JP5477404B2 - 音声処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、マルチチャンネル音声データを再生する音声処理装置に関する。
BD(ブルーレイディスク)プレーヤと、AVアンプと、ディスプレイ装置とを備える音声再生システムが利用されている。BDプレーヤからAVアンプに送信される音声データは、マルチチャンネル音声データがエンコードされたものである。例えば、マルチチャンネル音声データは、図4に示すように、左音声信号L、右音声信号R、中央音声信号C、低域音声信号SW、サラウンド左音声信号SL、及び、サラウンド右音声信号SRを含む。また、最近では、BDプレーヤ等で使用されるDolby True HD、Dolby Digital Plus、DTS-HD等のHD(High Definition)関連の音声フォーマットが登場してきており、これらのフォーマットにおいては、サラウンド後方左音声信号SBL、サラウンド後方右音声信号SBR、左外側音声信号LW、右外側音声信号RW、左上側音声信号LH、右上側音声信号RHがさらに追加されている。
しかし、これらの全てのチャンネルの音声信号に対応するアンプをAVアンプに設けると、合計11.1ch分のアンプを設けることになるので、コストが非常に高くなってしまう。また、上記の拡張チャンネルのいずれかに代えて(又は、上記の拡張チャンネルに加えて)、図7に示すように左中央側音声信号LC、右中央側音声信号RCが追加される場合も同様である。さらには、AVアンプが、リスニングモードに応じて、DSPにおいて上記の拡張チャンネルを生成する場合も同様である。
この問題を解決するために、図15に示す音声処理装置が考えられる。この音声処理装置によると、サラウンド後方左音声信号SBL、及び、左上側音声信号LHが含まれる場合、スイッチS511c、S511eをオン状態に、S511d、S511f、S511gをオフ状態に制御し、DSPからスイッチS511cを介してアンプ512bにサラウンド後方左音声信号SBLを供給し、DSPからスイッチS511eを介してアンプ512cに左上側音声信号LHを供給させる。そして、スイッチS513b、S513eをオン状態に制御し、S513c、S513dをオフ状態に制御することによって、アンプ512bによって増幅されたサラウンド後方左音声信号SBLは、サラウンド後方左SP端子514bに供給され、アンプ512cによって増幅された左上側音声信号LHは、左上側SP端子514dに供給される。
サラウンド後方左音声信号SBL、及び、左外側音声信号LWが含まれる場合、DSPからスイッチS511cを介してアンプ512bにサラウンド後方左音声信号SBLを供給し、DSPからスイッチS511eを介してアンプ512cに左外側音声信号LWを供給させる。そして、スイッチS513b、S513dをオン状態に制御し、S513c、S513eをオフ状態に制御することによって、アンプ512bによって増幅されたサラウンド後方左音声信号SBLは、サラウンド後方左SP端子514bに供給され、アンプ512cによって増幅された左外側音声信号LWは、左外側SP端子514cに供給される。
左外側音声信号LW、及び、左上側音声信号LHが含まれる場合、DSPからスイッチS511cを介してアンプ512bに左外側音声信号LWを供給し、DSPからスイッチS511eを介してアンプ512cに左上側音声信号LHを供給させる。そして、スイッチS513c、S513eをオン状態に制御し、S513b、S513dをオフ状態に制御することによって、アンプ512bによって増幅された左外側音声信号LWは、左外側SP端子514cに供給され、アンプ512cによって増幅された左上側音声信号LHは、左上側SP端子514dに供給される。
また、音声処理装置は、ZONE2、ZONE3、ZONE4等の他のルームに配置されるスピーカーに音声信号を出力することができる。ZONE2の左音声信号のスピーカー端子は、左外側SP端子514cと兼用になっている。ZONE2音声信号を出力する場合、S511dをオン状態に、S511cをオフ状態に制御し、DSPからスイッチS511dを介してアンプ512bにZONE2左音声信号Z2Lを供給する。そして、スイッチS513b、S513dをオフ状態に、S513cをオン状態に制御することによって、アンプ512bによって増幅されたZONE2左音声信号Z2Lは、スイッチS513cを介してZONE2左SP端子514cに供給される。あるいは、ZONE2音声信号を出力する場合、S511fをオン状態に、S511e、S511gをオフ状態に制御し、DSPからスイッチS511fを介してアンプ512cにZONE2左音声信号Z2Lを供給する。そして、スイッチS513dをオン状態に、S513c、S513eをオフ状態に制御することによって、アンプ512cによって増幅されたZONE2左音声信号Z2Lは、スイッチS513dを介してZONE2左SP端子514cに供給される。
ZONE3左音声信号のスピーカー端子は、左上側SP端子514dと兼用になっている。ZONE3音声信号を出力する場合、S511gをオン状態に、S511e、S511fをオフ状態に制御し、DSPからスイッチS511gを介してアンプ512cにZONE3左音声信号Z3Lを供給する。そして、スイッチS513eをオン状態に、S513dをオフ状態に制御することによって、アンプ512cによって増幅されたZONE3左音声信号Z3Lは、スイッチS513eを介してZONE3左SP端子514dに供給される。
ZONE4左音声信号のスピーカー端子は、サラウンド左SP端子514aと兼用になっている。ZONE4音声信号を出力する場合、S511bをオン状態に、S511aをオフ状態に制御し、DSPからスイッチS511bを介してアンプ512aにZONE4左音声信号Z4Lを供給する。そして、スイッチS513aをオン状態に制御することによって、アンプ512aによって増幅されたZONE4左音声信号Z4Lは、スイッチS513aを介してZONE4左SP端子514aに供給される。
ここで、ZONE4左音声信号のスピーカー端子は、サラウンド左SP端子514aと兼用になっているので、ZONE4音声信号を出力する場合には、ZONE4左SP端子514aにZONE4左スピーカーを接続する必要がある。この場合、サラウンド左スピーカーをスピーカー端子514aに接続することができない。従って、ZONE4音声信号を再生せずに、サラウンド左音声信号SLを再生する場合には、スピーカー端子514aに接続されているZONE4スピーカーを接続解除して、別途、サラウンド左スピーカーを接続する必要があり、非常に煩雑である。サラウンド左音声信号の使用頻度は非常に高いので、ZONE4を使用する場合には、頻繁にスピーカーを接続し直す必要がある。なお、ZONE4左音声信号のスピーカー端子をサラウンド左SP端子514aと兼用しているのは、ZONE2音声信号と、ZONE3音声信号と、ZONE4音声信号とを同時に再生することを可能とするためである。
図16は、別の音声処理装置を示す。サラウンド後方左音声信号SBLが含まれる場合、スイッチS611cをオン状態に、S611dをオフ状態に制御し、DSPからスイッチS611cを介してアンプ612bにサラウンド後方左音声信号SBLを供給する。そして、スイッチS613cをオン状態に制御し、S613d、S613eをオフ状態に制御することによって、アンプ612bによって増幅されたサラウンド後方左音声信号SBLは、サラウンド後方左SP端子614bに供給される。
左外側音声信号LWが含まれる場合、スイッチS611cをオン状態に、S611dをオフ状態に制御し、DSPからスイッチS611cを介してアンプ612bに左外側音声信号LWを供給する。そして、スイッチS613dをオン状態に制御し、S613c、S613eをオフ状態に制御することによって、アンプ612bによって増幅された左外側音声信号LWは、左外側SP端子614cに供給される。
左上側音声信号LHが含まれる場合、スイッチS611cをオン状態に、S611dをオフ状態に制御し、DSPからスイッチS611cを介してアンプ612bに左上側音声信号LHを供給する。そして、スイッチS613eをオン状態に制御し、S613c、S613dをオフ状態に制御することによって、アンプ612bによって増幅された左上側音声信号LHは、左上側SP端子614dに供給される。
