噛み合い、小鉄車21は大鉄車22と噛み合い、大鉄車22は日ノ裏歯車23aと噛み合い、ツツカナ24は日ノ裏歯車23aと噛み合う。分針27はツツカナ24上に設置され、日ノ裏歯車23aは日ノ裏カナ23bと一体に圧着され、日ノ裏カナ23bは第1ツツ車25と噛み合い、第1ツツ車25を右回りさせるが、注意しておきたいことはツツカナ24の回転速度は第1ツツ車25の12倍であり、前記第2ツツ車26は四角形穴によって、第1ツツ車25の突起部分と係合して右回りし、前記時針28は第2ツツ車26上に設置される。
図4と図5に示されている通り、本発明の実施例1の手動修正系部分の運転プロセスは次の通りである。右回りに回転する巻き真16はツヅミ車20を右回りさせ、小鉄車21を左回りさせる。さらに、大鉄車22をして、日ノ裏歯車23aを左回りさせるとともに、ツツカナ24を右回りさせ、日ノ裏カナ23bは第1ツツ車25を右回りにさせるが、注意しておきたいことは、手動修正の際、ツツカナ24と第1中真歯車2との間の摩擦モーメントを克服するために一定のモーメントを必要とし、ツツカナ24が単独に回転できるようにするとともに、第1中真歯車2の正常な回転が影響を受けず、ツツカナ24の回転速度は第1ツツ車25の12倍となる。
図8と図9に示されている通り、実施形態2は実施形態1に比べて、構造上の区別としては、実施形態1の駆動系を2つの直列連結の香箱車を駆動系とすると言うことで、その目的はもっと多くのエネルギーを提供することによって、ムーブメントの寿命を延ばすためである。実施形態2の駆動系は実施形態1と比べて、補充される部品には、中間駆動ピニオン38や、中間駆動歯車39、第2香箱車40、第2香箱真41などが含まれており、その他部品はいずれも実施形態1と同じである。香箱車1aは中間駆動ピニオン38と噛み合い、中間駆動ピニオン38を右回りさせ、中間駆動ピニオン38は中間駆動歯車39と噛み合い、中間駆動歯車39を左回りさせ、第2香箱真41は四角形の突起物によって中間駆動歯車39の四角形穴と係合し、ねじによって固定される。香箱車40はバープレート36上に設置され、第1中真歯車2と噛み合い、第1中真歯車2を右回りさせる。香箱車1aや、第2香箱車40及び中間駆動歯車39の伝動比は1:1:1であるので、香箱車1aと第2香箱車40は直列連結によって、2倍のエネルギーをホイール系に出力し、振動系にエネルギーを提供することによって、減衰されない振動を維持するとともに、表示ユニットに正確に時間を表示する。
図8と図9に示されている通り、実施形態2の主伝動部分の運転プロセスは次の通りである。香箱車1aは左回りするとともに、中間駆動ピニオン38を右回りにすると同時に、中間駆動歯車39を左回りにさせる。中間駆動歯車39は第2香箱真41と一体に固定されるので、第2香箱真41は左回りするとともに、第2香箱車40の中のゼンマイをだんだん巻き込み、ゼンマイによって第2香箱車40は左回りするとともに、第1中真歯車2を右回りにさせると同時に、エネルギーを第1中真歯車2に伝え、これによって、実施形態1に比べて2倍のエネルギーを全体のムーブメントに伝えることになる。
図10と図11に示されている通り、実施形態2の巻き上げ系部分の運転プロセスは次の通りである。右回りする巻き真16はツヅミ車20を右回りにし、キチ車17を同時に右回りにさせる。また、キチ車17によって、巻き真18は右回りするとともに、角穴車19を左回りさせる。角穴車19は香箱真1bと一体に固定されるので、香箱真1bを左回りさせるとともに、香箱車1aの中のゼンマイをだんだん巻き込み、ゼンマイによって香箱車1aを左回りさせ、中間駆動ピニオン38を右回りさせると同時に、中間駆動歯車39を左回りさせる。中間駆動歯車39は第2香箱真41と一体に固定されるので、第2香箱真41は左回りするとともに、第2香箱車40の中のゼンマイをだんだん巻き込むことになる。