ZONE2左音声信号のスピーカー端子は、左外側SP端子614cと兼用になっている。ZONE2音声信号を出力する場合、S611dをオン状態に、S611cをオフ状態に制御し、DSPからスイッチS611dを介してアンプ612bにZONE2左音声信号Z2Lを供給する。そして、スイッチS613dをオン状態に、S613c、S613eをオフ状態に制御することによって、アンプ612bによって増幅されたZONE2左音声信号Z2Lは、スイッチS613dを介してZONE2左SP端子614cに供給される。
ZONE3左音声信号のスピーカー端子は、サラウンド左SP端子614aと兼用になっている。ZONE3音声信号を出力する場合、S611bをオン状態に、S611aをオフ状態に制御し、DSPからスイッチS611bを介してアンプ612aにZONE3左音声信号Z3Lを供給する。そして、スイッチS613aをオン状態に制御することによって、アンプ612aによって増幅されたZONE3左音声信号Z3Lは、スイッチS613aを介してZONE3左SP端子614aに供給される。
ここで、ZONE3左音声信号のスピーカー端子は、サラウンド左SP端子614aと兼用になっているので、ZONE3音声信号を出力する場合には、ZONE3左SP端子614aにZONE3左スピーカーを接続する必要がある。この場合、サラウンド左スピーカーをスピーカー端子614aに接続することができない。従って、ZONE3音声信号を再生せずに、サラウンド左音声信号SLを再生する場合には、スピーカー端子614aに接続されているZONE3スピーカーを接続解除して、別途、サラウンド左スピーカーを接続する必要があり、非常に煩雑である。サラウンド左音声信号の使用頻度は非常に高いので、ZONE3を使用する場合には、頻繁にスピーカーを接続し直す必要がある。なお、ZONE3左音声信号のスピーカー端子をサラウンド左SP端子614aと兼用しているのは、ZONE2音声信号と、ZONE3音声信号とを同時に再生することを可能とするためである。
特開2011−229113号公報 特開2010−183203号公報
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、サラウンド左スピーカーを接続解除することなく、第4ルーム左音声信号(又は、第3ルーム左音声信号)を出力することができる音声処理装置を提供することである。
本発明の好ましい実施形態による音声処理装置は、サラウンド左音声信号(又は、サラウンド右音声信号)、又は、第4ルーム左音声信号(又は、第4ルーム右音声信号)を増幅する第1増幅部と、第2増幅部と、第3増幅部と、サラウンド左音声信号を出力する第1スピーカー端子と、第1拡張左音声信号(又は第1拡張右音声信号)、又は、第4ルーム左音声信号を出力する第2スピーカー端子と、第2拡張左音声信号(又は第2拡張右音声信号)、又は、第2ルーム左音声信号(又は、第2ルーム右音声信号)を出力する第3スピーカー端子と、第3拡張左音声信号(又は第3拡張右音声信号)、又は、第3ルーム左音声信号(又は、第3ルーム右音声信号)を出力する第4スピーカー端子と、前記第1増幅部からのサラウンド左音声信号を前記第1スピーカー端子に供給するか否かを切換える第1スイッチと、前記第1増幅部からの第4ルーム左音声信号を前記第2スピーカー端子に供給するか否かを切換える第2スイッチと、増幅された第1拡張左音声信号を前記第2スピーカー端子に供給するか否かを切換える第3スイッチと、増幅された第2拡張左音声信号、又は、第2ルーム左音声信号を前記第3スピーカー端子に供給するか否かを切換える第4スイッチと、増幅された第3拡張左音声信号、又は、第3ルーム左音声信号を前記第4スピーカー端子に供給するか否かを切換える第5スイッチと、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ、前記第3スイッチ、前記第4スイッチ、及び、前記第5スイッチを制御する切換制御部とを備える。
第4ルーム左音声信号を出力する場合、第1スイッチをオフ状態に、第2スイッチをオン状態に、第3スイッチをオフ状態に制御する。従って、第4ルーム左音声信号は第1増幅部で増幅され、第2スイッチを介して、第2スピーカー端子に供給される。第1スピーカー端子は、サラウンド左音声信号の専用の出力端子になっているので、サラウンド左スピーカーを接続解除することなく、第4ルーム左音声信号を出力することができる。
本発明の好ましい実施形態による音声処理装置は、サラウンド左音声信号(又は、サラウンド右音声信号)、又は、第3ルーム左音声信号(又は、第3ルーム右音声信号)を増幅する第1増幅部と、第1拡張左音声信号(又は第1拡張右音声信号)、又は、第2拡張左音声信号(又は第2拡張右音声信号)、又は、第3拡張左音声信号(又は第3拡張右音声信号)、又は、第2ルーム左音声信号(又は、第2ルーム右音声信号)を増幅する第2増幅部と、サラウンド左音声信号を出力する第1スピーカー端子と、第1拡張左音声信号を出力する第2スピーカー端子と、第2拡張左音声信号、又は、第2ルーム左音声信号を出力する第3スピーカー端子と、第3拡張左音声信号、又は、第3ルーム左音声信号を出力する第4スピーカー端子と、前記第1増幅部からのサラウンド左音声信号を前記第1スピーカー端子に供給するか否かを切換える第1スイッチと、前記第1増幅部からの第3ルーム左音声信号を前記第4スピーカー端子に供給するか否かを切換える第2スイッチと、前記第2増幅部からの第1拡張左音声信号を前記第2スピーカー端子に供給するか否かを切換える第3スイッチと、前記第2増幅部からの第2拡張左音声信号、又は、第2ルーム左音声信号を前記第3スピーカー端子に供給するか否かを切換える第4スイッチと、前記第2増幅部からの第3拡張左音声信号を前記第4スピーカー端子に供給するか否かを切換える第5スイッチと、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ、前記第3スイッチ、前記第4スイッチ、及び、前記第5スイッチを制御する切換制御部とを備える。
第3ルーム左音声信号を出力する場合、第1スイッチをオフ状態に、第2スイッチをオン状態に、第5スイッチをオフ状態に制御する。従って、第3ルーム左音声信号は、第1増幅部で増幅され、第2スイッチを介して第4スピーカー端子に供給される。第1スピーカー端子は、サラウンド左音声信号の専用の出力端子になっているので、サラウンド左スピーカーを接続解除することなく、第3ルーム左音声信号を出力することができる。
好ましい実施形態においては、前記第1拡張左音声信号が、サラウンド後方左音声信号、左外側音声信号、左上側音声信号及び左中央側音声信号のいずれかであり(又は、前記第1拡張右音声信号が、サラウンド後方右音声信号、右外側音声信号、右上側音声信号及び右中央側音声信号のいずれかであり)、前記第2拡張左音声信号が、サラウンド後方左音声信号、左外側音声信号、左上側音声信号及び左中央側音声信号のいずれかであり、かつ、前記第1拡張左音声信号とは異なり(又は、前記第2拡張右音声信号が、サラウンド後方右音声信号、右外側音声信号、右上側音声信号及び右中央側音声信号のいずれかであり、かつ、前記第1拡張右音声信号とは異なり)、前記第3拡張左音声信号が、サラウンド後方左音声信号、左外側音声信号、左上側音声信号及び左中央側音声信号のいずれかであり、かつ、前記第1拡張左音声信号および前記第2拡張左音声信号とは異なる(又は、前記第3拡張右音声信号が、サラウンド後方右音声信号、右外側音声信号、右上側音声信号及び右中央側音声信号のいずれかであり、かつ、前記第1拡張右音声信号および前記第2拡張右音声信号とは異なる)。
本発明は、上記いずれかの構成を備えているので、サラウンド左スピーカーを接続解除することなく、第4ルーム左音声信号(又は、第3ルーム左音声信号)を出力することができる音声処理装置を提供することができる。
AVアンプ及びスピーカーの配置を示す図である。 AVアンプ及びスピーカーの配置を示す図である。 音声再生システムを示す図である。 音声信号のチャンネルを示す図である。 音声処理部を示す図である。 音声処理部を示す図である。 音声信号のチャンネルを示す図である。 音声処理部を示す図である。 音声処理部を示す図である。 AVアンプ及びスピーカーの配置を示す図である。 音声処理部を示す図である。 音声処理部を示す図である。 音声処理部を示す図である。 音声処理部を示す図である。 背景技術で説明する音声処理部を示す図である。 背景技術で説明する音声処理部を示す図である。
以下、本発明の好ましい実施形態によるディスク再生装置(以下、BDプレーヤという。)、音声処理装置(以下、AVアンプという。)及びディスプレイ装置を備える音声再生システムついて、図面を参照して具体的に説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。図1は、AVアンプ1、及び、各スピーカーの配置の一例を説明する図である。AVアンプ1には、左スピーカーSL、右スピーカーSR、中央スピーカーSC、低域スピーカーSSW、サラウンド左スピーカーSSL、サラウンド右スピーカーSSR、サラウンド後方左スピーカーSSBL、サラウンド後方右スピーカーSSBR、左上側スピーカーSLH、右上側スピーカーSRH、左外側スピーカーSLW、右外側スピーカーSRWが接続されている。
図2は、図1において、サラウンド後方左スピーカーSSBL、サラウンド後方右スピーカーSSBR、左上側スピーカーSLH、右上側スピーカーSRH、左外側スピーカーSLW、右外側スピーカーSRWの代わりに、ZONE2左スピーカーSZ2L、ZONE2右スピーカーSZ2R、ZONE3左スピーカーSZ3L、ZONE3右スピーカーSZ3R、ZONE4左スピーカーSZ4L、ZONE4右スピーカーSZ4Rが接続された状態を示す。
図3は、音声再生システムの構成を示すブロック図である。BDプレーヤ100、AVアンプ1及びディスプレイ装置200は、例えばHDMI規格に準拠し、HDMIケーブルを介して相互に接続されている。BDプレーヤ100は、マルチチャンネル音声データ及び映像データを含むHDMIデータをAVアンプ1に送信する。AVアンプ1は、BDプレーヤ100から受信したHDMIデータに含まれるマルチチャンネル音声データを増幅してスピーカーに出力する。また、AVアンプ1は、映像データを含むHDMIデータをディスプレイ装置200に送信する。ディスプレイ装置200は、AVアンプ1から受信したHDMIデータに含まれる映像データを表示する。
AVアンプ1は、制御部2と、HDMI受信部3と、HDMI送信部4と、音声処理部5と、操作部6と、表示部7と、HDMI端子8,9とを有している。AVアンプ1には、スピーカー300(図1、図2の各スピーカーに相当)が接続されている。
HDMI受信部3は、BDプレーヤ100から送信されたHDMIデータを受信して、受信したHDMIデータから元の映像データを生成し、HDMI送信部4に供給する。また、HDMI受信部3は、受信したHDMIデータから元のマルチチャンネル音声データを生成して、音声処理部5に供給する。
音声処理部5は、HDMI受信部3から供給されたマルチチャンネル音声データをデコードし、音響処理、D/A変換処理、ボリューム調整処理、増幅処理等の各処理を実行し、スピーカー300に各チャンネルの音声信号を供給する。音声処理部5に供給されるマルチチャンネル音声データについて説明する。Dolby True HD、Dolby Digital Plus、DTS-HD等のHD(High Definition)関連の音声フォーマットにおいては、図4に示すように、例えば、左音声信号L(前方左音声信号)、右音声信号R(前方右音声信号)、中央音声信号C、低域音声信号SW、サラウンド左音声信号SL、サラウンド右音声信号SR、サラウンド後方左音声信号SBL、サラウンド後方右音声信号SBR、左外側音声信号LW、右外側音声信号RW、左上側音声信号LH、右上側音声信号RH等が含まれる。
サラウンド後方左音声信号SBLは、ユーザの後方左側の位置から再生される音声信号である。サラウンド後方右音声信号SBRは、ユーザの後方右側の位置から再生される音声信号である。左外側音声信号LWは、左音声信号Lの外側(左側)の位置(つまりユーザの前方左外側)から再生される音声信号である。右外側音声信号RWは、右音声信号Rの外側(右)の位置(つまりユーザの前方右外側)から再生される音声信号である。左上側音声信号LHは、左音声信号Lの上側の位置(つまりユーザの前方左上側)から再生される音声信号である。右上側音声信号RHは、右音声信号Rの上側の位置(つまりユーザの前方右上側)から再生される音声信号である。
図5、図6は、音声処理部5の要部を示すブロック図である。図5は左チャンネルに関する構成を示し、図6は右チャンネルに関する構成を示す。音声処理部5は、前段SP(スピーカー)リレー11と、パワーアンプ12と、後段SP(スピーカー)リレー13と、SP(スピーカー)端子14とを有する。図5、図6においては、基本の5.1chのうちの3.1ch分(左音声信号L、右音声信号R、中央音声信号C、低域音声信号SW)に関する各回路については従来と同じであるので省略している。また、前段SPリレー11の前段に設けられるDSP等についても省略している。
DSPは、HDMI受信部3から供給されるマルチチャンネル音声データをデコードし、各チャンネルの音声データを生成する。生成された音声データは、前段SPリレー11に供給される。
前段SPリレー11は、スイッチS11a〜S11gを有する。各スイッチは、制御部2からの指示に応じてオンオフ制御される。
スイッチS11aは、DSPから入力されるサラウンド左音声信号SLをアンプ12aに供給するか否かを切換える。スイッチS11bは、DSPから供給されるZONE4左音声信号Z4Lをアンプ12aに供給するか否かを切換える。スイッチS11cは、DSPから入力されるサラウンド後方左音声信号SBL又は左外側音声信号LWをアンプ12bに供給するか否かを切換える。スイッチS11dは、DSPから供給されるZONE2左音声信号Z2Lをアンプ12bに供給するか否かを切換える。スイッチS11eは、DSPから入力される左上側音声信号LH又は左外側音声信号LWをアンプ12cに供給するか否かを切換える。スイッチS11fは、DSPから供給されるZONE2左音声信号Z2Lをアンプ12cに供給するか否かを切換える。スイッチS11gは、DSPから供給されるZONE3左音声信号Z3Lをアンプ12cに供給するか否かを切換える。
スイッチS11hは、DSPから入力されるサラウンド右音声信号SRをアンプ12dに供給するか否かを切換える。スイッチS11iは、DSPから供給されるZONE4右音声信号Z4Rをアンプ12dに供給するか否かを切換える。スイッチS11jは、DSPから入力されるサラウンド後方右音声信号SBR又は右外側音声信号RWをアンプ12eに供給するか否かを切換える。スイッチS11kは、DSPから供給されるZONE2右音声信号Z2Rをアンプ12eに供給するか否かを切換える。スイッチS11lは、DSPから入力される右上側音声信号RH又は右外側音声信号RWをアンプ12fに供給するか否かを切換える。スイッチS11mは、DSPから供給されるZONE2右音声信号Z2Rをアンプ12fに供給するか否かを切換える。スイッチS11nは、DSPから供給されるZONE3右音声信号Z3Rをアンプ12fに供給するか否かを切換える。
パワーアンプ12は、アンプ12a〜12fを有する。アンプ12aは、スイッチS11aから供給されるサラウンド左音声信号SLを増幅して後段SPリレー13(スイッチS13a)に供給する。あるいは、アンプ12aは、スイッチS11bから供給されるZONE4左音声信号Z4Lを増幅して後段SPリレー13(スイッチS13b)に供給する。アンプ12bは、スイッチS11cから供給されるサラウンド後方左音声信号SBLを増幅して後段SPリレー13(スイッチS13c)に供給する。あるいは、アンプ12bは、スイッチS11cから供給される左外側音声信号LWを増幅して後段SPリレー13(スイッチS13d)に供給する。あるいは、アンプ12bは、スイッチS11dから供給されるZONE2左音声信号Z2Lを増幅して後段SPリレー13(スイッチS13d)に供給する。アンプ12cは、スイッチS11eから供給される左上側音声信号LHを増幅して後段SPリレー13(スイッチS13f)に供給する。あるいは、アンプ12cは、スイッチS11eから供給される左外側音声信号LWを増幅して後段SPリレー13(スイッチS13e)に供給する。あるいは、アンプ12cは、スイッチS11fから供給されるZONE2左音声信号Z2Lを増幅して後段SPリレー13(スイッチS13e)に供給する。あるいは、アンプ12cは、スイッチS11gから供給されるZONE3左音声信号Z3Lを増幅して後段SPリレー13(スイッチS13f)に供給する。