図6と図7に示されている通り、本発明の実施例のローラー軸受部分には、第1ガスケット29や、第2ガスケット30、第3ガスケット31、第4ガスケット32、第5ガスケット33a、ボール33b、ローラー33cなどが含まれており、最も下の第2ガスケット29は第2ガスケット30とピンによって、ボトムプレート35上に設置され、第3ガスケット31と第4ガスケット32はピンによって、第1ガスケット29と第2ガスケット30からなる平面上に設置し、ボール33bはローラー33cとフィットされて、両方とも第5ガスケット33a上に一体に固定されるが、注意しておきたいことは、この時ボール33bは自由に回転でき、ボール33bの個数はデザインの実際状況によって決められるが、一般的には3〜8個を設置することになり、本発明の実施例では5個のボールを使っている。ボール33bはボトムプレート35上の第1ガスケット29と第2ガスケット30からなる平面に係合され、ボトムプレート35上の第3ガスケット31の外側縁と第4ガスケット32の内側縁からなるレールをガイドとして係合される。トップ側の第1ガスケット29は第2ガスケット30と共にピンによって、第3ガスケット31と第4ガスケット32からなる平面上に設置され、更にねじによって、3層のガスケットをボトムプレート35上に固定して、ローラー軸受を形成するが、注意しておきたいことは、前記ボール33bは自由に回転でき、ボール33bはローラー33cとともに第5ガスケット33a上に一体に固定されるので、一般のローラー軸受の内輪が外力の作用によって自由に回転できることに相当している。複数のねじで3層のガスケットをボトムプレート35上に固定することによって構成されるものは、一般のローラー軸受の外輪に相当しており、2層の第1ガスケット29と第2ガスケット30は内輪の軸線方向を規制し、第3ガスケット31と第4ガスケット32は内輪の半径方向を規制するが、この円柱ローラー軸受はその構造から見れば、低速の条件で相対的に大きな負荷を受けるので、円柱ローラー軸受を使用する。デザインから見れば、円柱ローラー軸受のローラーは人造コランダムを使用しているが、人造コランダムは機械性能が良く、硬度が高く、摩擦係数が小さく、熱膨張係数小さく、化学的性能が安定で、熱衝撃に良く耐え、絶縁性能に優れているので、ガスケット同士の摩擦抵抗力を低減して、エネルギー消耗を低減でき、ローラー軸受が更に円滑に回転することを保証できる。その構造から見れば、ロール体は軸受輪内で循環されるので、軸受内部に永久性のグリスを入れるだけで済む。また、複数層のガスケットで円柱ローラーを包んだローラー軸受は1つのモジュールとして、全体に取り外すこともできるので、補修なども簡単且つ便利になる。
なお、本発明の実施例では、バレルや、ピン、ねじと受石などを組み合わせてローラー軸受を形成させているが、既存のレール・トゥールビヨンに使われているローラー軸受とは違って、本発明に使われているローラー軸受は組み合わせたもので、バレルの使用は、宝石を嵌め入れることによって、その他伝動車系上の指示の役割を制御することもできる。
説明しておきたいことは、本実施形態に使われているトゥールビヨンは同軸式のトゥールビヨンであるが、本発明の保護範囲は上記具体的な実施形態に限らず、本発明の基本技術アイディアによって、基本的に類似した構造の伝動、例えば、図12と図13に示されている通り、本実施形態の偏心式トゥールビヨンを使っても依然として本発明の目的を実現することができるので、凡そ本分野の一般技術者より創造性の労働なしに、考えられる実施方式であれば、いずれも本発明の保護範囲に属するものとする。
1a 香箱車、1b 香箱真、2 第1中真歯車、3a 中間歯車、3b 中間カナ、4 第2中真歯車、5 中真フレーム、6a 遊星カナ、6b 遊星歯車、7 第3中真歯車、8a 第4中真カナ、8b 第4中真歯車、9 第1伝達歯車、10a 第2伝達カナ、10b 第2伝達歯車、11a 第3伝達カナ、11b 第3伝達歯車、12a 第4伝達カナ、12b 第4伝達歯車、13 秒針カナ、14 秒針歯車、15 ガンギ車、16 巻き真、17 キチ車、18 丸穴車、19 角穴車、20 ツヅミ車、21 小鉄車、22 大鉄車、23a 日ノ裏歯車、23b 日ノ裏カナ、24 ツツカナ、25 第1ツツ車、26 第2ツツ車、27 分針、28 時針、29 第1ガスケット、30 第2ガスケット、31 第3ガスケット、32 第4ガスケット、33a 第5ガスケット、33b ボール、33c ローラー、34 回転盤、35 ボトムプレート、36 バープレート、37 ミッドプレート、38 中間駆動ピニオン、39 中間駆動歯車、40 第2香箱車、41 第2香箱真。