アンプ12dは、スイッチS11hから供給されるサラウンド右音声信号SRを増幅して後段SPリレー13(スイッチS13g)に供給する。あるいは、アンプ12dは、スイッチS11iから供給されるZONE4右音声信号Z4Rを増幅して後段SPリレー13(スイッチS13h)に供給する。アンプ12eは、スイッチS11jから供給されるサラウンド後方右音声信号SBRを増幅して後段SPリレー13(スイッチS13i)に供給する。あるいは、アンプ12eは、スイッチS11jから供給される右外側音声信号RWを増幅して後段SPリレー13(スイッチS13j)に供給する。あるいは、アンプ12eは、スイッチS11kから供給されるZONE2右音声信号Z2Rを増幅して後段SPリレー13(スイッチS13j)に供給する。アンプ12fは、スイッチS11lから供給される右上側音声信号RHを増幅して後段SPリレー13(スイッチS13l)に供給する。あるいは、アンプ12fは、スイッチS11lから供給される右外側音声信号RWを増幅して後段SPリレー13(スイッチS13k)に供給する。あるいは、アンプ12fは、スイッチS11mから供給されるZONE2右音声信号Z2Rを増幅して後段SPリレー13(スイッチS13k)に供給する。あるいは、アンプ12fは、スイッチS11nから供給されるZONE3右音声信号Z3Rを増幅して後段SPリレー13(スイッチS13l)に供給する。
後段SPリレー13は、リレースイッチ(以下スイッチという。)S13a〜S13lを有する。これらの各スイッチは制御部2からの指示に応じてオンオフ制御される。
スイッチS13aは、アンプ12aから供給されるサラウンド左音声信号SLを、サラウンド左SP端子14aに供給するか否かを切り換える。スイッチS13bは、アンプ12aから供給されるZONE4左音声信号Z4Lを、サラウンド後方左/ZONE4左SP端子14bに供給するか否かを切り換える。スイッチS13cは、アンプ12bから供給されるサラウンド後方左音声信号SBLを、サラウンド後方左/ZONE4左SP端子14bに供給するか否かを切り換える。スイッチS13dは、アンプ12bから供給される左外側音声信号LW又はZONE2左音声信号Z2Lを、左外側/ZONE2左SP端子14cに供給するか否かを切り換える。スイッチS13eは、アンプ12cから供給される左外側音声信号LW又はZONE2左音声信号Z2Lを、左外側/ZONE2左SP端子14cに供給するか否かを切り換える。スイッチS13fは、アンプ12cから供給される左上側音声信号LH又はZONE3左音声信号Z3Lを、左上側/ZONE3左SP端子14dに供給するか否かを切り換える。
スイッチS13gは、アンプ12dから供給されるサラウンド右音声信号SRを、サラウンド右SP端子14eに供給するか否かを切り換える。スイッチS13hは、アンプ12dから供給されるZONE4右音声信号Z4Rを、サラウンド後方右/ZONE4右SP端子14fに供給するか否かを切り換える。スイッチS13iは、アンプ12eから供給されるサラウンド後方右音声信号SBRを、サラウンド後方右/ZONE4右SP端子14fに供給するか否かを切り換える。スイッチS13jは、アンプ12eから供給される右外側音声信号RW又はZONE2右音声信号Z2Rを、右外側/ZONE2右SP端子14gに供給するか否かを切り換える。スイッチS13kは、アンプ12fから供給される右外側音声信号RW又はZONE2右音声信号Z2Rを、右外側/ZONE2右SP端子14gに供給するか否かを切り換える。スイッチS13lは、アンプ12fから供給される右上側音声信号RH又はZONE3右音声信号Z3Rを、右上側/ZONE3右SP端子14hに供給するか否かを切り換える。
SP端子14は、SP端子14a〜14hを有する。サラウンド左SP端子14aにはサラウンド左スピーカーSSLが接続される。サラウンド後方左/ZONE4左SP端子14bにはサラウンド後方左スピーカーSSBL又はZONE4左スピーカーSZ4Lが接続される。左外側/ZONE2左SP端子14cには左外側スピーカーSLW又はZONE2左スピーカーSZ2Lが接続される。左上側/ZONE3左SP端子14dには左上側スピーカーSLH又はZONE3左スピーカーSZ4Lが接続される。
サラウンド右SP端子14eにはサラウンド右スピーカーSSRが接続される。サラウンド後方右/ZONE4右SP端子14fにはサラウンド後方右スピーカーSSBR又はZONE4右スピーカーSZ4Rが接続される。右外側/ZONE2右SP端子14gには右外側スピーカーSRW又はZONE2右スピーカーSZ2Rが接続される。右上側/ZONE3右SP端子14hには右上側スピーカーSRH又はZONE3右スピーカーSZ4Rが接続される。
図3に戻り、HDMI送信部4は、HDMI受信部3から供給された映像データを、HDMIデータに変換し、ディスプレイ装置200に送信する。
制御部2は、内蔵又は接続された図示しないメモリに記憶されているAVアンプの動作プログラムに基づいて、各部を制御するものであり、例えば、マイクロコンピュータやCPU等である。制御部2は、マルチチャンネル音声データに含まれるチャンネル(つまり、再生すべきチャンネル)や、ユーザ操作によるZONE出力設定を判別し、DSPからスイッチに供給する音声信号を制御し、各スイッチを切換制御する。なお、マルチチャンネル音声データは、BDプレーヤ100から受信する音声データに限定されず、DSPが生成して出力する音声データであってもよい。
HDMI受信部3は、HDMIデータから元のマルチチャンネル音声データを生成し、音声処理部5に供給する。音声処理部5は、マルチチャンネル音声データをデコードし、その情報領域に含まれているチャンネル情報を読み出して、制御部2に供給する。
以下、本実施形態の動作を説明する。
[サラウンド左音声信号SL、サラウンド右音声信号SRを再生する場合]
制御部2は、マルチチャンネル音声データにサラウンド左音声信号SLが含まれていると判断した場合、スイッチS11a、S13aをオン状態に制御し、S11b、S13bをオフ状態に制御する。従って、DSPからのサラウンド左音声信号SLは、スイッチS11aを介してアンプ12aに供給され、アンプ12aで増幅され、スイッチS13aを介して、サラウンド左SP端子14aに供給される。
制御部2は、マルチチャンネル音声データにサラウンド右音声信号SRが含まれていると判断した場合、スイッチS11h、S13gをオン状態に制御し、S11i、S13hをオフ状態に制御する。従って、DSPからのサラウンド右音声信号SRは、スイッチS11hを介してアンプ12dに供給され、アンプ12dで増幅され、スイッチS13gを介して、サラウンド右SP端子14eに供給される。
[サラウンド後方左音声信号SBL、サラウンド後方右音声信号SBRを再生する場合]
制御部2は、マルチチャンネル音声データにサラウンド後方左音声信号SBLが含まれていると判断した場合、スイッチS11c、S13cをオン状態に制御し、S11d、S13b、S13dをオフ状態に制御する。従って、DSPからのサラウンド後方左音声信号SBLは、スイッチS11cを介してアンプ12bに供給され、アンプ12bで増幅され、スイッチS13cを介して、サラウンド後方左/ZONE4左SP端子14bに供給される。
制御部2は、マルチチャンネル音声データにサラウンド後方右音声信号SBRが含まれていると判断した場合、スイッチS11j、S13iをオン状態に制御し、S11k、S13h、S13jをオフ状態に制御する。従って、DSPからのサラウンド後方右音声信号SBRは、スイッチS11jを介してアンプ12eに供給され、アンプ12eで増幅され、スイッチS13iを介して、サラウンド後方右/ZONE4右SP端子14fに供給される。
[左上側音声信号LH、右上側音声信号RHを再生する場合]
制御部2は、マルチチャンネル音声データに左上側音声信号LHが含まれていると判断した場合、スイッチS11e、S13fをオン状態に制御し、S11f、S11g、S13eをオフ状態に制御する。従って、DSPからの左上側音声信号LHは、スイッチS11eを介してアンプ12cに供給され、アンプ12cで増幅され、スイッチS13fを介して、左上側/ZONE3左SP端子14dに供給される。
制御部2は、マルチチャンネル音声データに右上側音声信号RHが含まれていると判断した場合、スイッチS11l、S13lをオン状態に制御し、S11m、S11n、S13kをオフ状態に制御する。従って、DSPからの右上側音声信号RHは、スイッチS11lを介してアンプ12fに供給され、アンプ12fで増幅され、スイッチS13lを介して、右上側/ZONE3右SP端子14hに供給される。
[左外側音声信号LW、右外側音声信号RWを再生する場合(1)]
制御部2は、マルチチャンネル音声データに左外側音声信号LWが含まれていると判断した場合、スイッチS11c、S13dをオン状態に制御し、S11d、S13c、13eをオフ状態に制御する。従って、DSPからの左外側音声信号LWは、スイッチS11cを介してアンプ12bに供給され、アンプ12bで増幅され、スイッチS13dを介して、左外側/ZONE2左SP端子14cに供給される。
制御部2は、マルチチャンネル音声データに右外側音声信号RWが含まれていると判断した場合、スイッチS11j、S13jをオン状態に制御し、S11k、S13i、S13kをオフ状態に制御する。従って、DSPからの右外側音声信号RWは、スイッチS11jを介してアンプ12eに供給され、アンプ12eで増幅され、スイッチS13jを介して、右外側/ZONE2右SP端子14gに供給される。
この場合、左外側音声信号LWを再生しながら、左上側音声信号LH、又は、ZONE3左音声信号Z3Lの一方を再生することができる。さらに、左外側音声信号LWを再生しながら、ZONE4左音声信号Z4Lを再生することができる。同様に、右外側音声信号RWを再生しながら、右上側音声信号RH、又は、ZONE3右音声信号Z3Rの一方を再生することができる。さらに、右外側音声信号RWを再生しながら、ZONE4右音声信号Z4Rを再生することができる。
[左外側音声信号LW、右外側音声信号RWを再生する場合(2)]
制御部2は、マルチチャンネル音声データに左外側音声信号LWが含まれていると判断した場合、スイッチS11e、S13eをオン状態に制御し、S11f、S11g、S13d、13fをオフ状態に制御する。従って、DSPからの左外側音声信号LWは、スイッチS11eを介してアンプ12cに供給され、アンプ12cで増幅され、スイッチS13eを介して、左外側/ZONE2左SP端子14cに供給される。
制御部2は、マルチチャンネル音声データに右外側音声信号RWが含まれていると判断した場合、スイッチS11l、S13kをオン状態に制御し、S11m、S11n、S13j、13lをオフ状態に制御する。従って、DSPからの右外側音声信号RWは、スイッチS11lを介してアンプ12fに供給され、アンプ12fで増幅され、スイッチS13kを介して、右外側/ZONE2右SP端子14gに供給される。
この場合、左外側音声信号LWを再生しながら、サラウンド後方左音声信号SBL、又は、ZONE4左音声信号Z4Lの一方を再生することができる。同様に、右外側音声信号RWを再生しながら、サラウンド後方右音声信号SBR、又は、ZONE4右音声信号Z4Rの一方を再生することができる。
[ZONE4左音声信号Z4L、ZONE4右音声信号Z4Rを再生する場合]
制御部2は、ユーザ操作によってZONE4左音声信号Z4Lを再生するように設定されていると判断した場合、スイッチS11b、S13bをオン状態に制御し、S11a、S13a、S13cをオフ状態に制御する。従って、DSPからのZONE4左音声信号Z4Lは、スイッチS11bを介してアンプ12aに供給され、アンプ12aで増幅され、スイッチS13bを介して、サラウンド後方左/ZONE4左SP端子14bに供給される。
制御部2は、ユーザ操作によってZONE4右音声信号Z4Rを再生するように設定されていると判断した場合、スイッチS11i、S13hをオン状態に制御し、S11h、S13g、S13iをオフ状態に制御する。従って、DSPからのZONE4右音声信号Z4Rは、スイッチS11iを介してアンプ12dに供給され、アンプ12dで増幅され、スイッチS13hを介して、サラウンド後方右/ZONE4右SP端子14fに供給される。
このように、ZONE4左音声信号Z4Lは、サラウンド左音声信号SLと同時に再生することはできないが、サラウンド左SP端子14aではなく、サラウンド後方左/ZONE4左SP端子14bから出力される。つまり、サラウンド左SP端子14aは、サラウンド左音声信号SLを再生するための専用のスピーカー端子になっている。従って、ZONE4左音声信号Z4Lを再生するために、使用頻度の高いサラウンド左スピーカーSSLを接続解除する必要がない。同様に、ZONE4右音声信号Z4Rは、サラウンド右音声信号SRと同時に再生することはできないが、サラウンド右SP端子14eではなく、サラウンド後方右/ZONE4右SP端子14fから出力される。つまり、サラウンド右SP端子14eは、サラウンド右音声信号SRを再生するための専用のスピーカー端子になっている。従って、ZONE4右音声信号Z4Rを再生するために、使用頻度の高いサラウンド右スピーカーSSRを接続解除する必要がない。
また、ZONE4左音声信号Z4Lを再生しながら、ZONE2左音声信号Z2L(又は左外側音声信号LW)、及び、ZONE3左音声信号Z3L(又は左上側音声信号LH)を再生することができる。同様に、ZONE4右音声信号Z4Rを再生しながら、ZONE2右音声信号Z2R(又は右外側音声信号RW)、及び、ZONE3右音声信号Z3R(又は右上側音声信号RH)を再生することができる。
[ZONE3左音声信号Z3L、ZONE3右音声信号Z3Rを再生する場合]
制御部2は、ユーザ操作によってZONE3左音声信号Z3Lを再生するように設定されていると判断した場合、スイッチS11g、S13fをオン状態に制御し、S11e、S11f、S13eをオフ状態に制御する。従って、DSPからのZONE3左音声信号Z3Lは、スイッチS11gを介してアンプ12cに供給され、アンプ12cで増幅され、スイッチS13fを介して、左上側/ZONE3左SP端子14dに供給される。
制御部2は、ユーザ操作によってZONE3右音声信号Z3Rを再生するように設定されていると判断した場合、スイッチS11n、S13lをオン状態に制御し、S11l、S11m、S13kをオフ状態に制御する。従って、DSPからのZONE3右音声信号Z3Rは、スイッチS11nを介してアンプ12fに供給され、アンプ12fで増幅され、スイッチS13lを介して、右上側/ZONE3右SP端子14hに供給される。
ZONE3左音声信号Z3Lを再生しながら、ZONE2左音声信号Z2L(又は、左外側音声信号、又は、サラウンド後方左音声信号SBL)を再生することができる。ZONE3左音声信号Z3Lを再生しながら、ZONE4左音声信号Z4L(又は、サラウンド左音声信号SL)を再生することができる。同様に、ZONE3右音声信号Z3Rを再生しながら、ZONE2右音声信号Z2R(又は、右外側音声信号、又は、サラウンド後方右音声信号BR)を再生することができる。ZONE3右音声信号Z3Rを再生しながら、ZONE4右音声信号Z4R(又は、サラウンド右音声信号SR)を再生することができる。
[ZONE2左音声信号Z2L、ZONE2右音声信号Z2Rを再生する場合(1)]
制御部2は、ユーザ操作によってZONE2左音声信号Z2Lを再生するように設定されていると判断した場合、スイッチS11d、S13dをオン状態に制御し、S11c、S13c、S13eをオフ状態に制御する。従って、DSPからのZONE2左音声信号Z2Lは、スイッチS11dを介してアンプ12bに供給され、アンプ12bで増幅され、スイッチS13dを介して、左外側/ZONE2左SP端子14cに供給される。
制御部2は、ユーザ操作によってZONE2右音声信号Z2Rを再生するように設定されていると判断した場合、スイッチS11k、S13jをオン状態に制御し、S11j、S13i、S13kをオフ状態に制御する。従って、DSPからのZONE2右音声信号Z2Rは、スイッチS11kを介してアンプ12eに供給され、アンプ12eで増幅され、スイッチS13jを介して、右外側/ZONE2右SP端子14gに供給される。