Claims (9)

  1. 巻き上げ系、ベース系(A)、手動修正系、接続系(B)と回転系(C)を含み、
    前記ベース系(A)には駆動系や、表示系及び伝動車系が含まれ、
    接続系(B)にはローラー軸受と差動ギア系が含まれ、
    回転系(C)には伝動車系と回転脱進速度調節ユニットが含まれ、
    前記巻き上げ系は伝動車系に繋がり、伝動車系は表示系に繋がり、
    前記手動修正系は表示系に繋がり、
    前記表示系は順次伝動車系、遊星車系、ローラー軸受、伝動車系及び回転脱進スピード調節ユニットなどと双方向に繋がり、
    前記ローラー軸受の下ガスケットとボトムプレートはねじによって一体に固定され、
    前記ローラー軸受の上ガスケットはねじによって回転盤と一体に固定され、
    ローラー軸受の前記下ガスケットには、2枚の第1ガスケット(29)、2枚の第2ガスケット(30)、第3ガスケット(31)、第4ガスケット(32)が含まれ、ローラー軸受の前記上ガスケットには、第5ガスケット(33a)、ボール(33b)、ローラー(33c)が含まれ、
    1枚目の前記第1ガスケット(29)と1枚目の前記第2ガスケット(30)は、ピンによってボトムプレート(35)上に設置され、
    前記第3ガスケット(31)と前記第4ガスケット(32)はそれぞれピンによって前記1枚目の第1ガスケット(29)と前記1枚目の第2ガスケット(30)の上に重ねて設置され、
    2枚目の前記第1ガスケット(29)と2枚目の第2ガスケット(30)はそれぞれピンによって前記第3ガスケット(31)と前記第4ガスケット(32)の上に重ねて設置され、
    前記ボール(33b)は自由に回転でき、前記ボール(33b)は前記ローラー(33c)と共に第5ガスケット(33a)と一体に固定され、
    前記ボール(33b)の個数は3〜8個で、
    個々の前記ボール(33b)は、前記1枚目の第1ガスケット(29)と前記1枚目の第2ガスケット(30)の前記ボトムプレート(35)側とは反対側の面と係合され、
    さらに、個々の前記ボール(33b)は、前記第3ガスケット(31)の外側縁及び前記第4ガスケット(32)の内側縁からなるレールをガイドとして係合される、
    ことを特徴とする自転と公転が両方とも可能なトゥールビヨン付き機械式腕時計。
  2. 請求項に記載の機械式腕時計において、
    前記ローラー軸受の材料は人造コランダムである、
    ことを特徴とする自転と公転が両方とも可能なトゥールビヨン付き機械式腕時計。
  3. 請求項1に記載の機械式腕時計において、
    前記駆動系と表示系には、香箱車(1a)、第1中真歯車(2)、第2中真歯車(4)、中間歯車(3a)、中間カナ(3b)、日ノ裏歯車(23a)、日ノ裏カナ(23b)、ツツカナ(24)、第1ツツ車(25)、第2ツツ車(26)、分針(27)、時針(28)が含まれ、
    前記香箱車(1a)は、バープレート(36)上に設置され、第1中真歯車(2)と噛合い、
    前記第1中真歯車(2)は中間歯車(3a)と噛合い、
    前記中間歯車(3a)は中間カナ(3b)と一体に圧着され、中間カナ(3b)は第2中真歯車(4)と噛合い、
    前記第2中真歯車(2)の回転速度は第2中真歯車(4)の12倍であり、
    前記ツツカナ(24)は第1中真歯車(2)と摩擦係合によって一体となって右回りさせ、
    前記ツツカナ(24)は日ノ裏歯車(23a)と噛合い、日ノ裏歯車(23a)を左回りさせ、
    前記分針(27)はツツカナ(24)上に設置され、
    前記日ノ裏歯車(23a)は日ノ裏カナ(23b)と一体に圧着され、日ノ裏カナ(23b)は第1ツツ車(25)と噛合い、前記ツツカナ(24)の回転速度は第1ツツ車(25)の12倍であり、
    前記第2ツツ車(26)は四角の凹溝によって第1ツツ車(25)の四角形の突起物と係合されて右回りし、
    前記時針(28)は第2ツツ車(26)上に設置される、