この場合、ZONE2左音声信号Z2Lを再生しながら、左上側音声信号LH、又は、ZONE3左音声信号Z3Lの一方を再生することができる。さらに、ZONE2左音声信号Z2Lを再生しながら、ZONE4左音声信号Z4L又はサラウンド左音声信号SLを再生することができる。同様に、ZONE2右音声信号Z2Rを再生しながら、右上側音声信号RH、又は、ZONE3右音声信号Z3Rの一方を再生することができる。さらに、ZONE2右音声信号Z2Rを再生しながら、ZONE4右音声信号Z4R又はサラウンド右音声信号SRを再生することができる。
[ZONE2左音声信号Z2L、ZONE2右音声信号Z2Rを再生する場合(2)]
制御部2は、ユーザ操作によってZONE2左音声信号Z2Lを再生するように設定されていると判断した場合、スイッチS11f、S13eをオン状態に制御し、S11e、S11g、S13d、S13fをオフ状態に制御する。従って、DSPからのZONE2左音声信号Z2Lは、スイッチS11fを介してアンプ12cに供給され、アンプ12cで増幅され、スイッチS13eを介して、左外側/ZONE2左SP端子14cに供給される。
制御部2は、ユーザ操作によってZONE2右音声信号Z2Rを再生するように設定されていると判断した場合、スイッチS11m、S13kをオン状態に制御し、S11l、S11n、S13j、S13lをオフ状態に制御する。従って、DSPからのZONE2右音声信号Z2Rは、スイッチS11mを介してアンプ12fに供給され、アンプ12fで増幅され、スイッチS13kを介して、右外側/ZONE2右SP端子14gに供給される。
この場合、ZONE2左音声信号Z2Lを再生しながら、サラウンド左音声信号SL、又は、ZONE4左音声信号Z4Lの一方を再生することができる。同様に、ZONE2右音声信号Z2Rを再生しながら、サラウンド右音声信号SR、又は、ZONE4右音声信号Z4Rの一方を再生することができる。
次に本発明の別の好ましい実施形態を説明する。図7に示すように、本例では、左外側音声信号LWに代えて(又は加えて)左中央側音声信号LCが存在し、右外側音声信号RWに代えて(又は加えて)右中央側音声信号RCが存在する。左中央側音声信号LCは、左音声信号Lと中央音声信号Cとの間の位置から再生される音声信号である。右中央側音声信号RCは、右音声信号Rと中央音声信号Cとの間の位置から再生される音声信号である。この場合に、図8に示すように、左外側音声信号LWを左中央側音声信号LCに置き換え、右外側音声信号RWを右中央側音声信号RCに置き換えた回路構成が採用されるとよい。
これらを踏まえて上記実施形態を一般的に表現すると、サラウンド後方左音声信号SBLを第1拡張左音声信号と定義し、サラウンド後方右音声信号SBRを第1拡張右音声信号と定義し、左外側音声信号LWを第2拡張左音声信号と定義し、右外側音声信号RWを第2拡張右音声信号と定義し、左上側音声信号LHを第3拡張左音声信号と定義し、右上側音声信号RHを第3拡張右音声信号と定義する。
そして、第1拡張左音声信号は、サラウンド後方左音声信号SBL、左外側音声信号LW、左上側音声信号LHおよび左中央側音声信号LCのいずれかであればよい。第2拡張左音声信号は、サラウンド後方左音声信号SBL、左外側音声信号LW、左上側音声信号LHおよび左中央側音声信号LCのいずれかであればよく、かつ、第1拡張左音声信号と異なるチャンネルであればよい。第3拡張左音声信号は、サラウンド後方左音声信号SBL、左外側音声信号LW、左上側音声信号LHおよび左中央側音声信号LCのいずれかであればよく、かつ、第1拡張左音声信号および第2拡張左音声信号と異なるチャンネルであればよい。
同様に、第1拡張右音声信号は、サラウンド後方右音声信号SBR、右外側音声信号RW、右上側音声信号RHおよび右中央側音声信号RCのいずれかであればよい。第2拡張右音声信号は、サラウンド後方右音声信号SBR、右外側音声信号RW、右上側音声信号RHおよび右中央側音声信号RCのいずれかであればよく、かつ、第1拡張右音声信号と異なるチャンネルの信号であればよい。第3拡張右音声信号は、サラウンド後方右音声信号SBR、右外側音声信号RW、右上側音声信号RHおよび右中央側音声信号RCのいずれかであればよく、かつ、第1拡張左音声信号および第2拡張左音声信号と異なるチャンネルの信号であればよい。
また、図9に示すように、ZONE3左音声信号Z3LとZONE4左音声信号Z4Lとを入れ替えても良い。つまり、ZONE2、ZONE3、ZONE4の各数字に特に意味はなく、便宜上付けたものであって、本発明を実施するに際して、これらの数字が相互に入れ替えられていても、本発明の権利範囲に含まれる。
また、図10に示すように、図5の構成において、スイッチS11f、S13eを省略してもよい。この場合、サラウンド後方左音声信号SBLと左外側音声信号LW(又はZONE2左音声信号Z2L)とを同時に再生することができないが、ZONE4左音声信号Z4Lを再生する場合にサラウンド左SP端子14aへのサラウンドスピーカーSSLの接続を解除する必要がないという効果を得ることはできる。
次に本発明のさらに別の好ましい実施形態を説明する。図11は、図1において、左上側スピーカーSLH、右上側スピーカーSRH、左外側スピーカーSLW、右外側スピーカーSRWの代わりに、ZONE2左スピーカーSZ2L、ZONE2右スピーカーSZ2R、ZONE3左スピーカーSZ3L、ZONE3右スピーカーSZ3Rが接続された状態を示す。
図12、図13は、本実施形態の音声処理部105の要部を示すブロック図である。図12は左チャンネルに関する構成を示し、図13は右チャンネルに関する構成を示す。音声処理部105は、前段SP(スピーカー)リレー111と、パワーアンプ112と、後段SP(スピーカー)リレー113と、SP(スピーカー)端子114とを有する。図12、図13においては、基本の5.1chのうちの3.1ch分(左音声信号L、右音声信号R、中央音声信号C、低域音声信号SW)に関する各回路については従来と同じであるので省略している。また、前段SPリレー111の前段に設けられるDSP等についても省略している。
DSPは、HDMI受信部3から供給されるマルチチャンネル音声データをデコードし、各チャンネルの音声データを生成する。生成された音声データは、前段SPリレー111に供給される。
前段SPリレー111は、スイッチS111a〜S111hを有する。各スイッチは、制御部2からの指示に応じてオンオフ制御される。
スイッチS111aは、DSPから入力されるサラウンド左音声信号SLをアンプ112aに供給するか否かを切換える。スイッチS111bは、DSPから供給されるZONE3左音声信号Z3Lをアンプ112aに供給するか否かを切換える。スイッチS111cは、DSPから入力されるサラウンド後方左音声信号SBL又は左外側音声信号LW又は左上側音声信号LHをアンプ112bに供給するか否かを切換える。スイッチS111dは、DSPから供給されるZONE2左音声信号Z2Lをアンプ112bに供給するか否かを切換える。
スイッチS111eは、DSPから入力されるサラウンド右音声信号SRをアンプ112cに供給するか否かを切換える。スイッチS111fは、DSPから供給されるZONE3右音声信号Z3Rをアンプ112cに供給するか否かを切換える。スイッチS111gは、DSPから入力されるサラウンド後方右音声信号SBR又は右外側音声信号RW又は右上側音声信号RHをアンプ112dに供給するか否かを切換える。スイッチS111hは、DSPから供給されるZONE2右音声信号Z2Rをアンプ112dに供給するか否かを切換える。
パワーアンプ112は、アンプ12a〜12dを有する。アンプ112aは、スイッチS111aから供給されるサラウンド左音声信号SLを増幅して後段SPリレー13(スイッチS113a)に供給する。あるいは、アンプ112aは、スイッチS111bから供給されるZONE3左音声信号Z3Lを増幅して後段SPリレー113(スイッチS113b)に供給する。アンプ112bは、スイッチS111cから供給されるサラウンド後方左音声信号SBLを増幅して後段SPリレー113(スイッチS113c)に供給する。あるいは、アンプ112bは、スイッチS111cから供給される左外側音声信号LW又はスイッチS111dから供給されるZONE2左音声信号Z2Lを増幅して後段SPリレー113(スイッチS113d)に供給する。あるいは、アンプ112bは、スイッチS111cから供給される左上側音声信号LHを増幅して後段SPリレー113(スイッチS113e)に供給する。
アンプ112cは、スイッチS111eから供給されるサラウンド右音声信号SRを増幅して後段SPリレー113(スイッチS113f)に供給する。あるいは、アンプ112cは、スイッチS111fから供給されるZONE3右音声信号Z3Rを増幅して後段SPリレー113(スイッチS113g)に供給する。アンプ112dは、スイッチS111gから供給されるサラウンド後方右音声信号SBRを増幅して後段SPリレー113(スイッチS113h)に供給する。あるいは、アンプ112dは、スイッチS111gから供給される右外側音声信号RW又はスイッチS111hから供給されるZONE2右音声信号Z2Rを増幅して後段SPリレー113(スイッチS113i)に供給する。あるいは、アンプ112dは、スイッチS111gから供給される右上側音声信号RHを増幅して後段SPリレー113(スイッチS113j)に供給する。
後段SPリレー113は、リレースイッチ(以下スイッチという。)S113a〜S13jを有する。これらの各スイッチは制御部2からの指示に応じてオンオフ制御される。
スイッチS113aは、アンプ112aから供給されるサラウンド左音声信号SLを、サラウンド左SP端子114aに供給するか否かを切り換える。スイッチS113bは、アンプ112aから供給されるZONE3左音声信号Z3Lを、左上側/ZONE3左SP端子114dに供給するか否かを切り換える。スイッチS113cは、アンプ112bから供給されるサラウンド後方左音声信号SBLを、サラウンド後方左SP端子114bに供給するか否かを切り換える。スイッチS113dは、アンプ112bから供給される左外側音声信号LW又はZONE2左音声信号Z2Lを、左外側/ZONE2左SP端子114cに供給するか否かを切り換える。スイッチS113eは、アンプ112bから供給される左上側音声信号LHを、左上側/ZONE3左SP端子114dに供給するか否かを切り換える。
スイッチS113fは、アンプ112cから供給されるサラウンド右音声信号SRを、サラウンド右SP端子114eに供給するか否かを切り換える。スイッチS113gは、アンプ112cから供給されるZONE3右音声信号Z3Rを、右上側/ZONE3右SP端子114hに供給するか否かを切り換える。スイッチS113hは、アンプ112dから供給されるサラウンド後方右音声信号SBRを、サラウンド後方右SP端子114fに供給するか否かを切り換える。スイッチS113iは、アンプ112dから供給される右外側音声信号RW又はZONE2右音声信号Z2Rを、右外側/ZONE2右SP端子114gに供給するか否かを切り換える。スイッチS113jは、アンプ112dから供給される右上側音声信号RHを、右上側/ZONE3右SP端子114hに供給するか否かを切り換える。
SP端子114は、SP端子114a〜114hを有する。サラウンド左SP端子114aにはサラウンド左スピーカーSSLが接続される。サラウンド後方左SP端子114bにはサラウンド後方左スピーカーSSBLが接続される。左外側/ZONE2左SP端子114cには左外側スピーカーSLW又はZONE2左スピーカーSZ2Lが接続される。左上側/ZONE3左SP端子114dには左上側スピーカーSLH又はZONE3左スピーカーSZ3Lが接続される。
サラウンド右SP端子114eにはサラウンド右スピーカーSSRが接続される。サラウンド後方右SP端子114fにはサラウンド後方右スピーカーSSBRが接続される。右外側/ZONE2右SP端子114gには右外側スピーカーSRW又はZONE2右スピーカーSZ2Rが接続される。右上側/ZONE3右SP端子114hには右上側スピーカーSRH又はZONE3右スピーカーSZ3Rが接続される。
以下、本実施形態の動作を説明する。
[サラウンド左音声信号SL、サラウンド右音声信号SRを再生する場合]
制御部2は、マルチチャンネル音声データにサラウンド左音声信号SLが含まれていると判断した場合、スイッチS111a、S113aをオン状態に制御し、S111b、S113bをオフ状態に制御する。従って、DSPからのサラウンド左音声信号SLは、スイッチS111aを介してアンプ112aに供給され、アンプ112aで増幅され、スイッチS113aを介して、サラウンド左SP端子114aに供給される。
制御部2は、マルチチャンネル音声データにサラウンド右音声信号SRが含まれていると判断した場合、スイッチS111e、S113fをオン状態に制御し、S111f、S113gをオフ状態に制御する。従って、DSPからのサラウンド右音声信号SRは、スイッチS111eを介してアンプ112cに供給され、アンプ112cで増幅され、スイッチS113fを介して、サラウンド右SP端子114eに供給される。
[サラウンド後方左音声信号SBL、サラウンド後方右音声信号SBRを再生する場合]
制御部2は、マルチチャンネル音声データにサラウンド後方左音声信号SBLが含まれていると判断した場合、スイッチS111c、S113cをオン状態に制御し、S111d、S113d、S113eをオフ状態に制御する。従って、DSPからのサラウンド後方左音声信号SBLは、スイッチS111cを介してアンプ112bに供給され、アンプ112bで増幅され、スイッチS113cを介して、サラウンド後方左SP端子114bに供給される。
制御部2は、マルチチャンネル音声データにサラウンド後方右音声信号SBRが含まれていると判断した場合、スイッチS111g、S113hをオン状態に制御し、S111h、S113i、S113jをオフ状態に制御する。従って、DSPからのサラウンド後方右音声信号SBRは、スイッチS111gを介してアンプ112dに供給され、アンプ12dで増幅され、スイッチS113hを介して、サラウンド後方右SP端子114fに供給される。
[左外側音声信号LW、右外側音声信号RWを再生する場合]
制御部2は、マルチチャンネル音声データに左外側音声信号LWが含まれていると判断した場合、スイッチS111c、S113dをオン状態に制御し、S111d、S113c、S113eをオフ状態に制御する。従って、DSPからの左外側音声信号LWは、スイッチS111cを介してアンプ112bに供給され、アンプ112bで増幅され、スイッチS113dを介して、左外側/ZONE2左SP端子114cに供給される。
制御部2は、マルチチャンネル音声データに右外側音声信号RWが含まれていると判断した場合、スイッチS111g、S113iをオン状態に制御し、S111h、S113h、S113jをオフ状態に制御する。従って、DSPからの右外側音声信号RWは、スイッチS111gを介してアンプ112dに供給され、アンプ12dで増幅され、スイッチS113iを介して、右外側/ZONE2右SP端子114gに供給される。
[左上側音声信号LH、右上側音声信号RHを再生する場合]
制御部2は、マルチチャンネル音声データに左上側音声信号LHが含まれていると判断した場合、スイッチS111c、S113eをオン状態に制御し、S111d、S113c、S113dをオフ状態に制御する。従って、DSPからの左上側音声信号LHは、スイッチS111cを介してアンプ112bに供給され、アンプ112bで増幅され、スイッチS113eを介して、左上側/ZONE3左SP端子114dに供給される。
制御部2は、マルチチャンネル音声データに右上側音声信号RHが含まれていると判断した場合、スイッチS111g、S113jをオン状態に制御し、S111h、S113h、S113iをオフ状態に制御する。従って、DSPからの右上側音声信号RHは、スイッチS111gを介してアンプ112dに供給され、アンプ12dで増幅され、スイッチS113jを介して、右上側/ZONE3右SP端子114hに供給される。
[ZONE3左音声信号Z3L、ZONE3右音声信号Z3Rを再生する場合]
制御部2は、ユーザ操作によってZONE3左音声信号Z3Lを再生するように設定されていると判断した場合、スイッチS111b、S113bをオン状態に制御し、S111a、S113a、S113eをオフ状態に制御する。従って、DSPからのZONE3左音声信号Z3Lは、スイッチS111bを介してアンプ112aに供給され、アンプ112aで増幅され、スイッチS113bを介して、左上側/ZONE3左SP端子114dに供給される。