    ことを特徴とする自転と公転が両方とも可能なトゥールビヨン付き機械式腕時計。
  4. 請求項1に記載の機械式腕時計において、
    前記遊星車系には、第2中真歯車(4)、中真フレーム(5)、遊星カナ(6a)、遊星歯車(6b)、第3中真歯車(7)、第4中真カナ(8a)、第4中真歯車(8b)と回転盤(34)が含まれ、
    前記中真フレーム(5)はねじによって回転盤(34)一体に固定され、前記第2中真歯車(4)は中真フレーム(5)とねじによって一体に固定され、
    前記第3中真歯車(7)は四角形の突起部分によって、ミッドプレート(37)の四角形穴に係合して、ミッドプレート(37)上に設置され、
    前記遊星カナ(6a)は第3中真歯車(7)と噛み合い、前記遊星カナ(6a)は遊星歯車(6b)と一体に圧着されて回転盤(34)の受石上に設置され、
    前記遊星歯車(6b)は第4中真カナ(8a)と噛み合い、
    前記第4中真カナ(8a)は第4中真歯車(8b)と一体に圧着されて、第3中真歯車(7)上に設置される、
    ことを特徴とする自転と公転が両方とも可能なトゥールビヨン付き機械式腕時計。
  5. 請求項1に記載の機械式腕時計において、
    前記手動修正系には、巻き真(16)、ツヅミ車(20)、小鉄車(21)、大鉄車(22)、日ノ裏歯車(23a)、日ノ裏カナ(23b)、ツツカナ(24)、第1ツツ車(25)、第2ツツ車(26)、分針(27)及び時針(28)が含まれ、
    前記巻き真(16)は四角のホゾによってツヅミ車(20)の四角形穴と係合され、
    前記ツヅミ車(20)は小鉄車(21)と噛み合い、
    前記小鉄車(21)は大鉄車(22)と噛み合い、
    前記大鉄車(22)は日ノ裏歯車(23a)と噛み合い、
    前記ツツカナ(24)は日ノ裏歯車(23a)と噛み合い、
    前記分針(27)はツツカナ(24)上に設置され、
    前記日ノ裏歯車(23a)は日ノ裏カナ(23b)と一体に圧着されて、日ノ裏カナ(23b)は第1ツツ車(25)と噛み合い、第1ツツ車(25)を右回りさせ、
    前記第2ツツ車(26)は四角形穴によって第1ツツ車(25)の四角の突起部分と係合して右回りし、
    前記時針(28)は第2ツツ車(26)上に設置される、
    ことを特徴とする自転と公転が両方とも可能なトゥールビヨン付き機械式腕時計。
  6. 請求項1に記載の機械式腕時計において、
    前記巻き上げ系には、香箱車(1a)、香箱真(1b)、巻き真(16)、キチ車(17)、丸穴車(18)、角穴車(19)、ツヅミ車(20)が含まれ、
    前記巻き真(16)は四角形の突起物によってツヅミ車(20)の四角形穴と係合され、
    前記ツヅミ車(20)はキチ車(17)と噛み合い、
    前記キチ車(17)は丸穴車(18)と噛み合い、
    前記丸穴車(18)は角穴車(19)と噛み合い、
    前記香箱真(1b)は四角のホゾによって角穴車(19)の四角形穴と係合され、更にボルトによって固定され、
    前記香箱真(1b)の上端は受石によって、ボトムプレート(35)に固定される、
    ことを特徴とする自転と公転が両方とも可能なトゥールビヨン付き機械式腕時計。
  7. 請求項1に記載の機械式腕時計において、
    前記巻き上げ系と手動修正系は回転盤(34)の下方に設置されるが、回転盤(34)とは分離され、回転盤(34)の回転には参与せず、
    前記伝動車系と回転脱進速度調節ユニットは回転盤(34)の上方に設置され、回転盤(34)と共に回転される、
    ことを特徴とする自転と公転が両方とも可能なトゥールビヨン付き機械式腕時計。
  8. 請求項に記載の機械式腕時計において、前記巻き上げ系中の香箱車は1つ又は2つであることを特徴とする自転と公転が両方とも可能なトゥールビヨン付き機械式腕時計。
  9. 請求項1に記載の機械式腕時計において、前記回転脱進速度調節ユニットは同軸又は偏心軸であることを特徴とする自転と公転が両方とも可能なトゥールビヨン付き機械式腕時計。
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