制御部2は、ユーザ操作によってZONE3右音声信号Z3Rを再生するように設定されていると判断した場合、スイッチS111f、S113gをオン状態に制御し、S111e、S113f、S113jをオフ状態に制御する。従って、DSPからのZONE3右音声信号Z3Rは、スイッチS111fを介してアンプ112cに供給され、アンプ112cで増幅され、スイッチS113gを介して、右上側/ZONE3右SP端子114hに供給される。
このように、ZONE3左音声信号Z3Lは、サラウンド左音声信号SLと同時に再生することはできないが、サラウンド左SP端子114aではなく、左上側/ZONE3左SP端子114dから出力される。つまり、サラウンド左SP端子114aは、サラウンド左音声信号SLを再生するための専用のスピーカー端子になっている。従って、ZONE3左音声信号Z3Lを再生するために、使用頻度の高いサラウンド左スピーカーSSLを接続解除する必要がない。同様に、ZONE3右音声信号Z3Rは、サラウンド右音声信号SRと同時に再生することはできないが、サラウンド右SP端子114eではなく、右上側/ZONE3右SP端子114hから出力される。つまり、サラウンド右SP端子114eは、サラウンド右音声信号SRを再生するための専用のスピーカー端子になっている。従って、ZONE3右音声信号Z3Rを再生するために、使用頻度の高いサラウンド右スピーカーSSRを接続解除する必要がない。
また、ZONE3左音声信号Z3Lを再生しながら、ZONE2左音声信号Z2L(又は左外側音声信号LW)を再生することができる。同様に、ZONE3右音声信号Z3Rを再生しながら、ZONE2右音声信号Z2R(又は右外側音声信号RW)を再生することができる。
[ZONE2左音声信号Z2L、ZONE2右音声信号Z2Rを再生する場合]
制御部2は、ユーザ操作によってZONE2左音声信号Z2Lを再生するように設定されていると判断した場合、スイッチS111d、S113dをオン状態に制御し、S111c、S113c、S113eをオフ状態に制御する。従って、DSPからのZONE2左音声信号Z2Lは、スイッチS111dを介してアンプ112bに供給され、アンプ112bで増幅され、スイッチS113dを介して、左外側/ZONE2左SP端子114cに供給される。
制御部2は、ユーザ操作によってZONE2右音声信号Z2Rを再生するように設定されていると判断した場合、スイッチS111h、S113iをオン状態に制御し、S111g、S113h、S113jをオフ状態に制御する。従って、DSPからのZONE2右音声信号Z2Rは、スイッチS111hを介してアンプ112dに供給され、アンプ112dで増幅され、スイッチS113iを介して、右外側/ZONE2右SP端子114gに供給される。
また、図14に示すように、ZONE2左音声信号Z2LとZONE3左音声信号Z3Lとを入れ替えても良い。つまり、ZONE2、ZONE3の各数字に特に意味はなく、便宜上付けたものであって、本発明を実施するに際して、これらの数字が相互に入れ替えられていても、本発明の権利範囲に含まれる。また、サラウンド後方左音声信号SBL、左外側音声信号LW、左上側音声信号LHが相互に入れ替えられてもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。AVアンプの上記動作をコンピュータに実行させるためのプログラムおよびこれを記録した記録媒体という形態で提供されてもよい。
本発明は、AVアンプ等に好適に採用され得る。
1 AVアンプ
2 制御部
3 HDMI受信部
4 HDMI送信部
5 音声処理部
6 操作部
7 表示部
8 HDMI端子
9 HDMI端子
11 初段SPリレー
12 パワーアンプ
13 後段SPリレー
14 SP端子
105 音声処理部
111 初段SPリレー
112 パワーアンプ
113 後段SPリレー
114 SP端子

Claims (3)

  1. サラウンド左音声信号(又は、サラウンド右音声信号)、又は、第4ルーム左音声信号(又は、第4ルーム右音声信号)を増幅する第1増幅部と、
    第2増幅部と、
    第3増幅部と、
    サラウンド左音声信号を出力する第1スピーカー端子と、
    第1拡張左音声信号(又は第1拡張右音声信号)、又は、第4ルーム左音声信号を出力する第2スピーカー端子と、
    第2拡張左音声信号(又は第2拡張右音声信号)、又は、第2ルーム左音声信号(又は、第2ルーム右音声信号)を出力する第3スピーカー端子と、
    第3拡張左音声信号(又は第3拡張右音声信号)、又は、第3ルーム左音声信号(又は、第3ルーム右音声信号)を出力する第4スピーカー端子と、
    前記第1増幅部からのサラウンド左音声信号を前記第1スピーカー端子に供給するか否かを切換える第1スイッチと、
    前記第1増幅部からの第4ルーム左音声信号を前記第2スピーカー端子に供給するか否かを切換える第2スイッチと、
    増幅された第1拡張左音声信号を前記第2スピーカー端子に供給するか否かを切換える第3スイッチと、
    増幅された第2拡張左音声信号、又は、第2ルーム左音声信号を前記第3スピーカー端子に供給するか否かを切換える第4スイッチと、
    増幅された第3拡張左音声信号、又は、第3ルーム左音声信号を前記第4スピーカー端子に供給するか否かを切換える第5スイッチと、
    前記第1スイッチ、前記第2スイッチ、前記第3スイッチ、前記第4スイッチ、及び、前記第5スイッチを制御する切換制御部とを備える、音声処理装置。
  2. サラウンド左音声信号(又は、サラウンド右音声信号)、又は、第3ルーム左音声信号(又は、第3ルーム右音声信号)を増幅する第1増幅部と、
    第1拡張左音声信号(又は第1拡張右音声信号)、又は、第2拡張左音声信号(又は第2拡張右音声信号)、又は、第3拡張左音声信号(又は第3拡張右音声信号)、又は、第2ルーム左音声信号(又は、第2ルーム右音声信号)を増幅する第2増幅部と、
    サラウンド左音声信号を出力する第1スピーカー端子と、
    第1拡張左音声信号を出力する第2スピーカー端子と、
    第2拡張左音声信号、又は、第2ルーム左音声信号を出力する第3スピーカー端子と、
    第3拡張左音声信号、又は、第3ルーム左音声信号を出力する第4スピーカー端子と、
    前記第1増幅部からのサラウンド左音声信号を前記第1スピーカー端子に供給するか否かを切換える第1スイッチと、
    前記第1増幅部からの第3ルーム左音声信号を前記第4スピーカー端子に供給するか否かを切換える第2スイッチと、
    前記第2増幅部からの第1拡張左音声信号を前記第2スピーカー端子に供給するか否かを切換える第3スイッチと、
    前記第2増幅部からの第2拡張左音声信号、又は、第2ルーム左音声信号を前記第3スピーカー端子に供給するか否かを切換える第4スイッチと、
    前記第2増幅部からの第3拡張左音声信号を前記第4スピーカー端子に供給するか否かを切換える第5スイッチと、
    前記第1スイッチ、前記第2スイッチ、前記第3スイッチ、前記第4スイッチ、及び、前記第5スイッチを制御する切換制御部とを備える、音声処理装置。
  3. 前記第1拡張左音声信号が、サラウンド後方左音声信号、左外側音声信号、左上側音声信号及び左中央側音声信号のいずれかであり(又は、前記第1拡張右音声信号が、サラウンド後方右音声信号、右外側音声信号、右上側音声信号及び右中央側音声信号のいずれかであり)、
    前記第2拡張左音声信号が、サラウンド後方左音声信号、左外側音声信号、左上側音声信号及び左中央側音声信号のいずれかであり、かつ、前記第1拡張左音声信号とは異なり(又は、前記第2拡張右音声信号が、サラウンド後方右音声信号、右外側音声信号、右上側音声信号及び右中央側音声信号のいずれかであり、かつ、前記第1拡張右音声信号とは異なり)、
    前記第3拡張左音声信号が、サラウンド後方左音声信号、左外側音声信号、左上側音声信号及び左中央側音声信号のいずれかであり、かつ、前記第1拡張左音声信号および前記第2拡張左音声信号とは異なる(又は、前記第3拡張右音声信号が、サラウンド後方右音声信号、右外側音声信号、右上側音声信号及び右中央側音声信号のいずれかであり、かつ、前記第1拡張右音声信号および前記第2拡張右音声信号とは異なる)、請求項1または2に記載の音声処理装置。
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